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2019-1080000266-01 インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 期別:後期 単位数:2 開講年次: 2 授業形態:講義及び演習 実務経験:有り 科目水準:初級 試験実施:無し 授業時間割:後期:水・1時限, 2時限 試験時間割:定期試験なし 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎 ◎--- 概要 ---◎ 本授業は、教育・臨床心理学科のキャリアデザイントラックに属する学生が、3 年次以降のキャリアデザインを効果的に行っていくための基礎的な力量形成を目 的に、福岡都市圏の企業・団体との連携にもとづき、PBL(課題解決型学習)の 講義および企業等における学外実習を行うものである。 教育学・臨床心理学を学ぶ学生が効果的なキャリアデザインを行っていくため に特に必要なのは、「到達目標」に示した<知識・理解><技能><態度・志向 性>である。2年次段階でこれらを獲得するために、本授業は、①講義によるPBL に向けた準備、②学外実習におけるPBLの実施、③成果の作成・発信という3つの 段階で構成する。 ①講義によるPBLに向けた準備 講義においては、キャリアデザインについての基礎的な観点・方法、そのなか でもとくに業界研究・企業研究の基本的なスキルの学習を行う。また、PBLの進 め方についての基礎的な知識をもとに、グループワークなども実施する。 ②学外実習におけるPBLの実施 学外実習では、実際に企業が抱える課題を企業の担当者や学科教員とともに解 決していく。チームのメンバーと協力し自分たちで考え行動し、その結果を検証 して改善策を練っていく。このような課題解決に向けての【計画→実行→確認→ 改善】のサイクルのなかで、課題解決に必要な諸能力を磨いていく。 ③成果の作成・発信 学外実習において、どのような課題を発見しどのようなアプローチで解決に臨 んだのか。そして成果は何か。それらについて、成果報告会におけるプレゼン テーションや報告書の作成等を通して、成果報告を行う。また、PBLを通じて自 身の行動特性の特徴の言語化やキャリアイメージの変化について整理を行う。 ◎--- 到達目標 ---◎ 業界研究・企業研究に関する基礎的な知識をもとに、具体的な業界・企業の特徴 や課題について説明することができる。(知識・理解) PBLを通じて、研究や職業生活において必須となる、<問題設定・仮説の設定・ 実証>という基本的な研究手順の有効性・重要性について理解する。(知識・理解) 教育学・臨床心理学の観点を活かしたPBLの長所を理解する。(知識・理解) 教育学や臨床心理学の知見を活かして、企業・業界の課題を発見し解決する方法 を検討したり、多様なキャリア形成の現実について把握・分析・言語化したりこ とができる。(技能) チームとして取り組んだ内容を、学内外の第3者に効果的に伝えることができ る。(技能) 教育学や臨床心理学の知見を、自身や他者のキャリア形成に活用する志向性を有 する。(態度・志向性) 業界・企業の多様な魅力を知り、自身のキャリアイメージを広げていく志向性を 有する。(態度・志向性) PBLを通じて、チームで行動するにあたっての自身の行動特性を省察し、改善し ていく志向性を有する。(態度・志向性) ◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎ 概要で記したように、本授業では学生がチームとなって、企業担当者ならびに学 科教員と連携しながら、柔軟に課題解決にあたっていく学習形式をとっている。 そのため、学習過程で必要となってくる情報の収集・分析、チームや担当者との ミーティング、報告書作成やプレゼンテーションの準備などはすべて、学生の主 体的な予習・復習によって行われる。 講義、学外実習を効果的に進めていくための予習・復習課題は、その都度、担当 者から指示されるのでそれに従うこと。また、学生の自主的な予習・復習も期待 したい。 ◎--- 成績評価基準および方法 ---◎ 成績は、以下の評価方法を組み合わせて評価する。 ①成果報告会におけるプレゼンテーションと報告レポート(60%) ②講義・学外実習における活動状況および予習復習状況(40%) なお、学外実習を含めて、授業に対する欠席や遅刻は大きな減点対象とする。 ◎--- テキスト ---◎ とくになし。 ◎--- 参考書 ---◎ とくになし。 ◎--- 履修上の留意点 ---◎ (1)本授業を履修するためには、教育・臨床心理学科キャリアデザ イントラックに所属し、「キャリア形成基礎論Ⅰ」を修得していな ければならない。 (2)本授業の履修にあたり、「学外実習費」(3万円)を納入する こと。また、学研災付帯賠償責任保険(210円)に加入すること。 (納付期限、支払方法については別途お知らせします)。 (3)本授業の履修にあたり、「2019年度『プロジェクト型企業実 習』誓約書・同意書」を提出すること(誓約書・同意書の詳細、提 出方法については別途お知らせします)。 (4)本授業は7月から事前の準備を開始するので、実施日等に関す る学科からの連絡に注意すること。 ◎--- 授業計画 ---◎ 第1回 9月18日1時間目 オリエンテーション(植上・松永・本山・山岸) 第2回 9月18日2時間目 学外実習先企業・団体の紹介と分析(植上・松永・本山・山岸) 第3回 9月25日1時間目 チームワーク向上のワークショップ(植上・松永・本山・山岸) 第4回 9月25日2時間目 企業研究・業界研究の方法(植上・松永・本山・山岸) 第5回 10月2日1時間目 PBLに向けたグループワーク演習(植上・松永・本山・山岸) 第6回 10月2日2時間目 実習前の企業研究についてのチーム作業(植上・松永・本山・山 岸) 第7回 10月9日1時間目 社会調査の方法について(植上・松永・本山・山岸) 第8回 10月9日2時間目 学外実習に対するチーム作業①(植上・松永・本山・山岸) 第9回 11月6日1時間目 学外実習に対するチーム作業②(植上・松永・本山・山岸) 第10回 11月6日2時間目 学外実習に対するチーム作業③(植上・松永・本山・山岸) 第11回 12月11日1時間目 学外実習に対するチーム作業④(植上・松永・本山・山岸) 第12回 12月11日2時間目 成果の分析・整理・プレゼンテーションの準備①(植上・松永・本 山・山岸) 第13回 12月18日1時間目 成果の分析・整理・プレゼンテーションの準備②(植上・松永・本 山・山岸) 第14回 1月8日1時間目 成果報告会①(植上・松永・本山・山岸) 第15回 1月8日2時間目 成果報告会②(植上・松永・本山・山岸) ※上記15回の授業とは別に、企業・団体における学外実習を行う。

インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

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2019-1080000266-01インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義及び演習  実務経験:有り  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:後期:水・1時限, 2時限  試験時間割:定期試験なし  

植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

◎--- 概要 ---◎

 本授業は、教育・臨床心理学科のキャリアデザイントラックに属する学生が、3年次以降のキャリアデザインを効果的に行っていくための基礎的な力量形成を目的に、福岡都市圏の企業・団体との連携にもとづき、PBL(課題解決型学習)の講義および企業等における学外実習を行うものである。 教育学・臨床心理学を学ぶ学生が効果的なキャリアデザインを行っていくために特に必要なのは、「到達目標」に示した<知識・理解><技能><態度・志向性>である。2年次段階でこれらを獲得するために、本授業は、①講義によるPBLに向けた準備、②学外実習におけるPBLの実施、③成果の作成・発信という3つの段階で構成する。

①講義によるPBLに向けた準備 講義においては、キャリアデザインについての基礎的な観点・方法、そのなかでもとくに業界研究・企業研究の基本的なスキルの学習を行う。また、PBLの進め方についての基礎的な知識をもとに、グループワークなども実施する。

②学外実習におけるPBLの実施 学外実習では、実際に企業が抱える課題を企業の担当者や学科教員とともに解決していく。チームのメンバーと協力し自分たちで考え行動し、その結果を検証して改善策を練っていく。このような課題解決に向けての【計画→実行→確認→改善】のサイクルのなかで、課題解決に必要な諸能力を磨いていく。

③成果の作成・発信 学外実習において、どのような課題を発見しどのようなアプローチで解決に臨んだのか。そして成果は何か。それらについて、成果報告会におけるプレゼンテーションや報告書の作成等を通して、成果報告を行う。また、PBLを通じて自身の行動特性の特徴の言語化やキャリアイメージの変化について整理を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

業界研究・企業研究に関する基礎的な知識をもとに、具体的な業界・企業の特徴や課題について説明することができる。(知識・理解)

PBLを通じて、研究や職業生活において必須となる、<問題設定・仮説の設定・実証>という基本的な研究手順の有効性・重要性について理解する。(知識・理解)

教育学・臨床心理学の観点を活かしたPBLの長所を理解する。(知識・理解)

教育学や臨床心理学の知見を活かして、企業・業界の課題を発見し解決する方法を検討したり、多様なキャリア形成の現実について把握・分析・言語化したりことができる。(技能)

チームとして取り組んだ内容を、学内外の第3者に効果的に伝えることができる。(技能)

教育学や臨床心理学の知見を、自身や他者のキャリア形成に活用する志向性を有する。(態度・志向性)

業界・企業の多様な魅力を知り、自身のキャリアイメージを広げていく志向性を有する。(態度・志向性)

PBLを通じて、チームで行動するにあたっての自身の行動特性を省察し、改善していく志向性を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

概要で記したように、本授業では学生がチームとなって、企業担当者ならびに学科教員と連携しながら、柔軟に課題解決にあたっていく学習形式をとっている。そのため、学習過程で必要となってくる情報の収集・分析、チームや担当者とのミーティング、報告書作成やプレゼンテーションの準備などはすべて、学生の主体的な予習・復習によって行われる。講義、学外実習を効果的に進めていくための予習・復習課題は、その都度、担当者から指示されるのでそれに従うこと。また、学生の自主的な予習・復習も期待したい。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

成績は、以下の評価方法を組み合わせて評価する。①成果報告会におけるプレゼンテーションと報告レポート(60%)②講義・学外実習における活動状況および予習復習状況(40%)

なお、学外実習を含めて、授業に対する欠席や遅刻は大きな減点対象とする。

 

◎--- テキスト ---◎

とくになし。

◎--- 参考書 ---◎

とくになし。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本授業を履修するためには、教育・臨床心理学科キャリアデザイントラックに所属し、「キャリア形成基礎論Ⅰ」を修得していなければならない。(2)本授業の履修にあたり、「学外実習費」(3万円)を納入すること。また、学研災付帯賠償責任保険(210円)に加入すること。(納付期限、支払方法については別途お知らせします)。(3)本授業の履修にあたり、「2019年度『プロジェクト型企業実習』誓約書・同意書」を提出すること(誓約書・同意書の詳細、提出方法については別途お知らせします)。(4)本授業は7月から事前の準備を開始するので、実施日等に関する学科からの連絡に注意すること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 9月18日1時間目オリエンテーション(植上・松永・本山・山岸)

第2回 9月18日2時間目学外実習先企業・団体の紹介と分析(植上・松永・本山・山岸)

第3回 9月25日1時間目チームワーク向上のワークショップ(植上・松永・本山・山岸)

第4回 9月25日2時間目企業研究・業界研究の方法(植上・松永・本山・山岸)

第5回 10月2日1時間目PBLに向けたグループワーク演習(植上・松永・本山・山岸)

第6回 10月2日2時間目実習前の企業研究についてのチーム作業(植上・松永・本山・山岸)

第7回 10月9日1時間目社会調査の方法について(植上・松永・本山・山岸)

第8回 10月9日2時間目学外実習に対するチーム作業①(植上・松永・本山・山岸)

第9回 11月6日1時間目学外実習に対するチーム作業②(植上・松永・本山・山岸)

第10回 11月6日2時間目学外実習に対するチーム作業③(植上・松永・本山・山岸)

第11回 12月11日1時間目学外実習に対するチーム作業④(植上・松永・本山・山岸)

第12回 12月11日2時間目成果の分析・整理・プレゼンテーションの準備①(植上・松永・本山・山岸)

第13回 12月18日1時間目成果の分析・整理・プレゼンテーションの準備②(植上・松永・本山・山岸)

第14回 1月8日1時間目成果報告会①(植上・松永・本山・山岸)

第15回 1月8日2時間目成果報告会②(植上・松永・本山・山岸)

※上記15回の授業とは別に、企業・団体における学外実習を行う。

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2019-1080000266-01インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」

植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

◎教育:A-3,B-1,C-3

1.業界研究・企業研究に関する基礎的な知識をもとに、具体的な業界・企業の特徴や課題について説明することができる。 (A-3)

2.PBLを通じて、研究や職業生活において必須となる、<問題設定・仮説の設定・実証>という基本的な研究手順の有効性・重要性について理解する。 (A-3)

3.教育学・臨床心理学の観点を活かしたPBLの長所を理解する。 (A-3)

4.教育学や臨床心理学の知見を活かして、企業・業界の課題を発見し解決する方法を検討したり、多様なキャリア形成の現実について把握・分析・言語化したりことができる。 (B-1)

5.チームとして取り組んだ内容を、学内外の第3者に効果的に伝えることができる。 (B-1)

6.教育学や臨床心理学の知見を、自身や他者のキャリア形成に活用する志向性を有する。 (C-3)

7.業界・企業の多様な魅力を知り、自身のキャリアイメージを広げていく志向性を有する。 (C-3)

8.PBLを通じて、チームで行動するにあたっての自身の行動特性を省察し、改善していく志向性を有する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000102-01カウンセリング心理学「17台以前」

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・3時限  試験時間割:2020/01/21 5時限  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 カウンセリングは、臨床心理学的援助の中心となる活動である。しかし、一般の人々にはその内容はほとんど理解されていない。 本講義では、カウンセリングとは何か、カウンセリングの理論、カウンセリングに必要な態度、カウンセリングの適用範囲などを中心として、カウンセリングの全体像を把握することを目的とする。 カウンセリングの基盤となっているのは、カール・ロジャーズの提唱したクライエント中心療法である。ロジャーズの理論を土台としながら、他のカウンセリング理論にも言及する。さらに、ロジャーズの流れから発展した、ジェンドリンの体験過程理論、フォーカシング、フォーカシング指向心理療法を紹介する。

◎--- 到達目標 ---◎

カウンセリングとは何かが説明できる。(知識・理解)

カウンセリングの基本的理論(特にロジャーズとジェンドリンの理論)が説明できる。(知識・理解)

アクティブリスニングの基本的技能を有している。(技能)

他者を理解する際に、相手の内的照合枠から理解しようとする態度、自分自身の価値観に関わらず相手を理解しようとする態度を持っている。(態度・志向性)

治療関係と非言語的コミュニケーションの重要性が理解できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

テキストにはあらかじめ目を通しておくこと。(60分)各回の授業の内容と、その際に生じた自分自身の体験について振り返り、自分なりにまとめておくこと。また、その体験と理論との関係について考えること。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

講義と簡単な実習に対するミニレポート課題や小テスト(40%)、定期試験(60%)によって評価する。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

坂中正義編著 2017 傾聴の心理学-PCAをまなぶ- 創元社

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.カウンセリングとは何か3.カウンセリングの実際4.支持と傾聴5.ロジャーズの理論1 非指示性 適応論 セラピストの態度6.ロジャーズの理論2 プロセス論 エンカウンター・グループ パーソン・センタード・アプローチ7.精神力動的立場と行動療法的立場8.ジェンドリンの理論1 体験過程理論9.ジェンドリンの理論2 プレゼンスと治療関係10.フォーカシングとフォーカシング指向心理療法11.カウンセリングと非言語的コミュニケーション12.カウンセリングの限界と他の心理学的援助との関連13.さまざまなカウンセリング理論と技法14.プライバシーの扱いと倫理15.まとめ

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2019-1080000102-01カウンセリング心理学「17台以前」

田村 隆一

◎教育:A-2,B-1,C-1,C-2

1.カウンセリングとは何かが説明できる。 (A-2)

2.カウンセリングの基本的理論(特にロジャーズとジェンドリンの理論)が説明できる。 (A-2)

3.アクティブリスニングの基本的技能を有している。 (B-1)

4.他者を理解する際に、相手の内的照合枠から理解しようとする態度、自分自身の価値観に関わらず相手を理解しようとする態度を持っている。 (C-1)

5.治療関係と非言語的コミュニケーションの重要性が理解できる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000232-01家族教育論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:木・1時限  試験時間割:2020/01/16 3時限  

野々村 淑子

◎--- 概要 ---◎

 家庭教育というと、「『早寝・早起き・朝ごはん』国民運動」に見られるような基本的生活習慣のしつけを始めとし、幼少期から学童期にかけての子どもの心身の健全な成長を支える最も根幹的な役割を果たすものであるという考え方が、現在多くの人に共有されているように思える。平成18年改正の教育基本法に従来無かった「家庭教育」(第10条)が盛り込まれたことは、その象徴ともいえるだろう。 しかしそもそも、家庭が(親が)、「子の教育について第一義的責任を有するもの」であるという命題は、どれほど普遍かつ不変のものといえるだろうか。家庭や家族の「崩壊」や「危機」、「子育て不安」や「虐待」などの文字を見ない日はあまりない。また、少子化対策としての子育て支援や次世代育成等の政策が活発に推進されていることは、「本来の役割」を果たすことが困難とされる親、家族がどれほど多いのかを表しているともいえる。さらに、今現在、非常に問題化されている「子どもの貧困」についても、家庭という単位において議論がなされている。 本講義は、以上のような状況をふまえつつ、あるべき家庭教育のあり方を論ずるのではなく、家庭教育という概念、考え方自体の生成過程とそこに孕まれた歴史的、社会的問題構造を明らかにすることを目的とする。 まず、現代の家族や子どもの教育観、あるいはそもそも子どもを産むということ自体の私たちの意識等について議論し、またその意味を考える。 その後、日本における家庭教育や、子育てについての性差意識(母性という言葉、子育ては女性という意識)の成立と、その定着についての議論を紹介する。 そして、近代日本における家庭像、家庭教育像の展開に影響し、かつ前提となった欧米の近代化の過程を、解説する。近代以前において、冒頭のような家庭教育像は存在しなかった。生産や経営的機能や、近隣社会との紐帯から切り離されていくに従って、家族は、子どもの教育を中心とする自閉的空間へと変貌したのである。それは家族だけでなく、政治的、経済的な社会の構造変化に大きく影響されたものである。 家族生活や家庭教育についての語りは、ともすると個人の自由意思や倫理観、道徳観に関わるものとみなされがちである。本講義を通して、それが近代社会のなかでの家族の位置や機能によって成立したものであること、そしてむしろ個人の問題群として扱われること自体の意味や問題性を理解することをめざしている。

◎--- 到達目標 ---◎

教育、特に子育て、子どもや家族の歴史の大きな流れの概要を、説明できる。(知識・理解)

教育、特に子育て、子どもや家族の歴史についての知識を基礎に、近現代の社会的事象とそこにおける人間の心や行動を分析、説明することができる。(知識・理解)

現代社会の家族と子どもをめぐる現状、実状、その背景について、歴史研究を中心とする学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、特に、子どもや家族に関する歴史的・社会的経緯や背景を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

参考文献を確認すること。入手し読むことを強く希望する。議論日においては、必ず指定されたレジュメを予め人数分用意しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標に掲げる点について、以下のように評価する。・「知識・理解」については講義日における小レポート、議論日におけるレジュメ、および定期試験などにより、その度合いを評価する。・「技能」についても同様な方法によるが、主として資史料の解読、分析の結果を通して評価する。・態度・志向性については、講義や議論への参加度、新しい知識を得ることへの姿勢、積極性によって評価する。・欠席、遅刻は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 参考書 ---◎

P.アリエス『<子供>の誕生:アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』みすず書房、1980年(原著1960年) 小山静子『子どもたちの近代-学校教育と家庭教育』吉川弘文館、2002年 落合恵美子『21世紀家族へー家族の戦後体制の見かた・超えかた』第3版、有斐閣選書、2004年 購入は課さないが、できれば図書館などで手にとって読んでほしい。その他、当該テーマや時代に関する参考文献は、随時紹介するので、できる限り読んでもらいたい。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

10分以上の遅刻は欠席とみなします。

◎--- 授業計画 ---◎

概ね以下の要領で授業を進める(進捗状況により変更の可能性あり)。講義が中心だが、テキストについてのレジュメをもとに議論をする時間を設け、考察と理解を深める。

(第1~3回)Ⅰ.子どもの家族を考える 1.家庭教育という問題 2.なぜ子どもを産むのか 3.男女の生き方と家族・子ども・教育

(第4~8回)Ⅱ.近代日本における「家庭」の誕生 1.近代女子教育成立の論拠 2.母性の成立とその機能 3.近代家族像の定着

(第9~14回)Ⅲ.欧米の近代化過程における子どもと家族 1.近代以前の生活世界と子ども 2.近代学校の成立と子ども・教育 3.近代家族の成立と性別領域分離主義 4.貧困児救済の歴史と近代家族

(第15回)Ⅳ.再び、子どもと家族を考える

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2019-1080000232-01家族教育論

野々村 淑子

◎教育:A-1,A-2,B-3,C-2

1.教育、特に子育て、子どもや家族の歴史の大きな流れの概要を、説明できる。 (A-1)

2.教育、特に子育て、子どもや家族の歴史についての知識を基礎に、近現代の社会的事象とそこにおける人間の心や行動を分析、説明することができる。 (A-2)

3.現代社会の家族と子どもをめぐる現状、実状、その背景について、歴史研究を中心とする学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

4.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、特に、子どもや家族に関する歴史的・社会的経緯や背景を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000209-01家族心理学「17台以前」

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:金・2時限  試験時間割:2020/01/20 6時限  

村久保 雅孝

◎--- 概要 ---◎

 現代社会の、特に先進国における「家族」を、発達(加齢に伴う変化)と心理臨床の観点から展望していく。まず、個人の誕生~成長~老い~死と看取りといったことがらを個人と家族の関係で講ずる。また、家族療法を通して心理臨床と家族に関して講ずる。 授業の進め方として、2回目以後は映像資料視聴と解説を中心におこなう。 授業の各回で「キーワード」を提示するので、各自においても復習すると学習の定着が図られる。 なお、随時、学修を促進する課題を提示するので、各自、関心に基づいて自己学習することが望まれる(宿題ではない)。

◎--- 到達目標 ---◎

ファミリー・アイデンティティを具体例を挙げて説明できる。(知識・理解)

心理学の観点から「発達」の概念を説明できる。(知識・理解)

幼児のアタッチメントと母性の関連を説明できる。(技能)

「3歳児神話」について理解し「若い家族」の支援に活用できる。(技能)

家族間の呼称の変化と家族関係を関連付けて説明できる。(態度・志向性)

思春期の課題としてのアイデンティティの確立を説明できる。(態度・志向性)

第二次性徴と成長ホルモンの作用を理解し思春期支援に活用できる。(知識・理解)

摂食障害の要因としての文化・社会的要因と遺伝的要因を説明できる。(知識・理解)

人類の課題としての「老い」と「老いの受容」を説明できる。(技能)

看取りにおける家族支援につて提案できる。(技能)

家族療法のアウトラインを説明できる。(知識・理解)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

学修促進のための課題を随時提示するので、各自の関心に基づいて自己学習することが望まれる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

①評価基準 講義で提示したキーワードや到達目標について正確かつ簡潔に説明できているかを評価の基準とする。②評価方法 定期試験による。③割合 定期試験を100%とするが、特殊かつ合理的理由がある場合は他の課題を課す(提出した場合は、評価の上20点以内(合計上限60点まで)で加点する)。 なお、出席は成績評価の前提であるから、前提を損なわないよう留意すること。 また、欠席は減点の対象となる場合があるので、あわせて留意すること。

◎--- テキスト ---◎

特に定めない。

◎--- 参考書 ---◎

家族心理学への招待 ISBN 4-623-04583-8心理学概論 ISBN 978-4-7795-0399-3臨床助産師必携 ISBN 978-4-260-00077-2講義にて必要箇所を提示する(印刷配付なし)。必ずしも購入を求めるものではない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

・心理学と家族に関する関心を持って受講することが望ましい。・出席を厳格に自己管理し、不当な遅刻や早退のないようにすること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.「家族」を考察する心理学的視点2.家族のライフサイクル3.母性と愛着行動4.人生の展望-ヒトの命のメカニズム-5.生命の誕生と家族6.乳幼児と家族7.周産期母子を支えた人々-新生児臨床の黎明-8.思春期と家族9.「自己」をめぐって10.「摂食障害」をめぐって11.青壮年期と家族12.老いと家族13.看取りと家族14.心理臨床の場としての家族:家族療法①15.心理臨床の場としての家族:家族療法②

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2019-1080000209-01家族心理学「17台以前」

村久保 雅孝

◎教育:A-2,B-2,C-1

1.ファミリー・アイデンティティを具体例を挙げて説明できる。 (A-2)

2.心理学の観点から「発達」の概念を説明できる。 (A-2)

3.幼児のアタッチメントと母性の関連を説明できる。 (B-2)

4.「3歳児神話」について理解し「若い家族」の支援に活用できる。 (B-2)

5.家族間の呼称の変化と家族関係を関連付けて説明できる。 (C-1)

6.思春期の課題としてのアイデンティティの確立を説明できる。 (C-1)

7.第二次性徴と成長ホルモンの作用を理解し思春期支援に活用できる。 (A-2)

8.摂食障害の要因としての文化・社会的要因と遺伝的要因を説明できる。 (A-2)

9.人類の課題としての「老い」と「老いの受容」を説明できる。 (B-2)

10.看取りにおける家族支援につて提案できる。 (B-2)

11.家族療法のアウトラインを説明できる。 (A-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000234-01カリキュラム実践論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・2時限  試験時間割:2019/07/29 3時限  

笠原 嘉治

◎--- 概要 ---◎

 近年、自尊感情を喪失した若者による悲惨な殺傷事件が頻発している。一方、教育現場では、学力向上はもとより、いじめ防止、生徒指導、特別支援教育、不登校予防などの喫緊の課題を解決する為、豊かな人間性を育む教育のあり方が求められている。本講義では、新学習指導要領のポイントや前述の学校現場における教育課題を踏まえ、豊かな人間性を育む授業をどのように構想していけばよいかについて、基礎的な考え方を学び、実際に授業づくりの手順を体験する。★これからの学校に求められる教育課題*「アクティ ブ・ラーニング」を教師側の願いだけでなく、学びの当事者である子どもの立場にたって構想するにはどうすればよいか。*「ユニバーサルデザインに基づく授業」における「個」への支援が「学級全体」に波及するような授業をどのように構想すればよいか。*子どもの自尊感情を高め、級友や周りの「ヒト・コト・モノ」を尊重できる子どもを育てる「自他をリスペクトする心を育てる教育」の視点にたった授業をどのように構想すればよいか。★これらの内容を踏まえ、授業を構想する手順 ・何のために学ぶのか(目標設定と学習問題づくり) ・何を学ぶのか(「学び」の理解と身近な素材の教材化) ・どのように学ぶのか(学習活動の組み立てと学習集団づくり)

◎--- 到達目標 ---◎

新学習指導要領策定の経緯を理解し、多様性の視点からのカリキュラム作りのポイントを説明することができる。(知識・理解)

授業作りにおける意見交流において、アサーティブな姿勢で協議に参加することができる。(技能)

度重なる「青少年が引き起こす残忍な事件」、いじめ・不登校等の現状を理解し、その解決に資する「自他をリスペクトする心を育てる」授業構想を提案することができる。(態度・志向性)

子どもの主体性を引き出し、子ども一人一人の特性を活かす問題解決的な授業を構築できる。(技能)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・いじめや青少年の衝動的な事件など、子どもを取り巻く種々の出 来事について、新聞やニュースなどで、自分なりに考えておく。・新学習指導要領の内容や、関連の記事から情報を集めておく。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

成績評価は、定期試験6割、授業参加の姿勢4割とする。定期試験では、次期学習指導要領のポイントや学校現場の教育課題を解決するための授業のあり方を理解していることを評価の基準とする。授業参加の姿勢は、ミニッツペーパー等の提出状況、講義の受講状況、発表と協議への参加意欲などから総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

特定のテキストは指定しない。授業時に資料を配付する

◎--- 参考書 ---◎

「新教育課程型授業を考える~アクティブラーニングの理論と実践~」 ISBN 978-4-324-10068-4「カリキュラムからみる不登校対応」 ISBN978-4-324-10076-9『学校現場で考える「育成すべき資質・能力」』 ISBN978-4-324-10069-1

◎--- 履修上の留意点 ---◎

講義時に資料を配付するので整理・保管すること。各種ファイル用具、または、パソコン上でのデータ処理等、自分なりの手法を工夫し、講義に関連する資料や新聞記事などを付加し、授業づくりの場面で活用できるように努めること

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション ・モデル授業 ・カリキュラムについて ・授業づくりの基本 「何のために」「何を」「どのように」2.新学習指導要領に応える授業のポイント3.子ども理解にたったアクテイブラーニング4.ユニバーサルデザイン、3つの視点5.自他をリスペクトする心を育てる教育6.何のために学ぶのか(目標設定)7.何のために学ぶのか(問題づくり)8.何を学ぶのか(学びとは)9.何を学ぶのか(教材づくり)10.どのように学ぶのか(学習活動の組立て)11.どのように学ぶのか(発問・板書の基本)12.どのように学ぶのか(学習集団づくり)13.多様性の視点からの単元計画14.多様性の視点からの本時展開15.まとめ

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2019-1080000234-01カリキュラム実践論

笠原 嘉治

◎教育:A-2,B-1,B-2,C-2

1.新学習指導要領策定の経緯を理解し、多様性の視点からのカリキュラム作りのポイントを説明することができる。 (A-2)

2.授業作りにおける意見交流において、アサーティブな姿勢で協議に参加することができる。 (B-1)

3.度重なる「青少年が引き起こす残忍な事件」、いじめ・不登校等の現状を理解し、その解決に資する「自他をリスペクトする心を育てる」授業構想を提案することができる。 (C-2)

4.子どもの主体性を引き出し、子ども一人一人の特性を活かす問題解決的な授業を構築できる。 (B-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000113-01感情・人格心理学(振替科目:臨床パーソナリティ論「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・3時限  試験時間割:2020/01/24 1時限  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 感情と人格にはさまざまな捉え方や理論がある。この講義は、人格と感情に関する様々な理論をもとに、人間をよりよく理解し、その支援に役立てるかについて学ぶ。 まず、人格の概念とその形成過程に関する理論(類型論や特性論,力動的な構造としてとらえようとする精神分析理論や学習理論,現象学理論など)を理解し、その個人差をどう測定するのかについて取りあげる。次に、感情に関する理論と感情喚起のメカニズム、感情が行動に及ぼす影響についても解説を行う。さらに、人格や感情が人間のこころの問題にどのように関係するのかについても言及する。 なお,授業では,毎時間ごとにレジュメや資料を配布するが,テキストと併用して復習に役立てること。

 

◎--- 到達目標 ---◎

感情に関する理論及び感情喚起の機序について概説できる。(知識・理解)

感情が行動に及ぼす影響について概説できる。(知識・理解)

人格の概念及び形成過程について概説できる。(知識・理解)

人格の類型、特性等について概説できる。(知識・理解)

人格の測定について、具体的に説明できる。(技能)

人格の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・教科書等を活用し、次回の授業内容について予習をしておくこと。(60分)・復習として、教科書や授業で配布した資料等を使い、ポイントをまとめておくこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験の成績(80%),課題レポート(20%)到達目標にあげた事項について、具体的に説明できることを成績評価基準とする。

◎--- テキスト ---◎

 詫摩武俊・瀧本孝雄・鈴木乙史・松井豊著「性格心理学への招待ー自分を知り他者を理解するためにー」(サイエンス社,2003年)ISBN4-7819-1044-0

◎--- 参考書 ---◎

感情心理学(感情研究の基礎とその展開) ISBN978-4-563-05877-7感情心理学・入門 ISBN 978-4-641-12388-5

◎--- 履修上の留意点 ---◎

・テーマによっては,グループ討議や実習の時間を設定し、臨床的な課題について内容を深めながら,進めていく。・課題レポートの提出を求める(1~2回)。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 人格の定義3 類型論と特性論4 精神分析理論における人格5 人格の形成過程①(乳児期。幼児期)6 人格の形成過程②(児童期・青年期)7 学習理論における人格8 現象学的理論における人格9 人格の測定①(質問紙法)10 人格の測定②(投影法)11 感情の定義と感情喚起のメカニズム12 感情の生物学的基礎と神経生理学的機序13 感情が行動に及ぼす影響14 人格・感情とこころの問題15 まとめ

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2019-1080000113-01感情・人格心理学(振替科目:臨床パーソナリティ論「17台以前」)

松永 邦裕

◎教育:A-1,A-2,B-2,C-1

1.感情に関する理論及び感情喚起の機序について概説できる。 (A-1)

2.感情が行動に及ぼす影響について概説できる。 (A-2)

3.人格の概念及び形成過程について概説できる。 (A-1)

4.人格の類型、特性等について概説できる。 (A-2)

5.人格の測定について、具体的に説明できる。 (B-2)

6.人格の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000235-01学習方法開発論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・3時限  試験時間割:2019/07/26 6時限  

伊藤 亜希子

◎--- 概要 ---◎

<授業の概要> 今日の教育現場では、社会の変化に伴い、そこで学ぶ子どもたちが多様化している。それは、日本の子どもたちの能力や特性の多様化のみならず、近年、増加している外国につながる子どもたち(外国人児童生徒)の文化的背景の多様化も含んでいる。グローバル化が叫ばれている今日の日本社会において、日本人の子どもたちと共に多様な文化的背景を持つ子どもたちが学んでいる日本の学校現場は、すでに国際化・多文化化している。こうした学校現場では、日本の子どもたちと外国につながる子どもたちがどのように共に学んでいるのだろうか。また、それぞれに対し、どのような学びが必要とされているのだろうか。 本授業では、こうした現状を踏まえ、外国につながる子どもたちの学びと参加を促す学習・教育方法(外国人児童生徒教育)について、そしてかれらと共に学んでいる日本の子どもたちの異文化理解を促す学習・教育方法(国際理解教育)について、具体的に学んでいく。

<授業方法について> 教員の一方向的な講義にとどまらないよう、講義の時間のほか、できるだけグループ・ディスカッションの時間をとり、教員と受講生、受講生間の双方向的な時間を設ける予定である。そのため、グループワークやディスカッションへの積極的な参加が求められる。 また、eラーニングシステム(Moodle)を活用し、授業時のスライド、参考文献一覧、参考資料などを適宜アップしていく。さらに、受講生には自らの学びを振り返るために、1枚ポートフォリオを作成してもらい、eラーニングシステム上での提出を求める(4̃5回の授業ごとに提出を求める予定)。eラーニングシステムの利用方法については、最初の授業で説明をし、教員がサポートするので、利用したことがなくても支障はない。

◎--- 到達目標 ---◎

外国人児童生徒教育、国際理解教育に関わる理論を理解し、教育現場における課題を説明することができる。(知識・理解)

外国人児童生徒教育や国際理解教育に関する知識に基づき、学校や地域における多文化共生の課題を発見し、それへの取り組みを提案することができる。(技能)

学校や地域における多文化共生についてさまざまな立場から批判的に検討することができる。(技能)

外国につながる子どもや保護者の存在によって生じる学校や地域における教育課題に対し、新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業前に予習課題を提示するので、資料を熟読したり、事前に調べてくること(60分)。授業後は、講義ノートや配付資料をもとに授業時間に学んだことを自身で整理すること(60分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験、平常点、課題提出状況(ミニッツペーパー、1枚ポートフォリオなど)、授業の参加度などにより、到達目標に従って総合的に判断する。主として、平常点にあたる受講態度や課題提出状況を40%、定期試験を60%とする。欠席・遅刻・途中退席等による課題の未提出は減点対象とする。また、私語などによる授業に対する妨害行為についても減点の対象とする。

◎--- テキスト ---◎

特定のテキストは使用せず、授業時に資料を配付する。

◎--- 参考書 ---◎

『国際理解教育―多文化共生時代の学校づくり』 ISBN978-4750313863『国際化と教育―異文化間教育学の視点から』 ISBN978-4595236174『「共に生きる子ども」を育てる国際理解教育』 ISBN978-4316801568 これらの他、受講者の興味関心に従い、適宜、参考文献等を紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 授業で取り扱う内容に関して、視聴覚教材を利用したり、ペアワークやグループワークなども行うので、積極的な参加が求められる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.外国につながる子どもたちが増加する背景3.外国人児童生徒教育とは(1)外国人児童生徒の受け入れ4.外国人児童生徒教育とは(2)文化への配慮5.外国人児童生徒教育とは(3)ことばの教育6.外国人児童生徒教育とは(4)学力7.小括(1)外国人児童生徒教育の課題8.これからの多文化社会を生きる子どもに求められる力9.国際理解教育とは(1)国際理解教育の変遷10.国際理解教育とは(2) 実践の視点11.国際理解教育とは(3) 平和教育12.国際理解教育とは(4) 人権教育13.小括(2)国際理解教育の課題14.自分にとっての身近なグローバル化・多文化化の課題とは15.講義のまとめ

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2019-1080000235-01学習方法開発論

伊藤 亜希子

◎教育:A-2,B-2,B-3,C-2

1.外国人児童生徒教育、国際理解教育に関わる理論を理解し、教育現場における課題を説明することができる。 (A-2)

2.外国人児童生徒教育や国際理解教育に関する知識に基づき、学校や地域における多文化共生の課題を発見し、それへの取り組みを提案することができる。 (B-2)

3.学校や地域における多文化共生についてさまざまな立場から批判的に検討することができる。 (B-3)

4.外国につながる子どもや保護者の存在によって生じる学校や地域における教育課題に対し、新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000114-01学習・言語心理学(振替科目:学習心理学「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・5時限  試験時間割:2019/07/31 5時限  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 「学習・言語心理学」は、国家試験の受験資格を得るために必要な、公認心理師カリキュラムの科目の一つである。本講義では、伝統的な行動主義に基づく学習理論の基礎を習得し、学習理論の観点から人間行動の理解を深めていく。 日常生活から教育臨床場面に至るまで、受講者自身が、学習過程の記述、予測、制御をある程度独自に行えるようになることがねらいとなる。 講義の流れとしては、学習理論成立の歴史をたどりながら、レスポンデント条件づけ、オペラント条件づけ、技能学習、社会的学習などの基礎理論について学ぶ。また、言語、記憶、思考などの認知過程や、意欲、動機づけといった関連事項についても学ぶ。さらに、学習理論の応用例として、行動療法の教育臨床的手続きにもふれることになる。 学習理論は実用的な理論である。基礎理論と日常的な人間行動との関連性を想像しながら、講義に臨んでいただきたい。

◎--- 到達目標 ---◎

人の行動が変化する過程について理解する。(知識・理解)

言語の習得における機序について理解する。(知識・理解)

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

毎回の授業の最後に、テキストや配布資料の復習箇所と予習箇所が示される(1時間程度の学修内容)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験の成績(80%)が重視されるが、授業中や宿題に課される小テスト・小レポートの結果も評価される(20%)。

◎--- テキスト ---◎

山内光哉・春木豊 2001 学習心理学 サイエンス社(ISBN-10: 4781909779)

◎--- 参考書 ---◎

言語心理学 ISBN 978-4-254-52665-3

◎--- 履修上の留意点 ---◎

初回オリエンテーションには必ず出席すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.学習心理学の歴史3.生得的行動4.レスポンデント条件づけ5.オペラント条件付け6.強化随伴性7.刺激性制御8.高次の学習・行動9.言語に関する理論と研究10.語彙の獲得過程11.文法能力の発達12.言語の生物学的基礎と障害13.高次の学習・学習14.臨床的応用15.まとめ

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2019-1080000114-01学習・言語心理学(振替科目:学習心理学「17台以前」)

長江 信和

◎教育:A-1,A-2,B-2,C-1

1.人の行動が変化する過程について理解する。 (A-1)

2.言語の習得における機序について理解する。 (A-1)

3.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000233-01学校教育論「17台以前」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:火・5時限  試験時間割:2019/07/24 1時限  

伊藤 亜希子

◎--- 概要 ---◎

<授業の概要> 今日、学校現場では多様な背景を持った子どもたちが共に学んでいる。子どもたちの持つ多様性じゃ教育の場で尊重されるべきものであるが、ときとして多様性がなかなか受容されずに、こうした子どもたちの学校や地域での学びや生活が困難な状況に陥ることもある。 多様性の例として、外国につながる子どもたちとセクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り上げる。近年、文部科学省の統計からも明らかにされているように、日本語指導の必要な児童生徒は増加の一途をたどっている。さらに、「日本語指導が必要」と判断されなくとも、外国につながる子どもの学力や高校進学の問題も注目されている。また、セクシュアル・マイノリティの子どもたちの学校生活についても近年注目されるようになっている。文部科学省は実態調査と結果の公表を踏まえ、通達を出し、セクシュアル・マイノリティの子どもたちが少しでも学校生活を送りやすくなるよう対応事例も提示している。しかしながら、実際の対応は難しく、こうした多様性を持つ子どもたちに直面して対応に悩むという実態もある。 本講義は、そうした実態を踏まえ、日本の学校に通う外国につながる子どもたちとセクシュアル・マイノリティの子どもたちに着目し、多様性が尊重される教育について具体的に学んでいく。

<授業方法について> 教員の一方向的な講義にとどまらないよう、講義の時間のほか、できるだけグループ・ディスカッションの時間をとり、教員と受講生、受講生間の双方向的な時間を設ける予定である。そのため、グループワークやディスカッションへの積極的な参加が求められる。 また、eラーニングシステム(Moodle)を活用し、授業時のスライド、参考文献一覧、参考資料などを適宜アップしていく。さらに、受講生には自らの学びを振り返るために、1枚ポートフォリオを作成してもらい、eラーニングシステム上での提出を求める(4̃5回の授業ごとに提出を求める予定)。eラーニングシステムの利用方法については、最初の授業で説明をし、教員がサポートするので、利用したことがなくても支障はない。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の知識に基づき、外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り巻く現状を分析し・説明することができる。(知識・理解)

外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを受け入れる学校の課題を多角的に理解し、いかに課題を克服できるか自分なりの考えを説明することができる。(知識・理解)

日本の学校や地域で多様性をどう受け入れていくのか、教育学や臨床心理学の考え方を活かし、他の受講生の意見を傾聴し、多角的に検討することができる。(技能)

自分なりに多様性を受け入れようとする態度を持ち、それに向けて外国につながる子どもたちやセクシュアル・マイノリティの子どもたちに関するさらなる知識や技能を積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業前に予習課題を提示するので、資料に目を通したり、事前に調べてくること(60分)。授業後は、講義ノートや配付資料をもとに授業時間に学んだことを自身で整理し、ポートフォリオにまとめること(60分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験、平常点、課題提出状況(ミニッツペーパー、1枚ポートフォリオなど)、授業の参加度などにより、到達目標に従って総合的に判断する。主として、平常点にあたる受講態度や課題提出状況を40%、定期試験を60%とする。欠席・遅刻・途中退席等による課題の未提出は減点対象とする。また、私語などによる授業に対する妨害行為についても減点の対象とする。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。プリントを適宜配付する。

◎--- 参考書 ---◎

齋藤ひろみ編著、今澤悌・内田紀子・花島健司著(2011)『外国人児童生徒のための支援ガイドブック』凡人社 ISBN 978-4-89358-799-2加藤慶・渡辺大輔編著(2012)『セクシュアルマイノリティをめぐる学校教育と支援(増補版)』開成出版 ISBN 978-4-87603-458-1遠藤まめた(2016)『先生と親のためのLGBTガイド―もしあなたがカミングアウトされたなら―』合同出版 ISBN 978-4-7726-1271-5 これらの他、受講者の興味関心に従い、適宜、参考文献等を紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 授業で取り扱う内容に関して、視聴覚教材を利用したり、ペアワークやグループワークなども行うので、積極的な参加が求められる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.外国につながる子どもたちが増加する背景3.外国につながる子どもの教育(1)受け入れ4.外国につながる子どもの教育(2)文化への配慮5.外国につながる子どもの教育(3)ことばと学力、進路保障6.外国につながる子どもの教育(4) 国際理解教育7.小活(1)外国につながる子どもの多様性を活かすには8.セクシュアル・マイノリティとは(1)性の多様性を理解する9.セクシュアル・マイノリティとは(2)社会における生きづらさを知る10.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(1)学校教育への問題提起11.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(2)学校で抱える悩み12.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(3)教師の対応13.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(4)性の多様性を理解する授業づくり14.小活(2)セクシュアル・マイノリティの子どもの「ありのまま」を受け止める15.講義のまとめ

