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vol. 72 2016.11 http://www.kuins.ac.jp/ Campus NEWS 学生の夢を全力でサポートする 教員たちの熱い思い。 02 【KUIS PEOPLE REPORT 1】 熱血サポートで、合格者が続々!教員採用試験対策講座教員インタビュー 06 【KUIS PEOPLE REPORT 2・3】 輝く学生インタビュー 10 【KUIS PEOPLE REPORT 4】 夢をつかんだ卒業生たち 12 4年生就活速報!内定者4人に聞きました! 14 【行事報告】ACP会議╱教育懇談会╱名誉学位記授与式╱2016年秋・学位記授与式 16 【Campus Community】クラブ活動╱学外の動き╱新任教員紹介

Campu s NEWS - kuins.ac.jp · °»tw s hqM ±MO äM¥M p V iZ `hMf{ iZpb¯ ... KUIS PEOPLE REPORT 01 sÑ D ÿ / Û å

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16

クラブ活動╱学外の動き vol.722016.11

http://www.kuins.ac.jp/

Campus NEWS

Campus NEWS

学生の夢を全力でサポートする

教員たちの熱い思い。

02 【KUIS PEOPLE REPORT 1】熱血サポートで、合格者が続 !々教員採用試験対策講座教員インタビュー

06 【KUIS PEOPLE REPORT 2・3】輝く学生インタビュー

10 【KUIS PEOPLE REPORT 4】夢をつかんだ卒業生たち

12 4年生就活速報! 内定者4人に聞きました!

14 【行事報告】ACP会議╱教育懇談会╱名誉学位記授与式╱2016年秋・学位記授与式

16 【Campus Community】クラブ活動╱学外の動き╱新任教員紹介

vol.72 2016年 11月

三木キャンパス 〒673-0521 兵庫県三木市志染町青山1丁目18番 TEL 0794-85-2288(代)尼崎キャンパス 〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号 TEL 06-6498-4755(代)

尼崎市制100周年記念事業「潮江なつフェス」に参加しました

Campus Community強化クラブ 活動報告

 今年のチームは飛び抜けた選手はいませんが、伝統のチーム力と泥臭い野球で2季連続でのリーグ優勝を目標としています。また、その先にある関西選手権、明治神宮大会での優勝を目指します。今春7年ぶりのリーグ優勝を果たしました。春の全日本大学野球選手権大会に出場し、阪神大学野球連盟代表として初めて東京6大学代表の明治大学を破りベスト8進出を果たしました。しかし、準々決勝で同じ関西地区代表の奈良学園大学にタイブレークの末に敗れました。今後もあたたかい応援をよろしくお願いいたします。

 いつも心温まるご声援誠にありがとうございます。9月18日(日)から開幕する関西学生サッカーリーグ後期2部Aリーグにおきまして、前期首位と勝ち点差2の3位で折り返したKUISサッカー部の1部昇格への挑戦が再び始まります。自分たちよりも能力が高い相手に対して自分たちの「やって楽しい、見て楽しい、人もボールも動くアクションサッカー」で必ずや昇格を勝ち取りたいと思います。試合会場にぜひ足をお運び頂き、熱い応援をよろしくお願いいたします。

 今年は、昨年と比べると部員が2倍に増えたことでチームが賑やかになり、非常に良い雰囲気でリーグを迎えることができました。チーム一丸となって目の前の試合を全力で戦い、1部昇格を目指しています。 どうぞあたたかい応援をよろしくお願いいたします。

 8月13日(土)に尼崎市制100周年記念事業の一環として、「潮江なつフェス」が開催され、来場者35,000人と多くの方が参加されました。本学も「潮江なつフェス」実行委員会からの協力要請により、学生会を中心にボランティアとして多数の学生が、本部企画の司会進行を行うなど本事業の運営に参加しました。 当日は、JR尼崎駅北交差点から北に約200メートルにわたる本格的な「歩行者天国」が設営され、多数の模擬店が開店、13時からのオープニングセレモニーでは、稲村和美尼崎市長が挨拶を述べられました。 本学協定都市である丹波市からも恐竜・観光振興課の特産品販売の出店があり、丹波市マスコットキャラクターの「丹波竜のちーたん」も来場。本学のオリジナルマスコットキャラクター

硬式野球部 サッカー部 硬式テニス部

「MAPS」とともにオープニングセレモニーに花を添えました。 模擬店では、児童文化研究会の学生達13名による「子どもの手造りおもちゃ工作」と「パネルシアター」を催しました。「子どもの手造りおもちゃ工作」では、スライムとプラ板ストラップを子どもたちが自分で作れるよう工夫して行い、常に行

列ができるほどの賑わいでした。「パネルシアター」では、夏らしい『南の島のハメハメハ大王』や『おばけなんてないさ』の歌を、楽しく手遊びを交えながらみんなで歌い、小さな子どもたちや保護者から大変好評でした。

MAPS Ⅱ世

①担当科目 ②研究テーマ ③特技・趣味

     自己紹介と学生へのメッセージMessage

新たに本学へ着任された先生をご紹介します。新任教員紹介

4年間で看護の知識・技術だけでなく、学び続ける習慣を身につけましょう。また、学習だけでなく、様々な人と関わり、様々なことを経験していきましょう。

①小児健康看護学概論・小児看護援助論・小児看護学実習など

②先天性心疾患患者の成人移行期支援 集中治療を受ける子どもと家族への看護③特技:誤字・脱字を見つけること(だと言われます) 趣味:運動と読書

本田 真也 Shinya Honda

保健医療学部 看護学科講師

Message皆さんと授業や実習で、一緒に看護を考えることができることを楽しみにしています。

①母性看護援助論、母性看護学実習②不妊看護、家族関係の強化に向けた支援③趣味は野球観戦、観劇

橋本 由起子 Yukiko Hashimoto

保健医療学部 看護学科助教

Message

02 03

「本当に元気で前向きな学生が多くて。彼ら

の『教員になりたい!』という熱い思いをで

きるだけ応援したい。それだけです」

 そう話すのは、教育学部教育福祉学科の

田上由雄准教授。現役で教員採用試験合格

をめざす学生をサポートするプログラム

「教員採用試験対策講座」の生みの親だ。

「私は、教育学部が発足した2007年から本

学の教員を務めています。しかし普通のカ

リキュラムだけでは、せっかく小学校教諭免

許状を取得しても、教員採用試験に現役で

合格するのは難しい。教育学部の使命は教

員を世に送り出すことですから、なんとか採

用試験に特化した特別プログラムを用意し

教育学部教育福祉学科 准教授田上 由雄

て学生をサポートしたい。そんな思いから、

学修支援センターの特別プログラムとして

対策講座がスタートしたのです」

 学修支援センターとは、学生の自立した

学びをサポートするための学内機関だ。ア

メリカの大学の「ラーニングセンター」をモ

デルに、日本では1998年に関西国際大学

が初めて設置。学修にまつわる学生のさま

ざまな相談に応じるとともに、学部のカリ

キュラムとは独立したTOEICや簿記などの

資格試験対策講座を提供するなど、実践的

なキャリア教育プログラムも提供している。

公立小学校の教員になるために必ず突破しなければならない関門が、各自治体が実施する「教員採用試験」だ。しかし、大学新卒者の採用は全体の3割に過ぎない狭き門。そんな中、本学では現役の合格者数を毎年更新し続けており、2016年度も過去最高を記録するのべ43人の合格を達成。その原動力となっているのが本学オリジナルの「教員採用対策講座」だ。プログラムの作成や指導に中心的な立場で取り組む田上准教授、岡准教授、そして学修支援センターの大枝講師の3人にプログラムの特色と、教員育成にかける熱い思いを聞いた。

神戸市にて公立小学校教員、校長を経て2007年より現職。小学校教育課程編成、学級経営の研究、小学校体育科教材開発の研究が専門。「教員採用試験対策講座」を立ち上げ、体育実技や模擬授業・面接の指導などを担当。

教育学部教育福祉学科 准教授岡 修一神戸市にて公立小学校教員、校長を経て、大学で退職後教員育成に携わった後、2007年より現職。小学校教育学、小学校特別活動の研究が専門。「教員採用試験対策講座」では教職教養や小学全科、面接指導などを担当。

学修支援センター大枝 明大阪府豊中市にて公立小学校教員、校長を経て、2011年より現職。学修支援センター特命講師として学生の学習指導、キャリア指導にあたる。「教員採用試験対策講座」では、英語、国語、社会などの教科指導のほか、一般教養や面接指導も担当。

一人ひとりに向き合いながら教員への夢をバックアップ

教員採用試験合格への熱い思い

インタビュー

KUIS PEOPLE REPORT 01熱血サポートで、

合格者が続々!「先生になりたい」

という夢をサポートするきめ細やかな

教員採用試験対策講座

02 03

「本当に元気で前向きな学生が多くて。彼ら

の『教員になりたい!』という熱い思いをで

きるだけ応援したい。それだけです」

 そう話すのは、教育学部教育福祉学科の

田上由雄准教授。現役で教員採用試験合格

をめざす学生をサポートするプログラム

「教員採用試験対策講座」の生みの親だ。

「私は、教育学部が発足した2007年から本

学の教員を務めています。しかし普通のカ

リキュラムだけでは、せっかく小学校教諭免

許状を取得しても、教員採用試験に現役で

合格するのは難しい。教育学部の使命は教

員を世に送り出すことですから、なんとか採

用試験に特化した特別プログラムを用意し

教育学部教育福祉学科 准教授田上 由雄

て学生をサポートしたい。そんな思いから、

学修支援センターの特別プログラムとして

対策講座がスタートしたのです」

 学修支援センターとは、学生の自立した

学びをサポートするための学内機関だ。ア

メリカの大学の「ラーニングセンター」をモ

デルに、日本では1998年に関西国際大学

が初めて設置。学修にまつわる学生のさま

ざまな相談に応じるとともに、学部のカリ

キュラムとは独立したTOEICや簿記などの

資格試験対策講座を提供するなど、実践的

なキャリア教育プログラムも提供している。

公立小学校の教員になるために必ず突破しなければならない関門が、各自治体が実施する「教員採用試験」だ。しかし、大学新卒者の採用は全体の3割に過ぎない狭き門。そんな中、本学では現役の合格者数を毎年更新し続けており、2016年度も過去最高を記録するのべ43人の合格を達成。その原動力となっているのが本学オリジナルの「教員採用対策講座」だ。プログラムの作成や指導に中心的な立場で取り組む田上准教授、岡准教授、そして学修支援センターの大枝講師の3人にプログラムの特色と、教員育成にかける熱い思いを聞いた。

