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シスコシステムズ合同会社 107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先 : シ ス コ コ ン タ ク ト セ ン タ ー 0120-092-255 ( フ リ ー コ ール、 携帯 ・ PHS含む) 電話受付時間 : 平日 10:0012:0013:0017:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/ Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アドミニスト レータ ガイド 2016 8 Text Part Number:

Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アドミニストレータ ガイド...Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アドミニスト レータ ガイド 2016 年 8 月 Text Part Number: このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現

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  • Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニストレータ ガイド2016 年 8 月

    シスコシステムズ合同会社〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミ ッ ド タウン ・ タワーhttp://www.cisco.com/jpお問い合わせ先 : シスココンタク トセンター0120-092-255 (フ リーコール、 携帯 ・ PHS含む)電話受付時間 : 平日 10:00~12:00、 13:00~17:00http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

    Text Part Number:

  • こ のマニ ュ アルに記載さ れている仕様および製品に関する情報は、 予告な し に変更さ れる こ と があ り ます。 こ のマニ ュ アルに記載さ れている表現、 情報、 お

    よび推奨事項は、 すべて正確であ る と 考えていますが、 明示的であれ黙示的であれ、 一切の保証の責任を負わない も の と し ます。 こ のマニ ュ アルに記載さ れ

    ている製品の使用は、 すべてユーザ側の責任にな り ます。

    対象製品の ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セン スおよび限定保証は、 製品に添付 された 『Information Packet』 に記載されています。 添付されていない場合には、 代理店にご連絡 く だ さ い。

    The Cisco implementation of TCP header compression is an adaptation of a program developed by the University of California, Berkeley (UCB) as part of UCB’s public domain version of the UNIX operating system. All rights reserved. Copyright © 1981, Regents of the University of California.

    こ こ に記載さ れている他のいかな る保証に も よ らず、 各社のすべてのマニ ュ アルおよびソ フ ト ウ ェ アは、 障害も含めて 「現状のま ま」 と し て提供さ れます。

    シ ス コおよびこ れ ら各社は、 商品性の保証、 特定目的への準拠の保証、 および権利を侵害し ない こ と に関する保証、 あ る いは取引過程、 使用、 取引慣行に

    よ っ て発生する保証をはじ め と する、 明示さ れた ま たは黙示さ れた一切の保証の責任を負わない も の と し ます。

    いかな る場合において も、 シ ス コおよびその供給者は、 こ のマニ ュ アルの使用ま たは使用で き ない こ と に よ っ て発生する利益の損失やデータ の損傷をはじ め

    と する、 間接的、 派生的、 偶発的、 あ る いは特殊な損害について、 あ ら ゆ る可能性がシ ス コ ま たはその供給者に知ら さ れていて も、 それ ら に対する責任を一

    切負わない も の と し ます。

    Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries. To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: www.cisco.com/go/trademarks. Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (1110R)

    こ のマニ ュ アルで使用し ている IP ア ド レ スおよび電話番号は、 実際のア ド レ スおよび電話番号を示すも のではあ り ません。 マニ ュ アル内の例、 コ マン ド 出力、 ネ ッ ト ワー ク ト ポ ロ ジ図、 およびその他の図は、 説明のみを目的 と し て使用 されています。 説明の中に実際のア ド レ スおよび電話番号が使用さ れていたと し て も、 それは意図的な も のではな く 、 偶然の一致に よ る も のです。

    Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 ア ド ミ ニ ス ト レータ ガ イ ド© 2011-2016 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.

    http://www.cisco.com/go/trademarks

  • C O N T E N T S

    C H A P T E R 1 Cisco Prime Infrastructure の管理の概要 1-1

    C H A P T E R 2 管理者の設定タスク 2-1

    オペレーシ ョ ン センターのセッ トアップ 2-1オペレーシ ョ ン センターをセッ トアップする前に 2-2オペレーシ ョ ン センター ライセンスのアクテ ィブ化 2-2オペレーシ ョ ン センターへの Prime Infrastructure インスタンスの追加 2-3オペレーシ ョ ン センター向けのアイドルユーザ タイムアウトの無効化 2-4オペレーシ ョ ン センター用の AAA の有効化 2-5オペレーシ ョ ン センターの次の手順 2-5

    必要なソフ トウェア バージ ョ ンおよび設定 2-6SNMP の設定 2-6NTP の設定 2-7

    保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定 2-7サポート される保証のデータ ソース 2-7保証データ ソースの設定 2-8

    Medianet NetFlow のイネーブル化 2-10

    NetFlow と Flexible NetFlow のイネーブル化 2-12

    Network Analysis Module (NAM) の導入 2-13

    Performance Agent のイネーブル化 2-13

    Prime Infrastructure パッチのインストール 2-14

    C H A P T E R 3 Prime Infrastructure サーバの設定 3-1

    使用可能なシステム設定 3-2

    電子メールの設定 3-9

    グローバル SNMP の設定 3-10SNMP クレデンシャル詳細の表示 3-11SNMP クレデンシャルの追加 3-12SNMP クレデンシャルのインポート 3-14

    プロキシ設定 3-15

    サーバ ポートおよびグローバル タイムアウトの設定 3-15

    コンプライアンス サービスの有効化 3-16

    iiiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    リモート FTP、 TFTP、 SFTP サーバの設定 3-17

    ISE サーバの設定 3-18

    ソフ トウェア イメージ管理サーバの設定 3-18

    ジ ョブの管理者承認の指定 3-18

    ジ ョブの承認 3-19

    ログイン免責事項テキストの指定 3-19

    ユーザ定義フ ィールドへのデバイス情報の追加 3-20

    OUI の管理 3-20新しいベンダー OUI マッピングの追加 3-20更新されたベンダー OUI マッピング ファイルのアップロード 3-21

    Prime Infrastructure への通知レシーバの追加 3-22通知レシーバの削除 3-22

    ノースバウンド SNMP レシーバのログ ファイル例 3-23

    Prime Infrastructure への HTTPS アクセスの設定 3-23自己署名証明書の生成および適用 3-24

    CA 署名付き証明書の取得およびインポート 3-24CA 署名付き証明書の削除 3-26

    MIB から Prime Infrastructure へのアラート /イベン ト マッピング 3-26

    製品フ ィードバック データの収集 3-28

    C H A P T E R 4 Prime Infrastructure サーバ ヘルスの維持 4-1

    Prime Infrastructure ヘルスのモニタ 4-2概要ダッシュボード 4-2

    パフォーマンス ダッシュボード 4-3管理ダッシュボード 4-3

    ト ラブルシューテ ィングPrime Infrastructure 4-4シスコ サポート コ ミ ュニテ ィの起動 4-4サポート ケースを開く 4-5

    OVA サイズとシステム リソースの評価 4-6Prime Infrastructure が管理しているデバイス数の表示 4-7

    Prime Infrastructure のパフォーマンスの向上 4-7サーバの調整 4-7

    VMware vSphere クライアン ト を使用した VM のリソース割り当ての変更 4-8Prime Infrastructure データベースの圧縮 4-9クライアン ト パフォーマンスの設定 4-9

    自動クライアン ト ト ラブルシューテ ィングの有効化 4-10DNS ホスト名ルックアップの有効化 4-10クライアン ト アソシエーシ ョ ン履歴データの保持期間の指定 4-11

    ivCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    クライアン ト ト ラ ップ/Syslog 受信中のクライアン トのポーリング 4-11イベン ト と してのクライアン ト ト ラ ップの保存 4-12802.1x および 802.11 クライアン ト ト ラ ップのイベン ト と しての保存 4-13

    拡張クライアン ト ト ラ ップの有効化 4-13

    保証処理のメモリ最適化 4-14

    保証メモリ割り当てと需要のモニタ リング 4-15

    CLI 経由の保証メモリ プールの増加 4-15保証メモリ割り当てのバランス調整 4-16

    保証のメモリ割り当てのリセッ ト 4-16

    保証メモリ プールのリセッ ト 4-16

    データ ソースの管理 4-17現在のデータ ソースの表示 4-18データ ソースの削除 4-18

    特別な管理タスクの実行 4-19

    CLI 経由の接続 4-20Prime Infrastructure の起動 4-21Prime Infrastructure サーバ ステータスの確認 4-21Prime Infrastructure バージ ョ ンおよびパッチ ステータスの確認 4-22Prime Infrastructure の停止 4-22Prime Infrastructure の再起動 4-22Prime Infrastructure の削除 4-23Prime Infrastructure のデフォルトへのリセッ ト 4-23Prime Infrastructure ホスト名の変更 4-24FTP ユーザの有効化 4-24root ユーザ パスワードの変更 4-25仮想アプライアンスの管理者パスワードの回復 4-26

    物理アプライアンスの管理者パスワードの回復 4-27

    インストール ISO イメージの取得 4-29

    Prime Infrastructure ソフ トウェアの最新状態の維持 4-30インストール済みのソフ トウェア アップデート と利用可能なソフ トウェア アップデートの表示 4-30

    ソフ トウェア アップデート通知の取得 4-31ソフ トウェア アップデート通知の設定 4-31インストール済みのソフ トウェア アップデートの詳細の表示 4-32ログイン ページからのインストール済みアップデートの表示 4-32バージ ョ ン情報ページからのインストール済みアップデートの表示 4-33

    ソフ トウェア アップデートのインストール 4-33Cisco.com からのソフ トウェア アップデートのインストール 4-34ダウンロード したソフ トウェアのアップロード とインス トール 4-34

    vCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    Prime Infrastructure での Cisco.com アカウン ト クレデンシャルの使用 4-36Prime Infrastructure への Cisco.com アカウン ト クレデンシャルの保存 4-36Cisco.com アカウン ト クレデンシャルの削除 4-36

