204
この機器を正しくお使いいただくために� 、� ご使用前に� 「� 安全上のご注� 意」� (� P. 2)と「� 使用上のご注意� 」� (� P. 6)� をよくお読みください� 。ま� た、� この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも� 、� この取扱� 説明書をよくお読みください� 。� 取扱説明書は必要なときにすぐに見る� ことができるよう� 、� 手元に置いてください� 。� JV 「クイック・スタート」、「 」の になっています。 「クイック・スタート」 、JV をあげ してあります。 してあります。 引、 し、お みください。 文中の表記について� []で囲まれた英 、パネ のボタ しています。 :[PERFORM] PERFORMボタ しています。 ボタ 、し []で囲まれた英 、+、→、で しています。 :[SHIFT]+[PERFORM]→[F](Part) この SHIFTボタ を押しながらPERFORMボタ を押した F (Part)ボタ を押すことを しています。 (→P ページを しています。 ※ MIDI (AMEI)の です。 取扱説明�書� (GM PATCH) の一 しく することを じます。

JV-2080 r j7 - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810149/JV-2080_r_j7.pdf · jv-2080の取扱説明書は 「 クイック・スタート 」 、 「 取扱説明書 」

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この機器を正しくお使いいただくために�、�ご使用前に�「�安全上のご注�

意」�(�P. 2)と「�使用上のご注意�」�(�P. 6)�をよくお読みください�。ま�

た、�この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも�、�この取扱�

説明書をよくお読みください�。�取扱説明書は必要なときにすぐに見る�

ことができるよう�、�手元に置いてください�。�

JV-2080の取扱説明書は�「�クイック・スタート�」�、�「�取扱説明書�」�の�2部構成になっています�。�「�クイック・スタート�」�は�、�JV-2080の基本的な機能を具体例をあげ�て解説してあります�。�「�取扱説明書�」�は�、�目的別に機能を解説してあります�。�目次�、�索引�、�画面別機能一覧で目的の章を検索し�、�お読みください�。�

文中の表記について�• []�で囲まれた英数字は�、�パネル上のボタンを表しています�。�例:�[�PERFORM]は�PERFORMボタンを表しています�。�

• ボタン操作手順は�、�しばしば�[]�で囲まれた英数字�、+、→、で�

表しています�。�例:�[�SHIFT]+[�PERFORM]→[�F4]�(�Part)�この例は�SHIFTボタンを押しながら�PERFORMボタンを押した後�、�F4(�Part)�ボタンを押すことを表しています�。�

• (→�P. **)は、�参照ページを表しています�。�

※�MIDIは社団法人�音楽電子事業協会�(�AMEI)�の登録商標です�。�

取 扱 説 明 �書�

(GM PATCH)

1996 ローランド�本書の一部�、�もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます�。�

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安全上のご注意�

火災・感電・傷害を防止するには�

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。�

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。�

マークについて� この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。�

注意:�感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。�修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。�

注意�感電の恐れあり�

キャビネットをあけるな�

以下の指示を必ず守ってください�

図記号の例�

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。��※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。�

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。�

● は、強制(必ずすること)を表わしています。�具体的な強制内容は、● の中に描かれています。�左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。�

警告�

注意�

注意の意味について�警告と�

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。�具体的な注意内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。�

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。�具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。�

●この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書をよく読んでください。

......................................................................................

●この機器を分解したり(取扱説明書に記載されている指示(P. 9)を除く)、改造したりしないでください。

.........................................................................................................

●修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていないことは、絶対にしないでくだい。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

.........................................................................................................

●次のような場所での使用や保存はしないでください。

○温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ホコリの多い場所○振動の多い場所.........................................................................................................

●この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に設置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。

.........................................................................................................

警告� 警告�

Stack ……………………………………………………140Start (Portamento) …………………………………………………74STEP-FLANGER (EFX) ………………………………………41, 114STEREO

~-CHORUS (EFX) …………………………………………40~-DELAY (EFX) ……………………………………………42~-EQ (EFX) …………………………………………………34~-FLANGER (EFX) ………………………………………40

Stretch Tune Depth (PATCH) ……………………………………72Structure Type ………………………………………………………74Swap画面 ……………………………………………………133Switch (Portamento) ………………………………………………73System

~Control 1, 2………………………………………105, 107~Exclusive Message (User Memory Protect) ………61~Information 1, 2画面 …………………………………143~Tempo……………………………………………111~123

TTap ………………………………………………112, 122TEMP …………………………………59, 68, 89, 97, 129Temp …………………………………………………56, 58Tempo

Patch ………………………………………73, 110~122Performance ………………………………………110~123System ……………………………………………111~123

Temporary ………………………………………60, 68, 89, 97Time

Portamento …………………………………………………74Tone Delay……………………………………81, 120~122

Time~Keyfollow

TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~1-4Key TVA……………………………………………95Key TVF……………………………………………94Key WG ……………………………………………93TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

TIME-CONTROL-DELAY (EFX)……………………………………45TONE

~SELECT[1]~[4] …………………………………77~SWITCH[1]~[4] ……………………………71, 77

Tone~Delay ………………………………………80, 120~122~Key Range Lower:Upper画面 …………………………76~Level

PATCH (TVA) ……………………………………85RHYTHM (Key TVA) ……………………………95

~Palette画面 ………………………………………………78~Pan

PATCH (TVA) ……………………………………85RHYTHM (Key TVA) ……………………………95

~SwitchPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~Vel Range Lower:Upper:Fade画面……………………76TREMOLO-CHORUS (EFX) ………………………………………39TRIPLE-TAP-DELAY (EFX) …………………………………43, 114Tune画面 ………………………………………………………98TVA

~Envelope画面PATCH ……………………………………………85RHYTHM …………………………………………95

~Param画面PATCH ……………………………………………85RHYTHM …………………………………………95

TVF~Envelope画面

PATCH ……………………………………………84RHYTHM …………………………………………94

~Param画面PATCH ……………………………………………83RHYTHM …………………………………………94

Tx Edit Data ……………………………………………………136Type (Portamento) …………………………………………………74

U[UNDO] ……………………………26, 28, 65, 71, 77, 126[USER] ………………………………………………………17User Memory Protect画面 …………………………………………61

VVelocity

~CurveTVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84

~SensKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~TimeKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93

~Time 1TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~Time 4TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

Voice~Priority ……………………………………………………73~Reserve……………………………………………………67

VOLUME ………………………………………………………12Volume

Part (GM) …………………………………………………127PATCH (LFO&Ctl) …………………………………88, 138RHYTHM (Key Ctl) …………………………………96, 139SYSTEM……………………………………………………140

WWave

~GainPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~GroupPATCH (WG) ……………………………………79RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~NumberPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~Param画面 ………………………………………………79~画面 ………………………………………………………92

Waveform (LFO) ……………………………………………………86Write Operation (User Memory Protect)…………………………61

その他[1-8/9-16] …………………………………………16, 64, 1252VOICE-PITCH-SHIFTER (EFX) …………………………………46*マーク ………………………………………65, 71, 77, 91

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3

●電源プラグは、必ずAC100Vの電源コンセントに差し込んでください。

.........................................................................................................

●電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつきます。

.........................................................................................................

●この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

.........................................................................................................

●この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。

.........................................................................................................

●次のような場合は、直ちに電源を切って電源コードをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。

○電源コードやプラグが破損したとき○異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき

○機器が(雨などで)濡れたとき○機器に異常や故障が生じたとき.........................................................................................................

●お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

.........................................................................................................

●この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えないでください。

.........................................................................................................

●電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。

.........................................................................................................

●外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

●基板(SR-JV80シリーズ)を取り付ける前に、機器本体の電源を切って電源プラグをコンセントから外してください(P. 9)。

.........................................................................................................

●この機器は、風通しのよい、正常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。

.........................................................................................................

●電源コードを機器本体やコンセントに抜き差しするときは、必ずプラグを持ってください。

.........................................................................................................

●長時間使用しないときは、電源プラグをコンセントから外してください。

.........................................................................................................

●接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

.........................................................................................................

●この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かないでください。

.........................................................................................................

●濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器本体やコンセントに抜き差ししないでください。

.........................................................................................................

●この機器を移動するときは、電源プラグをコンセントから外し、外部機器との接続を外してください。

.........................................................................................................

●お手入れをするときには、電源を切って電源プラグをコンセントから外してください

.........................................................................................................

●落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグをコンセントから外してください。

.........................................................................................................

●指定の基板(SR-JV80シリーズ)だけを取り付け、指定されたネジだけを外してください(P. 9)。

警告� 警告�

注意�

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文中の表記について …………………………………1安全上のご注意 ………………………………………2使用上のご注意 ………………………………………6

第1章 はじめにJV-2080の主な特長 …………………………………8ウェーブ・エクスパンション・ボードを

取りつけるときのご注意 ………………9DATAカードの使いかた ……………………………10

DATAカードをお使いになる前に ……………………10メモリー・カードのフォーマットのしかた …………10DATAカードの使い方 …………………………………11

各部の名称と働き……………………………………12

フロント・パネル ………………………………………12リア・パネル ……………………………………………14

第2章

目的別操作ガイド(基本編)音色を選んで鳴らす…………………………………16

受信チャンネルを設定する ……………………………16パフォーマンスの各パート ……………………………16パッチ・モード …………………………………………16

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットを選ぶ 17一覧から選ぶ ……………………………………………18カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ検索機能) …19外部機器からMIDIメッセージで選ぶ…………………20基本画面( PERFORM Play, PATCH Play,

RHYTHM Play)の内容 …………………22JV-2080本体だけで音を鳴らす

(フレーズ・プレビュー機能) ………23鳴りかた(フレーズ/和音/1音ずつ)を選ぶ ……23

パッチの音の高さをオクターブ単位で変える

(オクターブ・シフト[ ][ ]) ……23パッチの鳴りかた(ポリフォニック/モノフォニック)

を選ぶ ………………………………………24

エフェクトを設定する………………………………25

エフェクトのオン/オフをする([EFX][CHORUS][REVERB]) …25

エフェクターの構成を設定する ………………………25パッチ ……………………………………………………25パフォーマンス …………………………………………28リズム・セット …………………………………………32GMシステム ……………………………………………32

40種類のEFX Typeの設定項目を変更する…………33コーラスの設定を変更する ……………………………53リバーブの設定を変更する ……………………………54エフェクトの設定をコピーする ………………………55

作った音色を保存する………………………………56

本体に保存する …………………………………………56

保存先のパッチと比較する(コンペア機能) ………57DATAカードに保存する ………………………………58外部MIDI機器に保存する ……………………………58音色の名前を変更するには ……………………………59音色の名前をコピーする ………………………………60

出荷時の本体のデータを復活させるには(イニシャライズ) ………………………60

本体への書き込みを禁止する …………………………61

パフォーマンスを作る………………………………63

パフォーマンスを作るときのポイント ………………63パフォーマンスを初期化する(イニシャライズ)

~すべてを自分で設定する人のために~ …63使用するパートを選ぶ(パートのオン/オフ) ……64各パートの設定をする …………………………………64発音域(キー・レンジ) ………………………………66パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ/発音数 …66MIDI関連…………………………………………………67エフェクト ………………………………………………68

他のパートの設定をコピーする ………………………68パフォーマンス・モードのまま各パートの

パッチを作りたいときは ………………69

パッチを作る…………………………………………70

パッチの構成要素 ………………………………………70パッチは1~4つのトーンを重ねて鳴らしている …70トーンの構成要素 ………………………………………70

パッチを作るときのポイント …………………………70発音させるトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ) …71パッチ全体に共通な設定をする ………………………71各トーンの設定をする …………………………………77波形の設定をするときのポイント ……………………79波形や音の高さを変える ………………………………79フィルターで音の明るさを変える ……………………83音量を変える ……………………………………………85ビブラートやトレモロをかける ………………………86エフェクトの設定をする ………………………………89

トーンの設定をコピーをする …………………………89

リズム・セットを作る………………………………90

打楽器音の構成要素 ……………………………………90MIDIキーボードから設定対象の打楽器音を

選択できるようにする ……………………90各打楽器の設定をする …………………………………91波形の設定をするときのポイント ……………………92波形や音の高さを変える ………………………………92フィルターで音の明るさを変える ……………………94音量と音の定位を変える ………………………………95ピッチ・ベンドの変化幅/同時発音禁止/

音を自然減衰させる ………………………96エフェクトの設定をする ………………………………96

打楽器音の設定をコピーする …………………………97

チューニングをする…………………………………98

JV-2080全体の設定をする …………………………98マスター・チューンとマスター・キー・シフト ……98

4

目次

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5

スケール・チューン ……………………………………98パフォーマンスのパートごとに設定する ……………99コース・チューン ………………………………………99ファイン・チューン ……………………………………99

元の設定に戻す ……………………………………100

選んでいる音色を初期化する(イニシャライズ) 100すべての設定を出荷時の設定に戻す

(ファクトリー・プリセット) ………101

第3章

目的別操作ガイド(応用編)MIDIコントローラーを使って音色を

リアルタイムに変化させる ………104

EFXの設定を変化させる ……………………………104トーンの設定を変化させる …………………………106

パッチをクロック(テンポ)に合わせて鳴らす …110

LFOの周期をクロック(テンポ)に合わせる ……110EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる ……114フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)を

クロック(テンポ)に合わせる ………117ディレイの時間をクロック(テンポ)に合わせる 119

GM音源として使うには …………………………124

GM音源に切り替える ………………………………124GMスコアを再生する ………………………………124特定の演奏パートをミュートする

(パートのオン/オフ) ………………125エフェクトのオン/オフをする

([EFX][CHORUS][REVERB]) …125各パートの設定をする ………………………………125パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ …………127エフェクト ……………………………………………127

初期化する(イニシャライズ) ……………………128

データを転送する …………………………………129

外部MIDI機器に転送する ……………………………129DATAカードに転送する ……………………………130本体に転送する ………………………………………131データをまとめて転送する …………………………132DATAカードと本体間のデータの転送 ……………132DATAカードと本体間のデータの交換 ……………133

MIDIに関する設定をする …………………………135

受信チャンネルを設定する …………………………135パフォーマンスの各パート …………………………135パッチ・モード ………………………………………135MIDIメッセージでパフォーマンスを

切り替えるための設定 …………………136デバイスIDナンバーと全体の

送受信スイッチを設定する …………136受信スイッチを設定する ……………………………137パフォーマンスの各パートの設定 …………………137

パッチの各トーンの設定 ……………………………138リズム・セットの各打楽器の設定 …………………139

JV-2080を複数台使って同時発音数を増やす ……140MIDIメッセージを選ぶ ………………………………140音量を変えるMIDIメッセージを選ぶ ………………140アフタータッチを効かせるMIDIメッセージを選ぶ …140

環境設定と状態確認 ………………………………142

環境設定をする ………………………………………142LCDコントラスト ……………………………………142パッチやリズム・セット選んだときに

発音中の音を残す ………………………142電源投入時の状態 ……………………………………142画面の文字の種類 ……………………………………142

状態を確認する ………………………………………143ウェーブ・エクスパンション・ボード装着状態 …143DATAカードの名前 …………………………………143バッテリーの状態 ……………………………………143パフォーマンスやGMシステムの

各パートのMIDI受信状態 ………………143

第4章 資料画面別機能一覧 ……………………………………146

JV-2080の構成 ………………………………………146パフォーマンス([PERFORM]) …………………148パッチ([PATCH])…………………………………149リズム・セット([RHYTHM])……………………150GMシステム([SHIFT]+[PERFORM]) ……151システム([SYSTEM]) ……………………………152ユーティリティー([UTILITY]) …………………153

故障と思う前に ……………………………………154エラー・メッセージ一覧 …………………………156設定項目一覧 ………………………………………158

パフォーマンス ………………………………………158パッチ …………………………………………………160リズム・セット ………………………………………164GMシステム …………………………………………166EFX ……………………………………………………168システム ………………………………………………173

出荷時の設定 ………………………………………175

パフォーマンス ………………………………………175パッチ …………………………………………………176リズム・セット ………………………………………180ウェーブフォーム ……………………………………182

MIDIインプリメンテーション ……………………184MIDIインプリメンテーション・チャート ………195主な仕様 ……………………………………………196索引 ………………………………………………197お問い合わせの窓口 ………………………………204

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電源について

● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。

● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について

● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。

● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。

お手入れについて

● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。

● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。

修理について

● お客様がこの機器を分解(取扱説明書に記載されている指示(P. 9)を除く)、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。

● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。大切な記憶内容は、メモリー・カードや他のMIDI機器(シーケンサーなど)に保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能期間とさせていただきます。保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。

メモリー・バックアップについて

● 本体内には、電源を切った後も記憶した内容を保持するための電池を装備しています。電池が消耗してくると、ディスプレイに次のように表示されます。電池が消耗すると記憶した内容が失われますので、早めに交換してください。交換するときは、必ずローランド・サービスに相談してください。

「Battery Low」

その他の注意について

● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容

はバックアップとしてメモリー・カードや他のMIDI機器(シーケンサーなど)に保存しておいてください。

● 本体メモリーやメモリー・カード、他のMIDI機器(シーケンサーなど)の失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。

● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。

● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。

● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではありません。

● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。

● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。

カードをお使いになる前にDATAカードの取り扱い

● 初めて使用する M-512E、M-256EのDATAカードには、

電池がセットされていません。使用する前に、DATAカードの

取扱説明書に従って電池をセットしてください。

● DATAカードには、書き込んだデータを誤って消さないように

保護するプロテクト・スイッチがあります。書き込み操作を

行うとき以外は、プロテクト・スイッチをオンの位置にして

おいてください。<fig. >

● DATAカードの電池が消耗してくると、ディスプレイに次の

ように表示されます。電池が消耗すると記憶した内容が失われ

ますので、DATAカードの取扱説明書に従って、早めに交換

してください。

「Data Card Battery Low」

● DATAカードは、確実に奥まで差し込んでください。

● DATAカードの端子の部分に触れたり、汚したりしないでくだ

さい。

● PN-JV80シリーズのDATAカードは読み出し専用です。この

カードにデータを書き込むことはできません。

オフ�オン�

6

使用上のご注意2ページと3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

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7

JV-2080の主な特長 …………………………………8

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつけるときのご注意 ……………………………9

DATAカードの使いかた ……………………………10

DATAカードをお使いになる前に ……………………10メモリー・カードのフォーマットのしかた …………10DATAカードの使いかた ………………………………11

各部の名称と働き……………………………………12

フロント・パネル ………………………………………12リア・パネル ……………………………………………14

はじめに

第1章

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8

JV-2080の主な特長

JV-1080を受け継いだ高性能・高音質シンセサイザー音源

●最大同時発音数が64音で、16パートまで同時に扱うことができる音源です。

●GM用パッチを含む768個のパッチ(音色)を内蔵しています。

●GMシステムに対応しています。

パワフルなエフェクター

●イコライザー、ロータリー、ディストーションなど、計40種類のエフェクト・タイプを持つ「マルチ・エフェクター

(EFX)」をはじめ、「コーラス」、「リバーブ」の合計3系統のエフェクターを搭載しています。パフォーマンス(16パート

まで同時に扱うことができる)では、3種類のEFXとコーラス、リバーブの合計5系統におよぶエフェクターを同時に使用

することができ、高度な音楽表現が可能です。

わかりやすい表示、使いやすいボタン操作、便利な機能

●多くの情報を一目で確認することができる大型ディスプレイを採用。また、図による視覚的な設定が可能です。

●ディスプレイ下の[F1]~[F6]ボタンは画面によって機能が変わります。少ないボタン数で操作性向上を実現しました。

●膨大な数のパッチの中から簡単に使いたいパッチを選ぶことができる「パッチ検索機能」があります。

● JV-2080本体だけでパッチをフレーズで確認できる「フレーズ・プレビュー機能」があります。

あらゆる音楽に対応する拡張性

●最大8枚のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ:別売)を装着して、最大約2000個のパッチを追加

できます。

JV-1080やXP-50/80との互換性

●パッチはJV-1080だけでなく、XP-50/80とも互換性があります。

● JV-2080は、JV-1080やXP-50/80を使って作成した曲データを、正しく再生することができます。

GMシステム

GM(General MIDI)システムとは、音源のMIDI機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推

奨規定です。GMシステムに合致した音源やミュージック・データにはGMマーク( )がついています。GM音

源用のミュージック・データ(GMスコア)は、GMマークつきの音源であればどれでも同じ演奏表現ができます。

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9

JV-2080は、別売のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ)を8枚まで取りつけて、音色を増やすことができます。

ウェーブ・エクスパンション・ボードには、ウェーブ(波形)データとパッチ、リズム・セットが記憶されています。

ウェーブ・エクスパンション・ボードはJV-2080上面のカバーを外して取りつけます。詳しくは、ウェーブ・エクスパンション・ボードの取扱説明書に書かれています。

ここでは、JV-2080に取りつけるときの注意点について説明します。

ボードの取りつけ場所はEXP Aスロット~EXP Hスロットの8つです。これらは、ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブ/パッチ/リズム・セットを使うときのグループ(XP-A~XP-H)に対応しています。

※同じ種類のウェーブ・エクスパンション・ボードを複数枚取りつけた場合は、一番若いアルファベットのスロットに取りつけたウェーブ・エクスパンション・ボードのデータのみ選ぶことができます。

●基板(SR-JV80シリーズ)を取り付ける前に、機器本体の電源を切って電源プラグをコンセントから外してください。

●指定の基板(SR-JV80シリーズ)だけを取り付け、指定されたネジだけを外してください。

●この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。

1 基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体や衣類にたまっている静電気を放電してください。

2 基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの部分に直接手を触れないでください。

●回路部やコネクター部には手を触れないでください。

●基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、いったん基板を外してやり直してください。

●取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確認してください。

警告�

注意�

ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつけるときのご注意

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DATAカードの使いかたJV-2080では、別売のDATAカードを使うことができます。DATAカードは次の2種類があります。

メモリー・カード(MEMORY CARD:M-512E、M-256E)

本体のパフォーマンス、パッチ、リズム・セットのデータを書き込むことのできる、読み出し/書き込み両用のカードです。本体のUSERグループに入りきらなくなったデータを保存したり、作ったデータを他のJV-2080で使用する場合などに使います。

メモリー・カードは、最初にフォーマットしてから使います。

サウンド・ライブラリー・カード

(SOUND LIBRARY CARD:PN-JV80シリーズ)

あらかじめパフォーマンス、パッチ、リズム・セットのデータが書き込まれている読み出し専用のカードです。

DATAカードをお使いになる前に

※初めて使用する メモリー・カードには、電池がセットされていません。使用する前に、メモリー・カードの取扱説明書に従って電池をセットしてください。

※メモリー・カードには、書き込んだデータを誤って消さないように保護するプロテクト・スイッチがあります。書き込み操作を行うとき以外は、プロテクト・スイッチをオンの位置にしておいてください。

fig. protect (プロテクト・スイッチ図)

※ DATAカードの電池が消耗してくると、ディスプレイに「Data Card Battery Low」と表示されます。電池が消耗すると記憶した内容が失われますので、DATAカードの取扱説明書に従って、早めに交換してください。

※ DATAカードの電池の交換の際は、データが失われることがありますので、あらかじめJV-2080のUSERグループに保存するか(→P. 56)、外部MIDIシーケンサーに保存するか(→P. 58)、電源がオンになっているJV-2080に装着した状態で電池を交換してください。

※ DATAカードは、確実に奥まで差し込んでください。

※ DATAカードの端子の部分に触れたり、汚したりしないでください。

※ PN-JV80シリーズのサウンド・ライブラリー・カードは読み出し専用です。このカードにデータを書き込むことはできません。

※別売のウェーブ・エクスパンション・ボードにあるウェーブを使ったパッチが入っているサウンド・ライブラリー・カードがあります。このサウンド・ライブラリー・カードを複数の種類のウェーブ・エクスパンション・ボードと一緒に使用する場合は、該当するボードを必ずEXP Aスロットにセットしてください。(→P. 9)

※ JV-2080では、JV-1080用のDATAカードに書き込まれているパフォーマンス、パッチ、およびリズム・セット・データを読み出すことができます。

※ JV-2080では、JV-1000/JV-90/JV-80/JV-880用のDATAカードに書き込まれているパッチおよびリズム・セット・データを読み出すことができます。ただし一部の設定項目の構成などが異なっているため、これらのDATAカードからデータの内容を補正しながら読み出します。したがってJV-1000/JV-90/JV-80/JV-880で読んだときと比べてJV-2080では音の出かたが違ってくることがあります。あらかじめ御了承ください。

メモリー・カードのフォーマットのしかた

プロテクト・スイッチをオフの位置にした後、次の手順でフォーマットしてください。

1.メモリー・カードをカード・スロットに差し込みます。fig.1-4-1_50

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Menu)を押して、Menu 2を選びます。

4.[F1](Card)を押します。

5.[F1](Format)を押します。Format画面が表示されます。

オフ�オン�

品名が表示されている側を�左にして差し込んでください。�

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6.メモリー・カードに名前をつけます。もう一度[F1](Format)を押します。

入力可能な文字の一覧が表示されます。fig.1-4-2_25(画面)

7. VALUEダイヤル、または[F3](←Prev)[F4](Next→)を押して、カーソルを文字を入力する位置に合わせます。

8. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押して、入力する文字を選びます。

カーソル位置に空白を挿入したいときは[F5](Insert)を押します。

カーソル位置の文字を消去したいときは[F6](Delete)を押します。

9. 7と8を繰り返して、名前を完成します。

10.[F1](Format)または[EXIT]を押して、通常のFormat画面に戻ります。

11.[F6](Execute)を押します。

本当にフォーマットしてよいか、確認のメッセージが表示されます。

fig.1-4-3_25(画面)

12.[F5](OK)を押して、フォーマットを実行します。

自動的にPR-Aのパフォーマンス、パッチ、リズム・セットが書き込まれます。

※文字の一覧を表示しなくても、手順5の後で[ ][ ]を押してカーソルを文字を入力する位置に合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して名前をつけられます。使用できる文字は次のとおりです。

空白、A~Z、a~z、0~9、! " # $ % & ' ( ) * + , -. / : ; <

= > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | }

※以下のDATAカードが装着されると、( )にDATAカードのタイプ(種類)が表示されます。

• フォーマットされていないDATAカード→(unknown type)

• JV-1080でフォーマットされたDATAカード→(JV2080 type)

• その他のJVシリーズでフォーマットされたDATAカード→(JV80 type)

• サウンド・ライブラリー・カード→(JV80 type)

■メモリー・カードの名前を変更するには

1.メモリー・カードをカード・スロットに差し込みます。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Menu)を押して、Menu 2を選びます。

4.[F1](Card)を押します。

5.[F2](Rename)を押します。Rename画面が表示されます。

6.もう一度[F2](Rename)を押します。

入力可能な文字の一覧が表示されます。

7.フォーマットのときに名前をつけた要領で、名前を完成します。

8.[F2]または[EXIT]を押して、通常のRename画面に戻ります。

9.[F6](Execute)を押して、名前の変更を実行します。

DATAカードの使いかた

1. DATAカードをカード・スロットに差し込みます。fig.1-4-4_50(データカードの図「品名が表示されている側を左にして差し込んでください。」と説明文をいれること

音色の選びかたは(→P. 17)をご覧ください。

音色の保存のしかたは(→P. 58)をご覧ください。

品名が表示されている側を�左にして差し込んでください。�

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フロント・パネル

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各部の名称と働き

(GM PATCH)

A D IC G H J

E

B F

A

◯VOLUMEつまみ(PHRASE PREVIEW)MIX OUTPUTジャックやPHONESジャックの音量を調節します。DIRECT 1, 2 OUTPUTジャックの音量は調節できません。(→Q.Start P. 5)

VOLUMEつまみを押すと、JV-2080本体だけで音を鳴らすことができます。(→P. 23)

◯PHONESジャックヘッドホン(RH-20/80/120など:別売)を接続します。(→Q.Start P. 3)

お手持ちのヘッドホンを使う場合はインピーダンスが8~15Ωのものをお使いください。

B

◯ディスプレイさまざまな情報を表示します。

C

◯[UTILITY]データの保存、コピー、初期化、転送、DATAカードに関する操作、ファクトリー・プリセットなどをします。

◯[F1]~[F6]画面によって機能が変わります。機能名はディスプレイに表示されます。

◯[EXIT]表示を基本画面に戻したり、表示している一覧を消したりします。

[EXIT]を押しながら[ ]を押すと、デモ演奏が聴ける状態になります。(→Q.Start P. 6)

D

◯VALUEダイヤル(SOUND LIST)設定値を変更します。

押しながら回すと、値が大きく変化します。

場合によって、ダイヤルを押すことでさまざまな一覧をディスプレイに表示します。

◯[INC][DEC]設定値を変更します。

値を速く大きくするには、[INC]を押しながら[DEC]を押します。

値を速く小さくするには、[DEC]を押しながら[INC]を押します。

◯[ ][ ][ ][ ]カーソルを移動します。

E

◯[PERFORM]パフォーマンスを選びます。(→P. 17)

[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押すとGMシステムになります。(→P. 124)

◯[PATCH]パッチを選びます。(→P. 17)

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◯[RHYTHM]リズム・セットを選びます。(→P. 17)

◯[SYSTEM]JV-2080全体に関する機能を設定します。

◯[SHIFT]このボタンを押している間、他のボタンの機能が変わります。

このボタンを押しながら、他のボタンを押すといった使い方になります。

◯[UNDO]設定値を変更前の値に戻します。カーソルを設定項目に合わせたときの値に戻ります。

●EFFECTS ON/OFF◯[EFX]EFXをオン/オフします。(→P. 25、125)

◯[CHORUS]コーラスをオン/オフします。(→P. 25、125)

◯[REVERB]リバーブをオン/オフします。(→P. 25、125)

F

◯[USER]ユーザー・グループの音色を選びます。(→P. 17)

◯[CARD]DATAカード(別売)の音色を選びます。(→P. 17)

◯[PRESET]プリセット・グループの音色を選びます。(→P. 17)

◯[EXP]ウェーブ・エクスパンション・ボード(別売)の音色を選びます。(→P. 17)

◯[CATEGORY]パッチ検索機能を使ってパッチを選びます。(→P. 19)

Gこの8つのボタンは画面によって機能が変わるため、複数のボタン名がパネルに印刷されています。

◯TONE SWITCH[1]~[4]トーンのオン/オフをします。(→P. 71、80)

◯TONE SELECT[1]~[4]設定対象のトーンを選びます。(→P. 77)

◯PART SELECT[1/9]~[8/16]設定対象のパートを選びます。(→P. 64、125)

パートのオン/オフをします。(→P. 64、125)

パッチ・モードでのMIDI受信チャンネルを設定します。(→P. 16)

◯[A]~[H]音色のグループを選択します。(→P. 17)

H

◯[1-8/9-16]PART SELECT[1/9]~[8/16]の機能を、パート1~8にするかパート9~16にするか切り替えます。(→P. 64、125)

このボタンのインジケーターが点灯しているときは、パート9~16が選択できます。

◯[RX]パートのオン/オフをします。(→P. 64、125)

パッチ・モードのMIDI受信チャンネルを設定します。(→P. 16)

I

◯DATA CARD別売のDATAカードを差し込みます。(→P. 11)

J

◯MIDI MESSAGEMIDIメッセージを受信すると点灯します。

◯POWER電源のオン/オフをします。(→Q.Start P. 5)

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リア・パネル

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K

◯ACインレット付属の電源コードを接続します。(→Q.Start P. 3)

L

◯MIDI端子(IN/OUT/THRU)MIDIメッセージの送受信をするときに、JV-2080と外部機器を接続する端子です。

MIDIケーブルによって接続します。(→Q.Start P. 3、34)

IN :外部機器からのMIDIメッセージを受信する

OUT :外部機器へMIDIメッセージを送信する

THRU :MIDI INで受信したMIDIメッセージを、そのまま外部機器へ送信する

M

◯DIRECT 1, 2 OUTPUTジャックエフェクトのかかっていない音や、EFX音のみをステレオで出力します。(→P. 26、27、30~32)

N

◯MIX OUTPUTジャックアンプやミキサーに音声信号をステレオ(L/R)で出力します。モノラルで出力するときはL側に接続してください。(→Q.Start P. 3、34)

K L M N

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音色を選んで鳴らす ……………………………………16

受信チャンネルを設定する ……………………………16パフォーマンスの各パート ……………………………16パッチ・モード …………………………………………16

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットを選ぶ ……17一覧から選ぶ ………………………………………………18カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ検索機能) ……19外部機器からMIDIメッセージで選ぶ ……………………20基本画面( PERFORM Play, PATCH Play,

RHYTHM Play)の内容 ……………………22JV-2080本体だけで音を鳴らす(フレーズ・プレビュー機能) …23鳴りかた(フレーズ/和音/1音ずつ)を選ぶ…………23

パッチの音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)23パッチの鳴りかた(ポリフォニック/モノフォニック)を選ぶ ……24

エフェクトを設定する …………………………………25

エフェクトのオン/オフをする([EFX][CHORUS][REVERB]) 25エフェクターの構成を設定する …………………………25パッチ ………………………………………………………25パフォーマンス ……………………………………………28リズム・セット ……………………………………………32GMシステム…………………………………………………32

40種類のEFX Typeの設定項目を変更する ……………33コーラスの設定を変更する ………………………………53リバーブの設定を変更する ………………………………54エフェクトの設定をコピーする …………………………55

作った音色を保存する …………………………………56

本体に保存する ……………………………………………56保存先のパッチと比較する(コンペア機能) …………57

DATAカードに保存する …………………………………58外部MIDI機器に保存する …………………………………58音色の名前を変更するには ………………………………59音色の名前をコピーする …………………………………60

出荷時の本体のデータを復活させるには(イニシャライズ)………60本体への書き込みを禁止する ……………………………61

パフォーマンスを作る …………………………………63

パフォーマンスを作るときのポイント …………………63パフォーマンスを初期化する(イニシャライズ)

~すべてを自分で設定する人のために~ …63使用するパートを選ぶ(パートのオン/オフ) ………64各パートの設定をする ……………………………………64発音域 ………………………………………………………66

パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ/発音数 ……66MIDI関連 ……………………………………………………67エフェクト …………………………………………………68

他のパートの設定をコピーする …………………………68パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチを作りたいときは 69

パッチを作る ……………………………………………70

パッチの構成要素 …………………………………………70パッチは1~4つのトーンを重ねて鳴らしている………70トーンの構成要素 …………………………………………70

パッチを作るときのポイント ……………………………70発音させるトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ) ……71パッチ全体に共通な設定をする …………………………71各トーンの設定をする ……………………………………77波形の設定をするときのポイント ………………………79波形や音の高さを変える …………………………………79フィルターで音の明るさを変える ………………………83音量を変える ………………………………………………85ビブラートやトレモロをかける …………………………86エフェクトの設定をする …………………………………89

トーンの設定をコピーをする ……………………………89

リズム・セットを作る …………………………………90

打楽器音の構成要素 ………………………………………90MIDIキーボードから設定対象の打楽器音を選択できるようにする …90各打楽器の設定をする ……………………………………91波形の設定をするときのポイント ………………………92波形や音の高さを変える …………………………………92フィルターで音の明るさを変える ………………………94音量と音の定位を変える …………………………………95ピッチ・ベンドの変化幅/同時発音禁止/音を自然減衰させる ……96エフェクトの設定をする …………………………………96

打楽器音の設定をコピーする ……………………………97

チューニングをする ……………………………………98

JV-2080全体の設定をする ………………………………98マスター・チューンとマスター・キー・シフト ………98スケール・チューン ………………………………………98

パフォーマンスのパートごとに設定する ………………99コース・チューン …………………………………………99ファイン・チューン ………………………………………99

元の設定に戻す ……………………………………100

選んでいる音色を初期化する(イニシャライズ) 100すべての設定を出荷時の設定に戻す(ファクトリー・プリセット) 101

目的別操作ガイド(基本編)

第2章

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受信チャンネルを設定する

JV-2080は他の機器からMIDIデータを受信して発音します。このとき、送信側の機器(MIDIキーボードなど)とJV-2080のMIDIチャンネルを合わせる必要があります。

※送信側のMIDI送信チャンネルの合わせかたは、送信側機器の取扱説明書を参照してください。

■パフォーマンスの各パート

パフォーマンスを鳴らすには、各パートのMIDIチャンネルを合わせます。

リズム・セットを鳴らすには、パフォーマンスのパート10のMIDIチャンネルを合わせます。(コラム内部の仕組み→P. 18)

1.使用するパフォーマンスを選びます。PERFORM Play画面が表示されます。(→P. 17)

2.[F4](MIDI)を押します。Part MIDI画面が表示されます。

3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、パートを選びます。パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてから PART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.2-1-1_30(画面 パート・ナンバー、パッチネームの表示場所を説明 XP-80 P.67左)

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Channel”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDI受信チャンネルを設定します。

6.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

■ パッチ・モード

パッチを鳴らすには、MIDIチャンネルを次の手順で合わせます。

1.[PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](MIDI)を押します。

MIDI Param 1画面が表示されます。MIDI Param 2画面が表示されたときは、もう一度[F3](MIDI)を押します。

fig.2-1-2_30(画面 XP- P.90右 左上にPATCHと表示)

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“PatchRx-Ch”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDI受信チャンネルを設定します。

6.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

ディスプレイ右上にMIDI受信チャンネルが表示されます。fig.2-1-3_30(PATCH Play画面 右上にMIDI受信)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

PATCH Play画面で直接MIDIチャンネルを変えるには

1.[RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、MIDIチャンネルを選びます。9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPARTSELECT[1/9]~[8/16]を押します。

ディスプレイ右上のMIDI受信チャンネルが変わります。

MIDI Param 1画面のPatch Rx-Chの設定も連動して変わります。

3.[RX]を押して、インジケーターを消灯させます。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

16

音色を選んで鳴らす

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17

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットを選ぶ

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットは、それぞれ次のようにグループ分けされています。

PATCH RHYTHM PERFORMUSER 1~128 1, 2 1~32PR-A 1~128 1, 2 1~32PR-B 1~128 1, 2 1~32PR-C 1~128 1, 2 ---PR-D 1~128 1, 2 ---(GM(General MIDI))PR-E 1~128 1, 2 ---XP-A ※ ※ ---: : : :XP-H ※ ※ ---CARD ※ ※ ※

--- : ありません ※ : 種類によって異なります

USER(ユーザー)

JV-2080本体内の、書き替えることができる音色グループです。自分で作った音色は、このグループに保存します。パッチの128音色はPR-Eのパッチのオクターブ設定を変更したものです。

PR-A~C, E(プリセットA~C, E)

JV-2080本体内の、書き替えることができない音色グループです。パフォーマンスはPR-A, Bのみです。

PR-D(GM(General MIDI))

MIDI機能の仕様を、メーカーや機種を越えて標準化することを目的としたGMシステムに対応した音色が内蔵されたグループです。パフォーマンスはありません。

XP-A~H(エクスパンションA~H)

EXP-A~Hスロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ:別売)に入っている音色を使うグループです。内蔵されているパッチやリズム・セットの数は、ウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。パフォーマンスはありません。(ウェーブ・エクスパンション・ボードを取りつけるときのご注意→P. 9)

CARD(カード)

カード・スロットに装着したDATAカード(別売)に入っている音色を使うグループです。メモリー・カード(M-512E、M-256E)やサウンド・ライブラリー・カード(PN-JV80 シリーズ)を使うことができます。(DATAカードの使いかた→P. 11)

1.パフォーマンスを選ぶときは[PERFORM]パッチを選ぶときは[PATCH]リズム・セットを選ぶときは[RHYTHM]をそれぞれ押して、インジケーターを点灯させます。

2.グループを選びます。

USER [USER]を押して、インジケーターを点灯させます。

PR-A~C, E

[PRESET]を押した後、[A]~[C][E]を押してインジケーターを点灯させます。

PR-D(GM(General MIDI))

[PRESET]を押した後、[D]を押してインジケーターを点灯させます。

XP-A~H [EXP]を押した後、[A]~[H]を押してインジケーターを点灯させます。

CARD [CARD]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.ナンバーを選びます。VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して選びます。

※ XP-A~Hの音色は所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 9)

※ CARDの音色はCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→P. 11)

※ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブ・データを使っているパッチやリズム・セットを鳴らす場合、指定のウェーブ・データが入っているウェーブ・エクスパンション・ボードがJV-2080にセットされていないと正しく発音しません。

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値を大きく変更するには

JV-2080は、値を変更するときにVALUEダイヤル、または[INC][DEC]を使います。これらは次のように操作することで値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

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内部の仕組み

音色を選ぶと、音色データはテンポラリー・エリアという一時的な記憶場所に読み込まれます。JV-2080は、このエリアのデータにしたがって発音します。

テンポラリー・エリアのデータは、

• 音色を切り替えるたびに入れ替わります。

• 電源を切ると失われます。

なお、[RHYTHM]を押して選ばれるリズム・セットも、テンポラリー・エリアのパフォーマンス・パート10に読み込まれます。fig.2-1-4_120(テンポラリーエリアの説明図)

• リズム・セットを鳴らすには、パフォーマンスのパート

10のMIDIチャンネルを合わせます。

• パフォーマンスを切り替えると、リズム・セットも切り

替わります。

• リズム・セットを切り替えると、パフォーマンスの設定

が変更されたことになり、PERFORM Play画面で*マ

ークが表示されます。

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットのエディットは、テンポラリー・エリアに読み込まれたデータの設定を変更します。テンポラリー・エリアのデータは一時的なものですから、残しておきたいときは保存操作をします。(→P.56)

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■ 一覧から選ぶ

パフォーマンス、パッチ、リズム・セットを一覧から選ぶことができます。

一覧を表示すると、目的の音色を素早く見つけることができます。

1.パフォーマンスを選ぶときは[PERFORM]パッチを選ぶときは[PATCH]リズム・セットを選ぶときは[RHYTHM]をそれぞれ押して、インジケーターを点灯させます。

2. VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、一覧を表示させます。

一覧表示ができる画面では一番上の行に“L”マークが表示されています。

現在選ばれているナンバーを含めて、ナンバー順に10個ずつ表示されます。

※内蔵リズム・セットは各グループとも2セットずつです。fig.2-1-5_25(画面 XP-80 P.27左下 Lマークの説明)

3.グループを切り替えるときは、[F2](-Group)または[F3](+Group)を押します。表示を10個ずつ切り替えるときは、[F5](-10)または[F6](+10)を押します。[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]を押しても、グループを切り替えることができます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを合わせて選びます。

5. VALUEダイヤル(SOUND LIST)または[EXIT]を押して、通常の画面に戻ります。

※パッチとリズムセットのときは、[F4](Catgry)を押すと、ナンバー表示がカテゴリー表示に変わります。ナンバーは左上に表示されます。もう一度[F4](Catgry)を押すと、元の画面に戻ります。

また、カテゴリー表示中に[CATEGORY]を押すと、選んでいるパッチのカテゴリーによるパッチ検索機能画面にジャンプします。もう一度[CATEGORY]を押すと、元の画面に戻ります。(パッチ検索機能→次の項目)

リズム・セット��

選�択�

選�択�

選�択�

選�択�

保�存�

保�存�

書き替えできる領域��USER

XP-A, B, C, D, E, F, G, H

書き替えできない領域��PR-A, B, C, E�PR-D (General MIDI)

本体内蔵音色�

DATAカード�

パフォーマンス��

パッチ��

テンポラリー・エリア�

パート10

ウェーブ�エクスパンション・ボード�

18

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19

■カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ検索機能)

JV-2080には、パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、使いたいパッチを素早く選び出せる「パッチ検索機能」があります。カテゴリーは全部で38個あります。

1.[PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[CATEGORY]を押して、インジケーターを点灯させます。

カテゴリー選択画面が表示されます。38個のカテゴリーが大きく10種類のグループに分類されています。

3. VALUEダイヤルを回し、カーソルを合わせて選びます。fig.2-1-6_25(カテゴリー選択画面1)

4. VALUEダイヤルを押します。

カテゴリーが表示されます。

5.カテゴリーを選びます。 VALUEダイヤルを回し、カーソルを合わせて選びます。

fig.2-1-7_25(カテゴリー選択画面2)

6. VALUEダイヤルを押します。

選んだカテゴリーに分類されているパッチが10個ずつ表示されます。

fig.2-1-8_25(カテゴリー選択画面3)

※カテゴリーDRUMSとBEAT&GROOVEに属する内蔵パッチはありません。

7.パッチ・グループを切り替えるには、[F2](-Group)または[F3](+Group)を押します。

表示するパッチを10個ずつ切り替えるには、[F5](-10)または[F6](+10)を押します。

※[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]を押しても、パッチ・グループを切り替えることができます。ただし、選んだカテゴリーに属するパッチが、そのグループにない場合は切り替わりません。

8. VALUEダイヤルを回し、カーソルをパッチに合わせて選びます。

9. VALUEダイヤル(SOUND LIST)または[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

グループ、カテゴリー、ネームの順で表示され、ナンバーは左上に表示されます。

fig.2-1-9_25(画面 グループ、カテゴリー、ネーム、ナンバーを説明)

途中で違うカテゴリーのパッチを選ぶには、[F6](Categry)を押してカテゴリーを選び直します。

10.[CATEGORY]を押して、インジケーターを消灯させます。

通常のPATCH Play画面に戻ります。

※[CATEGORY]のインジケーターが点灯している間は、[F6]がCategryボタンになり、[SHIFT]を押している間だけ[F6]が通常のEffectsボタンになります。

※[F4](←Back)を押すと、前の画面に戻ります。

※途中で選択を中止し、PATCH Play画面に戻るには[F6](Close)を押してください。

※パフォーマンスを選んでいるときは、Part Param画面、またはパートに割り当てられているパッチのPlay画面が表示されているときのみ、パッチ検索機能が使えます。(パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチを作りたいときは→P. 69)

※ GMシステムを選んでいるときは、パッチ検索機能を使うことができません。

※手順4、6で、[F5](Select)を押してもかまいません。

※手順3、5、8で、[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押してもかまいません。

グループ�

ナンバー� カテゴリー�パッチ・ネーム�

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カテゴリーは次のものが選べます。

カテゴリー・グループ カテゴリー 内容

- - - NO ASSIGN カテゴリーに分類していないものPIANO

PNO AC.PIANO アコースティック・ピアノEP EL.PIANO エレクトリック・ピアノ

KEYS&ORGANKEY KEYBOARDS その他のキーボード

(クラビ、ハープシコードなど)BEL BELL ベル、ベル・パッドMLT MALLET マレットORG ORGAN エレクトリック・オルガン、

チャーチ・オルガンACD ACCORDION アコーディオンHRM HARMONICA ハーモニカ、ブルース・ハープ

GUITARAGT AC.GUITAR アコースティック・ギターEGT EL.GUITAR エレクトリック・ギターDGT DIST.GUITAR ディストーション・ギター

BASSBS BASS アコースティック・ベース、

エレクトリック・ベースSBS SYNTH BASS シンセ・ベース

ORCHESTRALSTR STRINGS ストリングスORC ORCHESTRA オーケストラ・アンサンブルHIT HIT&STAB オーケストラ・ヒット、ヒット

WND WIND 木管楽器(オーボエ、クラリネットなど)

FLT FLUTE フルート、ピッコロBRASS

BRS AC.BRASS アコースティック・ブラスSBR SYNTH BRASS シンセ・ブラスSAX SAX サックス

SYNTHHLD HARD LEAD シンセ・リード(ハードなもの)SLD SOFT LEAD シンセ・リード(ソフトなもの)TEK TECHNO SYNTH テクノ・シンセPLS PULSATING 鼓動音FX SYNTH FX シンセFX(ノイズなど)

SYN OTHER SYNTH ポリ・シンセPAD

BPD BRIGHT PAD パッド・シンセ(明るいもの)SPD SOFT PAD パッド・シンセ(ソフトなもの)VOX VOX ボックス、クワイア

ETHNICPLK PLUCKED 撥弦楽器(ハープ、民族

楽器など)ETH ETHNIC その他の民族楽器FRT FRETTED フレットのある撥弦楽器

(マンドリンなど)RHYTHM&SFX

PRC PERCUSSION パーカッション類SFX SOUND FX サウンド・エフェクトBTS BEAT&GROOVE ビート、グルーブDRM DRUMS ドラム・セットCMB COMBINATION スプリットやレイヤーを

使ったその他のパッチ

※サウンド・ライブラリー・カード(PN-JV80シリーズ)のパッチは、すべてNO ASSIGNに分類されます。

■ 外部機器からMIDIメッセージで選ぶ

●パッチ、リズム・セットを選ぶ

パッチ(パフォーマンスとGMシステムの各パートのパッチを含む)やリズム・セットを選ぶには、バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0, 32)とプログラム・チェンジをJV-2080に送信します。

1.外部機器の送信チャンネルとJV-2080のMIDI受信チャンネルを合わせます。(→P. 16)

※ GMシステムでは、受信チャンネルはパート1 = Ch.1、パート2 = Ch.2、パート3 = Ch.3・・・パート16 =Ch.16に固定です。

2. JV-2080にバンク・セレクトMSB(コントローラー・ナンバー0)を送信します。

3. JV-2080にバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナンバー32)を送信します。

※GMシステムではGMパッチしか割り当てられないので、バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0, 32)を送る必要はありません。

4. JV-2080にプログラム・チェンジを送信します。

※ JV-2080は、バンク・セレクトを受信せずにプログラム・チェンジのみを受信すると、同じグループのパッチやリズム・セットに切り替わります。したがってバンク・セレクトが送信できない外部機器でも、使いたいパッチをUSERに用意し(本体に保存する→P. 56、本体に転送する→P. 131)、最初にUSERのパッチを選んでおけばプログラム・チェンジのみを送信することで次々切り替えることができます。

※パフォーマンスの各パートのMIDI受信チャンネルをPerformance Ctrl-Ch(MIDI Param 1画面[PERFORM]→[SYSTEM]→[F3](MIDI))と同じに設定すると、Performance Ctrl-Chの設定が優先されるので、プログラム・チェンジを受信するとパフォーマンスが切り替わります。(→P. 21)

※バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0, 32)を受信するためには、Rx Bank SelectとRx ProgramChange(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))の両方をONにする必要があります。 出荷時は共にONに設定されています。(→P. 137)

※プログラム・チェンジを受信するためには、RxProgram Change(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。出荷時はONに設定されています。(→P. 137)

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※[CATEGORY]がオンのときにプログラム・チェンジを受信すると、[CATEGORY]はオフになります。

各グループのパッチやリズム・セットは、次のバンク・セレクト・ナンバーとプログラム・ナンバーに対応しています。

パッチ

パッチ バンク・セレクト・ナンバー プログラムグループ パッチ・ナンバー MSB LSB ナンバーUSER 001~128 80 00 001~128PR-A 001~128 81 00 001~128PR-B 001~128 81 01 001~128PR-C 001~128 81 02 001~128GM 001~128 81 03 001~128PR-E 001~128 81 04 001~128CARD 001~128 82 00 001~128XP-A 001~128 84 00 001~128XP-A 129~255 84 01 001~127XP-B 001~128 84 02 001~128XP-B 129~255 84 03 001~127XP-C 001~128 84 04 001~128XP-C 129~255 84 05 001~127XP-D 001~128 84 06 001~128XP-D 129~255 84 07 001~127XP-E 001~128 84 08 001~128XP-E 129~255 84 09 001~127XP-F 001~128 84 10 001~128XP-F 129~255 84 11 001~127XP-G 001~128 84 12 001~128XP-G 129~255 84 13 001~127XP-H 001~128 84 14 001~128XP-H 129~255 84 15 001~127

リズム・セット

リズム・セット リズム・セット バンク・セレクト・ナンバー プログラムグループ ナンバー MSB LSB ナンバーUSER 001, 002 80 00 001, 002PR-A 001, 002 81 00 001, 002PR-B 001, 002 81 01 001, 002PR-C 001, 002 81 02 001, 002GM 001, 002 81 03 001, 002PR-E 001, 002 81 04 001, 002CARD 001, 002 82 00 001, 002XP-A 001~128 84 00 001~128XP-A 129~255 84 01 001~127XP-B 001~128 84 02 001~128XP-B 129~255 84 03 001~127XP-C 001~128 84 04 001~128XP-C 129~255 84 05 001~127XP-D 001~128 84 06 001~128XP-D 129~255 84 07 001~127XP-E 001~128 84 08 001~128XP-E 129~255 84 09 001~127XP-F 001~128 84 10 001~128XP-F 129~255 84 11 001~127XP-G 001~128 84 12 001~128XP-G 129~255 84 13 001~127XP-H 001~128 84 14 001~128XP-H 129~255 84 15 001~127

●パフォーマンスを選ぶ

パフォーマンスを選ぶには、外部機器の送信チャンネルとJV-2080のパフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)を合わせて、バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0, 32)とプログラム・チェンジをJV-2080に送信します。

1.パフォーマンスを選びます。(→P. 17)

2.パフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)を設定します。

出荷時はCh.16に設定されています。設定値を変えるには、MIDI Param 1画面([SYSTEM]→[F3](MIDI))で設定します。(→P. 136)

3.外部機器の送信チャンネルをPerformance Ctrl-Chに合わせます。

※設定のしかたは外部機器の取扱説明書を参照してください。

4. JV-2080にバンク・セレクトMSB(コントローラー・ナンバー0)を送信します。

5. JV-2080にバンク・セレクトLSB(コントローラー・ナンバー32)を送信します。

6. JV-2080にプログラム・チェンジを送信します。

※パッチやリズム・セットと同様に、バンク・セレクトを受信せず、プログラム・チェンジのみを受信すると、同じグループのパフォーマンスに切り替わります。したがってバンク・セレクトが送信できない外部機器でも、使いたいパフォーマンスをUSERに用意し(本体に保存する→P. 56、本体に転送する→P. 131)、最初にUSERのパフォーマンスを選んでおけばプログラム・チェンジのみを送信するだけで次々切り替えることができます。

※バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー0, 32)を受信するためには、Rx Bank SelectとRx ProgramChange(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))の両方をONにする必要があります。 出荷時は共にONに設定されています。(→P. 137)

※プログラム・チェンジを受信するためには、RxProgram Change(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。出荷時はONに設定されています。(→P. 137)

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各グループのパフォーマンスは、次のバンク・セレクト・ナンバーとプログラム・ナンバーに対応しています。

パフォーマンス

パフォーマンス パフォーマンス バンク・セレクト・ナンバー プログラムグループ ナンバー MSB LSB ナンバーUSER 1~32 80 0 1~32PR-A 1~32 81 0 1~32PR-B 1~32 81 1 1~32CARD 1~32 82 0 1~32

●パフォーマンス、パッチ、GMシステム間の切り替え

パフォーマンス、パッチ、GMシステム間の切り替えをするには、次のシステム・エクスクルーシブ・メッセージをJV-2080に送信します。(16進表記です。)

パフォーマンスに切り替えるには

F0 41 10 6A 12 00 00 00 00 00 00 F7

パッチに切り替えるには

F0 41 10 6A 12 00 00 00 00 01 7F F7

GMシステムに切り替えるには

F0 41 10 6A 12 00 00 00 00 02 7E F7

※ 3バイト目のMIDIメッセージ“10”はデバイスIDナンバーを表しています。“10”(16進表記。10進表記では16)は出荷時の値です。(デバイスIDナンバーは、JV-2080のディスプレイ表示では17と表示されます。送信メッセージは、この値から1引いた値(16)になります。)デバイスIDナンバーを変更している場合(→P. 136)は、 3バイト目をその値に合わせて送信してください。

※MIDIメッセージを使ってパフォーマンス、パッチ、GMシステムのモードからリズム・モードに切り替えることはできません。

※システム・エクスクルーシブを受信するためには、RxSys.Excl(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。 出荷時はONに設定されています。(→P. 136)

■基本画面(PERFORM Play, PATCH Play, RHYTHM Play)の内容

ディスプレイにはさまざまな情報が表示されます。その中でもパフォーマンス、パッチ、リズム・セットをそれぞれ選んだときに表示される基本画面の内容は次のとおりです。

各画面の名前は一番上の行に表示されます。

● PERFORM Play画面[PERFORM]を押すと表示されます。fig.2-1-10_50(PERFORM Play画面設定対象パート説明)

● PATCH Play画面[PATCH]を押すと表示されます。fig.2-1-11_50(PATCH Play画面)

● RHYTHM Play画面[RHYTHM]を押すと表示されます。fig.2-1-12_50(RHYTHM Play画面)

グループ� ナンバー�パフォーマンス・ネーム�

パフォーマンス・�コントロール・チャンネル�

エフェクト�オン/オフ�パート オン/オフ� 設定対象パート�

(パッチ・ネーム)�

グループ� ナンバー� パッチ・ネーム�MIDI受信チャンネル�

ウェーブ・�エクスパンション・�ボード・ネーム�� パッチの鳴り方�

(ポリフォニック/モノフォニック)�

オクターブ・シフト�

エフェクト オン/オフ�

トーン オン/オフ �

グループ� ナンバー� リズム・セット・ネーム�

MIDI受信チャンネル�

エフェクト オン/オフ�

設定対象キー�(キー・ネーム)�

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JV-2080本体だけで音を鳴らす(フレーズ・プレビュー機能)

JV-2080はMIDIキーボードやシーケンサーを接続しなくても、パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意された最適なフレーズでパッチの確認をすることができます。

1.パッチを選びます。(→P. 17)

2.ボリュームつまみ(PHRASE PREVIEW)を押し続けます。

Category(Common General画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))の設定にしたがって、フレーズが鳴ります。

※パフォーマンスを選んでいるときは、設定対象パート(PERFORM Play画面の右下に表示)のパッチが鳴ります。リズム・セットを選んでいるときは、ドラムのフレーズが鳴ります。

※ USERグループのパッチや別売のウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ)のパッチには、適切な音域で発音されないものがあります。このような場合は、[ ]や[ ]を押して(オクターブ・シフト機能)音域を適切な状態に合わせてください。

※フレーズの音域が、パッチの各トーンの発音域(→P. 76)やパフォーマンスの各パートの発音域(→P. 66)より広い場合は、はみ出した部分のフレーズは鳴りません。

■鳴りかた(フレーズ/和音/1音ずつ)を選ぶ

プレビューの鳴りかたを「フレーズで鳴らす」「和音で鳴らす」「1音ずつ鳴らす」の中から選べます。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F5](Preview)を押します。Preview画面が表示されます。

fig.2-1-13_25(画面)

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

Preview Mode(プレビュー・サウンド・モード)

PHRASE パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意されたフレーズを鳴らします

CHORD Note 1~4で設定した音を同時に鳴らします。

SINGLE Note 1~4で設定した音を1つずつ順番に鳴らします

<Key:Vel>Note 1~4

(プレビュー・<キー:ベロシティー>・セット1~4)

Preview ModeでSINGLEやCHORDを選んだときに鳴らす4つの音(C-1~G9)と音量(0~127)を設定します。

Preview ModeでPHRASEを選んだときは、この設定は無効になります。

パッチの音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト[ ][ ])

手軽にパッチ全体の音の高さを変えることができます。

1.使用するパッチを選びます。PATCH Play画面が表示されます。(→P. 17)

2.[ ]を押すたびに、1オクターブずつ高くなり、[ ]を押すたびに、1オクターブずつ低くなります。

±3オクターブまで設定できます。fig.2-1-14_30(PATCH Play画面右にOctaveの表示あり)

※この設定はOctave Shift(Common General 画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))の設定と連動しています。(→P. 72)

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パッチの鳴りかた(ポリフォニック/モノフォニック)を選ぶ

パッチを複数の音を同時に鳴らす(ポリフォニック)か、一音づつ最後にキーを押した音だけを鳴らす(モノフォニック)かを選ぶことができます。

1.使用するパッチを選びます。PATCH Play画面が表示されます。(→P. 17)

2.[SHIFT]を押しながら[RX]を押します。

押すたびにディスプレイのKey Assing:がPOLY(ポリフォニック)とSOLO(モノフォニック)に変わります。

fig.2-1-15_30(PATCH Play画面 中央下にKey Assign:の表示あり)

※ここでの設定はKey Assign(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))の設定と連動しています。(→P. 73)

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エフェクトのオン/オフをする([EFX][CHORUS][REVERB])

JV-2080に内蔵されている各エフェクター(EFX、コーラス、リバーブ)は、JV-2080全体のオン/オフ設定ができます。

1.[EFX][CHORUS][REVERB]を押して、オン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

それぞれオンにすると、各Play 画面右上に“EFX”“CHO”“REV”が表示されます。

オフのときは、それぞれ破線で表示されます。fig.2-2-1_25(画面 どれかPlay画面)

原音を聴きながら音作りをするときや、内蔵エフェクターを使わず外部エフェクターを使うときは、この設定をオフにするとよいでしょう。

エフェクターの構成を設定する

エフェクターを通した音をどのように出力するか、どれぐらいのレベルで出力するかでエフェクトの効果が大きく変わります。

以下の各ページにそれぞれを選んだときの設定のしかたが説明してあります。

パッチ(→P. 25)

パフォーマンス(→P. 28)

リズム・セット(→P. 32)

GMシステム(→P. 32)

■パッチ

パッチは1~4つのトーンで構成されています。(詳しくは→P. 70をご覧ください。)

パッチは1つのEFXを使うことができます。

エフェクター構成のポイントは「Output Assign」の設定です。最初に「Output Assign」を設定してください。

以下の目的にしたがってOutput Assignを設定します。

EFX: リバーブ、コーラス、EFXを使うときに設定します。

MIX: EFXは使わず、リバーブとコーラスを使うときに設定します。

DIR1, 2: JV-2080内蔵のエフェクターは使わず、外部エフェクターを使うときに設定します。

設定項目はOutput Assignごとに説明してあります。(「EFX」→P. 26、「MIX」→P. 27、「DIR1, 2」→P. 27)エフェクターは、トーンごとの設定項目とパッチごとの設定項目があります。

※ Structure Type 1&2, 3&4(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))の設定をType2~10のいずれかにしているとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

1.使用する パッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[EFX][CHORUS][REVERB]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Effects)を押します。

4.[F1](General)を押します。General画面が表示されます。

5. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定するトーンを選びます。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ左上にトーン・ナンバーが表示されます。

fig.2-2-2_35(画面 XP-80 P.60左)

※パッチごとの設定項目を設定するときは、この操作は必要ありません。

6.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

7. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

トーンごとの�設定項目�

パッチごとの設定項目�カーソル位置の設定項目�

エフェクトを設定する

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※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

8.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

パッチ・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-2-4

※ *マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※[EFX][CHORUS][REVERB]をそれぞれオフにすると、General画面ではオフにしたエフェクターの枠が破線で表示されます。

※手順4の後、[F6](Palette)を押すと、4つのトーンの値がディスプレイにまとめて表示され、各トーンの設定値を比較しながら設定することができます。もう一度[F6](Palette)を押すと、General画面に戻ります。[F6]には戻るトーン・ナンバーが表示されています。fig. 2-2-4a

● Output Assignが「EFX」のとき(パッチ)fig.2-2-5_35

◆ トーンごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

EFX リバーブ、コーラス、EFXそれぞれに出力されます。リバーブ、コーラス、EFXを使うときに設定します。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

リバーブのかかり具合を設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

コーラスのかかり具合を設定します。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

EFXのかかり具合と音量を設定します。

◆ パッチごとの設定項目

EFX Type(EFXタイプ)

EFXの種類を40種類の中から選びます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、EFXタイプ一覧から選ぶこともできます。

※各EFXの設定項目はEFX Param画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F2](EFX Prm))で設定します。(→P. 33)

EFX Reverb Send Level(EFXリバーブ・センド・レベル)

EFXを通した音に対するリバーブのかかり具合を設定します。

EFX Chorus Send Level(EFXコーラス・センド・レベル)

EFXを通した音に対するコーラスのかかり具合を設定します。

※ EFX Output Assignを“DIR1”または“DIR2”に設定したときは、EFX Reverb Send LevelとEFX ChorusSend Levelは設定できません。

EFX Output Level(EFXアウトプット・レベル)

EFXを通した音の音量を設定します。

EFX Output Assign(EFXアウトプット・アサイン)

EFXを通した音の出力のしかたを設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。DIR1 OUTPUTジャック“DIRECT 1”に出力さ

れます。DIR2 OUTPUTジャック“DIRECT 2”に出力さ

れます。

Chorus Level(コーラス・レベル)

コーラスを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Chorus画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Reverb Send Level�Chorus Send Level�Mix/EFX Send Level

EFX Reverb Send Level

Chorus Level�Chorus Output Assign

Reverb LevelEFX TypeOutput Assign

EFX Chorus Send Level�EFX Output Level�EFX Output Assign

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Chorus Output Assign

(コーラス・アウトプット・アサイン)

コーラスを通した音の出力のしかたを設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。REV リバーブに出力されます。M+R OUTPUTジャック“MIX”とリバーブに出力

されます。

※この設定は、Output(Chorus画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Reverb Level(リバーブ・レベル)

リバーブを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Reverb画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F5](Reverb))の設定と連動しています。(→P. 55)

リバーブを通した音の出力先は、OUTPUTジャック“MIX”に固定されています。

● Output Assignが「MIX」のとき(パッチ)fig.2-2-6_35(画面 XP-80 P.60右)

◆ トーンごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

MIX: リバーブ、コーラス、OUTPUTジャック“MIX”それぞれに出力されます。EFXは使わず、リバーブとコーラスを使うときに設定します。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

リバーブのかかり具合を設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

コーラスのかかり具合を設定します。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

音量を設定します。

◆ パッチごとの設定項目

Chorus Level(コーラス・レベル)

コーラスを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Chorus画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Chorus Output Assign

(コーラス・アウトプット・アサイン)

コーラスを通した音の出力のしかたを設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。REV リバーブに出力されます。M+R OUTPUTジャック“MIX”とリバーブに出力

されます。

※この設定は、Output(Chorus画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Reverb Level(リバーブ・レベル)

リバーブを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Reverb画面[PATCH]→[F6](Effects)→[F5](Reverb))の設定と連動しています。(→P. 55)

リバーブを通した音の出力先は、OUTPUTジャック“MIX”に固定されています。

● Output Assignが「DIR1, 2」のとき(パッチ)fig.2-2-7a_35(画面)

◆ トーンごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。DIR1, 2はJV-2080内蔵のエフェクターは使わず、外部エフェクターを使うときに設定するとよいでしょう。

DIR1 OUTPUTジャック“DIRECT 1”に出力されます。

DIR2 OUTPUTジャック“DIRECT 2”に出力されます。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

音量を設定します。

Output Assign

Reverb Send Level

Chorus Send Level

Mix/EFX Send Level

Chorus Level�Chorus Output Assign

Reverb Level

Mix/�EFX Send Level

Output Assign

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■パフォーマンス

パフォーマンスは3つのEFXを使うことができます。

エフェクター構成のポイントは「Output Assign」の設定です。最初に「Output Assign」を設定してください。

以下の目的にしたがってOutput Assignを設定します。fig.2-2-7_45(Output Assign選択図)

※ EFXを使うときは、最初に「Output Assign」、次に「EFX-A~C Source」を設定してください。

設定項目はOutput Assignごとに説明してあります。エフェクターはパートごとの設定項目とパフォーマンスごとの設定項目があります。

1.使用するパフォーマンスを選び、PERFORM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[EFX][CHORUS][REVERB]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F5](Effects)を押します。

4.[F1](General)を押します。General画面が表示されます。

EFX Information画面(コラムEFX Information画面→P.30)が表示されたときは、もう一度[F1](General)を押してください。

5. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ左上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.2-2-8_35(画面 XP-80 P.68左)

※パフォーマンスごとの設定項目を設定するときは、この操作は必要ありません。

6.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

7. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

8.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

パフォーマンス・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-2-10_25(画面 *マーク付きのPERFORM画面)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※[EFX][CHORUS][REVERB]をそれぞれオフにすると、General画面ではオフにしたエフェクターの枠が破線で表示されます。

