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MANUAL NO. APS(GL900-4/8)-UM-101 GL 900

GL900APS アプリケーションマニュアル...21 主な特徴 多彩なデータ表示 Y-T、X-Y、FFT、ズーム表示ができ、大きく見やすい画面が特徴です。Y-T表示

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MANUAL NO. APS(GL900-4/8)-UM-101

GL900

2

目次11 目次........................................................................................21.

主な特徴....................................................................................42.

動作環境....................................................................................73.

USBドライバのインストール...................................................................84.

USBドライバのバージョン確認...............................................................8

USBドライバのインストール.................................................................8

Windows Vista 32ビット/64ビットの確認方法.............................................8

Windows Vista:始めてドライバソフトをインストールする場合...............................9

Windows Vista:すでにドライバソフトがインストールされている場合.......................10

Windows XP:始めてドライバソフトをインストールする場合................................12

Windows XP:すでにドライバソフトがインストールされている場合..........................13

Windows 2000:始めてドライバソフトをインストールする場合..............................14

Windows 2000:すでにドライバソフトがインストールされている場合........................14

パソコンとの接続方法.......................................................................15 5.

USBでの接続................................................................................15

LANでの接続................................................................................16

IPアドレスまたは、USB IDの設定..............................................................17

インストール...............................................................................196.

ソフトウェアの起動と終了...................................................................207.

基本操作...................................................................................218.

GL900本体の制御..........................................................................21

入力データの確認.........................................................................22

データの収録.............................................................................23

収録データの再生.........................................................................24

接続.......................................................................................259.

表示画面...................................................................................2610.

Y-T表示(メイン画面)......................................................................26

開く.....................................................................................28

重ね書き・連結............................................................................30

変換保存.................................................................................31

一括保存.................................................................................32

情報.....................................................................................33

収録情報.............................................................................33

トリガ情報...........................................................................33

アラーム情報.........................................................................33

操作アイコン.............................................................................34

デジタル表示.........................................................................35

波形操作.............................................................................35

コメント入力.........................................................................36

カーソル情報.........................................................................36

移動・検索............................................................................37

X-Y表示..................................................................................38

3

FFT表示..................................................................................39

ズーム表示...............................................................................40

設定画面...................................................................................4111.

アンプ設定...............................................................................41

スパン設定...........................................................................43

スケーリング設定.....................................................................43

収録設定.................................................................................44

本体側保存先設定.....................................................................45

パソコン側保存先設定.................................................................46

タイマ&トリガ設定.......................................................................47

レベル時の条件.......................................................................48

トリガレベル設定画面.................................................................49

レベル検出とエッジ検出...............................................................50

アラーム発生条件.....................................................................51

アラームレベル設定画面...............................................................52

その他設定...............................................................................53

データ収録.................................................................................5412.

設定.....................................................................................54

アンプ関連の設定.....................................................................54

収録関連の設定.......................................................................55

収録開始.................................................................................56

内蔵RAM設定時の収録動作..............................................................56

収録中の動作.........................................................................56

収録の停止...............................................................................57

データ再生.................................................................................5813.

ファイルの再生...........................................................................58

再生とフリーランニングの切り替え.........................................................59

カーソル操作.............................................................................60

カーソル情報の確認.......................................................................60

コメント入力.............................................................................61

データの検索.............................................................................62

4

主な特徴21 多彩なデータ表示

Y-T、 X-Y、 FFT、 ズーム表示ができ、 大きく見やすい画面が特徴です。

Y-T 表示 入力信号を Y軸に、 X軸に時間軸を表示するグラフです。ボタン1つで時間軸の拡大や縮小、X軸の拡大や縮小などが行えます。 また、 グラフを 2分割、 4 分割などの分割にして、 それぞれの信号をわけて表示することができます。

X-Y 表示 X軸と Y軸にそれぞれ、 入力 CH を割り当て相関波形を見ることができるグラフです。X-YCH は4CH用意されており、 それぞれ任意の CH を割り振ることができます。 また、 スパンの拡大 ・縮小やポジション移動などが直観的にできるようになっています。

FFT 表示 高速フーリエ変換の波形を表示します。窓関数や、 平均化のモードを設定することができます。

        

  

ズーム表示 データ再生中に上下 2分割の波形表示を行い、上側に全体波形、下側に詳細波形を表示し、全体波形の中から容易に詳細波形を見つけ出したり、 検索したりする事ができます。

5

誰でも簡単操作大きなアイコンなので分かり易く、 波形操作もとても簡単です。 時間軸の変更、 スパンの拡大縮小、 波形ポジションの変更を容易に行うことができます。 また、 画面に合わせて、 ウィンドウの最大化をすることもできます。

サムネイル波形表示再生表示する前に収録データの波形を小さな画像 (サムネイル) で確認できるので、開く前にどのようなデータなのか簡単に確認ができます。

6

ダイレクト EXCEL 機能収録データを直接 EXCEL に転送してグラフ表示することができます。便利なテンプレートも標準で付属しているので、 すぐにお使い頂けます。(※ Microsoft 社の EXCEL が必要です)

CSV 一括変換機能バイナリで収録したデータをまとめて CSV 形式に変換します。

画面印刷 ・保存機能波形画面をプリンタに印刷したり、 画面コピーをファイルにしたりできます。(※印刷機能を利用するには、 プリンタが必要です)

ヘルプ機能設定項目にそれぞれヘルプボタンがあり、 どのような機能なのか簡単に調べる事ができます。

7

動作環境31 本ソフトウェアをインストールするパソコンは、 下記の環境を満たしたものをご使用ください。

項目 必要環境

OS Windows2000、 WindowsXP、 WindowsVista (32Bit/64Bit)

CPU Pentium4:  2.0GHz 以上

メモリ 512MB 以上(1GB 以上を推奨 )

HDD ソフトウェアのインストールに 100MB の空きが別途必要

ディスプレイ ディスプレイ 解像度 1024 × 768 以上、 65535 色以上 (16Bit 以上 )

その他 USB2.0 ポート、 TCP-IP ポート、 CD-ROM ドライブ (CD からのインストール時 ) が必要。Microsoft 社EXCEL (ダイレクト EXCEL、 EXCEL で表示機能時)

確認 ※

・測定データの収録は、 使用環境を満たすパソコンをご使用になった場合でも、 パソコンの状態 ( 他

のアプリケーションが起動している場合、 収録媒体の空き容量がない場合 ) により正常に収録出来

ない場合があります。 データ収録時には、 他のアプリケーションをすべて終了し、 内蔵のハードディ

スクにデータ収録を行ってください。

・本ソフトウェアをご利用の際は、他のソフトウェアを起動しないようにしてください。 また、本ソフトウェ

ア以外の操作や処理をなるべく行わないで下さい。 ( 例 : スクリーンセーバ、 ウィルスチェック、 ファ

イルコピー ・移動処理、 ファイル検索処理、 など )

・ 本ソフトウェアの機能を最大限利用するには USB2.0 のポートが必要です。 USB1.1 や TCP-IP を

利用した場合、 データ転送や操作の遅延が生じる場合があります。

8

USBドライバのインストール41 USB ドライバのインストール方法について説明します。

USBドライバのバージョン確認USBドライバがインストールされている場合の USBドライバのバージョン確認方法について説明します。

デバイスマネージャを開く。 「コントロールパネル」 → 「システム」 → 「ハードウェア」 タブを選択し、「デバイスマネージャ」11 ボタンをクリックします。 または、 「マイコンピュータ」 を右クリックし、 「プロパティ」 → 「ハードウェア」 タブを選択し、 「システムのプロパティ」 ウィンドウを開き、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックします。

「デバイスマネージャ」 ウィンドウで、 「USB (UniversalSerialBus) コントローラ」 を展開したときに 「GraphtecGL/MT/21 DM/WRSeriesUSBDriver」 が表示されていることを確認し、 右クリックで 「プロパティ」 を選択します。

ドライバの更新。 「ドライバ」 タブで、 「ドライバの詳細」 ボタンをクリックします。31

「......¥GTCUSBR.SYS」 を選択し、 ファイルのバージョンを確認します。41

USBドライバのインストールUSBドライバのインストール方法について説明します。

付属の UsersGuideCD-ROMをパソコンの CD ドライブに入れます。11

パソコンと本体の接続。 パソコンと本体を USBケーブルで接続し、 電源を入れてください。21

USBドライバをインストールします。 お使いのパソコンのOS と状態によって作業内容が異なりますので、OS と状態に合っ31 た作業を行ってください。

    ・ WindowsVista   : 始めてドライバソフトをインストールする場合 : すでにドライバソフトがインストールされている場合    ・ WindowsXP  : 始めてドライバソフトをインストールする場合 : すでにドライバソフトがインストールされている場合    ・ Windows2000: 始めてドライバソフトをインストールする場合 : すでにドライバソフトがインストールされている場合

