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町立図書館も参加します! ぜひ遊びに来てください ・つちだよしはる先生オリジナルの塗り絵 ・あおぞらおはなし会 ・本の貸し出し 等。。。 が楽しめます! 7月 6月 図書館カレンダー ★開館時間 平日 午前 9:00~午後 7:00 土日 午前 9:00~午後 5:00 1 3 4 5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 ⇒休館日 庄内町立図書館だより 開催中の展覧会をご紹介します(~7/14(金)) (本をたくさん 「読んでね」との願いを込めて) 2017.5.31(No.23) 館収蔵品よ り、水辺の 風景が描かれた 作品を約 50 点 ご紹介します。 内藤秀因は全国各地の水辺を描いており、時間や天候によ って変わる水の表情が、水彩画ならではのにじみを活かした表 現や、色と色を重ねることで生まれる微妙な色づかいで巧みに 捉えられています。蒸し暑くなるこの季節、目に涼やか、心に穏 やかさをもたらすような作品を選びました。ぜひご覧ください。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 目水彩画 会は平成 6年に、余目 第二公民館で 開催された水 彩画教室をきっかけとして、有志により結成された水 彩画会です。現在、庄内町を中心とする庄内各地で の展示会など精力的に活動しています。 本展では余目水彩画会会員および講師の作品を 10 点展示いたします。 佐藤 光治「雪の立谷沢川」 10 冊貸出 旧みつば薬局前にてお待ちしております お問い合わせ 図書館・内藤秀因水彩画記念館 43-3039 分館 56-3308 図書館 HPhttp://www.town.shonai.lg.jp/library/ 図書館に並んでいる本。。。 どうやって整列させているかご存知です か?料理の本、動物の本、なんとなーく同 じところにあるようで、実はきっちり仲間 わけされているのです! 専門家によって 0~9 までの 10 のタイプ に分類された本が図書館に届き、図書館 司書が本棚に並べます。ぜひ図書館の 「本棚」 、じっくりご覧ください 上段に分類番号、中段に作者 の頭文字、下段にはシリーズ ものの場合などに巻数が記入 されています

庄内町立図書館だより - Shonai · 方が笑顔で、しかも天使のような声で「何かお手伝いできるこ とありますか?」と声をかけて下さったこと(かくありたい…。密

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Page 1: 庄内町立図書館だより - Shonai · 方が笑顔で、しかも天使のような声で「何かお手伝いできるこ とありますか?」と声をかけて下さったこと(かくありたい…。密

町立図書館も参加します! ぜひ遊びに来てください

・つちだよしはる先生オリジナルの塗り絵 ・あおぞらおはなし会 ・本の貸し出し 等。。。 が楽しめます!

7 月

6 月

図書館カレンダー ★開館時間

平日 午前 9:00~午後 7:00

土日 午前 9:00~午後 5:00

日 月 火 水 木 金 土

1 3 4 5 1

2 3 4 5 6 7 8

9 10 11 12 13 14 15

16 17 18 19 20 21 22

23 24 25 26 27 28 29

30 31

⇒休館日

庄内町立図書館だより

開 催 中 の 展 覧 会 を ご 紹 介 し ま す ( ~ 7 / 1 4 ( 金 ) )

(本をたくさん

「読んでね」との願いを込めて)

2017.5.31(No.23)

館収蔵品よ

り、水辺の

風景が描かれた

作品を約 50 点

ご紹介します。

内藤秀因は全国各地の水辺を描いており、時間や天候によ

って変わる水の表情が、水彩画ならではのにじみを活かした表

現や、色と色を重ねることで生まれる微妙な色づかいで巧みに

捉えられています。蒸し暑くなるこの季節、目に涼やか、心に穏

やかさをもたらすような作品を選びました。ぜひご覧ください。

日 月 火 水 木 金 土

1 2 3

4 5 6 7 8 9 10

11 12 13 14 15 16 17

18 19 20 21 22 23 24

25 26 27 28 29 30

目 水 彩 画

会 は平 成

6 年 に、余 目

第 二 公 民 館 で

開 催 された水

彩 画 教 室 をき っかけとし て、 有 志 に より結 成 され た水

彩 画 会 です。現 在 、庄 内 町 を中 心 とする庄 内 各 地 で

の展 示 会 など精 力 的 に活 動 しています。

本 展 では余 目 水 彩 画 会 会 員 および講 師 の作 品 を

10 点 展 示 いたします。

佐藤 光治「雪の立谷沢川」

⇒10 冊貸出

旧みつば薬局前にてお待ちしております

お問い合わせ 図書館・内藤秀因水彩画記念館

43-3039

分館 56-3308

図書館 HP→http://www.town.shonai.lg.jp/library/

図書館に並んでいる本。。。

どうやって整列させているかご存知です

か?料理の本、動物の本、なんとなーく同

じところにあるようで、実はきっちり仲間

わけされているのです!

