議長・副議長の神戸鈴蘭台高校訪問/8月23日 第345回9月定例県議会の概要 (9月24日~10月25日) ~ 高校生と共に考える ~ まだまだやります!議会改革 まだまだやります!議会改革 県民を代表し、県の意思決定を担う議事機関として、知事や議員から提出された条例案などを審議し、次のとおり可決しました。 令和元年度兵庫県一般会計補正予算 1 防災・減災対策の促進 日本海津波防災インフラ整備計画の前倒し実施や流域下 水道の地震津波対策の推進、砂防えん堤の堆積土砂撤去など 2 安全安心対策の強化 踏み間違い事故防止装置購入補助の創設やひきこもり総 合支援センターの新設、交番への防犯カメラの設置など 3 地域の元気づくりの推進 FOCUSスパコン利用の裾野拡大に向けた人材育成基盤 の強化、播磨中央公園のサイクルステーションの整備、六 甲山ビジターセンターの情報発信力の強化、県立美術館西 宮頴川分館(仮称)のリニューアル整備など 環境の保全と創造に関する条例の一部を改正する条例 公文書等の管理に関する条例 など 条例その他の議決案件(計29件) 平成30年度兵庫県一般会計歳入歳出決算 など計23件を、決算特別委員会で審査(10月3日~24日)し、 認定 決算案件 避難所における生活環境の向上に係る対策を求める意見書 など 意見書(計10件) 臓器移植の環境整備を求める意見書提出の件 高等学校等に対する私学助成に係る国庫補助制度の堅持及び 一層の充実を求める意見書提出の件 請願(計2件) 第3回広報委員会/10月3日 (広報の議会改革検討) ひょうご県議会だより 令和元(2019)年 秋号 No.123 あなたの声を県政に、伝えよう私たちの心、夢かなうひょうごへ 議会広報 PR キャラクター 「兵議博士」 ひょう ぎ はか

ひょうぎ はか せ 「兵議博士」 まだまだやります!議会改革 · 2020-05-07 · 代表・一般質問の一 部をご紹介します。 あしだ公明党・県民会議

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Page 1: ひょうぎ はか せ 「兵議博士」 まだまだやります!議会改革 · 2020-05-07 · 代表・一般質問の一 部をご紹介します。 あしだ公明党・県民会議

議長・副議長の神戸鈴蘭台高校訪問/8月23日

第345回9月定例県議会の概要 (9月24日~10月25日)

~ 高校生と共に考える ~まだまだやります!議会改革まだまだやります!議会改革

県民を代表し、県の意思決定を担う議事機関として、知事や議員から提出された条例案などを審議し、次のとおり可決しました。

● 令和元年度兵庫県一般会計補正予算1 防災・減災対策の促進

 日本海津波防災インフラ整備計画の前倒し実施や流域下水道の地震津波対策の推進、砂防えん堤の堆積土砂撤去など

2 安全安心対策の強化 踏み間違い事故防止装置購入補助の創設やひきこもり総合支援センターの新設、交番への防犯カメラの設置など

3 地域の元気づくりの推進 FOCUSスパコン利用の裾野拡大に向けた人材育成基盤の強化、播磨中央公園のサイクルステーションの整備、六甲山ビジターセンターの情報発信力の強化、県立美術館西宮頴川分館(仮称)のリニューアル整備など

● 環境の保全と創造に関する条例の一部を改正する条例  公文書等の管理に関する条例 など

条例その他の議決案件(計29件)● 平成30年度兵庫県一般会計歳入歳出決算

など計23件を、決算特別委員会で審査(10月3日~24日)し、認定

決算案件

● 避難所における生活環境の向上に係る対策を求める意見書など

意見書(計10件)

● 臓器移植の環境整備を求める意見書提出の件● 高等学校等に対する私学助成に係る国庫補助制度の堅持及び

一層の充実を求める意見書提出の件

請願(計2件)

第3回広報委員会/10月3日(広報の議会改革検討)