WindowsVista32 ビット /64 ビットの確認方法

WindowsVista32 ビット版と 64 ビット版では USB ドライバが異なります。 WindowsVista のビット数の確認は、 以下の方法で行ってください。

①スタートメニューから 「コンピュータ」 上で右クリックし、 「プロパティ」 を選択してください。

②システム欄のシステムの種類が 「64 ビットオペレーションシステム」 の場合は 64 ビット版になります。

9

Windows Vista : 始めてドライバソフトをインストールする場合

USBケーブルでパソコンと本体を接続すると、 新しいハードウェアが見つかりましたと 画面が表示されます。

① 「ドライバソフトウェアを検索してインストールします ( 推奨 )」 を選択してください。

② 「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します (R)」 を選択してください。

③ 「参照」 を選択してください。

④ 「フォルダの参照」 で CD-ROM を挿入したドライブから下記を選択してください。32 ビットオペレーションシステム  : USBDriver→Win 2 K - XP - Vista64 ビットオペレーションシステム  : USBDriver→Vista-x64

※ WindowsVista のビット数の確認は、 8 頁をご参照下さい。

10

⑤下記画面が表示されたら 「インストール」 を選択してください。

⑥しばらくするとインストールが終了しますので、「閉じる」 を押して終了してください。

以上でUSBドライバのインストールは終了です。

Windows Vista : すでにドライバソフトがインストールされている場合

USBドライバを更新します。①「スタート」メニューから「コントロールパネル」を選択してください。

② 「システムとメンテナンス」 を選択してください。

③ 「デバイスマネージャ」 の 「ハードウェアとデバイスを表示」 を選択してください。

11

④ 「GraphtecGL/MT/DM/WRSeries」 をダブルクリックしてください。

⑤ 「ドライバ」 メニューの 「ドライバの更新」を選択してください。

⑥ 「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します」 を選択してください。

   

⑦ 「参照」 を選択してください。

12

⑧ 「フォルダの参照」 で CD-ROM を挿入したドライブから下記を選択してください。32 ビットオペレーションシステム  : USBDriver→Win 2 K - XP - Vista64 ビットオペレーションシステム  : USBDriver→Vista-x64

※ WindowsVista のビット数の確認は、 8 頁をご参照下さい。

⑨ 下記画面が表示されたら 「インストール」を選択してください。

⑩ しばらくするとインストールが終了しますので、 「閉じる」 を押して終了してください。

以上でUSBドライバの更新は終了です。

WindowsXP : 始めてドライバソフトをインストールする場合

USBドライバをインストールします。

ハードウェアの検出 :  USBケーブルでパソコンと本体を接続すると、 「新しいハードウェアが見つかりました」 と11 表示されます。

ウィザード開始 :  「新しいハードウェアの検出ウィザード」 ウィンドウで、 「インストール方法」 の 「一覧または特21 定の場所からインストールする (詳細)」 を選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。

「検索とインストールオプション」 の 「検索しないで、 インストールするドライバを選択する」 を選択し、 「次へ」 ボ31 タンをクリックします。

「ドライバの選択」 で、 「ディスク使用」 ボタンをクリックします。41 「フロッピーディスクからインストール」 ウィンドウで、 「製造元のファイルのコピー元」 で、 CD-ROM内51 の 「USB

DRIVER」 → 「Win2k-XP-Vista」 → 「GTCUSBR.INF」 を参照し、 「OK」 ボタンをクリックします。

「ドライバの選択」 で、 「モデル」 枠内に 「GraphtecGL/MT/DM/WRSeriesUSBDriver」 が表示されます61 ので、

選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。

ドライバのインストール :  71 ドライバのインストールが開始されます。 OS の設定によっては、 「インストールしようと

するソフトウェアはWindowsXPと互換性を検証するWindowsロゴに合格していません。」と表示されますが、「続行」ボタンをクリックし、 インストールを続行してください。

インストールの完了: 81 「新しいハードウェアの検出ウィザードの完了」 が表示されると、 「完了」 ボタンをクリックし、

ウィザードを終了します。

13

WindowsXP : すでにドライバソフトがインストールされている場合

USBドライバを更新します。

デバイスマネージャを開く: 11 「コントロールパネル」→ 「システム」→ 「ハードウェア」 タブを選択し、「デバイスマネー

ジャ」 ボタンをクリックします。 または、 「マイコンピュータ」 を右クリックし、 「プロパティ」 → 「ハードウェア」 タブを選択し、 「システムのプロパティ」 ウィンドウを開き、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックします。

「デバイスマネージャ」 ウィンドウで、 「USB (Universal Serial Bus) コントローラ」 を展開したときに21 「Graphtec

DM/GL/WRSeriesUSBDriver」 が表示されていることを確認し、 右クリックで 「プロパティ」 を選択します。

ドライバの更新 :  31 「ドライバ」 タブを選択し、 「ドライバの更新」 ボタンをクリックします。

更新ウィザードの開始 :  41 「ハードウェアの更新ウィザード」 が表示されますので、 「インストール方法」 の 「一覧

または特定の場所からインストールする (詳細)」 を選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。

「検索とインストールオプション」 の 「検索しないで、 インストールするドライバを選択する」 を選択し、51 「次へ」 ボ

タンをクリックします。

「ドライバの選択」 で、 「ディスク使用」 ボタンをクリックします。61 「ファイルの場所」 ウィンドウで、 CD-ROM内の 「USBDRIVER 」 → 「Win2k-XP-Vista」 → 「GTCUSBR.INF 」71 を参照し、 「開く」 ボタンをクリックします。

「ドライバの選択」 に戻り、 「次へ」 ボタンをクリックします。81 ドライバのインストール :  91 ドライバのインストールが開始されます。 OS の設定によっては、 「インストールしようと

するソフトウェアはWindowsXPと互換性を検証するWindowsロゴに合格していません。」と表示されますが、「続行」ボタンをクリックし、 インストールを続行してください。

インストールの完了 :  101 「新しいハードウェアの検出ウィザードの完了」 が表示されますので、 「完了」 ボタンを

クリックし、 ウィザードを終了してください。

14

Windows2000 : 始めてドライバソフトをインストールする場合

USBドライバをインストールします。

ウィザード開始 :  11 USBケーブルでパソコンと本体を接続すると、 「新しいハードウェアの検出ウィザード」 が表示

されます。

「新しいハードウェアの検出ウィザード」 ウィンドウで、 「検索方法」 の 「デバイスの最適なドライバを検索する」 を21 選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。

「ドライバファイルの特定」 の 「検索方法」 → 「CD-ROM ドライブ」 を選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。31 CD-ROM内の 「USBDRIVER」→ 「Win2k-XP-Vista」→ 「GTCUSBR.INF」 を参照し、「OK」ボタンをクリックします。41 「ドライバが検索されました」 表示を確認し、 「次へ」 ボタンをクリックします。51 インストールの完了: 61 「新しいハードウェアの検出ウィザードの完了」 が表示されると、 「完了」 ボタンをクリックし、

ウィザードを終了します。

Windows2000 : すでにドライバソフトがインストールされている場合

USBドライバを更新します。

デバイスマネージャを開く: 11 「コントロールパネル」→ 「システム」→ 「ハードウェア」 タブを選択し、「デバイスマネー

ジャ」 ボタンをクリックします。 または、 「マイコンピュータ」 を右クリックし、 「プロパティ」 → 「ハードウェア」 タブを選択し、 「システムのプロパティ」 ウィンドウを開き、 「デバイスマネージャ」 ボタンをクリックします。

