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1 Copyright © 投資の学校プレミアム All Rights Reserved. 相場師朗の株式トレードマスタープログラム 無料オンライン講座 3 時限目 ---------------------------------------- 現役株職人相場師朗の利益を生み出す建玉操作の極意と リスク管理の真髄の全貌を公開 ---------------------------------------- 高橋慶行: 皆さん、こんにちは。 一同: こんにちは。 高橋慶行: 投資の学校の代表で、ナビゲーターの高橋です。 相場師朗: 株職人で、アリゲーターの相場師朗です。 三井智映子: 金融オシレーターの三井智映子です。 佐野よう子: マルゲリーターのコマです。 相場師朗: 良いね。良いと思う。 一同: (拍手) 高橋慶行: 佐野さんはマルゲリータが好きなんですか?

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相場師朗の株式トレードマスタープログラム

無料オンライン講座 3 時限目

----------------------------------------

現役株職人相場師朗の利益を生み出す建玉操作の極意と

リスク管理の真髄の全貌を公開

----------------------------------------

高橋慶行:

皆さん、こんにちは。

一同:

こんにちは。

高橋慶行:

投資の学校の代表で、ナビゲーターの高橋です。

相場師朗:

株職人で、アリゲーターの相場師朗です。

三井智映子:

金融オシレーターの三井智映子です。

佐野よう子:

マルゲリーターのコマです。

相場師朗:

良いね。良いと思う。

一同:

(拍手)

高橋慶行:

佐野さんはマルゲリータが好きなんですか?

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佐野よう子:

マルゲリータが大好きです。

三井智映子:

佐野さんっていうよりコマちゃんみたいなイメージになってきましたね。

高橋慶行:

良いあだ名がハンドルネームでつきましたね。

相場師朗:

マルゲリータって呼ぼうかな。

佐野よう子:

いやです。

相場師朗:

オシレーターね。

三井智映子:

オシレーターです。

高橋慶行:

いよいよ 3 時間目が始まりました。今日はこちらです。

三井智映子:

おー。

佐野よう子:

わーお。京都ですね。

三井智映子:

風情がありますね。

高橋慶行:

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京都です。

佐野よう子:

素敵。

相場師朗:

まあ、いつもこれはただのはめ込み画像だからね。

一同:

(笑い)

佐野よう子:

言わないでくださいよ。

相場師朗:

だめ?すみません。

高橋慶行:

人がいないところを選んだんですから。

相場師朗:

おっ、京都じゃなーい。

三井智映子:

京都ですよ。なんか、修学旅行とかで行きましたよね。

相場師朗:

行った。

佐野よう子:

夕空。

高橋慶行:

株道っていうんですか。この道がちゃんと真っ直ぐなところを選んではめ込んできました。

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佐野よう子:

ちょっと曲がってないですか?

高橋慶行:

ちょっとだけです。ちょっとぐらい曲がっているほうが。

相場師朗:

左にちょっと曲がっているから。

三井智映子:

エッジがある。

高橋慶行:

ということで、3 時間目にいきます。テーマはこちらです。

現役株職人相場師朗の利益を生み出す建玉操作の極意とリスク管理の真髄の全貌を公開。

一同:

(拍手)

佐野よう子:

おー、ついに。

高橋慶行:

建玉の操作は 1 時間目、2 時間目と続けてきましたので、こういうものかというのは分かってきた方

が多いと思います。実際にやるのは難しいですけどね。あと多分、もう 1 つ皆さんが気になってい

らっしゃると思うのが、相場先生のリスク管理の考え方だと思います。こちらはまだちゃんとお話し

ていないので、そちらについて今日は触れていきたいと思います。

3 時間目も、最後までご覧の方にプレゼントがあります。そのプレゼントとは、利益を生み、リスクを

ヘッジする建玉操作ドリル 5 選(解説ビデオ)になります。

三井智映子:

ドリル。

相場師朗:

ガガガガガガッって。

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高橋慶行:

そうです。ドリルです。

佐野よう子:

ドリル。

佐野よう子:

解説ビデオになっています。これを相場先生のほうで準備していただいたものをプレゼントいたし

ます。

三井智映子:

これを使って練習ができるということですか?

高橋慶行:

そうです。練習ができるようなものです。

相場師朗:

ドリルって、工事とかするんじゃないの?

三井智映子:

いや、それじゃないほうの、多分、計算するほうのドリルですよね?

相場師朗:

あっ、勉強ね。

高橋慶行:

三井さんと相場先生は大学が一緒なんですよね。

三井智映子:

そうです。先輩です。

佐野よう子:

面白いですね。

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相場師朗:

俺は中野新橋大学だよ。

高橋慶行:

中野新橋大学?

相場師朗:

そう。中野新橋大学。

三井智映子:

中野新橋大学の後輩です。

高橋慶行:

ということです。では、ドリルをお渡しいたします。1 時間目の最初にお話したことをもう 1 回、大事

なの事なので復習です。こちらです。1 回の売買で勝ちにいかないということです。

相場師朗:

はい。

高橋慶行:

こちらは改めてプロというのはこういうふうにするんだということを一言お願いできますか。

相場師朗:

一言。こうするんです。

高橋慶行:

二言でも良いです。

相場師朗:

囲碁や将棋のように、1 回で勝とうとせずに、攻めていって攻めていって、段々、安全を確認して

最後に王手です。これが、江戸時代からの、本物の相場師のやり方です。一発買いというのは、

本当の相場師でやっている人はいません。ゼロです。

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高橋慶行:

三井さん、いかがですか?

三井智映子:

1 時間目、2 時間目と、先生の手法を皆さんと一緒に拝見しましたが、1 時間目のときは何をやっ

ているのかなすごいことをやっているような気がするけれど分からなかったという方も、2 時間目で、

ちょっと、こうやっていけば良いんだと。佐野ちゃんも、何かできそうな気がすると。

佐野よう子:

はい。すごい。

三井智映子:

コマちゃんも。細々としたチャートも見て、利益とっていけるということに気付いたと思います。3 時

間目により深堀していただけるということで、私もすごく楽しみにしております。

相場師朗:

深堀ね。俺、外堀通りで深堀しようかな。

一同:

(笑い)

佐野よう子:

うまい。

高橋慶行:

では、ちょっと真面目な話をします。

相場師朗:

さっきから、ずっと真面目な話を。

高橋慶行:

98%ぐらい真面目なんですけど、2%がすごいふざけるので。

損切りや資金管理、リスク管理とかというのはもちろん重要だと思います。相場先生に改めてお伺

いしたいのですが、リスク管理は重要でしょうか?

相場師朗:

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重要です。

高橋慶行:

重要ですか。これまでの 1 時間目、2 時間目に建玉操作をしていて、実はリスク管理、対策法が

隠れていたのですが、まだちゃんとお話していないので、今日はそこに焦点を当てて教えていた

だきます。こちらにチャートをイメージしたものがあります。赤い線が 5 日線、緑の線が 20 日線に

なります。

相場師朗:

緑の線って、山手線じゃないの?

佐野よう子:

うまい。

相場師朗:

20 日線が山手線ね。

三井智映子:

覚えやすい。

高橋慶行:

例えば、何か事情があって、ここで買いエントリーをしたところから説明をお願いしたいと思います。

相場師朗:

ここで何か事情があって買いを入れました。そのあと、上がっていって、5 日移動平均線を超えま

した。そしてさらに、20 日移動平均線を超えようとしたら、ぶつかって下げてしまったという状況で

す。そして次は。

高橋慶行:

この辺で黄色い丸が出ました。私やご覧になっている皆さんはそうだと思うんですが、買ったときの

値段から一時的に利益が出たのに戻ってしまったとしたら。

相場師朗:

良くありますね。

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高橋慶行:

このときに、2つの選択肢があると思います。多くの人にとっては 1 つかもしれません。

相場師朗:

まず、あそこで買いました。20 日線に当たりました。あの黄色い丸のところでは、マイナスになって

います。ここでは通常世の中では、損切りをしなさいということになっています。あるいは 5%下げて

しまったら損切りをしなさいということになっています。5%下げて損切りをすると、100 万円が 95 万

円になります。また 5 万円をどこかから引っ張ってきて 100 万円にして、また 5 万円。20 回損切り

をすると、0 になってしまうんです。だから、損切りは重要とはいっても、損切りは重要ではないん

です。上昇を取るための買いが重要で、損切りというのは副次的なものなんです。病院は重要っ

ていっても、病気にならないほうが良いに決まってるでしょう?

