48
1 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注 意」(取扱説明書P.2)と「使用上のご注意」(取扱説明書P.6)をよく お読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただく ためにも、クイック・スタートと取扱説明書をよくお読みください。 クイック・スタートと取扱説明書は必要なときにすぐに見ることがで きるよう、手元に置いてください。 はじめに このたび ド・シ セサイザー・モジュー JV をお いただき、まことにありがとうございます。 JV れた をご いただき、 くご愛 いただくために をよくお みください。 JV 「クイック・スタート」「 」の なっています。 「クイック・スタート」 JV をあげて して あります。 してあります。 引、 し、お みください。 主な特長 ● JV-1080 をさらにグレードアップした音源 で、 パートまで に扱うことができる です。 パフォーマ ス( パートまで に扱うことができる)で EFX を することができます。 GM パッチを のパッチ( )を 蔵しています。 パッチ JV だけでなく、XP があります。 ●わかりやすく、使いやすいボタン操作 ディスプ イでさまざまな します。 のパッチの から いたいパッチを ぶことができる「パッ 」があります。 JV だけでパッチをフ ーズで できる「フ ーズ・プ ビュ 」があります。 ●優れた拡張性 ェーブ・エクスパ ・ボード(SR JV ーズ して、 のパッチを することができます。 ※ MIDI (AMEI)の です。 1996 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 音を鳴らす前の 準備をしよう デモ演奏を 聴いてみよう (ROM プレイ) 音を出して みよう 鍵域を分割し 別々のパッチで 鳴らしてみよう 曲を作って みよう ライブで使って みよう 複数のパッチを 重ねて鳴らして みよう クイック・スタート

JV-2080 q j3lib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810148/JV-2080...明書P. 14) JV-2080の性能を最大限に生かすためにはステレオでの使用をおすすめ しますが、モノラルで使用するときはMIX

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1

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注

意」(取扱説明書P.2)と「使用上のご注意」(取扱説明書P.6)をよく

お読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただく

ためにも、クイック・スタートと取扱説明書をよくお読みください。

クイック・スタートと取扱説明書は必要なときにすぐに見ることがで

きるよう、手元に置いてください。

はじめに

このたびはローランド・シンセサイザー・モジュールJV-2080をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

JV-2080の優れた機能をご理解いただき、末長くご愛用いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。

JV-2080の取扱説明書は「クイック・スタート」「取扱説明書」の2部構成になっています。

「クイック・スタート」はJV-2080の基本的な機能を具体例をあげて解説してあります。

「取扱説明書」は目的別順に機能を解説してあります。目次、索引、画面別機能一覧で目的の章を検索し、お読みください。

主な特長

●JV-1080をさらにグレードアップした音源• 最大同時発音数が64音で、16パートまで同時に扱うことができる音源です。

• パフォーマンス(16パートまで同時に扱うことができる)では、3種類のEFXを同時に使用することができます。

• GM用パッチを含む768個のパッチ(音色)を内蔵しています。

• パッチはJV-1080だけでなく、XP-50/80とも互換性があります。

●わかりやすく、使いやすいボタン操作• 大型ディスプレイでさまざまな情報を表示します。

• 膨大な数のパッチの中から簡単に使いたいパッチを選ぶことができる「パッチ検索機能」があります。

• JV-2080本体だけでパッチをフレーズで確認できる「フレーズ・プレビュー機能」があります。

●優れた拡張性• 最大8枚のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ:別売)を装着して、最大約2000個のパッチを追加することができます。

※ MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

1996 ローランド本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

音を鳴らす前の

準備をしよう

デモ演奏を

聴いてみよう

(ROMプレイ)

音を出して

みよう

鍵域を分割し

別々のパッチで

鳴らしてみよう

曲を作って

みよう

ライブで使って

みよう

複数のパッチを

重ねて鳴らして

みよう

クイック・スタート

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はじめに…………………………………………………………………………………………………………1主な特長…………………………………………………………………………………………………………1

音を鳴らす前の準備をしよう…………………………………………………………3

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつける …………………………………………3接続をする …………………………………………………………………………………………3電源を入れる ………………………………………………………………………………………4電源を切るときは …………………………………………………………………………………5

デモ演奏を聴いてみよう(ROMプレイ) …………………………………………6

音を出してみよう………………………………………………………………………7

出荷時の設定に戻す(ファクトリー・プリセット) …………………………………………7音色(パッチ)を試聴する(フレーズ・プレビュー機能) …………………………………8MIDIチャンネルを合わせる………………………………………………………………………9パッチを選ぶ ……………………………………………………………………………………10

パッチ一覧から選ぶ ……………………………………………………………………………12簡単にパッチを選ぶには(パッチ検索機能) ………………………………………………13

パッチにエフェクトをかける(EFX, Chorus, Reverb) …………………………………15エフェクトをオン/オフする …………………………………………………………………16エフェクトのかかり具合を設定する …………………………………………………………17EFXを切り替える ………………………………………………………………………………20

MIDIキーボードを使ってリズム・セットを鳴らす …………………………………………21リズム・セットを選ぶ …………………………………………………………………………22

複数のパッチを重ねて鳴らしてみよう(レイヤー)-パフォーマンスの使いかた1- …………………………………………………24

パフォーマンスを選ぶ …………………………………………………………………………24使用するパートを選ぶ(パートのオン/オフ) ……………………………………………26パートに割り当てているパッチを変える ……………………………………………………27作ったパフォーマンスを保存する ……………………………………………………………28

名前をつける ……………………………………………………………………………………28保存する …………………………………………………………………………………………29

各パートのMIDI受信チャンネルを変える ……………………………………………………31

鍵域を分割し別々のパッチで鳴らしてみよう(スプリット)-パフォーマンスの使いかた2- …………………………………………………32

パフォーマンスを選ぶ …………………………………………………………………………32各パートの発音域を変える ……………………………………………………………………33

曲を作ってみよう -パフォーマンスの使いかた3-……………………………34

パフォーマンスを選ぶ …………………………………………………………………………34各パートの設定をする …………………………………………………………………………35

パッチ/音量/音の定位/音の高さを設定する ……………………………………………35エフェクター(3つのEFX、Chorus、Reverb)を設定する ……………………………37

パフォーマンスの設定を曲の頭に記録する …………………………………………………40パートごとに録音する …………………………………………………………………………41各パートの設定を変更する ……………………………………………………………………41GM音源として使うには ………………………………………………………………………42

ライブで使ってみよう ………………………………………………………………43

外部機器からJV-2080のパッチを切り替える ………………………………………………43外部機器からJV-2080のパフォーマンスを切り替える ……………………………………45他のシンセサイザーの音色とJV-2080のパッチを重ねて鳴らす …………………………46外部MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させる………………………………………46

作曲者のプロフィール ………………………………………………………………48

2

目次音を鳴らす前の

準備をしよう

デモ演奏を

聴いてみよう

(ROMプレイ)

音を出して

みよう

鍵域を分割し

別々のパッチで

鳴らしてみよう

曲を作って

みよう

ライブで使って

みよう

複数のパッチを

重ねて鳴らして

みよう

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3

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつけるJV-2080は、別売のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ)を8枚まで取りつけることができます。詳しい取りつけかたは、ウェーブ・エクスパンション・ボードの取扱説明書をご覧ください。

接続をするJV-2080は、アンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはモニター・スピーカーやステレオ・セットなどのオーディオ機器、またはヘッドホンなどをご用意ください。

※本機をオーディオ機器に接続するには、別売りのオーディオ接続ケーブル(PJ-1Mなど)を使用します。

fig.q1-1_100(接続図)

メモ�

WARNING:TO REDUCE THE RISKOF FIRE OR ELECTRICSHOCK, DO NOT EXPOSE THIS APPLIANCE TO RAIN OR MOISTURE.

THIS DEVICE COMPLIES WITH PART 15 OF THE

CAUSE UNDESIRED OPERATION.

