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OAKS16-PLC チュートリアル オークス電子株式会社

OAKS16-PLC チュートリアル...OAKS16-PLC上でプログラムを実行するときには、通信ケーブルは必要ありません。 以上で、学習準備が整いました。OAKS16-PLCの

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OAKS16-PLCチュートリアル

オークス電子株式会社

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はじめに

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

はじめに

このたびは、OAKS16-PLCをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。

OAKS16-PLC は、三菱電機(株)製 16 ビットワンチップマイコン M16C/62

(M30620FCAFP)搭載の制御学習キットです。

FA(Factory Automation)分野でデファクトスタンダードになった PLC(Programmable

Logic Controller)の開発手法であるラダ-言語を採用することで、C 言語やアセンブ

リ言語などの知識・経験がない方でも簡単に制御プログラミングが学習できます。

制御プログラムの開発は国際標準規格 IEC61131-3 に準拠した開発環境

INTALOGIC(株式会社アイ・エル・シー)を採用していますので、安心してご使用い

ただけます。

また、OAKS16-PLC は入出力端子(入力 8 点、出力 4 点)や、アナログ入力端子(1

点)が準備されており、お客様の学習目的にあわせて柔軟に対応できます。

本書では、効率よく学習いただくために学習前の準備から実際のプログラミング、お

よび動作の確認までを説明しています。簡単なサンプルプログラムを題材に、わかり

やすくまとめていますので学習前にぜひ一読ください。

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目次第 1 章 ご使用になる前に

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

第1章 ご使用になる前に

本章では、OAKS16-PLC のシステム構成、機能概要について説明します。

1-1 内容物の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1-2 OAKS16-PLC の学習環境について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

1-3 OAKS16-PLC について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

1-4 学習環境の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

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1-1 内容物の確認

1 - 1

第 1 章 ご使用になる前に

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1-1 内容物の確認OAKS16-PLC には以下の内容物が同梱されていますので、ご確認ください。

・OAKS16-PLC 1 台

・同梱説明書 1 枚

・CD-R 1 枚

・付属ハーネス(5 本)

2P ハーネス(電源用)L=100

(XHP-2・SXH-001T-P0.6)

3P ハーネス(RS-232C 用)L=100

(H3P-SHF-AA・SHF-001T-0.8BS)

4P ハーネス(通信ケーブル)L=100

(H4P-SHF-AA・SHF-001T-0.8BS)

6P ハーネス(出力用)L=100

(H6P-SHF-AA・SHF-001T-0.8BS)

11P ハーネス(入力用)L=100

(H11P-SHF-AA・SHF-001T-0.8BS) 各 1 本

・AC アダプター 9V 500mA(100V 入力) 1 個

      

※RS-232C ケーブルは、別途お求め下さい。

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1-2 OAKS16-PLC の学習環境について

1 - 2

第 1 章 ご使用になる前に

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

1-2 OAKS16-PLC の学習環境についてOAKS16-PLCの学習環境は、次のような構成になります。本製品とは別に、パソコン

(PC-AT 互換機)が最低限必要になります。また、学習目的に合わせて、入出力機

器も別途必要になります。

*1:必要に応じてご用意ください。

また、開発時に必要なパソコンの仕様は下記表の通りです。

項目 仕様

OS Windows2000 および Windows98

CPU Pentium 200MHz 以上

HDD 空き容量 500MB 以上

メモリ 64MB 以上

OAKS16-PLC

パソコン

(PC-AT 互換機)

