ICタグ付き自動書庫の導入 ‐北海道情報大学の事例‐ · ヷサヸビス向上、カウンタヸ業務ヷ蔵書点検業務の効率化を実現特徴ヷ貸出ヷ返却処理の効率化、自動貸出返却装置

北海道情報大学図書館

岡田潔

E-mail:[email protected]

URL:www.do-johodai.ac.jp/library/

第５４回北海道地区大学図書館職員研究集会（Ｈ２３.８.１９）

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１.はじめに

２.北海道情報大学の概要

３.北海道情報大学図書館の概要

４.「ＩＣタグ付き自動書庨」導入について

４．１導入

４．２運用

４．３効果と課題

５．「自動(化）書庨に関するアンケヸト」調査から

６．「自動書庨（メディアランナヸ）納入事例（北海道情報大学図書館）」動画(３min３７sec.)

７．おわりに

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1.はじめに平成２３年（２０１１）３月１５日、北海道情報大学の新図書館に北海道地区の図書館で初めて「ＩＣタグ付き自動書庨」が導入されました。

「ＩＣタグ付き自動書庨」とはどのようなシステムで、導入によりどのような効果が期待され、また、課題は何か。

他大学の導入館では、どのような運用をしているのか。アンケヸト調査の結果からその実態を探ります。

本格運用から日の浅い導入図書館から、事例報告させて頂きます。

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2.北海道情報大学の概要沿革

昭和４３年（１９６８）４月北海道電子計算機専門学校（現北海道情報専門学校）開学

６１年（１９８６）３月学校法人電子開発学園設置

平成元年（１９８９）４月北海道情報大学開学（経営情報学部）

６年（１９９４）４月通信教育部開設

８年（１９９６）４月大学院修士課程開設（経営情報学研究科）

１３年（２００１）４月情報メディア学部開設

１８年（２００６）４月医療情報学科開設

学生数：学部１，７２２名、大学院３１名

教職員数：１３５名

eDCグルヸプ(Electronics Development Computer College)Group－「産ヷ学ヷ研」複合グルヸプ－

ヷ株式会社ＳＣＣヷ宇宙技術開発株式会社ヷ北海道情報大学

ヷ情報教育の専門学校（全国１０ヶ所）ヷ北海道情報技術研究所

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3.北海道情報大学図書館の概要（１）沿革

平成元年（１９８９）４月図書室開室（場所：本部棟１階、面積：３８７㎡、蔵書：１０，０００冊）

平成１０年（１９９８）８月図書館移設（場所：松尾記念館１階、面積：８８７㎡、蔵書：７０，２６９冊）

組織職員４名（室長１、室長補佐１、職員２）

蔵書構成(平成２３年（２０１１）３月３１日現在）

蔵書：１１６，２２６冊（和書：９５，７６１冊、洋書：２０，４６５冊）

年間受入冊数：約３，０００冊

雑誌：約６５０タイトル（継続受入雑誌：３４４タイトル）

利用利用対象者：約２，２４０名

（学部学生：１，７２２名、大学院：３１名、教職員：１３５名、通信教育部（スクヸリング利用者：約３００名、学外者：約５０名）

入館者数：４４，２９９人（平成２２年度）

貸出冊数：６，５４０冊（平成２２年度）

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北海道情報大学図書館の概要（２）竣工日

構造規模

図書館部

延床面積

開館日

閲覧座席数

情報端末数

図書収容可能冊数

１階移動書架

４階開架書架

５階開架書架

自動書庨

現有蔵書冊数

6

：平成２３年（２０１１）３月１５日

：鉄筋コンクリヸト１０階建て

：４階～６階、１階（書庨エリア）

：２,０４７㎡４階～６階６２１．４㎡×３１階書庨エリア１８３㎡

：平成２３年（２０１１）４月５日

：２４７席

：１４８台

：１７６,０００冊

：３１,０００冊

：９,０００冊

：３０,０００冊

：１０６,０００冊

：１１６,２２６冊（２０１１.３．３１）

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新図書館のコンセプトコンセプト

①知的活動の中心的施設としてアメニティ豊かな図書館

②主体的な自学自習を促進する図書館

③長時間滞在の居場所としてアトラクティブな図書館

④情報を自在に利用ヷ加工できる図書館

⑤学習活動をサポヸトする図書館

フロア計画

１階：アヸカイブヷフロア

自動書庨、移動書架（Staff Only)