※General画面が表示されているときに[F6](Palette)を押すと、8つのパート(パート1~8またはパート9~16)の値をひとつの画面にまとめて表示することができます。[F1]を押すたびにパート1~8とパート9~16のPart Palette画面が切り替わります。もう一度[F6]を押すと、General画面に戻ります。[F6]には、戻るパート・ナンバーが表示されています。

fig.2-2-11_35(Part Palette画面)

トーンまたは打楽器音�ごとのOutput Assign�設定と各Send Level�設定を使う�

PAT-A~C

はい�いいえ�EFX-A~C

MIXいいえ�

はい�

リバーブと�コーラスを� 使う�

はい�

いいえ�

Output Assign� の設定�

(→P.29)�

(→P.29)�

(→P.31)�

(→P.31)�

EFXを使う�

DIR1, 2

パートごとの�設定項目�

パフォーマンスごとの設定項目�カーソル位置の設定項目�

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● Output Assignが「EFX-A~C」「PAT-A~C」のとき(パフォーマンス)

EFXを使うときは、最初に「Output Assign」、次に「EFX-A~C Source」の設定をしてください。fig.2-2-12_35(画面)

◆ パートごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

PAT-A~C:そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)のOutput Assign設定にしたがって出力されます。例えば、Tone 1はEFX、Tone 2~4はMIXに設定されているパッチの場合は、Tone 1にのみEFXがかかり、Tone 2~4にはEFXがかかりません。EFXを使ったパッチを割り当てたときに使うと効果的です。

EFX-A~C:リバーブ、コーラス、EFXそれぞれに出力されます。パッチ(トーンごと)のOutput Assign設定は、無効になります。

「PAT-A」と「EFX-A」のとき → EFX-A Source

「PAT-B」と「EFX-B」のとき → EFX-B Source

「PAT-C」と「EFX-C」のとき → EFX-C Source

が自動的に選ばれます。「EFX-A~C Source」をそれぞれ異なる設定にすれば、3種類のEFXが使えることになります。もちろん、「EFX-A~C Source」で選んだパートに割り当てられているパッチが、それぞれ異なるEFXを使っていることが必要です。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

リバーブのかかり具合を設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

コーラスのかかり具合を設定します。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

EFXのかかり具合と音量を設定します。

※Output Assignが「PAT-A~C」のとき、Reverb SendLevel、Chorus Send Level、Mix/EFX Send Levelは、パッチ(トーンごと)とパートの両方の設定が有効になります。パッチ(トーンごと)の各レベル設定をそのまま反映させるには、パートの各レベルを127に設定します。(→Q.Start P. 39)(コラム各パートに割り当てられ

ているパッチのGeneral画面→P. 30)「EFX-A~C」のときは、パッチ(トーンごと)の各レベル設定は無効になります。

◆ パフォーマンスごとの設定項目

EFX-A~C Source(EFX-A~Cソース)

どこで設定されているEFX設定(EFX Type、EFXReverb Send Level、EFX Chorus Send Level、EFXOutput Level、EFX Output Assign)を使うのかを選びます。したがって、EFX-A~C Sourceの設定を切り替えると5つのEFX設定が同時に切り替わります。

Part 1~9, 11~16:

各パートに割り当てられているパッチのEFX設定を使います。

PERFORM:

選んでいるパフォーマンス固有のEFX設定を使います。パフォーマンス固有のEFX設定は、パフォーマンスごとに1種類だけ設定できます。

EFX Type(EFXタイプ)

EFXの種類を40種類の中から選びます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、EFXタイプ一覧から選ぶこともできます。

※各EFXの設定項目はEFX Param画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm))で設定します。(→P. 33)

EFX Reverb Send Level(EFXリバーブ・センド・レベル)

EFXを通した音に対するリバーブのかかり具合を設定します。

EFX Chorus Send Level(EFXコーラス・センド・レベル)

EFXを通した音に対するコーラスのかかり具合を設定します。

EFX-A~C Source

Reverb Send Level�Chorus Send Level�Mix/EFX Send Level

EFX Reverb Send Level

Chorus Level�Chorus Output Assign

Reverb LevelEFX TypeOutput Assign

EFX Chorus Send Level�EFX Output Level�EFX Output Assign

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※ EFX Output Assignを“DIR1”または“DIR2”に設定したときは、EFX Reverb Send LevelとEFX ChorusSend Levelは設定できません。

EFX Output Level(EFXアウトプット・レベル)

EFXを通した音の音量を設定します。

EFX Output Assign(EFXアウトプット・アサイン)

EFXを通した音の出力のしかたを設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。DIR1 OUTPUTジャック“DIRECT 1”に出力さ

れます。DIR2 OUTPUTジャック“DIRECT 2”に出力さ

れます。

※ EFX設定(EFX1~3 Type、EFX Reverb Send Level、EFX Chorus Send Level、EFX Output Leve、EFXOutput Assign)を変更し、保存する場合は、コラムEFX設定を変更して保存するときの注意(→P. 31)をお読みください。

※パフォーマンスのEFX-A~C SourceがPart 1~9, 11~16のいずれかに設定されているとき、EFX設定にカーソルを合わせると*マークが表示されます。これは、パッチの設定項目であることを表しています。

Chorus Level(コーラス・レベル)

コーラスを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Chorus画面[PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Chorus Output Assign

(コーラス・アウトプット・アサイン)

コーラスを通した音の出力先を設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。REV リバーブに出力されます。M+R OUTPUTジャック“MIX”とリバーブに出力

されます。

※この設定は、Output(Chorus画面[PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Reverb Level(リバーブ・レベル)

リバーブを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Reverb画面[PERFORM]→[F5](Effects)→[F5](Reverb))の設定と連動しています。(→P. 55)

リバーブを通した音の出力先は、OUTPUTジャック“MIX”に固定されています。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

EFX Information画面

EFX Information画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F1](General))では、3種類のEFXの設定内容(EFX-A~C SourceとEFX Type)と設定対象パートのOutput Assignが同時に表示され、設定を変更することもできます。これらの設定はGeneral画面の設定と連動しています。fig.2-2-13_25(画面)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

Output Assignを「PAT-A~C」に設定するときの注意

Output Assignが「PAT-A~C」のときは、ディスプレイに必ずEFX Typeが表示されます。しかし、そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)がEFXを使わない設定(Output AssignがEFX以外の設定)になっている場合は、EFXはかかりませんのでご注意ください。

「PAT-A~C」は、EFXを使ったパッチが割り当てられているときに使うことをおすすめします。(→P. 29)●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

各パートに割り当てられているパッチのGeneral画面

1.[PERFORM]を押しながら[PATCH]を押します。

パートに割り当てられているパッチのPlay画面が表示されます。

fig.2-2-14_30(パートモードの画面 XP-80 P.44左)

2.[ ][ ]を押してパートを選び、[F6](Effects)→[F1](General)の順序でボタンを押します。

選んだパートに割り当てられているパッチのGeneral画面が表示されます。

Output Assign、Reverb Send Level、Chorus SendLevel、Mix/EFX Send Levelは、各トーンの設定値が表示され、その他の設定項目はパフォーマンスの設定値が表示されます。

fig.2-2-15_35(パートモードのGeneral画面)

MIDI受信チャンネル�パート・ナンバー�

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各トーンの設定を変更し、残しておきたいときは、そのパートに割り当てられているパッチを保存してからパフォーマンスを保存しなければなりません。(→P. 57)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

EFX設定を変更して保存するときの注意

EFX-A~C SourceをPart 1~9, 11~16のいずれかに設定しているとき、EFX設定を変更すると、EFX-A~CSourceで設定しているパートに割り当てられているパッチの設定を変更したことになります。よって、そのパッチを保存してからパフォーマンスを保存しなければなりません。(コラムパフォーマンスのパートに割り当てられているパッ

チの設定を変更している場合→P. 57)●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

● Output Assignが「MIX」のとき(パフォーマンス)

fig.2-2-16_35(画面)

◆ パートごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

MIX: リバーブ、コーラス、OUTPUTジャック“MIX”それぞれに出力されます。EFXは使わず、リバーブとコーラスを使うときに設定します。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

リバーブのかかり具合を設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

コーラスのかかり具合を設定します。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

音量を設定します。

◆ パフォーマンスごとの設定項目

Chorus Level(コーラス・レベル)

コーラスを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Chorus画面[PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Chorus Output Assign

(コーラス・アウトプット・アサイン)

コーラスを通した音の出力先を設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。REV リバーブに出力されます。M+R OUTPUTジャック“MIX”とリバーブに出力

されます。

※この設定は、Output(Chorus画面[PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))の設定と連動しています。(→P. 54)

Reverb Level(リバーブ・レベル)

リバーブを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Level(Reverb画面[PERFORM]→[F6](Effects)→[F5](Reverb))の設定と連動しています。(→P. 55)

リバーブを通した音の出力先は、OUTPUTジャック“MIX”に固定されています。

● Output Assignが「DIR1, 2」のとき(パフォーマンス)

fig.2-2-17_35(画面)

◆ パートごとの設定項目

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

DIR1, 2は、JV-2080内蔵のエフェクターは使わず、外部エフェクターを使うときに設定するとよいでしょう。

DIR1 OUTPUTジャック“DIRECT 1”に出力されます。

DIR2 OUTPUTジャック“DIRECT 2”に出力されます。

トーンごとの�設定項目�

パフォーマンスの設定項目�

Output Assign

Reverb Send Level

Chorus Send Level

Mix/EFX Send Level

Chorus Level�Chorus Output Assign

Reverb Level

Output Assign

Mix/EFX Send Level

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Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

音量を設定します。

■リズム・セット

[RHYTHM]を押して選ばれるリズム・セットは、テンポラリー・エリアに読み込まれているパフォーマンスのパート10に割り当てられているものです。(コラム内部の仕組

み→P. 18)したがって、リズム・セットのエフェクターの構成は、テンポラリー・エリアにあるパフォーマンスの設定を参照することになります。

ただし、以下の設定項目は各キー(打楽器音)ごとに設定できます。fig.2-2-18_35(画面)

Output Assign(アウトプット・アサイン)

原音の出力先を設定します。

EFX: リバーブ、コーラス、EFXそれぞれに出力されます。

MIX: リバーブ、コーラス、OUTPUTジャック“MIX”それぞれに出力されます。

DIR1: OUTPUTジャック“DIRECT 1”に出力されます。

DIR2: OUTPUTジャック“DIRECT 2”に出力されます。

Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)

リバーブのかかり具合を設定します。

Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)

コーラスのかかり具合を設定します。

※Output Assignを“DIR1”や“DIR2”に設定したときは、Reverb Send LevelとChorus Send Levelは設定できません。

Mix/EFX Send Level(Mix/EFXセンド・レベル)

音量を設定します。

設定のしかたはパッチのときとほぼ同じです。(→P. 25)をご覧ください。

ただし、以下の点が違いますのでご注意ください。

• 手順1で[RHYTHM]を押して、RHYTHM Play画面を

表示させます。

• 手順5で[E]~[H]を押して、設定対象の打楽器音

(キー)を選びます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

または、接続したMIDIキーボードのキーを弾いて打楽器音(キー)選びます。このときRhythm Edit Key(Setup 画面[SYSTEM]→[F1](Setup))をPNL&M ID I にする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

■ GMシステム

GMシステムは1つのEFXを使うことができます。

エフェクターはパートごとの設定項目とGMシステム全体の設定項目があります。

設定のしかたはパフォーマンスのときとほぼ同じです。(→P. 28)をご覧ください。

ただし、以下の点が違いますのでご注意ください。

• 手順1で[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押し

て、GM Play画面を表示させます。

• Output Assignは「EFX」「PAT」「MIX」「DIR1」「DIR2」の中から選びます。

• EFX Information画面はありません。

• GMシステムの設定を保存することはできません。

キーごとの�設定項目�

パフォーマンスの設定項目�

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40種類のEFX Typeの設定項目を変更する

EFX Typeは40種類あります。各EFX Typeの設定項目を変更することができます。

1.各Play画面から以下の手順でボタンを押して、EFXParam画面を表示させます。

パフォーマンスとGMシステムのとき

[F5](Effects)→[F2](EFX Prm)

パッチとリズム・セットのとき

[F6](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.2-2-19_35(画面)

パフォーマンスでは3種類のEFXが設定できます。[F2](EFX Prm)を数回押して、EFX-A Param画面、EFX-BParam画面、EFX-C Param画面のいずれかを表示させます。

※パフォーマンスのEFX-A~C SourceがPart 1~9, 11~16のいずれかに設定されているとき、ディスプレイ右上に*マークが表示されます。これは、EFX Typeの設定項目がパッチの設定項目であることを表しています。

2.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

3. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

4.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

※各EFX Typeの設定項目で「#」記号のついているものは、MIDIコントローラーを使ってリアルタイムに値を変化させることができます。詳しくは(→P. 104)をご覧ください。

各EFX Typeの設定項目掲載ページは次のとおりです。

1: STEREO-EQ (→P. 34)2: OVERDRIVE (→P. 34)3: DISTORTION (→P. 35)4: PHASER (→P. 35)5: SPECTRUM (→P. 35)6: ENHANCER (→P. 36)7: AUTO-WAH (→P. 36)8: ROTARY (→P. 37)9: COMPRESSOR (→P. 37)10: LIMITER (→P. 38)11: HEXA-CHORUS (→P. 38)12: TREMOLO-CHORUS (→P. 39)13: SPACE-D (→P. 39)14: STEREO-CHORUS (→P. 40)15: STEREO-FLANGER (→P. 40)16: STEP-FLANGER (→P. 41)17: STEREO-DELAY (→P. 42)18: MODULATION-DELAY (→P. 42)19: TRIPLE-TAP-DELAY (→P. 43)20: QUADRUPLE-TAP-DELAY (→P. 44)21: TIME-CONTROL-DELAY (→P. 45)22: 2VOICE-PITCH-SHIFTER (→P. 46)23: FBK-PITCH-SHIFTER (→P. 46)24: REVERB (→P. 47)25: GATE-REVERB (→P. 47)26: OVERDRIVE→CHORUS (→P. 48)27: OVERDRIVE→FLANGER (→P. 48)28: OVERDRIVE→DELAY (→P. 49)29: DISTORTION→CHORUS (→P. 49)30: DISTORTION→FLANGER (→P. 49)31: DISTORTION→DELAY (→P. 50)32: ENHANCER→CHORUS (→P. 50)33: ENHANCER→FLANGER (→P. 50)34: ENHANCER→DELAY (→P. 51)35: CHORUS→DELAY (→P. 51)36: FLANGER→DELAY (→P. 52)37: CHORUS→FLANGER (→P. 52)38: CHORUS/DELAY (→P. 53)39: FLANGER/DELAY (→P. 53)40: CHORUS/FLANGER (→P. 53)

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1:STEREO-EQ(ステレオ・イコライザー)

低域、中域×2、高域の音質を調節するステレオ・イコライザーです。fig.2-2-22_20(XP-80 P.74左)

Low Freq(ロー・フリケンシー)

低域を調節するときの、基準周波数(200Hz/400Hz)を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

P1 Freq(ピーキング1・フリケンシー)

特定の周波数帯を調節するときの、基準周波数を設定します。

P1 Gain(ピーキング1・ゲイン)

P1 FreqやP1 Qで設定した周波数帯のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほどP1 Freq、P1Qで設定した周波数帯が強調(増幅)されます。

P1 Q(ピーキング1・Q)

P1 Freqで設定した周波数を基準として、周波数帯に幅をもたせます。値を大きくするほど P1 Gainで調節する周波数帯の幅が狭くなります。

High Freq(ハイ・フリケンシー)

高域を調節するときの、基準周波数(4000Hz/8000Hz)を設定します。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

P2 Freq(ピーキング2・フリケンシー)

特定の周波数帯を調節するときの、基準周波数を設定します。

P2 Gain(ピーキング2・ゲイン)

P2 FreqやP2 Qで設定した周波数帯のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほどP2 Freq、P2Qで設定した周波数帯が強調(増幅)されます。

P2 Q(ピーキング2・Q)

P2 Freqで設定した周波数を基準として、周波数帯に幅をもたせます。値を大きくするほど P2 Gainで調節する周波数帯の幅が狭くなります。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

2:OVERDRIVE(オーバードライブ)

オーバードライブは真空管アンプで歪ませたような、自然な歪みが得られます。fig.2-2-23_20(XP-80 P.74右上)

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Amp Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL 小型アンプBUILT-IN ビルト・イン・タイプのアンプ2-STACK 大型2段積みアンプ3-STACK 大型3段積みアンプ

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

L in

R in

L out

R out

4-Band EQ

4-Band EQ

AmpSimulator

2-BandEQ

L in

R in

Overdrive

L out

R outPan R

Pan L

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35

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。オーバードライブをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

3:DISTORTION(ディストーション)

ディストーションはオーバードライブよりも激しい歪みが得られます。fig.2-2-24_20(XP-80 P.74右下)

Drive(ドライブ)#

歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

Amp Type(アンプ・シミュレーター・タイプ)

ギター・アンプの種類を設定します。

SMALL 小型アンプBUILT-IN ビルト・イン・タイプのアンプ2-STACK 大型2段積みアンプ3-STACK 大型3段積みアンプ

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。ディストーションをかけたときとかけないときとの音量差は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

4:PHASER(フェイザー)

フェイザーは原音に位相をずらした音を加えて音色を時間的に変化させ、音をうねらせます。fig.2-2-25_20(XP-80 P.75左)

Manual(マニュアル)#

音をうねらせる基準周波数を設定します。

Rate(フェイザー・レイト)#

うねりの周期を設定します。

Depth(フェイザー・デプス)

うねりの深さを設定します。

Resonance(レゾナンス)

フェイザーのフィードバック量を設定します。値を大きくするほど、クセの強い音になります。

Mix(ミックス・レベル)

原音に対する位相をずらせた音の音量を設定します。

Pan(アウトプット・パン)

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

5:SPECTRUM(スペクトラム)

スペクトラムはフィルターの一種で、特定の周波数のレベルを増減させて音色を変えます。

イコライザーと働きが似ていますが、音色のクセをつけるのに最適な8つの周波数が決められているので、より特徴のある音が作れます。fig.2-2-26_20

Band 1(バンド1・ゲイン)

250Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LAmpSimulator

2-BandEQ

Distortion

Phaser

Resonance

Mix

L in

R in

L out

R outPan R

Pan L

Spectrum

L out

R outPan R

Pan L

L in

R in

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Band 2(バンド2・ゲイン)

500Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 3(バンド3・ゲイン)

1000Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 4(バンド4・ゲイン)

1250Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 5(バンド5・ゲイン)

2000Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 6(バンド6・ゲイン)

3150Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 7(バンド7・ゲイン)

4000Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Band 8(バンド8・ゲイン)

8000Hzのゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

Q(Q)

各バンド共通の、レベルを変化させる帯域幅を設定します。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

6:ENHANCER(エンハンサー)

エンハンサーは高域の倍音成分をコントロールすることで、音にメリハリをつけ、音ヌケをよくします。fig.2-2-27_20

Sens(センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Mix(ミックス・レベル)#

エンハンサーで生成された倍音を原音に混ぜ合わせる割合を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

7:AUTO-WAH(オート・ワウ)

オート・ワウはフィルターを周期的に動かすことで、ワウ効果(音色が周期的に変化する効果)を得るエフェクターです。fig.2-2-28_20(XP-80 P.76左上)

Filter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

LPF 広い周波数範囲でワウ効果が得られます。BPF 狭い周波数範囲でワウ効果が得られます。

Sens(センス)

フィルターを変化させる感度を設定します。

Manual(マニュアル)#

ワウ効果を与える基準周波数を設定します。

Peak(ピーク)

基準周波数付近のワウ効果のかかり具合を設定します。値を小さくすると基準周波数周辺の広い範囲で、値を大きくすると狭い範囲でワウ効果が得られます。

Rate(LFOレイト)#

ワウ効果の揺れの周期を設定します。

Depth(LFOデプス)

ワウ効果の揺れの深さを設定します。

L in

R in

L out

R outMix

MixEnhancer

Enhancer2-Band

EQ

2-BandEQ

Auto Wah

L out

R out

L in

R in

36

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Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

8:ROTARY(ロータリー)

ロータリーは往年の回転スピーカー・サウンドをシミュレートしたエフェクターです。

高域と低域のローターの動作をそれぞれ独立して設定できるので、独特のうねり感をリアルに再現できます。オルガンのパッチに最も効果的です。fig.2-2-29_20(XP-80 P.76左下)

Low Slow Rate(ロー・フリケンシー・スロー・レイト)

低域ローターの低速回転時(SLOW)の周期を設定します。

Low Fast Rate(ロー・フリケンシー・ファースト・レイト)

低域ローターの高速回転時(FAST)の周期を設定します。

Low Acceleration(ロー・フリケンシー・アクセラレーション)

低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときに、低域ローターの回転周期が変化するのに要する時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

Low Level(ロー・フリケンシー・レベル)

低域ローターの音量を設定します。

Speed(スピード)#

低域ローターと高域ローターの回転速度(周期)を設定します。

SLOW 指定の回転周期(Low Slow Rate/HiSlowRateの値)になります。

FAST 指定の回転周期(Low Fast Rate/Hi FastRateの値)になります。

※フット・スイッチでロータリーの回転速度を切り替える手順は(→P. 105)をご覧ください。

High Slow Rate(ハイ・フリケンシー・スロー・レイト)

高域ローターの低速回転時(SLOW)の周期を設定します。

High Fast Rate(ハイ・フリーケンシー・ファースト・レイト)

高域ローターの高速回転時(FAST)の周期を設定します。

High Acceleration(ハイ・フリケンシー・アクセラレーション)

低速回転から高速回転(または高速回転から低速回転)に切り替えたときに、高域ローターの回転周期が変化するのに要する時間を設定します。値を小さくするほど時間がかかります。

High Level(ハイ・フリケンシー・レベル)

高域ローターの音量を設定します。

Separation(セパレーション)

音の広がり具合を設定します。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

9:COMPRESSOR(コンプレッサー)

コンプレッサーは大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、全体の音量のバラツキを抑えるエフェクターです。fig.2-2-30_20(XP-80 P.76右)

Attack(アタック・タイム)

入力した音の立ち上がり時間を設定します。

Sustain(サスティン)

小さなレベルの音を持ち上げて一定の音量に達するまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力するレベルを設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

L out

R out

L in

R in

Rotary

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LCompressor 2-Band

EQ

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Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

10:LIMITER(リミッター)

リミッターは指定の音量レベルより大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えるエフェクターです。fig.2-2-31_20(XP-80 P.77左)

Threshold(スレッショルド・レベル)

圧縮を始める音量レベルを設定します。

Ratio(コンプレッション・レシオ)

圧縮比を設定します。

Release(リリース・タイム)

音量がスレッショルド・レベル以下になってから効果がなくなるまでの時間を設定します。

Post Gain(ポスト・ゲイン)

出力する音のレベルを設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Pan(アウトプット・パン)#

出力音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

11:HEXA-CHORUS(ヘキサ・コーラス)

ヘキサ・コーラスは音に厚みと広がりを与える6相コーラス(ディレイ・タイムの異なる6つのコーラス音が重なる)です。fig.2-2-32_20(XP-80 P.77右上)

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Pre Delay Deviation(プリ・ディレイ・ディビエーション)

プリ・ディレイは原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間でした。これは、各コーラス音のプリ・ディレイの偏差を設定します。値が大きいほど、各コーラス音の発音のずれが大きくなります。

Depth Deviation(デプス・ディビエーション)

各コーラス音の揺れの深さの偏差を設定します。

Pan Deviation(パン・ディビエーション)

各コーラス音の定位の偏差を設定します。0ですべてのコーラス音の定位が中央になります。20にすると、中央の定位を基準に各コーラス音が60度間隔で定位します。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでコーラス音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R outPan R

Pan LLimiter 2-Band

EQ

Balance W

Balance W

L in

R in

L out

R out

Hexa Chorus

Balance D

Balance D

38

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12:TREMOLO-CHORUS(トレモロ・コーラス)

トレモロ・コーラスはトレモロ効果(音量を周期的に揺らす)のかかったコーラスです。fig.2-2-33_20(XP-80 P.77右下)

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Chorus Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Chorus Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Tremolo Phase(トレモロ・フェイズ)

トレモロ効果の広がり具合を設定します。

Tremolo Rate(トレモロ・レイト)#

トレモロ効果の揺れの周期を設定します。

Tremolo Separation(トレモロ・セパレーション)

トレモロ効果の広がり具合を設定します。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とトレモロ・コーラス音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WETで原音だけが出力され、DRY0:100WETでトレモロ・コーラス音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

13:SPACE-D(スペースD)

スペースDは2相のモジュレーションをステレオでかける多重コーラスです。変調感はありませんが、透明感のあるコーラス効果が得られます。fig.2-2-34_20(XP-80 P.78左上)

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

コーラス音の広がり具合を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでコーラス音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

Tremolo Chorus

L in

R in

L out

R outBalance D

Balance D

Balance W

Balance W

L in

R in

Space D

Space D

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

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14:STEREO-CHORUS(ステレオ・コーラス)

ステレオ仕様のコーラスです。フィルターを使ってコーラス音の音質を調節できます。fig.2-2-35_20(XP-80 P.78左下)

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(コーラス・レイト)#

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

コーラス音の広がり具合を設定します。

Filter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF フィルターを使いません。

LPF Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカットします。

HPF Cutoff Freqの値より下の周波数帯域をカットします。

Cutoff Freq(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでコーラス音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

15:STEREO-FLANGER(ステレオ・フランジャー)

ステレオ仕様のフランジャーです(LFOは左右同相)。ジェット機の上昇音/下降音のような金属的な響きが得られます。フィルターを使ってフランジャー音の音質を調節できます。fig.2-2-36_20

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(LFOレイト)#

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFOデプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャー音の広がり具合を設定します。

L in

R in

Chorus

Chorus

L out

R out

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

R in R out

L in L out

Flanger

FeedbackFeedback

Flanger

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

40

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41

Filter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。

OFF フィルターを使いません。LPF Cutoff Freqの値より上の周波数帯域をカッ

トします。HPF Cutoff Freqの値より下の周波数帯域をカッ

トします。

Cutoff Freq(カットオフ・フリケンシー)

フィルターで特定の周波数帯をカットする場合の基準周波数を設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでフランジャー音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

16:STEP-FLANGER(ステップ・フランジャー)

ステップ・フランジャーはフランジャー音のピッチが段階的に変化するフランジャーです。ピッチ変化の周期は、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.2-2-37_20

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Rate(LFOレイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

Depth(LFOデプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback(フィードバック)#

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。値を大きくするほど、クセのある音になります。

Phase(フェイズ)

フランジャー音の広がり具合を設定します。

Step Rate(ステップ・レイト)#

ピッチ変化の周期を設定します。

※ Step Rateは特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。詳しくは(EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる→P. 114)をご覧ください。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでフランジャー音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Step Flanger

Step Flanger

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17:STEREO-DELAY(ステレオ・ディレイ)

ステレオ仕様のディレイです。fig.2-2-38_60

fig. 2-2-38b

Delay Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Phase Left(フェイズ・レフト)

左のディレイ音の位相を設定します。

NORMAL 位相は変わりません。INVERT 位相が反転します。

Phase Right(フェイズ・ライト)

右のディレイ音の位相を設定します。

NORMAL 位相は変わりません。INVERT 位相が反転します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Feedback Mode(フィードバック・モード)

ディレイ音を戻す入力先を設定します。

NORMAL 左のディレイ音は左の入力に、右のディレイ音は右の入力に戻されます。

CROSS 左のディレイ音は右の入力に、右のディレイ音は左の入力に戻されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでディレイ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

18:MODULATION-DELAY(モジュレーション・ディレイ)

モジュレーション・ディレイはディレイ音に揺れが加えられるエフェクターです。フランジャーのような効果が得られます。fig.2-2-39_60

fig. 2-2-39b

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Feedback ModeがNORMALのとき�

Delay

Delay

Feedback ModeがCROSSのとき�

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Feedback ModeがNORMALのとき�

Modulation

Modulation

Delay

Delay

42

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43

Delay Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Feedback(フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Feedback Mode(フィードバック・モード)

ディレイ音を戻す入力先を設定します。

NORMAL 左のディレイ音は左の入力に、右のディレイ音は右の入力に戻されます。

CROSS 左のディレイ音は右の入力に、右のディレイ音は左の入力に戻されます。

Rate(モジュレーション・レイト)#

モジュレーション効果の揺れの周期を設定します。

Depth(モジュレーション・デプス)

モジュレーション効果の揺れの深さを設定します。

Phase(フェイズ)

モジュレーション効果の広がり具合を設定します。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。

カットしないときはBYPASSに設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とモジュレーション・ディレイ音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WETで原音だけが出力され、DRY0:100WETでモジュレーション・ディレイ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

19:TRIPLE-TAP-DELAY(トリプル・タップ・ディレイ)

トリプル・タップ・ディレイは、中央、左、右の3方向にディレイ音が鳴らせるエフェクターです。ディレイ・タイムは、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.2-2-40_30(XP-80 P.81左)

Delay Center(ディレイ・タイム・センター)

原音が鳴ってから中央のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Left(ディレイ・タイム・レフト)

原音が鳴ってから左のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Right(ディレイ・タイム・ライト)

原音が鳴ってから右のディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

2-BandEQ

2-BandEQ

Delay

Delay

Modulation

Modulation

Feedback ModeがCROSSのとき�

L in

R in

L out

R out

Left Tap

Right Tap

Triple Tap Delay

2-BandEQ

2-BandEQ

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Feedback

Center Tap

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※ Delay Center、Delay Left、Delay Rightは特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。詳しくは(EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる→P. 114)をご覧ください。

Center Level(センター・レベル)

中央のディレイ音の音量を設定します。

Left Level(レフト・レベル)

左のディレイ音の音量を設定します。

Right Level(ライト・レベル)

右のディレイ音の音量を設定します。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでディレイ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

20:QUADRUPLE-TAP-DELAY(クアドラプル・タップ・ディレイ)

クアドラプル・タップ・ディレイは4つのディレイを持っています。各ディレイ音のディレイ・タイムは、指定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。fig.2-2-41_60(XP-80 P.81右上)

各ディレイ音の定位は次のとおりです。fig.2-2-42_20(XP-80 P.81右下)

Delay 1(ディレイ・タイム1)

原音が鳴ってから、ディレイ1の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 2(ディレイ・タイム2)

原音が鳴ってから、ディレイ2の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 3(ディレイ・タイム3)

原音が鳴ってから、ディレイ3の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay 4(ディレイ・タイム4)

原音が鳴ってから、ディレイ4の音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

※ Delay 1、Delay 2、Delay 3、Delay 4は特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。その場合は音符記号の値を設定してください。詳しくは(EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる→P. 114)をご覧ください。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

L in

R in

L out

R out

Quadruple Tap Delay

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Delay 1

Delay 2

Delay 3

Delay 4

Feedback

1

2 3

4

L R

44

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45

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Level 1(レベル1)

ディレイ1の音量を設定します。

Level 2(レベル2)

ディレイ2の音量を設定します。

Level 3(レベル3)

ディレイ3の音量を設定します。

Level 4(レベル4)

ディレイ4の音量を設定します。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでディレイ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

21:TIME-CONTROL-DELAY(タイム・コントロール・ディレイ)

EFX Control画面で設定したMIDIコントローラーを使ってディレイ・タイムとピッチをリアルタイムに変化させることができます。ディレイ・タイムを長くするとピッチが下がり、短くするとピッチが上がります。詳しくは(EFXの設定を変化させる→P. 104)をご覧ください。fig.2-2-43_20

Delay(ディレイ・タイム)#

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Acceleration(アクセラレーション)

ディレイ・タイムを変化させた場合、現在のディレイ・タイムから指定のディレイ・タイムに達するまでの時間を設定します。ディレイ・タイムと同時にピッチ変化の速さも変わります。

Feedback(フィードバック)#

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

HF Damp(HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Pan(アウトプット・パン)

ディレイ音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)

原音とディレイ音の音量バランスを設定します。

D R Y 1 0 0 : 0 W E T で 原 音 だ け が 出 力 さ れ 、DRY0:100WETでディレイ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

Feedback

Time Control Delay

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22:2VOICE-PITCH-SHIFTER(2ボイス・ピッチ・シフター)

ピッチ・シフターは原音のピッチをずらすエフェクターです。2ボイス・ピッチ・シフターは2つのピッチ・シフターを持ち、ピッチをずらせた2つの音を原音に重ねて鳴らすことができます。fig.2-2-44_20(XP-80 P.82右下)

Coarse A(コース・ピッチA)#1

ピッチ・シフトAのピッチ・シフト量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine A(ファイン・ピッチA)#1

ピッチ・シフトAのピッチ・シフト量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pan A(アウトプット・パンA)

ピッチ・シフトAの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Pre Delay A(プリ・ディレイ・タイムA)

原音が鳴ってからピッチ・シフトAの音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Level Balance(レベル・バランス)

ピッチ・シフトAとピッチ・シフトBの音量バランスを設定します。

A100 :0B でピッチ・シフト A音だけが出力され、A0:100Bでピッチ・シフトB音だけが出力されます。

Mode(ピッチ・シフター・モード)

値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Coarse B(コース・ピッチB)#2

ピッチ・シフトBのピッチ・シフト量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine B(ファイン・ピッチB)#2

ピッチ・シフトBのピッチ・シフト量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pan B(アウトプット・パンB)

ピッチ・シフトBの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Pre Delay B(プリ・ディレイ・タイムB)

原音が鳴ってからピッチ・シフトBの音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Balance(エフェクト・バランス)

原音とピッチ・シフト音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wでピッチ・シフト音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

23:FBK-PITCH-SHIFTER(フィードバック・ピッチ・シフター)

ピッチ・シフト音を入力に戻すことができるピッチ・シフターです。fig.2-2-45_20

Coarse(コース・ピッチ)#1

ピッチ・シフトする量を半音単位で設定します。(-2~+1オクターブ)

Fine(ファイン・ピッチ)#1

ピッチ・シフトする量を2セント単位(1セント=半音の1/100)で設定します。

Pan(アウトプット・パン)

ピッチ・シフト音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからピッチ・シフト音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

L in

R in

L out

R out

2Voice Pitch Shifter

Level Balance ABalance W

Balance D

Balance W

Balance D

Level Balance BPanB R

PanA L

PanA R

PanB L

L in

R in

L out

R out2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

Feedback

Pitch Shifter

46

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Mode(ピッチ・シフター・モード)

値を大きくするほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。

Feedback(フィードバック)#

ピッチ・シフト音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)

原音とピッチ・シフト音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WETで原音だけが出力され、DRY0:100WETでピッチ・シフト音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

24:REVERB(リバーブ)

リバーブは原音に残響を加え、空間の広さなどをシミュレートします。fig.2-2-46_20(XP-80 P.83右)

Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を設定します。

ROOM1 リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブROOM2 リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブSTAGE1 後部リバーブ音の多いリバーブSTAGE2 初期反射の強いリバーブHALL1 澄んだ響きのリバーブHALL2 豊かな響きのリバーブ

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Time(リバーブ・タイム)#

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

HF Damp(HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする周波数を設定します。周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。カットしないときはBYPASSに設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とリバーブ音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WETで原音だけが出力され、DRY0:100WETでリバーブ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

25:GATE-REVERB(ゲート・リバーブ)

ゲート・リバーブはリバーブ音を途中でカットするリバーブです。fig.2-2-47_20

L in

R in

L out

R out

Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

L in

R in

L out

R out

Gate Reverb

2-BandEQ

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

2-BandEQ

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Type(リバーブ・タイプ)

リバーブの種類を設定します。

NORMAL 通常のゲート・リバーブ。REVERSE 逆回転のリバーブ。SWEEP1 リバーブ音が右から左へ移動します。SWEEP2 リバーブ音が左から右へ移動します。

Pre Delay(プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Gate Time(ゲート・タイム)

リバーブ音の余韻の長さを設定します。

Low Gain(ロー・ゲイン)

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど低域が強調(増幅)されます。

High Gain(ハイ・ゲイン)

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+にするほど高域が強調(増幅)されます。

Balance(エフェクト・バランス)#

原音とリバーブ音の音量バランスを設定します。

DRY100:0WETで原音だけが出力され、DRY0:100WETでリバーブ音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)#

出力音量を設定します。

26:OVERDRIVE → CHORUS

オーバードライブとコーラスを直列に接続しています。fig.2-2-48_20(XP-80 P.84左 左の黒丸を+にする)

OD Drive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

OD Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Chorus Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Chorus Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Chorus Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Chorus Balance(コーラス・バランス)#

オーバードライブにコーラスを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにコーラスを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

27:OVERDRIVE → FLANGER

オーバードライブとフランジャーを直列に接続しています。fig.2-2-49_20

OD Drive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

OD Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

FLNG Pre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FLNG Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

FLNG Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

L in

R in

ChorusOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

FlangerOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

48

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49

FLNG Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

FLNG Balance(フランジャー・バランス)#

オーバードライブにフランジャーを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにフランジャーを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

28:OVERDRIVE → DELAY

オーバードライブとディレイを直列に接続しています。fig.2-2-50_20

OD Drive(ドライブ)

オーバードライブの歪み具合を設定します。歪み具合といっしょに音量も変わります。

OD Pan(オーバードライブ・パン)#

オーバードライブ音の定位を設定します。L64 で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Delay Time(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Delay Balance(ディレイ・バランス)#

オーバードライブにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでオーバー・ドライブ音だけが出力され、D0:100Wでオーバードライブにディレイを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

29:DISTORTION → CHORUS

ディストーションとコーラスを直列に接続しています。設定項目は「26:OVERDRIVE → CHORUS」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

OD Drive →DIST Drive(ディストーションの歪み具合を設定します。)

OD Pan →DIST Pan(ディストーション音の定位を設定します。)

fig.2-2-51_20(XP-80 P.85左下)

30:DISTORTION → FLANGER

ディストーションとフランジャーを直列に接続しています。設定項目は「27:OVERDRIVE → FLANGER」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

OD Drive →DIST Drive(ディストーションの歪み具合を設定します。)

OD Pan →DIST Pan(ディストーション音の定位を設定します。)

fig.2-2-52_20

L in

R in

DelayOverdrive

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

L in

R in

ChorusDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

L in

R in

FlangerDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

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31:DISTORTION → DELAY

ディストーションとディレイを直列に接続しています。設定項目は「28:OVERDRIVE → DELAY」とほぼ同じで、以下の2カ所だけ異なります。

OD Drive →DIST Drive(ディストーションの歪み具合を設定します。)

OD Pan →DIST Pan(ディストーション音の定位を設定します。)

fig.2-2-53_20

32:ENHANCER → CHORUS

エンハンサーとコーラスを直列に接続しています。fig.2-2-54_20(XP-80 P.85右下)

Enhancer Sens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Enhancer Mix(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

Chorus Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Chorus Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Chorus Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Chorus Balance(コーラス・バランス)#

エンハンサーにコーラスを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにコーラスを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

33:ENHANCER → FLANGER

エンハンサーとフランジャーを直列に接続しています。fig.2-2-55_20

Enhancer Sens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Enhancer Mix(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

FLNG Pre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FLNG Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

FLNG Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

FLNG Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

L in

R in

DelayDistortion

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Chorus

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

50

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51

FLNG Balance(フランジャー・バランス)#

エンハンサーにフランジャーを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにフランジャーを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

34:ENHANCER → DELAY

エンハンサーとディレイを直列に接続しています。fig.2-2-56_20

Enhancer Sens(エンハンサー・センス)#

エンハンサーのかかり具合を設定します。

Enhancer Mix(エンハンサー・ミックス・レベル)

原音に対するエンハンサーで生成される倍音の音量を設定します。

Delay Time(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Delay Balance(ディレイ・バランス)#

エンハンサーにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでエンハンサー音だけが出力され、D0:100Wでエンハンサーにディレイを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

35:CHORUS → DELAY

コーラスとディレイを直列に接続しています。fig.2-2-57_20

Chorus Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Chorus Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Chorus Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Chorus Balance(コーラス・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wコーラス音だけが出力されます。

Delay Time(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Delay Balance(ディレイ・バランス)#

コーラスにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでコーラス音だけが出力され、D0:100Wでコーラスにディレイを通した音だけが出力されます。

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Mix

Mix

Enhancer

Enhancer

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

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Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

36:FLANGER → DELAY

フランジャーとディレイを直列に接続しています。fig.2-2-58_20

FLNG Pre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FLNG Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

FLNG Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

FLNG Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

FLNG Balance(フランジャー・バランス)#

原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wでフランジャー音だけが出力されます。

Delay Time(ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからディレイ音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Delay Feedback(ディレイ・フィードバック)

ディレイ音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

Delay HF Damp(ディレイ・HFダンプ)

入力に戻すディレイ音について、高域成分をカットする周波数を設定します。カットしないときはBYPASSに設定します。

Delay Balance(ディレイ・バランス)#

フランジャーにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100: 0Wフランジャー音だけが出力され、D0:100Wでフランジャーにディレイを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

37:CHORUS → FLANGER

コーラスとフランジャーを直列に接続しています。fig.2-2-59_20

Chorus Pre Delay(コーラス・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

Chorus Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Chorus Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Chorus Balance(コーラス・バランス)#

原音とコーラス音の音量バランスを設定します。

D100:0Wで原音だけが出力され、D0:100Wコーラス音だけが出力されます。

FLNG Pre Delay(フランジャー・プリ・ディレイ・タイム)

原音が鳴ってからフランジャー音が鳴るまでの遅延時間を設定します。

FLNG Rate(フランジャー・レイト)

フランジャー音の揺れの周期を設定します。

FLNG Depth(フランジャー・デプス)

フランジャー音の揺れの深さを設定します。

Feedback

Delay

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Flanger

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

Feedback

Feedback

Flanger

L in

R in

L out

R out

Balance W

Balance W

Balance D

Balance D

ChorusBalance W

Balance W

Balance D

Balance D

52

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53

FLNG Feedback(フランジャー・フィードバック)

フランジャー音を再び入力に戻す割合(%)を設定します。プラスの値にすると正相で、マイナスの値にすると逆相で入力に戻されます。

FLNG Balance(フランジャー・バランス)#

コーラスにディレイを通した音と通さない音の音量バランスを設定します。

D100:0Wでコーラス音だけが出力され、D0:100Wでコーラスにフランジャーを通した音だけが出力されます。

Level(アウトプット・レベル)

出力音量を設定します。

38:CHORUS/DELAY

コーラスとディレイを並列に接続しています。設定項目は「35:CHORUS → DELAY」と同じです。

ただし、Delay Balanceでは原音とディレイ音の音量バランスを設定します。fig.2-2-60_20

39:FLANGER/DELAY

フランジャーとディレイを並列に接続しています。設定項目は「36:FLANGER → DELAY」と同じです。

ただし、Delay Balanceでは原音とディレイ音の音量バランスを設定します。fig.2-2-61_20

40:CHORUS/FLANGER

コーラスとフランジャーを並列に接続しています。設定項目は「37:CHORUS → FLANGER」と同じです。

ただし、Flanger Balanceでは原音とフランジャー音の音量バランスを設定します。fig.2-2-62_20

コーラスの設定を変更する

コーラス音の鳴らしかたや出力のしかたなどを設定します。

コーラスの設定は、パフォーマンスごと、パッチごと、GMシステムに設定できます。

※リズム・セットは、テンポラリー・エリアにあるパフォーマンスの設定を参照することになります。(コラム内

部の仕組み→P. 18)

1.各Play画面から次の手順でボタンを押して、Chorus画面を表示させます。

パフォーマンス、GMシステムのとき

[F5](Effects)→[F4](Chorus)

パッチ、リズム・セットのとき

[F6](Effects)→[F4](Chorus)fig.2-2-63_25(画面 XP-80 P.64左)

2.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

3. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

R in R out

L in L out

Feedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Chorus

Delay

R in R out

L in L out

FeedbackFeedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Flanger

Delay

R in R out

L in L out

Feedback

Balance W

Balance D

Balance W

Balance D

Chorus

Flanger

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4.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

Level(コーラス・レベル)

コーラスを通した音の音量を設定します。

※この設定は、Chorus Level(General画面)の設定と連動しています。(→P. 26、27、30、31)

Rate(コーラス・レイト)

コーラス音の揺れの周期を設定します。

Depth(コーラス・デプス)

コーラス音の揺れの深さを設定します。

Pre-Delay(コーラス・プリ・ディレイ)

原音が鳴ってからコーラス音が鳴るまでの遅延時間を設定します。値を大きくするほど音が広がります。

Feedback(コーラス・フィードバック)

コーラスに通した音を再びコーラスの入力に戻す(フィードバック)量を設定します。値を大きくするほど複雑なコーラス効果がかかります。

Output(コーラス・アウトプット・アサイン)

コーラスを通した音の出力のしかたを設定します。

MIX OUTPUTジャック“MIX”に出力されます。REVERB リバーブに出力されます。MIX+REV OUTPUTジャック“MIX”とリバーブに出力

されます。

※この設定は、Chorus Output Assign(General画面)の設定と連動しています。(→P. 27、30、31)

リバーブの設定を変更する

リバーブまたはディレイの種類やリバーブ音の時間などの設定をします。

リバーブの設定は、パフォーマンスごと、パッチごと、GMシステムに設定できます。

※リズム・セットは、テンポラリー・エリアにあるパフォーマンスの設定を参照することになります。(コラム内

部の仕組み→P. 18)

1.各Play画面から以下の順でボタンを押して、Reverb画面を表示させます。

パフォーマンス、GMシステムのとき

[F5](Effects)→[F5](Reverb)

パッチ、リズム・セットのとき

[F6](Effects)→[F5](Reverb)fig.2-2-65_25(画面 XP-80 P.64右)

2.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

3. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

4.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

Type(リバーブ/ディレイ・タイプ)

リバーブ(またはディレイ)の種類を設定します。

ROOM1 リバーブ音が短く、密度の濃いリバーブROOM2 リバーブ音が短く、密度の薄いリバーブSTAGE1 後部リバーブ音の多いリバーブSTAGE2 初期反射の強いリバーブHALL1 澄んだ響きのリバーブHALL2 豊かな響きのリバーブDELAY 一般的なディレイPAN-DLY 反射音が左右にパンニング(移動)するディレイ

54

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55

Level(リバーブ/ディレイ・レベル)

リバーブ音(またはディレイ音)の音量を調節します。

※この設定は、Reverb Level(General画面)の設定と連動しています。(→P. 27、30、31)

Time(リバーブ/ディレイ・タイム)

TypeがROOM1~HALL2のときはリバーブが続く時間を、DELAYとPAN-DLYのときはディレイ・タイム(遅延時間)を設定します。値が大きくなるほど空間が広く感じられます。

HF damp(リバーブ/ディレイ・HFダンプ)

リバーブ音の高域成分をカットする周波数を設定します。周波数を低くするほど高域成分がカットされ、やわらかなリバーブ音になります。カットしないときはBYPASSに設定します。

Delay Feedback(ディレイ・フィードバック)

TypeがDELAYとPAN-DLYのとき、ディレイ音を再びディレイの入力に戻す(フィード・バック)量を設定します。値が大きくなるほどディレイ音が持続します。

エフェクトの設定をコピーする

現在選んでいるパフォーマンス、パッチ、またはGMシステムに、任意のパフォーマンスまたはパッチのエフェクトの設定をコピーすることができます。この機能を利用すると作業が楽になります。

コピーするエフェクトの内容は、以下の中から選べます。

Copy Type(コピー・タイプ)

ALL EFX、CHORUS、REVERBのときにコピーされる内容全部

EFX General画面のEFX設定項目(EFX Type、EFX Reverb Send Level、EFX ChorusSend Level、EFX Output Leve、EFXOutput Assign)、EFX Param画面の設定項目(→P. 33)、EFX Control画面の設定項目(→P. 104)

CHORUS Chorus画面の設定項目(→P. 53)REVERB Reverb画面の設定項目(→P. 54)

※コピー元がパフォーマンスのときに“EFX”でコピーされる内容は、パフォーマンス固有のEFX設定(General画面のEFX-A~C SourceがPERFORMのときに表示される値)です。

同様に、現在選んでいるパフォーマンスに“EFX”でコピーすると、パフォーマンス固有のEFX設定としてコピーされます。

1.パフォーマンス、パッチ、またはGMシステムが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F2](Copy)を押します。

4.[F2](Effect)を押します。

※GMシステムのときは、この操作は必要ありません。

各Effect Copy画面が表示されます。fig.2-2-67_35(画面 XP-80 P.157右上 コピー元 コピー先を説明)

Destinationの“Temporary”または“GM Temporary”は、コピー先が現在選んでいるパフォーマンス、パッチ、またはGMシステムであることを表しています。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

カーソルがグループ:ナンバーにあるときは、[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]でグループを選ぶこともできます。

7.[F6](Execute)を押して、コピーを実行します。

8.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

コピー・タイプ� コピー先� コピー元�

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設定を変更した音色は一時的なもので、電源を切ったり、他のパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットを選ぶと、失われてしまいます。(コラム内部の仕組み→P. 18)残しておきたいときは、保存操作をします。

設定を変更したパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットは、各Play画面のグループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。本体または別売のDATAカードに保存をすると*マークは消えます。fig.2-3-1_30(画面 パフォーマンスだけでよい 他は画面名が違うだけと書く)

保存方法は3つあります。「本体に保存する」「別売のDATAカードに保存する」「外部MIDI機器に保存する」です。

本体に保存する

本体の“USER”グループに保存します。

※保存操作をすると、保存先に記憶されていたデータは上書きされて失われてしまいます。ただし、出荷時に内蔵されていたデータは、イニシャライズ操作をすることで復活させることができます。(出荷時の本体のデータを復活させるには→P. 60)

1.保存したいパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F1](Write)を押します。各Write画面が表示されます。

fig.2-3-2_35

Sourceの“Temp”はテンポラリー・エリアの意味で、現在選んでいるデータを保存するということです。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、保存先(USER:XX)を選びます。

※パッチ保存のときは、保存先のパッチを確認できます。(コンペア機能→次の項目をご覧ください。)

5.[F6](Execute)を押して、保存を実行します。

実行せずに各Write画面から抜けたいときは、[EXIT]を押します。

本体に保存できるパフォーマンス、パッチ、リズム・セットの数は次のとおりです。

パフォーマンス32、パッチ128、リズム・セット2

※“Write Protect ON”と表示される場合があります。保存をしてもよいときは、[DEC]を押して“Wr i teProtect OFF”にし、[F6](OK)を押して表示を消した後、もう一度[F6](Execute)を押して保存を実行します。(Write Protect →P. 61)

※手順4のときVALUEダイヤル(SOUND LIST)を押し、一覧を表示して保存先を選ぶこともできます。

• [F5](-10)または[F6](+10)を押すと、表示が10

個ずつ切り替わります。

• DATAカードをスロットに差し込んでいる場合に[F2]

(User)または[F3](Card)を押すと、グループが切

り替わります。

• VALUEダイヤル(SOUND LIST)または[EXIT]を押

すと通常の表示に戻ります。fig.2-3-3_25(画面 一覧を表示している図)

56

作った音色を保存する

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パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチの

設定を変更している場合

パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチ(パート10はリズム・セット)の設定を変更し、そのパッチを保存していない状態で、パフォーマンスの保存をしようとすると、次のメッセージが表示されます。fig.2-3-4_25(画面 )

ディスプレイに保存されていないパッチのパートが表示されます。

パッチの設定を残しておきたいときは、先にパッチを保存してからパフォーマンスを保存しなければなりません。

1.[F3](Patch)または[F4](Rhythm)を押します。

パッチ、またはリズム・セットの保存画面が表示されます。

Sourceは保存するパッチのパート、Destinationは保存先を表しています。

fig.2-3-4a_25(画面)

2. VALUEダイヤル、[INC][DEC]を使って、保存先を選びます。

※パッチ保存のときは、[F1](Comp)を押すと保存先のパッチを確認できます。(コンペア機能→次の項目)

3.[F6](Execute)を押して、保存を実行します。

*マークが-に変わります。

保存しなければならないパッチが複数あるときは、Sourceが自動的に保存されていない次のパートに移ります。

[ ]を押してカーソルをSourceに合わせ、保存するパッチのパートを自由に選ぶこともできます。

4. 2と3を繰り返して、保存をします。

全部保存し終わると、自動的に元のPerform Write画面に戻ります。

途中で元のPerform Write画面に戻るときは、[EXIT]を押します。

5.[F6](Execute)を押して、パフォーマンスを保存します。

※パッチの設定を残さなくてもよいときは、[F5](OK)を押します。確認のメッセージが表示されますので、[F5](OK)をもう一度押して、パフォーマンスを保存します。(パッチの設定は失われてしまいます。)

※[F6](Cancel)を押すと、元のPerform Write画面に戻ります。

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■保存先のパッチと比較する(コンペア機能)

パッチを保存する前に、保存先のパッチを鳴らし、書き替えてもよいパッチかどうかを確認することができます。これにより、大事なパッチを誤って上書きしてしまうことを未然に防止できます。

1. 本体に保存するの手順4までの操作をし、保存先を選びます。

2.[F1](Compare)を押します。Patch Compare画面が表示されます。

保存先のパッチが発音するようになります。書き替えてもよいかどうか確認します。

fig.2-3-5_25(Patch Compare画面)

※コンペア機能によるパッチの発音は、通常の演奏時と多少鳴り方が異なることがあります。

3.書き込み先を変更するには、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、選び直します。

4.[F1](Write)または[EXIT]を押して、Patch Write画面に戻ります。

5.[F6](Execute)を押して、保存を実行します。

※ Patch Write画面で一覧を表示しているときは、コンペア機能を使うことができません。VALUE ダイヤル(SOUND LIST)または[EXIT]を押して、通常のPatch Write画面に戻ってください。

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DATAカードに保存する

別売のDATAカード(MEMORY CARD M-512E、M-256E)に作った音色を保存することができます。

DATAカードは、最初にフォーマットをしておく必要があります。(メモリー・カードのフォーマットのしかた→P. 10)

1.保存したいパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットが選ばれていることを確認します。

2.フォーマットされたDATAカードをカード・スロットに差し込みます。

fig.2-3-6_50(データカードの図)

3.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

4.[F1](Write)を押します。各Write画面が表示されます。fig.2-3-7_35(Executeの画面 )

Sourceの“Temp”はテンポラリー・エリアの意味で、現在選んでいるデータを保存するということです。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、保存先(CARD:XX)を選びます。

保存先がUSERと表示されているときは、[CARD]を押して保存先をCARDにします。

※パッチの保存のときは、保存先のパッチを確認できます。(コンペア機能→前の項目をご覧ください。)

6.[F6](Execute)を押して、保存を実行します。

実行せずに各Write画面から抜けるには、[EXIT]を押します。

各DATAカードに保存できるパフォーマンス、パッチ、リズム・セットの数は次のとおりです。

M-512E

パフォーマンス32、パッチ128、リズム・セット2

M-256E

パフォーマンス16、パッチ64、リズム・セット1

※手順5のときにVALUEダイヤル(SOUND LIST)を押し、一覧を表示して保存先を選ぶこともできます。

• [F2](User)または[F3](Card)を押すと、グルー

プが切り替わります。

• [F5](-10)または[F6](+10)を押すと、表示が10

個ずつ切り替わります。

• VALUEダイヤル(SOUND LIST)または[EXIT]を押

すと通常の表示に戻ります。

※パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチの設定を変更している場合は(コラム→P. 57)をお読みください。

外部MIDI機器に保存する

外部MIDI機器(MIDIシーケンサーなど)にデータを転送することで保存することができます。

図のようにJV-2080と外部MIDI機器を接続します。fig.2-3-8_50(接続図)

1.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Xfer)を押します。

3.[F1](to MIDI)を押します。Data Transfer to MIDI画面が表示されます。

fig.2-3-9_30(画面 XP-80 P.161左)

品名が表示されている側を�左にして差し込んでください。�

JV-2080

シーケンサー�

MIDI OUT

MIDI IN

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4.[ ][ ]を押してカーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、次のように設定します。

パフォーマンスを保存するには

Source PERFORM TEMP: -PATCH

※各パートに割り当てられているパッチやリズム・セットの設定を変えた場合は、“+PATCH”に設定してください。(パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチを作りたいときは→P. 69)

パッチを保存するには

Source PATCH TEMP

リズム・セットを保存するには

Source RHYTHM TEMP

“TEMP”はテンポラリー・エリアの意味で、現在選んでいるデータを転送するということです。

5.外部MIDI 機器をデータ受信できるようにし、[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

データの転送中は“Transmitting...”と表示されます。

※転送の途中で中止するには[EXIT]を押します。

6.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※外部MIDI機器に保存したデータを本体に戻すときは、Device ID Number(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))を保存したときの値にし、Rx Sys.Excl(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。出荷時には Device IDNumberは17、Rx Sys.ExclはONに設定されています。(→P. 136)

音色の名前を変更するには

作ったパフォーマンス、パッチ、リズム・セットを新しい名前に変えることができます。

1.名前を付けるパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットを選び、各Play画面を表示させます。

2.[F1](Common)を押します。パッチのときは、さらに[F1](General)を押します。

それぞれ以下の画面が表示されます。fig.2-3-10_80

3.もう一度[F1](パフォーマンスとリズム・セットのときはCommon、パッチのときはGeneral)を押します。

カーソルが各Nameの文字を入力する位置に移動し、入力可能な文字の一覧が表示されます。

fig.2-3-11_25(画面 パフォーマンスだけで良い)

4. VALUEダイヤル、または[F3](←Prev)[F4](Next→)を押して、カーソルを文字を入力する位置に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]または[ ][ ][ ][ ]を押して、入力する文字を選びます。

カーソル位置に空白を挿入したいときは[F5](Insert)を押します。

カーソル位置の文字を消去したいときは[F6](Delete)を押します。

6. 4と5を繰り返して、名前を完成します。

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7.[F1]または[EXIT]を押して、通常の画面に戻ります。

8.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。新しい名前で残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※文字の一覧を表示しなくても、手順2の後で [ ][ ][ ][ ]を押してカーソルを文字を入力する位置に合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して名前をつけられます。使用できる文字は次のとおりです。

空白、A~Z、a~z、0~9、! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; <

= > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | }

■音色の名前をコピーする

現在選んでいるパフォーマンスに、別のパフォーマンスの名前をコピーすることができます。

同様にパッチ同士、リズム・セット同士でも名前をコピーすることができます。

1.名前を変えたいパフォーマンス、パッチ、またはリズム・セットが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F2](Copy)を押します。

4.パフォーマンスとパッチのときは[F3](Name)を、リズム・セットのときは[F2](Name)を押して各NameCopy画面を表示させます。

fig.2-3-12_35(画面 XP-80 P.157右)

Destinationの“Temporary”はテンポラリー・エリアの意味で、現在選んでいるデータにコピーをするということです。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、コピー元の名前を選びます。

このとき[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]を押すと、それぞれのグループに切り替わります。

6.[F6](Execute)を押して、名前のコピーを実行します。

7.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。新しい名前で残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

出荷時の本体のデータを復活させるには(イニシャライズ)

本体の“USER”グループに作ったデータを保存して、出荷時に内蔵されていたデータを失った場合は、イニシャライズ操作をすると簡単に復活させることができます。

●パフォーマンスとパッチの場合

1.データを復活させたいUSERグループのパフォーマンス、またはパッチのナンバーが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](Init)を押します。各Initialize画面が表示されます。

fig.2-3-13_25(画面 パフォーマンスだけでよい)

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、“PRESET”を選びます。

5.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

各Play画面に戻ります。グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※ PR-A~C, E、PR-D(GM(General MIDI))のデータを選んで“PRESET”でイニシャライズをすると、USERグループの同じナンバーのデータが復活します。

●リズム・セットの場合リズム・セットの1つの打楽器音(キー)設定のみをイニシャライズする方法(Key)と、リズム・セット全体の設定をイニシャライズする方法(All)の2種類があります。

1.データを復活させたいUSERグループのリズム・セットのナンバーが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](Init)を押します。

4. Keyのとき

[F1](Key)を押します。Rhythm Initialize Key画面が表示されます。

60

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61

Allのとき

[F2](All)を押します。Rhythm Initialize All画面が表示されます。

fig.2-3-14_50(画面 2つ)

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、Modeで“PRESET”を選びます。

Keyのときは、さらにイニシャライズをする打楽器音(キー)を選んでください。

[ ][ ]を押してカーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して値を選びます。または、[E]~[H]を押して値を選びます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※カーソルがKeyにあるときは、接続したMIDIキーボードのキーを弾いてイニシャライズをする打楽器音(キー)を選ぶこともできます。このときRhythm Edit Key(Setup 画面[SYSTEM]→[F1](Setup))をPNL&M ID I にする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

6.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

RHYTHM Play画面に戻ります。グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※ PR-A~C, E、PR-D(GM(General MIDI))のデータを選んで“PRESET”でイニシャライズをすると、USERグループの同じナンバーのデータが復活します。

本体への書き込みを禁止する

USERグループに保存してあるパフォーマンス、パッチ、リズム・セットのデータを、誤って書き替えてしまわないように、本体への書き込みを禁止することができます。

1.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F5](Protect)を押します。User Memory Protect画面が表示されます。

fig.2-3-15_25(画面 XP-80 P.164左)

3.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、ON(書き込み禁止)に設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

Write Operation(ライト・オペレーション)

「保存(→P. 56)」「ファクトリー・プリセット(→P.101)」「データの本体への転送(→P. 131)」の各操作をしても、USERグループのデータが書き替わらないようにします。

ON(書き込み禁止)のときに上記の操作をすると、“Write Protect ON”のメッセージが表示され、操作が中断されます。

電源を入れると、必ずWrite Protect ON(書き込み禁止)になります。

System Exclusive Message

(システム・エクスクルーシブ・メッセージ)

外部MIDI機器からシステム・エクスクルーシブ・メッセージを受信しても、USERグループのデータが書き替わらないようにします。

※システム・エクスクルーシブ・メッセージを受信するには、相互の機器のデバイス IDナンバー(Device IDNumber:MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))を合わせ、Rx Sys.Excl(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。出荷時には Device ID Numberは 17、RxSys.ExclはONに設定されています。(→P. 136)

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※Write OperationがProtect ON(書き込み禁止)に設定されていても、System Exclusive MessageがProtectOFF(書き込み可能)に設定されていれば、外部からのシステム・エクスクルーシブ・メッセージによって、USERグループのデータが書き替わります。

62

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63

パフォーマンスを作るときのポイント

パフォーマンスの基本的な使いかたは3つあります。それぞれ次のように設定してください。

複数のパッチを重ねて鳴らす(レイヤー)

• 使用するパートのMIDI受信チャンネルを同じにする。

(Channel→P. 67)

• 使用するパートを選ぶ。(Rx Switch→P. 67)

• 使用するパートのパッチを選ぶ。(Patch Group、Patch

Number→P. 66、67)

• 使用するパートの発音域を全部同じにする。(Part Key

Range Lower:Upper画面→P. 66)

鍵域を分割して別々のパッチで鳴らす(スプリット)

• 使用するパートのMIDI受信チャンネルを同じにする。

(Channel→P. 67)

• 使用するパートを選ぶ(Rx Switch→P. 67)

• 使用するパートのパッチを選ぶ。(Patch Group、Patch

Number→P. 66、67)

• 使用するパートの発音域をパートごとに変える。(Part

Key Range Lower:Upper画面→P. 66)

曲を作る

• パフォーマンスを初期化する。(→P. 63)

• 複数のパッチで鳴らしたいメロディーがある場合は、使

用するパートのMIDI受信チャンネルを同じにする。

(Channel→P. 67)

• 使用するパートを選ぶ(Rx Switch→P. 67)

• 使用するパートのパッチを選ぶ。(Patch Group、Patch

Number→P. 66、67)

パフォーマンスを作るときの共通のポイントは次のとおりです。

• パフォーマンスではEFXを3つまで使うことができます。

(→P. 28)

• 便利なコピー機能を上手に使いましょう。 他のパートの

設定をコピーしたり(→P. 68)、エフェクトのコピーを

する(→P. 55)と作業が楽になります。

• パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチ(トー

ン)の設定を変えることができます。(→P. 69)

※パフォーマンスの具体的な使いかたは、クイック・スタート(→P. 24、32、34)に掲載されています。

パフォーマンスを初期化する(イニシャライズ)~すべてを自分で設定する人のために~

内蔵パフォーマンスを使わずに全部自分で作る場合、特に曲作りのためのパフォーマンスを作るときは、設定しやすくするためにこの操作をするとよいでしょう。イニシャライズをすると次のようになります。

• パート1~9, 11~16のパッチはPR-A:001

64voicePiano、パート10のリズム・セットはPR-

A:001 PopDrumSet 1になり、すべてのデータが標準値

になります。

• 各パートのMIDI受信チャンネルはパート1=1Ch.、パ

ート2=2Ch.・・・パート15=15Ch.、パート16=

16Ch.のようになります。

• 全パートのレシーブ・スイッチがオンになります。

1.[PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させます。

どのパフォーマンスが選ばれていても構いません。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](Init)を押します。Performance Initialize画面が表示されます。

fig.2-4-1_25(画面 XP-80 P.160左)

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、“DEFAULT”を選びます。

5.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

PERFORM Play画面に戻ります。パフォーマンスの名前が“INIT PERFORM”になります。

パフォーマンスを作る

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使用するパートを選ぶ(パートのオン/オフ)

次の手順で使用するパートを選びます。

1.使用するパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

2.[RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、各パートのオン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

パート9~16をオン/オフするときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

fig.2-4-2_30(画面 パートのオン/オフの表示を説明XP-80 P.30右のようなもの)

PERFORM PLAY画面では、オンのパートは“○”または“●”、オフのパートは“_”で表示されます。

4.[RX]を押して、インジケーターを消灯させます。

※この設定は、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))の設定と連動しています。(→P. 67)

※[RX]のインジケーターが点灯しているときに、オンに設定されているパートがMIDIメッセージを受信すると、そのパートのインジケーターが点滅します。(ただしPart Information画面のみ、[RX]やパートのオン/オフに関係なく、MIDIメッセージを受信したパートのインジケーターが点滅します。)

各パートの設定をする

パフォーマンスの各パートで設定できる項目は、PERFORM Play画面においてファンクション・ボタンに次のように割り当てられています。fig.2-4-3_100(階層構造の図)

次の手順で各パートの設定をします。各設定項目の説明は上図の参照ページをご覧ください。

1.使用するパフォーマンスを選び、PERFORM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F2](K.Range)~[F5](Effects)を押します。目的の画面が表示されます。

3. Effectsを選んだときは、さらに[F1](General)~[F5](Reverb)を押します。目的の画面が表示されます。

4. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上(EffectsのGeneral画面のみ左)にパート・ナンバーが表示されます。

fig.2-4-4_60(画面 パート・ナンバー、パッチネームの表示場所を説明 XP-80 P.43左 P.68左)

[F2](K.Range)���[F3](Part)����[F4](MIDI)���[F5](Effects)��

※ *印はパフォーマンスの設定、何も印が付いていない�  ものはパートごとの設定です。��

[F1](General)�[F2](EFX Prm)�[F3](EFX Ctl)��[F4](Chorus)�[F5](Reverb)�

�MIDI関連(→P. 67)�

パッチ選択、音量、音の定位、音の高さ、発音数�(→P. 66)�

発音域(→P. 66)�

  エフェクターの構成(→P. 28)* EFX Type(→P. 33)�* MIDIコントローラーでEFXの�  設定を変化させる(→P. 104)�* コーラス(→P. 53)�* リバーブ(→P.54)�

パフォーマンスを作る(階層構造)�

64

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65

※ Effectsの[F2](EFX Prm)~[F5](Reverb)は全パートに共通な設定なので、設定対象パートは選べません。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