「デバイスマネージャ」 ウィンドウで、 「USB (Universal Serial Bus ) コントローラ」 を展開したときに21 「Graphtec

DM/GL/WRSeriesUSBDriver」 が表示されていることを確認し、 右クリックで 「プロパティ」 を選択します。

ドライバの更新 :  31 「ドライバ」 タブで、 「ドライバの更新」 ボタンをクリックします。

更新ウィザードの開始: 41 「デバイスドライバのアップグレードウィザード」が表示されますので、「次へ」ボタンをクリッ

クします。

「ハードウェアデバイスドライバのインストール」 で、 「検索方法」 の 「このデバイスの既知のドライバを表示し、51 そ

の一覧から選択する」 を選択し、 「次へ」 ボタンをクリックします。

「デバイスドライバの選択」 で、 「ディスク使用」 ボタンをクリックします。61 「ファイルの場所」 ウィンドウで、 CD-ROM内の 「USBDRIVER 」 → 「Win2k-XP-Vista」 → 「GTCUSBR.INF 」71 を参照し、 「OK」 ボタンをクリックします。

「デバイスドライバの選択」 に戻り、 「次へ」 ボタンをクリックします。81 「デバイスドライバのインストールの開始」 で、 「次へ」 ボタンをクリックします。91

インストールの完了 :  101 「新しいハードウェアの検出ウィザードの完了」 が表示されますので、 「完了」 ボタンを

クリックし、 ウィザードを終了してください。

15

パソコンとの接続方法51 ※ 注意

本ソフトウェアバージョン 2.00 以降と GL900 を接続して使用する場合は、 GL900バージョン 2.00 (4ch モデルまたは、 8ch モデル) 以降

が必要になります。 GL900バージョン 2.00 未満をご使用の場合は、 弊社ホームページからアップデートファイルをダウンロードし、 バージョ

ンアップを行ってください。

USBでの接続

USBケーブルを使用した接続方法を説明します。

確認 ※

・ USB ケーブルで接続する場合には、 パソコンに USB ドライバをインストールする必要があります。

インストール方法に関しましては、 「USB ドライバのインストール」 を参照してください。

LANコネクタが隣接していますので、 間違って装着しないように注意願います。

・本ソフトウェアの機能を最大限利用するには、USB2.0 のポートを搭載したパソコンをお使いください。

USB1.1 のパソコンで利用した際は、 機能を最大限に利用することができません。

本機とパソコンを接続するには、 A-B タイプのケーブルを使用して接続してください。

A コネクタ B コネクタ

16

LANでの接続LANケーブルを使用した接続方法を説明します。

確認 ※

・ 本ソフトウェアを TCP-IP で利用した場合、 最大限の機能を利用できない場合があります。 その際

は、 USB 接続 (USB2.0 ポート ) をご使用ください。

使用用途に合わせて、 下記の種類のLANケーブルを使用してください。

 ●LANケーブルの種類 HUBを使用しないで、 パソコンに直接接続する場合は、 クロスケーブルを使用します。

LAN ケーブル (クロス)

midi LOGGER GL900GRAPHTECPOWER START CHARGE

CH SELECT SPAN/TRACEPOSITION

TIME/DIV

QUIT MENU

ENTER

FILE

NAVI

CURSOR DISPLAY

REVIEW

STARTSTOP

ALM CLR

midi LOGGER GL900GRAPHTECPOWER START CHARGE

CH SELECT SPAN/TRACEPOSITION

TIME/DIV

QUIT MENU

ENTER

FILE

NAVI

CURSOR DISPLAY

REVIEW

STARTSTOP

ALM CLR

HUBを使用してパソコンと接続する場合は、 ストレートケーブルを使用します。

midi LOGGER GL900GRAPHTECPOWER START CHARGE

CH SELECT SPAN/TRACEPOSITION

TIME/DIV

QUIT MENU

ENTER

FILE

NAVI

CURSOR DISPLAY

REVIEW

STARTSTOP

ALM CLR

LAN ケーブル (ストレート) LAN ケーブル (ストレート)

ハブ

midi LOGGER GL900GRAPHTECPOWER START CHARGE

CH SELECT SPAN/TRACEPOSITION

TIME/DIV

QUIT MENU

ENTER

FILE

NAVI

CURSOR DISPLAY

REVIEW

STARTSTOP

ALM CLR

17

IPアドレスまたは、 USBID の設定パソコンと接続するために、 本器のI/F設定を行います。

USB設定の場合

[MENU] キーを 4回押して、 [OPT 設定] を開きます。 [USB ID] の設定を行います。 本体の電源を落として、 再起動すれば、 設定が反映されます。

TCP-IP設定の場合

[MENU] キーを 4回押して、 [OPT 設定] を開きます。 [詳細設定] の設定を行います。 [IP アドレス]、 [サブネットマスク]、 [ポート番号]、 [DNSアドレス ] 設定を行い、 本体の電源を落として、 再起動すれば、 設定が反映されます。 

18

TCP-IP の設定例

パソコンと GL900 を 1 対1で接続する場合社内 LAN などのネットワークに接続しない場合は、 以下の設定を参考にしてください。GL900 とパソコンをクロスオーバーケーブルで接続します。

パソコンの IP アドレス 192.168.1.1

GL900 の IP アドレス 192.168.1.2

確認 ※

この場合の、 サブネットマスクは、 常に 「255.255.255.0」 と設定します。

この場合の、 ポート番号は、 常に 「8023」 と設定します。

パソコンの IP アドレスの設定 (WindowsXP の場合)

[ スタートメニュー ] → [ コントロールパネル ] → [ ネットワーク接続 ] → [ ローカルエリア接続 ] → [ プロパティ ] → [ インターネットプロトコル (TCP/IP) を選択 ] → [ プロパティ→ ] → 「次の IP アドレスを使う」 にチェック→ [IP アドレス ]、 [ サブネットマスク ] を設定→ [OK]

 

19

インストール61 ソフトウェアをインストールする方法について説明します。

付属の CD-ROM をパソコンの CD ドライブに挿入します。11

「スタート」 → 「ファイル名を指定して実行」 を選択し、 「ファイル名を指定して実行」 ウィンドウを開きます。21

「名前(O)」に「D:\Japanese\GL900APS\Setup.exe」を入力し、「OK」ボタンを押してください。 インストーラが起動します。31 (「D : 」 は、 CD-ROM ドライブを表します。 お使いのパソコンの CD-ROM ドライブに置き換えてください。)

これ以降は、 インストーラの指示に従って操作を続けてください。41

インストール後パソコンの再起動するメッセージが表示された場合は、 必ず再起動してから本ソフトウェアを起動してくださ51 い。

注意 ※

本機をパソコンと接続しているときは、 以下の点に注意してください。

・ パソコンの他の USB接続端子には、 マウスとキーボード以外は接続しないでください。

・ パソコンの省電力機能は、 Off に設定してください。

・ スクリーンセーバの設定は、 Off に設定してください。

・ノート PC をご利用の場合、LCD(画面)を閉じることでスタンバイ状態になる可能性がありますので、

本ソフトウェア使用中は、 LCD を閉じないようにしてください。

・ ウィルス / セキュリティーソフトの自動更新機能や、 Windows の自動アップデート機能の設定は、

Off に設定してください。

登録商標について

・ Microsoft および Windows は、 米国およびその他の国における米国MicrosoftCorporation の登録商標または商標です。

・ その他、 記載している会社名、 製品名は、 各社の登録商標または商標です。

20

ソフトウェアの起動と終了71 OS 画面タスクバーの 「スタート」 → 「プログラム (すべてのプログラム)」 → 「GL900APS」→ 「GL900APS」 を選択して、 ソフトウェアを起動します。起動が完了しますと。 下画面が表示されます。

終了する際は、 メイン画面右上の 「終了」 ボタンを押すか、 ウィンドウを閉じるボタンを押してください。

閉じるボタン

終了ボタン

接続状態で終了するときは、 本体への設定を保存するか確認するメッセージが表示されます。

内容 説明

はい 本体の設定を記憶させて終了します。 次回本体と接続した時は、 終了直前の設定が反映されます。

いいえ 本体は本ソフトウェアから設定した内容を保存しません。 本体の電源再投入後、ソフトウェアを接続する前の設定状態に戻ります。

キャンセル 切断しません。 また、 本ソフトウェアの終了も行いません。

21

基本操作81 本ソフトウェアの基本的な操作は以下の 4つから構成されます。

内容 説明

GL900 本体の制御 GL900 とパソコンを USB/LAN 接続をすることで、 本ソフトウェアから GL900 を制御することができます。また、設定した内容は、設定ファイルとしてパソコンに保存しておくことができ、設定ファイルを呼び出すことで、 設定を反映させることができます。

入力データの確認 GL900 とパソコンを接続をすることで、 GL900 に入力した信号を本ソフトウェア上のグラフ表示で確認することができます。 GL900 本体には搭載していない、 ズーム表示や FFT 表示などでも確認することができます。