RS-232C

入力機器*1

出力機器*1

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1-3 OAKS16-PLC について

1 - 3

第 1 章 ご使用になる前に

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

1-3 OAKS16-PLC について学習環境の準備をする前に、OAKS16-PLC の各部の名称と機能、およびその仕様

について説明します。

各部の名称と機能

番号 名称 機能

① 出力端子 出力機器を接続するための端子。付属の 6ピン

着し、出力機器と接続します。

② リセットボタン プログラムをリセットするためのプッシュボタン。

③ 電源スイッチ 電源 ON/OFF を切り換えるためのスライドスイ

④ DC ジャック 電源アダプタを接続。

⑤ モードスイッチ RUN/STOP/RESET を切り換えるためのトグ

⑥ POW LED 電源の ON/OFF 状態を表示する LED。電源 O

⑦ RUN LED RUN/STOP 状態を表示する LED。RUN 中、L

⑧ ERR LED エラーの有無を表示する LED。エラー発生中、

⑨ RS-232C コネクタ パソコンとケーブルで接続するための RS-232C

⑩ 入力端子 入力機器を接続するための端子。付属の 11 ピ

装着し、入力機器と接続します。

⑪ LED 出力端子の ON/OFF を表示する LED。

⑥POW LED

⑤モードスイッチ

④DC ジャック

⑪LED

⑦RUN LED

③電源スイッチ

②リセットボタン

点)

①出力端子(4

⑧ERR LED

⑨RS-232C コネクタ

⑩入力端子(8 点)

ケーブルコネクタを装

ッチ。

ルスイッチ。

N 中、LED が点灯。

ED が点灯。

LED が点灯。

コネクタ。

ンケーブルコネクタを

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1-3 OAKS16-PLC について

1 - 4

第 1 章 ご使用になる前に

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

定格仕様

本体部名称 仕様

電源入力 DC9V~DC12V 500mA

入力部(フォトカプラ入力)名称 仕様

定格入力電圧 DC12V DC24V

定格入力電流 6mA 12mA

仕様電圧範囲 DC9.0V~DC26.4V

ON 電圧 DC7V 以上

OFF 電圧 DC4V 以下

出力部(トランジスタ出力タイプ)名称 仕様

絶縁方式 フォトカプラ絶縁

定格負荷電圧 DC12V/24V

仕様電圧範囲 DC10.8V~26.4V

最大負荷電流 0.1A 1 点

通信仕様

名称 仕様

RS-232C 通信ポート ボーレート:38400bpsビット長:8 ビット

パリティ:なしストップビット:2 ビット

※各部品の詳細仕様については、付属 CD の「M16C8I4O(3).xls」を参照ください。

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1-4 学習環境の準備

1 - 5

第 1 章 ご使用になる前に

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1-4 学習環境の準備OAKS16-PLC の学習環境を作るためには、次のことを行う必要があります。

・ソフトウェアのインストール

・OAKS16-PLC と電源アダプタの接続

・OAKS16-PLC とパソコンの接続

以下、それぞれの方法を説明します。

ソフトウェアのインストール

開発環境 INTALOGIC EDITOR をパソコンにインストールします。

1. 同梱の CD-ROM の「Setup.exe」をダブルクリックします。

2. 表示されるインストール手順にしたがってインストールします。

OAKS16-PLC と電源アダプタの接続

電源を供給するため、電源アダプタと OAKS16-PLC を接続します。

注 意● 必ず、電源スイッチが OFF になっていることを確認してから接続してください。

OAKS16-PLC

DC ジャック

電源アダプタ

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1-4 学習環境の準備第 1 章 ご使用になる前に

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

OAKS16-PLC とパソコンとの接続

開発したプログラムの転送やオンラインデバッグを行うため、通信ケーブルを用いて

接続します。

MMMMMMMMMMMM◆

以上

RS-232C ケーブル

パソコン

OAKS16-PLC の

RS-232C コネクタ

(3ピンコネクタ)

1 - 6

EEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOOOAKS16-PLC 上でプログラムを実行するときには、通信ケーブルは必要ありません。

