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(1) 令和元年7月22日 第232号 10 15 20 25 30 35 40 45 50 10 15 20 25 30 35 40 45 50 5 10 15 5 10 15 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 15 20 25 30 35 40 45 50 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 発 行 長野県PTA連合会 長野市旭町1098信濃教育会館内 TEL 026-235-4361 発行者/大 編集者/堀 紀美子 ホームページ http://www.pta-naganoken.net Facebook 23 70 姿70 70 沿80 60 26 ( ) 70周年ビジョンで発表された「信州PTAモデル」 (3面の「信州PTAモデルに寄せて」をご覧ください) 受賞者の方々 10 70 10 70 姿30 70 31 13 20 長野県知事 阿部守一氏 長野県 PTA 連合会 結成70周年記念式典 26 27 28 29 30 31 32 西長野県PTA新聞 (231号 19-03).indd 1 2019/07/03 17:41:57

長野県PTA新聞 (232号 19-07) · (1)722 長野県PTA新聞 232 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 ... 長野市旭町1098信濃教育会館内

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(1) 令和元年7月22日 長 野 県 P T A 新 聞 第232号

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令和元年度県P定期総会開催………………2

PTA広報紙コンクール結果………………2

「信州PTAモデル」に寄せて………………3

単位PTA訪問「北から南から」……………4

発 行

長野県PTA連合会

長野市旭町1098信濃教育会館内

TEL 026-235-4361

発行者/大 島 修

編集者/堀 紀美子

ホームページhttp://www.pta-naganoken.net

Facebook

 

戦後の昭和23年に発足

した長野県PTA連合会

は70周年の節目を迎え

た。昭和から平成を経て、

令和へと繋がった本年度

は新たなPTAの姿が求

められている。

 

長野県PTA連合会結

成70周年記念式典で発表

された、「チーム信州P

TA70周年ビジョン」に

おいて令和元年度からは

「進化期」と位置づけた。

時代の流れに沿ったこれ

までの歴史を大切にしな

がら「大人の学びの機会

の提供」をキーワードに、

常に進化するPTAの取

り組みへの挑戦が始まっ

た。

 

本年度は、本会が目指

す理念を共有・理解して

いただくために長野県P

TA憲章の解説文を作成

する予定である。また、

単位PTAや学級PTA

が活性化した効果的事例

を全県から広く収集し、

分析をしたい。その結果

を全PTA会員にフィー

ドバックして「学びの機

会の提供」に繋げ、PT

A活動の一助として役立

てていただけることを

願っている。

 

各PTAで抱えている

課題は多種多様であり、

家庭においても子育てに

正しい答えはない。だか

らこそ親や教職員が学

び・連携することで、新

しいアイデアが生まれて

くると思う。会員の皆様

には、小さな成功例や失

敗例を提供していただ

き、80周年に向けてこれ

からもご協力をお願いし

たい。    

(K・T)

 

受賞者を代表して厚く

御礼を申し上げます。

 

PTA活動には奉仕

型、参加型、学習型の三

種類があり、特に学習型

PTA活動にしっかりと

触れなくてはいけないと

結成60周年の折にも提言

させていただきました。

 

今年度、長野県施策の

トップは「学びの県づく

り」です。それを受けて

県教育委員会では「学び

の改革」を進めておられ

ますが、学校や親だけで

は十分ではなく、やはり

「地域」の協力が欠かせ

ません。

 

PTA活動は地域活動

の第一歩です。私たちP

TAを卒業したメンバー

は、地域の教育力の担い

手として精一杯尽力して

いきたいと思います。

受賞者代表挨拶

第26代会長

加藤二佐雄氏

■感謝状受賞者

(

敬称略)

70周年ビジョンで発表された「信州PTAモデル」(3面の「信州PTAモデルに寄せて」をご覧ください)

受賞者の方々

 

冒頭の式辞で大島修会

長は「これからも『学び

と連携』を大切にし、信

州の子どもたちを育んで

いきたい」と語った。

 