専門家によって 0~9 までの 10 のタイプ

に分類された本が図書館に届き、図書館

司書が本棚に並べます。ぜひ図書館の

「本棚」、じっくりご覧ください

上段に分類番号、中段に作者

の頭文字、下段にはシリーズ

ものの場合などに巻数が記入

されています

Page 2: 庄内町立図書館だより - Shonai · 方が笑顔で、しかも天使のような声で「何かお手伝いできるこ とありますか?」と声をかけて下さったこと(かくありたい…。密

横田

小砂川

大滝

森田

『きっと明日はうまくいく 魔法の一歩』 斎藤茂太/著

(イースト・プレス)

4月から図書館でお世話にならせていただくこ

とになり、小中学生頃の図書館での記憶が今一

気に蘇っています。

図書館の静かで落ち着いた雰囲気や本の感

触が五感に心地良かったこと、本を探せずにいると、職員の

方が笑顔で、しかも天使のような声で「何かお手伝いできるこ

とありますか?」と声をかけて下さったこと(かくありたい…。密

かな野望です)、どうあがいても不出来で、「私なんか」と卑

下する思いをずっと引きずっているところを、精神科医でもあ

る斎藤茂太氏の明るく前向きでハートフルな数々の著書に

触れ、うまく自分の気持ちの切り替えをすることも必要と教わ

ったこと、等々。

斎藤茂太氏の著書で気持ちを癒し、

まずは心を健康にしてあげてみませんか?

『羊と鋼の森』 宮下 奈都/著 (文藝春秋)

この4月から我家は、進学し家を離れたり、

職場が変わったりと、それぞれに新生活をス

タートさせました。何かと騒々しい娘のいない

家の中は妙に静かで、特にピアノの音がしなく

なったのは寂しいものです。

我家のピアノは、娘が習い始める際に、実家で置物状

態になっていた私のピアノを運んできた年代物です。十数

年ぶりに丁寧に調律をしてもらったピアノは、以来 13 年

間、娘の成長とともにその音色を響かせてくれました。

本書は、ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、失

敗や困難に突き当たりながら、調律師として、人として成

長していく物語です。悩み迷いながらもひたむきに努力を

重ね、より良き音を探求する主人公。

優しいピアノの音色のように、

心に温かく寄り添ってくれる 1 冊です。

館長 渡會

『聖書と歎異抄』 五木寛之・本田哲郎/著(東京書籍)

蓮如、法然、親鸞など浄土真宗にまつわる

多くの本を執筆している五木寛之氏とキリスト教

宗教学者であり研究者である本田哲郎氏の2人

の対談形式で構成された本です。両氏のこれ

まで表立って語られてこなかった仏教とキリスト教の真実に

ついての歯に衣を着せぬ舌鋒鋭い対談は、読む者をとても

ワクワク、ドキドキさせてくれます。同時に、五木寛之氏の宗

教にかかわる造詣の深さには驚嘆させられてしまいます。

私たちが普段抱いている宗教に対する固定観念が

「えっ、実はそうだったのか!」とガラガラと壊される感覚が

この本の面白さでもあります。

崇高で近寄りがたいと思っている方にも

気軽に読んでいただきたい最新の1冊です。

後藤佐藤

今年度から図書館に 4 人の新メンバーが加わりました!

今回は 4 人の新メンバーと館長のおすすめ本をご紹介します。

資料をご活用いただくとともに、どうぞ図書館員にもお気軽にお声掛けください

『きょうはパーティーのひ』 樋勝 朋巳/文・絵

(福音館書店)

春から図書館でお世話になっております。

まだまだわからないことが多く、ご迷惑ばかりお

掛けしてしまっている日々ですが、とても楽しく

過ごさせていただいています。

そんな中、とある絵本の表紙に釘付けにな

ってしまいました。スカーフをなびかせポーズを決め、つぶら

な瞳で微笑むタイツを穿いた犬(たぶん)。「これ絶対好きな

や つ … 」 と い う 確 信 を 持 っ て 絵 本 を 開 く と 、 思 っ た 通

り、すぐに心を鷲摑みにされてしまいました。登場するキャラク

ター達の強烈な個性、彼らの何とも言えない表情やしぐさを

眺めているだけで心がほっこりします。

子どもたちはもちろん、ぜひ大人の皆さまにも、

この自由な世界を堪能していただきたいです。

『ブラフマンの埋葬』 小川 洋子/著 (講談社)

タイトルの「ブラフマン」というのは、小説に登場

する手足が短くて尻尾が大きくて毛がふわふわ

している、小さくて可愛い動物の名前です。なん

といっても、この「ブラフマン」の健気な可愛らしさ

にこころ癒されるはず!

しかし、タイトルは『ブラフマンの埋葬』……

そして著者は小川洋子さん。前作はベストセラーとなった『博

士の愛した数式』という小説ですが、物語を包む優しさの中

に、終始寄り添う、もの哀しさや切なさを感じた方も少なくない

のではないでしょうか。今作も、まるで初夏の夕立と濡れた草

の匂い、すこし肌寒い風にそよぐシャツの裾の感触のような、

そんな胸がきゅうっとなるような切なくて、

なにかが愛おしくなる。こころを癒す物語です。