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KYODO KAWARABAN 協 働 か わ ら 版 2019 年(平成 31 年)2 月6日 水曜日
発行者:市民参加推進課
電 話:048-982-9685
発行日:平成 31 年 2 月6日
メール shiminsanka2@ci ty .yoshikawa.saitama. jp
今回のテーマは
1.吉川市市民シンクタンクについて
2.吉川市市民シンクタンク報告・情報交換会を開催しました! の2本です。
団塊世代の大量退職、アクティブシニアの台頭などにより、現在、市内にはさまざまな専
門的知識・経験を有する市民がたくさんいます。
そうした中、市では、市民の参画・協働を推進するために、このような市民研究員が市民
目線で地域課題を提起し、調査・分析を経て課題解決方策などを市へ提言できる仕組みとし
て「吉川市市民シンクタンク」を平成28年度に創設しました。
政策提言までの流れ
平成31年2月1日現在の登録研究員数は48名で、福祉・医療・教育・薬学・内部管
理・都市計画・まちづくり・工業デザイン・国際・産業・システム・交通工学など、様々な
専門的視点で提言をいただいています。
※研究員の対象:市内在住・在勤・在学の方で、意欲のある方
協働かわら版は、平成 21 年 3 月に「市民と行政との協働に関する基本指針」が、策定されたことに伴い、
「職員の意識改革」に重点を置いた取り組みの一つとして、職員の「協働」への理解の浸透と様々な現状を
知らせることを目的に発行している「庁内向け情報誌」です。 バックナンバー吉川協働かわら版 検索
Ⓒ yoshikawa
吉川市市民シンクタンク
自由なテーマで市民が政策提言できる仕組みは、
全国でも珍しいものです。
KYODO KAWARABAN 協 働 か わ ら 版 2019 年(平成 31 年)2 月6日 水曜日
政策提言状況
(提言数13件、うち採用及び一部採用12件、審議中1件)
受理年度 No. 提言書タイトル 受付状況
H28
1 吉川市の「思いやり」政策 採用
2 吉川ものづくりアート団地 継続審議
3 「経済的困難な生徒への支援」と「企業連携」 採用
4 安全で元気に安心な生活ができる環境のさらなる充実 一部採用
5 認知症になっても安心して暮らせるまち吉川
=認知症キッズサポーター認定制度= 一部採用
6 企業誘致を軸とした、明日の豊かな吉川を目指したまち
づくり~立地ポテンシャルを活かす~ 一部採用
7 「吉川市ベトナム day」の開催 採用
8 「桜を活かしたふるさとづくり」
―景観のグランドデザインー 一部採用
H29
9 緑豊で環境に配慮した美しい街づくり 一部採用
10 「女性仕事講座とワークショップの開催」及びその後の
展望 採用
11 計画都市情報の情報収集の多角化について 採用
H30
12 吉川農業公園について 一部採用
13 障害者雇用に関する啓発について 採用
社会ニーズが多様化する現代において、
専門的知見と市民の生活に根付いた目線で提起される地域課題と
その解決方策は、市にとって大きな力となっています!
KYODO KAWARABAN 協 働 か わ ら 版 2019 年(平成 31 年)2 月6日 水曜日
事業のその後の展開
頂いた提言のいくつかを、実施状況とともにご紹介します!
提言施策名 概要 実施状況
吉川市の
「思いやり政策」
不安な思いを抱えたひとり親又は両親のいない子どもたちに、市長が直接「思いやりの気持ち」を込めた手紙を書いて送るもの。
・H29 年度に、ひとり親家庭の 小6児童と市長の交流事業実施 ・H30 年度は 8 月 22 日に交流事業実施
「経済的困難な生徒へ
の支援」と企業連携
経済的な理由で大学に行きたくても行けない子ども達などへの支援と企業間の情報交換をする場を提供する。
・H30.4、産業振興条例を制定 ・広報よしかわH30.5 月号で産業 振興条例特集
「吉川市ベトナム
Day」の実施
市内に居住する外国人のうち3割がベトナム人であることを受け、ベトナム人と地域の方々がより良い関係を築くためにベトナム文化の紹介やパネルディスカッションなどを含めた交流イベントを開催するもの。
・吉川市ベトナム Day の開催(H29.12.23) ・各地域でも外国文化に触れる 機会や多文化共生の風土を育む 事業を行いたい! ・平成30 年度~多文化講師派遣事業
・地域へ展開!
