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報道用資料 20132就職活動中の大学3年生に聞く 2回ソーシャルリクルーティング調査 [email protected] ソーシャルメディア実験室「アンテナ」/伊澤・末次 03-5565-8410 株式会社 電通パブリックリレーションズ 東京都中央区築地5-6-4 浜離宮三井ビルディング 7Copyright(C) Dentsu Public Relations Inc. All rights reserved. お問い合わせ はこちらまで 2年連続で約半数(45.3%)の学生が就職活動にSNSを利用 ソー活は就職活動の定番に ソー活に利用しているSNS1位が逆転 3位にLINEがランクイン ソー活にはFacebook 1Facebook30.3%)2Twitter22.7%)3LINE13.0%) 就職活動にSNSを利用している理由に男女差 女性の方が積極利用 少しでも企業の情報が欲しいから 男:女=27.0%:38.4Facebookは公的、Twitterは私的利用 エントリーシートや面接のヒントを得るため 男:女=11.1%:26.0使える手段はすべて使いたいから 男:女=12.7%:19.2「コミュ軽(コミュかる)」で定着する「ソー活」 ~今年の「ソー活」のキーワードは「コミュニケーションがとりやすい」「手軽」~

ソー活調査レポート

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第2回「電通PRソー活調査」今年も約半数の学生が就職活動にSNSを利用 「コミュ軽(こみゅかる)」で定着する「ソー活」 株式会社電通パブリックリレーションズは、就職活動中の大学3年生を対象に、「ソーシャルリクルーティング」に関する調査を実施。同調査はインターネットを使ったアンケート形式で、実施時期は2012年12月28日~2013年1月16日。関東1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)および関西の2府2県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に居住する男女それぞれ150人の大学生から回答を得ました。  昨年(47.3%)に引き続き、今年も約半数(45.3%)の学生が、就職活動にソーシャルメディアを利用した就職活動、いわゆる「ソー活」を行っていることがわかりました。「ソー活」を行っている人の割合は、昨年同様、「大学の就職課/キャリアセンター」に行くと回答した人(40.0%)を上回り、ソーシャルメディアは就職活動を行う上でのツールとして定着したことがうかがえます。  就職活動に利用しているソーシャルメディアを聞いたところ、1位Facebook(30.3%)、2位Twitter(22.7%)、3位にはLINE(13.0%)が初登場。1位2位は昨年の順位を逆転する結果となりました。

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Page 1: ソー活調査レポート

報道用資料 2013年2月

就職活動中の大学3年生に聞く 第2回ソーシャルリクルーティング調査

[email protected]

ソーシャルメディア実験室「アンテナ」/伊澤・末次

03-5565-8410 株式会社 電通パブリックリレーションズ 東京都中央区築地5-6-4 浜離宮三井ビルディング 7階

Copyright(C) Dentsu Public Relations Inc. All rights reserved.

お問い合わせ はこちらまで

2年連続で約半数(45.3%)の学生が就職活動にSNSを利用

ソー活は就職活動の定番に

ソー活に利用しているSNSの1位が逆転 3位にLINEがランクイン

ソー活にはFacebook

1位Facebook(30.3%)2位Twitter(22.7%)3位LINE(13.0%)