7. 1~6を繰り返してパフォーマンスを完成させます。

8.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

パフォーマンス・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-4-6_25(画面 *マーク付きのPERFORM画面)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※[F1](Common)では全パートに共通な設定をします。詳しくは(Performance Name→ P. 59)(ClockSource、Performance Tempo→P. 110~123)をご覧ください。

※[F6](Info)では各パートのMIDI受信状態を確認できます。(→P. 143)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

値を大きく変更するには

JV-2080は値を変更するときに、VALUEダイヤルまたは[INC][DEC]を使います。これらは次のように操作することで、値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●各パートの設定を比較しながら設定するには

8つのパート(パート1~8またはパート9~16)の値をひとつの画面にまとめて表示することができます。

1.各パートの設定をしているときに、[F6](Palette)を押してPart Palette画面を表示させます。

※ Part Palette画面に切り替えることができる場合のみ、[F6](Palette)と表示されます。fig.2-4-7_70(通常画面とパレット画面 XP-80 P.43右)

2. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

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[ ][ ]を押しても、設定するパートを選ぶことができます。

[F1]を押すたびにパート1~8とパート9~16のPart Palette画面が切り替わります。

3.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の上端、[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の下端にカーソルが移動します。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5. 1~4を繰り返してパフォーマンスを完成させます。

6. Part Palette画面を解除するときは、[F6]を押します。

[F6]には、戻るパート・ナンバーが表示されています。

■発音域(キー・レンジ)([PERFORM]→[F2](K.Range))

各パートの発音域(キー・レンジ)を設定します。鍵域を分割し別々のパッチで鳴らす(スプリット)ときに設定します。

画面には設定した範囲がキーボードの図で表示されます。fig.2-4-8

1~16(パート1~16)

各パートごとに発音域の下限と上限をC -1~G 9の範囲で設定します。

Switch(キー・レンジ・スイッチ)

各パートの発音域の設定を有効にするか(ON)、無効にするか(OFF)を設定します。

※ Part Key Range Lower:Upper画面にはパート1~8の画面とパート9~16の画面があります。これらを切り替えるには、[F2](K.Range)を押します。

※パッチの各トーンの発音域(Tone Key RangeLower:Upper画面[PATCH]→[F1](Common)→[F4](K.Range))(→P. 76)が設定されているときは、パッチの各トーンとパートの発音域で重複している範囲が発音します。

fig.2-4-9

※発音域の下限のキーを上限より上げようとしたり、上限のキーを下限より下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。

※パートをオフにすると図が破線で表示されます。

■ パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ/発音数

([PERFORM]→[F3](Part))

各パートに割り当てるパッチ、各パートの音量、音の定位、音の高さ、発音数の設定をします。fig.2-4-10

Patch Group(パッチ・グループ)

各パートに割り当てるパッチ(パート10はリズム・セット)のグループを選びます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、パッチ一覧から選ぶこともできます。

※パッチ検索機能を使うことができます。(→P. 19)

※ XP-A~Hは、所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 9)

※ CARDは、CARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→P. 11)

※ XP-A~Hを選ぶと、ディスプレイ下側にウェーブ・エクスパンション・ボードの名前が表示されます。

下限�

パート・ナンバー�

上限� 上限�下限�

パフォーマンスで設定したキー・レンジ�

パッチで設定したキー・レンジ�発音する音域�

66

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Patch Number(パッチ・ナンバー)

各パートに割り当てるパッチ(パート10はリズム・セット)のナンバーを選びます。( )内にはネームが表示されます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、パッチ一覧から選ぶこともできます。

※パッチ検索機能を使うことができます。(→P. 19)

Part Level(パート・レベル)

各パートの音量を設定します。主にパート間の音量バランスをとるために使います。

Part Pan(パート・パン)

各パートの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※パッチ内にもパンが設定されています。(各トーンのTone Pan(TVA Param画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F1](TVA Prm))とパッチ全体のPatchPan(Common General 画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))したがって、パッチ内で設定されている位置からPart Panの設定分だけ移動します。

Coarse Tune(パート・コース・チューン)

各パートの基準となるピッチを±4オクターブの範囲で半音単位に設定します。パッチのピッチを0として相対的に変化します。

Fine Tune(パート・ファイン・チューン)

Coarse Tuneで設定されたピッチに対して、上下にそれぞれ1/2半音の範囲で1セント(半音の1/100)単位に設定します。

Voice Reserve(ボイス・リザーブ)

64ボイスを越える発音数で演奏された場合に、各パートが確保するボイス数を設定します。

※各パートの設定値の合計が64を越えることはできません。設定項目名の右(rest)には設定できる残りのボイス数が表示されています。表示を確認しながら設定してください。

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発音数の数えかた

発音数は、パッチに使われているトーンの数と押さえているキーの数によって決まります。例えば、ひとつのトーンでできているパッチでキーをひとつ押さえたときの音数は1音になります。4つのトーンを使ったパッチで2つのキーを押さえたときの音数は8音になります。つまり、今選んでいるパッチで使われているトーンの数×キーの数で計算できます。

JV-2080の最大最大同時発音数は64音です。アンサンブル演奏をするときは、音切れしないようにするために上記の内容を考慮して、パートごとに最低限必要な発音数を確保(ボイス・リザーブ)しておきましょう。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

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各パートに割り当てるパッチ(パート10はリズム・セット)

を選ぶ別の方法

1. PERFORM Play画面で[ ][ ]を押して、設定対象パートを選びます。(画面にパート・ナンバーが表示されます。)

2.[PERFORM]を押しながら[PATCH]を押します。

パートに割り当てられているパッチ、またはリズム・セットのPlay画面が表示されます。

3.パッチ、またはリズム・セットを通常の操作で選びます。

※[UNDO]を押すと、元のパッチ、またはリズム・セットに戻ります。

4.[PERFORM]または[EXIT]を押して、PERFORMPlay画面に戻ります。

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■MIDI関連([PERFORM]→[F4](MIDI))

各パートのMIDIメッセージの送受信のしかたを設定します。fig.2-4-11_25(画面 XP-80 P.67)

Channel(MIDIチャンネル)

各パートのMIDIチャンネルを設定します。

Rx Switch(レシーブ・スイッチ)

各パートごとにMIDI情報を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

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すなわち、各パートを使用するか(ON)、使用しないか(OFF)を設定します。

※この設定はパフォーマンスの各画面で[RX]、PARTSELECT[1/9]~[8/16]、[1-8/9-16]の各ボタンを使って設定することができます。(→P. 64)

Rx Prog Chg Switch

(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)

各パートがMIDIのプログラム・チェンジ・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Volume Switch(レシーブ・ボリューム・スイッチ)

各パートがMIDIのボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Hold-1 Switch(レシーブ・ホールド1・スイッチ)

各パートがMIDIのホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

■エフェクト([PERFORM]→[F5](Effects)→[F1]~[F5])

エフェクトの設定は([F1](General)→ P. 28、[F2](EFX Prm)→P. 33、[F3](EFX Ctl)→P. 104、[F4](Chorus)→P. 53、[F5](Reverb)→P. 54)をご覧ください。

他のパートの設定をコピーする

任意のパフォーマンスのパート設定を、現在選んでいるパフォーマンスの任意のパートにコピーすることができます。この機能を利用すると作業が楽になります。

1.パフォーマンスが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F2](Copy)を押します。

4.[F1](Part)を押します。Performance Part Copy画面が表示されます。

fig.2-4-12_35(画面 XP-80 P.157左 コピー元 コピー先を説明)

コピー元を現在選んでいるパフォーマンスにするときは、Sourceを“TEMP”に設定します。

Destinationの“Temporary”は、コピー先が現在選んでいるパフォーマンスであることを表しています。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

カーソルがグループ:ナンバーにあるときは、[USER][CARD][PRESET][A][B]でグループを選ぶこともできます。

カーソルがPartにあるときは、PART SELECT[1/9]~[8/16]と[1-8/9-16]でパートを選ぶこともできます。

7.[F6](Execute)を押して、コピーを実行します。

8.[EXIT]を数回押して、PERFORM Play画面に戻ります。

コピー元� コピー先�

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69

パフォーマンス・モードのまま各パートのパッチを作りたいときは

パフォーマンスを作っている途中で、各パートに割り当てられているパッチ(パート10はリズム・セット)を簡単に呼び出して設定を変更することができます。

1. PERFORM Play画面が表示されていることを確認します。

2.[ ][ ]を押して、変更するパッチが割り当てられているパートを選びます。

3.[PERFORM]を押しながら[PATCH]を押します。

パートに割り当てられているパッチのPlay画面が表示されます。

この画面でも、[ ][ ]を押して変更するパッチが割り当てられているパートを選ぶことができます。

fig.2-4-13_30(パートモードの画面 XP-80 P.44左)

4.通常のパッチの設定変更と同じ操作で、パッチの設定を変更します。(パッチを作る→P. 70)

5.設定が終わったら[EXIT]を押して、パッチのPlay画面に戻ります。

パッチ・グループの左側には設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

6.[PERFORM]または[EXIT]を押して、PERFORMPlay画面に戻ります。

※変更したパッチを残しておきたいときは、手順5の後でパッチを本体に保存します。(→P. 56)保存後、手順6でPERFORM Play画面に戻り、パフォーマンスも保存してください。(→P. 56)パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマンスのパートに割り

当てられているパッチの設定を変更している場合

→P. 57)

※パートに割り当てられているパッチのPlay画面では、[RX]、PART SELECT[1/9]~[8/16]、[1-8/9-16]の各ボタンを使ってパートのオン・オフを設定することができます。

パート・ナンバー�

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パッチの構成要素

■パッチは1~4つのトーンを重ねて鳴らしている

JV-2080では、通常の演奏に使う音色を「パッチ」と呼びます。ひとつのパッチは4つまでの「トーン」を組み合わせて作られています。fig.2-5-1_60(4つのトーンの図 Q.Startで使った図)

トーンのオン/オフでどのトーンを発音させるかを選ぶことができます。(→P. 71)

また、トーン1と2、トーン3と4は内部構造の組み合わせ方(Structure)を設定することができます。(→P. 74)

■トーンの構成要素

トーンは音の最小単位です。ただしトーンのみで演奏することはできません。演奏できる音の単位はパッチですが、トーンはそのパッチを形成する音の素材といえるものです。トーンは以下の5つの要素で構成されています。fig.2-5-2_60(トーンの内容を示した図 XP-80 P.18)

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の元になるPCM波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

JV-2080には、448種類(INT-A:255、INT-B:193)の波形が内蔵されています。(出荷時の設定「ウェーブフォーム」→P. 182)JV-2080に内蔵されているすべてのパッチは、これらの波形を元にトーンを作り、それらを組み合わせることでできています。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVAEnvelopeで音量変化を設定します。

LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)

LFOは周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFOは2つあり、WG(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに効果がつけられます。WGのピッチにLFOの変化を加えるとビブラートの効果、TVFのカットオフ周波数だとワウ効果、TVAの音量だとトレモロの効果がつけられます。

パッチを作るときのポイント

●イメージに近いパッチを選ぶ新しい音を作る場合、適当なパッチを選んでやみくもに変更しても思った音はなかなか作れません。まず、自分がイメージする音に近いパッチを選ぶことが重要です。(パッチを選ぶ→P. 17)

●どのトーンを鳴らすかを決めるパッチを作成する上で、どのトーンを使うかを決めることは重要です。無駄なトーンはオフにして発音数をむやみに増やさないことも大切です。(発音させるトーンを選ぶ→P. 71)

●トーンの組み合わせ方の設定を確認するStructure Type 1&2, 3&4(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))は4つのトーンの組み合わせを決める重要な設定項目です。実際にトーンを変

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例1 ひとつのトーンで構成されているパッチ�  (トーン2~4はオフになっている)�

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例2 4つのトーンで構成されているパッチ�

WG

Pitch�Envelope

TVF

TVF �Envelope

TVA �Envelope

TVA

LFO 1 LFO 2

コントロール信号�

トーン�

音の信号�

70

パッチを作る

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71

更する前に、各トーンの関係を理解しておいてください。(→P. 74)

●エフェクターをオフにするエフェクターの効果は非常に大きく、エフェクターをオフにするだけで全く違った音になることもあります。エフェクターをオフにすればそのパッチ本来の音になるので、設定を変更したときの変化が確認しやすくなります。また、場合によってはエフェクターの設定を変えるだけでイメージする音が作れるかも知れません。(エフェクトを設定する→P. 25)

発音させるトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ)

発音させるトーンをオンに設定します。また、特定のトーンを確認したいときは、それ以外のトーンをオフにします。

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[SHIFT]を押しながらTONE SWITCH[1]~[4]を押して、トーンのオン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

PATCH Play画面の中央下の“Tone:”には、オンにしたトーンの番号が表示されます。オフにしたトーンは“-”で表されます。fig.2-5-3_25(画面 Tone:12--のところ枠囲みする XP-80 P.27右)

※この設定はTone Switch(Wave Param画面[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm))の設定と連動しています。(→P. 80)

※各トーンの元になっている波形のネームを見ながらトーンのオン/オフをしたいときは、[SHIFT]を押しながら[F2](W.Info)を押します。

各トーンの元になっている波形のネームが表示されます。オフになっているトーンは“------------”と表示されます。[EXIT]を押すと、通常の表示に戻ります。

fig.2-5-4_25(画面 ウェーブが表示されている)

パッチ全体に共通な設定をする([PATCH]→[F1](Common)→[F1]~[F5])

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F1](Common)を押します。

3.さらに[F1]~[F5]を押して、目的の画面を表示させます。

※各設定画面が表示されているときに TONE SWITCH[1]~[4]を押すと、トーンのオン/オフを設定することができます。

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

6.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

パッチ・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-5-6_25(*マーク付きPATCH Play画面)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

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値を大きく変更するには

JV-2080は、値を変更するときに「VALUEダイヤル」または「INCボタン」「DECボタン」を使います。これらは次のように操作することで、値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには

[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには

[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

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● Common General画面([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

パッチに名前をつけたり、パッチ全体の音量や音の定位などを設定します。fig.2-5-7_25(Common General画面)

Patch Name(パッチ・ネーム)

パッチに名前をつけます。(12文字以内)詳しくは(音色の名前を変更するには→P. 59)をご覧ください。

Patch Level(パッチ・レベル)

パッチの音量を設定します。

※各トーンの音量は Tone Level(TVA Param画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F1](TVA Prm))で設定します。(→P. 85)

Patch Pan(パッチ・パン)

パッチの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※各トーンの音の定位はTone Pan(TVA Param画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F1](TVA Prm))で設定します。(→P. 85)

Analog Feel(アナログ・フィール・デプス)

パッチにゆらぎ(小川のせせらぎやそよ風など、人間に心地よさを与えるゆらぎ。1/f ゆらぎ)を与える度合いを設定します。

この「1/f ゆらぎ」を与えると、アナログ・シンセサイザーのような不安定さを付加できます。

Bend Range Up(ベンド・レンジ・アップ)

接続したMIDIキーボードのベンダー・レバーを最も右(ホイールなら上)に傾けたときに上がるピッチの変化量を、半音単位で設定します。12に設定して右側いっぱいに傾けると、ピッチが1オクターブ上がります。

Bend Range Down(ベンド・レンジ・ダウン)

接続したMIDIキーボードのベンダー・レバーを最も左(ホイールなら下)に傾けたときに下がるピッチの変化量を、半音単位で設定します。48に設定して左側いっぱいに傾けると、ピッチが4オクターブ下がります。

Category(パッチ・カテゴリー)

パッチの種類(カテゴリー)を設定します。

パッチ検索機能は、ここの設定によって検索しています。また、フレーズ・プレビュー機能もここの設定によって鳴るフレーズが決まります。

カテゴリー名の詳しい説明は(→P. 20)をご覧ください。

Octave Shift(オクターブ・シフト)

パッチの音の高さをオクターブ単位(±3オクターブ)で設定します。

※この設定はPATCH Play画面でも設定できます。(→P.23)

Stretch Tune Depth(ストレッチ・チューン・デプス)

高音域はより高く、低音域はより低くというピアノの独特の調律手法(ストレッチ・チューニング)でピッチを設定します。OFFにすると平均律になり、3にすると高音域と低音域のピッチ変化がもっとも大きくなります。

図は横軸に音域、縦軸に平均律に対するピッチ変化としたもので、設定によって和音の響きが微妙に変わります。

fig.2-5-8_60(図 XP-80 P.47左)

72

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73

Voice Priority(ボイス・プライオリティー)

最大同時発音数(64ボイス)を越えたときにどのように発音するかを設定します。

LAST 後から鳴るボイスを優先し、現在鳴っているボイスのうち先に鳴ったものから順に消していきます。

LOUDEST 音量の大きいボイスを優先し、現在鳴っているボイスのうち音量の小さいものから順に消していきます。

Clock Source(パッチ・クロック・ソース)

LFOの周期、EFXの変化、フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)、トーンのディレイ時間をクロック(テンポ)に合わせることができます。これらをパッチでする場合は、ここでどのクロックに合わせるかを設定します。

PATCH Patch Tempo(パッチ・テンポ)に合わせます。

SYSTEM JV-2080全体で共通のSystem Tempo(システム・テンポ)、または外部シーケンサーのクロックにあわせます。

※クロック(テンポ)に合わせる使いかたは、LFOの周期(→P. 110)、EFXの変化(→P. 114)、フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)(→P. 117)、トーンのディレイ時間(→P. 119)にそれぞれ詳しく解説してあります。

Patch Tempo(パッチ・テンポ)

Clock SourceでPatch Tempoと設定したときは、この設定値が有効になります。

※パッチ・テンポのクロックは、MIDI OUT コネクターから出力されません。

● Common Control画面([PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))

いろいろなコントローラーを使うときの動作や変化を設定します。fig.2-5-9_25(Common Control画面)

Key Assign(キー・アサイン)

パッチの鳴らしかたをポリフォニック(POLY)にするか、モノフォニック(SOLO)にするか選びます。単音楽器(サックスやフルートなど)のパッチを使うときはSOLOにすると効果的です。また、この設定はPATCHPlay画面にも表示されます。

POLY 複数の音を同時に鳴らせます。SOLO 一音づつ最後にキーを押した音だけを鳴らせ

ます。

※この設定はPATCH Play画面でも設定できます。(→P.24)

Legato Switch(ソロ・レガート・スイッチ)

ソロ・レガートはKey AssignをSOLOに設定しているときに有効になります。ソロ・レガート機能を使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。

Legato SwitchをONにした場合、あるキーを押さえている状態で他のキーを押すと、音の鳴りかたはそのままで、後から押さえたキーのピッチに変わります。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのような効果が得られます。

<Portamento>(ポルタメント)

ポルタメントとは、はじめに弾いたキーと次に弾いたキーとの間の音程をなめらかに変化させる効果です。KeyAssignがSOLOのときにポルタメントをかけると、バイオリンなどのスライド奏法のような効果が得られます。ポリフォニック(POLY)のときもポルタメント効果をかけることができます。

Switch(ポルタメント・スイッチ)

ポルタメント効果をかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定します。

1

2

3

OFF

2

1

OFF

3

高音部�

平均律とのピッチ差� 設定値�

低音部�

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Time(ポルタメント・タイム)

ポルタメント演奏で、音の高さが変化する時間を設定します。値が大きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。

Type(ポルタメント・タイプ)

ポルタメント効果の種類を設定します。

RATE 音程に比例してピッチの変化時間が変わります。TIME 音程に関係無く、一定の時間でピッチが変わ

ります。

Mode(ポルタメント・モード)

ポルタメント効果をかける演奏方法を設定します。

NORMAL 常にポルタメントがかかります。LEGATO レガート奏法(あるキーを押しながら他のキ

ーを押す)のときにのみポルタメントがかかります。

Start(ポルタメント・スタート)

ポルタメントはピッチの変化中に他のキーを押さえると、新たにピッチ変化が始まります。これは、変化を始めるピッチを設定します。

PITCH 次のピッチに変化していく途中で他のキーが押されたとき、押された時点のピッチから新たなポルタメントが始まります。

fig.2-5-10_50(XP-80 P.48左上をそのまま使う)

NOTE :ピッチ変化の終了する音程から新たなポルタメントが始まります。

fig.2-5-11_50(XP-80 P.48左下をそのまま使う)

<Control Source:Peak&Hold>(パッチ・コントローラー

1~3・コントロール・ソース:ピーク&ホールド)

JV-2080は、外部MIDIコントローラー(モジュレーション・レバー、フット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルなど)で、トーンの設定をリアルタイムに変化させることができます。MIDIコントローラーを操作するとMIDIメッセージが送信されます。このMIDIメッセージによってトーンの設定の変化をコントロールします。

これはどのMIDIメッセージによってコントロールするか、ペダル・メッセージ(Hold1, 2, Sostenuto, Soft)を使って変化させた状態を保つようにするかどうかを設定します。

詳しくは(トーンの設定を変化させる→P. 106)をご覧ください。

※ Control Sourceの設定は、Common Source(ControlParam画面[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F3](Control))の設定と連動しています。

● Structure画面([PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))

各トーンの組み合わせかたを設定します。fig.2-5-12_25(Structure画面)

Structure Type 1&2(ストラクチャー・タイプ1&2)

Structure Type 3&4(ストラクチャー・タイプ3&4)

トーン1と2、またはトーン3と4をどのように組み合わせるかを設定します。組み合わせかたは次の10通りのタイプがあります。

※ディスプレイ表示はスペースの関係上、略語で表示されます。それぞれの略語には、次の意味があります。

B : Booster(ブースターとは→P. 75)

R : Ring Modulator(リング・モジュレーターとは→P. 76)

TYPE1 トーン1と2(3と4)が独立しているタイプです。PCMの音色を生かしたいときや、トーンごとに音色を作って重ねたい場合に使います。

TYPE2 2つのフィルターを重ねて、フィルターの特

性を強化したタイプです。トーン1(3)のTVAで2つのトーンの音量バランスをコントロールします。

C5

D4C4

D4キーを押す�

ピッチ�

時間�

C4キーを押す�C5キーを押す�

C5

D4C4

D4キーを押す�

ピッチ�

時間�

C4キーを押す�C5キーを押す�

74

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75

TYPE3 トーン1(3)とトーン2(4)をミックスした音にフィルターをかけ、ブースターに通して波形を歪ませるタイプです。

TYPE4 ブースターを通して波形を歪ませ、2つのフィルターを重ねたタイプです。トーン1(3)のTVAで2つのトーンの音量バランスをコントロールしてブースターの効き具合を調節します。

TYPE5 リング・モジュレーターを通して倍音を増やし、2つのフィルターを重ねたタイプです。トーン1(3)のTVAで2つのトーンの音量バランスをコントロールしてリング・モジュレーターの深さを調節します。

TYPE6 リング・モジュレーターを通して倍音を増やし、さらにトーン2(4)の音をミックスして2つのフィルターを重ねたタイプです。リング・モジュレーターで得た音とトーン2(4)を混ぜることができるので、トーン1(3)のTVAでリング音の量を調節できます。

TYPE7 トーン1(3)にフィルターをかけた音とトーン2(4)の音をリング・モジュレーターに通して倍音を増やすタイプです。

TYPE8 トーン1(3)にフィルターをかけた音とトーン2(4)の音をリング・モジュレーターに通し、さらにトーン2(4)とミックスしてフィルターをかけるタイプです。

TYPE9 各トーンのフィルターを通った音に、リング・モジュレーターを通して倍音を増やすタイプです。トーン1(3)のTVAで2つのトーンの音量バランスをコントロールしてリング・モジュレーターの深さを調節します。

TYPE10 各トーンのフィルターを通った音に、リング・モジュレーターを通して倍音を増やし、さらにトーン2(4)の音をミックスしたタイプです。リング・モジュレーターで得た音とトーン2(4)を混ぜることができるので、トーン1(3)のTVAでリング音の量を調節できます。

※トーンをオフにすると図が破線で表示されます。

※ TYPE2~10を選んだ状態でペアとなる一方のトーンをオフに設定すると、もう一方のトーンは表示に関係なくTYPE1で発音されます。

※各トーンに発音域を設定したり(→P. 76)、キーを押す強さによってトーンの鳴る範囲を設定して(→P. 76)、

発音されない音域を作った場合、その音域はトーンをオフにしたときと同じになります。したがって、TYPE2~10を選んだ状態でペアとなる一方のトーンに発音されない音域を作った場合、その音域ではもう一方のトーンは表示に関係なくTYPE1で発音されます。

Booster 1&2(ブースター・ゲイン1&2)

Booster 3&4(ブースター・ゲイン3&4)

Structure TypeがType 3またはType 4のとき、ブースターの効き具合を設定します。ブースターは入力信号を大きくして音を歪ませます。ギターのエフェクターでよく使われるディストーション効果が付けられます。値を大きくするほど音の歪みが大きくなります。

※この設定項目は、Structure TypeでType 3またはType 4を選んだときのみ表示されます。

<ブースターとは>

ブースターは、入力された信号を歪ませる機能です。fig.2-5-13_30(XP-80 P.49右の図、そのまま使う)

ディストーションとして使用するほかに、片方のトーンの波形(WG1)をLFOとしてもう片方の波形(WG2)を上下にシフトさせることで、PWM(パルス・ウイズ・モジュレーション)のような変調もできます。Wave Gain(Wave Param画面[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm))と組み合わせるとより効果的になります。(→P. 80)fig.2-5-14_75(XP-80 P.49右の図、そのまま使う)

ブースター・レベル�

TVAWG1

WG2

WG1と加算�

WG1による波形のシフト�

波形の歪む�箇所が変わる�

WG2

WG1をLFOとして使う� WG1の出力を調節�

� Booster

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<リング・モジュレーターとは>

リング・モジュレーターは、2つのトーンの波形を掛け合わせることにより、どちらの波形にも含まれない多くの倍音(非整数倍音)を得ることができます(片方の波形を正弦波にしないかぎり、たいてい等間隔の周波数成分は発生しません)。

各波形の音の高さの差で倍音構成が変化するため、音程感のない金属的な響きになります。鐘の音など、金属的な音色を作るのに適しています。fig.2-5-15_30(XP-80 P.50左の図、そのまま使う)

● Tone Key Range Lower:Upper画面([PATCH]→[F1](Common)→[F4](K.Range))

各トーンの発音域を設定します。音域によってトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

設定した範囲はディスプレイに図で表示されます。fig.2-5-16_25(画面)

Tone 1~4(トーン1~4)

各トーンごとに発音域の下限(Lower)と上限(Upper)をC -1~G 9の範囲で設定します。

※発音域の下限のキーを上限のキーより上げようとしたり、上限のキーを下限のキーより下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。

※トーンをオフにすると図が破線で表示されます。

● Tone Vel Range Lower:Upper:Fade画面([PATCH]→[F1](Common)→[F5](V.Range))

キーを押す強さによってトーンの鳴る範囲を設定します。キーを弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。

設定した範囲はディスプレイに図で表示されます。fig.2-5-17_25(画面)

Tone 1~4(トーン1~4)

各トーンごとにキーを押す強さの下限と上限を1から127の範囲で設定します。下限値より弱く、または上限値より強く弾いたときには、音が鳴らなかったり、極端に弱い音になります。

クロスフェードは、キーを押す強さの設定範囲から外れる強さでキーを弾いたときの音量変化を設定します。値を大きくするほどなだらかに音量が下がります。設定範囲外の強さでキーを弾いたときに音を鳴らしたくない場合は0に設定します。fig.2-5-18_40(XP-80 P.50右下をそのまま使う)

※キーを押す強さの下限を上限より上げようとしたり、上限を下限より下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。

※トーンをオフにすると図が破線で表示されます。

Switch(ベロシティー・レンジ・スイッチ)

各トーンの3つの設定(キーを押す強さの下限、上限、クロスフェード)を有効にするか(ON)、無効にするか(OFF)を設定します。

※ Tone Key Range Lower:Upper画面とTone Vel RangeLower:Upper:Fade画面が表示されているときに、[F6](Palette)を押すと、2つの画面の設定項目が1つのTone Palette画面に表示されます。 詳しくは(各トーンの設定を比較しながら設定するには→P. 78)をご覧ください。

+ =

下限�上限�

下限�上限�クロスフェード�

1

設定値�

レベル�

ベロシティ�ロワー� アッパー�

設定値�

76

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77

各トーンの設定をする

パッチの各トーンで設定できる項目は、ファンクション・ボタンに次のように割り当てられています。fig.2-5-19_120(階層構造の図)

次の手順で各トーンの設定をします。各設定項目の説明は図の参照ページをご覧ください。

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F2](WG)~[F6](Effects)を押して、画面グループを選びます。

3.さらに[F1]~[F5]を押して、目的の画面を表示させます。

※各設定画面が表示されているときに TONE SWITCH[1]~[4]を押すと、トーンのオン/オフを設定することができます。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定するトーンを選びます。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上(EffectsのGeneral画面のみ左)にトーン・ナンバーが表示されます。

fig.2-5-20_35(画面 パート・ナンバー、パッチネームの表示場所を説明 XP-80 P.67左のようなもの)

※ Effectsの[F2](EFX Prm)~[F5](Reverb)は全トーンに共通な設定なので、設定対象トーンは選べません。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

7. 1~6を繰り返してパッチを完成させます。

8.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

パッチ・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-5-22_25(画面 *マーク付きのPATCH画面)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

[F2](WG)������[F3](TVF)����[F4](TVA)���[F5](LFO & Ctl)��������[F6](Effects)���

※ *印はパッチの設定、何も印が付いていないものは�  トーンごとの設定です。��

[F1](WG Prm)���[F2](Pitch)�[F3](Pch Env)�

  波形の選択、�  トーンのオン/オフ 、�  ディレイなど(→P. 79)�  音の高さ(→P. 82)�  ピッチ・エンベロープ�  (→P. 82)�

[F1](TVF Prm)��[F2](TVF Env)�

  フィルターで音の明るさを�  変える(→P. 83)�  TVFエンベロープ(→P. 84)�

[F1](TVA Prm)�[F2](TVA Env)�

  音量、音の定位(→P. 85)�  TVAエンベロープ(→P. 85)�

[F1](LFO 1)��[F2](LFO 2)��[F3](Control)��[F4](Ctrl Sw)�

  ビブラートやトレモロを�  かける(→P. 86)�  ビブラートやトレモロを�  かける(→P. 86)�  MIDIコントローラーでトーン�  の設定を変化させる(→P. 106)�  MIDIメッセージの受信の�  しかた(→P. 88)�

[F1](General)�[F2](EFX Prm)�[F3](EFX Ctl)��[F4](Chorus)�[F5](Reverb)�

  エフェクターの構成(→P. 25)* EFX Type(→P. 33)�* MIDIコントローラーでEFXの�  設定を変化させる(→P. 104)�* コーラス(→P. 53)�* リバーブ(→P. 54)�

パッチを作る(階層構造)�

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画面グループをジャンプする

WG、TVF、TVA、LFO&Ctlグループの画面では、[F4]と[F5]に画面のジャンプ機能が割り当てられています。

[F4]は、WG、TVF、TVAの画面グループを循環して切り替えるボタンで、WG→TVF→TVA→WG...の順にジャンプします。例えば、それぞれのエンベロープを設定するときなどに、この機能を使うと、素早く設定できます。

[F5]は、LFO&CtlとWG、LFO&CtlとTVF、LFO&CtlとTVAの画面グループを行き来するボタンです。LFOのデプスやコントロール1&2のデプスを設定するときなどに便利です。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

値を大きく変更するには

JV-2080では値を変更するとき、VALUEダイヤルまたは[INC][DEC]を使います。これらは次のように操作すると、値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには

[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには

[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

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●各トーンの設定を比較しながら設定するには

4つのトーンの値を1つの画面にまとめて表示することができます。

1.各トーンの設定をしているときに、[F6](Palette)を押してTone Palette画面を表示させます。

※ Tone Palette画面に切り替えることができる場合にのみ、[F6](Palette)と表示されます。

複数画面の設定項目が1つのTone Palette画面に表示されます。

Commonの 2つ の 画 面 ( Tone Key RangeLower:Upper、Tone Vel Range Lower:Upper:Fade画面)

WGの 3つの画面(Wave Param、Pitch、 PitchEnvelope画面)

TVFの2つの画面(TVF Param、TVF Envelope画面)

TVAの2つの画面(TVA Param、TVA Envelope画面)

LFO&Ctlの4つの画面(LFO1、LFO2、Control Param、Control Switch画面)

EffectsはGeneral画面のみ

Tone Palette画面が表示されているときの[F1]~[F5]のボタン名は、PATCH Play画面が表示されているときと同じになります。

fig.2-5-23_70(画面)

2. TONE SELECT[1]~[4]または[ ][ ]を押して、設定するトーンを選びます。

インジケーターが点滅します。

複数のトーンを同時に設定するときは、TONE SELECT[1]~[4]のいずれかひとつを押しながら、他のTONE SELECT[1]~[4]を押します。最初に指定したトーン・ナンバー以外は*マークで表示されます。

2番目以降に指定したトーンは、[SHIFT]を押しながらTONE SELECT[1]~[4]を押すたびに、設定対象にする/しないを設定することができます。

3.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の上端、[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の下端にカーソルがジャンプします。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

設定対象のトーンを複数選んでいるときは、それぞれの値の差を保ったまま値が変わります。

また、それらを最初に指定したトーン・ナンバーの設定値にそろえたいときは、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを押します。

78

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79

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5. 1~4を繰り返してパッチを完成させます。

6. Tone Palette画面を解除するには、[F6]を押します。

[F6]には、戻るトーン・ナンバーが表示されています。

■波形の設定をするときのポイント

波形を設定するとき、JV-2080は複雑なPCM波形を基準に音作りをするため、元波形と全く異なる設定をしようとすると思ったような結果が得られないことがあります。

JV-2080の内蔵波形は、次の2つに分けられます。

ワン・ショット

減衰時間の短い音。ワンショット波形では、音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。この中には打楽器音のようにこれ1つで完成された波形のものもありますが、ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノイズのような楽器のアタック部の構成音なども数多く含まれています。

ループ

減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形は、音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生(ループ)する波形です。この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りのような構成音も数多く含まれています。

次の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレクトリック・オルガン)です。fig.2-5-24_30(XP-80 P.42左 )

● ワン・ショット波形を設定するときの注意

ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそういったエンベロープを設定して、元波形に含まれない成分を引き出そうとしても無効です。

●ループ波形を設定するときの注意

ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞれの楽器らしさを形成しています。これらの波形は、立ち上がり部分では波形の複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補ってやればよいでしょう。立ち上がり部分もエンベロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったように設定できないことがあります。fig.2-5-25_60(XP-80 P.42右)

■波形や音の高さを変える([F2](WG))

●Wave Param画面([PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm))

トーンの基本となるPCM波形を選び、その波形に効果をかけます。fig.2-5-26_25(Wave Param画面 XP-80 P.51)

Wave Group(ウェーブ・グループ)

トーンの基本となる波形のグループを選びます。

INT-A~B 本体に記憶されている波形XP-A~H EXP-A~Hスロットに装着されているウ

ェーブ・エクスパンション・ボードの波形

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、波形一覧から選ぶこともできます。

オルガンのループ波形の�TVAエンベロープ�

キーを離す�時間�

レベル�

TVAエンベロープの変化結果�キー・クリックのワン・ショット�波形のTVAエンベロープ�

キーを離す�

+ =

ウェーブに記憶された�音色変化�

TVFフィルターの�エンベロープ�

音色変化の�結果�

ループ部分�

時間�

レベル�

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※装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグループは選べません。

※ XP-A~Hを選ぶと、ディスプレイ下側にウェーブ・エクスパンション・ボードの名前が表示されます。

Wave Number(ウェーブ・ナンバー)

トーンの基本となる波形を選びます。ウェーブ・ナンバーと同時に( )内にウェーブ・ネームも表示されます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、波形一覧から選ぶこともできます。

Wave Gain(ウェーブ・ゲイン)

波形のゲイン(振幅)を設定します。値は6dB(デシベル)づつ変わります。6dB上がると、ゲインは2倍になります。ブースターを使って音を歪ませるときは、最大にしておくと効果があります。(→P. 75)

Tone Switch(トーン・スイッチ)

トーンを鳴らすか(ON)、鳴らさないか(OFF)の設定をします。発音数を有効に使うために、使用しないトーンはOFFにしてください。

※ TONE SWITCH[1]~[4]をオン/オフすると、この設定が連動して変わります。

※この設定はPATCH Play画面でも設定できます。(→P.71)

<FXM(Frequency Cross Modulation)>

FXM(フリケンシー・クロス・モジュレーション)は、選んだ波形を特定の波形を使って周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激しい音や効果音を作るのに適しています。

FXM Switch(FXMスイッチ)

FXMを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。

FXM Color(FXMカラー)

FXMによる周波数変調のしかたを設定します。値が大きくなるほどざらつきのある音に、値が小さくなるほど金属的な音になります。

FXM Depth(FXMデプス)

FXMによる周波数変調の深さを設定します。

<Tone Delay>(トーン・ディレイ)

トーン・ディレイはキーを押してから(またはキーを離してから)トーンが鳴り始めるまでの時間を遅らせるもので、各トーンの発音するタイミングをずらすこともできます。エフェクターのトーン・ディレイとは異なり、遅れて発音する音の音色を変えたり、トーンごとにピッチを変えれば1つのキーを押さえるだけでアルペジオ演奏をすることもできます。

また、ディレイの時間を本体や外部からのクロック(テンポ)に同期させることもできます。

※トーン・ディレイを使わないときは、次のModeをNORMALに、Timeを0に設定します。

※ Structure Type 1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

Mode(トーン・ディレイ・モード)

トーン・ディレイの種類を選びます。fig.2-5-27_30(JV1080 P.50)

NORMAL Timeで設定した時間の後にトーンが鳴ります。

fig.2-5-28_30(JV1080 P.50)

HOLD Timeで設定した時間の後にトーンが鳴りますが、キーを押さえている間のみディレイ効果がかかります。したがって、Timeで設定した時間より早くキーを離したときはトーンが鳴りません。

キーを離す�キーを押す�

トーン・ディレイを�かけない場合�

キーを離す�

ディレイ・�タイム�

キーを押す�

NORMAL

80

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81

fig.2-5-29_30(JV1080 P.50 XP-80のは使わない )

PLAYMATE 前のキーを押してから次のキーを押さえるまでの間隔が2秒以内のとき、その間隔にしたがってトーンが鳴ります。そのままの間隔をディレイ時間とするか、2倍、1/2倍の間隔とするかはTimeで設定します。

間隔が2秒以上のときはトーンが鳴りません。

fig.2-5-30_30(JV1080 P.50 別紙参照)

CLOCK-SYNC ディレイ時間を本体や外部からのクロック(テンポ)やペダル・メッセージに同期させます。どのクロックを使うかの設定など、詳しくは(ディレイの時間をクロック(テンポ)に合わせる→P. 119)をご覧ください。

fig.2-5-31_30(JV1080 P.50 別紙参照)

KEY-OFF-N キーを押さえている間はトーンが鳴らず、キーを離すとTimeで設定した時間の後にトーンが鳴ります。

fig.2-5-32_30(JV1080 P.50 修正必要 別紙参照)

KEY-OFF-D キーを押さえている間はトーンが鳴らず、キーを離すとTimeで設定した時間の後にトーンが鳴ります。この場合、キーを押さえたときにTVAエンベロープの変化が始まるので、多くは減衰部分の音だけが鳴ることになります。

fig.2-5-33_30(JV1080 P.50別紙参照)

※減衰系(キーを離さなくても自然に音が消えていく)の波形を選んでいるときにKEY-OFF-NまたはKEY-OFF-Dを設定した場合は、音が鳴らないことがあります。

TEMPO-SYNC フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)をクロック(テンポ)に合わせるときに設定します。これは、別売のウェーブ・エクスパンション・ボード “SR-JV80-10:BASS&DRUMS”などを装着し、テンポ(BPM)が表示されている波形を使ったトーンを選んだときのみ有効です。詳しくは(フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)をクロック(テンポ)に合わせる→P. 117)をご覧ください。

※ TEMPO-SYNCを選ぶと、ピッチに関する設定、およびFXMに関する設定は無効になります。

※ TEMPO-SYNCを選んでいるときは、Timeを0にしてください。これ以外の値ではディレイ効果がかかり、思ったとおりの演奏ができません。

Time(トーン・ディレイ・タイム)

キーを押さえてから(ModeでKEY-OFF-NまたはKEY-OFF-Dを選んだときはキーを離してから)トーンが発音するまでの時間を設定します。

キーを離す�

ディレイ・�タイム�

キーを押す�

HOLD

発音しません�

キーを押す�

ディレイ・タイム�

キーを押す�

PLAYMATE

2秒以内�

キーを押す時間差に対応してディレイ・タイムが変化�

ディレイ・タイム�

キーを押す�

CLOCK-SYNC

クロック(テンポ)やペダルを踏む間隔�

=

キーを離す�

ディレイ・�タイム�

キーを押す�

KEY-OFF-NORMAL

キーを離す�

ディレイ・タイム�

キーを押す�

KEY-OFF-DELAY

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ModeがPLAYMATEの場合、前のキーを押してから次のキーを押さえるまでの間隔をそのままディレイ時間にするには64に設定します。約2倍の時間にするには127に、半分の時間にするには32に設定します。0に設定するとトーンは鳴りません。例えば、表拍を押さえるだけで裏拍の音も鳴らすには、2つのトーンを使って片方のTimeを0に、もう一方は32に設定します。

ModeがCLOCK-SYNCの場合、同期のテンポに対する音符の長さでディレイ・タイムが設定できます。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 ディレイタイム

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

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表拍を弾くだけで裏拍も鳴らすには

トーン・ディレイを使って、表拍を弾くだけで自動的に裏拍も鳴るようにすることができます。

例えば、パッチPR-A:087 Music Bellsのトーン1の<ToneDelay>設定を次のようにします。

Mode “PLAYMATE”

Time “32”

キーを一定のテンポで続けて弾いてみましょう。

トーン1と2が交互に発音します。キーを押さえる間隔の半分のタイミングでトーン1が鳴ります。各トーンのウェーブを異なるものにしたり、ピッチを変えたりするなど、いろいろな設定を試してみてください。

※キーを押さえる間隔を2秒以上あけるとトーン1は鳴りません。

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● Pitch画面([PATCH]→[F2](WG)→[F2](Pitch))

トーンのWGのピッチ(音の高さ)について設定します。fig.2-5-34_25(Pitch画面 XP-80 P.52)

Coarse Tune(コース・チューン)

トーンのピッチを半音単位で±4オクターブまで設定します。

Fine Tune(ファイン・チューン)

トーンのピッチを1セント(半音の1/100)単位で上下にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Random Pitch Depth(ランダム・ピッチ・デプス)

キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定します。不規則に変化させないときは0にします。値の単位はセント(半音の100分の1)です。

Pitch Keyfollow(ピッチ・キーフォロー)

キーを1オクターブ(12キー)上に移動したときのピッチの変化幅を設定します。

設定した値はディスプレイに図で表示されます。

通常のキーボードのようにピッチを1オクターブ変化させたいときは+100にします。ピッチを2オクターブ変化させたいときは+200に、逆にピッチを下げたいときはマイナスの値にします。どのキーを押しても同じピッチにするには0にします。

● Pitch Envelope画面([PATCH]→[F2](WG)→[F3](Pch Env))

ピッチ・エンベロープ(時間の経過に伴うピッチの変化)を設定します。

ピッチ・エンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-5-35_25(Pitch Envelope画面 XP-80 P.53)

fig.2-5-36_40(XP-80 P.53)

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3

Level 4Level 2

Level 1

キーを離す�

ピッチ�時間�

キーを押す�

82

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83

Time 1~4(ピッチ・エンベロープ・タイム1~4)

ピッチ・エンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Level 1~4(ピッチ・エンベロープ・レベル1~4)

ピッチ・エンベロープのレベル(Level 1~4)を設定します。各ポイントでのピッチを基準のピッチ([F2](Pitch)で設定したCoarse TuneおよびFine Tuneの値)からどれくらい変化させるかを決めます。+の値にすると基準ピッチより高くなり、-の値にすると低くなります。

Envelope Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)

ピッチ・エンベロープの効き具合いを設定します。値が大きくなるほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。-の値にするとエンベロープの形が反転します。

Velocity Sens(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでピッチ・エンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、ピッチ・エンベロープの効き具合を大きくするには+の値に、小さくするには-の値にします。

Velocity Time 1

(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス)

キーを押す強さでピッチ・エンベロープのTime 1を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、Time 1の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

Velocity Time 4

(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス)

キーを離す速さでピッチ・エンベロープのTime 4を変化させるときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

※ノート・オフ・ベロシティーを送信できないMIDIキーボードを接続した場合は、この効果はかかりません。

Time Keyfollow(ピッチ・エンベロープ・タイム・キーフォロー)

押さえるキーボードの位置によってピッチ・エンベロープの時間(Time 2~4)を変化させるときに設定します。キー(C4)のピッチ・エンベロープの時間を基準に、+の値にするとC4より高音域のキーを押さえるほど時間が短くなり、-の値にすると時間が長くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

■フィルターで音の明るさを変える([F3](TVF))

● TVF Param画面([PATCH]→[F3](TVF)→[F1](TVF Prm))

TVF(Time Variant Filter)の設定をします。音の明るさや太さなどを変化させて、トーンの音色を加工します。

フィルターの状態はディスプレイ左下に図で表示されます。fig.2-5-37_25(TVF Param画面 XP-80 P.54左)

Filter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。

OFF フィルターを使いません。

LPF ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。

BPF バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。

HPF ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

PKG ピーキング・フィルター。カットオフ周波数付近の成分を強調します。LFOでカットオフ周波数を周期的に変えるとワウ効果を得ることもできます。

Cutoff Frequency(カットオフ・フリケンシー)

波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カットオフ周波数)を設定します。

Filter TypeがLPFのときは、カットオフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸くなります。大きくすると音色は明るくなります。

Filter TypeがBPFのときは、カットオフ周波数の値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを作るのに適しています。

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Filter TypeがHPFのときは、カットオフ周波数を高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調されます。

Filter TypeがPKGのときは、カットオフ周波数の値によって強調して発音される倍音成分が変わります。

Resonance(レゾナンス)

カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセをつけます。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。

Resonance Vel Sens(レゾナンス・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでResonanceのかかり具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほどResonanceの効果を大きくするには+の値に、小さくするには-の値にします。

Cutoff Keyfollow(カットオフ・フリケンシー・キーフォロー)

押さえるキーボードの位置によってカットオフ周波数を変化させたいとき設定します。キー(C4)のカットオフ周波数を基準に、+の値にするとC4より高音域のキーを押さえるほどカットオフ周波数が高くなり、-の値にするとカットオフ周波数が低くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

設定した値はディスプレイ右下に図で表示されます。

● TVF Envelope画面([PATCH]→[F3](TVF)→[F2](TVF Env))

TVFエンベロープ(時間の経過に伴うカットオフ周波数の変化)を設定します。

TVFエンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-5-38_25(TVF Envelope画面 XP-80 P.54右)

fig.2-5-39_40(XP-80 P.54右)

Time 1~4(TVFエンベロープ・タイム1~4)

TVFエンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Level 1~4(TVFエンベロープ・レベル1~4)

TVFエンベロープのレベル(Level 1~4)を設定します。各ポイントでのカットオフ周波数を基準のカットオフ周波数([F1](TVF Prm)で設定したCutoff Frequencyの値)からどれくらい変化させるかを決めます。

Envelope Depth(TVFエンベロープ・デプス)

TVFエンベロープの効き具合いを設定します。値を大きくするほど変化が大きくなります。-の値にするとエンベロープの形が反転します。

Velocity Curve(TVFエンベロープ・ベロシティー・カーブ)

キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは設定値の右に表示されます。

Velocity Sens(TVFエンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでTVFエンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、TVFエンベロープの効き具合を大きくするには+の値に、小さくするには-の値にします。

Velocity Time 1

(TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス)

キーを押す強さでTVFエンベロープのTime 1を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、Time 1の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

Velocity Time 4

(TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス)

キーを離す速さでTVFエンベロープのTime 4を変化させるときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

※ノート・オフ・ベロシティーを送信できないMIDIキーボードを接続した場合は、この効果はかかりません。

Time Keyfollow(TVFエンベロープ・タイム・キーフォロー)

押さえるキーによってTVFエンベロープの時間(Time2~4)を変化させるときに設定します。キー(C4)のTVFエンベロープの時間を基準に、+の値にするとC4より高音域のキーを押さえるほど時間が短くなり、-の値にすると時間が長くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3Level 1 Level 2 Level 4

キーを離す�

カットオフ�周波数�

時間�

キーを押す�

84

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85

■音量を変える([F4](TVA))

● TVA Param画面([PATCH]→[F4](TVA)→[F1](TVA Prm))

TVA(Time Variant Amplifier)の設定をします。トーンの音量の変化を設定します。fig.2-5-40_25(TVA Param画面 XP-80 P.55右)

Tone Level(トーン・レベル)

トーンの音量を設定します。主に各トーンの音量バランスをとるときに使います。

※パッチ全体の音量はPatch Level(Common General画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))で設定し、Tone Levelはこの設定に乗算されます。(→P. 72)

Tone Pan(トーン・パン)

トーンの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63R で最も右に定位します。

※パッチ全体の音の定位はPatch Pan(Common General画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))で設定し、Tone Panはこの設定に加算されます。(→P. 72)

Pan Keyfollow(パン・キーフォロー)

押さえるキーボードの位置によって音の定位を変化させます。キー(C4)の定位を基準に、+の値にするとC4より高音域のキーを押さえるほど右に定位し、-の値にすると左に定位します。値を大きくするほど変化が大きくなります。

Random Pan Depth(ランダム・パン・デプス)

キーを押すたびに、不規則に音の定位を変化させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。

Alternate Pan Depth(オルタネイト・パン・デプス)

キーを押すたびに、左右交互に音の定位を移動させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値にはLとRがあり、左右に定位する順番が逆になります。例えば2つのトーンをそれぞれL、Rに設定すると、2つのトーンの定位が交互に入れ替って発音します。

※ Tone Pan、Pan Keyfollow、Random Pan Depth、Alternate Pan Depthの設定において、Structure Type1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

<Bias(バイアス)>

バイアスは押さえるキーボードの位置によって音量を変化させるときに設定します。アコースティック楽器などで、キーボードの位置(音の高さ)によって音量を変えるときなどに使います。

設定した値はディスプレイに図で表示されます。

Direction(バイアス・ディレクション)

Positionに対して変化を与える方向を設定します。

LOWER Positionから低音域の音量を変えます。UPPER Positionから高音域の音量を変えます。LOW&UP Positionから左右対称に音量を変えます。ALL Positionを中心にして直線的に音量を変えま

す。

Position:Level

(バイアス・ポジション:バイアス・レベル)

Positionで、音量を変化させる基準のキーを設定します。

Levelで、Directionの方向に対して音量変化の角度を設定します。値を大きくするほど変化が大きくなります。-の値にすると変化が逆になります。

● TVA Envelope画面([PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVA Env))

TVAエンベロープ(時間の経過に伴う音量の変化)を設定します。

TVAエンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-5-41_25(TVA Envelope画面 XP-80 P.56左)

fig.2-5-42_40(XP-80 P.56左 「鍵盤を押す→キーを押す」に変更すること)

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Time 1~4(TVAエンベロープ・タイム1~4)

TVAエンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次の音量に達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Level 1~3(TVAエンベロープ・レベル1~3)

TVAエンベロープのレベル(Level 1~3)を設定します。各ポイントでの音量を基準の音量([F1](TVAPrm)で設定したTone Levelの値)からどれくらい変化させるかを決めます。

Velocity Curve(TVAエンベロープ・ベロシティー・カーブ)

キーを押す強さでTVAエンベロープの効き具合を変化させるときの変化カーブを7種類の中から選びます。変化カーブは設定値の右に表示されます。

Velocity Sens(TVAエンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでTVAエンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、TVAエンベロープの効き具合を大きくするには+の値に、小さくするには-の値にします。

Velocity Time 1

(TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス)

キーを押す強さでTVAエンベロープのTime 1を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、Time1の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

Velocity Time 4

(TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス)

キーを離す速さでTVAエンベロープのTime 4を変化させるときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4の時間を速くするには+の値に、遅くするには-の値にします。

※ノート・オフ・ベロシティーを送信できないMIDIキーボードを接続した場合は、この効果はかかりません。

Time Keyfollow(TVAエンベロープ・タイム・キーフォロー)

押さえるキーボードの位置によってTVAエンベロープの時間(Time 2~4)を変化させるときに設定します。キー(C4)のTVAエンベロープの時間を基準に、+の値にすると高音域のキーを押さえるほど時間が短くなり、-の値にすると時間が長くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。

■ ビブラートやトレモロをかける([F5](LFO&Ctl))

● LFO1 Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1))

● LFO2 Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F2](LFO 2))

LFO(Low Frequency Oscillator)は周期的な変化を与えるものです。LFOは各トーンに2つあり、ピッチやカットオフ周波数、音量を周期的に変化させ、ビブラート、ワウ、トレモロなどのモジュレーション効果を与えます。どちらのLFOも同じ設定項目を持っているので、まとめて説明します。fig.2-5-43_25(LFO1 Prm画面 XP-80 P.57)

Waveform(LFOウェーブフォーム)

LFOの波形を設定します。波形はディスプレイに図で表示されます。

TRI 三角波SIN 正弦波SAW ノコギリ波SQR 矩形波TRP 台形波S&H サンプル&ホールド波RND ランダム波CHS カオス波

Key Sync(LFOキー・シンク)

キーを弾いたタイミングと、LFOの周期が始まるタイミングを合わせるか(ON)、合わせないか(OFF)設定します。

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3Level 1 Level 2

キーを離す�

音量�時間�

キーを押す�

86

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Rate(LFOレイト)

LFOの周期の速さを設定します。

Ext SyncでCLKを選んだときは、同期のテンポに対する音符の長さでLFOの周期が設定できます。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 LFOレイト

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

※WaveformでCHSを選んだ場合、ここでの設定は無効になります。

Ext Sync(LFOエクスターナル・シンク)

LFOの同期のしかたを設定します。

OFF 同期しません。

CLK 本体や外部からのクロック(テンポ)やペダル・メッセージに同期させます。

※この機能を使うときは、どのクロックを使うか、どのペダル・メッセージを使うかなどの設定が必要です。詳しくは(LFOの周期をクロック(テンポ)に合わせる→P.110)をご覧ください。

Fade Mode(LFOフェード・モード)

LFOのかかりかたを設定します。

ON-IN キーを押した後、徐々にLFOがかかり始めます。

fig.2-5-44_30(XP-80 P.57 別紙参照)

ON-OUT キーを押した後LFOがかかり、徐々にその効果が薄れていきます。

fig.2-5-45_30(XP-80 P.57 別紙参照)

OFF-IN キーを離した後、徐々にLFOがかかり始めます。

fig.2-5-46_30(XP-80 P.57 別紙参照)

OFF-OUT キーを押してから離すまでLFOがかかり、離した後徐々にその効果が薄れていきます。

fig.2-5-47_30(XP-80 P.57 別紙参照)

Delay Time(LFOディレイ・タイム)

Fade ModeがON-INのとき、キーを押してからLFOがかかり始めるまでの時間(ON-OUTのときは持続する時間)を設定します。

Fade ModeがOFF-INのとき、キーを離してからLFOがかかり始めるまでの時間(OFF-OUTのときは持続する時間)を設定します。

Fade Modeの図を参照してください。

Fade Time(LFOフェード・タイム)

ディレイ・タイムの後、LFOの振幅が最大(最小)になるまでの時間を設定します。

Fade Modeの図を参照してください。

Offset(LFOレベル・オフセット)

LFOの波形を、中心となる値(ピッチやカットオフ周波数)から上下にずらします。+の値にすると中心となる値から上で揺れるように波形が移動し、-の値にすると中心となる値から下で揺れるように波形が移動します。

キーを押す�

高(大)

低(小)

ピッチ�カットオフ周波数�

音量�定位�

ディレイ・�タイム�

フェード・�タイム�

デプス�

キー�を押す�

高(大)

低(小)

ディレイ・タイム� フェード・タイム�

デプス�ピッチ�

カットオフ周波数�音量�定位�

高(大)

低(小)

ディレイ・�タイム�

フェード・�タイム�

デプス�

キー�を離す�

キー�を押す�

ピッチ�カットオフ周波数�

音量�定位�

キーを�押す�

高(大)

低(小)

ディレイ・�タイム�

フェード・�タイム�

デプス�

キーを�離す�

ピッチ�カットオフ周波数�

音量�定位�

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<Depth>(LFOデプス)

設定項目ごとにLFO効果のかかり具合を設定します。

ピッチを揺らしたときに得られる効果を「ビブラート効果」と呼びます。

カットオフ周波数を揺らしたときに得られる効果を「ワウ効果」と呼びます。

音量を揺らしたときに得られる効果を「トレモロ効果」と呼びます。

Pitch(ピッチLFOデプス)

LFOをピッチ(音の高さ)にかけるとき、そのかかり具合を設定します。

Filter(フィルターLFOデプス)

LFOをカットオフ周波数にかけるとき、そのかかり具合を設定します。

Level(レベルLFOデプス)

LFOを音量にかけるとき、そのかかり具合を設定します。

Pan(パンLFOデプス)

LFOを音の定位にかけるとき、そのかかり具合を設定します。

※それぞれのデプスが+の値のときと-の値のときでは、ピッチや音量の変化のしかたが逆になります。例えば1つのトーンでデプスを+の値に設定し、もう1つのトーンで-側に同じだけデプスをかけるとうねりの位相が逆になります。これによって、異なるトーンを入れ替わりで鳴らしたり、後で説明する音の定位と組み合わせて周期的に音像を動かしたりできます。

※ Panの設定において、Structure Type 1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

● Control Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F3](Control))

外部MIDIコントローラー(モジュレーション・レバー、フット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルなど)で、トーンの設定をリアルタイムに変化させることができます。MIDIコントローラーを操作するとMIDIメッセージが送信されます。このMIDIメッセージによってトーンの設定の変化をコントロールします。

ここでは、どのMIDIメッセージによって、どのトーンの設定項目を変化させるかを設定します。

詳しくは(トーンの設定を変化させる→P. 106)をご覧ください。fig.2-5-48_25(Control Param画面 XP-80 P.58右)

※ Common Sourceの設定は、Control Source(ControlParam画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))の設定と連動しています。

● Control Switch画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F4](Ctrl Sw))

トーンごとに、ボリューム、パン、ピッチ・ベンドなどのMIDIメッセージの受信について設定します。fig.2-5-49_25(Control Switch画面 XP-80 P.59右)

※一般に、ボリューム・メッセージは音量を、パン・メッセージは音像定位を、ピッチ・ベンド・メッセージは発音中のピッチをコントロールします。さらに、JV-2080ではこれらのMIDIメッセージを使ってEFXの設定やトーンの設定もコントロールできるようになっています。

これらの機能を使うように設定しているときは、使用するMIDIメッセージの受信をOFFにして下さい。受信スイッチがONになっていると、本来の機能も同時にコントロールされます。(→P. 105、107)

Volume(ボリューム・コントロール・スイッチ)

ボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pan(パン・コントロール・スイッチ)

パン・メッセージの受信のしかたを選びます。

OFF 受信しません。

CONTINUOUS メッセージを受信するといつでも設定の音の定位に変えます。

88

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89

KEY-ON 音を鳴らしたときに設定の音の定位に変えます。発音中にメッセージを受信しても次のキーを押すまで設定の定位に変わりません。この場合、設定の定位に変わるのは後から押さえたキーの音だけで、発音中の音の定位は変わりません。

Pitch Bend(ピッチ・ベンド・コントロール・スイッチ)

ピッチ・ベンド・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Hold-1(ホールド1・コントロール・スイッチ)

ホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Redamper(リダンパー・コントロール・スイッチ)

キーを離したときから音が消えるまでの間にホールド1・メッセージを受信した場合、そのときに鳴っている音を持続させるかどうかを切り替えます。持続させるときはONにします。この機能を使うときはHold-1もONにして下さい。ピアノなどの音色ではONにすると効果的です。

■エフェクトの設定をする([PATCH]→[F6](Effects)→[F1]~[F5])

エフェクトの設定は([F1](General)→P. 25、[F2](EFX Prm)→P. 33、[F3](EFX Ctl)→P. 104、[F4](Chorus)→P. 53、[F5](Reverb)→P. 54)をご覧ください。

トーンの設定をコピーをする

任意のパッチのトーンの設定を、現在選んでいるパッチの任意のトーンにコピーすることができます。この機能を利用すると作業が楽になります。

1.パッチが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F2](Copy)を押します。

4.[F1](Tone)を押して、Patch Tone Copy画面を表示させます。

fig.2-5-50_35(画面 XP-80 P.158左 コピー元 コピー先を説明)

コピー元を現在選んでいるパッチにするときは、Sourceを“TEMP”に設定します。

Destinationの“Temporary”は、コピー先が現在選んでいるパッチであることを表しています。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

カーソルがグループ:ナンバーにあるときは、[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]でグループを選ぶこともできます。

カーソルがToneにあるときは、TONE SELECT[1]~[4]でトーンを選ぶこともできます。

7.[F6](Execute)を押して、コピーを実行します。

8.[EXIT]を数回押して、PATCH Play画面に戻ります。

コピー元� コピー先�

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打楽器音の構成要素

リズム・セットは複数の打楽器音を集めたグループのことです。各打楽器音は次の4つの要素で構成されています。fig.2-6-1_60(リズム・セットの内容を示した図 )

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の基本となるPCM波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

JV-2080には、448種類(INT-A:255、INT-B:193)の波形が内蔵されています。(出荷時の設定「ウェーブフォーム」→P. 182)JV-2080に内蔵されているすべての打楽器音は、これらの波形を元に作り、各キーに割り当ててリズム・セットを構成しています。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVAEnvelopeで音量変化を設定します。

MIDIキーボードから設定対象の打楽器音を選択できるようにする

設定対象の打楽器音をJV-2080本体の操作で選ぶか、接続しているMIDIキーボードのキーでも選べるようにするかを設定できます。

Rhythm Edit Key(リズム・エディット・キー)

PNL 本体の[E]~[H]だけで打楽器音を選びます。

PNL&MIDI 本体の[E]~[H]か、接続しているMIDIキーボードのキーを押して、打楽器音を選びます。

例えば、シーケンサーをつなぎ、曲データを聴きながら打楽器音の設定をするときは、“PNL”に設定します。もしPNL&MIDIに設定し、曲データを鳴らすと設定対象の打楽器音が次々と変わってしまいます。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F1](Setup)を押して、Setup画面を表示させます。fig.2-6-2_25

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Rhythm Edit Key”の設定値に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

ノート・ナンバー 98 (D7)

ノート・ナンバー 97 (C#7)

ノート・ナンバー 36 (C2)

ノート・ナンバー 35 (B1)

リズム・トーン(打楽器音)�

リズム・セット�

WG

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

90

リズム・セットを作る

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91

各打楽器の設定をする

リズム・セットの各打楽器音の設定できる項目は、ファンクション・ボタンに次のように割り当てられています。fig.2-6-3_100

次の手順で各打楽器音の設定をします。各設定項目の説明は図の参照ページをご覧ください。

1.使用するリズム・セットを選び、RHYTHM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F2](Key WG)~[F6](Effects)を押して、目的の画面を表示させます。

[F2](Key WG)、[F3](Key TVF)、および[F4](Key TVA)には、それぞれ2つの画面が割り当てられています。[F2]~[F4]を押すたびに、それぞれの2つの画面が切り替わります。

3. Effectsを選んだときは、さらに[F1](General)~[F5](Reverb)を押して、目的の画面を表示させます。

4.[E]~[H]を押して、設定対象の打楽器音(キー)を選びます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※接続したMIDIキーボードのキーを弾いて設定対象の打楽器音(キー)を選ぶこともできます。このときRhythmEdit Key(Setup画面[SYSTEM]→[F1](Setup))を PNL&MID I にする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

キー(ノート・ネーム)とウェーブ・ネームがディスプレイ右上に表示されます。

EffectsのGeneral画面ではキー(ノート・ネーム)のみディスプレイ左に表示されます。

fig.2-6-4_35

※ Effectsの[F2](EFX Prm)~[F5](Reverb)は全打楽器に共通の設定なので、設定対象の打楽器は選べません。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

7. 1~6を繰り返してリズム・セットを完成させます。

8.[EXIT]を押して、RHYTHM Play画面に戻ります。

リズム・セット・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

fig.2-6-6_25

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のリズム・セットに切り替えると、変更したリズム・セットの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

[F2](Key WG)����[F3](Key TVF)���[F4](Key TVA)���[F5](Key Ctl)����[F6](Effects)���

※ 何も印が付いていないものは打楽器音ごとの設定です。�※ #印はテンポラリー・エリアにあるパフォーマンスの�  設定です。�※ [F2](Key WG)~[F4](Key TVA)は、押す�  たびに2つの画面が切り替わります。��

波形の選択、打楽器音のトーンのオン/オフ 、�音の高さなど(→P. 92)�ピッチ・エンベロープ(→P. 93)�

フィルターで音の明るさを変える(→P. 94)�TVFエンベロープ(→P. 94)�

音量、音の定位(→P. 95)�TVAエンベロープ(→P. 95)�

ピッチ・ベンドの変化幅、同時発音禁止、�音を自然減衰させる、�MIDIメッセージの受信のしかた(→P. 96)�

[F1](General)�[F2](EFX Prm)�[F3](EFX Ctl)��[F4](Chorus)�[F5](Reverb)�

  エフェクターの構成(→P. 32)# EFX Type(→P. 33)�# MIDIコントローラーでEFXの�  設定を変化させる(→P. 104)�# コーラス(→P. 53)�# リバーブ(→P. 54)�

リズム・セットを作る(階層構造)�

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値を大きく変更するには

JV-2080は値を変更するとき、「VALUEダイヤル」または「INCボタン」「DECボタン」を使います。これらは次のように操作すると、値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには

[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには

[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

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■波形の設定をするときのポイント

波形を設定するとき、JV-2080は複雑なPCM波形を基準に音作りするため、元波形と全く異なる設定をしようとすると、思ったような結果が得られないことがあります。

JV-2080の内蔵波形は、次の2つに分けられます。

ワン・ショット

減衰時間の短い音。ワンショット波形では、音の立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。この中には打楽器音のようにこれ1つで完成された波形のものもありますが、ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノイズのような楽器のアタック部の構成音なども数多く含まれています。

ループ

減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形は、音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生(ループ)する波形です。この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りのような構成音も数多く含まれています。

● ワン・ショット波形を設定するときの注意

ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそういったエンベロープを設定して、元波形に含まれない成分を引き出そうとしても無効です。

●ループ波形を設定するときの注意

ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞれの楽器らしさを形成しています。

これらの波形は、立ち上がり部分では波形の複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエンベロープで補ってやればよいでしょう。

立ち上がり部分もエンベロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったように設定できないことがあります。fig.2-6-7_60(XP-80 P.42右 パッチ説明のところと同じものを使う)

■ 波形や音の高さを変える([RHYTHM]→[F2](Key WG))

●Wave画面

打楽器音の基本となるPCM波形を選び、その波形に効果をかけたり、音の高さを設定します。fig.2-6-8_25(画面 XP-80 P.70左下)

ウェーブに記憶された�音色変化�

TVFフィルターの�エンベロープ�

音色変化の結果�

ループ部分�

時間�

レベル�

92

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93

Wave Group(ウェーブ・グループ)

打楽器音の基本となる波形のグループを選びます。

INT-A~B 本体に記憶されている波形

XP-A~H EXP-A~Hスロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボードの波形

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、波形一覧から選ぶこともできます。

※装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグループは選べません。

※ XP-A~Hを選ぶと、ディスプレイ下側にウェーブ・エクスパンション・ボードの名前が表示されます。

Wave Number(ウエーブ・ナンバー)

打楽器音の基本となる波形を選びます。( )内にウェーブ・ネームも表示されます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、波形一覧から選ぶこともできます。