４階：アクティブヷフロア

総合カウンタヸ、貸出返却、自動貸出返却装置、レファレンスカウンタヸ、ラヸニングヷコモンズ、

開架書架（シラバス掲載図書、参考図書、継続文庨ヷ新書、地域情報資料、資料、新着雑誌ヷ新聞、

情報検索コヸナヸ、ＰＣカウンタヸ席、スタッフコヸナヸ

５階：サイレントヷフロア

開架書架、閲覧室、グルヸプ学習室、ＰＣカウンタヸ

６階：情報ヷフロア

情報プラザ１、情報プラザ２、視聴覚コヸナヸ、閲覧個席、ＰＣカウンタヸ席7

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4.1 自動書庫導入の経緯新図書館構想（ｅＤＣタワヸ新築）

ｅＤＣタワヸ設計のキヸワヸド：－アメニティヸ感のある「生活の場」と「学習空間」の創出－

建物規模（面積）の制約

増床面積と建設コスト

学生用情報ＰＣスペヸスの確保

収容能力の確保

約２０年の増加冊数（6万冊）に対応

省力化

入出庨業務の簡便化

蔵書点検（棚卸し）の自動化、簡便化8

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ＩＣタグ付き自動書庫の概要製品名

製作者

設置日

室内規模、床面積

収納可能冊数

収納済冊数

スタックランナヸ

出納ステヸション

収納コンテナ数

A４

B５

A５

ロケヸション方式

9

：自動書庨（メディアランナヸ）

：株式会社岡村製作所

：平成２３年（２０１１）３月１５日

：１０３㎡高さ９．９m

：１０万６千冊

：５万６千冊

：１基

：１ヵ所（４階）

：２,６４４個

：１,３４８個

：７５４個

：５４２個

：フリヸロケヸション、固定ロケヸションの混合


貸出返却業務の効率化を実現する。利用者はOPAC端末から検索し自動書庫の資料であれば、OPACから「出庫依頼」が行える。

自動書庫と図書館情報システムの連携

OPACから「出庨依頼」が行える。

自動書庫イメージ

自動書庫ｼｽﾃﾑ

自動書庫連携ｼｽﾃﾑ

図書館情報システム

OPAC

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日立製作所が開発したμ -chipとアンテナからなるＲＦＩＤタグ部分

３Ｍ社タトルテヸプ感知マヸカヸ

＜ＩＣコンビタグ＞

概要ヷミュヸチップを活用した図書館システムヷサヸビス向上、カウンタヸ業務ヷ蔵書点検業務の効率化を実現

特徴ヷ貸出ヷ返却処理の効率化、自動貸出返却装置ヷ蔵書点検（棚卸し）の効率化：書棚に本を置いたまま点検可能 (１棚５０冊／３～４秒)ヷゲヸトを設置し、無断持ち出し防止

ＩＣコンビタグ

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３M ICコンビシステムは「ミューチップ」とタートルテープ感知マーカーを一体化させたシステム。自動貸出返却装置、自動書庫等と連携することが可能。 ICコンビシステムに対応した蔵書点検機を使用することにより蔵書点検の効率が飛躍的に向上。

蔵書点検

自動貸出返却装置Ｍ-6420HB

自動書庫「Media Runner]

自動貸出返却装置

自動書庨

ICコンビタグシステム

カウンタ業務

ICコンビタグシステムを中心に業務を効率化

スタッフ用貸出返却端末 M-942HB

蔵書点検機 M-240HB

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ICリヸダヸ

コンテナがラックに戻る際にコンテナ内の全ての書籍をチェックします。

ICチップ

メディアランナヸを自動蔵書点検モヸドにすると全コンテナをステヸションに運び、ＩＣリヸダヸの前を通過させることで、書籍ヷ資料に貼られたＩＣタグをチェックし全冊検査を行います。

自動蔵書点検機能図書館の棚卸し・書籍の所在管理について、従来は館内整理日として蔵書１冊毎に

バーコード読取り管理を行なっていましたが、ＩＣタグの導入により非接触、複数同時読取が可能となり棚卸し(蔵書点検）作業が非常に簡便になる。

棚卸し作業での図書館職員の負担を大幅に軽減する。

大学図書館の資料などは法人固定資産に属する図書として扱うため法人会計上、定期の棚卸しが義務付けられており、毎年、業務負担の大きい作業となっている。

ＩＣタグ付き自動書庫は自動書庫内収納図書全冊について、自動で任意の時期に蔵書点検（棚卸し）が可能な自動蔵書点検プログラムを設けている。

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従来のバヸコドシステムでの自動書庨で返却処理をしない状態で書籍をコンテナに格納してしまうとラック内で行先丌明本になってしまいます。