データの収録 GL900 とパソコンを接続をすることで、 パソコン上にデータ転送し保存することができます。また、 GL900 本体内にも収録データを保存することによりどちらかをバックアップとして利用することもできます。

収録データの再生 パソコン上に保存したデータファイルを再生することができます。 また GL900 とパソコンを接続することで、GL900 本体内に保存したデータも再生することができます。 再生したデータは、 必要な部分を切りだしたり、 他のフォーマットに変換して保存することも可能です。

GL900 本体の制御本ソフトウェアから次の制御が可能です。・ 収録の開始/停止・ アンプ設定 ( 入力、 レンジ、 フィルタなど )・ 収録設定 ( サンプリング間隔、 本体収録先、 収録点数など )・ タイマ、 トリガ設定 ( タイマ設定、 トリガ設定、 アラーム設定など )・ その他設定 ( 温度単位、 工場出荷時設定など )

※ 注意

本ソフトウェアバージョン 2.00 以降と GL900 を接続して使用する場合は、 GL900バージョン 2.00 (4ch モデルまたは、 8ch モデル) 以降

が必要になります。 GL900バージョン 2.00 未満をご使用の場合は、 弊社ホームページからアップデートファイルをダウンロードし、 バージョ

ンアップを行ってください。

22

入力データの確認本ソフトウェアでは次のデータ確認方法があります。・ Y-T 波形表示

・ X - Y 表示

・ FFT 表示

・ ズーム表示 (再生時のみ)

23

データの収録本ソフトウェアでは、 本体側の収録先設定によって収録方法を選択できます。

内蔵 RAM 内蔵フラッシュメモリ /USB メモリ 本体収録なし

サンプリング間隔 10 μ s ~、 外部 1ms ~(※収録フォーマットがCSVの場合は10ms~ )

1ms ~

収録可能容量 最大 64MB(100 万点 ) 内蔵フラッシュメモリ : 最大256MBUSB メモリ : 使用する容量による(※ 1 ファイルの最大サイズは 2GB まで )

パソコンの保存媒体による ( ※ 1 ファイルの最大サイズは 2GB まで )

本体側の保存 電源のOff にするとデータが消去されます。 次の収録を行うとデータが上書きされます。

ファイルとして保存されます。 電源 Off、 次の収録でも消去されることはありません。

保存なし

特徴 GL900 の最速サンプリング間隔である 10μ sからの収録が可能です。 内蔵 RAMに限りプリトリガ機能を使用することができます。※本体側の収録先が内蔵 RAMの場合、 本体

メモリに収録しながら収録済みデータをパソコン

へ転送します。 その為、サンプリング間隔 (1ms

より速い場合) によっては、 パソコン側の波形

表示などに遅れが発生します。

パソコンと本体にダイレクトで同時に収録を行います。 タイマストップやトリガストップなどの制限をかけない場合、内蔵フラッシュメモリがフルになるか、 USB メモリがフルになった時点で収録が停止します。※ 2GB以上の容量の USB メモリを使用した

場合は、 1 ファイル 2GB で一旦収録が停止し、

異なるファイルに引き続き収録を開始します。

GL900 本体には収録せずパソコンのみにダイレクトで収録します。 本体デバイスの残り容量によって収録が停止することがないので長時間の収録が行えます。

midi LOGGER GL900GRAPHTECPOWER START CHARGE

CH SELECT SPAN/TRACEPOSITION

TIME/DIV

QUIT MENU

ENTER

FILE

NAVI

CURSOR DISPLAY

REVIEW

STARTSTOP

ALM CLR

信号入力

内蔵 RAM

収録媒体内蔵フラッシュメモリUSB メモリ

保存しない

GL900 本体側 パソコン側

24

収録データの再生本ソフトウェアで収録したバイナリデータ (*.GBD)、 テキストデータ (*.CSV) で、 パソコン側および GL900 本体で収録した収録したデータも再生ができます。再生中は、 カーソル情報を表示して、 カーソル上のレベル値や時間を確認したり、 指定したレベル値がこえた場所を検索したりできます。指定範囲に対して FFT 表示や、 統計演算なども可能です。

25

接続91

本機とパソコンを接続する通信設定を行います。

メイン画面の 「接続」 ボタンを押すと、 接続画面が表示されます。11

接続するインターフェースを選択します。 21

「装置名称」 ・ 「IPアドレス」 ・ 「ポート番号」 ・ 「USB ID」 をそれぞれ入力します。31

「接続」 ボタンを押して、 通信接続を行います。41

「閉じる」 を押して接続画面を閉じます。51

確認 ※

接続を行う際は、 本体が 「フリーランニング」 の状態になっていることを確認してください。

確認 ※

接続した時に、 GL900 本体から設定内容を読み込み、 その状態で動作します。

パソコン側の設定を使用する場合は、 「設定条件の読み込み」 ボタンを押し、 保存していた設定ファ

イルを読み出してください。 但し、 予め設定条件を保存しておく必要があります。

ヒント ※

デモモードでは、 本体に接続せずに、 あたかも接続したかのように操作ができる機能です。

デモモードの表示する波形は、 本ソフトウェアがインストールされたフォルダの 「DemoFile」 フォル

ダ内の 「Demo.demo」 ファイルを読み込み繰り返し表示しています。 このファイルは、 本ソフトウェ

アで収録した GBD データと差し替えることができます。 その際は、 用意したファイルを、 「Demo.

demo」 と名称を変更し、 同じ場所に上書きしてください。

26

表示画面101

本ソフトウェアにおける、 各表示画面の説明をします。

Y-T表示 (メイン画面)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13 14

番号 名称 説明

1 ステータス表示 パソコンと本体の状態を表示します。

2 ファイル ファイル関連の操作を行います。

開く パソコンに収録したファイルや、 本体内に収録したファイルを開くための画面を開きます。

重ね書き ・連結 再生中のデータに対して、 収録済みのデータを波形画面に重ねて表示したり、 連結して表示したりするとができます。

変換保存 現在再生中のデータを GBD ファイルかCSV ファイルに変換保存します。 フリーランニング中では保存はできません。

一括保存 パソコンに収録した GBD データをまとめて CSV ファイルに変換します。

画面を印刷 表示している画面をプリンタに印刷します。印刷されるプリンタは 「通常使用するプリンタ」 に設定されているプリンタに印刷します。 印刷するプリンタを変更する場合は、プリンタの設定後、 ソフトウェアを再起動してください。

画面を保存 表示している画面を BMP ファイル形式に保存します。

3 接続 本体と接続するための接続画面を開きます。

4 設定 本体との設定を行う画面を開きます。

5 収録開始 収録を開始します。

6 停止 収録を停止します。

27

7 フリーランニング /再生

フリーランニング表示、 再生表示の切り替えを行います。再生表示に切り替えるためには、 1 回以上の収録を行ったか、 パソコンまたは本体内のファイルを再生した時に切り替えることができます。

8 情報 各情報を表示 ・操作が出来ます。

収録情報 収録中のデータの収録開始時間、 タイマ - スタート時間、 収録経過時間などを表示します。 また、 進捗バーによって現在の収録状況の進捗を表示します。

トリガ情報 トリガの設定状況を表示します。

アラーム情報 アラームの設定状況を表示します。また、アラーム設定の「アラーム発生を保持する」 に設定していた場合、 アラームクリアボタンを押すことでアラームをクリアします。

9 ロック パスワードを設定して、 ソフトのプロテクトを行います。

10 終了 本ソフトウェアを終了します。

11 波形領域 各状態での波形を表示します。

12 スクロール 収録中の波形をスクロールして最新波形を表示するか、 もしくは、 スクロールを Off にして、 収録が終わった過去のデータと切り替えます。

13 操作アイコン 波形表示の各表示操作ができるアイコンボタンです。

14 波形切り替え 各波形表示に切り替えることができます

Y-T 表示 X軸が時間、 Y軸が入力レベルを表すグラフです。

X-Y 表示 X軸と Y軸にそれぞれ任意の CHの入力レベルを表示することができるグラフです。

FFT 表示 高速フーリエ変換を表示するグラフです。 本ソフトウェアではパワースペクトルで動作します。

ズーム表示 1つのデータを全体と詳細の2つのグラフで表示します。

28

開くパソコンに収録したファイルや本体接続時に本体内のファイルを選択する画面を開きます。

1 2 3 4 5

6

7

8

9

番号 名称 説明

1 1つ上へ ファイル表示をしている階層の1つ上の階層に移動します。

2 サムネイル表示 収録したバイナリファイル、 テキストファイルの波形をサムネイル表示します。本体データもサムネイル表示が可能ですが、 読み込みに時間がかかります。

