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FIFISH V6
クイックスタートガイド
V 1.1
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クイックスタートガイドでは、コンパクトサイズの全方位水中ドローン FIFISH V6についてご説明いたします。
安全と規則
FIFISH V6を操作するには練習が必要です。水中で操作される前に本文書をよくお読み下さい。
作動中のプロペラを触らないで下さい。
水中ドローンを操作する際は周囲の状況にご注意下さい(潮の流れ、水位、水上の交通状況など)。
水中ドローンを水中入れるとき、投げ入れないで下さい。
モーターをオーバーヒートさせないでください。スラスターを空気中で 30 秒以上作動させないで下さい。
LED を直接見ないで下さい。LED が点灯しているときは触らないで下さい。
現地のサンゴ礁や海洋生物の保護にご協力下さい。
損傷する可能性がある岩礁、岩海草、その他の物体を避け、水中ドローンやテザー(ケーブル)が絡まないようにご注意下さい。
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はじめに
FIFISH V6 について
FIFISH V6 は、コンパクトサイズの全方位水中ドローンで、4K UHDカメラを搭載しています。
独自な技術開発(Smart Thruster Array™(特許))によって、FIFISH V6 はあらゆる方向で自由自在な姿勢維持が可能になり、ユーザーが思う通りの動きができます。ヘッドトラッキング機能が搭載し、VRゴーグル使用して、頭を左、右、上下、斜め、あらゆる角度で自由に動くだけで、水中ドローンを直感的に操作可能です。
また、鮮明な水中映像を追求するため、 166° FOVレンズ 4Kカメラ搭載、H.265/HEVCおよびDNG(RAW)データもサポートします。
ROV(遠隔操作できる水中機)
1. 4K 水中カメラ
2. 2000 ルーメン LED 2個
3. スラスター 6個
4. ベントホール
5. リアウイング 1,2
6. 淡水/海水モジュール
7. ROVテザーポート
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注意:
1. リアウイングを持つとき、揺らしたりしないで下さい。2. 接続する際には、ケーブル先端のテザーループをリアウイングにフックしていること
を確認して下さい。(7ページの準備と接続 /ハードウェア接続/ Dを参照して下さ
い)。
RC(リモートコントローラー)
1. 電源 (オン/オフ) 2. 深度維持(オン/オフ)
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3. ロック/ロック解除4. 左コントロールスティック5. 右コントロールスティック6. 右ハンドル7. 左ハンドル8. ビデオ録画/停止9. コントロールモード(姿勢 /スポーツ /組合せ(VR))
10. テザーポート11. イーサネットポート12. LED 輝度(オフ、1、2)13. 写真(カスタマイズ可)14. 充電ポート15. Micro SD スロット16. クランプ解除ボタン17. スマートデバイス用クランプ
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アクセサリー
1. テザーリール
1. ハンドル2. 枠3. テザーポート
4. テザーレギュレーター5. ハンドリール6. データケーブル
2. VR ゴーグル
1. ハウジング2. スマートフォンブラケット
3. 調整可能クランプ(3.5 ~6.インチスマホに対応できます)
クランプをロックまたはロック解除する際は、携帯電話をしっかり固定してください。
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3. HDMI ボックス
1. パワーポート
2. HDMI出力 3. イーサネットポート
準備と接続
FIFISH アプリをインストールする
1. アプリをダウンロード・インストールする
オプション 1. 以下のQRコードを読み取り、 FIFISH アプリをダウンロードします。
オプション 2. アプリストア(iOS)またはGooglePlay (Android)で FIFISH を検索します。
オプション 3. QYSEA ウェブサイト(www.qysea.com)のサポートセクションを開きます。
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2. ハードウェア接続
ハードウェア接続の概要
接続イメージ
A. リモートコントローラーをオンにします。低音から高音の 7つのチャイム音(ドレミファソラシ)が聞こえるまで、オン/オフのボタンを長押しします。
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B. 「オン/オフ」「深度維持」「ロック/ロック解除」は時計回りに順次点灯後「接
続準備完了」となります。
C. テザーケーブル(3.5 mmヘッド)をリモートコントローラーに差し込みます。
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D. 保護キャップを取り、ケーブル先端のテザーループをリアウイングにフックしてか
ら先端を回しながら繋ぎます。
E. ケーブル接続完了すると、水中ドローン接続完了、スイッチが入ってからチャイム
音が鳴ります(ドレミドミ)
