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Google アナリティクスと事業貢献
「分析軸」をつくるための基礎
2016 年 12 月 6 日株式会社環
永井 隆
本資料の内容
1.株式会社環について2.Google アナリティクスとは何か3.Google アナリティクスの機能とデータ4.Google アナリティクスとビジネスへの貢献
1. 株式会社環について
株式会社環についてご紹介です。
株式会社環について2000 年の創業時よりアクセス解析を軸としたコンサルティングを行うアクセス解析のパイオニア。これまで、アクセス解析ツール「シビラ」、「シビラ・メールソナー」、「みやすい解析」などを開発。
2010 年に「ウェブ解析士認定講座」を開始。 2016 年 10 月の時点で 2 万名が受講。デジタルマーケティングの資格講座としては国内においてナンバーワンとなる。
2016 年より教育事業を開始。アクセス解析ツールを使用した企業研修や、BtoB 企業のマーケティング担当者を対象とした専門教育を行う。
環はアクセス解析を軸にした教育・コンサルティングのパイオニア
講師 : 永井隆< プロフィール >Google アナリティクスのトレーナーとして、 Web マーケティングの検証スキルを身につける研修を行う。 これまでに研修を受けたのは初心者から経営者まで、のべ 600 人以上。シンガポール、タイ、フィリピンでの研修実績を持つ。クライアントのウェブサイトを分析しながら分析視点を身につける「 Google アナリティクス実践研修」は好評。 アメリカのペルソナ手法に基づくマーケティングの戦略策定を得意とする。 将来は、ペルソナを軸としたアクセス解析の戦略システム確立を目指している。
< 社外活動 >アクセス解析勉強会 主催 (2016 年 11 月~ )デジタルマーケティングイングリッシュ勉強会 主催 (2016 年 6 月~ )
< 保有資格 >認定ウェブアナリスト ( 米国 Digital Analytics Association)Google アナリティクス個人資格所有 ( グーグル株式会社 )
お気軽にご連絡くださいGoogle アナリティクスのことでご要望がありましたらお気軽にお問い合わせください。まずはヒアリングをさせていただきます。 1 万円で貴社サイトを分析しながら基礎的な操作方法を 1.5 時間でお教えする講座もございます。
< よくいただくご要望 >「自社のウェブサイトを分析しながら担当者に GA の使い方を教えてほしい」「業者のマーケティング施策が妥当かを分析してもらいたい」「正しいコンバージョンの設定をしたい」「アクセス解析レポートを自動化して業務効率化をしたい」
< お問い合わせ先 >株式会社環 担当 永井メール : [email protected]電話 : 03-6892-3080
2. Google アナリティクスとは何か ?アクセス解析はなんのため?
本番はここからです。まずは、ツールやアクセス解析につい
て理解しましょう!
アクセス解析は何のため?
何のためにアクセス解析をするのでしょう?
アクセス解析とは
ウェブサイトに訪れる顧客の行動データを分析すること
< 分析できること >-顧客の数 ( ユーザー数 )-ウェブサイトへの訪問数 ( セッション数 )-顧客がページを読んだ数 ( ページビュー数 )-顧客がよく読んでいるページの名前-ウェブサイトに来ている企業名 など
アクセス解析の目的
- ウェブだけでなく、事業成果につながるデータ・情報を活用すること
※顧客の行動は一昔前と比べ変化 ( 検索と比較 )
(参考 )ZMOT とは
Zero Momemt of Truth
B2B ・ B2C ビジネスにおいて「問い合わせ」前ユーザーは商品やブランドを比較しています
アクセス解析を基に何ができるか
-顧客ニーズの理解 (仮説に基づく )-顧客属性の把握-マーケティング施策の反応測定
→まずはこれらについて問題発見できる!(反対に言うと、問題発見できないとアクセス解析の意味がない )
「解析を基にできることは何か」を考えましょう!