式典では、過去10年間

の歴代会長、事務局長、

専務理事に阿部知事より

感謝状が贈られた。また、

70年の歩みを綴った記念

誌・県Pバッジ製作など

の記念事業の報告や長野

県PTA連合会の今後10

年の道標として策定され

た「チーム信州PTA70

周年ビジョン」が発表さ

れ、PTAのあるべき姿

を再確認して閉会した。

 長野県PTA連合会は平成30年度に結成70周年を

迎え、平成31年4月13日信濃教育会館において記念

式典を挙行した。阿部守一長野県知事をはじめとす

る来賓の方々、平成20年度からの歴代の正副会長な

ど120名が出席した。

「学びと連携」で新しい時代へ

 

皆さんのお力で、長野県の子

どもたちが守られ、長野県の教

育や地域社会がこれまで発展で

きましたことを心から感謝申し

上げます。 

 

長野県も日本全体も、教育を

どういう方向で進めていくべき

か今は大きな転換期に来ていま

す。私は、教育の在り方という

のは中央集権的・画一的であ

ってはいけないと思っていま

す。学校であれば子どもたちを

直接指導していただいている先

生方、保護者の皆さん、まさに

PTAの皆さんの思いや考え方

が、これからの教育の在り方に

しっかりと反映されなければな

らないと考えています。

 

全ての子どもたちが希望をも

って、安心してよい人生を歩ん

でいけるような教育を、ぜひ皆

さんと一緒に考えて実現してい

きたいと思います。

共に全ての

子どもたちのために

長野県知事阿部守一氏

長野県PTA連合会結成70周年記念式典

26代会長 

加藤二佐雄

27代会長 

勝家 

28代会長 

今井 

仁志

29代会長 

山﨑 

弘道

30代会長 

胡桃澤公司

31代会長 

青木 

十郎

32代会長 

千野 

貴文

事務局長 

北村 

敏幸

事務局長 

西村 

健治

専務理事 

毛涯二三男

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(2)令和元年7月22日長 野 県 P T A 新 聞第232号

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「東部」(定例だよりとタイムリー号)

「なんてん」「伊小PTA」「高綱」

祝辞を述べる三輪教育次長

令和元年度

長野県PTA連合会定期総会

第29回 長野県小・中学校PTA広報紙コンクール今年度は、73校(小学校52校・中学校21校)の応募があり、審査の結果16校が入賞の栄に輝いた。

長野県教育委員会賞

 

☆長野市立東部中学校PTA

      

「東 

部」

  

松本市立開智小学校PTA

  

松本市立清水小学校PTA

  

松本市立菅野小学校PTA

  

長野市立三本柳小学校PTA

  

松本市立波田中学校PTA

  

長野市立戸隠中学校PTA

(小・中学校別の郡市順) 

 

☆佐久市立佐久平浅間小学校PTA

 

☆茅野市立湖東小学校PTA

 

☆松本市立旭町小学校PTA

 

☆松本市立鎌田小学校PTA

 

☆長野市立川中島中学校PTA

 

☆長野市立東北中学校PTA

佳  作

最優秀賞

信濃毎日新聞社賞

 

☆長野市立吉田小学校PTA

      

「なんてん」

(一社)日本グラフィックサービス工業会

           

長野県支部長賞

 

☆飯田市立伊賀良小学校PTA

      

「伊小PTA」

長野県PTA連合会長賞

 

☆松本市立高綱中学校PTA

      

「高 

綱」

 

☆印の小・中学校PTAの広報紙が、全

国小・中学校PTA広報紙コンクールに推

薦された。(

全国コンクールへの推薦規定

により、小学校PTAから6点、中学校P

TAから4点を推薦)

令和元年度長野県PTA連合会会長表彰受賞者

 

長野県PTA連合会では、本会の発展に貢献

した方々を定期総会において表彰している。

 

本年度の受賞者は以下のとおり。(敬称略)

高見澤真紀(全

久)

由井千佳恵(全

久)

大西 

孝一(全

久)

中垣 

交造(上  

小)

小林  

恵(上  

小)

塚田 

英一(更  

埴)

浅井かよ子(更  

埴)

小野 

文久(上

那)

向山 

賢悟(上

那)

中山 

佳代(上

那)

市場香代子(上

那)