で、学習準備が整いました。

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目次第 2 章 プログラムの作成

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第2章 プログラムの作成

本章では、サンプルプログラムの作成を通して、OAKS16-PLCの学習方法について

解説していきます。サンプルプログラムを実行すると、OAKS16-PLC 上の LED7 が 1

秒おきに点滅します。

2-1 INTALOGIC EDITOR の起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-1

2-2 プロジェクトの新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-1

2-3 画面構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-2

2-4 モード切換え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-3

2-5 プログラムの作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-4

2-6 変換・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-7

2-7 保存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-8

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2-1 INTALOGIC EDITOR の起動

2 - 1

第 2 章 プログラムの作成

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

2-1 INTALOGIC EDITOR の起動1. Windows のスタートメニューより、 [プログラム ]-[INTALOGIC EDITOR]-

[INTALOGIC EDITOR]を選択します。

2. INTALOGIC EDITOR が起動します。

2-2 プロジェクトの新規作成1. [ファイル]メニューより、[新規作成]を選択します。

2. 次のように、新規プロジェクトが作成されます。

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2-3 画面構成

2 - 2

第 2 章 プログラムの作成

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2-3 画面構成INTALOGIC の画面構成について説明します。

INTALOGIC EDITOR を起動すると、灰色の画面が表示され、その上下にいろいろ

な作業に使うアイコンが表示されます。

詳しくは、INTALOGIC マニュアルをご参照ください。

メニューと

アイコン

読み出した

回路を表示

するエリア

INTALOGIC EDITOR に

割り付けられた[F1]~[F10]の機能実行アイコン

回路の状態などのメッセージを表示するエリア

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2-4 モード切換え

2 - 3

第 2 章 プログラムの作成

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2-4 モード切換えINTALOGIC EDITOR には、表示モード、編集モード、モニタモードがあります。そ

れぞれ、次のようなモードです。

モード 解説

表示モード ラダープログラムの表示を行うモードです。コメントやリマークの表示、コイルやオ

ペランドの検索を行います。

編集モード ラダープログラムの編集を行うモードです。ラダープログラムの追加、修正を行い

ます。

モニタモード ラダープログラムが実行される様子をモニタするモードです。ラダープログラムの

各オペランドの現在値変更、デバッグ、エラーチェックを行います。

これからラダープログラムの編集を行いますので、編集モードに切換えます。

1. [モード切換え]-[編集]を選択します。または、[F2]キーを押します。

2. 編集モードに切換わります。

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2-5 プログラムの作成

2 - 4

第 2 章 プログラムの作成

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2-5 プログラムの作成ラダープログラムを作成します。ここで作成するプログラムは、「M0」を ON すると、1

秒ごとに LED7(Y0)が点滅を繰り返す次のようなプログラムです。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ ラダープログラムは主に、ファンクションキーでの入力と、デバイス入力によって作成し

ます。

入力方法は、次のルールに従って表現します。

ファンクションキー:[  ]で囲む    例)[F5]

Enter キー:[Enter]

Shift キー:[Shift]

デバイス入力:デバイス種別と番号    例)M0

以下の手順にしたがって、プログラムを作成してください。

1. 編集モードにした後、プログラム編集領域の左上にカーソルを合わせます。

M0 T1 M1

T1

1000msec

Y0

T1 T2

T2

1000msec

M1

M1

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2-5 プログラムの作成第 2 章 プログラムの作成

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

2. 「[F5] M0 [Enter]」と入力します。入力と同時に画面下部に黒地の領域が表示さ

れ、入力した情報が次のように表示されます。

画面下部の表示:

2. 次のように a 接点が入力されます

3. 入力した a 接点の右横にカーソル

します。入力と同時に画面下部に

ように表示されます。

画面下部の表示:

4. 次のように b 接点が入力されます

5. 入力した b 接点の右横にカーソル

します。

6. b 接点が入力されます。

7. 入力した b 接点の右横にカーソル

す。入力と同時に画面下部に黒

に表示されます。

画面下部の表示:

8. タイマのコイルが入力されます。

9. 縦線を入力するために、5.で入力

「[Ctrl]+[↓]」を押します。

M0

M0 T1

M0 T1 M1

T1

1000msec

M0 T1 M1

M0M0M0M0

を合わせ、「[Shift]+[F5] T1 [Enter]」と入力

黒地の領域が表示され、入力した情報が次の

T1T1T1T1

を合わせ、「[Shift]+[F5] M1 [Enter]」と入力

を合わせ、「[F7] T1 100 [Enter]」と入力しま

地の領域が表示され、入力した情報が次のよう

T1T1T1T1        100100100100

2 - 5

した b 接点(M1)の右横にカーソルを合わせ、

T1

1000msec

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2-5 プログラムの作成

2 - 6

第 2 章 プログラムの作成

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

10. 次のように縦線が入力されます。

11. 続けて、「[F7] Y0 [Enter]」と入力します。

ここまでで、次のようなプログラムが作成されます。同じプログラムが作成されている

か確認して、次に進んでください。

上記プログラムに続けて入力を行います。

12.入力したプログラムの次の行の先頭にカーソルを合わせ、「[F5] T1 [Enter]」と

入力します。a 接点が入力されます。

13.入力した a 接点の右横にカーソルを合わせ、「[Shift]+[F5] T2 [Enter]」と入力

します。b 接点が入力されます。

14.入力した b 接点の右横にカーソルを合わせ、「[F7] T2 100 [Enter]」と入力しま

す。タイマのコイルが入力されます。

15.次の行の先頭にカーソルを合わせ、「[F6] M1 [Enter]」と入力します。入力と同

時に画面下部に黒地の領域が表示され、入力した情報が次のように表示されま

す。

画面下部の表示:

16.次のような回路が入力されます。

M0 T1 M1

T1

1000msec

Y0

M0 T1 M1

T1

1000msec

T1 T2

T2

1000msec

M1

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2-6 変換

2 - 7

第 2 章 プログラムの作成

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

17. 縦線を入力するために、13.で入力した b接点(T2)の右横にカーソルを合わせ、

「[Ctrl]+[↓]」を押します。

18.縦線が入力されます。

19.続けて、「[F7] M1 [Enter]」と入力します。

以上で、プログラムの入力は完了です。次のようなプログラムが作成できました。

2-6 変換作成したプログラムは、INTALOGIC RUN が処理できる形に変換する必要がありま

す。ここでは、変換する方法を説明します。

1. 回路入力後、[F4]キーを押します。変換が完了します。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ 作成したラダープログラムに不良部分(回路が切れている、など)が存在する場合は、

エラーメッセージが表示されます。このときには、「2-5 プログラムの作成」の手順にし

たがって、プログラムを正しく作成しなおしてください。

M0 T1 M1

T1

1000msec

Y0

T1 T2

T2

1000msec

M1

M1

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2-7 保存

2 - 8

第 2 章 プログラムの作成

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

2-7 保存作成したプログラムを保存します。

1. [ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。

2. 次のダイアログが表示されますので、プロジェクト名と見出し文を入力し、[OK]ボ

タンを押して保存します。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ 見出し文とは、プロジェクトに付ける説明文です。

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目次第 3 章 プログラムの実行

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

第3章 プログラムの実行

本章では、2章で開発したサンプルプログラムの実行と動作状態の確認方法につい

て解説しています。

3-1 プログラムの書込み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-1

3-2 プログラムの実行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-2

Page 20: OAKS16-PLC チュートリアル...OAKS16-PLC上でプログラムを実行するときには、通信ケーブルは必要ありません。 以上で、学習準備が整いました。OAKS16-PLCの

3-1 プログラムの書込み

3 - 1

第 3 章 プログラムの実行

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

3-1 プログラムの書込み作成したラダープログラムを、OAKS16-PLC に書き込みます。

1. パソコンと OAKS16-PLC が RS-232C ケーブルで接続されていることを確認しま

す。接続されていない場合には、「1-3 学習前の準備」を参照して接続してくださ

い。

2. OAKS16-PLC の電源スイッチを「ON」にします。

3. モード切換えのトグルスイッチを、「STOP」に設定します。

4. INTALOGIC EDITOR で、作成したラダープログラムの変換を完了させておきま

す。(「2-6 変換」参照)