    サポート要求の設定 4-37

    ディスク領域の問題管理 4-38

    C H A P T E R 5 Prime Infrastructure のバックアップと復元 5-1

    バックアップと復元の概念 5-1

    バックアップ タイプ 5-2バックアップのスケジューリング 5-2

    バックアップ リポジト リ 5-3バックアップ ファイル名 5-4バックアップの検査 5-5

    バックアップ ファイルに含まれる情報 5-5バックアップと復元を使用してサーバを交換する 5-6

    自動アプリケーシ ョ ン バックアップの使用 5-6自動アプリケーシ ョ ン バックアップのスケジューリング 5-7アプリケーシ ョ ン バックアップのト リガー 5-8自動アプリケーシ ョ ン バックアップ リポジト リの指定 5-9ローカル バックアップ リポジト リの作成 5-9ローカル バックアップ リポジト リの削除 5-10

    リモート バックアップ リポジト リの使用 5-11バックアップ リポジト リの種類 5-11リモート NFS バックアップ リポジト リの使用 5-12

    NFS バックアップ設定を始める前に 5-13NFS バックアップ サーバの設定 5-13NFS バックアップ サーバを使用するための Prime Infrastructure の設定 5-14

    リモート SFTP バックアップ リポジト リの使用 5-16リモート FTP バックアップ リポジト リの使用 5-17

    コマンド ラインからのバックアップの実行 5-18アプリケーシ ョ ン バックアップの実行 5-18アプライアンス バックアップの実行 5-19

    バックアップからの復元 5-20

    アプリケーシ ョ ン バックアップからの復元 5-20アプライアンス バックアップからの復元 5-21バックアップと復元を使用した別の仮想アプライアンスへの移行 5-23

    バックアップと復元を使用した別の物理アプライアンスへの移行 5-24

    失敗した復元からの回復 5-24

    viCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    バックアップおよび復元中のディスク領域の問題を管理する 5-25

    Operations Center でのバックアップと復元の使用 5-26

    C H A P T E R 6 ネッ トワーク健全性の管理 6-1

    アラームとイベン トの設定 6-1

    アラームのクリーンアップおよび表示オプシ ョ ンの指定 6-1

    アラーム重大度の変更 6-4

    自動クリア間隔の変更 6-4

    監査の変更通知の有効化 6-5

    システム変更に関する Syslog メ ッセージ レシーバの設定 6-5

    エラー ログのダウンロード と電子メール送信 6-6

    SNMP ト レースの有効化 6-7

    Prime Infrastructure システムログ メ ッセージを Syslog と して転送するためのオプシ ョ ンの変更 6-7

    ロギング オプシ ョ ンの変更による ト ラブルシューテ ィングの強化 6-8Mobility Service Engine ロギング オプシ ョ ンの変更 6-9MAC アドレスに基づく ロギング 6-10Mobility Services Engine ログ ファイルのダウンロード 6-10

    テクニカル サポート要求設定値の設定 6-11

    C H A P T E R 7 データの収集と保持の管理 7-1

    カテゴリ別のデータ保持の指定 7-2

    データベース テーブル別のデータ保持の指定 7-2

    パフォーマンス データの保持について 7-3

    クライアン ト データの収集と保存の指定 7-4

    履歴データの保持について 7-5

    データ重複排除の有効化 7-6

    レポートの保存と保持の制御 7-7

    イベン ト受信後のインベン ト リ収集の指定 7-8

    設定導入動作の制御 7-8

    テンプレート導入前のデバイス設定のアーカイブ 7-8

    テンプレート導入失敗時のデバイス設定のロールバック 7-9

    WLC 設定をいつどのようにアーカイブするかの指定 7-9

    システム ジ ョブの制御 7-10データ収集ジ ョブのスケジューリング 7-11

    データ収集ジ ョブの一時停止と再開 7-11

    viiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    データ収集ジ ョブの即時実行 7-12

    システム ジ ョブについて 7-13

    Cisco Prime LMS から Cisco Prime Infrastructure へのデータの移行 7-21

    C H A P T E R 8 コン ト ローラおよび AP 設定値の設定 8-1

    不正 AP ト レース用の SNMP クレデンシャルの設定 8-1

    CLI セッシ ョ ンのプロ ト コル設定 8-2

    アップグレード後のコン ト ローラの更新 8-2

    不正 AP に接続したスイッチ ポートの追跡 8-3

    スイッチ ポート ト レーシングの設定 8-4スイッチ ポート ト レーシングの確立 8-7スイッチ ポート ト レースの詳細 8-8スイッチ ポート ト レーシングのト ラブルシューテ ィング 8-8

    不正およびスイッチ ポート ト レーシングに関して頻繁に寄せられる質問 8-9自動 SPT の設定方法を教えて ください。 8-10自動 SPT と手動 SPT はどのように違いますか。 8-10SPT の結果 (手動および自動) はどこで確認できますか。 8-11自動 SPT を円滑に実行するにはどうすればいいですか。 8-12自動 SPT の方が有線の不正の検出に時間がかかるのはなぜですか。 8-13ト ランク ポート上の有線の不正を検出するにはどうすればいいですか 8-14どのようにスイッチ ポートの場所を設定しますか。 8-14自動 SPT の 「ロケーシ ョ ン別の削除 (Eliminate By Location)」 機能を使用するにはどうすればいいですか 8-15

    「メジャー ポーリング」 と 「マイナー ポーリング」 の違いについて教えて ください 8-16

    C H A P T E R 9 ハイ アベイラビリテ ィの設定 9-1

    ハイ アベイラビリテ ィの仕組み 9-2プライマリ サーバとセカンダリ サーバについて 9-3障害の原因 9-3

    ファイルおよびデータベースの同期 9-4

    HA サーバ通信 9-4ヘルス モニタ プロセス 9-5ヘルス モニタ Web ページ 9-6HA での仮想 IP アドレッシングの使用 9-7ホッ ト スタンバイ動作 9-8

    HA の導入計画 9-8HA のネッ トワーク スループッ トに関する制限事項 9-9ローカル モデルの使用 9-10

    viiiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    キャンパス モデルの使用 9-11リモート モデルの使用 9-11仮想 IP アドレッシングを使用できない場合の対処 9-12HA 環境での SSL 証明書の使用 9-13自動フェールオーバーと手動フェールオーバーの違い 9-13

    オペレーシ ョ ン センター用の HA の有効化 9-14

    ハイ アベイラビリテ ィのセッ トアップ 9-15ハイ アベイラビリテ ィ をセッ トアップする前に 9-16HA セカンダリ サーバのインストール 9-17プライマリ サーバでの HA の登録 9-18ハイ アベイラビリテ ィ ステータスの確認 9-20HA 登録中の動作 9-20

    HA サーバのパッチ適用 9-22新しい HA サーバのパッチ適用 9-22手動フェールオーバー用に設定されているペアリング済み HA サーバのパッチ適用 9-24

    自動フェールオーバー用に設定されているペアリング済み HA サーバのパッチ適用 9-26

    ハイ アベイラビリテ ィのモニタ 9-29ヘルス モニタ Web ページへのアクセス 9-30フェールオーバーのト リガー 9-30

    フェールバックのト リガー 9-31

    フェールオーバーの強制実行 9-32

    その他の HA イベン トに対する応答 9-32HA 登録が失敗した場合 9-33ネッ トワークがダウンしている場合 (自動フェールオーバー) 9-34

    ネッ トワークがダウンしている場合 (手動フェールオーバー) 9-35

    プロセスを再開できない場合 (自動フェールオーバー) 9-36

    プロセスを再開できない場合 (手動フェールオーバー) 9-38

    同期中にプライマリ サーバが再起動した場合 (手動フェールオーバー) 9-39同期中にセカンダリ サーバが再起動した場合 9-40HA サーバが両方ともダウンしている場合 9-40両方の HA サーバの電源がダウンしている場合 9-41HA サーバが両方ともダウンし、 セカンダリ サーバが再起動しない場合 9-42プライマリ サーバの交換 9-43スプリ ッ ト ブレーン状況からの回復 9-44

    ハイ アベイラビリテ ィの参照情報 9-44HA コンフ ィギュレーシ ョ ン モード リファレンス 9-45HA 状態リファレンス 9-45HA 状態遷移リファレンス 9-47

    ixCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    ハイ アベイラビリテ ィ CLI コマンド リファレンス 9-48HA 認証キーのリセッ ト 9-49GUI での HA の削除 9-49CLI での HA の削除 9-50復元中の HA の削除 9-50アップグレード中の HA の削除 9-51HA エラー ロギングの使用 9-51HA サーバの IP アドレスまたはホスト名のリセッ ト 9-52

    MSE ハイ アベイラビリテ ィの設定 9-52MSE ハイ アベイラビリテ ィ アーキテクチャの概要 9-52

    MSE ハイ アベイラビリテ ィのペアリング マト リ ックス 9-53MSE ハイ アベイラビリテ ィのガイ ド ラインと制約事項 9-53MSE ハイ アベイラビリテ ィのフェールオーバー シナリオ 9-54MSE ハイ アベイラビリテ ィのフェールバック シナリオ 9-54MSE ハイ アベイラビリテ ィのライセンス要件 9-55

    MSE ハイ アベイラビリテ ィのセッ トアップ : ワーク フロー 9-55ハイ アベイラビリテ ィ用の MSE の準備 9-56プライマリ MSE での MSE ハイ アベイラビリテ ィの設定 9-56セカンダリ MSE での MSE ハイ アベイラビリテ ィの設定 9-63プライマリ MSE の交換 9-67