就職活動にSNSを利用している理由に男女差

女性の方が積極利用

少しでも企業の情報が欲しいから 男:女=27.0%:38.4%

Facebookは公的、Twitterは私的利用

エントリーシートや面接のヒントを得るため 男:女=11.1%:26.0%

使える手段はすべて使いたいから 男:女=12.7%:19.2%

「コミュ軽(コミュかる)」で定着する「ソー活」 ~今年の「ソー活」のキーワードは「コミュニケーションがとりやすい」「手軽」~

Page 2: ソー活調査レポート

P.2 調査概要

■調査名

■調査対象者

■サンプル数

■調査期間

■調査方法

:大学3年生における「ソーシャルリクルーティング」に関する調査

:就職活動をしている大学3年生

関東:1都3県に居住する人/関西:2府2県に居住する人

:男性150サンプル/女性150サンプル

:2012/12/28~2013/1/16

:インターネット調査

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

全体 300 35 24 113 50 18 30 19 11

100.0 11.7 8.0 37.7 16.7 6.0 10.0 6.3 3.7 性別 男性

150 20 11 40 34 7 20 11 7

100.0 13.3 7.3 26.7 22.7 4.7 13.3 7.3 4.7 女性

150 15 13 73 16 11 10 8 4

100.0 10.0 8.7 48.7 10.7 7.3 6.7 5.3 2.7

株式会社電通パブリックリレーションズでは、2012年6月、ソーシャルメディアをテーマに、ソリュー

ション開発やノウハウ蓄積を行う社内横断組織「ソーシャルメディア実験室『アンテナ』」を設立しまし

た。

このたび『アンテナ』では、2012年12月から就職活動を本格スタートさせた大学3年生を対象に、就職活

動におけるソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)の利用状況に関する調査を実施。昨年も

同条件で調査を行っており、経年変化を調べるとともに、2013年の就職活動の特徴をあぶり出しました。

<ご参考:過去のアンテナ調査>

2012年 「まとめサイトの利用実態調査」 ~18.5%が1日に何度も利用する“ヘビーユーザー層”~

「男女間におけるソーシャルメディア活用調査」

~ソーシャルメディア上で彼氏・彼女とつながりたくない層は8割~

2012年 年末SNS調査 ~来年のSNS界に“期待の声”、6割超~

~2013年のキーワードは“アンチユビキタス(オンリーユー型の情報づくり)”~

目次

約半数の学生が就活でSNSを利用 P.4

調査結果からの考察「アンテナInsight!」 P.3

就活に利用するSNS,FacebookがTwitterを逆転 P.5

約2割の学生が公私でSNSアカウントを使い分け P.6

調査概要 P.2

<お願い> 本調査内容を転載・引用する場合、転載者・引用者の責任で行うとともに、弊社の調査結果である旨を明示して下さい。

4割以上の学生がFacebookで企業情報を収集 P.7

就活でのSNS利用は、女性の方が積極的 P.8

公的・企業向けのFacebook vs 私的・個人向けのTwitter P.9

メリットは手軽さと交流のしやすさ P.11

就活のSNS利用で困っていること第1位は「不用意発言」 P.12

7月

10月

12月

Page 3: ソー活調査レポート

P.3 考察

■「コミュ軽」が「ソー活」の定着を後押し 就職活動において、約半数(45.3%)の学生がSNSを利用していると回答しました。これは、各メディアでソー活元年

と言われた2012年とほぼ同じ利用率で、SNSが就職活動におけるひとつの手段として定着したと考えられます。

利用するSNSは、昨年はTwitter(34.3%)、Facebook(31.7%)の順で支持されていましたが、今年はFacebook

(30.3%)、Twitter(22.7%)で順位が逆転。これは、SNSの普及においてFacebookの利用者数がTwitterを上

回った※ことが大きな要因ですが、Facebookは、学生や企業にとってエンゲージメントを高められるメディ

アであることがもうひとつの理由だと考えられます。

<Facebookは学生の名刺代わり>

実名で利用されるFacebookは、知り合ったその場で挨拶代わりに相手を検索し友人登録できるところや、その後も

日常的な利用の延長線上で手軽に就職関係情報を入手(講読)したり、知り合った就職活動仲間とコミュニ

ケーションを取りやすいところが便利なツールです。実名で自分のパーソナリティを表現できるFacebook

は、学生にとって言わば、名刺のような役割を果たしているメディアであると考えられます。

<更新しやすさが企業にとっての魅力>

Facebookを採用活動に取り入れている企業の多くが、企業ページまたは採用専用の企業ページを作成・利用してい

ます。料金がかからず、文字数制限がない、写真を際立たせた投稿が可能、という点で、Twitterよりも企業の雰囲気

などをアピールできる。自社のWEBサイトを作成する感覚の延長線でありながらリクルート情報が更新しやす

く、現代っぽさも感じさせることができ、情報感度の高い人材に届きやすい。このような点を企業はメ

リットとして感じているのではないでしょうか。

利用する企業が増えれば、学生が利用するのは必然。昨今“SNS疲れ”という言葉も聞かれますが、ソーシャルネ

イティブである今の学生にとっては、SNS利用に対する不安はさほど強くなく、「コミュ軽」な「ソー活」

は、普段の生活をあまり変えずにできる就活情報収集として魅力。ソーシャルメディアは、就職活動全体

の労力を軽減するわけではありませんが、学生たちのサポートツールとして今年も活用されると見込まれます。

■今年の学生はのんびり?

