2017年度（第49期）決算説明会 - MBL...2018/05/25 · 選択と集中：IVDが当社事業の柱と再定義 • Non Coreなグループ企業の再編 • 国内グループ企業におけるシナジー創出（SLMBL設立）

2017年度（第49期）決算説明会

代表取締役社長山田公政

株式会社医学生物学研究所

MBL Confidential © 2018 MEDICAL & BIOLOGICAL LABORATORIES CO., LTD. All rights reserved.

中期経営計画

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先端診断分野で存在感のあるグローバルニッチ企業として価値を創出

2020年度目標

持続的に成長する企業への変革数値目標：売上高営業利益率 10％

中期施策

国内市場の堅持：

自己免疫疾患事業/次世代自動測定機器・搭載試薬の上市

中国事業の強化：MBLB販売強化、MBLH低コスト生産

選択と集中及び技術集約によるIVD開発効率の向上と製品化

自己免疫疾患関連事業（AI）：新製品群開発

免疫システムを利用した検査事業（IO）への展開

JKiC及びシステム・イムノロジーからの事業・製品群の創出

長期目標

長期施策

MBL中期経営計画骨子

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MBL Confidential © 2018 MEDICAL & BIOLOGICAL LABORATORIES CO., LTD. All rights reserved. 4

中期経営計画達成への取組

選択と集中：IVDが当社事業の柱と再定義

• Non Coreなグループ企業の再編

• 国内グループ企業におけるシナジー創出（SLMBL設立）

国内市場の醸成

• IVD開発への経営資源投下を強化

• 抗体開発の技術集約

• IVD製品の承認/認証取得

成長市場での取組

• 中国事業強化（MBLHの設立、IVD開発チーム発足）

JSRグループシナジー

• JSRライフサイエンス事業部との協業（JKiC参画）


中期経営計画達成への取組

選択と集中：IVDが当社事業の柱と再定義

• Non Coreなグループ企業の再編

• 国内グループ企業におけるシナジー創出（SLMBL設立）

国内市場の醸成

• IVD開発への経営資源投下を強化

• 抗体開発の技術集約

• IVD製品の承認/認証取得

成長市場での取組

• 中国事業強化（MBLHの設立、IVD開発チーム発足）

JSRグループシナジー

• JSRライフサイエンス事業部との協業（JKiC参画）


2017年度の情勢

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2017年度の情勢１．世界動向：コンパニオン診断薬と画期的免疫治療薬、規制緩和

FDAがNGS技術を利用したコンパニオン診断薬を承認• OncomineTM Dx Target Test • FoundationOne CDxTM

FDAが画期的ながん免疫治療薬を承認• 遺伝子改変T細胞治療薬「キムリア(ノバルティス)」

国際協力計画が始動• 英米加主導の国際的なゲノムデータ・診療情報を医療研究に活用

激変する中国医薬品市場• 当局が規制緩和、世界第2位に世界の製薬大手が医薬品を相次ぎ投入

２．国内行政動向：がんの早期発見、治療に向けた精密医療

がんゲノム医療：• 2018年4月より11カ所の中核拠点病院と全国100カ所の連携病院が提供

費用対効果評価• 2018年度から試験導入（医薬品：7品目、医療機器：6品目）

医療情報データベースの利活用を促進• 日本発の革新的新薬シーズ創出に向けた研究開発・規制環境整備に注力

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2017年度の情勢

３．当社事業関連：がん早期発見、治療に向けた新規検査薬開発等

精密医療領域で医療ニーズ高いがん検査が実用化されつつある

NGS遺伝子変異同時解析試薬「AVENIO」発売（研究用、ロシュ）

尿中膀胱細胞の遺伝子異常検出試薬が初のFISH-IVD取得（ABBOTT）

コンパニオン診断薬• NSG技術を応用した診断システム、リキッドバイオプシーの診断薬が承認• NSG技術を利用した「FoundationOne CDxTM」の製造販売承認を申請（中外）

厚労省が「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」で、NUDT15遺伝子R139C多型検査キットとマラリア抗原検出試薬を早期導入品目に選定

