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ザバーン® はデュポン社の登録商標です。
デュポン社は地球環境を考えます
本製品は、環境への考慮を第一として設計されています。
製品及び梱包資材は、保管、使用、廃棄(焼却・埋立て)の際に有毒ガスや有害物質は
一切発生しません。
尚、大量の廃棄は自治体の指示に従って下さい。
20093025
施工マニュアル
1. 標準施工方法 2~4
2. ボンド施工方法 5~6
3. テープ施工方法 7
2
せ
《手順1》
施工する場所の雑草を根本から除去し、
施工面が平坦になるように整地して下さ
い。この時、大きな石等がある場合は、事
前回収し処理して下さい。
《手順2》
施工面に防草シートを置き、端部一箇所に
専用ピン、防草ワッシャーを用い、固定して
下さい。固定が終わりましたら、防草シート
のロールを広げゆがみやヨレが無い事を確
認し端部を一箇所固定します。
進行方向
《手順3》
両端部(2箇所)を固定したら、シート中
央部を固定します。3箇所の固定が完了
次第、等間隔で本固定を行って下さい。
《手順4》
等間隔にアンカーピンを打ち込み、シートを
しっかり固定して施工完了です。アンカーの
間隔は施工場所の状態によって異なります
ので、次ページの固定方法を参考にして下さ
い。
ザバーン防草シート標準施工方法(シート露出
の場合)
① ②
③ ④
3
ザバーン防草シート®平坦地固定方法 (単位:mm)
アンカーピン&防草ワッシャー止め位置(基本)
ザバーン®の巾により止め位置は変りますが、短手約1m間隔、長手約50cm間隔での打ち込みをお
勧めします。
* 土壌の性質により間隔、アンカーピンの長さは変えて下さい。
* シートの重ね合わせは100mm以上としていますが、敷設箇所にスギナ・ヨシ・オオイタドリ
等の貫通力が強い雑草が生えている場合は、根をできるだけ除去し、重ね合わせを200mm
以上確保して下さい。
○ シートを連結して敷設する場合
防草効果を高めるためシート端部やシート重ね部分からの雑草を抑制する2つの方法があります。
①ボンド処理 ②テープ処理 (5、6ページ参照)
4
ザバーン防草シート®傾斜地固定方法 (単位:mm)
≪傾斜地や風の強い場所に施工の際≫
アンカーピン&防草ワッシャー止め位置(基本)
法面の場合ピン止め位置は、短手、長手とも間隔を50cm(以下)に固定をお勧めします。
*土壌の性質、環境により、ピン止めの間隔、ピンの寸法は現場対応してください。
*シートの重ね合わせは100mm以上としていますが、敷設箇所にスギナ・ヨシ・オオイタドリ等の貫
通力が強い雑草が生えている場合は、根をできるだけ除去し、重ね合わせを200mm以上確保し
て下さい。
○ シートを連結して敷設する場合
防草効果を高めるためシート端部やシート重ね部分からの雑草を抑制する2つの方法があります。
①ボンド処理 ②テープ処理 (5、6ページ参照)
5
ザバーン®専用ボンド 施工方法
目的
ザバーン®専用ボンドは、防草シートの接続部や端部からの風の吹き込みに伴う、めくれ、剥が
れを未然に防止します。また、端部から生える雑草の侵出も同時に抑制します。
シート同士の接着
(写真1) (図1)
施工方法
1、 防草シート敷設後、ボンド施工を行ないます。
2、 カードリッジガンにボンドをセットしプラスチックのノズルをカッターでカットします。
(ノズルの口径により接続m数が異なりますのでご注意下さい。下記の施工数量を参照)
3、 ボンドのノズルをシートの重ね分に差込み、塗布していきます。
(抽出場所については、図1のようにピン・ワッシャーの通り中心部として下さい)
4、 塗布後、ボンドがシートに馴染むように、上から軽く押し付けてください。
5、 完全に乾燥し、ボンドが硬化したら接続完了です。(硬化まで24~48時間程度かかります)
※ジョイント部分が浮いてボンドが付きにくい場合は、ピンを増やし固定してください。
商品概要
主 成 分 : 湿気硬化型ウレタン樹脂
容 量 : 1.3kg
形 状 : カートリッジ式(長さ 41cm 直径 6cm 円柱型)
外 観 : 黄白色マスチック状
用 途 : ザバーン防草シートの接着(シート同士・コンクリート・アスファルトコンクリート)
施工数量 : ノズル口径 5mm の場合 38m / 8mm の場合 15m
6
コンクリートとシートの接着
(写真2) (図2)
施工方法
1、シート同士の接続同様、カードリッジにボンドをセットしノズルをカットします。
(ノズルの口径により接続m数が異なりますのでご注意下さい。P5の施工数量を参照)
2、ボンドを、擁壁、縁石、アスファルト等に塗布し、シートを上から敷き込みます。
(ボンドの塗布は、シート敷設後でも問題ありません。現場状況により判断してください)
3、塗布後、ボンドがシートに馴染むように、上から軽く押し付けてください。
4、ボンドには速乾性がありませんので、桟木やブロック等の重りをして養生してください。
(養生時間は、24~48時間程度必要です)
5、ボンド硬化後、重りを回収して施工完了となります。
施工上の注意点
・写真2の様に地盤と擁壁に段差が生じた場合、シート敷設後のボンド処理が困難になります。
(図2のアンカーピン&ワッシャーを擁壁際に打った場合、シートが反り上がる為)
対処法1:擁壁部のボンド処理を行った後に、際部のピンを固定する。
対処法2:擁壁端部の防草シートを10cm程度長めに突出させ、ピンで固定しボンドを塗布する。
(防草シートの端部が下に引っ張られ擁壁に定着しやすくなります)
対処法3:防草ワッシャーを擁壁に掛けて固定する。
※以外の状況で施工が困難な場合はご相談下ください。
7
ザバーン防草テープの施工方法(縁石施工例)
(写真3) (写真4) (写真5)
施工方法
1、 はじめに、接続するコンクリート部の掃除を行います。
(コンクリート表面に、土、ホコリ等が付着した状態では、粘着力が低下する恐れがあるため)
2、 表面の掃除が終わりましたら、専用のプライマーを塗布します。(写真3参照)
(シートの端を芯として左右対称に5cmに塗布する。希釈せずご使用ください)
3、 プライマーが乾燥しましたら、再度塗布します(2度塗り)
4、 2度目が乾燥しましたら、専用テープを張り付けていきます。(写真4参照)
(シート端を芯として左右対称に5cmで張り付けてください)
5、 接着後、テープの上から圧力をかけしっかりと付けて施工完了となります。
施工上の注意点
※維持工事でコンクリート、アスファルト面に接着する場合、表面の汚れはワイヤーブラシ等を
使用ししっかりと取除いてください。
※専用のプライマーは、希釈(薄めず)せず十分に塗布して下さい。
(乾燥時間は、気温20度で20~30分程度かかります。乾燥後、プライマーは透明になります。)
※写真5の様に曲線に接着させる場合は、こまめにカットし5cm程度ラップさせながら施工して
ください。
※防草シートの端部がヨレ、シワにより浮き上がっている場合、防草シートの端部をカットし
浮き上がりをなくした状態で接着してください。処理がない場合、テープがシートの持上げ
抵抗を受け剥がれやすくなります。
※以外の状況で施工が困難な場合はご相談ください。