本調査は、企業の採用広報活動が解禁された昨年12月1日を就職活動の起点として捉え、「就職活動をスタートして

から1カ月」をテーマに、1月上旬に調査を行っています。昨年に比べて、全体的に低いスコアをマークしていること

も、今年の調査結果のひとつの特徴です。

すでに多くのメディアで「今年の学生はのんびりしている」との報道が見られますが、本調査結果からもその傾向

は見受けられます。

例えば、現在行っている就職活動を尋ねた質問では、「業界研究セミナーに参加する」「インターンシップに参加

する」「大学の教授に相談する」「特になにもしていない」の4項目を除く15項目で、昨年より低いスコアをマークし

ました。同質問で昨年1位だった「リクナビなどの就職ナビサイトに登録する」は、73.7%から56.0%と、今年は大幅

ダウン(順位は1位)。また、就職活動にSNSを利用していると回答した学生で「少しでも企業の情報が欲しいから」

を理由に挙げた人は、昨年と比較して22.1%減少し、「使える手段はすべて使いたいから」を理由に挙げた人は

14.1%減少しました。

この理由は、直接的には調査から出ていないので、推察となりますが、昨年は、企業の採用活動が12月スタートに

なった初年度であったため、約7割の学生が漠然とした不安や焦りを抱いていました(2012年1月実施 弊社調査よ

り)。そのため、就職活動をスタートした12月における情報収集意欲や就職活動情報に対する飢餓感は非常に高かっ

たと考えられます。一方、今年の学生にとっては、12月スタートはいわばスタンダード。昨年よりもゆったりと焦ら

ずに就職活動をスタートしているのではないでしょうか。

※参照:ニールセン株式会社 「日本の主要SNSサイトの利用者数(家庭と職場のPCからのアクセス)」2012年1月-12月より

Page 4: ソー活調査レポート

P.4 約半数の学生が就活でSNSを利用

Q. あなたは現在、ご自身の就職活動において、どのようなことをやっていますか。次の中から行っているものすべてお答えください。(MA)

全体的に、昨年よりも低い回答傾向がみられた。1~5位間にあまりスコア差がないのが今年の特徴。

今年の調査で、昨年よりも増えているものは、「業界研究セミナーに参加する」(55.7% ※4.7%増)、「インターンシップに参加する」(17.7% ※4.7%増)、「大学の教授に相談する」(13.7% ※2.7%増)。

「就職活動の一環としてSNSを利用する」との回答は、昨年、今年ともに7位で、順位は変わらず、「大学の就職課/キャリアセンターに行く」よりも上回った。数値は45.3%で、昨年より2.0%減少した。

リクナビなどの就職ナビサイトに登録する

合同企業説明会や就活フォーラムに参加する

業界研究セミナーに参加する

企業が個別に実施するセミナーや会社説明会に

参加する

企業のウェブサイトを見る

大学のガイダンスを受ける

就職活動の一環としてSNSを利用する

大学の就職課/キャリアセンターに行く

家族と就職について話す

先輩に相談する

会社案内をもらう

みんなの就職活動日記を見る

インターンシップに参加する

新聞・雑誌やWEB

のニュースサイトを読んで、

志望する企業や業界の情報を収集する

大学の教授に相談する

企業を訪ねる

OB/OGを訪問する

特に何もしていない

その他

2013全体 300 168 168 167 154 153 140 136 120 95 73 70 64 53 52 41 30 28 21 1 100.0 56.0 56.0 55.7 51.3 51.0 46.7 45.3 40.0 31.7 24.3 23.3 21.3 17.7 17.3 13.7 10.0 9.3 7.0 0.3

2012全体 300 221 196 153 187 210 180 142 134 138 98 107 77 39 73 33 37 28 12 3 100.0 73.7 65.3 51.0 62.3 70.0 60.0 47.3 44.7 46.0 32.7 35.7 25.7 13.0 24.3 11.0 12.3 9.3 4.0 1.0

2013 性別

男性 150 90 99 86 89 79 76 63 65 47 36 38 29 31 27 22 19 15 4 1 100.0 60.0 66.0 57.3 59.3 52.7 50.7 42.0 43.3 31.3 24.0 25.3 19.3 20.7 18.0 14.7 12.7 10.0 2.7 0.7 女性 150 78 69 81 65 74 64 73 55 48 37 32 35 22 25 19 11 13 17 0 100.0 52.0 46.0 54.0 43.3 49.3 42.7 48.7 36.7 32.0 24.7 21.3 23.3 14.7 16.7 12.7 7.3 8.7 11.3 0.0

2012 性別

男性 150 100 94 77 86 98 81 64 58 61 51 52 35 19 38 18 20 12 9 2 100.0 66.7 62.7 51.3 57.3 65.3 54.0 42.7 38.7 40.7 34.0 34.7 23.3 12.7 25.3 12.0 13.3 8.0 6.0 1.3 女性 150 121 102 76 101 112 99 78 76 77 47 55 42 20 35 15 17 16 3 1 100.0 80.7 68.0 50.7 67.3 74.7 66.0 52.0 50.7 51.3 31.3 36.7 28.0 13.3 23.3 10.0 11.3 10.7 2.0 0.7