5. [オンライン]-[INTALOGIC 書込]を選択します。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ 変換していないラダープログラムを書き込もうとすると、エラーメッセージが表示されま

す。変換を行ってから、書込み操作をしてください。

6.OAKS16-PLC にプログラムが書き込まれます。書込みが完了すると、完了を知ら

せるダイアログが表示されますので、「OK」ボタンを押します。

Page 21: OAKS16-PLC チュートリアル...OAKS16-PLC上でプログラムを実行するときには、通信ケーブルは必要ありません。 以上で、学習準備が整いました。OAKS16-PLCの

3-2 プログラムの実行

3 - 2

第 3 章 プログラムの実行

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

3-2 プログラムの実行プログラムを動作させ、OAKS16-PLC上の LED7が1秒ごとに点滅を繰り返すかどう

か確認します。

1. OAKS16-PLC へのプログラム書込み完了後、モード切換えのトグルスイッチを

「RUN」に設定します。

これで、プログラムが動作を開始しました。

2. プログラムが動作する様子をパソコン上でモニタします。[モード切換]-[モニタ]

を選択します。次のような画面が表示され、プログラムの実行状態やオペランドの

状態を確認できます。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ モニタ中、入力条件が成立している箇所は黒色に反転表示されます。出力条件が成

立している箇所は青色に反転表示されます。

Page 22: OAKS16-PLC チュートリアル...OAKS16-PLC上でプログラムを実行するときには、通信ケーブルは必要ありません。 以上で、学習準備が整いました。OAKS16-PLCの

3-2 プログラムの実行

3 - 3

第 3 章 プログラムの実行

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

3. 「M0」を ON にして、LED7 が 1 秒ごとに点滅を繰り返すかどうか確認します。[オ

ンライン]-[オペランド SET/RST]を選択します。

4. [SET/RESET]ダイアログが表示されますので、次のように入力し、「実行」ボタンを

押します。

5. 「M0」が ON 状態になり、モニタ画面上では黒色に反転表示されます。

以上で、1行目の出力条件が成立しましたので、OAKS16-PLC 上の LED7(Y0)が 1

秒ごとに点滅を繰り返し始めます。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆ プログラムが動作しない場合には、次の点を確認してください。

・作成したプログラムに誤りはないか

・OAKS16-PLC の電源が ON になっているか

・プログラムを OAKS16-PLC に転送したか

・OAKS16-PLC のモードは「RUN」になっているか

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目次付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

付録 サンプルプログラム集

本章では、学習の際に便利なプログラムのサンプル集を掲載しています。サンプル

プログラムは、実際にOAKS16-PLC上で動くプログラムとして INTALOGIC EDITOR

と同時にインストールされています。INTALOGIC EDITOR の「ファイル」メニューの

「開く」を選択すれば、プロジェクト選択ダイアログが起動し各サンプルを編集するこ

とができます。

サンプルプログラムその前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-1

サンプル 1:自己保持回路(セット優先回路) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-2

サンプル 2:自己保持回路(リセット優先回路) ・・・・・・・・・・・・・・・・・付-2

サンプル 3:オルタネート回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-3

サンプル 4:オンディレイタイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-3

サンプル 5:オフディレイタイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-4

サンプル 6:ワンショットタイマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-4

サンプル 7:フリッカ回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-5

サンプル 8:長時間タイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付-6

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サンプルプログラムその前に

付 - 1

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプルプログラムその前に

本章に掲載しているサンプルプログラムは、別途入力用押しボタン PB(Push

Button)を接続する必要があります(PB2については、サンプル1、サンプル 2でのみ

使用します。)。OAKS16-PLCの内部電源を使用する場合の、接続方法を下図に示

します。また、以降の説明では、押しボタンのことを、PB1 または X0、PB2 または X1

と呼びます。出力については、OAKS16-PLC 上の LED7(Y0)を使用しますので、以

降 LED7 または Y0 と呼びます。

123456789

12

CN4

CN5

PB1(X0)