→NUDT15：迅速審査により当社が2018年4月6日に製造販売承認を取得

指定難病：検討候補61疾患を決定（現在の指定難病：330疾患）• 自己免疫疾患：31/330疾患、（新規検討候補：2/61疾患）

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2017年度実績

選択と集中によるグループ企業再編：シナジー創出

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事業戦略に沿ったCVC機能強化

研究開発型子会社

遺伝子試薬開発（ISO15189取得）

事業多角化型子会社

分子病理事業

選択と集中による国内グループ企業再編

ベンチャーキャピタル

先端臨床検査薬事業でのシナジー創出

2017年4月設立（衛生検査所取得）

CLIA認証/CAP登録準備中

連携

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想定するシナジー

高度な臨床検査薬の開発

受託先等との連携（製薬企業・バイオベンチャー）

国家プロジェクトにおける共同研究


株式会社聖路加医学生物学研究所の設立

所在地大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター7階

株主構成一般財団法人聖路加財団 51％株式会社医学生物学研究所 49％

主な事業内容検体検査事業、臨床検査に係わる研究支援事業、疾病の予防および治療に関わる調査・研究および情報提供活動並びに試験検査

衛生検査所（2018年3月30日）血液学的検査（細胞性免疫検査・生殖細胞系列遺伝子検査）病理学的検査（体細胞遺伝子検査）

検査項目状況

キメリズム解析実施中

ＭＳＩ解析実施中

クリニカルシークエンス全エクソン・全ゲノム用DNA抽出およびQC

準備中

CyTOF（マスサイトメトリー）実施中

自己抗体網羅的パネル検査準備中

研究受託実施中


2017年度実績

新製品情報

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国内市場を堅持するIVD製品の承認取得状況


MEBGENTM RASKET-Bキット

MEBGENTM RASKETキットへの機能追加（BRAF遺伝子V600E）

製造販売承認：2017年12月5日発売日：2018年4月2日保険適用：申請中


ステイシア MEBLuxTMテスト anti-p53

従来のELISA法（用手法）からCLEIA法（自動化）に対応

製造販売認証：2018年3月6日保険適用日：2018年4月10日発売日：2018年9月3日（予定）

p53 p53

p53遺伝子変異変異p53が蓄積

p53

DNA修復

細胞周期制御

アポトーシス

p53

細胞のがん化

ヒト体内にp53抗体が出現


MEBRIGHT NUDT15 キット

製造販売承認：2018年4月6日発売日：2018年7月2日（予定）保険適用：申請中

チオプリン製剤を服用した一部の患者様服用後、早期に重度の白血球減少症や全身脱毛症の重篤な副作用

↓「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」

の要請に基づきキットを開発、迅速審査を経て承認取得


LSTR製品群


LSTR製品

疾患マーカー関連キット：26品目（がん、神経変性疾患など）

モノクローナル抗体：19品目（CD抗原、CRISPR/SaCas9、がん関連など）

MHCテトラマー：72品目（199製品）（テトラマー製品、ペプチド、テトラマー自作キット）

ExoCap：磁性ビーズ（エクソソームマーカー抗体（抗CD抗原抗体））

NanoCulture Plate（3次元細胞培養プレート）

免疫組織化学染色用抗体（106品目）

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2017年度実績

中国事業の強化

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北京

上海

杭州

広州

MBLB北京本社（24）

MBLH杭州工場（26）MBLB上海分公司（8）

MBLB広州分公司（4）

RUO、IVD、抗体

粒子

LTX中間体

（）は人数

MBLｸﾞﾙｰﾌﾟの中国要員は、現在62名で、更なる増員を計画。 MBLHの、日本品質、低コスト生産力と、MBLBの販売力、JSRグループとの連携により、2017年度売上：約7億円

中国事業を強化


北京博尔迈生物技术有限公司（MBLB）


中国市場でデジタルマーケット開始

サイトアクセス数：×１３テトラマー問い合わせ数：×７カタログダウンロード：４０００件

開始から半年足らずで大きな手応えあり

↓2018年度は対象製品を増やす


重慶CACLP参加（中国最大規模の展示会）

MBL BEIJING BIOTECH CO.,LTD

中国及び海外IVD試薬＆原料メーカー・商社700社以上が出展


恩碧乐（杭州）生物科技有限公司（MBLH）


2018年1月から商業生産開始

JSR、MBLから日本人スタッフ4名を投入↓

当初計画どおり商業生産を開始（IVD中間体4項目）

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2017年度実績

グローバル販売

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北京博尔邁生物技術有限公司

- 基礎研究用試薬、機能性診断薬材料、臨床検査薬の販売

本格的な製販展開

製品販売：MBLによる中国展開及びJSR欧米拠点の活用

中国恩碧楽(杭州)生物科技有限公司

- 臨床検査薬の原料、中間体、最終製品の製造

米国

欧州

JSR Micro N.V.