FOLLOWING TWO CONDITIONS: (1) THIS DEVICE

RECEIVED, INCLUDING INTERFERENCE THAT MAY

FCC RULES. OPERATION IS SUBJECT TO THE

MAY NOT CAUSE HARMFUL INTERFERENCE, AND (2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE

ATTENTION: RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE NE PAS OUVRIR

RISK OF ELECTRIC SHOCKDO NOT OPEN

CAUTION

モニター・スピーカー�(アンプ内蔵)� ステレオ・セットなど�

パワー・アンプ�

ミキサーなど�

ヘッドホン�(RH-80/120など)

ラジカセ�

ここではMIX OUTPUTに接続�

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1

PHRASE PREVIEW

MIDIキーボード�

MIDIシーケンサーなど�

MIDI IN

MIDI OUT

MIDI OUT

電源�コンセントへ�

音を鳴らす前の準備をしよう

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1 すべての機器の電源が、オフになっていることを確認します。

※他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

2 付属のACコードを本体につなぎ、電源コンセントに差し込みます。

3 機器の接続をします。

図のようにオーディオ・ケーブルを使って、本体とオーディオ機器を接続します。MIDIケーブルを使ってMIDIキーボードやシーケンサーのMIDI OUTコネクターとJV-2080のMIDI INコネクターを接続します。ヘッドホンを使う場合は、パネル正面のPHONESジャックにプラグを差し込みます。

電源を入れる正しく接続したら(P. 3)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。

fig.q1-2_50(パネル図 電源スイッチとボリュームの位置)

ご注意�

出力端子(OUTPUT)について

音声信号を出力する端子です。オーディオ機器などに接続します。JV-2080には音声信号を出力する端子が6つあります。出荷時は、音声信号がMIX OUTPUTジャックから出力するように設定されています。(→取扱説明書P. 14)

JV-2080の性能を最大限に生かすためにはステレオでの使用をおすすめしますが、モノラルで使用するときはMIX OUTPUTジャックのL(MONO)側に接続してください。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

DATACARD

POWER

MIDI MESSAGE

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

4 2

4

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5

1 電源を入れる前に、次のことを確認します。

• 周辺機器と正しく接続されている。• JV-2080および接続しているオーディオ機器のボリュームが最小になっている。

2 JV-2080の電源スイッチを押して、電源を入れます。

3 接続しているオーディオ機器の電源を入れます。

※JV-2080は、内部の回路を保護するため、電源を入れた直後はしばらく音が鳴りません。

4 JV-2080や接続しているオーディオ機器のボリュームを適当な音量になるように調節します。

※JV-2080は、ボリュームつまみを押し続けることでテスト発音をすることができます。(フレーズ・プレビュー機能→P. 8)この機能を使って、JV-2080から音を出しながら音量を調節すると便利です。

※ボリュームを上げすぎないように注意してください。大きな音量は周囲の迷惑となるばかりでなく、オーディオ機器の破損や聴力障害の原因になることがあります。

電源を切るときは

1 電源を切る前に、次のことを確認します。

• JV-2080や接続しているオーディオ機器のボリュームが最小になっている。• 作った音色データ等は保存しましたか?(→取扱説明書P. 56)

2 接続しているオーディオ機器の電源をオフにします。

3 JV-2080の電源スイッチをオフにします。

ご注意�

メモ�

ご注意�

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JV-2080にはデモ演奏(ROMプレイ)が3曲内蔵されています。JV-2080の優れた音色やエフェクトを聴いてみましょう。

fig.q2-1

1 [EXIT]を押しながら[ ]を押します。

ROM Play画面が表示されます。fig.q2-2

2 [ ]または[ ]を押して、聴きたい曲を選びます。

“Chain of Songs”を選ぶと1曲目から順に演奏します。

3 [F6](Start)を押して、デモ演奏を開始します。

4 [F6](Stop)を押すと、デモ演奏が止まります。

5 [EXIT]を押すと、ROM Play画面になる前の状態に戻ります。

※ROM Play画面が表示されている間は、外部機器からMIDIメッセージを受信しても無視します。

※ROMプレイの演奏データはMIDI OUTから出力されません。

※ROMプレイを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なくディスクに保存したり、演奏会、放送その他の目的に使用することは法律で禁じられています。

※作曲者のプロフィールは(→P. 48)をご覧ください。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

3,4 5 21

ご注意�

メモ�

6

デモ演奏を聴いてみよう(ROMプレイ)

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7

出荷時の設定に戻す(ファクトリー・プリセット)JV-2080をはじめてお使いになるときは、取扱説明書の手順に添って正しく動作させるために、最初に出荷時の設定に戻してください。

※JV-2080本体内にすでに作った大切なデータが保存されている場合、この操作を行うと、それらのデータがすべて失われてしまいます。データを残しておきたい場合は、別売のDATAカードに保存するか、外部MIDIシーケンサーにデータを転送して保存してください。(→取扱説明書P. 58)

fig.q3-1

1 [UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2 [F6](Menu)を2回押して、Menu 3を選びます。

fig.q3-2

3 [F1](Factory)を押します。

Factory Preset画面が表示されます。fig.q3-3

4 [F6](Execute)を押して、ファクトリー・プリセットを実行します。

実行せずにFactory Preset画面から抜けたいときは、[EXIT]を押します。

ご注意�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2,41 3

音を出してみよう

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※“Write Protect ON”と表示される場合があります。この場合は、[DEC]を押して設定を“Write Protect OFF”にし、[F6](OK)を押して表示を消した後、もう一度[F6](Execute)を押してファクトリー・プリセットを実行します。(Write Protect →取扱説明書P. 61)

※ファクトリー・プリセットを行なっても、見る角度によっては画面が見にくい場合があります。その場合は、LCDコントラストの設定を適当な値に調節してください。(→取扱説明書P. 142)

音色(パッチ)を試聴する(フレーズ・プレビュー機能)JV-2080には、あらかじめ多くの音色が内蔵されています。JV-2080では通常の演奏に使う音色を「パッチ」と呼びます。

JV-2080はMIDIキーボードやシーケンサーを接続しなくても、パッチの種類ごとに用意された最適なフレーズでパッチの確認をすることができます。

fig.q3-4_50(パネル図)

1 [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2 ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けます。

出荷時の設定に戻した直後は、USER:001 2 0 8 0のパッチが発音します。

※パッチによっては、適切な音域で発音されない場合があります。このような場合は、[ ]や[ ]を押して(オクターブ・シフト機能→取扱説明書P. 23)音域を適切な状態に合わせてください。

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

12

ご注意�

8

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9

MIDIチャンネルを合わせるJV-2080は他の機器からのMIDIデータを受信して発音します。このとき、送信側の機器(MIDIキーボードなど)とJV-2080のMIDIチャンネルを合わせる必要があります。ここでは、両方のチャンネルを1に設定してみましょう。

※出荷時の設定に戻した直後は、JV-2080のPATCHの受信チャンネルは1になっています。

fig.q3-5_50(パネル図)

1 送信側の機器の送信チャンネルを1にします。

設定のしかたは、送信側の機器の取扱説明書を参照してください。

2 [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

3 [SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

4 [F3](MIDI)を押して、MIDI Param 1画面を表示させます。

MIDI Param 2画面が表示されたときは、もう一度[F3](MIDI)を押します。fig.q3-6_30(画面 XP-80 P.90右のようなもの)

5 カーソルが“Patch Rx-Ch”の設定値に合っていることを確認します。

カーソルが違う設定項目の位置にあるときは、[ ][ ][ ][ ]を押して合わせます。

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

4 2 35 7 6

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6 VALUEダイヤルを回して、値を1にします。

7 設定が終わったら、[EXIT]を押します。

画面右上にMIDI受信チャンネルが表示されます。fig.q3-7

パッチを選ぶJV-2080のパッチは、次のようにグループに分けられています。

USER(ユーザー)PR-A~C, E(プリセットA~C, E)PR-D(GM(General MIDI))XP-A~H(エクスパンションA~H): 別売のウェーブ・エクスパンション・

ボードから選択します。CARD(カード): 別売のDATAカードから選択します。

USER、PR-A~C, E、PR-D(GM)にはそれぞれ128個ずつのパッチがあります。

※XP-A~Hのパッチは、所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 3, 取扱説明書P. 9)

※CARDのパッチは、CARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→取扱説明書P. 11)

ここでは、パッチPR-A:056 Purple Spinを選んでみましょう。fig.q3-8

MIDI受信チャンネル�

ご注意�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2 13

10

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11

1 [PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

PATCH Play画面が表示されます。fig.q3-9

2 グループを選びます。[PRESET]を押した後、[A]を押してインジケーターを点灯させます。

3 ナンバーを選びます。VALUEダイヤルを回して、056を選びます。

ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けて、どんなパッチか聴いてみましょう。

※内蔵パッチ・リストは「出荷時の設定(パッチ)」(→取扱説明書P. 176)をご覧ください。

MIDI受信チャンネル�グループ� �ナンバー� ネーム�

メモ�

値を大きく変更するには

JV-2080は、値を変更するときにVALUEダイヤル、または[INC][DEC]を使います。これらは次のように操作することで値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUEダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

