Upload
others
View
2
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
1
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
NetSpotAccountant for MEAP
imageWARE Accounting Manager for MEAP
imageWARE Accounting Manager for MEAPLite
抽出マクロツール Ver.3.5.3
操作マニュアル
NSA・iWAM for MEAP
抽出マクロツール 操作マニュアル
2
目次
1 はじめに ................................................................................................................................. 3
2 商標・略称について ............................................................................................................... 3
3 抽出マクロツールの概要 ........................................................................................................ 3
4 確認事項/事前準備 .................................................................................................................. 4
4.1 確認事項 ............................................................................................................................... 4
4.2 事前準備 ............................................................................................................................... 4
4.3 デバイス情報ファイルの準備 .............................................................................................. 5
4.4 初期設定ファイルの準備 ...................................................................................................... 5
5 操作手順 ................................................................................................................................. 7
6 抽出データについて ............................................................................................................. 13
3
1 はじめに
この操作マニュアルには、抽出マクロツールの各機能の説明と使用方法についての説明が記載され
ています。この操作マニュアルをよくお読みのうえ、正しくお使いください。また、この操作マニュアル
はお読みいただいた後も大切に保存しておいてください。
おことわり
・ソフトウェアの改良変更等により、本書の記載事項とお客様のソフトウェアとが一部異
なる場合がありますので、ご了承ください。
・本書の内容は万全を期して作成しておりますが、万一ご不審な点や誤りまたは記載漏れ
などお気付きのことがありましたら、ご連絡ください。
・本書の内容を無断で記載することは禁止されています。 Copyright Canon Marketing Japan Inc. 2015
2 商標・略称について
商標について
Canon、Canon ロゴ、iR、LASER SHOTは、キヤノン株式会社の日本における商標です。
LIPS、imageWARE、imageWARE Accounting Manager 、NetSpot、NetSpot Accountant、Anyplace
Print、imageRUNNERは、キヤノン株式会社の商標です。
Microsoft、Windows、Windows 7、 Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2008 R2、Windows
Server 2012 は、米国Microsoft Corporationの米国および他の国における登録商標および商標です。
その他、本文中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。
略称について
Microsoft ® Windows ® 7 日本語版 Windows 7
Microsoft ® Windows ® 8 日本語版 Windows 8
Microsoft ® Windows ® 8.1 日本語版 Windows 8.1
Microsoft ® Windows ® Server 2008 R2 日本語版 Windows Server 2008 R2
Microsoft ® Windows ® Server 2012 日本語版 Windows Server 2012
imageWARE Accounting Manager iWAM
3 抽出マクロツールの概要
本マクロファイルは「iWAM for MEAP」の"ジョブ履歴自動エクスポート"機能で収集されたジョブ履歴のCS
Vファイル※を使用し、複数個のジョブ履歴から必要情報を抽出します。
※データ収集アプリケーションで収集した"集計結果のCSVファイル"と異なります。
4
4 確認事項/事前準備
4.1 確認事項