Wave Gain(ウェーブ・ゲイン)

波形のゲイン(振幅)を設定します。値は6dB(デシベル)づつ変わります。6dB上がると、ゲインは2倍になります。

Tone Switch(トーン・スイッチ)

打楽器音を鳴らすか(ON)、鳴らさないか(OFF)を設定します。

Coarse Tune(コース・チューン)

打楽器音を鳴らす音の高さを選びます。

Fine Tune(ファイン・チューン)

打楽器音のピッチを、1セント(半音の1/100)単位で上下にそれぞれ1/2半音まで設定します。

Random Pitch Depth(ランダム・ピッチ・デプス)

キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定します。変化させないときは0にします。値の単位はセント(半音の100分の1)です。

● Pitch Envelope画面

ピッチ・エンベロープ(時間の経過に伴うピッチの変化)を設定します。

ピッチ・エンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-6-9_25(画面 XP-80 P.70右)

※ Envelope Mode(Control Param画面[RHYTHM]→[F5](Key Ctl))が“NO-SUS”に設定されているときは、“NO-SUSTAIN”と表示されます。

fig.2-6-10_30(XP-80 P.70右)

Time 1~4(ピッチ・エンベロープ・タイム1~4)

ピッチ・エンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Level 1~4(ピッチ・エンベロープ・レベル1~4)

ピッチ・エンベロープのレベル(Level 1~4)を設定します。各ポイントでのピッチを基準のピッチ(Wave画面で設定したCoarse TuneおよびFine Tuneの値)からどれくらい変化させるかを決めます。+の値に設定すると基準ピッチより高くなり、-の値に設定すると低くなります。

Envelope Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)

ピッチ・エンベロープの効き具合いを設定します。値が大きくなるほどピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。-の値にするとエンベロープの形が反転します。

Velocity Sens(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでピッチ・エンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、ピッチ・エンベロープの効き具合を大きくしたいときは+の値に、小さくしたいときは-の値にします。

Velocity Time

(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム・センス)

キーを押す強さでピッチ・エンベロープ全体の時間を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、ピッチ・エンベロープの時間を速くしたいときは+の値に、遅くしたいときは-の値にします。

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3

Level 4Level 2

Level 1キーを離す�

ピッチ�時間�

キーを押す�

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■フィルターで音の明るさを変える

([RHYTHM]→[F3](Key TVF))

● TVF Param画面

TVF(Time Variant Filter)の設定をします。音の明るさや太さなどを変化させて、打楽器音の音色を加工します。

フィルターの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-6-11_25

Filter Type(フィルター・タイプ)

フィルターの種類を設定します。フィルターとは、特定の周波数帯域をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。

OFF フィルターを使いません。

LPF ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数(Cutoff Frequency)より上の成分をカットします。高域の周波数をカットするので音が丸くなります。最も一般的に使われます。

BPF バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数付近の成分だけ残して他をカットします。クセのある音などを作るのに適しています。

HPF ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数より下の成分をカットします。高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適しています。

PKG ピーキング・フィルター。カットオフ周波数付近の成分を強調します。ドラムの「鳴り」を表現します。

Cutoff Frequency(カットオフ・フリケンシー)

波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カットオフ周波数)を設定します。

Filter TypeがLPFのときは、カットオフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸くなります。大きくすると音色は明るくなります。

Filter TypeがBPFのときは、カットオフ周波数の値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを作るのに適しています。

Filter TypeがHPFのときは、カットオフ周波数を高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調されます。

Filter TypeがPKGのときは、カットオフ周波数の値によって強調して発音される倍音成分が変わります。

Resonance(レゾナンス)

カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセをつけます。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。

Resonance Vel Sens

(レゾナンス・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでResonanceのかかり具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほどResonanceの効果を大きくしたいときは+の値に、小さくしたいときは-の値にします。

● TVF Envelope画面

TVFエンベロープ(時間の経過に伴うカットオフ周波数の変化)を設定します。

TVFエンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-6-12_25

※ Envelope Mode(Control Param画面[RHYTHM]→[F5](Key Ctl))が“NO-SUS”に設定されているときは、“NO-SUSTAIN”と表示されます。

fig.2-6-13_30

Time 1~4(TVFエンベロープ・タイム1~4)

TVFエンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3Level 1 Level 2 Level 4キーを離す�

カットオフ�周波数� 時間�

キーを押す�

94

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95

Level 1~4(TVFエンベロープ・レベル1~4)

TVFエンベロープのレベル(Level 1~4)を設定します。各ポイントでのカットオフ周波数を基準のカットオフ周波数( TVF Param画 面で設定した CutoffFrequencyの値)からどれくらい変化させるかを決めます。

Envelope Depth(TVFエンベロープ・デプス)

TVFエンベロープの効き具合を設定します。値が大きくなるほど変化が大きくなります。-の値にするとエンベロープの形が反転します。

Velocity Sens(TVFエンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでTVFエンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、TVFエンベロープの効き具合を大きくしたいときは+の値に、小さくしたいときは-の値にします。

Velocity Time

(TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム・センス)

キーを押す強さでTVFエンベロープ全体の時間を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、時間変化を速くしたいときは+の値に、遅くしたいときは-の値にします。

■音量と音の定位を変える([RHYTHM]→[F4](Key TVA)

● TVA Param画面

TVA(Time Variant Amplifier)の設定をします。打楽器音の音量の変化と音の定位を設定します。fig.2-6-14_25

Tone Level(リズム・トーン・レベル)

打楽器音の音量を設定します。各打楽器音の音量バランスをとるときに使います。

Tone Pan(リズム・トーン・パン)

打楽器音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

Random Pan Depth(ランダム・パン・デプス)

キーを押すたびに、不規則に音の定位を変化させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。

Alternate Pan Depth(オルタネイト・パン・デプス)

キーを押すたびに、左右交互に音の定位を移動させるときに設定します。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値にはLとRがあり、左右に定位する順番が逆になります。2つの打楽器音それぞれL、Rに設定すると、2つの打楽器音の定位が交互に入れ替って発音します。

● TVA Envelope画面

TVAエンベロープ(時間の経過に伴う音量の変化)を設定します。

TVAエンベロープの状態はディスプレイに図で表示されます。fig.2-6-15_25

※ Envelope Mode(Control Param画面[RHYTHM]→[F5](Key Ctl))が“NO-SUS”に設定されているときは、“NO-SUSTAIN”と表示されます。

fig.2-6-16_30

Time 1~4(TVAエンベロープ・タイム1~4)

TVAエンベロープの時間(Time 1~4)を設定します。値を大きくするほど、次の音量に達するまでの時間(例えばTime 2はLevel 1からLevel 2に達する時間)が長くなります。

Level 1~3(TVAエンベロープ・レベル1~3)

TVAエンベロープのレベル(Level 1~3)を設定します。各ポイントでの音量を基準の音量(TVA Param画面で設定したTone Levelの値)からどれくらい変化させるかを決めます。

Time 1 Time 2 Time 3 Time 4

Level 3Level 1 Level 2キーを離す�

音量�時間�

キーを押す�

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Velocity Sens(TVAエンベロープ・ベロシティー・センス)

キーを押す強さでTVAエンベロープの効き具合を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、TVAエンベロープの効き具合を大きくしたいときは+の値に、小さくしたいときは-の値にします。

Velocity Time

(TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム・センス)

キーを押す強さでTVAエンベロープ全体の時間を変化させるときに設定します。キーを強く押さえるほど、時間変化を速くしたいときは+の値に、遅くしたいと-の値にします。

■ピッチ・ベンドの変化幅/同時発音禁止/音を自然減衰させる

([RHYTHM]→[F5](Key Ctl))

● Control Param画面

本体のコントローラー類の機能や、各キーの発音のしかたについて設定します。fig.2-6-17_25

Bend Range(ベンド・レンジ)

接続したMIDIキーボードのベンダー・レバーを最も左右に傾けたときのピッチの変化幅を、半音単位で±1オクターブまで設定します。

Mute Group(ミュート・グループ)

ミュート・グループは同じ設定値の打楽器音を同時に鳴らさないようにする機能です。

例えば、アコースティックのドラム・セットを考えた場合、オープン・ハイハットとクローズド・ハイハットは同時に鳴らせません。このような状況を再現するために、各ハイハットのミュート・グループのナンバーを同じにします。

ミュート・グループは31個まで設定できます。ミュートしないときはOFFにします。

Envelope Mode(エンベロープ・モード)

ループ波形(→P. 92)を選んでいる場合、通常はキーを押さえている間、音が鳴り続けます。キーを押していても自然に音を減衰させたいときは設定をNO-SUSにします。

※ワン・ショット波形(→P. 92)を選んでいるときは、SUSTAINを選んでも音は持続しません。

Volume(ボリューム・コントロール・スイッチ)

ボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pan(パン・コントロール・スイッチ)

パン・メッセージの受信のしかたを設定します。

OFF 受信しません。

CONTINUOUSメッセージを受信するといつでも指定の音の定位に変えます。

KEY-ON 音を鳴らしたときに指定の音の定位に変えます。発音中にメッセージを受信しても次のキーを押すまで指定の定位に変わりません。この場合、指定の定位に変わるのは後から押さえたキーの音だけで、発音中の音の定位は変わりません。

Hold-1(ホールド1・コントロール・スイッチ)

ホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

※ Envelope ModeでNO-SUSを選んでいるときは無効です。

■ エフェクトの設定をする([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F1]~[F5])

エフェクトの設定は([F1](General)→P. 32、[F2](EFX Prm)→P. 33、[F3](EFX Ctl)→P. 104、[F4](Chorus)→P. 53、[F5](Reverb)→P. 54)をご覧ください。

96

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97

打楽器音の設定をコピーする

任意のリズム・セットの打楽器音の設定を、現在選んでいるリズム・セットの任意のキーにコピーすることができます。この機能を利用すると作業が楽になります。

1.リズム・セットが選ばれていることを確認します。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F2](Copy)を押します。

4.[F1](Key)を押します。Rhythm Key Copy画面が表示されます。

fig.2-6-18_35

コピー元を現在選んでいるリズム・セットにするときは、Sourceを“TEMP”に設定します。

Destinationの“Temporary”は、コピー先が現在選んでいるリズム・セットであることを表しています。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

カーソルがグループ:ナンバーにあるときは、[USER][CARD][PRESET][EXP][A]~[H]でグループを選ぶこともできます。

カーソルが打楽器音(キー)にあるときは、[E]~[H]を押して、打楽器音(キー)を選ぶこともできます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

また、カーソルが打楽器音(キー)にあるときは、接続したMIDIキーボードのキーを弾いて打楽器音(キー)選ぶこともできます。このときRhythm Edit Key(Setup画面[SYSTEM]→[F1](Setup))をPNL&MIDIにする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

7.[F6](Execute)を押して、コピーを実行します。

8.[EXIT]を数回押して、RHYTHM Play画面に戻ります。

コピー元� コピー先�

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JV-2080全体の設定をする

■マスター・チューンとマスター・キー・シフト

マスター・チューンとマスター・キー・シフトは、パッチ、パフォーマンス、リズム・セット、GMシステムすべてに共通の設定です。

Master Tune(マスター・チューン)

JV-2080全体のチューニングをします。表示の値はA4キーの周波数です。

Master Key Shift(マスター・キー・シフト)

JV-2080全体の音域を半音単位で移動します。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F2](Tune)を押します。Tune画面が表示されます。fig.2-7-1_25

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Master Tune”または“Master Key Shift”の設定値に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、マスター・チューンを設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

■スケール・チューン

JV-2080は平均律以外のさまざまな音律にすることができます。音名ごとに平均律のピッチに対するずれを1セント(1/100半音)単位で設定します。

スケール・チューンの設定は、パッチ・モードではすべてのパッチに共通でひとつです。パフォーマンス・モードやGMモードでは、すべてのパフォーマンスに共通で、各パートごとにひとつずつあります。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F2](Tune)を押します。Tune画面が表示されます。fig.2-7-2_60

3.パフォーマンス、GMシステムのいずれかを選んでいるときは、PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ左にパート・ナンバーが表示されます。

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

6.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

<Scale Tune>Switch(スケール・チューン・スイッチ)

スケール・チューンを使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。

平均律以外の音律で鍵盤を演奏したいときはONにします。

98

チューニングをする

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99

スケール・チューン

ディスプレイのキーボード画面で音律を設定します。1オクターブ分(C~B)の設定をすると、全オクターブの音律が設定されます。

<平均律>

1オクターブを12等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に最も広く使われています。JV-2080ではSwitch設定をOFFにすると平均律になります。

<純正律(主音がC)>

平均律と比べると、主要3和音がとても美しく響きます。しかし1つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁ってしまいます。

<アラビア風音階>

平均律と比べて、E、Bは1/2半音低く、C#、F#、G#は1/2半音高い音階です。G~B、C~E、F~G#、B ~C#、E ~F#の音程に中立三度(長三度と短三度の間の音程)を持っています。JV-2080では、G、C、Fの3つの調でアラビア風の音階を楽しめます。

例:音名 平均律 純正律 アラビア風音階

(主音がCの場合)C 0 0 -6C# 0 -8 +45D 0 +4 -2E 0 +16 -12E 0 -14 -51F 0 -2 -8F# 0 -10 +43G 0 +2 -4G# 0 +14 +47A 0 -16 0B 0 +14 -10B 0 -12 -49

パフォーマンスのパートごとに設定する

次の2つのチューニングに関する設定ができます。

■コース・チューン

Coarse Tune(パート・コース・チューン)

各パートの基準となるピッチを±4オクターブの範囲で半音単位に設定します。パッチのピッチを0として相対的に変化します。

■ファイン・チューン

Fine Tune(パート・ファイン・チューン)

Coarse Tuneで設定されたピッチに対して、上下にそれぞれ1/2半音の範囲で1セント(半音の1/100)単位に変化します。

1.使用するパフォーマンスを選び、PERFORM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F3](Part)を押します。Part Param画面が表示されます。

3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.2-7-3_30

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Coarse Tune”または“Fine Tune”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

6.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

パフォーマンス・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

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選んでいる音色を初期化する(イニシャライズ)

イニシャライズには、“DEFAULT”と“PRESET”の2種類があります。

Mode(イニシャライズ・モード)

DEFAULT データの設定を標準的な値にします。いちから自分で音作りをする場合に便利です。

PRESET 出荷時に内蔵されていたUSERグループのデータを復活させます。

リズム・セットの場合は、さらにリズム・セットの中の1つの打楽器音(キー)の設定のみをイニシャライズする方法(Key)と、リズム・セット全体の設定をイニシャライズする方法(All)の2種類があります。

※GMシステムの初期化は(初期化する→P. 128)をご覧ください。

●パフォーマンスとパッチの場合

1.パフォーマンス、またはパッチを選びます。(→P. 17)

“DEFAULT”でイニシャライズする場合は、どのパフォーマンス、またはパッチが選ばれていても構いません。

“PRESET”でイニシャライズする場合は、データを復活させたいUSERグループのパフォーマンス、またはパッチのナンバーを選んでください。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](Init)を押します。各Initialize画面が表示されます。

fig.2-8-1

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、“DEFAULT”または“PRESET”を選びます。

5.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

各Play画面に戻ります。DEFAULTでイニシャライズしたときは、ネームが“INIT PERFORM”または“INITPATCH”になります。

グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※ PR-A~C, E、PR-D(GM(General MIDI))のデータを選んで“PRESET”でイニシャライズすると、同じナンバーのUSERグループのデータが復活します。

●リズム・セットの場合

1.リズム・セットを選びます。(→P. 17)

“DEFAULT”でイニシャライズする場合は、どのリズム・セットが選ばれていても構いません。

“PRESET”でイニシャライズする場合は、データを復活させたいUSERグループのリズム・セットのナンバーを選んでください。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](Init)を押します。

4.

1つの打楽器音(Key)のとき

[F1](Key)を押します。Rhythm Initialize Key画面が表示されます。

リズム・セット全体(All)のとき

[F2](All)を押します。Rhythm Initialize All画面が表示されます。

fig.2-8-2

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、Modeで“DEFAULT”または“PRESET”を選びます。

Keyのときは、さらにイニシャライズをする打楽器音(キー)を選んでください。

[ ][ ]を押してカーソルを設定する項目に合わせ、VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押してキーを選びます。

100

元の設定に戻す

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101

または、[E]~[H]を押してキーを選びます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

※カーソルがKeyにあるときは、接続したMIDIキーボードのキーを弾いてイニシャライズをする打楽器音(キー)を選ぶこともできます。このときRhythm Edit Key(Setup 画面[SYSTEM]→[F1](Setup))をPNL&M ID I にする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

6.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

RHYTHM Play画面に戻ります。

AllのDEFAULTでイニシャライズしたときは、ネームが“INIT SET”になります。

グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※ PR-A~C, E、PR-D(GM(General MIDI))のデータを選んで“PRESET”でイニシャライズすると、USERグループの同じナンバーのデータが復活します。

すべての設定を出荷時の設定に戻す(ファクトリー・プリセット)

JV-2080に記録されているすべての設定を出荷時の設定に戻します。

※ JV-2080本体内にすでに作った大切なデータが保存されている場合、この操作を行うと、それらのデータがすべて失われてしまいます。データを残しておきたい場合は、別売のDATAカードに保存するか(→P. 58)、外部MIDIシーケンサーにデータを転送して保存してください。(→P. 129)

1.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F6](Menu)を2回押して、Menu 3を選びます。

3.[F1](Factory)を押します。Factory Preset画面が表示されます。

fig.2-8-3_25

4.[F6](Execute)を押して、ファクトリー・プリセットを実行します。

実行せずにFactory Preset画面から抜けるには、[EXIT]を押します。

ファクトリー・プリセット後はPATCH Play画面になります。

※“Write Protect ON”と表示される場合があります。この場合は、[DEC]を押して設定を“Write Protect OFF”にし、[F6](OK)を押して表示を消した後、もう一度[F6](Execute)を押してファクトリー・プリセットを実行します。(Write Protect →P. 61)

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103

MIDIコントローラーを使って音色をリアルタイムに変化させる …………104

EFXの設定を変化させる ……………………………104トーンの設定を変化させる …………………………106

パッチをクロック(テンポ)に合わせて鳴らす ………………………110

LFOの周期をクロック(テンポ)に合わせる ……110EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる ……114フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)を

クロック(テンポ)に合わせる …………117ディレイの時間をクロック(テンポ)に合わせる 119

GM音源として使うには …………………………124

GM音源に切り替える ………………………………124GMスコアを再生する ………………………………124特定の演奏パートをミュートする

(パートのオン/オフ) ……………………125エフェクトのオン/オフをする

([EFX][CHORUS][REVERB])……125各パートの設定をする ………………………………125パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ …………127エフェクト ……………………………………………127

初期化する(イニシャライズ) ……………………128

データを転送する …………………………………129

外部MIDI機器に転送する ……………………………129DATAカードに転送する ……………………………130本体に転送する ………………………………………131データをまとめて転送する …………………………132DATAカードと本体間のデータの転送 ……………132DATAカードと本体間のデータの交換 ……………133

MIDIに関する設定をする …………………………135

受信チャンネルを設定する …………………………135パフォーマンスの各パート …………………………135パッチ・モード ………………………………………135MIDIメッセージでパフォーマンスを

切り替えるための設定 ………………………136デバイスIDナンバーと全体の

送受信スイッチを設定する ………………136受信スイッチを設定する ……………………………137パフォーマンスの各パートの設定 …………………137パッチの各トーンの設定 ……………………………138リズム・セットの各打楽器の設定 …………………139

JV-2080を複数台使って同時発音数を増やす ……140MIDIメッセージを選ぶ ………………………………140音量を変えるMIDIメッセージを選ぶ ………………140アフタータッチを効かせるMIDIメッセージを選ぶ 140

環境設定と状態確認 ………………………………142

環境設定をする ………………………………………142LCDコントラスト ……………………………………142パッチやリズム・セット選んだときに

発音中の音を残す ……………………………142電源投入時の状態 ……………………………………142画面の文字の種類 ……………………………………142

状態を確認する ………………………………………143ウェーブ・エクスパンション・ボード装着状態 …143DATAカードの名前 …………………………………143バッテリーの状態 ……………………………………143パフォーマンスやGMシステムの

各パートのMIDI受信状態 ……………………143

目的別操作ガイド(応用編)

第3章

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外部MIDIコントローラー(モジュレーション・レバー、フット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルなど)を使って、EFXの設定やトーンの設定をリアルタイムに変化させることができます。

MIDIメッセージはMIDIコントローラーを操作すると送信されます。このMIDIメッセージによってEFXの設定やトーンの設定の変化をコントロールすることで、より豊かな表現力が得られます。

EFXの設定を変化させる

変化させることができる設定項目はEFX Typeによってあらかじめ決まっており、P. 33~53にて説明しているEFXTypeの設定項目のうち、“#”マークが付いている項目です。(“#1”、“#2”は、2つの設定項目が同時に変化します。→P. 46)各パッチ、各パフォーマンス、各リズム・セット、GMシステムごとに設定ができます。

1. EFX Typeを選びます。

EffectsのGeneral画面で設定します。(エフェクターの構成を設定する→P. 25、28)

2.各Play画面から以下の手順でボタンを押して、EFXControl画面を表示します。

パフォーマンスとGMシステムのとき

[F5](Effects)→[F3](EFX Ctl)

パッチとリズム・セットのとき

[F6](Effects)→[F3](EFX Ctl)

パフォーマンスでは3つのEFXが設定できます。[F3](EFXCtl)を数回押して、EFX-A Control画面、EFX-B Control画面、EFX-C Control画面のいずれかを表示させます。

fig.3-1-1

※パフォーマンスのEFX-A~C SourceがPart 1~9、11~16のいずれかに設定されているとき、ディスプレイ右上に*マークが表示されます。これはEFX Controlの設定項目がパッチの設定項目であることを表しています。

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

<Control Source:Depth>

(EFXコントローラー1, 2・コントロール・ソース:デプス)

EFX Ctrl 1, 2(EFXコントローラー1, 2)にEFXの変化をコントロールするMIDIメッセージ(Source)と変化量(Depth)を設定します。

変化させることができる設定項目は右の()内に表示されます。これは、手順1で選んだEFX Typeによって変わります。変化させることができる設定項目が1つしかないEFX Typeを選んでいるときは、EFX Ctrl 2が(---------------)と表示されます。

<Depth>

設定項目を現在の値から+方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるには+の値に、-方向(小さい値、左方向、遅いなど)に変化させるには-の値に設定します。+-共に数値が大きいほど変化は大きくなります。各設定項目の値はEFX Param画面([F2](EFX Prm))で設定します。(→P. 33)

<Source>

OFF コントロールしないSYS-CTRL1 システム・コントローラー1*SYS-CTRL2 システム・コントローラー2*MODULATION モジュレーション

(コントローラー・ナンバー1)BREATH ブレス(コントローラー・ナンバー2)FOOT フット(コントローラー・ナンバー4)VOLUME ボリューム

(コントローラー・ナンバー7)PAN パン(コントローラー・ナンバー10)EXPRESSION エクスプレッション

(コントローラー・ナンバー11)PITCH BEND ピッチ・ベンドAFTERTOUCH アフタータッチ

104

MIDIコントローラーを使って音色をリアルタイムに変化させる

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105

※各パッチ、各パフォーマンス、各リズム・セット、GMシステムそれぞれに違うMIDIメッセージを設定する必要がないときや、ここでは指定できないMIDIメッセージでコントロールしたいときは、“SYS-CTRL1”または“SYS-CTRL2”を選びます。これらを選んだときは、ディスプレイ下側にSYS-CTRL1, 2で設定されているMIDIメッセージが表示されます。

SYS-CTRL1, 2はJV-2080全体で共通のMIDIメッセージを設定する項目で、次の手順で設定します。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Control)を押します。Control Assign画面が表示されます。

Control Source画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-1-2

3.[ ][ ]を押して、カーソルを“System Control 1”または“System Control 2”の設定値に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDIメッセージを設定します。

CC01~95 コントローラー・ナンバー1~95(6、32~63を除く)

PITCH BEND ピッチ・ベンドAFTERTOUCH アフタータッチ

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、MIDIメッセージ一覧から選ぶこともできます。[F5](Prev)または[F6](Next)を押すと、表示が10個ずつ切り替わります。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※次のMIDIメッセージを設定したときは、各受信スイッチをOFFに設定してください。ONになっていると、各メッセージの本来の機能も同時にコントロールされます。

パフォーマンスのとき

VOLUME、HOLD 1(→P. 68)パッチのとき

VOLUME、PAN、PITCH BEND、HOLD 1(→P. 88)

リズム・セットのとき

VOLUME、PAN、HOLD 1(→P. 96)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

EFXコントロール・ソースを設定するときの注意

出荷時は、トーンの設定の変化をコントロールするMIDIメッセージが“SYS-CTRL1”または“SYS-CTRL2”に設定されているパッチがほとんどです。この状態で、EFXの設定の変化をコントロールするMIDIメッセージに“SYS-CTRL1”または“SYS-CTRL2”を設定して操作をすると、両方の設定が変化しますのでご注意ください。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

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外部MIDIコントローラー(フット・スイッチ)でロータリー

のスピードを切り替えるには

クイック・スタートではモジュレーション・レバーでロータリーのスピードを切り替える方法を説明しました。

ここではロータリーのスピード切り替えをフット・スイッチでする方法を説明します。ロータリーのスピード切り替えをフット・スイッチにすると、モジュレーション・レバーでの切り替えとは違い、両手がキーボードの演奏に使えるようになり便利です。パッチPR-A:54 Rocker Spinを使って説明します。

1.別売のフット・スイッチ(FS-5L)を外部機器(MIDIキーボードなど)に接続します。

2.フット・スイッチを踏むとFOOT:フット(コントローラー・ナンバー4)が送信されるように設定します。

詳しくは、外部機器の取扱説明書をご覧ください。

3.パッチPR-A:54 Rocker Spinを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

このパッチはEFXに8:ROTARY(ロータリー)を使っています。

4. EFX Control画面([F6](Effects)→[F3](EFX Ctl))を表示させます。

5. EFX Ctrl 1のControl Sourceを“FOOT”に、Depthを“+63”に設定します。

キーボードを弾いて音を出しながらフット・スイッチを踏んでみましょう。

フット・スイッチを踏むたびに、ロータリーのスピード(速い/遅い)が切り替わります。

EFXの8:ROTARY(ロータリー)を使った他のパッチでも試してみてください。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

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<Peak&Hold>(EFXコントローラー・ピーク&ホールド)

(パッチのみ)

EFXの設定を変化させたときにペダル・メッセージ(コントロール・チェンジ・メッセージの Hold1, 2,Sostenuto, Soft)を使って、MIDIコントローラーによるEFXの設定変化状態を保つことができます。

EFX Ctrl Peak&Holdによってペダル・メッセージ受信後の状態を設定します。

OFF ペダル・メッセージを受信しても変化させた状態を保ちません。

HOLD ペダル・メッセージを受信すると、現在の設定値を保ちます。

PEAK ペダル・メッセージを受信すると、現在の設定値を保ちます。その後、より大きな値になると、その値を新たに保ちます。

HOLDまたはPEAKに設定したときは、ディスプレイ下にHold Control SourceまたはPeak Control Sourceで設定されているペダル・メッセージが表示されます。

※この機能を使うには、Hold Control Source, PeakControl Source の設定値をペダル・メッセージにしなければなりません。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Control)を押します。Control Source画面が表示されます。

Control Assign画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-1-3

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Hold”または“Peak”の設定値に合わせます。

EFX Ctrl Peak&Holdの設定を、HOLDにしたときは“Hold”を設定し、PEAKにしたときは“Peak”を設定します。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、ペダル・メッセージを設定します。

OFF コントロールしません。HOLD-1 ホールド1

(コントローラー・ナンバー64)

SOSTENUTO ソステヌート(コントローラー・ナンバー66)

SOFT ソフト・ペダル(コントローラー・ナンバー67)

HOLD-2 ホールド2(コントローラー・ナンバー69)

5.[EXIT]を数回押して、PATCH Play画面に戻ります。

※ここで選んだペダル・メッセージは、MIDI規格で定義された通常の働きをしなくなりますので、ご注意ください。

トーンの設定を変化させる

●MIDIメッセージと変化させる設定項目を選ぶ

まず、どのMIDIメッセージでどの設定項目をどれだけ変化させるのかを設定します。

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F5](LFO&Ctl)を押します。

3.[F3](Control)を押します。Control Param画面が表示されます。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定するトーンを選びます。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にトーン・ナンバーが表示されます。

fig.3-1-4

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

7.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

106

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107

パッチ・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※手順3の後、[F6](Palette)を押すと、4つのトーンの値がディスプレイにまとめて表示され、各トーンの設定値を比較しながら設定することができます。

<Common Source>

(パッチ・コントローラー1~3・コントロール・ソース)

トーンの変化をコントロールするMIDIメッセージは、3つ(Crtl 1~3(コントローラー1~3))まで設定できま す 。 た だ し 、 Crtl 1の MIDI メ ッ セ ー ジ はMODULATIONに固定されています。

これは4つのトーンに共通な設定なので、手順4をする必要はありません。

OFF コントロールしないSYS-CTRL1 システム・コントローラー1*SYS-CTRL2 システム・コントローラー2*MODULATION モジュレーション

(コントローラー・ナンバー1)BREATH ブレス(コントローラー・ナンバー2)FOOT フット(コントローラー・ナンバー4)VOLUME ボリューム

(コントローラー・ナンバー7)PAN パン(コントローラー・ナンバー10)EXPRESSION エクスプレッション

(コントローラー・ナンバー11)PITCH BEND ピッチ・ベンドAFTERTOUCH アフタータッチLFO1 LFO 1LFO2 LFO 2VELOCITY ベロシティーKEYFOLLOW キー・フォロー

(C4を0とするキーの位置)PLAYMATE プレイメイト

(ノート・オンとノート・オンの間隔)

※ LFO1, 2、VELOCITY、KEYFOLLOW、PLAYMATEはMIDIメッセージではありませんが、これらでもトーンの変化をコントロールできます。

※この設定は、Control Source(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))の設定と連動しています。(→P. 109)

※各パッチに違うMIDIメッセージを設定する必要がないときや、ここでは指定できないMIDIメッセージでコントロールしたいときは、“SYS-CTRL1”または“SYS-CTRL2”を選びます。これらを選んだときは、ディスプレイ下側にSYS-CTRL1, 2で設定されているMIDIメッセージが表示されます。

SYS-CTRL1, 2はJV-2080全体で共通のMIDIメッセージを設定する項目で、次の手順で設定します。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Control)を押します。Control Assign画面が表示されます。

Control Source画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-1-5

3.[ ][ ]を押して、カーソルを“System Control 1”または“System Control 2”の設定値に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDIメッセージを設定します。

CC01~95 コントローラー・ナンバー 1 ~ 95(6、32~63を除く)

PITCH BEND ピッチ・ベンドAFTERTOUCH アフタータッチ

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、MIDIメッセージ一覧から選ぶこともできます。[F5](Prev)または[F6](Next)を押すと、表示が10個ずつ切り替わります。

5.[EXIT]を数回押して、PATCH Play画面に戻ります。

※ VOLUME、PAN、PITCH BEND、またはHOLD 1を設定したときは、各受信スイッチをOFFに設定してください。ONになっていると、各メッセージの本来の機能も同時にコントロールされます。(→P. 88)

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<Control Dest:Depth>

(パッチ・コントローラー1~3・コントロール・デスティ

ネーション:デプス)

Ctrl1~3は各トーンごとに4つまでの設定項目を同時に変化させることができます。

Ctrl1~3で、変化させるトーンの設定項目(Dest)と変化量(Depth)を設定します。

<Dest>

OFF コントロールしませんPCH ピッチ

TVFの設定項目[PATCH]→[F3](TVF)→

[F1](TVF Prm)(→P. 83、84)

CUT Cutoff FrequencyRES Resonance

TVAの設定項目[PATCH]→[F4](TVA)→

[F1](TVA Prm)(→P. 85)

LEV Tone LevelPAN Tone Pan

Effectsの設定項目[PATCH]→[F6](Effects)→

[F1](General)(→P. 26、27)

MIX MIX/EFX Send LevelCHO Chorus Send LevelREV Reverb Send Level

LFOの設定項目[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→

[F1](LFO1)または[F2](LFO2)(→P. 87、88)

PL1 LFO1 Pitch DepthPL2 LFO2 Pitch DepthFL1 LFO1 Filter DepthFL2 LFO2 Filter DepthAL1 LFO1 Level DepthAL2 LFO2 Level DepthpL1 LFO1 Pan DepthpL2 LFO2 Pan DepthL1R LFO1 RateL2R LFO2 Rate

※ Structure Type 1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、PAN、MIX、CHO、REV、pL1、pL2の場合は、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

<Depth>

設定項目を現在の値から+方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させるには+の値に、-方向(小さい値、左方向、遅いなど)に変化させるには-の値に設定します。+-共に数値が大きいほど変化は大きくなります。各設定項目の値の設定のしかたは<Dest>に書いてある参照ページをご覧ください。

●変化させた状態を保つ

トーンの設定を変化させたときにペダル・メッセージ(コントロール・チェンジ・メッセージの Hold1, 2,Sostenuto, Soft)を使って、MIDIコントローラーによるトーンの設定変化状態を保つことができます。

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示します。(→P. 17)

2.[F1](Common)を押します。

3.[F2](Control)を押します。Common Control画面が表示されます。

fig.3-1-6

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルをCtrl 1~3の右側の項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

6.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

パッチ・グループの左側に設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

<Control Source:Peak&Hold>(パッチ・コントローラー1~3・

コントロール・ソース:ピーク&ホールド)

<Peak&Hold>

Ctrl 1~3にペダル・メッセージ受信後の状態を設定します。

OFF ペダル・メッセージを受信しても変化させた状態を保ちません。

HOLD ペダル・メッセージを受信すると、現在の設定値を保ちます。

108

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109

PEAK ペダル・メッセージを受信すると、現在の設定値を保ちます。その後、より大きな値になると、その値を新たに保ちます。

HOLDまたはPEAKに設定したときは、ディスプレイ下にHold Control SourceまたはPeak Control Sourceで設定されているペダル・メッセージが表示されます。

※この機能を使うには、Hold Control Source, PeakControl Source の設定値をペダル・メッセージにしなければなりません。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Control)を押します。Control Source画面が表示されます。

Control Assign画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-1-7

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Hold”または“Peak”の設定値に合わせます。

EFX Ctrl Peak&Holdの設定を、HOLDにしたときは“Hold”を設定し、PEAKにしたときは“Peak”を設定します。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、ペダル・メッセージを設定します。

OFF コントロールしません。HOLD-1 ホールド1

(コントローラー・ナンバー64)SOSTENUTO ソステヌート

(コントローラー・ナンバー66)SOFT ソフト・ペダル

(コントローラー・ナンバー67)HOLD-2 ホールド2

(コントローラー・ナンバー69)

5.[EXIT]を数回押して、PATCH Play画面に戻ります。

※ここで選んだペダル・メッセージは、MIDI規格で定義された通常の働きをしなくなりますので、ご注意ください。

<Control Source>

トーンの変化をコントロールするMIDIメッセージは、3つ(Crtl 1~3(コントローラー1~3))まで設定できます。ただし、Crtl 1のMIDIメッセージはMODULATIONに固定されています。

※この設定は、Common Source(Control Param画面[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F3](Control))の設定と連動しています。詳しくは(→P. 107)をご覧ください。

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LFOの周期をクロック(テンポ)に合わせる

LFOの周期は、「内部クロック」や「外部クロック」、「ペダルを踏む間隔」に同期させることができます。

※パッチPR-B:47, 49, 51~56, 69、PR-C:34, 93, 97,99, 123は、LFOを使っています。いずれかを選んでLFOの周期をクロックに同期させてみましょう。

●内部クロックに合わせる(LFO)

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させるか、JV-2080全体で共通のクロックに同期させることができます。

手順5は関係するところをお読みください。

1.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

2. LFO 1 Param画面またはLFO 2 Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-1

3. EXT Syncを“CLK”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

4. Rateを設定します。

LFOの周期は、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 LFOの周期

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

なお、音の揺れる深さは、<Depth>の各設定項目を好みの値に設定してください。

LFOの各項目の説明は(→P. 86)をご覧ください。

5.

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させる

とき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“PATCH”に設定します。

C. Patch Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-2

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“PERFORM”に設定します。

C. Performance Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

※パフォーマンスのときは、各パッチのClock SourceおよびPatch Tempoの設定が無効になります。

fig.3-2-3

110

パッチをクロック(テンポ)に合わせて鳴らす

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111

JV-2080全体で共通のクロックに同期させるとき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-4

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

6.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

※ Patch Tempo、Performance Tempo、System Tempoの各クロックは、MIDI OUTコネクターから出力されません。

●外部クロックに合わせる(LFO)

1.外部機器(MIDIシーケンサーなど)を接続します。

外部機器の取扱説明書を参照して、MIDIクロックが出力されるように設定してください。

2.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

3. LFO 1 Param画面またはLFO 2 Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-5

4. EXT Syncを“CLK”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

5. Rateを設定します。

LFOの周期は、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 LFOの周期

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

なお、音の揺れる深さは、<Depth>の各設定項目を好みの値に設定してください。

LFOの各項目の説明は(→P. 86)をご覧ください。

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6.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-6

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-7

7. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

8. Clock Sourceを“MIDI”に設定します。fig.3-2-8

外部機器のクロックがExternal Tempoに表示され、この値に同期します。

外部機器のクロックをいろいろな値に設定してみましょう。

9.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

●ペダルを踏む間隔に合わせる(LFO)

1.ペダルを外部機器(MIDIキーボードなど)に接続します。

2. Control Source画面を表示させます。([SYSTEM]→[F4](Control))

Control Assign画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-2-9

3. Tapをクロックのテンポを決めるMIDIメッセージに設定します。

ペダル操作によって送信されるMIDIメッセージを選びましょう。

Tap(タップ・コントロール・ソース)

OFF コントロールしません。HOLD-1 ホールド1

(コントローラー・ナンバー64)SOSTENUTO ソステヌート

(コントローラー・ナンバー66)SOFT ソフト・ペダル

(コントローラー・ナンバー67)HOLD-2 ホールド2

(コントローラー・ナンバー69)

4.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

5. LFO 1 Param画面またはLFO 2 Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

112

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113

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1)または[F2](LFO 2)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-10

6. EXT Syncを“CLK”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

7. Rateを設定します。

LFOの周期は、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個打つ早さ)のとき

設定値 LFOの周期

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

なお、音の揺れる深さは、<Depth>の各設定項目を好みの値に設定してください。

LFOの各項目の説明は(→P. 86)をご覧ください。

8.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-11

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-12

9. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

10.Clock Sourceを“INT”に設定します。fig.3-2-13

ペダルを踏むテンポがSystem Tempoに表示され、この値に同期します。

ペダルをいろいろなタイミングで踏んでみましょう。

11.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

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EFXの変化をクロック(テンポ)に合わせる

次の3つのEFX Typeでは、記述の設定項目を「内部クロック」や「外部クロック」に同期させることができます。

EFX Type クロックに同期させら

れる設定項目

16:STEP-FLANGER Step Rate19:TRIPLE-TAP-DELAY Delay Center、Left、Right20:QUADRUPLE-TAP-DELAY Delay 1~4

パッチ、パフォーマンス、GMシステムに対して設定することができます。

※パッチPR-C:94, 96, 98は16:STEP-FLANGER、PR-B:57, 68は19:TRIPLE-TAP-DELAY、PR-B:65は20:QUADRUPLE-TAP-DELAYをそれぞれ使っています。いずれかを選んで各設定項目をクロックに同期させてみましょう。

●内部クロックに合わせる(EFX)

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させるか、JV-2080全体で共通のクロックに同期させることができます。GMシステムは、JV-2080全体で共通のクロックにのみ同期させることができます。

手順4では関係するところをお読みください。

1.パッチ、パフォーマンス、またはGMシステムを選び、16:STEP-FLANGER、19:TRIPLE-TAP-DELAY、20:QUADRUPLE-TAP-DELAYのいずれかのEFX Typeを設定します。(→P. 26、29)

2.

パッチのとき

EFX Param画面を表示させます。

[PATCH]→[F6](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-14

パフォーマンスのとき

EFX-A~C Param画面を表示させます。

[PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-15

GMシステムのとき

EFX Param画面を表示させます。

[SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-16

3.次の設定項目を音符で設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

EFX Type クロックに同期させら

れる設定項目

16:STEP-FLANGER Step Rate19:TRIPLE-TAP-DELAY Delay Center、Left、Right20:QUADRUPLE-TAP-DELAY Delay 1~4

周期やディレイの時間は、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 周期やディレイの時間

(2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

(4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

(8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

EFXの各項目の説明は(16:STEP-FLANGER→P. 41、19:TRIPLE-TAP-DELAY→P. 43、20:QUADRUPLE-TAP-DELAY→P. 44)をご覧ください。

114

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115

4.

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させる

とき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“PATCH”に設定します。

C. Patch Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-17

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“PERFORM”に設定します。

C. Performance Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-18

※パフォーマンスのときは、各パッチのClock SourceおよびPatch Tempoの設定が無効になります。

JV-2080全体で共通のクロックに同期させるとき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-19

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

GMシステムのとき

A. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

B. Clock Sourceを“INT”に設定します。

C. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。(GMシステムのときは表示されません。)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)(GMシステムのときは、設定を保存することはできません。)

※ Patch Tempo、Performance Tempo、System Tempoの各クロックは、MIDI OUTコネクターから出力されません。

●外部クロックに合わせる(EFX)

1.外部機器(MIDIシーケンサーなど)を接続します。

外部機器の取扱説明書を参照して、MIDIクロックが出力されるように設定してください。

2.パッチ、パフォーマンス、またはGMシステムを選び、16:STEP-FLANGER、19:TRIPLE-TAP-DELAY、20:QUADRUPLE-TAP-DELAYのいずれかのEFX Typeを設定します。(→P. 26、29)

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3.

パッチのとき

EFX Param画面を表示させます。

[PATCH]→[F6](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-20

パフォーマンスのとき

EFX-A~C Param画面を表示させます。

[PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-21

GMシステムのとき

EFX Param画面を表示させます。

[SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm)fig.3-2-22

4.次の各設定項目を音符で設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

EFX Type ク ロ ッ ク に 同 期 さ せ

られる設定項目

16:STEP-FLANGER Step Rate19:TRIPLE-TAP-DELAY Delay Center、Left、Right20:QUADRUPLE-TAP-DELAY Delay 1~4

周期やディレイの時間は、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個

打つ早さ)のとき

設定値 周期やディレイの時間

(2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

(4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

(8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

EFXの各項目の説明は(16:STEP-FLANGER→P. 41、19:TRIPLE-TAP-DELAY→P. 43、20:QUADRUPLE-TAP-DELAY→P. 44)をご覧ください。

5.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-23

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-24

※ GMシステムのときは、手順5をする必要はありません。

6. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

7. Clock Sourceを“MIDI”に設定します。fig.3-2-25

外部機器のクロックがExternal Tempoに表示され、この値に同期します。

外部機器のクロックをいろいろな値に設定してみましょう。

116

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117

8.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。(GMシステムのときは表示されません。)

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)(GMシステムのときは、設定を保存することはできません。)

フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)をクロック(テンポ)に合わせる

別売のウェーブ・エクスパンション・ボード“SR-JV80-10:BASS&DRUMS”の中には、テンポ(BPM)の表示のあるウェーブ(フレーズ・ループ)を使用しているパッチがあります。このフレーズ・ループを「内部クロック」や「外部クロック」に同期させることができます。

※ウェーブ・エクスパンション・ボード“SR-JV80-10:BASS&DRUMS”のパッチ119~128は、フレーズ・ループを使用しています。いずれかを選んでフレーズ・ループをクロックに同期させてみましょう。

※ JV-2080本体には、テンポ(BPM)の表示のあるウェーブ(フレーズ・ループ)は内蔵されていません。

※フレーズ・ループ(ブレーク・ビーツ)をクロック(テンポ)に合わせると、ピッチに関する設定(→P. 82)、およびFXMに関する設定(→P. 80)は無効になります。

※ Structure Type 1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

● 内部クロックに合わせる(フレーズ・ループ)

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させるか、JV-2080全体で共通のクロックに同期させることができます。

手順6は関係するところをお読みください。

1.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

2.Wave Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

fig.3-2-26

3. TONE SELECT[1]~[4]を押して、テンポ(BPM)の表示のあるウェーブ(フレーズ・ループ)を使用しているトーンを選びます。

Wave Numberの下側の( )内に、ウェーブ・ネームと共にテンポ(BPM)が表示されます。

4. <Tone Delay>のModeを“TEMPO-SYNC”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

5. <Tone Delay>のTimeを“0< ”に設定します。

※ 0以外の値に設定すると、ディレイ効果がかかり、思ったとおりの演奏ができません。

6.

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させる

とき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“PATCH”に設定します。

C. Patch Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-27

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パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“PERFORM”に設定します。

C. Performance Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

※パフォーマンスのときは、各パッチのClock SourceおよびPatch Tempoの設定が無効になります。

fig.3-2-28

JV-2080全体で共通のクロックに同期させるとき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-29

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

7.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

※ Patch Tempo、Performance Tempo、System Tempoの各クロックは、MIDI OUTコネクターから出力されません。

●外部クロックに合わせる(フレーズ・ループ)

1.外部機器(MIDIシーケンサーなど)を接続します。

外部機器の取扱説明書を参照して、MIDIクロックが出力されるように設定してください。

2.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

3.Wave Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

fig.3-2-30

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、テンポ(BPM)の表示のあるウェーブ(フレーズ・ループ)を使用しているトーンを選びます。

118

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119

Wave Numberの下側の( )内にウェーブ・ネームと共にテンポ(BPM)が表示されます。

5. <Tone Delay>のModeを“TEMPO-SYNC”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

6. <Tone Delay>のTimeを“0< ”に設定します。

※ 0以外の値に設定すると、ディレイ効果がかかり、思ったとおりの演奏ができません。

7.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-31

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-32

8. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

9. Clock Sourceを“MIDI”に設定します。fig.3-2-33

外部機器のクロックがExternal Tempoに表示され、この値に同期します。

外部機器のクロックをいろいろな値に設定してみましょう。

10.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

ディレイの時間をクロック(テンポ)に合わせる

トーン・ディレイの時間は、「内部クロック」や「外部クロック」、「ペダルを踏む間隔」に同期させることができます。

※パッチPR-E 73は、トーン・ディレイを使っています。

※ Structure Type 1&2(3&4)(Structure画面[PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))でType2~10のいずれかを選んでいるとき、トーン1と2の出力はトーン2に、トーン3と4の出力はトーン4にまとめられます。そのため、トーン1はトーン2の設定、トーン3はトーン4の設定に従います。(→P. 74)

●内部クロックに合わせる(ディレイ)

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させるか、JV-2080全体で共通のクロックに同期させることができます。

手順5では関係するところをお読みください。

1.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

2.Wave Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

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※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-34

3. <Tone Delay>のModeを“CLOCK-SYNC”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

4. <Tone Delay>のTimeを設定します。

ディレイ・タイムは、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個打つ早さ)のとき

設定値 ディレイ・タイム

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

5.

パッチごと、パフォーマンスごとのクロックに同期させる

とき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“PATCH”に設定します。

C. Patch Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-35

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“PERFORM”に設定します。

C. Performance Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

※パフォーマンスのときは、各パッチのClock SourceおよびPatch Tempoの設定が無効になります。

fig.3-2-36

JV-2080全体で共通のクロックに同期させるとき

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

fig.3-2-37

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。

C. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

D. Clock Sourceを“INT”に設定します。

E. System Tempoの値に同期します。いろいろな値に設定してみましょう。

120

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121

6.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

※ Patch Tempo、Performance Tempo、System Tempoの各クロックは、MIDI OUTコネクターから出力されません。

●外部クロックに合わせる(ディレイ)

1.外部機器(MIDIシーケンサーなど)を接続します。

外部機器の取扱説明書を参照して、MIDIクロックが出力されるように設定してください。

2.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

3.Wave Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-38

4. <Tone Delay>のModeを“CLOCK-SYNC”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

5. <Tone Delay>のTimeを設定します。

ディレイ・タイムは、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個打つ早さ)のとき

設定値 ディレイ・タイム

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

6.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-39

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-40

7. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

8. Clock Sourceを“MIDI”に設定します。fig.3-2-41

外部機器のクロックがExternal Tempoに表示され、この値に同期します。

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外部機器のクロックをいろいろな値に設定してみましょう。

9.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

●ペダルを踏む間隔に合わせる(ディレイ)

1.ペダルを外部機器(MIDIキーボードなど)に接続します。

2. Control Source画面を表示させます。([SYSTEM]→[F4](Control))

Control Assign画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-2-42

3. Tapをクロックのテンポを決めるMIDIメッセージに設定します。

ペダル操作によって送信されるMIDIメッセージを選びましょう。

Tap(タップ・コントロール・ソース)

OFF コントロールしません。HOLD 1 ホールド1

(コントローラー・ナンバー64)SOSTENUTO ソステヌート

(コントローラー・ナンバー66)SOFT ソフト・ペダル

(コントローラー・ナンバー67)HOLD 2 ホールド2

(コントローラー・ナンバー69)

4.パッチ、またはパフォーマンスを選びます。(→P. 17)

5.Wave Param画面を表示させます。

パッチのとき

[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

パフォーマンスのとき

[PERFORM]+[PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm)

※パフォーマンスの設定対象パートは、Play画面が表示されているときに[ ][ ]を押して選びます。

※設定対象トーンは、TONE SELECT[1]~[4]を押して選びます。

fig.3-2-43

6. <Tone Delay>のModeを“CLOCK-SYNC”に設定します。

ディスプレイ下側に現在設定されているクロック(テンポ)が表示されます。

7. <Tone Delay>のTimeを設定します。

ディレイ・タイムは、同期させるテンポに対する音符の長さを設定します。

例: テンポ120(1分間(60秒)に4分音符を120個打つ早さ)のとき

設定値 ディレイ・タイム

192= (2分音符) 1秒(60÷60=1(秒))

96= (4分音符) 0.5秒(60÷120=0.5(秒))

48= (8分音符) 0.25秒(60÷240=0.25(秒))

となります。

8.

パッチのとき

A. Common General画面を表示させます。([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-44

122

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123

パフォーマンスのとき

A. Common画面を表示させます。([PERFORM]→[F1](Common))

B. Clock Sourceを“SYSTEM”に設定します。fig.3-2-45

9. Setup画面を表示させます。([SYSTEM]→[F1](Setup))

10.Clock Sourceを“INT”に設定します。fig.3-2-46

ペダルを踏むテンポがSystem Tempoに数値で表示され、この値に同期します。

ペダルをいろいろなタイミングで踏んでみましょう。

11.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチやパフォーマンスに切り替えると、変更した設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※パフォーマンスの場合は、変更したパッチの保存をしてからパフォーマンスの保存もしてください。パッチの保存をしないでパフォーマンスの保存をしても、変更したパッチの設定は保存されません。(コラムパフォーマン

スのパートに割り当てられているパッチの設定を変更し

ている場合 →P. 57)

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JV-2080はGM音源として使うこともできます。GMスコア(GM音源用のミュージック・データ)を再生したり、作ったりすることができます。

GM音源に切り替える

GMシステムは、パート10にはGMシステム用のリズム・セットを、その他のパートにはGMシステム用のパッチを割り当てたパフォーマンスのようなものです。

GM音源に切り替えたときは、パート10はGM:001 GMDrum Set、それ以外のパートはGM:001 Piano 1が割り当てられますので、演奏に合わせて各パートにいろいろなGMパッチやGMドラム・セットを選んでください。

1.[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押します。GM Play画面が表示されます。

GM Play画面では、各パートに割り当てられたパッチまたはリズム・セットが表示されます。

GM音源に切り替えると、音源の設定がGMシステムの基本設定になります。

fig.3-3-1

※ GMシステムでは受信チャンネルはパート1=Ch.1、パート2=Ch.2、パート3=Ch.3・・・パート16=Ch.16に固定です。

● GMシステムの基本設定にする別の方法

GMスコアを正しく再生するためには、まず音源をGMシステムの基本設定にしなければなりません。JV-2080では、上記の方法以外に次のときにGMシステムの基本設定になります。

• 外部機器からGMシステム・オン・メッセージを受信し

たとき

• 外部機器を接続して再生しているミュージック・データ

にGMシステム・オン・メッセージが記録されていると

• 初期化(イニシャライズ)をしたとき(→P. 128)

※エフェクトの設定はGMシステムで定義されていないので、GMシステムの基本設定にしてもエフェクトの設定はパートごとの設定項目(Output Assign、ReverbSend Level、Chorus Send Level、Mix/EFX SendLevel)以外は変わりません。

GMシステムの基本設定にし、かつ出荷時のエフェクトの設定を呼び出すには、“DEFAULT”で初期化(イニシャライズ)する(→P. 128)、またはファクトリー・プリセット操作をしてGM音源に切り替えてください。(→P. 101)

※ Rx GM-ON Message(MIDI Parm 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI) )がOFFに設定されていると、GMシステム・オン・メッセージを受信しません。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

GMシステム・オン・メッセージ

機器の動作モードをGMシステムに適した状態に切り替えたり、GMシステムに対応した音源を初期化するためのメッセージです。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

GMスコアを再生する

JV-2080はGM音源に切り替えることでGMスコアを正しく再生できます。ただしJV-2080はGMシステムでは定義されていないさまざまな拡張機能を装備していますので、これらの機能に依存したミュージック・データを作成すると、ほかのGMシステムに適合した音源ではうまく演奏できない場合があります。

※本機はGSフォーマット(ローランドが提唱するマルチ・ティンバー音源の標準化を目的とした共通仕様)には適合していません。GSマークがついたミュージック・データ(GSミュージック・データ)は正しく再生できないことがあります。

※GMシステム・オン・メッセージは通常GMスコアの最初に記録されています。そのため、GMスコアを途中から再生するとJV-2080がGM音源に切り替わらず、正しく再生されないことがあります。GMスコアを再生するときは、あらかじめボタン操作でGM音源に切り替えておくことをおすすめします。

MIDI受信チャンネル�

設定対象パート�

124

GM音源として使うには

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125

■特定の演奏パートをミュートする(パートのオン/オフ)

GM音源に切り替えると、すべてのパートがMIDIメッセージを受信できる状態になります。GMスコアの再生時に特定のパートの演奏を消したいときは、そのパートをオフにします。

1. GM音源に切り替わっていることを確認します。

2.[RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、各パートのオン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

パート9~16をオン/オフするには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

fig.3-3-2

GM PLAY画面では、オンのパートは“○”または“●”、オフのパートは“_”で表示されます。

4.[RX]を押して、インジケーターを消灯させます。

※[RX]のインジケーターが点灯しているときに、オンに設定されているパートがMIDIメッセージを受信すると、そのパートのインジケーターが点滅します。(ただし、Part Information画面のみ[RX]やパートのオン/オフに関係なく、MIDIメッセージを受信したパートのインジケーターが点滅します。)

エフェクトのオン/オフをする([EFX][CHORUS][REVERB])

JV-2080に内蔵されている各エフェクター(EFX、コーラス、リバーブ)は、使う(ON)/使わない(OFF)の設定ができます。

1.[EFX][CHORUS][REVERB]を押して、オン(インジケーター点灯)/オフ(インジケーター消灯)を設定します。

それぞれオンにすると、GM Play画面右上に“EFX”“CHO”“REV”と表示されます。

オフのときは、それぞれ破線で表示されます。fig.3-3-3

各パートの設定をする

GM Play画面において、GMシステムの各パートで設定できる項目は、次のようにファンクション・ボタンに割り当てられています。fig.3-3-4

次の手順で各パートの設定をします。各設定項目の説明は図中の参照ページをご覧ください。

1.[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押します。GM Play画面が表示されます。

2.[F4](Part)または[F5](Effects)を押します。目的の画面が表示されます。

3. Effectsを選んだときは、さらに[F1](General)~[F5](Reverb)を押して、目的の画面を表示させます。

4. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上(EffectsのGeneral画面のみ左)にパート・ナンバーが表示されます。

[F4](Part)���[F5](Effects)��

※ *印はGMシステムの設定、何も印が付いていない�  ものはパートごとの設定です。��

[F1](General)�[F2](EFX Prm)�[F3](EFX Ctl)��[F4](Chorus)�[F5](Reverb)�

パッチ選択、音量、音の定位、音の高さ(→P. 127)

  エフェクターの構成(→P. 32)* EFX Type(→P. 33)�* MIDIコントローラーでEFXの�  設定を変化させる(→P. 104)�* コーラス(→P. 53)�* リバーブ(→P. 54)�

GM音源として使う(階層構造)�

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fig.3-3-5

※ Effectsの[F2](EFX Prm)~[F5](Reverb)は全パートに共通な設定なので、設定対象パートは選べません。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

7. 1~6を繰り返してGMシステムを完成させます。

8.[EXIT]を押して、GM Play画面に戻ります。

※GMシステムの設定を保存することはできません。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

値を大きく変更するには

JV-2080は値を変更するときに「VALUEダイヤル」または「INCボタン」「DECボタン」を使います。これらは次のように操作することで、値が大きく変化します。

VALUEダイヤル

VALUE ダイヤルを押しながら回します。または、[SHIFT]を押しながらVALUEダイヤルを回します。

[INC][DEC]

値を速く大きくするには

[INC]を押しながら[DEC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[INC]を押します。

値を速く小さくするには

[DEC]を押しながら[INC]を押します。または、[SHIFT]を押しながら[DEC]を押します。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●各パートの設定を比較しながら設定するには

8つのパート(パート1~8またはパート9~16)の値をひとつの画面にまとめて表示することができます。

1.各パートの設定をしているときに、[F6](Palette)を押してPart Palette画面を表示させます。

※ Part Palette画面に切り替えることができる場合のみ、[F6](Palette)と表示されます。fig.3-3-7

2. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選ぶには、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

[ ][ ]を押しても、設定するパートを選ぶことができます。

[F1]を押すたびにパート1~8とパート9~16のPart Palette画面が切り替わります。

3.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の上端、[SHIFT]を押しながら[ ]を押すと設定項目の下端にカーソルが移動します。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5. 1~4を繰り返してGMシステムを完成させます。

6. Part Palette画面を解除するときは、[F6]を押します。

[F6]には、戻るパート・ナンバーが表示されています。

126

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127

■ パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ

([SHIFT]+[PERFORM]→[F4](Part))

各パートに割り当てるパッチの選択、各パートの音量、音の定位、音の高さの設定をします。fig.3-3-8

Patch Number(GMパッチ・ナンバー)

各パートに割り当てるGMパッチ(パート10はGMリズム・セット)のナンバーを選びます。( )内にはネームが表示されます。

※ VALUEダイヤル(SOUND LIST)を押して、パッチ一覧から選ぶこともできます。

※グループがUSER、PRESET A~C, E、XP-A~H、CARDのパッチやリズム・セットは選べません。

Part Volume(パート・ボリューム)

各パートの音量を設定します。主にパート間の音量バランスをとるために使います。

Part Pan(パート・パン)

各パートの音の定位を設定します。L64で最も左、0で中央、63Rで最も右に定位します。

※ Part VolumeとPart Panの設定を変更すると、PartInformation画面のVolumeとPanに反映されます。(→P. 143)

Coarse Tune(パート・コース・チューン)

各パートの基準となるピッチを±4オクターブの範囲で半音単位に設定します。GMパッチのピッチを0として相対的に変化します。

Fine Tune(パート・ファイン・チューン)

Coarse Tuneで設定されたピッチに対して、上下にそれぞれ1/2半音の範囲で1セント(半音の1/100)単位に設定します。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

各パートに割り当てるパッチ(パート10はリズム・セット)

を選ぶ別の方法

1. GM Play画面で[ ][ ]を押して、設定対象パートを選びます。(ディスプレイにパート・ナンバーが表示されます。)

2. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、パッチまたはリズム・セットを選びます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■エフェクト([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F1]~[F5])

エフェクトの設定は([F1](General)→P. 32、[F2](EFX Prm)→P. 33、[F3](EFX Ctl)→P. 104、[F4](Chorus)→P. 53、[F5](Reverb)→P. 54)をご覧ください。

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初期化する(イニシャライズ)

イニシャライズには、“GM-ON”と“DEFAULT”の2種類があります。

Mode(イニシャライズ・モード)

GM-ON GMシステム・オン・メッセージを受信したときと同様に、GMシステムの基本設定にします。

DEFAULT GMシステムの基本設定にし、さらにエフェクトの設定を出荷時の状態にします。

1.[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押します。GM Play画面が表示されます。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Menu)を数回押して、Menu 1を選びます。

4.[F3](Init)を押します。GM Initialize画面が表示されます。

fig.3-3-9

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、“GM-ON”または“DEFAULT”を選びます。

6.[F6](Execute)を押して、イニシャライズを実行します。

GM Play画面に戻ります。

128

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129

外部MIDI機器に転送する

MIDIを通して本体やDATAカードのデータを外部機器(MIDIシーケンサーなど)に保存するときや、もう1台のJV-2080を同じ設定にするときなどに使います。このとき送受信両方の機器でデバイスIDナンバーを合わせておかなければなりません。fig.3-4-1

Source(ソース)

転送するデータを設定します。

例えば、USERグループのパッチ001~020を転送したいときは“PATCH USER:001-020”と設定します。

ALL USERTEMPCARD

PERFORM USER 01-32TEMP -PATCH 注1

+PATCH 注2CARD 01-16, 32

PATCH USER 001-128TEMPCARD 001-064, 128

RHYTHM USER 001-002TEMPCARD 001-001, 002

SYSTEM 注3

※ ALLは後に続く設定値(USER、TEMP、またはCARD)にあるすべてのパフォーマンス、パッチ、リズム・セットを表しています。

※ TEMPは、テンポラリー・エリアにある(現在選んでいる)データです。

※ CARDの音色はCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→P. 11)

※ GMシステムの設定を転送することはできません。

注1: テンポラリー・エリアにある(現在選んでいる)パ

フォーマンス。

注2: テンポラリー・エリアにある(現在選んでいる)パ

フォーマンスや、そのパートに割り当てられているパッチ、リズム・セットのデータ。

注3: システムの設定。具体的にはMIDIインプリメンテー

ションの「パラメーター・アドレス・マップ1-1-1. System Common」(→P. 188)に書いてある項目です。

Destination(デスティネーション)

“to MIDI”は外部MIDI機器にデータを転送するという意味です。

図のようにJV-2080と外部MIDI機器を接続してから操作します。fig.3-4-2

1.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Xfer)を押します。

3.[F1](to MIDI)を押します。Data Transfer to MIDI画面が表示されます。

4.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

6.[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

データを保存するときは、外部MIDI機器を記録受け付け状態にしてからデータ転送を実行します。

データの転送中は“Transmitting...”と表示されます。

※転送を途中で止めるときは[EXIT]を押します。

7.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

JV-2080

シーケンサー�

MIDI OUT

MIDI IN

データを転送する

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Device ID NumberとRx Sys.Exclの設定

もう1台のJV-2080にデータを転送するときは、相互のDevice ID Number(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))を合わせ、受信側のRx Sys.Excl(MIDIParam 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))をONにする必要があります。

また、外部機器からデータを本体に戻すときは、Device IDNumberの設定を転送したときの値にし、Rx Sys.ExclをONにする必要があります。

出荷時にはDevice ID Numberは17、Rx Sys.ExclはONに設定されています。(→P. 136)●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

DATAカードに転送する

本体のデータを別売のDATAカード(MEMORY CARD M-512E、M-256E)に転送することができます。

また、DATAカード内でデータを転送する(例:CARDのパッチ005~007をCARDのパッチ001~003に転送する)こともできます。

音色データを使いやすい順番に並べたいときなどに使うと便利でしょう。

DATAカードは、最初にフォーマットをしておく必要があります。(メモリー・カードのフォーマットのしかた→P.10)

各DATAカードに保存できるパフォーマンス、パッチ、リズム・セットの数は次のとおりです。

M-512E

パフォーマンス32、パッチ128、リズム・セット2

M-256E

パフォーマンス16、パッチ64、リズム・セット1fig.3-4-3_

Source(ソース)

転送するデータを設定します。

例えば、USERグループのパッチの001~020を転送したいときは“PATCH USER:001-020”と設定します。

PERFORM USER 01~32CARD 01~16, 32PR-A, B 01~32

PATCH USER 001~128CARD 001~064, 128PR-A~C, GM, PR-E 001~128XP-A~H 001~255

RHYTHM USER 001~002CARD 001~001, 002PR-A~C, GM, PR-E 001~002XP-A~H 001~255

※ CARDの音色はCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→P. 11)

※ XP-A~Hの音色は所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 9)

Destination(デスティネーション)

転送先の先頭ナンバーを指定します。

“to CARD”はDATAカードにデータを転送するという意味です。

1.フォーマットされたDATAカードをカード・スロットに差し込みます。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F4](Xfer)を押します。

4.[F2](to Card)を押します。Data Transfer to Card画面が表示されます。

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

7.[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

8.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※転送元のデータが転送先に入りきらないような設定をしてデータ転送を実行したときは、転送元のデータを先頭から順に、転送先に入る分だけ転送します。

例:M-256EのDATAカードのときに

Source PATCH USER:001~005Destination to Card:063

と設定して転送した場合は、USERグループのパッチ01と02の2つだけが、DATAカードのパッチ63と64に転送されます。

130

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131

本体に転送する

本体、またはDATAカードの音色データを本体のUSERグループに転送することができます。

DATAカードのときと同様、音色データを使いやすい順番に並べたいときなどに使うと便利でしょう。fig.3-4-4

Source(ソース)

転送するデータを設定します。

例えば、PR-Aグループのパッチ001だけを転送したいときは“PATCH PR-A:001-001”と設定します。

ALL PR-A, BPERFORM USER 01~32

CARD 01~16, 32PR-A, B 01~32

PATCH USER 001~128CARD 001~064, 128PR-A~C, GM, PR-E 001~128XP-A~H 001~255

RHYTHM USER 001~002CARD 001~001, 002PR-A~C, GM, PR-E 001~002XP-A~H 001~255

※ ALLは後に続く設定値(PR-AまたはPR-B)にあるすべてのパフォーマンス、パッチ、リズム・セットを表しています。

※ CARDの音色はCARDスロットにDATAカードが挿入されていないと選べません。(→P. 11)

※ XP-A~Hの音色は所定のスロットにウェーブ・エクスパンション・ボードが装着されていないと選べません。(→P. 9)

Destination(デスティネーション)

転送先の先頭ナンバーを指定します。

“to USER”はUSERグループにデータを転送するという意味です。

1.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Xfer)を押します。

3.[F3](to User)を押します。Data Transfer to User画面が表示されます。

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

6.[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

7.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※転送元のデータが転送先に入りきらないような設定をしてデータ転送を実行したときは、転送元のデータを先頭から順に、転送先に入る分だけ転送します。

例:

Source PATCH PR-A:001~005Destination to User:127

と設定して転送した場合は、PR-Aグループのパッチ01と02の2つだけが、USERグループのパッチ127と128に転送されます。

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データをまとめて転送する

別売のDATAカード(MEMORY CARD M-512E、M-256E)と本体のUSERグループの間で、データをコピー(Copy)、または交換(Swap)をすることができます。

扱うデータの単位は、USERグループ全部のデータ、または半分のデータ、DATAカード全部のデータです。まとめてデータのコピーや交換をするときに便利です。

JV-2080は、USERグループにパフォーマンス32個、パッチ128個、リズム・セット2個保存することができます。一方、DATAカードM-256Eに入るデータの数は、パフォーマンス16個、パッチ64個、リズム・セット1個で、USERグループの半分です。したがって、DATAカードM-256Eとデータをやりとりするときは、USERグループのデータを前半(USER-HALF1)と後半(USER-HALF2)に分けてコピーや交換をします。