桜を活かした
ふるさとづくり
市内にある 2.5km にわたる 500本の桜並木を活かし、市街地全体を包むような桜の回廊の輪の形成を行い、景観のグランドデザインを進めていくもの。
・「さくらまつり」開催 ・「宇宙を旅した《きぼうの桜》」 を来年関公園に植樹予定
「女性仕事講座とワー
クショップの開催」及
び
その後の展望
市内に住む女性を対象に「女性仕事講座」及び「ワークショップ」を実施する。実施にあたっては、女性の就労に関する様々な情報を広く発信するため、市が主体となり、市内外の他部門(経営、子育て支援、男女共同参画など)女性リーダーと協働で進める。
・女性仕事講座「自分を活かす仕事を探そう」の開催(H30.10.22) ・よしかわ女性しごと応援フェアの開催(H30.12.22)
障害者雇用に関する啓
発について
市内の事業主や企業を対象に、障害者雇用促進につながる支援制度や雇用事例などについて紹介する啓発について提言するもの。市内の事業所や企業が訪れる部署や商工会、産業フェアなどでチラシを配布したり、市HPにおいて情報を掲載し、障害者の雇用促進につなげる。
・H30.10.31 開催の県主催、3 市1 町の共催の「障害者差別解消法 事業者向け」説明会で「障害者雇用の企業支援ガイド」リーフレット(県産業労働部雇用労働課 発行)を配布
旭小学校区市民体育祭(H30.10.9)
では、ベトナム出身の皆様が歌や踊り
を披露して交流を深めました!
中国
木売町会もちつき大会(H30.12.2)
では、手作りの中国料理がふるまわれ
ました!
採用
採用
一部採用
採用
採用
採用
KYODO KAWARABAN 協 働 か わ ら 版 2019 年(平成 31 年)2 月6日 水曜日
12月17日(月)、吉川市市民シンクタンク報告・情報交換会を開催し、15名の研究員
の参加がありました。
提言の進捗状況の報告と
もに、平成29年度以降に
頂いた提言5件について、
提言者の皆様から内容を報
告頂きました。今後の重点
課題と方向性について、情
報交換をする場となりまし
た。
寒い日が続いている。今年
1月
4週のインフルエンザ
患者数は過去のシーズンを
大きく上回ったそうだ。イ
ンフルエンザ・風邪の予防
には、何はともあれ免疫力
アップである▼体を病気か
ら守る免疫の大部分は腸が
担っているため、免疫力ア
ップには腸内環境を良好に
保つことが重要だ。腸内環
境
の
バ
ラ
ン
ス
を
整
え
る
味
噌、納豆、ヨーグルト、醤油
をはじめとした発酵食品を
積極的に摂りたい▼発酵食
品の歴史は古く、木桶や革
袋に残っていた牛やヤギの
乳に乳酸菌が入り込んで出
来たと言われるヨーグルト
の歴史は紀元前
5000
年まで
遡る。日本では、奈良時代に
瓜の塩漬けに関する記述が
あり、その歴史は
1300
年ほ
どになる。昔の人は体調が
悪いと感じると、水やぬる
ま湯で溶いたぬか味噌を飲
んで治したとか▼日本の食
文化は発酵食品に支えられ
ていると言っても過言では
ないだろう。2
006
年には、
日本醸造学会が麹菌を国菌
として認定した。和食に欠
かすことのできない味噌や
醤油、みりんは麹なくして
成り立たない▼免疫力アッ
プには、腸を元気に保つこ
とはもちろんだが思い切り
笑うことも有効だ。睡眠不
足や過労、強いストレスは
免
疫
力
を
低
下
さ
せ
て
し
ま
う。20
19
年もたくさん笑って
(
納豆のように)
粘り強くが
んばりましょう!(担当:S
)
吉川市市民シンクタンク報告・情報交換会を開催しました!
市民シンクタンク研究員は、市内在住・在学・
在勤であれば誰でも登録可能です!
編集後記