    C H A P T E R 10 ワイヤレス冗長性の設定 10-1

    ワイヤレス コン ト ローラの冗長性について 10-1

    冗長性の前提条件と制限事項 10-2

    冗長インターフェイスの設定 10-2

    プライマリ コン ト ローラの冗長性の設定 10-3

    セカンダリ コン ト ローラの冗長性の設定 10-4

    冗長性状態のモニタ リング 10-5

    ピア サービス ポートの IP およびサブネッ ト マスクの設定 10-6

    ピア ネッ トワーク ルートの追加 10-6

    セカンダリ サーバのリセッ トおよびセカンダリ サーバからのファイルのアップロード 10-7

    コン ト ローラの冗長性の無効化 10-8

    C H A P T E R 11 ユーザ アクセスの制御 11-1

    ユーザ アカウン トの管理 11-1アクテ ィブ ユーザ セッシ ョ ンの表示 11-2ユーザ アカウン トの追加 11-2

    xCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    追加の管理ユーザの作成 11-3

    ユーザ アカウン トの削除 11-4ゲスト アカウン トの設定 11-4ユーザ アカウン トの無効化 11-5web root アカウン トの無効化 11-6ユーザ パスワードの変更 11-6パスワード ポリシーの変更 11-6グローバル アイ ドル タイムアウトの変更 11-7

    Lobby Ambassadors を使用したゲスト ユーザ アカウン トの管理 11-8ゲスト ユーザ アカウン トの管理 : ワークフロー 11-9Lobby Ambassador アカウン トの作成 11-9Lobby Ambassador と してのログイン 11-10Lobby Ambassador と してのゲスト ユーザ アカウン トの作成 11-10ゲスト ユーザ アカウン トのスケジュール設定 11-11ゲスト ユーザの詳細の印刷または電子メール送信 11-11Lobby Ambassador アクティ ビテ ィの表示 11-12ゲスト アカウン トのデバイスへの保存 11-12ゲスト ユーザのクレデンシャルの編集 11-13

    ユーザ グループを使用したアクセスの制御 11-13ヘルプ デスク ユーザ グループ 11-15North Bound API ユーザ グループ 11-15ユーザ グループの権限およびメンバーシップの表示 11-16ユーザ グループ特権の変更 11-16ユーザ グループ メンバーシップの変更 11-17

    仮想ド メインを使用したアクセスの制御 11-18

    仮想ド メインについて 11-18

    仮想ド メインでのユーザ アクセス 11-22仮想ド メインの作成 11-22

    仮想ド メインへのサイ ト マップの追加 11-23仮想ド メインへのグループの追加 11-24

    仮想ド メインへのネッ トワーク デバイスの追加 11-24仮想ド メインへのアクセス ポイン トの追加 11-25仮想ド メインのインポート 11-26

    仮想ド メインへのユーザの追加 11-27

    仮想ド メインへの仮想要素の追加 11-27

    仮想ド メイン アクセスの変更 11-28仮想ド メインの削除 11-30

    仮想ド メイン RADIUS 属性および TACACS+ 属性のエクスポート 11-30

    xiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    ユーザ アクセスの監査 11-31ユーザ グループの監査証跡へのアクセス 11-32アプリケーシ ョ ンのログインとアクシ ョ ンの表示 11-32

    ユーザ開始イベン トの表示 11-33

    Prime Infrastructure 上での AAA の設定 11-33AAA モードの設定 11-34TACACS+ サーバの追加 11-35RADIUS サーバの追加 11-35

    Prime Infrastructure の IP アドレス変更後の必須 TACACS+/RADIUS 設定 11-36新しい Prime Infrastructure バージ ョ ンのインストール後の AAA 設定の更新 11-36

    SSO サーバの追加 11-37SSO でのハイアベイラビリテ ィの設定 11-37SSO サーバ AAA モードの設定 11-38ISE を使用した RADIUS 経由の AAA ユーザの認証 : ワークフロー 11-39

    ISE での AAA クライアン ト と しての Prime Infrastructure の追加 11-39ISE での新しいユーザ グループの作成 11-40ISE での新しいユーザの作成とユーザ グループへの追加 11-40ISE での新しい許可プロファイルの作成 11-41ISE での許可ポリシー規則の作成 11-42ISE での簡易認証ポリシーの作成 11-43ISE でのルールベースの認証ポリシーの作成 11-43Prime Infrastructure での AAA の設定 11-44

    Prime Infrastructure 用の ACS 5.x の設定 : ワークフロー 11-45ACS ネッ トワーク デバイスおよび AAA クライアン トの作成 11-45ACS グループの追加 11-45ACS ユーザの追加 11-46RADIUS 用 ACS ポリシー要素または許可プロファイルの作成 11-46TACACS+ 対応の ACS ポリシー要素または許可プロファイルの作成 11-47RADIUS 対応の ACS サービス セレクシ ョ ン規則の作成 11-47TACACS+ 対応の ACS サービス セレクシ ョ ン規則の作成 11-47RADIUS 対応の ACS アクセス サービスの設定 11-48TACACS+ 対応の ACS アクセス サービスの設定 11-48

    C H A P T E R 12 詳細モニタ リング 12-1

    WAN 最適化の有効化 12-3

    C H A P T E R 13 ライセンスの管理 13-1

    Prime Infrastructure ライセンス 13-1Prime Infrastructure ライセンスの購入 13-2

    xiiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    ライセンスの詳細の確認 13-3

    ライセンスの追加 13-3

    ライセンスの削除 13-3

    ライセンスのト ラブルシューテ ィング 13-4

    コン ト ローラ ライセンス 13-7

    MSE ライセンス 13-8MSE ライセンスの構成マト リクス 13-9MSE ライセンス ファイルのサンプル 13-9MSE ライセンスの取り消しと再使用 13-10MSE サービスの共存 13-10MSE ライセンスの管理 13-11

    製品認証キーの登録 13-12

    クライアン ト ライセンス ファイルおよびワイヤレス IPS ライセンス ファイルのインストール 13-13

    Mobility Services Engine ライセンス ファイルの削除 13-14

    保証ライセンス 13-14

    保証ライセンスの詳細の確認 13-15

    NetFlow および NAM デバイスに対するライセンス サポートの追加 13-16NetFlow および NAM デバイスに対するライセンス サポートの削除 13-16

    スマート ライセンス 13-17Prime Infrastructure での Cisco Smart Licensing の設定 13-18Prime Infrastructure と Cisco Smart Software Manager との間のト ランスポート モードの設定 13-18

    Prime Infrastructure のスマート ライセンスの有効化 13-19Prime InfrastructureCisco Smart Software Manager への登録 13-20

    トークン ID の生成 13-20従来のライセンスから移行 13-21

    製品インスタンスの登録 13-21

    スマート ソフ トウェア ライセンスの選択 13-22Prime Infrastructure ライセンス ダッシュボードのライセンスのしきい値の設定 13-23

    ライセンス ダッシュボードの表示 13-23スマート ソフ トウェア ライセンスの無効化 13-25追加アクシ ョ ンの実行 13-25

    参考 : 製品の登録とライセンス認証ステータス 13-26

    C H A P T E R 14 ト ラフ ィ ック メ ト リ ッ クの管理 14-1

    Mediatrace による ト ラフ ィ ッ ク メ ト リ ッ クの前提条件 14-1NAM デバイスをデータ ソースとして使用するための Prime Infrastructure の設定 14-2

    xiiiCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    ルータとスイッチをデータ ソースと して使用するための Prime Infrastructure の設定 14-3

    ルータとスイッチ上での Mediatrace の設定 14-4

    ルータとスイッチ上での WSMA 機能と HTTP (S) 機能の設定 14-5

    C H A P T E R 15 ネッ トワーク容量の変更計画 15-1

    A P P E N D I X A 内部 SNMP ト ラ ップの生成 A-1

    内部ト ラ ップ生成について A-1

    Prime Infrastructure SNMP ト ラ ップ タイプ A-2

    汎用 SNMP ト ラ ップの形式 A-5

    Prime Infrastructure SNMP ト ラ ップ リファレンス A-6

    Prime Infrastructure ト ラ ップの使用 A-11通知の設定 A-11

    通知レシーバの設定 A-12

    ト ラ ップの送信に使用するポート A-13

    SNMP ト ラ ップ用の電子メール通知の設定 A-13電子メール サーバ設定の構成 A-14

    SNMP ト ラ ップのイベン ト とアラームの表示 A-15SNMP ト ラ ップのイベン ト とアラームのフ ィルタ リング A-15

    クイック フ ィルタを使用する SNMP ト ラ ップ用のフ ィルタ リング A-15高度なフ ィルタを使用する SNMP ト ラ ップのフ ィルタ リング A-16

    SNMP ト ラ ップのアラームの消去 A-17Prime Infrastructure SNMP ト ラ ップのト ラブルシューテ ィング A-17

    A P P E N D I X B ベスト プラクテ ィス : サーバ セキュリテ ィの強化 B-1

    サーバ セキュリテ ィの強化 B-1セキュアでないサービスの無効化 B-2

    root アクセスの無効化 B-2SNMPv2 の代わりに SNMPv3 を使用する B-3

    デバイス追加時に SNMPv3 を使用する B-3デバイスのインポート時に SNMPv3 を使用する B-4検出の実行時に SNMPv3 を使用する B-4

    外部 AAA による認証 B-5GUI からの外部 AAA の設定 B-5CLI からの外部 AAA の設定 B-5

    NTP 更新認証の有効化 B-6証明書ベースの OCSP 認証の有効化 B-7Web ブラウザへのクライアン ト証明書のインポート B-9

    xivCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    SSL 認証の設定 B-10SSL クライアン ト認証の設定 B-10SSL サーバ認証の設定 B-11

    Prime Infrastructure サーバにおける OCSP 設定の有効化 B-12ローカル パスワード ポリシーの設定 B-12個々の TCP/UDP ポートの無効化 B-13サーバ セキュリテ ィ ステータスの確認 B-14