■ DATAカードと本体間のデータの転送

本体のUSERグループのデータを別売のDATAカード(MEMORY CARD M-512E、M-256E)にコピーすることができます。また、逆にDATAカードのデータを本体のUSERグループにコピーすることもできます。

転送するデータを設定しますfig.3-4-5

扱うデータ

ALL パフォーマンス、パッチ、リズム・セットの3つ

PERFORM パフォーマンスPATCH パッチRHYTHM リズム・セット

コピー元→コピー先

MEMORY CARD M-512Eのとき

USER-ALL→CARD:USERグループ全部→カードCARD→USER-ALL:カード→USERグループ全部

MEMORY CARD M-256Eのとき

USER-HALF1→CARD:USERグループ前半部→カードUSER-HALF2→CARD:USERグループ後半部→カードCARD→USER-HALF1:カード→USERグループ前半部CARD→USER-HALF2:カード→USERグループ後半部

コピーのしかた(扱うデータでALLを選んだ場合のみ)

パフォーマンスは各パートごとに、使用(参照)するパッチ・グループを設定しています。転送時にこの設定値(パッチ・グループ)をどのように取り扱うかを設定できます。

関係があるのは、USERグループのパッチを使用しているパフォーマンスのみです。

DIRECT パフォーマンスの各パートのパッチがそのままのパッチ・グループでコピーされます。すなわち、コピー前後とも同じパッチ・グループのパッチを使用します。

一時的にDATAカードにデータを保存し、再びJV-2080に戻して使用する場合は、DIRECTでコピーするとよいでしょう。

fig.3-4-6

※ DIRECTでDATAカードにコピーしたパフォーマンスのうち、USERグループのパッチを使っているものは、USERグループのパッチの内容を書き替えたり、または別のJV-2080で使用すると、正しく再現できませんのでご注意ください。

ADAPT USERグループのパッチは、DATAカードにコピーされるとパッチ・グループ設定がCARDに、本体にコピーされるとパッチ・グループ設定がUSERになります。

すなわち、DATAカードにコピーされたパフォーマンスは、DATAカードのパッチ(パフォーマンスと同時にコピーされたパッチ)を使用し、本体にコピーされたパフォーマンスは、USERグループのパッチ(パフォーマンスと同時にコピーされたパッチ)を使用します。

Part 1 USER : 001�Part 2 USER : 002� :�Part 16

パフォーマンス�

パッチ�

USER : 001�USER : 002� :� :�USER : 128

USER : 001�USER : 002

リズム・セット�

USER : 01

:

USER : 32

本体�

Part 1 USER : 001�Part 2 USER : 002� :�Part 16

パフォーマンス�

パッチ�

CARD : 001�CARD : 002� :� :�CARD : 128

CARD : 001�CARD : 002

リズム・セット�

CARD : 01

:

CARD : 32

DATAカード�DATAカード�

にコピー�

本体のUSER�グループに�コピー�

使用�

使用�

132

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133

DATA カードを別の JV-2080 で使用する場合は、ADAPTでデータをコピーするとよいでしょう。

fig.3-4-7

※ USERの前半のパフォーマンス(No.1~16)でUSERの後半のパッチ(No.65~128)を使っている場合、DATAカードM-256E に USER-HALF1 → CARD:ADAPTでコピーをすると、USERの後半のパッチ(No.65~128)はコピーされませんのでご注意ください。後半のパッチ(No.65~128)を使っているパートはピアノの音で代理発音します。

同様に、USERの後半のパフォーマンス(No.17~32)でUSERの前半のパッチ(No.1~64)を使っている場合、DATAカードM-256EにUSER-HALF2→CARD:ADAPTでコピーをすると、USERの前半のパッチ(No.1 ~ 64)はコピーされません。前半のパッチ(No.1~64)を使っているパートはピアノの音で代理発音します。

1. DATAカードをカード・スロットに差し込みます。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Menu)を押して、Menu 2を選びます。

4.[F1](Card)を押します。

5.[F3](Copy)を押します。Copy画面が表示されます。

6.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

7. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

8.[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

9.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※扱うデータがALLのとき、各パートにUSERグループとDATAカードの両方のパッチを使っているパフォーマンスは、コピー後正しく再現できませんのでご注意ください。

※扱うデータがPERFORMのときは、DIRECTでコピーしています。したがってDATAカードにコピーしたパフォーマンスのうち、USERグループのパッチを使っているものは、USERグループのパッチの内容を書き替えたり、または別のJV-2080で使用すると、正しく再現できませんのでご注意ください。

■ DATAカードと本体間のデータの交換

本体のUSERグループのデータと別売のDATAカード(MEMORY CARD M-512E、M-256E)のデータを入れ替えることができます。

交換するデータを設定します。fig.3-4-8

扱うデータ

ALL パフォーマンス、パッチ、リズム・セットの3つ

PERFORM パフォーマンス

PATCH パッチ

RHYTHM リズム・セット

入れ替えるデータ

MEMORY CARD M-512Eのとき

USER-ALL↔CARD:USERグループ全部とカード

MEMORY CARD M-256Eのとき

USER-HALF1↔CARD:USERグループ前半部とカード

USER-HALF2↔CARD:USERグループ後半部とカード

交換のしかた(扱うデータをALLにした場合のみ)

パフォーマンスは各パートごとに、使用(参照)するパッチ・グループを設定しています。交換時にこの設定値(パッチ・グループ)をどのように取り扱うかを設定できます。

Part 1 USER : 001�Part 2 USER : 002� :�Part 16

パフォーマンス�

パッチ�

USER : 001�USER : 002� :� :�USER : 128

USER : 001�USER : 002

リズム・セット�

USER : 01

:

USER : 32

本体�

Part 1 CARD : 001�Part 2 CARD : 002� :�Part 16

パフォーマンス�

パッチ�

CARD : 001�CARD : 002� :� :�CARD : 128

CARD : 001�CARD : 002

リズム・セット�

CARD : 01

:

CARD : 32

DATAカード�DATAカード�

にコピー�

本体のUSER�グループに�コピー�

使用� 使用�

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関係があるのは、各パートにUSERグループのパッチを使用しているパフォーマンスのみです。

DIRECT パフォーマンスの各パートのパッチがそのままのパッチ・グループで交換されます。

一時的にUSERグループとDATAカードのデータを交換し、再びJV-2080に戻して使用する場合は、DIRECTで交換するとよいでしょう。

※ DIRECTで1回だけ交換したパフォーマンスのうち、USERグループのパッチを使っているものは、正しく再現できませんのでご注意ください。

ADAPT USERグループのパッチは、DATAカードに移動されるとパッチ・グループ設定がCARDに、本体に移動されるとパッチ・グループ設定がUSERになります。

すなわち、DATAカードに移動したパフォーマンスは、DATAカードのパッチ(パフォーマンスと同時にコピーされたパッチ)を使用し、本体に移動したパフォーマンスは、USERグループのパッチ(パフォーマンスと同時にコピーされたパッチ)を使用します。

DATA カードを別の JV-2080 で使用する場合は、ADAPTでデータを交換するとよいでしょう。

※ USERの前半のパフォーマンス(No.1~16)でUSERの後半のパッチ(No.65~128)を使っている場合、DATAカードM-256EにおいてUSER-HALF1<>CARD:ADAPTで交換すると、USERの後半のパッチ(No.65~128)はDATAカードに入らないのでご注意ください。後半のパッチ(No.65~128)を使っているパートはピアノの音で代理発音します。

同様に、USERの後半のパフォーマンス(No.17~32)でUSERの前半のパッチ(No.1~64)を使っている場合、 D A T A カード M - 2 5 6 E において U S E R -HALF2<>CARD: ADAPTで交換すると、USERの前半のパッチ(No.1~64)はDATAカードに入りません。前半のパッチ(No.1~64)を使っているパートはピアノの音で代理発音します。

1. DATAカードをカード・スロットに差し込みます。

2.[UTILITY]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F6](Menu)を押して、Menu 2を選びます。

4.[F1](Card)を押します。

5.[F4](Swap)を押します。Swap画面が表示されます。

6.[ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

7. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

8.[F6](Execute)を押して、データ転送を実行します。

9.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※扱うデータがALLのとき、各パートにUSERグループとDATAカードの両方のパッチを使っているパフォーマンスは、交換後正しく再現できませんのでご注意ください。

※扱うデータがPERFORMのときは、DIRECTで交換しています。したがって1回だけ交換したパフォーマンスのうち、USERグループのパッチを使っているものは、正しく再現できませんのでご注意ください。

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受信チャンネルを設定する

JV-2080は他の機器からMIDIメッセージを受信して発音したり、内部の設定を切り替えたりします。このとき、送信側の機器(MIDIキーボードなど)とJV-2080のMIDIチャンネルを合わせる必要があります。

※送信側のMIDI送信チャンネルの合わせかたは、送信側機器の取扱説明書を参照してください。

■パフォーマンスの各パート

パフォーマンスを鳴らすときや、外部機器からMIDIメッセージで各パートのパッチを切り替えるときは、各パートのMIDIチャンネルを合わせます。

リズム・セットを鳴らすときは、パフォーマンスのパート10のMIDIチャンネルを合わせてください。(コラム内部の

仕組み→P. 18)

1.使用するパフォーマンスを選び、PERFORM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F4](MIDI)を押します。Part MIDI画面が表示されます。

3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.3-5-1

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Channel”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDI受信チャンネルを設定します。

6.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

パフォーマンス・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※手順2の後、[F6](Palette)を押すと、8つのパート(パート1~8またはパート9~16)の値がディスプレイにまとめて表示され、各パートの設定値を比較しながら設定することができます。(→P. 65)

■パッチ・モード

パッチを鳴らすときや、外部機器からMIDIメッセージでパッチを切り替えるときは、次の手順でMIDIチャンネルを合わせます。

1.[PATCH]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](MIDI)を押します。MIDI Param 1画面が表示されます。

MIDI Param 2画面が表示されたときは、もう一度[F3](MIDI)を押します。fig.3-5-2

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“PatchRx-Ch”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、MIDI受信チャンネルを設定します。

6.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

ディスプレイ右上にMIDI受信チャンネルが表示されます。

fig.3-5-3

MIDIに関する設定をする

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PATCH Play画面で直接MIDIチャンネルを変えるには

1.[RX]を押して、インジケーターを点灯させます。

2. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、MIDIチャンネルを選びます。

9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

ディスプレイ右上のMIDI受信チャンネルが変わります。

MIDI Param 1画面のPatch Rx-Chの設定も連動して変わります。

3.[RX]を押して、インジケーターを消灯させます。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■MIDIメッセージでパフォーマンスを切り替えるための設定

外部機器からMIDIメッセージでJV-2080のパフォーマンスを切り替えたいときは、外部機器の送信チャンネルとJV-2080のパフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)を合わせる必要があります。

ファクトリー・プリセット後、Performance Ctrl-Chは“16”に設定されています。変えるときは、次の手順で合わせます。

1.[PERFORM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

3.[F3](MIDI)を押します。MIDI Param 1画面が表示されます。

MIDI Param 2画面が表示されたときは、もう一度[F3](MIDI)を押してください。fig.3-5-4

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、にカーソルを“Performance Ctrl-Ch”の設定値に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、パフォーマンス・コントロール・チャンネルを設定します。

6.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

ディスプレイ右上にパフォーマンス・コントロール・チャンネル(Performance Ctrl-Ch)が表示されます。

fig.3-5-5

デバイスIDナンバーと全体の送受信スイッチを設定する

デバイスIDナンバーと全体のMIDIメッセージ送受信スイッチは、SYSTEMのMIDI Param 1画面、またはMIDI Param2画面で設定します。

●デバイスIDナンバー

Device ID Number(デバイスIDナンバー)

システム・エクスクルーシブを送受信するときは、相互の機器のデバイスIDナンバーを合わせます。

●全体の送受信スイッチ

Rx Sys.Excl

(レシーブ・システム・エクスクルーシブ・スイッチ)

システム・エクスクルーシブを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

※GMシステムのときにMIDI Param 1画面に切り替えたときは、この設定項目はありません。

Tx Edit Data

(トランスミット・エディット・データ・スイッチ)

パッチ、パフォーマンス、またはリズム・セットの設定を変更した場合、その設定をシステム・エクスクルーシブとして送信するか(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。

※GMシステムのときにMIDI Param 1画面に切り替えたときは、この設定項目はありません。

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137

Rx GM-ON Message(レシーブ・GM-ON・スイッチ)

GM-ON(GMシステム・オン)を受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Program Change

(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)

プログラム・チェンジを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Bank Select(レシーブ・バンクセレクト・スイッチ)

バンク・セレクトを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Control Change(レシーブ・コントロール・チェンジ・スイッチ)

コントロール・チェンジを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Volume(レシーブ・ボリューム・スイッチ)

ボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Hold-1(レシーブ・ホールド1・スイッチ)

ホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Pitch Bend(レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ)

ピッチ・ベンド・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Modulation(レシーブ・モジュレーション・スイッチ)

モジュレーション・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Aftertouch(レシーブ・アフタータッチ・スイッチ)

アフタータッチ・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F3](MIDI)を押します。MIDI Param 1画面、またはMIDI Param 2画面が表示されます。

[F3](MIDI)を押すたびに、2つの画面が切り替わります。

fig.3-5-6

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

受信スイッチを設定する

パフォーマンスは各パートごとに、パッチは各トーンごとに、リズム・セットは各打楽器ごとにMIDIメッセージ受信スイッチを設定できます。

■パフォーマンスの各パートの設定

Rx Prog Chg Switch

(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)

各パートがMIDIのプログラム・チェンジを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Volume Switch(レシーブ・ボリューム・スイッチ)

各パートがMIDIのボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Rx Hold-1 Switch(レシーブ・ホールド1・スイッチ)

各パートがMIDIのホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

1.使用するパフォーマンスを選び、PERFORM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F4](MIDI)を押します。Part MIDI画面が表示されます。

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3. PART SELECT[1/9]~[8/16]を押して、設定するパートを選びます。

パート9~16を選びたいときは、[1-8/9-16]のインジケーターを点灯させてからPART SELECT[1/9]~[8/16]を押します。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にパート・ナンバーが表示されます。

fig.3-5-7

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

6.[EXIT]を押して、PERFORM Play画面に戻ります。

パフォーマンス・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパフォーマンスに切り替えると、変更したパフォーマンスの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※手順2の後、[F6](Palette)を押すと、8つのパート(パート1~8またはパート9~16)の値がディスプレイにまとめて表示され、各パートの設定値を比較しながら設定することができます。(→P. 65)

※ Part MIDI画面の“Rx Switch”については、(→P. 67)をご覧ください。

■パッチの各トーンの設定

Volume(ボリューム・コントロール・スイッチ)

ボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pan(パン・コントロール・スイッチ)

パン・メッセージの受信のしかたを設定します。

OFF 受信しません。

CONTINUOUS メッセージを受信するといつでも指定の音の定位に変えます。

KEY-ON 音を鳴らしたときに指定の音の定位に変えます。発音中にメッセージを受信しても次のキーを押すまで指定の定位に変わりません。この場合、指定の定位に変わるのは後から押さえたキーの音だけで、発音中の音の定位は変わりません。

Pitch Bend(ピッチ・ベンド・コントロール・スイッチ)

ピッチ・ベンド・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Hold-1(ホールド1・コントロール・スイッチ)

ホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Redamper(リダンパー・コントロール・スイッチ)

キーを離したときから音が消えるまでの間にホールド1・メッセージを受信した場合、そのときに鳴っている音を持続させるかどうかを切り替えます。持続させるときはONにします。この機能を使うときはHold-1もONにしてください。ピアノなどの音色ではONにすると効果的です。

1.使用するパッチを選び、PATCH Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F5](LFO&Ctl)を押します。

3.[F4](Ctrl Sw)を押します。Control Switch画面が表示されます。

4. TONE SELECT[1]~[4]を押して、設定するトーンを選びます。

インジケーターが点滅し、ディスプレイ右上にトーン・ナンバーが表示されます。

fig.3-5-8

5.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

6. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

7.[EXIT]を押して、PATCH Play画面に戻ります。

パッチ・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

138

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139

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のパッチに切り替えると、変更したパッチの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※手順3の後、[F6](Palette)を押すと、4つのトーンの値がディスプレイにまとめて表示され、各トーンの設定値を比較しながら設定することができます。(→P. 78)

■リズム・セットの各打楽器の設定

Volume(ボリューム・コントロール・スイッチ)

ボリューム・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

Pan(パン・コントロール・スイッチ)

パン・メッセージの受信のしかたを設定します。

OFF 受信しません。

CONTINUOUS メッセージを受信するといつでも指定の音の定位に変えます。

KEY-ON 音を鳴らしたときに指定の音の定位に変えます。発音中にメッセージを受信しても次のキーを押すまで指定の定位に変わりません。この場合、指定の定位に変わるのは後から押さえたキーの音だけで、発音中の音の定位は変わりません。

Hold-1(ホールド1・コントロール・スイッチ)

ホールド1・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。

※同じ画面のEnvelope ModeがNO-SUSに設定されているときは無効です。(→P. 96)

1.使用するリズム・セットを選び、RHYTHM Play画面を表示させます。(→P. 17)

2.[F5](Key Ctl)を押します。Control Param画面が表示されます。

3.[E]~[H]を押して、設定する打楽器音(キー)を選びます。

[E] 現在選ばれているキーより1オクターブ低いキーが選ばれます。

[F] 現在選ばれているキーより半音低いキーが選ばれます。

[G] 現在選ばれているキーより半音高いキーが選ばれます。

[H] 現在選ばれているキーより1オクターブ高いキーが選ばれます。

ディスプレイ右上にキー(ノート・ネーム)が表示されます。

fig.3-5-9

※接続したMIDIキーボードのキーを弾いてイニシャライズをする打楽器音(キー)を選ぶこともできます。このときRhythm Edit Key(Setup画面[SYSTEM]→[F1](Setup))をPNL&MIDIにする必要があります。出荷時にはPNL&MIDIに設定されています。(→P. 90)

4.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

5. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

6.[EXIT]を押して、RHYTHM Play画面に戻ります。

リズム・セット・グループの左側に、設定が変更されたことを示す*マークが表示されます。

※*マークが表示された状態で電源を切ったり、他のリズム・セットに切り替えると、変更したリズム・セットの設定は失われてしまいます。残しておきたいときは、保存操作をします。(→P. 56)

※ Control Param画面のその他の設定項目については、(→P. 96)をご覧ください。

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JV-2080を複数台使って同時発音数を増やす

Stack(スタック)

スタック機能とはJV-2080を複数台使って同時発音数を増やす機能です。最大8台まで接続して使用できます。

fig.3-5-10

OFFにするとスタック機能は働かず、それぞれのJV-2080が受信したノート情報をすべて発音しようとします。

※ Key AssignがSOLO、あるいは<Portamento>SwitchがON(Common Control 画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))になっているパッチと、リズム・セットは、スタック機能が働きません。KeyAssignがSOLO、あるいは<Portamento>SwitchがONになっているパッチは1台目のJV-2080で、リズム・セットは2台目のJV-2080で発音されます。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F3](MIDI)を押します。MIDI Param 1画面が表示されます。

MIDI Param 2画面が表示されたときは、もう一度[F3](MIDI)を押します。fig.3-5-11

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを“Stack”の設定値に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

MIDIメッセージを選ぶ

JV-2080をMIDIメッセージでコントロールする場合に、次の2つの機能については使用するMIDIメッセージを選ぶことができます。

■ 音量を変えるMIDIメッセージを選ぶ

Volume(ボリューム・コントロール・ソース)

パッチの音量やパートの音量を変えるMIDIメッセージを設定します。

VOLUME ボリューム(コントローラー・ナンバー7)

VOL&EXP ボリューム(コントローラー・ナンバー7)とエクスプレッション(コントローラー・ナンバー11)の両方

■ アフタータッチを効かせるMIDIメッセージを選ぶ

Aftertouch(アフタータッチ・コントロール・ソース)

アフタータッチを効かせるアフタータッチ・メッセージの種類を設定します。

CHANNEL チャンネル・アフタータッチ(すべてのキーに同じ効果がかかるアフタータッチ)

POLY ポリフォニック・アフタータッチ(キーごとに独立した効果がかかるアフタータッチ)

CH&POLY チャンネル・アフタータッチとポリフォニック・アフタータッチの両方

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F4](Control)を押します。Control Source画面が表示されます。

Control Assign画面が表示されたときは、もう一度[F4](Control)を押します。fig.3-5-12

キーボード�

JV-2080 (1 of 3) JV-2080 (2 of 3) JV-2080 (3 of 3)

THRU IN THRU INMIDI INMIDI OUT

設定値�発音する順番�

1 2 34 5 67 8 910

3台接続して使用する場合�

140

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141

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

※ Control Source画面のその他の設定項目については、(Hold、Peak「MIDIコントローラーで音色をリアルタイムに変化させる」→P. 106、109)(Tap「LFOの周期をクロック(テンポ)に合わせる」→P. 112、「ディレイの時間をクロック(テンポ)に合わせる」→P. 122)をご覧ください。

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環境設定をする

次の4つの環境設定ができます。

■ LCDコントラスト

LCD Contrast(LCDコントラスト)

ディスプレイのコントラスト(明るさ)を調節します。値を大きくするほど、ディスプレイが濃くなります。

■パッチやリズム・セットを選んだときに発音中の音を残す

Patch Remain(パッチ・リメイン・スイッチ)

他のパッチやリズム・セットを選んだときに、発音中の音を残すか(ON)、残さないか(OFF)を設定します。

※エフェクトの設定は、パッチ・リメイン・スイッチの設定にかかわらず、パッチやリズム・セットの切り替えと同時に切り替わります。よってパッチ・リメイン・スイッチをオンに設定していても、エフェクトの設定によっては発音中の音が残らない場合があります。

■電源投入時の状態

Power Up Mode(パワー・アップ・モード)

電源投入時のJV-2080の状態を設定します。

LAST-SET 最後に電源を切ったときの状態になります。

DEFAULT USER:001のパッチを演奏できる状態になります。

■ 画面の文字の種類

Character Style(キャラクター・スタイル)

各Play画面で表示される大きい文字(グループ、ナンバー、ネームの表示)の種類を選びます。

TYPE 1 等幅太字TYPE 2 等幅細字TYPE 3 文字幅が異なる太字TYPE 4 文字幅が異なる細字

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F1](Setup)を押します。Setup画面が表示されます。

fig.3-6-1

3.[ ][ ][ ][ ]を押して、カーソルを設定する項目に合わせます。

4. VALUEダイヤルを回すか、[INC][DEC]を押して、値を設定します。

※設定を間違った場合は[UNDO]を押すと、カーソルをこの設定項目に合わせたときの値に戻ります。

5.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

142

環境設定と状態確認

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143

状態を確認する

ウェーブ・エクスパンション・ボードの装着状況、DATAカードの装着状況、電池の状態を確認します。

■ ウェーブ・エクスパンション・ボード装着状態

<Expansion>A~H

(ウェーブ・エクスパンション・ボード・ネームA~H)

スロットA~Hに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボードの名前が表示されます。何も装着されていないスロットは“----------------”と表示されます。

※同じ種類のウェーブ・エクスパンション・ボードの名前が表示されている場合は、一番若いアルファベットのスロットに装着されているウェーブ・エクスパンション・ボードのデータのみ選ぶことができます。

■ DATAカードの名前

<Data Card>(データ・カード・ネーム)

カード・スロットに装着されているDATAカードの名前が表示されます。何も装着されていないときは“----------------”と表示されます。

※以下のDATAカードが装着されると()にDATAカードのタイプが表示されます。

• フォーマットされていないDATAカード→(unknown type)

• 他のJVシリーズでフォーマットされたDATAカード→(JV80 type)

• サウンド・ライブラリー・カード→(JV80 type)

■バッテリーの状態

<Battery Check>Internal(インターナル・バッテリー)

JV-2080は、内部に記憶しているデータを保持するために電池を内蔵しています。OKが表示されているときは問題がありません。LOWが表示された場合は電池の電圧が低下していますので、お早めに最寄りのローランド・サービスに電池の交換を御依頼ください。

<Battery Check>Data Card(データ・カード・バッテリー)

DATAカード(別売)は、記憶しているデータを保持するために電池を内蔵しています。OKが表示されているときは問題がありません。LOWが表示された場合は電池の電圧が低下していますので、お早めに電池の交換をしてください。電池の交換のしかたはDATAカードの取扱説明書をご覧ください。

※ DATAカードの電池の交換の際は、データが失われることがありますので、あらかじめJV-2080のUSERグループに保存するか(→P. 56)、外部MIDIシーケンサーに保存するか(→P. 58)、電源がオンになっているJV-2080に装着した状態で電池を交換してください。

1.[SYSTEM]を押して、インジケーターを点灯させます。

2.[F6](Info)を押します。System Information 1画面、またはSystem Information 2画面が表示されます。

[F6](Info)を押すたびに、2つの画面が切り替わります。

fig.3-6-2

3.[EXIT]を数回押して、各Play画面に戻ります。

■ パフォーマンスやGMシステムの各パートのMIDI受信状態

パフォーマンスやGMシステムの各パートのMIDI受信状態をコントローラーごとに確認できます。外部MIDI機器からの操作に対して正しく音源が反応しているかを確認するときに便利です。

1.[PERFORM]を押して、PERFORM Play画面を表示させます。または[SHIFT]を押しながら[PERFORM]を押して、GM Play画面を表示させます。

2.[F6](Info)を押します。Part Information画面が表示されます。

fig.3-6-3

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3.[F6](Menu)を数回押してメニューを切り替えた後、[F1]~[F5]を押して各MIDIメッセージごとの画面を表示させます。

Part Information画面はパフォーマンスは3つのメニュー、GMシステムは2つのメニューに分かれています。

Modulation(モジュレーション) [F1](Mod)Breath(ブレス) [F2](Breath)Foot(フット) [F3](Foot)Volume(ボリューム) [F4](Volume)Pan(パン) [F5](Pan)

Expression(エクスプレッション) [F1](Exp)Hold-1(ホールド) [F2](Hold)Pitch Bend(ピッチ・ベンド) [F3](Bend)Channel Aftertouch(チャンネル・アフタータッチ)

[F4](Aft)Voices(ボイス発音数) [F5](Voices)

※ Voices(ボイス発音数)では、発音ボイス数がちょうど64音のときは“(rest 0) *”、64音を越えてしまったときは“(rest 0) **”と表示されます。

パフォーマンスのみ

System Control 1(システム・コントロール1)[F1](Sys 1)

System Control 1([SYSTEM]→[F4](Control))で設定されているMIDIメッセージ

System Control 2(システム・コントロール2)[F2](Sys 2)

System Control 2([SYSTEM]→[F4](Control))で設定されているMIDIメッセージ

4.[EXIT]を押して、各Play画面に戻ります。

144

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145

画面別機能一覧 ……………………………………146

JV-2080の構成 ………………………………………146パフォーマンス([PERFORM]) …………………148パッチ([PATCH])…………………………………149リズム・セット([RHYTHM])……………………150GMシステム([SHIFT]+[PERFORM]) ……151システム([SYSTEM]) ……………………………152ユーティリティー([UTILITY]) …………………153

故障と思う前に ……………………………………154

エラー・メッセージ一覧 …………………………156

設定項目一覧 ………………………………………158

パフォーマンス ………………………………………158パッチ …………………………………………………160リズム・セット ………………………………………164GMシステム …………………………………………166EFX ……………………………………………………168システム ………………………………………………173

出荷時の設定 ………………………………………175

パフォーマンス ………………………………………175パッチ …………………………………………………176リズム・セット ………………………………………180ウェーブフォーム ……………………………………182

MIDIインプリメンテーション ……………………184

MIDIインプリメンテーション・チャート ………195

主な仕様 ……………………………………………196

索引 ………………………………………………197

お問い合わせの窓口 ………………………………204

資料

第4章

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JV-2080の構成

JV-2080には、「トーン」「パッチ」「リズム・セット」「パフォーマンス」という4つの音の単位があります。

■トーン

トーンは音の最小単位です。ただしトーンのみで演奏することはできません。演奏できる音の単位はパッチですが、トーンはそのパッチを形成する音の素材といえるものです。トーンは以下の5つの要素で構成されています。fig.4-1-1_60(トーンの内容を示した図 XP-80 P.18)

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

音の元になるPCM波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)の変化を設定します。

JV-2080には、448種類(INT-A:255、INT-B:193)の波形が内蔵されています。(出荷時の設定「ウェーブ・フォーム」→P. 182)JV-2080に内蔵されているすべてのパッチは、これらの波形を元にトーンを作り、それらを組み合わせることでできています。

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

音の周波数成分の変化を設定します。

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

音量の変化と音の定位を設定します。

Envelope(エンベロープ)

エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに専用のエンベロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を変えたいときは、TVA Envelopeで音量変化を設定します。

LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)

LFOは周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFOは2つあり、WG(ピッチ)、TVF(フィルター)、TVA(音量)のそれぞれに効果がつけられます。WGのピッチにLFOの変化を加えるとビブラートの効果、TVFのカットオフ周波数だとワウ効果、TVAの音量だとトレモロの効果がつけられます。

■ パッチ

JV-2080では、通常の演奏に使う音色を「パッチ」と呼びます。ひとつのパッチは4つまでの「トーン」を組み合わせて作られています。fig.4-1-2_60(4つのトーンの図 Q.Startで使った図)

トーンのオン/オフでどのトーンを発音させるかを選ぶことができます。(→P. 71)

また、トーン1と2、トーン3と4は内部構造の組み合わせ方(Structure)を設定することができます。(→P. 74)

WG

Pitch�Envelope

TVF

TVF �Envelope

TVA �Envelope

TVA

LFO 1 LFO 2

コントロール信号�

トーン�

音の信号�

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例1 ひとつのトーンで構成されているパッチ�  (トーン2~4はオフになっている)�

トーン�1

トーン�2

トーン�3

トーン�4

パッチ�

例2 4つのトーンで構成されているパッチ�

146

画面別機能一覧

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147

■リズム・セット

リズム・セットは複数の打楽器音を集めたグループのことです。MIDIキーボードを接続して演奏すると、押さえるキーによって異なる打楽器音が鳴ります。

各打楽器音は次の4つの要素で構成されています。(解説はトーンのところをお読みください。)

WG(ウェーブ・ジェネレーター)

TVF(タイム・バリアント・フィルター)

TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)

Envelope(エンベロープ)fig.4-1-3_60(リズム・セットの内容を示した図 XP-80P.19)

■パフォーマンス

パフォーマンスは、16個のパートに15のパッチと1つのリズム・セット(Part 10固定)を割り当てたものです。すなわち、16個の音色を同時に扱えるので、複数のパッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、鍵域を分割し別々のパッチで鳴らしたり(スプリット)、アンサンブル演奏を楽しむことができます。fig.4-1-4_60(パフォーマンスを表した図 Q.StartP.22で使用したもの)

ノート・ナンバー 98 (D7)

ノート・ナンバー 97 (C#7)

ノート・ナンバー 36 (C2)

ノート・ナンバー 35 (B1)

リズム・トーン(打楽器音)�

リズム・セット�

WG

PitchEnvelope

TVF

TVF Envelope

TVA Envelope

TVA

パフォーマンス�

パッチ�

リズム・セット�

パート 1

パート 9

パート 10

パート 11

パート 16

パッチ�

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パフォーマンス([PERFORM])

※*印はパフォーマンスの設定、何も印が付いていないものはパートごとの設定です。fig. 4-1-5

[F1](Common)��   *パフォーマンスの名前 �   *パフォーマンスのクロック(テンポ)��

[F2](K.Range)��   発音域��

[F3](Part)��   パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ/発音数 ��

[F4](MIDI)��   MIDI関連��

[F5](Effects)��   [F1](General) エフェクターの構成 �   [F2](EFX Prm)* EFX Type �   [F3](EFX Ctl) * MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させる�   [F4](Chorus) * コーラス �   [F5](Reverb) * リバーブ��

[F6](Info)��    MIDI受信状態の確認��   ※ [F6](Menu)を押すたびに[F1]~[F5]の働きが変わります。��   [F1](Mod) モジュレーション�   [F2](Breath) ブレス�   [F3](Foot) フット�   [F4](Volume) ボリューム�   [F5](Pan) パン��   [F1](Exp) エクスプレッション�   [F2](Hold) ホールド�   [F3](Bend) ピッチ・ベンド�   [F4](Aft) チャンネル・アフタータッチ�   [F5](Voices) ボイス発音数��   [F1](Sys 1) System Control 1で設定されているMIDIメッセージ�   [F2](Sys 2) System Control 2で設定されているMIDIメッセージ��

��

(→P. 59)�(→P. 110~123)�

��

(→P. 66)��

��

(→P. 66)��

��

(→P. 67)��

��

(→P. 28)�(→P. 33)�(→P. 104)�(→P. 53)�(→P. 54)�

��

(→P. 143)��

148

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149

パッチ([PATCH])

※*印はパッチの設定、何も印が付いていないものはトーンごとの設定です。fig. 4-1-6

[F1](Common)��   [F1](General)����   [F2](Control)��   [F3](Struct)�   [F4](K.Range)�   [F5](V.Range)���

[F2](WG)��   [F1](WG Prm)�   [F2](Pitch)�   [F3](Pch Env)��

[F3](TVF)��   [F1](TVF Prm)�   [F2](TVF Env)��

[F4](TVA)��   [F1](TVA Prm)�   [F2](TVA Prm)��

[F5](LFO&Ctl)��   [F1](LFO 1)�   [F2](LFO 2)�   [F3](Control)�   [F4](Ctrl Sw)��

[F6](Effects)��   [F1](General)�   [F2](EFX Prm)�   [F3](EFX Ctl)�   [F4](Chorus)�   [F5](Reverb)�

��* パッチの名前/音量/音の定位/�  ピッチ・ベンドの変化幅/カテゴリー/�  オクターブ・シフト/パッチのクロック�  (テンポ)など �* パッチの鳴りかた/ポルタメント、�  MIDIコントローラーでトーンの設定を変化させる�* トーンの内部構造の組み合わせ方�  発音域�  キーを押す強さによってトーンの鳴る範囲を�  限定する ��

��  波形の選択/トーンのオン・オフ/ディレイなど�  音の高さ�  ピッチ・エンベロープ��

��  フィルターで音の明るさを変える �  TVFエンベロープ��

��  音量/音の定位 �  TVAエンベロープ ��

��  ビブラートやトレモロをかける �  ビブラートやトレモロをかける �  MIDIコントローラーでトーンの設定を変化させる�  MIDIメッセージの受信のしかた��

��  エフェクターの構成 �* EFX Type�* MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させる�* コーラス�* リバーブ�

��

(→P. 72)����

(→P. 73)�(→P. 106)�(→P. 74)�(→P. 76)�(→P. 76)�

���

(→P. 79)�(→P. 82)�(→P. 82)�

��

(→P. 83)�(→P. 84)�

��

(→P. 85)�(→P. 85)�

��

(→P. 86)�(→P. 86)�(→P. 106)�(→P. 88)�

��

(→P. 25)�(→P. 33)�(→P. 104)�(→P. 53)�(→P. 54)�

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リズム・セット([RHYTHM])

※*印はリズム・セットの設定、何も印が付いていないものは打楽器音ごとの設定です。

※#印はテンポラリー・エリアにあるパフォーマンスの設定をすることになります。

※[F2](Key WG)~[F4](Key TVA)は、押すたびに2つの画面が切り替わります。fig. 4-1-7

[F1](Common)��   *リズム・セットの名前��

[F2](Key WG)��   波形の選択/打楽器音のオン・オフ/音の高さなど�   ピッチ・エンベロープ��

[F3](Key TVF)��   フィルターで音の明るさを変える�   TVFエンベロープ��

[F4](Key TVA)��   音量/音の定位�   TVAエンベロープ��

[F5](Key Ctl)��    ピッチ・ベンドの変化幅/同時発音禁止/音を自然減衰させる/�    MIDIメッセージの受信のしかた��

[F6](Effects)��   [F1](General)�   [F2](EFX Prm)�   [F3](EFX Ctl)�   [F4](Chorus)�   [F5](Reverb)�

��

(→P. 59)��

��

(→P. 92)�(→P. 93)�

��

(→P. 94)�(→P. 94)�

��

(→P. 95)�(→P. 95)�

��

(→P. 96)���

��

(→P. 32)�(→P. 33)�(→P. 104)�(→P. 53)�(→P. 54)�

����

�����

�����

�����

�����

�� エフェクターの構成�# EFX Type�# MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させる�# コーラス�# リバーブ�

150

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151

GMシステム([SHIFT]+[PERFORM])

※*印はGMシステムの設定、何も印が付いていないものはパートごとの設定です。fig. 4-1-8

[F4](Part)��   パッチ選択/音量/音の定位/音の高さ��

[F5](Effects)��   [F1](General)�   [F2](EFX Prm)�   [F3](EFX Ctl)�   [F4](Chorus)�   [F5](Reverb)��

[F6](Info)��   MIDI受信状態の確認��   ※ [F6](Menu)を押すたびに[F1]~[F5]の働きが変わります。��   [F1](Mod)�   [F2](Breath)�   [F3](Foot) �   [F4](Volume)�   [F5](Pan)��   [F1](Exp)�   [F2](Hold)�   [F3](Bend)�   [F4](Aft) �   [F5](Voices)

��

(→P. 127)��

��

(→P. 32)�(→P. 33)�(→P. 104)�(→P. 53)�(→P. 54)�

��

(→P. 143)��

   ������������

����

�� エフェクターの構成�* EFX Type�* MIDIコントローラーでEFXの設定を変化させる�* コーラス�* リバーブ��

����   ��モジュレーション�ブレス�フット�ボリューム�パン��エクスプレッション�ホールド�ピッチ・ベンド�チャンネル・アフタータッチ�ボイス発音数�

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システム([SYSTEM])

※システムの設定はJV-2080全体で共通の設定です。

※[F3](MIDI)[F4](Control)[F6](Info)は、押すたびに2つの画面が切り替わります。fig. 4-1-9

[F1](Setup)��   環境設定�   本体で設定対象の打楽器音を選択できるようにする�   クロック(テンポ)��

[F2](Tune)��   チューニング��

[F3](MIDI)��   パッチのMIDI受信チャンネル�   MIDIメッセージでパフォーマンスを切り替える�   JV-2080を複数台つないで同時発音数を増やす�   デバイスIDナンバーと全体の送受信スイッチ��

[F4](Control)��   MIDIメッセージ(MIDIコントローラー)�   MIDIコントローラーで音色を変化させた状態を保つ�   ペダルを踏む間隔をクロック(テンポ)にするときのMIDIメッセージ �   音量を変えるMIDIメッセージ�   アフター・タッチを効かせるMIDIメッセージ��

[F5](Preview) ��   本体だけで音を鳴らすときの鳴りかた��

[F6](Info) ��   ウェーブ・エクスパンション・ボードの装着状態を確認�   DATAカードの名前を確認�   バッテリーの状態を確認�

��

  (→P. 142)�  (→P. 90)�

  (→P. 111~123)��

��

  (→P. 98)��

��

  (→P. 16、135)�  (→P. 21、136)�

  (→P. 140)�  (→P. 136)�

��

(→P. 105、107)�  (→P. 106、109)�

(→P. 112、122)�  (→P. 140)�  (→P. 140)�

��

  (→P. 23)��

��

  (→P. 143)�  (→P. 143)�  (→P. 143)�

152

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153

ユーティリティー([UTILITY])

※[F6](Menu)を押すたびに<Menu 1>~<Menu3>が切り替わります。※GMシステムを選んでいるときは、以下のものは選べません。

<Menu 1>の[F1](Write)、[F4](Xfer)、および[F5](Protect)<Menu 2>の[F1](Card)fig. 4-1-10

[F1](Write)��    作った音色を保存する�      本体に保存する�      DATAカードに保存する��

[F2](Copy)��    音色の設定をコピーする�      パフォーマンス:パート�              エフェクト�              名前�      パッチ:     トーン�              エフェクト�              名前�      リズム・セット:打楽器音�              名前�      GMシステム: エフェクト��

[F3](Init)��    選んでいる音色を初期化する�      データの設定を標準的な値にする�      出荷時に内蔵されていたUSERグループのデータを復活させる�      GMシステムを初期化する��

[F4](Xfer)��    データを転送する�      外部MIDI機器に転送(保存)する�      DATAカードに転送する�      本体に転送する��

[F5](Protect)��    本体への書き込みを禁止する�

���

    (→P. 56)�    (→P. 58)�

���

    (→P. 68)�    (→P. 55)�    (→P. 60)�    (→P. 89)�    (→P. 55)�    (→P. 60)�    (→P. 97)�    (→P. 60)�    (→P. 55)�

���

  (→P. 63、100)�  (→P. 60、100)�    (→P. 128)�

���

(→P. 58、129)�    (→P. 130)�    (→P. 131)�

��

    (→P. 61)�

[F1](Card) ��   DATAカードに関する設定をする��   [F1](Format)�   [F2](Rename)�   [F3](Copy)�   [F4](Swap)�

����フォーマットをする�名前を変更する�DATAカードと本体間のデータの転送をする�DATAカードと本体間のデータの交換をする�

����

(→P. 10)�(→P. 11)�(→P. 132)�(→P. 133)�

<Menu 1>

<Menu 2>

<Menu 3>

[F1](Factory)��    すべての設定を出荷時の設定に戻す��

��

(→P. 101)��

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音が出ない

VOLUMEが下がっていませんか?

→ VOLUMEつまみや、接続しているアンプ/ミキサーなどのボリュームを確認してください。

接続は正しくしてありますか?

→ヘッドホンから音が出るようであれば、接続しているケーブルが断線していたり、アンプやミキサーが故障している場合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや機器を確認してください。

MIDIの受信チャンネルは合っていますか?

→接続機器のMIDI送信チャンネルとJV-2080の受信チャンネルが一致しているか確認してください。(→P. 16)

トーン、パッチ、パートのレベルの設定が小さくなっていませんか?

→各トーン、パッチ、各パートのレベルをそれぞれ確認してください。(トーン→P. 85、パッチ→P. 72、パート→P. 67)

トーンやパートがオフになっていませんか?

→各トーン、各パートのオン/オフをそれぞれ確認してください。(トーン→P. 71、パート→P. 64)

発音域の設定は正しいですか?

→各トーン、各パートの発音域の設定をそれぞれ確認してください。(トーン→P. 76、パート→P. 66)

外部機器からのボリューム/エクスプレッション・メッセージでレベルが下がっていませんか?

→電源を入れ直すと元に戻ります。なお、パフォーマンスとリズム・セットを選んでいるときは、 P a r tInformation画面で各メッセージの受信状態を確認できます。(→P. 143)

エフェクトの設定は正しいですか?

→エフェクトのオン/オフ(→P. 25、125)、エフェクト・バランスやレベル(→P. 33~55)などの設定を確認してください。

出力先の設定は正しいですか?

→アウトプット・アサインやEFXアウトプット・アサインの設定を確認してください。(→P. 25~32)

パッチが選べない

[RX]がオンになっていませんか?

→ PATCH Play画面で[RX]がオンのときは、[A]~[H](PART SELECT[1/9]~[8/16])はMIDIチャンネル変更のためのボタンになります。(→P. 16)[RX]をオフにしてください。

パフォーマンスが選べない

[RX]がオンになっていませんか?

→ PERFORM Play画面で[RX]がオンのときは、[A]~[H](PART SELECT[1/9]~[8/16])はパートのオン/オフボタンになります。(→P. 64)[RX]をオフにしてください。

設定対象のパートが選べない

[RX]がオンになっていませんか?

→パフォーマンスの各設定画面で[RX]がオンのときは、PART SELECT[1/9]~[8/16]はパートのオン/オフボタンになります。(→P. 64)[RX]をオフにしてください。

音の高さ(ピッチ)がおかしい

マスター・チューンの設定は正しいですか?

→設定を確認してください(→P. 98)

スケール・チューンを設定していませんか?

→設定を確認してください(→P. 98)

各トーン、各パートのピッチの設定は正しいですか?

→各設定を確認してください。(トーン→P. 82、パート→P. 67)

154

故障と思う前に音が出なくなったり、動作がおかしいと思ったら、まず次の点をお確かめください。もし原因がわからなかったり症状が直らない場合は、お買い上げ店かお近くのローランド・サービス・ステーションまでご連絡ください。

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155

外部機器からのピッチ・ベンド・メッセージを受けたままになっていませんか?

→電源を入れ直すと元に戻ります。なお、パフォーマンスとリズム・セットを選んでいるときは、 P a r tInformation画面で各メッセージの受信状態を確認できます。(→P. 143)

エフェクトがかからない

[EFX][CHORUS][REVERB]がオフになっていませんか?

→各ボタンを押して、インジケータを点灯させてください。(→P. 25、125)

エフェクトの各設定は正しいですか?

→各エフェクトへのセンド・レベルが0になっているとエフェクトはかかりません。各設定を確認してください。(→P. 26、27、29、31、32)

→各エフェクトへのセンド・レベルが0以外に設定されていても、EFXアウトプット・レベル、コーラス・レベル、リバーブ・レベルが0になっているとエフェクトはかかりません。各設定を確認してください。(→P. 26、27、30、31)

→アウトプット・アサインがMIX、DIR1、またはDIR2に設定されているときは、EFXの音は出力されません。(→P. 27、31)

→パフォーマンスの各パートのアウトプット・アサインをPAT-A~Cに設定すると、そのパートに割り当てられているパッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインの設定にしたがって出力されます。したがって、パッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインがMIX、DIR1、またはDIR2に設定されていると、PERFORM/EffectsのGeneral画面ではEFX設定が表示されていますが、EFXの音は出力されません。(→P. 30)

MIDIメッセージが正しく受信できない

受信チャンネルと受信スイッチの設定は正しいですか?

→MIDI受信チャンネル(→P. 135)と、各MIDIメッセージの受信スイッチ(→P. 136~139)の設定を確認してください。

エクスクルーシブの受信設定は正しいですか?

→システム・エクスクルーシブ・メッセージを受信する場合は、送信側とデバイスIDナンバーを一致させ、システム・エクスクルーシブの受信スイッチをオンに設定してください。(→P. 136)また、USERグループのデータを書き替える場合は、さらにシステム・エクスクルーシブ・メッセージのプロテクト・スイッチをオフに設定してください。(→P. 61)

ROM Play画面が表示されていませんか?

→ ROM Play画面が表示されている間は、外部機器からMIDIメッセージを受信しても無視します。

DATAカードが使えない

DATAカード(メモリー・カード(MEMORYCARD:M-512E、M-256E))は初期化されていますか?

→初期化されていないDATAカードは使えません。初期化の操作を行ってください。(→P. 10)

JV-2080に対応していないカードを使っていませんか?

→ JVシリーズ(JV-2080/1080/1000/90/80/880)以外のカードの内容を読み出すことはできません。また、JV-2080またはJV-1080以外でフォーマットしたDATAカードには、データを書き込むことができません。

曲データが正しく再生できない

曲の途中から再生していませんか?

→GMスコアの曲の頭には、GMシステム・オン・メッセージが書き込まれています。このメッセージを受信しないと、GMスコアが正しく再生できない場合があります。

GSフォーマットの曲データを再生していませんか?

→ JV-2080はGMシステムに対応した音源なので、GSフォーマットに適合した曲データは正しく再生できない場合があります。

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● Battery Low

原因:

本体内のバックアップ用の電池(USERグループのデータを保持するための電池)が消耗しています。

対応:

お買い上げ店または最寄りのローランド・サービスに電池の交換を依頼してください。

● Data Card Battery Low

原因:

DATAカードの電池が消耗しています。

対応:

DA TA カードの取扱説明書を読んでから、電池(CR2016)を交換してください。(→P. 10)

● Data Card Not Properly Formatted

原因:

初期化されていないDATAカードが装着されています。

対応:

初期化の操作を行ってください。(→P. 10)

原因:

他機種用のDATAカード、または読み出し専用のDATAカード(SOUND LIBRARY CARD:PN-JV80シリーズ)が装着されています。

対応:

JV -2080 対応の書き込みのできる DATA カード(MEMORY CARD:M-512E、M-256E)を装着してから、もう一度操作してください。

● Data Card Not Ready

原因:

DATAカードがカード・スロットに装着されていません。または確実に差し込まれていません。

対応:

もう一度DATAカードの装着を確認してください。

● Data Card Write Protected

原因:

DATAカードのプロテクト・スイッチがオンになっています。

対応:

DATAカードのプロテクト・スイッチをオフにしてから、もう一度操作してください。

原因:

読み出し専用のDATAカード(SOUND LIBRARYCARD:PN-JV80シリーズ)が装着されています。

対応:

JV -2080 対応の書き込みのできる DATA カード(MEMORY CARD:M-512E、M-256E)を装着してから、もう一度操作してください。

● Edited Patch or Rhythm Exists! Write?

原因:

保存しようとしているパフォーマンスのパートに割り当てられているパッチ、またはリズム・セットで設定を変更したものがあります。

対応:

設定を変更しているパッチ、またはリズム・セットを保存してください。(→P. 57)

● Edited Patch or Rhythm will bediscarded. Sure?

状況:

このままパフォーマンスを保存すると、変更したパッチやリズム・セットの設定は失われます。

対応:

変更した設定が失われてもよいときは[F5](OK)を押して、パフォーマンスを保存します。残しておきたいときは[F6](Cancel)を押して、パフォーマンスの保存を中止します。

●MIDI Buffer Full

原因:

受信したMIDIメッセージの量が多いため、正しく処理できませんでした。

156

エラー・メッセージ一覧操作に誤りがあったり、操作どおりに正しく処理できなかったりしたときは、ウィンドウが開き、エラー・メッセージが一瞬表示されます。エラー・メッセージの指示にしたがって、対処してください。

エラー・メッセージはアルファベット順に並べています。

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157

対応:

送信するMIDIメッセージの量を減らしてください。

●MIDI Communication Error

原因:

MIDIケーブルの接続に問題があります。

対応:

MIDIケーブルの抜けや、断線がないことを確認してください。

● System Exclusive Message:Check Sum Error

原因:

受信したシステム・エクスクルーシブ・メッセージのチェック・サムの値が間違っています。

対応:

チェック・サムの値を修正してください。

● System Exclusive Message:Data Card Not Ready

原因:

DATAカードがカード・スロットに装着されていません。または確実に差し込まれていません。

対応:

もう一度DATAカードの装着を確認してください。

● System Exclusive Message:Data Card Write Protected

原因:

DATAカードのプロテクト・スイッチがオンになっています。

対応:

DATAカードのプロテクト・スイッチをオフにしてから、もう一度操作してください。

● System Exclusive Message:Improper Data Card

原因:

初期化されていないDATAカードが装着されています。

対応:

初期化の操作を行ってください。(→P. 10)

原因:

他機種用のDATAカード、または読み出し専用のDATAカード(SOUND LIBRARY CARD:PN-JV80シリーズ)が装着されています。

対応:

JV -2080 対応の書き込みのできる DATA カード(MEMORY CARD:M-512E、M-256E)を装着してから、もう一度操作してください。

● System Exclusive Message:Receive Data Error

原因:

MIDIメッセージが正しく受信できませんでした。

対応:

何度も同じメッセージが表示されるときは、MIDIメッセージの内容に問題があります。

● System Exclusive Message:User Memory Write Protected

原因:

System Exclusive Message(User Memory Protect画面[UTILITY]→[F5](Protect))がONになっているため、USERグループのデータを書き替えることができません。

対応:

OFFにしてから、もう一度操作してください。

● User Memory Damaged

原因:

USERグループのデータが壊れています。

対応:

ファクトリー・プリセットの操作で、出荷時の設定に戻してください。(→P. 101)

● User Memory Write Protected:Write Protect ON

原因:

Write Operation(User Memory Protect画面[UTILITY]→[F5](Protect))がONになっているため、USERグループに保存することができません。

対応:

[DEC]を押して“Write Protect OFF”にし、[F6](OK)を押して表示を消した後、もう一度[F6](Execute)を押して保存を実行します。(→P. 56)

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パフォーマンス

[F1](Common)Common画面([PERFORM]→[F1](Common))

設定項目 正式名称 設定値Performance Name パフォーマンス・ネーム ASCIIキャラクター(最大12文字) (→P. 59)Clock Source パフォーマンス・クロック・ソース PERFORM, SYSTEM (→P. 110~123)Performance Tempo パフォーマンス・テンポ 20~250 (→P. 110~123)

[F2](K.Range)Part Key Range Lower:Upper画面([PERFORM]→[F2](K.Range))(P. 66)

設定項目 正式名称 設定値1~16 Lower パート1~16・キー・レンジ・ロワー C-1~Upper1~16 Upper パート1~16・キー・レンジ・アッパー Lower~G9Switch キー・レンジ・スイッチ OFF, ON

[F3](Part)Part Param画面([PERFORM]→[F3](Part))(P. 66)

設定項目 正式名称 設定値Patch Group パッチ・グループ USER, CARD, PR-A, PR-B, PR-C, GM, PR-E, XP-A~XP-HPatch Number パッチ・ナンバー 001~255Part Level パート・レベル 0~127Part Pan パート・パン L63~0~63RCoarse Tune パート・コース・チューン -48~+48半音Fine Tune パート・ファイン・チューン -50~+50セントVoice Reserve ボイス・リザーブ 0~64

[F4](MIDI)Part MIDI画面([PERFORM]→[F4](MIDI))(P. 67)

設定項目 正式名称 設定値Channel MIDIチャンネル 1~16Rx Switch レシーブ・スイッチ OFF, ONRx Prog Chg Switch レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ OFF, ONRx Volume Switch レシーブ・ボリューム・スイッチ OFF, ONRx Hold-1 Switch レシーブ・ホールド1・スイッチ OFF, ON

[F5](Effects)General画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F1](General))(P. 28)

設定項目 正式名称 設定値Output Assign アウトプット・アサイン MIX, EFX-A~EFX-C, DIR1, DIR2, PAT-A~PAT-CReverb Send Level リバーブ・センド・レベル 0~127Chorus Send Level コーラス・センド・レベル 0~127Mix/EFX Send Level Mix/EFXセンド・レベル 0~127EFX Type EFXタイプ 1~40EFX Reverb Send Level EFXリバーブ・センド・レベル 0~127EFX Chorus Send Level EFXコーラス・センド・レベル 0~127EFX Output Level EFXアウトプット・レベル 0~127EFX Output Assign EFXアウトプット・アサイン MIX, DIR1, DIR2Chorus Level コーラス・レベル 0~127Chorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REV, M+RReverb Level リバーブ・レベル 0~127EFX-A~C Source EFX-A~Cソース PERFORM, PART1~PART9, PART11~PART16

158

設定項目一覧

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159

EFX Param画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm))(P. 33)

EFX(→P. 168~172)をご覧ください。

EFX Control画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F3](EFX Ctl))(P. 104)

設定項目 正式名称 設定値EFX 1, 2 Control Source EFXコントローラー1, 2・コントロール・ソース 1*EFX 1, 2 Control Depth EFXコントローラー1, 2・コントロール・デプス -63~+63

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH

Chorus画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Level コーラス・レベル 0~127Rate コーラス・レイト 0~127Depth コーラス・デプス 0~127Pre-Delay コーラス・プリ・ディレイ 0~127Feedback コーラス・フィードバック 0~127Output コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REVERB, MIX+REV

Reverb画面([PERFORM]→[F5](Effects)→[F5](Reverb))(P. 54)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ/ディレイ・タイプ 1*Level リバーブ/ディレイ・レベル 0~127Time リバーブ/ディレイ・タイム 0~127HF Damp リバーブ/ディレイHFダンプ 2*Delay Feedback ディレイ・フィードバック 0~127

1*: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY

2*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

[F6](Info)Part Information画面([PERFORM]→[F6](Info)→[F1]~[F5])(P. 143)

設定項目 正式名称 受信値Modulation モジュレーション 0~127Breath ブレス 0~127Foot フット 0~127Volume ボリューム 0~127Pan パン L64~0~63RExpression エクスプレッション 0~127Hold-1 ホールド1 0~127Pitch Bend ピッチ・ベンド -128~+127Channel Aftertouch チャンネル・アフタータッチ 0~127Voices ボイス 0~64System Control 1 システム・コントロール1 0~127System Control 2 システム・コントロール2 0~127

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パッチ

[F1](Common)Common General画面([PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))(P. 72)

設定項目 正式名称 設定値Patch Name パッチ・ネーム ASCIIキャラクター(最大12文字)Patch Level パッチ・レベル 0~127Patch Pan パッチ・パン L63~0~63RAnalog Feel アナログ・フィール・デプス 0~127Bend Range Up ベンド・レンジ・アップ 0~+12Bend Range Down ベンド・レンジ・ダウン -48~0Category パッチ・カテゴリー 1*Octave Shift オクターブ・シフト -3~+3Stretch Tune Depth ストレッチ・チューン・デプス OFF, 1~3Voice Priority ボイス・プライオリティー LAST, LOUDESTClock Source パッチ・クロック・ソース PATCH, SYSTEMPatch Tempo パッチ・テンポ 20~250

1*: NO ASSIGN, AC.PIANO, EL.PIANO, KEYBOARDS, BELL, MALLET, ORGAN, ACCORDION, HARMONICA, AC.GUITAR, EL.GUITAR, DIST.GUITAR,BASS, SYNTH BASS, STRINGS, ORCHESTRA, HIT&STAB, WIND, FLUTE, AC.BRASS, SYNTH BRASS, SAX, HARD LEAD, SOFT LEAD, TECHNOSYNTH, PULSATING, SYNTH FX, OTHER SYNTH, BRIGHT PAD, SOFT PAD, VOX, PLUCKED, ETHNIC, FRETTED, PERCUSSION, SOUND FX,BEAT&GROOVE, DRUMS, COMBINATION

Common Control画面([PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))

設定項目 正式名称 設定値Key Assign キー・アサイン POLY, SOLO (→P. 73)Legato Switch ソロ・レガート・スイッチ OFF, ON (→P. 73)Switch ポルタメント・スイッチ OFF, ON (→P. 73)Time ポルタメント・タイム 0~127 (→P. 73)Type ポルタメント・タイプ RATE, TIME (→P. 73)Mode ポルタメント・モード NORMAL, LEGATO (→P. 73)Start ポルタメント・スタート PITCH, NOTE (→P. 73)Ctrl 1 Control Source パッチ・コントローラー1・コントロール・ソース MODULATION (→P. 106)Ctrl 1 Peak&Hold パッチ・コントローラー1・ピーク&ホールド OFF, HOLD, PEAK (→P. 106)Ctrl 2, 3 Control Source パッチ・コントローラー2, 3・コントロール・ソース 1* (→P. 106)Ctrl 2, 3 Peak&Hold パッチ・コントローラー2, 3・ピーク&ホールド OFF, HOLD, PEAK (→P. 106)

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH, LFO1, LFO2,VELOCITY, KEYFOLLOW, PLAYMATE

Structure画面([PATCH]→[F1](Common)→[F3](Struct))(P. 74)

設定項目 正式名称 設定値Structure Type 1&2 ストラクチャー・タイプ1&2 1~10Booster 1&2 ブースター・ゲイン1&2 0, +6, +12, +18Structure Type 3&4 ストラクチャー・タイプ3&4 1~10Booster 3&4 ブースター・ゲイン3&4 0, +6, +12, +18

Tone Key Range Lower:Upper画面([PATCH]→[F1](Common)→[F4](K.Range))(P. 76)

設定項目 正式名称 設定値Tone 1~4 Lower トーン1~4・キー・レンジ・ロワー C-1~UpperTone 1~4 Upper トーン1~4・キー・レンジ・アッパー Lower~G9

Tone Vel Range Lower:Upper:Fade画面([PATCH]→[F1](Common)→[F5](V.Range))(P. 76)

設定項目 正式名称 設定値Tone 1~4 Lower トーン1~4・ベロシティー・レンジ・ロワー 1~UpperTone 1~4 Upper トーン1~4・ベロシティー・レンジ・アッパー Lower~127Tone 1~4 Fade トーン1~4・ベロシティー・クロスフェード 0~127Switch ベロシティー・レンジ・スイッチ OFF, ON

160

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161

[F2](WG)Wave Param画面([PATCH]→[F2](WG)→[F1](WG Prm))(P. 79)

設定項目 正式名称 設定値Wave Group ウェーブ・グループ INT-A, INT-B, XP-A~XP-HWave Number ウェーブ・ナンバー 001~255 Wave Gain ウェーブ・ゲイン -6, 0, +6, +12Tone Switch トーン・スイッチ OFF, ONFXM Switch FXMスイッチ OFF, ONFXM Color FXMカラー 1~4FXM Depth FXMデプス 1~16Mode トーン・ディレイ・モード 1*Time トーン・ディレイ・タイム 0~127/0~880(2*)/0~5000

1*: NORMAL, HOLD, PLAYMATE, CLOCK-SYNC, KEY-OFF-N, KEY-OFF-D, TEMPO-SYNC

2*: Modeが“CLOCK-SYNC”または“TEMPO-SYNC”のときは、設定値が音符になる。

Pitch画面([PATCH]→[F2](WG)→[F2](Pitch))(P. 82)

設定項目 正式名称 設定値Coarse Tune コース・チューン -48~+48半音Fine Tune ファイン・チューン -50~+50セントRandom Pitch Depth ランダム・ピッチ・デプス 1*Pitch Keyfollow ピッチ・キー・フォロー 2*

1*: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200

2*: -100, -70, -50, -30, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100, +120, +150, +200

Pitch Envelope画面([PATCH]→[F2](WG)→[F3](Pch Env))(P. 82)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 ピッチ・エンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~4 ピッチ・エンベロープ・レベル1~4 -63~+63Envelope Depth ピッチ・エンベロープ・デプス -12~+12Velocity Sens ピッチ・エンベロープ・センス -100~+150Velocity Time1 ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス 1*Velocity Time4 ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス 1*Time Keyfollow ピッチ・エンベロープ・タイム・キー・フォロー 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

[F3](TVF)TVF Param画面([PATCH]→[F3](TVF)→[F1](TVF Prm))(P. 83)

設定項目 正式名称 設定値Filter Type フィルター・タイプ OFF, LPF, BPF, HPF, PKGCutoff Frequency カットオフ・フリケンシー 0~127Resonance レゾナンス 0~127Resonance Vel Sens レゾナンス・ベロシティー・センス -100~+150Cutoff Keyfollow カットオフ・フリケンシー・キーフォロー 1*

1*: -100, -70, -50, -30, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100, +120, +150, +200

TVF Envelope画面([PATCH]→[F3](TVF)→[F2](TVF Env))(P. 84)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 TVFエンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~4 TVFエンベロープ・レベル1~4 0~127Envelope Depth TVFエンベロープ・デプス -63~+63Velocity Curve TVFエンベロープ・ベロシティー・カーブ 1~7Velocity Sens TVFエンベロープ・ベロシティー・センス -100~+150Velocity Time1 TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス 1*Velocity Time4 TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス 1*Time Keyfollow TVFエンベロープ・タイム・キーフォロー 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

(倍全音符)�(付点全音符)、�(付点2分音符)、�

(付点32分音符)、�

(全音符)、� (3連倍全音符)、�

(3連16分音符)、�(32分音符)、�(3連64分音符)、� (64分音符)、� (3連32分音符)、�

(付点8分音符)、�(3連4分音符)、�(8分音符)、� (3連2分音符)、�(4分音符)、�

(付点4分音符)、� (3連全音符)、�(2分音符)、�

(16分音符)、�

(3連8分音符)、� (付点16分音符)、�

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[F4](TVA)TVA Param画面([PATCH]→[F4](TVA)→[F1](TVA Prm))(P. 85)

設定項目 正式名称 設定値Tone Level トーン・レベル 0~127Tone Pan トーン・パン L63~0~63RPan Keyfollow パン・キーフォロー 1*Random Pan Depth ランダム・パン・デプス 0~63Alternate Pan Depth オルタネイト・パン・デプス L63~0~63RDirection バイアス・ディレクション LOWER, UPPER, LOW&UP, ALLPosition バイアス・ポジション C-1~G9Level バイアス・レベル 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

TVA Envelope画面([PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVA Env))(P. 85)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 TVAエンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~3 TVAエンベロープ・レベル1~3 0~127Velocity Curve TVAエンベロープ・ベロシティー・カーブ 1~7Velocity Sens TVAエンベロープ・ベロシティー・センス -100~+150Velocity Time1 TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム1・センス 1*Velocity Time4 TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム4・センス 1*Time Keyfollow TVAエンベロープ・タイム・キーフォロー 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

[F5](LFO&Ctl)LFO 1 Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F1](LFO 1))(P. 86)

LFO 2 Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F2](LFO 2))(P. 86)

設定項目 正式名称 設定値Waveform LFOウェーブ・フォーム TRI, SIN, SAW, SQR, TRP, S&H, RND, CHSKey Sync LFOキー・シンク OFF, ONRate LFOレイト 0~127, 0~880(1*)Ext Sync LFOエクスターナル・シンク OFF, CLOCKFade Mode LFOフェード・モード ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUTDelay Time LFOディレイ・タイム 0~127Fade Time LFOフェード・タイム 0~127Offset LFOレベル・オフセット -100, -50, 0, +50, +100Pitch ピッチLFOデプス -63~+63Filter フィルターLFOデプス -63~+63Level レベルLFOデプス -63~+63Pan パンLFOデプス -63~+63

1*: Ext Syncが“CLOCK”のときは設定値が音符になる

Control Param画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F3](Control))(P. 106)

設定項目 正式名称 設定値1 Common Source パッチ・コントローラー1・コントロール・ソース MODULATION2~3 Common Source パッチ・コントローラー2~3・コントロール・ソース 1*1~3 Control Dest パッチ・コントローラー1~3・コントロール・デスティネーション1~4 2*1~3 Depth パッチ・コントローラー1~3・デプス1~4 -63~+63

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH, LFO1, LFO2,VELOCITY, KEYFOLLOW, PLAYMATE

2*: OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, MIX, CHO, REV, PL1, PL2, FL1, FL2, AL1, AL2, pL1, pL2, L1R, L2R

Control Switch画面([PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F4](Ctrl Sw))(P. 88)

設定項目 正式名称 設定値Volume ボリューム・コントロール・スイッチ OFF, ONPan パン・コントロール・スイッチ OFF, CONTINUOUS, KEY-ONPitch Bend ピッチ・ベンド・コントロール・スイッチ OFF, ONHold-1 ホールド1・コントロール・スイッチ OFF, ONRedamper リダンパー・コントロール・スイッチ OFF, ON

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163

[F6](Effects)General画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F1](General))(P. 25)

設定項目 正式名称 設定値Output Assign アウトプット・アサイン MIX, EFX, DIR1, DIR2Reverb Send Level リバーブ・センド・レベル 0~127Chorus Send Level コーラス・センド・レベル 0~127Mix/EFX Send Level Mix/EFXセンド・レベル 0~127EFX Type EFXタイプ 1~40EFX Reverb Send Level EFXリバーブ・センド・レベル 0~127EFX Chorus Send Level EFXコーラス・センド・レベル 0~127EFX Output Level EFXアウトプット・レベル 0~127EFX Output Assign EFXアウトプット・アサイン MIX, DIR1, DIR2Chorus Level コーラス・レベル 0~127Chorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REV, M+RReverb Level リバーブ・レベル 0~127

EFX Param画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F2](EFX Prm))(P. 33)

EFX(→P. 168~172)をご覧ください。

EFX Control画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F3](EFX Ctl))(P. 104)

設定項目 正式名称 設定値EFX 1, 2 Control Source EFXコントローラー1, 2・コントロール・ソース 1*EFX 1, 2 Control Depth EFXコントローラー1, 2・コントロール・デプス -63~+63EFX Ctrl Peak&Hold EFXコントローラー・ピーク&ホールド OFF, HOLD, PEAK