56.0 56.0 55.7

51.3 51.0

46.7 45.3

40.0

31.7

24.3 23.3 21.3

17.7 17.3 13.7

10.0 9.3 7.0

0.3

73.7

65.3

51.0

62.3

70.0

60.0

47.3

44.7 46.0

32.7 35.7

25.7

13.0

24.3

11.0

12.3 9.3

4.0 1.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2013年

2012年

Page 5: ソー活調査レポート

P.5

就職活動でSNS

利用している

45.3%

就職活動でSNS

利用して

いない

54.7%

就活に利用するSNS、FacebookがTwitterを逆転

Q. あなたは、就職活動をする上で、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用していますか。 利用しているSNSをすべてお答えください。(MA) ※アカウントは持っていても、そのSNSを就職活動で利用していない場合には選択しないでください。

N=300

※LINEとCommは今回調査からの追加項目

2013年 2012年

47.3%

52.7%

就職活動で SNSを

利用している 就職活動で SNSは

利用していない

就職活動でSNSを利用している学生の割合は、昨年とほぼ変わらない結果となった(昨年から2%減)。利用しているツール別に見ると、昨年の1位、2位が逆転し、Facebookが首位となった。

また、LINEが新登場ながら13.0%で第3勢力となり、存在感を示している

Facebook Twitter LINE mixi LinkedIn Comm その他

2013全体 300 91 68 39 31 6 6 1 100.0 30.3 22.7 13.0 10.3 2.0 2.0 0.3

2012全体 300 95 103

56 0

0 100.0 31.7 34.3 18.7 0.0 0.0

2013 性別

男性 150 44 33 24 17 3 5 0 100.0 29.3 22.0 16.0 11.3 2.0 3.3 0.0 女性 150 47 35 15 14 3 1 1 100.0 31.3 23.3 10.0 9.3 2.0 0.7 0.7

2012 性別

男性 150 45 45

26 0

0 100.0 30.0 30.0 17.3 0.0 0.0 女性 150 50 58

30 0

0

100.0 33.3 38.7 20.0 0.0 0.0

30.3

22.7

13.0 10.3

2.0 2.0 0.3

31.7 34.3

18.7

0.0 0.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

N=300

2013年

2012年

42%

22%

36%

Facebookのみを 利用

Twitterのみを 利用

Facebookと Twitterの両方を

利用

N=117

FacebookとTwitterを 利用している人の内訳

Page 6: ソー活調査レポート

P.6

22.8%

77.2%

約2割の学生が公私でSNSアカウントを使い分け

プライベート用のアカウントと 就職活動用のアカウントを 別々に作っている

プライベートも 就職活動も 同じアカウントを 使用している

Q. あなたは就職活動を行うにあたり、プライベートとは別に、就職活動専用のSNSアカウントを作っていますか。(SA)

<SNS利用者 性別グラフ>

Q. あなたは、就職活動をする上で、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用していますか。 利用しているSNSをすべてお答えください。(MA) ※アカウントは持っていても、そのSNSを就職活動で利用していない場合には選択しないでください。

