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平成 29年度 第7回 ネット・モニターアンケート
学校規模適正化について
■アンケートの趣旨
本市では、少子化の進行等に伴い、小規模校(学校全体で11学級以下の小学校)が
増えています。平成22年に策定した基本方針等に基づき、学校統合に取り組んできま
したが、対策は進んでおらず、小規模校は現在74校あります。 一方で、人口が集中
する地域では、過大規模校(学校全体で31学級以上の小学校)があり、対策に取り組
んできましたが、一部の学校では過大規模の状況が解消されていません。
今回のアンケートでは、皆さまの考え方をおたずねし、今後の学校規模適正化の取り
組みの参考とさせていただくものです。
■説明・前提条件
問1:必須
・選択数1つ
問2:必須
・選択数1つ
問3:必須
・選択数1つ
問4:問3の選択による
・選択数3つまで
問5:問3の選択による
・選択数3つまで
問6:必須
・選択数制限なし
問7:必須
・選択数1つ
問8:必須
・選択数1つ
問9:問8の選択による
・選択数3つまで
問 10:問8の選択による
・選択数3つまで
問 11:必須
・選択数制限なし
► 年代・居住区・性別の属性は事前に登録されたモニターの属性から取得
► 比率はすべて、各質問の回答者数に対するパーセントで表し、小数点以下第 2位を四捨五入し
て算出(このため、合計が 100%にならないことがある)
► 複数回答が可能な質問については、各項目の比率の合計は通常 100%を超える
■アンケート実施期間
平成 29年 11月 17日(金) から 平成 29年 11月 27日(月)まで
■モニター数・アンケート回答数 対象モニター数: 500人 回答数:435人 有効回収率:87.0%
■問い合わせ先
調査テーマに関すること 教育委員会事務局教育環境計画室
電話:052-972-3282 FAX:052-972-4176
E-Mail:[email protected]
調査概要に関すること 市民経済局 広聴課
電話:052-972-3140 FAX:052-972-3164
E-Mail:[email protected]
- 2 -
回答集計 ※各図表の「N」は、回答者数を表しています。
【学校規模適正化について】
【平成29年度 市立小学校の学校規模内訳(全261校)】
名古屋市立小学校では、1学級あたりの児童数は、1、2年生では30人、3~6年生では
40人を基準としています。添付ファイル「平成29年度市立小学校の学校規模内訳」をご参
照ください。
【問1~6は、小規模校についておたずねします。】
学校が小規模化すると、クラス替えができず交友関係が固定化されたり、友達同士やクラ
ス同士で切磋琢磨しにくくなるなど、さまざまな課題が生じます。そのため、本市では小規模
校対策として学校統合に取り組んでいます。小規模校対策に関しては、下記関連リンクをご
参照ください。
参考資料
■関連リンク
名古屋市立小・中学校における小規模校対策に関する基本方針
URL: http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000050636.html
小規模校対策に関する実施計画
URL: http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000050638.html
■添付ファイル
平成29年度市立小学校の学校規模内訳.pdf (13頁参照)
問1 【※必須】あなたは、名古屋市立小学校に、小規模校があることを知っていましたか。
(選択は1つ)
N=435
知っていた
46.4%知らなかった
53.6%
無回答
0.0%
- 3 -
問2 【※必須】あなたは、名古屋市立小学校の小規模校の数について、どう思いますか。
(選択は1つ)
N=435
問3 【※必須】あなたは、小規模校対策は必要であると考えますか。(選択は1つ)
N=435
多いと思う
14.0%
どちらかといえば多
いと思う
31.7%
適当である
17.5%
どちらかといえ
ば少ないと思う
7.6%
少ないと思う
3.0%
分からない
26.2%無回答
0.0%
必要である
27.6%
どちらかといえば必
要である
34.7%
どちらとも
いえない
15.6%
どちらかといえ
ば必要でない
8.5%
必要でない
5.1%
分からない
8.5%
無回答
0.0%
- 4 -
【問4は、問3で「必要である」「どちらかといえば必要である」を選択した方におたずねし
ます。】
問4 あなたは、なぜ小規模校対策は必要であると考えますか。(選択は3つまで)
