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高価現金買い取りいたします TEL 0357065100 FAX 0357065101 〒1580092 東京都世田谷区野毛376 URL" www.jay.co.jp E! mail" [email protected] 中古印刷関連機器 !ジェイエンタープライズ 各社メーカーの中古印刷機 オフセット印刷機 ラベル印刷機 フォーム印刷機 スクリーン印刷機 断裁機 製本機 自動打抜機 製袋設備 その他の印刷関連機器全般 西西16 10 10 56 ! ×dpi 使退西12 使使姿20 10 使" 使使使! !" " 協賛 !高速オフセット 本社・営業本部/大阪市北区梅田3丁目4番5号 堺工場/大阪府堺市堺区松屋大和川通3丁132番地 赤尾取締役印刷本部長 西 西西日本初の商業輪転バリアブルを導入 真田営業本部営業二部部長 (6) 2015年(平成27年)5月14日 木曜日 第2900号

(6) 一 東 のタ イヘ 西 高速オフセット 高速オフセット 般 …...高価現金買い取りいたします TEL 03―5706―5100 FAX 03―5706―5101 〒158―0092

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Page 1: (6) 一 東 のタ イヘ 西 高速オフセット 高速オフセット 般 …...高価現金買い取りいたします TEL 03―5706―5100 FAX 03―5706―5101 〒158―0092

高価現金買い取りいたします

TEL 03―5706―5100FAX 03―5706―5101

〒158―0092 東京都世田谷区野毛3―7―6URL�www.jay.co.jp E�mail�[email protected]

