24
電電電電電 1 電 4 電 電電電電 Ψ 電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電 電電電電電電 電電電電電電電電電電電電 電電 電電電電電電電電電電電電電電電電電 電電電電電 1 電電電電 4-1 電電電電電電電電電 電電電電電電 電電電電電電電電電電電 10 電電電電電電 11 電電電電電電 12 電電電電電電電 13 電電電電電電電電電電電電電電電 14 電電電

電子物性第 1  第 4 回

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電子物性第 1  第 4 回. 電子物性第 1 スライド 4-1. ーシュレーディンガーの波動方程式ー. 目次. 2 はじめに 3  Ψ があると電子がある。 4 電子の居場所を解析しよう。 5 ポテンシャル 6 見えているのはエネルギー. 7 周波数はエネルギー 8 周波数の計算 9 周波数からのエネルギー 10  波長は運動量 11  運動量の計算. 12  運動エネルギー 13  シュレーディンガーの波動方程式 14  まとめ. Ψ があると電子がある。. 波動関数 Ψ. の意味を考えよう。. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 電子物性第 1  第 4 回

電子物性第 1  第 4 回

2 はじめに3 Ψがあると電子がある。4 電子の居場所を解析しよう。5 ポテンシャル6 見えているのはエネルギー

目次

ーシュレーディンガーの波動方程式ー

電子物性第 1 スライド 4-1

7 周波数はエネルギー8 周波数の計算9 周波数からのエネルギー10 波長は運動量11 運動量の計算

12 運動エネルギー13 シュレーディンガーの波動方程式14 まとめ

Page 2: 電子物性第 1  第 4 回

問題:何が電子の波なのか正体不明。

①  波動関数 Ψ を導入しました。

電子物性第 1 スライド 4-2

はじめに水素原子の電子のエネルギーは、量子化されている。

電子の波動性(=干渉する性質)を考えるとよい。

対応:正体不明のまま波動関数 Ψ を導入し解析。

Ψ があると電子がある。波動関数 Ψ

だと電子が一個存在する。(単位 [ 個 nm-3] など)

の意味を考えよう。Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

縦軸は、正体不明のまま。意味するところは、 Ψ があれば電子がある。

電子物性第 1  第 4回-シュレーディンガーの波動方程式-

Page 3: 電子物性第 1  第 4 回

①   Ψ の意味は、それがあるところは電子がある。

電子物性第 1 スライド 4-3Ψ があると電子がある。

波動関数 Ψ

だと電子が一個存在する。(単位 [ 個 nm-3] など)

の意味を考えよう。Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

縦軸は、正体不明のまま。意味するところは、 Ψ があれば電子がある。

問題:何が電子の波なのか正体不明。

はじめに水素原子の電子のエネルギーは、量子化されている。

電子の波動性(=干渉する性質)を考えるとよい。

対応:正体不明のまま波動関数 Ψ を導入し解析。

電子の居場所を解析しよう。波動関数 Ψ があれば電子がある。

の性質Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

矛盾しない(干渉してなくならない)条件⇒ 電子の所在を解析できる。

(微分とか)を利用して、

Page 4: 電子物性第 1  第 4 回

①   Ψ の方程式は電子の居場所を解析します。

電子物性第 1 スライド 4-4

電子の居場所を解析しよう。波動関数 Ψ があれば電子がある。

の性質Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

矛盾しない(干渉してなくならない)条件⇒ 電子の所在を解析できる。

(微分とか)を利用して、

Ψ があると電子がある。波動関数 Ψ

だと電子が一個存在する。(単位 [ 個 nm-3] など)

の意味を考えよう。Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

縦軸は、正体不明のまま。意味するところは、 Ψ があれば電子がある。

ポテンシャル波動関数 Ψ を解析する。ポイントは電子にとって

のポテンシャルエネルギー

電子のエネルギー

高い程不安定

電子の波e2

4π ε 0r2 V(r) =

x

y

原子核+ e の静電気

電子の波動性は Ψ が保証。

Page 5: 電子物性第 1  第 4 回

①  電子の感じるポテンシャルは原子核の静電気。

電子物性第 1 スライド 4-5

ポテンシャル波動関数 Ψ を解析する。

ポイントは電子にとってのポテンシャルエネルギー原子核+ e の静電気

電子の波動性は Ψ が保証。

電子のエネルギー

高い程不安定

電子の波e2

4π ε 0rV(r) =

x

y

見えているのはエネルギー

見えない。電子の波

電子の仕事e-

光hν

電子のエネルギー

光との相互作用

電子の波自身は...

