7

Click here to load reader

第一回グローバルビジネス入門講座

Embed Size (px)

DESCRIPTION

2012年1月20日から開催される、関西学院大学、丸の内講座の講義スライドです。まだまだ、申し込み間に合いますので、ご参加お願いいたします。

Citation preview

Page 1: 第一回グローバルビジネス入門講座

GLOBAL BUSINESS入門入門入門入門第一回第一回第一回第一回

2012年年年年1月月月月20日(金)日(金)日(金)日(金) 19:00~~~~21:00

関西学院大学丸の内キャンパス関西学院大学丸の内キャンパス関西学院大学丸の内キャンパス関西学院大学丸の内キャンパス 「丸の内講座」「丸の内講座」「丸の内講座」「丸の内講座」

担当講師:担当講師:担当講師:担当講師: 森川祐輔森川祐輔森川祐輔森川祐輔

Copyright 2011-2012 不許複製不許複製不許複製不許複製

Page 2: 第一回グローバルビジネス入門講座

本日の講義

�本講義の目的 (Scope) 25分

� 本講義により、何を修得していただきたいか。

� 講義に対する希望、期待があれば、そのすりあわせ。

�手作りの授業ですから、参加者の希望、興味に合わせて、若干の軌道修正は可能です。)

�自己紹介 (Self introduction) 30分

� 会社名を言わず、自分の仕事内容を説明

�自社事業の概要、自分のミッション、本講義参加による期待成果

�企業に勤めておられない方は今までの経歴、本講義により、どのような将来を検討していきたいか。を説明

� グローバルビジネスゲーム 65分

� 目的:国際ビジネスにおける交渉を疑似体験することにより、どのようなスキルが必要なのか、感覚的に理解していただく。

Page 3: 第一回グローバルビジネス入門講座

前書き

世界は情報通信網、物流の拡大、高速化により、どんどん小さくなってきています。また、関税率の低減により、今まで、移転することが物理的に不可能であったことまでが可能になってきています。また、インターネットの高度利用により、国を超えた知的協働も簡単に進められるようになってきています。

ドラッカーが言っている広義のテクノロジスト(技能職)は国境を越えて連携することができます。たとえば企業の経理をネット回線を利用して、人件費の安い国で行ったり、世界中に開発拠点を設けて、24時間休人件費の安い国で行ったり、世界中に開発拠点を設けて、24時間休みなくリレーで開発を行うことも可能です。国境を越えたテクノロジスト間の競争が起こっているのが今の世界です。

それでは、このような世界で企業はどうやって勝ち残ったら良いのでしょうか、個人はどうやってグローバルな競争に生き残ることができるのでしょうか。また、このような殺伐とした競争だけでは世界が立ち行かなくなっているのも事実です。このまま、人間が経済活動を行い、特に製品を消費し、新たに購買力を持った振興国にどんどん消費財を販売していくとどうなるのでしょうか。地球環境も持たなくなります。

本講義で上記のような内容を踏まえながら、みなさんと考えていきたいと思っております。

Page 4: 第一回グローバルビジネス入門講座

グローバル・ビジネス・ゲーム1(背景)

� A国:冷戦終結後、世界第一位の経済大国として世界秩序を構築していくうえで重大な役目を担っていたが、長期にわたる、戦費の出費による膨大な借金、労働力のオフショア化による失業率の増加により苦しんでいる。(2人)

� B国:20世紀後半敗戦から驚異的な復興を実現し、本来の勤勉な国民性により、世界最強のモノづくり大国となったが、成熟化、少子高齢化による国内市場の縮小、工場の海外移転による空洞化によ高齢化による国内市場の縮小、工場の海外移転による空洞化により、問題が山積みとなっており、あらたな国のかたちを模索している。(2人)

� C国:豊富な資源を背景に20世紀後半から力をつけてきている資源大国であるが、技術力、社会インフラが不十分であるため、原料輸出に極端に依存した経済が基本となっている。 (2人)

� D国:膨大な人口を抱え、また、若年人口比率が高く、潜在力は持っているが、貧困率の高さ、食糧自給率の低さから、十分な教育もできていない国民がひしめいている。未だに国際援助を必要としている。(4人)

Page 5: 第一回グローバルビジネス入門講座

グローバルビジネスゲーム2(ルール)

� 国際法上許される取引や、契約はどんなものでもOK。

� 技術ライセンスは複数の国に提供しても良い、また、提供しなくても良い

� 出来上がった製品は直接他国へ販売することも、国際市場で販売することもできるが、国際市場価格は15分おきに変動する。

� C国は国際援助カードを行使することができる。援助金をもらう代わりに願いを一つ聞き入れる必要がある。う代わりに願いを一つ聞き入れる必要がある。

� ゲーム終了までに在庫を販売しなければ、製品価値はゼロとなる。

� 債権は精算時に20000ドルにつき30000ドル、インターナショナルバンクに支払う。

� 10分に一回、人数分の食糧カードを徴収する。カードが無くなると、10分間休みか、借り入れて、カードを購入する。

� 軍事力の強い国は脅迫カードにより、相手国に願いを聞き入れさせることができる。

� ゲーム終了時に各国手持ち金額を比較

Page 6: 第一回グローバルビジネス入門講座

各国のプロファイル

国名国名国名国名 強み強み強み強み 弱み弱み弱み弱み 初期保有資源初期保有資源初期保有資源初期保有資源

A国 技術力あり豊富な資金、資源軍事力大

膨大な赤字国債軍備維持費

軍事カード:1食糧カード:人数分+α

債権:手持ち資金以上原材料:中程度保有技術ライセンスカード:3枚

B国 技術力あり豊富な資金

赤字国債極端に少ない資源

食糧カード:若干債権:手持資金よりは少ない豊富な資金 極端に少ない資源

食糧自給ができない

債権:手持資金よりは少ない原材料:無し技術ライセンスカード:3枚

C国 豊富な資源無借金

技術力乏しい 原材料:大量に保有食糧カード:若干手持資金:若干

D国 豊富な労働力国際援助を受けられる権利あり

資源が乏しい、食糧不足、貧困人口大、技術力が乏しい

原材料:若干保有食糧カード:ほんの少し手持資金:ほんの少し国際援助カード:1

Page 7: 第一回グローバルビジネス入門講座

宿題

� A4一枚程度に以下の内容をまとめて、次回授業に持参すること。

� 各国のとった行動により、世界はどうなったか?

� 自国はどうすればよかったのか(何の観点から?)

� 全体として、どういうことが必要だったのか?� 全体として、どういうことが必要だったのか?