Upload
others
View
5
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
Microsoft Excel 2010 応用
セミナーテキスト 講習の手引き
この手引きは、『Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施さ
れる講師の方に、参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の補
足)をまとめたものです。
より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。
日経 BP 社
セミナー実施時の注意 以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。
●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明する
と受講者が混乱するため)。
●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。
●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。
セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。
●Office Professional Plus 2010を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。
●プリンターをセットアップした状態。
●講習時に使用する実習データの準備。日経 BP社のWebサイトから実習用データをダウンロードした場
合の注意点は、本文の注意点と参考情報「p.3 重要 ファイルを開く際の表示」を参照してください。
本書の流れ 本書では、一般的な業務の中での作業を想定して、表作成の段階からデータ分析を意識したドキュメント
を作成します。作業の流れを踏まえて指導してください。
今回は、5章と 6章で、蓄積されたデータを使ったデータ分析を行います。1章と 2章では、その分析の基
となるデータを集めるための帳票として請求書を使用し、正しいデータを集めるためのしくみを設定する
作業を行います。
●正しいデータを収集するために、入力をサポートするしくみの設定<1章、2章>
●作成した表などを電子データとして、他のユーザーに配布する場合に必要な配慮<3章>
●作成した表データをさらにわかりやすく見せるためのビジュアル化<4章>
●データ分析の前準備としての既存データの整形と、データベース機能の活用<5章>
●より柔軟なデータ分析を行うためのピボットテーブルとピボットグラフ<6章>
全体の流れを考えてセミナーを進行するようにしてください。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
2
セミナーの所要時間
このセミナーテキストの標準セミナー時間は約 12時間です(付録、総合問題は含みません)。
セミナー時間により、各章の目安の必要時間を基に、自由に実習項目を選択しましょう。
各章の時間は、「はじめに」に記載されている対象者で行った場合の目安です。
第 1章 入力作業をサポートする機能 120 分
第 2章 関数を使用した入力サポート 130 分
第 3章 データの配布 80 分
第 4章 データのビジュアル化 135 分
第 5章 データ分析の準備とデータベース機能 135 分
第 6章 ピボットテーブルとピボットグラフ 120 分
この章の確認
各章の最後に、その章で学習した内容を確認するために「この章の確認」を用意しています。章のまとめやスキルチェック
などに利用してください。
第 1章:p.30 第 4章:p.135
第 2章:p.61 第 5章:p.175
第 3章:p.85 第 6章:p.216
復習問題
各章の最後に、その章の理解度を確認するために「復習問題」を用意しています。復習問題の順番は本文の操作の順番と対
応していますので、復習問題を難しく感じる場合は、章のはじめから本文を参照しながら取り組むとスムーズに操作できる
でしょう。
第 1章:p.31 第 4章:p.135
第 2章:p.61 第 5章:p.175
第 3章:p.85 第 6章:p.217
総合問題
本文の最後に、全体の理解度を確認するために「総合問題」を用意しています。時間に余裕がある場合は、総合問題で全体
の学習内容を確認しましょう。
受講者のレベルや時間に応じて、問題を選択しましょう。
各問題には、入力例や完成例があります。適宜、活用してください。また、問題の左側に本文の参照先を記載しています。
必要に応じて、本文を確認しながら取り組むとスムーズに操作できるでしょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
3
本文の注意点と参考情報
本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時
に受講者スキルに合わせてご活用ください。
第 1章 入力作業をサポートする機能
・導入部で、受講者の Excelの経験、使用バージョンなどを把握します。また、Excel 2010の基礎講座(以下、基礎編)を
受講していない受講者がいる場合には、適切な補足ができるようにしておきましょう。
・第1章では、正確なデータ入力でき、入力の手間を省く設定を行います。"請求書" を例に、起票する担当者が変わったり、
不慣れな方が入力したりするときにも使いやすいことを例示したり、効率的に入力作業を行うためのしくみの必要性を感
じてもらえるように導入しましょう。
1.1 入力をサポートする機能
1.1.1 入力規則の設定
p.3 重要:入力規則を設定するタイミング
この内容は、必ず紹介しましょう。入力済みのセルには制限がかからないことを操作して確認します。
p.4 操作:入力可能なデータの種類と範囲を設定する Step3・Step4
p.5のヒント「[入力値の種類]ボックス」のいくつかをここで確認します。選択した[入力値の種類]と[データ]の組み
合わせによってボックスの表示が変化します。どんな制限が設定できるのかイメージしてもらいましょう。
例)[入力値の種類]…日付 [データ]…次の値より小さい ⇒ 次の日付まで
[入力値の種類]…文字列(長さ指定) [データ]…次の値の間 ⇒ 最小値 および 最大値
p.5 操作:エラーメッセージを設定する
設定する前に、入力規則に反したデータを入力した結果を確認し、既定のメッセージでいいかどうかを考えてもらうと、エ
ラーメッセージを設定する必要性がより理解できます。
p.6 ヒント:エラーメッセージのスタイルと動作
[停止]は無効なデータの入力はできませんが、[注意]と[情報]は無効なデータも入力できることを明確にします。
p.7 ヒント:ドロップダウンリストに他のシートの値を表示する場合
・Excel 2007以前のバージョンでも、以下の方法で、別シートの値をドロップダウンリストに表示することができます。
・Excel 2007の場合:[元の値]ボックスにリストの基になる範囲を「=シート名!セル範囲」(セル範囲は絶対参照)
と直接入力
・Excel 2007以前のバージョンの場合:事前に別シートの値が入力された範囲に名前を付ける
[元の値]ボックスをクリックし、「=範囲の名前」を手入力する
または、F3 キーを押し、[名前の貼り付け]ボックスから範囲の名前を選択
・受講者に余裕がある場合は、H列やJ列の値を使用して、必要なセルにリストを追加してもらいましょう。この "請求書"
で他にリストから選択できると便利な箇所を受講者に問いかけても良いでしょう。
p.8 ヒント:その他の入力規則
・"入力時メッセージ" は、どのようなデータを入力するかを事前に確認することができ、値を入力し直さなくてよいとい
うメリットに気付いてもらいましょう。
・"日本語入力" は、どのようなときに役に立つのかを考えてもらいましょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
4
1.1.2 ユーザー定義の表示形式
p.10 操作:入力数値を4桁で表示する
・4桁未満の数字を入力すると、不足する桁の数だけ先頭から "0" を補って表示するための設定です。
例)"0001" と 4桁で入力しなければならないセルに "0001" と入力しても、"1" としか表示されません。ユーザー定義の
表示形式を使用して "1" と入力すると、足りない3桁分の "0" を補って、"0001" と表示されます。
・あらかじめセルの書式設定の表示形式で、"文字列" に設定しておくと、"0001" と入力すると、そのまま "0001" と表示
されます
・表示形式を "文字列" に設定した場合は、4桁すべてを入力しなければなりません。
※両者の違いを明確にします。
・p.11の用語「ダイアログボックス起動ツール」は、「リボン上のボタンでできない詳細な設定を行う場合に使用する」と
いう目的を、基礎編の復習を兼ねて補足します。[数値]グループ以外の[フォント]、[配置]の各グループや他のタ
ブのグループを確認し、今後の操作で受講者が使おうと思えるようにします。
p.11 操作:文字列を補って表示する
敬称を入力し忘れたり、隣のセルに入れた敬称のために顧客名が切れてしまう不具合などの例示を行い、メリットを明確に
すると良いでしょう。
p.12 操作:文字列を補って表示する Step3
Step4 でブックを閉じる前に、数値データの入ったセルや日付データの入ったセルを利用して、ヒント「ユーザー定義の表
示形式で使われる書式記号」をいくつかを操作して確認します。ユーザー定義の表示形式がどのような場面で使えるか、イ
メージしてもらいましょう。
1.2 複数シートの操作
・Excel で行う作業では、異なるシートを複数扱ったり、同じフォーマットの表を作成、編集したりすることがよくありま
す。そのために使用する機能であることが理解できるようにしましょう。
・「■独自の連続データの利用」については、複数シートの操作の場合だけでなく、単一のシートでも使用できる機能であ
ることを補足してください。
1.2.1 複数シートの同時編集
p.15 操作:複数シートをグループ化する Step2・Step3
・何を確認するのか、具体的に指示します。5 枚のシートが同一のレイアウトで、各シートの同一セル(または同一セル範
囲)を編集することがわかるように確認してください。
・離れたシートを選択するときは、Ctrl キーを押しながら 2枚目以降のシートを選択することを補足します。
p.17 ヒント:グループ化の解除
すべてのシートがグループ化されている場合は、いずれかのシート見出しをクリックするだけで、グループ化を解除できる
ことを補足しても良いでしょう。
p.19 操作:ユーザー設定リストを登録する Step4
[リストの取り込み元範囲]は、後からここで指定できることを補足しても良いでしょう。
p.20 ヒント:ユーザー設定リストの削除
これまでの操作で登録したユーザー設定リストを削除すると、この後の操作や結果に影響するため、削除しないでくださ
い。
削除してしまった受講者には、再度ユーザー設定リストを登録するよう指示します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
5
1.3 異なるシートのデータ活用
1.3.1 データのリンク貼り付け
p.22 操作:コピーしたデータをリンク貼り付けする Step2・Step3
・[貼り付け]ボタンのアイコンの部分を直接クリックすると、SUM関数の数式が貼り付けられ、参照エラー「#REF!」が
表示されます。受講者の画面に注意しましょう。
・リンク貼り付けしたセルの内容は SUM 関数ではなく、基のデータが入力されたセルの位置情報が貼り付けられているこ
とを確認するよう指示します。上のケースを講師画面で再現して違いを比較すると理解しやすくなります。p.25のヒント
「参照数式について」を有効に利用しましょう。
・別のブックにデータのリンク貼り付けをする場合も同様の手順で行います。受講者のレベルに応じて、リンク元のデータ
を変更した場合のデータ更新について以下の 2つのケースを紹介します。
・リンク元のブックとリンク貼り付けされているブック(リンク先)を両方開いている場合、リンク先のデータは自動的
に更新されます。
・リンク元ブックが閉じた状態でリンク先のブックだけを開くと、既定では「リンクの自動更新が無効にされました」と
いうセキュリティの警告が表示されます。[コンテンツの有効化]ボタンをクリックして、リンクを有効にします。
・別のブックへのリンクに関するセキュリティを変更する手順は、以下のようになります。
①セキュリティの警告の右側に表示される、「リンクの自動更新が無効にされました」というセキュリティの警告をク
リックする。
②[ファイル]タブの[情報]で[コンテンツの有効化]ボタンをクリックし、[Microsoft Officeセキュリティオプ
ション]ダイアログボックスの左下隅にある、[セキュリティセンターを開く]というリンクをクリックする。
③[セキュリティセンター]ダイアログボックスの左側の画面で、[外部コンテンツ]が選択されていることを確認し、
[ブックリンクのセキュリティ設定]で設定したいオプションをクリックする。
※[セキュリティセンター]ダイアログボックスは、[ファイル]タブの[オプション]から開くこともできます。
p.24 ヒント:貼り付けオプションのボタン
コピーした内容によって、表示されるボタンの種類が異なることを補足します。
p.25 ヒント:リンク元の変更
受講者のレベル、ニーズによって、どこまで説明するかや、操作の必要性を考えましょう。
1.3.2 シート間の 3-D集計
p.26 操作:3-D集計を行う Step1・Step3
・ここでは、あらかじめ集計結果を求めたい範囲をすべて選択して操作しています。そのためこの場合は、Step3 の手順 3
でもう一度、[合計]ボタンをクリックしています。選択したセルすべてに集計結果が表示されるため、数式をコピーす
る必要がありません。
集計結果を求めたいセルを 1つだけ選択して操作する場合は、Step3の手順 3で Enterキーを押し、その後、数式をコピ
ーします。
・離れたシートの集計を行う場合は、1 か所目のワークシートのデータの先頭位置を指定し、2 か所目以降のセルの位置を、
カンマ(,)で区切って入力します。カンマ(,)の入力には数式バーを使用します。
・集計結果が表示された各セルの数式の引数が、基データのセルを参照していることを確認します。また、セルを参照して
いることで、基のデータに変更があった場合には再計算されることを確認しましょう。受講者のレベルによっては、確認
する前にどうなるかを問いかけてみましょう。
p.27 ヒント:1回の操作で 3-D集計を行う場合
Enterキーを押してしまった場合には、数式をコピーすればいいことを補足しましょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
6
1.3.3 項目の構成や位置の異なる表の集計
p.28 操作:統合による集計を行う Step2
各シートの表がどの範囲にあるか、項目の数や種類の違いなど、具体的に何を確認するか指示します。
p.29 操作:統合による集計を行う Step8・ヒント:統合の基準
・統合元データの列や、行の項目名や順序が異なる場合には、統合の基準を指定します。セルの位置だけが異なる場合は、
統合の基準を指定する必要はありません。p.30のヒント「統合の種類」と併せて違いを理解してもらいましょう。
・位置による統合を行う場合は、統合先シートにあらかじめ項目名をコピーしておき、[統合の設定]ダイアログボッ
クスの[統合元範囲]ボックスに、項目名を含めずに数値データの範囲だけを指定します。
・統合元データに変更があった場合、集計結果に反映させるには、[統合元データとリンクする]チェックボックスをオン
にします。
・リンクを設定すると、統合先のシートにアウトラインが設定されます。アウトラインについては、
「5.3.4 データの自動集計」の p.172のヒント「アウトライン記号について」を参照してください。
第 2章 関数を使用した入力サポート
・第 1 章に引き続き、正しいデータを入力するためのしくみを設定します。本章では、関数を使用してそのしくみを作りま
すが、関数には、さまざまな処理を行うための関数があることにも気付いてもらいましょう。
・本書では、あらかじめ入力された数式を確認の後、削除して新たにそれぞれの関数をはじめから入力しています。受講者
のレベルやスキルに応じて、数式の確認時にその数式をコピーして関数の引数の中に貼り付けるなど、進め方を工夫して
ください。
2.1 端数の処理を行う関数
ROUND 系の関数の引数は同じです。小数点以下の桁数が不要なときに、桁数を "0" と指定することを基点として、小数
部の桁数指定することを押さえましょう。そのうえで、整数部の 1 の位や 10 の位で数を丸める場合の桁数指定を理解して
もらいます。
p.37 操作:端数を四捨五入する Step2
・関数を入力する方法について、あらかじめ紹介しても良いでしょう。作業を行っているときに、適切と思われる方法を受
講者自身が選べばよい、ということを理解してもらうことが大切です。受講者の理解度に合わせて、紹介するタイミング
を見極めてください。
・関数名がわっていて分類名がわからない場合:
・[数式]タブの[関数の挿入]ボタンを使います。[関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]ボックスを
[すべて表示]にして関数名の頭文字を入力すると、関数の一覧をその頭文字までジャンプします。
・セルに関数を直接入力します。等号(=)を入力し、関数名の数文字を入力すると、関数名がドロップダウンリスト
で表示されます。目的の関数名をダブルクリックし、ポップヒントを参考に引数を入力します。この機能を "数式オ
ートコンプリート" といいます。関数の扱いに慣れた受講者に向いています。
ダブルクリックの他に、方向キーによるリスト内の移動や Tab キーによる選択などを必要に応じて紹介します。
・関数の分類名がわかっている場合:[関数ライブラリ]グループの各分類名のボタンをクリックして選択します。
・Excel 2003以前のバージョンから共通の操作の場合:[数式バー]左端にある[関数の挿入]ボタンからも操作できます。
p.40 重要:表示形式で小数点以下の桁数を変更した場合との違い
この内容は必ず説明するようにしましょう。小数点以下の桁を含む数値を入力して、[小数点以下の表示桁数を増やす]ボ
タンや[小数点以下の表示桁数を減らす]ボタンを使用した場合は、セルに表示されている数値と数式バーに表示される数
値が異なっていることを確認し、業務などでは注意して使い分ける必要があることを理解してもらいます。
p.40 ヒント:小数点以下の切り捨て
INT関数は引数に数値を指定するだけの使いやすい関数です。しかし、負の値を引数に指定する場合は注意が必要であるこ
とを理解してもらいます。ホワイトボードなどに数直線を書いて説明すると良いでしょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
7
p.41 2.2 条件によって処理を分ける関数
"論理式" を、条件という言葉に置き換えています。「性別が女性の場合、会費は 1,980円、男性の場合は 2,980円」のよう
な具体例を提示し、条件、真偽の処理を説明するとわかりやすくなります。
また、比較演算子についても具体的な数値などで説明しましょう。
p.42 操作:1 つの条件で処理を 2つに分ける
操作に入る前にどのような数式になるか、ホワイトボードなどを使用して確認しましょう。
p.43 ヒント:文字を引数で指定する場合
数式を手入力する場合には、特に注意する事項です。今回の "3%" は数値として認識されます。
p.43 操作:結果を確認する Step3
一時的に条件に合ったケース数を入力して、エラー値を回避するために元に戻しますが、すぐ下のヒント「エラー値が表示
された場合」の説明が必要です。また、根本的な回避方法は、「2.3.2 IF関数と VLOOKUP関数の組み合わせ」で学習す
ることを伝えます。
p.44 ヒント:複数条件の組み合わせ
・このヒントには必ず触れるようにしましょう。複数条件を使用する場合の "AND" と "OR" の考え方は関数だけではあ
りません。どういう時に "AND" なのか、どういう時に "OR" なのか、具体例を挙げて説明します。
また、「■IF関数と AND関数の組み合わせ」、「■IF関数と OR関数の組み合わせ」についても、いずれか 1つでも数
式を入力して確認しましょう。
・関数のネストに関しては、「2.3.2 IF関数と VLOOKUP関数の組み合わせ」で学習しますが、ここで紹介する際に、IF
関数に含まれる AND関数や OR関数から、再び IF関数に戻る操作について説明が必要です。「■IF関数と AND関数の
組み合わせ」を例に以下の流れを説明しましょう。特に、③と⑥が重要です。
①セル E37を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開く。
②IF関数を選択する。
③IF関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式]ボックスをクリックし、関数ボックスの▼をク
リックする。
④一覧から AND関数を選択する(一覧にない場合は、[その他の関数]を選択する)。
⑤AND関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式 1]ボックスに「E36>=50」、[論理式 2]ボ
ックスに「F36>=400000」と入力する。
⑥数式バーの[IF]の部分をクリックする。
⑦IF 関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻るので、[真の場合]ボックスに「3%」、[偽の場合]ボックス
に「なし」を入力して、[OK]をクリックする。
2.3 別の表からデータを取り出す関数
2.3.1 VLOOKUP関数
p.46 操作:検索用の表から該当するデータを取り出す Step1
あらかじめ、検索用の表がシート "商品マスター" にあることを確認し、何列目にどういう項目があるのかを確認しておき
ます。いきなり操作に入るのではなく、これから入力する数式を引数と対比させながら確認しましょう。
p.47 操作:検索用の表から該当するデータを取り出す Step5
テーブルに変換された検索用の表を範囲に指定する場合は、絶対参照にする必要はありません。また、この検索用のテーブ
ルにデータを追加するとテーブルが拡張され、自動的に拡張された範囲を認識してくれます。検索用の表に新たなデータが
追加される可能性がある場合は、テーブルに変換しておくとよいことなど、受講者のレベルやニーズに応じて触れましょ
う。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
8
2.3.2 IF関数と VLOOKUP関数の組み合わせ
p.49 操作:商品名のエラーの表示を回避する Step1
・操作の前に、IF関数の書式 "=IF(論理式,真の場合,偽の場合)" のどの部分に VLOOKUP関数をネストするのかがわか
るように、ホワイトボードなどに書式を書いて対応させるなど、理解しやすいように工夫してください。
p.50 操作:商品名のエラーの表示を回避する Step5
[関数の引数]ダイアログボックスが VLOOKUP関数に切り替わり、数式バーの VLOOKUP関数が太字で表示されている
ことを確認します。
p.52 操作:金額の数式を修正する Step6
受講者のレベルや講習時間に応じて、この Stepの前に、p.43の操作「結果を確認する」の Step2で表示された "#VALUE!"