見える。

電子の居場所を解析しよう。波動関数 Ψ があれば電子がある。

の性質Ψ ( x, t )= ei(kx - ωt)

矛盾しない(干渉してなくならない)条件⇒ 電子の所在を解析できる。

(微分とか)を利用して、

Page 6: 電子物性第 1  第 4 回

①  観測できる量は、エネルギーと運動量② 波は見えなくとも、エネルギーは見える(図示)。

電子物性第 1 スライド 4-6-1

見えているのはエネルギーつぎにどうやって Ψ を解析するか?

ポイントは 測定可能な量 を調べたい。見えているもの波でわかったものは、第 1 に E = hν のエネルギー

第 2 に p =     の運動量hλ

エネルギーの方でまとめて、

ポテンシャル波動関数 Ψ を解析する。ポイントは電子にとって

のポテンシャルエネルギー

電子のエネルギー

高い程不安定

電子の波e2

4π ε 0r2 V(r) =

x

y

原子核+ e の静電気

電子の波動性は Ψ が保証。 0

0

周波数はエネルギー

0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

Page 7: 電子物性第 1  第 4 回

① 観測できる量は、エネルギーと運動量②  波は見えなくとも、エネルギーは見える(図示)。

電子物性第 1 スライド 4-6-2

見えているのはエネルギー見えない。

電子の波

電子の仕事e-

光hν

電子のエネルギー

光との相互作用

電子の波自身は...

見える。

ポテンシャル波動関数 Ψ を解析する。ポイントは電子にとって

のポテンシャルエネルギー

電子のエネルギー

高い程不安定

電子の波e2

4π ε 0r2 V(r) =

x

y

原子核+ e の静電気

電子の波動性は Ψ が保証。 0

0

周波数はエネルギー

0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

Page 8: 電子物性第 1  第 4 回

①   E=hν 式で周波数がエネルギーに対応する。② エネルギーが増えても振幅ではなく、周波数の増加。

電子物性第 1 スライド 4-7-1

周波数はエネルギーエネルギーの方程式で、波動関数 Ψ を考えます。

まず、光で最初に出てきた、 E = hν 式を使います。すなわち、強さでなく周波数がエネルギーです。

図に示すと、

見えているのはエネルギー

見えない。電子の波

電子の仕事e-

光hν

電子のエネルギー

光との相互作用

電子の波自身は...

見える。

周波数の計算

Ψ

Ψ の時間微分dΨ

dtで割ってあげると、

dΨdt

Ψ

=- iωei(kx - ωt)

= ei(kx - ωt)

=- iωと(角)周波数がでました。

Page 9: 電子物性第 1  第 4 回

時間

=高エネルギー 周波数大

エネルギーが増加

0

時間0

① E=hν式で周波数がエネルギーに対応する。②  エネルギーが増えても振幅ではなく、周波数の増加。

電子物性第 1 スライド 4-7-2

周波数はエネルギー

のように対応し、

振幅は増加しない。

時間0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

見えているのはエネルギー

見えない。電子の波

電子の仕事e-

光hν

電子のエネルギー

光との相互作用

電子の波自身は...

見える。

周波数の計算

Ψ

Ψ の時間微分dΨ

dtで割ってあげると、

dΨdt

Ψ

=- iωei(kx - ωt)

= ei(kx - ωt)