F. リモートコントローラーをチェックします。「オン/オフ」「ロック/ロック解除」ボ
タンが全部電源オンになっていれば、接続完了となります。
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3. ソフトウェア接続
A. RCのWi-Fi に接続します。「FIFISHRC_xxx」という SSIDのWi-Fi ネットワークを探します。パスワードは「1234567890」です。
B. LIVE ストリーミングを有効にします。
メインメニュー
バッテリー
信号強度コンロロールモード
深度インジケータ
FPVフリップ
姿勢インジケータ
ISO設定
シャッタースピード
WB設定
解像フレーム率選択
残り時間/写真
EV設定
コンパスカメラ設定
ROVヘッディング
VRオン/オフ
カメラ
録画/停止
カメラ/ビデオスイッチ
ビデオモード選択
状態
RC設定深さホールドオン/オフ
LED輝度
一般設定
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C. 水中ドローン入水注意事項
テザーケーブルのみを引っぱり、ROVを水中に入れます。スラスターのロックを解除し、稼働を開始します。深度は1メーター(約 3フィート)以上が推奨されます。
4. 水中ドローン回収
スラスターをロックし、FIFISH アプリを終了する前にビデオ録画を停止します。
テザーケーブルのみを引っぱり、ROVを回収します。
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コントロールについて
FIFISH V6 は、特許を取得している Smart Thruster Array™を使用し、究極の操作性と 6
DOF(自由度)を実現しています。
V6 は、上下、左右、前後の動作ができます。 V6 は、3軸回転可能: 360のヨーイング(z軸)、360のピッチ(y軸)、360のローリング(x
軸)左ジョイスティック、右ジョイスティック、左ハンドル、右ハンドルを以下のように記号にて表記しました。RCの矢印は操作方向を示し、水中ドローン図の矢印は実際の水中ドローンの動きを示しています。※詳細操作方法についてAPPの画面右上の設定内でご確認ください。
操作方法下記にご参照してください。
操作方法V6姿勢制御
V6 UAV上昇
潜航
上向け
下向け
左水平 右水平移動 移動 ローリング
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コントロールの方法
FIFISH V6 には、A、S、Cの 3つのコントロールの方法があります。Aは、姿勢自動モード、Sはスポーツモード、Cは組合せモード(VRモード)です。
1. 姿勢モード
姿勢モードは初心者用です。姿勢モードではROVは回転しません。
FIFISH Posture Lock™アルゴリズムにより、平面を固定する上移動可能になります。
2. スポーツモード
スポーツモードは、熟練操縦者用です。スポーツモードでは、V6 のすべての動きが自由にな
ります。FPV(本人ビュー)に基づくコントロールが可能。
3. 組合せモード(VR モード)
組合せモードは、ヘッドトラッキングとリモートコントローラーの両方をサポートします。
操縦者は FIFISH VR ゴーグルを使用し、ヘッドトラッキングを介してピッチ、ヨーリング
をコントロールすることができます。組合せモード(VRモード)では、直感的にコントロー
ルしながら水中体験に集中していただけます。
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充電
1. ROV 充電
充電中 充電完了
充電中 LEDインジゲータは赤色に点灯し、充電が完了すると LEDインジゲータは緑色に点灯します。
2. RC 充電
30%未満は赤色 30%から 70%は黄色 70%以上は白色
パワーボタンが点滅していると、RCは充電中です。パワーボタンがずっと白色であれば、RCは充電完了です。
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メンテナンス
1. 使用した水中ドローンを少なくとも1時間以上淡水中に置き、モーターを淡水で最低
30秒間作動させ、水中ドローンのスラスターを淡水ですすぎます。空気中で乾燥させ、
直射日光を避けて下さい。
2. ROVテザープラグを乾燥させ、清潔に保ってください。常に保護キャップをかぶせて
ください。塩分や水分はコネクターを腐敗させる場合があります。プラグは流水で洗
い、カット綿かティッシュペーパーで拭取ります。
3. 浸水後プロペラを毎回チェックします。海草や釣り糸などがからまっていないことを
確認します。水中ドローンをオンにして(5~9ページの準備と接続セクションを参照
してください)スラスターの動作確認、機体を動かして、APPとの接続状況のチェッ
クを行ってください。
4. 定期的に砂を洗い落とします。水中ドローンを清潔な淡水に少なくとも1時間浸しま
す。水中ドローンを上下にして振り、ベントホールから砂を洗い出します。
5. 定期的にテザーケーブルを点検し、ケーブルに不具合や損傷がある場合は交換してく
ださい。
6. 水中ドローンとRCは、乾燥した場所で保管します(温度範囲は5°C~25°C、41°
F~77°F)。
7. 長期間保管する場合は、バッテリーレベルを50%~60%に保ってください。バッテリ
ーを90日毎に充電・放電させ、リチウムバッテリーの活性度を保ちます。
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仕様:
