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自己分析
自分の行動の本質をつかみ、自分の魅力を発見しよう
周りの人に対して
「この人はこんな面がある」「あの人はこんな人」
など客観的に人柄や性格を判断することはできますが、
対象が自分となった場合、
あなたは「自分はどんな人物なのか」
具体的に述べることはできますか?
Chapter.
3インターンシップに参加する際は、準備が必要です。以下を参考に、しっかり対策しましょう。●本ガイド・自己分析(P.29 ~ P.35)・業界・企業・仕事研究(P.37 ~ P.56)・応募書類作成(P.61 ~ P.69) ・面接(P.78 ~ P.80) ・言葉づかい・身だしなみ(P.103 ~ P.108)●『INTERNSHIP GUIDEBOOK2020(キャリアセンター)』インターンシップの概要や応募準備の仕方、実習前後の注意事項まで、インターンシップ参加にあたって役立つ情報を一冊にまとめたガイドブックです。
応募準備・応募について
インターンシップに関するよくある相談(Q&A)
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A:違います。インターンシップにエントリーや参加をしたとしても、別途、本選考のエントリーを行う必要があります。
Q:インターンシップのエントリーと本選考のエントリーは違いますか?
A:場合によります。インターンシップの実習中に目覚ましい活躍をした場合には、選考にプラスに働く可能性はあります。逆に、インターンシップの選考が不合格だったとしても、本選考で不利になることはないでしょう。インターンシップ中に、仕事の現場を見て、社員の話を聞いて、考える経験ができるのであれば、自身の仕事選びそのものにプラスになることでしょう。
Q:インターンシップと本選考は関係がありますか?
A:あなたは何を目的にしてインターンシップに参加したいと考えていますか?それを明確にすることがまず必要です。単に本選考が有利になるかもしれないという考えだけで応募するのはおすすめしません。人気企業は応募者が極めて多く、気軽な気持ちで応募しても参加は難しいでしょう。企業・仕事研究のために応募するのであれば、基本的な情報収集をして、インターンシップに参加しなければ得られないことを考えた上で参加しましょう。
Q:インターンシップには参加した方がよいですか?
A:違います。選考の内容や定員、応募者数などが異なります。エントリーシートや面接で求められる水準も異なる場合が多いと言えるでしょう。本選考の方が難しいこともあれば、インターンシップの方が難しいこともあり得ます。
Q:インターンシップと本選考の難易度は違いますか?
A:場合によります。営業同行や会議参加、社員との懇談などの予定が多く組まれていれば、実態も見えてくるでしょう。しかし企業によっては、入社後の仕事とまったく関係のない「企画提案」ワークが中心のインターンシップもあり、それでは若手社員の実際の業務の様子は分かりません。
Q:インターンシップに行くと仕事や企業のことが見えてきますか?
A:選考しないことが多く、気軽に多くの企業を訪問できるというメリットもありますが、企業の説明会や簡単なグループワークのみで就業体験にならない場合も多くあります。内容をよく確認し、自分の目的に沿ったものを選択するように心がけましょう。
Q:1日型のインターンシップはどのようなものですか?
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自己分析
自分の行動の本質をつかみ、自分の魅力を発見しよう
周りの人に対して
「この人はこんな面がある」「あの人はこんな人」
など客観的に人柄や性格を判断することはできますが、
対象が自分となった場合、
あなたは「自分はどんな人物なのか」
具体的に述べることはできますか?
Chapter.
3自己分析 .......................................................... P.30・自己分析(自分の過去を振り返る)シート .... P.34
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Chapter. 3
「自分のやりたいことは何か」「なぜそう思うのか」を納得いくまで考え抜くのが自己分析。「自分のことは分かっている」と言うあなたも、まずは今までの出来事、感じたこと、影響を受けたことなどを振り返り、自分の行動特性や価値観、思考パターンを整理しましょう。
自己分析
08 あなたは自分がどんな人間か、具体的に話すことができますか?
これまでの経験を整理して、自分を深く知ることが就職活動の第一歩です。
自己分析とは?
