10 12 13 6 8 0 2 1 寿2 2 調2 2 3 0 1 6 0 0 0 1 7 1 2 1 0 0 1 1 2 7 3 0 0 8 5 8 5 5 4 0 0 8 2 3 0 1 9 2 0 2 0 7 9 市庁舎前庭の淡墨桜 東松山市長 森田光一 2 2 19 2 2 21 2 調3 6 歩育スタンプラリー 令和2(2020)年4月 令和2(2020)年4月 2 3

るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 子育 …...るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 2 します。施策を総合的・計画的に推進ラン」に基づき、子育て支援期ひがしまつやま子ども夢プ

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Page 1: るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 子育 …...るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 2 します。施策を総合的・計画的に推進ラン」に基づき、子育て支援期ひがしまつやま子ども夢プ

い、そして決して忘れてはな

らない日となりました。お亡

くなりになられた方々に、改

めて深い哀悼の意を表します

とともに、被災された全ての

皆様に心よりお見舞い申し上

げます。

 また、発災直後から、国や

県をはじめとする関

係機関の皆様や、市

内はもとより市外の

皆様からも多大なご

支援ご協力をいただ

き、心より感謝申し

上げます。今後を見

据えた中で最も重要

と思われる治水対策

について、国土交通

省による緊急治水対

策プロジェクトが具

体化するなど、復

旧・復興の歩みを着

実に進めていただい

ていることに、重ね

て感謝いたします。

 引き続き被災者支

援、復旧・復興を最

 昨年10月12日から13日にか

けての令和元年東日本台風の

記録的な豪雨では、市内を流

れる都幾川、九十九川、新江

川の堤防の決壊により680

棟を超える家屋が浸水するな

ど甚大な被害が発生し、本市

にとって忘れることのできな

子育てしやすい

環境づくり

 各市民活動センターに設置

した「子どものひろば」は、子

育て支援団体等と協働し、引

き続き子どもたちが安心で安

全に「学び」「遊び」「交流」ので

きる場をつくります。

 子どもたちの健やかで情操

豊かな育ちを支援する児童館

は、複合化基本計画に基づい

て、施設の在り方の検討を進

めます。

 また、子どもの笑顔がかが

やき、子育ての喜びがあふれ

るまちの実現のために「第2

期ひがしまつやま子ども夢プ

ラン」に基づき、子育て支援

施策を総合的・計画的に推進

します。

乳幼児期における

支援の充実 

 歩くことを通じて子どもの

心身の成長を促す「歩ほ

育いく

」は、

武蔵丘短期大学と連携して昨

子どもたちが健やかに成長する

学びのまち

1

誰もが自分らしく輝ける

健康長寿のまち

2 令和2年度における予算編成方針

 本市においては、企業誘致

の取組や土地区画整理事業の

推進による人口増などによ

り、歳入に占める市税の割合

は堅調に推移しております。

一方、歳出では、令和元年東

日本台風の甚大な被害に対す

る災害復旧対応が急務です。

また、少子高齢化の進行等に

伴う医療や福祉等の社会保障

関連経費の継続的な伸びに加

え、公共施設の老朽化に伴う

維持補修費も年々増加してい

ます。

 令和2年度当初予算は、豪

雨災害からの復旧・復興の歩

みを加速させつつ「総合戦略」

に基づき、賑に

わいの創出と地

に出会えるまち 東松山」の

実現に向けて「まち・ひと・

しごと創生総合戦略」の取組

を積極的に進め、心のこもっ

た地域福祉を実現し、全ての

域内循環型経済の構築、超高

齢社会に対応した地域福祉、

子育て環境のさらなる充実に

向けた取組を進める「復興未来

づくり予算」を編成しました。

令和2年度予算案は、

一般会計   

301億6、000万円

特別会計   

171億2、100万円

企業会計   

112億7、300万8千円

 予算総額は、585億5、

400万8千円となり、前年

度と比較しますと、一般会計

では、2・3%の減、全体で

は、0・1%の減になります。