ひょうご県議会だより 令和元(2019)年 秋号 No.123

あなたの声を県政に、伝えよう私たちの心、夢かなうひょうごへ議会広報 PRキャラクター「兵議博士」

ひょう ぎ はか せ

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一般質問

代表質問

代表・一般質問の一 部をご紹介します。

ひょうご県民連合

迎むかい

山やま

志し

保ほ

加古川市

現在、県内5万3,

685人の児童が

在籍する放課後児童クラブは

年々利用希望者が増加してい

る。現段階において、市町で

基準緩和のための条例改正は

予定されていないが、県にお

いても質の向上研修や第三者

評価の適切な実施、人材確保

に資する先進事例を紹介する

等、市町と協調・連携しながら、

きめ細やかに支援を行っていく。

幼保無償化がスター

トし、ますますニー

ズも高まる中、国の基準緩

和決定を受け、人材や質の

確保のため、今後市町をど

う支援していくのか。

放課後児童クラブの質の確保

放課後児童クラブ親が共働きなどで昼間家庭にいない小学生に、授業の終了後に安全な遊び場や生活の場を提供。小学校の空き教室や児童館などに設置。

用語解説 自由民主党

山やま

口ぐち

晋しん

平ぺい

たつの市及び揖保郡

次期地域創生戦略に

おいて若者層の定着・

環流対策を重点に掲げ、①兵

庫出身学生に知られていない

県内のグローバル企業や女性

活躍企業などの情報提供等、

②第二新卒者が兵庫で就職で

きるよう卒業後も継続的に仕

事情報を提供する、などの取

組を就業状況や転職・移住の

実態把握や分析をしながら実

施していく。

東京一極集中の是正

に向けた若年層対策

の強化を図るため、どのよ

うな点に着目した効果的な

取組を進めていこうとして

いるのか。

若年層の東京一極集中対策

第二新卒者一般的には大学・短大・専門学校や高校卒業と同時に就職した後、入社3年以内に転職活動をする人たちのこと。

用語解説

外国人入居者が多い県

営住宅における自治会

組織のあり方について。

福ふく

島しま

茂しげ

利とし

自由民主党

神戸市兵庫区

外国人の入居者が多い県

営住宅では外国人も自治

会に加入し、日本人等の

入居者と親睦等を通して相互理

解を図りつつ、入居者が一体と

なった住みよい団地づくりに向

けて共に取り組んで参りたい。

市川における予防的な

河川対策に、どう取り

組んでいくのか。

柴しば田た

佳よし伸の

公明党・県民会議

姫路市

阿成植木付近の堤防補強

の恒久対策を完了させる

とともに、河川内に繁茂

した樹木の伐採を実施するな

ど、地域のニーズ等を的確に捉

えて必要な対策を行い、流域全

体の安全性の向上に取り組む。

食の専門職大学の設立を

集客につなげる地域活性

化について伺う。

原はら

テツアキ

自由民主党

淡路市

淡路における食の専門職

大学は、学校整備や教員

確保のコストが多大、学

生の確保が困難など課題も多い

ため、地元の機運醸成、大学運

営者の検討などの面も併せ、地

元と検討を進める。

産前・出産・産後の一

貫した寄り添いケアの

研究を進めるべき。

北きた

上うえ

あきひと

ひょうご県民連合

川西市及び川辺郡

産前・出産・産後の一貫

した同じ助産師のケアを

受けられる「マイ助産師

制度」について、助産師の人材

確保や医療のバックアップ体制

整備の課題もあることから、モ

デル実施に向け研究する。

一人でも多くのDV被

害者を減らすためのD

V防止対策への取組は。

かわべ

宣のぶ

宏ひろ

自由民主党

神戸市長田区

本年4月に改訂した「兵

庫県DV防止・被害者保

護計画」に基づき、相談

窓口へすぐ相談出来るよう、

これまでの紙媒体に加え、イン

ターネットやSNS等も活用し

た啓発・広報活動に一層取り組む。

高齢化、障碍の重度化

する障碍者に対する親

亡き後の支援は。

しの木ぎ

和かず

良よし

公明党・県民会議

川西市及び川辺郡

今年度創設の医療支援型

グループホームの整備を

進めるとともに、来年度

策定予定の「ひょうご障害者福

祉計画」において、親亡き後を

見据えた多様なサービスの基盤

整備の充実策を検討する。

長期化・高年齢化する

ひきこもりの課題解決

に向けた対応策は。

岸きし

口ぐち

みのる

維新の会

明石市

ひきこもり総合支援セン

ターが中心となり、居場

所をモデル的に設置する

とともに、既存事業の活用を図

りつつ、就労等の社会参加を含

めた段階的な支援が行われるよ

う総合的な対策を進めていく。

保護者へのアプローチ

を含め県内企業への新

たな人材確保支援策は。

富とみ山や

恵けい二じ

自由民主党

相生市

保護者に対する企業説明

会や企業見学会の実施等、

企業と学生を中学・高校

在学時からつなぐ取組、マッチ

ングサイトの開設や大手民間求

人サイトとの連携等中小企業の

採用力の強化の取組を展開する。

通学路等の危険箇所を

どのように把握し安全

対策を行っているのか。

石いし

井い

健けん

一いち

郎ろう

ひょうご県民連合

神戸市灘区

通学路等の安全対策のた

め、関係機関等と連携し

た合同点検や、未就学児

の移動経路における緊急安全点

検を実施している。また、地域

住民等から意見・要望の把握に

努め、更なる安全対策を図る。

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ひょうご県議会だより 令和元(2019)年 秋号 No.123

広告欄のため不掲載

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代表・一般質問の一 部をご紹介します。

公明党・県民会議

あしだ

賀か

津つ

美み

神戸市北区

推進条例においては

検診受診率向上、が

んとの共生の二つを重要な柱

と位置づけて取り組む。受診

率向上については5つの対策

型がん検診の広域化等を推進

する。サポート体制構築につ

いては、医療用ウィッグ等の

購入支援等の検討や、治療と

就労の両立を支援する休職代

替職員への補助制度などの活

用も進める。

がん検診受診率の向

上、がん患者のサ

ポート体制の構築について、

今後どのように実効性ある

取組がなされるのか。

推進条例制定後のがん対策

がん対策推進条例平成31年4月施行。がんによる罹患者、死亡者数減少の実現、がんに罹患しても尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築を目標にしている。

