輪読で使う「レジュメ」とは

～昨年度の事例とともに～

2020/4/9

西南学院大学経済学部

「基礎演習I(3)」「基礎演習II(3)」

「演習I(6)」「演習II(6)」担当 小出秀雄

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レジュメ【résumé (フランス語)】

☞《「レジメ」とも》要約。摘要。研究報告・講演・演説などで、その内容を手みじかにまとめて記したもの。

出所：デジタル大辞泉

☞《レジメ》要約。大意。また、研究などの要旨を印刷したもの。

出所：日本国語大辞典

※本学図書館契約DB“JapanKnowledge”より

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輪読レジュメのつくり方[基本]

「こうしなければならない」ということは、それほどない。

以下は、最低限必要なことである。

⚫書名と報告範囲、作成者、報告（or作成）年月日

⚫ テキスト記載の見出し、小見出し（自作もOK）

⚫複数のフォント、視覚記号（●,→,※）、強調下線など

⚫他人の記述・図表の出所・出典（ネット情報はURLも）

⇒（つくった本人だけではなく）他の人が見て、「内容がなんとなくわかる」ようなレジュメを目指す！

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輪読レジュメのつくり方[応用]

レジュメを工夫すると、輪読の場は活性化する。

⚫空欄をいくつか設けておき、参加者に答えてもらう。

⚫簡単な「ディスカッションテーマ」をあらかじめ考えておき、報告の合間に示し、参加者に発表してもらう。

⚫テキストの内容を補足する情報や、精読したあとの自分なりの考察・疑問を書き加える。

⇒見た目だけではなく、「参加者を巻き込み場を盛り上げる」ようなレジュメを目指す！

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[例]基礎演習Iの輪読で小出がつくったレジュメ（PDF版）

複数ページの場合はページ番号を入れる

記述や図表を引用したら必ず出所を示す

成果物として残すため作成者と年月日を示す

昨年度までの輪読テキスト

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レジュメはWordやPowerPointで作成→PDFに

綴りが怪しい場合赤い波線が出る（これはNOT英語ゆえ）

レイアウト→余白で設定広すぎず狭すぎず

ヘッダーやフッターを有効に使う

文章行では両端揃えを使う

文字をいったんコピーするのに便利な「メモ帳」

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[例]基礎演習Iの輪読レジュメ１枚もの

※氏名部分を隠しています。

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[例]基礎演習Iの輪読レジュメ両面の表

※氏名部分を隠しています。

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[例]基礎演習Iの輪読レジュメ両面の裏

※氏名部分を隠しています。

講義に関する情報は、Moodle on SAINSおよび「小出の環境マルマル→2020演習＆基礎演習」に蓄積していきます。

http://koidekankyo.seesaa.net/

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