市民が生涯にわたって心豊か

に暮らせる「9万市民総活躍

のまち」を目指し全力で取り

組みます。

重点課題として、国や県、関

係団体との連携協力のもと、

被災された皆様が一日も早く

平穏な日常を取り戻すことが

できるよう全力で取り組みま

す。さらに、今般の経験を今

後に活かすべく、災害対応の

検証を進め、ハード・ソフト

両面から強力に防災・減災の

まちづくりを進めます。

 さて、本年は東京2020

オリンピック・パラリンピッ

クが開催される年です。本市

はキューバ共和国のホストタ

ウンとして、大東文化大学と

連携し、選手との交流イベン

ト等を開催いたします。7月

9日には、オリンピックの聖

火リレーが市内で行われます

ので、国を挙げてのスポーツ

の祭典を、市民の皆様と共に

盛り上げたいと思います。

 本市は、引き続き魅力的な

地域資源を活かしながら「第

五次東松山市総合計画」に掲

げた将来像「住みたい、働き

たい、訪れたい 元気と希望

市庁舎前庭の淡墨桜

東松山市長森田光一

 令和2年2月19日に行われた東松山市議会定例会の本

会議で、新年度の市政の基本方針や政策についての方向

性を示す施政方針を森田光一市長が表明しました。

施政方針

令和2年度

年作成した「てくてくわくわ

く歩育ブックダイジェスト

版」を活用し、子どもたちが

日々の園生活の中で歩く楽し

さが実感できる取組を実施し

ます。未就学児を対象とした

歩育スタンプラリーを継続し

て開催することで、歩育のさ

らなる推進を図ります。

 また、保育園児が地域の高

齢者サロンを訪問して世代間

交流を実施することで、子ど

もたちの心身の健やかな成長

を応援します。

 待機児童の解消に向けた取

組としては、民間保育施設の

充実に対する支援を引き続き

実施することで、受入枠の拡

大を図ります。

学校教育の充実

 「人と地域がつながり、豊

かな自然がはぐくむ〝学びの

まち〟東松山」の実現に向けた

取組をさらに推進するため

「第2期教育振興基本計画」を

策定します。

 全ての小・中学校に導入し

たタブレット端末等によるI

CTを活用した学習環境向上

のため、インターネット回線

の高速化を図ります。

 また、学力向上及び豊かな

人間性の形成を図るため、学

校司書を拡充し、児童の読書

活動を一層推進します。

教育環境の整備

 市の川小学校及び南中学校

の老朽化したトイレを改修

し、洋式化を行います。また、

安心・安全で快適な学習環境

づくりを進めるため、外壁や

健康づくりの推進

 「健康に向かって歩こう」を

基本理念とする「第2次ひが

しまつやま健康プラン21後期

計画」及び「第2次食育推進計

画」に基づき、引き続きライ

フステージごとの課題に応じ

た健康増進を図るとともに、

食を通じた健康づくりを計画

的・継続的に実施します。

 「子育て世代包括支援セン

ター」では、出生前から乳幼

児期まで継続した支援を行

い、産後の心身の不調が懸念

される産婦を対象に、よりき

め細かい訪問活動に取り組む

とともに、必要な情報提供、

助言、保健指導を積極的に実

施します。

 また、乳幼児の胃腸炎を予

防するロタウイルスワクチン

が定期接種となることから、

接種体制の確保と対象者への

周知を行います。

市民病院の充実

 地域の医療需要に即した医

療提供体制の整備と、市民病

院の経営基盤の強化を目指す

ため「市民病院改革プラン」に

代わる「次期中期経営計画」を

策定します。

 引き続き本館の改修工事を

実施するとともに、老朽化し

た設備配管類の更新のほか、

病室の内装改修等を行い、よ

り安全で快適な院内環境の整

放送設備の改修等を実施し、

引き続き学校施設の適切な維

持管理を図ります。

 さらに、小・中学校の給食

費は、令和3年度に市が徴

収・管理する公会計へ移行す

るため、学校給食費収納管理

システムを導入するなど、必

要な準備を進めます。

総合計画6つ

のまちづくりの柱

歩育スタンプラリー

令和2(2020)年▪4月令和2(2020)年▪4月 23

Page 2: るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 子育 …...るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 2 します。施策を総合的・計画的に推進ラン」に基づき、子育て支援期ひがしまつやま子ども夢プ