アクセス解析の手順
1.事業内容をよく把握2.ウェブサイトの目的を把握3.仮説立案4.立てた仮説をアクセス解析ツール (GA)で把握
5.問題点を分析6.施策を考えて提案データを分析するよりも先にビジネスの理解をしましょ
う。GA で解析すべきデータが自ずと見えてきます。
ここまでのまとめ
アクセス解析の理解-アクセス解析ではウェブサイトでの顧客行動を分析する-「ウェブ」は顧客行動の中で重要な位置を占めている-分析した顧客行動のデータは事業にも利用できる-アクセス解析の得意なことは「問題発見」
問題発見できてから、施策を考えればよいのです。
Google アナリティクスとは
ではGAとは何でしょうか。
Google アナリティクスとは
Google 社が開発したアクセス解析ツール
日本では約 8割の上場企業がウェブサイトに導入している
通称「 GA(じーえー ) 」と呼ばれる
Google アナリティクスの仕組み
「ウェブビーコン方式」のアクセス解析ツール解析したいページすべてに計測タグ( JavaScript)を設置して使用
クッキーを利用してユーザー(ブラウザ)を判別
この仕組みの理解が意外に重要です。※計測タグを埋め込まないと分析できません。
Google アナリティクス
顧客のウェブ上での行動データをレポーティングしてくれます。
GA の基礎用語-目標 ( コンバージョン )-指標-ディメンション-ページビュー-セッション-ユーザー-直帰-離脱
言葉の定義が重要です。実は簡単ではないのです。
① 「レポート」である ( 指標とディメンション )
指標数値データのこと
ディメンション各レポートの項目名のこと
どのレポートも指標とディメンションから構成されます。
② 「指標」には 3種類の範囲がある ( スコープ )
3種類のスコープ-ページビュー ( ヒット )-セッション-ユーザー
「スコープ」が重要です。ほとんどのレポートが「セッション」ベースです。
指標 1: ページビュー
ページが閲覧された数のこと
ページビューが発生する度に閲覧者の情報が、Google アナリティクスの計測サーバーに送信される
デフォルトでは「ページビュー」が発生する度に、訪問者のデータが GA の計測サーバーに送られるのです。
指標 2: セッション(訪問数)
サイトへの訪問数のこと
訪問時はページを閲覧したり、「イベント」を発生させたりなど様々な動きをする
多くのレポートが「セッション」ベースで出力されます。
指標 3: ユーザー
ウェブサイトを見ている「人」の数「ユニークユーザー (UU) 」とも呼ばれる
セッション ( 訪問 )ベースのレポートよりも、ユーザー ( ブラウザ )ベースの分析が役立つことが多いで
す。
③ 「軸」の設定が命である ( セグメント )
セグメント顧客の動き・属性にフォーカスを当て
ること「ディメンション」もセグメントの一
種である
どのような「軸」を作るかによって問題発見の精度が変わってきます。判断ミスを防ぐために「事業分析」の実施と GA の理解が非常に重要
です。
ここまでのまとめ
Google アナリティクスの基礎-Google アナリティクスはウェブサイトに訪れている顧客の行動を分析するツールである
<GA 理解のためのポイント >①「レポート」なので項目名 ( ディメンション ) と数値( 指標 ) が基本②ページビュー、セッション、ユーザーと 3 つのスコープが重要③分析軸の設定が命 ( 軸設定にはビジネス視点が重要 )GA を基に事業貢献のために必要な基礎はこういったところでしょう
か。
3. Google アナリティクスの機能とデータ
レポート画面の簡単な説明です
Google アナリティクスの骨子
カスタムレポートを作成・表示
GA アカウント / プロパティ / ビューの設定
を行う
GA のアカウント一覧を表示
ビューの内容を表示
Google アナリティクスの骨子
ダッシュボード
数値の増減
今、何人サイトにいる?
ユーザーの属性
集客チャネル
ユーザーの行動成果は?
便利なショートカット
よく使用するレポートは黄色で染めました。
4. Google アナリティクスとビジネスへの貢献
分析で重要なのは「軸」
軸を決めるのは「担当者」設定・設定の指示をする必要性
分析する対象はぼんやりしています
問題点のアタリをつける力も重要です
気になるところを近くで見ることも重要です
独自の分析軸で角度を変えて見ることも重要です
【演習】 問題のランディングページを見つける
行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ※セカンダリディメンション : 完全なリファラー
セカンダリディメンション (第2のディメンション ) を使いこなすことが軸づくりの第一歩
セグメント機能
セグメント条件によって見たいデータをその場で絞り込む機能。レポート画面上部で設定が可能です。デフォルトの「システム」と自分で作成できる「カスタム」セグメントがあります。
分析軸を作り出すためには「セグメント」機能を使いこなすことが
最重要です。まずはグーグル社が設定した「シ
ステム」セグメントから試しましょう。
カスタムレポート
独自に作成するレポート
慣れてきたらカスタムレポートで様々な分析軸を試しましょう!
ディメンションの掛け合わせが重要です。
「コメント」することGA レポーティングでは、現場の行動につながる、または、相手の気づきにつながるコメントをすることがキモとなる。レポーティングをしていても行動や気づきにつながらなければ、意思決定もされないし、当然、成果も出ない。
仮説を立てるために、前もって分析するウェブサイトの「下調べ」をしておくことは重要である。
「行動につながる」とは、現場の人が自分のあたまで考えて行動できるレベルまでに数値目標に落とし込めることだと思っています。
コメントの目的は成果のために周りを動かすことです。
伝え方も大事です!
相手の状況・立場を踏まえたコミュニケーションも非常に重要です。
ここまでのまとめ
分析と問題発見-分析するためには「軸」の設定が重要-軸の設定には「仮説」が不可欠-仮説立案のためには事業分析-軸は「ディメンション」「セグメント」「カスタムレポート」
使いこなしましょう!分析軸はツールから探すのではなく、
ビジネスの目的から能動的に考えましょう。
全体まとめ
Google アナリティクスと事業貢献-分析のためにはツールの理解と「分析軸」が必要-ビジネス成果につながる軸をもうけましょう-部署内・顧客への「伝え方」も重要です
さあ、会社のキーパーソンになりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
Google アナリティクスのことでご要望がありましたらお気軽にお問い合わせください。まずはヒアリングをさせていただきます。 1 万円で貴社サイトを分析しながら基礎的な操作方法を 1.5 時間でお教えする講座もございます。
< よくいただくご要望 >「自社のウェブサイトを分析しながら担当者に GA の使い方を教えてほしい」「業者のマーケティング施策が妥当かを分析してもらいたい」「正しいコンバージョンの設定をしたい」「アクセス解析レポートを自動化して業務効率化をしたい」
< お問い合わせ先 >株式会社環 担当 永井メール : [email protected]電話 : 03-6892-3080
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