絶対設定すべきアナリティクスの重要項目「セグメント」

～コンテンツマーケティングを始める前に！～

絶対設定すべきアナリティクスの重要項目

「セグメント」

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目次

◆はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

◆セグメントの利用方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-6

◇セグメント設定画面の見方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

◇セグメント条件の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

◆セグメントの活用方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-11

◇参照元ごとのセグメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

◇初回訪問日でセグメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

◇サイト内導線の分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

◆最後に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12-15

◆会社案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16,17

◆お問合せ先について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18


はじめに

※本資料についてのお問合せは以下までお願い致します。

コンサルタント直通番号：03-6869-0635

最近話題のコンテンツマーケティング

そこに取り組む前に考えなければいけないことがある！

ここ数年で注目を浴びているマーケティング手法「コンテンツマーケティング」とは、

良質なコンテンツを通して、自社の既存顧客や潜在的な顧客と関係性を築く

マーケティング手法全体のことです。

今まで一般的に行われていた企業からの一方的な売り込みではなく、

見込み顧客や既存顧客にも価値があるようなコンテンツを配信・共有していくことで

自社の利益につながる行動を起こさせます。

今後取り入れていく企業も増加していくであろうコンテンツマーケティングですが、

“ただ単に”コンテンツを追加していっても成果は得られません。自社サイトに来てい

るユーザーはどんな属性なのか、そしてユーザーが好むコンテンツはどんなものなのかを分析して"最短で"コンテンツマーケティングを成功に導きましょう。


目次

◆セグメントの設定方法

サイトユーザーを属性ごとにセグメントを行い、セグメントごとのサイト内の回遊状況を分析しましょう。


セグメントの設定方法｜セグメント設定画面の見方

アナリティクスの便利な機能「カスタムセグメントとは」アナリティクスのカスタム機能の一つであり、任意の条件を満たすデータのみ表示させることができる機能です。条件は自身で設定可能、同時に4つのセグメントまで表示させることが出来ます。アナリティクスでデフォルトで入っているセグメントもありますが、オリジナルの条件でセグメントを作成する方法を以下でご紹介します。

10未満のクリックスルー(クリック数)は表示されず、表示されているクリック数も10刻みで実数ではありませんでした。

クリック数は一の位まで実数表示されています。クリック数が10未満の場合でも、0なのか1以上なのか、何回クリックされたのかが分かります。

①アナリティクス左上のカスタムセグメント設定画面を開く

クリック

セグメントの候補が表示されます。

「」のマークをクリックし、カスタムセグメント一覧を開きます。「ビュー」設定でカード表示とリスト表示を切り替えることが出来ます。お好みのデザインでご利用ください。

クリックして

表示切り替え

＞

セグメントの候補がリスト

で表示されています。

クリックすると

セグメント設定場面が開きます


セグメントの設定方法｜セグメント条件の設定

②セグメントの条件を指定し、名前をつけて保存

▼セグメント条件設定画面

「ユーザー属性」「テクノロジー」などのカテゴリーがデフォルトで設定されています。

またさまざまな条件を組み合わせて条件指定することも可能です。

例えば、

初回訪問日：2014/1/1～2014/1/31

参照元：1月に広告出稿したサイトからの流入

などの条件指定も可能です。

条件設定が完了したら、セグメント名にわかりやすい名前を付けて保存します。保存が完了したら、セグメントが使用できるようになります。

様々な条件を組み合わせて

オリジナルのセグメントを

設定できます。

※細かい条件設定の方法は次ページ以降の

「セグメント活用方法」でご紹介します。


目次

◆セグメントの活用方法

作成したセグメントを用いてユーザー分析を行い、ユーザーが好むコンテンツを発見やサイト内導線の最適化に役立てましょう。


「検索クエリ」データを使ってキーワード分析各セグメントごとの基本的な情報（直帰率、新規訪問率、訪問別ページビュー数、滞在時間）を比較するだけでも、サイトユーザーについて様々な仮説をたてることができます。また、よりコンバージョン率が高いセグメントを分析することで、自社サイトにとって見込みの高いユーザーを効率的に獲得するためのコンテンツ追加計画をたてることが出来ます。