3 フィルタ ファイル表示するファイル形式を選択します。

すべて表示 すべてのファイルを表示します。

GBD,CSV ファイル

バイナリファイル (GBD)、 テキストファイル (CSV) を表示します。

GBD ファイル バイナリファイル (GBD) のみ表示します。

CSV ファイル テキストファイル (CSV) のみ表示します。

4 新規フォルダ 現在表示している階層に新規フォルダを作成します。

5 削除 選択しているファイル、 フォルダを削除します。

6 ファイルツリー デバイスの階層をツリー表示します。上部の 「GL900」 は、 本アプリケーションが標準で指定するファイルの格納場所になります。 ユーザードキュメントフォルダ内の GL900APS フォルダになります、

7 ファイル表示 現在の階層のファイルやフォルダを表示します

8 ファイル情報 現在の階層にあるバイナリデータやテキストデータの上にマウスを合わせるとファイルの情報を表示します。

9 表示切り替え ファイル表示のアイコンのサイズを切り替えます。

29

ファイル情報

ファイル表示している、バイナリデータ (GBD)、テキストデータ (CSV) の上にマウスを置くことで、ファイルの情報を表示します。

表示切り替え

アイコンサイズのタブを切り替えることで、 ファイル表示のサイズを変更することができます。

アイコン大

アイコン小

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重ね書き ・連結再生中のデータに対して、 収録済みのデータを波形画面に重ねて表示したり、 連結して表示したりするとができます。

注意 ※

連結は同設定ファイルのみ可能です (同アンプ設定、 同サンプリング間隔)

重ね書き時に変換保存を行った場合は、 最初の再生ファイルのみ保存されます。

連結時に変換保存を行った場合は、 連結したデータが保存されます。

1

23

4 5 6 7

番号 名称 説明

1 ファイル一覧 重ね書き ・連結を行うファイルリストを表示します。

2 追加 重ね書き ・連結するファイルを追加します。

3 削除 重ね書き ・連結するファイルを削除します。

4 重ね書き ファイル一覧に表示されているファイルを重ねて表示します。

5 連結 ファイル一覧に表示されているファイルをリスト順に連結して表示します。

6 すべて解除 重ね書き、 連結しているファイルをすべて解除し、 元の再生ファイルのみ表示します。

7 キャンセル 重ね書き ・連結のウィンドウを閉じます。

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変換保存再生中のデータを変換して保存します。 または、 Microsoft 社の EXCEL にデータを表示させます。

12

3

4

番号 名称 説明

1 保存フォーマット 変換して保存するフォーマットを選択します。(GBD : バイナリデータ /CSV : テキストデータ)

2 パス 保存する場所を選択します。

3 データ範囲選択 データ範囲を選択します。

全データ 再生しているすべてのデータを保存します。

カーソル間 カーソル A と Bの範囲のデータを保存します。

4 間引き設定 保存する際にデータを間引きします。例) 1 → 1 :  間引きしません。例) 2 → 1 :  2 点のうち 1 点を間引きします。

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一括保存複数のバイナリファイル (GBD) をテキストファイル (CSV) に変換します。

1

5

4

2

3

番号 名称 説明

1 追加 変換するファイルを追加します。

2 削除 追加したファイルを削除します。

3 ファイル一覧 変換するファイルをリスト表示します。

4 保存先設定 変換後のファイルの保存先フォルダを設定します。

5 一括変換開始 一括変換を開始します。

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情報収録情報

データ収録中の時間の情報や設定情報を参照することができます。また進捗バーによってデータ収録の進捗状態を確認することができます。本体接続時には、 本体のバッテリー残量を確認することができます。

進捗バー

AC/バッテリ残量■■■: ACアダプタ動作■■■: バッテリ多□■■: バッテリ中□□■: バッテリ少□□□: バッテリ無

トリガ情報

設定したトリガの情報を確認することができます。

アラーム情報

設定したアラーム情報を確認することができます。アラームが発生している CHは赤く表示されます。アラーム発生を保持する設定にしている場合は、 アラームクリアボタンを押すことで、 アラームをクリアすることができます。

アラームクリア

34

操作アイコンY-T表示 (メイン画面) では操作アイコンによって、 直観的に操作することができるようになっています。各アイコンは下記のような動作を行います。

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番号 名称 説明

1 Time/Div 表示 表示しているグラフの Time/Div を表示します。 Time/Div とは 1 マスの X軸の時間幅です。

2 Time/Div 拡大 /縮小

時間 (X) 軸の時間幅の拡大 /縮小を行います。

3 スケール切り替え 相対時間と、 絶対時刻の切り替えを行います。

相対時間 スタートからの時間を表示します。 フリーランニングでは固定になります。

絶対時間 絶対時刻 (日時) を表示します。 フリーランニングではこの機能はありません。

4 操作 CH Y 軸関連の操作を行う CH を設定します。 全 CH にした場合は、 すべての CHに対して操作が有効になります。

5 Y 軸スパン拡大 /縮小

選択した操作 CHの Y軸に対し、 拡大 /縮小を行います。

6 Y 軸ポジション移動 選択した操作 CHの Y軸に対し、 上下位置のポジション移動を行います。

7 トレース グラフ内波形表示のOn/Offを切り替えます。Offにしても収録データには影響しません。

8 デジタル表示 入力している各 CHのデジタル値を表示する画面を開きます。

9 波形操作 グラフ波形を操作するための画面を開きます。

10 コメント入力 パソコンに保存したファイルを再生時に、 カーソル A と任意の CHの波形上にコメントを入力することができます。入力したコメントは再度ファイルを開いた際も表示されます。コメント情報は、 収録データを保存した場所に、 データファイルと同名の 「*.cfg」 ファイルとして保存されます。 このファイルを消去するとコメント情報が消えてしまいます。

11 カーソル情報 再生時に、 カーソル A と B上のデジタル値や A-B 間の時間、 また A-B 間の統計演算を表示する画面を開きます。

12 移動 ・検索 再生時に、 任意の時間や、 ポイントに移動したり、 任意のレベルで検索をする画面を開きます。

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デジタル表示

フリーランニング状態の時に、 入力されているレベル値を確認することができます。

波形操作

各種波形操作を行うことができます。

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番号 名称 説明

1 ゾーン分割 Y-T 波形グラフを上下に分割します。( 分割なし /2 分割 /4 分割 /8 分割 )

2 Y 軸レンジ ゾーン分割が分割なしの時に、Y軸のレンジ表示最大4つまで表示することができます。

3 X 軸自動調節 X軸の表示幅を現在の波形に従って自動に調節します。

4 Y 軸リセット Y 軸のスパンやポジションで設定した値を初期値に戻します。 初期値はレンジを切り替えたときの初期値と同じ値です。

5 線の太さ 波形の線の太さを変更します。(1/2/3/4)

6 波形プロット 波形上の実際のサンプリング点に対してプロットを表示します。

7 Y 軸レンジ2 ゾーン分割を分割なし以外にしているときは、 各分割表示に対して1つの Y軸レンジを割り当てることができます。

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コメント入力

再生中に波形上にコメントを入力することができます。入力位置はカーソル A上で、 入力 CH選択で選択した CH上になります。コメント入力 /選択から最大 20 箇所までのコメントを選択、 入力することができます。入力する場合、 コメント入力 /選択から任意の番号を選択し、 文字列を入力し、 入力ボタンを押してください。削除する場合は、 コメント入力 /選択から削除したい番号を選択し、 削除ボタンを押してください。入力したコメントをマウスでドラッグすることで位置を変更することも可能です。