社会保障の充実

 生活困窮者からの相談につ

いて、就労支援員等による一

人ひとりの状況に応じた支援

を励行するとともに、関係機

関と連携し、早期の自立を支

援します。

高齢者支援の充実

 高齢者がいつまでも自分ら

しく、住み慣れた地域で安心

して暮らすことのできる社会

を目指し、医療と介護の連携

強化、生活支援体制の整備、

認知症施策の推進を柱とする

地域包括ケアの仕組みづくり

をさらに進めるため「第8期

的な外出や市内イベント等へ

の参加を促し、健康寿命の延

伸を図ります。

 なお、従来の敬老祝金は、

対象者を100歳到達者に限

定し、百寿祝金として継承し

ます。

障害者支援の充実

 障害者の自立と社会参加、

自己実現を支援するため、一

般就労に向けた支援や地域共

生社会の実現に向けた取組を

盛り込んだ「第6期障害福祉

計画・第2期障害児福祉計画」

を策定します。

コカーの導入を促進します。

癒やしの空間整備の推進

 東松山ぼたん園は、市内で

最大の大型複合遊具を備え、

子どもたちが一年中楽しめる

公園となりました。引き続き

ぼたんの質の向上を図るとと

もに、様々なイベントを開催

し、観光スポットとしての魅

力をより一層高めます。

循環型社会の構築

 市民、事業者、行政の協働

により、持続可能な循環型社

会を実現するための指針とな

る「第3次環境基本計画」の策

定に取り組みます。

 また、一般廃棄物の排出抑

制、再資源化から収集・運搬、

中間処理・最終処分の在り方

を定める「一般廃棄物処理基

本計画」の策定に取り組むと

ともに、クリーンセンターの

適切な維持管理により、廃棄

物処理体制の確保を図りま

す。

高齢者保健福祉計画・介護保

険事業計画」を策定します。

 市民の認知症に対する意識

向上を図り、認知症予防や早

期発見、適切な治療に繋つ

げる

ため、認知症検診の対象者に

75歳到達者を加えます。

 また、高齢者の「楽しみた

い 働きたい 貢献したい」

という思いの実現を支援する

ため「心のこもった地域福祉

プロジェクト2020」を全

庁的に展開します。このプロ

ジェクトでは、検診や健康づ

くり事業への参加をポイント

化することで、高齢者の積極

エコタウンの推進

 「創エネ」「省エネ」「蓄エネ」

によって、エネルギーの地産

地消を推進する取組に関し、

積極的な啓発を行い、市内全

域で環境にやさしいまちづく

りを推進します。

 また「つくってためて安心

な自立型エコタウン推進補助

制度」を継続し、家庭におけ

るエネルギーの自給自足とエ

防災・減災のまちづく

りと消防・救急の充実

 「地域防災計画」は、今般の

台風被害の状況や対応経過を

検証した上で、より実効性の

高い計画を目指し見直しを行

います。

 令和元年東日本台風を踏ま

えた対応の一環として、各避

難所の資機材や備蓄食料の見

直しなど、避難所運営のさら

なる充実と強化を進めます。

また、実施中の防災行政無線

デジタル化工事において、戸

別受信機の設置台数を上積み

し、防災情報の確実な伝達を

図ります。

 防災上対策が必要なため池

に対し、効果的・効率的な防

災・減災対策を計画的に推進

するため、耐震調査及びハザー

ドマップ作成を実施します。

 消防・救急では、市民の安

心・安全をより一層高めるた

め、比企広域消防本部や消防

団との連携を引き続き図りま

す。計

画的なまちづくりの

推進

 昨年4月に策定した「都市

計画マスタープラン」及び「立

地適正化計画」に基づき市街

化調整区域における開発許可

制度の見直しを図るなど、計

画的なまちづくりを推進しま

す。

 高坂駅東口第一土地区画整

理事業は、地区内全ての工事

が完了したため、換地処分に