男性

46.3%

女性

53.7%

男性

45.1% 女性

54.9%

N=142 SNSユーザー

2013年 2012年

N=136 SNSユーザー

19.0%

81.0%

N=142 SNSユーザー

N=136 SNSユーザー

<SNS利用者 アカウントに関するグラフ>

2013年 2012年

SNS利用者の男女別割合は、昨年同様、女性がやや優勢の結果となり、傾向に変化は見られない。

アカウントの使い分けは、「プライベート用と就職活動用のアカウントを使い分けている」と回答した人が3.8%と微増。

プライベート用の アカウントと 就職活動用の アカウントを 別々に作っている

プライベートも 就職活動も 同じアカウントを 使用している

Page 7: ソー活調査レポート

P.7 4割以上の学生がFacebookで企業情報を収集

企業のFacebookページを見て、

情報収集するのに使用している

他人(友人)の就職活動に関するカキコミ

を読むことで情報収集している

自分の就職活動に関する近況を

カキコミしている

自分と他人(友人)を比較して、就職活動

進捗状況の確認をしている

企業のTwitterアカウントを

フォローし、情報収集するのに

使用している

エントリーシートや面接のヒントを発信し

ているアカウントからの情報収集のために

使用している

就職活動中に知り合った学生と

リレーションを保つために使用している

就職活動を支援している(学生)団体の

TwitterやFacebookページ

からの情報収集に使用している

就職活動中に知り合った社会人(OB/O

Gを含む)とリレーションを保つために使

用している

OB/OG訪問先の社員を探すために

使用している

左記の中にはない

2013全体 136 57 48 35 26 22 21 20 17 8 6 24

100.0 41.9 35.3 25.7 19.1 16.2 15.4 14.7 12.5 5.9 4.4 17.6 2013性別

男性 63 26 19 21 9 12 6 7 6 4 4 13

100.0 41.3 30.2 33.3 14.3 19.0 9.5 11.1 9.5 6.3 6.3 20.6

女性 73 31 29 14 17 10 15 13 11 4 2 11

100.0 42.5 39.7 19.2 23.3 13.7 20.5 17.8 15.1 5.5 2.7 15.1

41.9

35.3

25.7

19.1 16.2 15.4 14.7

12.5

5.9 4.4

17.6

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

Q. あなたは、就職活動を行う上で、SNSをどのように使用していますか。(MA)

就職活動にSNSを利用している学生のうち、4割以上が「企業のFacebookページを見て、情報収集するのに使用している」と回答した(41.9%)。

また、「他人(友人)の就職活動に関するカキコミを読むことで情報収集している」と回答した学生も3割以上存在している(35.3%)。

Page 8: ソー活調査レポート

P.8 就活でのSNS利用は、女性の方が積極的

Q. あなたが就職活動でSNSを利用している目的を教えてください。あてはまるものをすべてお選びください。(MA)

就職活動でSNSを利用している目的を聞いたところ、「企業の雰囲気や風土を具体的に知ることができるから」が36.0%で1位。2位は「少しでも企業の情報が欲しいから」で33.1%。昨年の1位2位の順位が逆転する結果となった。

今年からの追加項目である「エントリーシートや面接のヒントを得るため」が3位にランクインしている(19.1%)。

性別でみると、「少しでも企業の情報が欲しいから」「エントリーシートや面接のヒントを得るため」「仕える手段はすべて使いたいから」の項目において、女性が男性を大きく上回っている。就職活動にSNSを利用することに対する、女性の積極的な姿勢が伺える結果となった。

企業の雰囲気や風土を具体的に

知ることができるから

少しでも企業の情報が欲しいか

ら エントリーシートや面接のヒン

トを得るため

知名度の低い企業の情報を知る

ことができるから

同じ業界志望の人と情報交換で

きるから

使える手段はすべて使いたいか

ら みんながやっているから

就活仲間を増やせるから

競争相手の動向がわかるから

人事担当者と深いコミュニケー

ションがとれるから

OB/OGとコミュニケーショ

ンがとれるから

大学やOB/OGなど他の人に

やったほうがよいと言われたか

ら 友達が多いと思われそうだから

社会人と知り合いになれるから

やらないと遅れてると思われそ

うだから

自己PRの場にすることができ

るから

ITに強いと思ってもらえるか

ら 左記の中にはない

2013全体 136 49 45 26 24 22 22 21 20 16 11 9 7 6 5 5 3 3 15 100.0 36.0 33.1 19.1 17.6 16.2 16.2 15.4 14.7 11.8 8.1 6.6 5.1 4.4 3.7 3.7 2.2 2.2 11.0

2012全体 142 63 77

23 33 43 23 26 19 24 13 4 2

10 10 5 10 100.0 44.4 54.2 16.2 23.2 30.3 16.2 18.3 13.4 16.9 9.2 2.8 1.4 7.0 7.0 3.5 7.0