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2019-1080000233-01学校教育論「17台以前」

伊藤 亜希子

◎教育:A-1,A-2,B-1,C-2

1.教育学の知識に基づき、外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り巻く現状を分析し・説明することができる。 (A-1)

2.外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを受け入れる学校の課題を多角的に理解し、いかに課題を克服できるか自分なりの考えを説明することができる。 (A-2)

3.日本の学校や地域で多様性をどう受け入れていくのか、教育学や臨床心理学の考え方を活かし、他の受講生の意見を傾聴し、多角的に検討することができる。 (B-1)

4.自分なりに多様性を受け入れようとする態度を持ち、それに向けて外国につながる子どもたちやセクシュアル・マイノリティの子どもたちに関するさらなる知識や技能を積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000017-01基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・3時限  試験時間割:定期試験なし  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(技能)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(知識・理解)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

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2019-1080000017-01基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

勝山 吉章

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。 (A-2)

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。 (B-2)

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。 (A-1)

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉 (B-3)

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉 (B-1)

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000017-02基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・3時限  試験時間割:定期試験なし  

満身 史織

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(知識・理解)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(技能)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

Page 22: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000017-02基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

満身 史織

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。 (A-1)

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。 (B-1)

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉 (B-2)

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉 (B-3)

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 23: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000017-03基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・3時限  試験時間割:定期試験なし  

満身 史織

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(知識・理解)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(技能)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

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2019-1080000017-03基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

満身 史織

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000017-04基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・3時限  試験時間割:定期試験なし  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(知識・理解)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(技能)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

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2019-1080000017-04基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

松永 邦裕

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。 (A-1)

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。 (B-1)

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉 (B-2)

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉 (B-3)

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000017-05基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・3時限  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(知識・理解)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(技能)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

Page 28: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000017-05基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

藤田 由美子

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。 (A-1)

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。 (B-1)

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉 (B-2)

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉 (B-3)

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 29: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000017-06基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・3時限  試験時間割:定期試験なし  

山岸 賢一郎

◎--- 概要 ---◎

 大学では,知識,技能の習得だけでなく,概念、理論の理解やその応用が重視される。授業の方法も高校までとは異なり,自律的・主体的な学習が求められるため,固有の学習スキルを身につける必要がある。 基礎演習Bでは,基礎演習Aでの学びを発展させ,教育・臨床心理学科における学びに必要なアカデミック・スキルズ(①探す力,②読む力,③書く力,④発表する力)の獲得および深化を目指す。 本科目では,〈問いを立てる力〉〈根拠を示す力〉〈主張する力〉を獲得することをめざす。これらの力を獲得するために,(1)グループ・ディスカッションあるいはディベート,(2)レポート作成,(3)口頭発表,の三つの活動を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。(知識・理解)

レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。(知識・理解)

ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。(技能)

身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉(技能)

問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉(技能)

諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

(1)予習:テキストの該当部分を事前に読んでおく。前時に示された課題に取り組み,準備を行う。(2)復習:授業での意見や助言などを踏まえ,レポートや発表内容の改良に取り組む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(1)演習のため,完全な出席を求める。(2)成績評価は,下記の基準・方法によって行う。①授業における発言や,グループワークやグループ・ディスカッションなどの諸活動における積極性や協調性など,授業への貢献②レポートや口頭発表などの成果物なお,基準及び方法の詳細は各教員によって異なるので,オリエンテーションの際に確認すること。

◎--- テキスト ---◎

世界思想社編集部(編),『大学生 学びのハンドブック(4訂版)』,2018年,世界思想社ISBN-13: 978-4-7907-1707-2

◎--- 参考書 ---◎

必要に応じ,提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目では完全な出席を求めるが,やむを得ない事情が生じた場合には,必ず,事前に担当教員に連絡すること。無断欠席は厳禁とする。(2)授業中は,積極的な参加を求める。

※なお,指定テキストは,「基礎演習A」と同一である。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション,アイスブレイク第2回 グループ・ディスカッション/ディベート①第3回 グループ・ディスカッション/ディベート②第4回 レポートの作成① まとめる力をつけよう①第5回 レポートの作成② まとめる力をつけよう②第6回 レポートの作成③ 第7回 レポートの作成④第8回 レポートの作成⑤第9回 レポートの作成⑥第10回 レポートの作成⑦第11回 レポートの作成⑧第12回 口頭発表①第13回 口頭発表②第14回 口頭発表③第15回 総括

Page 30: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000017-06基礎演習B(振替科目:基礎演習Ⅲ「17台以前」)

山岸 賢一郎

◎教育:A-1,A-2,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2

1.教育学と臨床心理学の理論を理解した上で,与えられたテーマあるいは自ら選んだテーマについて,図書館やデータベースを活用し文献を探索し,必要な情報を収集・分析・説明することができる。 (A-1)

2.レポートや口頭発表を通して,教育現場や臨床現場の状況を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.ディスカッション等の諸活動を通して,他者の意見に傾聴し自らの考えを適切に述べることができる。 (B-1)

4.身近な問題から問いを発見したり,与えられたテーマについて自らの課題を見つけたりすることができる。〈問いを立てる力〉 (B-2)

5.問いに対する答えの根拠として,適切な論文や新聞記事などを発見し,正確に引用し〈根拠を示す力〉,自らの主張を,客観的証拠を踏まえつつ,適切に述べることができる。〈主張する力〉 (B-3)

6.諸活動を通して,多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.ディスカッション・レポート,レポート,口頭発表等,大学生活に必要な技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 31: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000107-01キャリア教育論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・5時限  試験時間割:2019/07/24 5時限  

坂本 昭

◎--- 概要 ---◎

 今日、社会・産業・経済等の構造的な変化に伴い、将来への不透明さが増幅するなかで、児童・生徒は「生きる力」を身につけ、たくましく社会人・職業人として自立していくことが求められてきました。このために、学校教育においては、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力・態度を育成する目的で小・中・高を一貫した「キャリア教育」の推進が提言され、その条件整備として、学校教育においてはすべての教員がその必要性を深く共通理解すること、キャリア・カウンセリング担当の教員を養成すること、インターンシップを推進すること、キャリア・アドバイザーを活用すること、さらに家庭・地域との連携・協力などが積極的に進められています。 このキャリア教育論では、児童・生徒の発達に応じた組織的・系統的な「新キャリア教育プラン」、文部科学省の「キャリア教育の手引き」などを参考にしながら、キャリア教育の定義、展望、方法、指導計画、実践事例などを通じて、生き方を視座としたキャリア教育の在り方とその方向性を追求していきます。特に、キャリア発達を促すために育成することが期待される能力・態度としての4領域・8能力や基礎的・汎用的能力としての4つの能力に着目しながら、主体的に自己の進路を選択・決定できる人間形成を目指したキャリア教育の意義や課題を論究していきます。

◎--- 到達目標 ---◎

キャリア教育に関わる4つの基礎理論を理解できるとともに、かつ基礎的・汎用的能力の育成についての説明ができる。(知識・理解)

キャリア形成に関わる「能力・適性」の解釈ができるとともに、そのための支援の在り方を説明できる。(知識・理解)

キャリア教育における小・中・高の学校段階での現状や課題を理解できるとともに、キャリア形成に関わる実践ワークシートの活用に取り組むことができる。(技能)

これからの自己の進路・就職を「自己決定」の下で選択・決定できるためにもキャリア教育に関わる理論・実践について積極的に関心を深めていく。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 授業の前に、テキストを熟読することで内容の概要を把握するとともにキャリア教育に関わる問題意識を高めて下さい。授業の後に、配布された資料・プリント等の整理とともにテキストのより深い読み直しを確実に行ってください。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験(7割)、授業中に課すワークシート・課題などの提出物(3割)によって総合的に評価をします。

◎--- テキスト ---◎

 坂本 昭『職業指導・進路指導・キャリア教育論-政策・理論・実践-』改訂版Ⅱ、中川書店、2017年、1800円。ISBN978-4-931363-53-3

◎--- 参考書 ---◎

  吉田辰雄『キャリア教育論-進路指導からキャリア教育へ-』、文憲堂、2005年。 日本キャリア教育学会編『キャリア教育概説』、東洋館出版社、2008年。 仙崎 武他編著『キャリア教育の系譜と展開』、雇用問題研究会、2008年。 文部科学省『小学校キャリア教育の手引き―改訂版―』、教育出版、2011年。 文部科学省『中学校キャリア教育の手引き』、教育出版、2011年。 文部科学省『高等学校キャリア教育の手引き』、教育出版、2012年。 梶原豊他『大学生のキャリア開発』、同友館、2014年。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 テキストを熟読しているということを前提に講義を進めていきます。資料・ワークシートの配布・作成などがありますので欠席をしないようにして下さい。この「キャリア教育」科目は、学科の基礎科目として重要なものですので、3年次での開講科目「キャリア政策論」と合わせて履修することをお勧めします。テキストは共通です。

◎--- 授業計画 ---◎

1.授業の進め方、方法、評価などについて2.キャリア教育の定義-自己決定、「過程」と「援助」3.キャリア教育への展望-3つの指導形態、6つの活動4.キャリア・ガイダンスの方向-3つの転換、課題5.「能力・適性」の解釈-「引き出す」発想、自己変革6.職業観・勤労観を育むプログラムの枠組み―職業の概念、職業観、キャリアプラン(働くことと生きること)7.キャリア教育の理論-特性因子論からキャリア教育論8.キャリア教育の問題点-基本原則、基本的在り方9.キャリア教育の現状と改革方向-4つの転換、学校教育の現状10.キャリア教育の実践事例Ⅰ-ワークシートの利用と工夫、価値と職業の意思決定シミュレーション11.実践事例Ⅱ-小学校12.実践事例Ⅲ-中学校13.実践事例Ⅳ-高等学校14.実践事例Ⅴー高等教育15. 総括・まとめ―個性や特性を生かすキャリア教育

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2019-1080000107-01キャリア教育論

坂本 昭

◎教育:A-2,A-3,B-2,C-2

1.キャリア教育に関わる4つの基礎理論を理解できるとともに、かつ基礎的・汎用的能力の育成についての説明ができる。 (A-2)

2.キャリア形成に関わる「能力・適性」の解釈ができるとともに、そのための支援の在り方を説明できる。 (A-3)

3.キャリア教育における小・中・高の学校段階での現状や課題を理解できるとともに、キャリア形成に関わる実践ワークシートの活用に取り組むことができる。 (B-2)

4.これからの自己の進路・就職を「自己決定」の下で選択・決定できるためにもキャリア教育に関わる理論・実践について積極的に関心を深めていく。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000019-01キャリア形成基礎論Ⅱ(振替科目:キャリア形成基礎論「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・3時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁、村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

本学科での専門の学び、すなわち教育学と臨床心理学は、人や社会に密接に関わる学問である。3年次からは自分の関心をもとに選択したゼミに所属し、より専門について深く学んでいく。そのためのゼミ選択や卒後のキャリア選択を念頭に、自分たちの大学での学びと人や社会、自身が選択しようとする仕事とどう関わるのか、その連関を理解することが本講義の目的である。 具体的には、以下の3点に取り組むことを通して理解を深めていく。①教員の研究や実践( 大学での学び)がもたらす社会との関わりや影響について、教員の研究紹介やインタビューから理解を深める。②教育学と臨床心理学の持つ社会との関わりを理解した上で、具体的な職業にそれがどう関わり、生かされているのかを知る。③これらの情報を整理し、レポートとしてまとめるために、これまでに身につけたアカデミック・スキルズの確認を行う。 以上により、3年次のゼミ選択や自身の卒後のキャリアについて自律的に検討できるようにする。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学および臨床心理学に関わる基礎的知識や学問と社会との接点に関する知識を身につけることができる。(知識・理解)

授業中のグループワークにおいて、他者の意見を傾聴し、対話するなかで、自らの意見を発表することができる。(技能)

授業で扱う論文や資料を読み込むことで、書き手の考えを理解し、それを踏まえ、自らの意見を論理的に表現することができる。(技能)

授業中のグループワークやインターンシップなどの場面において、多様な考えや意見に興味を持って耳を傾け、自分なりに解釈することができる。(態度・志向性)

教育学や臨床心理学の人や社会との接点を確認することを通して、自己と社会の関わりを考え、自分自身のキャリアや他者のキャリア形成といった課題に取り組むための知識や技能を身につけようとする姿勢を持つことができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

講義時間だけでの課題達成は難しいので、予習復習を自発的に行うことを強く求める。関連するニュースには、インターネットや新聞等を通じ、常にアンテナを広げておくこと(予習)。講義で学んだことについてはその日のうちに復習し、不明な点については図書館等で知識を補っておくこと(復習)。また、レポート作成等で不安がある者は、基礎演習A、B、キャリア形成基礎論Ⅰで学んだこと、テキスト等を復習しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

•研究紹介の準備として、各教員が執筆した論文を読み、論文の論点を整理する力が身についているか、論文の要約作業(ミニレポート)を通して確認する。•自ら問いを立て、先行研究の検討や教員へのインタビューから、問いに対する論理的な表現ができているかレポートより確認する。•自分の意見を持ちつつ、他者の意見に耳を傾け、積極的に自身の考えを発表できるか、グループワークの参加状況や授業内での発表を評価する。•自己と社会との関わりを意識し、自身のキャリアを考え、教育学や臨床心理学の視点が身についているか、またそれを応用し課題の検討ができるか、レポートより確認する。 以上のことから総合的に判断する。なお欠席はもちろんのこと、遅刻や私語などに関して厳しく評価する。

◎--- テキスト ---◎

テキストは指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

適宜資料を配布する。それらを常に見返すことができるようにファイリングを怠らないようにすること。私語や遅刻など他者の学習権を侵害するような行為を禁止する。なお、諸事情により欠席せざるを得ない場合は事前に必ず連絡をすること。履修の注意に関して第1回の授業時に説明するので、必ず第1回の授業に遅刻せず出席すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション(佐藤・村上)2.アカデミック・スキルズの確認①問いを立てて、論ずるとは?(佐藤・村上)3.アカデミック・スキルズの確認②レポート作成の作法(佐藤・村上)4.研究紹介①(佐藤・村上)5.研究紹介②(佐藤・村上)6.研究紹介③(佐藤・村上)7.研究紹介④(佐藤・村上)8.研究紹介⑤(佐藤・村上)9.研究紹介の振り返り~教員をマッピングしてみよう~(佐藤・村上)10.教員インタビュー①(授業内でのグループインタビュー)(佐藤・村上)11.教員インタビュー②(授業内でのグループインタビュー)(佐藤・村上)12.学びとキャリアのつながりを考える①公認心理師トラックの学びが活かせる仕事(佐藤・村上)13.学びとキャリアのつながりを考える②キャリアデザイントラックの学びが活かせる仕事(佐藤・村上)14.学びとキャリアのつながりを考える③学校教員トラックの学びが活かせる仕事(佐藤・村上)15.まとめ(佐藤・村上)

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2019-1080000019-01キャリア形成基礎論Ⅱ(振替科目:キャリア形成基礎論「17台以前」)

佐藤 仁、村上 久美子

◎教育:A-3,B-1,C-1,C-2

1.教育学および臨床心理学に関わる基礎的知識や学問と社会との接点に関する知識を身につけることができる。 (A-3)

2.授業中のグループワークにおいて、他者の意見を傾聴し、対話するなかで、自らの意見を発表することができる。 (B-1)

3.授業で扱う論文や資料を読み込むことで、書き手の考えを理解し、それを踏まえ、自らの意見を論理的に表現することができる。 (B-1)

4.授業中のグループワークやインターンシップなどの場面において、多様な考えや意見に興味を持って耳を傾け、自分なりに解釈することができる。 (C-1)

5.教育学や臨床心理学の人や社会との接点を確認することを通して、自己と社会の関わりを考え、自分自身のキャリアや他者のキャリア形成といった課題に取り組むための知識や技能を身につけようとする姿勢を持つことができる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000228-01キャリア政策論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・5時限  試験時間割:2020/01/24 3時限  

坂本 昭

◎--- 概要 ---◎

 文部科学省と厚生労働省が「若年者のキャリア形成支援」のための施策を打ち出したことでキャリア教育の推進が強調されるとともに、日本版デュアルシステムの導入が拡大されつつあります。1970年代のアメリカでキャリア教育が実施されるようになって約45年、ようやく日本でも本格的なキャリア教育を学校教育において長期的・計画的・継続的に実施できる政策・体制が整えられつつあります。 この科目では、2年次開講の「キャリア教育論」で深く扱わなかったキャリアプランとしての「キャリア高度化プラン」や「フリーター再教育プラン」などにも言及しながら、授業計画に示しているように中央教育審議会答申、文部科学省報告、キャリア教育推進の手引などを主体資料として広くキャリア教育政策の動向・展開等について論じていきます。 授業内容は、日本のキャリア教育に関わる政策・内容・方法について、文部科学省の関係諸資料を中心に、他資料も参考として論究していきます。こうした諸資料の分析は、教育・臨床心理学科の基礎的な学習内容・方法としての重要な領域となりますので、できるだけ履修して下さい。

◎--- 到達目標 ---◎

キャリア教育に関連する諸政策において、「生きる力の育成」から「基礎的・汎用的能力の育成」に関わる展開について概要を説明することができる。(知識・理解)

「基礎的・汎用的能力」を構成する4つの能力において、他者の個性を理解する力、他者に働きかける力、コミュニケーション・スキル、チームワークなどの重要性を再認識して、自己の「人間関係形成・社会形成能力」をより高めていくことができる。(技能)

キャリア政策の展開を通じて、情報の理解・選択・処理等、本質の理解、原因の追究など「課題対応能力」の大切さに気付くとともに、自ら主体的に判断して課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

これからの社会生活において、キャリア政策により関心を深めて、キャリア形成や生涯学習の重要さを深く意識するようになる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 毎回、授業での配布プリント・資料等が多くありますので、テキストとともによく読み直して各自で分析・理解を深めて下さい。質問や疑問等がありましたら授業中や授業後にして下さい。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験(7割)、授業中や宿題として課す提出物(3割)によって総合的に評価をします。

◎--- テキスト ---◎

坂本 昭『職業指導・進路指導・キャリア教育論-政策・理論・実践-』、改訂版Ⅱ(中川書店、2017年、1800円)ISBN978-4-931363-3

◎--- 参考書 ---◎

日本キャリア教育学会編『キャリア教育概説』、(東洋館出版社、2008年、2700円)吉田辰雄『キャリア教育論-進路指導からキャリア教育へ-』、(文憲堂、2005年、2500円)仙崎 武他編著『キャリア教育の系譜と展開』、(雇用問題研究会、2008年、3000円)

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 この科目は、2年次の開講科目「キャリア教育論」と密接に関連しますので、どちらとも履修することをお勧めします。テキストは共通です。

◎--- 授業計画 ---◎

1.はじめに-授業の進め方、キャリア教育の総合的推進2.第3の改革-概要と特質、自由化、公益、キャリア教育体制、方向性3.第15期中央教育審議会答申(平成8年7月)-「生きる力」の育成、体験機会、家庭・地域等との連携、「ゆとり」の確保4.大学入試の現状と課題-エリート・マス・ユニバーサル段階5.キャリア教育の歴史-職業指導、進路指導、キャリア教育6.キャリア教育の法的規定-憲法、教育基本法、学校教育法、職業安定法など7.中央教育審議会答申(平成11年12月)-キャリア教育の導入・実施、学校と職業生活との接続、課題探求能力8.国立教育政策研究所調査研究報告書(平成14年11月)-望ましい職業観・勤労観9.文部科学省報告書(平成16年1月)-キャリア教育の基本方向と推進方策、体験活動等の活用、地域・家庭等の協力10.若者自立・挑戦戦略会議プラン(平成15年6月)-新キャリア教育プラン、キャリア教育総合計画11.キャリア教育推進の手引(平成18年11月)-キャリア教育の必要性、キャリア発達に関わる諸能力12.キャリア教育活動事例(平成18年11月)-キャリア教育推進の手順、各学校段階の目標13.中央教育審議会キャリア教育・職業教育特別部会中間報告(平成22年5月)、同審議会答申(平成23年1月)-生涯学習、社会的・職業的自立、体系的キャリア教育14.キャリア発達にかかわる諸能力の育成に関する調査研究報告書(平成23年3月)-基礎的・汎用的能力、実践事例15.終わりに―整理とまとめ

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2019-1080000228-01キャリア政策論

坂本 昭

◎教育:A-3,B-1,B-2,C-2

1.キャリア教育に関連する諸政策において、「生きる力の育成」から「基礎的・汎用的能力の育成」に関わる展開について概要を説明することができる。 (A-3)

2.「基礎的・汎用的能力」を構成する4つの能力において、他者の個性を理解する力、他者に働きかける力、コミュニケーション・スキル、チームワークなどの重要性を再認識して、自己の「人間関係形成・社会形成能力」をより高めていくことができる。 (B-1)

3.キャリア政策の展開を通じて、情報の理解・選択・処理等、本質の理解、原因の追究など「課題対応能力」の大切さに気付くとともに、自ら主体的に判断して課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.これからの社会生活において、キャリア政策により関心を深めて、キャリア形成や生涯学習の重要さを深く意識するようになる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000229-01キャリア発達論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義及び演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・3時限  試験時間割:2020/01/21 1時限  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 「キャリア」とは職業・職歴を意味するだけでなく、個人の生涯にわたる生き方を広く示す概念である。本講義では代表的なキャリア発達理論を概説し、それらを用いたワーク(体験学習)を実施する。具体的には、各理論と自身の経験を照合・分析するとともに、インタビューや自伝的資料から他者の生き方にふれ、理論的に考察する演習を行う。 講義後半には、本学科卒業生であるゲストスピーカーを招き、実際にキャリア・インタビューを行う。その一連の作業を通して、キャリア発達に関する自己理解を深め、他者理解の視点をてるようになることを目指す。

 本講義は「教育学」と「臨床心理学」の学際的な科目である。教師を目指す者は生徒指導・進路指導に役立つ実際的な知識と体験が得られる。心理専門職を目指す者は、スクールカウンセリングや産業カウンセリングの実践に役立つ。さらに、民間企業志望者は、自らのキャリア選択・キャリアデザインに役立てることができる。

◎--- 到達目標 ---◎

代表的なキャリア発達理論を説明することができる(知識・理解)

人間の発達を「役割の変化」という視点から捉え、教育現場や臨床現場の諸相を説明することができる(知識・理解)

キャリア発達理論を、進路指導やキャリアカウンセリングなどの対人援助サービスに応用する視点を持ち、学校現場や臨床現場への適用を実際的に考えることができる(技能)

キャリア発達理論を用いて、自身の現在・過去・未来を整理し、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

各理論について、テキストを事前に読んでおくこと(60分)。授業終了後は、理論と自分の経験を照合し、身近な他者のキャリアについても検討すること(30分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験50%、授業参加状況(小レポート・課題レポート等)50%を総合的に評価する。定期試験は、キャリア発達理論の説明を問う論述問題、事例への対応力を問う論述問題を出題する。遅刻・欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

渡辺三枝子(著)『新版 キャリアの心理学:キャリア支援への発達的アプローチ(第2版)』,2018年,ナカニシヤ出版.ISBN: 9784779512940

◎--- 参考書 ---◎

宮城まり子(著)キャリアカウンセリング (21世紀カウンセリング叢書) .駿河台出版社、2002年 ISBN978-44110034

◎--- 履修上の留意点 ---◎

座学に加えて体験型のワークを行う。座学と体験学習の割合は受講生数によって異なるため、初回授業にて確認すること。授業終了時には小レポートを求めることがある。小レポートは、課題レポートとともに評価の対象となる。

◎--- 授業計画 ---◎

 1. キャリアとは 2. ホランドの理論と演習 3. クランボルツの理論と演習 4. ジェラットの理論と演習 5. シュロスバーグの理論と演習 6. シャインの理論と演習 7. ホールの理論と演習 8. ハンセンの理論と演習 9. スーパーの理論と演習 10. サビカスの理論と演習 11.キャリア・インタビュー1(演習) 12.キャリア・インタビュー2(演習) 13.キャリア・インタビュー3(演習) 14.キャリア・カウンセリング 15.まとめ

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2019-1080000229-01キャリア発達論

坂本 憲治

◎教育:A-2,A-3,B-2,C-2

1.代表的なキャリア発達理論を説明することができる (A-2)

2.人間の発達を「役割の変化」という視点から捉え、教育現場や臨床現場の諸相を説明することができる (A-3)

3.キャリア発達理論を、進路指導やキャリアカウンセリングなどの対人援助サービスに応用する視点を持ち、学校現場や臨床現場への適用を実際的に考えることができる (B-2)

4.キャリア発達理論を用いて、自身の現在・過去・未来を整理し、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000314-01教育行政学

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・3時限  試験時間割:2019/07/27 6時限  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

 近年の教育行財政改革の進展は著しい。とりわけ1980年代以降、社会時の成熟化や経済成長の鈍化傾向のなかでこれまでの福祉国家観が見直され「小さな政府」による地方分権化や規制緩和などの改革が推進されている。そこで本講義では、このような教育行政の大きな変化を受けて、第1の教育改革(明治初期の教育改革)から第2の教育改革(終戦後の教育改革)から今日につながる一連の中央教育審議会答申、臨時教育審議会答申内容の検討を行い、公教育行政の概念を押さえることを通して、わが国の教育の目的、機能と性格、そして教育政策をささえる理念について正確な理解を図りたい。 また、教育行政の組織について文部科学省と都道府県、市町村教育委員会などの具体的な事例に即しつつ理解を深める。そのなかで、それらの教育行政組織がどのような課題に直面し、どのような政策を採ろうとしているのか等についても紹介する。さらに「学校経営」、「教育課程行政」、「教職員の職務」、「社会教育行政」、「保育行政」、「教育財政」などの諸領域について個別に解説する。その際、教育改革が急ピッチで進んでいることを受け、それらの施策がどのような目的で、どのような方法で取り組まれているのかを個別具体的な課題を取り上げ、受講者から意見を求めながら、随時解説を加えたい。また、突発的に発生する教育時事問題(事件、事故)などは適宜取り上げる。したがって、予定する講義内容が変更される場合もあるので留意しておいて欲しい。

◎--- 到達目標 ---◎

日本と諸外国における近年の教育改革動向を理解している。(技能)

教育行政の持つ規制作用、助成作用、実施作用について具体的に説明することができる。(技能)

教育委員会の役割と意義を理解している。(態度・志向性)

様々な教育課題の解決策を探る志向性を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 講義中に指示した教科書の該当箇所について事前・事後に目を通しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 課題レポート(10%)、期末試験の成績(90%)に基づいて総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

髙妻紳二郎編著『新・教育制度論』ミネルヴァ書房 2014年。

◎--- 参考書 ---◎

 講義中に適宜提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

随時レジュメ・資料を配布する。常に見返すことができるようにファイリングを怠らないようにすること。サークル活動、就職活動等の欠席は考慮しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1.イントロダクション―教育行政の日本的特質2.第1の教育改革と第2の教育改革―日本の教育改革の歴史的性格と,現在取り組まれている教育改革の経緯をさぐる。3.第3の教育改革―中央教育審議会・臨時教育審議会の各答申内容と今後の課題を整理する。4.公教育の概念と制度的原理―教育の機会均等と義務教育の実態を押さえる。5.教育政策―臨教審、中教審の議論について整理する。6.教育の法制と構造―日本国憲法や教育基本法に触れ、教育権について整理する。7.教育行政の成立と展開―教育行政とは何か、その概念と諸要素を分類整理する。8.教育行政の組織―「文部科学省設置法」と「地方教育行政の組織および運営に関する法律」に沿った現在の教育行政組織についての細かな規定を理解する。9.学校経営―現代学校経営論に基づく教育行政改革について理解する。10.教育課程行政―学習指導要領の法的位置づけと教科書検定制度、教科書採択制度について理解する。11.教職員の職務と人事考課―学校におかれる教職員を分類整理し、現在の動向を追う。12.教育行政の諸領域―基本的枠組みと実態を探る。13.諸外国の教育行政①アジア14.諸外国の教育行政②欧米15.まとめ

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2019-1080000314-01教育行政学

高妻 紳二郎

◎教育:B-2,B-3,C-2,C-3

1.日本と諸外国における近年の教育改革動向を理解している。 (B-3)

2.教育行政の持つ規制作用、助成作用、実施作用について具体的に説明することができる。 (B-2)

3.教育委員会の役割と意義を理解している。 (C-2)

4.様々な教育課題の解決策を探る志向性を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000314-02教育行政学

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・2時限  試験時間割:2020/01/22 6時限  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

 近年の教育行財政改革の進展は著しい。とりわけ1980年代以降、社会時の成熟化や経済成長の鈍化傾向のなかでこれまでの福祉国家観が見直され「小さな政府」による地方分権化や規制緩和などの改革が推進されている。そこで本講義では、このような教育行政の大きな変化を受けて、第1の教育改革(明治初期の教育改革)から第2の教育改革(終戦後の教育改革)から今日につながる一連の中央教育審議会答申、臨時教育審議会答申内容の検討を行い、公教育行政の概念を押さえることを通して、わが国の教育の目的、機能と性格、そして教育政策をささえる理念について正確な理解を図りたい。 また、教育行政の組織について文部科学省と都道府県、市町村教育委員会などの具体的な事例に即しつつ理解を深める。そのなかで、それらの教育行政組織がどのような課題に直面し、どのような政策を採ろうとしているのか等についても紹介する。さらに「学校経営」、「教育課程行政」、「教職員の職務」、「社会教育行政」、「保育行政」、「教育財政」などの諸領域について個別に解説する。その際、教育改革が急ピッチで進んでいることを受け、それらの施策がどのような目的で、どのような方法で取り組まれているのかを個別具体的な課題を取り上げ、受講者から意見を求めながら、随時解説を加えたい。また、突発的に発生する教育時事問題(事件、事故)などは適宜取り上げる。したがって、予定する講義内容が変更される場合もあるので留意しておいて欲しい。

◎--- 到達目標 ---◎

日本と諸外国における近年の教育改革動向を理解している。(技能)

教育行政の持つ規制作用、助成作用、実施作用について具体的に説明することができる。(技能)

教育委員会の役割と意義を理解している。(態度・志向性)

様々な教育課題の解決策を探る志向性を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 講義中に指示した教科書の該当箇所について事前・事後に目を通しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 課題レポート(10%)、期末試験の成績(90%)に基づいて総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

髙妻紳二郎編著『新・教育制度論』ミネルヴァ書房 2014年。

◎--- 参考書 ---◎

 講義中に適宜提示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

随時レジュメ・資料を配布する。常に見返すことができるようにファイリングを怠らないようにすること。サークル活動、就職活動等の欠席は考慮しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1.イントロダクション―教育行政の日本的特質2.第1の教育改革と第2の教育改革―日本の教育改革の歴史的性格と,現在取り組まれている教育改革の経緯をさぐる。3.第3の教育改革―中央教育審議会・臨時教育審議会の各答申内容と今後の課題を整理する。4.公教育の概念と制度的原理―教育の機会均等と義務教育の実態を押さえる。5.教育政策―臨教審、中教審の議論について整理する。6.教育の法制と構造―日本国憲法や教育基本法に触れ、教育権について整理する。7.教育行政の成立と展開―教育行政とは何か、その概念と諸要素を分類整理する。8.教育行政の組織―「文部科学省設置法」と「地方教育行政の組織および運営に関する法律」に沿った現在の教育行政組織についての細かな規定を理解する。9.学校経営―現代学校経営論に基づく教育行政改革について理解する。10.教育課程行政―学習指導要領の法的位置づけと教科書検定制度、教科書採択制度について理解する。11.教職員の職務と人事考課―学校におかれる教職員を分類整理し、現在の動向を追う。12.教育行政の諸領域―基本的枠組みと実態を探る。13.諸外国の教育行政①アジア14.諸外国の教育行政②欧米15.まとめ

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2019-1080000314-02教育行政学

高妻 紳二郎

◎教育:B-2,B-3,C-2,C-3

1.日本と諸外国における近年の教育改革動向を理解している。 (B-2)

2.教育行政の持つ規制作用、助成作用、実施作用について具体的に説明することができる。 (B-3)

3.教育委員会の役割と意義を理解している。 (C-2)

4.様々な教育課題の解決策を探る志向性を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000108-01教育システム論「17台以前」

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・3時限  試験時間割:2020/01/16 5時限  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

 最近の教育改革の動向をみると、その対象が学校制度や教育内容であったり、教育費の負担問題であったり、極めて広範囲にわたっていることがわかる。その手法も法律の改廃を通しての制度根幹に関わるものから、改革特区の設定、運用上の解釈のように多岐にわたっている。本講義ではそれらを丹念に追うことで、自らの教育経験から離れて、客観的にこれらの諸課題についてアプローチしたい。 本講義で取り扱う教育システムはおよそ以下の通りである。大学入試制度、高校入試制度、教員免許更新制度、保護者や地域住民の学校運営への参加制度、教育委員会の制度、教員の福利厚生制度、教員採用の制度、学校評価の制度、教員評価の制度、教員研修の制度、教員人事の制度、学校給食の制度、教科書の制度、教員養成の制度、大学制度、秋期入学制度、奨学金の制度。 教育制度改革は待ったなしで展開中であり、日常的な教育制度に関する問題や話題などについて受講生はチームを編成し、それぞれ検討分析した内容をプレゼンし、それらを素材にして教育制度を論じる。

◎--- 到達目標 ---◎

日本の教育システムの特質を理解している。(知識・理解)

日本の教育システムの課題解決に向けての方策を考え具体的に示すことができる。(技能)

学校と地域、家庭との連携の重要性を理解し、施策の現状を批判的に考えることができる。(技能)

教育システムに関する個別のテーマのプレゼンテーションを通して教育課題へ主体的にアプローチしようとしている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 チームを編成した課題探求型学修を取り入れるので、所属するチームの方針にしたがって取り組むこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

毎回の課題プレゼンテーション内容(20%)、定期試験の結果(80%)に基づいて総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

髙妻紳二郎編著『新・教育制度論』ミネルヴァ書房 2014年。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教職課程科目の「教育制度論」を履修する場合は佐藤先生、添田先生、橋場先生のクラスに履修登録すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.イントロダクション―外国人から見た日本の教育制度の特質2.教育制度の基本的視点―新たな教育法制度のなかでの教育の姿を理解する。3.教育制度改革の動向―現在の教育制度改革がどのような特質を有しているのか把握する。4.様々な教育制度改革の全体的動向―国レベル、地方レベルともに事例を参照しながらシステム改革傾向を把握する。5.プレゼンテーション①学校の制度6.プレゼンテーション②教職員の制度7.プレゼンテーション③教員研修の制度8.プレゼンテーション④教員評価の制度9.プレゼンテーション⑤学校給食の制度10.プレゼンテーション⑥教科書の制度11.プレゼンテーション⑦教員の福利厚生制度12.プレゼンテーション⑧学校支援の制度13.プレゼンテーション⑨奨学金の制度14.プレゼンテーション⑩入試制度15.まとめ

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2019-1080000108-01教育システム論「17台以前」

高妻 紳二郎

◎教育:A-1,B-2,B-3,C-2

1.日本の教育システムの特質を理解している。 (A-1)

2.日本の教育システムの課題解決に向けての方策を考え具体的に示すことができる。 (B-2)

3.学校と地域、家庭との連携の重要性を理解し、施策の現状を批判的に考えることができる。 (B-3)

4.教育システムに関する個別のテーマのプレゼンテーションを通して教育課題へ主体的にアプローチしようとしている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000211-01教育思想論「17台以前」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・2時限  試験時間割:2019/07/31 3時限  

山岸 賢一郎

◎--- 概要 ---◎

本講義の目的は、近現代の教育思想・教育理論について基礎的事項を学ぶことで、教育について確かな思索を紡いでいくための、また豊かな思索を紡いでいくための、知識と技能と態度を養うことにある。以上の目的のもと本講義は、近代教育の歴史を概観することから始める。次いで、近代の教育思想家の思索に学びつつ、これを検討する。次いで、現代の教育思想・教育理論について学び、これを検討する。以上を通じて、受講者一人一人が、教育の過去・現在・未来について、より深く、よりクリティカルに思考できるようになることを目指す。

◎--- 到達目標 ---◎

近現代の教育思想・教育理論を踏まえて、教育や学校を分析し、その成果を表現することができる。(知識・理解)

近現代の教育思想・教育理論を踏まえて、教育現場・学校現場の過去・現在・未来について考察し、その成果を表現することができる。(知識・理解)

教育に関する自分自身の意見を、根拠を大切にしつつ、分かりやすく表現することができる。(技能)

教育に関して、自分自身の意見と異なる意見の持ち主をも含めて、他者の意見に耳を傾け、この他者と議論することができる。(技能)

教育に関する他者の意見や思索に興味を持ち、必要に応じてその意見や思索から学ぼうとする姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

講義の際に指示する事前学習課題は必ず行うこと。講義後は、講義資料や各自でとった講義ノートを用いて、学習した内容を復習しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標に照らして、次の2点にもとづき評価する。・授業時に課す課題(小レポート等) 30%・定期試験 70%

ただし、次の2点については、加点・減点を行う。・講義への積極的な参加(発言、各種のワークへの積極的な参加、等)については、加点する。・講義への不参加をあからさまに示す態度が見られた場合や、他の受講者の学習の権利を奪いかねない行為が見られた場合、減点する(遅刻、私語、各種のワークへの不参加、等)。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。講義の際に講義資料を配布する(webを活用して配布することもある。講義の際の説明をよく聞くこと)。

◎--- 参考書 ---◎

講義中に適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教育に関わる講義に相応しい受講態度を期待する。本講義は個人で行うワークやグループワークを含んでいる。また、講義中、発言を求めることもある。授業計画等は、学習状況や理解度に応じて調整・変更することがある。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション・「教育」とは?第2回 「近代教育」の誕生以前第3回 「近代教育」の誕生と興隆―西洋第4回 「近代教育」の誕生と興隆―日本第5回 「学校」と「普通教育」第6回 「子ども」をめぐる思想―ルソーを中心に第7回 「啓蒙」「進歩」「公教育」―コンドルセを中心に第8回 近代教育批判―アリエス・フーコーを中心に第9回 啓蒙批判―『ロビンソン・クルーソー』や『冒険ダン吉』も題材に第10回 教育思想のいま(1)―「自律」について第11回 教育思想のいま(2)―「心理主義」と「道徳」について第12回 教育思想のいま(3)―「コミュニケーション」について第13回 教育思想のいま(4)―「学習」について第14回 教育思想のいま(6)―「教師」について第15回 まとめと振り返り

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2019-1080000211-01教育思想論「17台以前」

山岸 賢一郎

◎教育:A-1,A-2,B-1,C-1

1.近現代の教育思想・教育理論を踏まえて、教育や学校を分析し、その成果を表現することができる。 (A-1)

2.近現代の教育思想・教育理論を踏まえて、教育現場・学校現場の過去・現在・未来について考察し、その成果を表現することができる。 (A-2)

3.教育に関する自分自身の意見を、根拠を大切にしつつ、分かりやすく表現することができる。 (B-1)

4.教育に関して、自分自身の意見と異なる意見の持ち主をも含めて、他者の意見に耳を傾け、この他者と議論することができる。 (B-1)

5.教育に関する他者の意見や思索に興味を持ち、必要に応じてその意見や思索から学ぼうとする姿勢を有している。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000214-01教育社会学

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:木・3時限  試験時間割:2020/01/21 3時限  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 教育社会学は,教育に関する諸事象の社会的側面を探求する学問である。教育について「あるべき姿」を論じるだけでなく,さまざまなデータにもとづいて社会的な現実を明らかにしようとする教育社会学の思考方法は,教育のあり方を探究する上で必要なリテラシーである。このリテラシーは,教育をめぐる諸課題について具体的な解決策を考えるためにも必要である。 本科目では,まず,教育社会学とは何かについて,基本的な理解を図ることを目指す。続いて,テキストにもとづき,「子ども」「カリキュラム」「部活動とスポーツ」「進路形成」「教員」の五つのテーマで,教育社会学の最新動向について学び,具体的な問題について考察することを目指す。 授業は基本的に講義形式ではあるが,グループ・ディスカッション等の学習活動を適宜取り入れる予定である。 なお,本科目では,教育社会学を考える上で基本的な概念として,「ジェンダー」を取り扱う。女性と男性のありようを先天的なものというよりは社会的文化的ありようであると捉える「ジェンダー」という概念は,1980年代半ば以降,教育社会学研究において一定の位置を占めるようになった。講義では,ジェンダーに関する最新の研究動向も,補足的に取り上げる。

◎--- 到達目標 ---◎

教育社会学の理論を理解し,教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

教育現場や社会の課題を発見し,教育社会学の視点から,課題解決への方策について考えることができる。(技能)

教育社会におけるジェンダーの問題について,教育社会学の知識を用いつつ,批判的に考察することができる。(技能)

教育現場や社会における近年の課題について考察するための新しい教育社会学の知見について,積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

予習:テキストの該当部分を事前に読んでおくこと。復習:授業のトピックについて,図書・論文・ウェブ情報をもとに理解を深め,まとめてみること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

1.成績評価基準:(1)「知識・理解」に関する到達目標については,定期試験によって評価を行う。(2)「態度・志向性」に関する到達目標については,グループ・ディスカッションおよびMinute Paperによって評価を行う。(3)技能に関する到達目標については,定期試験および小レポートによって評価を行う。

2.成績評価方法:(1)成績評価にあたっては定期試験を主とする。(2)授業期間中に課す小レポートについては,書式の正しさ,記述内容および考察の充実度について評価を行う。(3)平常点として,グループディスカッション等,授業への参加状況や,Minute Paperへの記述内容もする。

◎--- テキスト ---◎

河野銀子・藤田由美子(編著),2018,『新版 教育社会とジェンダー』学文社 ISBN:978-4762027772

◎--- 参考書 ---◎

講義中に提示する

◎--- 履修上の留意点 ---◎

1.テキストは必ず購入すること。2.配付資料・レジュメをファイリングすること。3.私語など他者の学習権を妨害する行為をしないこと。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回.オリエンテーション/教育社会学とは何か第2回.教育社会学とは何か(1):教育社会学という学問の歴史第3回.教育社会学とは何か(2):教育社会学の研究動向(「ジェンダーと教育」研究の動向を含む)第4回.子どもと教育の社会学(1):幼児期における社会化,そしてジェンダーの問題第5回.子どもと教育の社会学(2):子ども向けメディアについて考える第6回.子どもと教育の社会学(3):性的指向と性自認など,性の多様性について考える第7回.カリキュラムと教材の社会学(1):カリキュラムについて考える第8回.カリキュラムと教材の社会学(2):教材について考える第9回.部活動とスポーツの社会学(1):部活動について考える第10回.部活動とスポーツの社会学(2):スポーツと身体形成について考える第11回.進路形成の社会学(1):高等教育への進学状況から考える第12回.進路形成の社会学(2):高校における文理選択の問題を考える第13回.教員の社会学(1):教員の実態とジェンダー第14回.教員の社会学(2):教員文化と教員研修について考える第15回.総合的考察