向けて準備を進めます。

 都市計画道路松高前通線

は、引き続き東武東上線との

立体交差部分の工事及び関連

する道路工事を進めます。

 住宅政策として「空き家バ

者の負担割合の平準化や財源

の有効活用の観点から料金体

系を一部見直し、本年7月か

ら適用します。

 通学路の安全対策として、

新東松山橋に横断防止柵を設

置するとともに、歩道の拡幅

やグリーンベルトの整備など

を計画的に推進します。

 東松山警察署や関係団体、

地域の皆様と連携し、引き続

き子どもの見守り活動を支援

するとともに、振り込め詐欺

防止に関する啓発活動等を実

施し、防犯意識向上を進めま

す。

ての魅力を発信します。

ンク」による空き家の有効活

用を進めるとともに、三世代

での同居・近居を促す補助制

度を継続し、子育て環境の充

実と高齢者のくらしの安全確

保を図ります。

 また、災害復旧の一環とし

て、今般の災害により被災し

た住宅について、一日も早く

平穏な日常生活を取り戻すこ

とができるよう、住宅の応急

修理制度や公費解体等により

引き続き支援を行います。

道路の整備

 市街化区域内の狭あい道路

をはじめとする生活道路は、

地元要望を踏まえ、優先度の

高い路線から順次整備しま

す。また、緊急輸送道路等に

架かる橋梁り

ょう

の耐震化工事を行

い、利便性・安全性の向上を

図ります。

上水道の整備

 第一浄水場等の復旧と給水

管の耐震化に着手するととも

に、引き続き浄配水場の耐震

性向上や老朽管更新を計画的

に推進し、より安心で安全な

水道水の安定供給を図ります。

河川・下水道の整備

 公共下水道は、松葉町・美

農業の振興

 「農とふれあうテーマパー

ク」としてリニューアルオー

プンした東松山市農林公園

は、新たな担い手を育成する

ため、農産物の栽培研修や農

業経営についての研修を実施

するとともに、イチゴをはじ

めとした様々な野菜の収穫体

験や各種イベントの開催を通

じ、新たな観光スポットとし

土里町・和泉町地区の汚水管

整備を進め、雨水対策は、市

街地からの雨水の排水先とな

る調整池の整備や、準用河川

新江川の改修を進めます。

 浸水被害防止のため、国や

県が進める堤防整備や遊水地

機能の確保などのさらなる治

水対策とも連携します。

交通・防犯対策の推進

 東松山警察署をはじめとす

る関係団体との連携により、

交通安全教育、啓発活動に取

り組み、交通安全意識向上を

進めます。

 デマンドタクシーは、利用

子どものひろば しょうぎ!おしえたい

自主防災組織リーダー養成研修

東松山ぼたん園の大型複合遊具

備を進めます。

地域福祉の推進

 地域福祉の基本理念や取組

方針等を定めた「地域福祉計

画」に基づき、自助・共助・

公助の連携により市民が安心

して暮らせる地域づくりを進

め、制度やサービスのみで支

える福祉から、市民による見

守りや各種サポートなどを含

めた「地域全体で支える福祉」

の実現に向けた取組を引き続

き推進します。

 昨年開設した「東松山市成

年後見センター」を中心に、

弁護士会や司法書士会等の協

力を得て、成年後見制度の普

及啓発及び相談、手続き支援

を引き続き実施します。

令和2(2020)年▪4月令和2(2020)年▪4月 45

自然と調和する

環境未来・エコのまち

3

元気で活力のある

にぎわいのまち

5

快適に暮らせる

安全のまち

4

ハッピー体操

野菜の収穫体験

Page 3: るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 子育 …...るまちの実現のために「第やき、子育ての喜びがあふれ 2 します。施策を総合的・計画的に推進ラン」に基づき、子育て支援期ひがしまつやま子ども夢プ