他のパッチの選びかた

手順2で[USER][CARD][PRESET][EXP]のいずれかを押して、インジケーターを点灯させます。さらに、PR-A~C, Eを切り替えるときは、[A]~[C], [E]のいずれかを押します。XP-A~Hを切り替えるときは、[A]~[H]のいずれかを押します。GM用のパッチはPR-Dに配列されているので、[PRESET][D]を押します。

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パッチ一覧から選ぶ

パッチ一覧を表示すると、目的のパッチを素早く見つけることができます。fig.q3-10_50(パネル図)

1 PATCH Play画面が表示されていることを確認します。

2 VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、パッチ一覧を表示させます。

現在選ばれているパッチ・ナンバーを含めて、ナンバー順に10個のパッチが表示されます。

fig.q3-11_30(画面 XP-80 P.27左下のようなもの)

3 パッチ・グループを切り替えるには、[F2](-Group)または[F3](+Group)を押します。

表示するパッチを10個ずつ切り替えるには、[F5](-10)または[F6](+10)を押します。

4 VALUEダイヤルを回し、カーソルを合わせて選びます。

5 VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、通常の表示に戻ります。

※[F4](Catgry)を押すと、ナンバー表示がカテゴリー表示に変わります。ナンバーはディスプレー左上に表示されます。もう一度[F4](Catgry)を押すと元の画面に戻ります。

※手順4で[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押してもかまいません。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

31 4 2,5

一覧が表示できることを示すマーク��

メモ�

12

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13

簡単にパッチを選ぶには(パッチ検索機能)

JV-2080には、パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、使いたいパッチを素早く選び出せる「パッチ検索機能」があります。ここでは、オルガン系のパッチを選ぶときの手順を紹介します。

fig.q3-12_50(パネル図)

1 PATCH Play画面が表示されていることを確認します。

2 [CATEGORY]を押して、インジケーターを点灯させます。

カテゴリー選択画面が表示されます。38個のカテゴリーが10種類のグループに分類されています。

3 VALUEダイヤルを回して、カーソルを“KEYS&ORGAN”に合わせます。fig.q3-13a_30

4 VALUEダイヤルを押します。

カテゴリーが表示されます。

5 カテゴリーを選びます。 VALUEダイヤルを回して、カーソルを“ORGAN”に合わせます。fig.q3-13b_30(カテゴリー選択画面2)

6 VALUEダイヤルを押します。

オルガン系のパッチのみが10個ずつ表示されます。fig.q3-13c_30(カテゴリー選択画面3)

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

71 2,103–6,8,9

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※ カテゴリーDRUMSとBEAT&GROOVEに属する内蔵パッチはありません。

7 パッチ・グループを切り替えるには、[F2](-Group)または[F3](+Group)を押します。

表示するパッチを10個ずつ切り替えるには、[F5](-10)または[F6](+10)を押します。

8 VALUEダイヤルを回し、カーソルをパッチに合わせて選びます。

ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けて、パッチを聴きながら選びましょう。

9 VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、PATCH Play画面に戻ります。

グループ、カテゴリー、ネームの順で表示され、ナンバーは左上に表示されます。fig.q3-14_40(画面 グループ、カテゴリー、ネーム、ナンバーを説明)

※ 途中で違うカテゴリーのパッチを選ぶには、[F6](Categry)を押してカテゴリーを選び直します。

10[CATEGORY]を押して、インジケーターを消灯させます。

通常のPATCH Play画面に戻ります。

※[CATEGORY]のインジケーターが点灯している間は、[F6]がCategoryボタンになり、[SHIFT]を押している間だけ[F6]が通常のEffectsボタンになります。

※[F4](←Back)を押すと、前の画面に戻ります。

※途中で選択を中止し、PATCH Play画面に戻るには[F6](Close)を押してください。

※手順4、6で、[F5](Select)を押してもかまいません。

※手順3、5、8で、[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押してもかまいません。

メモ�

グループ� � カテゴリー� ネーム�ナンバー��

メモ�

メモ�

14

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15

カテゴリーは次のものが選べます。

カテゴリー・グループ カテゴリー 内容--- NO ASSIGN カテゴリーに分類していないもの

PIANO PNO AC.PIANO アコースティック・ピアノEP EL.PIANO エレクトリック・ピアノ

KEYS&ORGAN KEY KEYBOARDS その他のキーボード(クラビ、ハープシコードなど)BEL BELL ベル、ベル・パッドMLT MALLET マレットORG ORGAN エレクトリック・オルガン、チャーチ・オルガンACD ACCORDION アコーディオンHRM HARMONICA ハーモニカ、ブルース・ハープ

GUITAR AGT AC.GUITAR アコースティック・ギターEGT EL.GUITAR エレクトリック・ギターDGT DIST.GUITAR ディストーション・ギター

BASS BS BASS アコースティック・ベース、エレクトリック・ベースSBS SYNTH BASS シンセ・ベース

ORCHESTRAL STR STRINGS ストリングスORC ORCHESTRA オーケストラ・アンサンブルHIT HIT&STAB オーケストラ・ヒット、ヒットWND WIND 木管楽器(オーボエ、クラリネットなど)FLT FLUTE フルート、ピッコロ

BRASS BRS AC.BRASS アコースティック・ブラスSBR SYNTH BRASS シンセ・ブラスSAX SAX サックス

SYNTH HLD HARD LEAD シンセ・リード(ハードなもの)SLD SOFT LEAD シンセ・リード(ソフトなもの)TEK TECHNO SYNTH テクノ・シンセPLS PULSATING 鼓動音FX SYNTH FX シンセFX(ノイズなど)SYN OTHER SYNTH ポリ・シンセ

PAD BPD BRIGHT PAD パッド・シンセ(明るいもの)SPD SOFT PAD パッド・シンセ(ソフトなもの)VOX VOX ボックス、クワイア

ETHNIC PLK PLUCKED 撥弦楽器(ハープ、民族楽器など)ETH ETHNIC その他の民族楽器FRT FRETTED フレットのある撥弦楽器(マンドリンなど)

RHYTHM&SFX PRC PERCUSSION パーカッション類SFX SOUND FX サウンド・エフェクトBTS BEAT&GROOVE ビート、グルーブDRM DRUMS ドラム・セットCMB COMBINATION スプリットやレイヤーを使ったその他のパッチ

※ サウンド・ライブラリー・カード(PN-JV80シリーズ)のパッチは、すべてNOASSIGNに分類されます。

パッチにエフェクトをかける(EFX, Chorus, Reverb)JV-2080には次の3系統のエフェクターが内蔵されており、各エフェクターは独立に設定ができます。

EFX(マルチ・エフェクター)ディストーションやロータリーを始めとする40種類のエフェクト・タイプを持つマルチ・エフェクターです。

コーラス音に厚みや広がりを与えるエフェクターです。

リバーブホールで音を鳴らしているような響きを与えるエフェクターです。

メモ�

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エフェクトをオン/オフする

パッチPR-B:121 BluesHarpはEFXの2:OVERDRIVE、パッチPR-C:031 Doosはコーラスとリバーブがそれぞれ効果的に使われています。これらのパッチを使って、パッチ全体のエフェクトのオン/オフをしてみましょう。

fig.q3-15_50(パネル図)

1 パッチ(PR-B:121 BluesHarp)を選びます。(→P. 10)

2 [EFX]を押して、オン(点灯)/オフ(消灯)を設定します。

ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けて、EFX 2:OVERDRIVEの効果を確認してみましょう。

3 次にパッチ(PR-C:031 Doos)を選びます。(→P. 10)

4 [CHORUS]と[REVERB]をそれぞれ押して、オン(点灯)/オフ(消灯)を設定します。

コーラスとリバーブを片方ずつオンにして、ボリュームつまみ(PHRASEPREVIEW)を押して、それぞれの効果を確認してみましょう。それぞれがオンのとき、画面右上にEFX、CHO、REVが表示されます。オフのときは破線で表示されます。

fig.q3-16_30(画面 XP-80 P.40左のようなもの)

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2 4

16

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17

エフェクトのかかり具合を設定する

さきほど選んだパッチを使って、エフェクトのかかり具合を変えてみましょう。

EFXのかかり具合fig.q3-17_50(パネル図)

1 パッチ(PR-B:121 BluesHarp)を選びます。(→P. 10)

2 [EFX]を押して、インジケーターを点灯させます。

わかりやすくするため[CHORUS][REVERB]のインジケーターを消灯させましょう。

3 [F6](Effects)を押します。

4 [F1](General)を押します。

General画面が表示されます。

画面左上に“Tone 1”と表示されていることを確認します。表示されていないときは、TONE SELECT[1]を押して表示させます。

fig.q3-18_50(画面 画面名、Mix/EFX Send Level、Output Assignの説明、カーソル位置の項目表示)