中古印刷関連機器

�ジェイエンタープライズ

各社メーカーの中古印刷機

オフセット印刷機 ラベル印刷機

フォーム印刷機 スクリーン印刷機

断裁機 製本機 自動打抜機

製袋設備 その他の印刷関連機器全般

高速オフセットは、

従業員460名、昨年

度の売上額は142億

円の実績を残す関西に

おける中堅大手とし

て、あらゆる印刷メデ

ィアに対応する総合印

刷会社となっている。

毎日新聞、スポーツ

ニッポン、大阪スポー

ツ、聖教新聞等の日刊

紙から、各自治体の広

報紙や業界紙、ミニコ

ミ紙まで網羅した「新

聞印刷」と、チラシ、

ポスター、カタログ、

パンフレット類等を扱

う「商業印刷」、書籍、

雑誌等の「出版印刷」、

OA機器に対応する請

求書やマークシート用

紙等を作成する「フォ

ーム印刷」まで幅広く

展開している。

今回バリアブル印刷

への進出を採用決断し

たのは商業印刷事業部

門で、西日本初のケー

スになる。同事業部は

ミヤコシ製商業輪転機

4台と2年前に三菱重

工製LITHOPIA

2台を導入して、鏡に

映したように設置する

「2in1」方式とい

う独自のライン構成を

行うことで、1台でB

4・両面8頁を印刷す

ることができる機能を

2台連結して1度に16

頁を印刷できるように

工夫している。

このLITHOPI

Aの1台にKodak

Prosper

10を2基追設して、10

・56�の印字幅にスミ

とレッドの2色を2列

で印字することができ

るようにしている。商

業印刷では東京のタイ

ヘイが小森製オフ輪に

Prosperを1基

搭載してバリアブル印

刷に着手しているが、

今回の2基搭載による

スミとレッドのスポッ

トカラー印字を可能に

したケースは日本初と

なる。

Prosperには

解像度と印字スピード

の違いによって5機種

が用意されているが、

高速オフセットが導入

したのは毎分300メ

ートルの印字スピード

を持ち、解像度でも6

00×600dpiの精度

を持つ商業輪転用とし

て最高条件を備えたも

のとなっている。使用

されるインクは新開発

の水性顔料インキで、

染料系よりも優れた耐

久性と高耐傷性、耐退

色性を維持するものと

なっている。

橋本伸一社長は、西

日本初、日本初のハイ

ブリッドデジタル印刷

システムを完成させた

ことについて、技術面

での自信と市場の新規

開拓について次のよう

に語っている。

「もともと当社の企

業文化の中に、世間よ

りも半歩進んだ設備を

導入して、リスクを少

なくして新たな需要を

掘り起こしていこうと

いう文化があります。

12年前に4台のオフ輪

を連結する『4in1』

を業界で初めて開発導

入していますが、今回

のハイブリッドデジタ

ル印刷も、そうした設

備投資の一つではあり

ます。単にバリアブル

印刷で終わるのではな

く、発注クライアント

の集客増収の願いを支

援するマーケティング

活動など、次のことも

視野に入れておかなけ

ればなりません。基礎

から何かを作り上げて

いくことで若い社員の

モチベーションが上が

り、無我夢中になって

取り組める、皆が一つ

になれるよい材料では

ないかと考えていま

す。既

存のものだけで営

業を促しても、市場が

小さくなっているので

すから成果は上がらな

い。もうダメだと元気

がなくなりますが、工

夫することによって新

しいマーケットを掘り

起こしていける。そう

いう流れができれば、

皆が働きやすい環境に

なっていくと思ってい

ます。

印刷を発注してくれ

る既存のお客様にバリ

アブル印刷を使った仕

掛けで、集客力のアッ

プと売上げ増をはたす

マーケティング提案と

企画をお届けして、バ

リアブル印刷を頼んで

よかったと言われたい

ですし、その結果とし

てシュリンクしていく

マーケットの課題を解

決することになるので

はないか、そんな期待

を持って臨んでいま

す。新規のお客様に対

しては時間がかかると

思います。バリアブル

印刷の特性やどんなツ

ールがあるのかを、設

備を持っている私たち

が説明して、バリアブ

ル印刷の仕組みを十分

に理解してもらうまで

の時間や、使おうとい

う気持ちになっていた

だけるまでに時間はか

かると考えています。

私たちは印刷にこだ

わっています。商業印

刷の世界にはまだ印刷

の伸び代があり、いろ

んなバリエーションが

考えられ、導入するな

らば商業印刷事業部で

と判断しました。商業

印刷で成功すれば、新

聞事業でも検討するに

値する。バリアブル企

画で読者の関心を引く

のであれば、新聞を読

まない世代が新聞を読

むきっかけになるので

はと思っています」。

今はバリアブル企画

による集客力を実感し

てもらうための期間だ

と橋本社長は考えてい

る。そのために「まず

は親しんでもらう」こ

とを目的に活動し、次

に「もう一歩踏み込ん

で設備投資をして、

最初は損得にこだわ

らないで認知しても

らうこと」へ歩を進

めていく考えを示

す。「

それでクライア

ントが効果を実感し

てくれたら、その後

で儲けさせていただ

きます。こういう世

界にしたいと思って

います」と語ってい

る。

た」。1

年間にわたる検討

・研究期間を経た現在

の営業の変化を真田営

業部長は、「営業の武器

が増え、それに伴うマ

ーケティング系のソフ

トも導入していただき

ました。今までは印刷

をくださいという営業

でしたが、それだけで

は明日への保証はない

という進化の途中で

す」として、その具体

的な姿を次のように語

っている。

「通常の営業にも表

れてきて、新規の取り

方も変わってきていま

す。マーケティングな

ど、変わったものを提

案して、面白いから見

積もりを依頼されると

いうように変わってき

ています。初めから、

安いのでくださいとい

うのではなくて、こう

