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大阪市福島区海老江1-5-51http://animal.ds-pharma.co.jp
千寿製薬株式会社大阪市中央区平野町二丁目5番8号
製 造販売元 販売
組成・性状
効能又は効果
本剤は、100mL中サリチル酸0.05gを含有する無色澄明の液である。また、添加剤としてイソプロパノール等を含む。
犬:耳内の洗浄及び殺菌消臭
用法及び用量
1日1回、処置する耳を上にして、充分量(2~5mL)を犬の耳内に投与し、耳根部を10~20秒間やさしくマッサージする。本剤を耳内表面に十分行きわたらせた後、耳内の本剤や汚れを脱脂綿等で拭き取る。
使用上の注意
[一般的注意](1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。(2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。(3)本剤は獣医師の指導の下で使用すること。[使用者に対する注意](1)本剤が眼に入らないように注意すること。万一、使用者の眼に入った場合は、こすらずに直ちに流水で洗眼し、 本品を持参して速やかに医師の処置を受けること。(2)本剤が皮膚につかないように注意すること。万一、使用者の皮膚についた場合は、直ちに水で洗い流すこと。(3)本剤を誤飲しないように注意すること。万一、誤飲した場合は、本品を持参して速やかに医師の処置を受けること。[犬に対する注意]1.制限事項 鼓膜に損傷のある耳には使用しないこと。2.副作用 本剤の使用により、発疹等の過敏反応が現れた場合には、使用を中止し、速やかに獣医師の診察を受けること。3.適用上の注意(1)本剤は耳の洗浄のみに使用すること。(2)本剤が犬の眼や口に入らないように注意すること。眼や口に入った場合には、速やかに獣医師の診察を 受けること。(3)容器の汚染を防ぎ、また、患部を傷つけないよう、容器の先端を患部に触れさせないようにすること。(4)脱脂綿等で耳内の本剤と汚れを拭き取る際は、耳内を傷つけないよう注意すること。[取扱い上の注意] 開封後は、なるべく早く使い切ること。[保管上の注意](1)小児の手の届かないところに保管すること。(2)本剤は直射日光及び高温を避け、密栓して保管すること。(3)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
使用方法
ベストフレンズ イヤークリーナーG
ベストフレンズ イヤークリーナーA
本剤は、100mL中サリチル酸0.05gを含有する無色澄明の液である。また、添加剤としてグリセリン等を含む。
2. 充分量を犬の耳内に投与する。
1.耳を上にする。 耳根部を10~20秒間やさしくマッサージする。
3. 耳内の本剤や汚れを脱脂綿等で拭き取る。
4.
1247AH
ベストフレンズ イヤークリーナーG
ベストフレンズ イヤークリーナーA
2011年11月発行
動物用医薬部外品
選べる
2タイプ
アルコール配合 グリセリン配合
ベストフレンズ イヤークリーナーGベストフレンズ イヤークリーナーA
安全性試験
ビーグル犬(各3頭:6耳)に1日2回3mLずつを1週間投与した結果、ベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gとも一過性の発赤が見られたが、生理食塩液群でも見られたことから犬の外耳道に対して、安全性に問題はないと判断した。
使用試験成績
外耳炎と診断された犬【ベストフレンズ®イヤークリーナー®A(64症例)及びベストフレンズ®イヤークリーナー®G(67症例)】についての使用試験で、洗浄効果(耳垢量・耳垢の臭い・分泌物量)と一般症状(痛み、かゆみ、耳介の発赤、外耳道の発赤)の改善が認められた。なお、大部分の症例は1日1回、1週間3回の洗浄であった。
特性
ベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gは主成分として殺菌作用と角質軟化作用のあるサリチル酸を0.05%含有し、ベストフレンズ®イヤークリーナー®Aはイソプロパノール等を、ベストフレンズ®イヤークリーナー®Gはグリセリン等を添加剤として含有しています。このため、耳の環境に応じて使い分けることができます。
1.2タイプの使い分けができる。
外耳道内の耳垢が湿潤している場合や分泌物が多い場合に使用していただくために、できるだけ外耳道が湿潤しないようにイソプロパノールを配合した処方としています。
外耳道内に乾燥した耳垢が固着している場合や炎症がある場合に使用していただくために、グリセリンを配合し、低刺激性の処方としています。