36.0 33.1

19.1 17.6

16.2 16.2 15.4 14.7 11.8

8.1 6.6 5.1 4.4 3.7 3.7 2.2 2.2

11.0

44.4

54.2

16.2

23.2

30.3

16.2 18.3 13.4 16.9

9.2

2.8 1.4

7.0 7.0 3.5 7.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

企業の雰囲気や風土を具体的

に知ることができるから

少しでも企業の情報が欲しい

から

エントリーシートや面接のヒ

ントを得るため

知名度の低い企業の情報を知

ることができるから

同じ業界志望の人と情報交換

できるから

使える手段はすべて使いたい

から

みんながやっているから

就活仲間を増やせるから

競争相手の動向がわかるから

人事担当者と深いコミュニ

ケーションがとれるから

OB/OGとコミュニケー

ションがとれるから

大学やOB/OGなど他の人

にやったほうがよいと言われ

たから

友達が多いと思われそうだか

ら 社会人と知り合いになれるか

ら やらないと遅れてると思われ

そうだから

自己PRの場にすることがで

きるから

ITに強いと思ってもらえる

から

左記の中にはない

2013 性別

男性 63 23 17 7 12 13 8 10 12 9 5 5 4 4 3 2 2 1 5 100.0 36.5 27.0 11.1 19.0 20.6 12.7 15.9 19.0 14.3 7.9 7.9 6.3 6.3 4.8 3.2 3.2 1.6 7.9 女性 73 26 28 19 12 9 14 11 8 7 6 4 3 2 2 3 1 2 10 100.0 35.6 38.4 26.0 16.4 12.3 19.2 15.1 11.0 9.6 8.2 5.5 4.1 2.7 2.7 4.1 1.4 2.7 13.7

2012 性別

男性 63 28 34

12 15 20 8 14 9 17 6 2 2

5 4 5 4 100.0 43.8 53.1 18.8 23.4 31.3 12.5 21.9 14.1 26.6 9.4 3.1 3.1 7.8 6.3 7.8 6.3 女性 73 35 43

11 18 23 15 12 10 7 7 2 0

5 6 0 6

100.0 44.9 55.1 14.1 23.1 29.5 19.2 15.4 12.8 9.0 9.0 2.6 0.0 6.4 7.7 0.0 7.7

36.5

27.0

11.1

19.0 20.6

12.7 15.9

19.0

14.3 7.9 7.9 6.3

6.3 4.8 3.2 3.2

1.6

7.9

35.6 38.4

26.0

16.4 12.3

19.2

15.1 11.0 9.6 8.2 5.5 4.1 2.7 2.7 4.1

1.4

2.7

13.7

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

2013年

2012年

2013年男性

2013年女性

※「エントリーシートや面接のヒントを得るため」「社会人と知り合いになれるから」は今回調査からの追加項目

Page 9: ソー活調査レポート

P.9 公的・企業向けのFacebook vs 私的・個人向けのTwitter

フリーアンサー 性別 年齢

Facebookの 利用方法

企業のページを「いいね!」に登録して、投稿をチェックしている。 就職活動で知り合った学生と交流している。

女性 23

就職活動中に知り合った就活生とつながって、情報を共有している。 男性 21

WEBセミナーに参加する。 女性 21

就活に関するフィードを読んでいる。 女性 21

友人の就職活動がどのようなものか参考にする。企業ページを見る。 女性 21

人事の方に友達の登録人数を見てもらう。 男性 21

OBとの連絡。 女性 22

企業の新卒採用ページなどのフィード購読をして眺めている。 女性 21

企業のページに「いいね!」を押して最新情報をチェックする。小さい企業で「いいね!」が少ないと個人的に対応してくれる企業もある。

女性 21

就職活動でSNSを利用していると回答した学生に、FacebookとTwitterのそれぞれの利用方法と、その利用方法に違いがあるのかをフリーアンサーで聞いたところ、基本的に実名登録であるFacebookを公的に、ニックネームなどで利用できるTwitterは私的に利用していると回答する学生が複数みられた。

SNSの性格に合わせて、利用方法や発言内容をうまく使い分けていることがみてとれる。

Q.就職活動の一環で、Facebookを利用しているとお答えの方にお伺いします。具体的にどのようにFacebookを活用していますか?(FA)

フリーアンサー 性別 年齢

Twitter の

利用方法

有名な就職コンサルタントをフォローして情報を得る。 女性 21

いろんなセミナー情報を得ている。 女性 21

SPI対策の問題を解く。マナー問題を解く。情報収集。 女性 21

エントリーシートの締め切り日を随時つぶやくアカウントがあるので、フォローしている。

女性 21

志望業界で働く社会人や専門家をフォローして情報収集を行う。 男性 21

企業の最新情報をチェックしている。中の人のつぶやきを見ているだけでも何となく社風が伝わってくるので面白い。

女性 21

Q.就職活動の一環で、Twitterを利用しているとお答えの方にお伺いします。具体的にどのようにTwitterを活用していますか?(FA)