のエラー値を回避するための数式を考えて、入力してもらいましょう。
2.4 順位を自動的に入力する関数
p.56の重要「下位互換と RANK関数」は、必ず説明しましょう。Excel 2007までは、順位を求めるための関数は RANK関
数だけでした。Excel 2010では順位を求める関数として、RANK.EQ、RANK.AVG、RANKの 3つの関数があります。
従来の RANK関数に相当する関数は、RANK.EQ関数です。しかし、従来のバージョンとの下位互換のために RANK関数
も残されています。Excel 2007以前のバージョンのユーザーがファイルを使用する場合は RANK関数を使用します。
また、こういうケースのために、「3.1.1 Excel97-2003との互換性」で学習する互換性のチェックが重要となります。
互換性のチェックは、既定で、Excel97-2003と Excel2007での互換性をチェックすることが可能です。
p.55 ヒント:RANK.EQ関数のコピーとエラー値
時間があれば、IF 関数とネストしてエラー値の表示を回避する数式を考えてもらったり、入力してもらったりしましょ
う。
p.56 ヒント:その他の関数の一覧
受講者のレベルやニーズに応じて、適宜紹介してください。
2.5 シートの保護
・いきなりシートの保護について触れるのではなく、第 1 章から、入力規則や関数を使って入力ミスを防いだり、入力の手
間を省いたりするようなしくみを "請求書" に設定してきたことを振り返ります。
C、D、F 列などに関数が入力されていることなどを確認し、これらが誤操作により上書きされてしまう可能性があるこ
とを、操作の前に認識してもらいましょう。
・ワークシートを保護すると、既定ではすべてのセルがロックされて、セルの編集ができなくなります。
「■シートの保護の手順」については、1 つ 1 つのセルにロック(鍵)が付いていること、シートを保護する前に、入力
を許可するセルのロック(鍵)をはずして(解除して)おくこと、その後、全体のロックを有効にする(鍵をかける)た
めに、シートの保護を設定することを説明します。
p.57 操作:セルのロックを解除する Step2
・ロックを解除しただけでは、セルの内容を保護することはできません。この後、シートの保護を行う必要があります。
p.58 ヒント:数式を非表示にするには
[表示しない]チェックボックスをオンにしてシートの保護を設定すると、数式バーや編集状態にしたセルに数式が表示さ
れなくなることを補足しましょう。受講者のニーズによっては操作することも必要です。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
9
p.58 ヒント:[シートの保護を解除するためのパスワード]ボックス
・パスワードは省略可能です。パスワードを設定しない場合は、すべてのユーザーがシートの保護を解除できます。
・パスワードは、大文字と小文字を区別することを補足してください。
・以下の方法で、ワークシートの特定の範囲の編集を、パスワードを知っているユーザーだけに許可することもできます。
受講者のレベルやニーズに応じて紹介しましょう。
・[校閲]タブの[変更]にある[範囲の編集を許可]ボタンをクリックし、[範囲の編集の許可]ダイアログボック
スで[新規]をクリックします。
・[新しい範囲]ダイアログボックスで編集を許可する範囲を指定して、[OK]をクリックします。[範囲の編集の
許可]ダイアログボックスに戻ったら[シートの保護]をクリックします。
p.60 ヒント:テンプレートとして活用
"請求書" を開いて内容を編集して上書きする場合と、テンプレートとして保存した "請求書" を開いて利用する場合の違い
を明確にします。テンプレートとして開いたブックは新規にブックが作成されるので、元のブックを上書きする危険性があ
りません。
第 3章 データの配布
社内、社外を問わず、複数の関係者でファイルを共有する際に考慮すべきことがある、ということを事前に認識してもらい
ます。ファイルを配布する前に個人情報が含まれていないかを検査したり、ブックを暗号化したり、Excel 2003 などの下
位バージョンで開くことを考慮して互換性をチェックしたりできます。
・プライバシーの保護やセキュリティ強化に役立つ重要な機能であることを理解してもらいましょう。
・社会的にも、このような点に配慮が求められていることにも触れましょう。
3.1 データの配布
3.1.1 Excel 97-2003との互換性
p.67 操作:互換性をチェックする Step3
・[Microsoft Excel‐互換性チェック]ダイアログボックスの[表示するバージョンを選択]ボタンをクリックすると、互
換性をチェックして表示するバージョンを選択することができます。既定では、[Excel 97-2003]と[Excel 2007]の両
方が選択されています。p.68 のヒント「[概要]ボックスに表示されるバージョンの切り替え」と併せてここで確認しま
しょう。
・互換性に問題がなければ、「互換性に関する問題は見つかりませんでした。」と表示されます。
p.68 ヒント:互換性チェックの結果を別のシートに表示するには
[互換性レポート]のシートは、シートの末尾に追加されます。追加されたシートを確認した後、必要に応じて削除するこ
とを忘れないように補足します。
p.68 ヒント:以前のバージョンの Excelと互換性のない機能の修正
互換性チェックではチェックのみを行い、結果を表示するだけであることに必ず触れてください。
3.1.2 ブックの保護
p.69 ヒント:ブックの保護とシートの保護の違い
"ブックの保護" は、シートの追加、移動、削除、非表示シートの再表示などブックの構成に対する変更を防ぐ機能です。
各シートのセルに入力された内容を保護する "シートの保護" との違いを明確にします。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
10
3.1.3 最終版として設定
p.71 ヒント:最終版として設定されたブックの編集
・他のユーザーと共有する場合に、ブックを読み取り専用にして不用意な変更を防ぐための機能です。ブックの最終版を共
有していることを示すことができます。
・作成者以外のユーザーが誤ってブックを変更することを防ぐ機能ですが、変更の必要がある場合には、[編集する]ボタ
ンをクリックして編集することも可能です。
・リボン上のボタンが灰色になって利用できないことなどを確認し、ブックの内容が不用意に変更されないようにするため
の機能であることを理解してもらいましょう。
3.2 セキュリティとデータの保護
3.2.1 ドキュメント検査
ブックには、作成者、管理者、会社名、最終保存者、ブックの校閲者の名前、タイトル、件名、ファイルサイズ、その他の
追加されたプロパティをはじめ、非表示のワークシート、非表示の行や列、コメントなど、画面上に表示されていない情報
が保存されています。
ドキュメント検査は、作成者自身も気付かなかったり、忘れてしまったりしている情報の有無をチェックして削除する機能
です。思わぬ情報の流出を防げるように、ドキュメント検査の重要性が理解できるように説明します。
p.73 操作:ドキュメント検査を実行する Step5
[作成者]以外にも、情報が保存されていることを確認すると良いでしょう。
3.2.2 ブック全体の保護
読み取りパスワードと、書き込みパスワードの違いを明確にしましょう。
p.76 操作:読み取りパスワードを設定する
Step3:読み取りパスワードは、ブックを開くことができるかどうかを設定するためのパスワードです。パスワードを知ら
ないユーザーは、ブックを開くこともできません。
パスワード設定時に、[読み取り専用を推奨する]チェックボックスをオンにすると、ブックを開く際に読み取り
専用で開くため、不用意なデータの変更や上書きを防ぐこともできます。
Step4:パスワードは、英数字と記号を混在させたものを使用します。また、ここで設定している読み取りパスワードは、
"請求書" の請求番号(セル B2 の値)です。実際の業務では、パスワードのルールが決められている場合などもあ
ります。セミナーでは、ユーザーのレベルに合わせて簡単なパスワードに置き換えて設定しても良いでしょう。
p.78 操作:ブックを開く Step2
p.77 の Step3 で、[読み取り専用を推奨する]チェックボックスをオンにした場合、パスワードを入力して[OK]をクリ
ックした後に、読み取り専用で開くかどうかの確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックすると読み取り専用、
[いいえ]をクリックすると通常どおりにブックが開きます。
p.79 ヒント:書き込みパスワードを設定したブックを開く場合
書き込みパスワードは、パスワードがわからない場合でも、[読み取り専用]をクリックしてブックを開くことができます。
書き込みパスワードを知っているユーザーだけに、元のブックの内容を上書きできるように設定するパスワードです。
ここで、データを保護する機能について振り返っておきましょう。
・さまざまな保護に関する機能、パスワードに関する機能、最終版、読み取り専用、ドキュメント検査、と出てきました。
どういう場合に使用すれば良いかをまとめましょう。受講者のレベルに応じて、どのような場合に使えるか、どう使い分
ければいいか意見を聞くのも良いでしょう。
・これらの機能は、[ファイル]タブをクリックした Backstageビューからの操作も行えます。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
11
3.3 電子データとして配布
・ここまで、Excel のブックを他のユーザーと使用する際に必要な保護などに関する機能を学習してきました。ここからは、
他のユーザーにデータを配布する場合に、Excelブック以外の形式で配布する機能について学習することを伝えます。
・PDFファイルについて馴染みのない受講者がいる可能性があります。p.80でメリットについて説明しておきましょう。
・PDFドキュメント形式は、閲覧や印刷を行うためのファイル形式です。
・バージョンに限らず、Excel がインストールされていないコンピューター上でもファイルを閲覧したり、印刷したり
することが可能です。
・PDF ファイルは、そのままでは簡単に編集することはできません。編集して再利用されたくない場合にある程度の
効力があります。
・従来は、Excel のブックを PDF にするために専用のソフトウェアが必要でした。Excel 2007 から、ブックを保存す
る際にファイルの種類を PDFに指定するだけで、Excelのブックを PDF化できるようになりました。
・XPSドキュメントは PDFとほぼ同じですが、以下の点を確認してください。
・Windows XPの場合は、Microsoft XPS Viewerなどをダウンロードしてインストールする必要があります。
・Windows Vista以降は、Microsoft XPS Viewerが既定でインストールされています。
・XPSの表示と生成に関しての詳細は、以下を参照してください。
XPSの表示と生成
http://www.microsoft.com/japan/whdc/xps/viewxps.mspx
・PDFファイルもXPSドキュメントも同じような用途ですが、一般的に多く使用されているのはPDFファイルであること
を伝えましょう。
3.3.1 PDF/XPSドキュメントの作成
p.82 操作:PDFファイルを作成する Step3
Step2 の[PDF または XPS 形式で発行]ダイアログボックス、または[名前を付けて保存]ダイアログボックスで、[発
行後にファイルを開く]チェックボックスがオンになっていても、Adobe Readerなどの PDF閲覧用のソフトウェアがイン
ストールされていない場合は、ファイルは開きません。Adobe Readerなどの PDF閲覧用ソフトウェアがインストールされ
ている必要があります。必要に応じて、確認しておきましょう。
3.3.2 電子データでの配布
p.83 の重要「電子メールソフトの設定」にあるように、ここでの操作は、通常使用するメールソフトとして Outlook 2010
が設定されていることが前提です。Outlook 2010が設定されていない環境で、この項を学習する場合は、Step1までの確認
となります。Step2以降を実行しようとした場合、Step2の画面は開かず、以下のメッセージが表示されます。
受講者の環境で、Outlook 2010 が通常使用するメールソフトとして設定されていない場合は、p.84 のヒント「別のメール
ソフトを使っている場合」を紹介してください。
p.84 ヒント:サイズの大きなファイルの添付
Outlook 2010では、添付されたファイルのファイルサイズが[添付ファイル]ボックス(Step2画面の③)に表示されます。
メールに添付する前にファイルサイズを確認する方法については、以下の 2点を補足すると良いでしょう。
・[ファイル]タブをクリックし、[情報]画面の右側にある[プロパティ]の[サイズ]の値を確認
・保存されているブックのアイコンを右クリック、[プロパティ]をクリックして[プロパティ]ダイアログボックスを
開き、[全般]タブのサイズの値を確認
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
12
第 4章 データのビジュアル化
4.1 データのビジュアル化
作成した表内のデータを視覚化する機能として、Excel 2010でさらに強化された "グラフ機能" をはじめとする機能につい
て学習します。
p.88での導入の際に、「"グラフ" だけがデータをビジュアル化してわかりやすくする機能であるか?」、たとえば、「棒グ
ラフの棒が、30 本も 40 本も、…100 本も並んでいる場合、ひと目でその傾向を読み取ることができるでしょうか?」など
を例に挙げて、受講者に考えてもらいましょう。
この章では "グラフ機能" に加えて、セルに入力されたデータの傾向をわかりやすくするための "条件付き書式"、セルの中
に埋め込むミニグラフ "スパークライン"、文字を効果的なグラフィックにするための "SmartArt グラフィック" などの機
能を学習します。それらの簡単な特徴について触れておきましょう。
4.2 発展的なグラフ
・グラフでは、さまざまなオプションの設定が可能です。データをグラフ化してどのように見せたいか、どのように見せる
と効果的か考えてグラフを選択し、編集する必要性に気付いてもらえるように進行します。また、これから作成するグラ
グの完成イメージをここでつかんでもらいましょう。
・Excel 2010から、右クリックすると表示されるミニツールバーに[グラフの要素]などのメニューが追加されています。
右クリックする場所によって、ミニツールバーに表示される内容は変化します。受講者の状況に応じて紹介します。
・Excel 2007で削除され、復活の要望が多くあったデータ系列の "塗りつぶし(パターン)" が復活しました。Excel 2003
以前から使用している受講者には、必ず紹介しましょう。[データ系列の書式設定]の[塗りつぶし]で設定できます。
紹介するタイミングは、受講者の状況に合わせて決定しましょう。
4.2.1 補助円グラフ付き円グラフ
円グラフを発展的に使用するグラフです。円グラフに含まれる項目が多い場合、すべての項目をグラフ内に表示させようと
すると、かえってわかりづらくなることをイメージしてもらいましょう。また、仕方なく少ない割合のデータをひとまとめ
にして "その他" として作成した経験などを聞いて、補助グラフ付き円グラフのメリットを認識できるように導入します。
p.91 操作:グラフ化するデータ系列を基準に並び替える Step2
データの並べ替えは、[ホーム]タブの[編集]にある[並べ替えとフィルター]ボタンをクリックし、[降順]をクリッ
クしても行えます。どのタブを使用しているかなど、作業の状況に応じて使い分ければいいことを補足しましょう。
p.92 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する
Step1:受講者の状況によっては、離れたセルの選択をする場合、Ctrl キーを使用することを補足します。また、事前に
どのキーを使用すると良いか質問しても良いでしょう。
Step2:受講者のレベルやニーズに応じて[すべてのグラフの種類]を選択し、Excel 2010のさまざまなグラフの種類を見
てもらっても良いでしょう。
Step3:復習事項として、セル A26にきっちりと合わせたい場合は、Altキーを使用すると良いことにも触れましょう。
比率、割合を扱う場合、円グラフの他にどういうグラフがあるか、どう使い分けると効果的か、などを考えてもら
うと、目的に応じて使い分けなければならないことを理解しやすくなります。たとえば、以下のような例です。
・グラフ化したい系列が 1 つでも、項目が多くなるような場合は、その大小を比較するために、あえて棒グラフを
使用することもあります。
・グラフ化したい系列が 2つの場合は、円グラフではなくドーナツグラフが適しています。
・グラフ化したい系列が 3つ以上になる場合は、"100%積み上げ棒グラフ" が適していることもあります。
・比率、割合は、"円グラフ" という固定概念を持たないように、そして最適なグラフの種類を考える重要性を補足
します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
13
p.93 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する
Step4:グラフのサイズを調整する場合にも、目的のセルにきっちりと合わせるために、Alt キーを使用できることを補足
します。
Step5:コンテキストツール、コンテキストタブについて振り返りましょう。
・まず、編集したいものがあれば選択すること、コンテキストツール、コンテキストタブがないかを確認し、あれ
ば、そこからさまざまな編集や設定が可能となる機能であることを強調します。今後の操作でも意識して使用す
る必要性を理解してもらいます。
・編集したい箇所で右クリックし、ショートカットメニューから編集の操作を行う方法についても適宜紹介しま
す。
いずれの場合も、作業の状況に応じて使い分けると良いことを理解してもらいましょう。
4.2.2 データ系列の追加
本書ではこの後、複合グラフを作成するためにデータ系列を追加します。しかし、データ系列の追加は複合グラフを作成す
るためだけの機能ではありません。系列を追加し忘れたり、使用する系列が後から基の表に追加されたため、グラフに系列
を追加したりすることも日常業務ではあり得ることです。そのための操作であることを理解してもらいましょう。
p.95 操作:縦棒グラフを作成する
基礎編の復習として、グラフ化する範囲とグラフの種類だけを指示してから、受講者各自で縦棒グラフを作成してもらって
も良いでしょう。受講者の理解度に応じて進行してください。
p.96 操作:データ系列を追加する
機能を確認するための操作ではなく、「今年度の売上実績のグラフを作成した後で、前年度の実績と比較したくなった。そ
のために系列を追加する」というように、具体的なイメージを持って操作してもらいましょう。
Step2:今回は、グラフ化されている系列と追加する系列が離れているため、コピーして貼り付ける方法で行っていること
を理解してもらいましょう。
[貼り付け]ボタンにこだわらず、右クリックして[貼り付け]オプションのボタンを選択してもらうなど、他の
方法で操作してもかまいません。
p.96 ヒント:データ系列の削除
データ系列を選択できているかどうかは、系列にハンドルが付いていることで確認することを補足しましょう。
p.97 ヒント:データ系列の順序の変更
・時間があれば、系列の順序を変更すると凡例の順序が変わることを実際に操作して確認しましょう。
・基礎編で扱った、行と列の切り替えだけであれば、[行/列の切り替え]ボタンをクリックしても良いことを、状況に応じ
て補足しましょう。
4.2.3 種類の異なるグラフの組み合わせ
縦棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフを作成します。
複合グラフは、2 つの異なる視点を一度に表示する場合に使用します。「年間の月別平均降水量と月別平均気温」、「売上
額と売上目標額」などの具体例を挙げてイメージしてもらいましょう。
p.97 操作:データ系列を追加する
受講者の理解度に応じて、「データ系列の追加」の復習として「達成率を作成した棒グラフに追加しましょう。」とだけ指
示して、各自で操作を行ってもらっても良いでしょう。
p.98 ヒント:追加したデータ系列のグラフが表示されない場合
パーセント単位とは、つまり 100分の 1の単位です。"達成率" が 150%だとしても、実際の数値は 1.5となり、"売上実績"
とは大きく異なるため、表示されていないように見えることを理解してもらいます。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
14
p.98 操作:1 つのデータ系列を異なる種類のグラフに変更する
・1 つの系列だけグラフの種類を変更します。基礎編で学習した "グラフの種類の変更" の操作とは異なり、1 つの系列だ
けを選択して変更します。系列やグラフの要素を選択しづらい場合に有効な方法として、ヒント「データ系列の選択方法」
の紹介と、他のグラフ要素も同じように選択できることを実際に操作して確認します。
・グラフ要素の選択には、グラフ内で右クリックすると表示されるミニツールバーが使用できることを補足しましょう。
p.100 操作:第 2軸を設定する Step1
・現在使用している主軸は、"売上実績" のための数値軸になっています。"達成率" のために別の軸(第 2軸)を設定するこ
とを理解してもらうことが必要です。
・[選択範囲の書式設定]ボタンは、さまざまなグラフ内の要素の設定を行う場合に有効なボタンです。設定対象となる要
素を確実に選択してから使用することが大切です。[選択範囲の書式設定]ボタンについては、「4.3 グラフの詳細設定」、
p.109のヒント「各要素の書式設定ダイアログボックスの表示方法」でも学習します。
p.101 操作:第 2軸を設定する Step4~Step6
・復習を兼ねて、グラフタイトルやスタイルの選択を受講者各自で考えて行ってもらっても良いでしょう。
・2 つのグラフは、このままでは表内のデータを見やすくした状態にはなっていません。手を加えなければいけないことに
気付いてもらうよう、これらのグラフの改善点を問うなどしてみてください。
4.3 グラフの詳細設定
4.3.1 データラベルとデータテーブル
グラフ内にデータラベルを表示すると、基の値を表で確認する手間が省けます。しかし、あまりにも多くの値がグラフ内に
表示されると、かえってわかりづらくなります。すべての値をデータラベルにするか、特定の値だけをデータラベルにする
か、またはデータテーブルにした方がいいのかを考えて使用することを理解してもらうことが重要です。
p.103 操作:データラベルを表示する Step1
[グラフツール]の[デザイン]タブにある[グラフのレイアウト]で、[レイアウト 8]を選択してもほぼ同じ結果にな
ります。今回は、パーセンテージを小数点以下 1 桁まで表示するために、[データラベルの書式設定]ダイアログボックス
から操作していることを理解してもらいましょう。
p.104 ヒント:特定の要素へのデータラベルの表示
特に目立たせたい値のデータラベルを表示する場合の操作です。データラベルだけではなく、特定の要素だけを変更する場
合があること、その際に必要な操作であることを理解してもらいましょう。必要に応じて操作してもらいます。
p.105 操作:データテーブルを表示する
基の表とグラフが離れていて参照しづらい場合や、すべての系列の値を表示すると、かえってわかりづらくなる場合に使用
する機能であることを理解してもらいます。どういう場合に有効な機能かを受講者に問いかけても良いでしょう。
p.106 操作:データテーブルを表示する Step5
複合グラフにしたからこそ読み取れることがないか、改めて受講者に聞いてみましょう。
"ヨニー" は、"売上額" の比較だけでは最も低い額ですが、"達成率" の折れ線グラフと組み合わせることで、"達成率" が最
も高いことがわかります。このことを通して複合グラフのメリットについて理解してもらいます。
p.106 ヒント:データテーブルの書式設定
・データテーブルに書式を設定するには、まず、データテーブルを選択する必要があります。
・フォントに関する設定は[ホーム]タブ、データテーブルに関する設定は[グラフツール]の[書式]タブや[データテ
ーブルの書式設定]ダイアログボックスで行います。
・テーブルを選択し、右クリックしたときに表示されるミニツールバーを使用すると効率的に作業できます。
ミニツールバーでできることを確認すると良いでしょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
15
p.107 ヒント:凡例の非表示
・Step2で、[凡例マーカー付きでデータテーブルを表示]を選択すると、データテーブル内に凡例が表示されます。
・このヒントで紹介している操作の他に、直接凡例を選択して Del キーを押して凡例を削除する方法でも、凡例を非表示に
することが可能です。
4.3.2 グラフ要素の書式設定
さらに詳細な設定を行うために、グラフの各要素の書式設定ダイアログボックスを使用することを再度、強調しましょう。
p.107 操作:補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する Step2
この他に、選択対象の書式設定ダイアログボックスを開く方法には、p.109 のヒント「各要素の書式設定ダイアログボック
スの表示方法」で紹介されている方法があることを紹介します。この後の操作では、受講者が最適と思われる操作を行うよ
うにしてもらいましょう。
p.108 操作:補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する Step5
最初にデータラベルをクリックすると、すべてのデータラベルが選択されて、ハンドルが付きます。特定のデータラベルだ
けを選択するには、そのデータラベルだけを、再度クリックして選択する必要があることを補足します。
p.109 操作:軸のオプションを設定する
目的に応じて見せ方を変えるために、軸の最大値や最小値、目盛間隔を調整する場合があることを紹介します。
4.4 条件付き書式とスパークライン
4.4.1 セルの強調表示ルールの設定
条件付き書式は、セルに入力されている数値データの傾向をわかりやすくするための機能です。
ビジュアル効果を理解しやすくするために、完成したデータを講師画面で表示できるように準備しておくと良いでしょう。
p.113 操作:セルの強調表示を設定する Step1
[指定の値以上]や[指定の値以下]は、用意されていません。[新しいルール]をクリックし、[新しい書式ルール]ダ
イアログボックスでルールを作成します。p.121の操作「独自の条件と書式を設定する」で紹介します。
4.4.2 データバーとアイコンセットの設定
p.114 操作:データバーを設定する Step2
列幅を広くすると、さらに見やすくなることがあります。補足しておきましょう。
p.115 操作:アイコンセットを設定する Step1
・アイコンセットは、データの傾向を表すアイコンを選択すべきであることを強調します。p.116 のヒント「アイコンセッ
トの選択」と共に紹介します。
・3 種類の星のアイコンセットは、教室の明るさやプロジェクターの解像度によっては見えにくい場合があります。セミナ
ー環境に合わせて、選択するアイコンセットを変更することも必要です。ただし、適切なアイコンセットに変更しましょ
う。
p.116 ヒント:カラースケール
カラースケールはデータバーと異なり、バーの長さではなく、セルの塗りつぶしの色で数値の大きさを表します。
比較するセルの数が、行、列方向へ広範囲にわたる場合に有効な機能です。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
16
4.4.3 条件付き書式のカスタマイズ
p.116 操作:アイコンセットのルールを変更する
・ルールを作成するための、[新しい書式ルール]ダイアログボックスと、既に設定しているルールをカスタマイズする
ための[書式ルールの編集]ダイアログボックスがあります。
・[新しい書式ルール]ダイアログボックスを開くには、Step3で[新規ルール]ボタンをクリックするか、
[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンから[新しいルール]をクリックします。整理して伝えましょう。
p.117 操作:アイコンセットのルールを変更する Step4
[書式ルールの編集]ダイアログボックスの[ルールの種類を選択してください]の大まかな意味は、以下のようになりま
す。セミナー実施に先立って実際に確認しておきましょう。必要に応じて、以下を参考に操作してもらいましょう。
・セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定:
"データバー"、"カラースケール"、"アイコンセット" のように、そのセルが指定した範囲内でどの位置にあるかによって
書式を適用。
・指定の値を含むセルだけを書式設定:"○○以上"、"○○と●●の間" のように、セルの値によって書式を適用。
・上位または下位に入る値だけを書式設定:上位または下位からみて "何項目"、"何%" に含まれるデータに書式を適用。
・平均より上または下の値だけを書式設定:選択した範囲の "平均値より上"、"平均値より下" などで書式を適用。
・一意の値または重複する値だけを書式設定:選択した範囲内で一意のセルや、重複しているセルに書式を適用。
・数式を使用して、書式設定するセルを決定:指定した数式が TRUEになる場合に書式を適用。
p.120 ヒント:[アイコンのみ表示]チェックボックス
セルに数値とアイコンの両方を表示すると見づらくなる場合があります。アイコンセットを表示するための列を別に作成し
て[アイコンのみ表示]チェックボックスをオンにすると、アイコンだけを表示することができます。この場合、アイコン
を中央揃えにすることも可能です。
p.120 ヒント:データバーのルールのカスタマイズ
時間に余裕があれば、実際に操作して確認すると良いでしょう。
「■[負の値と軸の設定]ダイアログボックス」については、Excel 2010で追加された機能です。
4.4.4 スパークライン
Excel 2010 の新機能です。セルというわずかなスペースに、隣接したデータに基づく傾向をわかりやすくコンパクトにビ
ジュアル化できます。表とは別の位置に作成するグラフと異なり、表内のセルに埋め込みます。スパークラインは指定した
セルに挿入できますが、以上のような理由から基になるデータ近くに挿入するほうが効果を発揮するといえます。
p.123 操作:スパークラインを挿入する Step1・Step2
・通常のグラフと同じように、目的に合ったスパークラインを選択することを補足します。
・スパークラインを挿入する範囲をあらかじめ選択しておくと、[スパークラインの作成]ダイアログボックスの[場所の
範囲]ボックスに、その範囲が入力された状態でダイアログボックスが開きます。補足しても良いでしょう。
p.124 操作:スパークラインを編集する Step1~Step4
・受講者のレベルによって、自由に編集する時間を取っても良いでしょう。
・スパークラインを設定したセルに、文字を直接入力して編集することができます。たとえば、「上昇傾向」という文字を
スパークラインを設定したセルに入力してフォントサイズなどを調整し、効果的に使用することを紹介します。文字が小
さくなる場合はズーム機能を使うなど、作業しやすいようすることを補足しましょう。
p.125 操作:スパークラインを編集する Step5
余裕があれば、"スパークライン"、"データバー"、"アイコンセット" を設定したことにより、数値だけの表からは読み取れ
ないことが見えないか? など、考えてもらう時間を取りましょう。
セミナーを実施する前に、どんな傾向が読み取れるか実際に確認して準備しておいてください。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
17
p.126 重要:条件付き書式やスパークラインを設定したブックの互換性
この内容は、必ず紹介するようにしましょう。