2.殺菌効果が認められている。犬の外耳炎の代表的な病原菌である (細菌)及び (真菌)に対する殺菌効果の検討においてベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gともに1分以内に死滅させた。
3.使用試験において優れた洗浄効果(耳垢量・耳垢の臭い・分泌物量)が認められている。ベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gの洗浄効果の有効率は、それぞれ87.5%(56例/64例)及び88.1%(59例/67例)であった。
4.使用試験において一般症状(痛み、かゆみ、耳介の発赤、外耳道の発赤)に改善が認められている。ベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gとも全ての一般症状において80%以上の症例で改善が認められた。
5.使用試験においてベストフレンズ®イヤークリーナー®A(64症例)及びベストフレンズ®イヤークリーナー®G(67症例)で、副作用は認められなかった。
Staphylococcus intermedius Malasezia pachydermatis
殺菌力試験
を 約106個/mL及び を約104個/mLになるようにベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gに接種して室温に保存し、1、2、3、4、5、6、7、8、9 10、20、30、40、50、60分後にその1mLを培地に添加して30~35℃で5日間培養することにより、菌の生存を確認した。その結果、ベストフレンズ®イヤークリーナー®A及びベストフレンズ®
イヤークリーナー®Gとも1分後には接種した菌は全て死滅していた。
Staphylococcus intermedius Malasezia pachydermatis
洗浄力
一般症状
副作用
ベストフレンズ®イヤークリーナー®Aの総症例64例及びベストフレンズ®イヤークリーナー®Gの総症例67例の調査では、副作用は認められなかった。
■ ベストフレンズ®イヤークリーナー®Gで洗浄した症例の一般症状の改善率 消失 改善 不変 悪化
ベストフレンズ イヤークリーナーG
ベストフレンズ イヤークリーナーA
痛み、かゆみ、耳介の発赤、外耳道の発赤に対する改善率は、すべてにおいて、80%以上であった。
■ ベストフレンズ®イヤークリーナー®Aで洗浄した症例の一般症状の改善率
*症状があった症例について評価 改善率(%)は消失及び改善を示した症例の割合
93.2%(41/44)
86.9%(53/61)
89.8%(53/59)
90.3%(56/62)
44痛み
かゆみ
耳介の発赤
外耳道の発赤
61
59
62
改善率(%)は消失及び改善を示した症例の割合
*症例数 改善率(%) 改善率(改善以上)症状名
消失 改善 不変 悪化
18.2%
29.5%
28.8%
41.9%48.4%
61.0%
57.4%
75.0%
*症例数
*症状があった症例について評価
90.7%(49/54)
86.4%(57/66)
94.0%(63/67)
92.5%(62/67)
54痛み
かゆみ
耳介の発赤
外耳道の発赤
66
67
67
改善率(%) 改善率(改善以上)症状名
52.2%
68.5% 22.2%
51.5% 34.8%
59.7% 34.3%
40.3%
イヤークリーナーAベストフレンズ
ベストフレンズイヤークリーナーG
ベストフレンズ®イヤークリーナー®Aは64例中56例〔有効率87.5%(やや有効以上)〕、ベストフレンズ®イヤークリーナー®Gは59例/67例〔有効率88.1%(やや有効以上)〕で洗浄効果が認められた。
■ 洗浄効果
症例数 有効率(%) 有効率(やや有効以上)製品名
洗浄前と洗浄後のスコア比E[(A1+B1+C1)/(A0+B0+C0)]:著効(E≦3/20)、有効(3/20<E≦3/10)、やや有効(3/10<E≦1/2)、無効(1/2<E≦1)、悪化(1<E)洗浄1回目: A0:洗浄前のスコア合計,A1:洗浄後のスコア合計洗浄2回目: B0:洗浄前のスコア合計,B1:洗浄後のスコア合計洗浄3回目: C0:洗浄前のスコア合計,C1:洗浄後のスコア合計
[洗浄効果判定基準]
64
67
87.5%(56/64)
88.1%(59/67)
著効15.6%
有効40.6%
やや有効31.3% 無効
無効著効11.9%
有効32.8%
やや有効43.3%
垢耳性湿にプイタ乾速
垢耳性乾にプイタ激刺低