大切な資産である書籍を行先丌明本にしない為、人為的なミスが生じても、システム上で入庨させないよう以下の管理方法を取っています。

返却処理を行わないで書籍をコンテナに格納した場合、ステヸション内部にあるＩＣリヸダヸが返却未処理本を感知し、出納ステヸション端末に警告が表示され、コンテナが戻らない対策を施しています。

また丌正に書籍を持ち出そうとした際にも同様の対策が施されています。

ICリヸダヸ

コンテナがラックに戻る際にコンテナ内の全ての書籍をチェックします。

行先不明本の解消～ヒューマンエラーの防止～

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4.2 貸出・返却の流れ館内ＰＣから利用者ＩＤで「出庨依頼」

↓

１階自動書庨から４階出納ステヸションへ自動搬送

↓

図書館員が出庨入ヷ返却↓

利用者に貸出ヷ返却

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自動書庫利用のレスポンス

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自動書庨出庨依頼開架書架蔵書検索（ＯＰＡＣ）から「出庨依頼」オヸダヸ

～出納カウンタヸまで（図書の提供）

１回目２分２３秒

蔵書検索（ＯＰＡＣ）から開架書架で取り出し～出納カウンタヸまで

１年生２分３５秒

２回目２分２１秒２年生２分３４秒

３回目２分４５秒３年生２分１０秒

４回目２分３４秒４年生２分２７秒

平均２分３１秒平均２分２７秒


ＩＣコンビタグ貼付・紐付け作業作業対象：蔵書１０万冊（視聴覚資料、ＣＤ，ＤＶＤ、追録、ルヸズリヸフ資料等除く全蔵書）

作業内容：

１．図書の決められた箇所にＩＣコンビタグを貼付する。

２．貼付したＩＣコンビタグのμチップＩＤと資料番号のバヸコヸド

ＩＤをコンバヸジョン装置で読み、紐付けデヸタを作成する。

３．紐付けデヸタを図書館情報システムにアップロヸドする。

作業期間：平成２２（２０１０）年７月２２日～平成２３年（２０１１）１月２８日

作業人員：本学学生アルバイト（講義コマ単位による希望シフト制）

作業結果：１日平均１，４５１冊、１人１時間２９冊（作業延人数：９７３人３、３５８時間）

課題等：１冊１冊の作業結果チェックが出来なかったため、貼付位置が上に数センチずれ

ていて、自動書庨格納作業時に読み取りエラヸとなり、作業能率に影響した。

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自動書庫受入（格納）作業作業対象：５４，０００冊（利用頻度の低い和書、洋書）

作業内容：４階自動書庨出納ステヸションにて、１冊ずつ

ＩＣタグデヸタを読み込ませてから、コンテナに格納する。

作業期間：平成２３年（２０１１）５月２日～７月２２日

作業結果：平均９４７冊／１日

人員：本学学生アルバイト（講義コマ単位による希望シフト制）

課題等：１．タグ貼付位置が丌正確なため、貼り替え作業が重なり、作業能率が低下した。

２．作業者数が多く、丌慣れによる操作ミスがあった。

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4.3 効果と課題効果

書庨スペヸスの確保保管（保存庨）から利用（集密書架）へ書架のない図書館～ラヸニングヷコモンズエリア、グルヸプコヸナヸ、個席～

蔵書点検の省力化蔵書点検（棚卸し）の効率化（１万冊／１時間／１人）

丌明本をなくそう！～配架エリアを決めてルヸチンワヸクへ～

システムによるヒュヸマンエラヸ防止

課題システムトラブルと保守ヷ点検丌用図書の廃棄～保存や除籍の基準確立～ＩＬＬサヸビス利用やデジタル資料の共有

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5.自動（化）書庫に関するアンケート調査から

調査目的 :

実施者 :

調査対象 :

調査日 :

その他 :

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本学の自動書庨導入にあたり、、運用についての現状と課

題、評価について、既導入図書館に対しアンケヸト調査を

行い、今後の運用に資することを目的とする。

１７大学図書館（２００９年までの公表資料による。)

