ソフトウェアレビュー品質向上の7つのポイント ver.3

COPYRIGHT © 2013 CLIMB CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

上流工程におけるソフトウェアレビュー品質向上の７つのポイント

2014年 2月6日

株式会社クライム

ソリューションビジネス本部


本日のレジュメ

2

会社紹介

レビューとは

レビューの重要性と効果

レビューの種類

レビューの課題

C-Review Supportのご紹介

デモンストレーション

上流工程でのレビューを例に、デモを行います。

品質向上の7つのポイント


会社紹介

3

会社名：株式会社クライム CLIMB Co.,Ltd. 事業所：高崎本社東京事業所大宮事業所群馬事業所設立：平成元年4月1日資本金：4,900万円役員：代表取締役金井修専務取締役山田浩之社員数：正社員 154名委託社員 200名事業内容：金融系システムを初めとした様々な業務系システム開発組込ソフト開発、およびパッケージソフト開発コンサルティングからシステム構築後の運用管理に至るまでのトータルソリューション事業、人材派遣業開発実績：金融：金融機関向けATM制御システム、印鑑登録照合システム通信：加入者管理システム、デジタル営放システム、通信制御システム公共：知的財産管理システム、国民健康保険給付システム医療：電子カルテシステム、病理検診システムその他：在庫管理システム、ERP基幹システム、予約システム、etc. 自社製品：レビュー支援ソフト”C-Review Support “ グループウェアソフト”C-Manager”


レビューとは

設計書やソースコードなどの成果物を担当者とは別の人が調べ、仕様や要求が満たされているか、誤りや不具合、必要事項の抜けや無駄な部分がないかなどを担当者にフィードバックすること。

作成

Check!

気付き！

レビューは開発における「企画（要求仕様）」や「基本設計」などの工程ごとに実施します。

成果物が仕様や機能の誤りを抱えたまま、次の工程に進めることがないよう、チェックするのが狙いです。

つまり

仕様書や設計書にある障害を、次工程に持ち越さないために、担当者とは別の人が調べ、障害を洗い出すこと。

4

レビューとは


レビューの重要性と効果

5

★問題点の早期発見 ⇒手戻りを削減 ⇒生産性を向上

★機能、業務、仕様の理解 ⇒メンバー育成

⇒次の開発ではより生産性が向上

出典：独立行政法人情報処理推進機構（IPA）ソフトウェア開発データ白書 2012-2013


レビューの種類

6

アドホックレビュー（身近な同僚に見てもらう非公式レビュー）

気軽におこなえる結果が残らない

ピアデスクチェック（2名でおこなう正式レビュー）

工数がかからない個人の能力に依存

チームレビュー（複数人でおこなうレビュー）

・ウォークスルー

・パスアラウンド

・インスペクション

レビューは体制やシチュエーションによって

様々な種類があります


レビューの種類と方法

7

ウォークスルー（レビューイが読み進めていくレビュー）

自分自身で新たな問題点に気づく

説明に一生懸命になる表面上の指摘になりがち

パスアラウンド（メール等で回覧して行うレビュー）

工数がかからない多人数でできる時間の制約が少ない遠隔地でもできる

他の人の指摘が見れない指摘レベルに差がでる同じ意見が多く発生取りまとめが大変

インスペクション（役割を設けて行う一番厳格なレビュー）

厳密なレビューができる結果を分析し、他のレビューに活用できる

時間がとれない事前に他の人の指摘が見られない取りまとめが大変

※初めて成果物を目にする


レビューの計画や準備が不十分

レビュー時間・工数が限られている

レビューアのスキルが均一ではない

履歴やログが残りにくい

レビュー実施を十分に管理しにくい

本来指摘して欲しい内容から脱線 ※件数重視すると、軽微欠陥に偏重

レビューの課題

CRS活用でレビューのプロセスと品質の向上！！

8

レビュー計画をサポート

時間や場所の制約から参加者を解放

ノウハウの共有でスキル向上

記録の蓄積からプロセス改善

再レビューによる修正箇所の確認レビューポイントの確認


CRSのご紹介


● 仕様書や設計書などのドキュメント品質を確保する上で重要となる、

レビューを総合的に支援する業界初のツールです。

効率的にオンライン上でレビューを行うことが出来ます。

● 報告書が自動生成され、転記ミスや記載漏れをへらすことが出来ます。

また、統計情報をグラフや表で確認することも出来ます。

C-Review Support とは

● レビュー参加者は、レビュー対象物を画面で見ながら指摘を入力でき、

指摘内容はリアルタイムに参加者全員に共有されます

他のレビュー参加者の動きがわかります

レビュー対象物に直接書き込むイメージで指摘を行うことができます

レビュー結果報告書もワンタッチ作成できます(主催者機能)

指摘一覧は、直ちにレビュー参加者全員で共有できるため、書記は不要です


指摘内容・対処方法が即座に参加メンバーで共有可能

Word、Excel、Powerpointで作成されたドキュメントがレビューOK！

事前準備はCRSにレビュー対象物をセットするだけ！印刷の手間が省け、余分な紙を使わず環境にも配慮

レビュー中や終了後すぐに統計・分析情報が閲覧可能レポートもボタン一つで簡単に作成できます

CRSの特徴

11


レビュー計画をサポート

レビュー計画作成機能

リポジトリ DB

12

－ CRS活用のポイント

・手順に則ってレビュー計画を立てることができ、レビュー参加者が気を付けるべきレビュー観点を

事前に設定することができます。

・システムへの登録なので、紙でのレビューと違い、レビュー対象物に間違いがあっても再登録する

だけで、印刷・製本などの準備の手間も削減されます。


時間や場所の制約から参加者を解放

レビュー資産

レビューのワークスタイルを変革します!