ち、独自性や将来性などに優

れたものを認定する地域ブラ

ンド認定制度として「ひがし

まつやまプライド」により、市

のPRと産業振興を図ります。

 新たな事業の創出及び経営

戦略に積極的に挑戦する中小

企業の支援策として「がんば

る中小企業等応援補助金」を

実施し、さらなる経済の活性

化を図ります。

 また、企業誘致を積極的に

推進するとともに「がんばる

企業応援条例」により、新規

企業や既存企業を引き続き支

援します。

 アクティブシニアを対象と

した就職説明会の内容を充実

させ、就労意欲の高い高齢者

と求人企業とのマッチングの

機会を提供することで、生涯

現役で活躍できる社会を応援

します。

観光の振興

 化石と自然の体験館は、昨

年11月に発掘体験者数が4万

人を超えました。今後も、化

石発掘体験と自然体験学習を

継続するとともに、他の観光

施設と連携することで、市内

観光スポットへの一層の誘客

を図ります。

 また、令和元年東日本台風

による被害を受けたくらかけ

清流の郷バーベキュー場は、

一日も早い再開に向けて、県

との連携により全力で復旧活

動に取り組みます。

 昨年作成したシティプロ

モーション冊子等を活用し、

市内でのプロモーションイベ

ントを通じて積極的な情報発

信を行うなど、さらなる交流

人口、定住人口の拡大を図り

ます。

市民参加の促進

 「地域力」「市民力」を結集

し、地域が一体となったまち

づくりを推進するため、自治

会を中心にした地域活動の支

援を継続するとともに、ハー

トピアまちづくり協議会など

各種団体との連携も引き続き

図ります。

 花いっぱい運動は、ウォー

キングとともに本市の重要な

アイデンティティを形成して

いることから、フラワーサ

ポーターの皆様のご協力をい

ただきながら、公共花壇を華

やかに装うとともに、市民活

動センターを中心とした地域

の取組についても活動しやす

い環境を整えます。

 高坂市民活動センターは、

浸水した和室及び視聴覚ホー

ルの修繕を行い、早期に利用

できるよう復旧を進めます。

また、今般の災害を踏まえ、

施設への浸水被害を最小限に

抑えられるよう、着脱式の止

水板を設置します。

生向けのイベントを開催しま

す。

 本年で19年目となるきらめ

き市民大学では、学生・卒業

生で組織するボランティアク

ラブやきらめき出前講座の講

師など、大学で学んだことを

地域に還元する活動が盛んに

行われています。引き続きカ

リキュラムの充実を図り、市

民講師などの人材育成を行

い、地域における生涯学習を

推進します。

生涯スポーツの推進

 11月1日・2日・3日に世

界第2位、日本一の国際

ウォーキング大会「第43回日

本スリーデーマーチ」を開催

します。比企丘陵の豊かな自

然に親しみながら、郷土色あ

ふれる様々な交流を深めるこ

とができるウォーキングの祭

典として「ウォーキングのま

東松山」を国内外にPRし

ます。

 また、東京2020オリン

ピック・パラリンピックを応

援するため、オランダの運営

組織が日本各地で開催する

「ウォークチャレンジジャパ

ン2020」について、本市

においても8月27日に記念の

ウォーキングイベントを実施

し、交流を深めます。

 南地区体育館は、アリーナ

床面の全面張替えや消火栓ポ

ンプの交換を行い、市民が安

心で快適にスポーツが楽しめ

るよう施設の復旧を進めます。

文化・芸術の振興

 本年、生誕120周年を迎

える彫刻家の高田博厚氏を顕

彰し、講演会を開催するとと

もに、ご遺族や関係者から寄

 私は、市長就任以来、まち

づくりにおける合言葉として

「元気創造」を掲げ、着実かつ

果敢に市政運営に取り組んで

まいりました。

 その結果、平成25年度から

平成30年度までの本市の観光

入込客数は、30万人以上増加

し、人口は平成29年4月から

現在まで9万人を超えており

ます。積極的な企業誘致によ

り、市内に18の企業が立地し、

固定資産税及び都市計画税も

平成30年度までの5年間で約

5億円増加するなど、目に見え

贈いただいた彫刻や絵画等の

貴重な作品を、より多くの市

民に知っていただくための巡

回展示を行います。

 また、既刊の東松山市史の

続編として、昭和50年から平