神戸市にて公立小学校教員、校長を経て2007年より現職。小学校教育課程編成、学級経営の研究、小学校体育科教材開発の研究が専門。「教員採用試験対策講座」を立ち上げ、体育実技や模擬授業・面接の指導などを担当。

教育学部教育福祉学科 准教授岡 修一神戸市にて公立小学校教員、校長を経て、大学で退職後教員育成に携わった後、2007年より現職。小学校教育学、小学校特別活動の研究が専門。「教員採用試験対策講座」では教職教養や小学全科、面接指導などを担当。

学修支援センター大枝 明大阪府豊中市にて公立小学校教員、校長を経て、2011年より現職。学修支援センター特命講師として学生の学習指導、キャリア指導にあたる。「教員採用試験対策講座」では、英語、国語、社会などの教科指導のほか、一般教養や面接指導も担当。

一人ひとりに向き合いながら教員への夢をバックアップ

教員採用試験合格への熱い思い

インタビュー

KUIS PEOPLE REPORT 01熱血サポートで、

合格者が続々!「先生になりたい」

という夢をサポートするきめ細やかな

教員採用試験対策講座

04 05

 「教員採用試験対策講座」は、そんなセン

タープログラムの一環として2008年にス

タート。翌年、教育学部が三木キャンパスか

ら尼崎キャンパスに移転したことを機にコ

マ数が増えて内容が充実。2011年には学修

支援センター特命講師に教員OBの大枝明

先生が加わってプログラムが拡充し、さら

に2013年には、他大学で教員育成プログラ

ムに携わってきた岡修一先生が准教授に

就任したことで組織化が進み、教育学部の

教員が広く連携して講座を運営する現在の

体制が整った。

 その内容を見てみると、教職教養、一般

教養(数学、国語、理科等の教科学習含む)、

論作文、体育実技、音楽実技、図工実技、特

別支援教育、模擬授業、面接など、教員採用

試験で課される内容のほぼすべてを網羅

する。春学期、秋学期中は月曜から金曜まで

開講しているほか、春・夏の長期休暇中も

春季特別講座(2~3月)、教員採用2次試験

対策講座(7~8月)を休みなく開講するなど、

その密度は圧倒的だ。

 多くの学生は3年生の4月から受講を始め、

教育実習を終えた11月に実施される「教員

採用試験受験予定者団結式」で、晴れて合

格した4年生から激励やレクチャーを受けて、

合格を誓うのが恒例行事になっている。

 4年生になるといよいよラストスパートだ。

まずは筆記の実力を徹底的につけ、7月に

は1次試験が順次スタート。夏休みには面

接力を磨き上げて秋からの2次試験に備え

る。学生たちは教員と二人三脚のパート

ナーシップのもと、2年がかりで教員採用試

験に合格する実力を磨くのだ。

 田上先生が発案し、大枝先生とともに基

礎を堅め、岡先生が充実させて……。3人で

10年がかりで築き上げたプログラムは、着

実に実績を重ねており、今では100人近い

学生が受講するようになっている。多くは、

模擬授業に備えた指導も、希望者一人ひと

りと向き合うマンツーマンスタイルだ。

「面接は1人20~30分。10人指導しようと思

えば5~6時間ぶっ通しになるのでさすがに

くたくたです」と岡先生。それに先立つエン

トリーシートの作成や、論文・作文指導を担

当する大枝先生も「一人ひとりが持ってい

るいい個性を自然にアピールできるよう

に」と考えると、つい添削だけでなく、一人

ひとりのカウンセリングになってしまうそう。

手間はかかるが「素直で前向きな学生ばか

りなので、なんとか力を磨いて関門をくぐり

抜けさせてあげたい」と力を込める。

 そもそも田上先生、岡先生、大枝先生は

いずれも元公立小学校教員で、さらには校

長も経験している初等教育のプロフェッ

ショナルだ。加えて、全国的にも有名な特別

支援教育の専門家の中尾繁樹教授、「カリ

スマ校長」として教育界に広く知られる百瀬

和夫准教授といった面々も本プログラムで

教鞭をとる。現場を深く知る先生方の熱い

指導が学生の潜在能力を大きく伸ばすの

だ。残念ながら現役で不合格となっても、そ

の多くが臨時講師として教育現場に入り、

翌年以降の教員採用試験に再チャレンジす

る。2次試験を目前に控えた夏になると、毎

年そうした卒業生たちも、面接指導を受け

るために大学に戻ってくるという。

「卒業しても教え子であることに変わりあり

ません。講師を経験した卒業生たちは、ひと

まわりもふたまわりも成長しているので教

えがいがありますよ」と田上先生。

 こうしてがんばる先輩たちの姿は1、2年

生を刺激して大きなモチベーションになっ

ているのはもちろん、合格者が増えるほど

大学推薦制度の枠も増えるため、後輩たち

のチャンスも広がる。採用自治体は関西が

中心だが、千葉県や横浜市など関東で採用

される現役生や先輩も増えており、卒業生

は今や全国の小学校に広がっている。

「教員への夢を夢だけで終わせたくない。そ

う思う人はぜひ関西国際大学に入学してほ

しい。やる気のある学生はしっかり面倒を見

ることを約束します」

 来年以降もさらなる飛躍が期待できそうだ。

試験範囲をもれなくカバー濃いプログラムで実力アップ

実績がさらなる実績につながる好循環を未来へ

教育学部教育福祉学科こども学専攻のうち、

主に小学校の教員をめざす教育専修コー

スの学生だが、近年では幼稚園教諭や保育

士をめざす教育・保育コースや英語教育学

科からの受講も増えている。合格者数も着

実に増え、2016年度は過去最高の43人の

合格を達成。

「センタープログラムに多く参加した学生ほ

ど合格率が高いことがデータではっきりわ

かっています。地道な努力は必ず実を結ぶ

のです」と岡先生は力強く話す。

 プログラムの充実ぶりもさることながら、

何よりも大きな特色は教員と学生の「熱さ」

と「近さ」だ。

「小規模大学ですし、1年生からゼミや授業

で一人ひとりと関わっているため、学生と教

員の距離が本当に近い」と3人は口を揃える。

教員の研究室前の自習スペースで、放課後

や休み時間に即興の講義が始まることも珍

しくないのだそうだ。

「研究室を出たら、すぐそこに熱心に勉強し

ている学生がいるんですから、頼まれなく

ても教えてしまいますよ」と田上先生は笑う。

 多くの自治体が2次試験で課す面接や

KUIS PEOPLE REPORT 01熱血サポートで、

合格者が続々!「先生になりたい」

という夢をサポートするきめ細やかな

教員採用試験対策講座

2012 20132014

20152016

45名 34名70名

74名84名

2012 20132014

20152016

45名 34名70名

74名84名

□教員採用試験の1次試験合格者数数※小(特別支援)、中・高含めた数字です。

04 05

 「教員採用試験対策講座」は、そんなセン

タープログラムの一環として2008年にス

タート。翌年、教育学部が三木キャンパスか

ら尼崎キャンパスに移転したことを機にコ

マ数が増えて内容が充実。2011年には学修

支援センター特命講師に教員OBの大枝明

先生が加わってプログラムが拡充し、さら

に2013年には、他大学で教員育成プログラ

ムに携わってきた岡修一先生が准教授に

就任したことで組織化が進み、教育学部の

教員が広く連携して講座を運営する現在の

体制が整った。

 その内容を見てみると、教職教養、一般

教養(数学、国語、理科等の教科学習含む)、

論作文、体育実技、音楽実技、図工実技、特

別支援教育、模擬授業、面接など、教員採用

試験で課される内容のほぼすべてを網羅

する。春学期、秋学期中は月曜から金曜まで

開講しているほか、春・夏の長期休暇中も

春季特別講座(2~3月)、教員採用2次試験

対策講座(7~8月)を休みなく開講するなど、

その密度は圧倒的だ。

 多くの学生は3年生の4月から受講を始め、

教育実習を終えた11月に実施される「教員

採用試験受験予定者団結式」で、晴れて合

格した4年生から激励やレクチャーを受けて、

合格を誓うのが恒例行事になっている。

 4年生になるといよいよラストスパートだ。

まずは筆記の実力を徹底的につけ、7月に

は1次試験が順次スタート。夏休みには面

接力を磨き上げて秋からの2次試験に備え

る。学生たちは教員と二人三脚のパート

ナーシップのもと、2年がかりで教員採用試

験に合格する実力を磨くのだ。

 田上先生が発案し、大枝先生とともに基

礎を堅め、岡先生が充実させて……。3人で

10年がかりで築き上げたプログラムは、着

実に実績を重ねており、今では100人近い

学生が受講するようになっている。多くは、

模擬授業に備えた指導も、希望者一人ひと

りと向き合うマンツーマンスタイルだ。

「面接は1人20~30分。10人指導しようと思

えば5~6時間ぶっ通しになるのでさすがに

くたくたです」と岡先生。それに先立つエン

トリーシートの作成や、論文・作文指導を担

当する大枝先生も「一人ひとりが持ってい

るいい個性を自然にアピールできるよう

に」と考えると、つい添削だけでなく、一人

ひとりのカウンセリングになってしまうそう。

