私たちから見たsunao

京都産業大学　大室ゼミ東　福田　辻

オーガニックコスメの歴史　　　「オーガニックコスメ」・・・２００１年に日本で生まれた言葉　　　　　　　　　　　　　　　　　それ以前は自然派化粧品、無添加化粧品　　 昔からあるコスメは天然成分のもの！　　 産業革命以後、化学薬品の使用がはじまる　　　　　 〈メリット〉安価で大量生産　　　　 　　　　　　　　保存期間が長い　　　　　〈デメリット〉環境や人体に影響

　　　◎自然の力の見直し　　　　　オーガニックコスメの先駆け的ブランド、、、

　　　　　　　　Weleda（ヴェレダ）　１９２１年　スイス　　　　　日本でのオーガニックコスメの先駆け

　　　　　　　　　THEBODYSHOP　　　１９７６年　イギリス　　　　　　　　（ザ・ボディショップ） 　 １９９０年　日本へ進出

女性と化粧品の関わり

スキンケア

メイクアップ

この２つの化粧行動によって、生活を豊かにする

=QOL(QualityOfLife)の増進

SunaoのSWOT分析強み：Ｓｔｒｅｎｇｔｈｓ・オールインワン化粧品・現代女性の環境×ブランドコンセプト・産学共同プロジェクト・コラボ・「京都」ブランド・香りへのこだわり

弱み：Ｗｅａｋｎｅｓｓｅｓ・歴史が浅い〈ストーリー、開発話〉・知る機会の少なさ・生産力が弱い

機会：Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｉｅｓ・環境意識や社会貢献への配慮・安心安全/健康志向の高まり・インターネットの普及、口コミサイト

脅威：Ｔｈｒｅａｔｓ・不況による個人消費の低迷・医薬系化粧品「ドクターズコスメ」・海外の化粧品（韓国コスメなど）

強み

・オールインワン化粧品　　　→一つで何役もこなす化粧品～クロウォッシュ～これ一つでクレンジング、洗顔、マッサージ、パック　の４役をこなす＋頭皮・ウエスト・脚等のボディーも！→一つで４役もこなすオーガニックコスメはほとんどない

働く女性の時間の使い方日々の生活の中で、自分自身の時間が十分にあると感じますか？（株式会社アテニア『女性の時間とストレスに関する調査』2015　調査対象：20～50代女性800人　インターネット調査）

→「自分の時間が十分にある」と感じる女性は三割未満！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

5.70%

8.30%

9.85%

11.70%

11.70%

37%

45.70%

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%

自身の趣味等の変化

配偶者の仕事内容の変化

自身の住環境の変化

子供の進学・就職等

親族の介護等の負担

自身の仕事状況の変化

自身の結婚・出産等の変化

自分時間の減少・変化へのきっかけ

自分時間の平均は115.2分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２時間を切る結果に。。。。

女性にとってスキンケアは面倒なもの？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（株式会社アテニア『女性の時間とストレスに関する調査』2015　調査対象：20～50代女性800人　インターネット調査）

➡約７割の女性にとって、スキンケアは義務的に行うもの・・・

4.40%

6.60%

5.40%

10.60%

9.80%

20.60%

25.80%

29.50%

34.40%

32.00%

47.30%

46.30%

楽しいと感じる時間

誰にも邪魔されない自分のための時間

一日の中で、自分のための癒しとなる時間

時間に追い立てるようにして向き合う時間

自分自身と向き合う時間

義務的にこなさなければいけない時間

Q.スキンケアをしている時間は貴方にとってどのような時間ですか？

あてはまる ややあてはまる

・現代女性の環境×ブランドコンセプト～現代女性のなやみ～

ストレスを感じたときの肌の状態はどうですか？　　A.肌が荒れる〈38％〉　　　にきびやかゆみ赤みなどのトラブル〈30％〉　　　→その他何かしら“肌の調子が悪い”＝9割ストレスと心、体調、お肌関係について(Dｒ.BAELTZ)

ストレスが具体的にどのように現れたか　　A.イライラしやすくなる〈６８．１％〉　　　なかなか疲れがとれない〈５２．６％〉　　　やる気がおきない〈４８．４％〉　　　気分が沈む〈４８．４％〉→心の面でも化粧品が関係してくる！　　　　　　　　　　　働く女性のストレスに関する意識調査(ナカゼビューティーケア)

～ブランドコンセプト～　ありのままのわたしへ　答えは貴方の中にすべての循環は貴方の自信に　お肌から心へ　こころからお肌へ　素直な貴方は美しい→現代女性の悩みを考えたブランドコンセプト　肌だけでなく心からキレイに！！