佐野よう子:

確かに。

相場師朗:

確かでしょう?ここでマイナスだから、1 つの選択は切るという選択です。

高橋慶行:

ちょっと 2 つ目出しちゃいます。

相場師朗:

1 つは手じまいです。つまり、赤いところで買ったのを黄色いところで損をしてるので手じまうという

ことです。もう 1 つの選択があります。空売りを入れます。となると、赤いところで買って、一時はプ

ラスだったのが今はマイナスですが、ここで空売りを入れると、今これ以上下げても今のマイナス幅

は大きくなりません。なぜかというと、下がっていくと買いはどんどんマイナスになっていきますが、

その分、ここの②で入れた空売りの利益が増えていくからです。

一同:

ふーん。

高橋慶行:

これはこういうことですね。

相場師朗:

はい。

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高橋慶行:

初心者の方で今までの先生の授業をここまで聞かれて、そこが分からないとおっしゃる方がもしか

したらいらっしゃるかもしれないです。買いを 100、空売りを 100 持ってて、この水色の部分、ここ

の部分というのは、例えば仮にこのまま持ち続けたとしても?

相場師朗:

5 年持っても変わりません。ただ、空売りは半年で 1 回切らないとならないんですが、それが無い

としたら変わりません。簡単に説明します。赤いところで買いました。20 日移動平均線に当たった

ときは 5 万円儲かっていました。20 日移動平均線に当たって黄色い丸まで下げてきて、マイナス

5 万円だとします。そしてその黄色いところで空売りを入れました。そうすると、今はマイナス 5 万

円です。そのあとずっと下がっても、下がれば黄色いところで入れた空売りが利益になります。そ

の分買いが、同じ金額だけマイナスになりますから、5 万円のマイナスです。

高橋慶行:

ちょっと分かりやすくこういう小道具を。

三井智映子:

はい、先生。メモしてる最中に。皆さんもちょっと思ってる方いらっしゃると思うんですが、買いと空

売りを同じ数だけ入れていたら、要は 100 株買っていたところで売りも 100 株入れたら、プラスマイ

ナスゼロになるので、どれだけそのあと下がってもプラスマイナスゼロということは分かります。それ

では、手じまうのとどう違うんですか?要は、手じまっても、ポジションが 0 になるので、上がっても

下がっても変わらないというのは一緒だと思うのですが。

相場師朗:

鋭い質問。手じまってしまうと、次への足がかりがありません。もう 0-0 ですから、何も無い状態で

す。

三井智映子:

はい。何も無い状態です。

相場師朗:

ところが空売りと買いを同数入れておけば、流れの中から次は上がると読んでいた場合、売りと買

いが同じだから、下がっても上がってもプラスマイナス変わらないけど、次に上がるときに売りを抜

いて買いだけにして、ちゃんと上げることが分かったら、売りを入れていたお金でまた買いを足して

いくということなんです。

三井智映子:

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なるほど。つまり、ゼロにしてしまうと、負けたまま自分でゲームセットしてしまったのが、ゲームがま

だ続いているよという状態にするために、1-1 のまま、要はポジションを持ったままにしておくって

いう感じでしょうか?

相場師朗:

そうです。例えばコマちゃんが結婚しようとします。でも今は彼氏がいない。これ、ゼロじゃないで

すか。このままいけばずっとゼロでしょう?でも結婚はしていないけど彼氏がいれば、いずれそれ

は結婚になる可能性が 1%ぐらいあるわけです。そういう感覚です。

三井智映子:

では、もう完全に無しとしてしまうのではなく、持っているということで先に先につなげていくみたい

な。

相場師朗:

ただし、最初に買いを入れたところでは、いずれ上がるという条件が出たから買うんです。でも、残

念ながらもう 1 回下げてからじゃないと上がらない状況だからヘッジを入れて下げをしのいで、次

に買いを足すということです。あの買いの場面は、1 番上で 20 日移動平均線に触ったけれども、

買いのときで 5 日線を超えてもう 1 回 20 日線に触るところだから、次は上がる可能性が高いから

買いを入れたんです。でも下がったのでやむを得ず売りヘッジを入れています。

三井智映子:

それでは、次の買いが、今買っている買いの 100 株が上がるために、その一旦の下げをしのぐた

めにあくまでも入れたのであって、この買いは生かす方向で考えているということなんでしょうか?

相場師朗:

はい。そうです。

三井智映子:

それを手じまってしまった場合は、死んでしまうということでしょうか?

相場師朗:

そういうことです。

三井智映子:

なるほど。良く分かりました。

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相場師朗:

俺はちょっとしか話さなくても、大体分かってきたな。優秀だなー。

高橋慶行:

今の空売りを100株入れたところで、マイナス 5 万円は黄色の丸の局面です。

相場師朗:

黄色の丸のところがマイナス 5 万円です。

高橋慶行:

そうですね。マイナス 5 万円のところです。

相場師朗:

赤で買って 20 日線に当たって、黄色、だからマイナス 5 万円です。そこで、今は買いを 100 株持

っています。それがマイナス 5 万円です。空売りを入れます。今は空売りはプラスマイナスゼロ円

です。

高橋慶行:

今の状態は、黄色のところで、売り 0 円、買いはマイナス 5 万円という状態だとします。

相場師朗:

そして、そのあとに下がっていきます。そして、買いのマイナスがちょっと増えて、8 万円になったと

します。

高橋慶行:

例えばですね。

相場師朗:

はい。下に書きましょう。8 万円になったとします。そうすると、下がってきましたから、売りはプラス

3 万円になります。ということは、先ほどのこの上の空売り 0 万円、買いマイナス 5 万円のところと、

下の空売りプラス 3 万円、買いマイナス 8 万円のところと、トータルするとマイナス 5 万円ですよね。

変わっていないんです。ではもうちょっと下げたとします。もうちょっと下げると、買いはさげていっ

たんだから更にマイナスになって、マイナス 12 万円になります。そのときに売りはどうなるかという

と、4 万円プラスになりますから、プラス 7 万円になります。

高橋慶行:

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こういう状態になります。

相場師朗:

そうしますと、常に空売りを入れた時点から、同数の売りと買いが入っていますから、マイナス 5 万

円がずっと変わらないことになります。では、4 ヶ月後どうなっているか?

高橋慶行:

佐野さん。

佐野よう子:

4 ヵ月後?