就職活動では、エントリーシートや面接で、自分の考えを分かりやすく、説得力を持って相手に伝えられなければ内定には結びつきません。また、いきなり面接本番に自分の言葉で話すことはとても難しいことです。業界・企業・職種の志望を絞っていくためにも、あなた自身を深く知ることが大切です。
自己分析の重要性
自分の過去の行動パターン、考え方、価値観を知ることが、「やりたいこと」「できること」の発見につながります。それをもとに業界・企業・職種研究を行えば、興味のある企業・業界を探すことに役立ち、最終的には、説得力のある、自分らしい志望動機にも結びつきます。
自分の「選択基準」を明らかにする1
自己分析の目的
企業はあなたが「何をやってきた人なのか」、「どんな思いを持って行動する人なのか」を知りたいと思っています。大学入学前、学生時代の経験などから、自分の価値観、考え方を洗い出し、一つひとつを深く追究すると、自分をアピールできる要素が明確になります。それらが自分を採用するメリットについて相手を納得させる「材料」となるのです。
企業を納得させる「材料」を整理する2
できること
理 想
性 格
長 所関 心
興 味
やりたいこと
性 格
関 心
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2
3
自己分析を行う際のポイント
●素直な自分で、前向きに取り組む ●できる限り早く取り組み始め、自分を深く知る
●集中できる場所や時間を選んで、落ち着いて行う ●「正解」はない! 自分の良さを発見し、認める
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>>自己分析した結果は、誰かに見てもらいましょう。自己分析には「客観的な視点」が重要です。この機会にぜひ、第三者(できれば社会人)の人から意見をもらいましょう。家族や親戚でも構いません。「社会との関わり」という視点で、何が足りていないのか、どんな考えが必要なのかなどアドバイスをもらえます。大学のキャリアセンターのスタッフに見てもらうのも良いでしょう。数多くの学生を見てきている経験から、的確なアドバイスがもらえるはずです。
>>華々しいものでなくても大丈夫。「自分らしさ」が伝わるエピソードを見つけましょう。「自分にはアピールできるエピソードがない…」と考える人もいるかもしれません。学生生活を思い返してみて、一生懸命になったこと、何かを得ることができた経験などはありませんか?学業や趣味にも目を向けて、自分らしいエピソードを探してみましょう。そして、なぜそれに力を注いだのか、どう取り組んだのか、それから何を得られたのかを明らかにできれば、立派な自分らしいエピソードになります。
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自己分析
Chapter. 3
自己分析の方法
10年後、20年後にあなたはどんな人生を送っていたいですか?
例えば入社してやりたいこと、成し遂げたいことから考えてみるのも一つです。あるいは企業で働く親戚や知人・先輩は、どのように働いているかを見てみるのもよいでしょう。自分の人生プランも考えながら働き方について考えることは、就職後に迷ったり悩んだりした時も、自分自身の考えの拠り所にきっとなるはずです。
●自分の生き方、社会人としての未来をイメージする
自分では気付かなかった強み、長所・短所が見つかるかもしれません。どんなところからそう感じたかの理由や具体的エピソードも併せて聞いてみると良いでしょう。
●家族や友人など身近な人からの他己分析
仕事で生かせると考えられる長所は掘り下げていくとアピールにつながります。短所も別の角度から見たり、それをどう克服してきたかという視点で見ると、長所につながることがあります。
●長所・短所を挙げてみよう
>>短所を克服しようと努力しているのなら、その努力が長所になる場合も。前向きな姿勢で整理しましょう。
過去の行動や経験から、興味を持って取り組んだこと、力を入れて取り組んだこと、強く印象に残っていることなどを書き出し掘り下げていきましょう。
●自分の過去を振り返る
>>状況の説明だけにならないよう、それぞれのエピソードを 次のポイントで掘り下げましょう。
●その時の考えや感情●困難だったこと●努力・工夫したこと●どんな結果・評価だったか●そこから何を学んだか
P O I N T
★紙に書くことが大切!★何枚も書こう!
(フォームはP.34,35を参考に)
過去の行動や経験から自分が得意なこと、好きなこと、苦手なこと、嫌いなことを具体的なエピソードを交えて振り分けて整理してみましょう。
●好きなこと、苦手なことを振り返る
>>なぜ好きなのか、なぜ苦手なのか、理由まで考えてみましょう。
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P O I N T
自己分析の方法は自分史づくり、モチベーショングラフの作成等様々あります。色々な方法でやってみましょう。
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自己分析を自己PRにつなげる
就職活動における自己PRは、例えるなら「自分という商品がいかに素晴らしいか」を過去の経験や将来の可能性などを交えて企業に説明することです。企業に納得させる「材料」を自分の中から引き出してくる作業が自己分析です。これを怠ると、抽象的で漠然とした話にしかならず、説得力のあるアピールになりません。時間をかけて自分を深く掘り下げ、企業を納得させる自己PRを作りましょう。
●自己PRとは「企業に自分を売り込む」こと
複数のエピソードから、つながっている部分を見つけていきましょう。それがいくつかできたら、その中から「どれが一番アピールポイントになるか」を考え、さらに、その強みが最もよく表れたエピソードを見つけましょう。ただし、説得性を出すためにも、アピールポイントを裏付けるためのエピソードはいくつか準備しておくと良いでしょう。