5 [ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルをMix/EFX Send Levelに合わせ、VALUEダイヤルを回して値を設定します。

0にすると、EFXはかからなくなり、音も出なくなります。ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けて、EFXのかかり具合を確認してみましょう。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2534 6

EFXを使うときは、Output �AssignをEFXに設定します。�

カーソルの場所の設定�項目名が表示されます。�

MIX/EFX Send LevelでEFXのかかり具合と音量を設定します。�

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6 [EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

※パッチの設定を変更したため、パッチ・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。*マークが表示された状態で他のパッチに切り替えたり、電源を切ると、変更した設定が失われてしまいます。残しておきたいときは、本体または別売のDATAカードに保存します。(→取扱説明書P. 56、58)

コーラス、リバーブのかかり具合fig.q3-18a_50(パネル図)

1 パッチ(PR-C:031 Doos)を選びます。(→P. 10)

2 [CHORUS]を押して、インジケーターを点灯させます。

わかりやすくするため、[EFX][REVERB]のインジケーターを消灯させましょう。

3 [F6](Effects)を押します。

4 [F1](General)を押します。

ディスプレイ左上に“Tone 1”と表示されていることを確認します。表示されていないときは、TONE SELECT[1]を押して表示させます。

fig.q3-19_50(画面 Chorus Send Level、Reverb Send Level、カーソル位置の項目表示)

ご注意�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2 65,734 8

Chorus Send Levelで、コーラスの�かかり具合を設定します。�

カーソルの場所の設定�項目名が表示されます。�

Reverb Send Levelで、リバーブのかかり具合を設定します。�

18

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19

5 [ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルをChorus Send Levelに合わせ、VALUEダイヤルを回して値を設定します。

0にすると、コーラスはかからなくなります。ボリュームつまみ(PHRASEPREVIEW)を押し続けて、コーラスのかかり具合を確認してみましょう。

6 [REVERB]を押して、インジケーターを点灯させます。

わかりやすくするため、[EFX][CHORUS]のインジケーターを消灯させましょう。

7 [ ]を押して、カーソルをReverb Send Levelに合わせ、VALUEダイヤルを回して値を設定します。

0にすると、リバーブはかからなくなります。ボリュームつまみ(PHRASEPREVIEW)を押して、リバーブのかかり具合を確認してみましょう。

8 [EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

fig.q3-20_35

Output Assignの設定

Output Assignは、原音の出力先を設定する項目です。

「EFX」リバーブ、コーラス、EFXそれぞれに出力されます。EFXを使うときに設定します。

「MIX」リバーブ、コーラス、OUTPUTジャック“MIX”それぞれに出力されます。EFXは使わず、リバーブやコーラスを使うときに設定します。

「DIR1」「DIR2」OUTPUTジャック“DIRECT1”または“DIRECT2”に出力されます。JV-2080内蔵のエフェクターは使わず、外部エフェクターを使うときに設定します。

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例1 ひとつのトーンで構成されているパッチ�  (トーン2~4はオフになっている)�

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例2 4つのトーンで構成されているパッチ�

パッチは1~4つのトーンで構成されている�

パッチは1~4つのトーンの組み合わせで構成されています。エフェクトのかかり具合やOutput Assingは各トーンごとに設定する項目です。�ここでは1つのトーンで構成されているパッチを使って説明しましたが、複数のトーンで構成されているパッチの場合は、各トーンごとに設定する必要があります。General画面のときにTONE SELECT[1]~[4]を押すと、設定対象トーンを切り替えることができます。(→取扱説明書P. 77)�

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EFXを切り替える

40種類のEFXの中から好きなEFXを選んでみましょう。ここでは、パッチ PR-A:057 60's LeadORGに設定されている EFXを3:DISTORTIONから8:ROTARYに変えてみましょう。

fig.q3-21_50(パネル図)

1 パッチPR-A:057 60's LeadORGを選びます。(→P. 10)

2 [EFX]を押して、インジケーターを点灯させます。

3 [F6](Effects)を押します。

4 [F1](General)を押します。

General画面が表示されます。

5 [ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルをEFX Typeに合わせます。

fig.q3-22_40(画面 EFX TYPEの説明 右上にも表示 XP-80 P.60左のようなもの)

6 VALUEダイヤルを回して、8:ROTARYを選びます。

ボリュームのつまみを押し続けて、EFXの効果を聴いてみましょう。他のEFXも選んでみましょう。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2534 7 6

EFX Type

EFX Type名�

20

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21

7 [EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

※その他のエフェクトの設定については取扱説明書をご覧ください。(→P. 25~27、→P. 33~55)

MIDIキーボードを使ってリズム・セットを鳴らすJV-2080にはさまざまな打楽器や特殊効果音を集めたリズム・セットがあります。これらをMIDIキーボードを使って演奏するには、MIDIキーボードのMIDI送信チャンネルを10に設定します。

fig.q3-23_50(パネル図)

1 MIDIキーボードのMIDI送信チャンネルを10にします。

設定のしかたは、MIDIキーボードの取扱説明書を参照してください。

2 [RHYTHM]を押して、インジケーターを点灯させます。

RHYTHM Play画面が表示されます。

fig.q3-24_40(RHYTHM Play画面 グループ、ナンバー、ネーム、受信Ch.を説明 XP-80 P.33左のようなもの)

押さえるキーによっていろいろな打楽器音が鳴ります。また、ボリューム・ツマミを押し続けると、フレーズ・プレビュー機能でリズム・セットの音を聴くことができます。

※各キーにどのような音が割り当てられているかは、「出荷時の設定(リズム・セット)」(→取扱説明書P. 180)をご覧ください。

※MIDIキーボードを使って10以外のチャンネルに設定してリズム・セットを鳴らすこともできます。(→取扱説明書P. 16、135)

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2

メモ�

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リズム・セットを選ぶJV-2080のリズム・セットは、次のようにグループに分けられています。

USER(ユーザー)PR-A~C, E(プリセットA~C, E)PR-D(GM(General MIDI))XP-A~H(エクスパンションA~H): 別売のウェーブ・エクスパンション・

ボードから選択します。CARD(カード): 別売のDATAカードから選択します。

USER、PR-A~C, E、PR-D(GM)にはそれぞれ2個ずつのリズム・セットがあります。

※XP-A~Hのリズム・セットは、指定のスロットにリズム・セットの入っているウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 3, 取扱説明書P. 9)

※CARDのリズム・セットはCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→取扱説明書P. 11)

ここでは、パッチPR-C:001 JazzDrumSet2を選んでみましょう。fig.q3-25_50(パネル図)

1 [RHYTHM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2 グループを選びます。[PRESET]を押した後、[C]を押してインジケーターを点灯させます。

3 ナンバーを選びます。VALUEダイヤルを回して、001を選びます。

ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けて、どんなリズム・セットか聴いてみましょう。

※内蔵リズム・セット・リストは「出荷時の設定(リズム・セット)」(→取扱説明書P. 180)をご覧ください。

ご注意�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2 13

メモ�

22

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23

他のリズム・セットの選びかた

手順2で[USER][CARD][PRESET][EXP]のいずれかを押して、インジケーターを点灯させます。さらに、PR-A~C, Eを切り替えるには、[A]~[C], [E]のいずれかを押します。XP-A~Hを切り替えるには、[A]~[H]のいずれかを押します。GM用のリズム・セットはPR-Dに配列されているので、[PRESET][D]を押します。

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16個のパートに15のパッチと1つのリズム・セット(Part 10固定)を割り当てたものをまとめて「パフォーマンス」と呼びます。

fig.q4-1_100(パフォーマンスを図にしたものとレイヤーの説明図)

パフォーマンスで、いくつかのパートのMIDI受信チャンネルを同じにして、複数のパッチを重ねて鳴らす使いかたを「レイヤー」と呼びます。

パフォーマンスを選ぶ2つのパッチが重なって鳴るパフォーマンスPR-B:01 Dulcimar&Gtrを選んでみましょう。

fig.q4-2_50(パネル図)

1 [PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させます。

PERFORM Play画面が表示されます。

fig.q4-3_40(PERFORM Play画面 グループ、ナンバー、ネームを説明 XP-80 P.29左のようなもの)