手間はかかるが「素直で前向きな学生ばか

りなので、なんとか力を磨いて関門をくぐり

抜けさせてあげたい」と力を込める。

 そもそも田上先生、岡先生、大枝先生は

いずれも元公立小学校教員で、さらには校

長も経験している初等教育のプロフェッ

ショナルだ。加えて、全国的にも有名な特別

支援教育の専門家の中尾繁樹教授、「カリ

スマ校長」として教育界に広く知られる百瀬

和夫准教授といった面々も本プログラムで

教鞭をとる。現場を深く知る先生方の熱い

指導が学生の潜在能力を大きく伸ばすの

だ。残念ながら現役で不合格となっても、そ

の多くが臨時講師として教育現場に入り、

翌年以降の教員採用試験に再チャレンジす

る。2次試験を目前に控えた夏になると、毎

年そうした卒業生たちも、面接指導を受け

るために大学に戻ってくるという。

「卒業しても教え子であることに変わりあり

ません。講師を経験した卒業生たちは、ひと

まわりもふたまわりも成長しているので教

えがいがありますよ」と田上先生。

 こうしてがんばる先輩たちの姿は1、2年

生を刺激して大きなモチベーションになっ

ているのはもちろん、合格者が増えるほど

大学推薦制度の枠も増えるため、後輩たち

のチャンスも広がる。採用自治体は関西が

中心だが、千葉県や横浜市など関東で採用

される現役生や先輩も増えており、卒業生

は今や全国の小学校に広がっている。

「教員への夢を夢だけで終わせたくない。そ

う思う人はぜひ関西国際大学に入学してほ

しい。やる気のある学生はしっかり面倒を見

ることを約束します」

 来年以降もさらなる飛躍が期待できそうだ。

試験範囲をもれなくカバー濃いプログラムで実力アップ

実績がさらなる実績につながる好循環を未来へ

教育学部教育福祉学科こども学専攻のうち、

主に小学校の教員をめざす教育専修コー

スの学生だが、近年では幼稚園教諭や保育

士をめざす教育・保育コースや英語教育学

科からの受講も増えている。合格者数も着

実に増え、2016年度は過去最高の43人の

合格を達成。

「センタープログラムに多く参加した学生ほ

ど合格率が高いことがデータではっきりわ

かっています。地道な努力は必ず実を結ぶ

のです」と岡先生は力強く話す。

 プログラムの充実ぶりもさることながら、

何よりも大きな特色は教員と学生の「熱さ」

と「近さ」だ。

「小規模大学ですし、1年生からゼミや授業

で一人ひとりと関わっているため、学生と教

員の距離が本当に近い」と3人は口を揃える。

教員の研究室前の自習スペースで、放課後

や休み時間に即興の講義が始まることも珍

しくないのだそうだ。

「研究室を出たら、すぐそこに熱心に勉強し

ている学生がいるんですから、頼まれなく

ても教えてしまいますよ」と田上先生は笑う。

 多くの自治体が2次試験で課す面接や

KUIS PEOPLE REPORT 01熱血サポートで、

合格者が続々!「先生になりたい」

という夢をサポートするきめ細やかな

教員採用試験対策講座

2012 20132014

20152016

45名 34名70名

74名84名

2012 20132014

20152016

45名 34名70名

74名84名

□教員採用試験の1次試験合格者数数※小(特別支援)、中・高含めた数字です。

06 07

 ♪さ、か、な~がはねて~ あたまにくっついた♪ 明るい歌声に合わせて、こどもたちは小さな体を元気いっぱいに動かす。保育園でこどもたちの手遊びをリードするのは小村佳菜さん。学内クラブCCC児童文化研究会の部長を務める4年生だ。 CCCは、教育学部教育福祉学科こども学専攻の学生を中心に約40人が在籍する児童文化について研究するクラブである。「学生とともに地域に貢献する活動を」という考えから2008年に設立された。以来、保育園や幼稚園での「出前保育」や地域のイベント参加、高齢者福祉施設への訪問などさまざまな活動に取り組んでいる。 日々の活動のベースとなっているのが、尼崎キャンパス内にある

「チャッピー保育園」での保育補助だ。授業の合間の時間をやりくりしながら月曜から金曜まで週5日間、メンバーがローテーションを組んで保育園を訪ね、手遊びや絵本の読み聞かせ、散歩のサポートなどを行っている。 また、尼崎キャンパスに隣接した商業施設「あまがさきキューズモール」では、親子参加型の定期公演を年2回開催。歌や楽器演奏、親子遊び、演劇など盛りだくさんのステージを披露して盛り上がる。

 「前回の公演では白雪姫の劇をやりましたが『白雪姫が後ろから登場したらこどもが喜びそう!』といったアイデアが、開幕直前まで出てきます。もっと面白くしよう、もっと楽しんでもらおう!という熱意があふれて」と小村さんは話す。

 小村さんが所属するのは、主に小学校教諭をめざす「教育専修コース」だ。CCCで部長としての活動とマネジメントに奔走しながら

「小学校教諭1種」はもちろん「幼稚園教諭1種」特別支援学校教諭1種」の3つの資格取得にチャレンジした。授業、資格のための勉強、部活、アルバイト……と多忙な学生生活だったが「CCCでは活動的すぎるぐらいが普通」と笑う。

「メンバーはみんな資格取得にも熱心ですし、学園祭の実行委員になったり、新入生をサポートする学生メンターとして活動するのも当たり前。CCCの歴代卒業生は小学校教員採用試験の合格率もほぼ100%です。互いに刺激を与え合える活動的なメンバーに恵まれたことは大きな財産です」 また、小村さん自身が活動を通じて身につけたことを実感するの

が「度胸」と「現場対応力」だそう。「初めてイベントで挨拶を任せられたときは頭が真っ白になって何を

話したか全く覚えていませんが、今では多少トラブルがあっても切り抜けられる自信があります」 3年生のとき、高齢者施設でのハンドベル演奏会でキーボードを忘れるという失敗をしたものの、先輩から「キーボードのパートも全部ハンドベルでやろう」という提案をもとに、現場で練習をして切り抜けた。4年生になってからは、イベント中に突然CDの音が出なくなるというトラブルに見舞われたが、すぐにアカペラへの切り替えを判断して成功した。抜群のチームワークと臨機応変な対応は、連綿と後輩に受け継がれていく。 小学校の教員採用試験でも、面接の時にCCCの活動の話をすると面接官の反応は上々で、人物像にも大いに興味を持ってもらえるそう。もちろん、その活動を通じて「教員になる」という自分の夢も再確認することもできた。

「CCCでこどもたちと触れあっていると、やっぱりこどもたちに喜んでもらうことが自分の喜びなんだと実感しました。実際に教師になれば、こどもたちを叱ることが必要な場面も出てくるはずですが、『おはよう』『さようなら』は毎日必ず笑顔で言える。そんな先生になりたいと思っています」

保育や教育を切り口にボランティア活動で地域へ。

エネルギッシュな仲間とともに切磋琢磨できた学生生活

KUIS PEOPLE REPORT 02こどもたちとの

ふれあいを通じて

喜ばれ、学び合い、高め合う。

教育学部 教育福祉学科 こども学専攻 教育専修コース 4年生Child Culture Club(CCC)児童文化研究会部長

小村 佳菜さん

小村 佳菜さん 「チャッピー保育園」での保育補助

Child Culture Club(CCC)児童文化研究会2008年2月に、地域貢献の一環として人間学部の11名で発足した学生クラブ。当初は拠点が三木キャンパスだったため、三木防災公園でこどもたちに紙芝居を披露するなどの活動からスタートした。翌年、新設された尼崎キャンパスに教育学部が移転し、近隣の保育園への「出前保育」などがスタート。保育にまつわる活動を中心に地域ボランティアに取り組んでいる。教育福祉学科こども学専攻

「教育福祉学科」のうち、「こども学専攻」は「教育・保育コース」と「教育専修コース」の2つのコースに分かれており、前者は主に保育士、後者は主に小学校教諭をめざすカリキュラムとなっている。保育士、小学校教諭の免許を同時に取得する学生も多い。チャッピー保育園尼崎市の「汐江ふたば保育園」の分園として関西国際大学尼崎キャンパス内に2016年にオープンした保育園。以前は同じ場所に「子育て支援センター」があり、近隣の親子の集いの場となっていたため、当時からCCCの学生は手遊びなど活動を通じて関わってきた。学生メンター新入生を先輩が支援する制度。「学生メンター」として選出され、研修を受けた上級生(2~3年生)が、新入生のモデルとして、ゼミ、キャリアプランニングなどでサポートに関わる。下級生を導き教える役割を通じて、上級生の成長にもつながっている。

Keyword

06 07

 ♪さ、か、な~がはねて~ あたまにくっついた♪ 明るい歌声に合わせて、こどもたちは小さな体を元気いっぱいに動かす。保育園でこどもたちの手遊びをリードするのは小村佳菜さん。学内クラブCCC児童文化研究会の部長を務める4年生だ。 CCCは、教育学部教育福祉学科こども学専攻の学生を中心に約40人が在籍する児童文化について研究するクラブである。「学生とともに地域に貢献する活動を」という考えから2008年に設立された。以来、保育園や幼稚園での「出前保育」や地域のイベント参加、高齢者福祉施設への訪問などさまざまな活動に取り組んでいる。 日々の活動のベースとなっているのが、尼崎キャンパス内にある