=- iωと(角)周波数がでました。

Page 10: 電子物性第 1  第 4 回

①   Ψ は正体不明のため、割って消して解析したい。② Ψを時間微分してΨ自身で割れば、時間分の1。③ Ψの時間微分÷Ψの定数倍で周波数がでる。

電子物性第 1 スライド 4-8-1

周波数の計算周波数は、単位 [s-1] です。

Ψは、単位 [ 正体不明 ] です。Ψは、そのまま残してはだめ。

として消してしまいたい。操作( Ψ )Ψ

0

0

周波数はエネルギー

0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

Page 11: 電子物性第 1  第 4 回

① Ψは正体不明のため、割って消して解析したい。②   Ψ を時間微分して Ψ 自身で割れば、時間分の 1 。③ Ψの時間微分÷Ψの定数倍で周波数がでる。

電子物性第 1 スライド 4-8-2

周波数の計算

Ψは、単位 [ 正体不明 ] です。Ψは、そのまま残してはだめ。

として消してしまいたい。操作( Ψ )Ψ

Ψ の時間微分 の単位は [ 正体不明・ s-1] 。dΨ

dt割ってあげると、

dΨdt

Ψは、単位 [s-1] で、周波数が出せる。

0

0

周波数はエネルギー

0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

Page 12: 電子物性第 1  第 4 回

① Ψは正体不明のため、割って消して解析したい。② Ψを時間微分してΨ自身で割れば、時間分の1。③   Ψ の時間微分 ÷Ψ の定数倍で周波数がでる。

電子物性第 1 スライド 4-8-3

周波数の計算

Ψは、単位 [ 正体不明 ] です。Ψは、そのまま残してはだめ。

として消してしまいたい。操作( Ψ )Ψ

Ψ の時間微分dΨ

dt割ってあげると、

dΨdt

Ψは、単位 [s-1] で、ν が出せる。

=- iωei(kx - ωt)

= ei(kx - ωt)

=- iωと(角)周波数がでました。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

0

0

周波数はエネルギー

0

E = hν は、

時間軸でよく振れると、

エネルギー大と示します。

Page 13: 電子物性第 1  第 4 回

①  もちろん、微分して出した ν に h を掛けてエネルギー。

電子物性第 1 スライド 4-9

周波数からのエネルギーからエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

波があまり立たない。

y

0

電子が運動していない。

波が立つ

x

0

電子が運動している。

波長は運動量

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

周波数の計算

Ψ

Ψ の時間微分dΨ

dtで割ってあげると、

dΨdt

Ψ

=- iωei(kx - ωt)

= ei(kx - ωt)

=- iωと(角)周波数がでました。

Page 14: 電子物性第 1  第 4 回

①  運動量は電子の波長の逆数から出せます。② 電子の運動する方向に沢山波が立ちます。③ 運動していない方向には電子の波は立ちません。

電子物性第 1 スライド 4-10-1

波長は運動量

次は運動量です。

p =     で求められます。hλ

空間で波が密だと運動していることになります。

例えば、

dΨd x

Ψー i p = h     

運動量の計算

となります。

運動量の計算 p は、

dΨd x

= ikei(kx - ωt) = ikΨを使っています。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

Page 15: 電子物性第 1  第 4 回

波が立つ

x

0

電子が運動している。

波長は運動量

次は運動量です。

p =     で求められます。hλ

空間で波が密だと運動していることになります。

電子物性第 1 スライド 4-10-2

  一方、運動していない   方向に波を見ると、

① 運動量は電子の波長の逆数から出せます。②  電子の運動する方向に沢山波が立ちます。③ 運動していない方向には電子の波は立ちません。

dΨd x

Ψー i p = h     

運動量の計算

となります。

運動量の計算 p は、

dΨd x

= ikei(kx - ωt) = ikΨを使っています。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