弱み

• 知る機会の少なさSunaoを知れるツール・インターネット・ポップアップショップ（東急ハンズ）・サロン→興味をもって調べないと知りにくいのが現状

• 歴史が浅い〈ストーリー、開発話〉具体的なストーリー　例）娘がアトピーだったから　　　妻が敏感肌だったから→具体的なものがあると買う動機につながる！

Opportunity（機会）

・環境意識や社会貢献への配慮・安心安全/健康志向の高まり・インターネットの普及、口コミサイト

環境意識や社会貢献への配慮 「地球環境問題」「人権問題」「大量生産・大量消費の見直し」エコ、グリーン購入、ロハス、・・・エコでスローなライフスタイルを好む消費者が増加『エシカル消費』：環境や社会問題の解決に貢献できる商品を買うこと➡オーガニック（食品・化粧品）への注目度up！

最近のエシカル商品の特徴・エコや倫理・社会性とデザイン性やファッション性を　同時に実現した製品が多い・消費者が店頭でこの商品いいなと思って手に取ったら、　その背景には想像もしていなかったエコや人権への配慮など　があったという意外感とお得感があること

安心・安全志向、健康志向の高まり

昔のメイクアップコスメ・・・水やせっけんで落ちる程度のもの　現代の主流・・・ウォータープルーフや皮脂に強いもの　　　　　　　　　　　洗浄力の高いクレンジングでないと落ちない　　落ちる必要のない肌の成分まで流れ落ち、肌に大きなダメージ　肌トラブルへの不安から、安心・安全志向の消費者が増加

オーガニックコスメ市場では、、、

• 化粧品業界全体では市場規模が伸び悩んでいる

　　　しかし、オーガニック市場は成長してきている！！

0

20000

40000

60000

80000

100000

120000

2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

単位　

百万円

列1

インターネットの普及

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：マクロミル「スキンケア化粧品に関するアンケート　2012」調査報告書　調査対象：16～64歳の女性2500人

消費者の購入方法の変化

従来は店頭で手に取って購入を決めることが多かった化粧品。しかし今はインターネットで購入している人が多い。インターネットの普及により、SNSが発展。→タレントやモデル、使用者の声などがクチコミで広がるように！特に注目を集めているのが＠ｃｏｓｍｅ（アットコスメ）を代表とする化粧品専門クチコミサイト消費者が自ら情報を発信・交換することで、実際に店頭にいって試さなくても買えるようになった！

Ｔｈｒｅａｔｓ（脅威）

・不況による個人消費の低迷・医薬系化粧品「ドクターズコスメ」

不況による個人消費の低迷

基礎化粧品購入の際に特に重視すること参考：株式会社プラネット『インターネットは日用品流通をどう変えるか　2013』

１位：価格２位：自分の肌に合うか３位：効果・効能消費者は化粧品のランクを下げたり使用量を減らしている2000円以下の安価な化粧品の売れ行きが好調　➡家計をやりくりする主婦層に顕著？　　

医薬系化粧品「ドクターズコスメ」

ドクターズコスメ：医師が開発・研究に参加している化粧品、もしくは、医療施設で販売・紹介している化粧品　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　矢野経済研究所「ドクターズコスメ市場に関する調査結果 2014」

肌トラブルの発生による安心・安全志向高まり➡ドクターズコスメ・メディカルコスメへの注目ニキビ、乾燥肌、敏感肌、根本的な肌トラブルに対応。＋アンチエイジングケア・美白機能・即効性皮膚トラブルに関して明確な目的意識を持って作られ、効果がわかりやすく、成分も最先端成分が高濃度で配合「ドクター」「皮膚科」「医学」というワードに安心感・信頼感

提案　〇女性の対談の場所の提供　　　　わの葉茶を飲みながらお話し、お悩み相談　　　　　クロウォッシュやリバースジェルの体験

　〇プレゼント　　　　　「家族三代で使える洗顔」　　　　　肌にやさしい、リラックス効果　　　　　→母の日、スキンケアをはじめたばかりのお子さんへ　　　　　（家族みんなで使ってコミュニケーションのツールに）

　　〇ストーリー　　　　 sunao誕生までの過程　　　　　青山社長の体験談　　　　　→共感を得る　　〇京都ブランド　　　　　京都というひとつのブランドを推す　　　　　　　　→観光客（国内外）の目を引く　　　　　ex)和コスメ・・・京都での購入だけデザインが和柄　　　　　　　　　　　　　　わの葉茶には「京都丹後産桑の葉」アピール