「チャッピー保育園」での保育補助だ。授業の合間の時間をやりくりしながら月曜から金曜まで週5日間、メンバーがローテーションを組んで保育園を訪ね、手遊びや絵本の読み聞かせ、散歩のサポートなどを行っている。 また、尼崎キャンパスに隣接した商業施設「あまがさきキューズモール」では、親子参加型の定期公演を年2回開催。歌や楽器演奏、親子遊び、演劇など盛りだくさんのステージを披露して盛り上がる。

 「前回の公演では白雪姫の劇をやりましたが『白雪姫が後ろから登場したらこどもが喜びそう!』といったアイデアが、開幕直前まで出てきます。もっと面白くしよう、もっと楽しんでもらおう!という熱意があふれて」と小村さんは話す。

 小村さんが所属するのは、主に小学校教諭をめざす「教育専修コース」だ。CCCで部長としての活動とマネジメントに奔走しながら

「小学校教諭1種」はもちろん「幼稚園教諭1種」特別支援学校教諭1種」の3つの資格取得にチャレンジした。授業、資格のための勉強、部活、アルバイト……と多忙な学生生活だったが「CCCでは活動的すぎるぐらいが普通」と笑う。

「メンバーはみんな資格取得にも熱心ですし、学園祭の実行委員になったり、新入生をサポートする学生メンターとして活動するのも当たり前。CCCの歴代卒業生は小学校教員採用試験の合格率もほぼ100%です。互いに刺激を与え合える活動的なメンバーに恵まれたことは大きな財産です」 また、小村さん自身が活動を通じて身につけたことを実感するの

が「度胸」と「現場対応力」だそう。「初めてイベントで挨拶を任せられたときは頭が真っ白になって何を

話したか全く覚えていませんが、今では多少トラブルがあっても切り抜けられる自信があります」 3年生のとき、高齢者施設でのハンドベル演奏会でキーボードを忘れるという失敗をしたものの、先輩から「キーボードのパートも全部ハンドベルでやろう」という提案をもとに、現場で練習をして切り抜けた。4年生になってからは、イベント中に突然CDの音が出なくなるというトラブルに見舞われたが、すぐにアカペラへの切り替えを判断して成功した。抜群のチームワークと臨機応変な対応は、連綿と後輩に受け継がれていく。 小学校の教員採用試験でも、面接の時にCCCの活動の話をすると面接官の反応は上々で、人物像にも大いに興味を持ってもらえるそう。もちろん、その活動を通じて「教員になる」という自分の夢も再確認することもできた。

「CCCでこどもたちと触れあっていると、やっぱりこどもたちに喜んでもらうことが自分の喜びなんだと実感しました。実際に教師になれば、こどもたちを叱ることが必要な場面も出てくるはずですが、『おはよう』『さようなら』は毎日必ず笑顔で言える。そんな先生になりたいと思っています」

保育や教育を切り口にボランティア活動で地域へ。

エネルギッシュな仲間とともに切磋琢磨できた学生生活

KUIS PEOPLE REPORT 02こどもたちとの

ふれあいを通じて

喜ばれ、学び合い、高め合う。

教育学部 教育福祉学科 こども学専攻 教育専修コース 4年生Child Culture Club(CCC)児童文化研究会部長

小村 佳菜さん

小村 佳菜さん 「チャッピー保育園」での保育補助

Child Culture Club(CCC)児童文化研究会2008年2月に、地域貢献の一環として人間学部の11名で発足した学生クラブ。当初は拠点が三木キャンパスだったため、三木防災公園でこどもたちに紙芝居を披露するなどの活動からスタートした。翌年、新設された尼崎キャンパスに教育学部が移転し、近隣の保育園への「出前保育」などがスタート。保育にまつわる活動を中心に地域ボランティアに取り組んでいる。教育福祉学科こども学専攻

「教育福祉学科」のうち、「こども学専攻」は「教育・保育コース」と「教育専修コース」の2つのコースに分かれており、前者は主に保育士、後者は主に小学校教諭をめざすカリキュラムとなっている。保育士、小学校教諭の免許を同時に取得する学生も多い。チャッピー保育園尼崎市の「汐江ふたば保育園」の分園として関西国際大学尼崎キャンパス内に2016年にオープンした保育園。以前は同じ場所に「子育て支援センター」があり、近隣の親子の集いの場となっていたため、当時からCCCの学生は手遊びなど活動を通じて関わってきた。学生メンター新入生を先輩が支援する制度。「学生メンター」として選出され、研修を受けた上級生(2~3年生)が、新入生のモデルとして、ゼミ、キャリアプランニングなどでサポートに関わる。下級生を導き教える役割を通じて、上級生の成長にもつながっている。

Keyword

08 09

 「入学前にオープンキャンパスで、学生が企画する学内結婚式『キャンパスウェディング』を見学して、ユニークな演出にわくわくしました。こんなの見たことなかったし、絶対にここでブライダ ル ビジ ネスを 学 び た いと思ったんです」 そう話す松川帆郁さんは人間科学部経営学科「ホテル・ブライダルコース」で学ぶ3年生。ホテルやブライダルの関連業界で幅広く活躍する人材を育成する同コースは、2011年のコース開設から5年。すでに卒業生の多くがウェディング企業で活躍する人気コースとなっている。 実は松川さんには、一度入学した大学が閉学になった経験がある。そのため本学に入ったのは2年生からという転入生だ。そのとき

「転入してまで好きなことを学ぶのだから、学べるチャンスはすべて生かそう」と決心したのだそう。その決意を実行し、まさに自分の成長を実感する日々だ。

 成長の大きな糧になったのが、転入の決め手にもなった「キャンパスウェディング」だ。フラッシュモブなどのサプライズ演出を担当したほか、仲間から「透明感のある声がいい」と推薦されて開式の辞も述べた。これらの経験で「一人ひとりの力を合わせれば大きな成果が得られる」ことを実感したという。そして夏には結婚式場で10日間のインターンシップを体験。苦手なプレゼンも成功し、人前に立つ自信がついた。 次に待っていのたが「今まで生きてきた中で最高にしんどくて、最高に充実した経験」と自ら語る「本物のウェディングのプロデュース体験」だ。

 「2年生の終わりごろ、先生に『卒業生から、自分の結婚式を学生が演出してほしいというオファーが来た』と聞き、これはチャンスだと思ってプロジェクトリーダーに立候補しました」と松川さん。20人のチームを率いて本物の結婚式のプロデュースに取り組むことになったのだ。しかし企画が動き始めたのがちょうど春休みとあって、全員の予定が合わずなかなかスムーズに進まない。そこで全体を4班に分け、自分が率先して動いて進捗を細かくチェック。出席できないメンバーにも必ず意見

を求め、全員のコンセンサスをとりながら丁寧に準備を進めていった。そして迎えた本番は大成功。新郎新婦と感動を分かち合い、一生忘れられない日となった。 この経験から松川さんが得たマネジメントの教訓は「あきらめず、全員でやること」だ。「もしメンバーの誰かが非協力的だったとしても、切り捨てずに少数意見をくみ上げることが大切だと思います。その人しかできないことが必ずあるし、その方が企画の可能性が広がるからです」 堂々と持論を語る姿はすでにリーダーの風格だ。松川さんが慕う石川夕起子講師も、その成長ぶりに太鼓判を押す。 「最初は消極的なところがありましたが、本当によいリーダーに成長してくれました。トップダウンで強引に物事を進めず、ささいなことでもメンバー全員が納得する着地点を見つけられるのが彼女の長所。将来たくさんの仲間とともにプロジェクトを動かす姿が見えるようです」

 そう話す石川先生のモットーは、「動けば変わる」だ。「動けば情報が集まってきて、体験の幅も広がる。なんでもやってみる、どこでも行ってみることが大事です。学生にはそのためのチャンスを、これでもか、というぐらい与えています」 そんな石川先生に背中を押されて、松川さんの行動力やリーダーシップも次々に開花した。

本物の結婚式のプロデュース!実践的な体験型プログラム

自ら動き、人をまとめる。リーダーシップが開花した2年間。

KUIS PEOPLE REPORT 03ウェディングプランナーの夢へ近づく

最高にしんどく、

最高に充実した経験。

人間科学部経営学科 ホテル・ブライダルコース 3年生

松川 帆郁さん

人間科学部経営学科

石川 夕起子講師

松川 帆郁さん 石川 夕起子講師

キャンパスウェディングまたの名を「キャンパス婚」。ホテル・ブライダルコースで学ぶ学生が、大学キャンパスで結婚式を挙げたいカップルを公募し、プランニングや演出を自ら手がけてキャンパス内で挙式を挙行するという、2011年から始まった実践的な演習プログラム。フラッシュモブ公共の場などであらかじめ多くの人が申し合わせてダンスなどを始めるサプライズ演出。成功に導くためには事前の綿密な打ち合わせとプランニングが必要だが、学生たちはキャンパスウェディングなどで積極的にチャレンジしている。

Keyword

 「この大学で、ただ教室に座ってるだけでは意味がない。自分で考え、意見を出し、自分で動く。その積み重ねで力がつくと思います」と松川さん。多くの人の幸せをかなえるウェディングプランナーへ。その夢は日々近づいている。

2016年8月実施 キャンパスウェディング(尼崎キャンパス)

08 09

 「入学前にオープンキャンパスで、学生が企画する学内結婚式『キャンパスウェディング』を見学して、ユニークな演出にわくわくしました。こんなの見たことなかったし、絶対にここでブライダ ル ビジ ネスを 学 び た いと思ったんです」 そう話す松川帆郁さんは人間科学部経営学科「ホテル・ブライダルコース」で学ぶ3年生。ホテルやブライダルの関連業界で幅広く活躍する人材を育成する同コースは、2011年のコース開設から5年。すでに卒業生の多くがウェディング企業で活躍する人気コースとなっている。 実は松川さんには、一度入学した大学が閉学になった経験がある。そのため本学に入ったのは2年生からという転入生だ。そのとき