本マクロファイルをご利用になる前に、次のことを確認します。
■ 起動方法について
本マクロファイルは、[AMDCAPP]フォルダ内の[TOOLS]-[抽出マクロ]フォルダにあります。データ収集
アプリと同様、CDからは起動せずご使用のPCのハードディスクにコピーしてからご利用ください。
■ ご使用するPCのOS確認
本マクロファイルは、Windows 7 (32bit)、Windows 7 (64bit)、Windows 8 (32bit)、Windows 8 (64bit)、
Windows 8.1 (32bit)、Windows 8.1 (64bit)、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012で動作確認し
ています。
■ ご使用するExcelのバージョン確認
本マクロファイルは、Microsoft Excel 2010 (32bit) 、Microsoft Excel 2013 (32bit) で動作確認していま
す。
4.2 事前準備
■ Excelのセキュリティ レベルの設定
本マクロファイルを実行するためには、以下の操作を行う必要があります。
・Excel2013
1.Excelを起動し、メニューの[ファイル]-[オプション]でExcelのオプション画面を開く。
2.左メニューより[セキュリティセンター]を選択後、右画面より[セキュリティセンターの設定
(T)]ボタンをクリック。
3.左画面[マクロの設定]を選択後、右画面の[マクロの設定]-[警告を表示してすべてのマクロ
を無効にする(D)]を選択し、[OK]で終了。
4.[OK]でExcelのオプション画面を終了する。
■ VBA機能のインストール
本マクロファイルを実行するためには VBA機能がインストールされている必要があります。VBA機能が
インストールされていない場合は、ファイルを開いたときに「このブックにある、VBA プロジェクト、
ActiveX コントロール、およびその他のプログラミング関連の機能は失われています。」とメッセージが表
示されご使用できません。
VBA機能をインストールするには Office プログラムのインストーラから[Visual Basic for Applications]を
追加する必要があります。
5
■ マクロの有効化
本マクロファイルを実行時、マクロを有効にするかを問うダイアログが表示された場合は[マクロを有効に
する(E)]をクリックする必要があります。
4.3 デバイス情報ファイルの準備
iWAMforMEAP 抽出マクロツールは、[デバイス参照ファイル]から情報を収集するデバイスを指定します。
その為、指定するデバイス情報ファイルを事前準備が必要です。
デバイス情報ファイル(例:AMDCApp.csv)のフォーマットは 1 レコードがデバイス 1 台の情報となります。
ファイル形式 : csv形式ファイル
ファイル名 : AMDCApp.csv
対応フォーマット定義(1 行目定義)は以下の 2 通りです。
V3.4.0 からフォーマット定義は 2 通り
フォーマット定義
(1行目の定義)
説明 サポート状況
“##CA010002”
(例:4.3.1.1)
AMDCApp V3.4.xのデバイス参照ファイルフォー
マット
V3.4.0からサポート
なし(1行目の最初が
「#製品名」)
(例:4.3.1.2)
AMDCApp V3.3.x以前のデバイス参照ファイルフ
ォーマット
V3.3以前からサポート
※上記フォーマット以外は、不正なファイルとなり、非サポートとなります。
※フォーマット定義 “##CA010002”の場合は、2行目の最初が「#製品名」以外は不正なファイルとなり、非
サポートとなります。
4.4 初期設定ファイルの準備
iWAMforMEAP 抽出マクロツールは、初期設定ファイルで、出力内容などを指定することが可能です。
本ファイルが存在しない場合は、抽出処理開始前に生成されます。
ファイル名 : Extract.ini
事前に設定が必要なものは以下の通りです。
[FuncSwitch] セクション
設定キー 意味
DisableMeapAppliScan MEAP アプリスキャン項目を非表示にする。
1 : 非表示にする(MEAP アプリスキャン項目を出力しない)
1以外 またはキーなし :非表示にしない(MEAP アプリスキャン項目を出力する)
6
DisableBillingCodeId ホチキス数/Billing Code ID (1)/ Billing Code ID (2)/ Billing Code ID (3)の項目
を非表示にする。
1:非表示にする(上記項目を出力しない)
1 以外またはキーなし:非表示にしない(上記項目を表示する)
※DisableBillingCodeId が「非表示にしない」に設定した場合、DisableMeapAppliScan の設定に関係なく非
表示にはしない。
4.4.1.1 フォーマット定義 “##CA010002”の場合
8 カラム目の項目[MEAP-Type]の設定値が、対応機種により変わります。
≪設定値≫0:MEAP 機、1:MEAP-SFP 機、2:MEAP-Lite 機、カラム無しは 0 とみなす。
例)
"##CA010002"
#製品名,デバイス名,コメント,IPアドレス,システム管理部門ID,暗証番号,シリアル番号,MEAP-Type
Canon iR C3220,iR C3220,1階,192.168.24.1,9999,9999,JNB00138,0
Canon LBP9650C,LBP9650C,2階,192.168.24.2,9999,9999,JNB01753,1
Canon LBP5900,LBP5900,3階,192.168.24.3,9999,9999,JAY00303,2
Canon iR3350i,iR3350i,4階,192.168.24.4,9999,9999,JAN01878,0
Canon iR3350i,iR3350i,5階,192.168.24.5,9999,9999,JAN01880,0,
4.4.1.2 フォーマット定義 “なし”または“#製品名”の場合
8 カラム目の項目[MEAP-Lite]の設定値が、MEAP 機・MEAP-Lite 機によって変わります。
≪設定値≫0:MEAP-Lite機以外、1:MEAP-Lite 機、カラム無しは 0 とみなす。
例)