4.5 グラフィックの活用
Excel で作成した表やグラフの訴求力をさらに向上させるために、SmartArt グラフィックや図形を使用すると良いこと、
訴えたい内容に応じた SmartArtグラフィックや図形の選択が大切であることを理解できるような導入を工夫します。
4.5.1 SmartArtグラフィック
p.128 操作:SmartArtグラフィックを挿入する
SmartArtグラフィック内の図形に、直接文字を入力することも可能です。[テキストウィンドウ]を使用すると、p.130の
ヒント「SmartArtグラフィックの文字入力のキー操作」を使用して、内容の追加が容易なことを併せて説明します。
p.129のヒント「[テキストウィンドウ]が表示されない場合」も同時に触れておきましょう。
実際に、同レベルの内容を追加してレベルを下げたり上げたりして、どのように変化するかを確認すると良いでしょう。
p.130 ヒント:SmartArtグラフィックの図形の追加と削除
組織図を例にアシスタントの図形を増やす実習を行うと良いでしょう。通常、[テキストウィンドウ]を使用しても図形を
追加することができますが、組織図のアシスタントはこのヒントの方法が適しています。
p.132 ヒント:SmartArtグラフィックの文字や図形の書式設定
選択位置について注意するように補足します。設定となる対象には、"SmartArt グラフィック全体"、"SmartArt グラフィ
ック内の図形"、"SmartArt グラフィックの図形内の文字" があります。また、それぞれの箇所を選択して右クリックする
と、図形に関するツールが表示されるミニツールバーが追加されています。併せて紹介しましょう。
4.5.2 図形の挿入
時間があれば、別のワークシートにいくつか図形を描いて編集してもらうのも良いでしょう。スタイルの設定、グラデーシ
ョンや図形の効果について、時間がなければデモを行うなど工夫しましょう。
p.134 操作:複合グラフに図形を挿入する Step5
スタイルの設定以外にも、[描画ツール]の[書式]タブでできることについて紹介しましょう。
p.134 ヒント:グラフへの図形の挿入・ワークシートへの図形の挿入
図形を挿入した複合グラフはグラフシート上にあるため、グラフと図形が一緒に移動しないことが体感できません。シート
"売上分析" にある円グラフを使用して実際に操作します。時間によっては、講師がデモを行うと良いでしょう。
第 5章 データ分析の準備とデータベース機能
5.1 データベースの整形とデータベース機能
・データベース機能を十分に使用するためには、分析に必要なフィールドが存在していなければなりません。既存のデータ
ベースで十分にデータ分析を行えないような場合も、データベースを整形することで利用できる場合があります。
・基礎編で学習したように、データベースの基となる表データは、そのための形式を備えている必要があります。
参考:「Microsoft Excel 2010 基礎 セミナーテキスト」 p.140「■データベース作成時のポイント」
・ブック "売上分析" を開き、シート "売上明細" にある表を確認します。既にテーブルに変換された形式ですが、Excel
2010では基本的にデータベース機能を使用する際にはテーブルに変換することや、そのメリットを復習します。
・既に学習した基礎編や本書の第 1章、第 2章の内容が活かせないか、このテーブルを題材に受講者の意見を引き出しなが
ら導入します。
・並べ替え、フィルター ⇒ 「Microsoft Excel 2010 基礎 セミナーテキスト」 第 6章
・入力規則、VLOOKUP関数などの機能や関数 ⇒ 本書 第 1章、第 2章
・この節の操作を行っても、さらに必要に応じて整形する余地が残っていることも理解してもらう必要があります。
時間があれば、本章のデータを使用してさまざまな工夫をしてもらえるように伝えましょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
18
5.2 関数によるデータベースの整形
・VLOOKUP 関数を使用してデータを追加する際の手間を省き、文字列操作関数を使用して新たなフィールドを作成する
ことを説明します。
・簡潔に文字列を操作する関数があることに触れ、書式に関しては p.149で操作する際に説明しても良いでしょう。
p.143 ヒント:外部データの取り込み
Accessなどの DBMS(データベース管理システム)によるデータ管理を行っている場合でも、担当者が手軽にデータ分析を
行うために Excelを使用することがあります。受講者のレベルやニーズに応じて説明の深さを変えると良いでしょう。
5.2.1 フィールドの追加
p.146のヒント「テーブルで VLOOKUP関数を使用する場合」、「集計列」を適切なタイミングで紹介しましょう。
p.145 操作:列を挿入してフィールドを追加する
列の挿入、VLOOKUP 関数は既に学習した内容です。受講者のレベルによっては、各自で行ってもらうのも良いでしょ
う。
p.147 操作:集計列 "金額" を作成する Step4
・列見出し "金額" を入力すると、自動的にテーブルの範囲が拡張されます。[オートコレクトのオプション]スマートタ
グが表示され、"テーブルの自動拡張を元に戻す"、"自動的にテーブルを拡張しない" などを選択することができます。
・数式を入力した場合、自動的に金額列すべてに数式がコピーされます。[オートコレクトのオプション]が表示され、"
元に戻す-集計列"、"集計列の自動作成を停止" などを選択することができます。
※一覧に表示される "オートコレクトオプションの設定" で、有効、無効を切り替えることができます。
p.147 ヒント:テーブルで自動的に有効になる機能
フィルター機能以外にも有効になる機能があることを確認しましょう。
テーブルの自動拡張については "集計列" と同じように、最終行にデータを追加した場合にも拡張されます。操作して確認
するといいでしょう。次のヒント「"顧客マスター" をテーブルに変換して利用」も併せて紹介します。
5.2.2 文字列操作関数
それぞれの桁が何を表すか、ホワイトボードに "商品 CD" を書いて説明しましょう。
p.149 操作:LEFT関数で商品分類のフィールドを作成する Step2
なぜ、[右側と同じ書式を適用する]を選択するのか補足します。既定のままにすると左側の列の書式が適用されます。実
際に操作して違いを見てもらっても良いでしょう。
p.150 ヒント:"商品分類マスター" の作成
・"商品分類マスター" を作成しなければならないということではありません。分析に必要かどうかを考えて、必要なフィ
ールドを追加することがポイントです。
・"商品分類マスター" を作成しておくと、Step8 までで作成した "商品分類" を基に "商品分類名" フィールドを作成する
ことが可能になります。作成することを補足します。
p.150 操作:MID関数で容量のフィールドを作成する
たとえば、「あいうえお」と入力したセルを使用して「うえ」を取り出したい場合の引数はどうなるか、など簡単な例で試
してもらうと理解しやすくなります。
p.151 ヒント:RIGHT関数と LEN関数
・RIGHT関数は、LEFT関数と同じような使用方法です。
・LEN関数は、"商品 CD" が正しく 7桁で入力されているかどうかを確認するような場合に使用します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
19
p.152 ヒント:データの検索と置換
特定の担当者を探したい場合や担当者の氏名が変わったような場合に使用する機能です。データのチェックや正しいデータ
に変更する場合に使える機能であることが理解できるように説明しましょう。また、[検索と置換]ダイアログボックスは、
Ctrl+Fキーでも開くことができることを補足しても良いでしょう。
5.3 データベース機能の活用
基礎編で学習した、並べ替えやフィルターの機能を簡単に操作してもらいながら振り返りましょう。
5.3.1 独自の順序よる並べ替え
p.155 操作:独自の順序で並べ替える
Step1:まずユーザー設定リストに、並べ替えのための項目が登録されているかどうかを確認します(ここでの操作では、
第 1 章で登録したユーザー設定リストを使用します)。受講者の状況に応じて、ユーザー設定リストをどこで確認
するか、その方法についても復習を兼ねて補足しておきましょう。
Step2:[ホーム]タブの[編集]にある[並べ替えとフィルター]ボタンから[ユーザー設定の並べ替え]を選択して、
[並べ替え]ダイアログボックスを開くこともできます。
p.156 操作:独自の順序で並べ替える Step7
今回の並べ替えを、[並べ替え]ダイアログボックスを使用せずに、並べ替えたい列見出しの▼(オートフィルター)をク
リックして操作することもできます。複数のキーを基準に並べ替える場合は、優先度の低いキーから並べ替えを行います。
"顧客 CD" の昇順で並べ替え ⇒ "エリア" の昇順で並べ替え ⇒ "商品名" で並べ替え、という手順です。
・並べ替えにユーザー設定リストを使用する場合は、列見出しの▼(オートフィルター)をクリックして[色で並べ替え]
の[ユーザー設定の並べ替え]を選択し、[並べ替え]ダイアログボックスで設定することになります。
この並べ替えで、同じ "商品名" がある場合は "エリア" の昇順で表示され、同じ "エリア" があった場合は、"顧客 CD"
の昇順で並べ替えた結果が表示されます。
p.157 ヒント:色で並べ替え
時間があれば、[保存用]フォルダーのブック "第 1四半期売上分析(顧客別)" のシート "売上分析" を使用して、いくつ
か実際に操作すると理解が深まります。
※初版 1刷:本書内では、シート名を "売上実績" と表記しておりましたが、正しくはシート "売上分析" となります。お詫
びして訂正いたします。
5.3.2 抽出機能の応用
p.158 操作:1つのフィールドに複数の条件を指定して抽出する Step1
・並べ替え直後であれば、[元に戻す]ボタンで並べ替える前の状態に戻すことが可能です。
・いくつもの条件を組み合わせて並べ替えた場合や並べ替えの直後でない場合は、"売上 ID" や "連番" を振るなど、最初
の状態に戻すためのキーとなるフィールドを作成しておくことを補足します。
・たとえば、"売上 ID" のフィールドを利用して並べ替え前の状態に戻した場合、"売上 ID" の列見出しを見ると並べ替え
が設定された状態 になっていることに注意しましょう。この場合は、[データ]タブの[並べ替えとフ
ィルター]にある[クリア]ボタンをクリックして並べ替えの状態を解除することを補足します。
p.159 操作:1つのフィールドに複数の条件を指定して抽出する Step3
抽出条件を設定した列見出しのボタン をポイントすると、抽出条件がポップアップで表示されることを
補足しましょう。抽出条件が確認できるようになっています。操作後、どういう条件で抽出しているかを確認できます。
p.159 操作:範囲を指定して抽出する Step1
画面はスクロールしてもかまいません。受講者が見やすい方法で行えばいいことを伝えましょう。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
20
p.160 操作:範囲を指定して抽出する Step2・Step3
[指定の範囲内]以外にもさまざまな抽出が可能であることを確認し、補足します。
[指定の範囲内]を選択すると、[オートフィルターオプション]ダイアログボックスは、[以上]、[以下]が自動的に
選択された状態で開きます。選択した抽出条件によって[より大きい]、[より小さい]などが選択された状態で表示され
ることを確認しましょう。
5.3.3 高度な条件を組み合わせた抽出
1 つのフィールドに 3 つ以上の条件や、複数のフィールドを組み合わせるなどの複雑な条件を指定する場合は、[フィルタ
ーオプション]を設定します。
p.163 操作:検索条件範囲を作成する Step1
なぜ 5行挿入したのか、理由を補足します。受講者に考えてもらうのも良いでしょう。
p.164 ヒント:検索条件範囲の列見出し
・この内容は必ず紹介しましょう。ヒントの例以外に、金額が「10 万円以上、20 万円未満」という条件を指定する場合、
金額の列を 2 列作成する必要があります。p.168 のヒント「複数の抽出条件の設定」の「■1 つの列に複数の検索条件を
AND指定で設定する」を参照してください。
・Step2・Step3 で操作しているように、検索条件範囲は、常に列見出しを機械的にコピーして貼り付けて作成するものだ
という誤解が生じないように説明する必要があります。
p.165 操作:AND条件と OR条件を指定して抽出する Step6
フィルター機能を使用すると、条件に合わない行が折りたたまれた状態で表示されます。データベースの隣に重要なデータ
が入力されていると、そのデータが非表示になってしまいます。データベースの隣に非表示になると困るようなデータを入
力しないよう補足します。※抽出先として[指定した範囲]を選択した場合は、折りたたまれずに表示されます。
p.168 ヒント:部分一致と前方一致、後方一致の検索条件の指定
ワイルドカードについて紹介します。時間があれば実際に操作してもらいます。
5.3.4 データの自動集計
・Excel 2010 の多彩なデータベース機能を使用するには、セル範囲をテーブルに変換しておくことが必要ですが、データ
の自動集計は、テーブルに変換されたデータベースで使用することはできません。
・既存のデータがテーブルに変換されている場合は、基のデータを範囲に変換するのではなく、そのシートをコピーしてか
ら範囲に変換して使用することをお勧めします。
・自動集計の前に、並べ替えが必要であることを強調してください。
p.169 操作:事前準備-並べ替え
商品名ごと、エリアごとに集計を行うため、"商品名" と "エリア" で並べ替えを行います。この並べ替えは、順序を付ける
ためではなく、同一商品名、同一エリアをひとまとまりにするための並べ替えであることを理解してもらう必要がありま
す。
※ここでは、自動集計の事前準備とは直接関係ありませんが、"顧客 CD" 順での並べ替えも行っています。
p.169 操作:事前準備-並べ替え Step3
最優先されるキーの順序は、第 1 章で登録したユーザー設定リストの順序を指定します。並べ替えの手順を忘れている受講
者がいないか注意してください。
p.170 操作:集計を実行する
"商品名" ごとの集計と、"エリア" ごとの集計を 2回に分けて集計すること、一度に集計できないことを補足します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
21
p.170 操作:集計を実行する Step3
[集計の設定]ダイアログボックスについて、p.171のヒント「[集計の設定]ダイアログボックス」を参照しながら説明し
ましょう。特に、既定で[現在の小計をすべて置き換える]が選択されていることを確認します。
p.171 操作:集計を実行する Step4
Ctrl+Endキーなど、広い範囲でアクティブセルを移動するキー操作などについて適宜紹介しましょう。
p.173 操作:集計の基準を追加する Step3
4 番目の手順、[現在の小計をすべて置き換える]をオフにすることを忘れないようにすることを補足します。チェックを
オンのままにするとどうなるか、実際に試してもらうと印象に残ります。
・5章では主に、[テーブル]によるデータベース機能を学習してきました。簡単に振り返りましょう。
・この後、さらに柔軟にデータを分析する機能を学習することを伝えます。
・「テーブルの中のいくつかの項目だけを使用して集計したい場合にどうしますか?」など問いかけてみましょう。具体的
に問いかけるとさらに良いでしょう。たとえば、「2010/6/29の形式で入力されているデータを、4月度、5月度のように、
月ごとにまとめて集計したい場合どうしますか?月別集計表を基のデータからコピーして、別に手作業で作成します
か?」などです。
第 6章 ピボットテーブルとピボットグラフ
6.1 データをさまざまな角度から分析するツール
5 章の最後に受講者に問いかけたことを、p.180 に載っている基になるデータや、ブック "売上分析" のシート "売上明細"
を開いて問いかけましょう。
・「データは、2,184件あります。吟醸ドラフトビールの 4月~6月までのデータを抜き出すにはどうしますか?」
など具体的に問いかけ、ピボットテーブルを知らなければ、大変な作業であることが実感できるように導入します。
・ピボットグラフについても同じように、具体的に問いかけましょう。
・ピボットテーブルはドラッグ操作ができれば基本的な集計表ができること、設定を加えることによって柔軟な集計・分析
ができることを印象付けます。
6.2 ピボットテーブルの作成
簡単にピボットテーブルの画面や、構成要素を説明しておきます。
p.184 操作:ピボットテーブルの基データと作成先を指定する Step3
ピボットテーブルだけを作成する場合は、▼ではなく、ボタン上部をクリックしても良いことを補足します。
p.185 操作:ピボットテーブルのレイアウトを設定する
・この操作を行った後、p.186 のヒント「配置したフィールドの削除」を併せて紹介し、さまざまなフィールドをそれぞれ
任意のレイアウトセクションにドラッグして操作してもらいましょう。
・[値]領域に数値以外のフィールドをドラッグするとどうなるかを問いかけながら操作するといいでしょう。p.186 のヒ
ント「値領域のフィールドの集計方法」を紹介してまとめます。
・ここではドラッグ操作だけで、必要なフィールドだけを配置した集計表が簡単にできることを体感することが大切です。
p.186 ヒント:"商品名" フィールドの並び順
並び替えを行いたい場合は、p.193 のヒント「特定のアイテムの絞り込み」で紹介する一覧に表示される、[昇順」、[降
順]を使用します。ここで先に紹介するか、p.193 のヒントを説明するときに補足するか、タイミングを見計らってくださ
い。
ここまでの学習内容(基になるデータベースの任意のフィールドを組み合わせて集計できること)を振り返りましょう。
そして、次は、さらに柔軟な分析を行うための機能を学習することを伝えます。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
22
6.3 ピボットテーブルを使用した分析
p.187~189で、これから行うことを簡単に説明します。
6.3.1 データのグループ化や計算方法の変更
・日単位で集計されたデータを月単位にグループ化します。ユーザーが 1行 1行のデータを自分で集計することなく、月単
位を選択するだけの簡単な操作で行えること、他にも、四半期ごとや年単位でまとめたりできることを補足します。
・p.189のヒント「グループ化の基準」も、時間があれば実際のデータを使用して操作してもらうと良いでしょう。
また、年齢のフィールドを 10 代、20 代…のようにグループ化できるなど、グループ化をイメージしやすい例を紹介しま
しょう。
p.189 操作:フィールドをグループ化する Step1
[データ]タブの[アウトライン]の[グループ化]ボタン、または、グループ化するエリアの中で右クリックして[グル
ープ化]を選択しても設定できます。操作の状況に応じて使い分けるように補足します。
p.190 操作:計算の種類を変更する
・計算方法を変更するだけで総計に対する比率や、列集計、行集計に対する比率などを求めることができます。
基のデータに比率を計算するフィールドがなくても結果が得られる、ということを認識してもらうことが大切です。
実際に、いくつかの計算方法に変更して試してもらいましょう。
・受講者のレベルやニーズに応じて、比率と実際の集計値の両方を表示したい場合について補足します。値フィールドに、
"金額" をもう 1つ追加して設定できます。フィールドの追加は、「6.3.2 レイアウトの変更とデータの絞り込み」の p.194
の操作「レポートフィルターにフィールドを追加する」と関連するので、紹介のタイミングを調整しましょう。
6.3.2 レイアウトの変更とデータの絞り込み
ピボットテーブルは、作成後も自由にレイアウトを変更できます。このことも、普通に作成した表と大きく異なることを実
感してもらえるような導入を心がけましょう。
p.192 操作:フィールドを移動する Step1
・薄く表示される、グレーのガイドラインを目安にすることを補足します。
・"商品名" フィールドを "売上日" フィールドの上に配置した場合と、下に配置した場合では表示される結果が異なること
を確認します。移動するフィールドを、元からあったフィールドの下に移動しなければならないような誤解を与えないよ
うにします。
p.194 操作:レポートフィルターにフィールドを追加する
Step1:行ラベルフィールド、列ラベルフィールドに追加する際も、同じドラッグ操作であることを補足して、自由に
フィールドを追加してもらいましょう。適当にフィールドを追加したり、移動したりするだけでも、思わぬ分析結
果を発見できる場合があります。
Step2:複数のアイテムを選択することもできます。[複数のアイテムを選択する]チェックボックスをオンにすると、各
アイテムの先頭にチェックボックスが表示されることを補足してください。この場合、レポートフィルターの部分
には "(複数のアイテム)" と表示されるだけなので、絞り込んでいるアイテムがわかりづらくなります。
このような時は、次の操作「スライサーで絞り込む」が有効であることを補足しましょう。スライサーのメリット
もわかりやすくなります。
Step5:指示された操作としてフィルターを解除するだけでなく、レポートフィルターを切り替えて絞り込んだ後、業務上
の配慮として絞り込んだままにしておくのか、他のユーザーが利用する場合を考慮して "(すべて)" に戻すのか、
状況によって考えなければならないことを補足します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
23
p.195 ヒント:レポートフィルターの項目ごとにワークシートを作成
・レポートフィルターは、単一のワークシート上にある 1つのピボットテーブルを切り替えて絞り込みます。
レポートフィルターページは、レポートフィルターに配置したフィールドの項目ごとにワークシートを分けて、絞り込ん
だ状態のピボットテーブルを表示する機能です。両者の違いを明確にしましょう。
・操作に入る前に、レポートフィルターで "(すべて)" が選択されていることを必ず補足します。"(すべて)" 以外の項
目が選択されていた場合、選択された項目のシートは別に作成されません。また、"(すべて)" の状態のシートも作成さ
れません。
p.195 操作:スライサーで絞り込む
・集計対象がボタンとして表示され、ボタンをクリックするだけで集計対象を絞り込んで切り替えることができる、Excel
2010の新機能です。
・レポートフィルターで▼をクリックして切り替えたり、レポートフィルターページで分けた、別ワークシートに切り換え
たりする必要がありません。
・集計対象を自由に組み合わせて絞り込むことが可能です。
・使い分けとメリットについて明確にします。
p.197 操作:スライサーで絞り込む Step7
・この Stepの前に "商品分類" と "容量" 以外にも、"担当営業"、"業種" などを追加してリアルタイムで集計結果が絞り込
まれることを確認する操作を行いましょう。スライサーのメリットがより感じられます。
・[フィルターのクリア]は、絞り込まれていない場合は有効になりません。画面上で確認して補足しましょう。
p.198 ヒント:スライサーの書式設定
実際に操作してみましょう。
スライサーのウィンドウの移動やサイズ変更、スタイルの設定などを行いますが、適当に行うのではなく、色や並べ方に配
慮するなど、「見やすく、使いやすい」ということを念頭に操作するように指示しましょう。
6.3.3 データの詳細な表示
この後の操作で行うことを踏まえて導入します。たとえば、「ホームカクテルアソートの金額を担当営業別に見てみたい」、
「渡辺さんの 4 月の金額、141,300 円の明細はどうなっているのだろう」といった場合に、「このピボットテーブルの基に
なっている、シート "売上明細" のデータを 1 件、1 件探しますか?」などを問いかけて、この機能を知らなければ大変な
作業になるということを動機付けしておきましょう。この動機付けは、各操作に入る前でもかまいません。
p.200 ヒント:フィールドの展開と折りたたみ
この操作を行う場合も、マウスポインターの形( )に注意することを補足します。
p.200 操作:集計の基データを明細行で表示する Step2
必要に応じて、列幅の調整やシート名の変更を行うことを補足しましょう。ダブルクリックでいつでも表示できるので、
一時的に見るだけであれば確認した後にシートを削除しておくことも付け加えます。
6.3.4 ピボットテーブルの更新
ピボットテーブルを作成した後に基のデータベースに変更があった場合は、自動的に更新されないことを強調します。
忘れずに更新することを補足してください。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
24
6.4 ピボットテーブルの書式設定
ピボットテーブルにも適切な書式設定が必要です。
・[値フィールドの設定]ダイアログボックスを開くには、値フィールドの数値が入力されたセルを選択し、[アクティブ
なフィールド]ボタンをクリックした後に表示される一覧の中から、 をクリックする必要があります。
・選択しているセルの内容によって、[値フィールドの設定]ダイアログボックスか[フィールドの設定]ダイアログボッ
クスか、開くダイアログボックスが変化します。
・[表示形式]ボタンは、数値が入力されたフィールドを選択して操作した場合に表示されます("売上月" でも表示されま
す)。
どこを選択して操作するか注意することを補足します。
p.204 操作:フィールドに表示形式を設定する Step2
・この手順で表示形式を設定する場合は、値フィールド内のセルを 1か所、選択して操作できることを補足します。
・通常の方法([ホーム]タブの[数値]グループなどを使用)で、表示形式の設定を行うことも可能です。
・p.205のヒント「フィールドに書式設定を行うその他の方法」で両者の選択方法の違いを明確に紹介します。
p.206 操作:ピボットテーブルスタイルを設定する
Step1:5章のテーブルスタイルを設定したときの手順などと関連付けて、復習として操作してもらってもいいでしょう。
まず、ピボットテーブルを選択すること、コンテキストタブを使用することの 2点を押さえることです。
Step3:ピボットテーブルにデータバーなどの、条件付き書式が設定できることを認識してもらうための Stepです。
最終章ですので、全体のまとめを意識して進行することを考えましょう。
「データをどのように見せると効果的か」を考えて作業することが重要であり、これを実現するために Excel のさ
まざまな機能があるということを理解してもらうことが大切です。
p.207 ヒント:空白セルに 0を表示するには
この内容は、必ず紹介しましょう。
p.208 ヒント:ピボットテーブルのレイアウトの詳細設定
時間があれば、いくつか実際に切り換えて確認しましょう。
最後に、ピボットテーブルについてもう一度振り返ります。
・膨大なデータの中から、必要な項目だけを組み合わせて集計表を作成できる
・レイアウトを自由に変更して自在にさまざまな角度から集計し、分析に役立てることができる
・フィルター機能やスライサーを使用することによって、また新たな集計表に形を変えることができる
これらを基のデータベースとピボットテーブルを見ながら振り返りましょう。
6.5 ピボットグラフ
ピボットグラフが通常のグラフと大きく異なる点は、以下の 4点です。
1. グラフ化したいフィールドを選択、再配置することによって、グラフを作り直さずに瞬時に変更可能
⇒ グラフを見ながら対話するように、自在にフィールドを組み合わせることができる。
2. ピボットテーブルを基に作成 ⇒ 新たにデータを作成し直す必要がない
3. ピボットテーブルと連動 ⇒ ピボットテーブルが変更されるとグラフが更新される
※ただし、ピボットテーブルの基になっているデータベースの変更は、自動的に更新されません。
4. グラフ上で並べ替えやフィルター、スライサーの機能が使用できる
p.210 操作:ピボットグラフを作成する Step1
[挿入]タブの[グラフ]グループの各ボタンから作成することも可能です。必要に応じて補足してください。
Step2から Step5は、通常のグラフを作成する手順と同じです。受講者自身が復習を兼ねて作成できるように進行します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き
25
p.212 操作:指定したアイテムだけを表示する Step1
・使用したいフィールドの▼をクリックすれば、後はこれまでに学習した機能です。
・ピボットグラフとピボットテーブルが連動していることを確認してもらいましょう。
・ピボットテーブルで操作をした場合にも、ピボットグラフが連動することを併せて確認しましょう。
p.213 操作:ピボットグラフにフィールドを追加する Step3
・[複数のアイテムを選択]をオンにすると、各アイテムの先頭にチェックボックスが表示されます。補足してください。
※ただし、選択した複数のアイテムが何であるかは表示されず、複数のアイテムであることも表示されません。
・他のユーザーなどにわかりづらいことを考えると、次の操作「表示するグラフをスライサーで絞り込む」が有効であるこ
とを補足しましょう。スライサーのメリットがわかりやすくなります。
p.214 操作:表示するグラフをスライサーで絞り込む
スライサーの使用方法は、ピボットテーブルの場合と同じです。
p.215 操作:表示するグラフをスライサーで絞り込む Step2
指示されたフィールド以外のフィールドを追加して、グラフの表示が変化すること、ピボットテーブルが連動していること
を各自で確認してもらいましょう。
・第 6章で、データ分析を行うためのピボットテーブル、ピボットグラフを学習しました。
この章では、テキストで指示されたフィールド以外のフィールドを追加して、実際に何か読み取れることがないか、
見えてくることはないか、などの分析結果を発表する時間を取ることが理想です。
・最後に全章を簡潔にまとめて振り返ります。
■ 本書は著作権法上の保護を受けています。
本書の一部あるいは全部について(ソフトウェアおよびプログラムを含む)、日経BP社から文書による許諾を得ずに、いか
なる方法においても無断で複写、複製することを禁じます。
無断複製、転載は損害賠償、著作権法の罰則の対象になることがあります。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト
講習の手引き
2010年 7月 26日発行
著 作 BAL.com 妙中 典子、中村 徹
発 行 日経 BP社
〒108-8646 東京都港区白金 1-17-3
http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/
©2010 Noriko Taenaka, Toru Nakamura
BAL.com(Best Active Learning Community)は、質の高い研修を実施する専門家を養成し、プロフェッショナル・トレー
ナーとして、インストラクションの専門家の社会的認知を高めることを目的としたコミュニティ。インストラクション技術
および情報技術に関する教育、研究、コンテンツ製作、カスタマイズ研修などを中心に活動している。
(2010年 7月、MOTコミュニティから BAL.comに名称変更)
記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。本書の例題や画面などに登場する企業名や製品名、人名、
キャラクター、その他のデータは架空のものです。特にお断りしない限り、現実の個人や企業、製品、イベントを指すもの
ではありません。
本文中に™、®マークは明記しておりません。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
26
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト
復習問題・総合問題 解答集
復習問題 1-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-1 ワ
イン請求書" を開きます。
2.
