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1
5つの線による分析
転換線
基準線
先行スパン1
先行スパン2
遅行スパン
三大骨子
波動
時間
価格
2
3
ユーロドル4時間足
遅行スパン 転換線
基準線
先行スパン1
先行スパン2
【見分け方】 遅行スパン・・・ひとつだけ遅れている線 先行スパン1・・・雲を形作る線ででこぼこしている方 先行スパン2・・・雲を形作る線で横ばいが長い方 転換線・・・価格と一緒に動いている線で一番価格に近い線 基準線・・・価格と一緒に動いている線で価格からやや距離を置いている線
•過去9日間の最高値と最安値の半値 ※(最高値+最安値)÷2
転換線
•過去26日間の最高値と最安値の半値
基準線
•終値を26日過去に描画
遅行スパン
•基準線と転換線の半値を26日将来に描画
先行スパン1
•過去52日間の最高値と最安値の半値を26日将来に描画
先行スパン2
4
※一目均衡表の数値は全て当日を含めて計算する。
※○日という表記をしているが、週足だと○週、時間足だと○時間となる。
5
ロウソク足を飛行機に見立てる。 ・飛行機が上昇しようとすると上に雲がある。雲からは雨や雷が落ちてきて、なかなか近づけない。 ・雲に突入するとガスで周りが見えず、迷走状態になってしまう。 ・やがて雲を抜けると青空が広がり気持ちよく上昇。 ・途中高度を落としても雲に入ることはいやなので再上昇する。
(小次郎講師開発一目均衡表フライトチャートより)
先行スパン1
先行スパン2
遅行スパン
転換線
基準線
6
雲の中で迷走
雲が下降を遮る
雲が上昇を遮る
雲を下抜けて急降下
雲を上抜けて安定上昇
米ドル/円 1時間足
•短期(9日間)の半値線
転換線
•中期(26日間)の半値線
基準線
•長期(52日間)の半値線
先行スパン2
•半値線である転換線と基準線の半値・・・変則半値線
先行スパン1
•半値線ではない。
遅行スパン
7
• 一目均衡表の時間の概念を理解するためのキーワードである。
相場水準とは?
• ある期間の価格変動の中心を「相場水準」と呼ぶ。
意味
• 転換線は短期の相場水準の変遷を示した線
• 基準線は中期の相場水準の変遷を示した線
• 先行スパン2は長期の相場水準の変遷を示した線
半値線は相場水準の変化をしめした線
8
•時間軸を変えて分析することにより正しく現状の変化を見抜くこと
マルチタイムフレーム
•一回り小さい時間軸で方向転換を先読みする。
•一回り大きな時間軸で大局の流れをつかむ
自分のトレードする波動と比較
•短期売買の買い注文はすぐに売り圧力(下げ要因)となる。
•短期売買の売り注文はすぐに買い圧力(上げ要因)となる。
•長期売買の買い注文は持ちっぱなしなので、上げ要因。
•長期売買の売り注文は持ちっぱなしなので、下げ要因。
売買の読み方
9
10
大局トレンド
中局トレンド
目先トレンド
トレンドは時間軸によって 変化する!
もみあい相場とは相場水準が変わらない状態を言う。
下降トレンドとは相場水準が切り下がっている状態を言う。
上昇トレンドとは相場水準が切り上がっている状態を言う。
トレンドは相場水準の変遷を記録したもの
11
12
• 「相場の現在性」とは一目山人氏の言葉で、売りと買いの勢力状況のこと。相場は売りと買いの勢力が崩れた方に動く
相場の「現在性」を見る!
•予想とは思い込み、不確実なものを確かだと思うことは判断を鈍らせるだけ。
•予想ではなく、予測をする。「予測」とはあらかじめ、典型的な動きを描いておき、実際の動きと見比べること。
一目均衡表は「予測」するためのツール!
•価格変動は時間経過とともにある。時間の経過により価値が変動する。時間が主である。
「時間」が主体で価格を動かす!
13
波動 (N波動)
価格変遷 (変化価格)
時間 (変化日)
14
• 「相場の主体は時間にあり、価格は結果として従ってくる」
一目均衡表の時間論
• 変化しやすい日数を追究したのが「基本数値」
基本数値
• 重要な天底から重要な天底までの期間はそれからしばらくの間、同様に変化しやすい。それが「対等数値」。
対等数値
15
9
17 26
研究の末、価格変動は3つの数字を軸としていることを発見!