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2019-1080000214-01教育社会学

藤田 由美子

◎教育:A-2,B-2,B-3,C-2

1.教育社会学の理論を理解し,教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.教育現場や社会の課題を発見し,教育社会学の視点から,課題解決への方策について考えることができる。 (B-2)

3.教育社会におけるジェンダーの問題について,教育社会学の知識を用いつつ,批判的に考察することができる。 (B-3)

4.教育現場や社会における近年の課題について考察するための新しい教育社会学の知見について,積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000227-01教育心理学実験実習Ⅱ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:実習  実務経験:有り  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:月・1時限, 2時限  試験時間割:定期試験なし  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 教育心理学実験実習Ⅰを土台にしながら、研究テーマの作成、研究計画の作成とその実施、集計と考察の方法について学ぶ。具体的には、担当教員が学生相談の領域において、これまで複数の専門学校にて実践と研究を行ってきた経験と、複数の大学での学生相談業務における臨床実践と研究を行ってきた経験を踏まえ、代表的な心理学研究法の中から質問紙法を中心とした研究法について取り上げる。 受講生は、問題と目的の立て方、データの収集、整理、分析の手順等、論文作成の基本について学ぶ。最終的には研究レポートを作成し、研究発表を行う。それらの学びや作業は、卒業研究やゼミレポートをまとめる際に活かしていくことを念頭において進めていく。

◎--- 到達目標 ---◎

研究レポートの作成を通して、研究論文をまとめる際に必要な知識や技術を身につけることができる。(知識・理解)

現代社会の課題を研究テーマに設定し、その研究計画を立てることができる。(技能)

研究結果から丁寧に考察し、自分なりの意見を述べることができる。(技能)

自分の役割を意識しながら、小グループの作業を意欲的かつスムースに進めることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

研究の進捗に応じ、授業時間外を積極的に活用して作業を進めること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

<評価基準>研究が計画的に進められていたか、研究論文を書くための知識や技術が作成した研究レポートにきちんと活用されているか、研究発表において研究内容が明確に述べられていたかを評価基準とする。<評価方法>研究レポートの内容(50%)、作業中の態度(40%)、研究発表の内容(10%)によって総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

指定しない

◎--- 履修上の留意点 ---◎

最初に小グループを作り、研究レポートの作成から発表まで、全てグループごとに行う。そのため受講者には、最後まで責任を持ってグループ作業に参加する態度が求められる。無断欠席は厳禁。

◎--- 授業計画 ---◎

1.~2. オリエンテーション 3.~4. 研究倫理 5.~6. 心理学的研究法 7.~8. 調査法について 9.~10. 質問紙調査とは 11.~12. 研究テーマの選定13.~14. 質問紙の選定15.~16. 質問紙の作成17.~18. 調査の実施 19.~20. データの入力21.~22. データの分析23.~24. レポートの作成:問題と目的、方法25.~26. レポートの作成:結果、考察 27.~28. 研究発表29.~30. まとめ

2回分連続の授業である。そのため半期30回、授業数は15である。

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2019-1080000227-01教育心理学実験実習Ⅱ

本山 智敬

◎教育:A-1,B-2,B-3,C-2

1.研究レポートの作成を通して、研究論文をまとめる際に必要な知識や技術を身につけることができる。 (A-1)

2.現代社会の課題を研究テーマに設定し、その研究計画を立てることができる。 (B-2)

3.研究結果から丁寧に考察し、自分なりの意見を述べることができる。 (B-3)

4.自分の役割を意識しながら、小グループの作業を意欲的かつスムースに進めることができる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000105-01教育人間学

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:金・2時限  試験時間割:2020/01/22 3時限  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 現代の青年の主体形成はどうなっているのか、そしてどう構想しうるのか? 教育学において重要なテーマの一つであり、かつ、受講生にとっては自身の問題ともなる上記のテーマを軸にこの授業は展開される。 その際、とくに現代青年が置かれている状況について社会学等の知見や、若者文化(とくに音楽)の分析を通して、かつ現代青年である受講生たちの発言や考察を組み入れる形で、テーマの検討を進めていく。 授業の進め方としては、テキスト等の予習・ワークシートの作成をもとに、学生の少人数グループでのディスカッション、全体討論、講師による講義などを組み合わせて授業を進めていく。 

◎--- 到達目標 ---◎

青年が置かれている社会現実についての基礎的な知識を身につけ、自身のキャリア形成を関連付けてそれを説明することができる。(知識・理解)

青年が置かれている社会現実について、学問的な知識を用いて批判的に考えることができる。(技能)

現代を生きる青年として、多様な青年層の考え方を柔軟に受け入れ、かつ社会に主体的に対峙する姿勢を有している。(態度・志向性)

青年の社会化という課題について、主体的に考える意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

テキストや指定文献の予習(ワークシートの作成)を前提とした授業を行う。また、復習として、授業でのポイントの整理を各自行うこと。ワークシートは全部で9本の予定。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標に示した事項について、ワークシートや試験において説明できているかを評価の基準とする。授業では積極的な参加(発表・意見・討論・質問)を求める。ワークシート作成(5割程度)に加えて、そのような通常の参加点(≠出席点)を加点する。最終的には、定期試験で成績評価を行う(5割程度)。

◎--- テキスト ---◎

豊泉周治『若者のための社会学』はるか書房、星雲社、2010年、1800円。ISBN978-4-434-14477-6

◎--- 履修上の留意点 ---◎

遅刻や途中退室など受講にふさわしくない態度には厳しく対応する。履修にあたりテキストは前もって準備すること。受講をする者は必ず第1回目の授業に出席すること。なお、受講状況に応じて、授業計画は変更することがある。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション~教育学・社会学の「言葉」を獲得する第2回 青年の「生きづらさ」という問題設定第3回 「希望は戦争」第4回 若者を捉える視点~ノン・モラルとイノセンス第5回 イノセンスを超えるために~権力の分有第6回 「誰にも見られていないかもしれない」という不安第7回 親密圏の構造転換と抵抗のたちあげ第8回 「新世紀のラブソング」第9回 「今、とても幸せ」第10回 「幸福感」の課題第11回 第10回までの総括第12回 「ニート」言説を超えて第13回 職業世界に参入するということ 第14回 希望の足場づくり第15回 授業の総括

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2019-1080000105-01教育人間学

植上 一希

◎教育:A-3,B-3,C-1,C-3

1.青年が置かれている社会現実についての基礎的な知識を身につけ、自身のキャリア形成を関連付けてそれを説明することができる。 (A-3)

2.青年が置かれている社会現実について、学問的な知識を用いて批判的に考えることができる。 (B-3)

3.現代を生きる青年として、多様な青年層の考え方を柔軟に受け入れ、かつ社会に主体的に対峙する姿勢を有している。 (C-1)

4.青年の社会化という課題について、主体的に考える意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000359-01教育福祉論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:金・3時限  試験時間割:2019/07/31 6時限  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 本講義では,社会福祉に関する様々な事項について,基本的な知識を身につけ,理解を深めることを目的とする。  いじめ,不登校,児童虐待,高齢者介護など,社会全体で取り組む課題が山積する中,福祉的なニーズや個人の尊厳について考えたり,多様な価値観に触れる機会は,今後ますます増えることが予想される。様々な人々の考えを柔軟に受け入れ,多様な価値観への開かれた態度を有することが求められている。 本講義では,社会福祉の歴史,障害(がい)観のパラダイムシフト,社会福祉の制度やシステム,福祉的なニーズの理解と支援,児童福祉・障害害(がい)者福祉・高齢者福祉の現状,多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するありかたなどについて,基本的な事項を整理・紹介しながら,進めていく。 講義全体を通して,地域社会に存在する福祉的な課題を同定し,そうした課題を解決するためのアイディアを提案できるようになってほしい。

◎--- 到達目標 ---◎

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するために、講義に関する基本的な知識や支援のあり方について説明することができる。(知識・理解)

グループワーク等を行う際は、自分の考えも大事にしつつ、他者の意見も傾聴しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会福祉の現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、基本的な知識を整理したり、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 次回の授業範囲についてテキストを読んだり,福祉に関する情報にアンテナを張り巡らせるなど,幅広く予習をしておくこと。授業の最初に,授業内容に関する振り返りを行うので,復習をしておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 評価は,定期試験により行う。到達目標に対する評価基準は,講義でふれる事項について説明できること。

◎--- テキスト ---◎

斎藤友介・坂野順子・矢嶋裕樹編 2009 『大学生のための福祉教育入門』,ナカニシヤ出版

◎--- 履修上の留意点 ---◎

特になし。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.障害観のパラダイムシフト3.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(身体障害)4.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(知的障害)5.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(発達障害その1)6.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(発達障害その2)7.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(精神障害その1)8.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(精神障害その2)9.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(援護を要する高齢者その1)10.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(援護を要する高齢者その2)11.福祉ニーズを有する人々の理解と支援(保護を要する児童)12.多職種連携について13.支援者への支援について14.今後の課題15.まとめ

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2019-1080000359-01教育福祉論

村上 久美子

◎教育:A-3,B-1,B-2,C-1

1.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するために、講義に関する基本的な知識や支援のあり方について説明することができる。 (A-3)

2.グループワーク等を行う際は、自分の考えも大事にしつつ、他者の意見も傾聴しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

3.教育現場や社会福祉の現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、基本的な知識を整理したり、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000359-02教育福祉論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:2020/01/25 6時限  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 将来の教員としての視点を意識しながら、社会福祉の基礎的な思想、制度、法令、倫理について学び、教育現場における福祉的課題の重要性に気づき、その対応策を検討することが、本講義の目標である。具体的には、我が国における社会福祉の歴史的展開や基本的理念をおさえる。その上で、現行の法令や倫理的課題を把握し、教育と関わりの深い社会福祉援助技術や地域の社会福祉機関に関する知識を深める。さらには、近年、学校現場に導入されたスクールソーシャルワーカーとの連携についても考えていく。

◎--- 到達目標 ---◎

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・授業計画で指示した該当箇所についてテキストで予習・復習すること(1時間程度の学修内容)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

社会福祉の基礎的な思想、制度、法令、支援策について、正確に理解しているかどうかが評価の基準となる。定期試験の成績(80%)や小テスト・小レポート(20%)の結果で評価される。

◎--- テキスト ---◎

岡田 忠克・山縣 文治(編) 2016 『よくわかる社会福祉』 ミネルヴァ書房(ISBN 9784623076765)

◎--- 参考書 ---◎

時事問題に関わる資料の閲覧については、授業中に指示されることがある。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

初回オリエンテーションには必ず出席すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション(社会福祉の基礎概念)2 オリエンテーション(社会福祉の援助の実例)3 オリエンテーション(社会福祉と子ども)4 社会福祉の歴史(古代から中世)5 社会福祉の歴史(近世から近代)6 社会福祉の歴史(現代)7 社会福祉制度と法令(生存権保障)8 社会福祉制度と法令(子ども家庭福祉)9 社会福祉制度と法令(高齢者・障害者福祉)10 社会福祉における倫理的問題11 社会福祉援助技術(直接援助技術)12 社会福祉援助技術(間接援助技術)13 社会福祉援助技術(関連援助技術)14 スクールソーシャルワークの現状と課題15 まとめ

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2019-1080000359-02教育福祉論

長江 信和

◎教育:A-3,B-1,B-2,C-1

1.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

2.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-1)

3.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000112-01教育・学校心理学(振替科目:学校臨床心理学「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:金・5時限  試験時間割:2020/01/27 4時限  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 本講義では,公認心理法に基づき,教育現場において生じる問題及びその背景を整理し,学校現場における心理社会的課題およびそれに必要な支援について学ぶことを目的とする。 具体的には,学校現場における様々なトピック,例えば不登校の理解と支援,いじめの理解と対応,発達障害(がい)の理解と支援,児童虐待とそれへの対応,学校における自殺予防,校内暴力と非行,教職員のメンタルヘルスなどについて展開する。これらの話題に関する基本的な事項を整理した上で,支援についての考え方や必要な支援方法(例えばチーム学校の視点に基づく支援,心理専門職の役割,専門機関との連携,地域との協働など)について展開する。 授業では,学問的基盤としての教育学や心理学・臨床心理学の理論を活用し多様な観点から思考したり,他者の意見を聴いたり自分の考えを表現することを通して,コミュニケーション力についても磨くことが望まれる。 講義全体を通して,教育現場で生じている課題に関する背景を理解し,それらの課題にチャレンジするための新しい知識や技術を積極的に身につけていただきたい。

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場において生じる問題及びその背景について説明できる。(知識・理解)

教育現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。(知識・理解)

教育学と臨床心理学の考え方や理論を活かし、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

グループワーク等を行う際は、自分の考えも大事にしつつ、他者の意見も傾聴しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場等における課題を発見・同定し、基本的な知識を整理したり、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。(技能)

教育現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 教育現場に関する情報にアンテナを張り巡らせるなど,幅広く予習をしておくこと。授業の最初に,授業内容に関する振り返りを行うので,復習をしておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 評価は,定期試験により行う。到達目標に対する評価基準は,講義でふれる事項について説明できること。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。関係する文献・資料は適宜指示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

特になし。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション:教育現場において生じる問題及びその背景2 教育現場における心理社会的課題及び必要な支援:不登校の理解と支援(1)3 同上(2)4 いじめの理解と対応(1)5 同上(2)6 発達障害(がい)の理解と支援(1)7 同上(2)8 児童虐待とそれへの対応(1) 9 同上(2)10 学校における自殺予防(1)11 同上(2)12 校内暴力と非行(1)13 同上(2)14 教職員のメンタルヘルス15 まとめ

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2019-1080000112-01教育・学校心理学(振替科目:学校臨床心理学「17台以前」)

村上 久美子

◎教育:A-2,B-1,B-2,C-2

1.教育現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。 (A-2)

2.教育学と臨床心理学の考え方や理論を活かし、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.教育現場において生じる問題及びその背景について説明できる。 (A-2)

4.グループワーク等を行う際は、自分の考えも大事にしつつ、他者の意見も傾聴しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

5.教育現場等における課題を発見・同定し、基本的な知識を整理したり、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。 (B-2)

6.教育現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000251-01健康・医療心理学「18台以降」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・2時限  試験時間割:2019/07/30 3時限  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 本講義では,公認心理法に基づき,(1)ストレスと心身の疾病の関係(2)医療現場における心理社会的課題及び必要な支援,(3)保健活動が行われている現場における心理社会的課題,(4)災害時等に必要な心理に関する支援について概説する。 具体的には,(1)については,生活習慣と心の健康(生活習慣病,ストレス反応),ライフサイクルと心の健康,ストレス症状(燃え尽き症候群など),予防の考え方などについて,(2)については,精神疾患,チーム医療と多職種連携,リエゾン精神医学,生活の質(quality of life)などについて,(3)については,発達相談、自殺対策,職場復帰支援,依存症,認知症高齢者,社会的引きこもりなどについて,(4)については支援者のケア,サイコロジカルファーストエイド、心のケアチームなどがあげられる。これらについて幅広く展開する。 講義を通して新しい知識や必要な支援を学び,自身のメンタルヘルスはもちろん身近な人の健康やそれに関する社会的な話題にも関心を広げ,関われるようになっていただきたい。

◎--- 到達目標 ---◎

ストレスと心身の疾病の関係について概説できる。(知識・理解)

医療現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。(知識・理解)

様々な保健活動において必要な心理に関する支援について説明できる。(知識・理解)

災害時等に必要な心理に関する支援について説明できる。(知識・理解)

人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として,人間の心や行動、社会的事象の基本的な考え方について学ぶことができる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイディアを提案することができる。(技能)

共生社会を創造していく担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

健康や医療に関する話題について,日頃からアンテナを張り巡らせ,様々な角度から情報を収集するなど幅広く予習すること。授業の最初に,授業内容に関する振り返りを適宜行うので,復習をしておくこと。関心をもったテーマについては更に学びを発展させること

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

評価は,定期試験にて行う。到達目標に対する評価基準は,講義で触れる事項について説明できること。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。関連する文献・資料は,適宜指示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

特になし。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.ストレスと心身の疾病の関係3.同上(その2:ライフサイクルと心の健康)4.同上(その3:ストレス症状と予防)5.医療現場における心理社会的課題及び必要な支援6.同上(その2:チーム医療と多職種連携)7.同上(その3:Quality of life)8.保健活動が行われている現場における心理社会的課題9. 同上(その2:発達相談)10.同上(その3:認知症)11.災害時等に必要な心理に関する支援12.同上(その2:支援者のケア)13.同上(その3:サイコロジカルファーストエイド)14.今後の課題15.まとめ

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2019-1080000251-01健康・医療心理学「18台以降」

村上 久美子

◎教育:A-1,B-2,C-3

1.ストレスと心身の疾病の関係について概説できる。 (A-1)

2.医療現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。 (A-1)

3.様々な保健活動において必要な心理に関する支援について説明できる。 (A-1)

4.災害時等に必要な心理に関する支援について説明できる。 (A-1)

5.人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として,人間の心や行動、社会的事象の基本的な考え方について学ぶことができる。 (A-1)

6.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイディアを提案することができる。 (B-2)

7.共生社会を創造していく担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000221-01コミュニティ心理学

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・5時限  試験時間割:2019/07/30 5時限  

満身 史織

◎--- 概要 ---◎

コミュニティ心理学のいう「コミュニティ」とは、元の意味の地域社会に留まらず、学校や職場、病院、さらにインターネット上の仮想空間をも含んだ広い概念として考えられており、そのような多様なコミュニティの問題にアプローチしようとする心理学が「コミュニティ心理学」です。この授業では、コミュニティ心理学の考え方や、アプローチの仕方の初歩を学びます。

◎--- 到達目標 ---◎

コミュニティ心理学とは何か、またその背景にある理論を自分の言葉で説明できる(知識・理解)

コミュニティ心理学の視点から、学校や職場、病院等さまざまなコミュニティにおいて、適切なアプローチを考えることができる(技能)

社会に関心を持ち、コミュニティの中で自分ができることは何かということに目を向けることができる(態度・志向性)

さまざまなコミュニティにおける多様性を受け入れられるようになる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・事前に次回の授業内容に該当するテキストを読んでおくこと(60分)・毎回、授業で扱った内容について、説明できるように復習すること(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

評価基準:・コミュニティ心理学に関する基本的な知識やアプローチの仕方について正確に説明できているかを評価の基準とする。・レポートにおいて、コミュニティ心理学の役割や理論について理解し、それを踏まえた自分の考えを詳述することができているかを基準とする。

評価方法:定期試験の成績を70%、提出されたレポートの評価を30%で評価する。

◎--- テキスト ---◎

「よくわかるコミュニティ心理学」 第3版植村勝彦・高畠克子・箕口雅博・原 裕視・久田 満 編ミネルヴァ書房 ISBN 978-4-623-06491-5

◎--- 履修上の留意点 ---◎

遅刻や授業中の私語は、他の受講者の迷惑となるので慎むこと。さまざまなコミュニティにおいて、どのようなアプローチができるかを考えること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 コミュニティ心理学とは・コミュティ心理学の歴史的背景2 コミュニティ心理学の基本的発想①(予防の重視とエンパワメント)3 コミュニティ心理学の基本的発想② (コラボレーション・コンサルテーション)4 背景となる理論・危機介入の理論5 介入・援助とその評価① コミュニティへの介入6 介入・援助とその評価② 自助グループ、アクション・リサーチ、プログラム評価7 家庭・地域における実践① 子育て支援8 家庭・地域における実践② DVとその支援9 家庭・地域における実践③ 高齢者の地域ケア10 学校・教育の場における実践①11 学校・教育の場における実践②12 産業・職場における実践13 医療・保健・福祉の場における実践14 多文化コミュニティ・インターネットコミュニティを支える実践15 振り返りと解説・まとめ

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2019-1080000221-01コミュニティ心理学

満身 史織

◎教育:A-3,B-2,C-1,C-3

1.コミュニティ心理学とは何か、またその背景にある理論を自分の言葉で説明できる (A-3)

2.コミュニティ心理学の視点から、学校や職場、病院等さまざまなコミュニティにおいて、適切なアプローチを考えることができる (B-2)

3.社会に関心を持ち、コミュニティの中で自分ができることは何かということに目を向けることができる (C-3)

4.さまざまなコミュニティにおける多様性を受け入れられるようになる。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000265-01産業・組織心理学「18台以降」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・5時限  試験時間割:2019/07/29 1時限  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 産業・組織心理学とは、職場や組織における人間の行動を心理学の立場から研究し、実生活に役立てようとする心理学領域である。具体的には、働く意欲(ワークモチベーション)、職場の人間関係、リーダーシップ、購買行動、マーケティング、キャリア発達、職業適性、能力評価・能力開発(人事管理)、職場のメンタルヘルスなどのトピックスが含まれる。 本講義では、組織における人間行動と心理的問題、キャリア発達を中心に学び、その心理的支援について基礎的理解を深める。講義は、担当教員自身の臨床心理士としての実務経験をもとに適宜事例を紹介しながら授業を進める。

◎--- 到達目標 ---◎

組織における人の行動を説明できる(知識・理解)

職場において生じる問題(メンタルヘルス、対人関係、キャリア形成等)を説明できる(知識・理解)

職場の問題に対する心理支援とその方法を説明できる(知識・理解)

心理学の立場から職場の問題を発見・同定し、その解決策を検討できる(技能)

組織における人の行動に関心をもち、把握・分析する姿勢を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

予習(60分):事前に該当箇所のテキストを読んでおくこと。復習(30分):重要概念を復習し、不明な点を調べ、疑問点を解消しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験70%、授業への参加状況30%(小レポート・課題レポート等)により総合的に評価する。定期試験には、基本的知識を問う客観問題と論述問題を出題する。

なお、本科目は、学生としてのアルバイト体験に照らして理解することでさらに理解を深めることが可能である。教育効果波及の観点から,自身の体験や実践を紹介するプレゼンター(話題提供者)を募集する。プレゼンテーションを行った学生には、上記評価とは別に加点する。

◎--- テキスト ---◎

山口裕幸・金井篤子(編集) 「よくわかる産業・組織心理学」ミネルヴァ書房,2007年ISBN: 978-4623048717

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)一斉講義を基本とするが、トピックスに応じてペアワークやグループワーク、ゲストスピーカーの講話等を取り入れる。(2)本科目は,キャリアデザイントラックの履修モデル科目であると同時に,公認心理師の資格要件25科目に含まれる科目である。従って、公認心理師トラックに在籍し、国家試験の受験資格を得ようとする学生は、本科目を履修する必要がある。(3)本科目の発展科目として「キャリアカウンセリング」(3年次開講)がある。「キャリアカウンセリング」は公認心理師の資格要件科目に含まれる科目ではないが、公認心理師を目指す学生にもお勧めしたい。

◎--- 授業計画 ---◎

1.ガイダンス(産業・組織心理学とは)2.組織成員の心理と行動(1) 内容理論3.組織成員の心理と行動(2) 過程理論4.組織成員の心理と行動(3) 組織社会化5.組織成員の心理と行動(4) 職場の人間関係6.組織成員の心理と行動(5) リーダーシップ理論①7.組織成員の心理と行動(6) リーダーシップ理論②8.キャリア形成9.消費者行動とマーケティング10.人的資源管理(1):採用と面接11.人的資源管理(2):人事評価12.職業性ストレスとメンタルヘルス13.産業分野における心理支援の実際(1)14.産業分野における心理支援の実際(2)15.まとめ

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2019-1080000265-01産業・組織心理学「18台以降」

坂本 憲治

◎教育:A-1,B-2,C-2

1.組織における人の行動を説明できる (A-1)

2.職場において生じる問題(メンタルヘルス、対人関係、キャリア形成等)を説明できる (A-1)

3.職場の問題に対する心理支援とその方法を説明できる (A-1)

4.心理学の立場から職場の問題を発見・同定し、その解決策を検討できる (B-2)

5.組織における人の行動に関心をもち、把握・分析する姿勢を有している (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000253-01司法・犯罪心理学「18台以降」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:有り  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:金・2時限  試験時間割:2019/07/31 1時限  

大上 渉

◎--- 概要 ---◎

 司法・犯罪心理学の分野では,法務省や家庭裁判所,警察などのさまざまな刑事司法機関において,多くの心理専門職が行動科学に関連する業務に従事している。しかしながら,近年では,裁判員制度や取調べの可視化の導入や,犯罪者・非行少年に対する実効性の高い更生・改善プログラムの実施とその結果に対する客観的な効果測定,また客観性・再現性の高いポリグラフ検査や犯罪者プロファイリングの実施などが求められており,これまで以上に心理専門職の必要性に対する理解やその活躍の場が広がりつつある。 本講義では,警察の科学捜査研究において検査・鑑定等に従事してきた,担当教員の経験を活かし,公認心理師資格を取得するために必要となる司法・犯罪心理学に関する事柄,すなわち①犯罪・非行,犯罪被害及び家事事件,並びに②司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援などについて,基本的な知識の習得と理解を目指すものである。 なお,本講義で用いる講義資料は,福岡大学のMoodle上にアップするので各自ダウンロード・印刷して,持参すること。

◎--- 到達目標 ---◎

犯罪・非行,犯罪被害及び家事事件についての基本的知識を習得し,関連する事象について分析し,他者に説明することができる。(知識・理解)

司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援について理解し,他者に説明することができる。(知識・理解)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

1.受講者はMoodle上にアップロードした講義資料を予めダウンロード・出力し,予習しておくこと(60分)。2.重要な箇所については講義中に強調して説明する。そのような箇所は重点的に復習しておくこと(60分)。  なお,講義資料は頁数が多い。印刷時には1枚の用紙に複数枚印刷する割り付け印刷を行うなど各自工夫すること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 原則として定期試験の成績のみで評価する。評価に際しては,講義で解説した犯罪心理学の知見や理論が記憶として定着しているかを基準とする。また,講義の進展状況によっては,課題やミニテストなどを行い,評価の考慮に入れることもある。その際には,最大で10点加点する。 なお,本講義や心理学への積極的な関与(例えば、毎回最前列に座っての質疑応答や,時間外に行われる心理学実験への参加)については加点対象(最大で10点)とする。

◎--- テキスト ---◎

特に用いない。

◎--- 参考書 ---◎

「非行臨床の理論と実践(村尾康弘著)」 ISBN978-4760832538「犯罪心理学事典」(日本犯罪心理学会 編) ISBN978-4621089552「テキスト 司法犯罪心理学」(越智啓太・桐生正幸編著) ISBN 978-4762829758

◎--- 履修上の留意点 ---◎

※履修する際には以下の点に十分留意すること。①講義資料はMoodleにアップするので受講者は事前に出力し講義時に持参すること。②講義中,最後部に座る受講者を指名し,発言を求める。③講義中の著しい私語,スマートフォンや携帯電話,音楽プレーヤー等の使用は厳禁。これらを行う者に対しては学生証を呈示させ厳しい処置をとる。④本講義では不定期にアンケートや小テストなどを行い,出席をチェックする。その際,不正な出席工作(いわゆる「ピ逃げ」)が発覚した場合,大幅な減点を行う。⑤この講義では,心理学アンケートや心理学実験への協力を求めることがある。

◎--- 授業計画 ---◎

① オリエンテーション② 犯罪・非行の原因論1(社会的要因,環境的要因)③ 犯罪・非行の原因論2(心理的要因)④ 犯罪・非行の原因論3(生物学的要因,神経生理学的要因)⑤ DV・ストーカー(DV防止法,ストーカー規制法,DVの3相,DV・ストーカーの類型等)⑥ 殺人(一般的な殺人,バラバラ殺人,連続殺人,大量殺人・拡大自殺等)⑦ 刑事司法に関わる制度・法律・職種(刑事法,少年法 ,刑事施設,家庭裁判所と少年審判,少年院と少年鑑別所,警察,捜査本部,検察等)⑧ 家事事件⑨ 目撃者の証言⑩ 取調べ・司法面接⑪ ポリグラフ検査(嘘の検出,科捜研・科警研,鑑定,個人情報と守秘義務)⑫ 伝統的捜査手法と犯罪者プロファイリング⑬ 犯罪・非行の矯正・更生,医療モデル(RNRモデル,セントラルエイト)⑭ 被害者支援と修復的司法⑮ 講義の振り返り

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2019-1080000253-01司法・犯罪心理学「18台以降」

大上 渉

◎教育:A-1

1.犯罪・非行,犯罪被害及び家事事件についての基本的知識を習得し,関連する事象について分析し,他者に説明することができる。 (A-1)

2.司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援について理解し,他者に説明することができる。 (A-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000242-01社会教育学

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・4時限  試験時間割:2020/01/21 6時限  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 日本の社会教育は、福祉や産業と結びつきながら、社会問題の教育的解決をめざしてきた歴史があります。そうした伝統を受け継ぎつつ、今日の社会教育学研究では、公民館や図書館などの公的社会教育だけでなく、社会の様々な領域における「学び」や「教育」を対象とした研究が蓄積されています。 この講義では、そうした社会教育学研究特有の視座と方法について学んだ後に、ある社会問題の背景や要因について調べ、その教育的解決にむけた提案を行ってもらいます。 かつて、社会教育の現場(とくに青年教育)では、個人の問題を社会化していくために「共同学習」という学習方法を大事にしてきました。この講義では、そうした学習方法の現代的意義を体感してもらうこともねらいです。

◎--- 到達目標 ---◎

社会問題の教育的解決としての社会教育学特有の視座と方法について説明できる。(知識・理解)

ある社会問題について、背景や要因等について調べ学習を行い、説明することができる。(技能)

ある社会問題について、「教育」や「学習」という視点から具体的な解決策を構想できる。(知識・理解)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

講義資料を自宅で再度読み込んでください。プレゼンテーション資料の作成は、授業時間外に行ってもらいます。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標の達成度について次の方法で評価します。・定期試験 70%・課題レポート30%加えて、次の加点・減点を行います。・講義への積極的な参加(発言、ワークでの活躍等)については加点する。・講義へのあからさまな不参加表明(欠席、遅刻、私語、「内職」、読書、携帯電話等の使用、居眠り等)とみなす言動には減点する。

◎--- テキスト ---◎

とくになし

◎--- 履修上の留意点 ---◎

授業計画は予定です。添田が担当する「生涯学習概論B」の内容と一部重複します。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 社会教育学―社会問題の教育的解決をめざして―第2回 学校化社会と子どもの育ち第3回 ひきこもりの若者第4回 現代社会における「老いの空白」第5回 ケアの反転第6回 学びのノート交流会第7回 社会を変える仕事の実際―ゲストスピーカー講話―第8回 変革のための社会資源を考える①第9回 変革のための社会資源を考える②第10回 プレゼンテーション―「子どもの貧困」の教育的解決―第11回 プレゼンテーション―「若者の抱える課題」の教育的解決―第12回 プレゼンテーション―「障がい者の抱える課題」の教育的解決―第13回 プレゼンテーション―「高齢者の抱える課題」の教育的解決―第14回 プレゼンテーション―「農山間地域の過疎化」の教育的解決―第15回 ふりかえりとまとめ

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2019-1080000242-01社会教育学

添田 祥史

◎教育:A-2,A-3,B-3,C-3

1.社会問題の教育的解決としての社会教育学特有の視座と方法について説明できる。 (A-2)

2.ある社会問題について、背景や要因等について調べ学習を行い、説明することができる。 (B-3)

3.ある社会問題について、「教育」や「学習」という視点から具体的な解決策を構想できる。 (A-3)

4.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000243-01集団の心理と援助

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:有り  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:火・3時限  試験時間割:2020/01/27 1時限  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 我々は家族をはじめ、様々な集団とのかかわりを経験し、集団体験によって楽しんだり救われたりすることもあれば、疲れたりひどく傷つくこともある。深刻化しているいじめも、当事者だけの問題ではなく、いわば集団の病理である。我々の対人関係や集団への意識および行動について、家族心理学や社会心理学の知見から考えていく。 また集団体験の一例として、担当教員が複数の専門学校にて実践と研究を行ってきたエンカウンター・グループを取り上げ、合わせて文献やDVDを通しても紹介する。 また、実際にエンカウンター・グループの体験学習を行い、その経験から自らの集団とのかかわりについて考えていく。これまでの集団体験は、集団が掲げた共通目標に向けて、自分らしさを抑えて課題に取り組んでいくイメージが強いかもしれないが、エンカウンター・グループは集団でいながらも個人を大切にする。集団に属しながら自分らしくいることは果たして可能なのか。集団の維持と個の尊重は両立するのだろうか。その点に関しても体験を通じて検討する。また、自殺率の低い地域やオープンダイアローグの紹介を通して、エンカウンター・グループと類似したエッセンスが国内外における地域の精神衛生に寄与している現状について考える。

◎--- 到達目標 ---◎

対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程を説明できる。(技能)

グループワークを通して、自分なりに他者とコミュニケーションをとることができる。(技能)

エンカウンター・グループのエッセンスを理解し、社会の中でそれを活かす上での自分なりの意見を持つことができる。(態度・志向性)

集団の中で個人を大切にする視点を持つことができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

学んだことに対し自分なりの意見が持てるように、配布資料等を活用しつつ振り返りを行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

<評価基準>理論等の「知的学習」、事例報告やDVDによる「事例検討」、講義中の「体験学習」を通して、対人関係や集団に関する理論や方法をこれからの社会にどう活かすかについて自分なりの意見を述べることができるかを評価の基準とする。<評価方法>定期試験(70%)、課題レポート(20%)、授業への参加状況(10%)によって総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない

◎--- 履修上の留意点 ---◎

授業中に配布した資料をファイリングして整理しておくこと。本講義では体験学習(グループ学習)を取り入れる。コミュニケーションが得意である必要はないので、自分なりのペースで参加し、体験から感じたことを各自大事にしてほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1. オリエンテーション2. 集団とは何か3. 集団における心理①:社会心理学の知見から4. 集団における心理②:家族心理学の知見から5. 集団における心理③:臨床心理学の知見から6. エンカウンター・グループの実践例:高等学校7. エンカウンター・グループの実践例:専門学校8. 個人アプローチとグループ・アプローチ9. 集団の維持と個人の尊重10. グループを活用した援助とは11. グループ・アプローチ実習12. 実習の振り返り13. グループ・アプローチの実際:自殺希少地域14. グループ・アプローチの実際:オープンダイアローグ15. まとめ

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2019-1080000243-01集団の心理と援助

本山 智敬

◎教育:B-1,B-2,C-1,C-3

1.対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程を説明できる。 (B-2)

2.グループワークを通して、自分なりに他者とコミュニケーションをとることができる。 (B-1)

3.エンカウンター・グループのエッセンスを理解し、社会の中でそれを活かす上での自分なりの意見を持つことができる。 (C-3)

4.集団の中で個人を大切にする視点を持つことができる。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000316-01生涯学習概論A

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・2時限  試験時間割:2019/07/24 6時限  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 私たちは、さまざまな形で教育という営みを行ってきている。そして、また、私たちは、日々学び続けている。社会のなかで営まれる、この教育と学びについて、その構造と歴史を把握し、そして、その原理を把握すること、これは、社会の成員として学び教育に関わっていく者にとって必要なことと考える。 本授業は、こうした観点から、生涯学習・社会教育に関する総合的な検討を、数々の事例検討を中心に、行っていく。そうした枠組みのなかで、この授業では現代の生涯学習社会の基本的な構造について理解し、そのなかでの学び(生涯学習)やそれを支える教育(社会教育等)に関する概念、制度、実践等についての概要を把握することを目的とする。また、社会教育等に従事する専門的職員としての役割や専門性についての基本的な知識や考え方を身につけることも目的とする。 なお、今後の生涯学習を考えるうえで不可欠なテーマとしてあるのが、地域の変動に対して教育・学習がいかに対応するのかという問題である。地方の疲弊、都市問題、若者の地域移動などの、地域変動は九州・福岡においても急激に進んでいる。多くが、九州地方に生活基盤をもつ福岡大学生にとって、それらの課題に対していかに向き合うのかというのも、生涯学習の1つの課題となるだろう。本授業は、そうした意図をもって授業の構成を行っている。

◎--- 到達目標 ---◎

生涯学習・社会教育に関する基礎的な知識を理解し、説明することができる。(知識・理解)

生涯学習の現状に関して、自身の経験をふまえて考察し、それをもとに周囲と意見を交換することができる。(技能)

生涯学習・社会教育の学問的知識を用いて、自身や他者の学びについて主体的に考えようとする態度を有する。(態度・志向性)

生涯学習・社会教育の学問的知識を用いて、今後の社会のあり方と学習の関係性について、主体的に考えようとする態度を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業の要点を毎回、復習として整理することを求めたい。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 到達目標に示した事項について、具体的に説明できているかを評価の基準とする。  定期試験で評価する。また、授業への積極的な参加(発言・ミニッツペーパー等)も評価に加算する。

◎--- テキスト ---◎

なし

◎--- 履修上の留意点 ---◎

他者の学習を侵害する行為(私語、遅刻、途中退席等)に対しては厳しく指導・評価する。なお、学生の理解状況等に応じて、授業計画は変更されることがある。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション第2回 生涯学習概論を学ぶ意味①~教育イメージを広げよう第3回 生涯学習概論を学ぶ意味②~社会の変化と生涯学習の課題第4回 生涯学習と自治体・地域課題①~自分が育った地域を振り返る第5回 生涯学習と自治体・地域課題②~映画『下妻物語』を観て第6回 生涯学習と自治体・地域課題③~地域の教育力という観点第7回 地域変動と都市・地方の関係を考える~九州・福岡を対象にして第8回 若者の地域移動と高等教育の役割第9回 生涯学習の政策と理論~地域に関する理論と政策を中心に第10回 生涯学習の実践・施設・職員①~ドラマ『歓喜の歌』を観て第11回 生涯学習の実践・施設・職員②~文化活動の意味を考える第12回 生涯学習の実践・施設・職員③~生涯学習を支える条件第13回 大人・青年の学びの理論①第14回 大人・青年の学びの理論②~理論を用いて自身の学びを構想する第15回 授業のまとめ

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2019-1080000316-01生涯学習概論A

植上 一希

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.生涯学習・社会教育に関する基礎的な知識を理解し、説明することができる。 (A-2)

2.生涯学習の現状に関して、自身の経験をふまえて考察し、それをもとに周囲と意見を交換することができる。 (B-2)

3.生涯学習・社会教育の学問的知識を用いて、自身や他者の学びについて主体的に考えようとする態度を有する。 (C-1)

4.生涯学習・社会教育の学問的知識を用いて、今後の社会のあり方と学習の関係性について、主体的に考えようとする態度を有する。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000316-02生涯学習概論A

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・3時限  試験時間割:2019/07/24 6時限  

太田 華奈

◎--- 概要 ---◎

生涯学習の歴史、理念及び、日本型生涯学習の政策、課題、社会教育と生涯学習との関係を学習するとともに、現代的課題を生涯学習のまなざしで考えていきます。また、生涯学習を実践する形態の授業も行います。これらの学習を通して、自らの教育・学習観を見つめ、問い直し、暮らしや社会を生涯学習の観点からとらえていきます。

◎--- 到達目標 ---◎

生涯学習の基礎的な知識について理解することができる。(知識・理解)

現代的課題に関心を持ち、生涯学習の観点で解決を探ることができる。(技能)

生涯学習の視点で物事をとらえ、自分なりの考えを持ち、深めることができるようになる。(態度・志向性)

他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

【予習】・日ごろから批判的に社会を問い、関連することを調べ、考えてみましょう。・積極的に本を読んでいきましょう。そして読んだ本について周りの人と議論していきましょう(ジャンルは問いません)。・指定の文献や、自ら選んだ新書を読み、感想や考えたこと、疑問・批判、話し合いたいこ等についての小レポートを作成してもらいます。その小レポートを元にグループで話し合います。その講義までに課題に取りくみ、授業に臨んでください。【復習】・授業を踏まえ、周りの人たちと議論をしてみましょう。・関心をもったテーマについて、積極的に調べていきましょう。・さらに関心をもったこと、疑問に思ったことに関する本を読んでいきましょう。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

授業参加度30%、定期試験70%

◎--- テキスト ---◎

小国綾子『?(疑問符)が!(感嘆符)に変るとき―新聞記者、ワクワクする』(汐文社,2014年)1512円、ISBN-10:4811321359

◎--- 参考書 ---◎

社会教育・生涯学習ハンドブック 第9版 ISBN4871686043生涯学習と地域社会教育 ISBN 4861102340社会教育 ISBN 476201656X

◎--- 履修上の留意点 ---◎

この授業では、自分の考えを書く、他者に伝えることを大事にしています。話し方、伝え方のハウツーから解放され、あなたが自分の声、ひいては声以前の声に耳を澄ませてあげてください。まずはスマートフォンから顔をあげてみませんか。そして一回、大きく深呼吸をしてみましょうよ。 またこの授業では、グループディスカッションを積極的に取り入れます。あなたのディスカッションへの参加を楽しみにしています。 それから。後期の「生涯学習概論B」を続けて受講されることもお勧めしています。

◎--- 授業計画 ---◎

1:オリエンテーション2:生涯学習を考える(1)共同学習、グループディスカッションってなんだろう?3:生涯学習を考える(2)映画(前)4:生涯学習を考える(3)映画(後)、グループディスカッション5:生涯学習を実践する(1)あなたの想いを短歌に乗せて6:生涯学習を実践する(2)小国綾子『?が!に変とき』(汐文社,2014年)についてグループディスカッション7:生涯学習を考える(4)歴史、理念、学習権宣言8:生涯学習を考える(5)法律、政策、課題9:生涯学習と現代的課題(1)ボランティア10:生涯学習と現代的課題(2)公民館11:生涯学習と現代的課題(3)若者12:生涯学習と現代的課題(4)文化、芸術活動13:生涯学習を実践する(3)あなたが好きな新書をおすすめしよう!14:私たちの学習権宣言を作ろう(1)グループワーク15:私たちの学習権宣言を作ろう(2)発表

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2019-1080000316-02生涯学習概論A

太田 華奈

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.生涯学習の基礎的な知識について理解することができる。 (A-2)

2.現代的課題に関心を持ち、生涯学習の観点で解決を探ることができる。 (B-2)

3.生涯学習の視点で物事をとらえ、自分なりの考えを持ち、深めることができるようになる。 (C-2)

4.他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 75: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000316-03生涯学習概論A

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:2019/07/24 6時限  

太田 華奈

◎--- 概要 ---◎

生涯学習の歴史、理念及び、日本型生涯学習の政策、課題、社会教育と生涯学習との関係を学習するとともに、現代的課題を生涯学習のまなざしで考えていきます。また、生涯学習を実践する形態の授業も行います。これらの学習を通して、自らの教育・学習観を見つめ、問い直し、暮らしや社会を生涯学習の観点からとらえていきます。

◎--- 到達目標 ---◎

生涯学習の基礎的な知識について理解することができる。(知識・理解)

現代的課題に関心を持ち、生涯学習の観点で解決を探ることができる。(技能)

生涯学習の視点で物事をとらえ、自分なりの考えを持ち、深めることができるようになる。(態度・志向性)

他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

【予習】・日ごろから批判的に社会を問い、関連することを調べ、考えてみましょう。・積極的に本を読んでいきましょう。そして読んだ本について周りの人と議論していきましょう(ジャンルは問いません)。・指定の文献や、自ら選んだ新書を読み、感想や考えたこと、疑問・批判、話し合いたいこ等についての小レポートを作成してもらいます。その小レポートを元にグループで話し合います。その講義までに課題に取りくみ、授業に臨んでください。【復習】・授業を踏まえ、周りの人たちと議論をしてみましょう。・関心をもったテーマについて、積極的に調べていきましょう。・さらに関心をもったこと、疑問に思ったことに関する本を読んでいきましょう。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

授業参加度30%、定期試験70%

◎--- テキスト ---◎

小国綾子『?(疑問符)が!(感嘆符)に変るとき―新聞記者、ワクワクする』(汐文社,2014年)1512円、ISBN-10:4811321359

◎--- 参考書 ---◎

社会教育・生涯学習ハンドブック 第9版 ISBN4871686043生涯学習と地域社会教育 ISBN 4861102340社会教育 ISBN 476201656X