セグメントの活用方法｜カスタムセグメントの見方

作成したセグメントの見方

自分で作成したセグメントは、セグメント画面の上部にあるボタン

から「カスタム」を選択すると見やすく表示されます。

クリック

組み込みではないオリジナルのセグメントが一覧で表示されます。


セグメントの活用方法｜参照元ごとのセグメント

複数広告出稿している場合、流入元ごとの分析をしてみましょう。

参照元ごとでセグメント

クリックして

条件を切り替え

広告出稿先のURLを記載

①新しいセグメントの設定画面から

「トラフィック」を開く。

②「参照元」に広告出稿先URLを記述する。 ※アナリティクス上で認識されているURLで

記載してください。

④同様に出稿先ごとのセグメントを作成し、

出稿先サイト名などをセグメント名として

設定します。

③今回は広告をきっかけに流入したユーザーの

サイト内の動向を分析したいので

「訪問をフィルタ」を選択します。

⑤作成したセグメントを選択し、比較分析を

行います。

作成したセグメントを選択し、各参照元ごとの直帰率、CV率、平均ページビュー数、平均滞在時間などの基本的な数値を見てみましょう。特に直帰率が高いものは、出稿先サイトのユーザー属性に沿ったコンテンツのあるランディングページを用意した方が良いかもしれません。その他、セグメントごとに「行動」の「行動フロー」を見ることで、よく見られているページや離脱が多いページを明らかにすることが出来ます。


セグメントの活用方法｜初回訪問日でセグメント

ある期間にサイトを初めて訪問したユーザーが、その後どのように変化していったかを分析します。

セグメントを利用することで、簡単に初回訪問日を設定した分析が可能になりました。特定のキャンペーンの長期的な視点での効果や、サイトに大きな変更を加えて以降からのリピート率の変化等を分析しPDCAを回していきましょう。上記の例で言えば設定したキャンペーンは一時的にアクセスを集めるという点で成功したとしても、キャンペーン終了後にユーザーがサイトにほぼ再訪問していなければ、効果は薄かったと判断できます。

初回訪問日でセグメント

①初回訪問の期間を設定します。

※画像ではクリスマス前にキャンペーンを行ったと

仮定し期間を設定しています。

②キャンペーン用に作成したページをランディング

ページとして設定します。

※画像ではTOPページをクリスマス用のコンテンツに入れ

替えたと仮定しランディングページを設定しています。

③2つの条件が設定されていること

を確認し、保存します。

③2つの条件が設定されていること

を確認し、保存します。

④作成したセグメントを選択し、

設定期間内にリーチしたユーザー

の動向を分析します。

ランディングページを設定

分析対象期間

を設定


セグメントの活用方法｜サイト内導線の分析

作成したセグメントや組み込みのセグメントそれそれのサイト内の行動を確認します。

上記は一例ですが、セグメントごとサイト内の行動を分析すると、サイト内の注力すべき部分が見えてきます。ターゲットとするユーザーの離脱ポイントが分かれば、離脱させないためのコンテンツや導線を予想しサイトを改善し、再度効果検証を行うことが出来るのです。ただコンテンツを追加するのではなく、多く見られているディレクトリに優先的にコンテンツ追加を行ったり、ユーザーが狙い通りに遷移しているかを分析できてこそ効果的なコンテンツマーケティングが可能になるのです。

各セグメントのサイト内回遊状況を確認

▲サイト内で多く閲覧されているページ ▲サイト内の行動フロー

アナリティクス左カラム「行動」の「サイトコンテンツ」の「すべてのページ」を開き、多く閲覧されているページを把握します。この画面は複数セグメントを選択すれば、比較表示することも可能です。

アナリティクス左カラム「行動」の「行動フロー」を開きます。セグメントごとの行動フローを確認し、セグメントごとに特徴的な動きがないか、コンバージョンまではどのようなフローが多いのかを分析します。


最後に

ウェブマーケティングには色々な手法がありますが、どのような手法であっても「アクセス解析による効果検証をもとにPDCAを回す」ことが成功の秘訣となります。最近話題になることが多いコンテンツマーケティングですが、効果検証をする手段を持っていなければ効果的な施策にはなりえません。リソースをさいてコンテンツ追加を始める前に、効果検証の方法もしっかり考えることも忘れないでください。そして効果検証の方法の一つとして、本資料でご紹介した分析方法が皆様のお役に立てれば幸いです。

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