    A P P E N D I X C プラグ アンド プレイ ゲートウェイのハイ アベイラビリテ ィの設定 C-1

    シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイ HA の機能 C-1シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイ HA の前提条件 C-2

    シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイ HA のセッ トアップ C-2Prime Infrastructure HA 用のスタンドアロン シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイのセッ トアップ C-2

    仮想 IP アドレスが割り当てられた HA の Prime Infrastructure C-3IP アドレスが異なる HA の Prime Infrastructure C-3

    シスコ スタンドアロン プラグ アンド プレイ ゲートウェイ サーバ HA のセッ トアップ C-4

    シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイのステータス C-5

    HA のシスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイの削除 C-7

    シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイ HA と Prime Infrastructure の組み合わせ C-7

    シスコ プラグ アンド プレイ ゲートウェイ HA の制限 C-8

    xvCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 目次

    xviCisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • Cisco Prim

    C H A P T E R 1

    Cisco Prime Infrastructure の管理の概要

    Cisco Prime Infrastructure は、 1 つのグ ラ フ ィ カル イ ン ターフ ェ イ スか ら ネ ッ ト ワーク イ ン フ ラス ト ラ ク チャ全体の ラ イ フサ イ ク ルを管理で き る、 ネ ッ ト ワーク管理ツールです。 Prime Infrastructure は、 ネ ッ ト ワーク管理者に、 有線デバイ ス と ワ イ ヤレ ス デバイ ス両方のプ ロ ビジ ョ ニン グ、 モニ タ リ ン グ、 最適化、 ト ラ ブルシ ューテ ィ ン グ を行 う ための単一ソ リ ューシ ョン を提供し ます。 堅牢なグ ラ フ ィ カル イ ン ターフ ェ イ ス を使用する こ と で、 デバイ スの導入 と操作を簡略化し、 コ ス ト 効率を上げる こ と がで き ます。

    Prime Infrastructure の [管理 (Administration) ] メ ニ ューにあ る タ ス ク は、 一般に管理者だけが実行し ます。

    1-1e Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

  • 第 1 章 Cisco Prime Infrastructure の管理の概要

    1-2Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • Cisco Prim

    C H A P T E R 2

    管理者の設定タスク

    Cisco Prime Infrastructure 管理者は、 製品の イ ン ス ト ール後速やかに、 い く つかの初期設定作業を完了で き る よ う に計画する必要があ り ます。

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • 必要な ソ フ ト ウ ェ ア バージ ョ ンおよび設定

    • 保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定

    • Medianet NetFlow の イ ネーブル化

    • NetFlow と Flexible NetFlow の イ ネーブル化

    • Network Analysis Module (NAM) の導入

    • Prime Infrastructure パ ッ チの イ ン ス ト ール

    オペレーション センターのセッ トアップPrime Infrastructure オペレーシ ョ ン セン ターは、 ラ イ セン ス方式の機能です。 こ の機能を使用する と 、 Prime Infrastructure の複数の イ ン ス タ ン ス を単一の イ ン ス タ ン スか ら管理でき る よ う になり ます。 オペレーシ ョ ン セン ターを使用する前に、 以下の作業を実行する必要があ り ます。

    1. オペレーシ ョ ン セン ターを ホ ス ト する Prime Infrastructure サーバでオペレーシ ョ ン センターの ラ イ セン ス をア ク テ ィ ブ化し ます。 ラ イ セン ス を適用する と 、 オペレーシ ョ ン センターが、 管理対象の Prime Infrastructure イ ン ス タ ン スの ク ラ ス タ の SSO サーバ と し て有効にな り ます。

    2. 管理対象の Prime Infrastructure イ ン ス タ ン ス をオペレーシ ョ ン セン ターに追加し ます。 各イ ン ス タ ン スはオペレーシ ョ ン セン ターへの追加時に SSO ク ラ イ アン ト と し て設定する こと がで き ます。

    3. (省略可能) オペレーシ ョ ン セン ターに関するパーソ ナルおよびグ ローバルなア イ ド ルユーザ タ イ ムア ウ ト およびその管理イ ン ス タ ン スのすべてを無効化し ます。

    4. (省略可能) TACACS+ ま たは RADIUS サーバを使用し、 オペレーシ ョ ン セン ターに対応した リ モー ト AAA 、 およびその管理イ ン ス タ ン スのすべてを設定し ます。

    こ れら の作業の実行方法については、 「関連項目」 を参照し て く だ さ い。

    2-1e Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

  • 第 2 章 管理者の設定タスク オペレーシ ョ ン センターのセッ トアップ

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターをセ ッ ト ア ッ プする前に

    • オペレーシ ョ ン セン ター ラ イ セン スのア ク テ ィ ブ化

    • オペレーシ ョ ン セン ターへの Prime Infrastructure イ ン ス タ ン スの追加

    • オペレーシ ョ ン セン ター向けのア イ ド ルユーザ タ イ ムア ウ ト の無効化

    • オペレーシ ョ ン セン ターの次の手順

    オペレーション センターをセッ トアップする前にオペレーシ ョ ン セン ターをセ ッ ト ア ッ プする前に、 次の処理を実施する必要があ り ます。

    • オペレーシ ョ ン セン ターを ホ ス ト する Prime Infrastructure サーバの DNS エン ト リ がそのサーバで設定さ れたホ ス ト 名 と 一致する こ と を確認し ます。 た と えば、 オペレーシ ョ ン セン ターを ホ ス ト する Prime Infrastructure サーバで nslookup ipaddress コ マン ド と hostname コ マン ド を実行し た場合、 同じ出力が生成さ れる必要があ り ます。

    • オペレーシ ョ ン セン ターを使用し てネ ッ ト ワーク情報にア ク セスするすべてのユーザが NBI Read と NBI Write の両方のア ク セス権を持っている こ と を確認し ます。 こ れは、 こ れら のユーザ プ ロ フ ァ イルを編集し て、 「NBI Read」 ユーザ グループ と 「NBI Write」 ユーザ グループの メ ンバにする こ と で実施で き ます (「関連項目」 の 「ユーザ グループ メ ンバーシ ッ プの変更」 を参照)。

    • デフ ォル ト では、 オペレーシ ョ ン セン ター ユーザー 1 人あた り の SSO ロ グ イ ン セ ッ シ ョンの最大数は 5 つです。 こ れは、 イ ン ス タ ン ス数に も該当し ます。 し たがって、 ア ク テ ィブ SSO セ ッ シ ョ ンの数が 5 を超えない よ う にする必要があ り ます。 そ う でない場合は、 管理イ ン ス タ ン スが 「到達不能」 の状態にな り ます。

    • オペレーシ ョ ン セン ターをア ッ プグ レー ド する前に、必ず Prime Infrastructure を 3.0.X か ら 3.1 にア ッ プグ レー ド し て く だ さ い。 オペレーシ ョ ン セン ター向けの イ ン ラ イ ン ア ッ プグレー ド も利用可能です。

    • オペレーシ ョ ン セン ターで リ モー ト AAA を使用する場合 : 始める前に RADIUS ま たは TACACS+ AAA サーバを設定し ます (「関連項目」 の 「オペレーシ ョ ン セン ター用の AAA の有効化」 を参照)。

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • ユーザ グループ メ ンバーシ ッ プの変更

    • オペレーシ ョ ン セン ター用の AAA の有効化

    オペレーション センター ライセンスのアクティブ化オペレーシ ョ ン セン ターを個別に イ ン ス ト ールする必要はあ り ません。 そのかわ り 、 他の Prime Infrastructure イ ン ス タ ン ス を管理する ために使用する Prime Infrastructure サーバを選択またはイ ン ス ト ールし、 そのサーバでオペレーシ ョ ン セン ターの ラ イ セン ス を有効化し ます。

    ラ イ セン ス を有効化する と 、 オペレーシ ョ ン セン ターは、 Prime Infrastructure の管理対象イ ンス タ ン ス ご と に SSO サーバ と し て自動的に設定さ れます。

    オペレーシ ョ ン セン ターを使用し て管理で き る Prime Infrastructure イ ン ス タ ン スの数は、 購入し た ラ イ セン スに よ って異な り ます。 詳細については、 「関連項目」 の 『Cisco Prime Infrastructure Ordering and Licensing Guide』 を参照し て く だ さ い。

    2-2Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 第 2 章 管理者の設定タスク オペレーシ ョ ン センターのセッ トアップ

    ステップ : 1 [管理 (Administration) ] > [ ラ ンセン スおよびソ フ ト ウ ェ ア ア ッ プデー ト (Licenses and Software Updates) ] > [ラ イ セン ス (Licenses) ] > [フ ァ イル (Files) ] > [ラ イ セン ス フ ァ イル(License Files) ] の順に選択し ます。 [ラ イ セン ス フ ァ イル (License Files) ] ページが表示さ れます。

    ステップ : 2 [追加 (Add) ] を ク リ ッ ク し ます。 [ ラ イ セン ス フ ァ イルの追加 (Add a License File) ] ダ イ ア ログボ ッ ク スが表示さ れます。

    ステップ : 3 [フ ァ イルの選択 (Choose File) ] を ク リ ッ ク し ます。

    ステップ : 4 ラ イ セン ス フ ァ イルに移動し、 フ ァ イルを選択し て、 [開 く (Open) ] を ク リ ッ ク し ます。

    ステップ : 5 [OK] を ク リ ッ ク し ます。 Prime Infrastructure は、 オペレーシ ョ ン セン ターの ラ イ セン スが追加さ れた こ と を確認し ます。

    ステップ : 6 SSO が設定さ れていない と 通知さ れた場合 : [はい (Yes) ] を ク リ ッ クする と 、 こ の新し いオペレーシ ョ ン セン ターが自動的に SSO サーバ と し て設定さ れます。