パフォーマンス�

パッチ�

リズム・セット�

パート 1

パート 9

パート 10

パート 11

パート 16

パッチ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

213

グループ� �ナンバー� ネーム�

24

複数のパッチを重ねて鳴らしてみよう(レイヤー)-パフォーマンスの使いかた1-

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25

2 [PRESET]を押した後、[B]を押してインジケーターを点灯させます。

3 VALUEダイヤルを回して、01を選びます。

MIDIキーボードの送信チャンネルをCh.1にして鍵盤を弾いてみましょう。パート1、2のパッチが重なって鳴ります。

※VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押すと、パフォーマンス一覧から選べるようになります。選びかたはパッチ一覧のときと同じです。(→P. 12)

※内蔵パフォーマンス・リストは「出荷時の設定(パフォーマンス)」(→取扱説明書P. 175)をご覧ください。

※CARDのパフォーマンスはCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→取扱説明書P. 11)

メモ�

パフォーマンスの種類

JV-2080のパフォーマンスは次のグループに分類されています。

USER(ユーザー)PR-A, B(プリセットA, B)CARD(カード): 別売のDATAカードから選択します。

USER、PR-A, Bにはそれぞれ32個ずつのパフォーマンスがあります。

PR-A, BまたはCARDから選ぶには、手順2で[CARD][PRESET]のいずれかを押して、インジケーターを点灯させます。PR-A, Bを切り替えるには、[A][B]のいずれかを押します。

ご注意�

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使用するパートを選ぶ(パートのオン/オフ)パフォーマンスPR-B:01 Dulcimar&Gtrは、パート1、2、10がオンに設定されています。ここでは、パート1をオン/オフしてみましょう。

fig.q4-4_50(パネル図)

1 パフォーマンスPR-B:01 Dulcimar&Gtrが選ばれていることを確認します。

2 [RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

3 [1-8/9-16]インジケーターが消灯しているのを確認後、PART SELECT[1/9]を押して、インジケーターを消灯(オフ)させます。

fig.q4-5_35(画面 パートのオン/オフの表示を説明 XP-80 P.30右のようなもの)

PERFORM Play画面では、オンのパートは“○”または“●”、オフのパートは“_”と表示されます。MIDIキーボード(送信チャンネルはCh.1)を弾いて、パートをオフにする前の音と聴きくらべてみましょう。

4 再びPART SELECT[1/9]を押すと、インジケーターが点灯(オン)します。

※パート9~16をオン/オフするには、手順3で[1-8/9-16]を押してインジケーターを点灯させてから[1/9]~[8/16]を押します。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

23,41 �

�パートのオン/オフ�設定対象パートと、そのパートに�割り当てられているパッチ・ネーム�

メモ�

26

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27

パートに割り当てているパッチを変えるパフォーマンスの各パートのパッチやリズム・セットを好きなものに替えましょう。ここでは、パフォーマンスPR-B:01 Dulcimar&Gtrのパート2のパッチをPR-C:002Tp&Sax Sectに替えてみます。

fig.q4-6_50(パネル図)

1 パフォーマンスPR-B:01 Dulcimar&Gtrが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [F3](Part)を押します。

3 [1-8/9-16]インジケーターが消灯しているのを確認後、PART SELECT[2/10]を押して、パート2を選びます。

インジケーターが点滅し、画面右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.q4-7_35(画面 パート・ナンバー、パッチネームの表示場所を説明 XP-80 P.66右のようなもの)

4 [ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回して、次のように設定します。

Patch Group PR-CPatch Number 002 (Tp&Sax Sect)

MIDIキーボード(送信チャンネルは1Ch.)を弾いて、パッチを切り替える前の音と聴きくらべてみましょう。

5 [EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

5 321 4

パート・ナンバー� パッチ・ネーム�

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※パート1~9、11~16にはパッチのみが、パート10にはリズム・セットのみが設定できます。

※パート9~16を選ぶには、手順3で[1-8/9-16]を押してインジケーターを点灯させてから[1/9]~[8/16]を押します。

※PERFORM Play画面で[ ][ ]を押しても設定対象のパートを選ぶことができます。画面右下に現在選んでいるパートと、そのパートに割り当てられているパッチまたはリズム・セットの名前が表示されます。

作ったパフォーマンスを保存するパフォーマンスの設定を変更すると、パフォーマンス・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。*マークが表示された状態で他のパフォーマンスに切り替えたり、電源を切ると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。

名前をつける

作ったパフォーマンスを新しい名前に変えることができます。ここでは、保存する前にパフォーマンスの名前を“My Perform1”に変えてみます。

fig.q4-8_50(パネル図)

1 名前を付けたいパフォーマンスが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [F1](Common)を押します。

Common画面が表示されます。

fig.q4-9_30(画面 XP-80 P.65右のようなもの)

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

7,81 2,3 4 5

28

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29

3 もう一度[F1](Common)を押します。

カーソルが"Performance Name"の文字入力をする位置に移動し、入力可能な文字の一覧が表示されます。

fig.q4-10_30(画面)

4 VALUEダイヤル、または[F3](←Prev)[F4](Next→)を押して、カーソルを文字を入力する位置に合わせます。

5 VALUEダイヤルを回して、入力する文字を選びます。

カーソル位置に空白を挿入したいときは[F5](Insert)を押します。カーソル位置の文字を消去したいときは[F6](Delete)を押します。

6 4と5を繰り返して、“My Perform1”と入力します。

7 [EXIT]を押して、Common画面に戻ります。

8 [EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

※手順5で[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押してもかまいません。

保存する

ここでは、本体のUSER-01に保存してみます。fig.q4-11_50(パネル図)

カーソルの位置の設定項目が�一覧表示できる場合に、表示されます。��

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

5132 4

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1 保存したいパフォーマンスが選ばれていることを確認します。

2 [UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

fig.q4-12_30(画面 Menu1 2 3 XP-80 P.155左のようなもの)

3 [F1](Write)を押します。

Performance Write画面が表示されます。

4 保存先を選びます。VALUEダイヤルを回して、USER:01を選びます。

fig.q4-13_35(Executeの画面 保存しようとしているものと、書き込み先を説明 XP-80 P.156左上のようなもの)

5 [F6](Execute)を押して、保存を実行します。

実行せずにPerformance Write画面から抜けるには、[EXIT]を押します。

※“Write Protect ON”と表示される場合があります。保存をしてもよいときは、[DEC]を押して“Write Protect OFF”にし、[F6](OK)を押して表示を消した後、もう一度[F6](Execute)を押して保存を実行します。(Write Protect →取扱説明書P. 61)

※別売のDATAカードに保存することもできます。(→取扱説明書P. 58)

※パフォーマンス・グループ「USER」は、自分で作ったパフォーマンスを保存するところです。出荷時はあらかじめパフォーマンスが内蔵されています。保存操作をすると、前に記憶されていた設定は失われてしまいます。また、出荷時の設定に戻したいときは、イニシャライズ操作をしてください。(→取扱説明書P. 60)

保存先�

保存するパフォーマンス�

メモ�

ご注意�

30

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31

各パートのMIDI受信チャンネルを変える自分で各パートのMIDI受信チャンネルを設定するには、次の手順で設定します。

fig.q4-14_50(パネル図)

1 設定するパフォーマンスが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [F4](MIDI)を押します。

Part MIDI画面が表示されます。

3 PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、パートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPARTSELECT[1/9]~[8/16]を押します。インジケーターが点滅し、画面右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.q4-15_35(画面 パート・ナンバー、パッチネームの表示場所を説明 XP-80 P.67左のようなもの)

4 カーソルが“Channel”の設定値に合っていることを確認します。

カーソルが違う設定項目の位置にあるときは、[ ][ ][ ][ ]を押して合わせます。

5 VALUEダイヤルを回して、MIDI受信チャンネルを切り替えます。

6 [EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

61,4 2 5 3

パート・ナンバー� パッチ・ネーム�

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パフォーマンスで、いくつかのパートのMIDI受信チャンネルを同じにし、各パートの発音域の設定を変えることにより、鍵域を別々のパッチで分割して鳴らす使いかたを「スプリット」と呼びます。

スプリットは、複数のパッチを重ねて鳴らす(レイヤー)の応用です。レイヤーされている各パッチ発音域を変えることでスプリット動作になります。

パフォーマンスを選ぶここでは、パフォーマンスPR-B:29 Organ/Leadを選んでみます。

fig.q5-1-50(パネル図)

1 [PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2 [PRESET]を押した後、[B]を押してインジケーターを点灯させます。

3 VALUEダイヤルを回して、29を選びます。

MIDIキーボード(送信チャンネルはCh.1)を弾いてみましょう。このパフォーマンスでは、次のようにPart Key Rangeが設定されています。

パート2:C4~G9パート3:C-1~B3

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

3 21

32

鍵域を分割し別々のパッチで鳴らしてみよう(スプリット)-パフォーマンスの使いかた2-

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33

各パートの発音域を変える続いてパート2:C5~G9、パート3:C-1~B4で発音するように設定を変えてみましょう。

fig.q5-1b-50(パネル図)