磯部 

直子(飯  

伊)

古畑 

俊明(塩  

筑)

倉田 

治彦(木  

曽)

石井 

千史(安曇野市)

白鳥 

郷史(安曇野市)

丸山 

英樹(大  

北)

佐々木 

伝(松

市)

湯本 

英俊(松

市)

黒岩 

裕子(上

井)

新野  

健(上

井)

金子  

功(中  

高)

山崎 

明子(中  

高)

福澤みゆき(中  

高)

川口  

彰(上

内)

伊藤 

勝人(上

内)

内田  

正(長

市)

千野 

和江(長

市)

花﨑 

哲也(長

市)

持田 

貴康(教師幹事)

小林 

徹哉(教師幹事)

橋本 

郁子(副編集長)

宮本 

信子(編集部員)

伊藤 

由佳(編集部員)

●全体的に見やすいレイアウトを心がけており、手に取って読みたくなる広報紙が数多くあった。●紙面の見栄えとアピール性を高めるために「見出し」と「写真」を見直してみるとよい。●見出しは、記事の要約であることを意識し、本文から貴重な単語を3つほど選んで作ることもできる。特にあいさつ文やインタビューでは、伝えたい内容を見出しにまで絞り込むことが大切。●手作り感満載の広報紙もあり、温かい気持ちになった。●地域の人々など、学校を支えている人々の紹介記事はとてもよい。

=審査員の講評= 受賞者インタビュー

長野市立

東部中学校PTA

子どもたちを中心に

大人がスクラムを組んで支え合う

 長野県PTA連合会は5月31日、信濃教育会

館において定期総会を開催した。県内16郡市代

議員出席のもと、大島修氏が三期目の会長に選

出され、令和への改元とともに次なるスタート

を切った。

 

大島修会長は、冒頭の

挨拶で「昨年度は現場と

の情報共有が十分とはい

えないという課題への対

策とともに、県Pを身近

に感じてもらう機会を積

極的に展開した『学びと

連携』を加速した年だっ

た」と振り返った。

 

続けて「長野県PTA

連合会結成70周年記念式

典では『チーム信州PT

A70周年ビジョン』と『信

州PTAモデル』を発表

した。県P連合会は保護

者と教職員との距離感が

近く、厚い信頼関係で結

ばれていること、関係諸

団体との連携が密である

ことを目指している。こ

れからも『私』や『私の

子ども』だけでなく、『私

どもの側に立った学びや

学びの場を充実させてい

くためには、子どもを取

り巻く大人が目的や方向

性を共有し、連携・協力・

協働することが大事だと

考えている。そのために、

これまで全ての小中学校

で設置されている信州型

コミュニティスクールの

仕組みを活用した取り組

みを支援していきたい」

と述べられた。

 

続いて、大日方貞一

信濃教育会事務局次長

は「未来のある子どもた

ちには、自らの夢や希望

に向かって安心して明る

くはつらつと歩んでほし

い。子どもたちの成長を

願い支える皆様のPTA

活動が、点と線の活動で

なく、互いの繋がりによ

り、面の活動として地域

での子育ての一翼を担っ

ていただきたい」と話さ

れた。

 

引き続き、第29回県小・

中学校PTA広報紙コン

クール入賞作品の表彰を

挟んで、内藤謙代議員(松

本市P)の進行で議事に

入った。平成30年度事業

報告及び決算報告、令和

元年度の役員選出、事業

計画案及び予算案が全会

一致で承認された。

 

島田PTA会長と畑広

報部長に話を伺った。以

下はお二人が語った内容。

 

工夫した点は、昨年度

初の試みとなった「タイ

ムリー号」の発行です。

機に応じて情報をその都

度届け、より多くの会員

にPTA活動への興味を

持ってもらうのが目的で

した。7月と2月発行の

活き活きとした大人の背中を

大日方

教育次長

PTA会長

信濃教育会

事務局次長

子どもの学びの場の充実を

地域での子育ての一翼を

たちの子ど

もたち』と

して、みん

なで全ての

子どもたち

を育てる意

識とチーム

ワークで、

活き活きと

した大人の

背中を見せ

ながら楽し

く活動して

ほしい」と

力強く語っ

た。 

 