高橋慶行:

この状態で 4 ヶ月持っていたらということです。

佐野よう子:

プラスマイナスゼロ。

相場師朗:

全くはずれていますね。買いが 100 株、空売りが 100 株ですから、下がれば買いがマイナスにな

りますが、その分同じだけ、100 株ですから、空売りがプラスになります。大きく買いが 1000 円上

げたとしたら、空売りも 1000 円上げますから、同じだけマイナスになります。つまり、あと 4 ヶ月経

っても、この差額の 5 万円のマイナスというのは変わらないということです。

佐野よう子:

なるほど。

高橋慶行:

それが、この状態でリスクをヘッジしているということですね。

相場師朗:

ヘッジしています。そしてヘッジをしながら、やがて底を打って 5 日線を超えて 20 日移動平均線

に当たってきました。20 日移動平均線に当たったけれども、前回 20 日移動平均線に当たったと

きは、20 日線に当たって下がってしまいました。

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三井智映子:

阻まれてレジスタンスラインになってしまったというわけですね。

相場師朗:

今回は 20 日線をちょっと超えました。従って、少し、握力でいったら、前回の 20 日線に当たった

ときは握力 30 だったのが、今度は上に出たんだから、そういう考え方からいったら、握力 35 とか

50 になったということです。だから、50 になっているから、疲れて下がっていっても、前の安値を割

らない可能性が出てきました。そのときに、今度は空売り 100、買い 100 ですから、前の安値を割

らない可能性ができてたので、そこで下がりながら買いを足していきます。もうちょっと下がったら、

売りも足していきます。もうちょっと下がったら、買いも足していきます。買いも売りも増えています

が、前の安目近辺で徐々に売りを抜いていって、前の安値を割らずに上げ始めたら買いを足して

いくと、ずっととれちゃうということです。そういうことですから、あそこを見ると、あの時点で買いが

300、売りが 100 です。そして、抜けたときに、空売りを切って買いを足していけば、めでたしめで

たしということです。

三井智映子:

なるほど。これは前回お話いただいた節目とかも見てる感じですよね?

相場師朗:

そうです。節目を見ることで、これがもっと有効にできるし、三井さんも私も高橋さんもコマちゃんも

同じところを見ているから、やがて熟練をすると、皆同じところでできるようになります。

一同:

ふーん。

相場師朗:

私と同じところでできるようになるんだから、それは結構エッチになるでしょう。

三井智映子:

そうですよね。

相場師朗:

今、拾ってくれた?

佐野よう子:

ん?

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三井智映子:

すみません。

相場師朗:

私と同じところで買うわけだから。

三井智映子:

スルーしました。

相場師朗:

全員エッチになります。

三井智映子:

そこは似ないように、熟練度だけ似たいものですよね。

相場師朗:

だから、節目と移動平均線は大事なんです。あとは作戦です。これも一定のやり方があります。

高橋慶行:

これはもしかしたら、損切りが大事ですという人がいたら、なぜ大事かといったらリスク管理、例えば

資金を減らさないために大事とするのであれば、この方法も 1 つの有益な答えというか、ヘッジを

して損失を回避するという、このまま持っていれば同じ損失をキープしてチャンスがきたら転じてい

くというかたちですね。こういうようなリスク管理の方法もあるということを、改めてご理解いただきた

いと思います。

相場師朗:

このリスク管理は、攻めのリスク管理です。単に切っちゃうのは、消極的に、あ、損するから切っち

ゃおうということです。でもこのリスク管理は、攻めです。次に攻めるための一時的なしのぎです。

雨が降ってきて傘をさす。でも、これは通り雨だから、軒下で待っていれば、傘が無くても大丈夫と

いうことです。雨降ってきたときに、もう一生止まないから俺はここで自殺するっていうのが損切りで

すよ。でも、待っていれば止むんだから。ただ待っていればずぶぬれになるから、傘を差して待と

うということです。戦略的、次を見つめたリスク管理です。素晴らしい。

三井智映子:

すごく分かりやすいです。

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相場師朗:

自分で感動したね。俺は。

高橋慶行:

佐野さん、ここまでどうですか?

佐野よう子:

ここまで?素晴らしいですね。

相場師朗:

何か、お姉さんみたいに、何か分からないけど素晴らしいって。分かってきた?

佐野よう子:

ちょっと分かってきました。

相場師朗:

良かった。詳しく別室で教えるよ。

一同:

(笑い)

高橋慶行:

ということで、先生のリスク管理の方法について改めてお伝えいたしました。1 つついでがありまし

た。ここで抜けて買いを 500 です。

相場師朗:

これはまた意味があります。

三井智映子:

追加するということですね。

相場師朗:

そうです。前のところを抜けたので、追加します。何か、そういうイベントごとに追加をする場面、あ

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るいは切る場面があります。これは大体ルールに則ってやっていますから、ここにいる 4 人と聞い

ている皆さん、スタッフも同じことができるようになります。

三井智映子:

これを伺ってから、また 1 時間目のトレードとかを見直すと、また見えるものが変わってきそうです

ね。

相場師朗:

そういうことです。良いこと言うね。その通りですよ。

高橋慶行:

今日は、ここでスペシャルです。やっぱり具体的に実践を知りたいという方も多いと思うので、A 局

面、下げのところ、B 局目、もみあっているところ、C 局面が上がるところなんですが、是非、今日

はこの無料プレ講座 3 時間目では、A 局面と C 局面、安定して上がる、安定して下がるというとこ

ろをどう攻略するかというところを、今からまた実践で先生に教えていただきます。

相場師朗:

分かりました。ではやってみましょう。

高橋慶行:

では先生、1 時間目、2 時間目、3 時間目までついてきてくださって、3 時間目の見せ所となります。

三井智映子:

ハイライトです。

高橋慶行:

ハイライト。

相場師朗:

セブンスターね。

高橋慶行:

A 局面をどういうふうにとっていくかというところをこれから見ていただきます。お願いします。

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相場師朗:

はい。えーとその前に、今、ハイライトのことセブンスターって言ったんだけど、全然拾ってくれませ

んでした。

三井智映子:

私は拾いましたよ。ハイライトですって。

相場師朗:

ではいきましょう。画面に出ているのがオリエンタルランドになります。

佐野よう子:

オリエンタルランド。

相場師朗:

これは、東京ディズニーランドです。

皆さんお分かりのように、空売り 0、買い 0 です。様子をみます。ここからずっと上げてきました。一

旦下げてまた上げて下げています。また 5 日線の上で上げてきました。他の線はいずれ使います

が、今は関係ありません。今は 5 日移動平均線の上で動いています。そして、1900 円という節目

で下がって、もう 1 度 1900 円に届こうとしたんだけれども、5 日線を割ってしまいます。それでコマ

ちゃん、流れを見てください。1900 円をちょっと超えたんだけれども、5 日線を割って下がってしま

いました。次にもう 1 度 5 日線の上にきたけれども、直ぐに 1900 円を超えずに弱ってしまいました。

つまり、前の高値に届かずに弱って 5 日線を割ってしまいました。強いですか弱いですか?

佐野よう子:

弱い。

相場師朗:

弱いだろう。よし。売りを入れよう。そうだ、京都へ行こう。

三井智映子:

そうだ、売りを入れよう。

相場師朗:

売りを入れよう。

高橋慶行:

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今日の背景は京都です。

相場師朗:

いきます。ほっ。上がりました。

佐野よう子:

上がっちゃった。

相場師朗:

さてこれですが、よくじっくり考えましょう。1900 円を超えたけれども、すぐに下がってしまいました。

次にもう 1 度上がったけれども、ここに届かずに下がって戻ったので、どうですか、5 日線を超えた

のに直ぐに割ってしまったので、この戻りってもしかしたら弱いかもしれません。今、売りが 2 入っ

ています。ちょっとマイナスになっています。もうちょっと待ってみます。翌日です。

佐野よう子:

上がっちゃった。

相場師朗:

上がりました。これは怖いので、ヘッジを入れます。

三井智映子:

おー。

相場師朗:

ここで空売りが入って、今、マイナスですけれども、先ほどご説明したように、これ以上、今のマイナ

スは増えません。その中で、この上げが 1900 円を超えない或いは前の高値を超えなければ弱い

んです。それで私は弱いと見ています。これは皆さんも、このあと勉強していくと分かりますが、もう

1 回言います。ここまでいきました。5 日線を割りました。5 日線をちょっと超えただけで直ぐに下が

ってしまいました。戻しています。つまり、5 日線をここで割って、直ぐにまた割っちゃったわけだか

ら、何かここに届かない感じがします。株の素人でも、何となく届かないと感じると思います。ここに

届くんだったら、もっとこういっているはずなんだよね。

佐野よう子:

確かに。

相場師朗:

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では、もう 1 日見てみます。これ以上マイナスは増えません。それではいきます。1900 円です。さ

て、上がってしまっても良いように、買いを 1 つ足しておきます。万が一のためにです。これもリスク

管理です。超えないと思うけれども、一応買いを多くしておけば、これはいけるわけです。もう上に

いってしまってもね。翌日。おっ。

三井智映子:

下がった。

相場師朗:

ということは、この全体を見ると、ここまで行って下げて、戻りが弱く直ぐに下げて、戻りがちょっとで

直ぐに下げました。これ全体の流れで見ると、強いか弱いか?コマちゃん。

佐野よう子:

うーん、弱い。

相場師朗:

弱いでしょう?

