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なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

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なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて. 林 祥介・高橋芳幸 神戸大学 大学院理学研究科・地球惑星科学専攻 はしもとじょーじ 岡山大学 大学院自然科学研究科・地球科学専攻. 小高正嗣・石渡正樹・倉本圭 北海道大学 大学院理学研究院・理学院宇宙理学専攻. 2014 年 7 月 11 日. 目次. 情報実験の目的の確認 立派な大人になる 最低限確認:技術知識編 Internet の基本 , セキュリティーの基本(パスワード) 最低限確認:利用者知識編 日本のインターネットの歴史と文化 - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ?

その2 最低限知識の確認と

さらなる飛躍にむけて

林 祥介・高橋芳幸神戸大学 大学院理学研究科・地球惑星科学専攻

はしもとじょーじ岡山大学 大学院自然科学研究科・地球科学専攻

小高正嗣・石渡正樹・倉本圭北海道大学 大学院理学研究院・理学院宇宙理学専攻

2014 年 7 月 11 日

Page 2: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

目次• 情報実験の目的の確認

– 立派な大人になる• 最低限確認:技術知識編

– Internet の基本 , セキュリティーの基本(パスワード)

• 最低限確認:利用者知識編– 日本のインターネットの歴史と文化– 大学のネットワーク環境、相互扶助と自力更正

• さらなる飛躍に向けて– 知の爆発 , V. Bush 1945– あれこれ

• 近傍における活動と地球惑星科学における展開• 今後の活動

Page 3: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

情報実験の目的の確認

Page 4: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

情報実験の目的の確認• 計算機・ Internet の文化的背景と最低限の技術を理

解する

• 少なくとも,置かれている状況を慮ることを知る:– 他人に迷惑をかけてはならない– 自分のことは自分でやらなくてはならない

• 願わくば– 相互扶助による運営へ協力ならびに貢献– 地球惑星科学の情報化を進められる人材輩出に寄与

Page 5: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

情報実験の目的の確認

立派な大人になる

Page 6: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:技術知識編

Page 7: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:技術知識編自分のことは自分でする&周囲・管理者に迷惑をかけない• 計算機あれこれ

– 基本• Unix(Linux), カーネル , シェル ,

TCP/IP, X window system

– 計算機ハードウェアの名前とイメージ

• メモリ , CPU, マザーボード、ハードディスク , バス , …

– 計算機を動かしている基本ソフトウェア( OS: オペレーティングシステム)とそれにまつわる基本単語

• BIOS / UEFI, ブート , シャットダウン

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最低限確認:技術知識編自分のことは自分でする&周囲・管理者に迷惑をかけない• ネットワーク基本単語

– イーサネット• MAC アドレス

– TCP/IP• IP アドレス• ネットマスク• ネットワークアドレス• ゲートウェイアドレス• ブロードキャストアドレス

– DNS • ホスト名 , ドメイン名• DNS サーバ

Page 9: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:技術知識編自分のことは自分でする&周囲・管理者に迷惑をかけない

• ネットワーク基本概念あれこれ– プロトコル– デーモン , ポート

• 使わないのに空いてるポートは危険• ウイルスの侵入口

– サーバ・クライアントシステム• X Window System

– www • HTTP, HTTPS, HTML

– mail• SMTP, POP, IMAP

パケットの流れ

21(FTP)

23(telnet)

80(HTTP)

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最低限確認:利用者知識編

セキュリティに対する認識

Page 11: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:利用者知識編セキュリティに対する高い意識

• 自分を守る– アカウントの乗っ取り・自分の資源の不正利用を防ぐ

• 自分を守る=仲間 ( 大学・職場 ) を守る– 計算機内の他人 /プロジェクトの資源 の不正利用・

破壊を防ぐ– 計算機の乗っ取りを防ぐ

• 自分を守る=世界 ( ネットワーク全体 ) を守る– 乗っ取られた計算機による他の計算機資源 / ネット

ワークへの攻撃を防ぐ

Page 12: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:利用者知識編セキュリティに対する高い意識

• ネットワークに常時接続された計算機は危険物– 車と同じ

• 運用操作技術の習得 , 適切な日常点検 , 適切な管理が必須

• 整備不良 , 管理不備により深刻な被害をもたらした場合は刑事責任

• かわいがることが重要

– でも車とは違う:発展途上技術のため知識の更新が必要

• OS, ソフトウェア , ハードウェア• セキュリティ情報

JPCERT に報告されたセキュリティインシデントのタイプ別内訳2014 年 1 月~ 3 月のデータに基づく。( 1 月 :1606件、 2 月 :1409件、 3月 :1883件)マルウエアサイトとは悪質なソフトウエアをダウンロードさせる偽サイトのこと。

http://www.jpcert.or.jp/pr/2014/IR_Report20140415.pdf  

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最低限確認:利用者知識編セキュリティに対する高い意識

• パスワードと暗号化:アカウントと計算機の乗っ取りを防ぐために– パスワード

• 自分と仲間と世界を守る盾• 良いパスワードをつける: 『辞書』(あらゆる辞典)に載っている可能性のある単語はダメ

– 暗号化:偽装・盗聴・改ざんを無効化• リモート計算機アクセス(ログイン)には SSH• WEB アクセス / メール送受信時には SSL • 公開鍵暗号化方式と電子署名