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 この授業では、自分の考えを書く、他者に伝えることを大事にしています。話し方、伝え方のハウツーから解放され、あなたが自分の声、ひいては声以前の声に耳を澄ませてあげてください。まずはスマートフォンから顔をあげてみませんか。そして一回、大きく深呼吸をしてみましょうよ。 またこの授業では、グループディスカッションを積極的に取り入れます。あなたのディスカッションへの参加を楽しみにしています。 それから。後期の「生涯学習概論B」を続けて受講されることもお勧めしています。

◎--- 授業計画 ---◎

1:オリエンテーション2:生涯学習を考える(1)共同学習、グループディスカッションってなんだろう?3:生涯学習を考える(2)映画(前)4:生涯学習を考える(3)映画(後)、グループディスカッション5:生涯学習を実践する(1)あなたの想いを短歌に乗せて6:生涯学習を実践する(2)小国綾子『?が!に変とき』(汐文社,2014年)についてグループディスカッション7:生涯学習を考える(4)歴史、理念、学習権宣言8:生涯学習を考える(5)法律、政策、課題9:生涯学習と現代的課題(1)ボランティア10:生涯学習と現代的課題(2)公民館11:生涯学習と現代的課題(3)若者12:生涯学習と現代的課題(4)文化、芸術活動13:生涯学習を実践する(3)あなたが好きな新書をおすすめしよう!14:私たちの学習権宣言を作ろう(1)グループワーク15:私たちの学習権宣言を作ろう(2)発表

Page 76: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000316-03生涯学習概論A

太田 華奈

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.生涯学習の基礎的な知識について理解することができる。 (A-2)

2.現代的課題に関心を持ち、生涯学習の観点で解決を探ることができる。 (B-2)

3.生涯学習の視点で物事をとらえ、自分なりの考えを持ち、深めることができるようになる。 (C-2)

4.他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 77: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000317-01生涯学習概論B

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・2時限  試験時間割:2020/01/16 6時限  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 生涯学習は、各人の具体的な労働・生活・文化活動等のなかで営まれるものである。この授業では生涯学習の主体である人々が実際にどのような労働・生活・文化活動を営んでいるのか、その実態の検討を中心に行い、そこでの学習課題を探っていく。とくに、この授業では、受講者の多くが青年であることから、現代青年に焦点を当てていく。 資料・文献などを用いて、青年層の労働・生活の実態に迫り、青年の学習課題や支援の課題を検討していく。それらの検討を通して、受講者が自らのキャリア形成と学びについて主体的に考えることができるようになることが、この授業の主たる目的となる。 授業の進め方としては、学生の少人数グループでのディスカッション、全体討論、教員による講義などを組み合わせて授業を進めていく。 

◎--- 到達目標 ---◎

現代青年のキャリア形成に関する基礎的な知識を理解し、それに対峙するための基本的な知識・考え方などを、説明することができる。(知識・理解)

現代青年が直面する諸課題に対して、生涯学習等の学問的知識をもとに批判的に考察し、周囲と意見を交流することができる。(技能)

現代青年が直面する課題の多様性・複雑性を理解しようとする態度を有している。(態度・志向性)

教育学・臨床心理学の理解を土台に自身のキャリア形成を主体的に行っていく志向性を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業内で提示されるワークシート等の課題を行うこと。復習として、授業でのポイントの整理を各自行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標に示した事項について、具体的に説明できているかを評価の基準とし、定期試験で成績評価を行う(7割程度)。また、レポートの作成(1~2回)とミニッツペーパーの作成も成績評価の対象とする(3割程度)。

◎--- テキスト ---◎

なし

◎--- 参考書 ---◎

 参考書として、次のものを用いる。授業で用いる用語等の詳しい説明や、授業を理解するための基本的な社会科学の知識が書かれている。できるだけ、授業に並行してこちらの学習もしてほしい。 『キーワードで読む現代日本社会』中西新太郎・蓑輪明子、旬報社、2012年。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 前期「生涯学習概論A」(植上)を履修していることが望ましい。遅刻や途中退室など受講にふさわしくない態度には厳しく対応する。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション第2回 「大人になる」ことの変化と生涯学習第3回 職業世界における学びと教育:『鉄塔をめざす』第4回 職業世界の変化と青年の排除:『フリーター漂流』第5回 職業世界への参入と定位に向けて必要な観点~とくに労働者としての観点第6回 参入する企業・業界について知るということ①第7回 参入する企業・業界について知るということ②第8回 労働の世界に適応していくため理論と実践~『泣いて笑って寄り添って』をもとに第9回 劣悪な労働世界に抵抗するための理論と実践①第10回 劣悪な労働世界に抵抗するための理論と実践~ゲストスピーカー 第11回 どんな地域で生活する?第12回 家族形成の理論と現実~「家族」ってなんだろう?第13回 キャリア形成シートの作成と交流①第14回 キャリア形成シートの作成と交流②第15回 授業のまとめ

Page 78: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000317-01生涯学習概論B

植上 一希

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.現代青年のキャリア形成に関する基礎的な知識を理解し、それに対峙するための基本的な知識・考え方などを、説明することができる。 (A-2)

2.現代青年が直面する諸課題に対して、生涯学習等の学問的知識をもとに批判的に考察し、周囲と意見を交流することができる。 (B-2)

3.現代青年が直面する課題の多様性・複雑性を理解しようとする態度を有している。 (C-1)

4.教育学・臨床心理学の理解を土台に自身のキャリア形成を主体的に行っていく志向性を有する。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000317-02生涯学習概論B

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・3時限  試験時間割:2020/01/16 6時限  

太田 華奈

◎--- 概要 ---◎

社会教育実践史を歴史的に追う学習を通して、社会教育実践/自己教育運動に取り組む人々の自己、他者、社会への向き合いを問い、社会教育の本質、意義、課題、可能性について考えていきます。さらにこれらの学習を踏まえ、現代の社会的課題に目を向け、その課題に対して、社会教育の観点に立ったアプローチを探求していきます。

◎--- 到達目標 ---◎

社会教育の歴史、理念、制度、法、行政、施設、実践等についての基本的な知識を獲得できる。(知識・理解)

現代社会における社会教育の意義、課題、可能性について自分なりに考えを持ち、探求できる。(技能)

他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。(態度・志向性)

現代の社会的課題に目を向け、その背景や解決のためのアプローチについて考えていくことができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

【予習】・日ごろから批判的に社会を問い、関連することを調べ、考えてみましょう。・日頃から新聞や本に意識を向けて、読んでいきましょう。・関心のあることについて書かれた新聞記事を読み、感想や考えたこと、疑問、批判、話し合いたいことなどを小レポートにまとめる課題を出します。その課題を元にグループで話し合いを行います。そのため、その講義までに課題に取りくみ、授業に臨んでください。【復習】・授業を踏まえ、周りの人たちと議論をしてみましょう。・関心をもったことについて、積極的に調べていきましょう。・社会教育の意義、課題、可能性について考えていきましょう。・社会教育関連施設や社会教育的な場に積極的に足を運びましょう。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

授業参加度30%、定期試験70%

◎--- テキスト ---◎

特にありません。

◎--- 参考書 ---◎

現代日本の社会教育―社会教育運動の展開〔増補版〕 ISBN 4871685683日本社会教育史と生涯学習 ISBN 4871682617現代生涯学習と社会教育の自由 ISBN 4762015571

◎--- 履修上の留意点 ---◎

この授業では、自分の考えを書く、他者に伝えることを大事にしています。話し方、伝え方のハウツーから解放され、あなたが自分の声、ひいては声以前の声に耳を澄ませてあげてください。まずはスマートフォンから顔をあげてみませんか。そして一回、大きく深呼吸をしてみましょうよ。 またこの授業では、グループディスカッションを積極的に取り入れます。あなたのディスカッションへの参加を楽しみにしています。 それから。前期「生涯学習概論A」と続けて受講されることもお勧めしています。

◎--- 授業計画 ---◎

1:オリエンテーション(社会教育の考え方、授業の進行について等)2:グループディスカッションについて3:戦前の社会教育、戦後の社会教育、社会教育行政、法律4:社会教育法に関する理念、施設、職員5:社会教育実践史(1)1945年~1949年6:社会教育実践史(2)1950年代7:社会教育実践史(3)1960年代8:社会教育実践史(4)1970年代9:社会教育実践史(5)1980年代10:社会教育実践史(6)1990年代、2000年代以降11:現代的課題について議論しよう(1)新聞記事をもとにグループディスカッション12:現代的課題について議論しよう(2)新聞記事をもとにグループディスカッション13:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(1)グループワーク14:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(2)グループワーク15:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(3)発表

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2019-1080000317-02生涯学習概論B

太田 華奈

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.社会教育の歴史、理念、制度、法、行政、施設、実践等についての基本的な知識を獲得できる。 (A-2)

2.現代社会における社会教育の意義、課題、可能性について自分なりに考えを持ち、探求できる。 (B-2)

3.他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。 (C-1)

4.現代の社会的課題に目を向け、その背景や解決のためのアプローチについて考えていくことができる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000317-03生涯学習概論B

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・4時限  試験時間割:2020/01/16 6時限  

太田 華奈

◎--- 概要 ---◎

社会教育実践史を歴史的に追う学習を通して、社会教育実践/自己教育運動に取り組む人々の自己、他者、社会への向き合いを問い、社会教育の本質、意義、課題、可能性について考えていきます。さらにこれらの学習を踏まえ、現代の社会的課題に目を向け、その課題に対して、社会教育の観点に立ったアプローチを探求していきます。

◎--- 到達目標 ---◎

社会教育の歴史、理念、制度、法、行政、施設、実践等についての基本的な知識を獲得できる。(知識・理解)

現代社会における社会教育の意義、課題、可能性について自分なりに考えを持ち、探求できる。(技能)

他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。(態度・志向性)

現代の社会的課題に目を向け、その背景や解決のためのアプローチについて考えていくことができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

【予習】・日ごろから批判的に社会を問い、関連することを調べ、考えてみましょう。・日頃から新聞や本に意識を向けて、読んでいきましょう。・関心のあることについて書かれた新聞記事を読み、感想や考えたこと、疑問、批判、話し合いたいことなどを小レポートにまとめる課題を出します。その課題を元にグループで話し合いを行います。そのため、その講義までに課題に取りくみ、授業に臨んでください。【復習】・授業を踏まえ、周りの人たちと議論をしてみましょう。・関心をもったことについて、積極的に調べていきましょう。・社会教育の意義、課題、可能性について考えていきましょう。・社会教育関連施設や社会教育的な場に積極的に足を運びましょう。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

授業参加度30%、定期試験70%

◎--- テキスト ---◎

特にありません。

◎--- 参考書 ---◎

現代日本の社会教育―社会教育運動の展開〔増補版〕 ISBN 4871685683日本社会教育史と生涯学習 ISBN 4871682617現代生涯学習と社会教育の自由 ISBN 4762015571

◎--- 履修上の留意点 ---◎

この授業では、自分の考えを書く、他者に伝えることを大事にしています。話し方、伝え方のハウツーから解放され、あなたが自分の声、ひいては声以前の声に耳を澄ませてあげてください。まずはスマートフォンから顔をあげてみませんか。そして一回、大きく深呼吸をしてみましょうよ。 またこの授業では、グループディスカッションを積極的に取り入れます。あなたのディスカッションへの参加を楽しみにしています。 それから。前期「生涯学習概論A」と続けて受講されることもお勧めしています。

◎--- 授業計画 ---◎

1:オリエンテーション(社会教育の考え方、授業の進行について等)2:グループディスカッションについて3:戦前の社会教育、戦後の社会教育、社会教育行政、法律4:社会教育法に関する理念、施設、職員5:社会教育実践史(1)1945年~1949年6:社会教育実践史(2)1950年代7:社会教育実践史(3)1960年代8:社会教育実践史(4)1970年代9:社会教育実践史(5)1980年代10:社会教育実践史(6)1990年代、2000年代以降11:現代的課題について議論しよう(1)新聞記事をもとにグループディスカッション12:現代的課題について議論しよう(2)新聞記事をもとにグループディスカッション13:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(1)グループワーク14:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(2)グループワーク15:社会教育実践/自己教育運動を考えよう(3)発表

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2019-1080000317-03生涯学習概論B

太田 華奈

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.社会教育の歴史、理念、制度、法、行政、施設、実践等についての基本的な知識を獲得できる。 (A-2)

2.現代社会における社会教育の意義、課題、可能性について自分なりに考えを持ち、探求できる。 (B-2)

3.他者とともに主体的に学ぶという生涯学習の学習方法を身につけることができる。 (C-1)

4.現代の社会的課題に目を向け、その背景や解決のためのアプローチについて考えていくことができる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000249-01障害者・障害児心理学(振替科目:障害支援心理学「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・4時限  試験時間割:2020/01/22 1時限  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 障害とは何か、そこで生じる困難さとは何か、その人を取り巻く環境要因を含め、生活上の困難さを理解します。また、これまでの障害者施策の変遷や福祉的対応について考えます。障害のある人と共に過ごす中で生じる偏見・差別を考え、それを禁止しようとする「障害者差別解消法」を理解します。 乳幼児における障害とその支援を前提として、自閉症スペクトラム、LD、ADHDの特性とその支援を理解します。加えて、精神障害の基礎を考えます。 また、知的障害の特性とその支援、さらに身体障害の特性のその支援を理解します。 それらの理解を前提に、障害のある人が地域社会で生きること、それを社会が支えていくことを理解し、具体的な工夫を考えます。

◎--- 到達目標 ---◎

身体障害・知的障害・精神障害について説明できる。(知識・理解)

心理社会的課題及び必要な支援について説明できる。(知識・理解)

障害に伴う困難さとその支援を考え、社会の現状を批判的に考えることができる。(技能)

障害のある人の現状から学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

望む社会に向かって、生活の中で工夫する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 授業の始まりに前回の復習を行う。資料を再読して、ポイントを整理しておく。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 障害特性や学習上及び生活上の困難さ・教育・福祉・労働における支援を理解し説明できるかを評価の基準とする。到達目標に照らして、定期試験、授業への参加の程度で評価を行う。評価は、定期試験(7割)、講義参加状況等(3割)による。

◎--- テキスト ---◎

 使用しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1.障害とは2.困難さとICF3.障害者施策の変遷4.偏見・差別5.障害者差別解消法6.乳幼児における障害とその支援7.自閉症スペクトラムの困難さ、LD8.ADHDの困難さ 精神障害9.知的障害:理解することの困難さ10.知的障害者の生活と支援11.見ること・聞くことの困難さ12.動くことの困難さと病気 内部障害13.地域社会と障害-社会参加-14.就労支援15.障害者・高齢者・福祉予算、福祉国家

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2019-1080000249-01障害者・障害児心理学(振替科目:障害支援心理学「17台以前」)

徳永 豊

◎教育:A-2,B-3,C-2,C-3

1.身体障害・知的障害・精神障害について説明できる。 (A-2)

2.心理社会的課題及び必要な支援について説明できる。 (A-2)

3.障害に伴う困難さとその支援を考え、社会の現状を批判的に考えることができる。 (B-3)

4.障害のある人の現状から学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

5.望む社会に向かって、生活の中で工夫する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000252-01神経・生理心理学「18台以降」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・3時限  試験時間割:2019/07/24 3時限  

一言 英文

◎--- 概要 ---◎

 人間の心の仕組みは、心理学の諸分野にわたり、さまざまな側面から論じられている。例えば、学習心理学は行動の側面から、社会心理学は社会的状況の側面から論じている。本講義では、心の仕組みを、脳神経と身体の生理的機序、あるいはそれらのメカニズムの側面から論じた知見を学ぶ。 神経・生理的な側面から心の仕組みについて理解することは、実用的には、近年益々進歩を遂げる神経科学や、公認心理師の仕事が根ざす生物・医学研究との協力を可能にし、本質的には、人の心の仕組みをより普遍的な基盤で捉え、心の問題に対する測定や対処をより正確なものとすることにつながる。 本講義では、心の問題の半数以上に関わる感情の神経・生理的機序について学ぶ。また、心の問題において感情と記憶は密接な関係を持っているため、感情と記憶の関係についても学ぶ。さらに、超高齢者社会を迎えたわが国では重要課題の一つである高次脳機能障害とその支援について学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

脳神経の構造及び機能について概説できる(知識・理解)

記憶、感情等の生理学的反応の機序について概説できる(知識・理解)

高次脳機能の障害及び必要な支援について説明できる(知識・理解)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 受講者はアップロードした講義資料を予め印刷しておくこと。重要な箇所については講義中に強調するので、そのような箇所は重点的に復習しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 原則として定期試験の成績のみで評価する。評価に際しては、講義で解説した知見や理論が記憶として定着しているかを基準とする。

◎--- テキスト ---◎

 特に指定はしないが、テーマに関わる文献・資料等は適宜配布する。

◎--- 参考書 ---◎

感情の科学 ISBN 4-414-30289-7Understanding Emotions, 3rd Edition ISBN978-1-118-14743-6その他、授業時に適宜指示します。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

アップロードされた講義資料を事前に出力し講義時に持参すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1. オリエンテーション:さまざまな心の捉え方と神経・生理的アプローチ2. 感情の古典理論における神経生理―中枢と末梢3. 感情の古典理論における神経生理―辺縁系と脳の階層4. 感情の近代理論における神経生理―生理的覚醒と認知5. 感情の近代理論における神経生理―表情6. 感情の現代理論における神経生理―扁桃体7. 感情の現代理論における神経生理―感情回路としての前頭野・側坐核8. 感情の最新理論における神経生理―神経化学物質9. 感情の最新理論における神経生理―身体化10. 感情と記憶の神経機序―海馬11.  社会性に関わる神経機序―前頭眼窩野、島、帯状回、側頭-頭頂接合部12.  感情の個人差に関わる神経機序13.  高次脳機能障害14.  高次脳機能障害の支援15.  まとめ

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2019-1080000252-01神経・生理心理学「18台以降」

一言 英文

◎教育:A-1

1.脳神経の構造及び機能について概説できる (A-1)

2.記憶、感情等の生理学的反応の機序について概説できる (A-1)

3.高次脳機能の障害及び必要な支援について説明できる (A-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000222-01心理アセスメント論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:火・5時限  試験時間割:2020/01/24 5時限  

満身 史織

◎--- 概要 ---◎

人間のこころを客観的に理解しようとする手段・技法の一つに心理アセスメントがある。臨床心理学の援助において、客観的な指標から援助を必要とする人の抱える問題や人間理解を深めることは重要である。本授業では、心理アセスメントの基礎理論を学ぶとともに、心理アセスメントに用いられる代表的な検査について、その理論を概説し、正しい実施方法や、記録、所見の作成方法について学ぶ。また、検査者および受検者としての在り方についても体験的に学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場における生徒や、臨床現場におけるクライエントの抱える問題を心理学的に説明できる(知識・理解)

心理アセスメントに用いられる代表的な心理検査の目的や特徴について理解し、説明できる。(知識・理解)

心理アセスメントを行う際の視点、振る舞い、態度を身につけることができる。(技能)

臨床現場におけるクライエントの問題や、学校現場における生徒の問題について、適切な心理アセスメントの選択肢を挙げることができる(技能)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・事前に授業内容について、予習しわからない専門用語を調べておくこと。(60分)・毎回、授業で取り扱った検査について復習し、検査の概要を把握しておくこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

評価基準:・心理アセスメントに関する基本的な知識、代表的な基本検査について、正確に説明できているか、また問題をアセスメントするための方法を適切に検討できるかを評価の基準とする。・レポートにおいて、体験した検査を理解しているか、体験について自分の言葉で詳述することができているかを基準とする

評価方法定期試験の成績を70%、提出されたレポートの評価を30%で評価する。

◎--- テキスト ---◎

「改訂 臨床心理アセスメントハンドブック」 村上宣寛、村上千恵子 著北大路書房 ISBN 978-4-7628-2625-2

◎--- 履修上の留意点 ---◎

・遅刻や授業中の私語は、他の受講者の迷惑となるので慎むこと。・検査の体験等あるため、積極的に参加すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 心理アセスメントの意義と目標2 心理アセスメントの概要、心理検査の基礎、役割3 心理アセスメントの概要、面接法4 性格検査法①(質問紙法)検査の信頼性、妥当性、実施方法など5 性格検査法②(質問紙法)実施と結果の処理、解釈6 性格検査法③ (投影法)検査の信頼性、妥当性、実施方法など7 知能検査①(田中ビネーⅤ)検査の信頼性、妥当性、実施方法など8 知能検査②(WISC-Ⅳ)検査の信頼性、妥当性、実施方法など9 知能検査③(WAIS-Ⅲ)検査の信頼性、妥当性、実施方法など10 投映法①(バウムテスト)検査の信頼性、妥当性、実施方法など11 投影法②(ロールシャッハ法)検査の理論、実施方法12 投影法③(ロールシャッハ法)検査結果の整理、解釈の基本13 投映法④(TATなど)検査の信頼性、妥当性、実施方法など14 心理アセスメントの結果の活かし方と支援への展開15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める

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2019-1080000222-01心理アセスメント論

満身 史織

◎教育:A-2,A-3,B-2

1.教育現場における生徒や、臨床現場におけるクライエントの抱える問題を心理学的に説明できる (A-2)

2.心理アセスメントに用いられる代表的な心理検査の目的や特徴について理解し、説明できる。 (A-3)

3.心理アセスメントを行う際の視点、振る舞い、態度を身につけることができる。 (B-2)

4.臨床現場におけるクライエントの問題や、学校現場における生徒の問題について、適切な心理アセスメントの選択肢を挙げることができる (B-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000247-01心理学研究法(振替科目:教育心理学研究法「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・2時限  試験時間割:2019/07/29 2時限  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

心理学研究の基礎となる研究方法を学ぶ。心理学的な変数は、直接物理的に測定ができない。このため、物理的な測定法とは異なる理論と技術が必要になる。心理学的な変数、尺度の特性と、その測定方法について概観し、古典的テスト理論の基礎を学ぶ。観察法、面接法など、予備調査や質的データの入手、臨床的データの取り扱いにおける問題を整理する。実験計画法の基礎を学び、実験に必要な知識を習得する。心理学的研究に特有な研究上の問題を論じ、研究結果に与える影響についても考える。通常は「測定」が困難と思えるような抽象的な概念が、心理学的手法によって尺度化され、その結果の分析によって、概念自体を修正し精緻化していくプロセスを見ていく。

◎--- 到達目標 ---◎

心理学領域の基本的研究法が理解できる。(知識・理解)

研究倫理、研究上の人権の尊重および倫理的配慮の方法を理解している。(知識・理解)

研究計画を自ら立案し、検討できる。(技能)

量的研究における推計学的概念を理解できる。(技能)

質的研究の基礎的分析方法が実施できる。(技能)

研究に関係する諸要因の関連について、批判的に検討できる。(技能)

研究課題に最も適切な研究法の選択や新たな研究法の開発への意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

次回の授業内容について、テキストや参考文献などを中心に調べておくこと。(60分)Moodleを使用して課題を出すことがある。また授業後は各回の内容について、基本的概念をまとめておくこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験(60%)、小テスト・レポート(40%)によって評価する。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

村井潤一郎・藤川麗編 2018 公認心理師の基礎と実践 第4巻 心理学研究法 遠見書房 ISBN978-4-86616-054-2 

◎--- 参考書 ---◎

高野陽太郎・岡隆編 2004 心理学研究法 有斐閣 ISBN 4641122148アン・サール 宮本聡介・渡邉真由美訳 2005 心理学研究法入門 新曜社 ISBN 4788509431

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 「心理学統計法」「心理学実験」を受講する場合は、本科目を必ず同時に科目登録をしておくこと。「心理学統計法」「心理学実験」受講の前提となる科目である。 また、その後「心理実習」の履修を予定している者も、本科目を必ず受講すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.研究デザイン3.心理学的変数と測定4.心理学的尺度とテスト理論5.心理測定と尺度の信頼性、妥当性6.調査法の基礎と質問紙の作成7.質問紙データの分析と標準化8.実験法の基礎9.独立変数と従属変数10.実験計画11.質的データの分析方法12.面接法13.観察法14.研究の倫理15.まとめ

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2019-1080000247-01心理学研究法(振替科目:教育心理学研究法「17台以前」)

田村 隆一

◎教育:A-2,B-2,B-3,C-2

1.心理学領域の基本的研究法が理解できる。 (A-2)

2.研究倫理、研究上の人権の尊重および倫理的配慮の方法を理解している。 (A-2)

3.研究計画を自ら立案し、検討できる。 (B-2)

4.量的研究における推計学的概念を理解できる。 (B-2)

5.質的研究の基礎的分析方法が実施できる。 (B-2)

6.研究に関係する諸要因の関連について、批判的に検討できる。 (B-3)

7.研究課題に最も適切な研究法の選択や新たな研究法の開発への意欲を持っている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000254-01心理学実験(振替科目:教育心理学実験実習Ⅰ「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:実習  実務経験:有り  科目水準:初級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限, 5時限  試験時間割:定期試験なし  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 心理学における基本的な実験を行う。具体的には、心理学実験の特徴や実験計画法、研究倫理などの基本事項を抑えた上で、代表的な主題に基づく実験・実習を行う。実験・実習のテーマは、心理学における基本主題(学習・記憶・知覚)を中心に、教育・臨床心理学科の特性に鑑みて、心理検査法、心理測定尺度の作成に関する実習を行う。 受講生は、与えられたテーマに沿って、授業内に、ペア/グループで実験を行う。観察法や調査法などの心理学研究法も適宜確認しながら、収集した質的データ/量的データを分析・解釈する。実験終了後は、得られた結果をもとに各自で実証型レポートを作成し、期日までに提出する。 なお、本講義は、臨床心理士としての実務経験を有する教員が担当する科目である。心理学実験の内容は、いずれもカウンセリング実践や心理検査におけるデータ収集や分析・解釈に通じる基礎的事項を含んでいる。講義では、実験法の研究計画やデータ収集の発想が心理臨床の実務にどのように関連しているかについても解説を加えていく。

◎--- 到達目標 ---◎

心理学実験を計画・立案することができる(知識・理解)

質的/量的データを適切に収集することができる(技能)

心理統計に関する知識を活用して、基礎的な量的データ分析を行うことができる(技能)

実験から得られたデータを適切に整理・解釈し、実証型レポートを作成することができる(技能)

教育現場や臨床現場の現象を独立変数・従属変数・剰余変数の視点から捉え、問題を分析しようとする態度を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 本科目は、相当量の予習・復習を必要とするものである。実験後は毎回、実証型のレポートを作成しなければならない(120分)。実験を振り返るだけでなく、関連するテーマやキーワードについて図書を読み、文献データベースで論文を調べるなど幅広い学習が求められる(60分)。 また、心理学研究法と心理学統計法の基礎的知識はレポート作成の前提となる。平均値や標準偏差、分散、統計的検定などの学習についても自主的に行うことが求められる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 成績評価は、心理学研究法・心理学統計法に関する理解度テスト(20%)、実験への取り組みおよびレポート提出(80%)により総合的に評価する。  *実験実習では、授業中、意図的にセッティングされた実験状況の中で「実験者」「実験参加者」の役割を体験することが中心となる。その体験をふまえて実際にデータ分析を行うことから、本科目における出席の意味合いは非常に大きい。このことから、遅刻・欠席は大きな減点の対象となる。*レポート評価においては、心理学の実証型レポートの要件を満たしていること(「問題・目的・方法・結果・考察」セクションの完備)、実験から得られたデータを、図表や文章で適切に示し、示されたデータに基づいて考察することを重視する。

◎--- テキスト ---◎

木村冨雄(編)教養課程心理学研究会「教材心理学」(第4版),ナカニシヤ出版,1990年,ISBN: 978-4888480123

*本教材については、必ず、新品を購入すること。中古の場合、器具破損や使用済み検査用紙が入っている等、実験できない場合がある。*ヘリオス書店の店頭にて購入することをお勧めする。ヘリオス書店には、本年度の実験課題に必要な器具だけをピックアップして発注しているため、通常価格よりも安く購入できる。

◎--- 参考書 ---◎

(1)アン・サール (著)、宮本聡介・渡辺真由美(翻訳)『心理学研究法入門』(心理学エレメンタルズ)、新曜社、2005年 ISBN 978-4788509436(2)高野陽太郎・岡隆 (編集) 『心理学研究法 補訂版』(有斐閣アルマ)、有斐閣、2017年 ISBN 978-4641220867(3)板口典弘・山本健太郎(著)『心理学レポート・論文の書き方:演習課題から卒論まで』、講談社、2017年 ISBN 978-4061548091

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本科目は、2年次前期科目「心理学研究法」(17台以前は「教育心理学研究法」)、2年次後期科目「心理学統計法」(17台以前は「心理統計法」)の履修登録を前提とした内容である。これらの科目で学習する、平均値、標準偏差、分散などの予備知識なく、一定基準のレポートを完成させることは困難である。知識・理解不足は自学自習で補うことが求められる。(2)本科目は、定期試験を実施しない「実習」科目である。授業の開始時間に遅れないこと。原則として15回(30回)すべての出席を求める。(3)毎回、座席を指定する。各回の実験は、指定されたペア/グループで行う。データ収集は原則として授業内で行うが、実験の性質により授業外に知人(受講生以外)にお願いしてデータ収集する場合もある。 初回授業では、上記に加えて成績評価・単位認定の基準についても詳しく説明する。受講希望者は必ず参加すること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回(1-2)心理学実験,心理統計の基礎第2回(3-4)学習の実験(群内デザイン)第3回(5-6)剰余変数の統制,研究倫理第4回(7-8)学習の実験(群間デザイン)第5回(9-10)実験の振り返り第6回(11-12)実証型レポートの作法第7回(13-14)知覚の実験第8回(15-16)実験の振り返り第9回(17-18) 認知の実験第10回(19-20)記憶の実験第11回(21-22)実験の振り返り第12回(23-24)心理測定尺度(1)第13回(25-26)心理測定尺度(2)第14回(27-28)心理測定尺度(3)第15回(29-30)まとめ

※ 2回分連続授業。  そのため半期30回、授業数は15である。

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2019-1080000254-01心理学実験(振替科目:教育心理学実験実習Ⅰ「17台以前」)

坂本 憲治

◎教育:A-2,B-2,C-2

1.心理学実験を計画・立案することができる (A-2)

2.質的/量的データを適切に収集することができる (B-2)

3.心理統計に関する知識を活用して、基礎的な量的データ分析を行うことができる (B-2)

4.実験から得られたデータを適切に整理・解釈し、実証型レポートを作成することができる (B-2)

5.教育現場や臨床現場の現象を独立変数・従属変数・剰余変数の視点から捉え、問題を分析しようとする態度を有している (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000255-01心理学統計法(振替科目:心理統計法「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:月・2時限  試験時間割:2020/01/23 2時限  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

心理学において必要な統計法の基礎を学ぶ。心理学は、人間の直感的な感覚がいかに曖昧で不正確なものであるかを明らかにしてきた。常識的にあるいは経験的に正しいと思われていることであっても、実際にデータを取って調べてみると、予想外の結果が得られることのほうが多いかもしれない。たくさんの要因が絡まっているために、はっきりとした結果がわからないこともしばしばある。心理学を学ぶためには統計学の知識と技術は必須である。心理学的介入や援助が有効かどうかを、データによって示すことの重要性が叫ばれている。統計学や実験法の知識もなくデータを大量に収集して集計しても、得られた集計結果はほとんど解釈不能である。また、研究を行う技術だけでなく、他の研究で得られた結果を検討する能力も求められる。専門家として、研究活動に直接関与することがなくても、研究結果を判断する能力は重要である。心理学実験、心理実習の授業や卒業論文では、統計的な処理が求められる。この授業を受講していない場合は、実験、実習の授業が不可能になるので、実験や実習の授業を受講する予定がある学生は、必ず受講しなければならない。本講義ではこれらの研究活動に必要な統計学の基礎を学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

統計学の基本的な知識が説明できる。(知識・理解)

心理学で用いられる統計手法が理解できる。(知識・理解)

心理学で用いられる基本的な統計的分析が実施できる。(技能)

統計的検定を行い、その結果を適切に解釈することができる。(技能)

人間の心や社会的な現象を統計学の観点から理解する意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前に教科書の例題の部分は解いておくこと。(60分)Moodle上で課題を設定することがあるので、課題を提出すること。授業終了後は、授業中に行った問題については、見なおしておくこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験(60%)と小テストやレポート(40%)によって評価する。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

松田文子・三宅幹子・橋本優花里 2012 わかって楽しい心理統計法入門Ver.2 北大路書房 ISBN978-4-7628-2784-6

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 履修は「心理学研究法」の受講が前提となる。必ず同時に科目登録をしておくこと。 また、「心理学実験」「心理実習」の履修を予定している者は、本科目を必ず受講すること。「心理統計法」は実験・実習科目の前提となる科目である。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.心理学における統計3.測定と尺度4.度数分布5.代表値6.散布度7.相関関係8.多変量解析9.統計的検定の基礎10.t検定11.1要因の分散分析12.2要因の分散分析(1)13.2要因の分散分析(2)14.ノンパラメトリック法15.まとめ

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2019-1080000255-01心理学統計法(振替科目:心理統計法「17台以前」)

田村 隆一

◎教育:A-2,B-2,B-3,C-2

1.統計学の基本的な知識が説明できる。 (A-2)

2.心理学で用いられる統計手法が理解できる。 (A-2)

3.心理学で用いられる基本的な統計的分析が実施できる。 (B-2)

4.統計的検定を行い、その結果を適切に解釈することができる。 (B-3)

5.人間の心や社会的な現象を統計学の観点から理解する意欲を持っている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000217-01心理臨床論Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・3時限  試験時間割:2019/08/01 4時限  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本科目は、臨床心理士や公認心理師など心理専門職の行なう心理に関する支援法(相談、助言、指導その他の援助)の概説科目である。 特に,心理療法の三大流派(精神分析、ヒューマニスティック、認知・行動療法)の発展と融合の歴史を主軸として、心理療法の変遷を明らかにする。 教育・臨床心理学科の学びの中では,臨床心理学概論やカウンセリング心理学において学習したフロイト,スキナー,ロジャーズ「以降」の心理療法論について,幅広く学ぶ位置づけである。将来的に心理専門職を志望する者、カウンセリング・心理療法の世界の全体像を知りたい者にお勧めしたい。 なお、本講義は臨床心理士としての実務経験を有する教員が担当するものである。カウンセリングの実際について事例を紹介するなど、実務経験を活かした授業を展開する。

◎--- 到達目標 ---◎

代表的な心理療法の歴史を説明できる(知識・理解)

代表的な心理療法の適応と限界を説明できる(知識・理解)

臨床現場において生じる問題とその心理支援を説明できる(知識・理解)

地域社会や組織におけるこころの問題について、臨床心理学の知識を援用して検討することができる(技能)

学校や地域社会において生じるこころの問題に取り組むために、新しい知識や技能を学ぶ姿勢を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 本講は、1年次科目「臨床心理学概論」の発展的内容である。1年次の復習と本講の予習を兼ねて、事前に該当箇所のテキストを読み、重要事項を理解しておくこと(60分)。授業終了後は、新たに学習した概念を復習し、不明な点を調べるなどして知識の定着を図ること(30分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験(60%)、授業参加状況(小レポート・小テスト等)(40%)を総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

岩壁茂・福島哲夫・伊藤絵美(著)「臨床心理学入門:多様なアプローチを越境する」有斐閣アルマ、2013年、ISBN:978-4641220034

◎--- 参考書 ---◎

丹野義彦・石垣琢麿・毛利伊吹・佐々木淳・杉山明子(著)「臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)」、有斐閣、2015年 ISBN 978-4641053793

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 授業内容に関する理解、参加状況の指標として、授業内に小レポート,小テストを実施する。 座学に加えて、ペアやグループによるディスカッションを取り入れることがある。

◎--- 授業計画 ---◎

1.心理療法の歴史2.精神力動論①:精神分析3.精神力動論②:分析心理学,個人心理学4.精神力動論③:対象関係論、自我心理学5.認知行動論①:第1世代(行動療法)6.認知行動論②:第2世代(認知療法)7.認知行動論③:第3世代(認知行動療法)8.ヒューマニスティック・アプローチの発展9.日本における心理療法の発展10.心理療法統合①:効果研究11.心理療法統合②:4つの統合的アプローチ12.心理療法統合③:心理支援法の選択と調整13.心理療法の現在①:医療,教育,福祉領域14.心理療法の現在②:産業,司法,私設領域15.まとめ

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2019-1080000217-01心理臨床論Ⅰ

坂本 憲治

◎教育:A-1,A-2,B-2,C-2

1.代表的な心理療法の歴史を説明できる (A-1)

2.代表的な心理療法の適応と限界を説明できる (A-1)

3.臨床現場において生じる問題とその心理支援を説明できる (A-2)

4.地域社会や組織におけるこころの問題について、臨床心理学の知識を援用して検討することができる (B-2)

5.学校や地域社会において生じるこころの問題に取り組むために、新しい知識や技能を学ぶ姿勢を有している (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000218-01心理臨床論Ⅱ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・3時限  試験時間割:2019/07/31 4時限  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 主として個人を対象にした臨床心理学的援助のうち、ヒューマニスティックなアプローチを具体的に論じる。 アクティブリスニング、体験過程スケール、フォーカシングを中心として、カウンセラー側の体験を重視しながら、カウンセリングを進めていく態度を習得する。さらに、様々な心理療法の理論を、体験過程理論を基盤として統合する方法を示す。 フォーカシングにおける夢解釈の技法と、その拡張によって、夢以外の素材に対しても同様のアプローチが有効であることを示す。 カウンセリングの初期段階に必要な、治療同盟を形成するスキルを学ぶ。来談意欲、面接意欲に乏しいクライエント、精神病圏のクライエントに対して最初の心理的接触を安全に行う方法についても論じる。言語を中心としたアプローチにおける非言語的コミュニケーションの役割を実感し、それを材料にカウンセリングを進めていくことを学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

ヒューマニスティック・アプローチの理論的基盤が理解できる。 (知識・理解)

フォーカシングの基本技法が説明できる。 (知識・理解)

カウンセリングの基本的技法が使用できる。(技能)

カウンセリングの基本的態度が身についている。(態度・志向性)

カウンセリングの技法や理論を教育現場や臨床現場に応用しようとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前にテキストを読んでおくこと。(60分)授業終了後は、授業中の体験をまとめておくこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

授業や実習に関するレポート(40%)と定期試験(60%)によって評価する。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

近田輝行・日笠摩子編著 2005 フォーカシングワークブック 日本・精神技術研究所

◎--- 参考書 ---◎

人間性心理学ハンドブック ISBN 978-4-422-11549-8傾聴の心理学 PCAをまなぶ ISBN 978-4-422-11668-6

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 ロジャーズの理論3 ジェンドリンの理論4 体験過程スケール5 フェルトセンスと象徴化6 フォーカシング17 フォーカシング28 フォーカシング39 フォーカシングにおける夢解釈110 フォーカシングにおける夢解釈211 自己開示とインタラクティブ・フォーカシング12 来談意欲・面接意欲の乏しいクライエントへの心理的接触13 精神病圏のクライエントへの心理的接触とプリセラピー14 イメージ・描画のフォーカシングへの活用15 まとめ

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2019-1080000218-01心理臨床論Ⅱ

田村 隆一

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.ヒューマニスティック・アプローチの理論的基盤が理解できる。  (A-2)

2.フォーカシングの基本技法が説明できる。  (A-2)

3.カウンセリングの基本的技法が使用できる。 (B-2)

4.カウンセリングの基本的態度が身についている。 (C-1)

5.カウンセリングの技法や理論を教育現場や臨床現場に応用しようとする姿勢を持っている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000219-01心理臨床論Ⅲ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:木・3時限  試験時間割:2020/01/25 3時限  

満身 史織

◎--- 概要 ---◎

本講義では心理臨床における、コミュニティ心理学にのっとった実際の活動の展開について、主に乳幼児期~青年期の子ども、またはその保護者に対するアプローチを具体的に紹介する。例えば、乳幼児期の子育て支援や、児童期・青年期におけるスクールカウンセリングなど基礎知識を学び、グループワークにおいて、とくに予防的活動において実施されるプログラム(コミュニケーション・スキルなど)の体験を行う。 地域臨床の視点からその理論的背景を学び、事例を読んだり、実際に体験することを通して、コミュニティ・アプローチについての知識を深めてほしい。

◎--- 到達目標 ---◎

コミュニティ・アプローチの基礎や方法についての知識を身につけ、説明することができる(知識・理解)

グループワークを通して、コミュニケーションスキルを身につけることができる(技能)

乳幼児期~青年期における子どもや保護者への理解を深め、多様な考えを受け入れることができる(態度・志向性)

教育現場や臨床現場において、支援のニーズを汲み取るため、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・発達心理学など関連する事柄を事前に復習しておくこと (60分)・毎回、授業で扱った内容について、体験を振り返ったり、知識については説明できるように復習すること(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

評価基準:・乳幼児期~青年期の子どもやその保護者へ対するコミュニティ・アプローチに関する基本的な知識やアプローチの仕方について正確に説明できているかを評価の基準とする。・レポートにおいて、体験を振り返り、それを踏まえた自分の考えを詳述することができているかを基準とする。

評価方法定期試験の成績を60%、提出されたレポートの評価を40%で評価する。

◎--- テキスト ---◎

使用しない。資料を配布する。

◎--- 参考書 ---◎

コミュニティ心理学ー地域臨床の理論と実際ー ISBN4-13-012020-4臨床心理学的地域援助の展開ーコミュニティ心理学の実践と今日的課題ー ISBN 4-563-05649-9

◎--- 履修上の留意点 ---◎

・遅刻や授業中の私語は、他の受講者の迷惑となるので慎むこと。・グループワークなど、実際に体験し、身につけてもらうことを目的にしているので、積極的に演習に参加してほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 地域臨床の基礎理論3 コミュニティ心理学的アプローチ(乳幼児期子育て支援①)4 コミュニティ心理学的アプローチ(乳幼児期子育て支援②)5 コミュニティ心理学的アプローチ(乳幼児期子育て支援③)6 コミュニティ心理学的アプローチ(乳幼児期子育て支援④)7 コミュニティ心理学的アプローチ(スクールカウンセリング①)8 コミュニティ心理学的アプローチ(スクールカウンセリング②)9 コミュニティ心理学的アプローチ(スクールカウンセリング③)10 コミュニティ心理学的アプローチ(スクールカウンセリング④)11 コミュニティ心理学的アプローチ(スクールカウンセリング⑤)12 子育て家族とその支援13 児童期~青年期におけるコミュニティ・アプローチ①14 児童期~青年期におけるコミュニティ・アプローチ②15 振り返りと解説・まとめ

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2019-1080000219-01心理臨床論Ⅲ

満身 史織

◎教育:A-3,B-1,C-1,C-2

1.コミュニティ・アプローチの基礎や方法についての知識を身につけ、説明することができる (A-3)

2.グループワークを通して、コミュニケーションスキルを身につけることができる (B-1)

3.乳幼児期~青年期における子どもや保護者への理解を深め、多様な考えを受け入れることができる (C-1)

