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全農オリジナルミニトマト 「アンジェレ」について 全農 園芸総合対策部

アンジェレ説明会 「アンジェレ」について · 1.栽培適地での契約栽培による高品質なアンジェレ生産 (1)全農による種子供給から始まる契約栽培

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Page 1: アンジェレ説明会 「アンジェレ」について · 1.栽培適地での契約栽培による高品質なアンジェレ生産 (1)全農による種子供給から始まる契約栽培

全農オリジナルミニトマト 「アンジェレ」について

全農 園芸総合対策部

平成○○年○月○日

アンジェレ説明会

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1.アンジェレとは?

2012年より全農は、日本において種子を一元的に取り扱い、国産

アンジェレの販売を開始

(1)コンセプト

○美容と健康 、おやつ、おつまみ等、ミニトマトの新しい食のシーンの創出

○全農オリジナルブランドとして、厳しい基準のもとに選ばれたものを提供

(2)機能性

○リコピン、ビタミンC、フラボノイドが安定的に多くふくまれている

アンジェレの商品特性

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2.食べ方提案

(1)生食そのまま!

○安定した糖度で、酸味が少ない

○ぽりぽり食感、あとひくおいしさ

(2)加熱調理で!特に焼く・炒める!

○加熱すると甘味、うまみがUP

○そのまま調理しても皮がきにならない

○ゼリー部分が少なく、細長いので

串焼き・ベーコン巻にも最適

(3)色どりに!

○新品種、オレンジアンジェレ

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アンジェレの商品特性

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1.栽培適地での契約栽培による高品質なアンジェレ生産 (1)全農による種子供給から始まる契約栽培 (2)年間をとおして安定した品質と生産ロットの確保 (3)安定生産・高収量の実現による生産者収入の向上 2.全農オリジナルブランドの確立 (1)産地開発から生産・販売まで一貫した取り組み (2)「中の上クラス」のブランドトマトに位置づけ、新しい商品コンセプト (おやつ、おつまみ、美ベジ、クッキング) (3)全国統一規格設定※による品質の安定化、A品のみアンジェレ®と呼称 (等階級表、カラーチャート8~9、糖度8度以上、へたなし等) (4)全農営農技術センターからの技術指導と情報共有による栽培技術の向上

3.JA全農青果センター㈱による一元販売 (1)新しいミニトマト品種市場の拡大による事業拡大 (2)産地・販売先とのネットワークによる安定した売場の確保 (3)市況変動に左右されない安定的な取引の実現

アンジェレ事業の基本的な考え方

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4.全国統一規格※

アンジェレ事業の基本的な考え方

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4.全国統一規格※

アンジェレ事業の基本的な考え方

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5.アンジェレの事業モデル

販売店 飲食店

消費者

生産から 販売まで

生産者

JA全農 青果センター (包装加工)

全農

JA

生産・販売に関する基本契約書

県連 県本部

県JA

種苗会社

アンジェレ事業の基本的な考え方

種子の流れ

トマトの流れ

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1.販売計画に基づく作付推進 (1)マーケットインにより、JA、県域にて新規作付や生産拡大の計画を検討 し、結果を全農本所へ相談する(播種時期の1カ月前まで)。 (2)全農オリジナルブランド商品として、全農が産地・生産者の適性を確認 し、栽培の検討を行う(産地の手挙げ方式ではない)。 2.契約書の締結 (1) 「ミニトマト『アンジェレ』の生産、販売に関する基本契約書」を締結し、 種子の譲渡禁止など制約事項および名簿を添付し、作付いただく生産 者を確認する(JA、県連、全農における契約)。 3.種子の供給 (1)確認がとれた産地にのみ必要な数量の種子が供給される。 4.生産・出荷管理 (1)JA・県域職員による細目な巡回を基に、JAグループで連携した適正 な栽培管理を行う。 (2)出荷計画の遵守を徹底する。 (3) 生産者別栽培状況の把握を徹底するなど。

アンジェレ作付の基準

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5.提出資料 (1)生産者基本カルテ(様式1) ○提出時期:新規作付検討時・種子注文時、定植終了時、出荷終了時 ○提出フロー:生産者⇒JA⇒県域⇒全農本所 (2)月別旬別出荷計画表(様式2) ○提出時期:種子発注1カ月前、種子発注時、定植終了時、その他変 更の都度 ○提出フロー:JA⇒県域⇒全農本所 (3)週間出荷計画表(様式3) ○提出時期:出荷期間中、該当週の前週火曜日午前中 (翌々週まで記入) ○提出フロー:JA⇒県域⇒青果センター ※提出時点での産地における糖度測定結果も記入 (4)産地チェックリスト ○提出時期:出荷終了時 ○提出フロー:JA⇒県域⇒全農本所 (5)生産者個別カルテ ○提出時期:栽培期間中 ○提出フロー:JA⇔県域 ※その他契約書類等は別途

アンジェレ作付の基準

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5.提出資料 (6)資料提出手順フロー図

アンジェレ作付にあたって

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アンジェレ生産概況

夏秋作型:7月~11月 冬春作型:12月~翌6月

県域 面積 県域 面積 県域 面積

北海道 40.0 栃木 101.2 宮城 128.0

青森 29.0 長野 72.0 栃木 47.8

岩手 115.9 新潟 66.0 三重 33.0

宮城 213.6 岐阜 72.0 長崎 7.0

山形 125.0 広島 190.1 熊本 1521.2

茨城 65.0 熊本 10.0

夏秋計 冬春計 1,737.0

合計

夏秋作型面積 冬春作型面積

2,836.8

1,099.8

1.平成27年度面積(a)

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1.時期別出荷量の差 (1)冬春面積に比べ、夏秋面積が少ない。 (2)夏秋の反収が低い。 (3)9~11月期が少なく、冬春作型において4~6月に出荷が集中する。

2.産地間・生産者間の品質格差 (1)反収および品質(食味)のバラツキが大きい。 ⇒量・質を含めた「出荷の平準化」が必要 3.販売面 (1)出荷計画のブレによる販売チャンスロスや欠品等が生じている。

現状の課題

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1.産地の大型化

(1)適地適作での産地拡大を図る。

2.年間安定供給体制の構築

(1)夏秋作型の拡大および冬春期との出荷平準化を進める。

3.品質基準(出荷規格)の厳格化

(1)JA・県域での検査・指導の徹底する。

(2)青果センターでの糖度検査を継続実施し、食味の向上を進める。

(3)基準を順守できない産地は、次年度の作付を制限する。

4.“オレンジアンジェレ”の投入

(1)25年冬春作型の試験に加え、26年は夏秋作型での試験栽培を実施する。

(2)試験販売(赤・オレンジのミックスなど)を実施・検証し、ブランドの価値を高める。

5.産地巡回、PRの実施

(1)営農技術センターによる産地巡回および栽培技術などの情報共有を行う。

(2)消費地における各種イベントでのアンジェレPRを実施する。

アンジェレブランド戦略

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6.販売先の拡大

(1)中食・外食産業への提案により、販路の開拓を進める。

(2)実需に柔軟に対応した商品カテゴリーや販売手法の検討する。

※【既存の主な販売先】

東京センター :サミット、コープネット、イズミヤ、ツルヤほか

神奈川センター:ユーコープ事業連合、イトーヨーカ堂、東急ストア、いなげやほか

大阪センター :イズミヤ、イオン、平和堂、 コープこうべほか

九州営業所 :コープ九州ほか

(生協は、店舗販売及び宅配(共同購入)企画を含む)

アンジェレブランド戦略

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今後も全農オリジナルミニトマト 「アンジェレ」を

よろしくお願いいたします。