1 パフォーマンスPR-B:29 Organ/Leadが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [F2](K.Range)を押します。

パート1~8のPart Key Range Lower:Upper画面が表示されます。パート9~16のPart Key Range Lower:Upper画面が表示されたときは、もう一度[F2](K.Range)を押します。

fig.q5-2_35(XP-80 P.66左のようなもの)

3 [ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定項目に合わせ、VALUEダイヤルを回して、次のように設定します。

2 C 5:G 93 C-1:B 4

発音域が変わったか、MIDIキーボードを弾いて確かめてみましょう。

4 [EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

※パートのオン/オフは(→P. 26)、パートに割り当てているパッチを変えるは(→P. 27)、各パートのMIDI受信チャンネルを変えるは(→P. 31)、作ったパフォーマンスを保存するは(→P. 28)をそれぞれご覧ください。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

4 32 1

発音域の下限� 発音域の上限�

パート・ナンバー�

メモ�

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パフォーマンスを使って、曲データを作ってみましょう。下図は曲作りをするときの接続例です。

fig.q6-1_100(接続図)

パフォーマンスを選ぶ曲作りのときは、使用するパッチを各パートに割り当てておきます。ここでは、曲作り用に設定されているパフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockを選びましょう。

fig.q6-2_50(パネル図)

1 [PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2 [PRESET]を押した後、[A]を押してインジケーターを点灯させます。

WARNING:TO REDUCE THE RISKOF FIRE OR ELECTRICSHOCK, DO NOT EXPOSE THIS APPLIANCE TO RAIN OR MOISTURE.

THIS DEVICE COMPLIES WITH PART 15 OF THE

CAUSE UNDESIRED OPERATION.

FOLLOWING TWO CONDITIONS: (1) THIS DEVICE

RECEIVED, INCLUDING INTERFERENCE THAT MAY

FCC RULES. OPERATION IS SUBJECT TO THE

MAY NOT CAUSE HARMFUL INTERFERENCE, AND (2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE

ATTENTION: RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE NE PAS OUVRIR

RISK OF ELECTRIC SHOCKDO NOT OPEN

CAUTION

MIDIキーボード�MIDIシーケンサーなど�

MIDI IN

MIDI OUT

INOUTTHRUMIDI

MIDI INMIDI OUT

INOUTTHRUMIDI

オーディオ機器やミキサー、�モニター・アンプなどに接続�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

213

34

曲を作ってみよう -パフォーマンスの使いかた3-

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35

3 VALUEダイヤルを回して、05を選びます。

パフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockは、次のようにパッチが設定されており、各パートのMIDI受信チャンネルはパート1=Ch.1、パート2=Ch.2、パート4=Ch.4、パート6=Ch.6、パート10=Ch.10となっています。

パート1 : PR-A:037 Phaze Clav 2パート2 : PR-B:009 Pick Bassパート4 : PR-A:053 Roller Spinパート6 : PR-E:036 Creamyパート10 : PR-B:001 PowerDrumSet

※パフォーマンスのイニシャライズをすると、パート1~9, 11~16はPR-A:00164voicePiano、パート10はPR-A:001 PopDrumSet 1になり、すべてのデータが標準値になります。すべてを自分で設定するときには非常に便利です。(→取扱説明書P. 63)

各パートの設定をする

パッチ/音量/音の定位/音の高さを設定する

各パートのパッチ選択や音量、音の定位、音の高さの設定は、同じ画面で行なうことができます。

fig.q6-3_50(パネル図)

1 パフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [F3](Part)を押します。

メモ�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

63,521 4

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3 [F6](Palette)を押します。

8つのパートの設定項目が同時に表示されます。(Part Palette画面)

[F1]を押すたびに、パート1~8の画面とパート9~16の画面が切り替わります。

fig.q6-4_30(画面 XP-80 P.43右下のようなもの)

4 [ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回して値を設定します。

以下のように設定してみましょう。

Part 1 2 4 6 ・・・ 10 ・・・Patch Group PR-A PR-B PR-A PR-E ・・・ PR-B ・・・Patch Number 037 009 053 036 ・・・ 001 ・・・Part Level 127 127 127 100 ・・・ 127 ・・・Part Pan 0 0 0 0 ・・・ 0 ・・・Coarse Tune 0 0 0 0 ・・・ 0 ・・・: : : : : ・・・ : ・・・

設定項目名 設定内容Patch Group パッチ・グループPatch Number パッチ・ナンバーPart Level 音量Part Pan 音の定位Coarse Tune 基準となる音の高さを半音単位で設定

5 [F6]を押して、Part Palette画面を解除します。

[F6]には、戻るパート・ナンバーが表示されています。

6 [EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

※“Fine Tune”と“Voice Reserve”については、(→取扱説明書P. 67)をご覧ください。

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 28)

メモ�

ご注意�

36

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37

エフェクター(3つのEFX、Chorus、Reverb)を設定する

パフォーマンスでは、3つのEFXを使うことができます。ここでは、パフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockを例に、エフェクターがどのように設定されているかをみていくことにしましょう。

パフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockでは、次のようにEFXが設定されています。

パート1: 4:PHASER(フェイザー)パート4: 8:ROTARY(ロータリー)パート6: 2:OVERDRIVE(オーバードライブ)

fig.q6-5_50(パネル図)

1 パフォーマンスPR-A:05 Seq:FunkRockが選ばれ、PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2 [EFX][CHORUS][REVERB]がオン(点灯)に設定されているのを確認します。

3 [F5](Effects)を押します。

4 [F1](General)を押します。

General画面が表示されます。EFX Information画面が表示されたときは、もう一度[F1](General)を押します。

5 [1-8/9-16]インジケーターが消灯しているのを確認後、PART SELECT[1/9]を押して、パート1を選びます。

パート1のエフェクターの設定をみてみましょう。fig.q6-6_50(画面 Output Assign、EFX1 Src、Reverb Send Level、Chorus Send Level、Mix/EFX Send Levelなどの説明 )

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

5 634 1 2

Output Assign MIX/EFX Send Level

EFX SourceReverb Send Level Chorus Send Level

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パフォーマンスのEFX設定のポイントは「Output Assign」と「EFX-A~C Source」の設定です。EFXを使うときは、最初に「Output Assign」、次に「EFX-A~CSource」を設定します。

Output Assign(アウトプット・アサイン)原音の出力先を設定します。「PAT-A」はそのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)のOutput Assign設定にしたがって出力されます。例えば、Tone 1はEFX、Tone 2~4はMIXに設定されているパッチの場合は、Tone 1にのみEFXがかかり、Tone 2~4にはEFXがかかりません。

その他の設定値「PAT-B, C」:「PAT-A」と同様です。「EFX-A~C」:リバーブ、コーラス、EFXそれぞれに出力されます。パッチ(トーンごと)のOutput Assign設定は、無効になります。「MIX」:リバーブ、コーラス、OUTPUTジャック“MIX”それぞれに出力されます。EFXは使わず、リバーブとコーラスを使うときに設定します。「DIR1, 2」:OUTPUTジャック“DIRECT1”または“DIRECT2”に出力されます。JV-2080内蔵のエフェクターは使わず、外部エフェクターを使うときに設定します。

EFX-A Source(EFX-Aソース)どこで設定されているEFX設定を使うのかを選びます。「Part 1」はパート1に割り当てられているパッチのEFX設定(EFX Type、EFX Reverb Send Level、EFX ChorusSend Level、EFX Output Level、EFX Output Assign)を使うことを意味します。したがって、EFX-A Sourceの設定を切り替えると5つのEFX設定が同時に切り替わります。また、カーソルをEFX設定に合わせると、パッチの設定項目であることを表す*マークが表示されます。

その他の設定値「Part 2~9、11~16」:各パートに割り当てられているパッチのEFX設定を使います。「PERFORM」:選んでいるパフォーマンス固有のEFX設定を使います。パフォーマンス固有のEFX設定は、パフォーマンスごとに1種類だけ設定できます。

Reverb Send Level、Chorus Send Level、Mix/EFX Send Levelはパッチの場合と同様に、リバーブ、コーラス、EFXのかかり具合と音量を設定する項目です。EFXを使っていないとき、Mix/EFX Send Levelは音量の設定になります。