①セル E16~E35を範囲選択し、[データ]タブの
[データツール]にある
[データの入力規則]ボタンをクリックして、[デー
タの入力規則]ダイアログボックスを開きます。
②[設定]タブが選択されていることを確認し、[入
力値の種類]ボックスの一覧の[整数]をクリック
します。
③[データ]ボックスの一覧の[次の値以上]をク
リックします。
④[最小値]ボックスに「5」と入力します。
3.
①[エラーメッセージ]タブをクリックします。
②[スタイル]ボックスに "停止" が選択されてい
ることを確認します。
③[タイトル]ボックスに「ケース数の確認」と入
力します。
④[エラーメッセージ]ボックスに「ケース数は 5
以上の値で入力してください。」と入力します。
⑤[OK]をクリックします。
4.
①セル B16~B35 を選択し、[データツール]の
[データの入力規則]ボタンを
クリックして、[データの入力規則]ダイアログボッ
クスを開きます。
②[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ
クスの一覧の[リスト]をクリックします。
③[ドロップダウンリストから選択する]ボックス
がオンになっていることを確認します。
④[元の値]ボックスをクリックし、シート "商品
マスター" のセル A4~A15をドラッグします。
⑤[元の値]ボックス内に "= 商品マス
ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認
し、[OK]をクリックします。
5.
①セル B16 をクリックし、▼をクリックして、ド
ロップダウンリストの一覧の[WRFRA001]をク
リックします。
②セル B16 に商品 CD "WRFRA001" が入力され
たことを確認します。
③セル E16に「4」と入力して Enter キーを押し、
エラーメッセージが表示されることを確認します。
④[再試行]をクリックし、セル E16に「8」と入
力します。
6.
①セル A16~A35を範囲選択し、[ホーム]タブの
[数値]にある (ダイアログボックス起動ツー
ル)をクリックして、[セルの書式設定]ダイアロ
グボックスを開きます。
②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー
定義]をクリックします。
③[種類]ボックスに「000」と入力します。
④[サンプル]に "001" と表示されていることを
確認し、[OK]をクリックします。
7.
①セル A6 をクリックし、[数値]の (ダイア
ログボックス起動ツール)をクリックして、[セル
の書式設定]ダイアログボックスを開きます。
②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー
定義]をクリックします。
③[種類]ボックスに「@" 御中"」と入力します。
④[サンプル]に "株式会社ディスカウントジェー
ムス 御中" と表示されていることを確認し、
[OK]をクリックします。
8.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-1 ワイ
ン請求書" を同じ名前で保存して閉じます。
復習問題 1-2
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-2 顧
客別商品別売上集計" を開きます。
2.
①シート見出し "ジェームス" をクリックし、Shift
キーを押しながら、シート見出し "第 1四半期売上
実績" をクリックします。
②ワークシートがグループ化され、グループ化され
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
27
たシートのシート見出しの色が白くなり、タイトル
バーに "[作業グループ]" と表示されていること
を確認します。
③セル A1 をクリックし、[ホーム]タブの[フォ
ント]の [太字]ボタンをクリックします。
④セル E5 の "合計" を "商品別合計" に修正しま
す。
3.
①シート見出し "ジェームス" を右クリックし、
[作業グループ解除]をクリックします。
※グループ化されているシートであればどのシー
トでもかまいません。
※グループ化されていないシート "売上実績集計"
のシート見出しをクリックしてグループ化を解除
してもかまいません。
4.
①シート "ジェームス" をアクティブにし、セル
A6~A17を範囲選択します。
②[ファイル]タブの[オプション]をクリックし、
[Excelのオプション]ダイアログボックスを開き
ます。
③[詳細設定]をクリックし、[全般]の[ユーザー
設定リストの編集]をクリックして[ユーザー設定
リスト]ダイアログボックスを開きます。
④[新しいリスト]が選択されていることを確認し、
[リストの取り込み元範囲]ボックスに
"$A$6:$A$17" と表示されていることを確認して
[インポート]をクリックします。
⑤[ユーザー設定リスト]ボックスの一覧の最終行
にインポートしたデータが追加されていることを
確認し、[リストの項目]ボックスで登録内容と順
序を確認して[OK]をクリックします。
⑥[OK]をクリックして、[Excelのオプション]
ダイアログボックスを閉じます。
⑦シート "第1四半期売上実績" をアクティブにし
ます。
⑧セル A6 をクリックし "ボルドー赤" と入力され
ていることを確認します。
⑨フィルハンドル(■)をポイントし、マウスポイ
ンターの形が になっていることを確認して、セ
ル A17までドラッグします。
5.
①シート "ジェームス" のセル B31~E31 を範囲
選択してコピーします。
②シート "売上実績集計" のセル C4 をアクティブ
にし、[ホーム]タブの[クリップボード]の
[貼り付け]ボタンの▼をクリックして、[その他
のオプション]の [リンク貼り付け]をクリッ
クします。
③同様にして、各シートの月別合計をシート "売上
実績集計" にリンク貼り付けします。
・シート "ロジャー" セル B31~E31 を、シート
"売上実績集計" のセル C5
・シート "ミセスマックス" のセル B31~E31 を、
シート "売上実績集計" のセル C6
・シート "ドンキー" のセル B31~E31を、シート
"売上実績集計" のセル C7
6.
①シート "ジェームス" のセル B16を「320,000」
に修正し、セル B31の値が再計算され、"7,150,496"
に更新されていることを確認します。
②シート "売上実績集計" をアクティブにし、セル
C4 の値が "7,150,496" に更新されていることを
確認します。
7.
①シート "第 1 四半期売上実績" のセル B6~D30
を範囲選択し、[ホーム]タブの[編集]にある
[合計]ボタンをクリックします。
②セル B6 と数式バーに "=SUM()" と表示されて
いることを確認します。
③シート "ジェームス" のセル B6 をクリックし、
Shift キーを押しながらシート見出し "ドンキー"
をクリックします。
④数式バーに "=SUM('ジェームス:ドンキー'!B6)"
と表示されていることを確認し、 [合計]ボタ
ンをクリックします。
8.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-2 顧客
別商品別売上集計" を同じ名前で保存して閉じま
す。
復習問題 1-3
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 1-3 コ
ンビニエンスストア売上集計" を開きます。
2.
①シート "第 1四半期" のセル A3をアクティブに
し、[データ]タブの[データツール]にある
[統合]ボタンをクリックして、[統合の
設定]ダイアログボックスを開きます。
②[集計の方法]ボックスに "合計"、[統合元範囲]
ボックスにカーソルが表示されていることを確認
します。
③シート見出し "デイリーマート" をクリックし、
セル A3~E16を範囲選択します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
28
④[統合元範囲]ボックスに、 "デイリーマー
ト!$A$3:$E$16" と表示されていることを確認し、
[追加]をクリックします。
⑤同様にして、各シートの表を統合元範囲に追加し
ます。
・シート "ハロー" のセル B4~F16
・シート "ショートストップ" のセル C5~G18
・シート "プラタナス" のセル A2~E13
⑥[統合元]ボックスに "ハロー!$B$4:$F$16"、
"ショートストップ !$C$5:$G$18"、 "プラタナ
ス!$A$2:$E$13" が追加されていることを確認し
ます。
⑦[上端行]チェックボックスと[左端行]チェッ
クボックスをオンにして[OK]をクリックします。
3.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 1-3 コン
ビニエンスストア売上集計" を同じ名前で保存し
て閉じます。
復習問題 2-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-1 ワ
イン請求書" を開きます。
2.
①シート "請求書" のセル F37 の数式を消去しま
す。
②セル F37 がアクティブになっていることを確認
し、[数式]タブの[関数ライブラリ]の [関
数の挿入]ボタンをクリックして、[関数の挿入]
ダイアログボックスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[すべて表示]
をクリックします。
④[関数名]ボックスの一覧の[ROUND]をクリッ
クし、[OK]をクリックして[関数の引数]ダイア
ログボックスを開きます。
※②~④の操作は、[数式]タブの[関数ライブラ
リ]の[数学/三角]ボタンの一覧から[ROUND]
を選択する方法で行ってもかまいません。
⑤[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ
とを確認し、「F36*E37」と入力します。
⑥[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
3.
①セル E39の数式を消去します。
②セル E39 がアクティブになっていることを確認
し、[関数ライブラリ]の [関数の挿入]ボ
タンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログボッ
クスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの "すべて表示" が選択
されていることを確認し、[関数名]ボックスの一
覧の[ROUNDDOWN]をクリックし、[OK]を
クリックして[関数の引数]ダイアログボックスを
開きます。
※②、③の操作は、[関数ライブラリ]の[数学/
三角]ボタンの一覧から[ROUNDDOWN]を選
択する方法で行ってもかまいません。
④[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ
とを確認し、「E38*5%」と入力します。
⑤[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
4.
①セル E37の値を消去します。
②[関数ライブラリ]の [関数の挿入]ボタ
ンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログボッ
クスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[論理]を選択
後、[関数名]ボックスの一覧の[IF]をクリック
し、[OK]をクリックして[関数の引数]ダイアロ
グボックスを開きます。
※②、③の操作は、[関数ライブラリ]の[論理]
ボタンの一覧から[IF]を選択する方法で行っても
かまいません。
④[論理式]ボックスに「E36>=15」と入力しま
す。
⑤[真の場合]ボックスに「8%」と入力します。
⑥[偽の場合]ボックスに「なし」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑦セル E37 に "なし" と表示されることを確認し
ます。
5.
①セル E16に「15」と入力し、セル E36に "15" と
表示されることを確認します。
②セル E37(割引率)に "8%" と表示されること
を確認します。
6.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-1 ワイ
ン請求書" を同じ名前で保存します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
29
復習問題 2-2
1.
①ブック "復習 2-1 ワイン請求書" のシート "請
求書" がアクティブになっていることを確認し、セ
ル B16~D16のデータを消去します。
2.
①セル C16をアクティブにし、[関数ライブラリ]
の [関数の挿入]ボタンをクリックして、[関
数の挿入]ダイアログボックスを開きます。
②[関数の分類]ボックスの一覧の[検索/行列]
を選択し、[関数名]ボックスの一覧の
[VLOOKUP]をクリックし、[OK]をクリック
して[関数の引数]ダイアログボックスを開きます。
※①、②の操作は、[関数ライブラリ]の[検索/
行列]ボタンの一覧から[VLOOKUP]を選択す
る方法で行ってもかまいません。
③[検索値]ボックスをクリックし、セル B16 を
クリックします。
④[範囲]ボックスをクリックし、シート "商品マ
スター" のセル A4~E15をドラッグし、F4キーを
押して絶対参照にします。
⑤[列番号]ボックスに「2」と入力します。
⑥[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]
をクリックします。
※[検索方法]ボックスには「0」と入力してもか
まいません。
⑦セル C16 に "#N/A" と表示されていることを確
認します。
3.
①セル B16 をクリックし、▼をクリックして、ド
ロップダウンリストの一覧の[WRFRA001]をク
リックします。
②セル B16 に商品 CD "WRFRA001" が入力され
たことを確認します。
③セル C16 に "ボルドー赤" と表示されたことを
確認します。
4.
①セル C16の数式を消去します。
②セル C16 がアクティブになっていることを確認
し、[関数ライブラリ]の[論理]ボタンの一覧の
[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアログボッ
クスを開きます。
※[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンをク
リックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを開
いて IF関数を選択してもかまいません。
③[論理式]ボックスに「B16=""」、[真の場合]
ボックスに「""」と入力します。
④[偽の場合]ボックスをクリックし、関数ボック
スの▼をクリックして一覧の[VLOOKUP]をク
リックします。
⑤[検索値]ボックスに「B16」と入力します。
⑥[範囲]ボックスウをクリックし、シート "商品
マスター" のセル A4~E15 をドラッグして F4
キーを押します。
⑦[列番号]ボックスに「2」を入力します。
⑧[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑨オートフィル機能を使って、セル C16 の数式を
セルC35までコピーし、[オートフィルオプション]
ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー(フィ
ル)]をクリックします。
⑩セル C17~C35に、"#N/A" と表示されないこと
を確認します。
5.
①設問 4 と同様の操作で、セル D16 に数式
「 =IF(B16="","",VLOOKUP(B16, 商 品 マ ス
ター!$A$4:$E$15,5,FALSE))」を入力します。
②セル D16 にケース単価 "21,840" が表示されて
いることを確認します。
③オートフィル機能を使って、セル D16 の数式を
セル D35 までコピーし、[オートフィルオプショ
ン]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー
(フィル)]をクリックします。
④セル D17~D35に、"#N/A" と表示されないこと
を確認します。
6.
①セル F16の数式を消去します。
②セル F16 がアクティブになっていることを確認
し、[関数ライブラリ]の[論理]ボタンの一覧の
[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアログボッ
クスを開きます。
※[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンをク
リックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開
いて、IF関数を選択してもかまいません。
③[論理式]ボックスに「D16=""」、[真の場合]
ボックスに「""」と入力します。
④[偽の場合]ボックスに「D16*E16」と入力し、
[OK]をクリックします。
⑤オートフィル機能を使用して、数式をセル F35
までコピーし、オートフィルオプションの一覧の
[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。
⑥セル F17~F35 が空白で表示されていることを
確認します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
30
7.
①セル B12、セル D16~D35、セル E38~E40、セ
ル F16~F37を、[ホーム]タブの[数値]の [通貨表示形式]ボタンを使って、通貨形式の表示
形式に設定します。
8.
①ブック "復習 2-1 ワイン請求書" を上書き保存
して閉じます。
復習問題 2-3
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-3 顧
客別売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上実績集計" のセル G4をクリックし、
[関数ライブラリ]の [関数の挿入]ボタン
をクリックして、[関数の挿入]ダイアログボック
スを開きます。
②[関数の分類]ボックスの一覧の[統計]を選択
し、[関数名]ボックスの一覧の[RANK.EQ]を
クリックし、[OK]をクリックして[関数の引数]
ダイアログボックスを開きます。
※①、②の操作は、[関数ライブラリ]の[その他
の関数]ボタンをクリックし、[統計]ボタンの一
覧から[RANK.EQ]を選択する方法で行ってもか
まいません。
③[数値]ボックスに「F4」と入力します。
④[参照]ボックス内をクリックし、セル F4~F23
をドラッグして F4キーを押します。
⑤[参照]ボックスの表示が "$F$4:$F$23" に変
わったことを確認します。
⑥[順序]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
⑦オートフィル機能を使って、セル G4の数式をセ
ル G15までコピーします。
3.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-3 顧客
別売上分析" を同じ名前で保存して閉じます。
復習問題 2-4
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 2-4 ワ
イン請求書" を開きます。
2.
①セル A16~B35 をドラッグし、Ctrl キーを押し
ながらセル E16~E35 をドラッグして範囲選択し
ます。
②[ホーム]タブをクリックし、[フォント]グルー
プの (ダイアログボックス起動ツール)をク
リックして、[セルの書式設定]ダイアログボック
スを開きます。
③[保護]タブをクリックし、[ロック]チェック
ボックスをオフにして、[OK]をクリックします。
3.
①任意のセルをクリックして選択を解除し、[校閲]
タブをクリックします。
②[変更]の [シートの保護]ボタンをクリッ
クして、[シートの保護]ダイアログボックスを開
きます。
③[シートとロックされたセルの内容を保護する]
チェックボックスがオンになっていることを確認
し、[OK]をクリックします。
4.
①セル C14に任意の値を入力します。
②シートの保護のメッセージが表示されることを
確認し、[OK]をクリックします。
5.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 2-4 ワイ
ン請求書" を同じ名前で保存して閉じます。
復習問題 3-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習3 ジェー
ムス請求書" を開きます。
2.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
② [問題のチェック]ボタンをクリックし、
[互換性チェック]をクリックして、[Microsoft
Excel - 互換性チェック]ダイアログボックスを開
きます。
③[概要]ボックスに Excel 2003でサポートされ
ていない機能が表示されるので、スクロールして概
要を確認し、[OK]をクリックします。
3.
①シート見出し "顧客マスター" を右クリックし、
ショートカットメニューの[非表示]をクリックし
てシート "顧客マスター" を非表示にします。
②[校閲]タブをクリックし、[変更]の [ブッ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
31
クの保護]ボタンをクリックして[シートの構成と
ウィンドウの保護]ダイアログボックスを開きます。
③[保護対象]の[シート構成]チェックボックス
がオンになっていることを確認し、[OK]をクリッ
クします。
④シート見出し "請求書" を右クリックし、ショー
トカットメニューの[再表示]などのコマンドが灰
色になっていることを確認します。
4.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 3 ジェー
ムス請求書" を同じ名前で保存します。
5.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
② [ブックの保護]ボタンをクリックし、[最
終版にする]をクリックします。
③最終版に設定するというメッセージが表示され
たら、[OK]をクリックします。
④最終版として設定したというメッセージが表示
されたら、[OK]をクリックします。
⑤[アクセス許可]に "このブックは編集を防ぐた
め最終版として設定されています。" と表示されて
いることを確認します。
⑥タイトルバーに "[読み取り専用]" と表示され
ていることを確認します。
⑦[ホーム]タブをクリックし、編集を推奨しない
メッセージが表示されていることとリボンが非表
示になっていることを確認します。
⑧[挿入]タブをクリックし、リボンのボタンが灰
色になっていることと数式バーが表示されていな
いことを確認します。
6.
①ブックに "復習 3 ジェームス請求書(完成)" と
いう名前を付けて、[保存用]フォルダーに保存し
て閉じます。
復習問題 3-2
1.
①[保存用]フォルダーのブック "復習 3 ジェー
ムス請求書" を開きます。
2.
①[編集する]ボタンをクリックて最終版を解除し
ます。
3.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
②[作成者]に "降矢 通" と表示されていること
を確認します。
③ [問題のチェック]ボタンをクリックし、
[ドキュメント検査]をクリックして、[ドキュメ
ント検査]ダイアログボックスを開きます。
④保存の確認メッセージが表示されたら、[はい]
をクリックします。
⑤検査する項目を確認し、[検査]をクリックしま
す。
⑥検査結果を確認し、"ドキュメントのプロパティ
と個人情報" の[すべて削除]をクリックして、個
人情報を削除します。
⑦ドキュメントのプロパティと個人情報が削除さ
れたことを確認し、[閉じる]をクリックします。
⑧ファイルのプロパティを確認し、[作成者]に何
も表示されていないことを確認します。
4.
①[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開き
ます。
②[ツール]をクリックし、[全般オプション]を
クリックして[全般オプション]ダイアログボック
スを開きます。
③[読み取りパスワード]ボックスに「JUN-W001」
と入力し、[OK]をクリックして読み取りパスワー
ドを設定します。
④[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示
されるので、[パスワードをもう一度入力してくだ
さい。]ボックスに「JUN-W001」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑤ブック "復習 3 ジェームス請求書" を上書き保
存して閉じます。
5.
①[保存用]フォルダーのブック "復習 3 ジェー
ムス請求書" を開きます。
②[パスワード]ボックスに「JUN-W001」と入
力し、[OK]をクリックします。
③ブック "復習 3 ジェームス請求書" が開くこと
を確認します。
復習問題 3-3
1.