4.教育現場や臨床現場において、支援のニーズを汲み取るため、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000220-01心理臨床論Ⅳ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・2時限  試験時間割:2019/07/26 5時限  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 近年,不登校,発達障害,いじめ,児童虐待,PTSD,少年非行など,子ども達をめぐる諸問題は,深刻化している。本授業では,子どもを対象とした心理臨床において,遊戯療法を中心にその理論と実践について論じる。 乳児期から青年期までのそれぞれの発達段階におけるパーソナリティや対人関係の特性を概観しながら,様々な子どもの問題について論じる。心理的援助として,遊戯療法を取り上げ,遊びの治療教育的機能,ラポール,プロセス,制限,などを概説する。また,不登校,発達障害,被虐待,非行等の課題を抱える子どもを対象に,認知行動的なアプローチや環境療法などの子どもの心理臨床的援助についても幅を拡げて言及する。 さらに,直接的な子どもへのアプローチではないが,スクールカウンセリグや事件事故・災害などの危機支援でのコンサルテーションやコラボレーションなどの援助についても紹介する。 なお,授業では,毎時間ごとにレジュメや資料を配布するが,参考書と併用して復習に役立てること。

◎--- 到達目標 ---◎

子どもの様々な心理的問題について、そのメカニズムを説明できる。(知識・理解)

それぞれの発達段階における子どものそだちについて、関係性の視点から具体的に説明できる。(知識・理解)

子どもの様々な問題行動の事例において、臨床心理的視点から、問題や課題を指摘できる。(技能)

子どもの心理的問題について、医療・教育・福祉などの幅広い視点から、理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・予習として、授業計画を参照し、発達心理学など1・2年次に既に学習した内容をきちんと見直しておくこと。(60分)・復習として、授業で配布した資料等を使い、ポイントをまとめておくこと。(60分) 

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験の成績(80%),課題レポート(20%)到達目標にあげた事項について、具体的に説明できることを成績評価基準とする。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。講義の中で,必要な資料を配付する。

◎--- 参考書 ---◎

村田豊久著「子どものこころの不思議」 (慶応義塾大学出版会、2009年) ISBN 978-4-7664-1638-1

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.子どもの発達段階と問題①:乳児期~幼児期3.子どもの発達段階と問題②:児童期~青年期4.遊戯療法①:遊びの治療教育的機能5.遊戯療法②:遊戯療法の歴史・プレイルームの構造6.遊戯療法③:遊戯療法のプロセス(子どもの変容とそのとらえ方)7.遊戯療法④:事例8.遊戯療法⑤:事例9.子どもに関する様々な臨床現場:福祉領域10.子どもに関する様々な臨床現場:司法領域11.子どもに関する様々な臨床現場:教育領域12.発達障害児の心理臨床13.被虐待児の心理臨床14.レポ-ト発表会15.まとめ

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2019-1080000220-01心理臨床論Ⅳ

松永 邦裕

◎教育:A-2,A-3,B-2,C-2

1.子どもの様々な心理的問題について、そのメカニズムを説明できる。 (A-2)

2.それぞれの発達段階における子どものそだちについて、関係性の視点から具体的に説明できる。 (A-3)

3.子どもの様々な問題行動の事例において、臨床心理的視点から、問題や課題を指摘できる。 (B-2)

4.子どもの心理的問題について、医療・教育・福祉などの幅広い視点から、理解しようとする姿勢をもつ。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000318-01進路指導論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:金・4時限  試験時間割:2020/01/22 4時限  

坂本 昭

◎--- 概要 ---◎

 今日の学校教育では、「生き方・在り方」の指導の重要性が指摘され、それとの関係で主体的に自己の「進路」を選択できる能力を育てていく、いわゆる「育成的な進路指導」を中核とするキャリア教育が強調されてきました。この動向において、中学校・高等学校の「進路指導」は単に生徒の進学や就職の相談・決定という当面の出口指導としての「サービス」に主体があるのではなく、もっと深い人間の「生き方」についての態度とか洞察力を育てる、まさに「教育」の総合的な性格が強調されるようになり、すべての教員にその知識・理論と指導力が求められてきました。 この科目の基本的な考え方は、生徒に将来の「進路」に対する目的意識を育てるとともに、生涯にわたって自己実現を図ることをねらいとして、生徒が将来の職業を通してどう生きるかという点にあります。実際のモデルとして、「自己理解」と「職業理解」を二層とするキャリア教育の中核としての「進路指導」の在り方に接近していきます。 以下の授業計画で明らかなように、前半に「基礎・理論」を、後半に「実践・諸事例」を中心に構成しており、後半には教材研究の一部として実際の進路選択のためのワークシートの利用、また簡単な進路適性検査の実施、指導案の作成なども予定しています。進路指導論は学習の理論・内容・方法が広範囲に及ぶため、その点を配慮してテキストや配布する諸資料を十分に理解・活用して下さい。

◎--- 到達目標 ---◎

育成的な「進路指導」に関わる3つの指導形態と6つの活動について、その概要を説明できる。(知識・理解)

キャリア教育の中核としての「進路指導」の理念・方法などを通して、キャリア形成を支援するための知識を身に付け、その支援の在り方を説明することができる。(知識・理解)

ガイダンスとカウンセリングの2つの原理を両立させた「進路指導」の学習指導案の作成に取り組むことができるとともに、「進路」に関わる教育現場の課題を整理し、その解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「進路指導」の実践に関わる教師としての「在り方」や「理論」を深めるとともに、自らの「生き方」を探求でき、より自己の「人格」を高めていくようになる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 授業の前に必ずテキストをよく読んでおいて下さい。授業内容ごとに「進路指導」の関連資料・プリントなどを配布しますので、授業の後にテキストとともに各自でしっかりとまとめ・理解して下さい。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験(7割)のほか、授業中に実施する学習指導案やワークシート、レポート、適性テストなどの提出物(3割)によって総合的に評価します。その場合、進路指導の理念・目標やや現状・改革動向を深く理解でき、進路指導の指導案が作成できることを勘案して評価します。

◎--- テキスト ---◎

坂本 昭著『職業指導・進路指導・キャリア教育論-政策・理論・実践-』、改訂版Ⅱ(中川書店、2017年、1800円)ISBN978-4-931363-53-3

◎--- 参考書 ---◎

仙崎武他著『入門進路指導・相談』、福村出版、2004年。 吉田辰雄編著『最新生徒指導・進路指導論』、図書文化、2006年。 田村鍾次郎・吉田辰雄編『最新進路指導事典』、ブレーン出版、2001年。吉田辰雄『キャリア教育論』、文憲堂、2005年。日本キャリア教育学会編『キャリア教育概説』、東洋館出版社、2008年。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 テキストを読んでいるという前提で講義を進めていきます。配布資料が多いので、よく整理・理解して下さい。ワークシートや指導案作成などの作業が行われるために欠席をしないようにして下さい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 はじめに―授業の進め方、「進路指導」の基本的な考え方2 学校教育の動向と改革-第3の改革、生きる力の育成3 職業観をめぐる諸問題―「職業」の概念と見解、3つの職業観、 4 進路指導の歴史と法的規定-人間尊重と職業選択5 進路指導の理論―「特性・因子論」から「キャリア教育」まで6 「能力・適性」の解釈-自己概念・自己変革7 「進路指導」の定義-職業指導、進路指導、キャリア教育8 育成的な進路指導への展望-3の指導形態と6つの活動9 キャリア・ガイダンスの方向と問題点-3つの転換 10 中学校「進路指導」の現状と改革方向-学級活動内容11 ワークシートを用いた実践事例-基礎的・汎用的能力の分析、キャリアプラン(就職条件・決定) 12 高等学校「進路指導」の現状と問題点-6つの活動内容、新しい実践課題13 年間進路指導計画-「進路指導」の指導案の作成14 教師の在り方と進路指導―「理論」と「人格」の側面から15 授業のまとめと整理―生徒の個性や特性を生かす進路指導

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2019-1080000318-01進路指導論

坂本 昭

◎教育:A-2,A-3,B-2,C-2

1.育成的な「進路指導」に関わる3つの指導形態と6つの活動について、その概要を説明できる。 (A-2)

2.キャリア教育の中核としての「進路指導」の理念・方法などを通して、キャリア形成を支援するための知識を身に付け、その支援の在り方を説明することができる。 (A-3)

3.ガイダンスとカウンセリングの2つの原理を両立させた「進路指導」の学習指導案の作成に取り組むことができるとともに、「進路」に関わる教育現場の課題を整理し、その解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「進路指導」の実践に関わる教師としての「在り方」や「理論」を深めるとともに、自らの「生き方」を探求でき、より自己の「人格」を高めていくようになる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000244-01精神医学概論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・2時限  試験時間割:2019/07/25 4時限  

西村 良二

◎--- 概要 ---◎

 本講義では、公認心理師法に基づき、(1)精神疾患総論(代表的な精神疾患についての成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援を含む)、(2)向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化、(3)医療機関との連携、について幅広く講義する。 具体的には、(1)については、1)主な症状と状態像、2)精神疾患の診断分類・診断基準,3)治療と支援(行動観察、神経心理学的検査等、薬物療法、作業療法、心理療法、地域移行等)(2)については1)薬理作用、2)有害事象等、3)向精神薬等、(3)については精神科医療等における他職種連携や紹介などについて広く展開する。

◎--- 到達目標 ---◎

代表的な精神疾患について成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援の観点から説明できる。(知識・理解)

向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化について、概説できる。(知識・理解)

どのような場合に医療機関への紹介が必要か説明できる。(知識・理解)

生物学的、心理社会的なアプローチの基本的な技能について理解できる。(技能)

共生社会に関心をもち、多様な人々の考えをや立場を柔軟に受け入れる態度を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

日頃より精神障がいに関する話題にアンテナを張り巡らせるなど、幅広く予習しておくこと。必要に応じて授業内容に関する振り返りを行うので、復習しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験により評価する。到達目標に対する評価基準は、講義でふれる事項について説明できること。

◎--- テキスト ---◎

著者代表: 武井麻子タイトル: ≪系統看護学講座 専門分野Ⅱ≫     精神看護学[1]精神看護の基礎(第5版)出版社: 医学書院発行年: 2017年02月(第5版)金額: 2,376円 (本体2,200円+税8%)ISBN: 978-4-260-02773-1

◎--- 履修上の留意点 ---◎

特になし。

◎--- 授業計画 ---◎

1.総論2.精神疾患の診断分類・診断基準3.代表的な精神疾患の概念、臨床像、治療(薬剤等)と支援(統合失調症 その1)4.同上(統合失調症 その2)5.同上(気分(感情)障がい その1)6.同上(気分(感情)障がい その2)7.同上(神経症障がい、ストレス関連障がい その1)8.同上(神経症障がい、ストレス関連障がい その2)9. 同上(小児期、思春期の精神障がい)10.同上(パーソナリティ障がい)11.同上(アルコール依存、薬物依存)12.同上(器質性精神病、認知症、てんかん)13.精神科医療における連携14.同上(2)15.まとめ

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2019-1080000244-01精神医学概論

西村 良二

◎教育:A-2,B-3,C-1

1.代表的な精神疾患について成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援の観点から説明できる。 (A-2)

2.向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化について、概説できる。 (A-2)

3.どのような場合に医療機関への紹介が必要か説明できる。 (A-2)

4.生物学的、心理社会的なアプローチの基本的な技能について理解できる。 (B-3)

5.共生社会に関心をもち、多様な人々の考えをや立場を柔軟に受け入れる態度を有する。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 107: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000009-01専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 本演習ではこれまでに学んだ知識やスキルを基盤として社会と向き合う方法論を身につけることを目的とする。具体的には、1)それぞれの問題関心を先行研究のレビューを通じて明らかにする、2)量的・質的調査の方法論を学ぶ、3)問題関心に適したフィールドに出て、量的・質的いずれかの方法による調査を行う、4)レポートにまとめることを行う。 この演習で行う調査は卒業研究にむけた予備調査としての性格を持っており、演習を通じて課題設定や文献レビュー、データ収集の基礎を学ぶ。ゼミとして共通の文献購読も行い、とくに青年論に対する基礎的な知見を獲得する。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。(知識・理解)

自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。(知識・理解)

他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。(技能)

複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。(態度・志向性)

社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。(態度・志向性)

民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表等に関する準備、復習はしっかり行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験を行わない科目であることから、発表に対する準備状況と内容、発表者の提起した討論に対する貢献、提出レポートによって判断する。

◎--- テキスト ---◎

特になし。

◎--- 参考書 ---◎

各自の関心に応じた参考書を、相談に応じて紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

生涯学習概論A(植上)を並行して履修するのが望ましい。授業の1回目に、具体的な課題等について説明する。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:演習の進め方について2.問題関心の明確化:文献収集の方法、書誌情報と文献の引用3.問題とはなにか:社会を読み解く技法4.フィールドに出る:量的調査と質的調査5.発表と討論16.発表と討論27.発表と討論38.発表と討論49.フィールドの選定10.調査・観察の設計111.調査・観察の設計212.調査・観察の設計313.調査・観察の設計414.まとめ115.まとめ2

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2019-1080000009-01専門演習Ⅰ

植上 一希

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。 (A-2)

2.自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。 (B-2)

5.複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。 (C-1)

7.社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。 (C-2)

8.民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-02専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

この演習では、希望により教育実習予定班と教育学探究班のふたつを組織する。教育実習予定班:小学校・中学校・高校で授業することを想定して、指導案(30分~45分の略案)を作成し、模擬授業を行う。教材研究や授業方法、板書計画をはじめ、教える立場に立つとはどういうことかを身をもって体験・自覚する。模擬授業担当者以外の学生は児童生徒としての立場からノートを取りつつ、授業評価を行う。 教育学探究班:自分が研究したい教育学関連テーマを前期で決定し、文献収集や卒業論文作成に向けて思考内容の構造化を進めていく。そのプロセスで各自が読書メモを作成しつつ、定期的にゼミ内でプレゼンテーションを行う。このほか教育実習予定班の学生の模擬授業の評価業務にあたる。

◎--- 到達目標 ---◎

学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。(知識・理解)

様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。(知識・理解)

人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。(技能)

単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。(技能)

様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。(技能)

多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。(態度・志向性)

教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業内外で示された課題について随時メールにて報告することを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

各自が模擬授業を担当するにあたっての準備状況、授業の強み・弱み、参加度、レポート及び研究姿勢を総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。ただし、各自、小、中、高校時代の教科書を持ち寄ること。もしくはA棟809研究室所蔵の現行教科書を参照すること。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教育時事について定期的なチェックを行いファイリングすること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション~教育研究と教育実践の関連性 第2回 教育課題に関する討論第3回 教材・単元の選定、学習指導案作成の注意点 第4回 模擬授業・討論(中学校社会・日本歴史)第5回 模擬授業・討論(中学校社会・日本地理)第6回 模擬授業・討論(中学校社会・公民)第7回 模擬授業・討論(中学校社会・世界歴史)第8回 模擬授業・討論(中学校社会・世界地理)第9回 模擬授業・討論(中学校社会・政治) 第10回 模擬授業・討論(中学校社会・経済)第11回 教育課題討論(政策と環境)第12回 教育課題討論(学校)第13回 教育課題討論(教員)第14回 教育課題討論(地域社会、家庭)第15回 まとめ

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2019-1080000009-02専門演習Ⅰ

高妻 紳二郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。 (A-2)

2.様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。 (A-3)

3.人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。 (B-1)

4.単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。 (B-2)

5.様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。 (B-3)

6.多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。 (C-1)

7.新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。 (C-2)

8.教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-03専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・2時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、卒業研究を視野に入れた研究の第一歩として、教育学研究の方法論や理論を基に自らの研究テーマを模索していくことを目指す。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、「研究テーマを模索する」ことを目指すゆえに、少しでも関心のあるテーマについて、様々な文献を用いて発表することを求める。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学や臨床心理学に関する文献の講読を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、文献等を通して、その実践の特徴を説明できる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育や臨床心理の現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、自らの研究関心に基づき、必要な先行研究を分析することができるものとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000009-03専門演習Ⅰ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学や臨床心理学に関する文献の講読を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、文献等を通して、その実践の特徴を説明できる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育や臨床心理の現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-04専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 「発達及び心理特性を踏まえた支援教育」を基本テーマとして、課題設定や文献レビュー、データ収集、考察のまとめ方、報告の書き方、発表の技術などを演習形式で身につける。

<領域>発達心理(発達臨床)、乳幼児心理、子育て支援、特別支援教育、地域発達支援 

<関連機関>保育所、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校など

<キーワード>発達の偏り、発達の遅れ、障害(発達障害を含む)、特性の理解や受け止め、発達及び学習評価、特性に応じた授業改善、校内等支援体制の構築、保護者及び育児支援、保育者及び教師の成長、国際比較(イギリス、フィンランドなど)

 この演習では、各自の興味・関心に基づき個人及びグループを構成し、課題設定や文献レビュー、考察のまとめ方、報告の書き方、発表の技術などをグループで体験する。

◎--- 到達目標 ---◎

テーマについて説明できる。(知識・理解)

テーマの意義について説明できる。(知識・理解)

テーマについて、意見交換できる。(技能)

テーマについて、アイデアを出すことができる。(技能)

テーマについて、批判的に考えることができる。(技能)

テーマを通して、人に興味をもつことができる。(態度・志向性)

テーマについて、考えようとすることができる。(態度・志向性)

テーマで社会について考える意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 プレゼンの資料を事前にメールで送るので、読んで検討点を整理する。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験をしない科目であることから、ほぼ完璧な出席と発表、および提出レポート(8割)によって判断する。また、毎時間ごとに記入する演習コメントシートをもとにしたディスカッションへの参加(2割)も加味する。

◎--- テキスト ---◎

 使用しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 演習の進め方①(テーマ設定,文献や資料の収集と分析など)3 演習の進め方②(プレゼンテーションとディスカッションについて)4 報告・討議15 報告・討議26 報告・討議37 報告・討議48 報告・討議59 報告・討議610 報告・討議711 報告・討議812 報告・討議913 最終報告・討議114 最終報告・討議215 まとめ

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2019-1080000009-04専門演習Ⅰ

徳永 豊

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.テーマについて説明できる。 (A-2)

2.テーマの意義について説明できる。 (A-3)

3.テーマについて、意見交換できる。 (B-1)

4.テーマについて、アイデアを出すことができる。 (B-2)

5.テーマについて、批判的に考えることができる。 (B-3)

6.テーマを通して、人に興味をもつことができる。 (C-1)

7.テーマについて、考えようとすることができる。 (C-2)

8.テーマで社会について考える意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-05専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 精神保健医療福祉の領域では、近年、実証的な根拠に基づく援助が重視されている。この領域で働く心理専門職にも、対人援助の専門的スキルに加えて、最新の研究成果を活用するスキルが求められるようになった。 専門演習Ⅰでは、最新の臨床心理学的成果を踏まえながら、対人援助の基礎的な態度を身につける。具体的には、セルフコントロールやセルフケア、対人関係スキルの基礎を身につけていく。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・普段から専門書や論文を習慣的に読み、不明な専門知識について自発的に調べる学習態度が求められる。・英文読解や英会話の独習が求められる。・ソーシャルメディアを用いた積極的なゼミ内交流が求められる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

セルフコントロールやセルフケア、対人関係スキルの基礎について、実践的な理解が進んでいるかどうかが評価の基準となる。ディスカッション等の演習への参加態度(50%)と、レポート等の時間外学習(50%)について総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

 インターネットや図書館を通じて、論文や参考資料を入手してもらう。

◎--- 参考書 ---◎

高校生にもわかる!増補版「公認心理師」入門講座 ISBN 978-4908883019

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本演習は、基本的に公認心理師を目指す学生を対象とする。(2)一部、英語で授業を行うことがある。(3)PCやスマートフォンを積極的に活用する(e-learningを含む)。(4)長期休暇中にゼミ旅行を行うことがある。(5)健康増進のため、禁煙・節酒指導を行う。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 グループワーク3 グループワーク4 グループワーク5 グループワーク6 グループワーク7 グループワーク8 グループワーク9 グループワーク10 グループワーク11 グループワーク12 グループワーク13 グループワーク14 グループワーク15 まとめ

◎--- URL ---◎

Yahoo!/Google検索「長江研究室」(http://researchmap.jp/nobukazu_nagae/)

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2019-1080000009-05専門演習Ⅰ

長江 信和

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-06専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅰでは,卒業研究に向けて,教育学,とくに教育社会学の研究動向および研究方法論を理解することを目指す。 具体的には,下記の内容である。第一に,受講生の研究関心を踏まえた上で,教育社会学における子ども研究・「ジェンダーと教育」研究の基本文献を購読し,当該研究領域の課題および研究方法論の理解を深める。第二に,受講生自身が研究課題を設定し,文献を収集し,概要を紹介する。 なお,各回においては,発表担当者がレジュメを作成して発表を行い,その内容について全体での討論を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育社会学の理論を理解し,教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

テキストの学習を通して,多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を考えることができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

文献やゼミ内での多様な意見や考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育学・教育社会学の新たな課題にチャレンジするために,新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前学習:①文献輪読においては,あらかじめ当該箇所を読んで,内容を理解しておく。②研究課題の設定においては,文献収集に取り組み,レジュメ作成を行う。事後学習:①文献輪読においては,討論内容を踏まえ,授業内容を復習する。②研究課題の設定においては,討論内容を踏まえ,次の発表に役立てる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

1.成績評価基準:各到達目標について,下記方法によって達成度を評価する。

2.成績評価の方法:下記を総合的に評価する。(1)発表(レジュメ作成および口頭発表)は,指定された回数を行うことを最低要件とする。(2)授業中は,質問などの発言を行うなど,積極的参加を求める。なお,本科目は演習であるため,完全な出席をもとめる。

◎--- テキスト ---◎

授業開始時に指定する。

◎--- 参考書 ---◎

適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

1.授業には主体的に参加すること。2.日頃より,教育の時事問題について理解を深めるよう努力すること。3.自ら研究課題を発見するよう努力すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:授業の進め方の説明,テキストの指定および分担の決定2.研究関心の発表(第1回)3.文献輪読①4.文献輪読②5.文献輪読③6.文献輪読④7.文献輪読⑤8.文献輪読⑥9.文献輪読⑦10.文献輪読⑧11.文献輪読⑨12.文献輪読⑩13.研究関心の発表(第2回)①14.研究関心の発表(第2回)②15.研究関心の発表(第2回)③/総括*本授業計画は,受講生人数および受講生の関心等により変更することがある。

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2019-1080000009-06専門演習Ⅰ

藤田 由美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育社会学の理論を理解し,教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.テキストの学習を通して,多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を考えることができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.文献やゼミ内での多様な意見や考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育学・教育社会学の新たな課題にチャレンジするために,新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-07専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 1,2年次で習得した「教育」と「臨床心理」の2つの分野の基礎学力をベースにしながら、論文精読等を通じて、発表・質疑・討論の技能を身につけ、対人援助の専門的な姿勢や技法について学ぶ。 「教育」と「臨床心理」は、人間を対象としたパーソナルな交流を重視した学問であるため、こうした学問の土台(発想、方法論の理解など)を確実なものにしてほしい。そのため、演習では教員の専門とする領域に触れながら、自分の適性や興味関心、自分の進路についても想定し、知的好奇心および職業的アイデンティティなどを拡げていくことを目標とする。 本演習では,子ども臨床を中心に,課題設定・文献レビュー・データー収集・考察等の論のまとめ方・プレゼンテーションの技術など演習形式で行う。子どものさまざまな問題を発達的視点(子どものそだち)から捉え,その援助について深めていく。

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。(知識・理解)

聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。(技能)

文献レビューを通して、自分の研究テーマについての問題設定ができる。(技能)

自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。(技能)

人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・発表の有無にかかわらず,日頃から論文等の文献を収集し,各自のテーマについて理解を深めておくこと。(120分)・積極的に担当教員を活用し,指導・助言を受けること。(その際は,事前にアポイントを取っておくこと)。・発表のレジュメは、事前に担当教員にメール等で送り、チェックを受けること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)で評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。発表内容については、到達目標にあげた視点から、説得力のある説明ができることを成績評価基準とする。

◎--- テキスト ---◎

資料を適宜配布する。

◎--- 参考書 ---◎

授業中に適宜紹介する。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討議15 まとめ

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2019-1080000009-07専門演習Ⅰ

松永 邦裕

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。 (A-2)

2.教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。 (A-3)

3.聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。 (B-1)

4.文献レビューを通して、自分の研究テーマについての問題設定ができる。 (B-2)

5.自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。 (B-3)

6.人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。 (C-2)

8.教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-08専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅰでは,基礎演習等で培ってきたスキルを土台にしながら,それを更に向上させていく。 具体的には,「自分で設定したテーマ(課題)」ついて,「調べる」,「まとめる」,「発表する」,「再検討する」のプロセスを繰り返す。そして最終的には,設定したテーマについて<自分のことばで何か提案すること>をめざす。そのためには,1)テーマに関する基本的な知識量を増やすこと,2)他者が読んで理解できる文章を書けること,3)(思いつきではなく)筋道に則って考えること,4)建設的なディスカッションが行えること,が必要になる。 特に,1)については「自分で調べる習慣」を日頃から身につけることが求められる。また,専門演習の持ち味(複数の受講生がいること)を活かし,発表者の研究内容がより豊かなものになるよう,他の受講生の発表の際には積極的にディスカッションに貢献する姿勢を心がけよう。 なお,研究テーマは様々な場面に存在している。例えば自分でボランティア活動を探して,その経験を基盤にして研究を進めることも,貴重な研究になるであろう。 

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。(知識・理解)

他者の意見を傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。(技能)

共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。(技能)

「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 自分で設定したテーマについて日頃から情報収集に努めること,発表にあたっては入念な準備をしておくこと,発表後は,プレゼンテーションでの議論をもとに自身の発表内容について再検討すること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 出席状況,発表,ディスカッションへの貢献度,提出物を総合して判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。各自選択したテーマに関する文献は、適宜紹介する。

◎--- 参考書 ---◎

白井利明・高橋一郎著(2008)、よくわかる卒論の書き方、ミネルヴァ書房

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 完全出席を前提に(無断欠席厳禁),レジュメを作成し発表すること,ディスカッションに参加すること,提出物の期限を守ること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000009-08専門演習Ⅰ

村上 久美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。 (A-2)

2.他者の意見を傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (A-3)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。 (B-3)

6.「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-09専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

1,2年次で習得した「教育」と「臨床心理」の2つの分野の基礎学力をベースにしながら、文献・論文精読等を通じて、発表・質疑・討論の技能を身につけ、専門的な研究について学ぶ。 教育学は、人間と社会を対象とした広範で学際的な学問であるため、こうした学問の土台(人間、社会についての理解など)を確実なものにしてほしい。そのため、演習では教員の専門とする領域(教育学)に触れながら、自分の適性や興味関心、自分の進路についても想定し、知的好奇心および職業的アイデンティティなどを拡げていくことを目標とする。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる(技能)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業で紹介した資料や文献などを図書館等でよく読んでおくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

シラバス上での指定はない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

毎回の出席を前提に行う。基本的に欠席は認められない。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000009-09専門演習Ⅰ

勝山 吉章

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

3.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

5.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

6.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

7.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる (B-3)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-10専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、「青年期・成人期の心理的援助」「キャリア発達心理学/キャリアカウンセリング」を基本テーマとして、卒業研究に向けた作業を進める。具体的には、青年期・成人期の発達課題や現実適応にかかる諸問題について、メンタルヘルスやライフキャリア(ポジティブヘルス)の観点から理解を深め、心理的援助の視点を養うことを目指す。専門演習Ⅰでは、課題設定に先立ち、興味・関心のある学術論文を精読するとともに、希望進路を明確化する。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。(態度・志向性)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表の有無にかかわらず、日頃から論文等の文献を収集し、各自のテーマについて理解を深めておくこと(90分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習における発言および内容、グループワークやディスカッションにおける積極性や協調性など授業への貢献を評価の中心とする。評価の割合は、発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

白井利明・高橋一郎 (著)「よくわかる卒論の書き方」2013年,ミネルヴァ書房ISBN: 978-4623065721

◎--- 参考書 ---◎

1)桑田てるみ(2015)学生のレポート・論文作成トレーニング 改訂版.実教出版. ISBN 978-44073361462)松井豊(2010)改訂新版 心理学論文の書き方-卒業論文や修士論文を書くために.河出書房新社. ISBN978-4309245225その他、授業中に適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 演習科目のため、完全な出席を前提とする(無断欠席厳禁)。やむを得ない事情が発生した場合は、報告・連絡・相談を徹底すること。 研究課題の「問い」は自己に向けたものでもある。ゼミ生は、自身も青年期という発達段階にあり、進路選択の当事者であることを意識して、体験からも多くを学んでほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論(学術論文の精読)3 発表と討論(学術論文の精読)4 発表と討論(学術論文の精読)5 発表と討論(学術論文の精読)6 発表と討論(学術論文の精読)7 発表と討論(研究課題の設定)8 発表と討論(研究課題の設定)9 発表と討論(研究課題の設定)10 発表と討論(文献レビュー)11 発表と討論(文献レビュー)12 発表と討論(文献レビュー)13 発表と討論(文献レビュー)14 発表と討議(文献レビュー)15 まとめ

Page 126: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000009-10専門演習Ⅰ

坂本 憲治

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-2)

2.キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。 (C-1)

7.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 127: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000009-11専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、これまでに学んだ知識をもとに、臨床心理学(カウンセリング)についての理解と関心をさらに深めることを目的とする。 具体的には、リラクゼーション、フォーカシング体験、エンカウンター・グループ、箱庭療法実習など。その他、医学部地区の図書館見学や公共の福祉施設の見学なども行う。

◎--- 到達目標 ---◎

心理療法の理論と実践的意義について、実習体験を踏まえて説明することができる。(知識・理解)

これまでの学びを踏まえ、他者を支援することについて自分なりの考えを持つことができる。(知識・理解)

ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。(技能)

卒業研究(ゼミレポート)に向けて、現代社会の課題を研究テーマとして選択することができる。(技能)

これまで学んだことを元に、研究計画を立てることができる。(技能)

他者の意見を尊重し、傾聴しようとする態度を有している。(態度・志向性)

授業での体験から自分なりに積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

社会の諸問題に関心を持ち、自分なりのやり方で取り組もうとする姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業中に配布した資料を再読するなどして、カウンセリングに関する自分の理解を定着すべく復習を行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

<評価基準>授業における発言、グループワークやデスカッションでの積極的な態度および学んだことをもとに自分なりの視点からカウンセリング理論について論述することができるかを評価基準とする。<評価方法>課題レポート(30%)、授業への取組姿勢(70%)によって評価する。

◎--- テキスト ---◎

指定しない

◎--- 履修上の留意点 ---◎

欠席は減点の対象となるため、連絡を怠らないこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1. オリエンテーション2. 文献講読(1)3. 文献講読(2)4. 文献講読(3)5. 体験学習(1)6. 体験学習(2)7. 体験学習(3)8. 体験学習(4)9. 体験学習(5)10. グループ・ディスカッション(1)11. グループ・ディスカッション(2)12. グループ・ディスカッション(3)13. グループ・ディスカッション(4)14. グループ・ディスカッション(5)15. まとめ

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2019-1080000009-11専門演習Ⅰ

本山 智敬

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.心理療法の理論と実践的意義について、実習体験を踏まえて説明することができる。 (A-2)

2.これまでの学びを踏まえ、他者を支援することについて自分なりの考えを持つことができる。 (A-3)

3.ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.卒業研究(ゼミレポート)に向けて、現代社会の課題を研究テーマとして選択することができる。 (B-2)

5.これまで学んだことを元に、研究計画を立てることができる。 (B-3)

6.他者の意見を尊重し、傾聴しようとする態度を有している。 (C-1)

7.授業での体験から自分なりに積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。 (C-2)

8.社会の諸問題に関心を持ち、自分なりのやり方で取り組もうとする姿勢を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-12専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、主としてジェンドリンの体験過程理論とフォーカシングを取り上げ、その理論と実践を検討する。テキストや論文を読んで討論を行うだけでなく、個別の体験も重視する。 4年生における卒業研究(卒業研究を履修しない者は卒業レポート)の作成に向けて、研究のテーマを選定する。4年生の研究への参加や協力を通じて、基本的な研究活動のスキルを学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学論文の内容を論理的に説明できる。(知識・理解)

カウンセリングの基本的概念を体験的に理解できる。(知識・理解)

論文の要約を、討論に必要となる情報を含めて作成できる。(技能)

自らの関心と問題意識に沿った学術論文を体系的に収集できる。(技能)

臨床心理学論文を批判的に検討することができる。(技能)

多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。(態度・志向性)

臨床現場における問題の解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。(態度・志向性)

臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

発表予定部分を事前に読んで、討論の視点を整理しておくこと。(60分)授業内で実習を行った場合には、その体験を整理しておくこと。自分の体験を記録し、言葉にする作業が重要なので、授業時間以外にも積極的にさまざまな体験を行うこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容と討論、演習への参加の積極性(60%)とレポート(40%)によって評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

使用しない

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000009-12専門演習Ⅰ

田村 隆一

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学論文の内容を論理的に説明できる。 (A-2)

2.カウンセリングの基本的概念を体験的に理解できる。 (A-3)

3.論文の要約を、討論に必要となる情報を含めて作成できる。 (B-1)

4.自らの関心と問題意識に沿った学術論文を体系的に収集できる。 (B-2)

5.臨床心理学論文を批判的に検討することができる。 (B-3)

6.多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。 (C-1)

7.臨床現場における問題の解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。 (C-2)

8.臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-13専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、学びあうゼミ集団づくりと調査法の基礎の習得をめざす。3年生と4年生の合同で3班を構成する。この班で、ディベートやインタビューを担当する。 第一に、卒業論文執筆にむけて、アカデミックスキルズの到達度の最終確認を行う。第二に、それらのスキルの応用としてディベートを行う。第三に、調査実習として、地域を舞台に仕事をしている方のライフヒストリーをまとめる。   

◎--- 到達目標 ---◎

アカデミックスキルズを活用した調べ学習ができる。(知識・理解)

地域を舞台に仕事をするひとのライフヒストリーを聞き取り、まとめることができる。(知識・理解)

ディベートの作法を身に付けている。(技能)

ディベートの立論ができる。(技能)

ディベートの質疑応答をきちんと行うことができる。(技能)

常に社会や人に「アンテナ」をはることができる。(態度・志向性)

先輩や仲間と学びあい・支えあう関係を築くことができる。(態度・志向性)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・興味関心のアンテナを常にはって、情報収集しておくこと。・発表にむけた準備は時間的余裕をもって行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表に対する準備状況と内容、グループ活動での貢献度によって評価する。

◎--- テキスト ---◎

とくになし

◎--- 参考書 ---◎

各自の関心に応じて、参考文献を適宜紹介する。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.グループ学習の意義と留意点3.ディベートの説明4.準備5.ディベート対決 A対B6.ディベート対決 B対C7.ディベート対決 C隊A8.先輩たちの報告書を読む9.聞取りのための事前学習 発表①10.聞取りのための調べ学習 発表②11.聞取りのための調べ学習 発表③12.インタビュー①13.インタビュー②14.インタビュー③15.ふりかえりとまとめ 

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2019-1080000009-13専門演習Ⅰ

添田 祥史

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.アカデミックスキルズを活用した調べ学習ができる。 (A-2)

2.地域を舞台に仕事をするひとのライフヒストリーを聞き取り、まとめることができる。 (A-3)

3.ディベートの作法を身に付けている。 (B-3)

4.ディベートの立論ができる。 (B-2)

5.ディベートの質疑応答をきちんと行うことができる。 (B-1)

6.常に社会や人に「アンテナ」をはることができる。 (C-1)

7.先輩や仲間と学びあい・支えあう関係を築くことができる。 (C-2)

8.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000009-14専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

伊藤 亜希子

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、卒業研究に向けて、教育学研究の基礎や方法に関する知識を身につけながら、自身の関心を研究テーマへと発展させていくことを目指す。具体的には、受講生の関心を見ながら、共通文献の講読、3年次前期の段階での自身の関心に基づくテーマ設定とそれに応じた文献収集・レビューを行い、レポートを作成する。演習では、各自がテーマに応じた文献収集を行い、そのレビューを報告し、討論を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の基礎的理論を理解し、今日的教育課題について説明することができる。(知識・理解)

一生涯を通した学びや育ちについて教育学的見地からそれを支える支援について説明することができる。(知識・理解)

演習内でのディスカッションにおいて、他の受講生の意見に耳を傾け、コミュニケーションをとることができる。(技能)

自らの関心に基づき今日的教育課題を捉え、その課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。(技能)

今日的教育課題について多文化共生の視点から批判的に検討することができる。(技能)

今日の共生社会に生きる多様な「人」に興味を持ち、さまざまな考えを受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

今日的教育課題に接近するために、それに関わる新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

多文化共生について知識を身につけ、主体的に共生社会の担い手となろうとする意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 演習での発表に向けた文献講読、レジュメ作成等が予習課題となる(90分)。演習の時間に討論でうまく説明できなかったこと、回答できなかったこと、他者からのコメントを振り返り、自身でその都度整理をすることを復習として求める(60分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 到達目標に従い、発表内容、演習内での討論への参加度、レポート内容等を総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 参考書 ---◎

各自の関心に応じて、参考文献を適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 専門演習は、自分自身が関心を持っていることを深めていくためのものである。自らの関心に関わることについては、広くアンテナを張り、新聞やニュースといったメディアの情報、関連の学術図書・論文の収集・講読を積極的に行い、習慣化すること。そのためにどのような方法を用いればいいのかという相談には応じるが、こちらから個々にテーマを与えることはしない。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:演習の進め方について2.共通文献の講読(レジュメ作成・レビューの仕方)3.共通文献の講読(レジュメ作成・レビューの仕方)4.文献収集の方法、レポート・論文作成時の作法5.発表と討論6.発表と討論7.発表と討論8.発表と討論9.発表と討論10.発表と討論11.発表と討論12.発表と討論13.発表と討論14.発表と討論15.まとめ

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2019-1080000009-14専門演習Ⅰ

伊藤 亜希子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学の基礎的理論を理解し、今日的教育課題について説明することができる。 (A-2)

2.一生涯を通した学びや育ちについて教育学的見地からそれを支える支援について説明することができる。 (A-3)

3.演習内でのディスカッションにおいて、他の受講生の意見に耳を傾け、コミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.自らの関心に基づき今日的教育課題を捉え、その課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。 (B-2)

5.今日的教育課題について多文化共生の視点から批判的に検討することができる。 (B-3)

6.今日の共生社会に生きる多様な「人」に興味を持ち、さまざまな考えを受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.今日的教育課題に接近するために、それに関わる新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.多文化共生について知識を身につけ、主体的に共生社会の担い手となろうとする意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 135: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000009-15専門演習Ⅰ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

山岸 賢一郎

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、卒業論文の中核となる自分自身の問題意識を深めていくこと、言い換えれば、卒業論文において追及すべき自分自身の「問い」の萌芽をつくっていくことを目指す。同時に、自らの「問い」を自ら追究していくための学術的な作法の基本を学ぶことを目指す。 以上の目的を達成するため、本演習においては、第一に、教育学をはじめとする人文社会科学領域の文献を読み、考え、議論する。すなわち、授業時間の内外において、文献を読み、議論すべき点を考え、必要に応じて要約と議論点を含むレジュメを作成し、議論し、文献を読み直し、再び考える、といった作業を行う。なお、本演習で取り上げる文献は、演習の前半においては担当教員が指定する文献(ただし、受講者の興味関心に応じて受講者とも相談しながら決定する)、それ以降は各自が自身の興味関心に応じて収集した文献となる予定である。 さらに本演習においては、第二に、卒業論文において追及すべき自分自身の「問い」の萌芽を言語化し、発表する。すなわち、文献を読み、考え、議論する中で深化した自らの問題意識を、授業時間の内外において見つめ直し、レジュメにまとめ、議論し、再び考える、といった作業を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学をはじめとする人文社会科学の知見を基礎として、人間の振る舞いや社会的事象を分析・説明できる。(知識・理解)

教育学をはじめとする人文社会科学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

演習内での議論において、他の受講生の意見に耳を傾けつつ、自らの意見を述べることができる。(技能)

自らの興味関心に基づき教育現場や臨床現場の課題を捉え、課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。(技能)

共生社会の実情や共生社会に向けた取り組みについて、教育学をはじめとする人文社会科学の知見を使いながら批判的に思考することができる。(技能)

「人」とその多様な在り方に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け止めた上で思考する態度を有している。(態度・志向性)

教育学をはじめとする人文社会学の知見や技能を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

教育学をはじめとする人文社会科学の知見を携え、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 文献を読み、分からないことを可能な限り調べ、考え、レジュメを作成することなどを予習として求める。演習の時間に議論するなかで得た課題を振り返り、分からなかったことを可能な限り調べ、整理し、考え、まとめることなどを復習として求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習の準備の仕方、レジュメの出来、発表の様子、議論への参加の度合い、演習後の振り返りの様子、などを総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 参考書 ---◎

各自の関心に応じて、参考文献を適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、自分自身の問題意識を深め、「問い」をつくり、その「問い」を追究していくためにある。教育んももちろん適宜助言はするが、問題意識や「問い」を教員が与えるようなことはしないので注意すること。また、授業時間中の議論をより実りのあるものにするために、授業時間外の学習は必須となる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション(演習の進め方について)2.指定した文献の講読(文献の読み方)3.指定した文献の講読(文献を要約する方法)4.指定した文献の講読(文献を吟味・批判する方法)5.指定した文献の講読(文献に基づき議論する方法)6.問題意識の持ち方と深め方7.問題意識に基づく文献収集の方法8.文献収集と状況報告9.文献収集と状況報告10.収集した文献に基づく発表と議論11.収集した文献に基づく発表と議論12.収集した文献に基づく発表と議論13.収集した文献に基づく発表と議論14.まとめに代えて:「問い」の萌芽を言語化する15.まとめに代えて:「問い」の萌芽を言語化する

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2019-1080000009-15専門演習Ⅰ

山岸 賢一郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学をはじめとする人文社会科学の知見を基礎として、人間の振る舞いや社会的事象を分析・説明できる。 (A-2)

2.教育学をはじめとする人文社会科学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-3)

3.演習内での議論において、他の受講生の意見に耳を傾けつつ、自らの意見を述べることができる。 (B-1)

4.自らの興味関心に基づき教育現場や臨床現場の課題を捉え、課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。 (B-2)

5.共生社会の実情や共生社会に向けた取り組みについて、教育学をはじめとする人文社会科学の知見を使いながら批判的に思考することができる。 (B-3)

6.「人」とその多様な在り方に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け止めた上で思考する態度を有している。 (C-1)

7.教育学をはじめとする人文社会学の知見や技能を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

8.教育学をはじめとする人文社会科学の知見を携え、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 137: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000010-01専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 本演習ではこれまでに学んだ知識やスキルを基盤として社会と向き合う方法論を身につけることを目的とする。具体的には、1)それぞれの問題関心を先行研究のレビューを通じて明らかにする、2)量的・質的調査の方法論を学ぶ、3)問題関心に適したフィールドに出て、量的・質的いずれかの方法による調査を行う、4)レポートにまとめることを行う。 この演習で行う調査は卒業研究にむけた予備調査としての性格を持っており、演習を通じて課題設定や文献レビュー、データ収集の基礎を学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。(知識・理解)

自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。(知識・理解)

他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。(技能)

複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。(態度・志向性)

社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。(態度・志向性)

民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表のための準備、復習をしっかり行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験を行わない科目であることから、発表に対する準備状況と内容、発表者の提起した討論に対する貢献、提出レポートによって判断する。

◎--- テキスト ---◎

とくになし

◎--- 参考書 ---◎

中西新太郎『「問題」としての青少年‐現代日本の<文化‐社会>構造』大月書店、2012

◎--- 履修上の留意点 ---◎

生涯学習概論B(植上)を並行して履修することが望ましい。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:調査・観察の進め方について2.問題関心の明確化:先行研究の評価と自分の研究の意義3.研究倫理4.調査・観察の設計15.調査・観察の設計26.調査・観察の設計37.調査・観察の設計48.調査・観察の設計59.卒業論文の実際10.卒論構想111.卒論構想212.卒論構想313.卒論構想414.卒論構想515.まとめ:4年生の卒論を読む