佐野よう子:

はい。

相場師朗:

では、さっき多く買ったじゃないですか。良いんです。将棋だから。最後に王手だから。

三井智映子:

最後に勝てば良いということですね。

相場師朗:

最後に勝てば良いんだから、今どうしたら良いかというと、もう買いは要らないでしょう?下がったの

分かったから。売りは足せば良いんです。

佐野よう子:

足せば良いんですね。

三井智映子:

おー。

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相場師朗:

こうして形勢逆転で、今のところマイナスなんです。このあと、良いでしょう?5 日線の下に陰線で

す。翌日。ふい。

佐野よう子:

おーう、下がった。

三井智映子:

一気に取り返した。

相場師朗:

今、英語みたい。Ooh、下がった。これで、一気に取り返しましたが、もっとすごいことが言えます。

今までここからずっと上がってきて、前の高値を超えないで下げ超えないで下げたのだから、弱い

はずなんです。もっといけますよ。ということは、ここで下がるのが分かったから、売りを足すわけで

す。翌日。ほい。5 日線の内側で陰線が並んでいます。もう、上に行く気力がないんです。翌日。う

って言ってごらん、コマちゃん。

佐野よう子:

うっ。

相場師朗:

何だそれ。コマちゃん、それじゃ、ドリフターズのうええーってのと一緒。いきますよ。コマちゃん、

今は儲かっていますがどうしますか?このままで良いですか?

佐野よう子:

足しましょう。

相場師朗:

足しますか?1 個足してみましょう。下がっているから。翌日。今度はこのかたまりでここを保ってる

でしょう?ここを割ってくればもっと弱いんです。ここが 1800 円の節目です。いきます。ほっ。

一同:

おー。

三井智映子:

節目、強いですね。

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相場師朗:

節目、強いね。翌日。ほっ。

一同:

おー。

相場師朗:

節目を割りました。コマちゃん、どうする?

佐野よう子:

足します。

相場師朗:

そう。節目を割ったから足します。もう、ここに上がってからここの辺りで動いていました。ところが、

前の高値に届かず下げました。見て、ここ。オリエンタルランドの株と東京証券取引所がミーティン

グしたんだよ。1900 円超えないぞ。

三井智映子:

おー。

相場師朗:

だからこれ、節目です。では、翌日いきますよ。ほっ。まだいけます。ほっ。何か、止まりそうな気が

します。まだ 5 日線の下です。

三井智映子:

売り買い交錯してますね。

相場師朗:

売り買い交錯ね。図画工作。ほっ。

三井智映子:

あっと。

相場師朗:

さて、コマちゃんだったら、このぐらいで 1 回切ってお金に換えていいです。

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佐野よう子:

はい。

相場師朗:

では、5 日移動平均線を陽線で超えたから買ったら良いかというと、まだまだ皆さんもっと勉強して

いただくと。

三井智映子:

下げる。

相場師朗:

そう。暫く上げてきて、前の高値に届かないというのは弱いんだから、一旦上げても、下げる可能

性があります。

三井智映子:

下げの押し目的なことですよね。

相場師朗:

そう。買わないんです。様子をみます。

佐野よう子:

へー。

相場師朗:

1 日しか上げられない。ということは強いですか弱いですか?1 日しか上げられないんだから弱い

でしょう?マイク舐めないようにね。それで、空売りをまた入れます。はい、コマちゃん、これ強いで

すか弱いですか?

佐野よう子:

これも弱いです。

相場師朗:

ね。ちょっと戻ったのに、1 日。三日天下っていうのはあるけど、1 日でしょう?三日天下とかかあ天

下とかな。1 日しか上げられないでまた割っちゃったから?

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三井智映子:

明らかにかかあ天下より弱いですね。

相場師朗:

弱いですね。そうそう。それで、翌日。ほいっ。

佐野よう子:

おっ。下がった。

相場師朗:

ね。皆さん、100 株ずつだって、これでもう百何円とれているわけです。やがて、ずっと 100 株ずつ

やって、1 万円、2 万円の利益を重ねていったら、今度は 500 株ずつやっていきます。そして繰り

返していって、1000 株ずつできるようになります。私のようになると万株ずつやるから、これでもう数

百万円いっちゃうんです。まだいけます。コマちゃん、切るときに言ってください。

佐野よう子:

はい。

相場師朗:

ほうっ。

一同:

おー。

佐野よう子:

足す。

相場師朗:

足すか。

佐野よう子:

はははは。

相場師朗:

あははは。ここは足さない。

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佐野よう子:

足さない。

相場師朗:

前の安値と並びそうだから。

三井智映子:

ここがまた節目というか。

相場師朗:

ちょっとね。

佐野よう子:

節目?

相場師朗:

節目だから。例えば、空売りというのは高いところで売って安いところで終りにすると儲かるわけで

す。大分下げてあとだから、やっぱり、もう 1 回上げてしまう確立が高いから、ここではもう追加はや

めたほうが良いです。

三井智映子:

そうですね。前の安値と並んでるってところですね。

相場師朗:

はい。ではいきます。ほいっ。コマちゃん、どうする?

佐野よう子:

下げる?

相場師朗:

うーん、どうだろう。陽線だから心配です。もう 1 日待ってみます。

三井智映子:

あ、上げた。

相場師朗:

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はい。5 日線の上に出たので、1 回終りにします。そうすると、下げの A 局面もここからこう取って、

ここで 1 回休んでもう 1 回取りました。結果的には全部取ったのとほぼ変わりません。これが非常

に安全なやり方です。こうやって刻んでいけば良いんです。私はこの辺は本来はヘッジを入れな

がらずっとやっていきますけれども、それは非常に高度な技ですから、皆さんは今やったぐらいの

ほうが良いかもしれません。

一同:

うーん。

相場師朗:

これが、A 局面の攻略法です。

三井智映子:

相場先生、質問なんです。結構、私も思うし、皆さんもよく質問で出るのは、大きな最後の利食う前

の下げがあったじゃないですか。

相場師朗:

これかな?

三井智映子:

大きな陰線です。長い陰線のときに、そこを待たれてそのあと陽線が 2 つあって、そうすると大分

そこの大きな陰線のところを取れなかったなってなると思うんですけど、そこはやっぱり必要経費と

いうか取れないものなんでしょうか?