Page 16: 電子物性第 1  第 4 回

波があまり立たない。

y

0

電子が運動していない。

波が立つ

x

0

電子が運動している。

① 運動量は電子の波長の逆数から出せます。② 電子の運動する方向に沢山波が立ちます。③  運動していない方向には電子の波は立ちません。

波長は運動量電子物性第 1 スライド 4-10-3

dΨd x

Ψー i p = h     

運動量の計算

となります。

運動量の計算 p は、

dΨd x

= ikei(kx - ωt) = ikΨを使っています。

周波数からのエネルギー

からエネルギーは、E = hν

となります。

dΨdt

Ψ - i

1

= hω

= h =

dΨdt

Ψih

(ただし h =   )h2π

Page 17: 電子物性第 1  第 4 回

①  運動量は波数 k に比例します。② 波数kはΨの空間微分で出てきます。③ 運動量はΨの空間微分から計算可能です。

運動量の計算電子物性第 1 スライド 4-11-1

運動量の計算は、 p =     hλ を波数 k で、

p =     h2π

k とすれば簡単です。

波があまり立たない。

y

0

電子が運動していない。

波が立つ

x

0

電子が運動している。

波長は運動量

= hk  

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

Page 18: 電子物性第 1  第 4 回

① 運動量は波数kに比例します。②  波数 k は Ψ の空間微分で出てきます。③ 運動量はΨの空間微分から計算可能です。

運動量の計算電子物性第 1 スライド 4-11-2

Ψ を x で微分します。

すなわち、 dΨd x

= ikei(kx - ωt) =ikΨ です。

波があまり立たない。

y

0

電子が運動していない。

波が立つ

x

0

電子が運動している。

波長は運動量

運動量の計算は、 p =     hλ を波数 k で、

p = hk  とすれば簡単で、

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

Page 19: 電子物性第 1  第 4 回

① 運動量は波数kに比例します。② 波数kはΨの空間微分で出てきます。③  運動量は Ψ の空間微分から計算可能です。

運動量の計算電子物性第 1 スライド 4-11-3

となります。

運動量の計算 p は、

k

dΨd x

= ikei(kx - ωt) = ikΨ

dΨd x

Ψー i

を使っています。

波があまり立たない。

y

0

電子が運動していない。

波が立つ

x

0

電子が運動している。

波長は運動量

p = h     

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

Page 20: 電子物性第 1  第 4 回

①  運動エネルギーは Ψ の2階微分で求めます。

運動エネルギー電子物性第 1 スライド 4-12

運動エネルギーは、 Ek = mv212

= (mv)212m

= p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、 Ek = p2

2m

d2Ψd x2

Ψ= ー h2

2m= 1

2m(hk)2

dΨd x

Ψー i p = h     

運動量の計算

となります。

運動量の計算 p は、

dΨd x

= ikei(kx - ωt) = ikΨを使っています。

シュレーディンガーの波動方程式

がシュレーディンガーの波動方程式です。

これを満たす Ψ が存在する場所に電子がいます。

ー h2

2md2Ψd x2 + V(r)Ψ   =

dΨdtih

Page 21: 電子物性第 1  第 4 回

①  運動エネルギー+ポテンシャルでエネルギー② 周波数から求めたエネルギーも代入できる。③ シュレーディンガーの方程式ができました。

シュレーディンガーの波動方程式

電子物性第 1 スライド 4-13-1

運動エネルギーは、ですから、

位置エネルギーを足して全エネルギー

+ V(r) = 周波数からのエネルギー

ー h2

2m

d2Ψd x2

Ψ

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

まとめシュレーディンガーの波動方程式は、

Ψ の時間微分から、周波数とエネルギーを、Ψ の空間微分から、運動量、運動エネルギーをそれぞれ、求め、電子の所在を解析します。

Page 22: 電子物性第 1  第 4 回

① 運動エネルギー+ポテンシャルでエネルギー②  周波数から求めたエネルギーも代入できる。③ シュレーディンガーの方程式ができました。

シュレーディンガーの波動方程式

電子物性第 1 スライド 4-13-2

運動エネルギーは、ですから、

ー h2

2m

d2Ψd x2

Ψ

位置エネルギーを足して全エネルギー

+ V(r) =

ですが、これに Ψ を掛けて、

dΨdt

Ψih

まとめシュレーディンガーの波動方程式は、

Ψ の時間微分から、周波数とエネルギーを、Ψ の空間微分から、運動量、運動エネルギーをそれぞれ、求め、電子の所在を解析します。

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

Page 23: 電子物性第 1  第 4 回

① 運動エネルギー+ポテンシャルでエネルギー② 周波数から求めたエネルギーも代入できる。③  シュレーディンガーの方程式ができました。

シュレーディンガーの波動方程式

電子物性第 1 スライド 4-13-3

がシュレーディンガーの波動方程式です。

これを満たす Ψ が存在する場所に電子がいます。

ー h2

2md2Ψd x2 + V(r)Ψ   =

dΨdtih

まとめシュレーディンガーの波動方程式は、

Ψ の時間微分から、周波数とエネルギーを、Ψ の空間微分から、運動量、運動エネルギーをそれぞれ、求め、電子の所在を解析します。

運動エネルギー運動エネルギーは、 Ek = mv21

2= (mv)21

2m=

p2

2m

ですが、 p2 は、d2Ψd x2 = (ik)2ei(kx - ωt) = ー k2Ψ二階微分

より、Ek =

p2

2m

d2Ψd x2

Ψ=

ー h2

2m=

12m

(hk) 2

Page 24: 電子物性第 1  第 4 回

まとめ電子物性第 1 スライド 4-14

シュレーディンガーの波動方程式は、

Ψ の時間微分から、周波数とエネルギーを、Ψ の空間微分から、運動量、運動エネルギーをそれぞれ、求め、電子の所在を解析します。

スライドを終了します。

①   Ψ の微分演算を工夫して波動方程式を作りました。

がシュレーディンガーの波動方程式です。

これを満たす Ψ が存在する場所に電子がいます。

ー h2

2md2Ψd x2 + V(r)Ψ   =

dΨdtih

シュレーディンガーの波動方程式