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2019-1080000010-01専門演習Ⅱ

植上 一希

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。 (A-2)

2.自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。 (B-2)

5.複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。 (C-1)

7.社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。 (C-2)

8.民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-02専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

この演習では、希望により教育実習予定班と教育学探究班のふたつを組織する。教育実習予定班:小学校・中学校・高校で授業することを想定して、指導案(30分~45分の略案)を作成し、模擬授業を行う。教材研究や授業方法、板書計画をはじめ、教える立場に立つとはどういうことかを身をもって体験・自覚する。模擬授業担当者以外の学生は児童生徒としての立場からノートを取りつつ、授業評価を行う。 教育学探究班:自分が研究したい教育学関連テーマを前期で決定し、文献収集や卒業論文作成に向けて思考内容の構造化を進めていく。そのプロセスで各自が読書メモを作成しつつ、定期的にゼミ内でプレゼンテーションを行う。このほか教育実習予定班の学生の模擬授業の評価業務にあたる。

◎--- 到達目標 ---◎

学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。(知識・理解)

様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。(知識・理解)

人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。(技能)

単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。(技能)

様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。(技能)

多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。(態度・志向性)

教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業内外で示された課題について随時メールにて報告することを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

各自が模擬授業を担当するにあたっての準備状況、授業の強み・弱み、参加度、レポート及び研究姿勢を総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。ただし、各自、小、中、高校時代の教科書を持ち寄ること。もしくはA棟809研究室所蔵の現行教科書を参照すること。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教育時事について定期的なチェックを行いファイリングすること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション~教育研究と教育実践の関連性 第2回 教育課題に関する討論(前期の振り返り)第3回 教材・単元の選定、学習指導案作成の注意点(再確認)第4回 模擬授業・討論(中学校社会・歴史)第5回 模擬授業・討論(中学校社会・地理)第6回 模擬授業・討論(中学校社会・公民) 第7回 模擬授業・討論(小学校低学年)第8回 模擬授業・討論(小学校中学年)第9回 模擬授業・討論(小学校高学年) 第10回 教育課題発表・討論(学校教育をめぐって)第11回 教育課題発表・討論(教員をめぐって) 第12回 教育課題発表・討論(教育環境をめぐって)第13回 教育課題発表・討論(家庭、地域社会をめぐって)第14回 教育課題発表・討論(教育政策をめぐって)第15回 まとめ

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2019-1080000010-02専門演習Ⅱ

高妻 紳二郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。

2.様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。

3.人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。

4.単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。

5.様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。

6.多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。

7.新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。

8.教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-03専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・2時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

この専門演習では、卒業研究を視野に入れた研究の第一歩として、教育学研究の方法論や理論を基に自らの研究テーマを模索していくことを目指す。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、卒業研究構想発表会に向けて、自らの研究テーマに関する先行研究の精読・整理を行うことで、研究の意義を明確にすることを目指す。それらの内容は、演習において発表する。

◎--- 到達目標 ---◎

卒業論文に向けたテーマに関する先行研究の検討を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、多様な実践の特徴を説明できる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、自らの研究関心に基づき、必要な先行研究を分析することができるものとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000010-03専門演習Ⅱ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.卒業論文に向けたテーマに関する先行研究の検討を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、多様な実践の特徴を説明できる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-04専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 「発達及び心理特性を踏まえた支援教育」を基本テーマとして、卒業研究に向けてのテーマ、目的設定に取り組む。課題設定や文献レビューのスキルを活用し演習を行う。

<領域>発達心理(発達臨床)、乳幼児心理、子育て支援、特別支援教育、地域発達支援 

<関連機関>保育所、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校など

<キーワード>発達の偏り、発達の遅れ、障害(発達障害を含む)、特性の理解や受け止め、発達及び学習評価、特性に応じた授業改善、校内等支援体制の構築、保護者及び育児支援、保育者及び教師の成長、国際比較(イギリス、フィンランドなど)

 この演習では、各自の興味・関心に基づき個人で、課題設定や文献レビュー、考察のまとめ方、報告の書き方、発表の技術などを発揮する。

◎--- 到達目標 ---◎

テーマについて説明できる。(知識・理解)

テーマの意義について説明できる。(知識・理解)

テーマについて、意見交換できる。(技能)

テーマについて、アイデアを出すことができる。(技能)

テーマについて、批判的に考えることができる。(技能)

テーマを通して、人に興味をもつことができる。(態度・志向性)

テーマについて、考えようとすることができる。(態度・志向性)

テーマで社会について考える意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 プレゼンの資料を事前にメールで送るので、読んで検討点を整理する。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験をしない科目であることから、ほぼ完璧な出席と発表、および提出レポート(8割)によって判断する。また、毎時間ごとに記入する演習コメントシートをもとにしたディスカッションへの参加(2割)も加味する。

◎--- テキスト ---◎

 使用しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 演習の進め方①(テーマ設定,文献や資料の収集と分析など)3 演習の進め方②(プレゼンテーションとディスカッションについて)4 報告・討議15 報告・討議26 報告・討議37 報告・討議48 報告・討議59 報告・討議610 報告・討議711 報告・討議812 報告・討議913 最終報告・討議114 最終報告・討議215 まとめ

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2019-1080000010-04専門演習Ⅱ

徳永 豊

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.テーマについて説明できる。 (A-2)

2.テーマの意義について説明できる。 (A-3)

3.テーマについて、意見交換できる。 (B-1)

4.テーマについて、アイデアを出すことができる。 (B-2)

5.テーマについて、批判的に考えることができる。 (B-3)

6.テーマを通して、人に興味をもつことができる。 (C-1)

7.テーマについて、考えようとすることができる。 (C-2)

8.テーマで社会について考える意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-05専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 精神保健医療福祉の領域では、近年、実証的な根拠に基づく援助が重視されている。この領域で働く心理専門職にも、対人援助の専門的スキルに加えて、最新の研究成果を活用するスキルが求められるようになった。 専門演習Ⅱでは、専門演習Ⅰに引き続き、最新の研究成果を学習しながら、援助者個人としての自己陶冶を試みる。具体的には、論文の精査と要約発表を行いながら、倫理的態度や効果的な心理的援助の基礎を身につけていく。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・普段から専門書や論文を習慣的に読み,不明な専門知識について自発的に調べる学習態度が求められる。・英文読解や英会話の独習が求められる。・ソーシャルメディアを用いた積極的なゼミ内交流が求められる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

セルフコントロールやセルフケア、対人関係スキルの基礎について、実践的な理解が進んでいるかどうかが評価の基準となる。ディスカッション等の演習への参加態度(50%)と発表内容(50%)について総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

 インターネットや図書館を通じて、論文や参考資料を入手してもらう。

◎--- 参考書 ---◎

高校生にもわかる!増補版「公認心理師」入門講座 ISBN 978-4908883019

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本演習は、基本的に公認心理師を目指す学生を対象とする。(2)一部、英語で授業を行うことがある。(3)PCやスマートフォンを積極的に活用する(e-learningを含む)。(4)長期休暇中にゼミ旅行を行うことがある。(5)健康増進のため、禁煙・節酒指導を行う。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 グループワーク3 グループワーク4 グループワーク5 グループワーク6 グループワーク7 グループワーク8 グループワーク9 グループワーク10 グループワーク11 グループワーク12 グループワーク13 グループワーク14 グループワーク15 まとめ

◎--- URL ---◎

Yahoo!/Google検索「長江研究室」(http://researchmap.jp/nobukazu_nagae/)

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2019-1080000010-05専門演習Ⅱ

長江 信和

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-06専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅱでは,専門演習Ⅰの内容を踏まえた上で,卒業研究に向けて,教育学とくに教育社会学の研究動向および研究方法論について理解を深め,卒業研究のテーマ設定を目指す。 具体的には,下記の内容である。第一に,受講生の研究関心に応じ,適宜文献輪読を行い,教育学とくに教育社会学の研究方法論について,さらに理解を深める。第二に,受講生自身が設定した研究課題をさらに深め,より多くの文献を収集しレビューすることを通して,卒業研究の構想を具体化していく。 なお,各回においては,発表担当者がレジュメを作成して発表を行い,その内容について全体での討論を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し,教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け,支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

文献やゼミ内での多様な意見や考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育学や教育社会学の課題にチャレンジするために,新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前学習:①文献輪読においては,あらかじめ当該箇所を読んで,内容を理解しておく。②研究関心および研究構想の発表においては,文献収集に取り組み,レジュメ作成を行う。事後学習:①文献輪読においては,討論内容を踏まえ,授業内容を復習する。②研究関心および研究構想の発表においては,討論内容を踏まえ,次の発表に役立てる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

1.成績評価基準:各到達目標について,下記方法によって達成度を評価する。

2.成績評価方法:下記について,総合的に評価する。(1)発表(レジュメ作成および口頭発表)は,指定された回数を行うことを最低要件とする。(2)授業中は,質問など発言を行い,積極的に参加することを求める。なお,本科目は演習であるため,完全な出席をもとめる。

◎--- テキスト ---◎

授業開始時に指定する。

◎--- 参考書 ---◎

適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

1.授業には主体的に参加すること。2.日頃より,教育の時事問題について理解を深めるよう努力すること。3.自ら研究課題を発見し,それを深めるよう努力すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:授業の進め方の説明,テキストの指定および分担の決定2.研究関心の発表(第3回)①3.研究関心の発表(第3回)②4.文献輪読①5.文献輪読②6.文献輪読③7.文献輪読④8.文献輪読⑤9.文献輪読⑥10.文献輪読⑦11.研究構想の発表(第1回)①12.研究構想の発表(第1回)②13.研究構想の発表(第2回)①14.研究構想の発表(第2回)②15.研究構想の発表(第2回)③/総括*本授業計画は,受講生人数および受講生の関心等により変更することがある。

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2019-1080000010-06専門演習Ⅱ

藤田 由美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し,教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け,支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会の課題を発見・同定し,課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.文献やゼミ内での多様な意見や考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育学や教育社会学の課題にチャレンジするために,新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-07専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅰで習得した学力をスキルアップする。専門演習Ⅰに引き続き、論文精読等を通じて、発表・質疑・討論の技能を更に確実なものとする。「教育」と「臨床心理」は、人間を対象としたパーソナルな交流を重視した学問であるため、こうした学問の土台(発想、方法論等の理解など)について、専門的・総合的な力を身につけてもらう。 本演習では,専門演習Ⅰに引き続き,各自のテーマについて,研究計画の立案等さらに深化させていく。併せて、卒業後の進路を想定しながら、4年次の履修の計画を考え、自分自身の目標を明確にすることも目標にする。

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。(知識・理解)

聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。(技能)

文献レビューを通して、自分の研究テーマについての問題設定ができる。(技能)

自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。(技能)

人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・発表の有無にかかわらず,日頃から論文等の文献を収集し,各自のテーマについて理解を深めておくこと。(120分)・積極的に担当教員を活用し,指導・助言を受けること。(その際は,事前にアポイントを取っておくこと)。・発表のレジュメは、事前に担当教員にメール等で送り、チェックを受けること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)で評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。 発表内容については、到達目標にあげた視点から、説得力のある説明ができることを成績評価基準とする。

◎--- テキスト ---◎

資料等を適宜配布する。

◎--- 参考書 ---◎

授業中に適宜紹介する。

◎--- 授業計画 ---◎

1.イントロダクション2.発表と討論3.発表と討論4.発表と討論5.発表と討論6.発表と討論7.発表と討論8.発表と討論9.発表と討論10.発表と討論11.発表と討論12.発表と討論13.発表と討論14.発表と討議15.まとめ

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2019-1080000010-07専門演習Ⅱ

松永 邦裕

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。 (A-2)

2.教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。 (A-3)

3.聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。 (B-1)

4.文献レビューを通して、自分の研究テーマについての問題設定ができる。 (B-2)

5.自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。 (B-3)

6.人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。 (C-2)

8.教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-08専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅱでは,専門演習Ⅰで培ったスキルを土台にしながら,それを更に進化させる。 具体的には,「自分で設定したテーマ(課題)」ついて,引き続き「調べる」,「まとめる」,「発表する」のプロセスを繰り返す。そして,最終的に自分で設定したテーマについて<自分のことばで何か提案すること>をめざす。そのためには,1)テーマに関する基本的な知識量を更に増やすこと,2)他者が読んで理解できる文章を書けること,3)(思いつきではなく)筋道に則って考えること,4)建設的なディスカッションが行えること,が必要になる。 特に,1)については「自分で調べる習慣」を日頃から更に身につけることが求められる。また,専門演習の持ち味(複数の受講生がいること)を活かし,他の受講生の発表の際には,発表者の発表内容がより豊かなものになるよう,積極的にディスカッションに貢献する姿勢を,専門演習Ⅰ同様心がけよう。 なお,研究テーマは様々な場面に存在している。例えば,自分でボランティア活動を探して,その経験を基盤にして研究を進めることも,貴重な研究になるであろう。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。(技能)

共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。(技能)

「人」に関心を持ち、多様な人々の考えやを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 自分で設定したテーマについて日頃から情報収集に努めること,発表にあたっては入念な準備をしておくこと,発表後はプレゼンテーションでの議論をもとに自身の発表内容について再検討すること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 出席状況,発表,ディスカッションへの貢献度,提出物を総合して判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。各自選択したテーマに関する文献は,適宜紹介する。

◎--- 参考書 ---◎

白井利明・高橋一郎著(2008)よくわかる卒論の書き方、ミネルヴァ書房

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 完全出席を前提に(無断欠席厳禁),レジュメを作成し発表すること,ディスカッションに参加すること,提出物の期限を守ること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000010-08専門演習Ⅱ

村上 久美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。 (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (A-3)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。 (B-3)

6.「人」に関心を持ち、多様な人々の考えやを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 153: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000010-09専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

 教育・臨床心理学科は、教育学と臨床心理学を総合的に学ぶ場である。この二つの学問領域は、専門の分野であると同時に、人が学び、成長するためのすべての活動の基盤となるものでもある。 専門演習Ⅱでは、大学での活動の中で不可欠な学びのスキルを身につけることが中心となる。専門演習Ⅰにおいて学んだものをさらに発展させて、論文・レポートの書き方、プレゼンテーションとディスカッションの技術を身につける。併せて、卒業後の進路を想定しながら、4年次以降の履修の計画を考え、自分自身の目標を明確化する。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる(技能)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

講義中に指示された事項について必ず予習と復習をしておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 発表、ミニレポート、ディスカッションへの積極的な参加などの授業への貢献を評価の中心とする。詳細は各教員によって異なるので、オリエンテーションの際に確認すること。演習のため、完全な出席を求める。

◎--- テキスト ---◎

シラバス上での指定はない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

基本的に欠席は認められない。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.文献収集の方法3.書誌情報と文献の引用4.研究者の倫理5.研究・教育における著作権6.情報の信頼性と安全7.アカデミックライティング(1)8.アカデミックライティング(2)9.批判的視点と建設的討論10.コミュニケーションのスキル(1)11.コミュニケーションのスキル(2)12.プレゼンテーションのスキル(1)13.プレゼンテーションのスキル(2)14.4年次以降の履修計画の検討15.まとめ

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2019-1080000010-09専門演習Ⅱ

勝山 吉章

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (A-3)

3.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

5.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

6.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

7.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる (B-3)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-10専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、「青年期・成人期の心理的援助」「キャリア発達心理学」を基本テーマとして、卒業研究に向けた作業を進める。具体的には、青年期・成人期の発達課題や現実適応にかかる諸問題について、メンタルヘルスやライフキャリア(ポジティブヘルス)の観点から理解を深め、心理的援助の視点を養うことを目指す。専門演習Ⅱでは、研究課題を設定し、文献レビューを行う。そして研究方法論(文献調査、面接調査、質問紙調査)を検討し、必要に応じて予備調査を実施する。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表の有無にかかわらず、日頃から論文等の文献を収集し、各自のテーマについて理解を深めておくこと(90分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習における発言および内容、グループワークやディスカッションにおける積極性や協調性など授業への貢献を評価の中心とする。評価の割合は、発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

白井利明・高橋一郎 (著)「よくわかる卒論の書き方」2013年,ミネルヴァ書房ISBN: 978-4623065721

◎--- 参考書 ---◎

 1)松井豊(2010)改訂新版 心理学論文の書き方-卒業論文や修士論文を書くために.河出書房新社. ISBN978-4309245225 2)板口典弘・山本健太郎(2017)『心理学レポート・論文の書き方:演習課題から卒論まで』、講談社. ISBN 978-4061548091

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 演習科目のため、完全な出席を前提とする(無断欠席厳禁)。やむを得ない事情が発生した場合は、報告・連絡・相談を徹底すること。 研究課題の「問い」は自己に向けたものでもある。ゼミ生は、自身も青年期という発達段階にあり、進路選択の当事者であることを意識して、体験からも多くを学んでほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論(研究課題の明確化)3 発表と討論(研究課題の明確化)4 発表と討論(研究課題の明確化)5 発表と討論(研究課題の明確化)6 発表と討論(研究課題の明確化)7 発表と討論(研究方法論の検討)8 発表と討論(研究方法論の検討)9 発表と討論(研究方法論の検討)10 発表と討論(研究方法論の検討)11 発表と討論(予備調査の実施と検討)12 発表と討論(予備調査の実施と検討)13 発表と討論(予備調査の実施と検討)14 発表と討議(予備調査の実施と検討)15 まとめ

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2019-1080000010-10専門演習Ⅱ

坂本 憲治

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-2)

2.キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 157: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000010-11専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、臨床心理学領域の卒業研究の作成に向け、まずは自ら関心のあるテーマを模索し、研究の俎上に載せるべく絞り込んでいく作業を行う。 具体的には、1) 仮テーマの設定、2) 文献の収集、3) 選んだテーマに関する研究のレビュー、4) 発表とディスカッションを通して、少しずつ自らの研究テーマを形作っていく。 なお、卒業研究を行わない者は、研究レポートとして卒業研究に準じた研究作業を進めていく。

◎--- 到達目標 ---◎

個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。(知識・理解)

研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。(知識・理解)

ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。(技能)

自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。(技能)

研究目的に沿った研究計画を策定することができる。(技能)

ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。(態度・志向性)

研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業時間は主にディスカッションが中心となるため、個人作業は授業時間外を計画的に活用して研究を進めること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

<評価基準>研究テーマに沿って問題と目的が明確に設定されているか、それらを遂行するための研究計画が立てられているかを評価基準とする。<評価方法>ディスカッションでの発言や内容(20%)、および研究論文の内容(80%)によって総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

指定しない

◎--- 履修上の留意点 ---◎

ゼミレポートは卒業研究のような厳密な作成基準を設けないが、同程度の質を求める。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回:オリエンテーション第2回:発表およびディスカッション第3回:発表およびディスカッション第4回:発表およびディスカッション第5回:発表およびディスカッション第6回:発表およびディスカッション第7回:発表およびディスカッション第8回:発表およびディスカッション第9回:発表およびディスカッション第10回:発表およびディスカッション第11回:発表およびディスカッション第12回:発表およびディスカッション第13回:発表およびディスカッション第14回:発表およびディスカッション第15回:総括

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2019-1080000010-11専門演習Ⅱ

本山 智敬

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。 (A-2)

2.研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。 (A-3)

3.ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。 (B-2)

5.研究目的に沿った研究計画を策定することができる。 (B-3)

6.ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。 (C-1)

7.研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

8.研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-12専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、主としてジェンドリンの体験過程理論とフォーカシングを取り上げ、その理論と実践を検討する。テキストや論文を読んで討論を行うだけでなく、個別の体験も重視する。 卒業研究(卒業研究を履修しない者は卒業レポート)の作成に向けて、先行研究のレビューを行う。4年生の研究への参加や協力を通じて、基本的な研究活動のスキルを学ぶ。

◎--- 到達目標 ---◎

一定のテーマに関する臨床心理学研究の先行研究を体系立ててまとめることができる。(知識・理解)

カウンセリングの基本的理論を理解している。(知識・理解)

カウンセリングの基礎的技法を習得している。(技能)

自らの関心と問題意識に沿って、研究の課題を設定することができる。(技能)

臨床心理学論文を批判的に検討し、よりよい研究方法を考えることができる。(技能)

多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。(態度・志向性)

臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。(態度・志向性)

臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

発表の資料を作成し、討論の視点を整理しておくこと。(60分)授業内で実習を行った場合には、その体験を整理しておくこと。自分の体験を記録し、言葉にする作業が重要なので、授業時間以外にも積極的にさまざまな体験を行うこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容と討論、演習への参加の積極性(60%)とレポート(40%)によって評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

指定しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000010-12専門演習Ⅱ

田村 隆一

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.一定のテーマに関する臨床心理学研究の先行研究を体系立ててまとめることができる。 (A-2)

2.カウンセリングの基本的理論を理解している。 (A-3)

3.カウンセリングの基礎的技法を習得している。 (B-1)

4.自らの関心と問題意識に沿って、研究の課題を設定することができる。 (B-2)

5.臨床心理学論文を批判的に検討し、よりよい研究方法を考えることができる。 (B-3)

6.多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。 (C-1)

7.臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。 (C-2)

8.臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-13専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 この演習では、卒業論文にむけての基礎的な研究能力の獲得をめざす。第一に、前期で行ったインタビューを報告書としてまとめる。第二に、学術論文とは何かについて学んだ後で、実際に数本の論文を読んでいく。第三に、以上をふまえて、卒業論文の構想発表を行う。1巡目は、各自が関心のあるテーマや領域に関する調べ学習と先行研究のレビューを発表しあう。2巡目は、それをふまえた序章部分を中心とした研究計画を作成する。

◎--- 到達目標 ---◎

アカデミックスキルズを活用した調べ学習ができる。(知識・理解)

地域を舞台に仕事をするひとのライフヒストリーを報告書としてまとめることができる。(知識・理解)

インタビューを報告書にまとめる建設的な意見交換ができる。(技能)

インタビューを報告書にまとめる作業を仲間と協同して行うことができる。(技能)

先行研究を集めることができる。(技能)

卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活できる。(態度・志向性)

先輩や仲間と学びあい・教えあう関係を築くことができる。(態度・志向性)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・指定文献を自宅で精読してくること。・卒業論文執筆にむけて常にアンテナを張り、情報収集を行うこと。・演習で学んだことを実際に何度も活用して、自分のものにすること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表に対する準備状況と内容、グループ活動での貢献度によって評価する。

◎--- テキスト ---◎

・適宜、資料を提示する。

◎--- 授業計画 ---◎

1 ガイダンス2 インタビューを報告書にまとめる①3 インタビューを報告書にまとめる②4 インタビューを報告書にまとめる③5 学術論文の技法6 学術論文を読む①7 学術論文を読む②8 学術論文を読む③9 卒業論文構想発表 1巡目①10 卒業論文構想発表 1巡目②11 卒業論文構想発表 1巡目③12 卒業論文構想発表 2巡目①13 卒業論文構想発表 2巡目②14 卒業論文構想発表 2巡目③15 まとめ

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2019-1080000010-13専門演習Ⅱ

添田 祥史

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.アカデミックスキルズを活用した調べ学習ができる。 (A-2)

2.地域を舞台に仕事をするひとのライフヒストリーを報告書としてまとめることができる。 (A-3)

3.インタビューを報告書にまとめる建設的な意見交換ができる。 (B-1)

4.インタビューを報告書にまとめる作業を仲間と協同して行うことができる。 (B-2)

5.先行研究を集めることができる。 (B-3)

6.卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活できる。 (C-1)

7.先輩や仲間と学びあい・教えあう関係を築くことができる。 (C-2)

8.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-14専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

この専門演習では、卒業研究を視野に入れた研究の第一歩として、教育学研究の方法論や理論を基に自らの研究テーマを模索していくことを目指す。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、卒業研究構想発表会に向けて、自らの研究テーマに関する先行研究の精読・整理を行うことで、研究の意義を明確にすることを目指す。それらの内容は、演習において発表する。

◎--- 到達目標 ---◎

卒業論文に向けたテーマに関する先行研究の検討を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、多様な実践の特徴を説明できる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、自らの研究関心に基づき、必要な先行研究を分析することができるものとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000010-14専門演習Ⅱ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.卒業論文に向けたテーマに関する先行研究の検討を通して、そこに示された教育学的な意味を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、多様な実践の特徴を説明できる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.グループでの文献購読を通して、多様な立場を認識することができる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に向けたテーマに関して、積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000010-15専門演習Ⅱ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

山岸 賢一郎

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、専門演習Ⅰを受け、卒業論文の中核となる自分自身の問題意識をより深め、卒業論文において追及すべき自分自身の「問い」をより明確にすることを目指す。また、卒業論文の構想を自他に提示することを目指す。 以上の目的を達成するため、本演習においては、第一に、教育学をはじめとする人文社会科学領域の文献を読み、考え、議論する。すなわち、授業時間の内外において、文献を読み、議論すべき点を考え、必要に応じて要約と議論点を含むレジュメを作成し、議論し、文献を読み直し、再び考える、といった作業を行う。なお、担当教員が指定する文献については、受講者の興味関心に応じて受講者とも相談しながら決定するが、専門演習Ⅰよりも難解な文献となる予定である。 さらに本演習においては、第二に、卒業論文において追及するべき自分自身の「問い」の萌芽を、(専門演習Ⅰの時点と比して)より精緻なものとして言語化するとともに、卒業論文の構想をレジュメにまとめ、発表する。なお、その際は、自ら文献を収集し、読み、考え、他者と議論することで、自らの問題意識を自ら深めていく態度が求められる。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学をはじめとする人文社会科学の知見を基礎として、人間の振る舞いや社会的事象を分析・説明できる。(知識・理解)

教育学をはじめとする人文社会科学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

演習内での議論において、他の受講生の意見に耳を傾けつつ、自らの意見を述べることができる。(技能)

自らの興味関心に基づき教育現場や臨床現場の課題を捉え、課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。(技能)

共生社会の実情や共生社会に向けた取り組みについて、教育学をはじめとする人文社会科学の知見を使いながら批判的に思考することができる。(技能)

「人」とその多様な在り方に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け止めた上で思考する態度を有している。(態度・志向性)

教育学をはじめとする人文社会学の知見や技能を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

教育学をはじめとする人文社会科学の知見を携え、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 文献を読み、分からないことを可能な限り調べ、考え、レジュメを作成することなどを予習として求める。演習の時間に議論するなかで得た課題を振り返り、分からなかったことを可能な限り調べ、整理し、考え、まとめることなどを復習として求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習の準備の仕方、レジュメの出来、発表の様子、議論への参加の度合い、演習後の振り返りの様子、などを総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 参考書 ---◎

各自の関心に応じて、参考文献を適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、自分自身の問題意識を深め、「問い」をつくり、その「問い」を追究していくためにある。教育んももちろん適宜助言はするが、問題意識や「問い」を教員が与えるようなことはしないので注意すること。また、授業時間中の議論をより実りのあるものにするために、授業時間外の学習は必須となる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション(演習の進め方について)2.自らの問題意識の確認と編み直し3.指定した文献の講読4.指定した文献の講読5.指定した文献の講読6.卒業論文の構想の仕方7.文献収集と状況報告8.文献収集と状況報告9.収集した文献に基づく発表と議論10.収集した文献に基づく発表と議論11.収集した文献に基づく発表と議論12.収集した文献に基づく発表と議論14.まとめに代えて:卒業論文を構想する15.まとめに代えて:卒業論文を構想する

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2019-1080000010-15専門演習Ⅱ

山岸 賢一郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学をはじめとする人文社会科学の知見を基礎として、人間の振る舞いや社会的事象を分析・説明できる。 (A-2)

2.教育学をはじめとする人文社会科学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-3)

3.演習内での議論において、他の受講生の意見に耳を傾けつつ、自らの意見を述べることができる。 (B-1)

4.自らの興味関心に基づき教育現場や臨床現場の課題を捉え、課題解決に向けた自分なりの考えを示すことができる。 (B-2)

5.共生社会の実情や共生社会に向けた取り組みについて、教育学をはじめとする人文社会科学の知見を使いながら批判的に思考することができる。 (B-3)

6.「人」とその多様な在り方に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け止めた上で思考する態度を有している。 (C-1)

7.教育学をはじめとする人文社会学の知見や技能を中心に、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

8.教育学をはじめとする人文社会科学の知見を携え、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 167: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000011-01専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

 本演習ではこれまでに学んだ知識やスキルを基盤として社会と向き合う方法論を身につけることを目的とする。 具体的には、1)それぞれの問題関心を先行研究のレビューを通じて明らかにする、2)量的・質的調査の方法論を学ぶ、3)問題関心に適したフィールドに出て、量的・質的いずれかの方法による調査を行う、4)レポートにまとめることを行う。 この演習で行う調査は卒業研究執筆にむけた調査として位置づけられ、最終的に卒業研究を論文というかたちにするためのステップとしてレポート執筆を課す。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。(知識・理解)

自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。(知識・理解)

他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。(技能)

複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。(態度・志向性)

社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。(態度・志向性)

民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 自身の研究についての報告を毎回課すので、予習として必ず研究の進行状況をまとめること。また、演習中に指示された点について復習として必ず補っておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験を行わない科目であることから、発表に対する準備状況と内容、発表者の提起した討論に対する貢献、提出レポートによって判断する。

◎--- テキスト ---◎

とくになし。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:卒業研究論文執筆の進め方について2.研究倫理3.調査・観察の経過報告14.調査・観察の経過報告25.調査・観察の経過報告36.調査・観察の経過報告47.調査・観察の経過報告58.調査・観察の経過報告69.先行研究レビュー報告110.先行研究レビュー報告211.先行研究レビュー報告312.先行研究レビュー報告413.先行研究レビュー報告514.先行研究レビュー報告615.まとめ:レポート講評

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2019-1080000011-01専門演習Ⅲ

植上 一希

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。 (A-2)

2.自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。 (B-2)

5.複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。 (C-1)

7.社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。 (C-2)

8.民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-02専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

この演習では、希望により教育実習予定班と教育学探究班のふたつを組織する。教育実習予定班:小学校・中学校・高校で授業することを想定して、指導案(30分~45分の略案)を作成し、模擬授業を行う。教材研究や授業方法、板書計画をはじめ、教える立場に立つとはどういうことかを身をもって体験・自覚する。模擬授業担当者以外の学生は児童生徒としての立場からノートを取りつつ、授業評価を行う。 教育学探究班:自分が研究したい教育学関連テーマを前期で決定し、文献収集や卒業論文作成に向けて思考内容の構造化を進めていく。そのプロセスで各自が読書メモを作成しつつ、定期的にゼミ内でプレゼンテーションを行う。このほか教育実習予定班の学生の模擬授業の評価業務にあたる。

◎--- 到達目標 ---◎

学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。(知識・理解)

様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。(知識・理解)

人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。(技能)

単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。(技能)

様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。(技能)

多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。(態度・志向性)

教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業内外で示された課題について随時メールにて報告することを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

各自が模擬授業を担当するにあたっての準備状況、授業の強み・弱み、参加度、レポート及び研究姿勢を総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。ただし、各自、小、中、高校時代の教科書を持ち寄ること。もしくはA棟809研究室所蔵の現行教科書を参照すること。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教育時事について定期的なチェックを行いファイリングすること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション~教育研究と教育実践の関連性(昨年度の振り返り) 第2回 教育課題に関する討論第3回 教材・単元の選定、学習指導案作成の注意点の再確認 第4回 模擬授業・討論(中学校社会・日本歴史)第5回 模擬授業・討論(中学校社会・日本地理)第6回 模擬授業・討論(中学校社会・公民) 第7回 模擬授業・討論(中学校社会・世界歴史)第8回 模擬授業・討論(中学校社会・世界地理)第9回 模擬授業・討論(中学校社会・政治) 第10回 模擬授業・討論(中学校社会・経済)第11回 教育課題発展討論(政策と環境)第12回 教育課題発展討論(学校)第13回 教育課題発展討論(教員)第14回 教育課題発展討論(地域社会、家庭)第15回 まとめ

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2019-1080000011-02専門演習Ⅲ

高妻 紳二郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。 (A-2)

2.様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。 (A-3)

3.人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。 (B-1)

4.単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。 (B-2)

5.様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。 (B-3)

6.多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。 (C-1)

7.新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。 (C-2)

8.教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-03専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・2時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、卒業論文の執筆作業として、章構成を固めることを目指す。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、卒業論文の執筆に際して、関連研究を分析し、自らの研究意義との関係性から、章立てを確定させていく。それらの内容は、演習において発表する。

◎--- 到達目標 ---◎

自分が設定したテーマの全体的な構想(目的や教育学的な意味)を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、文献検討を通して、その実践の特徴を説明できる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

グループでの文献購読を通して、これまで学んだ学問的知識を使い、多様な立場から社会の実情を批判的に思考できる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、卒業研究に向けて、章構成の作り方、また章の関係性といった俯瞰的に研究全体をとらえることができるることとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000011-03専門演習Ⅲ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.自分が設定したテーマの全体的な構想(目的や教育学的な意味)を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、文献検討を通して、その実践の特徴を説明できる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.グループでの文献購読を通して、これまで学んだ学問的知識を使い、多様な立場から社会の実情を批判的に思考できる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文に向けて興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-04専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 「発達及び心理特性を踏まえた支援教育」を基本テーマとして、卒業研究に取り組む。

<領域>発達心理(発達臨床)、乳幼児心理、子育て支援、特別支援教育、地域発達支援 

<関連機関>保育所、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校など

<キーワード>発達の偏り、発達の遅れ、障害(発達障害を含む)、特性の理解や受け止め、発達及び学習評価、特性に応じた授業改善、校内等支援体制の構築、保護者及び育児支援、保育者及び教師の成長、国際比較(イギリス、フィンランドなど)

 この演習では、卒業研究について、課題設定や文献レビュー、考察のまとめ方、報告の書き方、発表の技術などを発揮する。

◎--- 到達目標 ---◎

テーマについて説明できる。(知識・理解)

テーマの意義について説明できる。(知識・理解)

テーマについて、意見交換できる。(技能)

テーマについて、アイデアを出すことができる。(技能)

テーマについて、批判的に考えることができる。(技能)

テーマを通して、人に興味をもつことができる。(態度・志向性)

テーマについて、考えようとすることができる。(態度・志向性)

テーマで社会について考える意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 プレゼンの資料を事前にメールで送るので、読んで検討点を整理する。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験をしない科目であることから、ほぼ完璧な出席と発表、および提出レポート(8割)によって判断する。また、毎時間ごとに記入する演習コメントシートをもとにしたディスカッションへの参加(2割)も加味する。

◎--- テキスト ---◎

 使用しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 演習の進め方①(テーマ設定,文献や資料の収集と分析など)3 演習の進め方②(プレゼンテーションとディスカッションについて)4 報告・討議15 報告・討議26 報告・討議37 報告・討議48 報告・討議59 報告・討議610 報告・討議711 報告・討議812 報告・討議913 最終報告・討議114 最終報告・討議215 まとめ

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2019-1080000011-04専門演習Ⅲ

徳永 豊

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.テーマについて説明できる。 (A-2)

2.テーマの意義について説明できる。 (A-3)

3.テーマについて、意見交換できる。 (B-1)

4.テーマについて、アイデアを出すことができる。 (B-2)

5.テーマについて、批判的に考えることができる。 (B-3)

6.テーマを通して、人に興味をもつことができる。 (C-1)

7.テーマについて、考えようとすることができる。 (C-2)

8.テーマで社会について考える意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-05専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 精神保健医療福祉の領域では、近年、実証的な根拠に基づく援助が重視されている。この領域で働く心理専門職にも、対人援助の専門的スキルに加えて、最新の研究成果を活用するスキルが求められるようになった。 本演習では、最新の研究成果の習得を目的として、卒業研究・卒業レポートの指導を行う。専門演習Ⅰ、Ⅱで身につけたアカデミック・スキルをもとにして、各自の研究計画を立案し、遂行してもらう。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・実証的な根拠に基づく卒業研究を行うため、普段から論文を読み、問題点をまとめ、不明な専門的知識については自発的に学ぶ学習態度が求められる。・英文読解や英会話の独習が求められる。・ソーシャルメディアを用いた積極的なゼミ内交流が求められる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

卒業論文または卒業レポートの準備状況が評価の基準となる。卒業研究・卒業レポートの計画(50%)や発表内容(50%)について、総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

松井豊 2010 心理学論文の書き方 河出書房新社(ISBN: 978-4-309-24522-5)

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本演習は、基本的に公認心理師を目指す学生を対象とする。(2)本演習の受講生には、卒業論文(卒業研究を選択した場合)もしくは卒業レポート(卒業研究を選択しない場合)の提出を求める。(3)PCやネットを積極的に活用するため、自前のPCとスマートフォンを準備することが望ましい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 グループワーク3 グループワーク4 グループワーク5 グループワーク6 グループワーク7 グループワーク8 グループワーク9 グループワーク10 グループワーク11 グループワーク12 グループワーク13 グループワーク14 グループワーク15 まとめ

◎--- URL ---◎

Yahoo!/Google検索「長江研究室」(http://researchmap.jp/nobukazu_nagae/)

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2019-1080000011-05専門演習Ⅲ

長江 信和

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-06専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅲでは,3年次での専門演習Ⅰ・Ⅱの内容を踏まえ,卒業研究のテーマをさらに具体化するとともに,教育学とくに教育社会学的研究の方法論について深く学ぶことを目指す。 具体的には,下記の内容である。第一に,専門演習Ⅱに引き続き,受講生の研究関心に応じた文献収集・要約を通して,教育学とくに教育社会学の研究方法についてさらに深く学び,受講生自身の研究方法論を確立していくことを目指す。第二に,卒業研究構想を,受講生自身がさらに深めるために,調査・分析など具体的な研究を行う。 なお,各回においては,発表担当者がレジュメを作成して発表を行い,その内容について全体での討論を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学および教育社会学の理論を理解し、教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会の課題を発見し,課題解決のための提言を行うことができる。(技能)

共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

文献やゼミ内での多様な考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や社会における新たな課題に取り組むための新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前学習:①文献輪読においては,あらかじめ当該箇所を読んで,内容を理解しておく。②研究関心および研究構想の発表においては,文献収集に取り組み,レジュメ作成を行う。事後学習:①文献輪読においては,討論内容を踏まえ,授業内容を復習する。②研究関心および研究構想の発表においては,討論内容を踏まえ,次の発表に役立てる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

1.成績評価基準:各到達目標について,下記方法によって達成度を評価する。2.成績評価方法:下記にもとづき総合的に評価する。(1)発表(レジュメ作成および口頭発表)は,指定された回数を行うことを最低要件とする。(2)授業中の質問等,授業への積極的参加をしていること。なお,本科目は演習であるため,完全な出席をもとめる。

◎--- テキスト ---◎

授業開始時に指定する。

◎--- 参考書 ---◎

適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

1.授業には主体的に参加すること。2.日頃より,教育の時事問題について理解を深めるよう努力すること。3.自ら研究課題を発見し,それを深めるよう努力すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:授業の進め方の説明2.研究計画の発表①3.研究計画の発表②4.研究計画の発表③5.研究計画の発表④6.中間報告(その1)7.研究計画の発表⑤8.研究計画の発表⑥9.研究計画の発表⑦10.研究計画の発表⑧11.中間報告(その2)12.研究計画の発表⑨13.研究計画の発表⑩14.研究計画の発表⑪15.研究計画の発表⑫/総括*本授業計画は,受講生の研究計画および進捗状況により変更することがある。

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2019-1080000011-06専門演習Ⅲ

藤田 由美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学および教育社会学の理論を理解し、教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会の課題を発見し,課題解決のための提言を行うことができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.文献やゼミ内での多様な考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や社会における新たな課題に取り組むための新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-07専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅰ・Ⅱで習得した論文精読やスキルをもとに,各自がテーマを設定し,研究・実践活動を進めていく。また、発表・質疑・討論の技能を更にスキルアップし,各自の進路に役立つようにしていただきたい。 受講にあたっては,自分の研究テーマについて,計画的に取り組むこと。また,オフィスアワー等の時間を積極的に活用すること。(個別の相談や指導を受ける際には,事前にメール等で連絡すること)

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。(知識・理解)

聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。(技能)

自分の研究テーマについて、問題と目的を明らかにし、その方法を設定できる。(技能)

自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。(技能)

人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・発表の有無にかかわらず,日頃から論文等の文献を収集し,各自のテーマについて理解を深めておくこと。(120分)・積極的に担当教員を活用し,指導・助言を受けること。(その際は,事前にアポイントを取っておくこと)。・発表のレジュメは、事前に担当教員にメール等で送り、チェックを受けること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 発表およびレポート(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)で評価を行う。欠席は、評価の減点の対象となる。 発表およびレポートの評価基準は、到達目標にあげた視点から、いかに説得力のある説明ができたかということとする。

◎--- テキスト ---◎

資料等を適宜配布する。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.研究計画発表と討論3.研究計画発表と討論4.研究計画発表と討論5.研究計画発表と討論6.研究計画発表と討論7.研究計画発表と討論8.研究計画発表と討論9.研究計画発表と討論10.研究計画発表と討論11.研究計画発表と討論12.研究計画発表と討論13.研究計画発表と討論14.研究計画発表と討論15.まとめ

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2019-1080000011-07専門演習Ⅲ

松永 邦裕

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。 (A-2)

2.教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。 (A-3)

3.聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。 (B-1)

4.自分の研究テーマについて、問題と目的を明らかにし、その方法を設定できる。 (B-2)

5.自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。 (B-3)

6.人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。 (C-2)

8.教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-08専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅲでは,専門演習Ⅰ・Ⅱで培ったスキルを土台にしながら,それを完成に向けて更に進化させる。 具体的には,「自分で設定したテーマ(課題)」ついて,引き続き「調べる」,「まとめる」,「発表する」のプロセスを繰り返す。そして,最終的に設定したテーマについて<自分のことばで何か提案すること>をめざす。そのためには,1)テーマに関する基本的な知識量を更に増やすこと,2)他者が読んで理解できる文章を書くことが出来ること,3)(思いつきではなく)筋道に則って考えること,4)建設的なディスカッションが行えること,が必要になる。 特に,2)については,書きながらスキルを磨くことが求められる。4)については,発表者と他受講生が,丁寧に,しっかりとやりとりしながら論が展開していくことが望まれる。専門演習の持ち味(複数の受講生がいること)を活かし,他の受講生の発表の際には発表者の研究内容が更に豊かなものになるよう,積極的にディスカッションに貢献する姿勢を,これまで同様心がけよう。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見やアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。(技能)

共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。(技能)

「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 自分で設定したテーマについて,これまで同様情報収集に努めること(情報内容の精査),発表にあたっては入念な準備をしておくこと,発表後はプレゼンテーションでの議論をもとに,自身の研究内容について再検討すること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

出席,発表,ディスカッションへの貢献度,提出物を総合して判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。各自選択したテーマに関する文献は,適宜紹介する。

◎--- 参考書 ---◎

白井利明・高橋一郎著(2008)よくわかる卒論の書き方,ミネルヴァ書房

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 完全出席を前提に(無断欠席厳禁),レジュメを作成し発表すること,ディスカッションに参加すること,提出物の期限を守ること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000011-08専門演習Ⅲ

村上 久美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。 (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見やアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (A-3)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。 (B-3)

6.「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-09専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅲは、卒業論文のテーマを各自報告することに主眼を置く。 まずは、卒論テーマの設定。教育・臨床心理専攻で、指導教員が教育学を専攻していることから、テーマは教育に関するものが望ましい。だが、狭義の教育学にこだわる必然はなく、教育を通して広く社会や人間に関するテーマを設定しても構わない。 次に先行研究の分析。卒論のテーマを設定したなら、そのテーマに関する先行研究を、書籍や紀要などから蒐集し、自らのオリジナリティーを打ち出す。それが卒論の課題となる。 ゼミ報告の順番が来たなら、逐次書きあげたものを報告していく。 そして結果的に卒論の完成を目指す。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている(態度・志向性)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる(知識・理解)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 卒論に関する著書、論文等を読む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 出席は当然ながら、ゼミ報告での事前の準備状況や、他のゼミ生の報告へのアドバイスなどゼミへの積極的な参画を評価の基準とする。