相場師朗:

なるほど。今の三井さんからの質問をもう 1 度繰り返しますと、空売りを上からずっと持ってきたわ

けだから、この大きな下げの日に手じまっておけば、利益は満額で取れる。ところが翌日を我慢し

ましてここで切ると、この分の利益を逃しているわけです。

三井智映子:

大分大きい気がしちゃいますよね。

相場師朗:

ここで 100 万円儲かっていたのに、戻って 80 万円の利益です。これは、ここで切るようにしたほう

が良いというのが結論です。理由は、これを見てください。ここで往々にして、こういうこともあります

が、この日のあと、こうなることが多いんです。

三井智映子:

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確かに。

相場師朗:

ということは、ここで切らないで、5 日線を超えるまで待つようにすれば、これも取れるしこれも取れ

るんです。

三井智映子:

なるほど。

相場師朗:

それで、5 日線を超えてから切ろうと決めることによって、例えばこういうことが出来ると思います。こ

うして下がってきて、こうで、そうしてローソク足がこのあとまだ大丈夫 5 日線を超えてないからまだ

良いとやっていて、5 日線を超えたからここで切ろうと決めれば、こう持ってきて我慢我慢で切る。

三井智映子:

なるほど。

相場師朗:

常にこういう癖をつけておくと、下げが伸びたときに、取れます。

三井智映子:

では、今回だけで見ていると、ここは確かに大きいところ取れなかったなってなるかもしれないけど、

普通はやっぱり確率論で言って、またどんどん下げる可能性があるので、やぱりそこはルールに

則ってやるべきということですね。

相場師朗:

そうです。これでコンスタントに半年、1 年、2 年、3 年、5 年続ければ、このほうが良いです。

三井智映子:

結果的に、最終的に勝てるということなんですね。

相場師朗:

勝てるわけです。

三井智映子:

ありがとうございます。

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高橋慶行:

例えば、これを見てなるほどって思うことと、自分がいざ、このあともう 1 本 2 本出て、どうするかと

いうのは、やっぱりまだ話が違うと思うんですけども、一旦ここまで見て先生にお聞きしたいのは、

見ては分かるんですけど、まだ自分には自信が無い人って、どういう取り組み方がありますか?

相場師朗:

簡単ですよ。ニューヨークを思い出しましょう。ニューヨークに初めて行った。そして吉野家までに

行くのに自信が無い。途中で銃撃戦に遭うかもしれない。スリに遭うかもしれない。ひったくりに遭

うかもしれない。だけれども、100 回行っている間に、多分ここのホテルから吉野家までは大丈夫

だろうと分かってきます。つまり、皆さんがこれを初めてみてなるほどなるほど全部出来るってなっ

てしまったら、俺の 34 年返してくれということになります。ですから、何度も何度も似たような場面を

練習することです。マイケル・チャンコーチは、錦織にネットから 1 番下がっていろと言うわけです。

それでぽこっと落とすんです。で、打てと。これはプロのやる練習法ではないんですよ。中学校か

高校のテニス部の練習方法です。それが、世界 6 位の選手が向こうから走ってきて一生懸命打つ

わけです。それで、戻れ。それでまたぽこっと打って、また走って来いというわけです。それを、

1000 回も 10000 回もやるわけです。そうすると、錦織は、マイケル・チャンコーチとそれを何回もや

っているから、本番の試合のときに、ここに落とされても走ってきて打てるんです。

一同:

ふーん。

佐野よう子:

普通は打てないそうですけど。だから、数なんです。

一同:

ふーん。

相場師朗:

数やるの嫌だというのでは、何年やってもうまくいきません。

三井智映子:

確かにそうですね。

相場師朗:

ですから、しっかり数をやっていただきたいです。ただ、間違った数の練習だと、どんどん間違っ

た方向にいっちゃうので、しっかり。

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三井智映子:

良いコーチにつくということが大切なわけですね。

相場師朗:

俺、マイケル・チャンちゃんかな?

一同:

(笑い)

相場師朗:

小さい頃、マイケル・チャンちゃーん、なんて。はい。チャンチャンですね。

一同:

(笑い)

高橋慶行:

3 時間目は実践的にいきたいので、もう 1 つ見てみます。今度は C 局面の練習をお願いします。

相場師朗:

では、いきます。C 局面というのはご存知の通り、横ばいで上に上がっていく部分です。長期上昇

局面とも呼びます。今画面に出ておりますのが、皆さんも何回も行ったことあると思いますが、サイ

ゼリアです。サイゼリア。

三井智映子:

ミラノ風ドリアがおいしい。

相場師朗:

そう。美味しいよね。あれ、安いのに。

三井智映子:

290 円ですよ。すごい。

相場師朗:

すごいね。サイゼリアですけど、ここが 2005 年の 9 月 29 日が今日ということで解説します。全体

を見ていただくと、ずっと下げてきました。ところが 1300 円という節目で下げ止まり、そのあとずっと

上がっていって、1500 円には届かず下げました。また 1500 円に届かず下げていきましたが、前

の安値近辺の 1300 円で止まって、もう 1 度上げて下げてきましたが、今、1300 円に差し掛かった

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ところです。どうもこの前の安値辺りが怪しいわけです。

三井智映子:

完全に 1300 円が節目になってるっていう感じですね。

相場師朗:

そうです。なぜかと言うと、ここが A 局面でずっと半年ぐらい下げてきたんですけど、半年も下げっ

ぱなしなのに、ここは大分頑張ったわけです。だから、やっぱり下げはこの辺が限界なのかなとい

うことです。そんな形で見ていくことができます。つまり、スタートからある程度予測をしながら攻め

ていきます。

三井智映子:

ちょっと上がりそうだなみたいな予測ができるわけですね。

相場師朗:

負けそうなところで入っちゃだめなわけだから。では、1300 円。さて、コマちゃん。これは売りから

入ろうか買いから入ろうか?

佐野よう子:

売りですかね。

相場師朗:

当たり。

佐野よう子:

わーい。イエーイ。

相場師朗:

やっぱり、勉強になっています。5 日移動平均線、赤い線の内側で陰線だから、いくら 1300 円の

節目とはいえ、とりあえず気持ちは、上げを取るつもりで売りからとりあえず入ります。

三井智映子:

すごい。

佐野よう子:

ためになってる。

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三井智映子:

成長してる。

相場師朗:

そして、どうにでも戦えますから。このあと上がるのに、なんで売りから入るのか。これは基本です。

そして、徐々に気持ちを変えていきます。翌日です。ほいっ。

三井智映子:

横に並んだ。

相場師朗:

1300 円という節目で、今、売りが入っていますけれども、横に陽線で並んでいますから、もしかし

たらこの長い期間で見たこの前の安値だから、止まるかもしれません。では、買いを 1 つだけ入れ

ておきます。まだ、半信半疑です。下げのほうが、今まで下げてきたんだから。でも、コマちゃんも

三井さんも高橋さんも、ここで 5 日線を陰線で割ったときに入れていたら、これで 4 日で。

三井智映子:

結構取れてますよね。

相場師朗:

50 円取れてるもんね。いいでしょ、これまで教えてきたこと。これ、今から有料にしますか?

佐野よう子:

本当ですね。

三井智映子:

まさに。

相場師朗:

では、いきます。翌日。陰線だけれども、5 日線の内側です。だから、まだ上がるとは言えません。

でも 1300 円を我慢していますよね。今、建玉は空売り 2、買い 1 です。まだこのままでいいかな。

翌日です。

一同:

おっ。

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相場師朗:

5 日線超えてきたから、これは 1300 円堅いと見て、買いを足して売りを切ります。これでいいわけ

です。では見ていきます。これをまた長い期間で見ると、やっぱりここです。

三井智映子:

底が。

相場師朗:

ここら辺もそうだし、ここもそうだし、ここら辺もうそうだし。こんなに下げていたのが、一時ここまでい

ったんだから、やっぱりオリンピックで金メダル取ったんだから、一応、弱くなったとはいえ強いんで

すよ。

一同:

ほー。

相場師朗:

翌日。陰線ではありますが、5 日移動平均線の上に two days stay。翌日。さて、いよいよ、1300 円

という節目にさしかかってまいりました。実況中継になってまいりました。これを割るかどうかです。

ここは、割ってないから我慢してみましょう。

三井智映子:

解説の相場さん、ここは我慢するところですか?

相場師朗:

我慢するところです。さて、いきます。翌日。ほいっ。

一同:

あー。

相場師朗:

ちょっと割ったか。どうなっても良いように、ヘッジを入れます。しかし、トレードだけでこれだけ盛り

上がる。ただエンターキーを押すだけでこれだけ盛り上がれるっていうのも珍しいです。

佐野よう子:

確かに。

相場師朗:

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さていきます。翌日。戻してきました。ということは、1300 円を割っても直ぐ戻ったんだから、やっぱ

り売りをちょっと減らして買いを足します。ちょっとリスクになりますけど。いきます。トゥモロー。見た

い?