Page 14: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:利用者知識編セキュリティに対する高い意識

• 不要なポートは閉める≒不要なデーモンを止める≒不要なアプリケーションは消す

• セキュリティホールをなくす– セキュリティ情報の確認

• JPCERT:http://www.jpcert.or.jp

– 最新資源へアップデートJPCERT の web トップページ

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最低限確認:利用者知識編ルールとマナーを守る

• 計算機・ネットワークを悪用しない– 例)計算機へのクラッキング , 誹謗中傷書き込み– 大原則:現実世界でやっていけないことは

インターネット空間でもやってはいけない• 規制されていることはいろいろある• 注意を怠れば罪に問われることも

– 関連の深い法律と犯罪• 著作権法 , 不正アクセス禁止法 , 個人情報保護法 , …• 名誉毀損 , 詐欺 , …• 何が罰せられるかは日々変わる , 国によっても違う

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最低限確認:利用者知識編

日本におけるインターネットの歴史と文化

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最低限確認:利用者知識編日本におけるインターネットの歴史と文化

• 日本におけるインターネットの歴史– 日本の Internet は大学から

• 研究室から学科 , 学部 , 大学 , 研究所 , それら相互のネットワークを接続し , 自分のネットワーク上を他人のパケットが通過することを許容することにより , 総体として Internet を作っていった

• Internet の黎明 : 研究実験接続の時代– WIDE 1988 年-現在 (村井純)– TISN 1989 年 ~ 1996 年(釜江常好

) http://www.slac.stanford.edu/slac/faculty/hepfaculty/kamae.html

http://biography.sophia-it.com/imgb/bimu001.png

Page 18: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

最低限確認:利用者知識編日本におけるインターネットの歴史と文化

• プロバイダ時代– SINET ( 1991 年末):大学・研究機関向けプロ

バイダ– ISP (商用プロバイダ): IIJ が 1992 年末に開業

平成 24 年通信利用動向調査(世帯編)図表 4-2 ( http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR201200_001.pdf )20122000

(%)(万人 )

808000

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最低限確認:利用者知識編日本におけるインターネットの歴史と文化

• 日本における Internet の発展の歴史– Unix ワークステーション普及と同時期に開始 

(むしろネットワーク接続のために Unix を導入)– 大学や研究者個々人の活動が触媒として有効に機能

• 情報科学発展に対してはいまいち(各業界との交流があまり生まれなかった)

• 大型計算機・スーパーコンピュータの発展には大きく寄与

• このことが逆に大学におけるネットワークの運用を現在困難にしている– 予算がないこともあり昔と同じままの体制

(使う人が作る人=利用者は高いモラルと技術知識を持っていることが前提)

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最低限確認:利用者知識編日本におけるインターネットの歴史と文化

• Unix の文化の継承(古きよき大学の精神)– 貧弱な管理運用体制

• 大学の精神に根ざす歴史的事情と貧乏とにより現在も昔(自力更生時代)とあまりかわらない運用体制になっている

– 利用者は• 自由な活動:自分で自分の環境を構築できる , 自分の責任

において何をやっても良い• 高いモラル• 相互扶助精神

– 対応して個々人に要請されることは• 自分のことは自分でやる(自力更生)• 無保証であることの認識と覚悟

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更なる飛躍に向けて

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背景となる思想• Vannevar Bush ( 1945 )

– MIT の副学長 , 第二次大戦中は国防研究委員会議長– レーダーから対潜水艦作戦 , マンハッタン計画にいたるまでの兵器開発計画の監督

• 人類の課題は知の爆発への対応– 人類にとっての真の挑戦は

原子をさらに細かく調べたり生命の複雑さを探求することではなく

科学技術が氾濫させる情報のよりよい管理方法を発見すること .

http://en.wikipedia.org/wiki/Vannevar_Bush

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Bush の夢• Memex

– 関連がある異種の情報を結び付ける装置– 誰もが自分専用の情報を整理蓄積できる

• 弁護士は、自分自身・友人・関係当局の関連意見や決定を呼び出せる .

• 弁理士は , 数百万件もの特許を即座に調べることができる . • 医師は、類似した症例を手早く調べたうえ , 解剖学や組織学

などの書物まで引くことができる .

– 膨大な記録を整理して誰もが活用できるようにする先駆的な職業も生まれるだろう .