6 PART SELECT[4/12]を押すとパート4、PART SELECT[6/14]を押すとパート6がそれぞれ選ばれます。

パート4と6のエフェクターの設定をみてみましょう。

パート4 Output Assign: PAT-B EFX-B Source: Part 4パート6 Output Assign: PAT-C EFX-C Source: Part 6

このように、Output Assignを「PAT-A」「PAT-B」「PAT-C」に設定すると、

「PAT-A」のとき → EFX-A Source「PAT-B」のとき → EFX-B Source「PAT-C」のとき → EFX-C Source

が自動的に選ばれます。「EFX-A~C Source」をそれぞれ異なる設定にすれば、3種類のEFXが使えることになります。

38

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39

もちろん、「EFX-A~C Source」で選んだパートに割り当てられているパッチが、それぞれ異なるEFXを使っていることが必要です。例のパフォーマンスでは、Part1, 4, 6に割り当てられているパッチが、それぞれフェイザー、ロータリー、オーバードライブを使っています。

Output Assignを「EFX-A」「EFX-B」「EFX-C」に設定したときも同様です。

なお、Output Assignが「PAT-A~C」のとき、Reverb Send Level、ChorusSend Level、Mix/EFX Send Levelは、パッチ(トーンごと)とパートの両方の設定が有効になります。パッチ(トーンごと)の各レベル設定をそのまま反映させるには、パートの各レベルを127に設定します。(「EFX-A~C」のときは、パッチ(トーンごと)の各レベル設定は無効になります。)

fig.q6-7_90(パッチとトーンの関係図)

※「PAT-A」と「EFX-A」、「PAT-B」と「EFX-B」、「PAT-C」と「EFX-C」はそれぞれ同じEFX-A~C Sourceを共有しますのでご注意ください。

※その他のエフェクターの設定については取扱説明書をご覧ください。(→P. 28~ 55)

トーン1102030

127127127

Reverb Send LevelChorus Send LevelMix/EFX Send Level

トーン2405060

トーン3708090

トーン4100110120

パッチ�

例:�4つのトーンのReverb Send Levelがそれぞれ10, 40, 70, 100に設定されていて、これをそのまま反映させるにはパートでのReverb Send Levelを127に設定します。�Chorus Send Levelと、Mix/EFX Send Levelも同様です。�

メモ�

Output Assignを「PAT-A~C」に設定するときの注意

Output Assignが「PAT-A~C」のときは、ディスプレイに必ずEFXTypeが表示されます。しかし、そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)がEFXを使わない設定(Output AssignがEFX以外の設定)になっている場合は、EFXはかかりませんのでご注意ください。

「PAT-A~C」は、EFXを使ったパッチが割り当てられているときに使うことをおすすめします。

EFX設定を変更して保存するときの注意

EFX-A~C SourceをPart 1~9, 11~16のいずれかに設定しているとき、EFX設定を変更すると、EFX-A~C Sourceで設定しているパートに割り当てられているパッチの設定を変更したことになります。よって、そのパッチを保存してからパフォーマンスを保存しなければなりません。詳しくは(取扱説明書→P. 57)をご覧ください。

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パフォーマンスの設定を曲の頭に記録する外部MIDIシーケンサーを接続して録音しましょう。

まず、曲の先頭部分にパフォーマンスの設定を記録します。こうすることにより、どんなパフォーマンスが選ばれていても、曲の先頭から再生するだけで録音時のパフォーマンスの設定になり、元どおりの演奏ができます。

fig.q6-8_50(パネル図)

1 PERFORM Play画面になっていることを確認した後、[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

fig.q6-9_30(画面 Menu 1)

2 [F4](Xfer)を押します。

3 [F1](to MIDI)を押します。

Data Transfer to MIDI画面が表示されます。

4 [ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回して値を設定します。

fig.q6-10_30(画面 XP-80 P.161左のようなもの)

以下のように設定してみましょう。

Source PERFORM TEMP: -PATCH

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

2 51 3 4

40

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41

5 シーケンサーを録音状態にした後、[F6](Execute)を押して、パフォーマンスの設定を転送します。

パートごとに録音する次に、各パートの演奏データを、別々のトラックに順番に録音していきます。頭に記録したパフォーマンス設定の次の小節から曲の録音を始めます。ドラム→ベース→伴奏→メロディーの順で、録音済のパートを聴きながら録音します。

ここでは、パート10のリズム・セット、パート2のベース、パート6のギター、パート4のオルガン、パート1のキーボードの順で録音します。このとき、MIDIキーボードまたはMIDIシーケンサーのMIDI送信チャンネルをCh.10→Ch.2→Ch.6→Ch.4→Ch.1と切り替えてください。

各パートの設定を変更する全パートの録音が終わったら、再生をして聴いてみましょう。各パートの設定(音量やパンニングなど)を変更したいときは、曲の頭に記録したパフォーマンスの設定を記録し直してください。(→P. 40)

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GM音源として使うにはJV-2080はGM対応音源です。パート10にはGMシステム用のリズム・セットを、その他のパートにはGMシステム用のパッチを割り当てたパフォーマンスのように使うことができます。

fig.q6-11_50(パネル図)

1 [SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押します。

GM Play画面が表示されます。各パートに割り当てられたパッチ、またはリズム・セットが表示されます。

fig.q6-12_30(GM Play画面 カレントパートMIDI Ch.を説明 XP-80 P.173左のようなもの)

音源がGMシステムの基本設定に初期化されます。このとき、常にパート10はGMDrum Set、それ以外のパートはPiano 1が割り当てられます。パフォーマンスのときと同じ要領で、各パートにいろいろなGMパッチやGMドラム・セットを割り当てたり、各パートのオン/オフができます。

※GMシステムでの受信チャンネルはパート1=Ch.1、パート2=Ch.2、パート3=Ch.3・・・パート16=Ch.16に固定です。

※GMの設定は保存できません。

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

1

MIDI受信チャンネル��パートのオン/オフ� 設定対象パート�

メモ�

42

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43

外部機器からJV-2080のパッチを切り替えるJV-2080はMIDIデータを受信することで、パッチ(パフォーマンスの各パートのパッチを含む)や、リズム・セットを切り替えることができます。切り替えは、MIDIデータのバンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0、32)とプログラム・チェンジを使います。ここでは、パッチをパッチUSER:002 Keep :-)に切り替えてみましょう。

1 [PATCH]を押して、PATCH Play画面を表示させます。

2 外部機器(MIDIキーボード等)の送信チャンネルとJV-2080のMIDI受信チャンネルを合わせます。(→P. 9)

3 JV-2080にバンク・セレクトMSB(コントローラー・ナンバー0)“80”を送信します。

4 JV-2080にバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナンバー32)“0”を送信します。

5 JV-2080にプログラム・チェンジ“2”を送信します。

※JV-2080は、バンク・セレクトを受信せずにプログラム・チェンジのみを受信すると、同じグループのパッチやリズム・セットに切り替わります。したがってバンク・セレクトを送信できない外部機器でも、使いたいパッチをUSERに用意し(本体に保存する→取扱説明書P. 56、本体に転送する→取扱説明書P. 131)、最初にUSERのパッチを選んでおけばプログラム・チェンジのみを送信することで切り替えることができます。

※MIDIデータを使って、パッチ、パフォーマンス、GMシステム間の切り替えをすることもできます。(→取扱説明書P. 22)

※パフォーマンスの各パートのMIDI受信チャンネルをパフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)と同じ値にすると、Performance Ctrl-Chの設定が優先され、プログラム・チェンジの受信によってパフォーマンスが切り替わります。(→P. 45, →取扱説明書P. 21)

メモ�

ご注意�

パフォーマンスの各パートのパッチを切り替えるには

手順1で[PERFORM]を押して、PERFORM Play画面を表示させます。手順2でパフォーマンスの各パートのMIDI受信チャンネルを設定します。(→P. 31)さらに、切り替えるパートをオンに設定します。(→P. 26)

リズム・セットを切り替えるには

手順1でパフォーマンスのパート10のMIDI受信チャンネルを設定します。(→P. 31)手順2で[RHYTHM]を押して、RHYTHM Play画面を表示させます。