「転入してまで好きなことを学ぶのだから、学べるチャンスはすべて生かそう」と決心したのだそう。その決意を実行し、まさに自分の成長を実感する日々だ。

 成長の大きな糧になったのが、転入の決め手にもなった「キャンパスウェディング」だ。フラッシュモブなどのサプライズ演出を担当したほか、仲間から「透明感のある声がいい」と推薦されて開式の辞も述べた。これらの経験で「一人ひとりの力を合わせれば大きな成果が得られる」ことを実感したという。そして夏には結婚式場で10日間のインターンシップを体験。苦手なプレゼンも成功し、人前に立つ自信がついた。 次に待っていのたが「今まで生きてきた中で最高にしんどくて、最高に充実した経験」と自ら語る「本物のウェディングのプロデュース体験」だ。

 「2年生の終わりごろ、先生に『卒業生から、自分の結婚式を学生が演出してほしいというオファーが来た』と聞き、これはチャンスだと思ってプロジェクトリーダーに立候補しました」と松川さん。20人のチームを率いて本物の結婚式のプロデュースに取り組むことになったのだ。しかし企画が動き始めたのがちょうど春休みとあって、全員の予定が合わずなかなかスムーズに進まない。そこで全体を4班に分け、自分が率先して動いて進捗を細かくチェック。出席できないメンバーにも必ず意見

を求め、全員のコンセンサスをとりながら丁寧に準備を進めていった。そして迎えた本番は大成功。新郎新婦と感動を分かち合い、一生忘れられない日となった。 この経験から松川さんが得たマネジメントの教訓は「あきらめず、全員でやること」だ。「もしメンバーの誰かが非協力的だったとしても、切り捨てずに少数意見をくみ上げることが大切だと思います。その人しかできないことが必ずあるし、その方が企画の可能性が広がるからです」 堂々と持論を語る姿はすでにリーダーの風格だ。松川さんが慕う石川夕起子講師も、その成長ぶりに太鼓判を押す。 「最初は消極的なところがありましたが、本当によいリーダーに成長してくれました。トップダウンで強引に物事を進めず、ささいなことでもメンバー全員が納得する着地点を見つけられるのが彼女の長所。将来たくさんの仲間とともにプロジェクトを動かす姿が見えるようです」

 そう話す石川先生のモットーは、「動けば変わる」だ。「動けば情報が集まってきて、体験の幅も広がる。なんでもやってみる、どこでも行ってみることが大事です。学生にはそのためのチャンスを、これでもか、というぐらい与えています」 そんな石川先生に背中を押されて、松川さんの行動力やリーダーシップも次々に開花した。

本物の結婚式のプロデュース!実践的な体験型プログラム

自ら動き、人をまとめる。リーダーシップが開花した2年間。

KUIS PEOPLE REPORT 03ウェディングプランナーの夢へ近づく

最高にしんどく、

最高に充実した経験。

人間科学部経営学科 ホテル・ブライダルコース 3年生

松川 帆郁さん

人間科学部経営学科

石川 夕起子講師

松川 帆郁さん 石川 夕起子講師

キャンパスウェディングまたの名を「キャンパス婚」。ホテル・ブライダルコースで学ぶ学生が、大学キャンパスで結婚式を挙げたいカップルを公募し、プランニングや演出を自ら手がけてキャンパス内で挙式を挙行するという、2011年から始まった実践的な演習プログラム。フラッシュモブ公共の場などであらかじめ多くの人が申し合わせてダンスなどを始めるサプライズ演出。成功に導くためには事前の綿密な打ち合わせとプランニングが必要だが、学生たちはキャンパスウェディングなどで積極的にチャレンジしている。

Keyword

 「この大学で、ただ教室に座ってるだけでは意味がない。自分で考え、意見を出し、自分で動く。その積み重ねで力がつくと思います」と松川さん。多くの人の幸せをかなえるウェディングプランナーへ。その夢は日々近づいている。

2016年8月実施 キャンパスウェディング(尼崎キャンパス)

10 11

 法務教官としての主な仕事は「教育」と「保安」です。少年院に入っている少年たちに体育や生活、職業にまつわることを教えたり、逃げたり危険なことをしないように見守ったり。仕事は正直しんどいですね。「明日は無事に過ごせるだろうか」と、毎日不安です。まだ分からないことも多くて頭も心もパンパンですが、一方的に「教える」のではなく、関わった少年たちが自分から何かを学ぶのをサポートできるような存在になりたいと思っています。 中学生のころから漠然と心理学に関心があり、高校生の時に地元で少年事件があったことから犯罪心理に興味を持つようになりました。人の傷を癒やしたい、というより「傷」そのものに興味があるんです。関西国際大学では心理学と犯罪を同時に学べるし、1年目からしっかり犯罪心理学を専攻できることから進学を決めました。 実は中学のころ集団生活になじめず不登校ぎみで、高校も通信

制でした。そのため「大学になじめるだろうか」と最初は不安でした。でも実際に入学してみると自分のペースで行動できるし、先生も一から丁寧に教えてくれる。「大学って、こんなに面倒を見てもらえるんだ」と、肩の力が抜けたことを覚えています。それからは周囲の人から「変わった」「丸くなった」と言われるようになりました。大学でやっと本来の自分を出せたのかもしれません。ずっと他人に関心を持たずに過ごしてきたけど、大学でたくさんの人と出会ったことで「人間っていいな」と思えるようになったし、人にも自分にも寛容になりました。勉強面でも、臨床心理学系の授業から受けた影響は大きいですね。単に知識を得ただけでなく、心を使うことのしんどさや葛藤を学ぶことができました。 振り返ってみると、改めて私のスタート地点は大学だったと思います。大学での学びがあったからこそ、今があると思います。

 卒業して4年。教師の仕事は大変だし「こんなに言っても分かってくれない!」と焦ることもありますが、子どもたちがストンと理解してくれた瞬間は最高です。これからも「子どもに寄り添える先生」という目標に向かって力をつけていきたいと思います。 教師を目指した切っ掛けは、バリバリ格好良かった小学校の担任の先生と出会ったこと。いつも一緒にがんばってくれて、卒業式では「君たちの担任になれて幸せだった」と言ってくれて……。以来、教師になりたいと思い続け、高校生の時の恩師に「関西国際大学の教育学部が尼崎キャンパスに移転するよ」と教えてもらってオープンキャンパスへ。実践的な活動の多さに惹かれて受験を決めました。入学してみると、活動量の多さは想像以上でした。フィールドワークが多いし、小学校のボランティアでも教育現場をリアルに知ることができました。小学校教諭の経験のある先生が多いので講義内容

も実践的で、思わず話に引き込まれました。勉強は苦手でしたが「ここで遊んだら夢がかなわない」と思ってがんばりました。特別支援学校教諭の免許を取ったこと、国際交流プログラムで何度も海外に行ったことも今の仕事に役立っています。関西国際大には先輩が新入生をサポートする「メンター制度」があるのですが、メンターとして後輩を指導したのもよい経験でした。 大学でいちばん好きな場所は、先生の研究室の前の自習スペースです。ここで教員採用試験の勉強をしていると、いつもいろんな先生が「がんばってるか?」と話しかけてくれたし、友達も自然に集まってきました。ひとりで勉強するのは辛いけど、みんながいてくれるからがんばれたんです。関西国際大は「羽ばたきたい」という気持ちを全部受け止めてくれる大学です。ここで大きく成長できたし、なにより夢に近づけました。大学での4年間が本当に大きな財産です。

KUIS PEOPLE REPORT 04

昔から抱いていた夢を実現した卒業生たち。そのポイントは大学4年間の学びにありました。社会で輝く先輩2人にインタビューしました。

夢をつかんだ卒業生 たち

法務教官  江角 早織さん2016年3月人間科学部 人間心理学科卒業

小学校教諭 梶田 幸三郎さん2013年3月教育学部 教育福祉学科卒業

すべてをかけて少年たちと向き合う毎日大学で学べたから、今の私がある

がむしゃらに勉強した4年間で教師という夢に大きく近づけました

小学校教諭梶田 幸三郎さん(2013年3月教育学部卒業)

法務教官江角 早織さん(2016年3月人間科学部卒業)

大学時代の江角さん教員になりたての頃の梶田さん

Make Yo

ur Dream

Come TrueSucces

s Story

Make Yo

ur Dream

Come TrueSucces

s Story

10 11

 法務教官としての主な仕事は「教育」と「保安」です。少年院に入っている少年たちに体育や生活、職業にまつわることを教えたり、逃げたり危険なことをしないように見守ったり。仕事は正直しんどいですね。「明日は無事に過ごせるだろうか」と、毎日不安です。まだ分からないことも多くて頭も心もパンパンですが、一方的に「教える」のではなく、関わった少年たちが自分から何かを学ぶのをサポートできるような存在になりたいと思っています。 中学生のころから漠然と心理学に関心があり、高校生の時に地元で少年事件があったことから犯罪心理に興味を持つようになりました。人の傷を癒やしたい、というより「傷」そのものに興味があるんです。関西国際大学では心理学と犯罪を同時に学べるし、1年目からしっかり犯罪心理学を専攻できることから進学を決めました。 実は中学のころ集団生活になじめず不登校ぎみで、高校も通信

制でした。そのため「大学になじめるだろうか」と最初は不安でした。でも実際に入学してみると自分のペースで行動できるし、先生も一から丁寧に教えてくれる。「大学って、こんなに面倒を見てもらえるんだ」と、肩の力が抜けたことを覚えています。それからは周囲の人から「変わった」「丸くなった」と言われるようになりました。大学でやっと本来の自分を出せたのかもしれません。ずっと他人に関心を持たずに過ごしてきたけど、大学でたくさんの人と出会ったことで「人間っていいな」と思えるようになったし、人にも自分にも寛容になりました。勉強面でも、臨床心理学系の授業から受けた影響は大きいですね。単に知識を得ただけでなく、心を使うことのしんどさや葛藤を学ぶことができました。 振り返ってみると、改めて私のスタート地点は大学だったと思います。大学での学びがあったからこそ、今があると思います。