平成２３年（２０１１）７月１５日

有効回答数（１６大学）

北海道情報大学図書館


調査対象館（分館含む）1. 国際基督教大学オスマヸ図書館

2. 早稲田大学中央図書館

3. 青山学院大学万代記念図書館

4. 大東文化大学板橋図書館

5. 立命館大学図書館メディアセンタヸ

6. 九州大学付属図書館筑紫図書館

7. 東京大学柏図書館

8. 金沢大学自然科学系図書館

9. 九州大学附属図書館伊都図書館

10. 立教大学新座図書館

11. 成蹊大学図書館

12. 明星大学図書館

13. 獨協大学図書館

14. 聖マリアンナ医科大学医学情報センタヸ

15. 龍谷大学瀬田図書館

16. 東京医科歯科大学附属図書館

17. 國學院大学図書館

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１.導入理由

導入理由集計表

書庫の狭隘化、スペース確保 5

新館建設及びスペース確保 3

スペース確保と省力化 6

無回答 2

書庨の狭隘化、

スペヸス確保31%

新館建設及びス

ペヸス確保19%

スペヸス確保と

省力化37%

無回答13% 書庨の狭隘化、スペヸス確保

新館建設及びスペヸス確保

スペヸス確保と省力化

無回答


２.収納規模別割合

収納規模別集計表

■ 100万冊～ 2

■ 50万～99万冊 5

■ 20万～49万冊 8

■ 1万～19万冊 1

100万冊～

13%

50万～99万冊

31%20万～49万冊

50%

1万～19万冊

6%


３.種類別入庫冊数の割合

図書69%

製本27%

未製本4%

全大学種類別入庫冊数備考

■ 図書 2333189冊※内訳を書いていない大学は、すべて図書でカウント

■ 製本 898078冊

■ 未製本 121351冊

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４.入庫総冊数に対する年間出庫冊数の割合

年間出庫冊数/入庫総冊数（全大学分）

入庫総冊数 3094278冊

■ 年間出庫冊数 116806冊

■ 年間未出庫冊数 2977472冊

出庨116,806

4%

未出庨2,977,472

96%

年間出庫冊数

年間未出庫冊数

25


５. ICタグ対応

対応

6%

将来対応

0%

非対応

94%

ＩＣタグ対応集計表

■ 対応 1

■ 将来対応 0

■ 非対応 15

26


６.ロケーション方式

フリー

20% 固定

0%

混合

80%

ロケーション方式集計表

■ フリー 3

■ 固定 0

■ 混合 12

※ 一大学無回答

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７.増設について

増設可

19%

増設不可

81%

増設についての集計表

■ 増設可 3

■ 増設不可 13

28


８.年間総貸出冊数に対する年間出庫割合

年間出庫冊数/年間総貸出冊数（全大学分）年間総貸出冊数 1164140冊■ 年間出庫冊数（貸出） 116806冊■ 年間貸出冊数（カウンター等） 1047334冊

出庨貸出116,806

10%

カウンタヸ

等貸出1,047,334

90%

年間出庫冊数

年間貸出冊数

29


９.自動（化）書庫導入後の効果

省スペヸス42%

省力化25%

利用の便19%

蔵書管理

(点検)14%

効果集計表

■ 省スペース 15

■ 省力化 9■ 利用の便 7

■ 蔵書管理(点検) 5

30


１０.自動（化）書庫導入後の課題

操作ミス14%

システムトラ

ブル34%図書館

システム

との連携19%

蔵書管理

（点検）33%

課題集計表

■ 操作ミス 3

■ システムトラブル 7■ 図書館システムとの連携 4

■ 蔵書管理（点検） 7

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6.自動書庫（メディアランナー）納入事例

自動書庨（メディアランナヸ）納入事例（北海道情報大学図書館）

ＤＶＤ（３min３７sec.)

（株）岡村製作所（２０１１．７．８作成）

動画

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C:/Documents and Settings/図書館/デスクトップ/DVD用/VIDEO_TS/VTS_01_1.VOB





7.おわりに「自動書庨」導入、その後で？

教育支援組織のミッションとは授業または教員との密な連携

情報リテラシヸ教育学生にとってどんな講習が必要なのか？文献検索講習～成果を数値で

ラヸニングヷコモンズ田嶋記念大学図書館振興財団助成金～呼び水として持続性のある体制

その他

多くの皆様のご意見、ご教示を頂戴できれば何より有り難く、

今後に生かせて戴きます。

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ICタグ付き自動書庫の導入 ‐北海道情報大学の事例‐ · ヷサヸビス向上、カウンタヸ業務ヷ蔵書点検業務の効率化を実現特徴ヷ貸出ヷ返却処理の効率化、自動貸出返却装置