●「最も強みとなる部分」を見つける
>>華々しいエピソードがなくても大丈夫!「成長」「進歩」をアピールしよう。エピソード自体の華々しさや奇抜さはそれほど重要ではありません。大切なのは、その経験の中で「どんな考えや目的を持っていたか」「そのためにどう行動したか」「その結果どうなったか」、そして「その経験で何を学び、どう成長できたか」を自分の言葉で伝えられることです。
>>興味の変化も大切に。これから、OB・OG訪問や説明会、選考などを通じて、直接企業と関わる機会が増えてきます。様々な人の話を聞き、視野が広がることで「この仕事、実は面白いかも」「この会社に興味が出てきた」と、興味や関心が以前と変わるかもしれません。自己分析の結果も大切ですが、それはあくまでも就職活動前の自分が行ったこと。一度やって終わりではなく、何度も繰り返していく必要があるのが自己分析です。自分の「軸」は大切にしながらも、直接話を聞いて「やってみたい」と感じたその感覚は、ぜひ大切にしてください。
自己分析を業界・企業・職種研究に活かす
自己分析で出た行動パターンや価値観などから、「自分は何をしたいのか」「自分の強みは何か」を考えていきましょう。そしてどのような業界・企業・職種にそのフィールドがあり、また求められているのか、ビジネス目線で探していきましょう。好きなことや興味のあること、自分の抱いているイメージに偏りすぎないためにも、業界・企業・職種研究を行いながらしっかり考えていきましょう。
「やりたいこと」「できること」から自分の「軸」を見つけよう
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① 概要 ・どんな経験をしたのか
ゼミナールで、「eスポーツを通じた地方創生の可能性に関する研究」を5 名のメンバーと一緒に行った。
② その時の状況 ・目標にしたこと ・課題に感じていたこと
当初、多くのメンバーは、レジュメの作成や課題についての情報・資料収集を面倒臭がり、消極的だった。私は「せっかくやるのだからきちんと取り組みたい」という気持ちがあり、積極的に関わろうと決意した。
③ 具体的な行動 ・実際に行ったこと ・なぜ取り組んだのか
メンバーとゼミの進め方について話し合った結果、改善するにはまとめ役が必要という結論になった。立候補者がいなかったため、私が手を挙げた。
④ 苦労したこと・困難な状況 ゼミでのまとめ役は初めての経験で、運営の方法も知らず、メンバーも協力的でなかったため、私にとっては困難の連続だった。
⑤ 工夫・解決策 ・自分なりに工夫したこと、 考えたこと ・その状況にどう対処したのか ・どう乗り越えたのか
上手くいかない原因は何かと自分なりに考えた結果、・課題が漠然としていて範囲も広く、取り組みづらい・同じ課題に全員で取り組んでいるため、他力本願になりがち・他の予定もあり忙しい時に、助けてほしいと言いにくい・一度休むと、連絡がないので次までにすべきことが分からないなどの問題点があるのではないかと気付いた。そこで教授や先輩にアドバイスをもらいながら、以下のことに取 り組んだ。・毎回宿題をいくつかに分け、分担制にすることで負担を減らし、 各自責任を持って情報・資料収集を行うような仕組みにする・途中で進み具合を確認し、助けが必要な場合は手が空いているメ ンバーに声をかける・当日までに議論のポイントをいくつか整理しておく・ゼミの終了後は、話し合ったポイントと次回までの宿題を、欠席 者も含めて全員へメールで送信する最初はなかなか上手くいかなかったが、この取り組みを数カ月間 続けたところ、徐々に協力してくれるメンバーが増え、議論も活発 になってきた。
⑥ 結果・成果 ・結果や目標に対する成果は どうだったのか
運営方法の改善に努めた結果、少しずつ「全員が参加する」ゼミ活動に変えることができ、意見も活発に出るようになった。その結果、私たちのチームの研究はメンバー全員が関わり、納得できるレベルにすることができ、教授からも高い評価を頂くことができた。他のメンバーから、「○○さんが積極的に改善点を提案してくれたことが変わるきっかけになった」と言われたことが、とても嬉しかった。
⑦ 学んだこと・得たこと ・経験から何を感じたのか
自分から進んで改善点を考え、取り組むことが、問題解決につながることに気付いた。地道に取り組むことで周囲と信頼関係が築けることを改めて感じた。
⑧ 自分の強み ・その経験から言える強み
・ みんながやりたがらない仕事に、自ら進んで取り組めるところ。・それを地道にやり続けることで、周囲から頼りにされる存在にな れるところ。
自己分析(自分の過去を振り返る)シート
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記入例
ゼミナール活動で運営方法の改善に取り組んだこと
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自己分析
Chapter. 3
① 概要 ・どんな経験をしたのか
② その時の状況 ・目標にしたこと ・課題に感じていたこと
③ 具体的な行動 ・実際に行ったこと ・なぜ取り組んだのか
④ 苦労したこと・困難な状況
⑤ 工夫・解決策 ・自分なりに工夫したこと、 考えたこと ・その状況にどう対処したのか ・どう乗り越えたのか
⑥ 結果・成果 ・結果や目標に対する成果は どうだったのか
⑦ 学んだこと・得たこと ・経験から何を感じたのか
⑧ 自分の強み ・その経験から言える強み
自己分析(自分の過去を振り返る)シート コピーして記入してみましょう
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