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH

Chorus画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Level コーラス・レベル 0~127Rate コーラス・レイト 0~127Depth コーラス・デプス 0~127Pre-Delay コーラス・プリ・ディレイ 0~127Feedback コーラス・フィードバック 0~127Output コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REVERB, MIX+REV

Reverb画面([PATCH]→[F6](Effects)→[F5](Reverb))(P. 54)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ/ディレイ・タイプ 1*Level リバーブ/ディレイ・レベル 0~127Time リバーブ/ディレイ・タイム 0~127HF Damp リバーブ/ディレイHFダンプ 2*Delay Feedback ディレイ・フィードバック 0~127

1*: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY

2*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

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リズム・セット

[F1](Common)Rhythm Set Name画面([RHYTHM]→[F1](Common))(P. 59)

設定項目 正式名称 設定値Rhythm Set Name リズム・セット・ネーム ASCIIキャラクター(最大12文字)

[F2](Key WG)Wave画面([RHYTHM]→[F2](Key WG))(P. 92)

設定項目 正式名称 設定値Wave Group ウェーブ・グループ INT-A, INT-B, XP-A~XP-HWave Number ウェーブ・ナンバー 001~255 Wave Gain ウェーブ・ゲイン -6, 0, +6, +12Tone Switch トーン・スイッチ OFF, ONCoarse Tune コース・チューン C-1~G9Fine Tune ファイン・チューン -50~+50セントRandom Pitch Depth ランダム・ピッチ・デプス 1*

1*: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200

Pitch Envelope画面([RHYTHM]→[F2](Key WG))(P. 93)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 ピッチ・エンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~4 ピッチ・エンベロープ・レベル1~4 -63~+63Envelope Depth ピッチ・エンベロープ・デプス -12~+12Velocity Sens ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス -100~+150Velocity Time ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・タイム・センス 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

[F3](Key TVF)TVF Param画面([RHYTHM]→[F3](Key TVF))(P. 94)

設定項目 正式名称 設定値Filter Type フィルター・タイプ OFF, LPF, BPF, HPF, PKGCutoff Frequency カットオフ・フリケンシー 0~127Resonance レゾナンス 0~127Resonance Vel Sens レゾナンス・ベロシティー・センス -100~+150

TVF Envelope画面([RHYTHM]→[F3](Key TVF))(P. 94)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 TVFエンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~4 TVFエンベロープ・レベル1~4 0~127Envelope Depth TVFエンベロープ・デプス -63~+63Velocity Sens TVFエンベロープ・ベロシティー・センス -100~+150Velocity Time TVFエンベロープ・ベロシティー・タイム・センス 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

[F4](Key TVA)TVA Param画面([RHYTHM]→[F4](Key TVA))(P. 95)

設定項目 正式名称 設定値Tone Level リズム・トーン・レベル 0~127Tone Pan リズム・トーン・パン L64~0~63RRandom Pan Depth ランダム・パン・デプス 0~63Alternate Pan Depth オルタネイト・パン・デプス L63~0~63R

164

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165

TVA Envelope画面([RHYTHM]→[F4](Key TVA))(P. 95)

設定項目 正式名称 設定値Time 1~4 TVAエンベロープ・タイム1~4 0~127Level 1~3 TVAエンベロープ・レベル1~3 0~127Velocity Sens TVAエンベロープ・ベロシティー・センス -100~+150Velocity Time TVAエンベロープ・ベロシティー・タイム・センス 1*

1*: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100

[F5](Key Ctl)Control Param画面([RHYTHM]→[F5](Key Ctl))(P. 96)

設定項目 正式名称 設定値Bend Range ピッチ・ベンド・レンジ 0~12Mute Group ミュート・グループ OFF, 1~31Envelope Mode エンベロープ・モード NO-SUS, SUSTAINVolume ボリューム・コントロール・スイッチ OFF, ONPan パン・コントロール・スイッチ OFF, CONTINUOUS, KEY-ONHold-1 ホールド1・コントロール・スイッチ OFF, ON

[F6](Effects)General画面([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F1](General))(P. 32)

設定項目 正式名称 設定値Output Assign アウトプット・アサイン MIX, EFX, DIR1, DIR2Reverb Send Level リバーブ・センド・レベル 0~127Chorus Send Level コーラス・センド・レベル 0~127Mix/EFX Send Level Mix/EFXセンド・レベル 0~127EFX Type EFXタイプ 1~40EFX Reverb Send Level EFXリバーブ・センド・レベル 0~127EFX Chorus Send Level EFXコーラス・センド・レベル 0~127EFX Output Level EFXアウトプット・レベル 0~127EFX Output Assign EFXアウトプット・アサイン MIX, DIR1, DIR2Chorus Level コーラス・レベル 0~127Chorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REV, M+RReverb Level リバーブ・レベル 0~127EFX-A~C Source EFX-A~C・ソース PERFORM, PART1~PART9, PART11~PART16

EFX Param画面([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F2](EFX Prm))(P. 33)

EFX(→P. 168~172)をご覧ください。

EFX Control画面([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F3](EFX Ctl))(P. 104)

設定項目 正式名称 設定値EFX 1, 2 Control Source EFXコントローラー1, 2・コントロール・ソース 1*EFX 1, 2 Control Depth EFXコントローラー1, 2・コントロール・デプス -63~+63

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH

Chorus画面([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F4](Chorus))(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Level コーラス・レベル 0~127Rate コーラス・レイト 0~127Depth コーラス・デプス 0~127Pre-Delay コーラス・プリ・ディレイ 0~127Feedback コーラス・フィードバック 0~127Output コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REVERB, MIX+REV

Reverb画面([RHYTHM]→[F6](Effects)→[F5](Reverb))(P. 54)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ/ディレイ・タイプ 1*Level リバーブ/ディレイ・レベル 0~127Time リバーブ/ディレイ・タイム 0~127HF Damp リバーブ/ディレイHFダンプ 2*Delay Feedback ディレイ・フィードバック 0~127

1*: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY

2*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

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GMシステム

[F4](Part)Part Param画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F4](Part))(P. 127)

設定項目 正式名称 設定値Patch Number GMパッチ・ナンバー 001~128 Part Volume パート・ボリューム 0~127Part Pan パート・パン L64~0~63RCoarse Tune パート・コース・チューン -48~+48半音Fine Tune パート・ファイン・チューン -50~+50セント

[F5](Effects)General画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F1](General))(P. 32)

設定項目 正式名称 設定値Output Assign アウトプット・アサイン MIX, EFX, DIR1, DIR2, PATReverb Send Level リバーブ・センド・レベル 0~127Chorus Send Level コーラス・センド・レベル 0~127Mix/EFX Send Level Mix/EFXセンド・レベル 0~127EFX Type EFXタイプ 1~40EFX Reverb Send Level EFXリバーブ・センド・レベル 0~127EFX Chorus Send Level EFXコーラス・センド・レベル 0~127EFX Output Level EFXアウトプット・レベル 0~127EFX Output Assign EFXアウトプット・アサイン MIX, DIR1, DIR2Chorus Level コーラス・レベル 0~127Chorus Output Assign コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REV, M+RReverb Level リバーブ・レベル 0~127

EFX Param画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F2](EFX Prm))(P. 33)

EFX(→P. 168~172)をご覧ください。

EFX Control画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F3](EFX Ctl))(P. 104)

設定項目 正式名称 設定値EFX 1, 2 Control Source EFXコントローラー1, 2・コントロール・ソース 1*EFX 1, 2 Control Depth EFXコントローラー1, 2・コントロール・デプス -63~+63

1*: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME, PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH

Chorus画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F4](Chorus))(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Level コーラス・レベル 0~127Rate コーラス・レイト 0~127Depth コーラス・デプス 0~127Pre-Delay コーラス・プリ・ディレイ 0~127Feedback コーラス・フィードバック 0~127Output コーラス・アウトプット・アサイン MIX, REVERB, MIX+REV

Reverb画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F5](Effects)→[F5](Reverb))(P. 54)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ/ディレイ・タイプ 1*Level リバーブ/ディレイ・レベル 0~127Time リバーブ/ディレイ・タイム 0~127HF Damp リバーブ/ディレイHFダンプ 2*Delay Feedback ディレイ・フィードバック 0~127

1*: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY

2: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000, 6300, 8000 Hz, BYPASS

166

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167

[F6](Info)Part Information画面([SHIFT]+[PERFORM]→[F6](Info)→[F1]~[F5])(P. 143)

設定項目 正式名称 受信値Modulation モジュレーション 0~127Brerath ブレス 0~127Foot フット 0~127Volume ボリューム 0~127Pan パン L64~0~63RExpression エクスプレッション 0~127Hold-1 ホールド1 0~127Pitch Bend ピッチ・ベンド -128~+127Channel Aftertouch チャンネル・アフタータッチ 0~127Voices ボイス 0~64

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EFX

168

01:STEREO-EQ(P. 34)

設定項目 正式名称 設定値Low Freq ロー・フリケンシー 200, 400HzLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBP1 Freq ピーキング1・フリケンシー *1P1 Gain ピーキング1・ゲイン -15~+15 dBP1 Q ピーキング1・Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0High Freq ハイ・フリケンシー 4000, 8000HzHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBP2 Freq ピーキング2・フリケンシー *1P2 Gain ピーキング2・ゲイン -15~+15 dBP2 Q ピーキング2・Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0Level アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz

02:OVER-DRIVE(P. 34)

設定項目 正式名称 設定値Drive ドライブ 0~127Amp Type アンプ・シミュレーター・タイプ SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACKLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBPan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

03:DISTORTION(P. 35)

設定項目 正式名称 設定値Drive ドライブ 0~127Amp Type アンプ・シミュレーター・タイプ SMALL, BUILT-IN,

2-STACK, 3-STACKLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBPan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

04:PHASER(P. 35)

設定項目 正式名称 設定値Manual マニュアル 100~ 8000 HzRate フェイザー・レイト 0.05~10.00 HzDepth フェイザー・デプス 0~127Resonance レゾナンス 0~127Mix ミックス・レベル 0~127Pan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

05:SPECTRUM(P. 35)

設定項目 正式名称 設定値Band1 バンド1・ゲイン -15~+15 dBBand2 バンド2・ゲイン -15~+15 dBBand3 バンド3・ゲイン -15~+15 dBBand4 バンド4・ゲイン -15~+15 dBBand5 バンド5・ゲイン -15~+15 dBBand6 バンド6・ゲイン -15~+15 dBBand7 バンド7・ゲイン -15~+15 dBBand8 バンド8・ゲイン -15~+15 dBQ Q 0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0Pan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

06:ENHANCER(P. 36)

設定項目 正式名称 設定値Sens センス 0~127Mix ミックス・レベル 0~127Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBLevel アウトプット・レベル 0~127

07:AUTO-WAH(P. 36)

設定項目 正式名称 設定値Filter Type フィルター・タイプ LPF, BPFSens センス 0~127Manual マニュアル 0~127Peak ピーク 0~127Rate LFOレイト 0.05~10.00 HzDepth LFOデプス 0~127Level アウトプット・レベル 0~127

08:ROTARY(P. 37)

設定項目 正式名称 設定値Low Slow Rate ロー・フリケンシー・スロー・レイト 0.05~10.00 HzLow Fast Rate ロー・フリケンシー・ファースト・レイト 0.05~10.00 HzLow Acceleration ロー・フリケンシー・アクセラレーション 0~15Low Level ロー・フリケンシー・レベル 0~127Speed スピード SLOW, FASTHigh Slow Rate ハイ・フリケンシー・スロー・レイト 0.05~10.00 HzHigh Fast Rate ハイ・フリケンシー・ファースト・レイト 0.05~10.00 HzHigh Acceleration ハイ・フリケンシー・アクセラレーション 0~15High Level ハイ・フリケンシー・レベル 0~127Separation セパレーション 0~127Level アウトプット・レベル 0~127

09:COMPRESSOR(P. 37)

設定項目 正式名称 設定値Attack アタック・タイム 0~127Sustain サスティン 0~127Post Gain ポスト・ゲイン 0, +6, +12, +18 dBLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBPan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

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169

10:LIMITER(P. 38)

設定項目 正式名称 設定値Threshold スレッショルド・レベル 0~127Ratio コンプレッション・レシオ 1.5:1, 2:1, 4:1, 100:1Release リリース・タイム 0~127Post Gain ポスト・ゲイン 0, +6, +12, +18 dBLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBPan アウトプット・パン L64~0~63RLevel アウトプット・レベル 0~127

11:HEXA-CHORUS(P. 38)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msRate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzDepth コーラス・デプス 0~127Pre Delay Deviationプリ・ディレイ・ディビエーション 0~20Depth Deviation デプス・ディビエーション -20~+20Pan Deviation パン・ディビエーション 0~20Balance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

12:TREMOLO-CHORUS(P. 39)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Tremolo Phase トレモロ・フェイズ 0~180度Tremolo Rate トレモロ・レイト 0.05~10.00 HzTremolo Separationトレモロ・セパレーション 0~127Balance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

13:SPACE-D(P. 39)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msRate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzDepth コーラス・デプス 0~127Phase フェイズ 0~180度Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

14:STEREO-CHORUS(P. 40)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msRate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzDepth コーラス・デプス 0~127Phase フェイズ 0~180度Filter Type フィルター・タイプ OFF, LPF, HPFCutoff Freq カットオフ・フリケンシー 1*Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz

15:STEREO-FLANGER(P. 40)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msRate LFOレイト 0.05~10.00 HzDepth LFOデプス 0~127Feedback フィードバック -98~+98%Phase フェイズ 0~180度Filter Type フィルター・タイプ OFF, LPF, HPFCutoff Freq カットオフ・フリケンシー 1*Low Gain ロー・ゲイン- 15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン- 15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz

16:STEP-FLANGER(P. 41)

設定項目 正式名称 設定値Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msRate LFOレイト 0.05~10.00 HzDepth LFOデプス 0~127Feedback フィードバック・レベル -98~+98%Phase フェイズ 0~180度Step Rate ステップ・レイト 0.10~20.00 Hz, 音符Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

17:STEREO-DELAY(P. 42)

設定項目 正式名称 設定値Delay Left ディレイ・タイム・レフト 0.0~500.0 msDelay Right ディレイ・タイム・ライト 0.0~500.0 msPhase Left フェイズ・レフト NORMAL, INVERTPhase Right フェイズ・ライト NORMAL, INVERTFeedback フィードバック -98~+98%Feedback Mode フィードバック・モード NORMAL, CROSSHF Damp HFダンプ 1*Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

18:MODULATION-DELAY(P. 42)

設定項目 正式名称 設定値Delay Left ディレイ・タイム・レフト 0.0~500.0 msDelay Right ディレイ・タイム・ライト 0.0~500.0 msFeedback フィードバック -98~+98%Feedback Mode フィードバック・モード NORMAL, CROSSRate モジュレーション・レイト 0.05~10.00 HzDepth モジュレーション・デプス 0~127Phase フェイズ 0~180度HF Damp HFダンプ 1*Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

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19:TRIPLE-TAP-DELAY(P. 43)

設定項目 正式名称 設定値Delay Center ディレイ・タイム・センター 200~1000ms, 音符Delay Left ディレイ・タイム・レフト 200~1000ms, 音符Delay Right ディレイ・タイム・ライト 200~1000ms, 音符Center Level センター・レベル 0~127Left Level レフト・レベル 0~127Right Level ライト・レベル 0~127Feedback フィードバック -98~+98%HF Damp HFダンプ 1*Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

20:QUADRUPLE-TAP-DELAY(P. 44)

設定項目 正式名称 設定値Delay 1 ディレイ・タイム1 200~1000ms, 音符Delay 2 ディレイ・タイム2 200~1000ms, 音符Delay 3 ディレイ・タイム3 200~1000ms, 音符Delay 4 ディレイ・タイム4 200~1000ms, 音符Feedback フィードバック -98~+98%HF Damp HFダンプ 1*Level 1 レベル1 0~127Level 2 レベル2 0~127Level 3 レベル3 0~127Level 4 レベル4 0~127Balance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

21:TIME-CONTROL-DELAY(P. 45)

設定項目 正式名称 設定値Delay ディレイ・タイム 200~1000msAcceleration アクセラレーション 0~15Feedback フィードバック -98~+98%HF Damp HFダンプ 1*Pan アウトプット・パン L64~0~63RLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

22:2VOICE-PITCH-SHIFTER(P. 46)

設定項目 正式名称 設定値Coarse A コース・ピッチA -24~+12半音Fine A ファイン・ピッチA -100~+100セントPan A アウトプット・パンA L64~0~63RPre Delay A プリ・ディレイ・タイムA 0.0~500.0 msLevel Balance レベル・バランス A100:0B~A0:100BMode ピッチ・シフター・モード 1, 2, 3, 4, 5Coarse B コース・ピッチB -24~+12半音Fine B ファイン・ピッチB -100~+100セントPan B アウトプット・パンB L64~0~63RPre Delay B プリ・ディレイ・タイムB 0.0~500.0 msBalance エフェクト・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

23:FBK-PITCH-SHIFTER(P. 46)

設定項目 正式名称 設定値Coarse コース・ピッチ -24~+12半音Fine ファイン・ピッチ -100~+100セントPan アウトプット・パン L64~0~63RPre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~500.0 msMode ピッチ・シフター・モード 1, 2, 3, 4, 5Feedback フィードバック -98~+98%Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

24:REVERB(P. 47)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ・タイプ ROOM1, ROOM2,

STAGE1, STAGE2,HALL1, HALL2

Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msTime リバーブ・タイム 0~127HF Damp HFダンプ 1*Low Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

25:GATE-REVERB(P. 47)

設定項目 正式名称 設定値Type リバーブ・タイプ NORMAL, REVERSE,

SWEEP1, SWEEP2Pre Delay プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msGate Time ゲート・タイム 5~500 msLow Gain ロー・ゲイン -15~+15 dBHigh Gain ハイ・ゲイン -15~+15 dBBalance エフェクト・バランス DRY100:0WET~

DRY0:100WETLevel アウトプット・レベル 0~127

26:OVERDRIVE → CHORUS(P. 48)

設定項目 正式名称 設定値OD Drive ドライブ 0~127OD Pan オーバードライブ・パン L64~0~63RChorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

27:OVERDRIVE → FLANGER(P. 48)

設定項目 正式名称 設定値OD Drive ドライブ 0~127OD Pan オーバードライブ・パン L64~0~63RFLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

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28:OVERDRIVE → DELAY(P. 49)

設定項目 正式名称 設定値OD Drive ドライブ 0~127OD Pan オーバードライブ・パン L64~0~63RDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

29:DISTORTION → CHORUS(P. 49)

設定項目 正式名称 設定値DIST Drive ドライブ 0~127DIST Pan ディストーション・パン L64~0~63RChorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

30:DISTORTION → FLANGER(P. 49)

設定項目 正式名称 設定値DIST Drive ドライブ 0~127DIST Pan ディストーション・パン L64~0~63RFLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

31:DISTORTION → DELAY(P. 50)

設定項目 正式名称 設定値DIST Drive ドライブ 0~127DIST Pan ディストーション・パン L64~0~63RDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

32:ENHANCER → CHORUS(P. 50)

設定項目 正式名称 設定値Enhancer Sens エンハンサー・センス 0~127Enhancer Mix エンハンサー・ミックス・レベル 0~127Chorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

33:ENHANCER → FLANGER(P. 50)

設定項目 正式名称 設定値Enhancer Sens エンハンサー・センス 0~127Enhancer Mix エンハンサー・ミックス・レベル 0~127FLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

34:ENHANCER → DELAY(P. 51)

設定項目 正式名称 設定値Enhancer Sens エンハンサー・センス 0~127Enhancer Mix エンハンサー・ミックス・レベル 0~127Delay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

35:CHORUS → DELAY(P. 51)

設定項目 正式名称 設定値Chorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

36:FLANGER → DELAY(P. 52)

設定項目 正式名称 設定値FLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

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37:CHORUS → FLANGER(P. 52)

設定項目 正式名称 設定値Chorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WFLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

38:CHORUS/DELAY(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Chorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

39:FLANGER/DELAY(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値FLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WDelay Time ディレイ・タイム 0.0~500.0 msDelay Feedback ディレイ・フィードバック -98~+98%Delay HF Damp ディレイ・HFダンプ 1*Delay Balance ディレイ・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

1*: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500,3150, 4000, 5000, 6300, 8000Hz, BYPASS

40:CHORUS/FLANGER(P. 53)

設定項目 正式名称 設定値Chorus Pre Delay コーラス・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msChorus Rate コーラス・レイト 0.05~10.00 HzChorus Depth コーラス・デプス 0~127Chorus Balance コーラス・バランス D100:0W~D0:100WFLNG Pre Delay フランジャー・プリ・ディレイ・タイム 0.0~100.0 msFLNG Rate フランジャー・レイト 0.05~10.00 HzFLNG Depth フランジャー・デプス 0~127FLNG Feedback フランジャー・フィードバック -98~+98%FLNG Balance フランジャー・バランス D100:0W~D0:100WLevel アウトプット・レベル 0~127

172

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173

システム

[F1](Setup)Setup画面([SYSTEM]→[F1](Setup))

設定項目 正式名称 設定値LCD Contrast LCDコントラスト 1~10 (→P. 142)Patch Remain パッチ・リメイン・スイッチ OFF, ON (→P. 142)Power Up Mode パワー・アップ・モード LAST-SET, DEFAULT (→P. 142)Character Style キャラクター・スタイル TYPE1, TYPE2, TYPE3, TYPE4 (→P. 142)Rhythm Edit Key リズム・エディット・ソース PNL, PNL&MIDI (→P. 90)Clock Source クロック・ソース INT, MIDI (→P. 111~123)System Tempo システム・テンポ 20~250 (→P. 111~123)

[F2](Tune)Tune画面([SYSTEM]→[F2](Tune))(P. 98)

設定項目 正式名称 設定値Master Tune マスター・チューン 427.4~452.6HzMaster Key Shift マスター・キー・シフト -12~+12半音Switch スケール・チューン・スイッチ OFF, ONScale Tune スケール・チューンC~B -64~63セント

[F3](MIDI)MIDI Param 1画面(PERFORM)([PERFORM]→[SYSTEM]→[F3](MIDI))

設定項目 正式名称 設定値Performance Ctrl-Ch コントロール・チャンネル 1~16, OFF (→P. 21、136)Stack スタック 1* (→P. 140)Device ID Number デバイスIDナンバー 17~32 (→P. 136)Rx Sys. Excl レシーブ・システム・エクスクルーシブ・メッセージ・スイッチ OFF, ON (→P. 136)Tx Edit Data トランスミット・エディット・データ・スイッチ OFF, ON (→P. 136)Rx GM-ON Message レシーブ・GM-ON・メッセージ・スイッチ OFF, ON (→P. 137)

1*: OFF, 1~2 of 2, 1~3 of 3, 1~4 of 4, 1~5 of 5, 1~6 of 6, 1~7 of 7, 1~8 of 8

MIDI Param 1画面(PATCH)([PATCH]→[SYSTEM]→[F3](MIDI))

設定項目 正式名称 設定値Patch Rx-Ch パッチ・レシーブ・チャンネル 1~16 (→P. 16、135)Stack スタック 1* (→P. 140)Device ID Number デバイスIDナンバー 17~32 (→P. 136)Rx Sys. Excl レシーブ・システム・エクスクルーシブ・メッセージ・スイッチ OFF, ON (→P. 136)Tx Edit Data トランスミット・エディット・データ・スイッチ OFF, ON (→P. 136)Rx GM-ON Message レシーブ・GM-ON・メッセージ・スイッチ OFF, ON (→P. 137)

1*: OFF, 1~2 of 2, 1~3 of 3, 1~4 of 4, 1~5 of 5, 1~6 of 6, 1~7 of 7, 1~8 of 8

MIDI Param 1画面(GM)([SHIFT]+[PERFORM]→[SYSTEM]→[F3](MIDI))

設定項目 正式名称 設定値Stack スタック 1* (→P. 140)Device ID Number デバイスIDナンバー 17~32 (→P. 136)Rx GM-ON Message レシーブ・GM-ON・メッセージ・スイッチ OFF, ON (→P. 137)

1*: OFF, 1~2 of 2, 1~3 of 3, 1~4 of 4, 1~5 of 5, 1~6 of 6, 1~7 of 7, 1~8 of 8

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MIDI Param 2画面([SYSTEM]→[F3](MIDI))(P. 137)

設定項目 正式名称 設定値Rx Program Change レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ OFF, ONRx Bank Select レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ OFF, ONRx Control Change レシーブ・コントロール・チェンジ・スイッチ OFF, ONRx Volume レシーブ・ボリューム・スイッチ OFF, ONRx Hold-1 レシーブ・ホールド1・スイッチ OFF, ONRx Pitch Bend レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ OFF, ONRx Modulation レシーブ・モジュレーション・スイッチ OFF, ONRx Aftertouch レシーブ・アフタータッチ・スイッチ OFF, ON

[F4](Control)Control Assign画面([SYSTEM]→[F4](Control))(P. 105、107)

設定項目 正式名称 設定値System Control 1 <Assign> システム・コントローラー1・アサイン 1*System Control 2 <Assign> システム・コントローラー2・アサイン 1*

1*: CC01~CC05, CC07~CC31, CC64~CC95, PITCH BEND, AFTERTOUCH

Control Source画面([SYSTEM]→[F4](Control))

設定項目 正式名称 設定値Hold ホールド・コントロール・ソース OFF, HOLD-1, SOSTENUTO, SOFT, HOLD-2 (→P. 106、109)Peak ピーク・コントロール・ソース OFF, HOLD-1, SOSTENUTO, SOFT, HOLD-2 (→P. 106、109)Tap タップ・コントロール・ソース OFF, HOLD-1, SOSTENUTO, SOFT, HOLD-2 (→P. 112、122)Volume ボリューム・コントロール・ソース VOLUME, VOL&EXP (→P. 140)Aftertouch Source アフタータッチ・コントロール・ソース CHANNEL, POLY, CH&POLY (→P. 140)

[F5](Preview)Preview画面([SYSTEM]→[F5](Preview))(P. 23)

設定項目 正式名称 設定値Preview Mode プレビュー・サウンド・モード SINGLE, CHORD, PHRASENote 1~4 プレビュー・キー・セット C-1~G9Note 1~4 プレビュー・ベロシティー・セット 0~127

[F6](Info)System Information 1画面([SYSTEM]→[F6](Info))(P. 143)

設定項目 正式名称Expansion A~H ウェーブ・エクスパンション・ボード・ネーム・A~H

System Information 2画面([SYSTEM]→[F6](Info))(P. 143)

設定項目 正式名称Data Card データ・カード・ネームInternal インターナル・バッテリーData Card データ・カード・バッテリー

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USER(ユーザー・グループ)

No. Name01 Strobe Pad 102 HardRock Uni03 Aggressive04 Opening Orch05 Cyber Sweep06 TempleOf208007 Humming Pno08 Horror Movie09 Tekno Loop 110 FarEast Stak11 Progresso12 SH Split13 Fr.Horn Sect14 Sweep Pad15 Reso Clav16 LateAutumnSP17 Orchestral18 Rave Split19 Flying Jazz20 CeremonialFX21 AcPiano+Pad22 AcPiano+Pad223 EchoPianoStk24 Pop Ballad25 E.Pno Split26 2080 Fantasy27 FX Bell Pad28 Chime FX29 Multi Sax30 Big Band31 Pizz Brass32 Step Brass

PR-A(プリセットAグループ)

No. Name01 Seq:Template02 Seq:Pop03 Seq:LABallad04 Seq:Fusion05 Seq:FunkRock06 Seq:HardRock07 Seq:H.Metal08 Seq:Blues09 Seq:Cont.Jz10 Seq:Ac.Jazz11 Seq:Country12 Seq:Folk13 Seq:Dixie14 Seq:BigBand15 Seq:Latin16 Seq:Africa17 Seq:World18 Seq:Zydeco19 Seq:60's20 Seq:Gospel21 Seq:PopDance22 Seq:TeknoPop23 Seq:House24 Seq:Hip Hop25 Seq:HardCore26 Seq:Acid27 Seq:Ambient28 Seq:New Age29 Seq:Orch30 Seq:Film31 Seq:Chamber32 Seq:Baroque

PR-B(プリセットBグループ)

No. Name01 Dulcimar&Gtr02 DulcitarStk03 Tekno Loop 204 Rave Attack05 SpaceCarrier06 Terminator07 Symphony JV08 Nebular Vox09 Humming Vox10 Cosmic Dawn11 Labyrinth12 Sweeper13 Stack Pad14 Strobe Pad 215 Rhythmatic16 Voyage17 S&H Pad18 Cyclic Pad19 White Hole20 EasternSplit21 Tekno Asia22 TeknoSplit 123 TeknoSplit 224 TknoPopSplit25 ChildrenSplt26 Purple Split27 PulsingSplit28 Pad / Lead29 Organ / Lead30 Bass / Lead31 S&H / Pad32 Drone / Pipe

出荷時の設定

パフォーマンス

USERとPR-Bグループには、レイヤーやスプリットのパフォーマンスが入っています。PR-Aグループには、曲作り用のパフォーマンスが入っています。特にPR-A:01 Seq:Templateは、好みの設定を作りやすいように以下のような設定になっています。

パート1, 3~9, 11~16:PR-A:001 64voicePianoパート2:PR-B:013 Finger Bassパート10:PR-A:001 PopDrumSet 1

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USER(ユーザー・グループ)

No. Name Voice Key Assign Oct. PR-E No. PR-E Oct.001 2 0 8 0 4 POLY 0 119 +1002 Keep :-) 2 POLY 0 074 +1003 Temple of JV 4 POLY 0 078 0004 Adrenaline 4 POLY -1 090 0005 Rich Dynapad 4 POLY 0 098 +1006 Morning Lite 2 POLY 0 020 -1007 Rain Forest 4 POLY 0 128 0008 Str + Winds 4 POLY 0 051 0009 Booster Bips 2 POLY 0 069 +2010 Jupiterings 2 POLY 0 096 +1011 Sm.Brass Grp 4 POLY 0 056 0012 Techno Dream 3 POLY -1 063 0013 Trancing Pad 2 POLY 0 081 +1014 Mental Chord 4 SOLO 0 066 0015 Feed Me! 4 POLY 0 034 0016 3 Osc Brass 3 POLY 0 060 +1017 Planet Asia 4 POLY 0 079 +1018 PieceOfCheez 1 POLY 0 016 +1019 December Sky 4 POLY 0 106 0020 East Europe 2 POLY 0 040 0021 RiversOfTime 4 POLY 0 117 0022 RD-1000 3 POLY 0 003 0023 Civilization 3 POLY 0 065 0024 Pulsatronic 3 POLY 0 082 +1025 Ring E.Piano 4 POLY 0 010 0026 Creamy 2 POLY 0 036 +1027 Echo Rhodes 4 POLY 0 007 0028 202 Rude Bs 2 SOLO +1 044 +1029 HolidayCheer 4 POLY 0 019 0030 Glider 2 POLY 0 029 +1031 Atmos Harp 4 POLY 0 042 0032 Phobos 2 POLY 0 118 0033 VintagePlunk 4 SOLO -1 070 +2034 Dirty Organ 3 POLY +1 012 +1035 X..? Whistle 3 POLY +1 087 0036 Acid TB 1 SOLO +2 049 +2037 Rotodreams 3 POLY -1 115 -1038 Analog Drama 3 POLY 0 097 +1039 Cyber Dreams 3 POLY 0 083 0040 P5 Polymod 2 POLY 0 061 +1041 Clear Guitar 3 POLY +1 032 +1042 Progresso Ld 4 SOLO 0 089 0043 pp Harmonium 1 POLY 0 015 0044 Blue Notes 4 POLY 0 116 +1045 RingSequence 4 POLY 0 072 0046 Enlighten 4 POLY 0 091 0047 Brass Mutes 2 POLY 0 058 0048 FM BellPiano 3 POLY -1 009 -1049 SH-2000 2 SOLO 0 086 0050 Shadows 4 POLY -2 123 -2051 Far East 4 POLY 0 025 +1052 Tube Smoke 2 POLY 0 035 +1053 Organizer 3 POLY 0 064 +1054 Full Orchest 4 POLY 0 050 +1055 B'on d'moov! 3 POLY 0 076 0056 Prefab Chime 3 POLY 0 021 +1057 Player's EP 2 POLY +1 004 +1058 BandPass Mod 2 POLY 0 101 +1059 4pole Bass 2 SOLO +2 046 +2060 Octapad 3 POLY 0 107 +1061 Wire Pad 3 POLY -1 026 0062 Warm Pipe 1 SOLO 0 084 0063 Spectrum Mod 4 POLY 0 109 0064 D-50 Rhodes 4 POLY 0 005 0

No. Name Voice Key Assign Oct. PR-E No. PR-E Oct.065 Solo Strat 3 POLY 0 033 0066 Dist TB-303 2 SOLO 0 077 0067 Soap Opera 1 POLY 0 011 +1068 Pilgrimage 4 POLY 0 043 0069 Sax Choir 4 POLY 0 054 0070 Dimensional 2 POLY 0 095 +1071 Stacc.Heaven 4 POLY 0 023 0072 PhaseBlipper 2 POLY 0 027 0073 Pure Pipe 2 POLY 0 085 -1074 Afterlife 3 POLY +1 080 +1075 JUNO Power! 4 POLY 0 108 0076 See-Thru EP 3 POLY 0 008 0077 JX SqrCarpet 2 POLY 0 094 0078 Phaser MC 2 POLY +2 047 +2079 Harpsy Clav 2 POLY 0 017 0080 Blusey OD 2 POLY 0 037 +1081 Belfry Chime 3 POLY 0 022 0082 Scat Flute 2 POLY 0 053 0083 Soundtraque 2 POLY 0 102 0084 House Chord 4 SOLO 0 067 0085 Glass Blower 3 POLY 0 092 0086 DesertCrystl 4 POLY +1 031 +1087 Breathy Brs 3 POLY 0 059 0088 Jay Vee Solo 3 POLY 0 088 0089 Upright Pno 3 POLY 0 002 0090 Darkshine 4 POLY 0 104 +1091 Exotic Velo 4 POLY 0 018 0092 Surf's Up! 2 POLY 0 013 0093 Grindstone 2 POLY 0 038 +1094 Stringsheen 3 POLY 0 110 0095 2pole Bass 2 SOLO +2 045 +2096 D50FantaPerc 3 POLY 0 114 +1097 Resojuice 2 SOLO 0 075 +2098 Silicon Str 4 POLY 0 113 +1099 Cyber Swing 4 POLY 0 073 0100 Royale 4 POLY +1 057 +1101 Echo Piano 3 POLY 0 001 0102 Sequalog 4 POLY +1 068 +1103 Translucence 4 POLY 0 103 +1104 Organesque 3 POLY 0 014 +1105 Solo Steel 4 POLY 0 030 0106 Ballad Trump 4 POLY 0 055 0107 Dulcitar 4 POLY 0 041 +1108 2.2 Bell Pad 4 POLY -1 024 0109 Flute 2080 2 POLY 0 052 0110 Plik-Plok 2 POLY 0 071 -1111 Triumph Brs 3 POLY +1 062 +1112 Sweep Clav 3 POLY 0 028 0113 GR500 TmpDly 2 POLY 0 111 +1114 Unearthly 4 POLY 0 120 +1115 Gluey Pad 3 POLY 0 100 0116 Innocent EP 2 POLY 0 006 0117 Earth Blow 2 POLY 0 093 0118 D'light 2 POLY 0 105 0119 Perky Noize 3 POLY -1 126 -1120 Mod DirtyWav 3 POLY 0 112 0121 Miniphaser 2 POLY +2 048 +2122 Sci-Fi Str 3 POLY 0 122 0123 OD 5ths 3 POLY 0 039 +2124 Glistening 4 POLY 0 121 0125 Droplet 3 POLY 0 127 0126 Silky Way 2 POLY 0 099 +1127 Helium Queen 4 SOLO 0 124 +1128 Sci-Fi FX x4 1 POLY 0 125 0

176

パッチ

Voice:使用ボイス数

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177

PR-A(プリセットAグループ)

No. Name Voice Key Assign No. Name Voice Key Assign001 64voicePiano 1 POLY 065 Dual Profs 3 POLY002 Bright Piano 1 POLY 066 Saw Mass 4 POLY003 Classique 2 POLY 067 Poly Split 4 POLY004 Nice Piano 3 POLY 068 Poly Brass 3 POLY005 Piano Thang 3 POLY 069 Stackoid 4 POLY006 Power Grand 3 POLY 070 Poly Rock 4 POLY007 House Piano 2 POLY 071 D-50 Stack 4 POLY008 E.Grand 1 POLY 072 Fantasia JV 4 POLY009 MIDIed Grand 3 POLY 073 Jimmee Dee 4 POLY010 Piano Blend 3 POLY 074 Heavenals 4 POLY011 West Coast 4 POLY 075 Mallet Pad 4 POLY012 PianoStrings 4 POLY 076 Huff N Stuff 3 POLY013 Bs/Pno+Brs 4 POLY 077 Puff 1080 2 POLY014 Waterhodes 2 POLY 078 BellVox 1080 4 POLY015 S.A.E.P. 3 POLY 079 Fantasy Vox 4 POLY016 SA Rhodes 1 4 POLY 080 Square Keys 2 POLY017 SA Rhodes 2 2 POLY 081 Childlike 4 POLY018 Stiky Rhodes 3 POLY 082 Music Box 3 POLY019 Dig Rhodes 2 POLY 083 Toy Box 2 POLY020 Nylon EPiano 4 POLY 084 Wave Bells 4 POLY021 Nylon Rhodes 4 POLY 085 Tria Bells 4 POLY022 Rhodes Mix 3 POLY 086 Beauty Bells 4 POLY023 PsychoRhodes 2 POLY 087 Music Bells 2 POLY024 Tremo Rhodes 4 POLY 088 Pretty Bells 2 POLY025 MK-80 Rhodes 1 POLY 089 Pulse Key 3 POLY026 MK-80 Phaser 1 POLY 090 Wide Tubular 4 POLY027 Delicate EP 2 POLY 091 AmbienceVibe 4 POLY028 Octa Rhodes1 4 POLY 092 Warm Vibes 2 POLY029 Octa Rhodes2 4 POLY 093 Dyna Marimba 1 POLY030 JV Rhodes+ 4 POLY 094 Bass Marimba 4 POLY031 EP+Mod Pad 4 POLY 095 Nomad Perc 3 POLY032 Mr.Mellow 4 POLY 096 Ethno Metals 4 POLY033 Comp Clav 1 POLY 097 Islands Mlt 4 POLY034 Klavinet 4 POLY 098 Steelin Keys 3 POLY035 Winger Clav 4 POLY 099 Steel Drums 1 POLY036 Phaze Clav 1 2 POLY 100 Voicey Pizz 3 POLY037 Phaze Clav 2 1 POLY 101 Sitar 2 POLY038 Phuzz Clav 2 POLY 102 Drone Split 4 POLY039 Chorus Clav 1 POLY 103 Ethnopluck 4 POLY040 Claviduck 2 POLY 104 Jamisen 2 POLY041 Velo-Rez Clv 1 POLY 105 Dulcimer 2 POLY042 Clavicembalo 4 POLY 106 East Melody 2 POLY043 Analog Clav1 1 POLY 107 MandolinTrem 4 POLY044 Analog Clav2 1 POLY 108 Nylon Gtr 1 POLY045 Metal Clav 3 POLY 109 Gtr Strings 3 POLY046 Full Stops 2 POLY 110 Steel Away 3 POLY047 Ballad B 3 POLY 111 Heavenly Gtr 4 POLY048 Mellow Bars 4 POLY 112 12str Gtr 1 2 POLY049 AugerMentive 3 POLY 113 12str Gtr 2 3 POLY050 Perky B 2 POLY 114 Jz Gtr Hall 1 POLY051 The Big Spin 3 POLY 115 LetterFrmPat 4 POLY052 Gospel Spin 3 POLY 116 Jazz Scat 3 POLY053 Roller Spin 3 POLY 117 Lounge Gig 3 POLY054 Rocker Spin 3 POLY 118 JC Strat 1 POLY055 Tone Wh.Solo 3 POLY 119 Twin Strats 3 POLY056 Purple Spin 4 POLY 120 JV Strat 2 POLY057 60's LeadORG 2 POLY 121 Syn Strat 2 POLY058 Assalt Organ 3 POLY 122 Rotary Gtr 2 POLY059 D-50 Organ 2 POLY 123 Muted Gtr 1 POLY060 Cathedral 4 POLY 124 SwitchOnMute 2 POLY061 Church Pipes 4 POLY 125 Power Trip 2 POLY062 Poly Key 3 POLY 126 Crunch Split 4 POLY063 Poly Saws 4 POLY 127 Rezodrive 2 SOLO064 Poly Pulse 4 POLY 128 RockYurSocks 4 SOLO

PR-B(プリセットBグループ)

No. Name Voice Key Assign No. Name Voice Key Assign001 Dist Gtr 1 3 POLY 065 Analog Seq 2 POLY002 Dist Gtr 2 3 POLY 066 Impact Vox 4 POLY003 R&R Chunk 4 POLY 067 TeknoSoloVox 2 POLY004 Phripphuzz 1 SOLO 068 X-Mod Man 2 POLY005 Grungeroni 3 POLY 069 Paz <==> Zap 1 SOLO006 Black Widow 4 POLY 070 4 Hits 4 You 4 POLY007 Velo-Wah Gtr 1 POLY 071 Impact 4 POLY008 Mod-Wah Gtr 2 POLY 072 Phase Hit 3 POLY009 Pick Bass 1 SOLO 073 Tekno Hit 1 2 POLY010 Hip Bass 2 POLY 074 Tekno Hit 2 2 POLY011 Perc.Bass 3 SOLO 075 Tekno Hit 3 4 POLY012 Homey Bass 2 SOLO 076 Reverse Hit 3 POLY013 Finger Bass 1 SOLO 077 SquareLead 1 3 POLY014 Nylon Bass 2 POLY 078 SquareLead 2 2 POLY015 Ac.Upright 1 SOLO 079 You and Luck 2 SOLO016 Wet Fretls 1 SOLO 080 Belly Lead 4 POLY017 Fretls Dry 2 POLY 081 WhistlinAtom 2 POLY018 Slap Bass 1 2 POLY 082 Edye Boost 2 SOLO019 Slap Bass 2 1 SOLO 083 MG Solo 4 SOLO020 Slap Bass 3 1 SOLO 084 FXM Saw Lead 4 SOLO021 Slap Bass 4 2 POLY 085 Sawteeth 3 SOLO022 4 Pole Bass 1 SOLO 086 Smoothe 2 SOLO023 Tick Bass 4 SOLO 087 MG Lead 2 SOLO024 House Bass 3 SOLO 088 MG Interval 4 SOLO025 Mondo Bass 3 SOLO 089 Pulse Lead 1 3 POLY026 Clk AnalogBs 2 SOLO 090 Pulse Lead 2 4 SOLO027 Bass In Face 2 POLY 091 Little Devil 4 SOLO028 101 Bass 2 SOLO 092 Loud SynLead 4 SOLO029 Noiz Bass 2 SOLO 093 Analog Lead 2 SOLO030 Super Jup Bs 2 POLY 094 5th Lead 2 SOLO031 Occitan Bass 3 POLY 095 Flute 2 POLY032 Hugo Bass 4 SOLO 096 Piccolo 1 POLY033 Multi Bass 2 POLY 097 VOX Flute 4 POLY034 Moist Bass 2 SOLO 098 Air Lead 2 POLY035 BritelowBass 4 SOLO 099 Pan Pipes 2 POLY036 Untamed Bass 3 SOLO 100 Airplaaane 4 POLY037 Rubber Bass 3 SOLO 101 Taj Mahal 1 POLY038 Stereoww Bs 3 SOLO 102 Raya Shaku 3 POLY039 Wonder Bass 3 SOLO 103 Oboe mf 1 POLY040 Deep Bass 2 POLY 104 Oboe Express 2 POLY041 Super JX Bs 2 SOLO 105 Clarinet mp 1 POLY042 W<RED>-Bass 4 POLY 106 ClariExpress 2 POLY043 HI-Ring Bass 3 POLY 107 Mitzva Split 4 POLY044 Euro Bass 2 SOLO 108 ChamberWinds 4 POLY045 SinusoidRave 1 SOLO 109 ChamberWoods 3 POLY046 Alternative 2 SOLO 110 Film Orch 4 POLY047 Acid Line 1 SOLO 111 Sop.Sax mf 2 POLY048 Auto TB-303 3 SOLO 112 Alto Sax 3 POLY049 Hihat Tekno 2 POLY 113 AltoLead Sax 3 POLY050 Velo Tekno 1 3 SOLO 114 Tenor Sax 3 POLY051 Raggatronic 4 POLY 115 Baritone Sax 3 POLY052 Blade Racer 4 POLY 116 Take A Tenor 4 POLY053 S&H Pad 1 POLY 117 Sax Section 4 POLY054 Syncrosonix 3 POLY 118 Bigband Sax 4 POLY055 Fooled Again 1 POLY 119 Harmonica 2 POLY056 Alive 3 POLY 120 Harmo Blues 2 POLY057 Velo Tekno 2 2 POLY 121 BluesHarp 1 POLY058 Rezoid 4 POLY 122 Hillbillys 4 POLY059 Raverborg 4 POLY 123 French Bags 4 POLY060 Blow Hit 4 POLY 124 Majestic Tpt 1 SOLO061 Hammer Bell 3 POLY 125 Voluntare 2 POLY062 Seq Mallet 2 POLY 126 2Trumpets 2 POLY063 Intentions 3 POLY 127 Tpt Sect 4 POLY064 Pick It 3 POLY 128 Mute TP mod 4 POLY

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PR-C(プリセットCグループ)

No. Name Voice Key Assign No. Name Voice Key Assign001 Harmon Mute 1 POLY 065 Harmonicum 2 POLY002 Tp&Sax Sect 4 POLY 066 D-50 Heaven 2 POLY003 Sax+Tp+Tb 3 POLY 067 Afro Horns 3 POLY004 Brass Sect 4 POLY 068 Pop Pad 4 POLY005 Trombone 1 POLY 069 Dreamesque 4 POLY006 Hybrid Bones 4 POLY 070 Square Pad 4 POLY007 Noble Horns 4 POLY 071 JP-8 Hollow 4 POLY008 Massed Horns 3 POLY 072 JP-8Haunting 4 POLY009 Horn Swell 4 POLY 073 Heirborne 4 POLY010 Brass It! 4 POLY 074 Hush Pad 4 POLY011 Brass Attack 3 POLY 075 Jet Pad 1 2 POLY012 Archimede 3 POLY 076 Jet Pad 2 2 POLY013 Rugby Horn 3 POLY 077 Phaze Pad 3 POLY014 MKS-80 Brass 2 POLY 078 Phaze Str 4 POLY015 True ANALOG 2 POLY 079 Jet Str Ens 2 POLY016 Dark Vox 2 POLY 080 Pivotal Pad 4 POLY017 RandomVowels 4 POLY 081 3D Flanged 1 POLY018 Angels Sing 2 POLY 082 Fantawine 4 POLY019 Pvox Oooze 3 POLY 083 Glassy Pad 3 POLY020 Longing... 3 POLY 084 Moving Glass 1 POLY021 Arasian Morn 4 POLY 085 Glasswaves 3 POLY022 Beauty Vox 3 POLY 086 Shiny Pad 4 POLY023 Mary-AnneVox 4 POLY 087 ShiftedGlass 2 POLY024 Belltree Vox 4 POLY 088 Chime Pad 3 POLY025 Vox Panner 2 POLY 089 Spin Pad 2 POLY026 Spaced Voxx 4 POLY 090 Rotary Pad 4 POLY027 Glass Voices 3 POLY 091 Dawn 2 Dusk 3 POLY028 Tubular Vox 4 POLY 092 Aurora 4 POLY029 Velo Voxx 2 POLY 093 Strobe Mode 4 POLY030 Wavox 3 POLY 094 Albion 2 POLY031 Doos 1 POLY 095 Running Pad 4 POLY032 Synvox Comps 4 POLY 096 Stepped Pad 4 POLY033 Vocal Oohz 3 POLY 097 Random Pad 4 POLY034 LFO Vox 1 POLY 098 SoundtrkDANC 4 POLY035 St.Strings 2 POLY 099 Flying Waltz 4 POLY036 Warm Strings 4 POLY 100 Vanishing 1 POLY037 Somber Str 4 POLY 101 5th Sweep 4 POLY038 Marcato 2 POLY 102 Phazweep 4 POLY039 Bright Str 2 POLY 103 Big BPF 4 POLY040 String Ens 4 POLY 104 MG Sweep 4 POLY041 TremoloStrng 2 POLY 105 CeremonyTimp 3 POLY042 Chambers 3 POLY 106 Dyno Toms 4 POLY043 ViolinCello 4 POLY 107 Sands ofTime 4 POLY044 Symphonique 4 POLY 108 Inertia 4 POLY045 Film Octaves 4 POLY 109 Vektogram 4 POLY046 Film Layers 4 POLY 110 Crash Pad 4 POLY047 Bass Pizz 4 POLY 111 Feedback VOX 4 POLY048 Real Pizz 3 POLY 112 Cascade 1 POLY049 Harp On It 3 POLY 113 Shattered 2 POLY050 Harp 2 POLY 114 NextFrontier 2 POLY051 JP-8 Str 1 2 POLY 115 Pure Tibet 1 POLY052 JP-8 Str 2 3 POLY 116 Chime Wash 4 POLY053 E-Motion Pad 4 POLY 117 Night Shade 4 POLY054 JP-8 Str 3 4 POLY 118 Tortured 4 POLY055 Vintage Orch 4 POLY 119 Dissimilate 4 POLY056 JUNO Strings 3 POLY 120 Dunes 4 POLY057 Gigantalog 4 POLY 121 Ocean Floor 1 POLY058 PWM Strings 3 POLY 122 Cyber Space 3 POLY059 Warmth 2 POLY 123 Biosphere 2 POLY060 ORBit Pad 2 POLY 124 Variable Run 4 POLY061 Deep Strings 2 POLY 125 Ice Hall 2 POLY062 Pulsify 4 POLY 126 ComputerRoom 4 POLY063 Pulse Pad 4 POLY 127 Inverted 4 POLY064 Greek Power 4 POLY 128 Terminate 3 POLY

PR-D(GMグループ)

No. Name Voice Key Assign No. Name Voice Key Assign001 Piano 1 2 POLY 065 Soprano Sax 1 POLY002 Piano 2 2 POLY 066 Alto Sax 1 POLY003 Piano 3 2 POLY 067 Tenor Sax 1 POLY004 Honky-tonk 2 POLY 068 Baritone Sax 2 POLY005 E.Piano 1 2 POLY 069 Oboe 2 POLY006 E.Piano 2 4 POLY 070 English Horn 2 POLY007 Harpsichord 2 POLY 071 Bassoon 2 POLY008 Clav. 2 POLY 072 Clarinet 1 POLY009 Celesta 1 POLY 073 Piccolo 1 POLY010 Glockenspiel 2 POLY 074 Flute 1 POLY011 Music Box 1 POLY 075 Recorder 2 POLY012 Vibraphone 1 POLY 076 Pan Flute 2 POLY013 Marimba 2 POLY 077 Bottle Blow 2 POLY014 Xylophone 2 POLY 078 Shakuhachi 1 POLY015 Tubular-bell 2 POLY 079 Whistle 1 POLY016 Santur 2 POLY 080 Ocarina 2 POLY017 Organ 1 1 POLY 081 Square Wave 2 POLY018 Organ 2 1 POLY 082 Saw Wave 2 POLY019 Organ 3 2 POLY 083 Syn.Calliope 2 POLY020 Church Org.1 2 POLY 084 Chiffer Lead 2 POLY021 Reed Organ 1 POLY 085 Charang 3 POLY022 Accordion Fr 2 POLY 086 Solo Vox 2 POLY023 Harmonica 1 POLY 087 5th Saw Wave 3 POLY024 Bandoneon 2 POLY 088 Bass & Lead 2 POLY025 Nylon-str.Gt 1 POLY 089 Fantasia 3 POLY026 Steel-str.Gt 1 POLY 090 Warm Pad 2 POLY027 Jazz Gt. 1 POLY 091 Polysynth 2 POLY028 Clean Gt. 1 POLY 092 Space Voice 2 POLY029 Muted Gt. 1 POLY 093 Bowed Glass 3 POLY030 Overdrive Gt 1 POLY 094 Metal Pad 2 POLY031 DistortionGt 1 POLY 095 Halo Pad 3 POLY032 Gt.Harmonics 3 POLY 096 Sweep Pad 2 POLY033 Acoustic Bs. 3 POLY 097 Ice Rain 2 POLY034 Fingered Bs. 1 POLY 098 Soundtrack 2 POLY035 Picked Bs. 1 POLY 099 Crystal 2 POLY036 Fretless Bs. 1 POLY 100 Atmosphere 2 POLY037 Slap Bass 1 1 POLY 101 Brightness 3 POLY038 Slap Bass 2 2 POLY 102 Goblin 2 POLY039 Synth Bass 1 1 POLY 103 Echo Drops 2 POLY040 Synth Bass 2 1 POLY 104 Star Theme 2 POLY041 Violin 1 POLY 105 Sitar 1 POLY042 Viola 1 POLY 106 Banjo 1 POLY043 Cello 1 POLY 107 Shamisen 2 POLY044 Contrabass 1 POLY 108 Koto 1 POLY045 Tremolo Str 1 POLY 109 Kalimba 1 POLY046 PizzicatoStr 1 POLY 110 Bag Pipe 3 POLY047 Harp 2 POLY 111 Fiddle 1 POLY048 Timpani 1 POLY 112 Shanai 1 POLY049 Strings 2 POLY 113 Tinkle Bell 4 POLY050 Slow Strings 1 POLY 114 Agogo 1 POLY051 Syn.Strings1 2 POLY 115 Steel Drums 1 POLY052 Syn.Strings2 2 POLY 116 Woodblock 1 POLY053 Choir Aahs 3 POLY 117 Taiko 4 POLY054 Voice Oohs 1 POLY 118 Melo. Tom 1 2 POLY055 SynVox 1 POLY 119 Synth Drum 2 POLY056 OrchestraHit 2 POLY 120 Reverse Cym. 2 POLY057 Trumpet 2 POLY 121 Gt.FretNoise 1 POLY058 Trombone 1 POLY 122 Breath Noise 2 POLY059 Tuba 2 POLY 123 Seashore 3 POLY060 MutedTrumpet 1 POLY 124 Bird 4 POLY061 French Horn 2 POLY 125 Telephone 1 1 POLY062 Brass 1 2 POLY 126 Helicopter 2 POLY063 Synth Brass1 1 POLY 127 Applause 4 POLY064 Synth Brass2 2 POLY 128 Gun Shot 2 POLY

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179

PR-E(プリセットEグループ)

No. Name Voice Key Assign No. Name Voice Key Assign001 Echo Piano 3 POLY 065 Civilization 3 POLY002 Upright Pno 3 POLY 066 Mental Chord 4 SOLO003 RD-1000 3 POLY 067 House Chord 4 SOLO004 Player's EP 2 POLY 068 Sequalog 4 POLY005 D-50 Rhodes 4 POLY 069 Booster Bips 2 POLY006 Innocent EP 2 POLY 070 VintagePlunk 4 SOLO007 Echo Rhodes 4 POLY 071 Plik-Plok 2 POLY008 See-Thru EP 3 POLY 072 RingSequence 4 POLY009 FM BellPiano 3 POLY 073 Cyber Swing 4 POLY010 Ring E.Piano 4 POLY 074 Keep :-) 2 POLY011 Soap Opera 1 POLY 075 Resojuice 2 SOLO012 Dirty Organ 3 POLY 076 B'on d'moov! 3 POLY013 Surf's Up! 2 POLY 077 Dist TB-303 2 SOLO014 Organesque 3 POLY 078 Temple of JV 4 POLY015 pp Harmonium 1 POLY 079 Planet Asia 4 POLY016 PieceOfCheez 1 POLY 080 Afterlife 3 POLY017 Harpsy Clav 2 POLY 081 Trancing Pad 2 POLY018 Exotic Velo 4 POLY 082 Pulsatronic 3 POLY019 HolidayCheer 4 POLY 083 Cyber Dreams 3 POLY020 Morning Lite 2 POLY 084 Warm Pipe 1 SOLO021 Prefab Chime 3 POLY 085 Pure Pipe 2 POLY022 Belfry Chime 3 POLY 086 SH-2000 2 SOLO023 Stacc.Heaven 4 POLY 087 X..? Whistle 3 POLY024 2.2 Bell Pad 4 POLY 088 Jay Vee Solo 3 POLY025 Far East 4 POLY 089 Progresso Ld 4 SOLO026 Wire Pad 3 POLY 090 Adrenaline 4 POLY027 PhaseBlipper 2 POLY 091 Enlighten 4 POLY028 Sweep Clav 3 POLY 092 Glass Blower 3 POLY029 Glider 2 POLY 093 Earth Blow 2 POLY030 Solo Steel 4 POLY 094 JX SqrCarpet 2 POLY031 DesertCrystl 4 POLY 095 Dimensional 2 POLY032 Clear Guitar 3 POLY 096 Jupiterings 2 POLY033 Solo Strat 3 POLY 097 Analog Drama 3 POLY034 Feed Me! 4 POLY 098 Rich Dynapad 4 POLY035 Tube Smoke 2 POLY 099 Silky Way 2 POLY036 Creamy 2 POLY 100 Gluey Pad 3 POLY037 Blusey OD 2 POLY 101 BandPass Mod 2 POLY038 Grindstone 2 POLY 102 Soundtraque 2 POLY039 OD 5ths 3 POLY 103 Translucence 4 POLY040 East Europe 2 POLY 104 Darkshine 4 POLY041 Dulcitar 4 POLY 105 D'light 2 POLY042 Atmos Harp 4 POLY 106 December Sky 4 POLY043 Pilgrimage 4 POLY 107 Octapad 3 POLY044 202 Rude Bs 2 SOLO 108 JUNO Power! 4 POLY045 2pole Bass 2 SOLO 109 Spectrum Mod 4 POLY046 4pole Bass 2 SOLO 110 Stringsheen 3 POLY047 Phaser MC 2 POLY 111 GR500 TmpDly 2 POLY048 Miniphaser 2 POLY 112 Mod DirtyWav 3 POLY049 Acid TB 1 SOLO 113 Silicon Str 4 POLY050 Full Orchest 4 POLY 114 D50FantaPerc 3 POLY051 Str + Winds 4 POLY 115 Rotodreams 3 POLY052 Flute 2080 2 POLY 116 Blue Notes 4 POLY053 Scat Flute 2 POLY 117 RiversOfTime 4 POLY054 Sax Choir 4 POLY 118 Phobos 2 POLY055 Ballad Trump 4 POLY 119 2 0 8 0 4 POLY056 Sm.Brass Grp 4 POLY 120 Unearthly 4 POLY057 Royale 4 POLY 121 Glistening 4 POLY058 Brass Mutes 2 POLY 122 Sci-Fi Str 3 POLY059 Breathy Brs 3 POLY 123 Shadows 4 POLY060 3 Osc Brass 3 POLY 124 Helium Queen 4 SOLO061 P5 Polymod 2 POLY 125 Sci-Fi FX x4 1 POLY062 Triumph Brs 3 POLY 126 Perky Noize 3 POLY063 Techno Dream 3 POLY 127 Droplet 3 POLY064 Organizer 3 POLY 128 Rain Forest 4 POLY

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USER (ユーザー) PR-A (プリセット Aグループ) PR-B (プリセット Bグループ)001 002 001 002 001 002HouseDrumSet 1 JazzDrumSet1 PopDrumSet 1 PopDrumSet 2 PowerDrumSet RaveDrumSet

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Note No.

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C7

リズム・セット

Scratch 1 Hybrid Kick2 Verb Kick Hybrid Kick1 Verb Kick 808 Kick808 SN Hybrid Kick1 Hybrid Kick1 Round Kick Round Kick Round KickDry Stick Side Stick Side Stick Dry Stick Dry Stick Side Stick808 SN Ballad SN Natural SN2 Piccolo SN Piccolo SN 808 SN808 Claps Brush Slap 808 Claps Hand Claps 808 Claps 808 Claps808 SN Brush Swish SN Roll Piccolo SN Natural SN2 808 SN808 Kick Verb Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom Lo 808 Kick606 HiHat Cl Cl HiHat 1 Cl HiHat 1 Cl HiHat 1 Cl HiHat 1 606 HiHat Cl808 SN Verb Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom Lo Tekno Hit606 HiHat Cl Pedal HiHat Cl HiHat 2 Cl HiHat 2 Pedal HiHat 606 HiHat Cl808 Kick Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Lo 808 Kick606 HiHat Op Op HiHat Op HiHat Op HiHat Op HiHat 606 HiHat Op808 SN Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Lo Tekno Hit808 Kick Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi 808 KickCrash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1808 SN Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom Hi Tekno HitRide 2 Ride 2 Ride 2 Ride 1 Ride 1 Voice BreathREV Crash 1 China Cym China Cym China Cym China Cym MC500 Beep 1Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride Bell 1 MC500 Beep 2Tambourine Tambourine Tambourine Tambourine Tambourine R8 ClickCrash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 PizzCowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 DIGI Bell 1Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 RattlesVibraslap Vibraslap Cowbell 1 Cowbell 1 Vibraslap Ride Bell 1Ride 2 Ride 2 Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride 1 REV TambBongo Hi Bongo Hi Cga Mute Hi Cga Mute Hi Bongo Hi 2.2 VibwaveBongo Lo Bongo Lo Cga Mute Lo Cga Mute Lo Bongo Lo Low Pink NZCga Mute Hi Cga Mute Hi Cga Slap Cga Slap Cga Mute Hi KalimbaCga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Metal WindCga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Lead WaveTimbale Timbale Timbale Timbale Timbale Tin WaveTimbale Timbale Timbale Timbale Timbale AgogoAgogo Agogo Agogo Agogo Agogo Lite KickAgogo Agogo Agogo Agogo Agogo AgogoCabasa Cut Cabasa Up Cabasa Up Cabasa Up Cabasa Up Lite KickMaracas Maracas Maracas Maracas Maracas AgogoSoft Pad B Soft Pad B Soft Pad A Cabasa Down Soft Pad A Gtr Harm ASoft Pad A Soft Pad A Soft Pad B Cabasa Cut Soft Pad B Gtr Harm ALong Guiro Long Guiro Long Guiro 808 Kick Long Guiro Piano ThumpLong Guiro Long Guiro Long Guiro 808 SN Long Guiro Natural SN1Claves Claves Claves DIGI Bell 1 Claves Hand ClapsWood Block Wood Block Wood Block 808 SN Wood Block Natural SN1Wood Block Wood Block Wood Block 808 Kick Wood Block 808 SNCuica Cuica Cuica Spectrum Cuica PowerChord BCuica Cuica Cuica 808 Kick Cuica Hybrid Kick2Open Triangl Open Triangl Open Triangl Spectrum Open Triangl PowerChord BOpen Triangl Open Triangl Open Triangl 808 Kick Open Triangl Gt.FretNoiseCabasa Cut Cabasa Cut Cabasa Cut Spectrum Maracas Banjo BTambourine Spectrum Spectrum 808 Kick Ice Rain Slap Bass 1Old Kick Wind Chimes Wind Chimes 808 Kick Wind Chimes Oboe mf AScratch 1 Wood Block Wood Block Feedbackwave Claves ShakuhachiPiccolo SN Cga Slap Cga Slap 808 Kick 808 SN PizzScratch 3 Dry Tom Lo Dry Tom Lo Feedbackwave Verb Tom Hi Syn Vox 1White Noise Lite Kick Lite Kick Pop Voice Piccolo SN Voice Aahs ASynth Saw 1 Hybrid Kick2 Hybrid Kick2 Pop Voice Scratch 3 Voice Oohs2ASynth Pulse1 Old Kick Old Kick Wind Agogo Tin Wave Pop VoiceBack Hit 808 Kick Pop Voice Pop Voice Spectrum Male Ooh ATekno Hit Natural SN1 Wind Agogo Wind Agogo REV Steel DR Voice BreathOrch. Hit Natural SN2 Op HiHat Op HiHat REV Tin Wave Org Vox CPhilly Hit SN Roll Anklungs Anklungs REV PiccloSN Vox NoiseREV Back Hit Natural SN2 Op HiHat Op HiHat REV Crash 1 Vox NoiseMC500 Beep 1 Metronome 2 Metronome 2 Metronome 2 Metronome 2 ApplauseR8 Click R8 Click R8 Click R8 Click R8 Click R8 ClickMC500 Beep 2 Metronome 1 Metronome 1 Metronome 1 Metronome 1 Metronome 2

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PR-C (プリセット Cグループ) PR-D (GM グループ) PR-E (プリセット Eグループ)001 002 001 002 001 002JazzDrumSet2 OrchDrumSet GM Drum Set BrushDrumSet PowerDrmSet2 PowerRaveSet

Round Kick Old Kick Verb Kick Hybrid Kick2 Verb Kick Verb KickOld Kick Round Kick Hybrid Kick1 Hybrid Kick1 Round Kick Round KickSide Stick Side Stick Side Stick Side Stick Dry Stick Dry StickBallad SN Ballad SN Ballad SN Brush Swish Piccolo SN Piccolo SNHand Claps 808 Claps 808 Claps Brush Slap 808 Claps 808 ClapsSN Roll SN Roll Piccolo SN Brush Roll SN Roll Natural SN2Verb Tom Lo Timpani Verb Tom Lo Dry Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom LoCl HiHat 2 Timpani Cl HiHat 1 Cl HiHat 1 Cl HiHat 1 Cl HiHat 1Dry Tom Lo Timpani Verb Tom Lo Dry Tom Lo Verb Tom Lo Verb Tom LoPedal HiHat Timpani Pedal HiHat Pedal HiHat Pedal HiHat Pedal HiHatVerb Tom Lo Timpani Verb Tom Hi Dry Tom Hi Verb Tom Lo Verb Tom LoOp HiHat Timpani Op HiHat Op HiHat Op HiHat Op HiHatDry Tom Lo Timpani Verb Tom Hi Dry Tom Hi Verb Tom Lo Verb Tom LoVerb Tom Hi Timpani Verb Tom Hi Dry Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom HiCrash 1 Timpani Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1Dry Tom Hi Timpani Verb Tom Hi Dry Tom Hi Verb Tom Hi Verb Tom HiRide 2 Timpani Ride 2 Ride 2 Ride 1 Ride 1China Cym Timpani China Cym China Cym China Cym China CymRide Bell 1 Timpani Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride Bell 1 Ride Bell 1Tambourine Tambourine Tambourine Tambourine Tambourine TambourineCrash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1 Cowbell 1Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1 Crash 1Vibraslap Ride 1 Vibraslap Vibraslap Vibraslap VibraslapRide 2 Ride 2 Ride 2 Ride 2 Ride 1 Ride 1Bongo Hi Bongo Hi Bongo Hi Cga Mute Hi Bongo Hi Bongo HiBongo Lo Bongo Lo Bongo Lo Cga Mute Lo Bongo Lo Bongo LoCga Mute Hi Cga Mute Hi Cga Mute Hi Cga Slap Cga Mute Hi Cga Mute HiCga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Cga Open Hi Cga Open HiCga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Cga Open Lo Cga Open LoTimbale Timbale Timbale Timbale Timbale TimbaleTimbale Timbale Timbale Timbale Timbale TimbaleAgogo Agogo Agogo Agogo Agogo AgogoAgogo Agogo Agogo Agogo Agogo AgogoCabasa Up Cabasa Up Cabasa Up Cabasa Up Cabasa Up AgogoMaracas Maracas Maracas Maracas Maracas MaracasSoft Pad A Soft Pad A Soft Pad A Soft Pad A Soft Pad A 606 HiHat ClBrush Swish Soft Pad B Soft Pad B Soft Pad B Soft Pad B 606 HiHat ClLong Guiro Long Guiro Long Guiro Long Guiro Long Guiro 606 HiHat OpLong Guiro Long Guiro Long Guiro Long Guiro Long Guiro Long GuiroClaves Claves Claves Claves Claves ClavesWood Block Wood Block Wood Block Wood Block Wood Block Wood BlockMetronome 2 Wood Block Wood Block Wood Block Wood Block Wood BlockCuica Cuica Cuica Cuica Cuica PizzCuica Cuica Cuica Cuica Cuica Syn Vox 1Open Triangl Open Triangl Open Triangl Open Triangl Open Triangl Voice Aahs AOpen Triangl Open Triangl Open Triangl Open Triangl Open Triangl Voice Oohs2ACabasa Cut Cabasa Cut Cabasa Cut Cabasa Cut Maracas Male Ooh ASpectrum Spectrum Spectrum Spectrum Ice Rain Ice RainWind Chimes Wind Chimes Wind Chimes Wind Chimes Wind Chimes 808 SNWood Block Wood Block Wood Block Wood Block Claves 808 SNCga Slap Cga Slap Cga Slap Cga Slap 808 SN 808 SNDry Tom Lo Dry Tom Lo Dry Tom Lo Dry Tom Lo Verb Tom Hi Hand ClapsLite Kick Applause Lite Kick Lite Kick Piccolo SN Voice BreathHybrid Kick2 Hybrid Kick2 Hybrid Kick2 Hybrid Kick2 Scratch 3 Scratch 3Old Kick Cl HiHat 1 Old Kick Old Kick Tin Wave Tin WaveNatural SN2 Round Kick 808 Kick 808 Kick Spectrum Crash 1Natural SN1 Pedal HiHat Natural SN1 Natural SN1 REV Steel DR Ride Bell 1Brush Swish Natural SN2 Natural SN2 Natural SN2 REV Tin Wave REV Tin WaveBrush Roll Op HiHat 808 SN SN Roll REV PiccloSN DIGI Bell 1Brush Slap Brush Slap Brush Slap Brush Slap REV Crash 1 Metal WindMetronome 2 Brush Swish Brush Swish Metronome 2 Metronome 2 ApplauseR8 Click Brush Roll Brush Roll R8 Click R8 Click R8 ClickMetronome 1 SN Roll SN Roll Metronome 1 Metronome 1 Metronome 1

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Note No.