一同:

見たーい。

相場師朗:

そう?いきます。ほっ。

三井智映子:

おーっと。

佐野よう子:

なにー。

三井智映子:

上がったよ。陽線ですね。

相場師朗:

ということで、売りを切って買いを足します。さて、もうちょっといってみます。今、20 日移動平均線

にぶつかってきました。これはまたあとで詳しくお話をします。

三井智映子:

ここで、そこを抜けられるかということですよね。

相場師朗:

そう。我々が使うのは 5 日移動平均線と節目です。翌日。ほっ。抜けてきたので、買いを足します。

では、長い歴史の中で、前の安値に当たって、当たって、この辺をあとで見るとこの細々は結局

1300 円を割らない下げでした。そして、今ここに出てきました。次にいきます。翌日。ほっ。

一同:

おー。

佐野よう子:

良い感じ。

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相場師朗:

良いね。OK、next。ほい。

一同:

おー。

相場師朗:

良いね。さて、ということは、もっと欲をかきましょう。これだけずーっと下げてきて、ここで止まって 1

度上がってここで上がって 1 度上がってここで止まったということは、やっぱりここは堅いんです。と

いうことは、もっといくんです。最低でもこの辺はいくわけです。

三井智映子:

確かに、前の高値にもまだまだ余裕がありますもんね。

相場師朗:

そう。普通はこの辺で儲かっちゃうと、怖くなるんです。ここで 8 万円儲かってると、多分コマちゃん

なんかだと、8 万円だからこれでちょっといいかーって。

佐野よう子:

ね。いっかなって。

相場師朗:

8 万だと、エコノミーでハワイ行けるじゃない。

佐野よう子:

えー。そうなんですか。

相場師朗:

うん。それで、切っちゃうんです。でも、良いんです。何ヶ月間もかけて。いいですか、1 ヶ月、2 ヶ

月、3 ヶ月、4 ヶ月、5 ヶ月かかっても割らなかった堅いところなんですから、これはいけます。では

もうちょっと待ってみます。翌日。はっ。

一同:

Ohhhh。

相場師朗:

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どうしよう。

三井智映子:

どうします?

高橋慶行:

先生は 14:30~15:00 の間で、皆さんも、例えば昼間お仕事の人は翌日の 9 時前だと思うんです

けど、気付いたらこうなってるっていうことですよね。

相場師朗:

そうです。

三井智映子:

要は、会社から帰ってきたら、こうなってるってことですよね。

高橋慶行:

ってことですよね。

三井智映子:

パニクる。

相場師朗:

俺も 14:30 になってるの。夜、会社から帰ってきたら、なっている。さて、何があっても大丈夫です。

だって、車で、事故るのは良くないですが、事故ったら、先ず救急車に電話をして警察に電話す

れば良いんです。つまり、今から、救急車に電話して警察に電話しますから。何があっても大丈夫

ですから。

三井智映子:

対処するっていうことが大事ということなんですね。

相場師朗:

何もしないで、さて、パソコン閉じて終りで、あとずっと待っているのはだめです。

三井智映子:

死んじゃいます。

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佐野よう子:

死んじゃう。

相場師朗:

ここで対処するとしたら、上がると思ったのにがっと下がったわけだから、事故ったわけです。救急

車呼びましょう。5 日移動平均線を陰線で割ったので、どうしますか?

佐野よう子:

うーん、上げる?

相場師朗:

何だ?それ。5 日移動平均線を陰線割ったんです。

佐野よう子:

売りを足す。

相場師朗:

売りを足すわけでしょう?そしたら、また入れましょうよ。

三井智映子:

同じ数だけ。

佐野よう子:

おー。同じ数だけ?

三井智映子:

これで、上がっても下がっても安心っていうことですね。

相場師朗:

安心でしょう?もっともっと皆さんが勉強したら、こういうやり方ではないです。初心者向けにお話を

しています。もっともっと研鑽したら、もっと技があります。でも、今はこれで行きましょう。さて、まだ

望みはあるんです。それから、こうしましょう。これで上がっても下がっても一緒なんだけれども、5

日線を割ってるから、下がっちゃうと怖いです。

三井智映子:

怖い。

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相場師朗:

買いをちょっと減らします。

一同:

あー。

相場師朗:

それで、狙いは前の安値が堅いんだから、前の安値ぐらいでもう 1 回買います。そして、足すわけ

です。これはこのまま持っていて、利益を取れば良いんです。では、翌日。ほっ。

三井智映子:

あ、下げた。

相場師朗:

ね。いいでしょ?

三井智映子:

5 日線より下。

相場師朗:

過去を見ていくと、堅いでしょう?過去 5 ヶ月間割らなかったんだから。だから、これはこのまま我

慢をして、買いをちょっと減らします。

三井智映子:

買いを減らした。

相場師朗:

そして、下でもっと買っていけば良いんです。売りのほうが多いから、どんどん下がれよーって感じ

でしょう?ちょっと陽線で。もうすぐ前の安値でしょう?もうすぐ前の安値だから、この辺から買って

いくわけよ。

三井智映子:

はー。

相場師朗:

そしたら、下で買えたじゃない。

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三井智映子:

買えた。

相場師朗:

しかも、この間、3000 株分はマイナスを食らわなく済みました。

三井智映子:

安く買えたということですね。

相場師朗:

安く買えました。いくよ。ほあーっと。

一同:

おーう。

相場師朗:

ということは、4 ヶ月間割らなかった 1300 円から上に上げて、下げたけれども、 1300 円まで下げ

ないで復活したんだから、売りは要らないんですよ。

三井智映子:

強いってことですね。

相場師朗:

強いんだよ。だから、買いを足すんだよ。

佐野よう子:

ほー。

相場師朗:

段々乱暴になって江戸っ子になってきたぞ。

三井智映子:

べらんめえ。

相場師朗:

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まあ、でも俺は東京の出身じゃねえんだ。

一同:

(笑い)

相場師朗:

いくぞ。はい。きた。

佐野よう子:

やったー。

相場師朗:

ほあい。

佐野よう子:

強いよ。

三井智映子:

強いね。

相場師朗:

そう。前の安値を超えてきたんで、足します。

佐野よう子:

おー、足します。

相場師朗:

ほっ。

佐野よう子:

おー、すごい。

相場師朗:

来たろ?キタロって、ゲゲゲの鬼太郎じゃねえぞ。はいっ。

佐野よう子:

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キタロウ?わー、すごいね。

相場師朗:

はいっ。

一同:

おー。

相場師朗:

何かこれ、この元気さは、高校生ぐらいだね。

三井智映子:

いやいやいや。

相場師朗:

これを終りにするのは弱るまでです。

三井智映子:

あ、弱った。

相場師朗:

これで終りです。

佐野よう子:

うわー、すごい。

相場師朗:

そして、こんな感じです。

一同:

(拍手)

相場師朗:

この辺の戦略ですよね。先ず、高橋さんから質問があるはずです。ここ、先生はできるけど自分達

は、前の安値を割らないからって、売りを足して買いを減らしてまたここで足すなんで出来無い。

答えましょう。自分で質問して、自分で答える。

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一同:

(笑い)

三井智映子:

1 人上手。

佐野よう子:

1 人でやってるよ。

相場師朗:

ニューヨーク行ったときに、初めて、でも、2 回、3 回行けば分かるようになるのと同じように、ここは

練習です。

三井智映子:

練習ですか。

高橋慶行:

もう 1 つ質問があります。日足なので、1 日 1 日で判断していくじゃないですか。やっぱりついつ

い株とか為替相場とかやっていると、早く稼ぎたいと思ったり、損失もしたくないですし、時間の感

覚が。こうやって、今、5 分、10 分一緒に見てるのと、時間。実はこれは 1 日 1 回ですよね?