ライブで使ってみよう

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44

各パッチやリズム・セットは、次のようにバンク・セレクト・ナンバーとプログラム・ナンバーに対応しています。

パッチバンク・セレクト・

パッチ パッチ ナンバーグループ ナンバー MSB LSB プログラム・ナンバーUSER 001~128 80 00 001~128PR-A 001~128 81 00 001~128PR-B 001~128 81 01 001~128PR-C 001~128 81 02 001~128GM 001~128 81 03 001~128PR-E 001~128 81 04 001~128CARD 001~128 82 00 001~128XP-A 001~128 84 00 001~128XP-A 129~255 84 01 001~127XP-B 001~128 84 02 001~128XP-B 129~255 84 03 001~127XP-C 001~128 84 04 001~128XP-C 129~255 84 05 001~127XP-D 001~128 84 06 001~128XP-D 129~255 84 07 001~127XP-E 001~128 84 08 001~128XP-E 129~255 84 09 001~127XP-F 001~128 84 10 001~128XP-F 129~255 84 11 001~127XP-G 001~128 84 12 001~128XP-G 129~255 84 13 001~127XP-H 001~128 84 14 001~128XP-H 129~255 84 15 001~127

リズム・セットバンク・セレクト・

リズム・セット リズム・セット ナンバーグループ ナンバー MSB LSB プログラム・ナンバーUSER 001、002 80 00 001、002PR-A 001、002 81 00 001、002PR-B 001、002 81 01 001、002PR-C 001、002 81 02 001、002GM 001、002 81 03 001、002PR-E 001、002 81 04 001、002CARD 001、002 82 00 001、002XP-A 001~128 84 00 001~128XP-A 129~255 84 01 001~127XP-B 001~128 84 02 001~128XP-B 129~255 84 03 001~127XP-C 001~128 84 04 001~128XP-C 129~255 84 05 001~127XP-D 001~128 84 06 001~128XP-D 129~255 84 07 001~127XP-E 001~128 84 08 001~128XP-E 129~255 84 09 001~127XP-F 001~128 84 10 001~128XP-F 129~255 84 11 001~127XP-G 001~128 84 12 001~128XP-G 129~255 84 13 001~127XP-H 001~128 84 14 001~128XP-H 129~255 84 15 001~127

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45

外部機器からJV-2080のパフォーマンスを切り替えるパフォーマンスを切り替えるには、外部機器の送信チャンネルとJV-2080のパフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)を合わせてから、バンク・セレクトとプログラム・チェンジを送信します。ファクトリー・プリセット後、Performance Ctrl-ChはCh.16に設定されています。ここでは、外部機器の送信チャンネルをCh.16に設定し、パフォーマンスをUSER:002 HardRock Uniに切り替えてみましょう。

1 [PERFORM]を押して、PERFORM Play画面を表示させます。

2 外部機器の送信チャンネルをCh.16に設定します。

設定のしかたは外部機器の取扱説明書を参照してください。

3 JV-2080にバンク・セレクトMSB(コントローラー・ナンバー0)“80”を送信します。

4 JV-2080にバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナンバー32)“0”を送信します。

5 JV-2080にプログラム・チェンジ“2”を送信します。

※パッチやリズム・セットのときと同様にバンク・セレクトを受信せず、プログラム・チェンジのみを受信すると、同じグループのパフォーマンスに切り替わります。

※MIDIデータを使って、パッチ、パフォーマンス、GMシステム間の切替をすることもできます。(→取扱説明書P. 22)

各パフォーマンスは、次のようにバンク・セレクト・ナンバーとプログラム・ナンバーに対応しています。

パフォーマンスバンク・セレクト・

パフォーマンス パフォーマンス ナンバーグループ ナンバー MSB LSB プログラム・ナンバーUSER 001~032 80 00 001~032PR-A 001~032 81 00 001~032PR-B 001~032 81 01 001~032CARD 001~032 82 00 001~032

メモ�

Performance Ctrl-Chの設定のしかた

PERFORM Play画面で[SYSTEM]→[F3](MIDI)の順で押し、MIDIParam 1画面を表示させてPerformance Ctrl-Chを設定します。(→取扱説明書P. 136)

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他のシンセサイザーの音色とJV-2080のパッチを重ねて鳴らす

お手持ちのシンセサイザーの音色と、JV-2080のパッチを重ねて鳴らすには、シンセサイザーのMIDI送信チャンネルとJV-2080のMIDI受信チャンネルを合わせます。

1 お手持ちのシンセサイザーの音色を選びます。

2 JV-2080のパッチを選びます。(→P. 10)

3 シンセサイザーのMIDI送信チャンネルと、JV-2080のMIDI受信チャンネルを合わせます。(→P. 9)

設定できたら演奏してみましょう。

※レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ(Rx Program Change)とレシーブ・バンク・セレクト・スイッチ(Rx Bank Select)がオンに設定されている場合、手順3以降でお手持ちのシンセサイザーの音色を選ぶと、JV-2080のパッチも切り替わってしまいますので、ご注意ください。(SystemのMIDI Param 2画面で設定。→取扱説明書P. 137)

外部MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させるJV-2080では、外部MIDIコントローラー(モジュレーション・レバー、フット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルなど)を使って、EFXの設定を演奏中に簡単に変化させることができます。ここでは、モジュレーション・レバー(モジュレーション・ホイール)を使って、ロータリーのスピードを変化させるようにしてみましょう。

fig.q7-1_50(パネル図)

ご注意�

ROM PLAY

GM

9 1 6 1 8

1/9 2/10 3/11 4/12

5/13 6/14 7/15 8/16PART SELECT

PERFORM

PHONES

MAXMIN

VOLUME

(PUSH)

UTILITY F1 F2 F3 F4 F5 F6 EXIT

DEC INC

VALUE

(PUSH)SOUND LIST

RHYTHM

UNDO

SYSTEM

SHIFT EFX CHORUS REVERB

A B C D

E F G H

RX

(GM PATCH)

CATEGORYUSER CARD PRESET EXP

EFFECTS ON/OFF

1 3 42TONE SWITCH

1 3 42TONE SELECT

PATCH

PHRASE PREVIEW

421 3

46

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47

1 パッチ(PR-A:050 Perky B)を選びます。(→P. 10)

パッチPR-A:050 Perky Bには、EFXの8:ROTARYが設定されています。

2 [F6](Effects)を押した後、[F3](EFX Ctl)を押します。

EFX Control画面が表示されます。

fig.q7-2_30(画面)

3 [ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回して、次のように設定します。

EFX Ctrl 1 MODULATION: +63 →(Speed)

モジュレーション・レバーを押している間(モジュレーション・ホイールを上げている間)、ロータリーのスピードが速くなることを確認しましょう。

4 [EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

※ロータリーのスピードを変化させながら両手で演奏したい場合は、MIDIコントローラーにモジュレーション・レバーではなく、フット・スイッチ(FS-5L など)を使い、足で変化させると良いでしょう。(→取扱説明書P. 105)

※変化させることのできるEFXの設定は、EFX Typeによって決まっています。(→取扱説明書P. 104)

※同様に、外部MIDIコントローラーを使って、パッチを構成しているトーンの設定を演奏中に簡単に変化させることもできます。(→取扱説明書P. 106)

メモ�

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作曲者のプロフィール

TimepeaceScott Tibbs(スコット・ティブス) 1996 Roland Corporation US

スコット・ティブスは演奏家/指揮者として、アトランタ交響楽団など、数々のオーケストラでの演奏経験を持つ。全米各地はもとより、カナダ、中南米そして日本にも演奏旅行をしている。演奏/指揮だけでなく作曲も数多く手がけ、映画音楽はもとより劇場やTV用の音楽、コンサートのための音楽など、その範囲は幅広い。ここ数年は、自らが作曲の博士号を修得した母校UCLAで、作曲と音楽理論の教鞭をとっている。ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)、ビル・コスビー(Bill Cosby)、ジェリー・シーンフェルド(Jerry Sienfeld)やボビー・シュウ(Bobby Shew)など数多くの有名アーティストとも共演している。

DenkiRyeland Allison(ライランド・アリソン) 1996 Silver Outlet Music BMI

ロサンゼルスを中心に活躍しているハウス、テクノ系アーティスト。『オーディエンスの魂を揺さぶるような大音量のテクノ・サウンドで世界平和に貢献したい!!』彼が光栄に思うことは、このスローガンに基づく自分の作品を一人でも多くの人に聴いてもらうことである。

Short Cuts加藤雄紀(かとう ゆうき) 1996 Roland Corporation

ギタリスト、ベーシスト、ドラマー。現在はミュージックブレインズ社取締役。同社は「コンピューターと生楽器の最適な統合環境」を設計コンセプトとした自社スタジオ(東京都世田谷区)を拠点に、CDやBGMなど様々な音楽を制作しており、SC-88 ProやKRなどRoland製品のデモ・データやRoland SMF Music Dataも多数制作している。今回のデモ曲も、同社チーフ・ディレクター長谷隆行がディレクションを担当している。

※ これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.

48 01124412 '98-9-E2-31S

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