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ウェーブフォーム

*:ワン・ショット(音が持続しない)ウェーブであることを表します。

INT-A(インターナルA)No. Name No. Name No. Name No. Name No. Name001 Ac Piano1 A 052 Nylon Gtr A 103 Syn Gtr B 154 MC-202 Bs B 205 Cello A 002 Ac Piano1 B 053 Nylon Gtr B 104 Syn Gtr C 155 MC-202 Bs C 206 Cello B 003 Ac Piano1 C 054 Nylon Gtr C 105 Harp 1A 156 Flute 1A 207 Cello C 004 Ac Piano2 pA 055 6-Str Gtr A 106 Harp 1B 157 Flute 1B 208 ST.Strings-R005 Ac Piano2 pB 056 6-Str Gtr B 107 Harp 1C 158 Flute 1C 209 ST.Strings-L006 Ac Piano2 pC 057 6-Str Gtr C 108 Banjo A 159 Blow Pipe 210 MonoStringsA007 Ac Piano2 fA * 058 Gtr Harm A 109 Banjo B 160 Bottle 211 MonoStringsC008 Ac Piano2 fB * 059 Gtr Harm B 110 Banjo C 161 Shakuhachi 212 Pizz *009 Ac Piano2 fC * 060 Gtr Harm C 111 Sitar A 162 Clarinet A 213 JP Strings1A010 Piano Thump * 061 Comp Gtr A 112 Sitar B 163 Clarinet B 214 JP Strings1B011 Piano Up TH * 062 Comp Gtr B 113 Sitar C 164 Clarinet C 215 JP Strings1C012 MKS-20 P3 A 063 Comp Gtr C 114 Dulcimer A 165 Oboe mf A 216 JP Strings2A013 MKS-20 P3 B 064 Comp Gtr A+ 115 Dulcimer B 166 Oboe mf B 217 JP Strings2B014 MKS-20 P3 C 065 Mute Gtr 1 116 Dulcimer C 167 Oboe mf C 218 JP Strings2C015 SA Rhodes 1A 066 Mute Gtr 2A 117 Shamisen A 168 Sop.Sax mf A 219 Soft Pad A 016 SA Rhodes 1B 067 Mute Gtr 2B 118 Shamisen B 169 Sop.Sax mf B 220 Soft Pad B 017 SA Rhodes 1C 068 Mute Gtr 2C 119 Shamisen C 170 Sop.Sax mf C 221 Soft Pad C 018 SA Rhodes 2A 069 Pop Strat A 120 Koto A 171 Alto Sax 1A 222 Fantasynth A019 SA Rhodes 2B 070 Pop Strat B 121 Koto B 172 Alto Sax 1B 223 Fantasynth B020 SA Rhodes 2C 071 Pop Strat C 122 Koto C 173 Alto Sax 1C 224 Fantasynth C021 E.Piano 1A 072 Jazz Gtr A 123 Pick Bass A 174 Tenor Sax A 225 D-50 HeavenA022 E.Piano 1B 073 Jazz Gtr B 124 Pick Bass B 175 Tenor Sax B 226 D-50 HeavenB023 E.Piano 1C 074 Jazz Gtr C 125 Pick Bass C 176 Tenor Sax C 227 D-50 HeavenC024 E.Piano 2A 075 JC Strat A 126 Fingerd Bs A 177 Bari.Sax f A 228 Fine Wine 025 E.Piano 2B 076 JC Strat B 127 Fingerd Bs B 178 Bari.Sax f B 229 D-50 Brass A026 E.Piano 2C 077 JC Strat C 128 Fingerd Bs C 179 Bari.Sax f C 230 D-50 Brass B027 E.Piano 3A 078 JC Strat A+ 129 E.Bass 180 Harmonica A 231 D-50 Brass C028 E.Piano 3B 079 JC Strat B+ 130 Fretless A 181 Harmonica B 232 D-50 BrassA+029 E.Piano 3C 080 JC Strat C+ 131 Fretless B 182 Harmonica C 233 DualSquare A030 MK-80 EP A 081 Clean Gtr A 132 Fretless C 183 Chanter 234 DualSquare C031 MK-80 EP B 082 Clean Gtr B 133 UprightBs 1 184 Tpt Sect. A 235 DualSquareA+032 MK-80 EP C 083 Clean Gtr C 134 UprightBs 2A 185 Tpt Sect. B 236 Pop Voice 033 D-50 EP A 084 Stratus A 135 UprightBs 2B 186 Tpt Sect. C 237 Syn Vox 1 034 D-50 EP B 085 Stratus B 136 UprightBs 2C 187 Trumpet 1A 238 Syn Vox 2 035 D-50 EP C 086 Stratus C 137 Slap Bass 1 188 Trumpet 1B 239 Voice Aahs A036 Celesta 087 OD Gtr A 138 Slap & Pop 189 Trumpet 1C 240 Voice Aahs B037 Music Box 088 OD Gtr B 139 Slap Bass 2 190 Trumpet 2A 241 Voice Aahs C038 Clav 1A 089 OD Gtr C 140 Slap Bass 3 191 Trumpet 2B 242 Voice Oohs1A039 Clav 1B 090 OD Gtr A+ 141 Jz.Bs Thumb 192 Trumpet 2C 243 Voice Oohs1B040 Clav 1C 091 Heavy Gtr A 142 Jz.Bs Slap 1 193 HarmonMute1A 244 Voice Oohs1C041 Organ 1 092 Heavy Gtr B 143 Jz.Bs Slap 2 194 HarmonMute1B 245 Voice Oohs2A042 Jazz Organ 1 093 Heavy Gtr C 144 Jz.Bs Slap 3 195 HarmonMute1C 246 Voice Oohs2B043 Jazz Organ 2 094 Heavy Gtr A+ 145 Jz.Bs Pop 196 Trombone 1 247 Voice Oohs2C044 Organ 2 095 Heavy Gtr B+ 146 Syn Bass A 197 French 1A 248 Voice Breath045 Organ 3 096 Heavy Gtr C+ 147 Syn Bass C 198 French 1C 249 Male Ooh A 046 Organ 4 097 PowerChord A 148 Mini Bs 1A 199 F.Horns A 250 Male Ooh B 047 Rock Organ 098 PowerChord B 149 Mini Bs 1B 200 F.Horns B 251 Male Ooh C 048 Dist. Organ 099 PowerChord C 150 Mini Bs 1C 201 F.Horns C 252 Org Vox A 049 Rot.Org Slw 100 EG Harm 151 Mini Bs 2 202 Violin A 253 Org Vox B 050 Rot.Org Fst 101 Gt.FretNoise * 152 Mini Bs 2+ 203 Violin B 254 Org Vox C 051 Pipe Organ 102 Syn Gtr A 153 MC-202 Bs A 204 Violin C 255 Vox Noise

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183

INT-B(インターナルB)No. Name No. Name No. Name No. Name001 Kalimba 052 Feedbackwave 103 Cowbell 1 * 154 REV 606HH Op *002 Marimba Wave 053 Spectrum 104 Wood Block * 155 REV Ride 003 Log Drum 054 BreathNoise * 105 Claves * 156 REV Cup 004 Vibes 055 Rattles 106 Bongo Hi * 157 REV Crash 1 *005 Bottle Hit 056 Ice Rain 107 Bongo Lo * 158 REV China *006 Glockenspiel 057 Tin Wave 108 Cga Open Hi * 159 REV DrySick *007 Tubular 058 Anklungs 109 Cga Open Lo * 160 REV RealCLP *008 Steel Drums 059 Wind Chimes 110 Cga Mute Hi * 161 REV FingSnap *009 Fanta Bell A 060 Orch. Hit * 111 Cga Mute Lo * 162 REV Cowbell *010 Fanta Bell B 061 Tekno Hit * 112 Cga Slap * 163 REV WoodBlck *011 Fanta Bell C 062 Back Hit * 113 Timbale * 164 REV Clve *012 FantaBell A+ 063 Philly Hit * 114 Cabasa Up * 165 REV Conga *013 Org Bell 064 Scratch 1 * 115 Cabasa Down * 166 REV Tamb *014 Agogo 065 Scratch 2 116 Cabasa Cut * 167 REV Maracas *015 DIGI Bell 1 066 Scratch 3 * 117 Maracas * 168 REV Guiro *016 DIGI Bell 1+ 067 Natural SN1 * 118 Long Guiro * 169 REV Cuica *017 DIGI Chime 068 Natural SN2 * 119 Tambourine * 170 REV Metro *018 Wave Scan 069 Piccolo SN * 120 Open Triangl 171 Loop 1 019 Wire String 070 Ballad SN * 121 Cuica * 172 Loop 2 020 2.2 Bellwave 071 SN Roll * 122 Vibraslap 173 Loop 3 021 2.2 Vibwave 072 808 SN * 123 Timpani 174 Loop 4 022 Spark VOX 073 Brush Slap * 124 Applause 175 Loop 5 023 MMM VOX 074 Brush Swish * 125 REV Orch.Hit * 176 Loop 6 024 Lead Wave 075 Brush Roll 126 REV TeknoHit * 177 Loop 7 025 Synth Reed 076 Dry Stick * 127 REV Back Hit * 178 R8 Click *026 Synth Saw 1 077 Side Stick * 128 REV PhillHit * 179 Metronome 1 027 Synth Saw 2 078 Lite Kick * 129 REV Steel DR 180 Metronome 2 *028 Syn Saw 2inv 079 Hybrid Kick1 * 130 REV Tin Wave 181 MC500 Beep 1 *029 Synth Saw 3 080 Hybrid Kick2 * 131 REV NatrlSN1 * 182 MC500 Beep 2 *030 JP-8 Saw A 081 Old Kick * 132 REV NatrlSN2 * 183 Low Saw 031 JP-8 Saw B 082 Verb Kick * 133 REV PiccloSN * 184 Low Saw inv 032 JP-8 Saw C 083 Round Kick * 134 REV BalladSN * 185 Low P5 Saw 033 P5 Saw A 084 808 Kick 135 REV Side Stk * 186 Low Pulse 1 034 P5 Saw B 085 Verb Tom Hi * 136 REV SN Roll * 187 Low Pulse 2 035 P5 Saw C 086 Verb Tom Lo * 137 REV Brush 1 * 188 Low Square 036 D-50 Saw A 087 Dry Tom Hi 138 REV Brush 2 * 189 Low Sine 037 D-50 Saw B 088 Dry Tom Lo 139 REV Brush 3 190 Low Triangle038 D-50 Saw C 089 Cl HiHat 1 * 140 REV LiteKick * 191 Low White NZ039 Synth Square 090 Cl HiHat 2 * 141 REV HybridK1 * 192 Low Pink NZ 040 JP-8 SquareA 091 Op HiHat 142 REV HybridK2 * 193 DC041 JP-8 SquareB 092 Pedal HiHat * 143 REV Old Kick *042 JP-8 SquareC 093 606 HiHat Cl * 144 REV Timpani *043 Synth Pulse1 094 606 HiHat Op 145 REV VerbTomH *044 Synth Pulse2 095 808 Claps * 146 REV VerbTomL *045 Triangle 096 Hand Claps * 147 REV DryTom H046 Sine 097 Finger Snaps * 148 REV DryTom M047 Org Click * 098 Ride 1 149 REV ClHiHat1 *048 White Noise 099 Ride 2 150 REV ClHiHat2 *049 Pink Noise 100 Ride Bell 1 151 REV Op HiHat *050 Metal Wind 101 Crash 1 152 REV Pedal HH *051 Wind Agogo 102 China Cym 153 REV 606HH Cl *

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Model :JV-2080(Synthesizer Module)

Date :Oct. 30 1996

Version :1.00

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記号 意味 設定範囲n MIDIチャンネル 0H-FH(ch.1 - ch.16)vv コントロール値 00H-7FH(0 - 127)kk ノート・ナンバー 00H-7FH(0 - 127)xx ON/OFF切り替え 00H-3FH(0 - 63:OFF)、40H-7FH(64 - 127:ON)

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1. 受信データ

■チャンネル・ボイス・メッセージ

●ノート・オフステータス 第2バイト 第3バイト8nH kkH vvH9nH kkH 00H

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ パート10(リズム・パート)では、Envelope Mode(Control Param画面[RHYTHM]→[F5](Key Ctl))がNO-SUSのときには受信しません。

●ノート・オンステータス 第2バイト 第3バイト9nH kkH vvH

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●ポリフォニック・アフタータッチステータス 第2バイト 第3バイトAnH kkH vvH

※ Aftertouch(Control Source画面[SYSTEM]→[F4](Control))がPOLYまたはCH&POLYのときに受信します。

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ GMモードでは受信しません。

●コントロール・チェンジ※ <Ctrl 2>(コントローラー2)または<Ctrl 3>(コントローラー3)のControl Source(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))に該当するコントローラー・ナンバーを選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。

※ System Control 1またはSystem Control 2(Control Assign画面[SYSTEM]→[F4](Control))に該当するコントローラー・ナンバーを選び、<Ctrl 2>(コントローラー2)または<Ctrl 3>(コントローラー3)のControl SourceのいずれかにSYS-CTRL1またはSYS-CTRL2を選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))およびコントロール・チェンジ・受信スイッチがOFFのときには受信しません。

○バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 00H mmHBnH 20H llHmm, ll=バンク・ナンバー : 00 00H - 7F 7FH (bank.1 - bank.16384)

※ Rx Program Change、またはRx Bank Select(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ GMモードでは受信しません。

※ 各バンク・セレクトに対応するパッチは以下のとおりです。

Bank Select | Program No | Group Patch No.MSB | LSB | |

------+-----+------------+----------------------------------------80 | 0 | 0 - 127 | User 1 - 12881 | 0 | 0 - 127 | PR-A 1 - 12881 | 1 | 0 - 127 | PR-B 1 - 12881 | 2 | 0 - 127 | PR-C 1 - 12881 | 3 | 0 - 127 | GM 1 - 12881 | 4 | 0 - 127 | PR-E 1 - 12882 | 0 | 0 - 127 | CARD 1 - 12884 | 0 | 0 - 127 | XP-A 1 - 12884 | 1 | 0 - 126 | XP-A 129 - 25584 | 2 | 0 - 127 | XP-B 1 - 12884 | 3 | 0 - 126 | XP-B 129 - 25584 | 4 | 0 - 127 | XP-C 1 - 12884 | 5 | 0 - 126 | XP-C 129 - 25584 | 6 | 0 - 127 | XP-D 1 - 12884 | 7 | 0 - 126 | XP-D 129 - 25584 | 8 | 0 - 127 | XP-E 1 - 12884 | 9 | 0 - 126 | XP-E 129 - 25584 | 10 | 0 - 127 | XP-F 1 - 12884 | 11 | 0 - 126 | XP-F 129 - 25584 | 12 | 0 - 127 | XP-G 1 - 12884 | 13 | 0 - 126 | XP-G 129 - 25584 | 14 | 0 - 127 | XP-H 1 - 12884 | 15 | 0 - 126 | XP-H 129 - 255

※ 各バンク・セレクトに対応するパフォーマンスは以下のとおりです。

Bank Select | Program No | Group Performance No.MSB | LSB | |

------+-----+------------+----------------------------------------80 | 0 | 0 - 31 | User 1 - 3281 | 0 | 0 - 31 | PR-A 1 - 3281 | 1 | 0 - 31 | PR-B 1 - 3282 | 0 | 0 - 31 | CARD 1 - 32

※ 各バンク・セレクトに対応するリズム・セットは以下のとおりです。

Bank Select | Program No | Group Rhythm set No.MSB | LSB | |

------+-----+------------+----------------------------------------80 | 0 | 0 - 1 | User 1 - 281 | 0 | 0 - 1 | PR-A 1 - 281 | 1 | 0 - 1 | PR-B 1 - 281 | 2 | 0 - 1 | PR-C 1 - 281 | 3 | 0 - 1 | GM 1 - 281 | 4 | 0 - 1 | PR-E 1 - 282 | 0 | 0 - 127 | CARD 1 - 12884 | 0 | 0 - 127 | XP-A 1 - 12884 | 1 | 0 - 126 | XP-A 129 - 25584 | 2 | 0 - 127 | XP-B 1 - 12884 | 3 | 0 - 126 | XP-B 129 - 25584 | 4 | 0 - 127 | XP-C 1 - 12884 | 5 | 0 - 126 | XP-C 129 - 25584 | 6 | 0 - 127 | XP-D 1 - 12884 | 7 | 0 - 126 | XP-D 129 - 25584 | 8 | 0 - 127 | XP-E 1 - 12884 | 9 | 0 - 126 | XP-E 129 - 25584 | 10 | 0 - 127 | XP-F 1 - 12884 | 11 | 0 - 126 | XP-F 129 - 25584 | 12 | 0 - 127 | XP-G 1 - 12884 | 13 | 0 - 126 | XP-G 129 - 25584 | 14 | 0 - 127 | XP-H 1 - 12884 | 15 | 0 - 126 | XP-H 129 - 255

○モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 01H vvH

○ブレス・タイプ(コントローラー・ナンバー 2)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 02H vvH

○フット・タイプ(コントローラー・ナンバー 4)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 04H vvH

○ポルタメント・タイム(コントローラー・ナンバー 5)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 05H vvH

※ Time(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))が変化します。

○データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 06H mmHBnH 26H llHmm, ll=RPN/NRPNで指定されたパラメーターに対する値mm=上位バイト(MSB), ll=下位バイト(LSB)

○ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 07H vvH

184

MIDIインプリメンテーション

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○バランス(コントローラー・ナンバー 8)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 08H vvH

○パンポット(コントローラー・ナンバー 10)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 0AH vvH

※ 0が最左、64が中央、127が最右で、128段階の音像定位を調節できます。ただし、Pan(Control Switch画面[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F4](Ctrl Sw))がOFFのときには受信しません。

○エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 0BH vvH

※ Volume(Control Source画面[SYSTEM]→[F4](Control))に VOL&EXPを選んでいるとき、受信したメッセージのMIDIチャンネルに対応するパートの音量を調節できます。ただし、Volume(Control Switch画面[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F4](Ctrl Sw))がOFFのときには受信しません。

※ GMモードでは常に音量のコントロールができます。

○ホールド1(コントローラー・ナンバー 64)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 40H xxH

※ Hold-1(Control Switch画面[PATCH]→[F5](LFO&Ctl)→[F4](Ctrl Sw))がOFFのときには受信しません。

○ポルタメント(コントローラー・ナンバー 65)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 41H xxH

※ Switch(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))が変化します。

○ソステヌート(コントローラー・ナンバー 66)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 42H xxH

○ソフト(コントローラー・ナンバー 67)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 43H xxH

○ホールド2(コントローラー・ナンバー 69)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 45H vvH

※ ホールド動作はしません。

○サウンド・コントローラー2(コントローラー・ナンバー 71)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 47H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ Resonance(TVF Param画面[PATCH]→[F3](TVF)→[F1](TVF Prm))に対して相対的に変化します。

○サウンド・コントローラー3(コントローラー・ナンバー 72)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 48H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ Time2-4(TVF Envelope画面[PATCH]→[F3](TVF)→[F2](TVF Env))、Time2-4(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVA Env))に対して相対的に変化します。

○サウンド・コントローラー4(コントローラー・ナンバー 73)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 49H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ Time1(TVF Envelope画面[PATCH]→[F3](TVF)→[F2](TVF Env))、Time1(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVA Env))に対して相対的に変化します。

○サウンド・コントローラー5(コントローラー・ナンバー 74)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 4AH vvHvv=00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)

※ Cutoff Frequency(TVF Param画面[PATCH]→[F3](TVF)→[F1](TVF Prm))に対して相対的に変化します。

○汎用操作子5(コントローラー・ナンバー 80)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 50H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ トーン1のLevel1-3(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVAEnv))に対して相対的に変化します。

○汎用操作子6(コントローラー・ナンバー 81)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 51H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ トーン2のLevel1-3(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVAEnv))に対して相対的に変化します。

○汎用操作子7(コントローラー・ナンバー 82)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 52H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ トーン3のLevel1-3(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVAEnv))に対して相対的に変化します。

○汎用操作子8(コントローラー・ナンバー 83)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 53H vvHvv=00H - 40H - 7FH(-128 - 0 - +126)

※ トーン4のLevel1-3(TVA Envelope画面[PATCH]→[F4](TVA)→[F2](TVAEnv))に対して相対的に変化します。

○ポルタメント・コントロール(コントローラー・ナンバー 84)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 54H kkH

※ ポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンは、ソース・ノート・ナンバーのピッチから連続的にピッチが変化して発音します。ソース・ノート・ナンバーと等しいノート・ナンバーですでに発音しているボイスがある場合は、このボイスはポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンで新たな音程にピッチが変化して発音が継続され(レガート演奏が行なわれ)ます。

※ ポルタメント・コントロールによるピッチ変化の速さはTime(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))の設定値で決まります。

○エフェクト1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 91)

ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 5BH vvH

※ パッチ・モードでは受信しません。

○エフェクト3(コーラス・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー 93)

ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 5DH vvH

※ パッチ・モードでは受信しません。

○RPN MSB/LSB(コントローラー・ナンバー 100, 101)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 65H mmHBnH 64H llHmm=RPNで指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)ll=RPNで指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)

<<< RPN >>>コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわちMIDI規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。実際の使用にあたっては、まずRPN(コントローラー・ナンバー 100および101、順番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エントリー

(コントローラー・ナンバー 6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。一旦RPNのパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリーは全てその

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パラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPNヌルを設定することをお勧めします。

本機は、以下に示すRPNを受信します。

RPN Data entryMSB, LSB MSB, LSB 解説00H, 00H mmH, --- ピッチ・ベンド・センシティビティー

mm : 00H - 0CH(0 - 12 半音)ll : 無視します(00Hとして処理します)半音ステップで1オクターブまで指定可能です。

※ Bend Range up、Bend Range Down(Common General画面[PATCH]→[F1](Common)→[F1](General))が同時に切り替わります。

※パート10(リズム・パート)では受信しません。

00H, 01H mmH, llH マスター・ファイン・チューニングmm, ll: 20 00H - 40 00H - 60 00H

( -8192 * 50 / 8192 - 0 - +8192 * 50 / 8192 cent )

※パッチ・モードでは、Master Tune(Tune画面[SYSTEM]→[F2](Tune))が変わります。

※パフォーマンス・モードでは、各パートのFine Tune(PartParam画面[PERFORM]→[F3](Part))が変わります。コントロール・チャンネルで受信したときはMaster Tune(Tune画面[SYSTEM]→[F2](Tune))が変わります。

00H, 02H mmH, --- マスター・コース・チューニングmm : 10H - 40H - 70H(-48 - 0 - +48 半音)ll : 無視します(00H として処理します)

※パッチ・モードでは受信しません。※パフォーマンス・モードでは、各パートのCoarse Tune(Part

Param画面[PERFORM]→[F3](Part))が変わります。

7FH, 7FH ---, --- RPNヌルRPNおよびNRPNが指定されていない状態にします。RPNヌルに設定後受信したデータ・エントリーは無視します。(RPNヌルの設定にはデータ・エントリーの送信は不要です。)既に設定済みの設定値は変化しません。mm, ll: 無視します。

●プログラム・チェンジステータス 第2バイトCnH ppHpp=プログラム・ナンバー : 00H - 7FH(prog.1 - prog.128)

※ Rx Program Change(MIDI Param 2画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ コントロール・チャンネルで受信したときはパフォーマンスが切り替わります。※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))

がOFFのときには受信しません。

●チャンネル・アフタータッチステータス 第2バイトDnH vvH

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●ピッチ・ベンド・チェンジステータス 第2バイト 第3バイトEnH llH mmHmm, ll=ピッチ・ベンド値 : 00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

■チャンネル・モード・メッセージ

●オール・サウンド・オフ (コントローラー・ナンバー 120)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 78H 00H

※ このメッセージを受信すると、該当チャンネルの発音中の音を全て消音します。※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))

がOFFのときには受信しません。

●リセット・オール・コントローラー (コントローラー・ナンバー 121)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 79H 00H

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ このメッセージを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。

コントローラー リセット値ピッチ・ベンド・チェンジ ±0(中点)ポリフォニック・キー・プレッシャー 0(オフ)チャンネル・プレッシャー 0(オフ)モジュレーション 0(オフ)ブレス・タイプ 0(最小)エクスプレッション 127(最大)ただしコントローラーは最小になります。ホールド1 0(オフ)ソステヌート 0(オフ)ソフト 0(オフ)ホールド2 0(オフ)RPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しませんNRPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しませんシステムの汎用コントローラ1 0(最小)システムの汎用コントローラ2 0(最小)

●オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー 123)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 7BH 00H

※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっているノートをすべてオフします。ただし、ホールド1またはソステヌートがオンの場合は、それらがオフになるまで発音は終了しません。

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●オムニ・オフ(コントローラー・ナンバー 124)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 7CH 00H

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))

がOFFのときには受信しません。

●オムニ・オン(コントローラー・ナンバー 125)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 7DH 00H

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。OMNI ON にはなりません。※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))

がOFFのときには受信しません。

●モノ(コントローラー・ナンバー 126)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 7EH mmHmm=モノ数 : 00H - 10H(0 - 16)

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ない、Key Assign(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))が SOLO に切り替わります。

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●ポリ(コントローラー・ナンバー 127)ステータス 第2バイト 第3バイトBnH 7FH 00H

※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ない、Key Assign(Common Control画面[PATCH]→[F1](Common)→[F2](Control))が POLY に切り替わります。

※ パフォーマンス・モードでは、Rx Switch(Part MIDI画面[PERFORM]→[F4](MIDI))がOFFのときには受信しません。

■システム・リアルタイム・メッセージ

●タイミング・クロックステータスF8H

※ Clock Source(Setup画面[SYSTEM]→[F1](Setup))がMIDIの時に受信します。

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●アクティブ・センシングステータスFEH

※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべてのメッセージ間隔を監視する状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が420msを超えると、オール・サウンド・オフ/オール・ノート・オフ/リセット・オール・コントローラーを受信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

ステータス データ・バイト ステータスF0H iiH, ddH, ......, eeH F7H

F0H : システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータスii = IDナンバー : どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセージであるかの

識別をするためのIDナンバー(マニファクチャラーID)です。ローランドのマニファクチャラーIDは41Hです。7EH と 7FHの IDナンバーは、ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ(7FH)としてMIDI規格の拡張として使用されます。

dd,..., ee = データ : 00H - 7FH(0 - 127)F7H : EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)。システム・エクス

クルーシブ・メッセージの最終を表すステータスです。

●GMシステム・オン

「GMシステム・オン」は、機器の内部設定をGMの初期状態(General MIDI System - Level 1)にリセットするコマンド・メッセージです。これを受信したGM機器は、GMスコアを正しく演奏できる状態に自動的になります。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 01H F7H

※ Rx GM-ON Message(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●GMシステム・オフ

このメッセージを受信すると、本機はパフォーマンス・モードになります。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 7EH, 7FH, 09H, 02H F7H

※ Rx GM-ON Message(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

●データ要求1(RQ1)

相手の機器に対して「データを送れ」という要求をするメッセージです。アドレスとサイズで要求するデータの種類や量を指示します。データ要求メッセージを受信した場合、その機器がデータを送ることのできる状態にあり、アドレスとサイズが適当なものであれば、要求されたデータを「データ・セット1(DT1)」メッセージで送信します。そうでない場合は何も送信をしません。本機のデータ転送に使用するエクスクルーシブ・メッセージのモデルIDは6AHです。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 6AH, 11H, aaH, bbH, ccH, ddH, ssH, ttH, uuH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー (Roland)dev デバイスID (dev: 10H - 1FH)6AH モデルID (JV-2080)11H コマンドID (RQ1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトssH サイズ上位バイトttH サイズuuH サイズvvH サイズ下位バイトsum チェックサムF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ アドレス、サイズ、チェック・サムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・メッセージの例とチェック・サムの計算」(P. 193)をご覧ください。

※ Rx Sys.Excl(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ GMモードでは受信しません。

●データ・セット1(DT1)実際のデータの転送を行なうメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用します。

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 6AH, 12H, aaH, bbH, ccH, ddH, eeH, ... ffH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー (Roland)dev デバイスID (dev: 10H - 1FH)6AH モデルID (JV-2080)12H コマンドID (DT1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトeeH データ : 送信するデータの本体。複数バイトのデータ

はアドレス順に送信します: :ffH データsum チェックサムF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ アドレス、サイズ、チェック・サムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・メッセージの例とチェック・サムの計算」(P. 193)をご覧ください。

※ 128バイトを越えるサイズのデータは 128バイト以下のパケットに区切って送信してください。「データ・セット1」を続けて送る場合、パケット間は 20ms以上の時間間隔をあけてください。

※ Rx Sys.Excl(MIDI Param 1画面[SYSTEM]→[F3](MIDI))がOFFのときには受信しません。

※ GMモードでは受信しません。※ 本機はスケール・チューンの設定に限り、GSのエクスクルーシブを受信することができ

ます。(P. 191)

2. 送信データ

■システム・エクスクルーシブ・メッセージ

●データ・セット1(DT1)

ステータス データ・バイト ステータスF0H 41H, dev, 6AH, 12H, aaH, bbH, ccH, ddH, eeH, ... ffH, sum F7H

バイト 解説F0H エクスクルーシブ・ステータス41H IDナンバー (Roland)dev デバイスID (dev: 10H - 1FH)6AH モデルID (JV-2080)12H コマンドID (DT1)aaH アドレス上位バイトbbH アドレスccH アドレスddH アドレス下位バイトeeH データ : 送信するデータの本体。複数バイトのデータ

はアドレス順に送信します。: :ffH データsum チェックサムF7H EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)

※ アドレス、サイズ、チェック・サムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・メッセージの例とチェック・サムの計算」(P. 193)をご覧ください。

※ サイズの大きなデータは 128バイト以下のパケットに区切り、約20msの時間間隔をあけて送信します。

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3.パラメータ・アドレス・マップ

1.JV-2080(Model ID=6AH)

※ #のついているアドレスは、データを2つにわけて転送します。例えば、16進数でABHというデータであれば、0AH、0BHと分けられ、この順序で送受信が行なわれます。

※ <>で囲まれたパラメーター値は、JV-1080またはXP-80に対するもので、JV-2080で受信しても無効となります。

+------------------------------------------------------------------------------+| Start | || Address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 00 00 | System 1-1 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 01 00 00 00 | Temporary Performance 1-2 || 02 00 00 00 | Performance Mode Temporary Patch(part 1) 1-3 || 02 01 00 00 | Performance Mode Temporary Patch(part 2) || : | || 02 08 00 00 | Performance Mode Temporary Patch(part 9) || 02 09 00 00 | Temporary Rhythm Setup 1-4 || 02 0A 00 00 | Performance Mode Temporary Patch(part 11) 1-3 || : | || 02 0F 00 00 | Performance Mode Temporary Patch(part 16) || 03 00 00 00 | Patch Mode Temporary Patch 1-3 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 10 00 00 00 | User Performance USER:01 1-2 || 10 01 00 00 | User Performance USER:02 || : | || 10 1F 00 00 | User Performance USER:32 || 10 40 00 00 | User Rhythm Setup USER:1 1-4 || 10 41 00 00 | User Rhythm Setup USER:2 || 11 00 00 00 | User Patch USER:001 1-3 || 11 01 00 00 | User Patch USER:002 || : | || 11 7F 00 00 | User Patch USER:128 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 20 00 00 00 | Data Card Performance CARD:01 1-2 || 20 01 00 00 | Data Card Performance CARD:02 || : | || 20 1F 00 00 | Data Card Performance CARD:32 || 20 40 00 00 | Data Card Rhythm Setup CARD:1 1-4 || 20 41 00 00 | Data Card Rhythm Setup CARD:2 || 21 00 00 00 | Data Card Patch CARD:001 1-3 || 21 01 00 00 | Data Card Patch CARD:002 || : | || 21 7F 00 00 | Data Card Patch CARD:128 |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-1.System+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | || Address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | System Common 1-1-1 || 10 00 | Part 1 Scale Tune 1-1-2 || 11 00 | Part 2 Scale Tune || : | || 1F 00 | Part 16 Scale Tune || 20 00 | Patch Mode Scale Tune 1-1-2 |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-1-1.System Common+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0000 00aa | Sound Mode 0 - 2 *1 || 00 01 | 0aaa aaaa | Performance Number 0 - 127 *2 || 00 02 | 0000 00aa | Patch Group Type 0 - 2 *3 || 00 03 | 0aaa aaaa | Patch Group ID 0 - 127 ||# 00 04 | 0000 aaaa | Patch Number 0 - 254 || | 0000 bbbb | (001 - 255) || 00 06 | 0aaa aaaa | Master Tune 0 - 126 *4 || 00 07 | 0000 000a | Scale Tune Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 08 | 0000 000a | EFX Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 09 | 0000 000a | Chorus Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0A | 0000 000a | Reverb Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0B | 0000 000a | Patch Remain 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0C | 0000 000a | Clock Source 0 - 1 (INT,MIDI) || 00 0D | 0000 0aaa | TAP Control Source 0 - 4 *5 || 00 0E | 0000 0aaa | Hold Control Source 0 - 4 *5 || 00 0F | 0000 0aaa | Peak Control Source 0 - 4 *5 || 00 10 | 0000 000a | Volume Control Source 0 - 1 *6 || 00 11 | 0000 00aa | Aftertouch Source 0 - 2 *7 || 00 12 | 0aaa aaaa | System Control Source 1 1 - 97 *8 || 00 13 | 0aaa aaaa | System Control Source 2 1 - 97 *8 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 14 | 0000 000a | Receive Program Change 0 - 1 (OFF,ON) || 00 15 | 0000 000a | Receive Bank Select 0 - 1 (OFF,ON) || 00 16 | 0000 000a | Receive Control Change 0 - 1 (OFF,ON) || 00 17 | 0000 000a | Receive Modulation 0 - 1 (OFF,ON) || 00 18 | 0000 000a | Receive Volume 0 - 1 (OFF,ON) || 00 19 | 0000 000a | Receive Hold-1 0 - 1 (OFF,ON) || 00 1A | 0000 000a | Receive Pitch Bend 0 - 1 (OFF,ON) || 00 1B | 0000 000a | Receive Aftertouch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 1C | 000a aaaa | Control Channel 0 - 16 (1 - 16,OFF)|| 00 1D | 0000 aaaa | Patch Receive Channel 0 - 15 (1 - 16) || 00 1E | 0000 000a | Rhythm Edit Source 0 - 1 *9 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 1F | 0000 00aa | Preview Sound Mode 0 - 2 *10 || 00 20 | 0aaa aaaa | Preview Note Set 1 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 21 | 0aaa aaaa | Preview Velocity Set 1 0 - 127 *11 || 00 22 | 0aaa aaaa | Preview Note Set 2 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 23 | 0aaa aaaa | Preview Velocity Set 2 0 - 127 *11 || 00 24 | 0aaa aaaa | Preview Note Set 3 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 25 | 0aaa aaaa | Preview Velocity Set 3 0 - 127 *11 || 00 26 | 0aaa aaaa | Preview Note Set 4 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 27 | 0aaa aaaa | Preview Velocity Set 4 0 - 127 *11 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 28 | 0000 000a | Transmit Program Change 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 29 | 0000 000a | Transmit Bank Select 0 - 1 (<OFF,ON>) |

| 00 2A | 000a aaaa | Patch Transmit Channel 0 - 17 *12 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 2B | 0000 000a | Transpose Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 2C | 0000 aaaa | Transpose Value 0 - 11 (<-5 - +6>)|| 00 2D | 0000 0aaa | Octave Shift 0 - 6 (<-3 - +3>)|| 00 2E | 0aaa aaaa | Keyboard Velocity 0 - 127 *13 || 00 2F | 0000 00aa | Keyboard Sens 0 - 2 *14 || 00 30 | 0aaa aaaa | Aftertouch Sens 0 - 100 (<0 - 100>)|| 00 31 | 0aaa aaaa | Pedal1 Assign 1 - 104 *15 || 00 32 | 0000 00aa | Pedal1 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 33 | 0000 000a | Pedal1 Polarity 0 - 1 *17 || 00 34 | 0aaa aaaa | Pedal2 Assign 1 - 104 *15 || 00 35 | 0000 00aa | Pedal2 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 36 | 0000 000a | Pedal2 Polarity 0 - 1 *17 || 00 37 | 0aaa aaaa | C1 Assign 1 - 97 *18 || 00 38 | 0000 00aa | C1 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 39 | 0aaa aaaa | C2 Assign 1 - 97 *18 || 00 3A | 0000 00aa | C2 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 3B | 0000 00aa | Hold Pedal Output Mode 0 - 3 *16 || 00 3C | 0000 000a | Hold Pedal Polarity 0 - 1 *17 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 3D | 0000 000a | Bank Select Group1 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 3E | 0aaa aaaa | Bank Select Group1 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 3F | 0aaa aaaa | Bank Select Group1 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 40 | 0000 000a | Bank Select Group2 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 41 | 0aaa aaaa | Bank Select Group2 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 42 | 0aaa aaaa | Bank Select Group2 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 43 | 0000 000a | Bank Select Group3 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 44 | 0aaa aaaa | Bank Select Group3 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 45 | 0aaa aaaa | Bank Select Group3 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 46 | 0000 000a | Bank Select Group4 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 47 | 0aaa aaaa | Bank Select Group4 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 48 | 0aaa aaaa | Bank Select Group4 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 49 | 0000 000a | Bank Select Group5 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 4A | 0aaa aaaa | Bank Select Group5 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 4B | 0aaa aaaa | Bank Select Group5 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 4C | 0000 000a | Bank Select Group6 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 4D | 0aaa aaaa | Bank Select Group6 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 4E | 0aaa aaaa | Bank Select Group6 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 4F | 0000 000a | Bank Select Group7 Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 50 | 0aaa aaaa | Bank Select Group7 MSB 0 - 127 (<0 - 127>)|| 00 51 | 0aaa aaaa | Bank Select Group7 LSB 0 - 127 (<0 - 127>)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 52 | 0aaa aaaa | Pedal3 Assign 1 - 104 *15 || 00 53 | 0000 00aa | Pedal3 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 54 | 0000 000a | Pedal3 Polarity 0 - 1 *17 || 00 55 | 0aaa aaaa | Pedal4 Assign 1 - 104 *15 || 00 56 | 0000 00aa | Pedal4 Output Mode 0 - 3 *16 || 00 57 | 0000 000a | Pedal4 Polarity 0 - 1 *17 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 58 | 00aa aaaa | Arpeggio Style 0 - 32 (<1 - 33>) || 00 59 | 00aa aaaa | Arpeggio Motif 0 - 33 (<1 - 34>) || 00 5A | 00aa aaaa | Arpeggio Beat Pattern 0 - 60 (<1 - 61>) || 00 5B | 0aaa aaaa | Arpeggio Accent Rate 0 - 100 (<0 - 100>)|| 00 5C | 0aaa aaaa | Arpeggio Shuffle Rate 50 - 90 (<50 - 90>)|| 00 5D | 0aaa aaaa | Arpeggio Keyboard Velocity 0 - 127 *19 || 00 5E | 0000 0aaa | Arpeggio Octave Range 0 - 6 (<-3 - +3>)|| 00 5F | 0000 aaaa | Arpeggio Part Number 0 - 15 *20 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------||# 00 60 | 0000 aaaa | System Tempo 20 - 250 || | 0000 bbbb | ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 62 |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: PERFORMANCE, PATCH, GM*2: USER:01 - USER:32, CARD:01 - CARD:32, PR-A:01 - PR-A:32, PR-B:01 - PR-B:32*3: USER&PRESET, <PCM>, EXP*4: 427.4 - 452.6*5: OFF, HOLD-1, SOSTENUTO, SOFT, HOLD-2*6: VOLUME, VOL&EXP*7: CHANNEL, POLY, CH&POLY*8: CC01 - CC05, CC07 - CC31, CC64 - CC95, PITCH BEND, AFTERTOUCH*9: PNL, PNL&MIDI*10: SINGLE, CHORD, PHRASE*11: OFF, 1 - 127*12: <1 - 16, RX-CH, OFF>*13: <REAL, 1 - 127>*14: <LIGHT, STANDARD, HEAVY>*15: <CC01 - CC05, CC07 - CC31, CC64 - CC95, PITCH BEND, AFTERTOUCH,

PROG-UP, PROG-DOWN, START/STOP, PUNCH-IN/OUT, TAP-TEMPO,OCTAVE-UP, OCTAVE-DOWN>

*16: <OFF, INT, MIDI, INT&MIDI>*17: <STANDARD, REVERSE>*18: <CC01 - CC05, CC07 - CC31, CC64 - CC95, PITCH BEND, AFTERTOUCH>*19: <REAL,1 - 127>*20: <PART1 - PART16>

■1-1-2.Scale Tune+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 01 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C# 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 02 | 0aaa aaaa | Scale Tune for D 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 03 | 0aaa aaaa | Scale Tune for D# 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 04 | 0aaa aaaa | Scale Tune for E 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 05 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 06 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F# 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 07 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 08 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G# 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 09 | 0aaa aaaa | Scale Tune for A 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 0A | 0aaa aaaa | Scale Tune for A# 0 - 127 (-64 - +63)|| 00 0B | 0aaa aaaa | Scale Tune for B 0 - 127 (-64 - +63)||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 0C |+------------------------------------------------------------------------------+

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■1-2.Performance+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | || Address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | Performance Common 1-2-1 || 10 00 | Performance Part 1 1-2-2 || 11 00 | Performance Part 2 || : | || 1F 00 | Performance Part 16 |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-2-1.Performance Common+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0aaa aaaa | Performance Name 1 32 - 125 || 00 01 | 0aaa aaaa | Performance Name 2 32 - 125 || 00 02 | 0aaa aaaa | Performance Name 3 32 - 125 || 00 03 | 0aaa aaaa | Performance Name 4 32 - 125 || 00 04 | 0aaa aaaa | Performance Name 5 32 - 125 || 00 05 | 0aaa aaaa | Performance Name 6 32 - 125 || 00 06 | 0aaa aaaa | Performance Name 7 32 - 125 || 00 07 | 0aaa aaaa | Performance Name 8 32 - 125 || 00 08 | 0aaa aaaa | Performance Name 9 32 - 125 || 00 09 | 0aaa aaaa | Performance Name 10 32 - 125 || 00 0A | 0aaa aaaa | Performance Name 11 32 - 125 || 00 0B | 0aaa aaaa | Performance Name 12 32 - 125 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 0C | 0000 aaaa | EFX-A Source 0 - 15 *1 || 00 0D | 00aa aaaa | EFX Type 0 - 39 (1 - 40) || 00 0E | 0aaa aaaa | EFX Parameter 1 0 - 127 || 00 0F | 0aaa aaaa | EFX Parameter 2 0 - 127 || 00 10 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 3 0 - 127 || 00 11 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 4 0 - 127 || 00 12 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 5 0 - 127 || 00 13 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 6 0 - 127 || 00 14 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 7 0 - 127 || 00 15 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 8 0 - 127 || 00 16 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 9 0 - 127 || 00 17 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 10 0 - 127 || 00 18 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 11 0 - 127 || 00 19 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 12 0 - 127 || 00 1A | 0000 00aa | EFX Output Assign 0 - 2 *2 || 00 1B | 0aaa aaaa | EFX Mix Out Send Level 0 - 127 || 00 1C | 0aaa aaaa | EFX Chorus Send Level 0 - 127 || 00 1D | 0aaa aaaa | EFX Reverb Send Level 0 - 127 || 00 1E | 0000 aaaa | EFX Control Source 1 0 - 10 *3 || 00 1F | 0aaa aaaa | EFX Control Depth 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 20 | 0000 aaaa | EFX Control Source 2 0 - 10 *3 || 00 21 | 0aaa aaaa | EFX Control Depth 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 22 | 0aaa aaaa | Chorus Level 0 - 127 || 00 23 | 0aaa aaaa | Chorus Rate 0 - 127 || 00 24 | 0aaa aaaa | Chorus Depth 0 - 127 || 00 25 | 0aaa aaaa | Chorus Pre-Delay 0 - 127 || 00 26 | 0aaa aaaa | Chorus Feedback 0 - 127 || 00 27 | 0000 00aa | Chorus Output 0 - 2 *4 || 00 28 | 0000 0aaa | Reverb Type 0 - 7 *5 || 00 29 | 0aaa aaaa | Reverb Level 0 - 127 || 00 2A | 0aaa aaaa | Reverb Time 0 - 127 || 00 2B | 000a aaaa | Reverb HF Damp 0 - 17 *6 || 00 2C | 0aaa aaaa | Delay Feedback 0 - 127 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------||# 00 2D | 0000 aaaa | Performance Tempo 20 - 250 || | 0000 bbbb | || 00 2F | 0000 000a | Keyboard Range Switch 0 - 1 (OFF,ON) ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 30 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 1 0 - 64 || 00 31 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 2 0 - 64 || 00 32 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 3 0 - 64 || 00 33 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 4 0 - 64 || 00 34 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 5 0 - 64 || 00 35 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 6 0 - 64 || 00 36 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 7 0 - 64 || 00 37 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 8 0 - 64 || 00 38 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 9 0 - 64 || 00 39 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 10 0 - 64 || 00 3A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 11 0 - 64 || 00 3B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 12 0 - 64 || 00 3C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 13 0 - 64 || 00 3D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 14 0 - 64 || 00 3E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 15 0 - 64 || 00 3F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 16 0 - 64 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 40 | 0000 000a | Keyboard Mode 0 - 1 *7 || 00 41 | 0000 000a | Clock Source 0 - 1 *8 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 42 | 0000 aaaa | EFX-B Source 0 - 15 *1 || 00 43 | 0000 aaaa | EFX-C Source 0 - 15 *1 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 44 |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: PERFORM, 1 - 9, 11 - 16*2: MIX, DIR1, DIR2*3: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME,

PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH*4: MIX, REVERB, MIX+REV*5: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY*6: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000,

6300, 8000, BYPASS*7: <LAYER,SINGLE>*8: PERFORMANCE, SYSTEM

■1-2-2.Performance Part+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0000 000a | Receive Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 01 | 0000 aaaa | MIDI Channel 0 - 15 (1 - 16) ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 02 | 0000 00aa | Patch Group Type 0 - 2 *1 || 00 03 | 0aaa aaaa | Patch Group ID 0 - 127 ||# 00 04 | 0000 aaaa | Patch Number 0 - 254 || | 0000 bbbb | (001 - 255)|| 00 06 | 0aaa aaaa | Part Level 0 - 127 || 00 07 | 0aaa aaaa | Part Pan 0 - 127 (L64 - 63R)|| 00 08 | 0aaa aaaa | Part Coarse Tune 0 - 96 (-48 - +48)|| 00 09 | 0aaa aaaa | Part Fine Tune 0 - 100 (-50 - +50)|| 00 0A | 0000 0aaa | Output Assign 0 - 4 *2 || 00 0B | 0aaa aaaa | Mix/EFX Send Level 0 - 127 || 00 0C | 0aaa aaaa | Chorus Send Level 0 - 127 || 00 0D | 0aaa aaaa | Reverb Send Level 0 - 127 || 00 0E | 0000 000a | Receive Program Change Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0F | 0000 000a | Receive Volume Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 10 | 0000 000a | Receive Hold-1 Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 11 | 0aaa aaaa | Keyboard Range Lower 0 - 127 *3 || 00 12 | 0aaa aaaa | Keyboard Range Upper 0 - 127 *4 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 13 | 0000 0aaa | Octave Shift 0 - 6 (<-3 - +3>)|| 00 14 | 0000 000a | Local Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 15 | 0000 000a | Transmit Switch 0 - 1 (<OFF,ON>) || 00 16 | 0000 0aaa | Transmit Bank Select Group 0 - 7 *5 ||# 00 17 | 0000 aaaa | Transmit Volume 0 - 128 || | 0000 bbbb | (<0 - 127,OFF>)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 19 | 0000 00aa | Output Select 0 - 2 (A,B,C) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 1A |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: USER&PRESET, <PCM>, EXP*2: MIX, EFX, DIR1, DIR2, PAT*3: C-1 - Upper*4: Lower - G9*5: <PATCH, GROUP1 - GROUP7>

■1-3.Patch+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | || Address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | Patch Common 1-3-1 || 10 00 | Patch Tone 1 1-3-2 || 12 00 | Patch Tone 2 || 14 00 | Patch Tone 3 || 16 00 | Patch Tone 4 |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-3-1.Patch Common+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0aaa aaaa | Patch Name 1 32 - 125 || 00 01 | 0aaa aaaa | Patch Name 2 32 - 125 || 00 02 | 0aaa aaaa | Patch Name 3 32 - 125 || 00 03 | 0aaa aaaa | Patch Name 4 32 - 125 || 00 04 | 0aaa aaaa | Patch Name 5 32 - 125 || 00 05 | 0aaa aaaa | Patch Name 6 32 - 125 || 00 06 | 0aaa aaaa | Patch Name 7 32 - 125 || 00 07 | 0aaa aaaa | Patch Name 8 32 - 125 || 00 08 | 0aaa aaaa | Patch Name 9 32 - 125 || 00 09 | 0aaa aaaa | Patch Name 10 32 - 125 || 00 0A | 0aaa aaaa | Patch Name 11 32 - 125 || 00 0B | 0aaa aaaa | Patch Name 12 32 - 125 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 0C | 00aa aaaa | EFX Type 0 - 39 (1 - 40) || 00 0D | 0aaa aaaa | EFX Parameter 1 0 - 127 || 00 0E | 0aaa aaaa | EFX Parameter 2 0 - 127 || 00 0F | 0aaa aaaa | EFX Parameter 3 0 - 127 || 00 10 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 4 0 - 127 || 00 11 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 5 0 - 127 || 00 12 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 6 0 - 127 || 00 13 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 7 0 - 127 || 00 14 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 8 0 - 127 || 00 15 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 9 0 - 127 || 00 16 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 10 0 - 127 || 00 17 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 11 0 - 127 || 00 18 | 0aaa aaaa | EFX Parameter 12 0 - 127 || 00 19 | 0000 00aa | EFX Output Assign 0 - 2 *1 || 00 1A | 0aaa aaaa | EFX Mix Out Send Level 0 - 127 || 00 1B | 0aaa aaaa | EFX Chorus Send Level 0 - 127 || 00 1C | 0aaa aaaa | EFX Reverb Send Level 0 - 127 || 00 1D | 0000 aaaa | EFX Control Source 1 0 - 10 *2 || 00 1E | 0aaa aaaa | EFX Control Depth 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 1F | 0000 aaaa | EFX Control Source 2 0 - 10 *2 || 00 20 | 0aaa aaaa | EFX Control Depth 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 21 | 0aaa aaaa | Chorus Level 0 - 127 || 00 22 | 0aaa aaaa | Chorus Rate 0 - 127 || 00 23 | 0aaa aaaa | Chorus Depth 0 - 127 || 00 24 | 0aaa aaaa | Chorus Pre-Delay 0 - 127 || 00 25 | 0aaa aaaa | Chorus Feedback 0 - 127 || 00 26 | 0000 00aa | Chorus Output 0 - 2 *3 || 00 27 | 0000 0aaa | Reverb Type 0 - 7 *4 || 00 28 | 0aaa aaaa | Reverb Level 0 - 127 || 00 29 | 0aaa aaaa | Reverb Time 0 - 127 || 00 2A | 000a aaaa | Reverb HF Damp 0 - 17 *5 || 00 2B | 0aaa aaaa | Delay Feedback 0 - 127 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------||# 00 2C | 0000 aaaa | Patch Tempo 20 - 250 || | 0000 bbbb | || 00 2E | 0aaa aaaa | Patch Level 0 - 127 || 00 2F | 0aaa aaaa | Patch Pan 0 - 127 (L64 - 63R)|| 00 30 | 0aaa aaaa | Analog Feel 0 - 127 || 00 31 | 0000 aaaa | Bend Range Up 0 - 12 || 00 32 | 00aa aaaa | Bend Range Down 0 - 48 (0 - -48) || 00 33 | 0000 000a | Key Assign Mode 0 - 1 (POLY,SOLO)|

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| 00 34 | 0000 000a | Solo Legato 0 - 1 (OFF,ON) || 00 35 | 0000 000a | Portamento Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 36 | 0000 000a | Portamento Mode 0 - 1 *6 || 00 37 | 0000 000a | Portamento Type 0 - 1 (RATE,TIME)|| 00 38 | 0000 000a | Portamento Start 0 - 1 (PITCH,NOTE)|| 00 39 | 0aaa aaaa | Portamento Time 0 - 127 || 00 3A | 0000 aaaa | Patch Control Source 2 0 - 15 *7 || 00 3B | 0000 aaaa | Patch Control Source 3 0 - 15 *7 || 00 3C | 0000 00aa | EFX Control Hold/Peak 0 - 2 *8 || 00 3D | 0000 00aa | Control 1 Hold/Peak 0 - 2 *8 || 00 3E | 0000 00aa | Control 2 Hold/Peak 0 - 2 *8 || 00 3F | 0000 00aa | Control 3 Hold/Peak 0 - 2 *8 || 00 40 | 0000 000a | Velocity Range Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 41 | 0000 0aaa | Octave Shift 0 - 6 (-3 - +3) || 00 42 | 0000 00aa | Stretch Tune Depth 0 - 3 (OFF,1 - 3)|| 00 43 | 0000 000a | Voice Priority 0 - 1 *9 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 44 | 0000 aaaa | Structure Type 1&2 0 - 9 (1 - 10) || 00 45 | 0000 00aa | Booster 1&2 0 - 3 *10 || 00 46 | 0000 aaaa | Structure Type 3&4 0 - 9 (1 - 10) || 00 47 | 0000 00aa | Booster 3&4 0 - 3 *10 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 48 | 0000 000a | Clock Source 0 - 1 *11 || 00 49 | 0aaa aaaa | Patch Category 0 - 127 *12 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 4A |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: MIX, DIR1, DIR2*2: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME,

PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH*3: MIX, REVERB, MIX+REV*4: ROOM1, ROOM2, STAGE1, STAGE2, HALL1, HALL2, DELAY, PAN-DLY*5: 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1000, 1250, 1600, 2000, 2500, 3150, 4000, 5000,

6300, 8000, BYPASS*6: NORMAL, LEGATO*7: OFF, SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, MODULATION, BREATH, FOOT, VOLUME,

PAN, EXPRESSION, PITCH BEND, AFTERTOUCH, LFO1, LFO2, VELOCITY,KEYFOLLOW, PLAYMATE

*8: OFF, HOLD, PEAK*9: LAST, LOUDEST*10: 0, +6, +12, +18*11: PATCH, SYSTEM*12: NO ASSIGN, AC.PIANO, EL.PIANO, KEYBOARDS, BELL, MALLET, ORGAN,

ACCORDION, HARMONICA, AC.GUITAR, EL.GUITAR, DIST.GUITAR, BASS,SYNTH BASS, STRINGS, ORCHESTRA, HIT&STAB, WIND, FLUTE, AC.BRASS, SYNTH BRASS, SAX, HARD LEAD, SOFT LEAD, TECHNO SYNTH,PULSATING, SYNTH FX, OTHER SYNTH, BRIGHT PAD, SOFT PAD, VOX,PLUCKED, ETHNIC, FRETTED, PERCUSSION, SOUND FX, BEAT&GROOVE,DRUMS, COMBINATION (0~38)

■1-3-2.Patch Tone+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0000 000a | Tone Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 01 | 0000 00aa | Wave Group Type 0 - 2 *1 || 00 02 | 0aaa aaaa | Wave Group ID 0 - 127 ||# 00 03 | 0000 aaaa | Wave Number 0 - 254 || | 0000 bbbb | (001 - 255)|| 00 05 | 0000 00aa | Wave Gain 0 - 3 *2 || 00 06 | 0000 000a | FXM Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 07 | 0000 00aa | FXM Color 0 - 3 (1 - 4) || 00 08 | 0000 aaaa | FXM Depth 0 - 15 (1 - 16) || 00 09 | 0000 0aaa | Tone Delay Mode 0 - 7 *3 || 00 0A | 0aaa aaaa | Tone Delay Time 0 - 127 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 0B | 0aaa aaaa | Velocity Cross Fade 0 - 127 || 00 0C | 0aaa aaaa | Velocity Range Lower 1 - 127 *4 || 00 0D | 0aaa aaaa | Velocity Range Upper 1 - 127 *5 || 00 0E | 0aaa aaaa | Keyboard Range Lower 0 - 127 *6 || 00 0F | 0aaa aaaa | Keyboard Range Upper 0 - 127 *7 || 00 10 | 0000 000a | Redamper Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 11 | 0000 000a | Volume Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 12 | 0000 000a | Hold-1 Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 13 | 0000 000a | Pitch Bend Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 14 | 0000 00aa | Pan Control Switch 0 - 2 *8 || 00 15 | 000a aaaa | Controller 1 Destination 1 0 - 18 *9 || 00 16 | 0aaa aaaa | Controller 1 Depth 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 17 | 000a aaaa | Controller 1 Destination 2 0 - 18 *9 || 00 18 | 0aaa aaaa | Controller 1 Depth 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 19 | 000a aaaa | Controller 1 Destination 3 0 - 18 *9 || 00 1A | 0aaa aaaa | Controller 1 Depth 3 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 1B | 000a aaaa | Controller 1 Destination 4 0 - 18 *9 || 00 1C | 0aaa aaaa | Controller 1 Depth 4 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 1D | 000a aaaa | Controller 2 Destination 1 0 - 18 *9 || 00 1E | 0aaa aaaa | Controller 2 Depth 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 1F | 000a aaaa | Controller 2 Destination 2 0 - 18 *9 || 00 20 | 0aaa aaaa | Controller 2 Depth 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 21 | 000a aaaa | Controller 2 Destination 3 0 - 18 *9 || 00 22 | 0aaa aaaa | Controller 2 Depth 3 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 23 | 000a aaaa | Controller 2 Destination 4 0 - 18 *9 || 00 24 | 0aaa aaaa | Controller 2 Depth 4 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 25 | 000a aaaa | Controller 3 Destination 1 0 - 18 *9 || 00 26 | 0aaa aaaa | Controller 3 Depth 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 27 | 000a aaaa | Controller 3 Destination 2 0 - 18 *9 || 00 28 | 0aaa aaaa | Controller 3 Depth 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 29 | 000a aaaa | Controller 3 Destination 3 0 - 18 *9 || 00 2A | 0aaa aaaa | Controller 3 Depth 3 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 2B | 000a aaaa | Controller 3 Destination 4 0 - 18 *9 || 00 2C | 0aaa aaaa | Controller 3 Depth 4 0 - 126 (-63 - +63)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 2D | 0000 0aaa | LFO1 Waveform 0 - 7 *10 || 00 2E | 0000 000a | LFO1 Key Trigger 0 - 1 (OFF,ON) || 00 2F | 0aaa aaaa | LFO1 Rate 0 - 127 || 00 30 | 0000 0aaa | LFO1 Offset 0 - 4 *11 || 00 31 | 0aaa aaaa | LFO1 Delay Time 0 - 127 || 00 32 | 0000 00aa | LFO1 Fade Mode 0 - 3 *12 || 00 33 | 0aaa aaaa | LFO1 Fade Time 0 - 127 || 00 34 | 0000 00aa | LFO1 External Sync 0 - 2 *13 || 00 35 | 0000 0aaa | LFO2 Waveform 0 - 7 *10 |

| 00 36 | 0000 000a | LFO2 Key Trigger 0 - 1 (OFF,ON) || 00 37 | 0aaa aaaa | LFO2 Rate 0 - 127 || 00 38 | 0000 0aaa | LFO2 Offset 0 - 4 *11 || 00 39 | 0aaa aaaa | LFO2 Delay Time 0 - 127 || 00 3A | 0000 00aa | LFO2 Fade Mode 0 - 3 *12 || 00 3B | 0aaa aaaa | LFO2 Fade Time 0 - 127 || 00 3C | 0000 00aa | LFO2 External Sync 0 - 2 *13 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 3D | 0aaa aaaa | Coarse Tune 0 - 96 (-48 - +48)|| 00 3E | 0aaa aaaa | Fine Tune 0 - 100 (-50 - +50)|| 00 3F | 000a aaaa | Random Pitch Depth 0 - 30 *14 || 00 40 | 0000 aaaa | Pitch Keyfollow 0 - 15 *15 || 00 41 | 000a aaaa | Pitch Envelope Depth 0 - 24 (-12 - +12)|| 00 42 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Velocity Sens 0 - 125 *16 || 00 43 | 0000 aaaa | Pitch Envelope Velocity Time1 0 - 14 *17 || 00 44 | 0000 aaaa | Pitch Envelope Velocity Time4 0 - 14 *17 || 00 45 | 0000 aaaa | Pitch Envelope Time Keyfollow 0 - 14 *17 || 00 46 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 1 0 - 127 || 00 47 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 2 0 - 127 || 00 48 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 3 0 - 127 || 00 49 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 4 0 - 127 || 00 4A | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 4B | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 4C | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 3 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 4D | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 4 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 4E | 0aaa aaaa | Pitch LFO1 Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 4F | 0aaa aaaa | Pitch LFO2 Depth 0 - 126 (-63 - +63)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 50 | 0000 0aaa | Filter Type 0 - 4 *18 || 00 51 | 0aaa aaaa | Cutoff Frequency 0 - 127 || 00 52 | 0000 aaaa | Cutoff Keyfollow 0 - 15 *15 || 00 53 | 0aaa aaaa | Resonance 0 - 127 || 00 54 | 0aaa aaaa | Resonance Velocity Sens 0 - 125 *16 || 00 55 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 56 | 0000 0aaa | Filter Envelope Velocity Curve 0 - 6 (1 - 7) || 00 57 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Velocity Sens 0 - 125 *16 || 00 58 | 0000 aaaa | Filter Envelope Velocity Time1 0 - 14 *17 || 00 59 | 0000 aaaa | Filter Envelope Velocity Time4 0 - 14 *17 || 00 5A | 0000 aaaa | Filter Envelope Time Keyfollow 0 - 14 *17 || 00 5B | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 1 0 - 127 || 00 5C | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 2 0 - 127 || 00 5D | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 3 0 - 127 || 00 5E | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 4 0 - 127 || 00 5F | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 1 0 - 127 || 00 60 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 2 0 - 127 || 00 61 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 3 0 - 127 || 00 62 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 4 0 - 127 || 00 63 | 0aaa aaaa | Filter LFO1 Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 64 | 0aaa aaaa | Filter LFO2 Depth 0 - 126 (-63 - +63)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 65 | 0aaa aaaa | Tone Level 0 - 127 || 00 66 | 0000 00aa | Bias Direction 0 - 3 *19 || 00 67 | 0aaa aaaa | Bias Position 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 68 | 0000 aaaa | Bias Level 0 - 14 *17 || 00 69 | 0000 0aaa | Level Envelope Velocity Curve 0 - 6 (1 - 7) || 00 6A | 0aaa aaaa | Level Envelope Velocity Sens 0 - 125 *16 || 00 6B | 0000 aaaa | Level Envelope Velocity Time1 0 - 14 *17 || 00 6C | 0000 aaaa | Level Envelope Velocity Time4 0 - 14 *17 || 00 6D | 0000 aaaa | Level Envelope Time Keyfollow 0 - 14 *17 || 00 6E | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 1 0 - 127 || 00 6F | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 2 0 - 127 || 00 70 | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 3 0 - 127 || 00 71 | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 4 0 - 127 || 00 72 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 1 0 - 127 || 00 73 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 2 0 - 127 || 00 74 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 3 0 - 127 || 00 75 | 0aaa aaaa | Level LFO1 Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 76 | 0aaa aaaa | Level LFO2 Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 77 | 0aaa aaaa | Tone Pan 0 - 127 (L64 - 63R)|| 00 78 | 0000 aaaa | Pan Keyfollow 0 - 14 *17 || 00 79 | 00aa aaaa | Random Pan Depth 0 - 63 || 00 7A | 0aaa aaaa | Alternate Pan Depth 1 - 127 (L63 - 63R)|| 00 7B | 0aaa aaaa | Pan LFO1 Depth 0 - 126 (L63 - 63R)|| 00 7C | 0aaa aaaa | Pan LFO2 Depth 0 - 126 (L63 - 63R)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 7D | 0000 00aa | Output Assign 0 - 3 *20 || 00 7E | 0aaa aaaa | Mix/EFX Send Level 0 - 127 || 00 7F | 0aaa aaaa | Chorus Send Level 0 - 127 || 01 00 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level 0 - 127 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 01 01 |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: INT, <PCM>, EXP*2: -6, 0, +6, +12*3: NORMAL, HOLD, PLAYMATE, CLOCK-SYNC, <TAP-SYNC>, KEY-OFF-N,

KEY-OFF-D, TEMPO-SYNC*4: 1 - Upper*5: Lower - 127*6: C-1 - Upper*7: Lower - G9*8: OFF, CONTINUOUS, KEY-ON*9: OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, MIX, CHO, REV, PL1, PL2, FL1, FL2, AL1,

AL2, pL1, pL2, L1R, L2R*10: TRI, SIN, SAW, SQR, TRP, S&H, RND, CHS*11: -100, -50, 0, +50, +100*12: ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT*13: OFF, CLOCK, <TAP>*14: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500,

600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200*15: -100, -70, -50, -30, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100, +120, +150, +200*16: -100 - +150*17: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100*18: OFF, LPF, BPF, HPF, PKG*19: LOWER, UPPER, LOW&UP, ALL*20: MIX, EFX, DIR1, DIR2

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Page 191: JV-2080 r j7 - Rolandlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810149/JV-2080_r_j7.pdf · jv-2080の取扱説明書は 「 クイック・スタート 」 、 「 取扱説明書 」