相場師朗:

そうですね。

高橋慶行:

時間への挑み方、向き合い方というのはあるんでしょうか?

相場師朗:

これは、年を取れば取るほど上手になります。

一同:

うーん。

相場師朗:

だから、彼女が今から始めて 50 歳、60 歳になったとき。今から始めて 60 歳、70 歳になったときに

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は、ここを待てるようになるんです。

一同:

はー。

相場師朗:

人間的に練れてくると、これは今おっしゃたように確かに 1 ヶ月なんです。1 ヶ月間、こうやってや

ってきて。

三井智映子:

うわー、フラストレーション溜りそう。

相場師朗:

フラストレーションが溜まります。本来は、今日買ったらこういうふうに上がって欲しいわけ。

三井智映子:

上がって欲しい。

相場師朗:

でも、なかなかそうはいきません。でも、逆に時間があるからこそ、一歩一歩ここに落し穴は無いな、

大丈夫だなと踏みしめながらいけます。それから、大量の資金を入れられます。将来的な話だけ

ど、皆さんが 1 億、2 億になったときに、大量の資金をここで 1 個、ここで 1 個、さらにここで確認し

て 1 個、確認して 1 個、危ないからヘッジ、危なくないのが分かったから追加。それで、これは 5

億円くらい入れてばーっときたら、すごい金額になるわけです。

三井智映子:

すごいです。

相場師朗:

ちょっと大げさだけど、でも、将来的にやるなら雪だるまのように、少しずつ増やしていきたいです。

ゆっくり。そのためには時間があたったほうが良いです。私がいつも言っているように、時間軸に負

けるなといことです。例えば、日本は稲作文化ですけども、苗を植えて、お米になるまでに相当な

時間がかかります。1 ヶ月くらいで米ができないから、もういいやってやっちゃったら、永久に米は

食べられません。従って、これはやっぱりやっている間は避けられないです。時間軸に負けないと

いうことを自分に言い聞かせなければいけません。そのためには、練習で沢山成功体験を積んで、

そしてやがて本番で成功体験を積んでいきますと、どうなるかというと、この期間、この状況だった

ら、待っていれば必ず上がるんだという確証が持てるようになれば、時間軸に負けなくなります。だ

から、メンタルをどうしましょうかと良く聞かれます。メンタルの先生に行ったほうが良いんじゃない

かって。それは違います。練習を沢山やることで確信が持てるから、メンタルが強くなるんです。

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高橋慶行:

うーん。

相場師朗:

そういうことですから、そうしていただいたほうが良いです。これっていう方法もあるけれども、デイト

レでは沢山の玉は入れられないんです。将来的には。デイトレでも全く同じは同じですけど。それ

はまた別途お教えします。

三井智映子:

では、今お話にも出てたんですけど、早く利益を取りたい方や、時間が自由になる方は、これは日

足 1 日 1 本の足で、1 日に 1 回だけやっていくということですけど、例えば、1 時間足とか、もっと

短い足でもっと利益を取るということも、やり方的には可能なんでしょうか?

相場師朗:

極めれば可能は可能ですけれども、危険は危険でしょう。なかなか、練習を積んでこれをできるよ

うにならないと、1 時間足でやるっていうのは危ないです。

三井智映子:

では、先ずは日足から始めたほうが良いということなんですね。

相場師朗:

そうですね。

高橋慶行:

今日ここまで、1 時間目、2 時間目、3 時間目と先生の玉操作を拝見してきて、前回の、安値どこ

だった、高値どこだった、節目どこだった、移動平均線と価格の位置関係とか、たくさん、2 回くら

い試してどうだとか、沢山ヒントがあったと思うんですけども、1 日 1 回で良いんであれば、やっぱり

それを総合チェックして一歩一歩やっていくのが、初心者の方でも、チェックしてチェックして、箇

条書きじゃないですけど、そういうことも出来ると思うんですよね。

相場師朗:

そうですね。

三井智映子:

特に、その 30 分だけもうマーケットが動いていないときに見るということで、自分のペースでゆっく

り確認できるというのは、振り回されなくて良いというのはすごくいいですね。

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相場師朗:

そう。振り回されるのがね。

高橋慶行:

先生、すごく勉強になりました。皆さんも、「えー、そういうの初めて見た」っていう方もいらっしゃると

思うんですけれども、是非、何回も繰り返し見て、日足で時間がじっくりある状態で試してみていた

だきたいと思います。練習ですね。無料オンラインプレ講座、3 時間目ですが、ご視聴されている

皆さんに 3 時間目のまとめのお言葉をいただきたいと思います。

三井智映子:

お願いします。

相場師朗:

まとめのお話ということですが。最初は船に乗りました。そしてそのあとになんとニューヨークのテニ

スコートに行きまして、今日はなんと京都でした。以上、まとめ。

一同:

(笑い)

三井智映子:

そっちのまとめじゃないです。

佐野よう子:

旅みたいになってる。

相場師朗:

あ、そうか。トレード、これが江戸時代からずっと本物の相場師がやってきたやり方なんです。素人

の方がプロ級に上手になるためには、この方法が 1 番なんです。他に色々な方法があるんだけれ

ども、それは天才的な人がある程度上手くいった方法とか、本当は上手くいっていないのに上手く

いったように宣伝する方法とかあるわけですが、この方法は江戸時代の米相場の時代からプロが

ずっと脈々とやってきた方法です。源氏物語が平安時代から今まで残っている理由っていうのは

良いものだからです。もし悪いものだったら、途中で廃れて平安時代のものが今に残っているはず

がないですから。従って、これは江戸時代から行われていて、脈々と続いているものでありますか

ら、このやり方が、一般の普通の方が上手になるための唯一の方法です。そして皆さんが、この 3

回までの講座を聴いていただいて一発で理解できないのは当たり前です。一発で、教習所に入り

ました、その日にばんばん首都高を走れるわけではないんだから。というか、俺の 34 年返してくれ

って話だから、是非、過去の動画を何回も何回も見てください。そうすると、1 回目に見たときよりも

3 回目に見たときのほうが理解が深まっています。あ、俺もう分かったと思います。7 回見たら、今

度は 5 回目の理解が浅かったと分かります。できれば私の生講座も受けていただきたい。ビール

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と俺の講座は生が 1 番良いです。もう 1 個生が良いのがあるけど、それはここで言ったら怒られる

のでいいません。というように、是非、今までのものを復習していただきながら、更に深い勉強、積

み上げですから、是非やっていただけたら良いなと思います。今までお話したことは、全部私が知

っていることの1万分の1ぐらいです。違うな、1万分の 1.23 ぐらいだ。まだまだお伝えしたいことが

あります。あとはそのために、色んな機会が必要になってきますから。お会いしてこういう受け手を

得る機会とか、そんなことをまたお考えいただけたら良いなと思います。でも、今までの 3 回分だけ

でも、5 日移動平均線を陰線で割ったら?

佐野よう子:

えー。

相場師朗:

空売りを?

佐野よう子:

入れる。

相場師朗:

入れるね。そのまま下がってきて、5 日移動平均線の上に陽線で出たら、空売りを手じまうというこ

とです。それだけでも、なかなか良い利益が取れます。ただし、全ての場面ではないけれども、か

なりいけると思います。もっともっと深い勉強をしたほうが良いです。長い間、これから皆さん、ずっ

と生きていくわけですから、練習を積めば積むほど上手になります。是非、練習を続けていただき

たいなと思います。

一同:

ありがとうございます。

高橋慶行:

以上で、無料で提供させていただくオンライン講座で、5 日移動平均線と節目、A/B/C 局面あり

ましたけれども、まとめで受け取っていただきたいと思います。

そして、これから先なんですけれども、相場先生の方針に共感、納得、もしくは興味を持ったという

方も初めての方でいらっしゃると思いますが、一緒に実践をしてみたいという方のみ、ここから先は

ご覧いただきたいというふうに思います。

先生、そういう方向けに、投資の学校の受講生の方は、年齢ばらばら、職業ばらばら、性別はどっ

ちかなんですけども。

相場師朗:

いや、これもいるでしょう?