来賓祝辞

では、三輪

晋一県教育

次長が「子

親子で取り組める内容に

しました。取材でしか会

う機会のない方々の話が

参考になりました。

定例だより「東部」の

間に8回発行しまし

た。 

 

特集記事のテーマ

は、部員が親として何

を知りたいか意見を出

し合って決めました。

関心ごとの一つである

学力向上については、

笑顔の島田PTA会長

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(3) 令和元年7月22日 長 野 県 P T A 新 聞 第232号

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「長野県自転車の安全で快適な利用に関する条例」が公布されました。令和元年10月1日から自転車の使用者に賠償保険等への加入が義務づけられます。「長野県PTA小・中学生総合補償制度」に子どもが加入すると、家族全員に賠償補償が適用されますので、是非ご活用ください。詳しくは長野県PTA連合会のホームページをご覧ください。

(http://pta-naganoken.net/)

長野県PTA小・中学生総合補償制度

 長野県PTA新聞やホームページ、フェイスブックを通して、郡市PTAの活動や各専門委員会の取り組みを紹介します。PTA活動の支援につながる事例を紹介するリーフレットを作成します。○長野県PTA新聞の編集と発行(年2回)○ホームページ、フェイスブックなどによる広報活動○第30回長野県小・中学校PTA広報紙コンクールの企画と運営○ハンドブック「よりよいPTA」の編集と発行○第10回長野県三行詩コンクールの企画と運営○広報リーフレットの作成

神津 貴志 委員長(上小 東御東部中学校)

広 報

 家庭の教育力向上、学級PTAの充実、地域との連携を目指し、学校と家庭と地域の教育バランスが整うよう会員相互の対話が伴う研修事業を推進します。○陽だまり懇談会及び陽だまり研修会の企画と運営○学級PTAの活性化のための効果的な事例調査の集約と分析

森 しのぶ 委員長(大北 大町第一中学校)

子育て

 各単位・郡市PTAの課題などを把握・共有し、新役員研修会を主軸に会員や役員に必要な知識や情報などを提供し、活動の更なる向上に貢献していきます。○PTA新役員研修会の準備と運営○ 16郡市PTA連携懇談会 (組織運営の部 )の準備と運営○ 28次・29次研究委嘱PTAへの支援、30次PTAの選考

森山 康晴 委員長(飯伊 喬木第一小学校)

活動支援

 教育に関しての様々な問題や課題について対応・検討をします。「学びの改革」について保護者はどの様な事ができるのか、どんな方向に進んでいくことが望ましいのか、現状との差が何処にあるのか協議し、保護者の在り方について考えていきます。○県教育委員会との懇談会の開催○ 16郡市PTA連携懇談会(教育課題の部)の準備と運営○長野県小・中学校長会との懇談会への協力○「学びの改革」について保護者に求められる役割の協議と提案

小川 節(たかし) 委員長(木曽 南木曽中学校)

教育連携

 各種PTA活動の推進及び、将来に向けた県PTAとしての方向性を確認する機会の提供に貢献していきます。○小・中学生総合補償制度の加入促進に関する活動○長野県PTA憲章の会員への周知と浸透に関する諸活動

総 務小林 智(さとる) 委員長

(飯水 栄小学校)

令和元年度 委員会活動 大島会長

「信州PTAモデル」に

寄せて

 

私が上小PTA連合会

会長として長野県PTA

連合会に初めてお世話に

なった平成27年度は、大

きな変革の真っ只中でし

た。平成25~26年度にあ

り方検討委員会、そして

平成27年度に改革委員会

を立ち上げ、活発に議論

を重ねながら、新たなP

TA組織の姿を模索して

おりました。

 

この当時、別の方面か

らは、県PTAや郡市P

TAの存在意義を問う声

もあり、まさに混沌とし

た状況であったと記憶し

ております。

 

その頃、ふと感じたの

は「PTAは誰のための、

何のための組織なのだろ

うか?」といった、とて

もシンプルな問いでし

た。

 