191

■1-4.Rhythm Setup+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | || Address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | Rhythm Common 1-4-1 || 23 00 | Rhythm Note for Key# 35 1-4-2 || 24 00 | Rhythm Note for Key# 36 || : | || 62 00 | Rhythm Note for Key# 98 |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-4-1.Rhythm Common+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 1 32 - 125 || 00 01 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 2 32 - 125 || 00 02 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 3 32 - 125 || 00 03 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 4 32 - 125 || 00 04 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 5 32 - 125 || 00 05 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 6 32 - 125 || 00 06 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 7 32 - 125 || 00 07 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 8 32 - 125 || 00 08 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 9 32 - 125 || 00 09 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 10 32 - 125 || 00 0A | 0aaa aaaa | Rhythm Name 11 32 - 125 || 00 0B | 0aaa aaaa | Rhythm Name 12 32 - 125 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 0C |+------------------------------------------------------------------------------+

■1-4-2.Rhythm Note+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 00 00 | 0000 000a | Tone Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 01 | 0000 00aa | Wave Group Type 0 - 2 *1 || 00 02 | 0aaa aaaa | Wave Group ID 0 - 127 ||# 00 03 | 0000 aaaa | Wave Number 0 - 254 || | 0000 bbbb | (001 - 255) || 00 05 | 0000 00aa | Wave Gain 0 - 3 *2 || 00 06 | 0000 aaaa | Bend Range 0 - 12 || 00 07 | 000a aaaa | Mute Group 0 - 31 (OFF,1 - 31)|| 00 08 | 0000 000a | Envelope Mode 0 - 1 *3 || 00 09 | 0000 000a | Volume Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0A | 0000 000a | Hold-1 Control Switch 0 - 1 (OFF,ON) || 00 0B | 0000 00aa | Pan Control Switch 0 - 2 *4 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 0C | 0aaa aaaa | Source Key 0 - 127 (C-1 - G9) || 00 0D | 0aaa aaaa | Fine Tune 0 - 100 (-50 - +50)|| 00 0E | 000a aaaa | Random Pitch Depth 0 - 30 *5 || 00 0F | 000a aaaa | Pitch Envelope Depth 0 - 24 (-12 - +12)|| 00 10 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Velocity Sens 0 - 125 *6 || 00 11 | 0000 aaaa | Pitch Envelope Velocity Time 0 - 14 *7 || 00 12 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 1 0 - 127 || 00 13 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 2 0 - 127 || 00 14 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 3 0 - 127 || 00 15 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Time 4 0 - 127 || 00 16 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 1 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 17 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 2 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 18 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 3 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 19 | 0aaa aaaa | Pitch Envelope Level 4 0 - 126 (-63 - +63)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 1A | 0000 0aaa | Filter Type 0 - 4 *8 || 00 1B | 0aaa aaaa | Cutoff Frequency 0 - 127 || 00 1C | 0aaa aaaa | Resonance 0 - 127 || 00 1D | 0aaa aaaa | Resonance Velocity Sens 0 - 125 *6 || 00 1E | 0aaa aaaa | Filter Envelope Depth 0 - 126 (-63 - +63)|| 00 1F | 0aaa aaaa | Filter Envelope Velocity Sens 0 - 125 *6 || 00 20 | 0000 aaaa | Filter Envelope Velocity Time 0 - 14 *7 || 00 21 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 1 0 - 127 || 00 22 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 2 0 - 127 || 00 23 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 3 0 - 127 || 00 24 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Time 4 0 - 127 || 00 25 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 1 0 - 127 || 00 26 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 2 0 - 127 || 00 27 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 3 0 - 127 || 00 28 | 0aaa aaaa | Filter Envelope Level 4 0 - 127 ||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 29 | 0aaa aaaa | Tone Level 0 - 127 || 00 2A | 0aaa aaaa | Level Envelope Velocity Sens 0 - 125 *6 || 00 2B | 0000 aaaa | Level Envelope Velocity Time 0 - 14 *7 || 00 2C | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 1 0 - 127 || 00 2D | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 2 0 - 127 || 00 2E | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 3 0 - 127 || 00 2F | 0aaa aaaa | Level Envelope Time 4 0 - 127 || 00 30 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 1 0 - 127 || 00 31 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 2 0 - 127 || 00 32 | 0aaa aaaa | Level Envelope Level 3 0 - 127 || 00 33 | 0aaa aaaa | Tone Pan 0 - 127 (L64 - 63R)|| 00 34 | 00aa aaaa | Random Pan Depth 0 - 63 || 00 35 | 0aaa aaaa | Alternate Pan Depth 1 - 127 (L63 - 63R)||-------------+-----------+----------------------------------------------------|| 00 36 | 0000 00aa | Output Assign 0 - 3 *9 || 00 37 | 0aaa aaaa | Mix/EFX Send Level 0 - 127 || 00 38 | 0aaa aaaa | Chorus Send Level 0 - 127 || 00 39 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level 0 - 127 ||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 00 3A |+------------------------------------------------------------------------------+

*1: INT, <PCM>, EXP*2: -6, 0, +6, +12*3: NO-SUS, SUSTAIN*4: OFF, CONTINUOUS, KEY-ON*5: 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500,

600, 700, 800, 900, 1000, 1100, 1200*6: -100 - +150*7: -100, -70, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +70, +100*8: OFF, LPF, BPF, HPF, PKG

*9: MIX, EFX, DIR1, DIR2

■2. GS(Model ID=42H)+------------------------------------------------------------------------------+| Start | || address | Description ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 40 10 00 | Scale Tune Part10 2-1 || 40 11 00 | : Part1 || 40 12 00 | : Part2 || 40 13 00 | : Part3 || 40 14 00 | : Part4 || 40 15 00 | : Part5 || 40 16 00 | : Part6 || 40 17 00 | : Part7 || 40 18 00 | : Part8 || 40 19 00 | : Part9 || 40 1A 00 | : Part11 || 40 1B 00 | : Part12 || 40 1C 00 | : Part13 || 40 1D 00 | : Part14 || 40 1E 00 | : Part15 || 40 1F 00 | : Part16 |+------------------------------------------------------------------------------+

■2-1. Scale Tune+------------------------------------------------------------------------------+| Offset | | || Address | Size | Description Data (Value) ||-------------+----------------------------------------------------------------|| 40 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C 0 - 127 (-64 - +63)|| 41 | 0aaa aaaa | Scale Tune for C# 0 - 127 (-64 - +63)|| 42 | 0aaa aaaa | Scale Tune for D 0 - 127 (-64 - +63)|| 43 | 0aaa aaaa | Scale Tune for Eb 0 - 127 (-64 - +63)|| 44 | 0aaa aaaa | Scale Tune for E 0 - 127 (-64 - +63)|| 45 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F 0 - 127 (-64 - +63)|| 46 | 0aaa aaaa | Scale Tune for F# 0 - 127 (-64 - +63)|| 47 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G 0 - 127 (-64 - +63)|| 48 | 0aaa aaaa | Scale Tune for G# 0 - 127 (-64 - +63)|| 49 | 0aaa aaaa | Scale Tune for A 0 - 127 (-64 - +63)|| 4A | 0aaa aaaa | Scale Tune for Bb 0 - 127 (-64 - +63)|| 4B | 0aaa aaaa | Scale Tune for B 0 - 127 (-64 - +63)||-------------+----------------------------------------------------------------|| Total size | 00 00 0C |+------------------------------------------------------------------------------+

註)GSのエクスクルーシブ・メッセージをJV-2080が正しく受信するには、メッセージの先頭アドレスが各パートのスタート・アドレス(Scale Tune Cのアドレス、つまりオフセット 40)でなければなりません。

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■アドレス・ブロック・マップ

エクスクルーシブ・メッセージのアドレス・マップの概略は以下のとおりです。

Address(H) Block Sub Block Reference=========== ==================== =========================== =========00 00 00 00 +------------------+......................................+-------+

| System common | | 1-1-1 |+------------------+......................................+-------++------------------+.....+----------+.....................+-------+| Scale tune | | Part 1 | | 1-1-2 |+------------------+. +----------+.....................+-------+: : . | : |: : . +----------+: : : | Part 16 |: : : +----------+: : : +----------+: : . | Patch |: : .+----------+

01 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....................+-------+| Temporary | | Common | | 1-2-1 || performance | +----------+.....................+-------++------------------+. +----------+.....................+-------+: : . | Part 1 | | 1-2-2 |: : . +----------+.....................+-------+: : : | : |: : : +----------+: : . | Part 16 |: : .+----------+

02 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| Performance mode | | Part 1 | | Common | | 1-3-1 || temporary patch | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Tone 1 | | 1-3-2 |: : . | Part 9 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Tone 4 |: : .+----------+

02 09 00 00 +------------------+.....+----------+.....................+-------+| Temporary | | Common | | 1-4-1 || rhythm setup | +----------+.....................+-------++------------------+. +----------+.....................+-------+: : . | Note# 35 | | 1-4-2 |: : . +----------+.....................+-------+: : : | : |: : : +----------+: : . | Note# 98 |: : .+----------+

02 0A 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| Performance mode | | Part 11 | | Common | | 1-3-1 || temporary patch | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Tone 1 | | 1-3-2 |: : . | Part 16 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Tone 4 |: : .+----------+

03 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....................+-------+| Patch mode | | Common | | 1-3-1 || temporary patch | +----------+.....................+-------++------------------+. +----------+.....................+-------+: : . | Tone 1 | | 1-3-2 |: : . +----------+.....................+-------+: : : | : |: : : +----------+: : . | Tone 4 |: : .+----------+

10 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| User | | USER:01 | | Common | | 1-2-1 || performance | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Part 1 | | 1-2-2 |: : . | USER:32 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Part 16 |: : .+----------+

10 40 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| User | | USER:1 | | Common | | 1-4-1 || rhythm setup | +----------+. +----------+....+-------++------------------+... +----------+ . +----------+....+-------+: : . | USER:2 | . | Note# 35 | | 1-4-2 |: : +----------+ : +----------+....+-------+: : : | : |: : : +----------+: : . | Note# 98 |: : .+----------+

11 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| User | | USER:001 | | Common | | 1-3-1 || patch | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Tone 1 | | 1-3-2 |: : . | USER:128 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Tone 4 |: : .+----------+

20 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| Data Card | | CARD:01 | | Common | | 1-2-1 || performance | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Part 1 | | 1-2-2 |: : . | CARD:32 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Part 16 |: : .+----------+

20 40 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| Data Card | | CARD:1 | | Common | | 1-4-1 || rhythm setup | +----------+. +----------+....+-------++------------------+... +----------+ . +----------+....+-------+: : . | CARD:2 | . | Note# 35 | | 1-4-2 |: : +----------+ : +----------+....+-------+: : : | : |: : : +----------+: : . | Note# 98 |: : .+----------+

21 00 00 00 +------------------+.....+----------+.....+----------+....+-------+| Data Card | | CARD:001 | | Common | | 1-3-1 || patch | +----------+. +----------+....+-------++------------------+.. | : | . +----------+....+-------+: : . +----------+ . | Tone 1 | | 1-3-2 |: : . | CARD:128 | : +----------+....+-------+: : .+----------+ : | : |: : : +----------+: : . | Tone 4 |: : .+----------+

4. 参考資料

■10進数と16進数の対応表

MIDIでは、データ値や、エクスクルーシブ・メッセージのアドレスやサイズには、7ビットごとの16進表記が使用されます。10進表記との対応表は次のとおりです。

※ 16進数表記の数字の後ろには“H” をつけています。

+------+------++------+------++------+------++------+------+| D | H || D | H || D | H || D | H |+------+------++------+------++------+------++------+------+| 0 | 00H || 32 | 20H || 64 | 40H || 96 | 60H || 1 | 01H || 33 | 21H || 65 | 41H || 97 | 61H || 2 | 02H || 34 | 22H || 66 | 42H || 98 | 62H || 3 | 03H || 35 | 23H || 67 | 43H || 99 | 63H || 4 | 04H || 36 | 24H || 68 | 44H || 100 | 64H || 5 | 05H || 37 | 25H || 69 | 45H || 101 | 65H || 6 | 06H || 38 | 26H || 70 | 46H || 102 | 66H || 7 | 07H || 39 | 27H || 71 | 47H || 103 | 67H || 8 | 08H || 40 | 28H || 72 | 48H || 104 | 68H || 9 | 09H || 41 | 29H || 73 | 49H || 105 | 69H || 10 | 0AH || 42 | 2AH || 74 | 4AH || 106 | 6AH || 11 | 0BH || 43 | 2BH || 75 | 4BH || 107 | 6BH || 12 | 0CH || 44 | 2CH || 76 | 4CH || 108 | 6CH || 13 | 0DH || 45 | 2DH || 77 | 4DH || 109 | 6DH || 14 | 0EH || 46 | 2EH || 78 | 4EH || 110 | 6EH || 15 | 0FH || 47 | 2FH || 79 | 4FH || 111 | 6FH || 16 | 10H || 48 | 30H || 80 | 50H || 112 | 70H || 17 | 11H || 49 | 31H || 81 | 51H || 113 | 71H || 18 | 12H || 50 | 32H || 82 | 52H || 114 | 72H || 19 | 13H || 51 | 33H || 83 | 53H || 115 | 73H || 20 | 14H || 52 | 34H || 84 | 54H || 116 | 74H || 21 | 15H || 53 | 35H || 85 | 55H || 117 | 75H || 22 | 16H || 54 | 36H || 86 | 56H || 118 | 76H || 23 | 17H || 55 | 37H || 87 | 57H || 119 | 77H || 24 | 18H || 56 | 38H || 88 | 58H || 120 | 78H || 25 | 19H || 57 | 39H || 89 | 59H || 121 | 79H || 26 | 1AH || 58 | 3AH || 90 | 5AH || 122 | 7AH || 27 | 1BH || 59 | 3BH || 91 | 5BH || 123 | 7BH || 28 | 1CH || 60 | 3CH || 92 | 5CH || 124 | 7CH || 29 | 1DH || 61 | 3DH || 93 | 5DH || 125 | 7DH || 30 | 1EH || 62 | 3EH || 94 | 5EH || 126 | 7EH || 31 | 1FH || 63 | 3FH || 95 | 5FH || 127 | 7FH |+------+------++------+------++------+------++------+------+D:decimalH:hexadecimal

※ MIDIチャンネル、バンク・セレクト、プログラム・チェンジなどの10進表記は、前表の10進数に1を足した値になっています。

※ 7ビットごとの16進表記では、1バイトのデータで表せる値は最大128段階です。それ以上の分解能のデータは複数のバイトを使います。たとえば、aa bbH と2バイトの7ビットごとの16進表記された値は、aa x 128 + bb となります。

※ ±の符号のある値は、00H = -64, 40H = ±0, 7FH = +63 となり、10進表記には上表の10進数から64引いた値を使います。2バイトの場合は、00 00H = -8192, 40 00H = ±0, 7F 7FH = +8191 となり、たとえば aa bbH を10進表記すると aa bbH - 40 00H = aax 128 + bb - 64 x 128 となります。

※ 「nibbled」と書かれたデータの場合は、4ビットごとの16進表記が使用されます。0a0bH と2バイトのニブル表記された値は、a x 16 + b となります。

<例1> 5AH の10進表記は?

前表より 5AH = 90 となります。

<例2> 7ビットごとの16進表記された値 12 34H の10進表記は?

前表より 12H = 18, 34H = 52 ですから18 x 128 + 52 = 2356となります。

<例3> 0A 03 09 0D とニブル表記された値の10進表記は?

前表より 0AH = 10, 03H = 3, 09H = 9, 0DH = 13 ですから((10 x 16 + 3)x 16 + 9)x 16 + 13 = 41885 となります。

<例4> 10進数表記の1258をニブル表記すると?

16 ) 125816 ) 78 ...1016 ) 4 ...14

0 ... 4

前表より 0=00H, 4=04H, 14=0EH, 10=0AH ですから00 04 0E 0AH となります。

192

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193

■ASCIIコード対応表JV-2080では、パッチ・ネームやパフォーマンス・ネーム等のデータを扱うとき、以下に示すようなASCIIコードを用います。

+------+------+------++------+------++------+------+------+------+| D | H | Char || D | H || Char | D | H | Char |+------+------+------++------+------++------+------+------+------+| 32 | 20H | SP || 64 | 40H || @ | 96 | 60H | ` || 33 | 21H | ! || 65 | 41H || A | 97 | 61H | a || 34 | 22H | " || 66 | 42H || B | 98 | 62H | b || 35 | 23H | # || 67 | 43H || C | 99 | 63H | c || 36 | 24H | $ || 68 | 44H || D | 100 | 64H | d || 37 | 25H | % || 69 | 45H || E | 101 | 65H | e || 38 | 26H | & || 70 | 46H || F | 102 | 66H | f || 39 | 27H | ' || 71 | 47H || G | 103 | 67H | g || 40 | 28H | ( || 72 | 48H || H | 104 | 68H | h || 41 | 29H | ) || 73 | 49H || I | 105 | 69H | i || 42 | 2AH | * || 74 | 4AH || J | 106 | 6AH | j || 43 | 2BH | + || 75 | 4BH || K | 107 | 6BH | k || 44 | 2CH | , || 76 | 4CH || L | 108 | 6CH | l || 45 | 2DH | - || 77 | 4DH || M | 109 | 6DH | m || 46 | 2EH | . || 78 | 4EH || N | 110 | 6EH | n || 47 | 2FH | / || 79 | 4FH || O | 111 | 6FH | o || 48 | 30H | 0 || 80 | 50H || P | 112 | 70H | p || 49 | 31H | 1 || 81 | 51H || Q | 113 | 71H | q || 50 | 32H | 2 || 82 | 52H || R | 114 | 72H | r || 51 | 33H | 3 || 83 | 53H || S | 115 | 73H | s || 52 | 34H | 4 || 84 | 54H || T | 116 | 74H | t || 53 | 35H | 5 || 85 | 55H || U | 117 | 75H | u || 54 | 36H | 6 || 86 | 56H || V | 118 | 76H | v || 55 | 37H | 7 || 87 | 57H || W | 119 | 77H | w || 56 | 38H | 8 || 88 | 58H || X | 120 | 78H | x || 57 | 39H | 9 || 89 | 59H || Y | 121 | 79H | y || 58 | 3AH | : || 90 | 5AH || Z | 122 | 7AH | z || 59 | 3BH | ; || 91 | 5BH || [ | 123 | 7BH | { || 60 | 3CH | < || 92 | 5CH || \ | 124 | 7CH | | || 61 | 3DH | = || 93 | 5DH || ] | 125 | 7DH | } || 62 | 3EH | > || 94 | 5EH || ^ |------+------+------+| 63 | 3FH | ? || 95 | 5FH || _ |+------+------+------++------+------++------+D:decimalH:hexadecimal

註)SPはスペースです。

■実際のMIDIメッセージの例

<例1> 92 3E 5F

9n はノート・オンのステータスで、n は MIDIチャンネル・ナンバーです。2H = 2, 3EH = 62, 5FH = 95 ですから、これはMIDI CH = 3、ノート・ナンバー 62(音名はD4)、ベロシティー 95 のノート・オン・メッセージです。

<例2> CE 49

CnH はプログラム・チェンジのステータスで、n は MIDIチャンネル・ナンバーです。EH = 14, 49H = 73 ですから、これはMIDI CH = 15、プログラム・ナンバー 74(GSではFlute)のプログラム・チェンジ・メッセージです。

<例3> EA 00 28

EnH はピッチ・ベンド・チェンジのステータスで、n は MIDIチャンネル・ナンバーです。第2バイト(00H=0)がピッチ・ベンド値の下位バイト、第3バイト(28H=40)が上位バイトですが、ピッチ・ベンド値は 40 00H( = 64 x 128 + 0 = 8192)を 0 とする符号のある値ですから、この場合のピッチ・ベンド値は、28 00H - 40 00H = 40 x 128 + 0 -(64 x 128 + 0)= 5120 - 8192 = -3072

ピッチ・ベンド・センシティビティーが2半音になっているとすると、-8192(00 00H)で -200セントだけピッチを変化させますから、この場合は-200 x(-3072)÷(-8192)= -75 セントのピッチ・ベンドを MIDI CH = 11 に指示していることになります。

<例4> B3 64 00 65 00 06 0C 26 00 64 7F 65 7F

BnH はコントロール・チェンジのステータスで、n は MIDIチャンネル・ナンバーです。コントロール・チェンジは、第2バイトがコントローラー・ナンバー、第3バイトはそのパラメーターの値です。MIDI では、ランニング・ステータスといって、同じステータスのメッセージが連続する場合は、2つめ以降のステータスを省略してもよいことになっていますから、このメッセージは以下の情報が順番に送られています。

B3 64 00 MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの下位バイト : 00H(B3)65 00 MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの上位バイト : 00H(B3)06 0C MIDI CH = 4 にパラメーター値の上位バイト : 0CH(B3)26 00 MIDI CH = 4 にパラメーター値の下位バイト : 00H(B3)64 7F MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの下位バイト : 7FH(B3)65 7F MIDI CH = 4 にRPNパラメーター・ナンバーの上位バイト : 7FH

つまり、MIDI CH = 4 の RPNパラメーター・ナンバー 00 00H に 0C 00H のパラメーター値を送り、その後RPNパラメーター・ナンバー 7F 7FH に設定するメッセージです。

RPNパラメーター・ナンバー 00 00H の機能はピッチ・ベンド・センシティビティーで、パラメーター値の上位バイトが半音単位を示しています。この例ではパラメーター値の上位バイトは 0CH = 12 ですから、ピッチベンドの最大変化幅を±12半音(1オクターブ)に設定しています。(GS音源ではピッチ・ベンド・センシティビティーの下位バイトは無視されますが、どの機器でも正しく動作させるために下位バイト(パラメーター値は 0 )も一緒に送りましょう。)

RPNやNRPNは一度パラメーター・ナンバーを設定すると、その後同一チャンネルに送られたデータ・エントリーが全て有効になってしまうため、必要なパラメーター値を送った後で

パラメーター・ナンバーを 7F 7FH に設定して誤動作を防止することが推奨されています。最後の(B3)64 7F(B3)65 7F はそのためのものです。

曲データ(たとえばスタンダードMIDIファイルのデータ)中では<例4>のように多くのイベントをランニング・ステータスで記述することは好ましくありません。曲中で、ポーズ/早送り/巻き戻し、などの操作を行なった場合に、シーケンサーが正しいステータスを出力できず、音源が誤った解釈をしてしまう可能性があります。すべてのイベントにそれぞれステータスをつけるようにしてください。

また、RPNやNRPNはパラメーター・ナンバーの設定とパラメーター値の送信が正しい順序で行なわれなければなりません。シーケンサーによっては、同一(または近接した)クロックに記述されたイベントの送信順序がデータに記載されている順序と変わってしまうものもありますから、各イベントの時刻を(TPQN=96 で 1-Tick, TPQN=480 なら 5-Ticks 程度)ずらして記述するのがよいでしょう。

※ TPQN : Ticks Per Quarter Note (4分音符あたりのティック数)

■システム・エクスクルーシブ・メッセージの例とチェックサムの計算

ローランドのシステム・エクスクルーシブ・メッセージ(RQ1,DT1)では、メッセージが正しく受信できているかどうかのチェックを行なうために、データの後ろ(F7の前)にチェックサムを付けてメッセージを送ります。チェックサムの値は、送られるシステム・エクスクルーシブ・メッセージのアドレス、データ(またはサイズ)によって決まります。

●チェックサムの計算のしかた

チェックサムは、アドレス、サイズ、およびチェックサム自身を加算した値の下位7ビットがゼロになる値です。具体的な計算は、送りたいエクスクルーシブ・メッセージのアドレスは aa bb cc ddH、データまたはサイズが ee ffH とすると、以下のようになります。

aa + bb + cc + dd + ee + ff = 合計合計 ÷ 128 = 商 … 余り128 - 余り = チェックサム

<例1> パフォーマンス・コモンの REVERB TYPE を DELAY に設定する(DT1)場合

「3.パラメータ・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンスのスタート・アドレスは 01 00 00 00H、パフォーマンス・コモンのオフセット・アドレスは 00 00H、REVERB TYPE のアドレスは 00 28H ですからアドレスは

01 00 00 00H00 00H

+) 00 28H01 00 00 28H

また、DELAY のデータは 06H ですから

F0 41 10 6A 12 01 00 00 28 06 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイスID(17)(4)モデルID(JV-2080)(5)コマンドID(DT1)(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

01H + 00H + 00H + 28H + 06H = 1 + 0 + 0 + 40 + 6 = 47(sum)47(合計)÷ 128 = 0(商)… 47(余り)チェックサム = 128 - 47(余り)= 81 = 51H

したがって、F0 41 10 6A 12 01 00 00 28 06 51 F7 が送信するメッセージです。

<例2> USER:03 のパフォーマンス・パート3のデータを取り出す(RQ1)場合

「3.パラメータ・アドレス・マップ」より、USER:03 のスタート・アドレスは 10 02 00 00H、パフォーマンス・パート3 のオフセット・アドレスは 12 00H ですからアドレスは

10 02 00 00H+) 12 00H

10 02 12 00H

また、パフォーマンス・パートのサイズは 00 00 00 1AH ですから

F0 41 10 6A 11 10 02 12 00 00 00 00 1A ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイスID(17)(4)モデルID(JV-2080)(5)コマンドID(RQ1)(6)EOX

次にチェックサムの計算をします。

10H + 02H + 12H + 00H + 00H + 00H + 00H + 1AH =16 + 2 + 18 + 0 + 0 + 0 + 0 + 26 = 62(sum)61(合計)÷ 128 = 0(商)… 62(余り)

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チェックサム = 128 - 62(余り)= 66 = 42H

したがって、F0 41 10 6A 11 10 02 12 00 00 00 00 1A 42 F7 が送信するメッセージです。

<例3> テンポラリー・パフォーマンスのデータを取り出す(RQ1)場合

註)ユーティリティーのデータ・トランスファーを実行する場合、Typeを PERFORM 、Source を TEMP:-PATCHに設定したときに転送されるのと同じデータが取り出されます。

「3.パラメータ・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンスのスタート・アドレスは次のように割り付けられています。

01 00 00 00H Temporary Performance Common01 00 10 00H Temporary Performance Part 1

:01 00 1F 00H Temporary Performance Part 16

パフォーマンス・パートのサイズは 00 00 00 1AH ですから、テンポラリー・パフォーマンス・パート16のスタート・アドレスにそのサイズを加算すると

01 00 1F 00H+) 00 00 00 1AH

01 00 1F 1AH

となります。したがって、取り出すデータのサイズは

01 00 1F 1AH-) 01 00 00 00H

00 00 1F 1AH

F0 41 10 6A 11 01 00 00 00 00 00 1F 1A ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイスID(17)(4)モデルID(JV-2080)(5)コマンドID(RQ1)(6)EOX

チェックサムを<例2>と同様に計算すると、F0 41 10 6A 11 01 00 00 00 00 00 1F 1A 46 F7 が送信するメッセージです。

<例4> テンポラリー・パフォーマンスのデータと、テンポラリの全パートとリズムセットのデータを、まとめて取り出す(RQ1)場合

註)ユーティリティーのデータ・トランスファーを実行する場合、Typeを PERFORM 、Source を TEMP:+PATCHに設定したときに転送されるのと同じデータが取り出されます。

「3.パラメータ・アドレス・マップ」より、テンポラリー・パフォーマンス、パフォーマンス・モード・テンポラリー・パッチおよびパフォーマンス・モード・テンポラリー・リズムのスタート・アドレスは次のように割り付けられています。

01 00 00 00H Temporary Performance02 00 00 00H Performance Mode Temporary Patch(part 1)

:02 08 00 00H Performance Mode Temporary Patch(part 9)02 09 00 00H Temporary Rhythm Setup02 0A 00 00H Performance Mode Temporary Patch(part 11)

:02 0F 00 00H Performance Mode Temporary Patch(part 16)

また、パッチのオフセット・アドレスは次のように割り付けられています。

00 00H Patch Common10 00H Patch Tone 1

:16 00H Patch Tone 4

パッチ・トーンのサイズは 00 00 01 01H ですから、パフォーマンス・モード・テンポラリー・パッチ(パート16)のトーン4のスタート・アドレスにそのサイズを加算すると

02 0F 00 00H16 00H

+) 00 00 01 01H02 0F 17 01H

となります。したがって、取り出すデータのサイズは

02 0F 17 01H-) 01 00 00 00H

01 0F 17 01H

F0 41 10 6A 11 01 00 00 00 01 0F 17 01 ?? F7(1) (2) (3) (4) (5) アドレス データ チェックサム (6)

(1)エクスクルーシブ・ステータス(2)IDナンバー(Roland)(3)デバイスID(17)(4)モデルID(JV-2080)(5)コマンドID(RQ1)(6)EOX

チェックサムを<例2>と同様に計算すると、F0 41 10 6A 11 01 00 00 00 01 0F 17 01 57 F7 が送信するメッセージです。

●スケール・チューン機能(Model ID : 42H (GS)、アドレス: 40 1x 40H)

スケール・チューンは、C~Bそれぞれのピッチを微調整する機能です。1オクターブ分の設定ですべてのオクターブのピッチが微調整されます。スケール・チューンを設定することで、平均律以外のさまざまな音律で演奏することができます。ここでは、例として3種類の設定を説明します。

※ パッチ・モードでは、いずれのパートで受信してもスケール・チューンは反映されます。

○平均律

1オクターブを12等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に最も広く使われています。本機のスケール・チューン機能の初期設定は平均律になっています。

○純正律(主音がC)

平均律と比べると、主要3和音がとても美しく響きます。しかし1つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁ってしまいます。ここでは主音をCとする調の設定を紹介します。

○アラビア風音階

スケール・チューン機能を使うことで、さまざまな民族音楽のチューニングができます。ここでは、代表的なアラビア風音階のデータを紹介します。

設定例

音名 平均律 純正律(主音がC) アラビア風音階C 0 0 -6C# 0 -8 +45D 0 +4 -2E 0 +16 -12E 0 -14 -51F 0 -2 -8F# 0 -10 +43G 0 +2 -4G# 0 +14 +47A 0 -16 0B 0 +14 -10B 0 -12 -49

表の値の単位はセントです。16進数に変換し、エクスクルーシブ・データとして送信してください。例えば、パート1のスケール・チューンをアラビア風にするには、以下のデータを送ってください。

F0 41 10 42 12 40 11 40 3A 6D 3E 34 0D 38 6B 3C 6F 40 36 0F 50 F7

194

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195

ファンクション...

ベーシック�チャンネル�

モード�

ノート�ナンバー :

ベロシティ�

アフター�タッチ�

ピッチ・ベンド�

コントロール�チェンジ�

プログラム�チェンジ�

エクスクルーシブ�

コモン�

リアル�タイム�

その他�

備考�

送   信� 受   信� 備   考�

電源ON時�設定可能�

電源ON時�メッセージ�代用�

音域�

ノート・オン�ノート・オフ�

キー別�チャンネル別�

0, 32�1�2�4�5�

6, 38�7�8�10�11�64�65�66�67�69�71�72�73�74�80�81�82�83�84�91�93�

1—5, 7—31, 64—95 *31—5, 7—31, 64—95 *3

98, 99�100, 101

: 設定可能範囲� プログラム・ナンバー 1—128

: ソング・ポジション�: ソング・セレクト�: チューン�

: クロック�: コマンド�

: オール・サウンド・オフ�: リセット・オール・コントローラー�: ローカルON/OFF�: オール・ノート・オフ�: アクティブ・センシング�: システム・リセット�

��

��

��

��

��

�

�������������������������������

○ *1�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○�○(Resonance)�○(Decay Time)�○(Attack Time)�○(Cutoff)�○(Tone 1 Level)�○(Tone 2 Level)�○(Tone 3 Level)�○(Tone 4 Level)�○�○(Reverb)�○(Chorus)�○�○�×�○�

× �**************�

○�

���

��

������

1 — 16�1 — 16

モード 3�モード 3、 4(M=1)�

○�○�

0 — 127�0 — 127

○         *1�○         *1��

○         �

○         *1�0 — 127 ��○         *1

���

○         *1�×�

○(120, 126, 127)�○�×�○(123 — 127)�○�×�

*2��

バンク・セレクト�モジュレーション�ブレス・タイプ�フット・タイプ�ポルタメント・タイム�データ・エントリー�ボリューム�バランス�パンポット�エクスプレッション�ホールド1�ポルタメント�ソステヌート�ソフト�ホールド2�サウンド・コントローラー2�サウンド・コントローラー3�サウンド・コントローラー4�サウンド・コントローラー5�汎用操作子-5�汎用操作子-6�汎用操作子-7�汎用操作子-8�ポルタメント・コントロール�汎用エフェクト-1�汎用エフェクト-3�CC1(汎用コントローラー1)�CC2(汎用コントローラー2)�NRPN LSB, MSB�RPN LSB, MSB

*1 ○×切り替え可能�*2 M≠1の場合もM=1として扱う�*3 任意に設定可能�

SYNTHESIZER MODULEModel JV-2080

Date : Oct. 30, 1996Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート�

**************�

**************�

モード 1 : オムニ・オン、ポリ�モード 3 : オムニ・オフ、ポリ�

○ : あり�× : なし�

モード 2 : オムニ・オン、モノ�モード 4 : オムニ・オフ、モノ�

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JV-2080:64ボイス・シンセサイザー・モジュール(GMシステム対応)

●パート16(パート10はリズム・パート)

●最大同時発音数64音

●エフェクトEFX: 40種類

リバーブ: 1種類(8タイプ)

コーラス: 1種類

※パフォーマンス・モードでは3種類の異なるEFXを同時

に使用できます。

●メモリーパッチ リズム・セット パフォーマンス

USER 1~128 1, 2 1~32

(ユーザー)

CARD 1~128 1, 2 1~32

(DATAカード(M-512E))

PR-A 1~128 1, 2 1~32

(プリセットA)

PR-B 1~128 1, 2 1~32

(プリセットB)

PR-C 1~128 1, 2 ---

(プリセットC)

PR-D 1~128 1, 2 ---

(GM(General MIDI))

PR-E 1~128 1, 2 ---

(プリセットE)

--- : ありません

※プリセットDはGM(General MIDI)システムに対応

した音色です。

※ DATAカード(M-512E)は別売です。

●ディスプレイ320×80ドットグラフィックLCD(バックライト付き)

●接続端子ミックス・アウトプット・ジャック(L, R)

ダイレクト1・アウト・ジャック(L, R)

ダイレクト2・アウト・ジャック(L, R)

ヘッドホン・ジャック(ステレオ)

MIDIコネクター(イン、アウト、スルー)

ウェーブ・エクスパンション・ボード・スロット(A~H)

DATAカード・スロット

●電源AC 100 V(50/60 Hz)

●消費電力13 W

●外形寸法482(幅)×281(奥行)×88(高さ)mm

(EIA-2Uラック・マウント・タイプ)

●重量4.9 kg

●付属品クイック・スタート

取扱説明書

AC コード

保証書

●別売品メモリー・カード(M-512E)

ウェーブ・エクスパンション・ボード(SR-JV80シリーズ)

ステレオ・ヘッドホン(RH-20/80/120)

オーディオ接続ケーブル(PJ-1M)

MIDI/SYNCケーブル(MSC-15/25/50)

※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

196

主な仕様

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197

アアウトプット・アサイン…………………………26, 27, 29, 31, 32アナログ・フィール(パッチ) ……………………………………72アフタータッチ・コントロール・ソース ………………………140アラビア風音階 ………………………………………………………99一覧 ………………………………………………………18イニシャライズ

パフォーマンス、パッチ、リズム・セット……………100GMシステム ………………………………………………128

インフォメーション ………………………………………………143ウェーブ …………………………………………70, 90, 146ウェーブ

~・グループ打楽器音(Key WG) ……………………………93トーン(WG) ……………………………………79

~・ゲイン打楽器音(Key WG) ……………………………93トーン(WG) ……………………………………80

~・ナンバー打楽器音(Key WG) ……………………………93トーン(WG) ……………………………………80

~・フォーム(LFO) ……………………………………86ウェーブ・エクスパンション・ボード………………………………9ウェーブ・エクスパンション・ボード・ネーム……………22, 143エクスターナル・シンク(LFO) …………………………………87エクスターナル・テンポ ………………………112, 116, 119, 121エフェクターの構成……………………………………………25~32エフェクトのオン/オフ………………………………………25, 125エンハンサー(EFX) ………………………………………………36エンハンサー

~→コーラス(EFX) ……………………………………50~→ディレイ(EFX) ……………………………………51~→フランジャー(EFX) ………………………………50

エンベロープ・デプスKey TVF ……………………………………………………95Key WG………………………………………………………93TVF ………………………………………………………84WG ………………………………………………………83

エンベロープ・モード ………………………………………………96オート・ワウ(EFX) ………………………………………………36オーバードライブ(EFX) …………………………………………34オーバードライブ

~→コーラス(EFX) ……………………………………48~→ディレイ(EFX) ……………………………………49~→フランジャー(EFX) ………………………………48

オクターブ・シフト(パッチ) ………………………………23, 72オフセット(LFO) …………………………………………………87オルタネイト・パン・デプス

打楽器音(Key TVA) ……………………………………95トーン(TVA) ……………………………………………85

音色を選ぶ ………………………………………………………17音量

打楽器音(Key TVA) ……………………………………95トーン(TVA) ……………………………………………85パッチ ………………………………………………………72パフォーマンスの各パート ………………………………67GMシステムの各パート …………………………………127

カカード

音色を選ぶ …………………………………………………17音色を保存する ……………………………………………58データ転送…………………………………………………130データをまとめて転送

転送(Copy)……………………………………132交換(Swap)……………………………………133

名前をつける ………………………………………………11名前を確認する……………………………………………143バッテリーの状態…………………………………………143フォーマット ………………………………………………10

カード・スロット ………………………………………………11, 58

外部クロック …………………………………112, 116, 119, 121書き込み禁止 ………………………………………………………61カットオフ

~・キーフォロー(TVF) ………………………………84~・フリケンシー

打楽器音(Key TVF)……………………………94トーン(TVF)……………………………………83

カテゴリー ……………………………………………19, 20, 72キー

~・アサイン(パッチ)………………………………24, 73~・シンク(LFO) ………………………………………86~・レンジ

トーン………………………………………………76パフォーマンスの各パート………………………66

基本画面 ………………………………………………………22キャラクター・スタイル …………………………………………142曲を作る ………………………………………………………63クアドラプル・タップ・ディレイ(EFX)…………………44, 114クロスフェード ………………………………………………………76クロック・ソース

システム ……………………………………………111~123パッチ ………………………………………73, 110~122パフォーマンス ……………………………………110~123

ゲート・リバーブ(EFX) …………………………………………47構成要素(音色)…………………………………………70, 90, 146コース・チューン

打楽器音(Key WG)………………………………………93トーン(WG)………………………………………………82パフォーマンスの各パート……………………………67, 99GMシステムの各パート …………………………………127

コーラス~・アウトプット・アサイン ………………27, 30, 31, 54~・センド・レベル ……………………26, 27, 29, 31, 32~/ディレイ(EFX) ……………………………………53~→ディレイ(EFX) ……………………………………51~の設定を変更する ………………………………………53~/フランジャー(EFX) ………………………………53~→フランジャー(EFX) ………………………………52~・レベル ………………………………26, 27, 30, 31, 54

コピーエフェクトの設定 …………………………………………55音色の名前 …………………………………………………60打楽器音 ……………………………………………………97トーン ………………………………………………………89パフォーマンスの各パート ………………………………68DATAカード ………………………………………………132

コントローラー・ナンバー ……………………………………20, 21コントロール・ソース

~:デプス…………………………………………………104~:ピーク&ホールド ……………………………………108

コントロール・デスティネーション:デプス …………………108コンプレッサー(EFX) ……………………………………………37コンペア機能 ………………………………………………………57

ササウンド・ライブラリー・カード …………………………………10システム

~・エクスクルーシブ・メッセージ音色のモード切替…………………………………22書き込み禁止………………………………………61

~・コントロール1, 2 ……………………………105, 107~・テンポ …………………………………………111~123

受信チャンネルパッチ ………………………………………………16, 135パフォーマンスの各パート ……………………16, 67, 135

純正律 ………………………………………………………99初期化

パフォーマンス、パッチ、リズム・セット……………100GMシステム ………………………………………………128

スケール・チューン …………………………………………………98スタック ……………………………………………………140

索引

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ステップ~・フランジャー(EFX) …………………………41, 114~・レイト ……………………………………………41, 114

ステレオ~・イコライザー(EFX) ………………………………34~・コーラス(EFX) ……………………………………40~・ディレイ(EFX) ……………………………………42~・フランジャー(EFX) ………………………………40

ストラクチャー ………………………………………………………74ストレッチ・チューン・デプス(パッチ) ………………………72スプリット ………………………………………………………63スペースD(EFX) …………………………………………………39スペクトラム(EFX) ………………………………………………35

タタイム・キーフォロー

TVA ………………………………………………………86TVF ………………………………………………………84WG ………………………………………………………83

タイム・コントロール・ディレイ(EFX) ………………………45タップ・コントロール・ソース ……………………………112, 1222ボイス・ピッチ・シフター(EFX) ……………………………46データ・カード・ネーム …………………………………………143データ

~交換 ……………………………………………………133~転送

外部MIDI機器へ…………………………………129本体へ ……………………………………………131DATAカードと本体間 …………………………132DATAカードへ …………………………………130

定位打楽器音(Key TVA) ……………………………………95トーン(TVA) ……………………………………………85パッチ ………………………………………………………72パフォーマンスの各パート ………………………………67GMシステムの各パート …………………………………127

ディストーション(EFX) …………………………………………35ディストーション

~→コーラス(EFX) ……………………………………49~→ディレイ(EFX) ……………………………………50~→フランジャー(EFX) ………………………………49

ディレイ~・センター、レフト、ライト ……………………43, 114~・タイム(LFO) ………………………………………87~1~4 ………………………………………………44, 114

デバイスIDナンバー ………………………………………………136デプス(LFO) ………………………………………………………88テンポ

システム ……………………………………………111~123パッチ ………………………………………73, 110~122 パフォーマンス ……………………………………110~123BPM表示 …………………………………………………117

テンポラリー・エリア ………………………………………………18トーン ………………………………………………70, 146トーン

~・スイッチ打楽器音(Key WG) ……………………………93トーン(WG) ……………………………………80

~・ディレイ …………………………………………80, 119~のオン/オフ…………………………………………71, 80~・パン

打楽器音(Key TVA)……………………………95トーン(TVA)……………………………………85

~・レベル打楽器音(Key TVA)……………………………95トーン(TVA)……………………………………85

トランスミット・エディット・データ・スイッチ ……………136トリプル・タップ・ディレイ(EFX)………………………43, 114トレモロ

~効果(LFO) ……………………………………………88~・コーラス(EFX) ……………………………………39

ナ名前を変更する

音色 ………………………………………………………59DATAカード ………………………………………………11

ハパート

~のオン/オフパフォーマンス ………………………………64, 67GMシステム ……………………………………125

~・パンパフォーマンス……………………………………67GMシステム ……………………………………127

~・ボリューム(GMシステム) ………………………127~・レベル(パフォーマンス) …………………………67

バイアス(TVA) ……………………………………………………85波形 …………………………………………………79, 92発音域

トーン ………………………………………………………76パフォーマンスの各パート ………………………………66

発音数 ………………………………………………………67パッチ

~検索機能 …………………………………………………19~・テンポ ……………………………………73, 110~122~・ネーム………………………………………………59, 72~・パン ……………………………………………………72~・リメイン(システム)………………………………142~・レベル …………………………………………………72~を選ぶ ……………………………………………………17~をパフォーマンスの各パートに割り当てる …………66~をGMシステムの各パートに割り当てる ……………127

バッテリーの状態 …………………………………………………143パフォーマンス

~・コントロール・チャンネル ……………………21, 136~・テンポ …………………………………………110~123~・ネーム …………………………………………………59~を選ぶ ……………………………………………………17

パレット画面パッチ ………………………………………………………78パフォーマンス ……………………………………………65GMシステム ………………………………………………126

パワー・アップ・モード …………………………………………142パン

~・キーフォロー(TVA) ………………………………85~・コントロール・スイッチ

打楽器音 ……………………………………96, 139トーン ………………………………………88, 138

打楽器音(Key TVA) ……………………………………95トーン(TVA) ……………………………………………85パッチ ………………………………………………………72パフォーマンスの各パート ………………………………67GMシステムの各パート …………………………………127LFO Depth …………………………………………………88

バンク・セレクト ………………………………………………20, 21ピーク&ホールド

トーン ……………………………………………………108EFX ……………………………………………………106

ピッチ・キーフォロー(WG) ……………………………………82ピッチ・ベンド・コントロール・スイッチ(トーン)……89, 138ビブラート効果 ………………………………………………………88ファイン・チューン

打楽器音(Key WG)………………………………………93トーン(WG)………………………………………………82パフォーマンスの各パート……………………………67, 99GMシステムの各パート …………………………………127

ファクトリー・プリセット ………………………………………101フィードバック・ピッチ・シフター(EFX) ……………………46フィルター(LFO Depth) …………………………………………88フィルター・タイプ

打楽器音(Key TVF) ……………………………………94トーン(TVF) ……………………………………………83

198

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ブースター ………………………………………………………75フェイザー(EFX) …………………………………………………35フェード

~・タイム(LFO) ………………………………………87~・モード(LFO) ………………………………………87

フォーマット(DATAカード) ……………………………………10フランジャー

~/ディレイ(EFX) ……………………………………53~→ディレイ(EFX) ……………………………………52

ブレーク・ビーツ …………………………………………………117フレーズ

~・プレビュー機能 ………………………………………23~・ループ…………………………………………………117

プレビュー・モード …………………………………………………23プログラム・チェンジ …………………………………………20, 21プロテクト・スイッチ(DATAカード) …………………………10平均律 ………………………………………………………99ヘキサ・コーラス(EFX) …………………………………………38ベロシティー

~・カーブTVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84

~・センスKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~・タイムKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93

~・タイム1TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~・タイム4TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

ベロシティー・レンジ(パッチ) …………………………………76ベンド・レンジ

打楽器音 ……………………………………………………96パッチ ………………………………………………………72

ボイス~・プライオリティー(パッチ) ………………………73~・リザーブ(パフォーマンス) ………………………67

ホールド ………………………………………………106, 109ホールド1・コントロール・スイッチ

打楽器音 ………………………………………………96, 139トーン ………………………………………………89, 138

保存する外部MIDI機器に ……………………………………………58本体に ………………………………………………………56DATAカードに ……………………………………………58

ポリフォニック …………………………………………………24, 73ボリューム

~・コントロール・スイッチ打楽器音 ……………………………………96, 139トーン ………………………………………88, 138

~・コントロール・ソース………………………………140GMシステムの各パート …………………………………127

ポルタメント(パッチ) ……………………………………………73

ママスター

~・キー・シフト …………………………………………98~・チューン ………………………………………………98

ミュート・グループ …………………………………………………96メモリー・カード ……………………………………………………10モジュレーション・ディレイ(EFX) ……………………………42

モノフォニック …………………………………………………24, 73

ラライト・オペレーション ……………………………………………61ランダム

~・パン・デプス打楽器音(Key TVA)……………………………95トーン(TVA)……………………………………85

~・ピッチ・デプス打楽器音(Key WG) ……………………………93トーン(WG) ……………………………………82

リズム・エディット・キー …………………………………………90リズム・セット

~・ネーム …………………………………………………59~・を選ぶ …………………………………………………17

リダンパー・コントロール・スイッチ(トーン)…………89, 138リバーブ(EFX) ……………………………………………………47リバーブ

~・センド・レベル ……………………26, 27, 29, 31, 32~・レベル ……………………………………27, 30, 31, 55

リミッター(EFX) …………………………………………………38リング・モジュレーター ……………………………………………76レイト(LFO) ………………………………………………………87レイヤー ………………………………………………………63レガート・スイッチ(パッチ) ……………………………………73レシーブ

~・アフタータッチ・スイッチ…………………………137~・コントロール・チェンジ・スイッチ………………137~・システム・エクスクルーシブ・スイッチ…………136~・スイッチ(パフォーマンスの各パート) …………67~・バンク・セレクト・スイッチ………………………137~・ピッチ・ベンド・スイッチ…………………………137~・プログラム・チェンジ・スイッチ

システム …………………………………………137パフォーマンスの各パート ………………68, 137

~・ホールド1・スイッチシステム …………………………………………137パフォーマンスの各パート ………………68, 137

~・ボリューム・スイッチシステム …………………………………………137パフォーマンスの各パート ………………68, 137

~・モジュレーション・スイッチ………………………137~・GM-ON・スイッチ …………………………………137

レゾナンス打楽器音(Key TVF) ……………………………………94トーン(TVF) ……………………………………………84

レゾナンス・ベロシティー・センス打楽器音(Key TVF) ……………………………………94トーン(TVF) ……………………………………………84

レベルコーラス …………………………………26, 27, 30, 31, 54打楽器音(Key TVA) ……………………………………95トーン(TVA) ……………………………………………85パッチ ………………………………………………………72パフォーマンスの各パート ………………………………67リバーブ ………………………………………27, 30, 31, 55LFO Depth …………………………………………………88

ロータリー(EFX) …………………………………………………37

ワワウ効果 ………………………………………………………88

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AAftertouch ……………………………………………………140Against (User Memory Protect) …………………………………61Alternate Pan Depth

PATCH (TVA)………………………………………………85RHYTHM (Key TVA)………………………………………95

Analog Feel (PATCH) ………………………………………………72AUTO-WAH (EFX) …………………………………………………36

BBattery Check ……………………………………………………143Bend Range

PATCH ………………………………………………………72RHYTHM ……………………………………………………96

Bias (TVA) ………………………………………………………85Booster ………………………………………………………75

C[CARD] ………………………………………………………17Card

Copy ……………………………………………………132Format ………………………………………………………10Rename………………………………………………………11Swap ……………………………………………………133

[CATEGORY] ………………………………………………………19Category …………………………………………………20, 72Channel …………………………………………16, 67, 135Character Style ……………………………………………………142[CHORUS] ………………………………………………25, 125CHORUS

~/DELAY (EFX) …………………………………………53~→DELAY (EFX) …………………………………………51~/FLANGER (EFX) ………………………………………53~→FLANGER (EFX)………………………………………52

Chorus~Level …………………………………26, 27, 30, 31, 54~Output Assign ……………………………27, 30, 31, 54~Send Level……………………………26, 27, 29, 31, 32~画面 ………………………………………………………53

Clock SourcePATCH ………………………………………73, 110~122PERFORM …………………………………………110~123SYSTEM……………………………………………111~123

Coarse TuneGM ……………………………………………………127PATCH (WG) ………………………………………………82PERFORM………………………………………………67, 99RHYTHM (Key WG) ………………………………………93

Common~Control画面………………………………………………73~General画面………………………………………………72~Source …………………………………………………107~画面 ………………………………………59, 110~123

Compare ………………………………………………………57COMPRESSOR (EFX) ………………………………………………37Control

~Assign画面 ………………………………………105, 107~Param画面

PATCH (LFO&Ctl)………………………………106RHYTHM (Key Ctl) ………………………………96

~Switch画面 ………………………………………………88Control Dest:Depth ………………………………………………108Control Source

~:Depth……………………………………………………104~:Peak&Hold ……………………………………………108~画面 …………………………106, 109, 112, 122, 140

Copy~Type ………………………………………………………55~画面 ……………………………………………………132DATA Card ………………………………………………132

Effect ………………………………………………………55Key ………………………………………………………97Name ………………………………………………………60Part ………………………………………………………68Tone ………………………………………………………89

Cutoff~Frequency

PATCH (TVF) ……………………………………83RHYTHM (Key TVF) ……………………………94

~Keyfollow (TVF) …………………………………………84

DDATAカード

音色を選ぶ …………………………………………………17音色を保存する ……………………………………………58データ転送…………………………………………………130データをまとめて転送

転送(Copy)……………………………………132交換(Swap)……………………………………133

名前をつける ………………………………………………11名前を確認する……………………………………………143バッテリーの状態…………………………………………143フォーマット ………………………………………………10

Data Transfer~to Card画面 ……………………………………………130~to MIDI画面 ……………………………………………129~to User画面 ……………………………………………131

Delay Time (LFO) ……………………………………………………87Depth (LFO) ………………………………………………………88Destination

Data Transfer to Card …………………………………130Data Transfer to MIDI……………………………………129Data Transfer to User …………………………………131Effect Copy …………………………………………………55Key Copy ……………………………………………………97Name Copy …………………………………………………60Part Copy……………………………………………………68Tone Copy …………………………………………………89Write …………………………………………………56~58

Device ID Number …………………………………………………136Direction (TVA: Bias) ………………………………………………85DISTORTION (EFX) …………………………………………………35DISTORTION

~→CHORUS (EFX) ………………………………………49~→DELAY (EFX) …………………………………………50~→FLANGER (EFX)………………………………………49

EEFFECTS ON/OFF ……………………………………………25, 125EFX

~Chorus Send Level ………………………………26, 29~Control画面 ……………………………………………104~Information画面 …………………………………………30~Output Assign………………………………………26, 30~Output Level ………………………………………26, 30~Param画面 ………………………………………………33~Reverb Send Level…………………………………26, 29~Type …………………………………………………26, 29~Typeの設定項目を変更する ……………………33~53

EFX-A~C~Control画面 ……………………………………………104~Param画面 ………………………………………………33~Source ……………………………………………………29

ENHANCER (EFX)……………………………………………………36ENHANCER

~→CHORUS (EFX) ………………………………………50~→DELAY (EFX) …………………………………………51~→FLANGER (EFX)………………………………………50

Envelope DepthKey TVF ……………………………………………………95Key WG………………………………………………………93

200

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201

TVF ………………………………………………………84WG ………………………………………………………83

Envelope Mode………………………………………………………96[EXP] ………………………………………………………17Expansion …………………………………………………9, 143Ext Sync (LFO) …………………………………87, 110, 111, 113External Tempo …………………………………112, 116, 119, 121

FFactory Preset画面 ………………………………………………101Fade

~Mode (LFO)………………………………………………87~Time (LFO) ………………………………………………87

FBK-PITCH-SHIFTER (EFX) ………………………………………46Filter (LFO Depth)……………………………………………………88Filter Type

PATCH (TVF)………………………………………………83RHYTHM (Key TVF) ………………………………………94

Fine TuneGM ……………………………………………………127PATCH (WG) ………………………………………………82PERFORM………………………………………………67, 99RHYTHM (Key WG) ………………………………………93

FLANGER~/DELAY (EFX) …………………………………………53~→DELAY (EFX) …………………………………………52

Format画面 ………………………………………………………10FXM (WG) ………………………………………………………80

GGATE-REVERB (EFX) ………………………………………………47General画面 (Effects)

GM ………………………………………………………32PATCH ………………………………………………………25PERFORM …………………………………………………28RHYTHM ……………………………………………………32

GM~Effect Copy画面…………………………………………55~Initialize画面 ……………………………………………128~システム…………………………………………………124~スコアの再生……………………………………………124~パッチ ……………………………………………………17

HHEXA-CHORUS (EFX)………………………………………………38Hold ………………………………………………106, 109Hold-1

PATCH (LFO&Ctl) …………………………………89, 138RHYTHM (Key Ctl) …………………………………96, 139

IInitialize

GM ……………………………………………………128PERFORM、PATCH、RHYTHM ………………………100

Internal (Battery Check) …………………………………………143

KKey

~Assign (PATCH)……………………………………24, 73~Range

PATCH ……………………………………………76PERFORM…………………………………………66

~Sync (LFO) ………………………………………………86

LLCDコントラスト …………………………………………………142Legato Switch (PATCH)……………………………………………73Level

~1-3Key TVA……………………………………………95TVA…………………………………………………86

~1-4Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

Chorus …………………………………26, 27, 30, 31, 54LFO Depth …………………………………………………88Part (PERFORM) …………………………………………67Patch ………………………………………………………72Reverb ………………………………………27, 30, 31, 55Tone (PATCH/TVA) ………………………………………85Tone (RHYTHM/Key TVA)………………………………95

LFO 1, 2 Param画面…………………………………………………86LIMITER (EFX) ………………………………………………………38

MMaster

~Key Shift …………………………………………………98~Tune ………………………………………………………98

MIDI~MESSAGE ………………………………………………13~Param 1画面 ………………………………16, 135~137~Param 2画面……………………………………………137~クロック …………………………………………110~123~コントローラー…………………………………………105~チャンネル

パッチ ………………………………………16, 135パフォーマンスの各パート …………16, 67, 135

~メッセージ(外部機器から音色を選ぶ) ………20~22Mix/EFX Send Level ……………………………26, 27, 29, 31, 32Mode

Initialize ………………………………………………100, 128Portamento …………………………………………………74Tone Delay …………………………………………………80

MODULATION-DELAY (EFX)………………………………………42Mute Group ………………………………………………………96

OOctave Shift (PATCH) …………………………………………23, 72Offset (LFO) ………………………………………………………87Output Assign ………………………………………25~29, 31, 32OVERDRIVE (EFX) …………………………………………………34OVERDRIVE

~→CHORUS (EFX) ………………………………………48~→DELAY (EFX) …………………………………………49~→FLANGER (EFX)………………………………………48

PPalette画面

GM ……………………………………………………126PATCH ………………………………………………………78PERFORM …………………………………………………65

Pan~Keyfollow (TVA)…………………………………………85LFO Depth …………………………………………………88Part (GM) …………………………………………………127Part (PERFORM) …………………………………………67PATCH (LFO&Ctl) …………………………………88, 138Patch ………………………………………………………72RHYTHM (Key Ctl) …………………………………96, 139Tone (PATCH/TVA) ………………………………………85Tone (RHYTHM/Key TVA)………………………………95

PART SELECT[1/9]~[8/16]……………………16, 64, 125Part

~Information画面 ………………………………………144~Key Range Lower:Upper画面…………………………66~Level (PERFORM) ………………………………………67

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~MIDI画面 …………………………………………………67~Palette画面

GM ………………………………………………126PERFORM…………………………………………65

~PanGM ………………………………………………127PERFORM…………………………………………67

~Param画面GM ………………………………………………127PERFORM…………………………………………66

~Volume (GM)……………………………………………127[PATCH] ………………………………………………………17PATCH Play画面 ……………………………………………………22Patch

~Compare画面 ……………………………………………57~Effect Copy画面…………………………………………55~Group (PERFORM) ……………………………………66~Initialize画面 ……………………………………………100~Leve l………………………………………………………72~Name …………………………………………………59, 72~Name Copy画面…………………………………………60~Number

GM ………………………………………………127PERFORM…………………………………………67

~Pan ………………………………………………………72~Rx-Ch ………………………………………………16, 135~Remain (SYSTEM) ……………………………………142~Tone Copy画面 …………………………………………89~Tempo………………………………………73, 110~122~Write画面…………………………………………………56

PCM波形 …………………………………………………79, 92Peak ………………………………………………106, 109Peak&Hold

EFX ……………………………………………………106トーン ……………………………………………………108

[PERFORM] ………………………………………………………17PERFORM Play画面…………………………………………………22Performance

~Ctrl-Ch………………………………………………21, 136~Effect Copy画面…………………………………………55~Initialize画面 ……………………………………………100~Name………………………………………………………59~Name Copy画面…………………………………………60~Part Copy画面 …………………………………………68~Tempo……………………………………………110~123~Write画面…………………………………………………56

PHASER (EFX) ………………………………………………………35PHONES ………………………………………………………12PHRASE PREVIEW …………………………………………………23Pitch

~画面 ………………………………………………………82~Bend (トーン) ……………………………………89, 138~Envelope画面

PATCH ……………………………………………82RHYTHM …………………………………………93

~Keyfollow (WG) …………………………………………82LFO Depth …………………………………………………88

Play画面GM ……………………………………………………124PERFORM、PATCH、RHYTHM ………………………22

POLY …………………………………………………24, 73Portamento ………………………………………………………73Position:Level (TVA: Bias) …………………………………………85POWER ………………………………………………………13Power Up Mode ……………………………………………………142[PRESET] ………………………………………………………17Preview Mode ………………………………………………………23Protect (User Memory Protect) …………………………………61

QQUADRUPLE-TAP-DELAY (EFX) …………………………44, 114

RRandom

~Pan DepthPATCH (TVA) ……………………………………85RHYTHM (Key TVA) ……………………………95

~Pitch DepthPATCH (WG) ……………………………………82RHYTHM (Key WG) ……………………………93

Rate (LFO) …………………………………87, 110, 111, 113Redamper (トーン) ……………………………………………89, 138Rename画面 ………………………………………………………11Resonance

PATCH (TVF)………………………………………………84RHYTHM (Key TVF) ………………………………………94

Resonance Vel SensPATCH (TVF)………………………………………………84RHYTHM (Key TVF) ………………………………………94

[REVERB] ………………………………………………25, 125REVERB (EFX) ………………………………………………………47Reverb

~Level ………………………………………27, 30. 31, 55~Send Level……………………………26, 27, 29, 31, 32~画面 ………………………………………………………54

[RHYTHM] ………………………………………………………17Rhythm

~Edit Key …………………………………………………90~Initialize …………………………………………………100~Key Copy画面……………………………………………97~Name Copy画面…………………………………………60~Set Name …………………………………………………59~Write画面…………………………………………………56

RHYTHM Play画面 …………………………………………………22ROTARY (EFX) ………………………………………………………37[RX] …………………………………………16, 64, 125Rx

~Aftertouch………………………………………………137~Bank Select ……………………………………………137~Control Change ………………………………………137~GM-ON Message………………………………………137~Hold-1……………………………………………………137~Hold-1 Switch (PERFORM) ……………………68, 137~Modulation ……………………………………………137~Pitch Bend ……………………………………………137~Prog Chg Switch (PERFORM) …………………68, 137~Program Change………………………………………137~Sys.Excl …………………………………………………136~Switch (PERFORM) ……………………………………67~Volume …………………………………………………137~Volume Switch (PERFORM) ……………………68, 137

Rx-Ch= ………………………………………………16, 135

SScale Tune ………………………………………………………98Setup画面 …………………………………90, 111~123, 142SOLO …………………………………………………24, 73SOUND LIST ………………………………………………………18Source

Card Copy…………………………………………………132Card Swap…………………………………………………133Data Transfer to Card …………………………………130Data Transfer to MIDI……………………………………129Data Transfer to User …………………………………131Effect Copy …………………………………………………55Key Copy ……………………………………………………97Name Copy …………………………………………………60Part Copy……………………………………………………68Tone Copy …………………………………………………89Write …………………………………………………56~58

SPACE-D (EFX)………………………………………………………39SPECTRUM (EFX) …………………………………………………35SR-JV80 ………………………………………………………9

202

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安全上のご注意�

火災・感電・傷害を防止するには�

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。�

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。�

マークについて� この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。�

注意:�感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。�修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。�

注意�感電の恐れあり�

キャビネットをあけるな�

以下の指示を必ず守ってください�

図記号の例�

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。��※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。�

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。�

● は、強制(必ずすること)を表わしています。�具体的な強制内容は、● の中に描かれています。�左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。�

警告�

注意�

注意の意味について�警告と�

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。�具体的な注意内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。�

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。�具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。�

●この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書をよく読んでください。

......................................................................................

●この機器を分解したり(取扱説明書に記載されている指示(P. 9)を除く)、改造したりしないでください。

.........................................................................................................

●修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていないことは、絶対にしないでくだい。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。

.........................................................................................................

●次のような場所での使用や保存はしないでください。

○温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ホコリの多い場所○振動の多い場所.........................................................................................................

●この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に設置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。

.........................................................................................................

警告� 警告�

Stack ……………………………………………………140Start (Portamento) …………………………………………………74STEP-FLANGER (EFX) ………………………………………41, 114STEREO

~-CHORUS (EFX) …………………………………………40~-DELAY (EFX) ……………………………………………42~-EQ (EFX) …………………………………………………34~-FLANGER (EFX) ………………………………………40

Stretch Tune Depth (PATCH) ……………………………………72Structure Type ………………………………………………………74Swap画面 ……………………………………………………133Switch (Portamento) ………………………………………………73System

~Control 1, 2………………………………………105, 107~Exclusive Message (User Memory Protect) ………61~Information 1, 2画面 …………………………………143~Tempo……………………………………………111~123

TTap ………………………………………………112, 122TEMP …………………………………59, 68, 89, 97, 129Temp …………………………………………………56, 58Tempo

Patch ………………………………………73, 110~122Performance ………………………………………110~123System ……………………………………………111~123

Temporary ………………………………………60, 68, 89, 97Time

Portamento …………………………………………………74Tone Delay……………………………………81, 120~122

Time~Keyfollow

TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~1-4Key TVA……………………………………………95Key TVF……………………………………………94Key WG ……………………………………………93TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

TIME-CONTROL-DELAY (EFX)……………………………………45TONE

~SELECT[1]~[4] …………………………………77~SWITCH[1]~[4] ……………………………71, 77

Tone~Delay ………………………………………80, 120~122~Key Range Lower:Upper画面 …………………………76~Level

PATCH (TVA) ……………………………………85RHYTHM (Key TVA) ……………………………95

~Palette画面 ………………………………………………78~Pan

PATCH (TVA) ……………………………………85RHYTHM (Key TVA) ……………………………95

~SwitchPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~Vel Range Lower:Upper:Fade画面……………………76TREMOLO-CHORUS (EFX) ………………………………………39TRIPLE-TAP-DELAY (EFX) …………………………………43, 114Tune画面 ………………………………………………………98TVA

~Envelope画面PATCH ……………………………………………85RHYTHM …………………………………………95

~Param画面PATCH ……………………………………………85RHYTHM …………………………………………95

TVF~Envelope画面

PATCH ……………………………………………84RHYTHM …………………………………………94

~Param画面PATCH ……………………………………………83RHYTHM …………………………………………94

Tx Edit Data ……………………………………………………136Type (Portamento) …………………………………………………74

U[UNDO] ……………………………26, 28, 65, 71, 77, 126[USER] ………………………………………………………17User Memory Protect画面 …………………………………………61

VVelocity

~CurveTVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84

~SensKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~TimeKey TVA……………………………………………96Key TVF……………………………………………95Key WG ……………………………………………93

~Time 1TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

~Time 4TVA…………………………………………………86TVF …………………………………………………84WG …………………………………………………83

Voice~Priority ……………………………………………………73~Reserve……………………………………………………67

VOLUME ………………………………………………………12Volume

Part (GM) …………………………………………………127PATCH (LFO&Ctl) …………………………………88, 138RHYTHM (Key Ctl) …………………………………96, 139SYSTEM……………………………………………………140

WWave

~GainPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~GroupPATCH (WG) ……………………………………79RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~NumberPATCH (WG) ……………………………………80RHYTHM (Key WG) ……………………………93

~Param画面 ………………………………………………79~画面 ………………………………………………………92

Waveform (LFO) ……………………………………………………86Write Operation (User Memory Protect)…………………………61

その他[1-8/9-16] …………………………………………16, 64, 1252VOICE-PITCH-SHIFTER (EFX) …………………………………46*マーク ………………………………………65, 71, 77, 91

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01122190 '99-4-B3-71S

 修理に関するお問い合わせは� ���

お問い合わせの窓口��

・・・商品をお求めの販売店か、保証書に同封されている「サービスの窓口」に��記載の営業所、サービス・ステーション、またはサービス・スポットまでご相談ください。 �

'99 1. 20 現在 ��

 商品のお取り扱いに関するお問い合わせは�・・・��

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�<電話番号>�� ■�大阪  �  TEL (06) 6345-9500�

���<住所>� �

� 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-16 大和堂島ビル7F ����

お客様相談センターまでご相談ください。��

※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。��

尚、お問い合わせの際には取扱説明書を��ご用意ください。��

��■�東京  TEL (03) 3251-6150

.取扱説明書の英語版�(�有料�)�をご希望の方は�、�販売店にお問い合わせください�。�If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.