    ステップ : 7 ロ グア ウ ト する よ う 指示があ った場合 : [OK] を ク リ ッ ク し ます。 新し く ア ク テ ィ ブになった ライ セン スが [ラ イ セン ス (Licenses) ] > [ ラ イ セン ス フ ァ イル (License Files) ] ページに表示されます。

    ステップ : 8 Prime Infrastructure か ら ロ グア ウ ト し、 ロ グ イ ン し直し ます。 表示さ れる ロ グ イ ン ページに [Cisco Prime Infrastructure オペレーシ ョ ン セン ター (Cisco Prime Infrastructure Operations Center) ] と 表示さ れ、 ラ イ セン スが適用さ れた こ と がわか り ます。

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • Cisco Prime Infrastructure Ordering and Licensing Guide

    オペレーション センターへの Prime Infrastructure インスタンスの追加オペレーシ ョ ン セン ターの ラ イ セン ス を有効化し た ら、 オペレーシ ョ ン セン ターを使用し て管理する Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン ス をそれぞれオペレーシ ョ ン セン ターに追加する必要があ り ます。

    オペレーシ ョ ン セン ターを使用し て管理する それぞれの Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ンス を、 オペレーシ ョ ン セン ター サーバの SSO ク ラ イ アン ト と し て有効にする必要があ り ます。こ の操作は事前に行 う こ と がで き ます。 その場合、 オペレーシ ョ ン セン ターを管理対象イ ン スタ ン スの SSO サーバ と し て追加し ます (「関連項目」 の 「SSO サーバの追加」 を参照)。 ま た、Prime Infrastructure サーバをオペレーシ ョ ン セン ターに追加する際にオペレーシ ョ ン セン ターが こ の操作を行 う よ う にする こ と も で き ます (Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン スの root ユーザのパス ワー ド が必要です)。

    ステップ : 1 Prime Infrastructure オペレーシ ョ ン セン ターに ロ グ イ ン し ます。

    ステップ : 2 [モニ タ (Monitor) ] > [サーバの管理およびモニ タ (Manage and Monitor Servers) ] を選択し ます。

    ステップ : 3 [追加 (Add) ] を ク リ ッ ク し ます。

    ステップ : 4 オペレーシ ョ ン セン ターを使用し て管理する Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン スの IP ア ドレ ス を入力し ます。 サーバのエ イ リ ア ス ま たはホ ス ト 名も入力で き ます。

    2-3Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://www.cisco.com/c/en/us/products/cloud-systems-management/prime-infrastructure/datasheet-listing.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク オペレーシ ョ ン センターのセッ トアップ

    オペレーシ ョ ン セン ター と 、 Prime Infrastructure が管理する イ ン ス タ ン ス と の間の HTTPS 通信用に、 ポー ト 番号 443 がプ リ セ ッ ト さ れています。 別のポー ト で HTTPS が設定さ れてい る場合を除き、 こ の値は変更し ないで く だ さ い。

    ステップ : 5 OK を ク リ ッ ク し ます。

    追加する Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン スが、 すでにオペレーシ ョ ン セン ターを SSO サーバ と し て使用する よ う 設定さ れている場合、 管理対象サーバ イ ン ス タ ン ス と し て追加されます。

    Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン スが SSO ク ラ イ アン ト と し て設定さ れていない場合は、以下の手順に従います。

    a. [自動的にシングル サ イ ンオン を有効化 (Enable Single-Sign-On Automatically) ] を選択します。 オペレーシ ョ ン セン ターでユーザ名 と パス ワー ド を入力する よ う 要求されます。

    b. 追加する Prime Infrastructure サーバ イ ン ス タ ン スで、 root ユーザのユーザ名 と パス ワー ドを入力し ます。

    c. [OK] を再度ク リ ッ ク し ます。

    ステップ : 6 上記の手順を繰 り 返し て、 他の Prime Infrastructure サーバを追加し ます。 ラ イ セン スの限度まで追加で き ます。

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • SSO サーバの追加

    オペレーション センター向けのアイドルユーザ タイムアウトの無効化デフ ォル ト では、 Prime Infrastructure は、 セ ッ シ ョ ンが長時間にわたってア イ ド ル状態になっている ユーザをすべて自動的にサ イ ンア ウ ト し ます。 こ の機能は、 デフ ォル ト で有効化されてお り 、 ネ ッ ト ワーク帯域幅 と Prime Infrastructure 処理サ イ ク ルを維持し て積極的に活用で き るよ う になっています。

    こ の機能は、 オペレーシ ョ ン セン ターのユーザに と って不都合な場合があ り ます。 これは、 一般にオペレーシ ョ ン セン ターのみな らず、 オペレーシ ョ ン セン ターが管理する Prime Infrastructure の複数のイ ン ス タ ン ス と のセ ッ シ ョ ンを開いたま まにするユーザに当てはま り ます。 これらのセ ッ シ ョ ンの 1 つがア イ ド ル状態になる と、 すべてのセ ッ シ ョ ンに対し てグ ローバル ア イ ド ルユーザ タ イ ムア ウ ト が適用され、 警告な しに突然のロ グア ウ ト と い う 結果にな り ます。

    こ の不便さ を回避する必要があ る場合、 Prime Infrastructure 管理者は以下の よ う に し ます。

    1. グ ローバル ア イ ド ルユーザ タ イ ムア ウ ト 機能を無効化し ます (「関連項目」 の 「グ ローバル ア イ ド ル タ イ ムア ウ ト の変更」 を参照)。 ただ し、 管理者は こ の機能を無効化する場合、オペレーシ ョ ン セン ターが管理する Prime Infrastructure 管理イ ン ス タ ン スのそれぞれに対し て別々に行 う 必要があ り ます。

    2. オペレーシ ョ ン セン ターのユーザに、 ア ク セス対象 と な る管理イ ン ス タ ン スのユーザ固有ア イ ド ルユーザ タ イ ムア ウ ト 機能を無効化する よ う に指示し ます (「関連項目」 の「Changing Your Idle User Timeout」 を参照)。 ただ し、 それぞれの Prime Infrastructure ユーザは こ の機能を無効化する場合、 ア ク セス対象 と な る Prime Infrastructure 管理イ ン ス タ ン スのそれぞれに対し て、 別々に行 う 必要があ り ます。

    2-4Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

  • 第 2 章 管理者の設定タスク オペレーシ ョ ン センターのセッ トアップ

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • グ ローバル ア イ ド ル タ イ ムア ウ ト の変更

    • Changing Your Idle User Timeout

    オペレーション センター用の AAA の有効化オペレーシ ョ ン セン ターでは、 ローカル認証のほかに、 TACACS+ や RADIUS を使用し た リモー ト AAA をサポー ト し ます。 リ モー ト AAA の使用は任意選択ですが、 これを使用する場合には、最初に TACACS+ サーバま たは RADIUS サーバをオペレーシ ョ ン セン ターに追加する必要があ り ます。 次のワーク フ ローに従って操作し て く だ さ い。

    1. Prime Infrastructure のオペレーシ ョ ン セン ター イ ン ス タ ン スで、AAA サービ ス を提供する TACACS+ サーバま たは RADIUS サーバを 1 台ま たは複数台追加し ます。 詳細については、「関連項目」 の 「TACACS+ サーバの追加」 および 「RADIUS サーバの追加」 を参照し て くだ さ い。 AAA サーバで設定さ れた共有秘密は、 こ の AAA サーバをオペレーシ ョ ン センターに追加する と き に入力する共有秘密 と 一致する必要があ る点に注意し て く だ さ い。

    2. オペレーシ ョ ン セン ター イ ン ス タ ン スで AAA モー ド を設定し ます (「AAA モー ド の設定」を参照)。

    関連項目

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    • TACACS+ サーバの追加

    • RADIUS サーバの追加

    • AAA モー ド の設定

    オペレーション センターの次の手順セ ッ ト ア ッ プ作業を完了する と 、 オペレーシ ョ ン セン ターの使用が可能にな り ます。

    オペレーシ ョ ン セン ターを使用する場合の一般的な タ ス ク については、 「関連項目」 の「Monitoring Multiple Prime Infrastructure Instances」 を参照し て く だ さ い。

    オペレーシ ョ ン セン ター イ ン ス タ ン スでハイ アベイ ラ ビ リ テ ィ (HA) を使用で き る よ う にする こ と がで き ます。 HA では、 リ ン ク さ れて同期さ れた Prime Infrastructure サーバのペアを使用し ます。 その両方でオペレーシ ョ ン セン ターが有効になっています。 これに よ り 、 いずれかのサーバでアプ リ ケーシ ョ ン障害ま たはハー ド ウ ェ ア障害が発生し て も、 影響は最小限にな り 、あ る いは完全に排除さ れます。 詳細については、 「オペレーシ ョ ン セン ター用の HA の有効化」を参照し て く だ さ い。

    関連項目

    • Monitoring Multiple Prime Infrastructure Instances

    • オペレーシ ョ ン セン ター用の HA の有効化

    • オペレーシ ョ ン セン ターのセ ッ ト ア ッ プ

    2-5Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug/user_settings.html#78937http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug/mon-opsctr.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク 必要なソフ トウェア バージ ョ ンおよび設定

    必要なソフ トウェア バージョンおよび設定Prime Infrastructure と 共に動作させるには、 サポー ト さ れているデバイ スの一覧に示さ れている最低要件の ソ フ ト ウ ェ ア バージ ョ ン を、 お使いのデバイ スで実行させてお く 必要があ り ます。 こ の一覧には、 Prime Infrastructure のユーザ イ ン ターフ ェ イ ス を使用し てア ク セスで き ます。 [ヘルプ (Help) ] > [サポー ト さ れるデバイ ス (Supported Devices) ] を選択し て く だ さ い。