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高橋慶行:

あー。じゃ、性別もばらばら。

高橋慶行:

全ての方が株で利益を本当に上げたいなと思われていると思います。為替の方もいますけれども。

誰でも可能なものなのか、改めてお聞きしたいと思います。

相場師朗:

誰でも可能です。

一同:

へー。

三井智映子:

断言。

相場師朗:

断言。まして、今回こういう高橋社長との縁というのは、この会社の株主の方が私の弟子になり、お

教えしてまだ 3、4 ヶ月しか経っていないんですけど、しっかり利益をだしています。これは、世の

中に広めたいということで、高橋社長を紹介していただきました。高橋社長は大変真面目な方で、

世の中で直ぐ儲かるぞ寝てても儲かるぞ年寄りがなんだじゃない方針だっていうんで、お引き受け

をさせていただきました。誰でも上手になると思います。

高橋慶行:

改めて聞きます。佐野さんでも?

一同:

(笑い)

相場師朗:

えーと、30 秒ぐらい時間が欲しいんだよね。

佐野よう子:

出来るようになってたじゃないですか、さっき。

相場師朗:

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そうね。だって、今日初めてだもんね。

佐野よう子:

本当です。

相場師朗:

直ぐ出来たら、俺の 30 年、返してくれよ。

佐野よう子:

本当ですね。

相場師朗:

大丈夫ですよ。

高橋慶行:

改めまして、共に練習をしていく、そのために必要な知識と場所といったものを用意させていただ

いております。この 4 時間目っていうのがまだあります。4 時間目は、実は授業もあります。1 銘柄・

5 日移動平均線と節目のみでできた、相場先生が過去に実際にやられたものですが、1 年間で

60 万円を 120 万円にした実録の公開と先生の新しいプログラム株式トレードマスター講座の全貌

を公開させていただきます。

一同:

(拍手)

高橋慶行:

先生、60 万円を 120 万円にというと、60 万円だと株式投資を検討されている方だと、用意できる

方多いと思うんですけれども、実録を?

相場師朗:

はい。私が 20 歳で株式投資を始めました。当時、30 年以上前だけれども、大学生のときにビル

の窓掃除をやって貯めたお金で株式投資をやって、1 年で気がついたら 2 倍になっていました。

だから、私が株を始めたとき、超ド素人で始めたときのやり方から皆さんに入っていただくのが、丁

度いいじゃないですか。

一同:

うーん。

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高橋慶行:

それを公開をいたします。それだけではなくて、今回までの講座の中では移動平均線の中でも、5

日というのに焦点を合わせてお話をしましたけれども、その他にも線があるんですよね?

相場師朗:

あとは、京浜東北線、そして半蔵門線。

三井智映子:

山手線だけじゃないんですね。

相場師朗:

そう。20 日移動平均線、60 日移動平行線、それから 100 日、300 日もあります。この 100 日と 300

日というのはものすごく有効なんだけど、実はここ 1 年で使うようになったんです。

一同:

へー。

相場師朗:

私のやり方は毎回進化しています。なぜかというと、今も自分でやっているからです。ドンドン良い

ものを取り入れていきます。来年になったら、もっと新しい武器がそろうかもしれません。

高橋慶行:

何をどのように活用していくのか、これを学ぶとどういうことができるのかという内訳というようなこと

も 4 時間目で公開をしていきます。要は、皆さんが学ぶ意義というのもしっかり理解していただこう

と思っていますので、必ず 4 時間目も見ていただきたいと思います。

今日も最後に特典があります。

一同:

(拍手)

相場師朗:

また工事現場の?

高橋慶行:

そうです。ドリルです。

相場師朗:

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ガガガガガガ、ね。

高橋慶行:

これも、是非 3 時間目もまだ質問をしたいことありましたら質問をしていただきたいですし、応援メ

ッセージですとか 4 時間目への期待でしたりとかお願いします。あとは先生に補講してもらいたい

ことなどもしあれば、ドンドン言っていただければと思います。

相場師朗:

ダジャレのやり方とかね。

高橋慶行:

それは絶対聞きたいですね。

佐野よう子:

ダジャレ?

三井智映子:

聞きたい。

高橋慶行:

と、思いますので。

相場師朗:

子供を生み、リスクをヘッジする建玉操作。

一同:

テッテレー。

相場師朗:

利益を生むね。失礼しました。

高橋慶行:

それについてのコメントも是非いただきたいと思います。

先生、それでは 4 時間目につながるような 1、2、3 時間目の締めを是非お願いします。4 時間目

を見るだけでも価値があるというような一言をお願いしたいと思います。

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相場師朗:

皆さんが 1 時間目を見たときよりも、多分、2 時間目を見たときのほうが、1 時間目と 2 時間目の積

み上げがありますから、もっと理解できるようになったと思います。そして、1 時間目と 2 時間目を

何回か見ていただいた上で 3 時間目を見ていただくと、もっと積み重ね、知識が増えてきたと思い

ます。そして、恐らく、その集大成で 4 時間目を見ていただくと、1 時間目を見る前と見違えるよう

な、見違えるまではいかないけど、大分違った自分、何となく出来そうな自分に出会えるんじゃな

いかなと思っています。そして、もっともっと重ねていくと、今度は細かい技があるわけです。そうす

ると、幾らでも取れちゃうぞなんて、そんな感じがします。是非是非、次の 4 時間目も聴いていた

だいと思います。

一同:

ありがとうございます。

高橋慶行:

ということで、3 時間目は以上になります。皆さんもありがとうございました。

一同:

ありがとうございました。

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投資の学校グループからのお知らせ

書き起こし PDF を最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

書き起こしとはいえ、

最後までお読みいただけたこと、

相場先生をはじめ、

スタッフ一同、大変うれしく思っております。

そして最後に、

お願いがあります。

あなたが 3 時限目を見て感じたことや思ったことなどについて、

ご感想をいただけませんでしょうか。

基本的には、自由に想いをコメントして頂ければ、結構でございます。

ございますが、

コメントといっても、何をコメントしたらいいか、分からない、

という人もいるかもしれません。

そういう方は、下記、

【1】3 時限目でためになったこと

【2】現在抱えている株式投資に関する悩み

【3】相場師朗への質問や応援メッセージ

【4】三井さん、佐野さん、高橋に対するメッセージ

などを是非、お願いします。

もちろん、

お願いするだけではなく、そのコメントを通して、

我々は4時限目、補講ビデオそれから本講義へと、

より実りのあるノウハウの提供に活用させて頂くことを約束いたします。

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そして、コメントをいただいたすべての方に、

スペシャルな特典をご用意させていただいております。

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【3 時限目コメント特典】

利益を生み、リスクをヘッジする

建玉操作ドリル(解説ビデオ)

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ある局面を見ながら、

相場先生の理論に基づき、

建玉操作を過去のチャートを使いながら、

なぜ、そこで買いを追加したのか、または減らしたのか、

理由、根拠を一つ一つ丁寧に解説していただきました。

まずは、この動画を繰り返しご覧いただき

どのように相場先生が判断するのかを

「知る」ことから始めてください。

次に、今度は動画を止めたりしながら、

今の自分だったら、どう判断するか確認してください。

ここでのポイントは、

決して答えを暗記するのではなく、

自分はどう判断するか?

ということが大切です。

そして、相場先生の判断と、

自分の判断ポイントの違いを明確にすることで、

理解が深まります。

これを出来れば、2回、3回と繰り返し努力することが、

「確かな技術」につながっていきます。

ぜひ、この建玉操作ドリル(解説ビデオ)を

有効活用してくださいね。

http://toushi-school.net/aiba/fun/sesion3/

それでは、4 時限目も引き続きよろしくお願い致します。