私たちは〝子どもたち

を中心に〟という想いは

あるものの、とかく組織

の維持や事業を優先しが

ちでした。保護者と教職

員、県PTAと郡市PT

A、県PTAと教育関係

諸団体との距離を感じる

場面もありました。

 

そこで、学生時代から

体育会系の世界で生きて

きたこともあり、人一倍

チームとしての一体感を

大切にしてきたので、ス

ローガンに「チーム信州

PTA」を掲げました。

そして、皆様と意識の共

有をしやすくするため

に、リンゴをモチーフに

表現してみました。

 

PTAは期間限定の異

業種・異文化・異年齢交

流団体であります。本当

に様々な考えの方がいら

っしゃいますが、みなさ

んがそれぞれ役割を持

ち、立場や地域を越えて

活き活きと活動すること

によって、子どもたちの

明るい未来が拓けると信

じております。

 

全国には800万人を

超えるPTA会員がお

り、長野県には15万人、

535校の公立小中学校

等が連合会に所属してお

ります。やがては長野県

からこの「信州PTAモ

デル=りんごの絵」を発

信し、日本におけるPT

A組織に、少しでも影響

を与えられるように精進

して参りたいものです。

令和元年度 長野県PTA連合会役職員名簿会 長     大島  修

副会長(東 信)神津 貴志

   (南 信)森山 康晴

   (中 信)小川  節

   (北 信)小林  智

   (母 親)森 しのぶ

   (教 師)池田 純一

専務理事    小山 修二

監 事(父 親)駒場  豊

   (母 親)関  育美

   (教 師)湯本 和子

顧 問     千野 貴文

理 事(全佐久)西部 元和

   (上 小)神津 貴志(兼)

   (更 埴)寺澤 孝一

   (諏 訪)雁木 周平

   (上伊那)酒井 裕司

   (飯 伊)関  耕介

   (木 曽)牛丸  梓

   (塩 筑)鈴木 紳平

   (安曇野市)北澤 宏和

   (大 北)傘木  誠

   (松本市)内藤  謙

   (上高井)宮川  浩

   (中 高)佐野 香里

   (上水内)柳澤 史樹

   (飯 水)堀内 智史

   (長野市)小林 正和

   (東信母親)黒岩 宏美

        町田由美子

   (南信母親)小飼 明子

        松澤 千佳

   (中信母親)青木 和美

        山本 美帆

   (北信母親)野本 沙織

        伊藤美知子

   (教 師)浅野 真澄

        松島 良次

        宮澤眞由美

        小林 康彦

        加藤 好章

        谷口 陽治

        山田 敏彦

幹 事(教 師)堀 紀美子

        蟹澤 友司

        松本 雄二

        桂本久美子

   (保護者)五味 明美

        竹腰 弘恵

        柄澤みゆき

        小野みさき

        石田 房子

        山岸 優子

        外山あけ美

        降旗 丈美

        上原佑実子

新聞編集部(教師)堀紀美子(兼)

        林  明美

   (保護者)小林恵美子

        西澤 洋子

        井上 亜里

        森山 奈々

        宮尾 彰一

        黒岩 直貴

        小林 朋子

事務局(事務局長)滝澤  宰

   (書 記)木内 京子

   (臨時書記)宮川さやか

未来を担う子どもたちの内なる力を信じ社会でたくましく生き抜く力を育みます

信州育み宣言~子どもと一緒に様々な体験を~私たちの

保護者と教職員による子どもの 未来づくり5か条

第1条 学 ぼ う ! 子どもと自身の成長のために第2条 築 こ う ! 家庭と学校の信頼関係を第3条 見守ろう! 子どもの健やかな成長を第4条 繋げよう! 家庭・学校・地域を太い絆で第5条 伝えよう! 郷土の文化と美しい自然を

長野県PTA憲章

長野県PTA連合会

パイロット

保育士

教 員

地元スキー会社の社長

航空自衛隊のパイロット

子どもの頃の夢

長野県PTA新聞 (231号 19-03).indd 3 2019/07/03 17:42:09

Page 4: 長野県PTA新聞 (232号 19-07) · (1)722 長野県PTA新聞 232 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 ... 長野市旭町1098信濃教育会館内