N=271
59.8%
8.1%
41.7%
35.1%
33.2%
23.2%
37.6%
14.8%
7.7%
27.3%
4.1%
0.0%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%
児童の交友関係が固定化されやすい
男女比の偏りが生じやすい
けんかやトラブルで人間関係がこじれた場合、修
復が難しい
友達同士やクラス同士で切磋琢磨する機会を持ち
にくい
体育の球技や音楽の合唱など、授業における班活
動やグループ分けに制約が生じる
運動会・文化祭・遠足・修学旅行等の行事におけ
る教育的効果が下がる
クラブ活動や委員会活動の種類が限定される
児童からいろいろな発言が出にくく、授業の幅が
広がりにくい
教員と児童との心理的な距離が近くなりすぎる
教職員の人数が少ないため、教職員一人当たりの
仕事の負担や行事に関わる負担が大きく、児童に
向き合う時間が十分確保できない
その他
無回答
- 5 -
【問5は、問3で「必要でない」「どちらかといえば必要でない」を選択した方におたずねし
ます。】
問5 あなたは、なぜ小規模校対策は必要でないと考えますか。(選択は3つまで)
N=59
72.9%
30.5%
23.7%
28.8%
23.7%
25.4%
32.2%
15.3%
3.4%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%
児童一人ひとりの個性や行動が把握されやすくな
り、きめ細やかな教育が受けられる
意見や感想を発表できる機会が多くなる
ゆとりや安心感など、家庭的な雰囲気の中で学習
ができる
様々な活動において、一人ひとりがリーダーを務
める機会が多くなる
運動場や体育館、特別教室などが余裕をもって使
える
学年同士の学習活動や体験的な学習、校外学習な
どが行いやすい
全員での団結や協力がしやすい
その他
無回答
- 6 -
≪すべての方におたずねします。≫
問6 【※必須】あなたは、どのようにすれば学校統合が進むと思いますか。(選択はいく
つでも)
N=435
27.8%
45.3%
31.0%
23.2%
64.1%
39.3%
18.2%
30.8%
36.8%
4.6%
5.7%
0.0%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%
統合を機に、英語教育やICT(電子黒板やタブレッ
トなど)を活用した授業を行うなど、魅力ある教
育内容を導入する
統合前に、統合する学校の児童が行事などで事前
に交流を行う
統合を機に、校舎を新築するなど、施設面を改善
する
校舎の工事を行う場合には、工事中の子どもたち
への負担が最小限となるように配慮する
通学距離が長くなる場合には、通学の安全対策を
行う
統合の必要性について、丁寧に繰り返し市民や保
護者に周知、啓発を行う
閉校した学校の跡地に避難所としての場所を残す
閉校した学校の跡地に地域活動の拠点としての場
所を残す
閉校した学校の跡地を、まちの活性化等のために
有効活用する
分からない
その他
無回答
- 7 -
【問7~11は、過大規模校についておたずねします。】
学校が過大規模化すると、児童一人ひとりの個性や行動が把握されにくくなったり、児童一人
当たりの校舎や運動場の面積等が狭くなり、のびのびとした生活が送りにくくなるなど、さま
ざまな課題が生じます。そのため、本市では過大規模校対策として、学校用地を取得して新し
い学校を建てたり、通学区域の変更に取り組んでいます。
問7 【※必須】あなたは、名古屋市立小学校に、過大規模校があることを知っていました
か。(選択は1つ)
N=435
問8 【※必須】あなたは、過大規模校対策は必要であると考えますか。(選択は1つ)
N=435
知っていた
30.6%
知らなかった
69.4%
無回答
0.0%
必要である
30.1%
どちらかといえ
ば必要である
34.3%
どちらともいえない
13.8%
どちらかといえば
必要でない
8.5%
必要でない
5.1%分からない
8.3%
無回答
0.0%
- 8 -
【問9は、問8で「必要である」「どちらかといえば必要である」を選択した方におたずねし
ます。】
問9 あなたは、なぜ過大規模校対策は必要であると考えますか。(選択は3つまで)
N=280
54.6%
14.3%
37.1%
70.7%
43.9%
32.5%
16.8%
2.5%
0.4%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%
学校行事等において、係や役割分担のない児童が
現れるなど、一人ひとりが活躍する場や機会が少
なくなる