Page 10: ソー活調査レポート

P.10

フリーアンサー 性別 年齢

Facebookと Twitter

の 使い分け

Facebookは本名で利用しているのでオフィシャル、Twitterは本名を出さずにプライベートとして使い分けている。

女性 21

Facebookは企業のことを中心に見て、Twitterは友達のつぶやきを見る。 男性 20

Facebookは正式に発信する場。Twitterは愚痴の言い合い。 男性 20

Facebookは友達との双方向で、Twitterは情報を受け取るだけ。 男性 22

Facebookは企業のページをチェックして、Twitterは2014卒向けの就活情報ページなどをチェックしている。

女性 21

どちらも情報収集に活用しているが、Facebookでは基本的に閲覧のみ、Twitterではリプライなども含め自分も発言している。

女性 21

Facebookは基本的に本名でやり取りするリアル空間のため、企業側も公的なページという印象。Twitterはつぶやきを投稿している中の人の個性が出たり、重要でない内容も含まれるので私的な意味合いが強く、その分気軽に見ている。

女性 21

Q. 就職活動の一環で、FacebookとTwitterを利用しているとお答えの方にお伺いします。あなたは就職活動に利用する上で、FacebookとTwitterをどのように使い分けていますか?(FA)

Page 11: ソー活調査レポート

P.11 メリットは手軽さと交流のしやすさ

順位 昨年順位(件

数) カテゴリー 件数

1位 - 手軽な情報収集 25

2位 4位(9) 就活仲間との交流・コミュニケーションの広がり 21

3位 2位(20) 情報のいち早い入手 13

4位 1位(22) 幅広い情報の取得 9

5位 6位(7) 企業への親近感 5

5位 - SNS利用者対象の独自サービスの享受・独自情報の入手 5

5位 3位(17) 深い情報の取得 5

8位 4位(9) 他の就活生の動向チェック 1

8位 7位(5) 自己啓発 1

10位 - その他 4

就職活動でSNSを利用して実感したメリットをフリーアンサーで聞いたところ、「手軽な情報収集」(25件)、「就活仲間との交流・コミュニケーションの広がり」(21件)が1位、2位を占めた。

「就活仲間との交流・コミュニケーションの広がり」が昨年4位(9件)から2位(21件)へと躍進。情報の入手に関しては「手軽さ」が1位となり、「情報の幅広さ」や「情報の深さ」を挙げる声は昨年よりも少なかった。

カテゴリー順位 フリーアンサー 性別 年齢

1位 手軽な情報収集

Facebookを見ることで情報収集が自然にできること。 女性 21

企業がアップデートしたことを気軽にすぐ確認できること。 女性 21

2位 就活仲間との交流・コミュニケーションの広がり

インターンシップで出会った仲間と連絡がとれること。 男性 22

他大学の就活仲間が増え、モチベーションが上がった。 女性 21

3位 情報のいち早い入手

更新された時すぐわかる。 男性 21

WEBサイトよりも早く情報提供してくれている企業もある。 女性 21

4位 幅広い情報の取得 情報が多いこと。玉石混交ではあるが、多いに越したことはない。 女性 21

5位 企業への親近感 社長と会話できた。 男性 23

5位 SNS利用者対象の独自サービスの享受・独自情報の入手

Facebookを見ている人限定の説明会の案内がきたこと。 女性 21

5位 深い情報の取得

独力では探せないような情報を得ることが出来たこと。 女性 21

説明会だけでは知ることができないことを見たり知ったりすることができる。 女性 20

8位 他の就活生の動向チェック 周りの状況や速度と比較し、焦りすぎたり怠けすぎたりすることなく落ち着いて就職活動を進められていること。

男性 21

※有効回答数91を分類して集計

Q.実際に、就職活動でSNSを利用してよかったことは何ですか?(FA)

Page 12: ソー活調査レポート

P.12 就活のSNS利用で困っていること第1位は「不用意発言」

N

不用意な発言をしてしまうのではないかと不安だ

就職活動目的で作った訳ではなかったのに、就職活動

で利用したために、プライベート情報などを気軽に書

き込めなくなった

文章がうまく書けない

実際に企業担当者やOB/

OGに会ってみたら、SNS

上の印象とまったく違った

就職活動のための有効な活用方法がわからない

友人の発言内容やリアクションが困る

過去の発言を就職活動先に見られて困る

人事担当者との連絡で使用して、面接などが断りにく

くなった

有益な情報が集まらず、就職活動にプラスにならない

人事担当者とトラブルになった

自分の書き込んだコメントに対するリアクションが気

になってしかたがない

人事担当者から頻繁に連絡がきて、チェックするのが

わずらわしい

OB/OGとトラブルになった

本来の自分と、SNS上の自分とのギャップができて

しまった

チェックインなどの位置情報が公開されて困る

人事担当者からの連絡がSNSだけで来ており、それ

に気付かずに活動が遅れた

就職試験を受けている会社の競合会社から、ウォール

などの公開されている場に連絡が来て困った

就職活動中に知り合った人から「友達申請」を受けて

困る

その他

左記の中にはない

2013 全体

136 20 14 11 11 10 10 10 8 6 6 4 4 3 2 1 1 1 0 2 70 100.0 14.7 10.3 8.1 8.1 7.4 7.4 7.4 5.9 4.4 4.4 2.9 2.9 2.2 1.5 0.7 0.7 0.7 0.0 1.5 51.5

