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2015.10.13 第 15 回あしたのコミュニティラボイベントSHIBAUA HOUSE
社会課題は誰が解決するのか?- 社会における企業の役割を考える -
企業における共創の取り組み
富士通研究所 R&D 戦略本部(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ / 国際大学
GLOCOM)
岡田 誠
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120528/232617/
岡田 誠(おかだ・まこと)富士通研究所 R & D 戦略本部 シニアマネージャー(技術経営 MOT 担当)実践知研究センター研究員
国際大学 GLOCOM 客員研究員慶應義塾大学 SFC 研究所上席所員認知症フレンドシップ・ジャパン 理事
1961 年生まれ。早稲田大学応用物理学修士。 1986 年に富士通研究所に入社。現在の担当は研究所のビジョン策定など技術のマネジメント業務。
2011 年に国際大学 GLOCOM 、 NPO 法人認知症フレンドシップクラブとの 3 組織共同プロジェクト「認知症プロジェクト」を立ち上げる。
セクターを越える『共創』
Volans 代表取締役会長ジョン・エルキントン氏
Nesta Public Services Labヴィッキー・セリック氏
Futures “ 英国社会イノベーションジャーニー”
http://www.britishcouncil.jp/programmes/society/futures/innovation-journey
https://vimeo.com/69131187(表示した動画: 3 分 14 秒付近から)
Volans 代表取締役会長ジョン・エルキントン氏
セクターを越えて協働することは、常に重要です。現に、新たなテクノロジー、たとえば情報テクノロジーやビッグデータなどの比較的新しいテクノロジーの登場やサステナビリティアジェンダの台頭で、多様な企業、活動家やセクターの集合体が作られ始めています。
「システムチェンジを起こす」ことを、ひとつの企業、産業セクター、特定のサプライチェインが単独で解決することはできません。
すべての異なるセクターによる協働が必要です。多様な企業・セクターの協働を可能にするにも社会イノベーション、社会エンジニアリングが必要となり、ある意味それがチャレンジの一部分となっています。
http://www.britishcouncil.jp/programmes/society/futures/innovation-journey
Nesta Public Services Labヴィッキー・セリック氏
いろいろな環境からどのようにしてイノベーションが生まれたのかを調査した時、見えてくる事は、異なる背景 / ネットワークを持つ人々が、特定の課題解決を目的にある程度の時間をかけて取り組もうと寄り合ったときにイノベーションが生まれるということです。
どのようにして課題解決に関心のある人を集め、グループを形成し、時間をかけて特定のフォーカスを持って取り組めるかを考え、そこで何が起こるか見守っていきたいと思います。
http://www.britishcouncil.jp/programmes/society/futures/innovation-journey
こんなに高齢者の方が増えていく時代に、私たちのビジネスや市場の捉え方をどう変えればよいだろうか?
まず、社員が外に出て感じるという文化を再構築するために、どうしたらよいだろうか?
我々は、未来のステークホルダーとの関係を、どこから、どのように、作っていけばよいのだろうか?
アサヒグループホールディングス Voice II 活動でのコメント
企業セクター内の声
曖昧性が高い 具体性が高い
1. 視点の発見 2. 視点の育成 3. 視点の具体化
様々な関係者の対話や観察から,社会課題に対する視点・方向性を発見する.
発見された視点をもとに,周辺領域まで含め,丁寧に観察し,視点を育成していく.
社会課題を適切なサイズの具体的なプロジェクトに落とし込む.
共創のプロセス
誰と、何を、どんな風に
岡田、五十嵐 「社会課題からのアプローチ:認知症プロジェクト」情報処理 Vol.54 No.10 Oct. 2013
プレゼンテーション&
ダイアローグ
視点
創造的な『共創』に関する共通のことば
社会課題は誰が解決するのか?- 社会における企業の役割を考える -
視点としての「コラボレーションパターン」
『旅のことば』認知症とともによりよく生きるためのヒント
創造的コラボレーションを獲得しよう!
2015 年グッドデザイン賞受賞
パターン・ランゲージ×
認知症
パターン・ランゲージ × 共創
http://tabinokotoba.sfc.keio.ac.jp/
http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp/
コラボレーション・パターン・カードhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00N96VR9K/
この後の流れ:ゲストのプレゼンテーション
① 『共感』『驚き』『疑問』をメモしておく トークセッションで使いましょう
② 各自で大切だと思うカードに付箋を貼る
あとのワークで経験を共有しましょう
1 人 1色経験あり:上部にはる経験なし:下部にはる
短いリフレクション
ゲストトークを聴いて感じた『共感』『驚き』『疑問』から、もう少し深堀りして聞きたいことを各グループで考え
てみてください。
フィードバック
深堀りして聞きてみたいなとグループで考えたことをゲストへ投げかけてみましょう。
カードを使ったワーク
② テーブル上のカードのメッセージを読み、共創において大切だと思うカードに各自が付箋を貼る
③ 選んだカードから、特に大切だと思うカードを、各自が3枚選ぶ
1 人 1色経験あり:上部にはる経験なし:下部にはる
コラボレーションパターンカードを使っていきます
グループワーク
③ 各グループで選んだ『3枚× 人数』のカードを、時間軸で4つのフェーズにわける
④ フェーズ毎に、カードを『 To Do 』『 To Be 』にわけ、最も重要なフェーズの『 To Do 』を選ぶ
1 2 3 4
下記をグループで丁寧に話してみてください
1. なぜ、そのフェーズは大切なのでしょうか?
2. そのフェーズの『 To-Do 』を具体的に実施するアイディアはありますか?
3. このワークを振り返りながら、改めてゲストに聞いてみたいことは何ですか?
3 . は厚紙カードに書いてください。このあとの全体トークで使いましょう
フィードバック
厚紙カードに書かれた「問い」を共有し、ゲストへ投げかけていきます。
クロージング
あなた自身が一番気に入ったコラボレーションカードはどれですか? ひとつ選んでみてください。
選んだカードを共有しましょう。