入力CH選択

コメント入力/選択

入力ボタン、削除ボタン

カーソル情報

再生中に 2本のカーソル A と B上のレベル値や、 時間、 カーソル間の演算値などを確認することができます。

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番号 名称 説明

1 カーソル Aへ移動カーソル Bへ移動

カーソル A、 Bのそれぞれの位置へ表示波形位置を移動します。

2 カーソル A を表示カーソル B を表示

表示している波形領域内に、 カーソル A、 Bのそれぞれを移動します。

3 AB カーソル同期 カーソル A と Bの間隔を保ったまま、 両方のカーソルを同時に移動します。

4 カーソル同期 カーソル A と Bの間隔と画面上の相対位置を維持します。

5 演算 カーソル A と Bの範囲内のデータに対して各 CHの演算を行います。

6 表 カーソル上のレベル値、 カーソル A と Bのレベル差、 演算結果などを表示します。

7 カーソル上の時間 カーソル A と B上のそれぞれの時間とカーソル A と Bの時間差を表示します。

8 表示切り替え 簡易表示、 詳細表示の切り替えを行います。簡易表示にしたときは、 演算領域を閉じてコンパクトなウィンドウサイズにします。

37

移動 ・検索

再生中に任意の位置へカーソル A と波形を移動することができます。移動方法を選択して、 移動ボタンで移動を実行します。

先頭に移動 データの先頭に移動します。

最後に移動 最後のデータに移動します。

トリガ点に移動 トリガが成立したデータ点に移動します。

最大値に移動 任意の CHのデータの最大値がある点に移動します。

最小値に移動 任意の CHのデータの最小値がある点に移動します。

指定点数に移動 先頭からの指定した点数に移動します。

経過時間に移動 先頭からの経過時間に移動します。

指定時刻に移動 指定時刻に移動します。

再生中に任意の CHのレベル値から検索し、 結果位置に移動します。検索は、 エッジ検知で行います。

検索CH選択

検索設定

検索実行ボタン

38

X-Y 表示波形表示切り替えで、 X-Y 表示を選択することで、 X-Y 表示画面に切り替わります。X-Y 表示は、 最大4の組み合わせ処理が可能です。 任意の CHが設定可能です。

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番号 名称 説明

1 ペン表示 フリーランニング時では、現在入力されている位置をX軸とY軸でそれぞれ表示します。

2 X-Y 波形表示 X-Y 波形を表示します。

3 スパン変更 X軸と Y軸それぞれのスパンを変更します。 中心のボタンを押すとデフォルトの値に戻します。

4 ポジション変更 X軸と Y軸それぞれの上下左右位置を変更します。 中心のボタンを押すとデフォルトの位置に戻します。

5 波形消去 フリーランニング時のみ。 描画された波形を消去します。

6 レンジ切り替え 点灯している X-YCH の X軸と Y軸のグラフ上のスケール値を表示します。

7 On/Off X-Y の各 CHの On/Off を設定します。

8 X 軸 CH X 軸に割り当てる CH を設定します。

9 Y 軸 CH Y 軸に割り当てる CH を設定します。

10 カーソル情報 X-Y 波形表示のカーソル上のレベル値を表示します。

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FFT 表示波形表示切り替えで、 FFT 表示を選択することで、 FFT 表示画面に切り替わります。FFT 表示では、 任意の1CH に対して FFT 波形表示を行います。フリーランニング時と再生時で異なる動作を行います。フリーランニングではサンプリングしたデータに対して FFT 表示を行います。再生時は、 スクロールバーの表示している範囲に対して最大 1000 点分のデータの FFT 表示を行います。

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78

番号 名称 説明

1 FFT 表示 FFT 波形を表示します。

2 表示 CH FFT 波形を表示させる CH を選択します。

3 窓関数 窓関数を選択します。

4 平均化モード 平均化モードを選択します。

5 加重モード 加重モードを選択します。

6 平均数 平均化を行う点数を設定します。

7 平均のクリア 平均をクリアします

8 d B 表記 Y軸レンジをd B表記にします。

40

ズーム表示再生時に波形切り替えでズーム表示を選択することで、 ズーム表示に切り替わります。ズーム表示では、 再生中の波形を上下 2分割し、 上側に、 全体波形を表示し、 下側に詳細波形を表示します。上部全体波形のカーソル A と Bは、 下部詳細波形の表示領域と連動して動作していますので、全体表示から、 簡単に詳細な信号位置を発見し、 移動、 または拡大をすることができます。

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番号 名称 説明

1 全体波形 再生している波形の全体を表示することができます。 全体波形側にも、 Time/Div の切り替えやスクロールバーを設けているので、 全体波形でも詳細な波形を表示することが可能です。

2 詳細波形 全体波形側のスクロールバーのカーソル A と Bの範囲を詳細表示の範囲として表示します。 また、 詳細表示にもカーソルを設けているのでレベル値や時間を確認することができます。

3 全体波形用 Time/Div 拡大 /縮小

全体波形に対する X軸の表示幅を変更することができます。

4 全体波形用スクロールバー

全体波形に対して、 表示領域のスクロールを行うことができます。カーソル A と Bの範囲は、 詳細表示の範囲と連動しています。

5 詳細波形用スクロールバー

詳細波形表に対して、 カーソルの移動ができます。

6 詳細波形用 Time/Div 拡大 /縮小

詳細波形に対する X軸の表示幅を変更することができます。

7 Y 軸操作 Y軸スパン拡大縮小、 Y軸ポジション移動、 トレースは、 全体波形 ・詳細波形両方に対して操作できます。

8 その他アイコン 波形操作、 コメント入力、 カーソル表示、 検索は、 詳細波形に対して操作できます。

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設定画面111 収録に関する設定を行う画面の説明です。

アンプ設定アナログ入力、 ロジック入力、 パルス入力の設定を行います。※画面は 8ch モデル

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番号 名称 説明

1 設定タブ 各設定画面を切り替えます。

アンプ設定 入力に関する設定を行います。

収録設定 収録に関する設定を行います。

タイマ&トリガ設定 トリガとアラームに関する設定を行います。

その他 その他の設定、 インフォメーションなどを表示します。

2 CH アナログ入力の CHの番号です。

3 線色 各 CHの波形の色を設定できます。

4 アノテーション 各 CH に任意でアノテーションを入力できます (信号名などを記入してください)。 文字数は最大で 31 文字 (半角時) です。

5 入力 入力を選択します。

Off 入力を Off にします。

電圧 電圧測定時に設定します。

温度 温度測定時に設定します。

湿度 湿度測定時に設定します。

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番号 名称 説明

6 レンジ 入力レンジを設定します。

電圧時 20,50,100,200,500(mV),1,2,5,10,20,50,100,200,500(V),1-5V

温度時 TC-K,TC-J,TC-T,TC-R,TC-E,TC-B,TC-S,TC-N,TC-W

湿度時 電圧 1V固定で、 内部単位を変換します。0V → 0% ~ 1V → 100%

7 フィルタ 各CH毎に、 ローパスフィルタを設定します。(Off,Line,5Hz,50Hz,500Hz)

8 単位 単位を表示します。

9 スパン 波形グラフに表示する波形の上限値と下限値を設定します。

10 スケーリング 単位の変換を行います。

11 グラフ表示 設定した波形を確認することができます。設定を反映させるには、 「適用」 ボタンを押してください。

12 ロジック ・ パルス切り替え

デジタル入力の切り替えを設定します。(Off,パルス ,ロジック )

13 パルスCH番号 パルス入力のCH番号です。

14 パルス線色 パルスの線色を設定します。

15 パルス入力 パルスの入力を設定します。

回転数 1秒間のパルスの発生をカウントし、 60倍して回転数 (RPM) として表示します。

積算 1サンプル内のパルスの発生を積算カウントしていきます。

瞬時 1サンプル内のパルス発生をカウントします。

16 パルスフィルタ パルスのフィルタを設定します。フィルタは、 約30Hzで約-3dBとなります。Off,On

17 パルススロープ パルス検知のスロープを設定します。

H 信号の立ち上がりをカウントします。

L 信号の立ち下がりをカウントします。

18 パルススパン 波形グラフに表示する波形の上限値と下限値を設定します。

19 パルススケーリング 単位の変換を行います。

20 ロジックCH番号 ロジック入力のCH番号です。

21 ロジック線色 ロジック波形の色を設定します。

22 ロジックフィルタ ロジックのフィルタを設定します。フィルタは、 約30Hzで約-3dBとなります。Off,On

23 OK 設定を反映して画面を閉じます。

24 キャンセル 設定を反映せずに画面を閉じます。

25 適用 設定を反映します。

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スパン設定

スパンの設定を行います。設定は、 直接数値を入力するか、 カーソルで調節します。

スケーリング設定

スケーリング (単位変換) の設定を行います。設定は、 入力側と変換側の上限値、 下限値をそれぞれ入力します。

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収録設定サンプリング間隔、 本体側収録設定、 パソコン側収録設定などを行います。