 卒業して4年。教師の仕事は大変だし「こんなに言っても分かってくれない!」と焦ることもありますが、子どもたちがストンと理解してくれた瞬間は最高です。これからも「子どもに寄り添える先生」という目標に向かって力をつけていきたいと思います。 教師を目指した切っ掛けは、バリバリ格好良かった小学校の担任の先生と出会ったこと。いつも一緒にがんばってくれて、卒業式では「君たちの担任になれて幸せだった」と言ってくれて……。以来、教師になりたいと思い続け、高校生の時の恩師に「関西国際大学の教育学部が尼崎キャンパスに移転するよ」と教えてもらってオープンキャンパスへ。実践的な活動の多さに惹かれて受験を決めました。入学してみると、活動量の多さは想像以上でした。フィールドワークが多いし、小学校のボランティアでも教育現場をリアルに知ることができました。小学校教諭の経験のある先生が多いので講義内容

も実践的で、思わず話に引き込まれました。勉強は苦手でしたが「ここで遊んだら夢がかなわない」と思ってがんばりました。特別支援学校教諭の免許を取ったこと、国際交流プログラムで何度も海外に行ったことも今の仕事に役立っています。関西国際大には先輩が新入生をサポートする「メンター制度」があるのですが、メンターとして後輩を指導したのもよい経験でした。 大学でいちばん好きな場所は、先生の研究室の前の自習スペースです。ここで教員採用試験の勉強をしていると、いつもいろんな先生が「がんばってるか?」と話しかけてくれたし、友達も自然に集まってきました。ひとりで勉強するのは辛いけど、みんながいてくれるからがんばれたんです。関西国際大は「羽ばたきたい」という気持ちを全部受け止めてくれる大学です。ここで大きく成長できたし、なにより夢に近づけました。大学での4年間が本当に大きな財産です。

KUIS PEOPLE REPORT 04

昔から抱いていた夢を実現した卒業生たち。そのポイントは大学4年間の学びにありました。社会で輝く先輩2人にインタビューしました。

夢をつかんだ卒業生 たち

法務教官  江角 早織さん2016年3月人間科学部 人間心理学科卒業

小学校教諭 梶田 幸三郎さん2013年3月教育学部 教育福祉学科卒業

すべてをかけて少年たちと向き合う毎日大学で学べたから、今の私がある

がむしゃらに勉強した4年間で教師という夢に大きく近づけました

小学校教諭梶田 幸三郎さん(2013年3月教育学部卒業)

法務教官江角 早織さん(2016年3月人間科学部卒業)

大学時代の江角さん教員になりたての頃の梶田さん

Make Yo

ur Dream

Come TrueSucces

s Story

Make Yo

ur Dream

Come TrueSucces

s Story

4年生就活速報 祝

12 13

 将来の目標として海外の方を対象とした宿泊施設などを起業したいと考えています。そのためには沢山の知識と資金が必要なので、長く自分らしく働きながら努力を給与で評価してくれるところが良いと考えました。そこで私に必要な条件をいくつか考えました。まずは、お金について学べること、福利厚生、評価制度、そして人が好きなことからお客様と深く付き合うことができる営業職が良いと考えました。そこに当てはまったのが証券会社と保険会社の営業でした。中でも第一生命保険を選んだ理由は、女性でもキャリアアップを目指せ、頑張った分だけ評価をする制度や福利厚生がしっかりとしており、女性が生き生きと働ける環境が整っていたからです。

この業界及び企業等を選んだ理由

 私は、アルバイトでお金を貯めては大学の長期休暇の度に長期の海外旅行を何度もし、今までに10か国以上を旅してきました。旅先で様々な国籍の人と出会い、私とは違う文化や考えを持って生きている人達と一緒に過ごす事で、価値観や考え方が大きく変わりました。もちろん、沢山のトラブルにも巻き込まれ、困り果てたことも何度もあったのですが、これらの出来事は良い経験として大きく私を成長させてくれたと感じています。 企業は大学名や成績よりも、個人の性格や、学生時代に何をし、そこから何を学び、それをどう活かせるのかを自分自身で把握し、企業についての理解を深め、それを簡潔に自分の言葉で説明できる人財を欲しがっているのだと思います。常に自分の行ってきた事に自信を持ち、自分の言葉で話すことができた事が大企業を含め、多くの内定を頂けた理由だと思っています。学生生活での経験に自信を持って頑張って下さい。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宿院 香菜

所属学科 人間科学部 心理学科

内定企業名 第一生命保険株式会社

 私は、医薬品業界に就職します。私が医薬品業界を選んだ理由は、人の健康に貢献できると感じたからです。私はインターンシップや合同企業説明会に参加し、多種多彩な分野の職種について、実際にその業界がどういうものなのかを企業の方に直接お会いし、話を聞いて周りました。多くの業界の中で最も興味を惹かれたのが医薬品業界の話でした。医薬品業界の話を詳しく聞いていく中で、自分自身に合う業界だと感じる様になり医薬品業界を志望しようと考えました。 ダイト株式会社を選んだ理由は、単純にこの会社で働きたいと感じたからです。就職活動の結果3社から内定をいただきましたが、ダイト株式会社を選んだ最後の決め手は自分自身の企業への感じ方

(フィーリング)でした。

この業界及び企業等を選んだ理由

 私自身、就職を意識し始めたのが大学で行なっている就職セミナーに参加してからでした。就職セミナーでは自己PR、面接対策が出来るのでいい勉強になりました。自己PRが早めに出来ていると結構気持ち的にも楽だったので、今から自分自身を振り返ってみても良かったと思います。 私の就職活動を通して感じたのは、本命の企業は少し場数を踏んでからでいいという事です。経験を重ねるうちに書類選考に通るエントリーシート、履歴書も必ずわかってきます。面接も慣れればあまり緊張もしませんでした。就職活動は情報、対策がしっかりとしていれば大丈夫だと思います。 本当に受かる人は100万人居たって受かると思います。体調に気をつけ、対策は万全にし、精神的に抱え込まずに就職活動に打ち込めば、結果はついてきます。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宮里 大輔

所属学科 人間科学部 経営学科

内定企業名 ダイト株式会社

 化粧品に携わりながら人を笑顔にしたいという思いから、美容業界を選びました。 初めて百貨店の化粧品売り場で美容部員の方に接客をして頂いた際、私の悩みを親身に聞いてくださったことや、肌悩みが改善したことに感動し興味を持ったことがきっかけです。 会社を選ぶ際は「人」を見ていました。自分が働く上で大切にしたいことを共有しながら、充実感を持って働く姿をイメージできるところに入社したいと思い、実際に働いている様々なブランドの美容部員さんの接客を受け、その際の自分自身の直感を信じて会社を選びました。

この業界及び企業等を選んだ理由

 後悔のないよう納得がいくまで続けることが大切だと思います。 周りと比べてしまったり、焦って答えを出そうとしてしまうこともあるかもしれません。そんな時は周りの先生や友達や先輩に話すことで視野が広がったり、一人では気づけないようなことに気づけたり、冷静に判断ができるようになります。自分が何をしたいのか、なぜそう思うのか、「自分の軸」を自己分析しながら見つけることで、後悔なく最後までやりきれるのではないかと思います。就職活動期間は自分について考えることができたり、多くの企業を沢山見ることができる貴重な時間なので、楽しんだもの勝ちだと思って納得がいくまで頑張ってください。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宮本 真帆

所属学科 教育学部 教育福祉学科

内定企業名 ピアス株式会社

 「人と関わる仕事がしたい」という思いを持ちながらも特にしたいことがなく、焦りもありませんでした。そんな中で参加した学内説明会で出会い、魅かれた企業がブライダルの企業でした。その時から私はブライダル業界だけを志望し、就職活動を行ってきました。様々な企業の研究を行っていくうちに“私がやりたいことは何か”ということがわかってきました。そんな中で出会ったのが、(株)レッジーナミラです。地域に根差した企業、お客様を第一に考えた事業展開、企業理念に共感しこの会社に決めました。

この業界及び企業等を選んだ理由

 やりたいことがまだ決まっていない方は、説明会に行き是非様々な業界の話を聞いてみてください。そうすることで自分が行いたいこと、向いていないことがわかるきっかけになると思います。また、様々な業界の面接を受けることで、筆記テストやグループディスカッション、プレゼンテーションなど多くの種類を経験でき、練習にもなります。回数を積むことが自信につながります。自分が行きたい企業の面接時には有り余るほどの自信を持って望んでいただきたいです。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 陽川 里菜

所属学科 教育学部 英語教育学科

内定企業名 株式会社レッジーナミラ

見事、内定を勝ち取った4年生のみなさんにリアルな就活体験を語っていただきました!後輩へのアドバイスもぜひ参考に。役立つポイント満載!内定者4人に 聞きました!