2012 全体

142 23 12 18 6 20 15 15 2 7 3 10 1 3 4 4 3 0 1 74 100.0 16.2 8.5 12.7 4.2 14.1 10.6 10.6 1.4 4.9 2.1 7.0 0.7 2.1 2.8 2.8 2.1 0.0 0.7 52.1

14.7 10.3

8.1 8.1 7.4 7.4 7.4 5.9 4.4 4.4

2.9 2.9 2.2

1.5 0.7 0.7 0.7

0.0

1.5

51.5

16.2

8.5 12.7

4.2

14.1 10.6 10.6

1.4

4.9

2.1 7.0

0.7 2.1

2.8 2.8 2.1

0.0 0.7

52.1

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

N

不用意な発言をしてしまうのではない

かと不安だ

就職活動目的で作った訳ではなかったのに、就

職活動で利用したために、プライベート情報な

どを気軽に書き込めなくなった

文章がうまく書けない

実際に企業担当者やOB/

OGに会って

みたら、SNS上の印象とまったく

違った

就職活動のための有効な活用方法がわ

からない

友人の発言内容やリアクションが困る

過去の発言を就職活動先に見られて困

る 人事担当者との連絡で使用して、面接

などが断りにくくなった

有益な情報が集まらず、就職活動にプ

ラスにならない

人事担当者とトラブルになった

自分の書き込んだコメントに対するリ

アクションが気になってしかたがない

人事担当者から頻繁に連絡がきて、

チェックするのがわずらわしい

OB/OGとトラブルになった

本来の自分と、SNS上の自分との

ギャップができてしまった

チェックインなどの位置情報が公開さ

れて困る

人事担当者からの連絡がSNSだけで

来ており、それに気付かずに活動が遅

れた

就職試験を受けている会社の競合会社

から、ウォールなどの公開されている

場に連絡が来て困った

就職活動中に知り合った人から「友達

申請」を受けて困る

その他

左記の中にはない

2013 性別

男性 63 5 2 5 8 2 5 4 5 3 1 1 3 2 1 1 1 1 0 2 34 100.0 7.9 3.2 7.9 12.7 3.2 7.9 6.3 7.9 4.8 1.6 1.6 4.8 3.2 1.6 1.6 1.6 1.6 0.0 3.2 54.0 女性 73 15 12 6 3 8 5 6 3 3 5 3 1 1 1 0 0 0 0 0 36 100.0 20.5 16.4 8.2 4.1 11.0 6.8 8.2 4.1 4.1 6.8 4.1 1.4 1.4 1.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 49.3

2012 性別

男性 64 11 3 9 5 9 7 5 2 3 2 6 1 1 3 3 3 0 1 32 100.0 17.2 4.7 14.1 7.8 14.1 10.9 7.8 3.1 4.7 3.1 9.4 1.6 1.6 4.7 4.7 4.7 0.0 1.6 50.0

女性 78 12 9 9 1 11 8 10 0 4 1 4 0 2 1 1 0 0 0 42 100.0 15.4 11.5 11.5 1.3 14.1 10.3 12.8 0.0 5.1 1.3 5.1 0.0 2.6 1.3 1.3 0.0 0.0 0.0 53.8

7.9 3.2 7.9 12.7 3.2 7.9 6.3 7.9 4.8 1.6 1.6 4.8 3.2 1.6

1.6 1.6 1.6

0.0 3.2

54.0

20.5 16.4

8.2 4.1

11.0 6.8 8.2

4.1 4.1 6.8

4.1 1.4 1.4 1.4 0.0 0.0 0.0 0.0

0.0

49.3

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

2013年

2012年

2013年男性

2013年女性

就職活動でSNSを利用する中で困っていることの1位は、昨年に引き続き、「不用意発言をしてしまうのではないかと不安だ」であった(14.7%)。

昨年は、「就職活動のための有効な活用方法がわからない」が2位で、ソー活元年で模索している様子がうかがえたが、今年は5位(7.4%)に留まった。

Q.あなたは就職活動でSNSを利用する中で、どのようなことに困っていますか?(MA)

※「就職活動中に知り合った人から「友達申請」を受けて困る」は今回調査からの追加項目