(4)令和元年7月22日長 野 県 P T A 新 聞第232号

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丸子北中学校

山形小学校

単位PTA訪問№92

後集

おやき作りを体験中

前庭の枝垂れ桜

花も笑顔も咲いてます

地域に学び、地域と共に学ぶ

上 田 市

丸 子 北 中 学 校ま る こ き た

スリム化を図る

PTA活動

家庭で大切に

したいこと

リユース品の

払い出し

児童が主体となる

「あそびの広場」

食の悩みを解消する

調理実習

 

保護者からの意見を参

考にPTA活動のスリム

化を図った。時代の流れ

や保護者の生活スタイル

を大切に、負担の軽減を

目指している。

 

平日の会議は開始時間

をできるだけ保護者の仕

事の妨げにならない午後

6時に設定。30分を超過

しないよう行っている。

PTA代議員会は年に1

回にし、新旧役員引継ぎ

会と同日に開催すること

に変更した。

 

毎年2回実施されてき

た各地区でのPTA親子

作業は年1回に減らした。

その代わり学校敷地内の

草刈りや泥浚いの環境整

備作業を、子どもが在籍

する3年間に1回参加す

るように変えた。今年度

の作業は8月31日に行わ

れる予定だ。「自分の子

どもたちの使う学校なの

で多くの方のご協力をい

ただけるとありがたい」

と、1年生の親子を中心

に、地域のボランティア

にも参加を呼びかけてい

る。

取材を終えて

取材を終えて

丸子コスモス大学

私の上着には、今年度

から2つのバッジがつい

ている。一つは、70周年

を迎えて復活した長野県

PTA連合会のバッジ。

N(長野県)の文字の中

に、子どもを中心に親と

教職員が両脇から体を寄

せ、互いに手を組み合う

姿を表している。中心の

深緑色と周りの黄緑色が

爽やかだ。もう一つは、

所属する郡市校長会の

バッジ。高村光太郎の言

葉である「いくら回され

ても羅針盤の針先は天極

を指す」をイメージし、

羅針盤の針を表してい

る。「天極」は子どもた

ち。どんな時にも天極を

見失わないようにと作ら

れた。二つとも、子ども

を中心においてその健や

かな成長を願い、私たち

のあるべき姿を示してい

る。   

自分のつけているバッ

ジは、意外に自分からは

よく見えない。けれど、

悩んだり、困難にぶつ

かったりした時に、仲間

がつけているバッジを見

ることで、目指すところ

に立ち返り、共に歩んで

いこうと勇気づけられ

る。バ

ッジの重みを感じな

がら、子どもたちの笑顔

のために、新たな時代に

おいても支え合い、学び

合うことを大事にしてい

きたい。   

(H・K)

◇新聞編集部員

◇広報委員  

伝統を受け継ぎ歩む

 松本平を東に望み、西には雄大な日本アルプスがそびえる山形村。明治19年に旧大池学校、山県学校が合併して誕生した山形小学校。「なかよく」「かしこく」「たくましく」の学校目標のもと、480名の子どもたちが自然豊かな地で学んでいる。

 上田盆地を流れる千曲川の支流、依田川の下流域に丸子北中学校がある。「自ら考え、進んで学習する生徒(自主)思いやりのある、心豊かな生徒(友愛)明るく健康で、粘り強い生徒(鍛錬)」の学校教育目標のもと、297名が学び合う。

山 形 村

山 形 小 学 校や ま が た

 

PTA活動をスリム化

しても、生徒たちを見守

り育てる心は全く変わら

ず、丸子コスモス大学な

ど子どもの学校生活を支

える活動が引き続き行わ

れている。生徒を見守る

側の保護者の気持ちや意

見も大事にされているこ

とにPTA活動の充実が

感じられた。それは「丸

子コスモス大学のように

地域・学校・家庭が連携

して生徒たちを支えてい

きたい」との鶴巻PTA

会長の言葉に象徴されて

いた。

 

小学校の前庭は豊かな

木々におおわれている。

中でも見事なのは樹齢

学習の成果を発表してい

る。

 