一元共有化

BBS型レビューを提供

●他の人からの既出指摘も閲覧可能 ●会議体も回覧型も混在可能 ●各参加者のレビュー工数管理も可能

13

C拠点

■BBS型レビューとは CRSサーバで一定期間レビューを開催しておくことができ、参加者は自分の時間で参加可能です。

B拠点

A拠点


指摘一覧から該当する指摘箇所へジャンプ

指摘内容の入力

レビューポイント確認

機能画面イメージ < レビュー実施中 >

入力された指摘は参加メンバーに即時に連携され、参照・修正可能になります

14

一覧に追加


ノウハウ共有でスキル向上

レビューでの指摘内容を共有

15

– CRS活用のポイント

・他者の指摘内容をレビュー中に確認することができるので、同じ指摘の多発を防ぎます。

・気づいていなかった指摘内容から、新たな問題点の発見につながります。

・経験者の指摘内容が確認できるので、メンバーのスキル向上につながります。

すぐ確認できる！


記録と蓄積によるプロセス改善

レビュー結果の記録と蓄積 CRSではすべての指摘事項がリアルタイムに記録され、すぐに参照できます。効率的な分析が可能。

（但し、レビューポイントと指摘分類や原因工程の関連付けは自動ではありません）

障害種別受入テスト

（サブ間＋合体）結合テスト

システムテスト

移行テスト全体比率一般値偏差

仕様書不備 1365 54 74 13 1506 28% 34% -18%コーディングミス 1963 24 75 8 2070デグレード 26 1 0 0 27端末依存 58 2 42 0 102

パッケージソフト不備 26 1 4 0 31インフラ設定不備 346 3 15 0 364テストケース不備 46 3 0 1 50テストデータ不備 27 3 7 2 39

不明 1016 19 157 45 1237非不具合 710 29 100 15 854 除外

合計 5583 139 474 84 6280

4%

12%

39%

30%

37%

34%

16

CRS活用のポイント

・指摘事項の原因分析により、原因を見つけ出して改善することができ、品質自体の

見える化や問題の再発防止にもつながるような活用が期待できます。

右表は、参考としてテスト工程で発生した問題の原因分類の例


再レビュー機能

修正箇所の確認および対応済み箇所の消込機能

17

– CRS活用のポイント

・前回ドキュメントとの比較をして指摘箇所の対応がされているか確認できます。

・確認した修正箇所のステータスを確認済や差し戻しなどに変更できます。

※確認済の箇所は再々レビューには引き継がれず、消し込みされます。

修正！

前回ドキュメントと比較出来る

指摘箇所をしっかり修正

確認済に変更


レビュー成果の測定と判定

レビュー結果の集計・レポーティング機能の提供－リアルタイムな情報共有により、PMや経験者が適宜レビューの成果を評価・判定できます。

18

– CRS活用のポイント・結果報告書では指摘の一覧と対応方法、修正対応がされているかを確認することができます

・指摘が入った画面イメージが報告書に添付されるので、指摘箇所の確認が簡単にできます

・指摘の傾向をグラフで確認できるので、主な問題がどこにあり、成果物の作成や次回レビューで

どこに気をつけるべきなのかを一目で確認できます

・レビューにかかった工数や指摘件数が確認でき、その工程でのレビュー状況を把握できます


CRSのご紹介

ご利用シーン

19

インスペクション前の BBS型レビュー

インスペクションレビュー

再レビュー

・結果を残せます・気軽なレビューで品質UP

・前回成果物との比較・修正状況の確認

結果の出力・分析成果物

モデレーターオーナー

インスペクターインスペクター

インスペクターインスペクター

・ゲートレビューとして活用

・他メンバーの指摘を参照しながら指摘入れできる

インスペクターインスペクターインスペクターオーナー

アドホックレビューピアデスクチェック

・BBS型レビューで指摘と分類が既に入っているので、確認や認定に注力できる

・同件指摘が削減・新たな指摘を思いつく

・ボタン一つで出力

通常はインスペクション前に”査読”

事前指摘なし

結果を次回レビューや成果物作成に活用


品質向上7つのポイント

20

★１．事前準備

★２．レビュー時間をつくる

★３．指摘を共有する

★４．確実に修正する

★５．しっかり確認する

★６．結果を残す

★７．分析をする


CRSは7つのポイントをサポート

21

★１．事前準備

★２．レビュー時間をつくる

★３．指摘を共有する

★４．確実に修正する

★５．しっかり確認する

★６．結果を残す

★７．分析をする

レビュー計画の作成を支援

時間と場所の制約から解放

共有化で新たな指摘を喚起

指摘箇所の特定が容易

修正後の消込みができる

結果は自動集計される

傾向をグラフで確認できる

そして結果を次の計画に活用できます！


最後に・・・

22

C-Review Supportは、

貴社のレビューに変革をもたらし、

確実で精度の高いレビューを実現します。


ありがとうございました


お問合せ先

本資料に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

■お問い合わせ先

株式会社クライムソリューションビジネス本部

TEL 03-3517-5575(代表) FAX 03-3517-5576

E-mail：[email protected]

http://www.climb-net.co.jp

24

mailto:[email protected]





http://www.climb-net.co.jp/




Business

ソフトウェアレビュー品質向上の7つのポイント ver.3