ROV:
寸法 383 mm× 331 mm× 143 mm(15インチ× 13インチ× 5 5/8 イン
チ)
重量 3.9 kg(8 5/8ポンド)
スラスター 6(4×ベクトル+ 2×水平)
操作性 6 DOF(自由度)
動作:左右、上下、前後
回転:360°ヨーリング、360°ピッチ、360°ローリング
Posture Lock
™
± 0.1°ピッチ角度または± 0.1°ローリング角度、全方向動作
深度維持 ± 1 cmに保持
スピード 静水で最高3ノット(1.5 m/s)
最大深度 100 m(328フィート)
操作温度 -10 °C~60°C(14 °F~140 °F)
最長浸水時間 最長4時間
バッテリー 定格出力9000 mAh / 97.2 Wh
最高充電電圧 2.6 V
FIFISH クイックチャージで充電時間1.0 時間
バッテリータイプ・リチウムイオンPanasonic 18650
カメラ:
センサー 1/2.3” SONY CMOS
有効画素数 12MP
ISO範囲、自動/手動で 100-6400
レンズ 視野 166°
f/2.5
最短撮影距離 0.4 m
シャッター 5~1/5000 秒自動/手動(電子シャッタースピード)
撮影数 1 / 3 / 5 / 7 / 10 フレーム
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ホワイトバラ
ンス
2500K~8000K 自動/手動
露出補正 - 3 EV~+ 3 EV
写真解像度 4:3: 4000 x 3000
写真形式 JPEG、DNG
ビデオ解像度 4K UHD:25/30 fps
1080P FHD:25/30/50/60/100/120 fps
720P HD: 25/30/50/60/100/120/200/240 fps
ビデオ格式 MPEG4- AVC/H.264、HEVC/H.265
手振れ防止 EIS(電子式手振れ防止)
色系 NTSC および PAL
内部記憶装置 64 GB 標準(128 GB はオプション)
LED ビーム:
輝度 4000ルーメン
CCT 5500 K(相関色温度)
ビーム角 120°
調光 3
リモートコントローラー:
ワイヤレス Wi-Fi 対応バッテリー寿命 最長4時間SDカードサポート Micro SDカード FAT32およびexFAT 形式(128GB以上)
充電器:
ROV 入力:100~240 V、50/60 Hz、1.3 A MAX
出力:12.9 V ⎓ 6A
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RC 入力:100~240 V、50/60 Hz、0.5 A MAX
出力:5 V ⎓ 3A
テザーケーブル:
長さ 50m(164フィート)/100 m(328フィート)
耐荷重 80 kgf
リール:
寸法 238 mm× 207 mm× 160 mm(9 3/8インチ× 8 1/8インチ× 6 1/4イ
ンチ)
限度能力 最大100 mテザー(328フィート)
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免責事項
非製造要因による機能停止または火災損害。操縦者のミスを含み、それに制限されません。 許可されない変更、分解または正式な指示あるいはマニュアルに従わない外枠の開封による損
傷。 不適切なインストール、誤った方法による使用または正式な指示あるいはマニュアルに従わな
い操作による損傷。 非承認のサービスプロバイダーによる損傷。 サーキットの正式に許可されない変更、またはバッテリーあるいは充電器の不一致または誤用
による損傷。 指示やマニュアルの推奨に従わない浸水による損傷。 水の条件が悪い中での操作による損傷(激流や高波など)。 電磁妨害の環境で製品を操作することによる損傷(鉱山地区や無線伝送塔、高電圧ワイヤー、
変電所近くなど)。 他のワイヤレス機器から干渉される環境において製品を操作することによる損傷(送信機、ビ
デオダウンリンク、Wi-Fi 信号など)。 部品が老朽化または破損しているときに強制的に浸水することによる損傷。 正式に許可されていない第三者の部品を使用した際の信頼性または互換性による損傷。 バッテリーが十分に充電されていないか、バッテリーに欠陥がある状態で製品を操作すること
による損傷。 製品を中断なくエラーがない状態で操作すること。 製品のデータの損失または損傷。 製品に提供されたもの、あるいは後にインストールされたものも含め、すべてのソフトウェア
プログラム。 ユーザーの要望に応じてQYSEAがQYSEA製品に提供または組入れるものを含め、第三者の
製品による故障または損傷。 「〇〇する方法」のような質問への回答、不正確な製品設定、インストール、ファームウェア
の更新など、QYSEA以外の技術的その他のサポートから生じる損傷。 繊細な地域でROVを操作することによる損傷(軍事ゾーン、自然保護区、海洋保護地区な
ど)。 予想不可能な要因による損傷(海流、洞窟の崩壊、動物に飲み込まれるなど)。 識別ラベルが変更されたり、取り除かれたりしている製品や部品。 ROVの水滴や水しみは、当社の工場で実施された水中での運転試験が原因である場合があり
ますが、これは FIFISH 水中ロボットの性能や機能に影響しません。
詳細は、ユーザーマニュアルを参照してください。
https://www.qysea.com/fifishv6
本内容は事前の予告なしに変更される場合があります。
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