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番号 名称 説明

1 サンプリング間隔 データを収録する間隔を設定します。(10,20,50,100,200,500(us),1,2,5,10,20,50,100,200,500(ms),1,2,5,10,20,30,60(s), 外部 )

2 収録点数 収録する点数を設定します。本体側保存先が内蔵 RAMの設定時のみ設定が可能です。

3 保存先 本体の収録先を設定します。

内蔵 RAM 本体の内蔵 RAMに収録します。サンプリング間隔は 10us から設定が可能です。

内蔵フラッシュメモリ/USB メモリ

本体の内蔵フラッシュメモリか USB メモリに収録します。サンプリング間隔は、 1ms から設定が可能です。

収録しない 本体への収録は行わず、パソコンにのみデータを収録します。本体の収録媒体に影響しない長時間の収録が可能です。サンプリング間隔は 1ms から設定が可能です。

4 名付け方法 ファイルの名付け方法を設定します。

自動 指定したフォルダに日付のフォルダを作成し、 その中に日時のファ

イルを作成します。

任意 自らファイル名を設定します。

5 ファイルパス 本体側のデータの保存先を設定します。

6 収録可能時間 本体側で収録が可能な時間を表示します。

7 収録可能容量 本体側で収録が可能な容量を表示します。

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番号 名称 説明

8 保存形式 パソコン側に保存するデータの形式を設定します。

バイナリデータ形式 (GBD) 弊社バイナリデータになります。 CSV と比べて

データが小さくなります。

テキスト形式 (CSV) Microsoft 社の EXCEL などで開くことができる

形式です。

9 名付け方法 ファイルの名付け方法を設定します。

自動 指定したフォルダに日付のフォルダを作成し、 その中に日時のファ

イルを作成します。

任意 自らファイル名を設定します。

10 ファイルパス パソコン側のデータの保存先を設定します。

11 収録設定 ダイレクト EXCEL 機能の有効 /無効を設定します。ダイレクト EXCEL 機能を利用するにはMicrosoft 社の EXCEL がインストールされている必要があります。 ダイレクト EXCEL では 65535 点以上のデータは出力されません。

12 テンプレートファイル ダイレクト EXCEL のテンプレートとなるファイルを設定します。

13 転送先シート テンプレートファイル内のシートを選択します。

14 開始セル データを転送開始するセルを選択します。

15 間引き設定 データを転送するデータの間引き率を設定します。5 → 1 に設定した時は、 5 データに 1回データを転送します。

外部サンプリング設定

サンプリング間隔を外部に設定することで、 外部入力からのパルス信号によってサンプリングを行います。詳細は GL900 本体ユーザーズマニュアルを参照ください。

注意 ※

サンプリング間隔の外部設定は、 本体収録先が、 内蔵 RAMの時のみ設定可能です。

本体側保存先設定

本体側の保存先画面を設定します。

1

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2

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番号 名称 説明

1 フォルダツリー 本体側保存先で設定したデバイスのツリーを表示します。 保存したい場所を開きます。

2 新規フォルダ 開いているパス上に新規フォルダを作成します。

3 新規ファイル 開いているパス上に新規ファイルを作成します。

4 選択 名付け方法が自動の場合は、 フォルダを選択し選択ボタンを押すことで収録先のフォルダが設定できます。名付け方法が任意の場合は、 新規ファイルを選択するか、 既存のファイルを選択すことで保存先を設定できます。

パソコン側保存先設定

パソコン側の保存先設定は、 本体側の保存先画面と同様になります。

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タイマ & トリガ設定

タイマ条件、 トリガ条件、 アラームなどの設定を行います。

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番号 名称 説明

1 タイマ条件 タイマ動作の条件を設定します。

Off タイマ機能を使用しません。 トリガに従って収録を開始します。

日時設定 設定した日時の期間でトリガが成立すると収録を行います。

毎日周期 設定した時間の期間でトリガが成立すると収録を行います。設定した時間を毎日繰り返します。

毎時周期 設定した時間の期間でトリガが成立すると収録を行います。設定した時間を毎時間繰り返します。

2 タイマスタート条件 収録開始時間の設定を行います。

3 タイマストップ条件 収録停止時間の設定を行います。

4 トリガスタートの条件 トリガスタートの条件を設定します。

Off 無条件でトリガが成立します。

レベル 設定したレベル値に対して条件が満足するとトリガが成立します。

外部入力 外部トリガ端子からの入力信号でトリガが成立します。※ 5V( オープン ) から 0V(GND への短絡 ) になった時にトリガが成立します。

一定時間 指定時間が経過するとスタートトリガが成立します。

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番号 名称 説明

5 トリガストップ条件 トリガストップの条件を設定します。

Off 停止条件はありません。

レベル 設定したレベル値に対して条件が満足するとトリガが成立します。

外部入力 外部トリガ端子からの入力信号でトリガが成立します。※ 5V( オープン ) から 0V(GND への短絡 ) になった時にトリガが成立します。

一定時間 スタートトリガが成立してから指定時間が経過するとトリガが成立します。

6 プリトリガ スタートトリガが成立する以前のデータを収録します。 収録点数に対する割合を設定します。プリトリガ機能を利用するにはトリガスタートの条件を Off 以外に設定する必要があります。本体側収録設定の収録先が内蔵 RAMに設定されている時のみ利用が可能です。

7 リピート収録 繰り返し収録の設定を行います。

Off 繰り返し収録を行いません。

On ストップトリガが成立後、 または、 内蔵 RAMの収録点数をすべて収録後、 次の収録を開始します。収録先が内蔵 RAM以外では、 トリガストップの条件を Off 以外にする必要があります。

8 リピート間隔 トリガスタート成立からリピートするまでの時間間隔を設定します。本体側の収録先が内蔵 RAM設定時 : トリガスタート条件 : Off トリガストップ条件 : Off か一定時間内蔵 RAM以外の設定時 : トリガスタート条件 : Off トリガストップ条件 :一定時間それ以外のリピート収録はリピート間隔が 0になり、 トリガストップ成立後直ちに次の収録を開始します。リピート間隔に達した時にトリガストップが成立していない場合は、 トリガストップが成立するまで待ち、 トリガストップ成立後直ちに次の収録を開始します。

9 アラーム発生条件 設定した条件が満たされた時に、 アラーム出力端子からアラームを出力します。

10 アラーム発生を保持する

有効に設定している場合は、 1 度アラームが発生すると、 アラームクリアをするまでアラームは解除されません。

※ 注意

サンプリング間隔を外部に設定している場合は、 スタートトリガ、 ストップトリガ共に外部入力に設定することができません。 また、 スタート

トリガ、 ストップトリガが外部入力に設定されているときに、 サンプリング間隔を外部に設定すると、 スタートトリガ、 またはストップトリガは、

強制的に Off に設定されます。

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レベル時の条件

トリガ設定を 「レベル」 のときに 「レベル時の条件」 の設定を行います。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11 12 13

番号 名称 説明

1 CH CH 番号を表示します

2 機能 トリガのレベル検出モードを設定します。

Off 無効です。

Hi 立ち上がりで検出します。

Lo 立ち下がりで検出します。

WinIn 範囲内を検出します。

WinOut 範囲外を検出します。

3 レベル表示 設定されているレベルを表示します。

4 単位 単位を表示します。

5 設定 レベルの設定を行います。

6 パルス CH パルスのCH番号を表示します。

7 パルス 機能 パルスのトリガ検出モードを設定します。 (アナログと同様)

8 パルス レベル表示 パルスの設定されているトリガレベルを表示します。

9 パルス 単位 パルスの単位を表示します。

10 パルス 設定 パルスのトリガレベル設定を行います。

11 ロジック CH ロジックのCHを表示します。

12 ロジック 機能 ロジックトリガの設定を行います。

X 無効です。

H 立ち上がりで検出します。

L 立ち下がりで検出します。

13 組み合わせ 各 CHのトリガの組み合わせ条件と検出方法を設定します。

LevelOR レベル検出し、 どれか1つの CH でもトリガ検出したらトリガ成立します。

LevelAND レベル検出し、 有効にしたすべての CHがトリガ検出したらトリガ成立します。

EdgeOR エッジ検出し、 どれか1つの CH でもトリガ検出したらトリガ成立します。

EdgeAND エッジ検出し、 有効にしたすべての CHがトリガ検出したらトリガが成立します。

50

トリガレベル設定画面

トリガを検知させるレベルを設定します。入力は、 直接数値で入力するか、 カーソルで設定します。

レベル検出とエッジ検出

トリガの検知はレベル検知とエッジ検知を選ぶことができます。レベル検知は、 設定したレベルに対して、 超えている、 もしくは下回っていれば検知します。エッジ検知は、 設定したレベルに対して、 超えたとき、 もしくは下回った時に検知します。すでに、 検知レベルに達した場合も、 一度検知レベル以外になってから、 再度検知レベルに達さないと検知しません。

