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環境編 【高濃度酸素溶解装置酸素ファイター】
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株式会社 丸に
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高濃度気体溶解装置(酸素ファイター)は、水中へ大量の期待を溶解する装置です。
水中へ曝気するのではなく、気体の中に水を通すという逆転の発想から生まれました。
酸素溶解で説明致しますと、自然条件下での水中への「酸素溶解量/大気妖怪量」は20.9%です。
水温0℃のときが最大で14.16ppm、35℃では7.04ppm(酸素溶解量)となります。
酸素ファイターは、ほぼ完全に酸素を水中に溶解することが可能ですので、大気溶解時の約4.8倍の酸素溶解効率になります。
また、大気溶解における酸素溶解効率は1〜2%といわれておりますので、同じ送気量なら50〜100倍の高い溶解効率となり
ます。
酸素は水分子クラスターの隙間に溶解すると考えられ、大気放散も非常に少ないため、経済効率も優れています。
汚濁水への酸素溶解においても、SS等による影響はほとんど受けません。
開発当初、酸素ファイターは、水中の好気性微生物の活性を目的として開発されました。
水中の微生物の最適活性温度帯は30℃〜40℃です。溶存酸素量は水温で変化し、温度が上がれば少なくなります。
このような相反する自然条件が水中汚濁の分解浄化の妨げとなっております。
高濃度の溶存酸素水が水底部まで豊富な酸素域とします。汚泥の堆積した河川・湖沼では、有機底泥を好気的な培養基に変
換し、微生物→原生動物等への利用促進を図り、小→大へと取り込まれる自然界の食物連鎖の法則を利用し、浄化を促進させ
ます。
酸素ファイターは、本体装置内を大気圧よりやや高く設定し、その圧力差を利用して水中に気体を溶解(置換)させ、加圧・拡
散・滞留等の機能を有しています。
酸素以外の気体の溶解も可能で、現在では、O2、O3、CO2、N2、H2等の溶解にも利用実績があります。
この装置の利用範囲は広く、河川湖沼の浄化のほか、高濃度の廃水処理、畜産汚水処理、汚染土壌の改善、水耕・溶解栽培、
水産養殖場、水族館、臭気改善、酸化還元、機能水、Ph調整、気体分離等で利用されています。
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DO値 (ppm) 酸素溶解比較 DO値
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愛知万博 愛・地球賞 受賞(地球に優しい世界の技術100選 NETIS-CB000027 (国交省新技術登録)
高濃度酸素溶解装置を用いた 水質浄化のメカニズム
・自然の浄化原理と同じ微生物により底に 溜まった有機物を微生物の餌として体内 に取り入れることです。 ・最終的には魚の体に入り共生循環します。 ・最も大切なことは河川湖沼に流入する有 機物を減少させることです。
河川の浄化過程
・周囲の悪臭がなくなります。 ・川底の有機物が減少します。 ・流れがあるため水質を調べても効果は認 められない。
湖沼の浄化過程
・周囲の悪臭がなくなります。 ・湖底の有機物が減少します。 ・一時的に湖水水質が悪化します。(有機物 の浮上)
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(酸素は最も安価な気体です。)
高圧酸素
液体酸素
酸素発生器
酸素をムダなく溶解しますので低コストです。 酸素をムダなく溶解しますので低コストです。
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機能水の製造(水素水・酸素水) 汚泥土壌浄化
硫化水素除去 葛西臨海水族館 水産養殖
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純酸素栽培(水耕・養液栽培) 農業集落排水処理施設(汚泥減容化)
新光路排水 水質改善(台湾 高雄市) 産業排水(悪臭・騒音・脱水汚泥の低減)
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台湾 高雄市 全鎮河浄化試験
和歌山県田辺市背戸川浄化
養豚場排水処理
和歌山市有功用水路浄化
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一般社団法人 海洋バイオマス推進機構
海洋バイオマス(CO2溶解)
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健全な命は健全な生命環境下で育まれます! 養殖池では餌の残さや排泄される糞が水中有機汚濁となります。 この有機汚濁への確かな対応から安心安全の飼育環境が生まれます! 水中の有機汚濁は微生物の働きで無機化されます。 有機物は主にC, H, O, N, Sで構成されます。 有機物の分解は微生物の働きによるものです。 豊富な溶存酸素環境下では好気性微生物が活性します。 好気性微生物は有機物の分解能力が高いので汚泥の減容化も促進します。 貧酸素環境下では嫌気性微生物が働きます。 嫌気性微生物は有機物の分解能力が低く悪臭も発生させます。 悪臭物質にはOが無く、SやNにHが付きます。 アンモニア NH3 (糞尿臭) 硫化水素 H2S (腐卵臭) メチルメルカプタン CH3SH (腐った玉葱臭) さらに嫌気性菌類のほとんどが病原菌です。 豊富な溶存酸素環境下なら好気性微生物が有機物を無機化します。 CやNやSにOが付き無臭化します。 H2O, CO2, NO3, SO4 好気性微生物の活性には適度な水温と溶存酸素が必要です。 自然界では水中の溶存酸素量は水温35℃で7.04ppmです。 0℃の時の14.16ppmの半分になります。 水温が上昇すると溶存酸素量は減少します。 又、水中の酸素移動速度は大気中の1000分の1です。 このような自然現象がいろいろな問題を発生させるのです。 水中の有機汚濁は水底部に堆積します! ここが問題! 水底部の溶存酸素環境を整えることが健全な生命環境の構築に重要なのです。 水底部の溶存酸素を豊かにする技術! エアーレーションの50~100倍の酸素溶解能力を持つ 「高濃度酸素溶解装置」が健全な生命環境の構築に威力を発揮します。
人間、及び地球上で存在する全ての生物は酸素の力で 生存しています。もし酸素が汚く汚染されたら病気に成り
死に至ります。その根源を何時も綺麗にする必要が有ります。
生物は全て酸素と水の力で生存しています
今までの説明及び設置済み場所に於いての写真でお解り頂けたでしょうか、不明な所が有りましたらお問い合わせ下さい。
有り難うございました
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株式会社 丸に