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建設業における
「安全の見える化」事例集2016
大規模建設工事安全衛生連絡協議会
茨木労働基準監督署
※本事例集は、茨木労働基準監督署管内の大規模建設工事安全衛生連絡協議会
会員にご協力いただき、作成させていただいております。
『高齢者への配慮』
近年増えてきている高齢者(60才以上)の作業員への作業内容等への配慮ができるようにヘルメットの名前を色分けし、一目で分かるようにしている。 60才以上を黄色の名前テープとし、その他を白色にしている。
事例1「安全衛生活動の見える化」
事例の概要
『作業員の状態の見える化』
作業員の保護帽に色分けのバンドを取り付ける。腕章に資格を明示することにより、 作業者の状態を一目で分かるようにした。緑・緑:年少者(18才未満)赤・赤:高齢者(66才以上)黄黄:未熟練者(1年未満)緑・黄:年少者で未熟練者赤・黄:高齢者で未熟練者
事例2「安全衛生管理体制の見える化」
事例の概要
『声掛けマスター』
日頃の作業時に業者間を超えて声掛けを行い、互いの安全意識を高める活動を行う中で、職長を「声掛けマスター」に任命し、ヘルメットにステッカーを貼り明示を行っている。
事例3「安全衛生活動の見える化」
事例の概要
『ドラグショベルの危険明示』
移動式クレーン仕様のドラグショベルについて、クレーンモードへの切り替え確認後、クレーン作業を行うよう、玉掛け者が見える位置に注意喚起の掲示をマグネットシートで行っている。
事例4「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『重機災害防止の見える化』
重機や高所作業車等建設機械による災害を防止するために、「SOC(セーフティーオペレーションカード)」を各機械に掲示しています。扱いの注意事項や、管理方法等を記載することで、使用者がその都度安全意識を持って作業を行うことができる環境を創出しています。
事例5「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『安全帯廃棄基準の見える化1』
毎日の朝礼終了後に「安全帯試行ゲート」にて全作業員に安全帯使用の確認をさせると共に、「安全帯廃棄基準」を掲示し、安全帯の不具合がないか実際の動作確認時に点検を行っている。
事例6「リスクアセスメント等の見える化」
事例の概要
『安全帯廃棄基準の見える化2』
毎日の朝礼終了後に「安全帯試行ゲート」にて全作業員に安全帯使用の確認をさせると共に、「安全帯廃棄基準」を掲示し、安全帯の不具合がないか実際の動作確認時に点検を行っている。
事例7「リスクアセスメント等の見える化」
事例の概要
『開口部・スラブ端部等の注意喚起』
落下養生シートに薄いメッシュシートを使用することで、その先の開口部等が見えるようになっている。
事例8「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『作業エリアの見える化』
作業区画を色分け及び文字で見える化を図ることにより、立入り禁止措置等の明確化を図った。赤・・・鉄骨建て方中青・・・資材置き場黄・・・端部手すり
事例9「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『回転工具等による手元災害防止の注意喚起』
携帯用グラインダー等の回転工具にシールを貼る、作業員に刺繍入りのリストバンドを着用させる等により、回転工具による手元災害防止の注意喚起を行っている。
事例10「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『安全帯のアピールマーカー』
安全帯のフックに蛍光マーカーを貼付することにより、遠目からでも安全帯の使用状況を確認出来るようにしている。
事例11「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『ドラグショベルの旋回範囲内立入禁止』
ドラグショベルの後部にエスカルバーを設置することにより、ドラグショベルの旋回体と労働者が接触しないよう注意喚起を行っている。
事例12「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『昇降設備の位置の見える化』
免震構造の建物の建設工事にて、免震階で作業を行っていると、窓等の開口が無いことから、方向感覚が狂い、昇降設備の位置がわからなくなるため、昇降設備部にパトライトを常時点灯させ、見える化を図っている。
事例13「安全衛生情報の見える化」
事例の概要
『車輌系建設機械のルールの見える化』
車輌系建設機械を現場で使用する場合のルール、ルールを守る旨の宣言書を重機自体に掲示している。 また、作業をしていないときは停止中であることを他の労働者に明示するため、カラーコーンを履帯の上に置いている。
事例14「安全衛生活動の見える化」
事例の概要
『職長会巡回メンバーの見える化』
職長会による片付け巡回開始時に、出席者の写真を撮り、現場内で掲示することにより、職長の主席としての動機付けをすると共に、現場の全作業員の一体化を図る。
事例15「安全衛生活動の見える化」
事例の概要
『熱中症対策マップ』
現場内で用意している、塩飴、スポーツドリンク等が現場のどこに備え付けられているかを、全ての作業員に周知するため、熱中症対策用品や緊急連絡先を記入した「熱中症対策マップ」を掲示している。
事例16「安全衛生情報の見える化」
事例の概要
『熱中症予防対策の見える化』
WBGT温度計を使用頻度の高い冷水機、製氷機の近くに設置することで、労働者が作業環境をこまめに確認出来るようにしている。
事例17「健康障害を防止するための見える化」
事例の概要
『転倒防止対策』
現場内で転倒する恐れのある段差部に指差呼称啓蒙用のサインを明示し、注意喚起を行うとともに労働者に指差呼称の習慣づけを行った。
事例18「危険を防止するための見える化」
事例の概要
『巻き込み事故対策の見える化』
車両運転中の携帯電話使用と同様に、現場作業中の携帯電話使用は注意散漫の要因となるので、使用時に必ず見える部位にテプラにて「立ち止まって周囲確認ヨシ!」と表示し、注意喚起している。
事例19「危険を防止するための見える化」
事例の概要