①[ファイル]タブをクリックし、[保存と送信]
をクリックします。
②[ファイルの種類]の[PDF/XPSドキュメント
の作成]をクリックし、 [PDF/XPSの作成]
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
32
ボタンをクリックして[PDFまたは XPS形式で発
行]ダイアログボックスを開きます。
③[ファイルの場所]に "保存用" と表示されてい
ることを確認し、[ファイル名]ボックスに "復習
3 ジェームス請求書" と表示されていることを確
認します。
④[ファイルの種類]ボックスに "PDF" と表示さ
れていることを確認し、[発行後にファイルを開く]
チェックボックスがオンになっていることを確認
して[発行]をクリックします。
⑤Adobe Reader が起動し、請求書が PDF 形式で
発行されたことを確認します。
2.
①ブック "復習 3 ジェームス請求書" に切り替え
ます。
②[ファイル]タブをクリックし、[保存と送信]
をクリックします。
③[保存と送信]の[電子メールで送信]が選択さ
れていることを確認し、 [添付ファイルと
して送信]ボタンをクリックします。
④Outlook 2010のメッセージウィンドウが表示さ
れていることを確認します。
⑤[件名]ボックスに "復習 3 ジェームス請求
書.xlsx" と表示されていることを確認します。
⑥[添付ファイル]ボックスに "復習 3 ジェーム
ス請求書.xlsx" と表示されていることを確認しま
す。
3.
①閉じるボタンをクリックしてメッセージウィン
ドウを閉じます。
②ブック "復習 3 ジェームス請求書" を保存しな
いで閉じます。
③Adobe Reader の閉じるボタンをクリックして
PDFファイルを閉じます。
復習問題 4-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 4 顧客
別売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上実績集計" の "売上実績" の列内の
任意のセルをアクティブにします。
②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [降順]ボタンをクリックします。
③列 "売上実績" を基準に、データが降順で並べ変
わったことを確認します。
3.
①セル B3~B15とセル F3~F15を選択します。
②[挿入]タブの[グラフ]の [円]ボタ
ンをクリックし、 [補助円グラフ付き円グラ
フ]をクリックして補助円グラフ付き円グラフを作
成します。
③円グラフが作成されたことを確認し、セル A25
~G45 の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を行
います。
④[グラフツール]の[デザイン]タブが選択され
ていることを確認し、[グラフのレイアウト]の
[その他]ボタンをクリックして、 [レイア
ウト 5]をクリックします。
⑤グラフタイトルを "売上構成比" に変更します。
⑥グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択
を解除します。
4.
①表を表示し、グラフ化する範囲、セル B3~B15
とセル F3~F15を範囲選択します。
②[挿入]タブの[グラフ]の [縦棒]ボタン
をクリックし、[2-D 縦棒]の [集合縦棒]
をクリックして、集合縦棒グラフを作成します。
③集合縦棒グラフが作成されたことを確認し、セル
H25~M45 の範囲にグラフを移動し、サイズ調整
を行います。
5.
①表を表示し、セル L3~L15をコピーします。
②集合縦棒グラフを表示し、プロットエリアをク
リックします。
※グラフエリアをクリックしてもかまいません。
③プロットエリアにハンドルが表示され、選択され
たことを確認し、 [貼り付け]ボタンをクリッ
クします。
④グラフにデータ系列 "前年度実績" が追加され
たことを確認します。
⑤表を表示し、セル K3~K15をコピーします。
⑥集合縦棒グラフを表示し、グラフのプロットエリ
アを選択して、 [貼り付け]ボタンをクリック
し、グラフに "達成率" のデータ系列を追加します。
⑦"凡例" に "達成率" が追加されていることを確
認し、Escキーを押して、セル K3~K15の点滅す
る点線を解除します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
33
6.
①[グラフツール]が表示されていることを確認し、
[レイアウト]タブの[現在の選択範囲]の
[グラフの要素]ボックスの
▼をクリックし、[系列 "達成率"]をクリックしま
す。
② "達成率" が選択されたことを確認し、[グラフ
ツール]の[デザイン]タブをクリックします。
③[種類]の [グラフの種類の変更]ボタン
をクリックして[グラフの種類の変更]ダイアログ
ボックスを開きます。
④[折れ線]をクリックし、 [マーカー付き
折れ線]が選択されていることを確認して、[OK]
をクリックします。
⑤"達成率" のデータ系列が折れ線グラフに変わっ
たことを確認します。
⑥ "達成率" のデータ系列をクリックし、[グラフ
ツール]の[レイアウト]タブをクリックします。
⑦[現在の選択範囲]の [選択
対象の書式設定]ボタンをクリックして[データ系
列の書式設定]ダイアログボックスを開きます。
⑧[系列のオプション]が選択されていることを確
認し、[第 2軸(上/右側)]をクリックして、[閉じ
る]をクリックします。
⑨"達成率" のデータ系列が第 2 軸に設定され、単
位 "%" が右側の数値軸に表示されたことを確認
します。
7.
①[グラフツール]の[レイアウト]タブが選択さ
れていることを確認し、[ラベル]の [グラフ
タイトル]ボタンをクリックして、[グラフの上]
をクリックしてグラフタイトルを追加します。
②「顧客別売上実績・達成率比較」と入力します。
③[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック
し、[グラフのスタイル]の [その他]ボタン
の一覧の[スタイル 10]をクリックして、グラフ
のスタイルを変更します。
④グラフのスタイルが変わったことを確認し、グラ
フ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解除
します。
8.
①補助円グラフ付き円グラフのグラフエリアをク
リックして選択します。
②[グラフツール]の[レイアウト]タブをクリッ
クします。
③[ラベル]の [データラベル]ボタンをクリッ
クし、[その他のデータラベルオプション]をクリッ
クして[データラベルの書式設定]ダイアログボッ
クスを開きます。
④[ラベルオプション]が選択されていることと、
[ラベルの内容]の[分類名]チェックボックスが
オンになっていることを確認します。
⑤[パーセンテージ]チェックボックスをオンにし
ます。
⑥[ラベルの位置]の[自動調整]が選択されてい
ることを確認します。
⑦[表示形式]をクリックします。
⑧[分類]ボックスで[パーセンテージ]をクリッ
クします。
⑨[小数点以下の桁数]ボックスに「1」と入力し、
[閉じる]をクリックします。
⑩補助円グラフ付き円グラフのデータ系列をク
リックし、補助円グラフ付き円グラフのデータ系列
にハンドルが表示されていることを確認します。
⑪[グラフツール]の[レイアウト]タブをクリッ
クし、[現在の選択範囲]の [選
択対象の書式設定]ボタンをクリックして[データ
系列の書式設定]ダイアログボックスを開きます。
⑫[系列のオプション]が選択されていることを確
認し、[補助プロットに含む値の個数]の▼をクリッ
クして「3」に変更します。
⑬[補助プロットのサイズ]のスライダーを "50%"
になるまでドラッグし、[閉じる]をクリックしま
す。
⑭データラベルをクリックし、"ミセスマックス"
のデータラベルをクリックして、"ミセスマックス"
のデータラベルだけを選択します。
⑮データラベル "ミセスマックス" の枠線をポイ
ントし、区分線に重ならないように、完成例を参考
にドラッグします。
9.
①複合グラフのグラフエリアをクリックして選択
します。
②[グラフツール]の[レイアウト]タブが選択さ
れていることを確認します。
③[ラベル]の [データテーブル]ボタンを
クリックし、[データテーブルの表示]をクリック
します。
④[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック
します。
⑤[場所]の[グラフの移動]ボタンをクリックし
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
34
て[グラフの移動]ダイアログボックスを開きます。
⑥[グラフの配置先]の[新しいシート]を選択し、
右側のボックスに「売上実績比較」と入力して[OK]
をクリックします。
⑦複合グラフの主軸をクリックします。
⑧[グラフツール]の[レイアウト]タブで、[現
在の選択範囲]の [選択対象の
書式設定]ボタンをクリックして、[軸の書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑨[軸のオプション]が選択されていることを確認
します。
⑩[最小値]の[固定]をクリックし、[最小値]
ボックスに「15000」と入力します。
⑪[最大値]の[固定]をクリックし、[最大値]
ボックスに「32000」と入力して、[閉じる]をク
リックします。
10.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 4 顧客別
売上分析" を同じ名前で保存します。
復習問題 4-2
1.
①シート "売上実績集計" をアクティブにし、セル
ル C4~E23を範囲選択します。
②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
③[セルの強調表示ルール]をポイントし、[指定
の値より小さい]をクリックして[指定の値より小
さい]ダイアログボックスを開きます。
④「7,000」と入力します。
⑤[赤の文字]をクリックします。
⑥[OK]をクリックします。
⑦セルの値が "7,000" より小さいセルに、赤の文
字の書式が設定されていることを確認します。
2.
①セル J4~J23を範囲選択します。
②[スタイル]の [条件付き書式]
ボタンをクリックします。
③[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ
ラデーション)]の[水色のデータバー]をクリッ
クします。
④任意のセルをクリックし、範囲選択を解除します。
⑤正の値が水色のデータバーで表示されているこ
とを確認します。
⑥負の値が赤のデータバーで表示されていること
を確認します。
3.
①セル K4~K23を範囲選択します。
②[スタイル]の [条件付き書式]
ボタンをクリックします。
③[アイコンセット]をポイントし、[方向]の[3
種類の三角形]をクリックします。
④セルK4~K15に 3種類の三角形のアイコンセッ
トが設定されたことを確認します。
⑤セルM4~M23を範囲選択します。
⑥[スタイル]の [条件付き書式]
ボタンをクリックします。
⑦[アイコンセット]をポイントし、[インジケー
ター]の[3 つの記号(丸囲みなし)]をクリック
します。
⑧セル M4~M15 に 3 つの記号(丸囲みなし)の
アイコンセットが設定されたことを確認します。
4.
①セル K4~K23を範囲選択します。
②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
③[ルールの管理]をクリックし、[条件付き書式
ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。
④[ルールの編集]ボタンをクリックし、[書式ルー
ルの編集]ダイアログボックスを開きます。
⑤"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定"
が選択されていることを確認します。
⑥[次のルールに従って各アイコンを表示]の 1
番目のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]を
クリックします。
⑦[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク
リックします。
⑧[値]ボックスに「1.02」と入力します。
⑨[次のルールに従って各アイコンを表示]の 2
番目のアイコンが ">=" になっていることを確認
します。
⑩[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク
リックします。
⑪[値]ボックスに「1」と入力し、[OK]をクリッ
クします。
⑫[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの
管理]ダイアログボックスを閉じます。
⑬任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、変
更後の条件でアイコンが表示されていることを確
認します。
5.
①セルM4~M23を範囲選択します。
②[スタイル]の [条件付き書式]
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
35
ボタンをクリックし、[ルールの管理]をクリック
して[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボッ
クスを開きます。
③[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボック
スの[ルールの編集]ボタンをクリックして、[書
式ルールの編集]ダイアログボックスを開きます。
④1番目のアイコンの▼をクリックします。
⑤[緑の丸]をクリックします。
⑥[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの
管理]ダイアログボックスを閉じます。
⑦任意のセルをクリックして選択を解除し、緑の
チェックマークが緑の丸のアイコンに変わったこ
とを確認します。
6.
①セル C4~E23を範囲選択します。
②[スタイル]の [条件付き書式]
ボタンをクリックし、[新しいルール]をクリック
して[新しい書式ルール]ダイアログボックスを開
きます。
③[ルールの種類を選択してください]ボックスで
[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリック
します。
④[次のセルのみを書式設定]の[次の値の間]ボッ
クスの▼をクリックし、[次の値より大きい]をク
リックします。
⑤右側のボックスに「8000」と入力します。
⑥[書式]ボタンをクリックして[セルの書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑦[フォント]タブが選択されていることを確認し
ます。
⑧[太字]をクリックします。
⑨[塗りつぶし]タブをクリックします。
⑩[背景色]の[水色](一番下の行の右から 4 列
目)をクリックし、[OK]をクリックします。
⑪[OK]をクリックして[新しい書式ルール]ダ
イアログボックスを閉じます。
⑫任意のセルをクリックして選択を解除し、セルの
値が "8,000" より大きい場合に指定した条件付き
書式が適用されていることを確認します。
7.
①[挿入]タブをクリックし、[スパークライン]
の [折れ線]ボタンをクリックして[スパー
クラインの作成]ダイアログボックスを開きます。
②[データ範囲]ボックスにカーソルが表示されて
いることを確認し、セル C4~E23をドラッグしま
す。
③[場所の範囲]ボックスをクリックし、セル H4
~H23をドラッグします。
④[場所の範囲]ボックスに "$H$4:$H$23" と表
示されていることを確認し[OK]をクリックしま
す。
⑤任意のセルをクリックして選択を解除し、セルに
スパークラインが挿入されていることを確認しま
す。
8.
①セルH4~H23を範囲選択します。
②[スパークラインツール]の[デザイン]タブを
クリックします。
③[スタイル]の [その他]ボタンをクリック
し、[スパークラインスタイル濃色#5]をクリック
します。
④[表示]の[頂点(谷)]チェックボックスをオ
ンにします。
⑤[スタイル]の [スパークライ
ンの色]ボタンをクリックします。
⑥[太さ]をポイントし、[2.25pt]をクリックし
ます。
⑦範囲選択を解除して、スパークラインのスタイル
が変わり、"頂点(谷)" が表示され、太さが変わっ
たことを確認します。
8.
①ブック "復習 4 顧客別売上分析" を上書き保存
します。
復習問題 4-3
1.
①補助円グラフ付き円グラフを表示します。
②[挿入]タブをクリックします。
③[図]の [SmartArt]ボタンをクリッ
クして、[SmartArt グラフィックの選択]ダイア
ログボックスを開きます。
④[リスト]をクリックし、[線区切りリスト]を
クリックして、[OK]をクリックします。
2.
①入力例を参考に SmartArt グラフィックに文字
を入力します。
※SmartArtグラフィックの[テキストウィンドウ]
を使用して文字を入力します。
※[テキストウィンドウ]が表示されない場合は、
[SmartArtツール]の[デザイン]タブの[グラ
フィックの作成]の [テキストウィ
ンドウ]ボタンをクリックします。
3.
①SmartArt グラフィックをセル H25~M45 の範
囲に移動し、サイズ調整を行います。
※移動するには SmartArt グラフィックをポイン
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
36
トし、マウスポインターの形が の状態でドラッグ
します。
※サイズ変更するには SmartArt グラフィックの
サイズ変更ハンドルをポイントし、マウスポイン
ターの形が両方向の矢印になってからドラッグし
ます。
4.
①SmartArtグラフィックが選択されていることを
確認します。
②[SmartArtツール]の[デザイン]タブが選択
されていることを確認します。
③[SmartArt のスタイル]の [色の変更]
ボタンをクリックし、[グラデーション - アクセン
ト 1]をクリックします。
④SmartArtグラフィックの色が変わったことを確
認します。
5.
①シート "売上実績比較" をアクティブにします。
②グラフエリアをクリックします。
③[グラフツール]の[レイアウト]タブをクリッ
クします。
④[挿入]の [図形]ボタンをクリックします。
⑤[吹き出し]の [角丸四角形吹き出し]をク
リックします。
⑥デイリーマートの折れ線の上に、マウスポイン
ターの形が になっていることを確認し、完成
例を参考にドラッグして角丸四角形吹き出しを挿
入します。
⑦「今後の成長に期待」と入力します。
⑧完成例を参考に吹き出しの大きさなどを調整し
ます。
※この手順は必要に応じて行ってください。
⑨[描画ツール]の[書式]タブが選択されている
ことを確認します。
⑩[図形のスタイル]の [その他]ボタンをク
リックします。
⑪[枠線のみ - アクア、アクセント 5]をクリッ
クします。
⑫グラフエリアをクリックして選択を解除し、角丸
四角形吹き出しが挿入され、スタイルが変更された
ことを確認します。
6.
①ブック "復習 4 顧客別売上分析" を上書き保存
して閉じます。
復習問題 5-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 5 ワイ
ン類売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上分析" をアクティブにし、列番号
"G" を右クリックし、[挿入]をクリックしてテー
ブルに列を挿入します。
②新しいフィールド名として、セル G3に「業種」
と入力します。
③セルG4がアクティブになっていることを確認し、
数式バーの [関数の挿入]ボタンをクリック
して、[関数の挿入]ダイアログボックスを開きま
す。
④[関数の挿入]ダイアログボックスで VLOOKUP
関数を選択し、[OK]をクリックします。
⑤[検索値]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル E4をクリックします。
⑥[検索値]ボックスに "[@顧客 CD]" と表示
されていることを確認します。
⑦[範囲]ボックスに "顧客マスター!$A$4:$J$15"
と指定し、[列番号]ボックスに「7」、[検索方法]
ボックスに「FALSE」と入力して、[OK]をクリッ
クします。
⑧フィールド "業種" にデータが追加されたこと
を確認します。
3.
①新しいフィールド名として、セルM3に「金額」
と入力します。
②テーブルが自動的に拡張されたことを確認し、セ
ル M4 がアクティブになっていることを確認しま
す。
③キーボードから「=」を入力します。
④セル K4をクリックし、セルM4に "[@数量]"
と表示されたことを確認します。
⑤キーボードから「*」を入力します。
⑥セル L4をクリックし、"[@単価]" と表示され
たことを確認します。
⑦数式バーとセルM4に "=[@数量]*[@単価]"
と表示されていることを確認し、Enterキーを押し
ます。
⑧フィールド "金額" に数式がコピーされている
ことを確認します。
4.
①列番号 "E" を右クリックし、[挿入]をクリック
してテーブルに列を挿入します。
②[挿入オプション]ボタンの▼をクリックし、[右
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
37
側と同じ書式を適用]をクリックして、挿入オプ
ションを適用します。
③新しいフィールド名として、セル E3に「商品分
類」と入力します。
④セル E4 が選択されていることを確認し、数式
バーの [関数の挿入]ボタンをクリックして、
[関数の挿入]ダイアログボックスを開きます。
⑤[関数の分類]ボックスの▼をクリックし、[文
字列操作]をクリックし、[関数名]ボックスの
[LEFT]をクリックして[OK]をクリックしま
す。
⑥[文字列]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル C4をクリックして、"[@商品
CD]" と表示されていることを確認します。
⑥[文字数]ボックスに「2」と入力し、[OK]を
クリックします。
⑦フィールド "商品分類" にデータが追加された
ことを確認します。
5.
①列番号 "F" を右クリックし、[挿入]をクリック
してテーブルに列を挿入します。
②新しいフィールド名として、セル F3に「生産地」
と入力し、列幅を調整します。
③セル F4 が選択されていることを確認し、数式
バーの [関数の挿入]ボタンをクリックして、
[関数の挿入]ダイアログボックスを開きます。
④[関数の挿入]ダイアログボックスでMID関数
を選択します。
⑤[文字列]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル C4をクリックして、"[@商品
CD]" と設定します。
⑥[開始位置]ボックスに「3」と入力します。
⑦[文字数]ボックスに「3」と入力し、[OK]を
クリックします。
⑧フィールド "生産地" にデータが追加されたこ
とを確認します。
6.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 5 ワイン
類売上分析" を同じ名前で保存します。
復習問題 5-2
1.
①シート "売上分析" のテーブル内の任意のセル
がアクティブになっていることを確認します。
②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし
て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。
③[最優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、
[商品名]をクリックします。
④[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され
ていることを確認します。
⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー
設定リスト]をクリックします。
⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス
クロールし、第 1章の問題 1-2で追加したユーザー
設定リスト(ボルドー赤、トスカーナ赤、カルフォ
ルニア赤...)をクリックします。
⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて
いることを確認し、[OK]をクリックします。
⑧最優先されるキーの[順序]ボックスに "ボル
ドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤..." と表
示されていることを確認します。
⑨[レベルの追加]をクリックします。
⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック
し、[エリア]をクリックします。
⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され
ていることを確認します。
⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ
とを確認します。
⑬並べ替えのキーを追加し、3 番目に優先される
キーとして顧客 CD、順序に昇順を設定し、[OK]
をクリックします。
⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(ボル
ドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤...)でデー
タが並べ替えられていることを確認します。
⑮商品名が同じデータの中で、エリアごとに並べ替
えられていることを確認します。
⑯エリアが同じデータの中で、顧客 CDごとに並べ
替えられていることを確認します。
2.
①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保
存します。
復習問題 5-3
1.
①フィールド "受注 ID" の▼をクリックし、[昇順]
をクリックして、並び順を元に戻します。
2.
①フィールド "商品名" の▼をクリックします。
②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。
③[オレゴン白]、[カタルーニャ白]、[ガリシア赤]、
[カルフォルニア赤]の各チェックボックスをオン
にします。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
38
④[OK]をクリックします。
⑤商品名が "オレゴン白" または "カタルーニャ
白" または "ガリシア赤" または "カルフォルニア
赤" のレコードが表示されていることを確認しま
す。
⑥条件が指定されているフィールドの▼が
フィルターボタンになっていることを確認します。
⑦抽出されたレコードの行番号が青で表示されて
いることを確認します。
⑧総レコード数と、条件に一致するレコードの数が
表示されていることを確認します。
3.
①画面の表示倍率を 80%に縮小し、フィールド
"金額" を表示します。
②フィールド "金額" の▼をクリックします。
③[数値フィルター]をポイントし、[指定の範囲
内]をクリックして、[オートフィルターオプショ
ン]ダイアログボックスを開きます。
④左上のボックスに「250000」と入力します。
⑤右上のボックスに "以上" と表示されているこ
とを確認します。
⑥[AND]が選択されていることを確認します。
⑦左下のボックスに「300000」と入力します。
⑧右下のボックスに "以下" と表示されているこ
とを確認します。
⑨[OK]をクリックします。
⑩さらに、売上金額が 25 万円以上 30 万円以下の
レコードに絞り込まれて表示されたことを確認し
ます。
4.
①[データ]タブが選択されていることを確認しま
す。
②[並べ替えとフィルター]の [クリア]
ボタンをクリックします。
③フィールド "商品名" と "金額" の抽出条件が一
度に解除されたことを確認します。
5.
①行番号 3~7をドラッグします。
②選択した行番号を右クリックし、ショートカット
メニューの[挿入]をクリックします。
③セル A8~O8を範囲選択します。
④選択したセル範囲を右クリックし、ショートカッ
トメニューの[コピー]をクリックします。
⑤セル A3 を右クリックし、ショートカットメ
ニューの[貼り付けのオプション]の [貼り
付け]ボタンをクリックして列見出しを貼り付けま
す。
⑥列見出しが貼り付けられたことを確認します。
⑦Escキーを押して、点滅する点線を解除します。
6.
①セル D4に「ボルドー赤」、セル D5に「トスカー
ナ白」と入力します。
②列 Oを表示します。
③セル O4に「>=450000」、セル O5に「>=400000」
と入力します。
④[データ]タブが選択されていることを確認し、
[並べ替えとフィルター]の [詳細設
定]ボタンをクリックして、[フィルターオプショ
ンの設定]ダイアログボックスを開きます。
⑤[抽出先]の[選択範囲内]が選択されているこ
とを確認します。
⑥[リスト範囲]ボックスに "$A$8:$O$2192" と
表示されていることを確認します。
⑦[検索条件範囲]ボックスをクリックし、セル
D3~O5をドラッグします。
⑧[検索条件範囲]ボックスに " 売上明
細!$D$3:$O$5" と表示されていることを確認し、
[OK]をクリックします。
⑨商品名が "ボルドー赤" で金額が 45 万円以上、
または商品名が "トスカーナ白" で金額が 40 万円
以上のデータだけが表示されていることを確認し
ます。
⑩総レコード数と、条件に一致するレコードの数が
表示されていることを確認します。
7.
①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保
存します。
復習問題 5-4
1.