用語解説維新の会

増ます山や

誠まこと

西宮市

既に行っている電子

申請やテレビ会議な

どに加え、行政手続のオンラ

イン化拡充や電子文書管理の

充実なども図る。また、「ひょ

うご・データ利活用プラン」

では、イノベーションの創出

やデジタル基盤の強化をめざ

し、ビッグデータを活用した

新素材の研究開発、自動運転・

ドローンの実証実験など、先

端技術の活用を進める。

AI(人工知能)を

はじめとするICT

技術を活用して、行政事務

の効率化を図るべきと考え

るが、それに向けた取組は。

ICT活用し事務の電子化を

ひょうご・データ利活用プラン民・産・学・官の各主体が、最先端のICTを使って、多種多様なデータの利活用に取り組む指針として、本年4月に県が策定。

用語解説

森林環境譲与税等を契

機とした兵庫の森林整

備の取組は。

藤ふじ

田た

孝たか

夫お

自由民主党

養父市及び朝来市

航空レーザ測量等の導入

による森林情報の高精度

化と、クラウド化による

市町との情報共有を進め、資源

循環型林業や市町が行う条件不

利地等の間伐の推進を図り、森

林の多面的機能を更に増進する。

国保の激変緩和措置に

おける被保険者の自助

努力と理解促進について。

村むら

岡おか

真ま

夕ゆ

子こ

自由民主党

三木市

保険者努力支援制度の適

用に不可欠な健康づくり

は県民自ら行うものであ

り、国保改革の趣旨や制度と併

せて理解を深める取組を行うと

ともに医療費低減努力を行う市

町への支援も検討する。

西播地区に広域から通

える県立夜間中学の創

設を求める。

小こ

池いけ

ひろのり

ひょうご県民連合

神戸市中央区

夜間中学校の新設に向け

まずは西播磨地域を対象

に、姫路市と共同で民生

委員の面談によるニーズ調査を

行う。また、県として国に対し、

夜間中学校への財政支援の充実

を要望していく。

少子化が進む中、募集

定員の設定を含む県立

高校のあり方を伺う。

藤ふじ

原わら

昭しょう

一いち

自由民主党

小野市

今後の県立高校のあり方

について、来年度、有識

者による検討委員会で生

徒数の増減、地域の実情等を踏

まえて検討し、その方向性を踏

まえ、生徒募集計画も地域事情

等を考慮して対応していく。

がんに関わるすべての

人が気軽に立ち寄れる

施設の整備について。

伊い

藤とう

傑すぐる

自由民主党

神戸市須磨区

患者等が安心してサポー

トを受けられる民間施設

は意義があるものと認識

し、ニーズに応じた支援の可能

性があるのではと考える。引き

続き、総合的ながん対策を推進

する。

国民健康保険料引下げ

のため、県の「均等割」

減免制度創設を。

いそみ 恵け

い子こ

日本共産党

西宮市

県では、子育て世帯を支

援する観点から、子ども

に関する均等割保険料は

廃止するよう国に提案してお

り、今後も国に提案の実現を強

く求めるとともに、制度の持続

的で安定した運営に努めていく。

1分間で県議会の役割や常任委員会の活動を紹介しています。

サンテレビで放映しています。ぜひ、ご覧ください。12月8日(日)、12月22日(日)、1月12日(日)、1月26日(日)、2月2日(日)、8時59分~9時(12月以降の放映日)

県議会広報テレビ番組がリニューアルしました!

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令和元年度