16
• 9、17、26とその組み合わせ
基本数値
•長年にわたり、世界中の数字に関する文献を読み、哲学書から自然科学の書物まで研究した上で、チャートを分析し、自然界の摂理を体現した数字としてこの3つの数字を発見。
森羅万象がこの3つの数字に支配されている
•底から天井、天井から底、天井どおし、底どおしが基本数値になりやすい。
•価格が変化しやすいところを教えてくれる。
変化日の元となる
17
17日間
5/14
6/5 米ドル/円日足
18
17日間
5/14
6/5
9日間
9日間
19
17日間
5/14
6/5
9日間
9日間
5日間 5日間 5日間 5日間
20
17日間 6/5
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
21 ① ⑩ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰
22
米ドル/円4時間足
26日間
23
米ドル/円4時間足
26日間
5分割
5分割
①
⑩ ②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨ ⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
⑲
⑳
㉑
㉒
㉓
㉔
㉕
㉖
24
• 9、17、26と、その組み合わせ ※一目均衡表の数値は全て当日を含めた計算となる。
基本数値
• 9、17、26、33、42、51、65、76、83、97、101等
主な基本数値
5本 5本
9本
一目均衡表における数の数え方は全て 当日(スタートの足)を含めた計算なので、 基本数値と基本数値を組み合わせるたびに 1を引く必要があります。
注意ポイント!
25
• 17=9+9-1
• 33=17+17−1
• 42=17+26−1
• 51=26+26−1
• 65=17+17+17+17−3
• 76=26+26+26−2
• 83=17+17+26+26−3
• 97=17+17+17+17+17+17−5
• 101=26+26+26+26−3
主な基本数値の算出法
26
•基本数値・対等数値を元に変化しやすい日を求める
変化日をどう求めるか?
• 変化日即変化・・・変化日で変化する
• 変化日即加速・・・変化日で加速する
• 変化日即延長・・・変化日が先に伸びる
変化日の特徴
• 変化日は変化しやすい重要な日をあらかじめ想定しておくことに意義がある。
• 変化しやすい時期というのは前後に幅を持つ。まさにこの日のみと決めつけてはいけない。
注意事項
•価格は「時間」があって変動する。ということは、チャート上における縦軸だけを分析するのではなく、横軸もあわせて分析(日柄分析=経過時間)することが重要。
•ほとんどのテクニカル分析が経過時間を考慮していない → 一目均衡表の優位性
時間の重要性
• 「計算値(後述)」による目標値段は、単純にその値段を達成したか、していないかというだけでは意味がない。
•時間の経過を見、「値動きの幅(=計算値)」と「時間」との均衡点を把握することがポイント!
•つまり、『重要なる日柄(時間帯)に重要なる値段を付けているかどうか』を分析の基本とする。
「値幅」と「時間」との均衡点
•相場の時間(横軸)の中に重要なポイントを見つけ出すことで、変化日を予測していくこと。
日柄分析とは
•変化日は、波動を把握した上で、「基本数値」と「対等数値」によって総合的に判別される。
変化日の決め方
23
基本数値 呼称 上げ相場 下げ相場
9 一節 最初の一波動(I)
小さなV
最初の一波動(I)
中間の戻り
17 二節 最初の一波動(V)
小さなN
最初の一波動(V/N)
中間の戻り
26 一期(三節) 主に上げ相場の一期(V/N)
準備構成の期間 最初の一波動(N)
33 一期一節 大きな流れの中で上がって下がって(下がって上がって)の
節目となる日
42 一期二節 中局の変化日
65
76 一巡
129
どんなに長期の波動であっても、129か172では転換の動きが出てくることが多い。 172
226 一環 大局の大きな変化日
28
※基本数値は1点ではなく、前後数日を含む。この数日は期間が延びれば延びるほど大きくなる。
一期26日
一巡76日(26×3-2)
一環226日(76×3-2)
一循環676日(226×3-2)
29
30
101
83
17
101
26 17 26
65
101
33
83
26
51
東京金日足
2013年2月~2014年10月
31
• 天井から底、底から天井、または天井どおし底どおしはしばらくの間、同じ日数になりやすい。
対等数値
• 中心となる市場参加者の売買サイクルで価格の動きに周期性が出来てくる。
参加者の売買には周期が出来てくる
• 同じように出てくる数値も基本数値になりやすい。
対等数値は基本数値になりやすい
•相場はまた時期に応じて変化しやすい周期がある。その周期は天底の期間という形で現れる。その周期はいろいろな形でその後しばらくの間繰り返し現れる。
•このケースもその形成過程において、当然、基本数値の影響を受けることになるので、基本数値と対等数値は一致することが多い。
対等数値
18日 18日 18日 18日
A
B
C
D
A
B
C
26
•対等数値には「変擬」と呼ばれるものがある。
•変擬とは、以前に起こった時間の区切り(サイクル)を、その区切りとは別の天井、または底を出発点として再現すること。この再現するポイントを変擬点という。
変擬とは
•本擬 同じ波動構成で対等数値が出現すること
•複擬 異種の波動構成で対等数値が出現すること
•隔擬 間を隔てて対等数値が出現すること
•重擬 ある期間を重ね合わせて対等数値が出現すること
変擬の種類
①本擬 ②複擬 ③隔擬 ④重擬
27
34
米ドル/円時間足
2015年7月9日~2015年7月21日
35
日経平均日足
2014年10月19日~2015年7月21日
36
豪ドル円日足
2014年10月19日~2015年7月21日