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電気の契約容量は、お客さまの家族構成や電気製品のご使用状況、ご使用量が決定の要因になります。現在の住宅は、使用する電気製品の総容量が増加傾向にありますから、それらの状況を考慮したうえで最適のものをおすすめしてください。
通常のご家庭などでお選びいただける電気料金メニューの契約容量算定方法
●お客さまから契約電流(10・15・20・30・40・50・60Aのいずれか)をお申し出いただき決定します。
● 通常のご家庭ではアンペアブレーカーによる契約が一般的ですが、使用機器の増加などに伴って電気容量がさらに増大した 場合(60Aをこえる場合)、より多くの容量が使える主開閉器契約などへの変更ができます。
1,684.8060A
電気の契約容量の算定方法について
キッチンでは照明や炊飯器・冷蔵庫・電子レンジを、居間では照明やエアコン(暖房)を使っていると、
■契約アンペアを選ぶ目安
【例えば、冬の夕食時の場合は】
◆一度にご使用する電気製品の種類は、ご家庭ごとにさまざまです。それぞれのケースにあわせて算出してください。
20A~30A(最大使用時58A)
洗濯時 2A
13A
15A
14A
12A
2.5A
乾燥時 13A
13A
冷房 5.8A〈14A〉
暖房 6.6A〈20A〉
1/2面 4A
全面 8A
液晶42V型 2.1A
プラズマ42V型 4.9A
弱 2A
強 10AIHクッキングヒーター
(200V)
食器洗い乾燥機(100V卓上タイプ)
IHジャー炊飯器(5.5合/炊飯時)
ドラム式洗濯乾燥機(洗濯・脱水容量9kg)
電子レンジ(30Lクラス)
冷蔵庫(450Lクラス)
テレビ
電気カーペット(3畳用)
インバータエアコン(冷房時おもに10畳用平均)〈立ち上がり時など〉
掃除機
アイロン
ヘアードライヤー
この場合、56.2アンペアの電気を使っていることになりますが、例えばインバータエアコンの起動時などを想定して、若干多めの60アンペアが契約の目安となります。
13A
IHジャー炊飯器(炊飯時)
6.6A
インバータエアコン(暖房時)
2.1A
テレビ(液晶42V型)
56.2A
60A30A
IHクッキングヒーター200V
2.5A
冷蔵庫
2A
照 明(合 計)
●一度にどれだけの電気製品をご使用になるかが、契約アンペアを選ぶ際のポイントになります。 例えば、同時に多くの電気製品を使う夕食時や、冷房機器が活躍する夏、複数の暖房機器を使う冬など、1年を 通じて最も電気をご使用になるときを想定してお考えください。
※各電気製品を使用した場合の想定値です。実際の消費電力は各機器の取扱説明書などをご確認ください。※電気製品の消費電力はワット数で表示されていますが、アンペア数は100ワットで1アンペアと考えてください(100ボルトの場合)。
■電気製品、それぞれのアンペアの目安
夜間蓄熱式機器をお持ちのお客さまが下記のプランにご加入いただく場合、契約容量の算定にあたり、夜間蓄熱式機器の総容量との見合いはせず、一般負荷として扱います。また、「通電制御割引」などの夜間機器関連割引も適用対象外となります。 ※主開閉器契約の場合は、夜間蓄熱式機器を契約主開閉器の二次側に接続していただく必要があります。 ※夜間蓄熱式機器を一般負荷として扱うプラン • • • 「ピークシフトプラン」、「朝得プラン」、「夜得プラン」、「半日お得プラン」
●夜間蓄熱式機器を一般負荷として扱う場合
※契約負荷設備の容量を確認できない場合に、同一業種の1回路あたりの平均負荷設備容量にもとづき、契約負荷 設備の総容量(入力)を算定することもあります。
●その他の契約方法として、契約負荷設備をあらかじめ設定していただき契約容量を決定する負荷設備契約などがあります。
●主開閉器(漏電遮断器など)の定格電流値にもとづいて契約容量を決定します。
.
●契約容量の算定係数契約容量の算定係数は、各負荷設備の不等率(個々の設備の最大需要の合計と全体の最大需要との比で、各設備の稼働の時間的ずれ)と需要率(実際の最大需要電力と全体の負荷設備容量との比)を考慮して決定されます。負荷設備が増加すれば一般に需要率が低下し、各負荷設備間の不等率が大きくなるため、数値は段階的に小さくなる形で設定されています。
「おトクなナイト8・10」、「電化上手」の契約容量算定方法
中間期標準消費電力
算定方法
1
23
算定例1 夜間蓄熱式機器を使用する場合
算定方法
1
23
算定例2 夜間蓄熱式機器を使用する場合
算定方法
1
23
算定例3 夜間蓄熱式機器を使用する場合
急速沸き増し型エコキュート(185 )フルオート(ヒーターレス保温)タイプ
■夜間蓄熱式機器などを分電盤2次側接続とする場合夜間蓄熱式機器などを分電盤の2次側に接続して使用する場合は、夜間蓄熱式機器・オフピーク蓄熱式電気温水器に関わらず「従量電灯」、「ピークシフトプラン」の契約容量算定方法(P15~17参照)と同様に、アンペアブレーカーまたは主開閉器の定格電流値にもとづき、契約容量を算定します。
中間期標準消費電力
ヒートポンプ部
貯湯タンク部
中間期標準消費電力:単相200Vー1.025kW最大消費電力:単相200Vー3.3kW風呂循環ポンプ:80W制御用:12W
●主開閉器(ELB)40A
急速湧き増し型エコキュート185
中間期標準消費電力
算定方法
1
算定例4 オフピーク蓄熱式電気温水器を使用する場合
(主開閉器の部分) (貯湯タンクの部分) (ヒートポンプの部分)
算定方法
1
算定例5 オフピーク蓄熱式電気温水器を使用する場合
算定方法
1
算定例6 オフピーク蓄熱式電気温水器を使用する場合
9,980.5
9,980.5 9.9805
10,883.2
10,883.2 10.8832
制作:2014年2月