◎--- テキスト ---◎

指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 自分の報告さえしていればいいという態度は許容されない。ゼミは、ゼミ生全員で相互に高め合うものであること。そのためには、相互の批評、批判が重要であることを常に念頭に置いておくこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1)ガイダンス2)報告と討議3)報告と討議4)報告と討議5)報告と討議6)報告と討議7)報告と討議8)報告と討議9)報告と討議10)報告と討議11)報告と討議12)報告と討議13)報告と討議14)報告と討議15)報告と討議

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2019-1080000011-09専門演習Ⅲ

勝山 吉章

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

3. 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。  (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

5.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている (C-2)

6.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる (A-3)

7.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-10専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、「青年期・成人期の心理的援助」「キャリア発達心理学/キャリアカウンセリング」を基本テーマとして、卒業研究に向けた作業を進める。具体的には、青年期・成人期の発達課題や現実適応にかかる諸問題について、メンタルヘルスやライフキャリア(ポジティブヘルス)の観点から理解を深め、心理的援助の視点を養うことを目指す。専門演習Ⅲでは、卒業研究の題目を決定し、各自の研究方法論にもとづいてデータ収集・分析を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表の有無にかかわらず、日頃から論文等の文献を収集し、各自のテーマについて理解を深めておくこと(90分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習における発言および内容、グループワークやディスカッションにおける積極性や協調性など授業への貢献を評価の中心とする。評価の割合は、発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

白井利明・高橋一郎 (著)「よくわかる卒論の書き方」2013年,ミネルヴァ書房ISBN: 978-4623065721

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 演習科目のため,完全な出席を前提とする(無断欠席厳禁)。やむを得ない事情が発生した場合は,原則として事前の報告・連絡・相談を徹底すること。 研究課題の「問い」は自己に向けたものでもある。ゼミ生は、自身も青年期という発達段階にあり、進路選択の当事者であることを意識して、体験からも多くを学んでほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論(研究テーマの検討)3 発表と討論(研究テーマの検討)4 発表と討論(研究方法論の検討)5 発表と討論(研究方法論の検討)6 発表と討論(研究方法論の検討)7 発表と討論(データ収集と分析)8 発表と討論(データ収集と分析)9 発表と討論(データ収集と分析)10 発表と討論(データ収集と分析)11 発表と討論(データ収集と分析)12 発表と討論(結果の吟味と考察)13 発表と討論(結果の吟味と考察)14 発表と討議(結果の吟味と考察)15 まとめ

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2019-1080000011-10専門演習Ⅲ

坂本 憲治

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-2)

2.キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 187: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000011-11専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、専門演習Ⅱにおいて設定した研究計画に沿って作業を進めていく。また、そのために必要なスキル(臨床心理学研究論文の書き方、調査方法、統計法など)を、自らの作業や他者の研究計画発表を通してさらに磨いていく。 研究の進行過程では、全体検討のほか、適宜教員の個別指導を盛り込む。

◎--- 到達目標 ---◎

個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。(知識・理解)

研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。(知識・理解)

ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。(技能)

自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。(技能)

研究目的に沿った研究計画を策定することができる。(技能)

ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。(態度・志向性)

研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

ゼミレポートまたは卒業論文の作成。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

研究の中間発表および進行状況を総合的に判断して評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

授業時間外を有効に利用して計画的に作業を進めていくこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1. オリエンテーション2. 文献講読(1)3. 文献講読(2)4. 文献講読(3)5. 体験学習(1)6. 体験学習(2)7. 体験学習(3)8. 体験学習(4)9. 体験学習(5)10. グループ・ディスカッション(1)11. グループ・ディスカッション(2)12. グループ・ディスカッション(3)13. グループ・ディスカッション(4)14. グループ・ディスカッション(5)15. まとめ

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2019-1080000011-11専門演習Ⅲ

本山 智敬

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。 (A-2)

2.研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。 (A-3)

3.ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。 (B-2)

5.研究目的に沿った研究計画を策定することができる。 (B-3)

6.ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。 (C-1)

7.研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

8.研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-12専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、主としてジェンドリンの体験過程理論とフォーカシングを取り上げ、その理論と実践を検討する。テキストや論文を読んで討論を行うだけでなく、個別の体験も重視する。 卒業研究(卒業研究を履修しない者は卒業レポート)のテーマに沿って、先行研究のレビュー、研究デザインの検討、調査の実施などを行う。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学的課題を先行研究との関連から検討することができる。(知識・理解)

カウンセリングと心理療法の主な理論を理解している。(知識・理解)

カウンセリングの体験に基づいて、自己理解を深めることができる。(技能)

臨床心理学の研究データを収集するための準備ができる。(技能)

臨床心理学の先行研究のレビューから、具体的な研究課題を選択できる。(技能)

多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。(態度・志向性)

臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。(態度・志向性)

臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

発表のための準備は入念に行うこと。(60分)授業中に指摘を受けた点や授業中のディスカッションによって示唆を受けた部分は修正を行うこと。授業内で実習を行った場合には、その体験を整理しておくこと。自分の体験を記録し、言葉にする作業が重要なので、授業時間以外にも積極的にさまざまな体験を行うこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容と討論、演習への参加の積極性(60%)とレポート(40%)によって評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

指定しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000011-12専門演習Ⅲ

田村 隆一

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学的課題を先行研究との関連から検討することができる。 (A-2)

2.カウンセリングと心理療法の主な理論を理解している。 (A-3)

3.カウンセリングの体験に基づいて、自己理解を深めることができる。 (B-1)

4.臨床心理学の研究データを収集するための準備ができる。 (B-2)

5.臨床心理学の先行研究のレビューから、具体的な研究課題を選択できる。 (B-3)

6.多様な価値観や感じ方を有する人に対して、肯定的な関心を向けている。 (C-1)

7.臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。 (C-2)

8.臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-13専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 卒業論文は、個人戦ではなく、団体戦だといえる。この演習では、卒業論文にむけた調査と執筆の進捗状況を報告しあう。お互いの報告に対して学びあうことで、共同でよりよい卒業論文にしあげていく。足並みを揃えて、前期中に全員が調査を開始できるように準備をすすめていく。 

◎--- 到達目標 ---◎

アカデミックスキルズを活用して調べ学習ができる。(技能)

先行研究をきちんと読み込むことができる。(技能)

ほかのゼミ生の発表に対して建設的な意見を述べることができる。(知識・理解)

ゼミを円滑に運営するために現状を分析し、改善にむけた提案を行うことができる。(技能)

卒業論文にむけて先行研究を批判的に検討することができる。(知識・理解)

卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活する。(態度・志向性)

仲間や後輩と学びあい・支え合う関係を築くことができる。(態度・志向性)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・各自で、先行研究を読み込むこと。・各自で、調査を実施すること。・各自で、卒業論文の執筆を行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表に対する準備状況と内容、質疑応答、グループ活動での貢献度、後輩に対する支援や助言等によって評価する。

◎--- テキスト ---◎

・適宜、資料を提示する。

◎--- 授業計画 ---◎

1 ガイダンス 2 先輩の卒業論文を読む①3 先輩の卒業論文を読む②4 先輩の卒業論文を読む③5 卒業論文の進捗状況報告1巡目①6 卒業論文の進捗状況報告1巡目②7 卒業論文の進捗状況報告1巡目③8 卒業論文の進捗状況報告2巡目①9 卒業論文の進捗状況報告2巡目②10 卒業論文の進捗状況報告2巡目③11 卒業論文の進捗状況報告3巡目①12 卒業論文の進捗状況報告3巡目②13 卒業論文の進捗状況報告4巡目①14 卒業論文の進捗状況報告4巡目②15 卒業論文の進捗状況報告4巡目③ 

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2019-1080000011-13専門演習Ⅲ

添田 祥史

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.アカデミックスキルズを活用して調べ学習ができる。 (B-2)

2.先行研究をきちんと読み込むことができる。 (B-1)

3.ほかのゼミ生の発表に対して建設的な意見を述べることができる。 (A-3)

4.ゼミを円滑に運営するために現状を分析し、改善にむけた提案を行うことができる。 (B-3)

5.卒業論文にむけて先行研究を批判的に検討することができる。 (A-2)

6.卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活する。 (C-1)

7.仲間や後輩と学びあい・支え合う関係を築くことができる。 (C-2)

8.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000011-14専門演習Ⅲ

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

伊藤 亜希子

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、専門演習Ⅰ・Ⅱを通してテーマ設定した卒業論文の執筆に向け、論文構成を固めていくことを目指す。自分の論じたいテーマを説得的に論じるために、どのような章構成にしていくべきかを検討し、毎回の授業で発表及び討論を行っていく。それを通して、卒業論文の最終的な章構成を決定し、各章を書き進め、その進捗状況及び内容についても授業で報告する。

◎--- 到達目標 ---◎

これまで獲得した教育学の基礎的理論から今日的教育課題について説明することができる。(知識・理解)

一生涯を通した学びや育ちを支える支援について教育学的見地から説明することができる。(知識・理解)

演習内でのディスカッションにおいて、他の受講生の意見に耳を傾け、コミュニケーションをとることができる。(技能)

自身の関心から捉えた今日的教育課題の課題解決に向け、その解決策を示すことができる。(技能)

今日的教育課題について多文化共生の視点から批判的に検討することができる。(技能)

今日の共生社会に生きる多様な「人」に興味を持ち、さまざまな考えを受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

今日的教育課題に接近し、取り組むために、それに関わる新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

これまで獲得した教育学の知識を踏まえ、主体的に共生社会の担い手となろうとする意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 演習での発表に向けた文献講読、レジュメ作成等が予習課題となる(90分)。演習の時間に討論でうまく説明できなかったこと、回答できなかったこと、他者からのコメントを振り返り、自身でその都度整理をすることを復習として求める(60分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 到達目標に従い、発表内容、演習内での討論への参加度、レポート内容等を総合的に評価する。 併せて、自身の卒業論文を説得的に論ずるために明瞭な章構成を確定することができたかという点も評価基準とする。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 各自、卒業論文のテーマとして設定した内容について深めていけるように、メディアの情報、関連の学術図書・論文の収集・講読を積極的に進めること。 個人として卒業論文の完成を目指すことはもとより、ゼミの一員として他のメンバーの卒業論文をより良くしていくために他のメンバーの研究内容についても積極的に議論する姿勢を求める。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:演習の進め方について2.発表と討論3.発表と討論4.発表と討論5.発表と討論6.発表と討論7.発表と討論8.発表と討論9.発表と討論10.発表と討論11.発表と討論12.発表と討論13.発表と討論14.発表と討論15.まとめ

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2019-1080000011-14専門演習Ⅲ

伊藤 亜希子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.これまで獲得した教育学の基礎的理論から今日的教育課題について説明することができる。 (A-2)

2.一生涯を通した学びや育ちを支える支援について教育学的見地から説明することができる。 (A-3)

3.演習内でのディスカッションにおいて、他の受講生の意見に耳を傾け、コミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.自身の関心から捉えた今日的教育課題の課題解決に向け、その解決策を示すことができる。 (B-2)

5.今日的教育課題について多文化共生の視点から批判的に検討することができる。 (B-3)

6.今日の共生社会に生きる多様な「人」に興味を持ち、さまざまな考えを受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.今日的教育課題に接近し、取り組むために、それに関わる新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.これまで獲得した教育学の知識を踏まえ、主体的に共生社会の担い手となろうとする意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-01専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

植上 一希

◎--- 概要 ---◎

本演習ではこれまでに学んだ知識やスキルを基盤として社会と向き合う方法論を身につけることを目的とする。 具体的には、1)それぞれの問題関心を先行研究のレビューを通じて明らかにする、2)量的・質的調査の方法論を学ぶ、3)問題関心に適したフィールドに出て、量的・質的いずれかの方法による調査を行う、4)卒業研究論文にまとめることを行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。(知識・理解)

自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。(知識・理解)

他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。(技能)

複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。(態度・志向性)

社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。(態度・志向性)

民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 自身の研究についての報告を毎回課すので、予習として必ず研究の進行状況をまとめること。また、演習中に指示された点について復習として必ず補っておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験を行わない科目であることから、発表に対する準備状況と内容、発表者の提起した討論に対する貢献、提出論文によって判断する。

◎--- テキスト ---◎

とくになし。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:卒業研究論文執筆要領2.研究倫理3.調査・観察の経過報告14.調査・観察の経過報告25.調査・観察の経過報告36.調査・観察の経過報告47.調査・観察の経過報告58.調査・観察の経過報告69.先行研究レビュー報告110.先行研究レビュー報告211.先行研究レビュー報告312.先行研究レビュー報告413.先行研究レビュー報告514.先行研究レビュー報告615.まとめ:卒業研究論文講評

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2019-1080000012-01専門演習Ⅳ

植上 一希

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学の基本的な知識、方法を理解し、それを用いて自身の問題関心を記述することができる。 (A-2)

2.自身のキャリア形成ならびに他者のキャリア形成に関する基本的な知識を理解し、それを説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見を傾聴し、自身の意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会現実の課題を発見し、学問的知識を用いながら、批判的に考察することができる。 (B-2)

5.複雑化する社会の実情について、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.身近な事象に対して興味関心をもち、学問的なアプローチをする志向性を有する。 (C-1)

7.社会現実の課題を発見し、それを解決するために、学問的な知識を用いて発信する姿勢を獲得する。 (C-2)

8.民主主義社会の担い手として、主体的に参加する意欲を有する。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-02専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

高妻 紳二郎

◎--- 概要 ---◎

この演習では、希望により教育実習予定班と教育学探究班のふたつを組織する。教育実習予定班:小学校・中学校・高校で授業することを想定して、指導案(30分~45分の略案)を作成し、模擬授業を行う。教材研究や授業方法、板書計画をはじめ、教える立場に立つとはどういうことかを身をもって体験・自覚する。模擬授業担当者以外の学生は児童生徒としての立場からノートを取りつつ、授業評価を行う。 教育学探究班:自分が研究したい教育学関連テーマを前期で決定し、文献収集や卒業論文作成に向けて思考内容の構造化を進めていく。そのプロセスで各自が読書メモを作成しつつ、定期的にゼミ内でプレゼンテーションを行う。このほか教育実習予定班の学生の模擬授業の評価業務にあたる。

◎--- 到達目標 ---◎

学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。(知識・理解)

様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。(知識・理解)

人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。(技能)

単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。(技能)

様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。(技能)

多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。(態度・志向性)

教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業内外で示された課題について随時メールにて報告することを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

各自が模擬授業を担当するにあたっての準備状況、授業の強み・弱み、参加度、レポート及び研究姿勢を総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。ただし、各自、小、中、高校時代の教科書を持ち寄ること。もしくはA棟809研究室所蔵の現行教科書を参照すること。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

教育時事について定期的なチェックを行いファイリングすること。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 オリエンテーション~教育研究と教育実践の関連性 第2回 教育課題に関する討論(前期の振り返り)第3回 教材・単元の選定、学習指導案作成の注意点(再確認)第4回 模擬授業・討論(中学校社会・歴史)第5回 模擬授業・討論(中学校社会・地理)第6回 模擬授業・討論(中学校社会・公民) 第7回 模擬授業・討論(小学校低学年)第8回 模擬授業・討論(小学校中学年)第9回 模擬授業・討論(小学校高学年) 第10回 教育課題発表・討論(学校教育をめぐって)第11回 教育課題発表・討論(教員をめぐって) 第12回 教育課題発表・討論(教育環境をめぐって)第13回 教育課題発表・討論(家庭、地域社会をめぐって)第14回 教育課題発表・討論(教育政策をめぐって)第15回 まとめ

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2019-1080000012-02専門演習Ⅳ

高妻 紳二郎

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.学校現場の現状や教育課題の諸相を説明できる。 (A-2)

2.様々な個性を持つ児童生徒や他者への関わり方を説明できる。 (A-3)

3.人の発表を聞き、柔軟に受け入れて、かつアドバイスができる。 (B-1)

4.単元を選び学習指導案を作成し授業実践できるか、もしくは選択した教育課題に関して問題の所在をプレゼンテーションできる。 (B-2)

5.様々な課題解決策について硬軟織り交ぜて提案することができる。 (B-3)

6.多くの教育課題の中から自ら選択し研究しようとする姿勢を持っている。 (C-1)

7.新しい方策、スキルを積極的に身に付けようとしている。 (C-2)

8.教育の将来について展望を持ち、具体的なビジョンを持とうとしている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-03専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・2時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、卒業論文の完成に向けて、その内容の精査を行っていく。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、卒業論文の執筆内容を報告していくことで、その内容を精査させていく作業が中心となる。

◎--- 到達目標 ---◎

自らの卒業論文の内容について、その特徴や教育学的な意味を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、自らの卒業論文での学びを通して、そのあり方を説明することができる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

卒業論文の執筆を通して、多様な立場を認識し、社会の実情を批判的に考えることができる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文のテーマとして興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、内容的に精査された卒業論文を完成させることとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000012-03専門演習Ⅳ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.自らの卒業論文の内容について、その特徴や教育学的な意味を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、自らの卒業論文での学びを通して、そのあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.卒業論文の執筆を通して、多様な立場を認識し、社会の実情を批判的に考えることができる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文のテーマとして興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-04専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 「発達及び心理特性を踏まえた支援教育」を基本テーマとして、卒業研究をまとめる。

<領域>発達心理(発達臨床)、乳幼児心理、子育て支援、特別支援教育、地域発達支援 

<関連機関>保育所、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校など

<キーワード>発達の偏り、発達の遅れ、障害(発達障害を含む)、特性の理解や受け止め、発達及び学習評価、特性に応じた授業改善、校内等支援体制の構築、保護者及び育児支援、保育者及び教師の成長、国際比較(イギリス、フィンランドなど)

 この演習では、卒業研究について、考察のまとめ方、報告の書き方のスキルを活用し、報告書をまとめる。

◎--- 到達目標 ---◎

テーマについて説明できる。(知識・理解)

テーマの意義について説明できる。(知識・理解)

テーマについて、意見交換できる。(技能)

テーマについて、アイデアを出すことができる。(技能)

テーマについて、批判的に考えることができる。(技能)

テーマを通して、人に興味をもつことができる。(態度・志向性)

テーマについて、考えようとすることができる。(態度・志向性)

テーマで社会について考える意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 プレゼンの資料を事前にメールで送るので、読んで検討点を整理する。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験をしない科目であることから、ほぼ完璧な出席と発表、および提出レポート(8割)によって判断する。また、毎時間ごとに記入する演習コメントシートをもとにしたディスカッションへの参加(2割)も加味する。

◎--- テキスト ---◎

 使用しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 演習の進め方①(テーマ設定,文献や資料の収集と分析など)3 演習の進め方②(プレゼンテーションとディスカッションについて)4 報告・討議15 報告・討議26 報告・討議37 報告・討議48 報告・討議59 報告・討議610 報告・討議711 報告・討議812 報告・討議913 最終報告・討議114 最終報告・討議215 まとめ

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2019-1080000012-04専門演習Ⅳ

徳永 豊

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.テーマについて説明できる。 (A-2)

2.テーマの意義について説明できる。 (A-3)

3.テーマについて、意見交換できる。 (B-1)

4.テーマについて、アイデアを出すことができる。 (B-2)

5.テーマについて、批判的に考えることができる。 (B-3)

6.テーマを通して、人に興味をもつことができる。 (C-1)

7.テーマについて、考えようとすることができる。 (C-2)

8.テーマで社会について考える意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-05専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 精神保健医療福祉の領域では、近年、実証的な根拠に基づく援助が重視されている。この領域で働く心理専門職にも、対人援助の専門的スキルに加えて、最新の研究成果を活用するスキルが求められるようになった。 本演習では、最新の研究成果の習得を目的として、卒業研究・卒業レポートの指導を行う。専門演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで身につけたアカデミック・スキルをもとにして、各自の研究計画を立案し、遂行してもらう。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・実証的な根拠に基づく卒業研究を行うため、普段から論文を読み、問題点をまとめ、不明な専門的知識については自発的に学ぶ学習態度が求められる。・英文読解や英会話の独習が求められる。・ソーシャルメディアを用いた積極的なゼミ内交流が求められる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

卒業論文または卒業レポートの進捗状況が評価の基準となる。卒業研究・卒業レポートの計画(50%)や発表内容(50%)について、総合的に評価する。

◎--- テキスト ---◎

松井豊 2010 心理学論文の書き方 河出書房新社(ISBN: 978-4-309-24522-5)

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)本演習は、基本的に公認心理師を目指す学生を対象とする。(2)本演習の受講生には、卒業論文(卒業研究を選択した場合)もしくは卒業レポート(卒業研究を選択しない場合)の提出を求める。(3)PCやネットを積極的に活用するため、自前のPCとスマートフォンを準備することが望ましい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 オリエンテーション2 グループワーク3 グループワーク4 グループワーク5 グループワーク6 グループワーク7 グループワーク8 グループワーク9 グループワーク10 グループワーク11 グループワーク12 グループワーク13 グループワーク14 グループワーク15 まとめ

◎--- URL ---◎

Yahoo!/Google検索「長江研究室」(http://researchmap.jp/nobukazu_nagae/)

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2019-1080000012-05専門演習Ⅳ

長江 信和

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-06専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅳでは,本学科での学びの集大成として,卒業研究を完成させるために,教育学や教育社会学についての学びを,自らの研究テーマを通してさらに深めることを目指す。 具体的には,下記の内容である。第一に,専門演習Ⅲで獲得させた研究方法を用いて,自ら選択した研究テーマについて,調査・分析を詳細に行い,研究結果をまとめることを目指す。第二に,卒業研究の成果を,卒業論文としてまとめる。第三に,卒業研究成果を,学科で実施する報告会にて発表するための方法論を学び,実践する。 なお,各回においては,発表担当者がレジュメを作成して発表を行い,その内容について全体での討論を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学および教育社会学の理論を理解し、教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や社会の課題を発見し,課題解決のための提言を行うことができる。(技能)

共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

文献やゼミ内での多様な考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や社会における新たな課題に取り組むための新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

事前学習:①文献輪読においては,あらかじめ当該箇所を読んで,内容を理解しておく。②研究関心および研究構想の発表においては,文献収集に取り組み,レジュメ作成を行う。事後学習:①文献輪読においては,討論内容を踏まえ,授業内容を復習する。②研究関心および研究構想の発表においては,討論内容を踏まえ,次の発表に役立てる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

1.成績評価基準:各到達目標について,下記方法によって達成度を評価する。2.成績評価方法:下記にもとづき総合的に評価する。(1)発表(レジュメ作成および口頭発表)は,指定された回数を行うことを最低要件とする。(2)授業中は,質問等,積極的参加を行っていること。なお,本科目は演習であるため,完全な出席をもとめる。

◎--- テキスト ---◎

授業開始時に指定する。

◎--- 参考書 ---◎

適宜紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

1.授業には主体的に参加すること。2.日頃より,教育の時事問題について理解を深めるよう努力すること。3.自ら研究課題を発見し,それを深めるよう努力すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション:授業の進め方の説明2.研究の進捗状況の発表①3.研究の進捗状況の発表②4.研究の進捗状況の発表③5.研究の進捗状況の発表④6.卒業論文指導①7.卒業論文指導②8.卒業論文指導③9.卒業論文指導④10.卒業論文指導⑤11.卒業論文指導⑥12.卒業論文報告の指導①13.卒業論文報告の指導②14.卒業論文報告の指導③15.卒業論文報告の指導④*本授業計画は,受講生の研究計画および進捗状況により変更することがある。

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2019-1080000012-06専門演習Ⅳ

藤田 由美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学および教育社会学の理論を理解し、教育現場や社会の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身につけ,支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴するとともに自らの意見を明確に表現し,コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.教育現場や社会の課題を発見し,課題解決のための提言を行うことができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について,学問的知識を使いながら,多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.文献やゼミ内での多様な考えを,柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や社会における新たな課題に取り組むための新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-07専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

松永 邦裕

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅲに引き続き,文献レビューや調査,実践活動をもとに,各自のテーマについて研究をまとめていく。また、発表・質疑・討論の技能を更にスキルアップし,各自の進路に役立つようにしていただきたい。 受講にあたっては,自分の研究テーマについて,計画的に取り組むこと。また,オフィスアワー等の時間を積極的に活用すること。(個別の相談や指導を受ける際には,事前にメール等で連絡すること)

◎--- 到達目標 ---◎

教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。(知識・理解)

聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。(技能)

自分の研究テーマを、説得力のあるものとしてまとめることができる。(技能)

自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。(技能)

人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・発表の有無にかかわらず,日頃から論文等の文献を収集し,各自のテーマについて理解を深めておくこと。(120分)・積極的に担当教員を活用し,指導・助言を受けること。(その際は,事前にアポイントを取っておくこと)。・発表のレジュメは、事前に担当教員にメール等で送り、チェックを受けること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 発表およびレポート(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)で評価を行う。欠席は、評価の減点の対象となる。 発表およびレポートの評価基準は、到達目標にあげた視点から、いかに説得力のある説明ができたかということとする。

◎--- テキスト ---◎

資料等を適宜配布する。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.中間発表と討論3.中間発表と討論4.中間発表と討論5.中間発表と討論6.中間発表と討論7.研究発表と討論8.研究発表と討論9.研究発表と討論10.研究発表と討論11.研究発表と討論12.研究発表と討論13.研究発表と討論14.研究発表と討論15.まとめ

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2019-1080000012-07専門演習Ⅳ

松永 邦裕

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育現場や臨床現場の問題について、理論的に説明できる。 (A-2)

2.教育現場や臨床現場の問題について、支援の現状と課題を説明することができる。 (A-3)

3.聞き手を引きつけるプレゼンテンションができる。 (B-1)

4.自分の研究テーマを、説得力のあるものとしてまとめることができる。 (B-2)

5.自分の研究の目的について、説得力のある仮説を組み立てることができる。 (B-3)

6.人間の多様性を理解しようとする姿勢をもつ。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場の問題について、教育・医療・福祉等の幅広い視点から理解しようという姿勢をもつ。 (C-2)

8.教育現場や臨床現場に積極的に関わろうとする姿勢をもつ。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-08専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅳでは,専門演習Ⅰ~Ⅲで培ってきたスキルを最大限に活かしながら,ゼミレポートや卒業研究の形でまとめていく。 具体的には,「自分で設定したテーマ(課題)」ついて,これまで調べてきたことやそれに基づき考えたことを総括し,自分のことばで提案する。テーマに関する基本的な知識量が相応あり,それらが整理されているか,他者が読んで理解できる文章を書けているか,筋道に則って考えが展開出来ているか,プレゼンテーションでそれらを伝えられるかどうかなどについて,専門演習Ⅰ~Ⅳでの学びの積み重ねにおいて,受講生それぞれの成長が期待される。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。(技能)

共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。(技能)

「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 専門演習Ⅰから取り組んできたテーマについてまとめるため,最後まで情報収集に努めること,発表にあたっては入念な準備をしておくこと,プレゼンテーションでの議論をもとに自身の研究内容について最終的な整理を行うこと,今後の課題を明確にすること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 出席,発表,ディスカッションへの貢献度,提出物を総合して判断する。

◎--- テキスト ---◎

 特に指定しない。各自選択したテーマに関する文献は,適宜紹介する。

◎--- 参考書 ---◎

白井利明・高橋一郎著(2008)よくわかる卒論の書き方,ミネルヴァ書房

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 完全出席を前提に(無断欠席厳禁),レジュメを作成し発表すること,ディスカッションに参加すること,提出物の期限を守ること。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000012-08専門演習Ⅳ

村上 久美子

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を活用しながら、社会における諸相を多角的にとらえることができる。 (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自分の考えやアイディアも表現しながら、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (A-3)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリアを支援するために、演習を通してそれに関する知識や支援のあり方の基本事項について説明することができる。 (B-1)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイディアについて考えることができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、授業で学んだことを活用しながら、多様な立場から考えることができる。 (B-3)

6.「人」に関心を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.教育現場や臨床現場など社会における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

8.共生社会の担い手として社会を創造していく主体者として、主体的に社会に参加する意欲や態度を培う。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-09専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

 専門演習Ⅳは、専門演習Ⅲを引き継いで卒業論文のテーマを報告する。 まずは、卒論テーマの設定。教育・臨床心理専攻で、指導教員が教育学を専攻していることから、テーマは教育に関するものが望ましい。だが、狭義の教育学にこだわる必然はなく、教育を通して広く社会や人間に関するテーマを設定しても構わない。 次に先行研究の分析。卒論のテーマを設定したなら、そのテーマに関する先行研究を、書籍や紀要などから蒐集し、自らのオリジナリティーを打ち出す。それが卒論の課題となる。 ゼミ報告の順番が来たなら、逐次書きあげたものを報告していく。 そして結果として卒論の完成を目指す。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている(態度・志向性)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 卒論に関する著書、論文等を読む。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 出席は当然ながら、ゼミ報告での事前の準備状況や、他のゼミ生の報告へのアドバイスなどゼミへの積極的な参画を評価の基準とする。

◎--- テキスト ---◎

指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 自分の報告さえしていればいいという態度は許容されない。ゼミは、ゼミ生全員で相互に高め合うものであること。そのためには、相互の批評、批判が重要であることを常に念頭に置いておくこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1)ガイダンス2)報告と討議3)報告と討議4)報告と討議5)報告と討議6)報告と討議7)報告と討議8)報告と討議9)報告と討議10)報告と討議11)報告と討議12)報告と討議13)報告と討議14)報告と討議15)報告と討議

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2019-1080000012-09専門演習Ⅳ

勝山 吉章

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる (A-2)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

3.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

4.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

5.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

6.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている (C-2)

7.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-10専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、「青年期・成人期の心理的援助」「キャリア発達心理学/キャリアカウンセリング」を基本テーマとして、卒業研究に向けた作業を進める。具体的には、青年期・成人期の発達課題や現実適応にかかる諸問題について、メンタルヘルスやライフキャリア(ポジティブヘルス)の観点から理解を深め、心理的援助の視点を養うことを目指す。専門演習Ⅳでは、収集したデータ分析にもとづいて結果・考察をまとめ、適切な報告(文章化と言語化)を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。(知識・理解)

キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 発表の有無にかかわらず、日頃から論文等の文献を収集し、各自のテーマについて理解を深めておくこと(90分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 演習における発言および内容、グループワークやディスカッションにおける積極性や協調性など授業への貢献を評価の中心とする。評価の割合は、発表内容(50%)、授業への参加態度・討論への積極性(50%)。欠席は減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

白井利明・高橋一郎 (著)「よくわかる卒論の書き方」2013年,ミネルヴァ書房ISBN: 978-4623065721

◎--- 参考書 ---◎

 1)松井豊(2010)改訂新版 心理学論文の書き方-卒業論文や修士論文を書くために.河出書房新社. ISBN978-4309245225 2)板口典弘・山本健太郎(2017)『心理学レポート・論文の書き方:演習課題から卒論まで』、講談社. ISBN 978-4061548091

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 演習科目のため、完全な出席を前提とする(無断欠席厳禁)。やむを得ない事情が発生した場合は、報告・連絡・相談を徹底すること。 研究課題の「問い」は自己に向けたものでもある。ゼミ生は、自身も青年期という発達段階にあり、進路選択の当事者であることを意識して、体験からも多くを学んでほしい。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論(結果と考察の検討)3 発表と討論(結果と考察の検討)4 発表と討論(結果と考察の検討)5 発表と討論(研究報告書の作成)6 発表と討論(研究報告書の作成)7 発表と討論(研究報告書の作成)8 発表と討論(研究報告書の作成)9 発表と討論(研究報告書の作成)10 発表と討論(研究報告書の作成)11 発表と討論(研究発表と議論)12 発表と討論(研究発表と議論)13 発表と討論(研究発表と議論)14 発表と討議(研究発表と議論)15 まとめ

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2019-1080000012-10専門演習Ⅳ

坂本 憲治

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明できる。 (A-2)

2.キャリア形成に関する知識を身につけ、支援のあり方を説明できる。 (A-3)

3.他者の意見に傾聴し、自らの意見を表現するなど、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

4.地域社会や組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。 (B-3)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.現代社会における新たな課題を解決するために、最新の知識・技能を学ぼうとする態度を有している。 (C-2)

8.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画しようという意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

Page 215: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000012-11専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:月・4時限  試験時間割:定期試験なし  

本山 智敬

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、専門演習Ⅲに引き続き、自ら設定した研究計画に沿って作業を進めていく。また、そのために必要なスキル(臨床心理学研究論文の書き方、調査方法、統計法など)を、自らの作業や他者の研究計画発表を通してさらに磨いていく。 研究の進行過程では、適宜担当教員の個別指導を盛り込む。

◎--- 到達目標 ---◎

個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。(知識・理解)

研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。(知識・理解)

ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。(技能)

自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。(技能)

研究目的に沿った研究計画を策定することができる。(技能)

ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。(態度・志向性)

研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

ゼミレポートまたは卒業論文の作成。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 研究に取り組む態度、完成した研究の内容を総合的に判断して評価する。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

授業時間外を有効に利用して計画的に作業を進めていくこと。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回:オリエンテーション第2回:発表およびディスカッション第3回:発表およびディスカッション第4回:発表およびディスカッション第5回:発表およびディスカッション第6回:発表およびディスカッション第7回:発表およびディスカッション第8回:発表およびディスカッション第9回:発表およびディスカッション第10回:発表およびディスカッション第11回:発表およびディスカッション第12回:発表およびディスカッション第13回:発表およびディスカッション第14回:発表およびディスカッション第15回:総括

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2019-1080000012-11専門演習Ⅳ

本山 智敬

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.個人作業やディスカッションを重ねながら、自分なりの研究テーマを設定することができる。 (A-2)

2.研究を通して、他者への支援について自分なりの考えを持つことができる。 (A-3)

3.ゼミの人たちと円滑にコミュニケーションをとることができる。 (B-1)

4.自ら設定した研究テーマに関し、問題の設定とそれに基づいた研究目的を明確に示すことができる。 (B-2)

5.研究目的に沿った研究計画を策定することができる。 (B-3)

6.ディスカッションを通して他者の意見に耳を傾けることができる。 (C-1)

7.研究を通して新たな知識や技能を積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

8.研究を通して社会に貢献しようとする姿勢を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-12専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:金・4時限  試験時間割:定期試験なし  

田村 隆一

◎--- 概要 ---◎

 本演習では、主としてジェンドリンの体験過程理論とフォーカシングを取り上げ、その理論と実践を検討する。テキストや論文を読んで討論を行うだけでなく、個別の体験も重視する。 卒業研究(卒業研究を履修しない者は卒業レポート)の作成に必要な、データの分析や考察を行う。

◎--- 到達目標 ---◎

カウンセリング体験を臨床心理学的概念を用いて記述することができる。(知識・理解)

カウンセリングとキャリア形成支援のための知識を有している。(知識・理解)

臨床心理学研究の討論を通じて、他者の理解と多様な視点の獲得ができる。(技能)

研究結果を考察することで、次の研究につながる仮説や課題を挙げることができる。(技能)

研究で得られたデータを臨床心理学の各種研究法に基づいて整理・分析できる。(技能)

人権感覚を有し、自らの行動に対して倫理的な検討を行う態度を有している。(態度・志向性)

臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。(態度・志向性)

臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

発表の資料を作成し、討論の視点を整理しておくこと。(60分)授業内で実習を行った場合には、その体験を整理しておくこと。自分の体験を記録し、言葉にする作業が重要なので、授業時間以外にも積極的にさまざまな体験を行うこと。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容と討論、演習への参加の積極性(60%)とレポート(40%)によって評価する。欠席は、評価の減点の対象となる。

◎--- テキスト ---◎

指定しない。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめ

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2019-1080000012-12専門演習Ⅳ

田村 隆一

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.カウンセリング体験を臨床心理学的概念を用いて記述することができる。 (A-2)

2.カウンセリングとキャリア形成支援のための知識を有している。 (A-3)

3.臨床心理学研究の討論を通じて、他者の理解と多様な視点の獲得ができる。 (B-1)

4.研究結果を考察することで、次の研究につながる仮説や課題を挙げることができる。 (B-2)

5.研究で得られたデータを臨床心理学の各種研究法に基づいて整理・分析できる。 (B-3)

6.人権感覚を有し、自らの行動に対して倫理的な検討を行う態度を有している。 (C-1)

7.臨床現場における問題解決のために必要な、知識や技能を学ぶ姿勢を持っている。 (C-2)

8.臨床心理学的理論や技法を、社会の中で活用する意欲を持っている。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-13専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:木・4時限  試験時間割:定期試験なし  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 卒業論文は、個人戦ではなく、団体戦だといえる。この演習では、卒業論文にむけた調査と執筆の進捗状況を報告しあう。お互いの報告に対して学びあうことで、共同でよりよい卒業論文にしあげていく。足並みを揃えて、前期中に全員が調査を開始できるように準備をすすめていく。 

◎--- 到達目標 ---◎

アカデミックスキルズを活用して調べ学習ができる。(知識・理解)

先行研究をきちんと読み込むことができる。(知識・理解)

ほかのゼミ生の発表に対して建設的な意見を述べることができる。(技能)

ゼミを円滑に運営するために現状を分析し、改善にむけた提案を行うことができる。(技能)

卒業論文にむけて先行研究を批判的に検討することができる。(技能)

卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活する。(態度・志向性)

仲間や後輩と学びあい・支え合う関係を築くことができる。(態度・志向性)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・各自で、先行研究を読み込むこと。・各自で、調査を実施すること。・各自で、卒業論文の執筆を行うこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表に対する準備状況と内容、質疑応答、グループ活動での貢献度、後輩に対する支援や助言等によって評価する。

◎--- テキスト ---◎

・適宜、資料を提示する。

◎--- 授業計画 ---◎

1 ガイダンス 2 先輩の卒業論文を読む①3 先輩の卒業論文を読む②4 先輩の卒業論文を読む③5 卒業論文の進捗状況報告1巡目①6 卒業論文の進捗状況報告1巡目②7 卒業論文の進捗状況報告1巡目③8 卒業論文の進捗状況報告2巡目①9 卒業論文の進捗状況報告2巡目②10 卒業論文の進捗状況報告2巡目③11 卒業論文の進捗状況報告3巡目①12 卒業論文の進捗状況報告3巡目②13 卒業論文の進捗状況報告4巡目①14 卒業論文の進捗状況報告4巡目②15 卒業論文の進捗状況報告4巡目③ 

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2019-1080000012-13専門演習Ⅳ

添田 祥史

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.アカデミックスキルズを活用して調べ学習ができる。 (A-2)

2.先行研究をきちんと読み込むことができる。 (A-3)

3.ほかのゼミ生の発表に対して建設的な意見を述べることができる。 (B-1)

4.ゼミを円滑に運営するために現状を分析し、改善にむけた提案を行うことができる。 (B-2)

5.卒業論文にむけて先行研究を批判的に検討することができる。 (B-3)

6.卒業論文にむけて常に「アンテナ」をはって生活する。 (C-1)

7.仲間や後輩と学びあい・支え合う関係を築くことができる。 (C-2)

8.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000012-14専門演習Ⅳ

期別:後期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:後期:火・4時限  試験時間割:定期試験なし  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

 この専門演習では、卒業論文の完成に向けて、その内容の精査を行っていく。 授業計画にあるように、学生による発表とそれに基づく討論を行う。本演習では、卒業論文の執筆内容を報告していくことで、その内容を精査させていく作業が中心となる。

◎--- 到達目標 ---◎

自らの卒業論文の内容について、その特徴や教育学的な意味を説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、自らの卒業論文での学びを通して、そのあり方を説明することができる。(知識・理解)

他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。(技能)

教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。(技能)

卒業論文の執筆を通して、多様な立場を認識し、社会の実情を批判的に考えることができる。(技能)

他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。(態度・志向性)

卒業論文のテーマとして興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

演習で発表に向けたレジュメの作成等が、事前の予習となる。また、発表当日の議論を振り返ることを求める。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

発表内容、演習への積極性などを総合的に評価する。専門演習であるため、完全な出席が最低条件となる。評価基準は、内容的に精査された卒業論文を完成させることとする。

◎--- テキスト ---◎

本演習ではテキストは利用しない。毎回、学生によるレジュメを配布する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

専門演習は、いわゆるゼミとなるため、ゼミの一員としての自覚をもって、授業に臨むこと。

◎--- 授業計画 ---◎

1 イントロダクション2 発表と討論3 発表と討論4 発表と討論5 発表と討論6 発表と討論7 発表と討論8 発表と討論9 発表と討論10 発表と討論11 発表と討論12 発表と討論13 発表と討論14 発表と討論15 まとめの討論

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2019-1080000012-14専門演習Ⅳ

佐藤 仁

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,B-3,C-1,C-2,C-3

1.自らの卒業論文の内容について、その特徴や教育学的な意味を説明できる。 (A-2)

2.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成への支援に関して、自らの卒業論文での学びを通して、そのあり方を説明することができる。 (A-3)

3.他の学生の発表に対して、発表の意図を踏まえながら自らの考えを述べることができる。 (B-1)

4.教育現場の複雑性に関して、多様な角度から意見を述べることができる。 (B-2)

5.卒業論文の執筆を通して、多様な立場を認識し、社会の実情を批判的に考えることができる。 (B-3)

6.他の学生の意見や主張を受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.卒業論文に対して積極的に取り組む態度を有している。 (C-2)

8.卒業論文のテーマとして興味を持ったことに対して、積極的に関わろうとすることができる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000239-01卒業研究

期別:集中通年  単位数:6  開講年次: 4   授業形態:演習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:集中通年  試験時間割:定期試験なし  

藤田 由美子、勝山吉章、高妻紳二郎、田村隆一、藤田由美子、松永邦裕、村上久美子、伊藤亜希子、植上一希、佐藤仁、添田祥史、長江信和、本山智敬、坂本憲治

◎--- 概要 ---◎

 教育・臨床心理学科では、選択科目として「卒業研究」を設定している。通常の論文形式による卒業論文として作成することも可能であるが、そのほかの形式として、教材作成、カウンセリングトレーニングプログラムの作成、ケースレポートなど、多様な形式による研究も可能である。

◎--- 到達目標 ---◎

設定したテーマの基礎となる事象を説明できる。(知識・理解)

設定したテーマについて説明できる。(知識・理解)

設定したテーマの意義や活用について説明できる。(知識・理解)

設定したテーマの課題に対応した解決を提案できる。(技能)

設定したテーマについて批判的に考えることができる。(技能)

設定したテーマに継続して取り組むことができる。(態度・志向性)

設定したテーマを意識して、生活できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 関連する資料から課題を整理しつつ、自らの論点をまとめる。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 提出された卒業研究に対して、指定された日に指導教員による口頭試問を受けるか、発表を行う。その結果をもとに、主査と副査による合議で評価を行う。

◎--- テキスト ---◎

 テキストは使用しない。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 専門演習の担当教員が指導教員となる。指導教員による説明を十分理解したうえで履修登録を行うこと。 論文以外の形式で研究をまとめる場合には、形式については指導教員の指導を受けること。 卒業研究が提出できなかったり、単位認定がなされない場合もありうるので、卒業研究以外の単位で、卒業要件を満たすことを推奨する。

◎--- 授業計画 ---◎

 卒業研究のための手続は以下のとおりである。1. 前年度3月下旬、履修科目登録の際に、科目「卒業研究」を登録する。2. 6月末までに、「卒業研究題目届」に、題目を記入し、専門演習の担当教員から署名と印をもらい、人文学部事務室に提出する。3. 12月の提出締切日の正午までに、卒業研究を所定の形式に整え、人文学部事務室に提出する。