4年生就活速報 祝

12 13

 将来の目標として海外の方を対象とした宿泊施設などを起業したいと考えています。そのためには沢山の知識と資金が必要なので、長く自分らしく働きながら努力を給与で評価してくれるところが良いと考えました。そこで私に必要な条件をいくつか考えました。まずは、お金について学べること、福利厚生、評価制度、そして人が好きなことからお客様と深く付き合うことができる営業職が良いと考えました。そこに当てはまったのが証券会社と保険会社の営業でした。中でも第一生命保険を選んだ理由は、女性でもキャリアアップを目指せ、頑張った分だけ評価をする制度や福利厚生がしっかりとしており、女性が生き生きと働ける環境が整っていたからです。

この業界及び企業等を選んだ理由

 私は、アルバイトでお金を貯めては大学の長期休暇の度に長期の海外旅行を何度もし、今までに10か国以上を旅してきました。旅先で様々な国籍の人と出会い、私とは違う文化や考えを持って生きている人達と一緒に過ごす事で、価値観や考え方が大きく変わりました。もちろん、沢山のトラブルにも巻き込まれ、困り果てたことも何度もあったのですが、これらの出来事は良い経験として大きく私を成長させてくれたと感じています。 企業は大学名や成績よりも、個人の性格や、学生時代に何をし、そこから何を学び、それをどう活かせるのかを自分自身で把握し、企業についての理解を深め、それを簡潔に自分の言葉で説明できる人財を欲しがっているのだと思います。常に自分の行ってきた事に自信を持ち、自分の言葉で話すことができた事が大企業を含め、多くの内定を頂けた理由だと思っています。学生生活での経験に自信を持って頑張って下さい。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宿院 香菜

所属学科 人間科学部 心理学科

内定企業名 第一生命保険株式会社

 私は、医薬品業界に就職します。私が医薬品業界を選んだ理由は、人の健康に貢献できると感じたからです。私はインターンシップや合同企業説明会に参加し、多種多彩な分野の職種について、実際にその業界がどういうものなのかを企業の方に直接お会いし、話を聞いて周りました。多くの業界の中で最も興味を惹かれたのが医薬品業界の話でした。医薬品業界の話を詳しく聞いていく中で、自分自身に合う業界だと感じる様になり医薬品業界を志望しようと考えました。 ダイト株式会社を選んだ理由は、単純にこの会社で働きたいと感じたからです。就職活動の結果3社から内定をいただきましたが、ダイト株式会社を選んだ最後の決め手は自分自身の企業への感じ方

(フィーリング)でした。

この業界及び企業等を選んだ理由

 私自身、就職を意識し始めたのが大学で行なっている就職セミナーに参加してからでした。就職セミナーでは自己PR、面接対策が出来るのでいい勉強になりました。自己PRが早めに出来ていると結構気持ち的にも楽だったので、今から自分自身を振り返ってみても良かったと思います。 私の就職活動を通して感じたのは、本命の企業は少し場数を踏んでからでいいという事です。経験を重ねるうちに書類選考に通るエントリーシート、履歴書も必ずわかってきます。面接も慣れればあまり緊張もしませんでした。就職活動は情報、対策がしっかりとしていれば大丈夫だと思います。 本当に受かる人は100万人居たって受かると思います。体調に気をつけ、対策は万全にし、精神的に抱え込まずに就職活動に打ち込めば、結果はついてきます。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宮里 大輔

所属学科 人間科学部 経営学科

内定企業名 ダイト株式会社

 化粧品に携わりながら人を笑顔にしたいという思いから、美容業界を選びました。 初めて百貨店の化粧品売り場で美容部員の方に接客をして頂いた際、私の悩みを親身に聞いてくださったことや、肌悩みが改善したことに感動し興味を持ったことがきっかけです。 会社を選ぶ際は「人」を見ていました。自分が働く上で大切にしたいことを共有しながら、充実感を持って働く姿をイメージできるところに入社したいと思い、実際に働いている様々なブランドの美容部員さんの接客を受け、その際の自分自身の直感を信じて会社を選びました。

この業界及び企業等を選んだ理由

 後悔のないよう納得がいくまで続けることが大切だと思います。 周りと比べてしまったり、焦って答えを出そうとしてしまうこともあるかもしれません。そんな時は周りの先生や友達や先輩に話すことで視野が広がったり、一人では気づけないようなことに気づけたり、冷静に判断ができるようになります。自分が何をしたいのか、なぜそう思うのか、「自分の軸」を自己分析しながら見つけることで、後悔なく最後までやりきれるのではないかと思います。就職活動期間は自分について考えることができたり、多くの企業を沢山見ることができる貴重な時間なので、楽しんだもの勝ちだと思って納得がいくまで頑張ってください。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 宮本 真帆

所属学科 教育学部 教育福祉学科

内定企業名 ピアス株式会社

 「人と関わる仕事がしたい」という思いを持ちながらも特にしたいことがなく、焦りもありませんでした。そんな中で参加した学内説明会で出会い、魅かれた企業がブライダルの企業でした。その時から私はブライダル業界だけを志望し、就職活動を行ってきました。様々な企業の研究を行っていくうちに“私がやりたいことは何か”ということがわかってきました。そんな中で出会ったのが、(株)レッジーナミラです。地域に根差した企業、お客様を第一に考えた事業展開、企業理念に共感しこの会社に決めました。

この業界及び企業等を選んだ理由

 やりたいことがまだ決まっていない方は、説明会に行き是非様々な業界の話を聞いてみてください。そうすることで自分が行いたいこと、向いていないことがわかるきっかけになると思います。また、様々な業界の面接を受けることで、筆記テストやグループディスカッション、プレゼンテーションなど多くの種類を経験でき、練習にもなります。回数を積むことが自信につながります。自分が行きたい企業の面接時には有り余るほどの自信を持って望んでいただきたいです。

就職活動を通じて、後輩へのアドバイス

氏名 陽川 里菜

所属学科 教育学部 英語教育学科

内定企業名 株式会社レッジーナミラ

見事、内定を勝ち取った4年生のみなさんにリアルな就活体験を語っていただきました!後輩へのアドバイスもぜひ参考に。役立つポイント満載!内定者4人に 聞きました!

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 2016年9月8日(木)にタイのタマサート大学ランジット校で第4回ACP会議が開催されました。同大学の国際会議場で行われた会議には本学の他、ホスト校のタマサート大学をはじめインドネシアのランプン大学、マレーシアのウタラ・マレーシア大学、ミャンマーのヤンゴン大学などが参加しました。 会議ではACP会長校である本学濱名篤学長が防災や防犯に関するサーティフィケート(履修証明)プログラムの共同開発や、各大学での実施方法など、それらを踏まえた資格認証プログラムの可能性についてプレゼンテーションを行いました。その後、サーティフィケートプログラムについて活発な議論がなされ、タマ

第4回 ACP     会議を開催しました

サート大学、ランプン大学、ウタラ・マレーシア大学、ヤンゴン大学と本学の5ヵ国5大学がプログラムへの参加意思を表明し、今後具体的な作業を行っていくことが合意されました。 また、第4回ACP会議に先立ち、約2週間に渡ってタイで実施した自然災害に関する意識調査をテーマとしたACPオフキャンパスプログラムには、本学学生25名とタマサート大学、ランプン大学、ヤンゴン大学らの学生12名が参加しました。オフキャンパスプログラムでの成果報告として、参加学生が約8名ずつのグループに分かれACP会議参加者の前で発表を行い、タイの水害についての調査発表をしたグループが最優秀賞を獲得しました。

行事報告 01Asian Cooperative Program

 6月4日(土)に三木キャンパス、6月25日(土)に尼崎キャンパス、7月9日(土)に岡山シティホテル厚生町において教育懇談会を開催しました。3会場で総数244組 279名もの多数の保護者の方々にご出席頂きました。 教育懇談会では、濱名篤学長から大学の現状と本学の教育活動等についての話、教員を交えた懇親会、進路・グローバルスタディ・看護国家試験・看護実習・奨学金についての目的別ガイダンス、アドバイザーと保護者による個別面談など多彩なプログラ

教育懇談会を開催しました

ムを実施しました。 ご出席頂きました保護者の方々からは、「保護者間で情報交換ができよかった」、「目的別ガイダンスは分かりやすくよかった」、

「アドバイザーから日頃の様子が聞けてよかった」など好評なお言葉を頂きました。 また来年3月には沖縄地区(那覇・宮古島)で教育懇談会の開催を予定しています。

行事報告 02

6月25日(土) 尼崎会場 6月 4日(土) 三木会場

7月 9日(土) 岡山会場

 本学と提携関係にある『武庫愛の園幼稚園』の卒園生で、英国ロイヤル・バレエ団で次期シーズンよりプリンシパルへの昇格が決まっている平野亮一氏へ、更なる活躍を期待し7月28日(木)関西国際大学尼崎キャンパスにて、関西国際大学名誉修士号(人間行動学)を授与いたしました。 名誉学位記授与式を終え、平野氏は「今までの人生と関わってくれた人達のおかげでここまで来られました。今後は尼崎と世界の交流に役立ちたいです。」と話されました。

 関西国際大学では、学術または文化交流を通じ地域の文化や社会の発展に貢献し、グローバルに活躍している方に対し名誉学位を贈呈する事が出来ます。 平野亮一氏は4歳の頃から母親が主催する『平野節子バレエスクール』にてバレエを始め、2002年英国ロイヤル・バレエ団に入団。2016年英国ロイヤル・バレエ団のトップクラスダンサーであるプリンシパルに就任されました。

 9月13日(火)三木キャンパスにて、2016年秋・学位記授与式を挙行しました。本学を卒業して晴れて社会に巣立つ学生は、教育学部8名、人間科学部21名の計29名。学生は全員、アカデミックガウンを身にまとい式に臨みました。 卒業生代表 丁 倩(テイ セイ)さん(人間科学部 経営学科)は、

「日本といえば、きれいな景色、先進技術、礼儀正しさというイメージがあり、日本への留学を決心しました。留学中は生活に対して不安と心配事がありましたが、仲間や先生方に助けていただきこの

二年間、色々な体験をしたり、違う文化を感じたりすることとができました。日本にいる間、楽しく充実した日々を過ごせたことをこれからも覚えていたいです。」 との言葉で挨拶を結びました。 式終了後、学長をはじめお世話になった先生方と記念写真を撮影。その後、水棹館2階カフェで懇親会が開催され、教職員や友人との別れを惜しみました。