    ま た、 関連項目の説明に従って、 デバイ スが SNMP ト ラ ッ プおよび Syslog と 、 Network Time Protocol (NTP) をサポー ト する よ う 設定する必要があ り ます。

    関連項目

    • SNMP の設定

    • NTP の設定

    SNMP の設定Prime Infrastructure が SNMP デバイ ス を照会し、 それら か ら ト ラ ッ プ と 通知を受信で き る よ うにする には、 次の作業を行 う 必要があ り ます。

    • Prime Infrastructure を使用し て管理する各デバイ ス上で SNMP ク レデンシ ャル (コ ミ ュ ニテ ィ ス ト リ ン グ) を設定し ます。

    • 同じ それら のデバイ スで、SNMP 通知を Prime Infrastructure サーバに送信する よ う に設定します。

    次の Cisco IOS コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン コ マン ド を使用し て、 読み取 り /書き込みおよび読み取り 専用の コ ミ ュ ニテ ィ ス ト リ ン グ を SNMP デバイ ス上で設定し ます。

    admin(config)# snmp-server community private RW

    admin(config)# snmp-server community public RW

    こ こ で、 private と public は、 設定する コ ミ ュ ニテ ィ ス ト リ ン グです。

    コ ミ ュ ニテ ィ ス ト リ ン グの設定後に、各 SNMP デバイ スで次の Cisco IOS グ ローバル コ ン フ ィギ ュ レーシ ョ ン コ マン ド を使用し て、 デバイ ス通知を ト ラ ッ プ と し て Prime Infrastructure サーバに送信する よ う 指定で き ます。

    admin(config)# snmp-server host Host traps version community notification-type

    引数の説明

    • Host は、 Prime Infrastructure サーバの IP ア ド レ スです。

    • version は、 ト ラ ッ プの送信に使用さ れる SNMP のバージ ョ ンです。

    • community は、 通知動作でサーバに送信さ れる コ ミ ュ ニテ ィ ス ト リ ングです。

    • notification-type は、 送信さ れる ト ラ ッ プの タ イ プです。

    帯域幅の使用 と 、 追加コ マン ド を使用し て Prime Infrastructure サーバに送信さ れる ト ラ ッ プ情報の量を制御する必要があ る場合があ り ます。

    SNMP の設定については、 次を参照し て く だ さ い。

    • 『Cisco IOS Network Management Command Reference』 の 「snmp-server community」 コ マン ドおよび 「snmp-server host」 コ マン ド

    • 『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.2』 の 「Configuring SNMP Support」 の項および 「list of notification-type values」。

    2-6Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

    http://www.cisco.com/c/en/us/products/cloud-systems-management/prime-infrastructure/datasheet-listing.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/netmgmt/command/reference/nm_book.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/netmgmt/command/reference/nm_book/nm_17.html#wp1111898http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/netmgmt/command/reference/nm_book/nm_20.html#wp1094451http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/12_2/configfun/configuration/guide/ffun_c.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/12_2/configfun/configuration/guide/ffun_c/fcf014.html#wp1001347http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/12_2/configfun/configuration/guide/ffun_c/fcf014.html#wp1001347http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/netmgmt/command/reference/nm_book/nm_20.html#wp1094726

  • 第 2 章 管理者の設定タスク 保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定

    使用するデバイ ス と Prime Infrastructure サーバ間で IPSec ト ンネ リ ン グの実装を計画し ている場合、 IPSec は自由形式の Syslog をサポー ト し ないので、 IPSec ト ンネ リ ン グの実装後には、 それら のデバイ スか ら Prime Infrastructure サーバに送信さ れる Syslog を受信し な く な る こ と に注意し て く だ さ い。 ただ し、 IPSec は SNMP ト ラ ッ プをサポー ト し ます。 こ れら の タ イ プのデバイ スか ら SNMP 通知を引き続き取得する には、 Prime Infrastructure サーバに SNMP ト ラ ッ プを送信する よ う にデバイ ス を設定する必要があ り ます。

    NTP の設定Network Time Protocol (NTP) は、 ネ ッ ト ワーク内のすべてのデバイ ス と Prime Infrastructure サーバで正し く 同期さ れる必要があ り ます。 こ の中には Prime Infrastructure 関連のすべてのサーバが含まれます。 た と えば、 Prime Infrastructure のバ ッ ク ア ッ プに使用する リ モー ト FTP サーバ、 セカンダ リ Prime Infrastructure 高可用性サーバ、 Prime Infrastructure プ ラ グ アン ド プレ イ ゲー ト ウ ェ イ、 VMware vCenter、 ESX 仮想マシンなどがあ り ます。

    Prime Infrastructure サーバの イ ン ス ト ール時にデフ ォル ト およびセカンダ リ の NTP サーバを指定し ます。 ま た、 Prime Infrastructure の ntp server コ マン ド を使用し て、 イ ン ス ト ール後に NTP サーバの リ ス ト を追加ま たは変更する こ と も で き ます。 詳細については、 こ のガ イ ド の 「CLI 経由の接続」 のセ ク シ ョ ンおよび 『Command Reference Guide for Cisco Prime Infrastructure』 の ntp server コ マン ド に関する セ ク シ ョ ン を参照し て く だ さ い。Prime Infrastructure を NTP サーバと し て設定で き ない こ と に注意し て く だ さ い。 NTP ク ラ イ アン ト と し てだけ機能し ます。

    ネ ッ ト ワーク全体の NTP 同期の管理で障害が発生し た場合、 Prime Infrastructure で異常な結果が発生する可能性があ り ます。 ネ ッ ト ワーク時刻精度の管理は組織のネ ッ ト ワーク アーキテ クチャ を含む広範囲の問題であ り 、 こ のガ イ ド の範囲外です。 こ の ト ピ ッ ク の詳細については、(た と えば) シ ス コ ホ ワ イ ト ペーパー 『Network Time Protocol: Best Practices』 など を参照し てく だ さ い。

    保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定Prime Infrastructure Assurance 機能の ラ イ セン ス を取得する場合は、 お使いのネ ッ ト ワーク イ ンターフ ェ イ ス と サービ ス を Assurance がモニ タ で き る よ う に事前イ ン ス ト ール タ ス ク を完了してお く 必要があ り ます。 こ れら の タ ス ク については、 サポー ト される保証のデータ ソース を参照し て く だ さ い。

    サポート される保証のデータ ソース保証付き Prime Infrastructure では、 エ ク スポー ト さ れたデータ ソース (表 2-1 参照) を使用してネ ッ ト ワーク デバイ スか ら のデータ を収集する必要があ り ます。 こ の表には、 各ソースについて、 その形式のエ ク スポー ト をサポー ト するデバイ ス と 、 データ をエ ク ス ポー ト する ためにデバイ ス上で動作し ていなければな ら ない Cisco IOS、 ま たはその他の ソ フ ト ウ ェ アの最小バージ ョ ンが示さ れています。

    表 2-1 を使用し て、 ネ ッ ト ワーク デバイ ス と それ ら の ソ フ ト ウ ェ アが、 Prime Infrastructure で使用さ れるデータ ソースの タ イ プに対応し ている こ と を確認し ます。 必要に応じ て、 ハー ドウ ェ アやソ フ ト ウ ェ アをア ッ プグ レー ド し ます。 なお、 示されている各ソ フ ト ウ ェ ア バージ ョンは、 最小であ る こ と に注意し て く だ さ い。 同じ ソ フ ト ウ ェ ア ま たは Cisco IOS の リ リ ース トレ イ ン内であれば、 以降の任意のバージ ョ ン をデバイ ス上で実行で き ます。

    さ ら に、 Prime Infrastructure が SNMP を使用し てデータ を収集で き る よ う に、 変更が必要になる場合も あ り ます。 「SNMP の設定」 の説明を参照し て く だ さ い。

    2-7Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/prime_infrastructure/3-0/command/reference/cli22/cli211_appendix_011.html#wp3910311461http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/availability/high-availability/19643-ntpm.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク 保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定

    保証データ ソースの設定Prime Infrastructure を イ ン ス ト ールする前に、 表 2-1 に示されているサポー ト 対象のデバイ スが、障害データ、 アプ リ ケーシ ョ ン データ、 およびパフ ォーマン ス データ を Prime Infrastructure に提供で き る よ う にする必要があ り ます。 ま た、 ネ ッ ト ワーク全体にわたって時刻 と 日付の情報を一致させる必要があ り ます。 以降の ト ピ ッ ク では、 こ の作業を行 う 方法のガ イ ド ラ イ ン を示し ます。

    表 2-1 Prime Infrastructure Assurance : サポート されているデータ ソース、 デバイスおよびソフ トウェア バージョン

    デバイス タイプ

    NetFlow をサポートする Cisco IOS リリース

    サポート される NetFlow エクスポート タイプ NetFlow の設定

    Catalyst 3750-X/3560-X

    15.0(1)SE

    IP ベース ま たは IP サービ ス フ ィ ーチャ セ ッ ト 、 およびネ ッ ト ワーク サービ ス モジ ュールを装備。

    TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク

    『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の「Configuring NetFlow on Catalyst 3000, 4000, and 6000 Family of Switches」 の項を参照し て くだ さ い。

    Catalyst 3850 15.0(1)EX TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 音声 と ビデオ

    TCP および UDP ト ラ フ ィ ッ ク を設定する には、『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の「Configuring NetFlow on Catalyst 3000, 4000, and 6000 Family of Switches」 の項を参照し て くだ さ い。

    音声 と ビデオを設定する には、 こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI) ] > [Medianet - PerfMon]

    Catalyst 4500 15.0(1)XO および 15.0(2)

    TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 音声 と ビデオ

    TCP および UDP ト ラ フ ィ ッ ク を設定する には、『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の「Configuring NetFlow on Catalyst 3000, 4000, and 6000 Family of Switches」 の項を参照し て くだ さ い。

    音声 と ビデオを設定する には、 こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI)] > [Medianet - PerfMon]

    2-8Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク 保証付き Prime Infrastructure のデータ ソースの設定

    Catalyst 6500 SG15.1(1)SY TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 音声 と ビデオ

    TCP および UDP ト ラ フ ィ ッ ク を設定する には、『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の「Configuring NetFlow on Catalyst 3000, 4000, and 6000 Family of Switches」 の項を参照し て くだ さ い。

    音声 と ビデオを設定する には、 こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI)] > [Medianet - PerfMon]

    ISR 15.1(3)T TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 音声 と ビデオ

    TCP および UDP ト ラ フ ィ ッ ク を設定する には、こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI) ] > [ ト ラ フ ィ ッ ク統計情報の収集 (Collecting Traffic Statistics) ]

    音声 と ビデオを設定する には、 こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI)] > [Medianet - PerfMon]

    ISR G2 15.2(1) T および 15.1(4)M

    TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 アプ リケーシ ョ ン応答所要時間、 音声 と ビデオ

    TCP、 UDP、 ART を設定する には、 『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の 「Configuring NetFlow on ISR Devices」 のセ ク シ ョ ン を参照して く だ さ い。

    音声 と ビデオを設定する には、 こ の CLI テンプレー ト を使用し ます。

    [構成 (Configuration) ] > [テンプレー ト(Templates) ] > [機能およびテ ク ノ ロ ジー(Features & Technologies) ] > [CLI テンプレー ト(CLI Templates) ] > [シ ス テム テンプレー ト - CLI(System Templates - CLI)] > [Medianet - PerfMon]

    表 2-1 Prime Infrastructure Assurance : サポート されているデータ ソース、 デバイスおよびソフ トウェア バージョン (続き)

    デバイス タイプ

    NetFlow をサポートする Cisco IOS リリース

    サポート される NetFlow エクスポート タイプ NetFlow の設定

    2-9Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク Medianet NetFlow のイネーブル化

    Medianet NetFlow のイネーブル化Cisco Prime Infrastructure で Medianet データ を利用で き る よ う にする には、 ネ ッ ト ワーク デバイ スで次の作業を行 う 必要があ り ます。

    • Prime Infrastructure でサポー ト さ れている基本的な統計情報について Medianet NetFlow データ エ ク スポー ト を有効に し ます。

    • Medianet NetFlow データ を Prime Infrastructure サーバおよびポー ト にエ ク スポー ト し ます。

    次の例の よ う な設定を使用し て、 Prime Infrastructure が、 必要な Medianet データ を取得する よう に し ます。

    flow record type performance-monitor PerfMonRecord

    match ipv4 protocol

    match ipv4 source address

    match ipv4 destination address

    match transport source-port

    match transport destination-port

    match transport rtp ssrc

    collect application media bytes counter

    collect application media bytes rate

    collect application media packets counter

    collect application media packets rate

    collect application media event

    collect interface input

    collect interface output

    collect counter bytes

    collect counter packets

    collect routing forwarding-status

    collect transport packets expected counter

    collect transport packets lost counter

    collect transport packets lost rate

    collect transport round-trip-time

    ISR G2 15.2(4) M2 以降、15.3(1)T 以降

    TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 アプ リケーシ ョ ン応答時間、音声 と ビデオ

    TCP、 UDP、 ART を設定する には、 『Cisco Prime Infrastructure User Guide』 の 「Configuring Application Visibility」 の項を参照し て く だ さ い。

    ASR 15.3(1)S1 以降 TCP および UDP ト ラフ ィ ッ ク、 アプ リケーシ ョ ン応答時間、音声 と ビデオ、 HTTP URL 可視性

    ISR G3 15.3(2)S 以降

    表 2-1 Prime Infrastructure Assurance : サポート されているデータ ソース、 デバイスおよびソフ トウェア バージョン (続き)

    デバイス タイプ

    NetFlow をサポートする Cisco IOS リリース

    サポート される NetFlow エクスポート タイプ NetFlow の設定

    2-10Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-0/user/guide/pi_ug.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク Medianet NetFlow のイネーブル化

    collect transport event packet-loss counter

    collect transport rtp jitter mean

    collect transport rtp jitter minimum

    collect transport rtp jitter maximum

    collect timestamp interval

    collect ipv4 dscp

    collect ipv4 ttl

    collect ipv4 source mask

    collect ipv4 destination mask

    collect monitor event

    flow monitor type performance-monitor PerfMon

    record PerfMonRecord

    exporter PerfMonExporter

    flow exporter PerfMonExporter

    destination PrInIP

    source Loopback0

    transport udp PiInPort

    policy-map type performance-monitor PerfMonPolicy

    class class-default

    ! Enter flow monitor configuration mode.

    flow monitor PerfMon

    ! Enter RTP monitor metric configuration mode.

    monitor metric rtp

    !Specifies the minimum number of sequential packets required to identify a stream as being an RTP flow.

    min-sequential 2

    ! Specifies the maximum number of dropouts allowed when sampling RTP video-monitoring metrics.

    max-dropout 2

    ! Specifies the maximum number of reorders allowed when sampling RTP video-monitoring metrics.

    max-reorder 4

    ! Enter IP-CBR monitor metric configuration mode

    monitor metric ip-cbr

    ! Rate for monitoring the metrics (1 packet per sec)

    rate layer3 packet 1

    interface interfacename

    service-policy type performance-monitor input PerfMonPolicy

    service-policy type performance-monitor output PerfMonPolicy

    こ の設定例では、 次の変数が使用さ れています。

    • PrInIP は、 Prime Infrastructure サーバの IP ア ド レ スです。

    • PiInPort は、 Prime Infrastructure サーバが Medianet データ を リ ッ ス ン し ている UDP ポー トです (デフ ォル ト は 9991)。

    2-11Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

  • 第 2 章 管理者の設定タスク NetFlow と Flexible NetFlow のイネーブル化

    • interfacename は、 Medianet NetFlow データ を指定の PrInIP に送信し ている イ ン ターフ ェ イスの名前です (GigabitEthernet0/0 や fastethernet 0/1 など)。

    Medianet 設定の詳細については、 『Medianet Reference Guide』 を参照し て く だ さ い。

    NetFlow と Flexible NetFlow のイネーブル化Prime Infrastructure で NetFlow データ を利用で き る よ う にする には、 ネ ッ ト ワーク デバイ スで次の作業を行 う 必要があ り ます。

    • モニ タする イ ン ターフ ェ イ ス上で NetFlow を イ ネーブルに し ます。

    • NetFlow データ を Prime Infrastructure サーバおよびポー ト にエ ク ス ポー ト し ます。

    バージ ョ ン 2.1 では、 Prime Infrastructure は Flexible NetFlow のバージ ョ ン 5 と 9 をサポー ト します。 NetFlow は、 Prime Infrastructure のデータ収集対象 と な る各物理イ ン ターフ ェ イ ス上でそれぞれ有効にする必要があ り ます。 通常、 こ れら は、 イーサネ ッ ト イ ン ターフ ェ イ スか WAN イ ン ターフ ェ イ スです。 こ れは、 物理イ ン ターフ ェ イ スにのみ適用されます。 VLAN および トンネルに対し ては NetFlow を有効にする必要はあ り ません。 物理イ ン ターフ ェ イ ス上で NetFlow を有効にすれば、 それら も自動的に含め られます。

    次の コ マン ド を使用し て、 Cisco IOS デバイ ス上で NetFlow を イ ネーブルに し ます。

    Device(config)# interface interfaceName

    Device(config)# ip route-cache flow

    こ こ で、 interfaceName は、 NetFlow を イ ネーブルにする イ ン ターフ ェ イ スの名前です(fastethernet や fastethernet0/1 など)。

    NetFlow をデバイ スで イ ネーブルに し た後、エ ク ス ポータ を設定し て NetFlow データ を Prime Infrastructure にエ ク ス ポー ト する必要があ り ます。 エ ク ス ポータは次の コ マン ド で設定で きます。

    Device(config)# ip flow-export version 5

    Device(config)# ip flow-export destination PrInIP PiInPort

    Device(config)# ip flow-export source interfaceName

    引数の説明

    • PrInIP は、 Prime Infrastructure サーバの IP ア ド レ スです。

    • PiInPort は、Prime Infrastructure サーバが NetFlow データ を リ ッ ス ン し ている UDP ポー ト です。 (デフ ォル ト は 9991 です)。

    • interfaceName は、 NetFlow データ を指定の PrInIP に送信し ている イ ン ターフ ェ イ スの名前。 こ れに よ り 、 NetFlow エ ク ス ポー ト データ グ ラ ムの一部 と し て、 送信元イ ン ターフ ェイ スの IP ア ド レ スが Prime Infrastructure に送信さ れます。

    同じルータ に複数の NetFlow エ ク ス ポータ を設定する場合、 こ れら の う ち 1 つだけが Prime Infrastructure サーバにエ ク ス ポー ト する よ う に し ます。 同じ送信先にエ ク ス ポー ト する エ ク スポータ が同じルータ に複数あ る場合は、 データ が破損する恐れがあ り ます。

    NetFlow がデバイ スで動作し てい る こ と を確認する には、 次の コ マン ド を使用し ます。

    Device# show ip flow export

    Device# show ip cache flow

    Device# show ip cache verbose flow

    2-12Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/solutions/Enterprise/Video/Medianet_Ref_Gd/medianet_ref_gd.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク Network Analysis Module (NAM) の導入