Memex の概念図http://journal.systemone.at/spaces/journal/members/Michael+Schuster

Page 24: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

情報化時代の科学とは• 情報化時代の科学

– 科学者とは新たな知見を見出す人、情報を作る人– 近年は著しい細分化専門化 , 情報の爆発– 情報の流通,加工,掌握が科学においても大きな役割

• 観測や解析や数値計算に計算機やネットワークは必須• 観測や計算機の吐き出すデータは膨大

• ちなみに情報化時代の「先進国」の要件とは– 情報の掌握が行えること– 情報利用者だけの国は先進国から脱落– グローバリゼーションの意味(恐怖?)を理解すること– 日本では大幅な出遅れ– 日本語の危機・日本の危機(?)=あたりまえがあたりまえでなく

なる

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V. Bush ( 1945 )の実践地球惑星科学の情報化

• 計算機に地球惑星科学の知識を教えていく– 我々の知識の形を明らかにすること

• われわれが何を知っているかを知ること

– コンピュータが相互にやり取りできる知識データの構造を考えること

• 知識の情報化 , データの構造化

• 情報化の担い手は我々自身– 各分野の知識に適した構造化を考える必要がある

• 情報科学の知見が活用できるだろう

Page 26: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

世の中における展開• 知見の集積

– Wikipedia• 幅広い分野の知見を網羅 , ハイパーリンクによる相互参照

– Google• 「ネットワーク越しに計算機に聞くと答えてくれる」の一つの形

– Youtube / ニコニコ動画• 「やってみた」から自然現象まで種々の動画

• これらで十分か?• 知見の生産者にとって都合のよい集積の形を模索する必要がある– 例:情報爆発時代に向けた新しい IT 基盤技術の研究

• http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/chukan-jigohyouka/1316704.htm

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世の中における展開• 情報生産のための基盤技術の独占化

– 米国産ソフトウェアの流通• 数値流体モデル: MM5, RAMS, ARPS, MOM, ZEUS, …• 可視化: Grads, VIS5D, …• …

– 「誰か」が作ってくれたソフトウェア(理解の枠組み)を使うだけの方が、短期的な業績効率は向上する

– その代わりに「誰か」の理解の枠組みから飛び出して思考を展開することは困難になる

• 情報生産の「グローバリゼーション」ともいうべき現象(?)• 日本において自然科学研究を実施することの意義が問われる

Page 28: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

近傍における活動と地球惑星科学における展開

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近傍における活動• 知の情報化に向けた情報教育研究活動

– KS (東大)– 情報実習 / EPnetFaN( 北大)– ITPASS (神戸)– 地球情報処理論(岡山)– mosir プロジェクト(神戸 CPS ) , etc.

• そのためのサーバ・ネットワークの整備– EP サーバ群(北大)– ITPASS サーバ(神戸)

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近傍における活動• 知の情報化に向けた情報教育研究活動

– 情報実習– EPnetFaN– mosir プロジェクト(後述)

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近傍における活動• 知の情報化に向けた情報教育研究活動

– 計算数学 I / II (東京大学理学部数学科)• http://ks.ms.u-tokyo.ac.jp/

– itpass 実習(神戸大学理学部地球惑星科学科)• http://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/exp/

itpass 実習計算数学 I/II

Page 32: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

近傍における活動のために資源とその管理体制に対する理解

• 何が何処の管理に属するか – 重層的なハードウェア , ソフトウェア環境– 対応した重層的な管理組織– 技術管理者・政策管理者・危機管理者

• 障害発生レベルと対応した管理組織の掌握– 例 : メールの配送

• ネットワークの管理運用者• 計算機資源のハードウェアと OS レベルの環境の管理運用者• メールサーバの管理運用者• メーリングリストの管理運用者

Page 33: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

近傍における活動のために資源とその管理体制に対する理解

• 重層的なネットワーク環境– SINET (国立情報学研究所)

• 文部科学省の大学間接続を担うプロバイダ

– 大学キャンパスネットワーク• HINES, UTnet, Kuins,

ODnet, KHAN

– 各部局、研究室

SINET4 の構成http://www.sinet.ad.jp/about_sinet/kousei_syousai.jpg

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情報実習関係のネットワーク運用体制• EP ネットワーク委員会 ( netcom )

– http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~netcom/– 関連教員による運用政策決定の場

• EP ネットワーク技術支援グループ ( epcore )– http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epcore/– 学生ボランティアグループ , EPnetFaN の運営

• EPnetFaN– http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epnetfan/– 相互扶助的勉強会 , epcore メンバー養成 , 情報実験運営

• 情報実習( INEX )– http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/– 支援グループ等々に迷惑かけないための啓蒙、ボランティア養成– 情報科学的アプローチのできる地球惑星分野の科学者・技術者へのきっかけ