①シート "売上集計" をアクティブにします。
②3 行目以下の任意のセルをアクティブにし、
[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし
て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。
③最優先されるキーに[商品名]、[並べ替えのキー]
に[値]、[順序]にユーザー設定リスト("ボルドー
赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤...")を指定
します。
④[レベルの追加]をクリックし、2番目に優先さ
れるキーに[エリア]、[並べ替えのキー]に[値]、
[順序]に[昇順]を指定します。
⑤[レベルの追加]をクリックし、3番目に優先さ
れるキーに[顧客 CD]、[並べ替えのキー]に[値]、
[順序]に[昇順]を指定し、[OK]をクリックし
ます。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
39
⑥商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序("ボ
ルドー赤、トスカーナ赤、カルフォルニア赤...")
でレコードが並べ替えられていることを確認しま
す。
⑦商品名が同じレコード内で、エリアごとに降順に
並べ替えられていることを確認します。
⑧商品名とエリアが同じレコード中で、顧客 CD順
で並べ替えられていることを確認します。
2.
①3 行目以下の任意のセルがアクティブになって
いることを確認します。
②[データ]タブが選択されていることを確認しま
す。
③[アウトライン]の [小計]ボタンをク
リックして[集計の設定]ダイアログボックスを開
きます。
④[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、
一覧の[商品名]をクリックします。
⑤[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて
いることを確認します。
⑥[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ
クボックスをオンにします。
⑦[集計するフィールド]ボックスの[金額]チェッ
クボックスがオンになっていることを確認し、
[OK]をクリックします。
⑦アウトラインが自動的に作成されます。
⑧画面を下にスクロールし、K 列と M 列の幅を調
整します。
⑨商品ごとの集計行が挿入されたことを確認しま
す。
⑩さらに画面を下にスクロールし、総計行が挿入さ
れたことを確認します。
⑪数量と金額の集計が表示されていることを確認
します。
3.
①アウトラインの レベル記号 2 をクリックし
ます。
②表が折りたたまれて、全体の構成が見やすく表示
されたことを確認します。
③カタルーニャ白の集計行(1186 行)の 詳細
表示記号をクリックします。
④カタルーニャ白の詳細データが表示されたこと
を確認します。
⑤行 1186の詳細表示記号が、詳細非表示記号( )
に変わります。
⑥カタルーニャ白の数量と金額の小計が表示され
ていることを確認します。
⑦ レベル記号 3 をクリックして、すべてのレ
コードを表示します。
4.
①列見出しの行を表示し、3行目以下の任意のセル
をアクティブにします。
②[データ]タブの[アウトライン]の [小
計]ボタンをクリックして、[集計の設定]ダイア
ログボックスを開きます。
③[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、
一覧の[エリア]をクリックします。
④[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて
いることを確認します。
⑤[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ
クボックスと[金額]チェックボックスがオンに
なっていることを確認します。
⑥[現在の小計をすべて置き換える]チェックボッ
クスをオフにし、[OK]をクリックします。
⑦アウトラインのレベルが追加されたことを確認
します。
⑧列Mを表示します。
⑨首都圏の集計行が表示されるまで画面を下にス
クロールします。
⑩エリアごとの小計が追加されたことを確認しま
す。
⑪ レベル記号 3をクリックして、表を折りたた
みます。
⑫商品別にエリアごとの集計結果が表示されてい
ることを確認します。
5.
①ブック "復習 5 ワイン類売上分析" を上書き保
存して閉じます。
復習問題 6-1
1.
①[復習問題]フォルダーのブック "復習 6 ワイ
ン類売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上分析" がアクティブになっている
ことを確認し、データが入力されている 3行目以下
の任意のセルをアクティブにします。
②[挿入]タブをクリックします。
③[テーブル]の [ピボットテーブル]ボ
タンの▼をクリックし、[ピボットテーブル]をク
リックして[ピボットテーブルの作成]ダイアログ
ボックスを開きます。
④[テーブルまたは範囲を選択]が選択されている
ことを確認します。
⑤[テーブル/範囲]ボックスにテーブル名が表示
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
40
されていることを確認します。
⑥[新規ワークシート]が選択されていることを確
認し、[OK]をクリックします。
⑦新しいワークシート(Sheet1)が挿入され、空
のピボットテーブルが作成されていることを確認
します。
⑧[ピボットテーブルツール]が表示されているこ
とを確認します。
⑨[ピボットテーブルのフィールドリスト]が表示
されていることを確認します。
⑩[レポートに追加するフィールドを選択してくだ
さい]ボックスに、テーブルの列見出しに該当する
フィールドが表示されていることを確認します。
3.
①[受注日]をポイントし、レイアウトセクション
の[行ラベル]領域にドラッグし、マウスのボタン
を離します。
②行ラベルに "受注日" が追加されたことを確認
します。
③同様に[商品名]をポイントし、レイアウトセク
ションの[列ラベル]領域にドラッグします。
④"金額" が表示されるまでスクロールし、[金額]
をポイントして、レイアウトセクションの[値]領
域にドラッグします。
⑤ピボットテーブルにフィールドが配置され、日付
別と商品名別の金額が集計されたことを確認しま
す。
4.
①セル A5をクリックします。
※グループ化するフィールドのセルであれば、どの
セルを選択してもかまいません。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③[グループ]の[グループの選択]ボタンをクリッ
クして、[グループ化]ダイアログボックスを開き
ます。
④[単位]ボックスの "月" が選択されていること
を確認し、[OK]をクリックします。
⑤商品別の売上金額が月単位で集計されたことを
確認します。
5.
①セル A3の[合計/金額]をクリックします。
※計算方法を変更したい値が入っている箇所であ
れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③ [計算方法]ボタンをクリックします。
④ [計算の種類]ボタンの▼をクリックし、[総
計に対する比率]をクリックします。
⑤総計の列 Nを表示します。
⑥各商品の総計に対する売上比率が表示されてい
ることを確認します。
⑦[計算方法]ボタンをクリックし、[計算の種類]
ボタンの▼をクリックします。
⑧[計算なし]をクリックします。
⑨列 A を表示し、商品別と月別の売上金額の合計
の表示に戻ったことを確認します。
6.
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]のレイ
アウトセクションで、[列ラベル]領域の "商品名"
フィールドを[行ラベル]領域の "受注日" フィー
ルドの下にドラッグし、マウスのボタンを離します。
※"受注日" フィールドの上に配置してもかまいま
せん。
②"商品名" フィールドが行ラベルに追加されたこ
とを確認します。
③[行ラベル]領域の "受注日" フィールドを[列
ラベル]領域にドラッグし、マウスのボタンを離し
ます。
④"受注日" フィールドが列ラベルに移動したこと
を確認します。
7.
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
フィールドセクションで、[顧客名通称]をポイン
トし、レイアウトセクションの[レポートフィル
ター]領域にドラッグし、マウスのボタンを離しま
す。
②"顧客名通称" フィールドが追加され、"(すべて)
" と表示されていることを確認します。
③レポートフィルターフィールドの "(すべて)"
と表示されているセル(セル B1)の▼をクリック
します。
④[ロジャー]をクリックします。
⑤[OK]をクリックします。
⑥レポートフィルターフィールドの "ロジャー"
と表示されているセル(セル B1)のボタンに
フィルターのアイコンが表示されていることを確
認します。
⑦フィールドセクションの[顧客名通称]の右端に
フィルターのアイコンが表示されていることを確
認します。
⑧同様に、他の顧客のデータを表示して確認します。
⑨レポートフィルターフィールドの右端の
フィルターのボタンをクリックし、一覧の[(すべ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
41
て)]をクリックし、[OK]をクリックしてすべて
の顧客のデータを表示します。
8.
①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして
アクティブにします。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③[並べ替えとフィルター]の [スライサー]
ボタンの▼をクリックし、[スライサー]をクリッ
クして[スライサーの挿入]ダイアログボックスを
開きます。
④[商品分類]チェックボックスをオンにします。
⑤[生産地]チェックボックスをオンにして[OK]
をクリックします。
⑥[ピボットテーブルのフィールドリスト]が非表
示になったことを確認します。
⑦スライサー "商品分類" とスライサー "生産地"
が挿入されたことを確認します。
⑧スライサーを表に重ならない位置に移動します。
⑨スライサー "商品分類" の[SP]をクリックし、
Ctrlキーを押しながら[WW]をクリックします。
⑩商品分類が "SP"(スパークリングワイン)また
は "WW"(白ワイン)のデータに絞り込まれたこ
とを確認します。
⑪スライサー "生産地" の[FRA]をクリックし、
Ctrlキーを押しながら[ITA]をクリックします。
⑫さらに生産地が "FRA"(フランス)または "ITA"
(イタリア)のデータに絞り込まれたことを確認し
ます。
9.
①スライサー "商品分類 " のヘッダーの
[フィルターのクリア]をクリックします。
②スライサー "商品分類" の絞り込みが解除され
たことを確認します。
③同様にして、スライサー "生産地" の絞り込みを
解除します。
④スライサー "商品分類" をクリックし、ハンドル
が表示されていることを確認します。
⑤Delキーを押します。
⑥スライサー "商品分類" が削除されたことを確
認します。
⑦同様にして、スライサー "生産地" を削除します。
10.
①行ラベルに配置されている "トスカーナ白" の
セル(セル A11)をアクティブにし、ダブルクリッ
クして[詳細データの表示]ダイアログボックスを
開きます。
②[詳細データを表示するフィールドを選択してく
ださい]ボックスで下にスクロールし、[担当]を
クリックします。
③"商品名" の内訳に "担当" が追加され、担当ごと
にデータが表示されていることを確認します。
④"レイアウトセクション" の[行ラベル]領域に
"担当" が追加されていることを確認します。
11.
①シート "Sheet1" のトスカーナ白の中村実の 4
月の売上のセル B14をダブルクリックします。
②新しいワークシート("Sheet2")が作成されたこ
とを確認します。
③任意のセルをクリックして、範囲選択を解除しま
す。
④列 Bの列幅を自動調整します。
⑤表のフィールド名がすべて表示されるように、画
面の表示倍率を 80%に縮小します。
⑥シート "Sheet1" のセル B14 の詳細データが表
示されていることを確認します。
12.
①シート見出し "Sheet1" をクリックします。
②セル B14 に "818532" と表示されていることを
確認します。
③シート "売上分析" をアクティブにします。
④4 月 4 日のデータが表示されるまで、76 行目が
先頭になるようにスクロールします。
⑤セル M84 に「240」と入力して、Enter キーを
押します。
⑥金額が再計算され、セル O84 に "308880" と表
示されます。
⑦シート "Sheet1" をアクティブにします。
⑧セル B14 に "818532" と表示されていることを
確認します。
⑨[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブをクリックします。
⑩[データ]の [更新]ボタンの▼をクリッ
クし、[更新]をクリックします。
⑪セル B14 のデータが "1,003,860" に更新された
ことを確認します。
13.
①セル A10 の 折りたたみボタンをクリックし
て、"商品名" フィールドの "トスカーナ白" の内訳
を折りたたみます。
②セル A3をクリックします。
※表示形式を変更したい値が入っている箇所であ
れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。
③[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
④ [アクティブなフィールド]ボタンをク
リックし、 [フィールドの設定]ボ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
42
タンをクリックして[値フィールドの設定]ダイア
ログボックスを開きます。
⑤[表示形式]をクリックして[セルの書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑥[分類]ボックスの[数値]をクリックし、[桁
区切り(,)を使用する]チェックボックスをオン
にして、[OK]をクリックします。
⑦[OK]をクリックして[値フィールドの設定]
ダイアログボックスを閉じます。
⑧値フィールドの金額に、桁区切りのカンマ(,)
が設定されたことを確認します。
14.
①ピボットテーブル内のセルがアクティブになっ
ていることを確認します。
②[ピボットテーブルツール]の[デザイン]タブ
をクリックします。
③[ピボットテーブルスタイル]の右端下の [そ
の他]ボタンをクリックします。
④[中間]の[ピボットスタイル(中間)10]を
クリックします。
⑤ピボットテーブル全体の書式が変更されたこと
を確認します。
⑥セル B5~D16を範囲選択します。
⑦[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
⑧[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ
ラデーション)]の[青のデータバー]をクリック
します。
⑨範囲選択を解除して、4月から 6月の金額にデー
タバーが設定されたことを確認します。
15.
①[保存用]フォルダーにブック "復習 6 ワイン
類売上分析" を同じ名前で保存します。
復習問題 6-2
1.
①ピボットテーブル内の任意のセルをアクティブ
にします。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブをクリックします。
③[ツール]の [ピボットグラフ]
ボタンをクリックして、[グラフの挿入]ダイアロ
グボックスを開きます。
④[縦棒]が選択されていることを確認します。
⑤[積み上げ縦棒]をクリックし、[OK]をクリッ
クします。
⑥月別の顧客別商品別売上のピボットグラフが作
成されたことを確認します。
⑦[ピボットグラフツール]が表示されたことを確
認します。
2.
①積み上げ縦棒グラフが作成されたことを確認し、
セル A19~E45 の範囲にグラフを移動し、サイズ
調整を行います。
3.
①"商品名" フィールドの▼をクリックします。
②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。
③[ガリシア赤]、[カタルーニャ白]、[スパークリ
ングスペイン]の各チェックボックスをオンにして、
[OK]をクリックします。
④ピボットグラフに、[ガリシア赤]、[カタルーニャ
白]、[スパークリングスペイン]のアイテムだけが
表示されていることを確認します。
⑤ピボットグラフの "商品名" フィールドのボタ
ンにフィルターのアイコンが表示されていること
を確認します。
⑥ピボットテーブルにピボットグラフと同じアイ
テムだけが表示されていることを確認します。
⑦ピボットグラフの "商品名" フィールドの▼を
クリックし、[すべて選択]チェックボックスをオ
ンにして[OK]をクリックし、ピボットグラフに
すべてのアイテムを表示します。
4.
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
フィールドセクションで[生産地]をポイントし、
レイアウトセクションの[レポートフィルター]領
域にドラッグします。
②ピボットグラフのレポートフィルターに "生産
地" フィールドが追加されたことを確認します。
③"生産地" フィールドの▼をクリックします。
④[FRA](フランス)をクリックします。
⑤[OK]をクリックします。
⑥ピボットグラフの "生産地" フィールドのボタ
ンにフィルターのアイコンが表示されていること
を確認します。
⑦セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール
します。
⑧ピボットテーブルのレポートフィルターにも生
産地が追加され、"FRA" と表示されていることを
確認します。
⑨[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
"生産地" フィールドにフィルターのアイコンが表
示されていることを確認します。
⑩それぞれの生産地のグラフに表示を切り替えて
確認します。
⑪ピボットグラフの "生産地" フィールドの▼を
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
43
クリックし、[(すべて)]をクリックして[OK]を
クリックし、すべてのデータを表示します。
5.
①ピボットグラフが選択されていることを確認し
ます。
②[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ
クします。
③[データ]の [スライサー]ボタンの▼を
クリックし、[スライサー]をクリックして[スラ
イサーの挿入]ダイアログボックスを開きます。
④[業種]チェックボックスをオンにして[OK]
をクリックします。
⑤[ピボットテーブルのフィールドリスト]が非表
示になったことを確認します。
⑥スライサー "業種" が挿入されたことを確認し
ます。
⑦スライサーをピボットグラフに重ならない位置
に移動します。
⑧スライサー "業種" の[コンビニ]をクリックし
ます。
⑨絞り込んだスライサーの項目の色が濃くなって
いることを確認します。
⑩その他のスライサーの項目の色が淡い色になっ
ていることを確認します。
⑪ピボットテーブルもスライサーで絞り込まれて
いることを確認します。
6.
①ブック "復習 6 ワイン類売上分析" を上書き保
存して閉じます。
総合問題 1
1.
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 1 納品
請求書"を開きます。
2.
①シート "納品請求書" がアクティブになってい
ることを確認し、セル E18~E32 を範囲選択しま
す。
②[データ]タブの[データツール]にある
[データの入力規則]ボタン
をクリックして、[データの入力規則]ダイアログ
ボックスを開きます。
③[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ
クスの一覧の[整数]をクリックします。
④[データ]ボックスの一覧の[次の値以上]をク
リックします。
⑤[最小値]ボックスに「5」と入力します。
⑥[エラーメッセージ]タブをクリックします。
⑦[スタイル]に "停止" が選択されていることを
確認します。
⑧[タイトル]ボックスに「数量の確認」と入力し
ます。
⑨[エラーメッセージ]ボックスに「数量は 5以上
の値で入力してください。」と入力します。
⑩[OK]をクリックします。
3.
①セル B18~B32を範囲選択します。
②[データ]タブの[データツール]の
[データの入力規則]ボタン
をクリックして、[データの入力規則]ダイアログ
ボックスを開きます。
③[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボッ
クスの一覧の[リスト]をクリックします。
④[ドロップダウンリストから選択する]チェック
ボックスがオンになっていることを確認します。
⑤[元の値]ボックスをクリックし、シート "商品
マスター" のセル A4~A15をドラッグします。
⑥[元の値]ボックス内に "= 商品マス
ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認
し、[OK]をクリックします。
4.
①セルH8をアクティブにします。
②[データ]タブの[データツール]の
[データの入力規則]ボタン
をクリックして、[データの入力規則]ダイアログ
ボックスを開きます。
③[設定]タブが選択されていることを確認し、[入
力値の種類]ボックスの一覧の[リスト]をクリッ
クします。
④[ドロップダウンリストから選択する]チェック
ボックスがオンになっていることを確認します。
⑤[元の値]ボックスをクリックし、シート "店舗
マスター" のセル A4~A15をドラッグします。
⑥[元の値]ボックス内に "= 店舗マス
ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認
し、[OK]をクリックします。
5.
①セル A18~A32を範囲選択し、[ホーム]タブの
[数値]の (ダイアログボックス起動ツール)
をクリックして、[セルの書式設定]ダイアログボッ
クスを開きます。
②[表示形式]タブの[分類]ボックスで、[ユー
ザー定義]をクリックします。
③[種類]ボックスに「0000」と入力します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
44
④[サンプル]に "0001" と表示されていることを
確認し[OK]をクリックします。
6.
①セル A6 をクリックし、[数値]の (ダイア
ログボックス起動ツール)をクリックして、[セル
の書式設定]ダイアログボックスを開きます。
②[表示形式]タブの[分類]ボックスで、[ユー
ザー定義]をクリックします。
③[種類]ボックスに「@" 様"」と入力します。
④[サンプル]に "日経 太郎 様" と表示されて
いることを確認し、[OK]をクリックします。
7.
①セル B18 をクリックし、▼をクリックして、ド
ロップダウンリストの一覧の[MEIN002]をクリッ
クします。
②セル B18に商品 CD " MEIN002" が入力された
ことを確認します。
③セル E18 に「4」と入力し、Enter キーを押し、
エラーメッセージが表示されることを確認します。
④[再試行]をクリックし、セル E18に「7」と入
力します。
⑤セル E34に「7」と入力します。
8.
①シート "納品請求書" のセル F36 の値を消去し
ます。
②セル F36 がアクティブになっていることを確認
し、[数式]タブの[関数ライブラリ]の [関
数の挿入]ボタンをクリックして、[関数の挿入]
ダイアログボックスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[すべて表示]
をクリックします。
④[関数名]ボックスの一覧の[ROUND]をクリッ
クし、[OK]をクリックして[関数の引数]ダイア
ログボックスを開きます。
※②~④の操作は、[数式]タブの[関数ライブラ
リ]の[数学/三角]ボタンの一覧から[ROUND]
を選択する方法で行ってもかまいません。
⑤[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ
とを確認し、「F35*E36」と入力します。
⑥[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
9.
①セル E38の値を消去します。
②セル E38 がアクティブになっていることを確認
し、[数式]タブの[関数ライブラリ]の [関
数の挿入]ボタンをクリックして、[関数の挿入]
ダイアログボックスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[すべて表示]
をクリックします。
④[関数名]ボックスの一覧の[ROUNDDOWN]
をクリックし、[OK]をクリックして[関数の引数]
ダイアログボックスを開きます。
※②~④の操作は、[数式]タブの[関数ライブラ
リ ] の [ 数 学 / 三 角 ] ボ タ ン の 一 覧 か ら
[ROUNDDOWN]を選択する方法で行ってもか
まいません。
⑤[数値]ボックスにカーソルが表示されているこ
とを確認し、「E37*5%」と入力します。
⑥[桁数]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
10.
①セル E36の値を消去します。
②[関数ライブラリ]の [関数の挿入]ボタ
ンをクリックして、[関数の挿入]ダイアログボッ
クスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[論理]を選択
後、[関数名]ボックスの一覧の[IF]をクリック
し、[OK]をクリックして[関数の引数]ダイアロ
グボックスを開きます。
※②、③の操作は、[関数ライブラリ]の[論理]
ボタンの一覧から[IF]を選択する方法で行っても
かまいません。
④[論理式]ボックスに「E33>=5」と入力します。
⑤[真の場合]ボックスに「5%」と入力します。
⑥[偽の場合]ボックスに「""」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑦セル E36 に "5%" と表示されることを確認しま
す。
11.
①セル F10をアクティブにし、[関数ライブラリ]
の [関数の挿入]ボタンをクリックして、[関
数の挿入]ダイアログボックスを開きます。
②[関数の分類]ボックスの一覧の[検索/行列]
を選択し、[関数名]ボックスの一覧の
[VLOOKUP]をクリックし、[OK]をクリック
して[関数の引数]ダイアログボックスを開きます。
※①、②の操作は、[関数ライブラリ]の[検索/
行列]ボタンの一覧から[VLOOKUP]を選択す
る方法で行ってもかまいません。
③[検索値]ボックスをクリックし、セルH8をク
リックします。
④[範囲]ボックスをクリックし、シート "店舗マ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
45
スター" のセル A4~J15をドラッグし、F4キーを
押して絶対参照にします。
⑤[列番号]ボックスに「2」と入力します。
⑥[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]
をクリックします。
※[検索方法]ボックスに「0」と入力してもかま
いません。
⑦セル F10 に "#N/A" と表示されていることを確
認します。
⑧手順①~⑦と同様の操作で、セル F11 に数式
「=VLOOKUP(H8,店舗マスター!$A$4:$J$15,3,
FALSE))」を入力します。
⑨セル F12 に数式「=VLOOKUP(H8,店舗マス
ター!$A$4:$J$15,5,FALSE))」を入力します。
⑩セル F13 に数式「=VLOOKUP(H8,店舗マス
ター!$A$4:$J$15,6,FALSE))」を入力します。
⑪セル H8 をクリックし、▼をクリックして、ド
ロップダウンリストの一覧の[T0009]をクリック
します。
⑫セル H8 に店舗 CD "T0009" が入力されたこと
を確認します。
⑬セルF10に "銀座店"、セルF11に "103-0027"、
セル F12 に "中央区 *-*-*"、セル F13 に
"03-****-5678" と表示されていることを確認しま
す。
12.
①シート "納品請求書" のセル B18 と C18 の値を
消去します。
②セル C18をアクティブにし、[関数ライブラリ]
の[論理]ボタンの一覧の[IF]をクリックして[関
数の引数]ダイアログボックスを開きます。
※[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンをク
リックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開
いて、IF関数を選択してもかまいません。
③[論理式]ボックスに「B18=""」、[真の場合]
ボックスに「""」と入力します。
④[偽の場合]ボックスをクリックし、関数ボック
スの▼をクリックして一覧の[VLOOKUP]をク
リックします。
⑤[検索値]ボックスに「B18」と入力します。
⑥[範囲]ボックスをクリックし、シート "商品マ
スター" のセル A4~C15 をドラッグして F4 キー
を押します。
⑦[列番号]ボックスに「2」を入力します。
⑧[検索方法]ボックスに「FALSE」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑨オートフィル機能を使って、セル C18 の数式を
セルC32までコピーし、[オートフィルオプション]
ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー(フィ
ル)]をクリックします。
⑩セル C19~C32に、"#N/A" と表示されないこと
を確認します。
13.
①設問 12 と同様の操作で、セル D18 に数式
「 =IF(B18="","",VLOOKUP(B18, 商 品 マ ス
ター!$A$4:$C$15,3,FALSE))」を入力します。
②オートフィル機能を使って、セル D18 の数式を
セル D32 までコピーし、[オートフィルオプショ
ン]ボタンの▼をクリックし、[書式なしコピー
(フィル)]をクリックします。
③セル D19~D32に、"#N/A" と表示されないこと
を確認します。
14.
