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亀山社中株式会社

亀山社中株式会社chanpkasei/FRseries.pdfProduct Standards & Certification ASTM E84 ASTM E408 ASTM D1004 ASTM D4833 AS 1530 Part 2 UL 181 BS 476 Part 6 BS 476 Part 7 S t a n

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  • 亀山社中株式会社

  • 表面が圧延アルミ箔なので、高い日射反射率を持ちます。(95%)

    特殊な表面処理技術により、酸によるアルミの酸化劣化を防ぐ性能を持っています。

    ポリプロピレンのヤーン(糸)にポリエチレンシートの組み合わせることで、非常に強靭な引張強度や引裂き強さを持っています。

    難燃材を加えることでイギリス(BS)、アメリカ(ASTM)ではClass1の性能を持っています。(FR1、FR2)

    ドイツ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、東南アジアで多くの施工実績を持つ商品です。

    住宅資材だけではなく、海外輸送用コンテナ内部の製品梱包用シートとしても幅広く使用されています。

  • Product Standards & Certification

    ASTM E84

    ASTM E408

    ASTM D1004

    ASTM D4833

    AS 1530 Part 2

    UL 181

    BS 476 Part 6

    BS 476 Part 7

    S t a n d a r d s A u s t r a l i a

    Bomba Certificate,

    MalaysiaDIN DIN 53363

  • 試験項目 試験方法 単位 試験結果

    重量 g/㎡ 160±10

    引張り強さ 長手 ASTM P828 N/50mm 500~700

    横400~600

    伸び率 長手 ASTM P828 % 15~25

    横 % 15~20

    透湿性能 ASTM F1249 g/㎡/day 0.03~0.08

    初期引裂き抵抗 ASTM D1004 N >31

    試験データは、FR2

  • AS 4040 – DROP TEST

    25Kgのサンドバックを2.5Mの高さから自由落下させるテストをして、シートの安全性能を比較した。

  • AS 4040 – DROP TEST

  • AS 4040 – DROP TEST

  • 酸をアルミシートにため込み、その後のアルミの様子を比較した。NFR2は、変色や剥離は見られなかった。

  • 他社の場合は、白く変色しているのが確認できる。

  • 外壁

    内壁

    防湿・遮熱シート

    断熱材透湿防水シート

    胴縁

    側面図 断面図

    内壁

    防湿・遮熱シート

    間柱

    断熱材

    透湿・防水シート

    外壁

    胴縁

  • 遮熱シート

    垂木

    瓦桟

    タッカー

    重ね幅は100㎜

  • 垂木

    瓦桟

    遮熱シート

    通気層

  • タッカー

    遮熱シート

    垂木

    野地板

    屋根材

    重ね幅100mm

  • 垂木

    瓦桟

    屋根材

    遮熱シート

  • C鋼

    断熱材

    ビス

    新規の屋根材

    既存の屋根材

  • 遮熱シート

    断熱材

    金属屋根

    金属屋根

    ビス

  • 屋根材

    遮熱シート

    垂木

    100mmの重ね

  • 遮熱シートタッカー

    垂木

    屋根材

    フォイルテープ

  • Sport Center ( Vietnam)

  • Ware House ( Thailand )

  • 倉庫

  • Tesco Hyper Market (Malaysia)

  • Pig Farm ( Thailand )

  • 片流れタイプL=4.5m屋根模型

    実験装置は、0~5寸まで勾配変化可能。

    今回の実験は、4寸勾配で測定した。

    正面から見て右側BOXをアルミで日射断熱し、左側は断熱なし。

    屋根材とアルミが接触すると熱伝導を起こすので、屋根材と下葺材のすき間は、30mmの高さとした。

  • 屋根の下の空気が流れない様に、下部、上部共に蓋をして温度変化を測定した。屋根材と、遮熱シートのすき間は30mm。

    温度を測定した位置を下記に記します。1、屋根材表面2、下葺材の温度(裏面)3、屋根裏パネル表面温度

  • 0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    2008年9月23日8:45~2008年9月25日15:45の定点温度変化

    Ⅰ屋根表面

    Ⅰ下葺材温度

    Ⅰ屋根裏表面

    Ⅱ屋根表面

    Ⅱ下葺材温度

    Ⅱ屋根裏表面

  • •日射断熱による効果は、素材(今回は屋根の防水シート)の温度で12.4℃(9月24日11:45)の差が生じた。同時に、屋根裏の表面温度も6.7℃の差となった。その時の熱の移動を見てみると(下葺材から野地板(t=12mmのコンパネ)を通過した熱量)、遮熱シート側は4.2℃に対し遮熱なし側では、9.9℃の温度が伝達している。今回の実験では、約57.5%の熱量の通過を遮る結果となった。

    •日中は、アルミによる日射断熱で温度降下が可能で、逆に夜間は1℃弱アルミ側の屋根裏温度が高くなっているのが分かる。これは、夜間の放射冷却による冷え込みを抑える効果があり、極端にいえば、日中は涼しく夜は暖かくなる効果があると言える。

    •当社では、宮野秋彦名古屋工業大学名誉教授と5年に渡り屋根の日射断熱を研究している。その実験で得られた結果では、冬場でも同様な効果があり冷え込みを抑える結果となっている。(別添の「日本の屋根を変える―ひとつの試み」連載―Ⅴより)