ユマニチュードでともに過ごす2016/02/24  · ユマニチュードでともに過ごす...

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ユマニチュードでともに過ごす

特別養護老人ホームまごころ園

介護職員 久保 悟

平成28年2月24日

ユマニチュード発表

特別養護老人ホームまごころ園 <事業>

ユニット型介護老人福祉施設 8ユニット(80名)

ユニット型短期入所生活介護 2ユニット(20名)

居宅介護支援事業所

1丁目(橋姫)ショートステイ

2丁目(椎本)ショートステイ

3丁目(総角)

4丁目(早蕨)

5丁目(宿木)

6丁目(東屋) 特養

7丁目(浮船)

8丁目(蜻蛉)

9丁目(手習)

10丁目(夢浮橋)

職員間での意見 (ユニット会議、委員会等)

異動によって 担当が変わった

技法の再確認

取り組んだ課題 ・ はじめに

○職員のユニット配置異動を経て

○開設3年目を迎えて

事例紹介①

H様 89歳 女性

介護度 : 要介護3

疾患 : 認知症 ・ 脳梗塞 ・ 脂質異常症

基本動作 : 日常生活動作は見守り

見当識 ・ 短期記憶障害

※スライド写真の使用にあたり、ご入居者様の了解を得ています。

事例紹介②

以前から継続しているH様の現状

歩行が しんどい

トイレへ 行こうと されない

具体的な取り組み

ユマニチュード介護技法

『見る』

『話す』

『触れる』

『立つ』

4つの柱を実践

『見る』

③ 視線をつかむ

② 視界にはいる

① 目線を合わせる

『話す』 声のトーンは、優しく・穏やかに!

ポジティブな言葉で話しかける

今から行うことを伝える

『触れる』

ゆっくり

広く

優しく触れる

『立つ』 言葉がけを行い

一緒に歩いていることを実感

移動中も会話が途切れないように

活動の成果と評価

当初は馴染みのなかった職員にも

「わたしの好きな人」と、笑顔が。

職員と関わることを楽しみにされています。

排泄では・・・

ユマニチュード介護技法での関わりでのH様の変化

ご自身で

トイレへ

・トイレへ行こう とされない

・「ほっといて」

歩行では・・・

ユマニチュード介護技法での関わりでのH様の変化

・コップをキッチンへ

・ユニット内を歩行

・園内を散歩

・体重増加、膝痛

・「しんどいから 嫌や」

考察 ・ まとめ

ユマニチュード実践にあたり

○ ご入居者様と職員の信頼関係の構築

○ 双方の負担軽減

単なる経験則ではない ユマニチュードという根拠

ご入居者様と職員の信頼関係の構築

仕事の達成感

信頼関係の深まり

笑顔で喜びを共有

職員への恩恵

3丁目は今年度の 離職者ゼロ!

双方の負担軽減 ユマニチュードの効果が現れれば、 ご入居者様も職員も負担が軽くなる。

ユマニチュードで一緒に過ごし、 ユマニチュードで救われる。

ご入居者様と職員の関わり

みんなでカフェへ

ご入居者様の笑顔 職員の笑顔

これからも、職員一同、ご入居者様が楽しく生活していただけるよう「笑顔あふれる生活空間作り」を演出していきます。

ご清聴ありがとうございました。

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