#製品名,デバイス名,コメント,IP アドレス,システム管理部門 ID,暗証番号 1,シリアル番号,MEAP-Lite,暗証
番号 2
Canon iR C3220,iR C3220,1 階,192.168.24.1,9999,,JNB00138,0,cd7a715aea18d162,
Canon LBP9650C,LBP9650C,2 階,192.168.24.2,9999,,JNB01753,0,,
Canon LBP5900,LBP5900,3 階,192.168.24.3,9999,,JAY00303,1,,
Canon iR3350i,iR3350i,4 階,192.168.24.4,9999,,JAN01878,0,,
Canon iR3350i,iR3350i,5 階,192.168.24.5,9999,,JAN01880,0,,
7
5 操作手順
1.[TOOLS]フォルダの中の[抽出マクロ]フォルダから、[iWAM抽出マクロツール.xls]をダブルクリックします。
【図1】
【図1】iWAM 抽出マクロツール.xls
2.Excelが起動されるとセキュリティ警告が表示されます。「コンテンツの有効化」をクリックし、起動します。
【図2】
【図2】マクロ有効確認画面
8
3.「iWAM for MEAP」の"ジョブ履歴自動エクスポート"機能で収集したジョブ履歴のCSVファイルが保存さ
れているフォルダを指定し、[次へ]ボタンを押下します。【図3】
【図3】ジョブ履歴のCSVファイルの保存先フォルダ選択
※[参照]ボタンで、フォルダ選択ダイアログを表示することができます。
※次回以降、指定されたフォルダが自動的に表示されます。
4.データ収集アプリケーションで使用しているデバイス参照ファイル(例:AMDCApp.csv]ファイルを選択し
ます。【図4】
【図4】デバイス参照ファイルの選択
※[参照]ボタンで、ファイル選択ダイアログを表示することができます。
※次回以降、指定されたデバイス参照ファイル(例:AMDCApp.csv)の内容が自動的に表示されます。
※デバイスファイルを読込時エラーが、検出されたとき以下のエラーメッセージが表示されます。【図4-1】
9
【図4-1】デバイスファイルエラーメッセージ
5.デバイスの一覧が表示されるので、ジョブ履歴のCSVファイルの存在を確認したいデバイスを選択し、
[次へ]ボタンを押下します。【図5】
※存在確認はジョブ履歴のCSVファイル名のIPアドレスにて行います。ジョブ履歴のCSVファイル内のデ
ータでは確認していませんので、ご注意ください。
【図5】デバイス一覧
[抽出対象の期間を自動チェックする]のチェックをオフにすると次画面の抽出期間が表示されなくなります。
(ジョブ履歴のCSVファイルが多いときはオフにされると素早く次画面へ移動できます)
[抽出対象をデバイス一覧で選択したデバイスに絞り込む]のチェックをオンにすると抽出対象が選択デバ
イスに絞り込まれ、オフにすると選択デバイスに関わらず全てのデバイスが対象となります。
※[次へ]ボタンを押した際に、以下のメッセージが表示される場合があります。【図5-1,図5-2】
※デバイス一覧の選択状態は、「次へ」「戻る」で画面が変わった場合、「参照」ボタンでファイルが読み込
まれたときに解除されます。
抽出対象として選択されたデバイスのジョブ履歴のCSVファイルが存在するか確認を行っています。以
下のメッセージが表示された場合は、ジョブ履歴のCSVファイル保存先フォルダをご確認ください。
【図5-1】ジョブ履歴のCSVファイルが全く見つからないとき
※手順3.で指定した[ジョブ履歴のCSVファイルの保存先フォルダ選択]が間違っている場合に表示され
ます。
継続する場合は[はい]を、デバイス一覧に戻る場合は[いいえ]を押してください。
10
【図5-2】ジョブ履歴のCSVファイルの一部が見つからないとき
※選択されたデバイスに対応するジョブ履歴のCSVファイルが、正しくエクスポートされていない場合に表
示されます。
デバイス一覧に戻る場合は[はい]を、継続する場合は[いいえ]を押してください。
6.ジョブ履歴のCSVファイルから”抽出対象の期間”・”抽出対象とするジョブタイプ”を選択し、[次へ]ボタ
ンを押下します。【図6】
【図6】抽出期間指定・抽出ジョブタイプ指定画面
※前画面で、「抽出対象の期間を自動チェックする」にチェックしている場合は、前画面に戻り、本画面に進
んだときに、再度日付が取得されます。
11
7.ジョブ履歴のCSVファイルから”抽出対象と”抽出条件”を指定します。【図7】
・抽出対象とする項目がある場合は、”条件を指定する”を選択します。項目は”比較項目の選択”リスト
のプルダウンから選択します。【図7-1】
また抽出条件は、空欄またはキーワードから選択します。キーワードは、カンマ区切りで複数指定するこ
とができます。キーワードは比較の際、”完全一致”か”部分一致”を選択することができます。
・抽出対象とする項目がない場合は、”条件を指定しない”を選択します。選択すると”比較項目”と”抽出
条件が”グレーアウトとなり選択できません。
抽出結果のCSVファイル格納フォルダを指定します。選択、指定後に[次へ]ボタンを押下します。
【図7】抽出条件、出力指定画面 【図7-1】比較項目の選択リスト
8.設定内容に問題が無ければ、[抽出]ボタンを押下します。【図8】
【図8】設定内容確認画面
12
9.抽出が終了すると出力先フォルダに
[YYYYMMDD_hhmmss.csv(抽出結果CSVファイル)]が作成されます。【図9】
また、自動的に抽出結果CSVファイルがオープンされます。【図10】
10.一度抽出を行うと[iWAM抽出マクロツール.xls]と同じフォルダに[Extract.ini]が作成されます。最後に
操作した際の情報が記録されていますので、次回起動時にはより容易に抽出作業を行うことができま
す。
また、[iWAM抽出マクロツール.xls]を起動するたびに、[iWAMextract.log]が作成され、抽出作業状況が記
録されます。【図11】
【図11】Extract.ini ファイル、抽出作業状況ファイル
【図9】抽出結果 csv ファイル(例)
【図10】抽出結果の表示
13
6 抽出データについて
抽出が終了すると、抽出結果が表示され、CSVファイルが自動的に作成されます。また、抽出結果の1行
目で、どういう条件設定で抽出実行したか確認できます。【図12】
【図12】抽出結果