①セル B18 をクリックし、▼をクリックして、ド
ロップダウンリストの一覧の[MEIN002]をクリッ
クします。
②セル B18 に商品 CD "MEIN002" が入力された
ことを確認します。
③セル C18 に "ワイシャツ"、セル D18 に "7800"
と表示されていることを確認します。
15.
①セル F18の数式を消去します。
②セル F18 がアクティブになっていることを確認
し、[関数ライブラリ]の[論理]ボタンの一覧の
[IF]をクリックして[関数の引数]ダイアログボッ
クスを開きます。
※[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンをク
リックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開
いて、IF関数を選択してもかまいません。
③[論理式]ボックスに「D18=""」、[真の場合]
ボックスに「""」と入力します。
④[偽の場合]ボックスに「D18*E18」と入力し、
[OK]をクリックします。
⑤オートフィル機能を使用して、数式をセル F32
までコピーし、オートフィルオプションの一覧の
[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。
⑥セル F19~F32 が空白で表示されていることを
確認します。
16.
①セル B14、セル D18~D32、セル D34、セル E37
~E39、セル F18~F36 を、[ホーム]タブの[数
値]にある [通貨表示形式]ボタンを使っ
て、通貨形式の表示形式に設定します。
17.
①セル A18~B32 をドラッグし、Ctrl キーを押し
ながらセル E18~E32 をドラッグし、Ctrl キーを
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
46
押しながらセル E34 をクリックして、範囲選択し
ます。
②[ホーム]タブをクリックし、[フォント]グルー
プの (ダイアログボックス起動ツール)をク
リックして、[セルの書式設定]ダイアログボック
スを開きます。
③[保護]タブをクリックし、[ロック]チェック
ボックスをオフにして、[OK]をクリックします。
④任意のセルをクリックして選択を解除し、[校閲]
タブをクリックします。
⑤[変更]の [シートの保護]ボタンをクリッ
クして、[シートの保護]ダイアログボックスを開
きます。
⑥[シートとロックされたセルの内容を保護する]
チェックボックスがオンになっていることを確認
し、[OK]をクリックします。
※シートの保護を確認する場合は、任意のセルに任
意の値を入力し、シートの保護のメッセージが表示
されることを確認し、[OK]をクリックします。
18.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 1 納品請
求書" を同じ名前で保存して閉じます。
総合問題 2
1.
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 2 店舗
別集計"を開きます。
2.
①シート "名古屋店" がアクティブになっている
ことを確認し、Shift キーを押しながら、シート見
出し "広域合計" をクリックします。
②ワークシートがグループ化され、グループ化され
たシートのシート見出しの色が白くなり、タイトル
バーに "[作業グループ]" と表示されていること
を確認します。
③セル A1~E1を範囲選択し、[ホーム]タブの[配
置]の [セルを結合して中央揃え]ボタンを
クリックします。
④セル A1 が選択されていることを確認し、[フォ
ント]の [フォントサイズ]ボックスの▼の
一覧の[16]をクリックします。
⑤セル A1 が選択されていることを確認し、[フォ
ント]の [太字]ボタンをクリックします。
⑥セル E2をクリックし、[配置]の [文字列を
右に揃える]ボタンをクリックします。
⑦セル A28をクリックし、[配置]の [中央揃
え]ボタンをクリックします。
⑧シート見出し "名古屋店" を右クリックし、[作
業グループ解除]をクリックします。
※グループ化されているシートであればどのシー
トでもかまいません。
※グループ化されていないシート "売上実績集計"
のシート見出しをクリックしてグループ化を解除
してもかまいません。
⑨他のシートに切り替えて、編集結果を確認します。
3.
①シート "名古屋店" をアクティブにし、セル A4
~A15を範囲選択します。
②[ファイル]タブの[オプション]をクリックし、
[Excelのオプション]ダイアログボックスを開き
ます。
③[詳細設定]をクリックし、[全般]の[ユーザー
設定リストの編集]をクリックして[ユーザー設定
リスト]ダイアログボックスを開きます。
④[新しいリスト]が選択されていることを確認し、
[リストの取り込み元範囲]ボックスに
"$A$4:$A$15" と表示されていることを確認して
[インポート]をクリックします。
⑤[ユーザー設定リスト]ボックスの一覧の最終行
にインポートしたデータが追加されていることを
確認し、[リストの項目]ボックスで登録内容と順
序を確認して[OK]をクリックします。
⑥[OK]をクリックして、[Excelのオプション]
ダイアログボックスを閉じます。
⑦シート "広域合計" をアクティブにします。
⑧セル A4 をクリックし "メンズスーツ" と入力さ
れていることを確認します。
⑨フィルハンドル(■)をポイントし、マウスポイ
ンターの形が になっていることを確認して、セ
ル A15までドラッグします。
4.
①シート "名古屋店" のセル B28~E28 を範囲選
択してコピーします。
②シート "店舗別実績" のセル B4 をアクティブに
し、[ホーム]タブの[クリップボード]の [貼
り付け]ボタンの▼をクリックして、[その他のオ
プション]の [リンク貼り付け]をクリックし
ます。
③同様にして、各シートの月別合計をシート "店舗
別実績" にリンク貼り付けします。
・シート "神戸店" のセル B28~E28 を、シート
"店舗別実績" のセル B5
・シート "広島店" のセル B28~E28 を、シート
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
47
"店舗別実績" のセル B6
5.
①シート "広島店" のセル D9 を「360,000」に修
正し、セル D28の値が再計算され、"11,373,200" に
更新されていることを確認します。
②シート "店舗別実績" をアクティブにし、セル
D6 の値が "11,373,200" に更新されていることを
確認します。
6.
①シート "広域合計" のセル B4~D27 を範囲選択
し、[ホーム]タブの[編集]の [合計]ボタ
ンをクリックします。
②セル B4 と数式バーに "=SUM()" と表示されて
いることを確認します。
③シート "名古屋店" のセル B4 をクリックし、
Shift キーを押しながらシート見出し "広島店" を
クリックします。
④数式バーに "=SUM('名古屋店:広島店'!B4)" と
表示されていることを確認し、 [合計]ボタン
をクリックします。
⑤任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、各
店舗の売上の合計が表示されていることを確認し
ます。
7.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 2 店舗別
集計" を同じ名前で保存して閉じます。
総合問題 3
1.
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 3 納品
請求書"を開きます。
2.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
② [問題のチェック]ボタンをクリックし、
[互換性チェック]をクリックして、[Microsoft
Excel - 互換性チェック]ダイアログボックスを開
きます。
③[概要]ボックスに Excel 2003でサポートされ
ていない機能が表示されるので、スクロールして概
要を確認し、[OK]をクリックします。
3.
①シート見出し "店舗マスター" を右クリックし、
ショートカットメニューの[非表示]をクリックし
てシート "店舗マスター" を非表示にします。
②[校閲]タブをクリックし、[変更]の [ブッ
クの保護]ボタンをクリックして[シートの構成と
ウィンドウの保護]ダイアログボックスを開きます。
③[保護対象]の[シート構成]チェックボックス
がオンになっていることを確認し、[OK]をクリッ
クします。
④シート見出し "納品請求書" を右クリックし、
ショートカットメニューの[再表示]などのコマン
ドが灰色になっていることを確認します。
4.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 3 納品請
求書" を同じ名前で保存します。
5.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
②[作成者]に "小田切俊彦" と表示されているこ
とを確認します。
③ [問題のチェック]ボタンをクリックし、
[ドキュメント検査]をクリックして、[ドキュメ
ント検査]ダイアログボックスを開きます。
④保存の確認メッセージが表示されたら、[はい]
をクリックします。
⑤検査する項目を確認し、[検査]をクリックしま
す。
⑥検査結果を確認し、"ドキュメントのプロパティ
と個人情報" の[すべて削除]をクリックして、個
人情報を削除します。
⑦ドキュメントのプロパティと個人情報が削除さ
れたことを確認し、[閉じる]をクリックします。
⑧ファイルのプロパティを確認し、[作成者]に何
も表示されていないことを確認します。
6.
①[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開き
ます。
②[ツール]をクリックし、[全般オプション]を
クリックして[全般オプション]ダイアログボック
スを開きます。
③[読み取りパスワード]ボックスに「JUN-A001」、
[書き込みパスワード]ボックスに「KOURI1」と
入力し、[OK]をクリックして読み取りパスワード
と書き込みパスワードを設定します。
④[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示
されるので、[パスワードをもう一度入力してくだ
さい。]ボックスに「JUN-A001」と入力し、[OK]
をクリックします。
⑤[パスワードの確認]ダイアログボックスが表示
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
48
されるので、[書き込みパスワードをもう一度入力
してください。]ボックスに「KOURI1」と入力し、
[OK]をクリックします。
⑥[保存用]フォルダーにブック "総合 3 納品請
求書" を上書き保存して閉じます([名前を付けて
保存の確認]ダイアログボックスが表示されたら
[はい]をクリックします)。
7.
①[保存用]フォルダーのブック "総合 3 納品請
求書" を開きます。
②[パスワード]ボックスに「JUN-A001」と入力
し、[OK]をクリックします。
③[上書き保存するにはパスワードが必要です。ま
たは読み取り専用で開いてください。]の[パスワー
ド]ボックスに「KOURI1」と入力し、[OK]を
クリックします。
④ブック "総合 3 納品請求書" が開くことを確認
します。
8.
①[ファイル]タブをクリックし、[保存と送信]
をクリックします。
②[ファイルの種類]の[PDF/XPSドキュメント
の作成]をクリックし、 [PDF/XPSの作成]
ボタンをクリックして[PDFまたは XPS形式で発
行]ダイアログボックスを開きます。
③[ファイルの場所]に "保存用" と表示されてい
ることを確認し、[ファイル名]ボックスに "総合
3 納品請求書" と表示されていることを確認しま
す。
④[ファイルの種類]ボックスに "PDF" と表示さ
れていることを確認し、[発行後にファイルを開く]
チェックボックスがオンになっていることを確認
して[発行]をクリックします。
⑤Adobe Reader が起動し、請求書が PDF 形式で
発行されたことを確認します。
⑥Adobe Readerを閉じます。
9.
①ブック "総合 3 納品請求書" を保存しないで閉
じます。
総合問題 4
1.
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 4 店舗
別売上実績" を開きます。
2.
①シート "売上実績" のセル F4 をアクティブにし
ます。
②[数式]タブの[関数ライブラリ]の [関
数の挿入]ボタンをクリックして、[関数の挿入]
ダイアログボックスを開きます。
③[関数の分類]ボックスの一覧の[統計]を選択
し、[関数名]ボックスの一覧の[RANK.EQ]を
クリックし、[OK]をクリックして[関数の引数]
ダイアログボックスを開きます。
※②、③の操作は、[関数ライブラリ]の[その他
の関数]ボタンをクリックし[統計]ボタンの一覧
から[RANK.EQ]を選択する方法で行ってもかま
いません。
④[数値]ボックスに「E4」と入力します。
⑤[参照]ボックス内をクリックし、セル E4~E18
をドラッグして F4キーを押します。
⑥[参照]ボックスの表示が "$E$4:$E$18" に変
わったことを確認します。
⑦[順序]ボックスに「0」と入力し、[OK]をク
リックします。
⑧オートフィル機能を使って、セル F4の数式をセ
ル F15までコピーします。
3.
①"売上実績" の列内の任意のセルをアクティブに
します。
②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [降順]ボタンをクリックします。
③列 "売上実績" を基準に、データが降順で並べ変
わったことを確認します。
4.
①表を表示し、グラフ化する範囲、セル A3~A15
とセル E3~E15を範囲選択します。
②[挿入]タブの[グラフ]の [縦棒]ボタン
をクリックし、[2-D 縦棒]の [集合縦棒]
をクリックして、集合縦棒グラフを作成します。
③集合縦棒グラフが作成されたことを確認し、セル
A20~J42の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を
行います。
5.
①表を表示し、セルH3~H15をコピーします。
②集合縦棒グラフを表示し、プロットエリアをク
リックします。
※グラフエリアをクリックしてもかまいません。
③プロットエリアにハンドルが表示され、選択され
たことを確認し、 [貼り付け]ボタンをクリッ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
49
クします。
④グラフにデータ系列 "達成率" が追加されたこ
とを確認します。
⑤[グラフツール]が表示されていることを確認し、
[レイアウト]タブの[現在の選択範囲]の
[グラフの要素]ボックスの
▼をクリックし、[系列 "達成率"]をクリックしま
す。
⑥ "達成率" が選択されていることを確認し、[グ
ラフツール]の[デザイン]タブをクリックします。
⑦[種類]の [グラフの種類の変更]ボタン
をクリックして、[グラフの種類の変更]ダイアロ
グボックスを開きます。
⑧[折れ線]をクリックし、 [マーカー付き
折れ線]が選択されていることを確認して、[OK]
をクリックします。
⑨"達成率" のデータ系列が折れ線グラフに変わっ
たことを確認します。
⑩"達成率" のデータ系列をクリックし、[グラフ
ツール]の[レイアウト]タブをクリックします。
⑪[現在の選択範囲]の [選択
対象の書式設定]ボタンをクリックして、[データ
系列の書式設定]ダイアログボックスを開きます。
⑫[系列のオプション]が選択されていることを確
認し、[第 2軸(上/右側)]をクリックして、[閉じ
る]をクリックします。
⑬"達成率" のデータ系列が第 2 軸に設定され、単
位 "%" が右側の数値軸に表示されたことを確認
します。
⑭[グラフツール]の[レイアウト]タブが選択さ
れていることを確認し、[ラベル]の [グラフ
タイトル]ボタンをクリックして、[グラフの上]
をクリックしてグラフタイトルを追加します。
⑮「店舗別売上・達成率比較」と入力します。
⑯[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック
し、[グラフのスタイル]の [その他]ボタン
の一覧の[スタイル 18]をクリックして、グラフ
のスタイルを変更します。
⑰グラフのスタイルが変わったことを確認し、グラ
フ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解除
します。
6.
①複合グラフのグラフエリアをクリックして選択
します。
②[グラフツール]の[レイアウト]タブが選択さ
れていることを確認します。
③[ラベル]の [データテーブル]ボタンを
クリックし、[凡例マーカー付きでデータテーブル
を表示]をクリックします。
④[ラベル]の [凡例]ボタンをクリックし、
[なし]をクリックします。
⑤複合グラフの主軸をクリックします。
⑥[グラフツール]の[レイアウト]タブで、[現
在の選択範囲]の [選択対象の
書式設定]ボタンをクリックして、[軸の書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑦[軸のオプション]が選択されていることを確認
します。
⑧[最小値]の[固定]をクリックし、[最小値]
ボックスに「31000」と入力します。
⑨[最大値]の[固定]をクリックし、[最大値]
ボックスに「58000」と入力して、[閉じる]をク
リックします。
7.
①セル B4~D18を範囲選択します。
②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
③[新しいルール]をクリックして[新しい書式ルー
ル]ダイアログボックスを開きます。
④[ルールの種類を選択してください]ボックスで
[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリック
します。
⑤[次のセルのみを書式設定]の[次の値の間]ボッ
クスの▼をクリックし、[次の値より大きい]をク
リックします。
⑤「15000」と入力します。
⑥[書式]ボタンをクリックして[セルの書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑦[フォント]タブが選択されていることを確認し
ます。
⑧[太字]をクリックします。
⑨[塗りつぶし]タブをクリックします。
⑩[背景色]の[黄緑](一番下の行の左から 5 列
目)をクリックし、[OK]をクリックします。
⑪[OK]をクリックして[新しい書式ルール]ダ
イアログボックスを閉じます。
⑫任意のセルをクリックして選択を解除し、セルの
値が "15,000" より大きい場合に指定した条件付
き書式が適用されていることを確認します。
8.
①セル B4~D18を範囲選択します。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
50
②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
③[セルの強調表示ルール]をポイントし、[指定
の値より小さい]をクリックして[指定の値より小
さい]ダイアログボックスを開きます。
④「13,000」と入力します。
⑤[赤の文字]をクリックします。
⑥[OK]をクリックします。
⑦セルの値が "13,000" より小さいセルに、赤の文
字の書式が設定されていることを確認します
9.
①セル H4~H18を範囲選択します。
②[スタイル]の [条件付き書式]
ボタンをクリックします。
③[アイコンセット]をポイントし、[インジケー
ター]の[3 つの記号(丸囲みなし)]をクリック
します。
④セル H4~H15に 3つの記号(丸囲みなし)のア
イコンセットが設定されたことを確認します。
⑤セル H4~H18 を範囲選択し、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
⑥[ルールの管理]をクリックし、[条件付き書式
ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。
⑦[ルールの編集]ボタンをクリックし、[書式ルー
ルの編集]ダイアログボックスを開きます。
⑧"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定"
が選択されていることを確認します。
⑨[次のルールに従って各アイコンを表示]の 1
番目のアイコンの▼をクリックし、[緑の丸]をク
リックします。
⑩1番目のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]
をクリックします。
⑪[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をク
リックします。
⑫[値]ボックスに「1.01」と入力します。
⑬2 番目のアイコンの[種類]ボックスの▼をク
リックし[数値]をクリックします。
⑭[値]ボックスに「1」と入力します。
⑮3 番目のアイコンの▼をクリックし、[赤の下矢
印]をクリックして、[OK]をクリックします。
⑯[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの
管理]ダイアログボックスを閉じます。
⑰任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、変
更後の条件でアイコンが表示されていることを確
認します。
10.
①セル I4~I18 を範囲選択し、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
②[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グ
ラデーション)]の[緑のデータバー]をクリック
します。
③セル I4~I18 が選択されていることを確認し、
[スタイル]の [条件付き書式]ボ
タンをクリックし、[ルールの管理]をクリックし
て[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボック
スを開きます。
④[ルールの編集]をクリックして、[書式ルール
の編集]ダイアログボックスを開きます。
⑤"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定"
が選択されていることを確認します。
⑥[バーの外観]の[枠線]の▼をクリックし、[枠
線なし]をクリックします。
⑦[プレビュー]で結果を確認し、[OK]をクリッ
クします。
⑧[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの
管理]ダイアログボックスを閉じます。
⑨任意のセルをクリックし、範囲選択を解除します。
⑩正の値が枠線のない緑のグラデーションのデー
タバーで表示されていることを確認します。
⑪負の値が赤のデータバーで表示されていること
を確認します。
11.
①[挿入]タブをクリックし[スパークライン]の
[折れ線]ボタンをクリックして、[スパー
クラインの作成]ダイアログボックスを開きます。
②[データ範囲]ボックスにカーソルが表示されて
いることを確認し、セル B4~D18をドラッグしま
す。
③[場所の範囲]ボックスをクリックし、セル J4
~J18をドラッグします。
④[場所の範囲]ボックスに "$J$4:$J$18" と表示
されていることを確認し、[OK]をクリックします。
⑤セル J4~J18 が選択されていることを確認し、
[スパークラインツール]の[デザイン]タブをク
リックします。
⑥[スタイル]の [その他]ボタンをクリック
し、[スパークラインスタイル アクセント 3、黒+
基本色 25%]をクリックします。
⑦[表示]の[頂点(山)]チェックボックスと[頂
点(谷)]チェックボックスをオンにします。
⑧[スタイル]の [スパークライ
ンの色]ボタンをクリックします。
⑨[太さ]をポイントし、[1.5pt]をクリックしま
す。
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
51
⑩範囲選択を解除して、スパークラインのスタイル
が変わり、"頂点(山)" と "頂点(谷)" が表示さ
れ、太さが変わったことを確認します。
12.
①セルA43が先頭になるようにスクロールします。
②[挿入]タブをクリックします。
③[図]の [SmartArt]ボタンをクリッ
クして、[SmartArt グラフィックの選択]ダイア
ログボックスを開きます。
④[リスト]をクリックし、[積み上げリスト]を
クリックして、[OK]をクリックします。
⑤完成例を参考に SmartArt グラフィックに文字
を入力します。
※SmartArtグラフィックの[テキストウィンドウ]
を使用して文字を入力します。
※[テキストウィンドウ]が表示されない場合は、
[SmartArtツール]の[デザイン]タブの[グラ
フィックの作成]の [テキストウィ
ンドウ]ボタンをクリックします。
⑥SmartArtグラフィックをセルA44~J60の範囲
に移動し、サイズ調整を行います。
※移動するには SmartArt グラフィックをポイン
トし、マウスポインターの形が の状態でドラッグ
します。
※サイズ変更するには SmartArt グラフィックの
サイズ変更ハンドルをポイントし、マウスポイン
ターの形が両方向の矢印になってからドラッグし
ます。
⑦SmartArtグラフィックが選択されていることを
確認します。
⑧[SmartArtツール]の[デザイン]タブが選択
されていることを確認します。
⑨[SmartArt のスタイル]の [色の変更]
ボタンをクリックし、[カラフル – 全アクセント]
をクリックします。
⑩SmartArtグラフィックの色が変わったことを確
認します。
13.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 4 店舗別
売上実績" を同じ名前で保存します。
14.
①[ファイル]タブをクリックし、[情報]が選択
されていることを確認します。
② [ブックの保護]ボタンをクリックし、[最
終版にする]をクリックします。
③最終版に設定するというメッセージが表示され
たら、[OK]をクリックします。
④最終版として設定したというメッセージが表示
されたら、[OK]をクリックします。
⑤[アクセス許可]に "このブックは編集を防ぐた
め最終版として設定されています。" と表示されて
いることを確認します。
⑥タイトルバーに "[読み取り専用]" と表示され
ていることを確認します。
⑦[ホーム]タブをクリックし、編集を推奨しない
メッセージが表示されていることとリボンが非表
示になっていることを確認します。
⑧[挿入]タブをクリックし、リボンのボタンが灰
色になっていることと数式バーが表示されていな
いことを確認します。
⑨ブック "総合 4 店舗別売上実績" を閉じます。
総合問題 5
1.
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 5 店舗
別売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上分析" がアクティブになっている
ことを確認し、列番号 "G" を右クリックし、[挿入]
をクリックしてテーブルに列を挿入します。
②新しいフィールド名として、セル G3に「出店先」
と入力します。
③セルG4がアクティブになっていることを確認し、
数式バーの [関数の挿入]ボタンをクリック
して、[関数の挿入]ダイアログボックスを開きま
す。
④[関数の挿入]ダイアログボックスで VLOOKUP
関数を選択し、[OK]をクリックします。
⑤[検索値]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル E4をクリックします。
⑥[検索値]ボックスに "[@店舗 CD]" と表示
されていることを確認します。
⑦[範囲]ボックスに "店舗マスター!$A$4:$J$15"
と指定し、[列番号]ボックスに「7」、[検索方法]
ボックスに「FALSE」と入力して、[OK]をクリッ
クします。
⑧フィールド "出店先" にデータが追加されたこ
とを確認し、列幅を自動調整します。
3.
①新しいフィールド名として、セルM3に「金額」
と入力します。
②テーブルが自動的に拡張されたことを確認し、セ
ル M4 がアクティブになっていることを確認しま
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
52
す。
③キーボードから「=」を入力します。
④セル K4をクリックし、セルM4に "[@数量]"
と表示されたことを確認します。
⑤キーボードから「*」を入力します。
⑥セル L4をクリックし、"[@単価]" と表示され
たことを確認します。
⑦数式バーとセルM4に "=[@数量]*[@単価]"
と表示されていることを確認し、Enterキーを押し
ます。
⑧フィールド "金額" に数式がコピーされている
ことを確認します。
4.
①列番号 "E" を右クリックし、[挿入]をクリック
してテーブルに列を挿入します。
②新しいフィールド名として、セル E3に「性別」
と入力します。
③セルE4がアクティブになっていることを確認し、
数式バーの [関数の挿入]ボタンをクリック
して、[関数の挿入]ダイアログボックスを開きま
す。
④[関数の分類]ボックスの▼をクリックし、[文
字列操作]をクリックし、[関数名]ボックスの
[LEFT]をクリックして[OK]をクリックしま
す。
⑤[文字列]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル C4をクリックして、"[@商品
CD]" と表示されていることを確認します。
⑥[文字数]ボックスに「2」と入力し、[OK]を
クリックします。
⑦フィールド "性別" にデータが追加されたこと
を確認します。
5.