同学年の結びつきが中心となり、異学年との交流
をしにくくなる
同学年でもお互いの顔や名前を知らないなど、児
童間の人間関係が希薄化する
児童一人ひとりの個性や行動が把握されにくくな
り、きめ細やかな教育を受けられない
児童一人当たりの校舎面積、運動場面積等が狭く
なり、のびのびとした生活を送りにくくなる
特別教室や体育館等を授業で利用できる頻度が少
なくなる
児童同士がぶつかったり、通学時に道路に児童が
溢れかえるなど、危険性が高まる
その他
無回答
- 9 -
【問 10は、問8で「必要でない」「どちらかといえば必要でない」を選択した方におたずねし
ます。】
問10 あなたは、なぜ過大規模校対策は必要でないと考えますか。(選択は3つまで)
N=59
55.9%
50.8%
54.2%
8.5%
5.1%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
大きなデメリットがあると思わない
より多様な考えに触れることができたり、切磋琢
磨しやすい面があるなど、大規模校なりの良さが
ある
将来的には少子化により自然に解消されると思う
ので、一時的な対策は必要ない
その他
無回答
- 10 -
問11 【※必須】あなたは、過大規模校対策として通学区域の変更を行う場合に、配慮すべ
きことは何があると思いますか。(選択はいくつでも)
N=435
57.5%
72.9%
41.1%
37.5%
20.2%
5.1%
3.0%
0.0%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%
通学の危険箇所を確認し、必要な安全対策を行う
通学距離が長くなりすぎないようにする
在校生及びそのきょうだいは、通学区域変更前の
学校に通えるようにする
町内会など、地域のつながりを一定考慮して変更
する
子どもの通学区域と地域活動の区域は別とし、地
域活動は従来の区域で行えるようにする
分からない
その他
無回答
- 11 -
■属性集計
性 別
全体 男性 女性
% 100.0% 50.1% 49.9%
回答者数 435 218 217
年 代
全体 10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代
70歳
以上
% 100.0% 0.0% 7.4% 17.0% 22.5% 20.7% 17.9% 14.5%
回答者数 435 0 32 74 98 90 78 63
50.1%
49.9%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
男性
女性
0.0%
7.4%
17.0%
22.5%
20.7%
17.9%
14.5%
0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0%
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
- 12 -
居 住 区
全体 千種区 東区 北区 西区 中村区 中区
% 100.0% 7.4% 3.0% 9.2% 5.7% 4.8% 3.4%
回答者数 435 32 13 40 25 21 15
昭和区 瑞穂区 熱田区 中川区 港区 南区
5.5% 6.7% 2.8% 7.8% 2.8% 5.7%
24 29 12 34 12 25
守山区 緑区 名東区 天白区
6.9% 12.6% 8.5% 7.1%
30 55 37 31
7.4%
3.0%
9.2%
5.7%
4.8%
3.4%
5.5%
6.7%
2.8%
7.8%
2.8%
5.7%
6.9%
12.6%
8.5%
7.1%
0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0%
千種区
東区
北区
西区
中村区
中区
昭和区
瑞穂区
熱田区
中川区
港区
南区
守山区
緑区
名東区
天白区
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添付資料 ・平成29年度 市立小学校の学校規模内訳(全261校)
・名古屋市立小学校では、1学級あたりの児童数は、1、2年生では30人、3
~6年生では40人を基準としています。
28%
65%
5%2%
小規模校
(11学級以下)
74校
適正規模校
(12~24学級)
168校
大規模校
(25~30学級)
13校
過大規模校
(31学級以上)
6校
(分校および特別支援学級を除く)
最小規模の小学校
児童数 59人
学級数 6学級
最大規模の小学校
児童数 1,388人
学級数 39学級
小規模校のうち、全学年が
単学級(6学級)の学校
23校