Level Hiトリガ発生エリア

トリガレベル

トリガ発生エリア内ならどこでもトリガ発生 トリガレベルを突き抜けた時にトリガ発生

トリガ発生エリア

Level Lo Edge Hi Edge Lo

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アラーム発生条件

各入力に対してアラームレベルの設定を行います。

1 2 3 4 5 67 8 9 10 1112

13 14 15

番号 名称 説明

1 CH CH 番号を表示します

2 機能 アラームのレベル検出モードを設定します。

Off 無効です。

Hi 立ち上がりで検出します。

Lo 立ち下がりで検出します。

WinIn 範囲内を検出します。

WinOut 範囲外を検出します。

3 レベル表示 設定されているレベルを表示します。

4 単位 単位を表示します。

5 設定 レベルの設定を行います。

6 出力 本体アラーム 4端子のうちどこから出力するか設定します。各 CHの端子の出力はOR されます。

7 パルス CH パルスのCH番号を表示します。

8 パルス 機能 パルスのアラーム出モードを設定します。 (アナログと同様)

9 パルス レベル表示 パルスの設定されているアラームレベルを表示します。

10 パルス 単位 パルスの単位を表示します。

11 パルス 設定 パルスのアラームレベル設定を行います。

12 パルス出力 本体アラーム 4端子のうちどこから出力するか設定します。各 CHの端子の出力はOR されます。

13 ロジック CH ロジックのCHを表示します。

14 ロジック 機能 ロジックアラームの設定を行います。

X 無効です。

H 立ち上がりで検出します。

L 立ち下がりで検出します。

15 ロジック出力 本体アラーム 4端子のうちどこから出力するか設定します。各 CHの端子の出力はOR されます。

52

アラームレベル設定画面

アラームを発生させるレベルを設定します。入力は、 直接数値で入力するか、 カーソルで設定します。アラームはレベル検知します。

53

その他設定その他の設定とインフォメーションの表示を行います。

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678

9

番号 名称 説明

1 室温補償 熱電対を用いて温度測定を行う際の室温補償を設定します。本器で室温補償を行う場合は、 ONに設定します。(通常は On に設定してください)

2 温度表示 温度表示の摂氏 (℃) と華氏 (°F) を切り替えます。

3 電源On スタート 本体の電源が投入されたときに収録を開始します。この設定は本体のみで動作します。

4 パソコンと本体の時刻を合わせる

本ボタンを押すと、 パソコンの時刻を GL900 に送信します。

5 工場出荷時設定に戻す

設定を初期化します。

6 アプリケーションバージョン

本ソフトウェアのバージョンを表示します。

7 本体バージョン 接続している本体のバージョンを表示します。

8 MAC アドレス 接続している本体のMAC アドレスを表示します。

9 ホームページアクセス

ボタンを押すとそれぞれのホームページにアクセスできます。

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データ収録121 基本的な操作手順を説明します。操作手順はソフトウェアと本体が接続した状態から始めます。 接続に関しましては、 「9. 接続」 を参照ください。設定で触れない項目に関しましては、 工場出荷時の状態とします。

設定設定内容

1 アンプ関連 CH1 :  入力 :電圧、 レンジ : 1V、 フィルタ : Off、 スケーリング : OffCH2 :  入力 :電圧、 レンジ : 500mV、 フィルタ : Off、 スケーリング : Offその他の CHは Off 

2 収録関連 サンプリング間隔 : 100us収録点数 : 10000 点本体収録 :内蔵 RAMパソコン収録 :バイナリ形式

本体と接続後、 メイン画面の設定ボタンを押します。

アンプ関連の設定

設定内容に従い、 CH1 と CH2 の設定を行います。 その他の CHは入力を Off にしてください。

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収録関連の設定

設定内容に従い収録関連の設定を行います。・ 設定タブを 「収録設定」 にします。・ サンプリング間隔を 100us に設定します。・ 収録点数を 10000 点に設定します。・ 本体側収録設定の保存先を内蔵 RAMに設定します。・ パソコン側収録設定の保存形式をバイナリデータにします。

上記設定により、 サンプリング間隔 100us で、 10000 点のデータを本体の内蔵 RAM とパソコン側に保存します。

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収録開始「収録開始」 ボタンを押すことで収録を開始します。

内蔵 RAM設定時の収録動作

本体側保存先を内蔵 RAMに設定している場合は、 10us サンプリング間隔からの高速収録が行えます。本アプリケーションでは、 本体側で高速に収録を行いながら同時にパソコンへデータの転送を行っています。本体が収録が終わっても、 すべてのデータを転送します。

収録中の動作

収録中は、 スクロール動作と収録再生動作を 「スクロール」 ボタンで切り替えることができます。スクロールボタンが青く点灯している時がスクロール動作時になります。

スクロール動作時は、 本体から転送した最新のデータを表示していきます。収録再生動作時は、 本体から転送し終わったデータの確認やカーソルの操作などができます。

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収録の停止収録設定で設定した 10000 点のデータを本体が収録した時に、 自動的に収録は停止します。アプリケーションでデータの転送がすべて終わっていない場合は、 すべて終わるまでデータ転送します。すべてのデータ転送が終わり、 パソコン側にデータを保存して、 再生モードに移行します。

収録中に手動で収録を停止したい場合は、 「停止」 のボタンを押して収録を停止してください。

収録が終わりますと、 そのまま再生状態になります。

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データ再生131 パソコンに収録したデータと、 本体に収録した内蔵フラッシュメモリや USB メモリ内のデータを再生することができます。再生できるデータは、 本ソフトウェアで収録したデータか、 本体で収録したデータになります。再生可能なフォーマットは、 バイナリデータ (GBD) と、 テキストデータ (CSV) になります。

ここでは、 パソコンに収録したバイナリデータを再生し、 基本的な操作を行います。

ファイルの再生

メイン画面の 「ファイル」 から 「開く」 を選択します。

ファイル選択画面が開きますので、 ファイルが保存されいてる場所からファイルを選び 「選択」 を押します。

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選択したファイルが読み込まれ、 波形が表示されます。

再生とフリーランニングの切り替え本体接続中は、 「フリーランニング /再生切り替え」 ボタンを押すことで、 モードを切り替えることができます。

再生中

フリーランニング中

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カーソルの操作再生中はカーソル A と Bの 2 つのカーソルがあり、 それぞれ任意の波形内の場所に移動することができます。波形上のカーソルをマウスでドラッグして移動できます。スクロールバー内のアイコンで移動できます。また、スクロールバーの左右端にある三角形のボタンをクリックすることで 1 ドットずつ画面をスクロールを行うことができます。

カーソル情報の確認カーソル A と B上のレベル値や時間を確認することができます

カーソル情報アイコンを選択します。

カーソル情報が開き、 カーソル A と B上のレベル値や時間を確認できます。この状態で、 カーソルを動かすこともできます。

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コメントの入力カーソル Aの任意の CH上にコメントを入力することができます。入力したコメントはファイルを閉じても保存され、 次回開いたときも同様の場所に表示されます。( パソコン側に収録したデータに限ります)

コメント入力アイコンを選択します。

ここでは、 CH1 の波形上に 「入力オーバー」 のコメントを入力してみます。文字列を入力後、 「入力」 ボタンを押します。

コメントが入力されました。

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データの検索データがある数値を超えたときや下回った時などを検索して、 発生している箇所に移動します。ここでは、 CH1 を立ち上がりで、 100V を超えた個所を検索します。

移動 ・検索アイコンを選択します。

12

3

4

5

6

1.CH を CH1 に設定します。2.検索条件を Hi( 立ち上がり ) に設定します。3.レベル設定画面を開きます。4.100V と入力します。5.OK を押します。6.次を検索を押して、 現在のカーソルから未来方向へ検索を行います。

100V を超えた個所が見つかり、 カーソル A と波形が移動します。

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●本書の記載は事項はおことわりなく変更することがありますのでご了承ください

GL900-APS 取扱説明書APS(GL900-4/8)-UM-101

2009 年 3 月 1 日発行

グラフテック株式会社