①列番号 "F" を右クリックし、[挿入]をクリック
してテーブルに列を挿入します。
②新しいフィールド名として、セル F3に「商品分
類」と入力します。
③セルF4がアクティブになっていることを確認し、
数式バーの [関数の挿入]ボタンをクリック
して、[関数の挿入]ダイアログボックスを開きま
す。
④[関数の挿入]ダイアログボックスでMID関数
を選択します。
⑤[文字列]ボックスにカーソルが表示されている
ことを確認し、セル C4をクリックして、"[@商品
CD]" と設定します。
⑥[開始位置]ボックスに「3」と入力します。
⑦[文字数]ボックスに「2」と入力し、[OK]を
クリックします。
⑧フィールド "商品分類" にデータが追加された
ことを確認します。
6.
①シート "売上分析" のテーブル内の任意のセル
がアクティブになっていることを確認します。
②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし
て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。
③[最優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、
[商品名]をクリックします。
④[並べ替えのキー]ボックスに"値" と表示され
ていることを確認します。
⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー
設定リスト]をクリックします。
⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス
クロールし、総合問題の問題 2で追加したユーザー
設定リスト(メンズスーツ、メンズジャケット、メ
ンズパンツ...)をクリックします。
⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて
いることを確認し、[OK]をクリックします。
⑧最優先されるキーの[順序]ボックスに "メンズ
スーツ、メンズジャケット、メンズパンツ..." と表
示されていることを確認します。
⑨[レベルの追加]をクリックします。
⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック
し、[出店先]をクリックします。
⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され
ていることを確認します。
⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ
とを確認します。
⑬並べ替えのキーを追加し、3 番目に優先される
キーとして "店舗名"、順序に "昇順" を設定し、
[OK]をクリックします。
⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(メン
ズスーツ、メンズジャケット、メンズパンツ...)で
データが並べ替えられていることを確認します。
⑮商品名が同じデータの中で、出店先ごとに並べ替
えられていることを確認します。
⑯出店先が同じデータの中で、店舗名ごとに並べ替
えられていることを確認します。
⑰フィールド "受注 ID" の▼をクリックし、[昇順]
をクリックして、並び順を元に戻します。
7.
①フィールド "商品名" の▼をクリックします。
②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。
③[メンズスーツ]、[メンズジャケット]、[レディー
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
53
ススーツ]、[レディースジャケット]の各チェック
ボックスをオンにします。
④[OK]をクリックします。
⑤商品名が "メンズスーツ" または "メンズジャ
ケット" または "レディーススーツ" または "レ
ディースジャケット" のレコードが表示されてい
ることを確認します。
⑥条件が指定されているフィールドの▼が
フィルターボタンになっていることを確認します。
⑦抽出されたレコードの行番号が青で表示されて
いることを確認します。
⑧総レコード数と、条件に一致するレコードの数が
表示されていることを確認します。
⑨画面の表示倍率を 80%に縮小し、フィールド
"金額" を表示します。
※この手順は省略してもかまいません。
⑩フィールド "金額" の▼をクリックします。
⑪[数値フィルター]をポイントし、[指定の範囲
内]をクリックして、[オートフィルターオプショ
ン]ダイアログボックスを開きます。
⑫左上のボックスに「1500000」と入力します。
⑬右上のボックスに "以上" と表示されているこ
とを確認します。
⑭[AND]が選択されていることを確認します。
⑮左下のボックスに「1800000」と入力します。
⑯右下のボックスに "以下" と表示されているこ
とを確認します。
⑰[OK]をクリックします。
⑱さらに、売上金額が 150 万円以上 180 万円以下
のレコードに絞り込まれて表示されていることを
確認します。
⑲[データ]タブが選択されていることを確認し、
[並べ替えとフィルター]の [クリア]
ボタンをクリックします。
⑳フィールド "商品名" と "金額" の抽出条件が一
度に解除されたことを確認します。
8.
①行番号 3~7をドラッグします。
②選択した行番号を右クリックし、ショートカット
メニューの[挿入]をクリックします。
③セル A8~O8を範囲選択します。
④選択したセル範囲を右クリックし、ショートカッ
トメニューの[コピー]をクリックします。
⑤セル A3 を右クリックし、ショートカットメ
ニューの[貼り付けのオプション]の [貼り
付け]ボタンをクリックして列見出しを貼り付けま
す。
⑥列見出しが貼り付けられたことを確認します。
⑦Escキーを押して、点滅する点線を解除します。
9.
①セル D4 に「*シャツ」、セル D5 に「*ジャケッ
ト」と入力します。
※ワイルドカード "*" は、半角で入力します。
②セル H4 に「銀座店」、セル H5 に「神戸店」と
入力します。
③セル M4 に「>=15」、セル M5 に「>=30」と入
力します。
④[データ]タブが選択されていることを確認し、
[並べ替えとフィルター]の [詳細設
定]ボタンをクリックして、[フィルターオプショ
ンの設定]ダイアログボックスを開きます。
⑤[抽出先]の[選択範囲内]が選択されているこ
とを確認します。
⑥[リスト範囲]ボックスに "$A$8:$O$2192" と
表示されていることを確認します。
⑦[検索条件範囲]ボックスをクリックし、セル
D3~M5をドラッグします。
⑧[検索条件範囲]ボックスに " 売上明
細!$D$3:$M$5" と表示されていることを確認し、
[OK]をクリックします。
⑨商品名が "シャツ" で終わり、店舗名が"銀座店"、
数量が 15 以上、または商品名が "ジャケット" で
終わり、店舗名が "神戸店"、数量が 30以上のデー
タだけが表示されていることを確認します。
⑩総レコード数と、条件に一致するレコードの数が
表示されていることを確認します。
⑪[データ]タブが選択されていることを確認し、
[並べ替えとフィルター]の [クリア]
ボタンをクリックします。
⑫フィールド "商品名" と "店舗名" と "数量" の
抽出条件が一度に解除されたことを確認します。
10.
①シート "集計" をアクティブにし、表内の任意の
セルをアクティブにします。
②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィ
ルター]の [並べ替え]ボタンをクリックし
て、[並べ替え]ダイアログボックスを開きます。
③[最優先されるキー]ボックスの▼をクリックし、
[商品名]をクリックします。
④[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され
ていることを確認します。
⑤[順序]ボックスの▼をクリックし、[ユーザー
設定リスト]をクリックします。
⑥[ユーザー設定リスト]ボックスを一番下までス
クロールし、総合問題の問題 2で追加したユーザー
設定リスト(メンズスーツ、メンズジャケット、メ
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
54
ンズパンツ...)をクリックします。
⑦[リストの項目]ボックスに並び順が表示されて
いることを確認し、[OK]をクリックします。
⑧最優先されるキーの[順序]ボックスに "メンズ
スーツ、メンズジャケット、メンズパンツ..." と表
示されていることを確認します。
⑨[レベルの追加]をクリックします。
⑩[次に優先されるキー]ボックスの▼をクリック
し、[出店先]をクリックします。
⑪[並べ替えのキー]ボックスに "値" と表示され
ていることを確認します。
⑫[順序]ボックスに "昇順" と表示されているこ
とを確認します。
⑬並べ替えのキーを追加し、3 番目に優先される
キーとして "店舗名"、順序に "昇順" を設定し、
[OK]をクリックします。
⑭商品名ごとに、ユーザー設定リストの順序(メン
ズスーツ、メンズジャケット、メンズパンツ...)で
データが並べ替えられていることを確認します。
⑮商品名が同じデータの中で、出店先ごとに並べ替
えられていることを確認します。
⑯出店先が同じデータの中で、店舗名ごとに並べ替
えられていることを確認します。
11.
①3 行目以下の任意のセルがアクティブになって
いることを確認します。
②[データ]タブが選択されていることを確認しま
す。
③[アウトライン]の [小計]ボタンをク
リックして、[集計の設定]ダイアログボックスを
開きます。
④[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、
一覧の[商品名]をクリックします。
⑤[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて
いることを確認します。
⑥[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ
クボックスをオンにします。
⑦[集計するフィールド]ボックスの[金額]チェッ
クボックスがオンになっていることを確認し、
[OK]をクリックします。
⑦アウトラインが自動的に作成されます。
⑧画面を下にスクロールし、H 列と J 列の幅を調
整します。
⑨商品ごとの集計行が挿入されたことを確認しま
す。
⑩さらに画面を下にスクロールし、総計行が挿入さ
れたことを確認します。
⑪数量と金額の集計が表示されていることを確認
します。
⑫アウトラインの レベル記号 2 をクリックし
ます。
⑫表が折りたたまれて、全体の構成が見やすく表示
されていることを確認します。
12.
①ネクタイの集計行(1186 行)の 詳細表示記
号をクリックします。
②ネクタイの詳細データが表示されたことを確認
します。
③行 1186の詳細表示記号が、詳細非表示記号( )
に変わります。
④ネクタイの数量と金額の小計が表示されている
ことを確認します。
⑤ レベル記号 3 をクリックして、すべてのレ
コードを表示します。
13.
①列見出しの行を表示し、3行目以下の任意のセル
をアクティブにします。
②[データ]タブの[アウトライン]の [小
計]ボタンをクリックして、[集計の設定]ダイア
ログボックスを開きます。
③[グループの基準]ボックスの▼をクリックし、
一覧の[出店先]をクリックします。
④[集計の方法]ボックスに "合計" と表示されて
いることを確認します。
⑤[集計するフィールド]ボックスの[数量]チェッ
クボックスと[金額]チェックボックスがオンに
なっていることを確認します。
⑥[現在の小計をすべて置き換える]チェックボッ
クスをオフにし、[OK]をクリックします。
⑦アウトラインのレベルが追加されたことを確認
します。
⑧列 Jを表示します。
⑨ショッピングモールの集計行が表示されるまで
画面を下にスクロールします。
⑩出展先ごとの小計が追加されたことを確認しま
す。
※⑨、⑩は省略してもかまいません。
⑪ レベル記号 3をクリックして、表を折りたた
みます。
⑫商品別に出店先ごとの集計結果が表示されてい
ることを確認します。
14.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 5 店舗別
売上分析" を同じ名前で保存します。
総合問題 6
1.
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
55
①[総合問題]フォルダーのブック "総合 6 店舗
別売上分析" を開きます。
2.
①シート "売上分析" がアクティブになっている
ことを確認し、データが入力されている 3行目以下
の任意のセルをアクティブにします。
②[挿入]タブをクリックします。
③[テーブル]の [ピボットテーブル]ボ
タンの▼をクリックし、[ピボットテーブル]をク
リックして[ピボットテーブルの作成]ダイアログ
ボックスを開きます。
※[ピボットテーブル]ボタン上部をクリックして
もかまいません。
④[テーブルまたは範囲を選択]が選択されている
ことを確認します。
⑤[テーブル/範囲]ボックスにテーブル名が表示
されていることを確認します。
⑥[新規ワークシート]が選択されていることを確
認し、[OK]をクリックします。
⑦新しいワークシート("Sheet1")が挿入され、空
のピボットテーブルが作成されていることを確認
します。
⑧[ピボットテーブルツール]が表示されているこ
とを確認します。
⑨[ピボットテーブルのフィールドリスト]が表示
されていることを確認します。
⑩[レポートに追加するフィールドを選択してくだ
さい]ボックスに、テーブルの列見出しに該当する
フィールドが表示されていることを確認します。
⑪[商品名]をポイントし、レイアウトセクション
の[列ラベル]領域にドラッグし、マウスのボタン
を離します。
⑫列ラベルに "商品名" が追加されたことを確認
します。
⑬同様に[受注日]をポイントし、レイアウトセク
ションの[行ラベル]領域にドラッグします。
⑭"金額" が表示されるまでスクロールし、[金額]
をポイントして、レイアウトセクションの[値]領
域にドラッグします。
⑮ピボットテーブルにフィールドが配置され、日付
別と商品名別の金額が集計されたことを確認しま
す。
3.
①セル A5をクリックします。
※グループ化するフィールドのセルであれば、どの
セルを選択してもかまいません。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③[グループ]の[グループの選択]ボタンをクリッ
クして、[グループ化]ダイアログボックスを開き
ます。
④[単位]ボックスの "月" が選択されていること
を確認し、[OK]をクリックします。
⑤商品別の売上金額が月単位で集計されたことを
確認します。
4.
①セル A3の[合計/金額]をクリックします。
※計算方法を変更したい値が入っている箇所であ
れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③ [計算方法]ボタンをクリックします。
④ [計算の種類]ボタンの▼をクリックし、[行
集計に対する比率]をクリックします。
⑤総計の列 Nを表示します。
⑥各商品の月別の総計に対する売上比率が表示さ
れていることを確認します。
⑦[計算方法]ボタンをクリックし、[計算の種類]
ボタンの▼をクリックします。
⑧[計算なし]をクリックします。
⑨列 A を表示し、商品別と月別の売上金額の合計
の表示に戻ったことを確認します。
5.
①セル A3の[合計/金額]がアクティブになってい
ることを確認します。
※計算方法を変更したい値が入っている箇所であ
れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③ [計算方法]ボタンをクリックします。
④ [集計方法]ボタンの▼をクリックし、[最
大値]をクリックします。
⑤総計の列 Nを表示します。
⑥各商品の売上の最大値が表示されていることを
確認します。
⑦[計算方法]ボタンをクリックし、[集計方法]
ボタンの▼をクリックします。
⑧[合計]をクリックします。
⑨列 A を表示し、商品別と月別の売上金額の合計
の表示に戻ったことを確認します。
6.
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
56
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]のレイ
アウトセクションで、[列ラベル]領域の "商品名"
フィールドを[行ラベル]領域の "受注日" フィー
ルドの下にドラッグし、マウスのボタンを離します。
※"受注日" フィールドの上に配置してもかまいま
せん。
②"商品名" フィールドが行ラベルに追加されたこ
とを確認します。
③[行ラベル]領域の "受注日" フィールドを[列
ラベル]領域にドラッグし、マウスのボタンを離し
ます。
④"受注日" フィールドが列ラベルに移動したこと
を確認します。
7.
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
フィールドセクションで、[出店先]をポイントし、
レイアウトセクションの[レポートフィルター]領
域にドラッグし、マウスのボタンを離します。
②"出店先" フィールドが追加され、"(すべて)" と
表示されていることを確認します。
③レポートフィルターフィールドの "(すべて)"
と表示されているセル(セル B1)の▼をクリック
します。
④[ショッピングモール]をクリックします。
⑤[OK]をクリックします。
⑥レポートフィルターフィールドの "ショッピン
グモール" と表示されているセル(セル B1)のボ
タンに フィルターのアイコンが表示されてい
ることを確認します。
⑦フィールドセクションの[出店先]の右端にフィ
ルターのアイコンが表示されていることを確認し
ます。
⑧同様に、出店先 "百貨店" のデータを表示して確
認します。
⑨レポートフィルターフィールドの右端の
フィルターのボタンをクリックし、一覧の[(すべ
て)]をクリックし、[OK]をクリックしてすべて
の顧客のデータを表示します。
8.
①ピボットテーブルの任意のセルをクリックして
アクティブにします。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
③[並べ替えとフィルター]の [スライサー]
ボタンの▼をクリックし、[スライサー]をクリッ
クして[スライサーの挿入]ダイアログボックスを
開きます。
④[性別]チェックボックスをオンにします。
⑤[店舗名]チェックボックスをオンにして[OK]
をクリックします。
⑥[ピボットテーブルのフィールドリスト]が非表
示になったことを確認します。
⑦スライサー "性別" とスライサー "店舗名" が挿
入されたことを確認します。
⑧スライサーを表に重ならない位置に移動します。
⑨スライサー "性別" の[LA]をクリックします。
⑩性別が "LA"(婦人)のデータに絞り込まれたこ
とを確認します。
⑪スライサー "店舗名" の[銀座店]をクリックし、
Ctrlキーを押しながら[新宿店]と[東京駅前店]
をクリックします。
※スライサーに抽出したい店舗名が表示されない
場合は、スクロールして選択します。
⑫さらに店舗名が "銀座店" または "新宿店" また
は "東京駅前店" のデータに絞り込まれたことを
確認します。
⑬スライサー "性別" のヘッダーの [フィル
ターのクリア]をクリックします。
⑭スライサー "性別" の絞り込みが解除されたこ
とを確認します。
⑮同様にして、スライサー "店舗名" の絞り込みを
解除します。
⑯スライサー "性別" をクリックし、ハンドルが表
示されていることを確認します。
⑰Delキーを押します。
⑱スライサー "性別" が削除されたことを確認し
ます。
⑲同様にして、スライサー "店舗名" を削除します。
9.
①行ラベルに配置されている "ブラウス" のセル
(セル A14)をアクティブにし、ダブルクリックし
て[詳細データの表示]ダイアログボックスを開き
ます。
②[詳細データを表示するフィールドを選択してく
ださい]ボックスで下にスクロールし、[店舗名]
をクリックします。
③"商品名" の内訳に "店舗名" が追加され、店舗名
ごとにデータが表示されていることを確認します。
④"レイアウトセクション" の[行ラベル]領域に
"店舗名" が追加されていることを確認します。
10.
①シート "Sheet1" の 5 月のブラウスの川崎店の
売上のセル C20をダブルクリックします。
②新しいワークシート("Sheet2")が作成されたこ
とを確認します。
③任意のセルをクリックして、範囲選択を解除しま
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
57
す。
④列 Bの列幅を自動調整します。
⑤表のフィールド名がすべて表示されるように、画
面の表示倍率を 80%に縮小します。
⑥シート "Sheet1" のセル C20 の詳細データが表
示されていることを確認します。
11.
①シート見出し "Sheet1" をクリックします。
②セル C20 に "31200" と表示されていることを
確認します。
③シート "売上分析" をアクティブにします。
④5月 3日のデータが表示されるまで、779行目が
先頭になるようにスクロールします。
⑤セル M788 に「20」と入力して、Enter キーを
押します。
⑥金額が再計算され、セル O788に "156000" と表
示されます。
⑦シート "Sheet1" をアクティブにします。
⑧セル C20 に "31200" と表示されていることを
確認します。
⑨[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブをクリックします。
⑩[データ]の [更新]ボタンの▼をクリッ
クし、[更新]をクリックします。
⑪セルC20のデータが "156,000" に更新されてい
ることを確認します。
12.
①セル A14 の 折りたたみボタンをクリックし
て、"商品名" フィールドの "ブラウス" の内訳を折
りたたみます。
②セル A3をクリックします。
※表示形式を変更したい値が入っている箇所であ
れば、どのセルを選択して操作してもかまいません。
③[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブが選択されていることを確認します。
④ [アクティブなフィールド]ボタンをク
リックし、 [フィールドの設定]ボ
タンをクリックして[値フィールドの設定]ダイア
ログボックスを開きます。
⑤[表示形式]をクリックして[セルの書式設定]
ダイアログボックスを開きます。
⑥[分類]ボックスの[数値]をクリックし、[桁
区切り(,)を使用する]チェックボックスをオン
にして、[OK]をクリックします。
⑦[OK]をクリックして[値フィールドの設定]
ダイアログボックスを閉じます。
⑧値フィールドの金額に、桁区切りのカンマ(,)
が設定されたことを確認します。
13.
①ピボットテーブル内のセルがアクティブになっ
ていることを確認します。
②[ピボットテーブルツール]の[デザイン]タブ
をクリックします。
③[ピボットテーブルスタイル]の右端下の [そ
の他]ボタンをクリックします。
④[淡色]の[ピボットスタイル(淡色)13]を
クリックします。
⑤ピボットテーブル全体の書式が変更されたこと
を確認します。
⑥セル B5~D16を範囲選択します。
⑦[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の
[条件付き書式]ボタンをクリック
します。
⑧[アイコンセット]をポイントし、[評価]の[3
種類の星]をクリックします。
⑨範囲選択を解除して、4月から 6月の金額に 3種
類の星のアイコンセットが設定されたことを確認
します。
14.
①ピボットテーブル内の任意のセルをアクティブ
にします。
②[ピボットテーブルツール]の[オプション]タ
ブをクリックします。
③[ツール]の [ピボットグラフ]
ボタンをクリックして、[グラフの挿入]ダイアロ
グボックスを開きます。
④[縦棒]が選択されていることを確認します。
⑤[円柱形の積み上げ縦棒]をクリックし、[OK]
をクリックします。
⑥月別の顧客別商品別売上のピボットグラフが作
成されたことを確認します。
⑦[ピボットグラフツール]が表示されたことを確
認します。
⑧円柱形の積み上げ縦棒グラフが作成されたこと
を確認し、セル A19~E40 の範囲にグラフを移動
し、サイズ調整を行います。
15.
①"商品名" フィールドの▼をクリックします。
②[すべて選択]チェックボックスをオフにします。
③[メンズスーツ]、[メンズジャケット]、[レディー
ススーツ]、[レディースジャケット]の各チェック
ボックスをオンにして、[OK]をクリックします。
④ピボットグラフに、[メンズスーツ]、[メンズジャ
ケット]、[レディーススーツ]、[レディースジャ
ケット]のアイテムだけが表示されていることを確
認します。
⑤ピボットグラフの "商品名" フィールドのボタ
ンにフィルターのアイコンが表示されていること
Microsoft Excel 2010 応用 セミナーテキスト 復習問題・総合問題解答集
58
を確認します。
⑥ピボットテーブルに、ピボットグラフと同じアイ
テムだけが表示されていることを確認します。
⑦ピボットグラフの "商品名" フィールドの▼を
クリックし、[すべて選択]チェックボックスをオ
ンにして[OK]をクリックし、ピボットグラフに
すべてのアイテムを表示します。
16.
①[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
フィールドセクションで[エリア]をポイントし、
レイアウトセクションの[レポートフィルター]領
域にドラッグします。
②ピボットグラフのレポートフィルターに "エリ
ア" フィールドが追加されたことを確認します。
③"エリア" フィールドの▼をクリックします。
④[首都圏]をクリックし、[OK]をクリックしま
す。
⑤ピボットグラフの "エリア" フィールドのボタ
ンにフィルターのアイコンが表示されていること
を確認します。
⑥セルA1が表示されるまで画面を上にスクロール
します。
⑦ピボットテーブルのレポートフィルターにもエ
リアが追加され、"首都圏" と表示されていること
を確認します。
⑧[ピボットテーブルのフィールドリスト]の
"エリア" フィールドにフィルターのアイコンが表
示されていることを確認します。
⑨エリア "広域" のグラフに表示を切り替えて確
認します。
⑩ピボットグラフの "エリア" フィールドの▼を
クリックし、[(すべて)]をクリックして[OK]を
クリックし、すべてのデータを表示します。
17.
①ピボットグラフが選択されていることを確認し
ます。
②[ピボットグラフツール]の[分析]タブをクリッ
クします。
③[データ]の [スライサー]ボタンの▼を
クリックし、[スライサー]をクリックして[スラ
イサーの挿入]ダイアログボックスを開きます。
④[商品分類]チェックボックスをオンにして[OK]
をクリックします。
⑤[ピボットテーブルのフィールドリスト]が非表
示になったことを確認します。
⑥スライサー "商品分類" が挿入されたことを確
認します。
⑦スライサーをピボットグラフに重ならない位置
に移動します。
⑧スライサー "商品分類" の[AC](小物)をクリッ
クし、Ctrlキーを押しながら[IN](インナー)を
クリックします。
⑨絞り込んだスライサーの項目の色が濃くなって
いることを確認します。
⑩その他のスライサーの項目の色が淡い色になっ
ていることを確認します。
⑪ピボットテーブルもスライサーで絞り込まれて
いることを確認します。
18.
①[保存用]フォルダーにブック "総合 6 店舗別
売上分析" を同じ名前で保存して閉じます。