行事報告 03

2016年 秋・学位記授与式を挙行しました行事報告 04

名誉学位記授与式が行われました 英国ロイヤル・バレエ団最高位 平野亮一氏

6- 9月報告行事

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 2016年9月8日(木)にタイのタマサート大学ランジット校で第4回ACP会議が開催されました。同大学の国際会議場で行われた会議には本学の他、ホスト校のタマサート大学をはじめインドネシアのランプン大学、マレーシアのウタラ・マレーシア大学、ミャンマーのヤンゴン大学などが参加しました。 会議ではACP会長校である本学濱名篤学長が防災や防犯に関するサーティフィケート(履修証明)プログラムの共同開発や、各大学での実施方法など、それらを踏まえた資格認証プログラムの可能性についてプレゼンテーションを行いました。その後、サーティフィケートプログラムについて活発な議論がなされ、タマ

第4回 ACP     会議を開催しました

サート大学、ランプン大学、ウタラ・マレーシア大学、ヤンゴン大学と本学の5ヵ国5大学がプログラムへの参加意思を表明し、今後具体的な作業を行っていくことが合意されました。 また、第4回ACP会議に先立ち、約2週間に渡ってタイで実施した自然災害に関する意識調査をテーマとしたACPオフキャンパスプログラムには、本学学生25名とタマサート大学、ランプン大学、ヤンゴン大学らの学生12名が参加しました。オフキャンパスプログラムでの成果報告として、参加学生が約8名ずつのグループに分かれACP会議参加者の前で発表を行い、タイの水害についての調査発表をしたグループが最優秀賞を獲得しました。

行事報告 01Asian Cooperative Program

 6月4日(土)に三木キャンパス、6月25日(土)に尼崎キャンパス、7月9日(土)に岡山シティホテル厚生町において教育懇談会を開催しました。3会場で総数244組 279名もの多数の保護者の方々にご出席頂きました。 教育懇談会では、濱名篤学長から大学の現状と本学の教育活動等についての話、教員を交えた懇親会、進路・グローバルスタディ・看護国家試験・看護実習・奨学金についての目的別ガイダンス、アドバイザーと保護者による個別面談など多彩なプログラ

教育懇談会を開催しました

ムを実施しました。 ご出席頂きました保護者の方々からは、「保護者間で情報交換ができよかった」、「目的別ガイダンスは分かりやすくよかった」、

「アドバイザーから日頃の様子が聞けてよかった」など好評なお言葉を頂きました。 また来年3月には沖縄地区(那覇・宮古島)で教育懇談会の開催を予定しています。

行事報告 02

6月25日(土) 尼崎会場 6月 4日(土) 三木会場

7月 9日(土) 岡山会場

 本学と提携関係にある『武庫愛の園幼稚園』の卒園生で、英国ロイヤル・バレエ団で次期シーズンよりプリンシパルへの昇格が決まっている平野亮一氏へ、更なる活躍を期待し7月28日(木)関西国際大学尼崎キャンパスにて、関西国際大学名誉修士号(人間行動学)を授与いたしました。 名誉学位記授与式を終え、平野氏は「今までの人生と関わってくれた人達のおかげでここまで来られました。今後は尼崎と世界の交流に役立ちたいです。」と話されました。

 関西国際大学では、学術または文化交流を通じ地域の文化や社会の発展に貢献し、グローバルに活躍している方に対し名誉学位を贈呈する事が出来ます。 平野亮一氏は4歳の頃から母親が主催する『平野節子バレエスクール』にてバレエを始め、2002年英国ロイヤル・バレエ団に入団。2016年英国ロイヤル・バレエ団のトップクラスダンサーであるプリンシパルに就任されました。

 9月13日(火)三木キャンパスにて、2016年秋・学位記授与式を挙行しました。本学を卒業して晴れて社会に巣立つ学生は、教育学部8名、人間科学部21名の計29名。学生は全員、アカデミックガウンを身にまとい式に臨みました。 卒業生代表 丁 倩(テイ セイ)さん(人間科学部 経営学科)は、

「日本といえば、きれいな景色、先進技術、礼儀正しさというイメージがあり、日本への留学を決心しました。留学中は生活に対して不安と心配事がありましたが、仲間や先生方に助けていただきこの

二年間、色々な体験をしたり、違う文化を感じたりすることとができました。日本にいる間、楽しく充実した日々を過ごせたことをこれからも覚えていたいです。」 との言葉で挨拶を結びました。 式終了後、学長をはじめお世話になった先生方と記念写真を撮影。その後、水棹館2階カフェで懇親会が開催され、教職員や友人との別れを惜しみました。

行事報告 03

2016年 秋・学位記授与式を挙行しました行事報告 04

名誉学位記授与式が行われました 英国ロイヤル・バレエ団最高位 平野亮一氏

6- 9月報告行事

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クラブ活動╱学外の動き vol.722016.11

http://www.kuins.ac.jp/

Campus NEWS

Campus NEWS

学生の夢を全力でサポートする

教員たちの熱い思い。

02 【KUIS PEOPLE REPORT 1】熱血サポートで、合格者が続 !々教員採用試験対策講座教員インタビュー

06 【KUIS PEOPLE REPORT 2・3】輝く学生インタビュー

10 【KUIS PEOPLE REPORT 4】夢をつかんだ卒業生たち

12 4年生就活速報! 内定者4人に聞きました!

14 【行事報告】ACP会議╱教育懇談会╱名誉学位記授与式╱2016年秋・学位記授与式

16 【Campus Community】クラブ活動╱学外の動き╱新任教員紹介

vol.72 2016年 11月

三木キャンパス 〒673-0521 兵庫県三木市志染町青山1丁目18番 TEL 0794-85-2288(代)尼崎キャンパス 〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号 TEL 06-6498-4755(代)

尼崎市制100周年記念事業「潮江なつフェス」に参加しました

Campus Community強化クラブ 活動報告

 今年のチームは飛び抜けた選手はいませんが、伝統のチーム力と泥臭い野球で2季連続でのリーグ優勝を目標としています。また、その先にある関西選手権、明治神宮大会での優勝を目指します。今春7年ぶりのリーグ優勝を果たしました。春の全日本大学野球選手権大会に出場し、阪神大学野球連盟代表として初めて東京6大学代表の明治大学を破りベスト8進出を果たしました。しかし、準々決勝で同じ関西地区代表の奈良学園大学にタイブレークの末に敗れました。今後もあたたかい応援をよろしくお願いいたします。

 いつも心温まるご声援誠にありがとうございます。9月18日(日)から開幕する関西学生サッカーリーグ後期2部Aリーグにおきまして、前期首位と勝ち点差2の3位で折り返したKUISサッカー部の1部昇格への挑戦が再び始まります。自分たちよりも能力が高い相手に対して自分たちの「やって楽しい、見て楽しい、人もボールも動くアクションサッカー」で必ずや昇格を勝ち取りたいと思います。試合会場にぜひ足をお運び頂き、熱い応援をよろしくお願いいたします。

 今年は、昨年と比べると部員が2倍に増えたことでチームが賑やかになり、非常に良い雰囲気でリーグを迎えることができました。チーム一丸となって目の前の試合を全力で戦い、1部昇格を目指しています。 どうぞあたたかい応援をよろしくお願いいたします。

 8月13日(土)に尼崎市制100周年記念事業の一環として、「潮江なつフェス」が開催され、来場者35,000人と多くの方が参加されました。本学も「潮江なつフェス」実行委員会からの協力要請により、学生会を中心にボランティアとして多数の学生が、本部企画の司会進行を行うなど本事業の運営に参加しました。 当日は、JR尼崎駅北交差点から北に約200メートルにわたる本格的な「歩行者天国」が設営され、多数の模擬店が開店、13時からのオープニングセレモニーでは、稲村和美尼崎市長が挨拶を述べられました。 本学協定都市である丹波市からも恐竜・観光振興課の特産品販売の出店があり、丹波市マスコットキャラクターの「丹波竜のちーたん」も来場。本学のオリジナルマスコットキャラクター

硬式野球部 サッカー部 硬式テニス部

「MAPS」とともにオープニングセレモニーに花を添えました。 模擬店では、児童文化研究会の学生達13名による「子どもの手造りおもちゃ工作」と「パネルシアター」を催しました。「子どもの手造りおもちゃ工作」では、スライムとプラ板ストラップを子どもたちが自分で作れるよう工夫して行い、常に行

列ができるほどの賑わいでした。「パネルシアター」では、夏らしい『南の島のハメハメハ大王』や『おばけなんてないさ』の歌を、楽しく手遊びを交えながらみんなで歌い、小さな子どもたちや保護者から大変好評でした。

MAPS Ⅱ世

①担当科目 ②研究テーマ ③特技・趣味

     自己紹介と学生へのメッセージMessage

新たに本学へ着任された先生をご紹介します。新任教員紹介

4年間で看護の知識・技術だけでなく、学び続ける習慣を身につけましょう。また、学習だけでなく、様々な人と関わり、様々なことを経験していきましょう。

①小児健康看護学概論・小児看護援助論・小児看護学実習など

②先天性心疾患患者の成人移行期支援 集中治療を受ける子どもと家族への看護③特技:誤字・脱字を見つけること(だと言われます) 趣味:運動と読書

本田 真也 Shinya Honda

保健医療学部 看護学科講師

Message皆さんと授業や実習で、一緒に看護を考えることができることを楽しみにしています。

①母性看護援助論、母性看護学実習②不妊看護、家族関係の強化に向けた支援③趣味は野球観戦、観劇

橋本 由起子 Yukiko Hashimoto

保健医療学部 看護学科助教

Message