いうことができますが

興味はありませんか。

そういうところから入

って、興味があれば見

積もりを出してという

ことになります。逆転

の発想になって来てい

ます」。

生産設備に依存して

きた印刷企業が、クラ

イアントの後方支援と

して新たな知識とソフ

トやツールの開発から

攻め込む。まさに逆転

の発想がこれから始ま

る。

景気低迷や電子メディアの台頭により、落ち込んだ印刷需要

を取り戻す戦略的な設備投資がクローズアップされてきてい

る。受注産業から創注産業への転換手段の1つとして、商業印

刷企業が保有する商印オフ輪の高品質・高速機能を活かしなが

ら、毎秒20mの高速スピードでインクを噴射するインクジェッ

トノズルをオフ輪に追加搭載して、大量の印刷データをコント

ローラの指示通りに印刷物の一定箇所に1枚1枚異なる情報と

して打ち込むオフ固定化情報と可変情報を融合するハイブリッ

ドデジタル印刷を可能にした新たな販促企画を生みだす道が開

き始めている。

しかし、印刷発注クライアントが体験していない未知なる販

促企画の仕掛けにどのように誘導するか、高額インクジェット

ヘッドへの投資と合わせて、積極的に動く企業が少ないのも現

状といえる。この未体験の市場に、大阪市北区梅田に本社を置

く株式会社高速オフセット(橋本伸一社長)が、このほど本格

参戦を挑むことを発表して注目されている。バリアブル印刷を

手掛けるのは商業印刷事業部門で、今年2月に三菱重工LIT

HOPIAにコダックProsper

S10を2基搭載して体

制を整えている。

橋本伸一社長はハイ

ブリッドデジタル印刷

の着手目的を次のよう

に説明する。

「私どもに印刷を発

注してくれる方々が、

バリアブル印刷を使っ

た仕掛けで集客力がア

ップする。そういう企

画提案ができないかと

いうことを考え続けて

きました。マーケティ

ングに役立つ内容とは

何か、お客さんにとっ

ての集客力・売上増を

促す企画とは何か。も

しそれが実現できれば

お客様に喜んでいただ

けるだろうし、印刷物

の市場がシュリンクし

ていく中で需要を確保

できる、我々にとって

もいい投資になる」。

バリアブル情報を活

かした企画によって、

いかに集客できるか、

その結果を増注増収に

発展させられるか、そ

の基になるバリアブル

情報を電子的にどのよ

うに集約していくか。

そのためのソフトや各

種のツールが必要にな

るが、こうしたマーケ

ティング事業の先陣を

走る�高速オフセット

は、自前で開発してい

くことになる。

赤尾一取締役印刷本

部長は「ディスプレイ、

モニターや読み取り装

置、例えばQRコード

やバーコードなど、数

字を読み取る装置も含

めて、いろんな仕組み

・仕掛けが作れると思

います」と自信を示

す。「

バリアブルのオリ

ジナル情報が印字され

たものを持ってきてい

ただいて、読み込ませ

て、お店ではデータと

してそれを残しなが

ら、クーポンをその場

で印字してお客さんに

得をしていただく。道

具を使いながら仕組み

づくりができるのでは

ないか。いろんなパタ

ーンが考えられると思

います」と語る。

一方、営業部の先頭

に立つ真田裕司営業本

部営業二部部長は「実

際に機械の設置が終わ

ったのが2月で、どん

なものかわからない中

で試行錯誤をしてきま

した。はっきりとした

題材が見つからなかっ

たのですが、今回、J

P展に「バリアブルス

タンプラリー」として

参加することで総合的

に体験することができ

ると思っています。1

年前にチームを立ち上

げて全社横断的に若い

人たちで検討してきて

いますが、具体的な形

として一般の使途を巻

き込む形で経験するの

は今回のJP会場が初

めてなので、私たちと

しては第一子の赤ちゃ

んが誕生するというイ

メージです」と語る。

商業輪転によるハイ

ブリッドデジタル印刷

を先駆ける同社は、先

例のない事例に直面す

ることも多くなる。「開

始したからには、営業

もそれに追随していか

なければと考えてい

る」とも真田部長は言

葉を続ける。

橋本社長は、毎年の

設備投資を基本方針と

する技術改革に対して

今回は営業手法の改革

を伴うと同時に、電子

メディアの独自開発と

関連ツールの導入など

多岐にわたる対応に迫

られることになる。

「最初は営業の人も、

会社はこういうことを

考えているがどうかと

聞くと、腰が引けてい

ました。売れない、無

駄ですという発言が相

次いで、まだ世の中に

ないものがあればもっ

と売りやすいとは考え

ない。それでも会社と

しては、使い方によっ

てはお客さんが喜んで

くれるのではないか、

お客さんに喜んでもら

い、その結果として儲

かればこんないい話は

ない。本腰を入れて活

用の仕方を考えてくれ

と、1年前に立ち上げ

たという経緯がありま

す。生産・加工部門は、

これまでもインライン

で断裁など、オペレー

ティング的には難易度

の高いものをクリアし

てきたので、まったく

心配していませんでし

日本初の2色印字を可能に

企業文化としての設備投資

販促付帯装置は独自開発で

設備と営業手法の2面戦略

一一般般消消費費者者をを引引きき寄寄せせるる購購買買企企画画をを印印刷刷ののアアイイデデアアででカカタタチチににすするる

代表取締役社長

橋本伸一氏

ここれれかかららのの商商業業印印刷刷のの在在りり方方をを求求めめてて可可変変情情報報ののニニーーズズ開開発発にに着着手手

��ババリリアアブブルルススタタンンププララリリーー��協賛�高速オフセット

本社・営業本部/大阪市北区梅田3丁目4番5号堺工場/大阪府堺市堺区松屋大和川通3丁132番地

赤尾取締役印刷本部長

東東ののタタイイヘヘイイ 西西のの高高速速オオフフセセッットト西日本初の商業輪転バリアブルを導入

真田営業本部営業二部部長

(6)2015年(平成27年)5月14日 木曜日第2900号