    NetFlow 設定の詳細については、 次を参照し て く だ さ い。

    • 『Cisco IOS Switching Services Configuration Guide, Release 12.1』

    • 『Flexible NetFlow Configuration Guide, Cisco IOS Release 15.1M&T』

    • Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide, Release 5.x

    • Catalyst 6500/6000 Switches NetFlow Configuration and Troubleshooting

    Network Analysis Module (NAM) の導入ネ ッ ト ワーク内で NAM を適切に設置する必要があ り ます。 詳細については、 以下を参照し てく だ さ い。

    • 『Cisco Network Analysis Module Software 5.1 User Guide』 : 導入シナ リ オが掲載されてお り 、ブ ラ ンチ内での NAM の導入や WAN 最適化向けの NAM の導入など、 さ ま ざ ま な ト ピ ッ クを扱っています。

    • 『Cisco Network Analysis Module Deployment Guide』 : 「Places in the Network Where NAMs Are Deployed」 のセ ク シ ョ ン を参照し て く だ さ い。

    NAM が適切に導入さ れれば、 イ ン ス ト ール前に必要な追加の作業はあ り ません。 Cisco Prime AM を使用し て検出を実行する場合、 各 NAM に対し て HTTP ア ク セス ク レデンシ ャルを入力する必要があ り ます。

    Prime Infrastructure は、 よ り 効率的な REST イ ン ターフ ェ イ ス を使用し て NAM を照会し ます。そのため、 NAM か ら の NetFlow データ の直接エ ク ス ポー ト をサポー ト し ていません。 NetFlow データ をエ ク スポー ト し ているデバイ スは、 その NetFlow データ を NAM 経由ではな く 、 Prime Infrastructure に直接エ ク ス ポー ト する必要があ り ます。 NAM か ら Cisco Prime Infrastructure に NetFlow データ がエ ク ス ポー ト さ れる と 、 データ の重複が発生し ます。

    Performance Agent のイネーブル化Prime Infrastructure がアプ リ ケーシ ョ ン パフ ォーマン ス データ を収集で き る よ う にする には、Cisco IOS mace (測定、 集約、 相関エンジン) キーワー ド を使用し て、 ブ ラ ンチ オフ ィ ス とデータ セン ターのルータ上にパフ ォーマン ス エージ ェ ン ト (PA) データ フ ロー ソース を設定し ます。

    た と えば、 Cisco IOS グ ローバル コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン モー ド で次の コ マン ド を使用し て、PA フ ロー エ ク ス ポータ をルータ上に設定し ます。Router (config)# flow exporter mace-export

    Router (config)# destination 172.30.104.128

    Router (config)# transport udp 9991

    次の よ う な コ マン ド を使用し て、 フ ローがルータ を通過する アプ リ ケーシ ョ ンのフ ロー レ コード を設定し ます。

    Router (config)# flow record type mace mace-record

    Router (config)# collect application name

    Router (config)# collect art all

    こ こ で、 application name は、 フ ロー データ の収集対象 と な る アプ リ ケーシ ョ ンの名前です。

    PA フ ロー モニ タ タ イ プを設定する には、 次の コ マン ド を使用し ます。

    2-13Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios/12_2/switch/configuration/guide/fswtch_c.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios-xml/ios/fnetflow/configuration/15-mt/fnf-15-mt-book.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/sw/5_x/nx-os/system_management/configuration/guide/sm_nx_os_cg.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/switches/catalyst-6500-series-switches/70974-netflow-catalyst6500.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5-1/user/guide/nam51_ug.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/interfaces-modules/services-modules/white_paper_c07-505273.html#wp9000148

  • 第 2 章 管理者の設定タスク Prime Infrastructure パッチのインストール

    Router (config)# flow monitor type mace mace-monitor

    Router (config)# record mace-record

    Router (config)# exporter mace-export

    対象 と な る ト ラ フ ィ ッ ク を収集する には、 次の よ う な コ マン ド を使用し ます。

    Router (config)# access-list 100 permit tcp any host 10.0.0.1 eq 80

    Router (config)# class-map match-any mace-traffic

    Router (config)# match access-group 100

    PA ポ リ シー マ ッ プを設定し、 PA ト ラ フ ィ ッ ク を正し いモニ タ に転送する には、 次の コ マン ドを使用し ます。

    Router (config)# policy-map type mace mace_global

    Router (config)# class mace-traffic

    Router (config)# flow monitor mace-monitor

    最後に、 WAN イ ン ターフ ェ イ ス上で PA を有効に し ます。

    Router (config)# interface Serial0/0/0

    Router (config)# mace enable

    Performance Agent の設定の詳細については、 『Cisco Performance Agent Deployment Guide』 を参照し て く だ さ い。

    Prime Infrastructure パッチのインストールPrime Infrastructure のバージ ョ ン を、 ア ッ プグ レー ド がサポー ト さ れている レベルにする ためにパ ッ チの イ ン ス ト ールが必要にな る こ と があ り ます。CLI コ マン ド show version および show application を使用し て、 実行中の Prime Infrastructure のバージ ョ ン と パ ッ チ バージ ョ ン を確認する こ と がで き ます。

    Prime Infrastructure およびその以前の製品の各バージ ョ ンについて、 異な る ポ イ ン ト パ ッ チ フ ァ イルが提供さ れます。 既存のシ ス テムのバージ ョ ンに対応し、 新し いバージ ョ ンにア ッ プグ レー ド する前に必要なパ ッ チ フ ァ イルのみをダ ウ ン ロー ド し て イ ン ス ト ールし ます。 適切なパ ッ チを見つけ る には、 ブ ラ ウザで Cisco Download Software navigator を開き ます。

    パ ッ チを イ ン ス ト ールする前に、 Prime Infrastructure サーバのデフ ォル ト リ ポジ ト リ にパ ッ チ フ ァ イルを コ ピーする必要があ り ます。 多 く のユーザは、 パ ッ チ フ ァ イルを まずローカル FTP サーバにダ ウ ン ロー ド し、 それか ら リ ポジ ト リ に コ ピーする のが楽だ と 感じ ています。 ま た、次のいずれかの方法で も、 デフ ォル ト の リ ポジ ト リ にパ ッ チ フ ァ イルを コ ピーで き ます。

    • cdrom : ローカルの CD-ROM ド ラ イ ブ (読み取 り 専用)

    • disk : ローカルのハー ド デ ィ ス ク領域

    • ftp : FTP サーバを使用し ている URL

    • http : HTTP サーバを使用し ている URL (読み取 り 専用)

    • https : HTTPS サーバを使用し てい る URL (読み取 り 専用)

    • nfs : NFS サーバを使用し ている URL

    • sftp : SFTP サーバを使用し ている URL

    • tftp : TFTP サーバを使用し ている URL

    2-14Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイ ド

    http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/cloud-systems-management/performance-agent/guide_c07-664643.htmlhttp://software.cisco.com/download/navigator.html

  • 第 2 章 管理者の設定タスク Prime Infrastructure パッチのインス トール

    ステップ : 1 ご使用の環境内の ローカル リ ソースに、 適切なポ イ ン ト パ ッ チをダ ウ ン ロー ド し ます。

    a. ブ ラ ウザに Cisco Download Software navigator を表示し、 [製品 (Products) ] > [ ク ラ ウ ド シス テム管理 (Cloud and Systems Management) ] > [ルーテ ィ ン グおよびス イ ッ チ管理(Routing and Switch Management) ] > [ネ ッ ト ワーク管理ソ リ ューシ ョ ン (Network Management Solutions) ] > [Cisco Prime Infrastructure] と 選択し ます。

    b. 現在使用し ているバージ ョ ンに最も近い Cisco Prime Infrastructure のバージ ョ ン を選択し ます (例 : Cisco Prime Infrastructure 3.0)。

    c. [Prime Infrastructure パ ッ チ (Prime Infrastructure Patches) ] を ク リ ッ ク し て、 製品のそのバージ ョ ンに適用可能なパ ッ チの リ ス ト を表示し ます。

    d. 必要な各パ ッ チの横で [ダ ウ ン ロー ド (Download) ] を ク リ ッ ク し、 プ ロ ンプ ト に従ってフ ァ イルをダ ウ ン ロー ド し ます。

    ステップ : 2 Prime Infrastructure サーバで コ マン ド ラ イ ン イ ン ターフ ェ イ ス セ ッ シ ョ ン を開き ます (『Cisco Prime Infrastructure Administrator Guide』 の 「Connecting Via CLI」 を参照)。

    ステップ : 3 ダ ウ ン ロー ド し たパ ッ チ フ ァ イルをデフ ォル ト の ローカル リ ポジ ト リ に コ ピーし ます。 次に例を示し ます。

    admin# copy source path/defaultRepo

    こ こ で、

    – source は、 ダ ウ ン ロー ド し たパ ッ チ フ ァ イルの場所 と 名前です (例 :ftp://MyFTPServer/pi_9.3.1.0_update.tar.gz)。

    – path は、 デフ ォル ト の ローカル バ ッ ク ア ッ プ リ ポジ ト リ (defaultRepo) への完全パスです (例 : /localdisk)。

    ステップ : 4 パ ッ チを イ ン ス ト ールする には、 次を実行し ます。

    admin# patch install patchFile Repositoryname

    こ こ で、

    – こ こで、 patchFile は、 /localdisk/defaultRepo にコ ピーしたパッチ フ ァ イルの名前です。

    – Repositoryname は リ ポジ ト リ の名前です。

    例 : admin# patch install test.tar.gz defaultRepo

    2-15Cisco Prime Infrastructure 3.1.3 アド ミニス ト レータ ガイド

    http://software.cisco.com/download/navigator.htmlhttp://www.cisco.com/c/en