ひょうご県議会だより 令和元(2019)年 秋号 No.123

広告欄のため不掲載

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◆ 議会改革の取組の推進 新議会においても、議会改革の取組を継承し、さらに発展させていくため、議会運営委員会において、協議・検討を行っています。

◆ 常任委員会の地域開催(8月7日、11月1日) 県民のみなさんに県 議 会 の 役 割 を 一層ご理解いただくため、議会における審議の中核をなす常任委員会を県内各地域で開催しています。 産業労働常任委員会を小野市うるおい交流館エクラで「中小企業の経営支援と商店街の活性化について」をテーマに、総務常任委員会を姫路市総合福祉会館で「県民の参画と協働の推進」などをテーマに開催し、県担当部局と質疑応答を行いました。

◆ 高校生と正副議長との座談会(8月8日) 若い人たちの県議会への関心を高めるため、県議会では今年度、高校生に向けた広報紙「“高校生版”ひょうご県議会だより」を県立神戸鈴蘭台高等学校編集部のみなさんと共に作成しました。  編集部員の9人が県議会を訪問し、正副議長との座談会を行いました。高校生からは「議員になろうと思ったきっかけは?」「兵庫県が今、一番力を入れていることは?」などの質問をはじめ、さまざまな話題について意見を交わしました。 この広報紙は、11月に県内の高校を通じて高校生に配布しており、県議会ホームページからもご覧いただけます。

◆ 議会訪問団がロシア連邦を訪問(8月18日~21日) 兵庫県とロシア連邦・ハバロフスク地方との友好提携50周年を迎え、友好交流と相互理解を一層促進するため、長岡議長を団長とする友好訪問団がロシア連邦を訪問しました。記念レセプション等への出席、地方議会議員等との意見交換、現地における日本語学習者との交流を図るとともに、「こども病院間の協力に関する覚書」の交換、ハバロフスク地方におけるコウノトリの保護増殖や自然環境保全の取組について現地調査を行いました。

◆ 政策法務研修(8月26日) 「政策形成能力の向上と議会における法制執務」をテーマに、元衆議院法制局参事の吉田講師を招き、政策法務能力の向上を図る研修を実施しました。

◆ 地方議会協議会の開催(10月4日) 市議会・町議会・県議会の代表者が意見交換を行い、その成果を発信、実践する こ と を 通 じ て 地域創生の実現を目指す、第2回兵庫県地方議会協議会を開催しました。第1回協議会(8月16日)におけるテーマ説明及び意見交換を踏まえ、課題解決に向けた議論が交わされました。今回の議論の成果については、国への要望や地域の活動につなげていきます。<各議長会から提案されたテーマ>

・市議会議長会:「実効性の高い災害時要援護者支援について」 ・町議会議長会:「地域防災力の強化について」

編集・発行 〒650-8567 神戸市中央区下山手通5丁目10番1号  TEL.078-341-7711(代)  FAX.078-362-9031

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今年度の主な検討項目① ペーパーレス化の検討② 地域代表選出のあり方についての調査研究③ 震災25年を踏まえた危機管理に関する検討④ 県議会における公文書管理のあり方検討

ひょうご県議会だより 令和元(2019)年 秋号 No.123

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