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2019-1080000239-01卒業研究

藤田 由美子、勝山吉章、高妻紳二郎、田村隆一、藤田由美子、松永邦裕、村上久美子、伊藤亜希子、植上一希、佐藤仁、添田祥史、長江信和、本山智敬、坂本憲治

◎教育:A-1,A-2,A-3,B-2,B-3,C-2,C-3

1.設定したテーマの基礎となる事象を説明できる。 (A-1)

2.設定したテーマについて説明できる。 (A-2)

3.設定したテーマの意義や活用について説明できる。 (A-3)

4.設定したテーマの課題に対応した解決を提案できる。 (B-2)

5.設定したテーマについて批判的に考えることができる。 (B-3)

6.設定したテーマに継続して取り組むことができる。 (C-2)

7.設定したテーマを意識して、生活できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000225-01ソーシャルサポート論「17台以前」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:木・5時限  試験時間割:2019/07/29 1時限  

坂本 憲治

◎--- 概要 ---◎

 本科目は、新カリキュラム(18台以降)の2年次科目「産業・組織心理学」との合併科目である。産業・組織心理学とは、職場や組織における人間の行動を心理学の立場から解明しようとする学問であり、ソーシャルサポート概念とも密接に関連している。 この講義では、働く意欲(ワークモチベーション)、職場の人間関係、リーダーシップ、購買行動、マーケティング、キャリア発達、職業適性、能力評価・能力開発(人事管理)、職場のメンタルヘルスなどのトピックスについて学び、ソーシャルサポートに関する理解を深めていく。

◎--- 到達目標 ---◎

組織における人の行動を説明できる(知識・理解)

職場において生じる問題(メンタルヘルス、対人関係、キャリア形成等)を説明できる(知識・理解)

職場の問題に対する心理支援とその方法を説明できる(知識・理解)

心理学の立場から職場の問題を発見・同定し、その解決策を検討できる(技能)

共生社会の実情について、心理学の知識を使いながら、多様な立場から批判的に検討できる(技能)

組織における人の行動に関心をもち、把握・分析する姿勢を有している(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

予習(60分):事前に該当箇所のテキストを読んでおくこと。復習(30分):重要概念を復習し、不明な点を調べ、疑問点を解消しておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験70%、授業への参加状況30%(小レポート・課題レポート等)により総合的に評価する。定期試験には、基本的知識を問う客観問題と論述問題を出題する。

なお、本科目は、学生としてのアルバイト体験に照らして理解することでさらに理解を深めることが可能である。教育効果波及の観点から,自身の体験や実践を紹介するプレゼンター(話題提供者)を募集する。プレゼンテーションを行った学生には、上記評価とは別に加点する。

◎--- テキスト ---◎

山口裕幸・金井篤子(編集) 「よくわかる産業・組織心理学」ミネルヴァ書房,2007年ISBN: 978-4623048717

◎--- 履修上の留意点 ---◎

一斉講義を基本とするが、トピックスに応じてペアワークやグループワーク、ゲストスピーカーの講話等を取り入れる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.ガイダンス(産業・組織心理学とは)2.組織成員の心理と行動(1) 内容理論3.組織成員の心理と行動(2) 過程理論4.組織成員の心理と行動(3) 組織社会化5.組織成員の心理と行動(4) 職場の人間関係6.組織成員の心理と行動(5) リーダーシップ理論①7.組織成員の心理と行動(6) リーダーシップ理論②8.キャリア形成9.消費者行動とマーケティング10.人的資源管理(1):採用と面接11.人的資源管理(2):人事評価12.職業性ストレスとメンタルヘルス13.産業分野における心理支援の実際(1)14.産業分野における心理支援の実際(2)15.まとめ

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2019-1080000225-01ソーシャルサポート論「17台以前」

坂本 憲治

◎教育:A-1,B-2,B-3,C-3

1.組織における人の行動を説明できる (A-1)

2.職場において生じる問題(メンタルヘルス、対人関係、キャリア形成等)を説明できる (A-1)

3.職場の問題に対する心理支援とその方法を説明できる (A-1)

4.心理学の立場から職場の問題を発見・同定し、その解決策を検討できる (B-2)

5.共生社会の実情について、心理学の知識を使いながら、多様な立場から批判的に検討できる (B-3)

6.組織における人の行動に関心をもち、把握・分析する姿勢を有している (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000273-01多様性の教育学「18台以降」

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:火・5時限  試験時間割:2019/07/24 1時限  

伊藤 亜希子

◎--- 概要 ---◎

<授業の概要> 今日、学校現場では多様な背景を持った子どもたちが共に学んでいる。子どもたちの持つ多様性は教育の場で尊重されるべきものであるが、ときとして多様性がなかなか受容されずに、こうした子どもたちの学校や地域での学びや生活が困難な状況に陥ることもある。 多様性の例として、外国につながる子どもたちとセクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り上げる。近年、文部科学省の統計からも明らかにされているように、日本語指導の必要な児童生徒は増加の一途をたどっている。さらに、「日本語指導が必要」と判断されなくとも、外国につながる子どもの学力や高校進学の問題も注目されている。また、セクシュアル・マイノリティの子どもたちの学校生活についても近年注目されるようになっている。文部科学省は実態調査と結果の公表を踏まえ、通達を出し、セクシュアル・マイノリティの子どもたちが少しでも学校生活を送りやすくなるよう対応事例も提示している。しかしながら、実際の対応は難しく、こうした多様性を持つ子どもたちに直面して対応に悩むという実態もある。 本講義は、そうした実態を踏まえ、日本の学校に通う外国につながる子どもたちとセクシュアル・マイノリティの子どもたちに着目し、多様性が尊重される教育について具体的に学んでいく。

<授業方法について> 教員の一方向的な講義にとどまらないよう、講義の時間のほか、できるだけグループ・ディスカッションの時間をとり、教員と受講生、受講生間の双方向的な時間を設ける予定である。そのため、グループワークやディスカッションへの積極的な参加が求められる。 また、eラーニングシステム(Moodle)を活用し、授業時のスライド、参考文献一覧、参考資料などを適宜アップしていく。さらに、受講生には自らの学びを振り返るために、1枚ポートフォリオを作成してもらい、eラーニングシステム上での提出を求める(4̃5回の授業ごとに提出を求める予定)。eラーニングシステムの利用方法については、最初の授業で説明をし、教員がサポートするので、利用したことがなくても支障はない。

◎--- 到達目標 ---◎

教育学の知識に基づき、外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り巻く現状を分析し・説明することができる。(知識・理解)

外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを受け入れる学校の課題を多角的に理解し、いかに課題を克服できるか自分なりの考えを説明することができる。(技能)

日本の学校や地域で多様性をどう受け入れていくのか、教育学や臨床心理学の考え方を活かし、他の受講生の意見を傾聴し、多角的に検討することができる。(技能)

自分なりに多様性を受け入れようとする態度を持ち、それに向けて外国につながる子どもたちやセクシュアル・マイノリティの子どもたちに関するさらなる知識や技能を積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

授業前に予習課題を提示するので、資料に目を通したり、事前に調べてくること(60分)。授業後は、講義ノートや配付資料をもとに授業時間に学んだことを自身で整理し、ポートフォリオにまとめること(60分)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 定期試験、平常点、課題提出状況(ミニッツペーパー、1枚ポートフォリオなど)、授業の参加度などにより、到達目標に従って総合的に判断する。主として、平常点にあたる受講態度や課題提出状況を40%、定期試験を60%とする。欠席・遅刻・途中退席等による課題の未提出は減点対象とする。また、私語などによる授業に対する妨害行為についても減点の対象とする。

◎--- テキスト ---◎

特に指定しない。プリントを適宜配付する。

◎--- 参考書 ---◎

齋藤ひろみ編著、今澤悌・内田紀子・花島健司著(2011)『外国人児童生徒のための支援ガイドブック』凡人社 ISBN 978-4-89358-799-2加藤慶・渡辺大輔編著(2012)『セクシュアルマイノリティをめぐる学校教育と支援(増補版)』開成出版 ISBN 978-4-87603-458-1遠藤まめた(2016)『先生と親のためのLGBTガイド―もしあなたがカミングアウトされたなら―』合同出版 ISBN 978-4-7726-1271-5 これらの他、受講者の興味関心に従い、適宜、参考文献等を紹介する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

 授業で取り扱う内容に関して、視聴覚教材を利用したり、ペアワークやグループワークなども行うので、積極的な参加が求められる。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.外国につながる子どもたちが増加する背景3.外国につながる子どもの教育(1)受け入れ4.外国につながる子どもの教育(2)文化への配慮5.外国につながる子どもの教育(3)ことばと学力、進路保障6.外国につながる子どもの教育(4) 国際理解教育7.小活(1)外国につながる子どもの多様性を活かすには8.セクシュアル・マイノリティとは(1)性の多様性を理解する9.セクシュアル・マイノリティとは(2)社会における生きづらさを知る10.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(1)学校教育への問題提起11.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(2)学校で抱える悩み12.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(3)教師の対応13.セクシュアル・マイノリティの子どもの教育(4)性の多様性を理解する授業づくり14.小活(2)セクシュアル・マイノリティの子どもの「ありのまま」を受け止める15.講義のまとめ

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2019-1080000273-01多様性の教育学「18台以降」

伊藤 亜希子

◎教育:A-2,B-2,B-3,C-1

1.教育学の知識に基づき、外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを取り巻く現状を分析し・説明することができる。 (A-2)

2.外国につながる子どもたち、セクシュアル・マイノリティの子どもたちを受け入れる学校の課題を多角的に理解し、いかに課題を克服できるか自分なりの考えを説明することができる。 (B-2)

3.日本の学校や地域で多様性をどう受け入れていくのか、教育学や臨床心理学の考え方を活かし、他の受講生の意見を傾聴し、多角的に検討することができる。 (B-3)

4.自分なりに多様性を受け入れようとする態度を持ち、それに向けて外国につながる子どもたちやセクシュアル・マイノリティの子どもたちに関するさらなる知識や技能を積極的に学ぼうとする姿勢を持っている。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000231-01地域教育デザイン論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・3時限  試験時間割:2019/08/01 1時限  

添田 祥史

◎--- 概要 ---◎

 この講義では、地域を創る学びについて検討していきます。講義内容は、事例や具体例を通して、まちづくりや地域再生にむけた取り組みにおいて「学習」や「教育」がどのように位置づいているのかを読み解いていきます。並行して、地域を創る学びを読み解く際に役に立つ視座や理論の学習を組み込みながら講義は進められます。さらに、そうした地域づくりにおけるリーダーやコーディネーターの役割や資質についても検討していきたいと考えています。 最終的には、みなさんの生まれ育った故郷や関係の深い特定の地域を頭に描きながら、その地域が元気になるための実践をイメージできることを目標とします。

◎--- 到達目標 ---◎

講義で紹介した地域を創る学びに関する理論や視座について説明できる。(知識・理解)

「教育」や「学習」という視点から地域づくり実践を読み解くことができる。(技能)

地域づくりにおけるリーダーやコーディネーターの役割について説明できる。(知識・理解)

自分と関わりの深い地域の活性化にむけて、具体的な実践のイメージを構想できる。(態度・志向性)

仲間と協同してワークを遂行できる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・授業で学んだことを整理しておいてください。・自宅での課題レポートの作成を二回程度課します。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

到達目標にかかげた項目の達成度を次の方法で評価します。・定期試験(60%)・課題レポート等(40%)加えて、次の加点・減点を行います。 ・講義への積極的な参加(発言、ワークでの活躍等)については加点する。 ・講義へのあからさまな不参加表明(私語、内職、読書、携帯電話等の使用、居眠り、遅刻・欠席等)とみなす言動には減点する。

◎--- テキスト ---◎

宮前耕史編著『持続可能な地域づくりと学校』ぎょうせい、2,052円(税込)ISBN:9784324102862

◎--- 参考書 ---◎

・吉本哲郎『地元学をはじめよう』岩波ジュニア新書Ⅰ(780円)ISBN:978-4-00-500609-0・結城登美雄『地元学からの出発』農村漁村文化協会

◎--- 履修上の留意点 ---◎

■事例検討で扱う実践はシラバス作成時の予定です。みなさんの理解を深める上でより適切なものがあれば、差し替える可能性があります。■欠席すると映画や事例の内容がわからなくなり、意見交換等に参加しづらくなります。

◎--- 授業計画 ---◎

第1回 地域を創る学びをデザインする第2回 映画『県庁おもてなし課』の視聴と議論①第3回 映画『県庁おもてなし課』の視聴と議論②第4回 地元学とは第5回 地元学の実際①第6回 地元学の実際②第7回 地元学発表会第8回 地元学のふりかえり第9回 地域資源としての学校第10回 北海道浦幌町のまちづくり第11回 青森県大鰐町のまちづくり第12回 資料作成①第13回 資料作成②第14回 発表会第15回 まとめ

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2019-1080000231-01地域教育デザイン論

添田 祥史

◎教育:A-2,B-2,C-2,C-3

1.講義で紹介した地域を創る学びに関する理論や視座について説明できる。 (A-2)

2.「教育」や「学習」という視点から地域づくり実践を読み解くことができる。 (B-2)

3.地域づくりにおけるリーダーやコーディネーターの役割について説明できる。 (A-2)

4.自分と関わりの深い地域の活性化にむけて、具体的な実践のイメージを構想できる。 (C-2)

5.仲間と協同してワークを遂行できる。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000248-01知覚・認知心理学(振替科目:認知心理学「17台以前」)

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:木・3時限  試験時間割:2020/01/25 5時限  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 「知覚・認知心理学」は、国家試験の受験資格を得るために必要な、公認心理師カリキュラムの科目の一つである。本講義は、知覚心理学や認知心理学の基本的発想をおさえることをねらいとしている。 主として伝統的な情報処理モデルの観点から行われた実験結果にもとづき、感覚と知覚、注意、表象、記憶、概念と言語、問題解決、推理、意志決定などの主要トピックスをおさえる。また、脳機能と認知の関係、脳障害が認知機能に与える影響についても学修する。 知覚・認知心理学は、心理学のなかでも比較的新しいアプローチである。教育臨床への応用可能性も視野に入れながら、基本的発想の吟味を進めていただきたい。

◎--- 到達目標 ---◎

人の感覚・知覚等の機序及びその障害について理解する。(知識・理解)

人の認知・思考等の機序及びその障害について理解する。(知識・理解)

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

毎回の授業の最後に、テキストや配布資料の復習箇所と予習箇所が示される(1時間程度の学修内容)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験の成績(80%)が重視されるが、授業中や宿題に課される小テスト・小レポートの結果も評価される(20%)。

◎--- テキスト ---◎

道又 爾 2011 認知心理学―知のアーキテクチャを探る(新版) 有斐閣アルマ(ISBN-13: 978-4641124530)

◎--- 履修上の留意点 ---◎

初回オリエンテーションには必ず出席すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.認知心理学の歴史3.感覚4.知覚5.注意6.表象7.記憶のメカニズム8.日常記憶9.知識10.問題解決11.推理12.意志決定13.認知と脳機能14.知覚・認知の障害15.まとめ

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2019-1080000248-01知覚・認知心理学(振替科目:認知心理学「17台以前」)

長江 信和

◎教育:A-1,A-2,B-2,C-1

1.人の感覚・知覚等の機序及びその障害について理解する。 (A-1)

2.人の認知・思考等の機序及びその障害について理解する。 (A-1)

3.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

4.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

5.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000106-01人間形成論

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:金・5時限  試験時間割:2019/07/27 3時限  

勝山 吉章

◎--- 概要 ---◎

 本講義は、LP1年の教育学概論Ⅰを引き継ぐものである。教育学概論Ⅰでは現代教育の病理を生み出す構造を追った。そしていま、政府や財界によって教育改革が模索されているが、その改革はいかなる根拠に基づいているかを解き明かす。 現代社会は、経済至上主義が跋扈するグローバル化のなかで、個々人は弱肉強食社会に組み込まれ、格差社会の広がりとともに、個々人は共生や協働の原理を喪失している。これに対して支配層は、ナショナリズムによる国民統合をはかろうとしているが、これが教育現場に様々な混乱を持ち込んでいる。 また、グローバリズムは、資本の自由な移動を保障するために、先進諸国による軍事的連帯を求めるが、これが愛国心や国際貢献という名の教育改革論議とリンクしている。 東西冷戦が終了してから、グローバル化によって国際社会が激変した。そのような社会変動がいかなる影響を人間に及ぼし、人間を変質させてきているかを考察する。そして、そのことが政治や経済のみならず、教育をも変質させたことを講じる。 そして、いかなる教育が求められるかを議論する。

◎--- 到達目標 ---◎

人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している(態度・志向性)

教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・指定テキストの内容を授業計画に従って事前に読んでおくこと(30分)・授業計画に従って専門用語などを事前に理解しておくこと(30分)・講義終了後に授業内容をノートに整理しておくこと(30分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

経済至上主義が跋扈するグローバル社会で、人間がいかに歪められ、疎外されているか、そして教育がどのように変質させられようとしているかを知り得たかどうかを評価の基準とする。評価の方法は、定期試験の結果(80%)、出席とミニッツペーパー提出(20%)などから総合的に判断する。

◎--- テキスト ---◎

小川・勝山『現代教育の論究-政策・学び・教師論-』青簡舎 2200円+税ISBN 978-4-903996-54-7

◎--- 参考書 ---◎

斎藤貴男『教育改革と新自由主義』寺子屋新書

◎--- 履修上の留意点 ---◎

授業中の居眠り、私語、携帯等の遊戯は減点の対象となり、単位認定の際の「不可」の理由となる。受講生の理解の状況に応じて、進度を変更する場合がある。

◎--- 授業計画 ---◎

1 ガイダンス2 「世界がもし100人の村だったら」から(1)3 「世界がもし100人の村だったら」から(2)4 東西冷戦の終了とグローバル化5 構造調整プログラム(SAP)とワシントンコンセンサス6 新自由主義と格差社会7 新自由主義と教育改革8 大国主義と憲法改正論議9 日米軍事同盟の進展10 大国主義的教育改革11 福岡市愛国心通知表問題12 反グローバリズム運動13 反グローバル化と地球環境問題14 もう一つの日本は可能か?15 まとめ

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2019-1080000106-01人間形成論

勝山 吉章

◎教育:A-1,B-1,C-1,C-2

1.人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる (A-1)

2.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

3.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している (C-1)

4.教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000110-01発達心理学

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・4時限  試験時間割:2019/07/30 1時限  

徳永 豊

◎--- 概要 ---◎

 発達心理学とはどのような学問領域でしょうか。人間は誕生の瞬間から、成熟と学習を積み重ねて多くの行動が可能になります。このように「歩くこと」「話すこと」「考えること」を可能とする力を獲得することが発達(development)です。 漢字を覚える、昆虫についての知識を増やす、算数の文章題を解く、丸をもらうと授業が楽しくなる、学級を引っ張る親分の子どもがいる、あの子とあの子はよく遊んでいる、じっと机についていない子どもがいて困っている等、家庭や教室で生じている現象を発達心理学の視点から考えることも大切になります。 発達に関する心理学の基本的な概念や用語を学び、日常生活で生じている現象を発達心理学的な視点で理解する態度と技術を身につけます。講義を中心に発達心理学の現象である認知、感情、人間関係、社会性等の発達を取り上げ、その基本を学びます。 必要に応じて、特定のテーマをグループで協議したり、ミニテストを実施したりしながら講義を進めます。

◎--- 到達目標 ---◎

認知、感情、人間関係、社会性等の発達を説明できる。(知識・理解)

自己と他者のつながりの発達や生涯発達とその段階を説明できる(知識・理解)

発達障害や高齢者の心理的課題とその支援を説明できる(知識・理解)

乳児、幼児、児童等の育ちや心理特性、発達の過程の基礎を踏まえて、よりよい育ちを提案できる。(技能)

乳児、幼児、児童等の育ちや心理特性に関心をもつ。(態度・志向性)

乳児、幼児、児童等の育ちの問題から学ぶことができる。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 授業の始まりに前回の復習を行う。テキストを再読して、ポイントを整理しておく。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 乳児、幼児、児童等の育ちや心理特性、発達の過程について理解し説明できるかを評価の基準とする。到達目標に照らして、定期試験、授業への参加の程度で評価を行う。評価は、定期試験(7割)、講義参加状況等(3割)による。

◎--- テキスト ---◎

櫻井茂男(編)(2010) たのしく学べる発達心理学 図書文化

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.発達心理学とは3.体と運動の発達4.知的能力の発達5.認知の発達6.感情と動機づけの発達7.自己とパーソナリティの発達8.人間関係の発達9.社会性の発達10.心の問題と心理臨床11.性の発達12.キャリアの発達13.高齢者の心理14.振り返り15.まとめ

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2019-1080000110-01発達心理学

徳永 豊

◎教育:A-2,B-2,C-1,C-2

1.認知、感情、人間関係、社会性等の発達を説明できる。 (A-2)

2.自己と他者のつながりの発達や生涯発達とその段階を説明できる (A-2)

3.発達障害や高齢者の心理的課題とその支援を説明できる (A-2)

4.乳児、幼児、児童等の育ちや心理特性、発達の過程の基礎を踏まえて、よりよい育ちを提案できる。 (B-2)

5.乳児、幼児、児童等の育ちや心理特性に関心をもつ。 (C-1)

6.乳児、幼児、児童等の育ちの問題から学ぶことができる。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000230-01比較教育論

期別:後期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・4時限  試験時間割:2020/01/20 4時限  

佐藤 仁

◎--- 概要 ---◎

 「日本の教育の特徴は何ですか?」もし、外国の人にこう聞かれたら、なんて答えるだろうか。この問いに答えることができること、それが本講義の目標である。比較教育学は、比較という科学的手法を用いた教育学である。つまり、社会学や哲学とは異なり、母学問が存在しない。それゆえに、研究方法の精緻化と教育学の追究が大きな課題となる。本講義を通して、比較の手法を学ぶとともに、世界の教育という広い視野から教育学を問い直す視点を学ぶ。 講義のタイトルにある「比較」という名前のイメージから、他国の教育と日本の教育を比較することを意識するだろう。しかし、他国と比較することだけが比較教育学ではない。グローバル化した教育環境の中で、わが国の教育はどこに向かおうとしているのか、国際的な協調の中で、わが国の教育をどう考えればいいのか。こうした課題も比較教育学の射程となる。 本講義では、まず各国の教育の姿をイメージすることから始める。そして、比較教育学の理論を学んだあとに、学生による発表を進める。発表は、興味・関心が共通するグループ単位で行い、より具体的かつ深いテーマについて発表する。

◎--- 到達目標 ---◎

他国・地域の教育との比較を通して、わが国の教育の特徴を説明できる。 (知識・理解)

他の学生に対して、新しい情報をわかりやすく説明することができる。 (技能)

国際的な共生社会の進展の動向を踏まえた上で、わが国の教育が置かれている現況を捉えることができる。 (技能)

他国・地域の教育状況を関心を持ち、積極的に学ぶ姿勢を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・教育にかかわらず国外のニュースを常にチェックし、国際的な動向を把握しておくこと。・講義で学んだ各国の事例をわが国の状況と比較し、相違点をまとめておくこと。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験(7割)、発表(3割)の結果を目安として、総合的に判断する。欠席及び遅刻は減点の対象とする。評価基準は、各国の教育を分析する視点や方法を説明でき、それに基づき、各国の教育の特徴を指摘することができることとする。

◎--- テキスト ---◎

二宮皓編著『新版世界の学校』学事出版、2014年。ISBN:9784761920296

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.世界の学校の姿3.アメリカの教育4.ヨーロッパの教育5.アジアの教育6.アフリカの教育7.比較教育学の理論(1):歴史的萌芽8.比較教育学の理論(2):近年の課題9.比較教育学の理論(3):研究方法論10~15.学生による各国の事例発表

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2019-1080000230-01比較教育論

佐藤 仁

◎教育:A-2,B-1,B-3,C-2

1.他国・地域の教育との比較を通して、わが国の教育の特徴を説明できる。  (A-2)

2.他の学生に対して、新しい情報をわかりやすく説明することができる。  (B-1)

3.国際的な共生社会の進展の動向を踏まえた上で、わが国の教育が置かれている現況を捉えることができる。  (B-3)

4.他国・地域の教育状況を関心を持ち、積極的に学ぶ姿勢を有している。 (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000250-01福祉心理学(振替科目:ライフサイクル論「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:水・3時限  試験時間割:2019/07/27 1時限  

村上 久美子

◎--- 概要 ---◎

 本講義では,公認心理師法に基づき,(1)福祉現場(領域)において生じる問題及びその背景,(2)福祉現場(領域)における心理社会的課題及び必要な支援,(3)虐待についての基本的な知識等について,ライフサイクルを追いながら概説する。 具体的には,乳幼児期,児童期(学童期),思春期,青年期・成人期,中年期,高年期(老年期)の期を追いながら、そこで生じる様々な福祉的な課題やテーマについて紹介し,課題や問題解決のために必要な心理学的支援について学ぶことを目的とする。キーワードの一例としては少子高齢化(認知症,介護等含む),愛着,子育て支援,障がいの理解と支援(共生社会,ノーマライゼーションなど),虐待(児童虐待,高齢者虐待等),専門職・機関との連携などがあげられる。 講義を通して福祉領域で生じている課題に関する背景を理解し,それらの課題に関する新しい知識や必要な支援を学び,あらたなアイディアを提案できるようになってほしい。

◎--- 到達目標 ---◎

福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。(知識・理解)

福祉現場において生じる問題及びその背景について説明できる。(知識・理解)

虐待,認知症に関する必要な支援方法について説明できる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に着け,支援のあり方に関する基本事項について説明することができる。(知識・理解)

福祉現場を含めた地域社会・組織の課題を見つけたり,課題解決に向けたアイディアを考えることができる。(技能)

共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

 福祉に関する話題について,日頃からアンテナを張り巡らせ,様々な角度から情報を収集するなど幅広く予習すること。授業の最初に,授業内容に関する振り返りを適宜行うので,復習をしておくこと。関心をもったテーマについては更に学びを発展させること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

 評価は,定期試験にて行う。到達目標に対する評価基準は,講義で触れる事項について説明できること。

◎--- テキスト ---◎

 特に指定しない。関連する文献・資料は,適宜指示する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

特になし

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.福祉現場において生じる問題及びその背景の整理3.福祉現場における心理社会的課題及びその支援4.同上(愛着形成,子育て支援など)5.同上(児童虐待,早期発見・支援)6.同上(要保護児童の理解と支援など)7.同上(障がいの構造的理解,ノーマライぜーション)8.同上(障がい児・者の支援)9.同上(福祉現場における家族支援,環境調整)10.同上(認知症の理解と支援:心理検査など)11.同上(介護現場や地域社会における支援:包括的支援)12.虐待について(障がい者虐待,高齢者虐待など)13.福祉現場における専門職,行政・団体等の役割と連携14.今後の課題15.まとめ

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2019-1080000250-01福祉心理学(振替科目:ライフサイクル論「17台以前」)

村上 久美子

◎教育:A-3,B-2,C-3

1.福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。 (A-3)

2.福祉現場において生じる問題及びその背景について説明できる。 (A-3)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に着け,支援のあり方に関する基本事項について説明することができる。 (A-3)

4.虐待,認知症に関する必要な支援方法について説明できる。 (A-3)

5.福祉現場を含めた地域社会・組織の課題を見つけたり,課題解決に向けたアイディアを考えることができる。 (B-2)

6.共生社会の担い手として,主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000272-01法と子どもの権利(振替科目:教育と法「17台以前」)

期別:前期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・5時限  試験時間割:2019/07/25 5時限  

迫田 登紀子

◎--- 概要 ---◎

<授業の目的>●日本国憲法に関する定められている自由や権利、あるいはそれを保証するための統治の機構に関する基本的な理解を深める。●特に2000年以降における現在の日本の社会の在り方が、日本国憲法に定められている理念に照らし、どのように現在又は変容しているのかを考察する。●日本国憲法の理念に照らして、あるべき教育又は子どもの権利についての考察を行う。●これからの社会をどのように生きていくべきかを検討する。

<授業の進め方>●法曹実務家として日々感じていることをお伝えするために、DVDや当事者の声を聞き、その上での考察をする。●テキストを事前に読み、レポートをまとめてもらった上で、グループ討議をする。

<注意事項>●当授業では、様々社会問題に苦しんでこられた当事者の方の声を聞いてもらう機会を多く設けています。例えば、いじめの被害に苦しんだ方、親からの虐待に苦しんだ方なども登場します。 そのため、過去に類似の経験をした学生さんが、フラッシュバック的な苦しみを味わうこともありえます。そのようなことが起こりうることに注意して選択してください。

◎--- 到達目標 ---◎

憲法が形成されてきた歴史と社会の様相について、基本的な知識を身に着ける(知識・理解)

共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる(技能)

他者の意見を傾聴し、自らの意見を表明して、コミュニケーションを円滑にすることができる(技能)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を醸成する。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

予習の必要は基本的にはありません。ただ、テキストを読んでレポートをまとめていただく機会を2度設けますので、その際には、レポート提出をお願いします。講義でふれた基本的な概念についての復習は、怠らないでください。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

(評価基準)日本国憲法に関する基本的概念に対する正しい理解があること。与えられた課題を行った上で、自分の意見を述べることができること。(評価方法と割合)定期試験の成績を6割、提出されたレポート内容が2割、平素の発言その内容など2割を目安に総合判断する。

◎--- テキスト ---◎

(著者)大内裕和(署名)ブラック化する教育2014-2018(出版社)青土社(発行年)2018年(価格)1800円(ISBN)978-4-7917-7125-7C0037

◎--- 履修上の留意点 ---◎

2つのレポートを課します。レポートは必ず提出をお願いします。グループ討議に積極的に参加・発言をお願いします。

◎--- 授業計画 ---◎

<1>この授業の目的についての確認   人権について考える。

<2>ハンセン病問題を題材に、人権について、グループ討議を重ねて考察を深める。

<3>権力とは何か 1

<4>権力とは何か 2

<5>「貧困」「労働」「生活保護」について考える

<6>非行少年の現場から見た子どもの貧困の問題

<7>児童虐待の現場から見た子どもの貧困問題

<8>憲法、日本国憲法とは

<9>テキスト第4章「日常の戦争化に抗する」についての討議

<10>いじめ問題を考える

<11>「指導自殺」を考える

<12>テキスト第3章「教育の病から見えるブラック化した学校現場」についての討議

<13>HPV問題から社会を考える

<14>人間の尊厳の回復の現場から

<15>世の中を明るくする知恵を絞ろう

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2019-1080000272-01法と子どもの権利(振替科目:教育と法「17台以前」)

迫田 登紀子

◎教育:A-1,B-1,B-3,C-1

1.憲法が形成されてきた歴史と社会の様相について、基本的な知識を身に着ける (A-1)

2.共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる (B-3)

3.他者の意見を傾聴し、自らの意見を表明して、コミュニケーションを円滑にすることができる (B-1)

4.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を醸成する。 (C-1)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000245-01メディアと教育

期別:前期  単位数:2  開講年次: 3   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:中級  試験実施:有り   授業時間割:前期:月・3時限  試験時間割:2019/07/27 4時限  

蓼原 典明

◎--- 概要 ---◎

メディアの教育的な影響とは何か?20世紀時代に、コンピュータが開発され、業務用から家庭・個人向けに利用用途が広がってきました。当時のメディアの定義は主に、コンピューターの処理技術を表わしていました。 その後、インターネットの普及と、テレビを代表とする様々なデジタル家電の登場により、メディア関連の製品そのものや、テレビを代表とするマスメディア(主として商業メディア)からの商品PR情報、コンテンツ(動画・音楽等)を含む情報を総称する定義としてメディアと言われてきました。 まず、このメディアの歴史的背景と定義を整理します。この授業では、特に重要なメディアからの多様な情報と教育的な影響について取り上げます。人が情報を受取り判断・行動するプラス面・マイナス面の動機付けが、地域・社会環境の構築に影響します。 さらに、今の日本人が住まう地域・社会環境とメディアの影響について、グループワークにより考えます。 高齢化・少子化・コミュニティの破壊・雇用等の地域・社会が抱える課題解決の必要性が高まり、人とメディアと地域・社会環境との関連性は、複雑化すると共に、主体性を持ち、考えなければならないテーマとなっています。 情報の発信者・受信者がメディアに対して知らなければならない知識・行動は何でしょうか。正しくメディアリテラシー(情報活用能力)を理解・習得することで、市民が主体的に情報の発信者となり得る市民社会メディアの必要性が理解されると思います。 市民社会メディアの目的と実際の情報発信(放送)の事例を身近な事業者を元に解説します。市民社会メディアが、人の意識に情報を伝えることにより人の意識変革を促し、人間力・地域力を高め、地域・社会の課題を解決する、新しいビジネス手法「ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス」の創出に役立っています。 マスメディアを代表とする商業メディアとは対極に位置する市民社会メディアを理解し、その市民社会メディアにより創出されると期待される良好な地域・社会環境を実現する理想的なメディアと教育的な影響の関係性を考えてみたいと思います。

◎--- 到達目標 ---◎

メディアと称される意味の総合理解を基本とし、メディアからの情報に対してのメディアリテラシー(情報活用能力)を高めようとする意識(知識・理解)

すべての市民が情報の発信者となり得る市民社会メディアを理解し、その課題を分析するとともに、地域・社会における必要性を考察し、理想的なメディアと教育の関係性を分析する(技能)

地域活性化の担い手として期待されているコミュニティビジネス・ソーシャルビジネスの概論を理解し、地域・社会の課題との関係性を考察することにより、社会性と経済性との調和による良好な地域・社会環境をイメージする(技能)

グループワークを取り入れ、グループ討議内での主体性を高め、協調性・積極性を重視する、人と人とのコミュニケーション能力を高める(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

・新聞、テレビ、ラジオ等のメディアによる情報を積極的に視聴し、情報発信者の 発信意図を分析するとともに、情報受信者としての情報の受け止め方及び、他者への情報が与える影響について考察すること。(60分)・次回のグループワークの課題について、自分の考えを整理し、当日発表できるように内容を整理すること。(60分)

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

定期試験の成績(80%)、提出されたレポートの評価(5%)、グループ・ワークでの討議を含む授業での積極性(15%)を評価とします。

◎--- テキスト ---◎

適宜資料を配布します。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

・グループワーク重視の授業なので、積極的な発言と協調性が求められます。・グループワークは、進行役リーダーにより討議が進められますので、リーダーシップが求められます。

◎--- 授業計画 ---◎

1.メディアと教育的な影響とは何か? ・ メディアの定義 

2.メディアの理解~日本のメディアの現状認  識(その1) ・公共、商業、市民社会の各メディア

3.メディアの理解~日本のメディアの現状認  識(その2) ・各メディアの特徴(表現、伝達、ハイテ  ク、ローテク、マスコミ、ローカル)

4.メディアは誰のものか? ・企業主体となっている現状の課題 ・「面白さ」を求め続けた視聴者意識の  弊害

5.メディアリテラシーとは ・市民活動、教育の場、生涯教育、  地域力、人間力

6.メディアと人と社会環境 ・コミュニケーション能力、EQ(心の知能  指数)とIQ ・信頼性、協調性、主体性、受容、合意

7.市民社会メディアの理解 (その1) ・市民が主体的に情報を発信  (ふくおかまいCOM)

8.市民社会メディアの理解 (その2)     ・課題の理解と解決策

9.メディアと人間力・地域力の関係性 (その1) ・人間力を高めるメディア

10.メディアと人間力・地域力の関係性 (その2) ・地域力を高めるメディア

11.地域・社会環境の課題の理解と解決策  (その1) ・地域・社会の課題の理解

12.地域・社会環境の課題の理解と解決策  (その2) ・地域・社会の課題の解決策

13.市民社会メディアによる可能性  (その1) ・コミュニティビジネスによる社会的価値  創出(地域活性化) 

14.市民社会メディアによる可能性  (その2) ・ソーシャルビジネスによる社会的価値創  出事業の可能性(社会起業家) ・社会性と経済性の調和による新しい  社会環境

15.良好な地域・社会環境を考える ・理想的なメディアと教育の関係性 (まとめ)   

◎--- URL ---◎

NPO法人 えふネット福岡(http://fnet-fukuoka.net/)

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2019-1080000245-01メディアと教育

蓼原 典明

◎教育:A-1,B-1,B-2,C-2

1.メディアと称される意味の総合理解を基本とし、メディアからの情報に対してのメディアリテラシー(情報活用能力)を高めようとする意識 (A-1)

2.すべての市民が情報の発信者となり得る市民社会メディアを理解し、その課題を分析するとともに、地域・社会における必要性を考察し、理想的なメディアと教育の関係性を分析する (B-1)

3.地域活性化の担い手として期待されているコミュニティビジネス・ソーシャルビジネスの概論を理解し、地域・社会の課題との関係性を考察することにより、社会性と経済性との調和による良好な地域・社会環境をイメージする (B-2)

4.グループワークを取り入れ、グループ討議内での主体性を高め、協調性・積極性を重視する、人と人とのコミュニケーション能力を高める (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000246-01臨床心理学実習

期別:前期  単位数:2  開講年次: 4   授業形態:実習  実務経験:  科目水準:上級  試験実施:無し   授業時間割:前期:水・1時限, 2時限  試験時間割:定期試験なし  

長江 信和

◎--- 概要 ---◎

 公認心理師の業務は、心理的アセスメント、心理支援、心理コンサルテーション、心理教育とされる。この演習では、公認心理師の業務に関わる基本的な態度の習得を目指す。 マイクロ技法を用いた学生相互のロールプレイや心理検査、事例検討の体験を介して、心理師としての基本的な態度や倫理観、スキルを修得する。 受講生は、期末試験ではなく、詳細なレポートが課される。演習の記録を作成して、心理師役とクライエント役としての自己分析をそれぞれ行う。対人援助職の希望者が主な対象となるため、高度なモチベーションと努力が求められる。

◎--- 到達目標 ---◎

実用的な面接技法に関わる基本的な態度を身につけること(態度・志向性)

教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。(知識・理解)

多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。(知識・理解)

他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。(技能)

教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。(技能)

「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。(態度・志向性)

共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

毎回の授業の最後に、配布資料の復習・予習箇所と課題・レポートが示される(1.5時間程度の学修内容)。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

実習課題への取り組み(60%)とレポートの内容(40%)を評価する。

◎--- テキスト ---◎

特になし。資料を授業中に配布する。

◎--- 参考書 ---◎

シナリオで学ぶ心理専門職の連携・協働 ISBN9784414416381

◎--- 履修上の留意点 ---◎

(1)公認心理師になるために必要な科目である。公認心理師の希望者が主な対象となる。(2)16・17台の学生が履修する場合は、納入金規程第3条第3項別表第1に従い、実習費として3万円を納入しなければならない(再履修者を除く)。納入期限、支払方法など詳細については、別途お知らせする。(3)初回オリエンテーションには必ず出席すること。

◎--- 授業計画 ---◎

1.オリエンテーション2.コミュニケーション3.心理検査の基礎4.心理検査の事例5.心理面接の基礎6.心理面接の事例7.地域支援の基礎8.地域支援の事例9.心理に関する支援を要する者等の理解10.心理に関する支援を要する者等のニーズの把握11.心理に関する支援を要する者等の支援計画の作成12.心理に関する支援を要する者の現実生活を視野に入れたチームアプローチ13.多職種連携及び地域連携14.公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解15.まとめ

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2019-1080000246-01臨床心理学実習

長江 信和

◎教育:A-2,A-3,B-1,B-2,C-1,C-2,C-3

1.実用的な面接技法に関わる基本的な態度を身につけること (C-2)

2.教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。 (A-2)

3.多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。 (A-3)

4.他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。 (B-1)

5.教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。 (B-2)

6.「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。 (C-1)

7.共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。 (C-3)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。

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2019-1080000216-01レクリエーション理論「17台以前」

期別:後期  単位数:2  開講年次: 2   授業形態:講義  実務経験:  科目水準:初級  試験実施:有り   授業時間割:後期:水・2時限  試験時間割:2020/01/20 5時限  

添田 譲二

◎--- 概要 ---◎

[授業全体の内容の概要]現代社会において余暇やレクリエーションのもつ意味も、単なる気晴らしではなく、充実した人生づくりの基盤のひとつへと変化してきている。レクリエーションの役割として、生活の自立を促し、人生の充実を図るとともに協調性や思いやりなど人間形成にも影響力をもっていると考えている。このような中で、レクリエーションがもつプラスの価値をどのような支援体制で展開すればよいかを解説する。

※ 授業は、実技を取り入れながら進めていく。

[授業終了時の達成課題]①レクリエーションの必要性と役割を理解する。②レクリエーション支援者として必要なプラス要素(人間性、人間関係援助力、支援技術力)を習得する。

◎--- 到達目標 ---◎

対象者に合わせた支援ができる(知識・理解)

コミュニケーション能力を身につける(技能)

状況に合わせて、臨機応変に対応できる(態度・志向性)

常にチャレンジする気持ちを持つ(態度・志向性)

◎--- 授業時間外の学習(予習・復習) ---◎

①授業後において、重要ポイントについて、理解と把握を徹底すること。②レク実技に対して、アレンジなどの工夫を考えることに努めること。

◎--- 成績評価基準および方法 ---◎

評価方法定期試験により評価する。授業中の実技評価も加味する。

◎--- テキスト ---◎

テキストは使用しない。適宜にプリントを配付する。

◎--- 履修上の留意点 ---◎

○心にゆとりをもち、さわやかな笑顔で出席する。○授業時間・内容を楽しむ気持ちをもつ。○目を輝かせ、動作はハツラツとする。

◎--- 授業計画 ---◎

1 レクリエーションの本質2 レクリエーションの歴史3 レクリエーション支援の考え方4 レクリエーション支援者の心構え5 レクリエーション支援対象者6 レクリエーション活動の具体例7 レクリエーション支援のポイント8 レクとコミュニケーションの関連9 地域とレクリエーション活動10 サービス論(安全・安心な活動)11 サービス論(ホスピタリティ)12 サービス論(企画のプロセス)13 サービス論(グループワーク)14 望まれる支援者15 まとめ

Page 248: インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 … · 2019-07-01 · インターンシップ実習Ⅰ「18台以降」 2019-1080000266-01 植上 一希、松永邦裕、本山智敬、山岸賢一郎

2019-1080000216-01レクリエーション理論「17台以前」

添田 譲二

◎教育:A-2,B-1,C-1,C-2

1.対象者に合わせた支援ができる (A-2)

2.コミュニケーション能力を身につける (B-1)

3.状況に合わせて、臨機応変に対応できる (C-1)

4.常にチャレンジする気持ちを持つ (C-2)

◎ 教育・臨床心理学  ディプロマ・ポリシー(DP) A 【知識・理解】 A-1 人文科学・社会科学・自然科学の知識を基礎として、人間の心や行動、社会的事象を分析・説明することができる。A-2 教育学と臨床心理学の理論を理解し、教育現場や臨床現場の諸相を多角的に説明することができる。A-3 多様な人々の生涯にわたるキャリア形成を支援するための知識を身に付け、支援のあり方を説明することができる。  B 【技能】 B-1 他者の意見に傾聴し、自らの意見を明確に表現することを通して、コミュニケーションを円滑に進めることができる。B-2 教育現場や臨床現場を含めた地域社会・組織の課題を発見・同定し、課題解決に向けたアイデアを提案することができる。B-3 共生社会の実情について、学問的知識を使いながら、多様な立場から批判的に考えることができる。  C 【態度・志向性】 C-1 「人」に興味を持ち、多様な人々の考えを柔軟に受け入れる態度を有している。C-2 教育現場や臨床現場における新たな課題にチャレンジするために、新しい知識や技能を積極的に学ぶ姿勢をもっている。C-3 共生社会の担い手として、主体的に社会に参画する意欲を有している。