JSR Micro, Inc.MBL

International

MBL製品の欧米販売総代理店

MBL子会社

代理店

代理店

代理店

代理店

代理店

代理店

JSR子会社

直販

MBL製品の欧州販売支援

代理店販売

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2017年度実績

JSRライフサイエンス事業部との連携

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JSRグループは戦略的パートナーと共に、シーズや機能材料から医療の最終ニーズまでつながる事業推進を目指し、当社は中心的役割を担う。

JSRライフサイエンス事業の展開

シーズ機能材料製品開発許認可・申請販売チャネルニーズ

バイオ医薬

研究試薬

JMLF(ベンチャーファンド)

NatrixSeparations膜フィルター

ChromaCon連続プロセス

精製材料/デバイス開発バイオ医薬品開発・製造受託

医師･

病院

製薬企業

シミックJSRバイオロジックス（CJB)

医学⽣物学研究所

抗体技術の応⽤

慶応義塾⼤学

JSR・慶応義塾⼤学医学化学イノベーションセンター（JKiC)(10⽉開所)

JSRライフサイエンス

KBI Biopharma

捷和泰（北京）⽣物科技

M&A、出資、提携により技術シーズや必要機能を確保

JSRライフサイエンス

診断試薬

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精密医療

幹細胞生物学と細胞医療

微生物叢

先端医療機器

戦略プロジェクト共同研究計画作成への参画

研究者を4名派遣

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ＪＳＲ・慶應義塾大学医学化学イノベ－ションセンタ－（JKiC）


2018年度以降の施策

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○中期的な施策

１）国内市場の盤石化・次世代自動検査機器・強みを活かした臨床検査薬事業の拡大

→グローバル展開

２）中国事業の拡大・MBLB/MBLH・試薬開発チームの発足

○長期的な施策

がん免疫療法関連のIVD試薬開発


次世代自動検査機器開発

競合の激しい領域

当社臨床検査薬売上

設置面積

処理

能力

STACIA

設置面積当たりの処理能力

パートナー企業との機器開発順調に進展

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臨床検査薬事業

当社の強みを活かしたユニークな試薬開発を展開


中国事業の拡大

（MBLB）

営業網活用とRUOデジタルマーケティング拡大① RUO製商品の販売強化

② JSR製のIVD素材の拡販

③ IVD中間体の拡販

④ MBL製IVDの総代理店（販売＋学術フォロー）

（MBLH）

IVD中間体の製造項目拡充（2018年度は最大6項目追加）

→将来は自社IVDキット製造を目指す

中国事業拡大を見据え、化学発光技術による自己抗体検査薬開発チームを発足


がん免疫療法の効果予測とモニタリング


先端診断薬の開発・供給

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先端臨床検査薬及び関連サービスの提供にチャレンジする企業として、存在感ある

グローバルニッチ企業を目指してまいります。

LSTR製品パイプラインから将来の先端検査薬へ向けた取り組みに対して、魅力や成長性を

実感していただける企業集団にしてまいります。

2020年度の目指す姿

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本資料に記載されております、当社または当社グループ会社の将来の業績に関わる⾒通しにつきましては、あくまでも中期的な経営戦略、⽬指す⽅向性、ビジョン等を⽰すものであり、正式な業績予想ではなく、⽬標・予想の達成および将来の業績を保証するものではありません。これらは当社が独⾃に予測したもので、かつリスクや不確定な要素を含んで

おります。当社または当社グループ会社の内部要因や、事業環境の変化などの外部要因が直接または間接的に業績に影響を与え、本資料に記載した⾒通しが変わる可能性があることをご承知おき願います。

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