成時代までの市の歩みを、新

たな市史として編さんする作

業に本格的に取り組みます。

文化財保護

 郷土の歴史に誇りを持ち、

郷土への愛着を深めるための

取組として、埋蔵文化財セン

 平成から令和へと新たな時

代の扉が開いた昨年は、各種

施策が順調に進展を見た一方

で、令和元年東日本台風によ

り大きな被害を受けた1年で

もありました。復旧・復興や

被災者の生活再建は緒に就い

たばかりですが、幾多の困難

を乗り越えるとともに、新た

な行政課題にも正面から向き

合い、市民の皆様が将来に向

かって夢と希望を抱くことの

できる郷土・東松山の実現の

ため、全力を注いでまいりま

す。

徴収対策の強化に取り組み、

収納率向上を目指すととも

に、市民負担の公平性を確保

します。

 また、市民の皆様への重要

な情報伝達手段である広報紙

については、正確で分かりや

すく親しみやすい紙面づくり

に引き続き取り組むととも

に、ホームページ、メール配

信、ツイッター等、それぞれ

が持つ特性を活かし、東松山

市の魅力を積極的に発信して

いきます。

人権意識の高揚

 「ひがしまつやま共生プラ

ン」や「女性活躍推進計画」に

基づき、セミナーやフォーラ

ムなど各種事業を実施するこ

とにより、男女共同参画社会

や女性が輝く社会の実現を目

指します。

 また、DV被害者支援とし

て、配偶者暴力相談支援セン

ターを中心に、関係機関と協

力しながら、相談・支援体制

の充実を図ります。

 なお「ひがしまつやま共生

プラン」は、令和2年度で満

了となることから、新たな計

画づくりに取り組みます。

生涯学習の推進

 「社会教育推進計画」に基づ

く社会教育事業を推進すると

ともに、市民の皆様に質の高

い学習機会を提供するため、

各市民活動センターなどにお

いて、健康・歴史・語学等、

幅広いニーズに応える様々な

分野の講座を実施します。

 図書館は、地域の情報拠点

として資料の充実を図るとと

もに、子どもの読書活動をよ

り一層推進するため、小学校

の全ての児童に配布した「読

書通帳」の活用や、中・高校

化石発掘体験花いっぱい運動

 また、農業の生産性向上と

農地の有効活用を図るため、

東松山市農業公社及び農地中

間管理機構である埼玉県農林

公社と連携し、下田木・赤城

地区において、担い手ごとに

集約化を図る農地中間管理事

業を推進します。

 令和元年東日本台風による

大きな被害を受けた農業用施

設の再建・修繕及び農業用機

械の再取得・修繕など、農業

の再開、継続に向けた支援に

取り組みます。

商業の振興

 商工会の新たな取組であ

る、商店、観光、行政の情報

を一体的にリアルタイムで発

信する総合的なポータルサイ

トの運用を引き続き支援しま

す。

 また「100円商店街お宝

市」や「得する街のゼミナー

ル」の取組を引き続き支援す

るとともに、空き店舗対策事

業として新規出店者への補助

についても継続することで、

商店街や中心市街地の活性化

を図ります。

産業振興と就労支援の

充実

 市内で生産された商品のう

た形で成果が表れております。

 本年は、市の最上位計画で

ある「総合計画」の後期基本計

画を策定する年に当たります。

基本構想で掲げた将来像の実

現に向けて、これまで積み重

ねてきたまちづくりの成果を

継承しつつ、後期基本計画で

は、前期基本計画のリーディ

ングプロジェクトに掲げた

「観光振興」「産業振興」「子育

て支援」とともに「心のこもっ

た地域福祉」「地域防災の充

実」を重点課題と位置づけ、

諸施策の体系化を進めます。

ターを利用した展示や、各種

講座などを通じて文化財の理

解や啓発を進めます。

健全な行財政運営

 自主財源の要である市税

は、徴収体制の充実により収

納率が向上し、平成30年度は

98・2%と、県内40市中第1

位となりました。収納手段の

多様化を実現し、市民サービ

スの向上を図るため、スマー

トフォンアプリ収納サービス

を新たに導入します。今後も、

住みたい、働きたい、訪れたい 

  元気と希望に出会えるまち 東松山の実現に向けて

日本スリーデーマーチ

高田博厚展2019

令和2(2020)年▪4月令和2(2020)年▪4月 67

人と地域がつながる

支え合いのまち

6