Page 35: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

地球惑星科学における展開• 遠隔計算・遠隔観測のためのネットワーク環境の構築– 苫小牧電波望遠鏡– 名寄天文台

• 情報発信環境の維持と情報提供の試み– ネットワーク上の教育実験– 知見プラットフォーム

• 地球流体電脳倶楽部• 惑星科学研究センター

1.6mピリカ望遠鏡http://sana.ep.sci.hokudai.ac.jp/nayoro/

苫小牧電波望遠鏡http://astro3.sci.hokudai.ac.jp/~sorai/

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地球惑星科学における展開計算機に地球惑星科学の知識を教えていくこと

• ネットワーク上での知識提供実験 / 教育実験 – mosir プロジェクト( http://www.cps-jp.org/~mosir )

• WIDE プロジェクトの School of Internet にならった地球惑星科学業界の試み

• セミナー等の映像を資料と共に保存 , 知見生産の現場自体を知見として集積

• ソフトウェア , 収録システム , サーバを自主開発・管理

– 対象となる主要なセミナー• CPS セミナー , GFD セミナー ,

FDEPS, 森羅万象学校 , 惑星科学フロンティアセミナー

Page 37: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

地球惑星科学における展開計算機に地球惑星科学の知識を教えていくこと

• 知識の情報化 , 知見プラットフォームの試み– 地球流体電脳倶楽部

( http://www.gfd-dennou.org )• 地球惑星 ( 流体現象 ) にかかわる諸々の知見をネットワーク上にためる

• そのための道具作りをおこなう• 地球流体計算ソフトウェア群の構築(簡単 GFD から気候モデルまで)

• 情報交換に便利な数値データ構造の考察

• 地球惑星科学における知見データの構造自体を考える

Page 38: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

地球惑星科学における展開計算機に地球惑星科学の知識を教えていくこと

• 知識の情報化 , 知見プラットフォームの試み– 惑星科学研究センター

( http://www.cps-jp.org)• ネットワークを用いた研究

基盤の構築• 研究グループ情報共有公開

のための環境の提供• 知見情報の開発公開のため

の環境の提供

Page 39: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

おわりに(勝手に)期待すること

• 情報化時代における「先進国」の担い手となって欲しい– 年寄りは役に立たない(手が動かない)– 地球惑星科学の情報化を(勝手に)進めてくれると嬉し

い• まずは身近なところから

• 情報の「消費者」から「生産者」へ– 消費するだけでは生産者の思考の枠から出られない– 生産した情報を発信するためのしくみを知る

• そのための自由な活動の場: EPnetFaN

Page 40: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

おわりに• 情報実験機を利用するためには

– EPnetFaN に登録– 連絡先 [email protected]– 詳細説明は EPnetFaN マネージャより

おしまいおつかれさまでした

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参考書・参考文献• 新井紀子, 2010: コンピュータが仕事を奪う ,

日本経済新聞出版社• 山岸俊男, 2000: 社会的ジレンマー「環境破壊」から「

いじめ」までー, PHP新書 117 , PHP 研究所• 内田樹 , 2005: 先生はえらい ,ちくまプリマー新書 , 筑摩書房

• 内田樹 , 2008: 街場の教育論 , ミンマ社• 水村美苗 , 2008: 日本語が亡びるときー英語の世紀の中

で ,筑摩書房• 総務省 , 2013: 平成 24 年通信利用動向調査の結果(概要

) , http://www.soumu.go.jp/main_content/000230981.pdf

Page 42: なぜ計算情報科学・技術を学ぶか ? その2 最低限知識の確認と さらなる飛躍にむけて

参考書 , 参考文献(初回掲載分)

• Bush, V., 1945: As we may think. Atlantic Monthly, 1945 July, 101-108. http://www.theatlantic.com/magazine/archive/1945/07/as-we-may-think/3881/

• 朝日ジャーナル編1989:世界経済三国志:覇権の150年 , 42節 , 朝日新聞社

• 村井純 , 1997: インターネット , 岩波新書 新赤 416, 岩波書店 .• 村井純 , 1998: インターネット II, 岩波新書 新赤 571, 岩波書店 .• 歌田明弘 , 2000: 本の未来はどうなるか 新しい記憶技術の時代へ , 中公新書

1562, 中央公論新社• D. Libes & S. Ressler 著 , 坂本 文 訳 , 1990: Life with UNIX, アスキー .• 坂村健 , 2002: 痛快 ! コンピュータ学 , 集英社文庫 .• IT ホワイトボックス http://www.nhk.or.jp/itwb/• 総務省, 2012: 平成 23 年通信利用動向調査

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html• 総務省, 2012: 平成 24 年版情報通信白書

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/pdf/index.html• 情報処理学会編 2010: 日本のコンピュータ史 , オーム社

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今後の活動

epnetfan の紹介