1
スーツ 助手席カーペット トートバッグ クリアファイル 卵パック 台所用洗剤ボトル 飲料用ボトル 回収ボックス ごみ袋 防草シート ベンチ 2 3 5 2 3 3 2 4 5 2 4 2 2 6 5 2 54 2 2 9 2 3 8 2 6 3 2 5 6 2 5 3 2 41 572 573 565 596 604 583 81.2 82.2 89.9 83.5 85.8 85.0 0 20 40 60 80 100 0 100 200 300 400 500 600 700 800 2007 2008 2009 2010 2011 2012 指定PETボトル販売量 海外再資源化量 国内再資源化量 リサイクル率 (千㌧) (%) (年) 回収量 625 千トン 国内・海外別 国内 318 千トン 再商品化フレーク量 市町村系 197千トン 事業系 57千トン 海外リサイクル 241千トン 海外 308 千トン シート 41% ボトル 13% 成形品・その他 5% 繊維 41% 82 4 PET ボトル PET ボトルリサイクル推進協議会 http://www.petbottle-rec.gr.jp 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会      http://www.jcpra.or.jp 資源有効利用促進法の指定表示製品である PET ボ トルは飲料用、特定調味料用および酒類用として利用 されています。このうち「特定調味料用」はPET 区分 の見直しにより、平成 20 年 4 月から従来の「しょう ゆ用」より拡大されました。 指定表示製品の PET ボトルは平成 9 年の容器包 装リサイクル法施行から、清涼飲料用 PET ボトルの 販売増加、それに伴い市町村系と事業系の回収量が 増加しました。また、主に中国(香港を含む)を輸出先 とする海外再資源化が顕著になりました。輸出量は、 H18 から貿易コードが新設され、把握ができるよう になりました。 平成 24 年度は PET ボトル販売量 583 千トンに 対して回収量は、PET ボトルリサイクル推進協議会 (以下推進協)の調査による、国内再資源化向け回収量 318 千トン、海外再資源化向け回収量 308 千トンの 合計 625 千トンとしました。さらに資源循環指標に 基づいて、調査した、市町村系及び事業系の再資源化 率を元にリサイクル(再資源化)量を495千トン、リ サイクル(回収・再資源化)率 85%と推計しました。 (図 - Ⅳ -8、9) 尚、ここでの回収量には、回収時に取りはずされな かったキャップ・ラベルが含まれています。 推進協が調査を行った国内において再商品化さ れた再生樹脂は、繊維 41%、シート 41%、ボトル 13%、成形品・その他5%にそれぞれ再利用されて います。( 図 - Ⅳ -10) 図-Ⅳ-8 国内再資源化と海外再資源化 図-Ⅳ-9 2012 年度 PET ボトルの回収 / 再商品化の流れ 図-Ⅳ-10 平成 24 年度国内向け再商品化用途

4 PETボトル - meti.go.jp · 図-Ⅳ-8 国内再資源化と海外再資源化 図-Ⅳ-9 2012年度petボトルの回収

Embed Size (px)

Citation preview

繊維製品

シート製品

ボトル製品成形品他

スーツ 助手席カーペット トートバッグ

クリアファイル 卵パック

台所用洗剤ボトル 飲料用ボトル回収ボックス ごみ袋

防草シート

ベンチ

235 233 245 242 265 254

229 238263 256

253 241

572 573 565

596 604583

81.2 82.2

89.9

83.5 85.8

85.0

0

20

40

60

80

100

0

100

200

300

400

500

600

700

800

2007 2008 2009 2010 2011 2012

指定PETボトル販売量

海外再資源化量

国内再資源化量

リサイクル率

(千㌧) (%)

(年)

回収量625千トン

国内・海外別

国内318千トン

再商品化フレーク量市町村系197千トン

事業系57千トン

海外リサイクル241千トン

海外308千トン

シート

41%

ボトル13%

成形品・その他5%

繊維41%

82

4 PETボトル

PET ボトルリサイクル推進協議会      http://www.petbottle-rec.gr.jp公益財団法人日本容器包装リサイクル協会      http://www.jcpra.or.jp

 資源有効利用促進法の指定表示製品である PET ボトルは飲料用、特定調味料用および酒類用として利用されています。このうち「特定調味料用」は PET 区分の見直しにより、平成 20 年 4 月から従来の「しょうゆ用」より拡大されました。 指定表示製品の PET ボトルは平成 9 年の容器包装リサイクル法施行から、清涼飲料用 PET ボトルの販売増加、それに伴い市町村系と事業系の回収量が増加しました。また、主に中国(香港を含む)を輸出先とする海外再資源化が顕著になりました。輸出量は、H18 から貿易コードが新設され、把握ができるようになりました。 平成 24 年度は PET ボトル販売量 583 千トンに対して回収量は、PET ボトルリサイクル推進協議会

(以下推進協)の調査による、国内再資源化向け回収量318 千トン、海外再資源化向け回収量 308 千トンの合計 625 千トンとしました。さらに資源循環指標に基づいて、調査した、市町村系及び事業系の再資源化率を元にリサイクル(再資源化)量を 495 千トン、リサイクル(回収・再資源化)率 85%と推計しました。

(図 - Ⅳ -8、9) 尚、ここでの回収量には、回収時に取りはずされなかったキャップ・ラベルが含まれています。 推進協が調査を行った国内において再商品化された再生樹脂は、繊維 41%、シート 41%、ボトル13%、成形品・その他5%にそれぞれ再利用されています。( 図 - Ⅳ -10)

図-Ⅳ-8 国内再資源化と海外再資源化 図-Ⅳ-9 2012年度 PETボトルの回収 / 再商品化の流れ

図-Ⅳ-10 平成 24 年度�国内向け再商品化用途