今年度も地域の講師を

迎え、ふれあい学部「お

やき作り」学科、伝統学

部「生け花」学科など5

学部16学科の授業が行わ

れ、47名の地域の方が生

徒と一緒に学んでいる。

PTAもチラシ作成の資

金協力、参加者との意見

交換会にも出席し、生徒

たちと地域の関係作りを

支援し続けている。

 

毎年秋の秋桜祭では保

護者や地域の方を招いて

◎堀 

紀美子(旭ケ丘小長)

〇林  

明美(塩崎小頭) 

 

小林恵美子(吉田小P)

 

西澤 

洋子(湯谷小P)

 

井上 

亜里(須坂小P)

 

森山 

奈々(安茂里小P)

 

宮尾 

彰一(篠ノ井東小P)

 

黒岩 

直貴(松代小P)

 

小林 

朋子(山王小P)

◎神津 

貴志(上 

小)

○小林 

正和(長野市)

 

関  

耕介(飯  

伊)

 

北澤 

宏和(安曇野市) 

 

松澤 

千佳(上伊那)

 

加藤 

好章(大  

北)

 

谷口 

陽治(上高井)

 

堀 

紀美子(上高井)

 

外山あけ美(長野市)

参加し、麩(ふ)のラスク

など3品を調理した。参

加できなかった家庭でも

献立作りに役立ててもら

うため、実習後には全家

庭にレシピを配布したそ

うだ。

 

保健厚生委員会では年

1回調理実習がある。学

校給食の献立作りをして

いる栄養士に、日頃から

感じている食についての

悩み、興味のある食材や

調理方法などを相談し、

それを基にメニューとレ

シピを作成してもらう。

昨年度は保護者10名程が

 

「地域に学び、地域と

共に学ぶ」を願いとした

丸子コスモス大学は、15

年前から開かれている。

信州型CSに加え、地域

の方が生徒と一緒に受講

できるところが特徴だ。

コスモス大学の名前は学

校で大切に育てているコ

スモスの花にちなんで命

名された。

 

PTA教養部が主催

し、子どもたちの成長に

伴い使わなくなった運動

着や鍵盤ハーモニカなど

を回収し、リユース品と

して無償で払い出しを行

っている。

 

昨年度は111点の回

収品があり、65点が再利

用されている。特に人気

があるのは、高学年の運

動着だそうだ。保護者か

らも学用品の払い出しは

ありがたいと好評であ

り、今後も物を大切にす

る機会として継続してい

きたいという。

主催で「あそびの広場」

が行われている。学習の

中にも遊び心があり、子

どもたちが楽しい時間を

過ごせるようにと始まっ

た。

 

地元の講師の方を招

き、木工やクラフト、和

太鼓など、子どもたちは

興味・関心のある講座に

参加している。

 

年度初めに日程や内容

を決め、講師の方を探す。

「限られた予算の中でい

かに子どもたちに楽しん

でもらうか苦労も多い

が、それ以上に子どもた

ちが楽しんでいる姿を見

られることが幸せだ」と

神農PTA会長は笑顔で

語られた。

 

毎年11月中旬の土曜日

にコミュニティスクール

協力のもとPTA教養部

 

児童が学校生活をより

快適に送るためには、家

庭での過ごし方が大切。

その思いのもと、各家庭

ではよりよい家庭生活を

送るためにどんな工夫を

しているか、平成29年度

のPTA会長と校長先生

が中心となってアンケー

150年以上になる枝垂

れ桜だ。

 

その手入れはPTA会

員が行っているが、桜の

土壌の手入れは、子ども

たちがしているそうだ。

 

幼少の頃から親しんだ

桜を、親になった今、子

どもと一緒に手入れをす

る保護者もいると聞く。

 

枝垂れ桜に、親から子

に大切に受け継がれてい

く地域の伝統の一端を感

じた。

トを行い、「家

庭で大切にした

いこと」として

まとめ、カード

(写真)を制作。

 

「笑顔で挨拶 

大人から」など

基本的な事柄が

並んでいる。忘

れてしまいがち

だが大切な内容

だ。PTA総会

や学校説明会を

通して各家庭に

配布され、子ど

もと共に学校生

活を送る指標に

もなっている。

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