PB2(X1)

V

また、各サンプルプログラム(回路)の名称およびその概要について表にまとめてい

ます。

番号 回路名 概要

サンプル 1 自己保持回路(セット優先) 押しボタンを押せば LED が点灯します。

サンプル 2 自己保持回路(リセット優先) 押しボタンを押せば LED が点灯します。

サンプル 3 オルタネート回路 押しボタンを押すたびに LED が点灯・消灯を繰り返します。

サンプル 4 オンディレイタイマ 押しボタンを押して 5 秒後に LED が点灯します。

サンプル 5 オフディレイタイマ 押しボタンで点灯させた LED が 5 秒後に消灯します。

サンプル 6 ワンショットタイマ 押しボタンを押すたびに 1秒間 LED が点灯します。

サンプル 7 フリッカ回路 1 秒おきに LED が点滅します。

サンプル 8 長時間タイマ 約 1時間後に LED が点灯します。

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サンプル 1:自己保持回路(セット優先回路)

付 - 2

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプル 1:自己保持回路(セット優先回路)

PB1を押すと、LED7が点灯し、PB2を押すとLED7が消灯するような回路です。また、

PB1、PB2 が同時に押されたとき、PB1 が優先(セット優先)され、LED7 は点灯しま

す。X0

PB1

Y0

Y0

X1

PB2

LED7

LED7

サンプル 2:自己保持回路(リセット優先回路)

PB1を押すと、LED7が点灯し、PB2を押すとLED7が消灯するような回路です。また、

PB1、PB2 が同時に押されたとき、PB2 が優先(セット優先)され、LED7 は消灯しま

す。

X0

PB1

Y0

Y0

X1

PB2 LED7

LED7

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サンプル 3:オルタネート回路

付 - 3

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプル 3:オルタネート回路

PB1 を押すたびに、LED7 が点灯・消灯を交互に繰り返す回路です。PB1 を押すこと

で、M0 からパルスが発生します。このとき、まず M0 の a 接点と Y0 の b 接点の AND

条件が成立して、Y0 が ON 状態になります。M0 が OFF になったときには、M0 の b

接点と Y0 の a 接点の AND が成立して Y0 の ON 状態が保持されます。次にもう一

度 PB1 を押すと、今度はどちらの条件も成立せず、Y0 は OFF になります。X0

PB1

M0

Y0

PLS M0

M0

Y0

Y0

LED7LED7

LED7

サンプル 4:オンディレイタイマ

押しボタンを押してから 5 秒後に LED7 が点灯する回路です。PB1 を押すと、タイマ

のコイルが ON し、その 5 秒後にタイマの接点 T0 が ON になり、同時に Y0 が ON

になります。

X0

PB1

T0

Y0

T0

5000msec

5sec Timer

5sec Timer

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サンプル 5:オフディレイタイマ

付 - 4

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプル 5:オフディレイタイマ

PB1を押して点灯させたLED7が5秒後に消灯する回路です。PB1を押した直後に、

タイマの接点 T0 が ON 状態になり、設定した時間が経過したときに Y0 が OFF しま

す。タイマの値を変更すれば、自由に点灯間隔を指定できます。X0

PB1

Y0

T0

X0

PB1

Y0

T0

5000msec

5sec Timer

Y0

5sec Timer LED7

LED7

LED7

サンプル 6:ワンショットタイマ

PB1 を押すたびに 1 秒間 LED7 が点灯する回路です。PB1 を押すと、T0 に設定し

た時間だけ Y0がONします。タイマの値を変更すれば、自由に点灯幅を指定するこ

とができます。

X0

PB1

M0

Y0

T0

1000msec

1sec Timer

T0

1sec Timer

PLS M0

Y0

LED7 LED7

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サンプル 7:フリッカ回路

付 - 5

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプル 7:フリッカ回路

PB1を押すと、1秒おきに LED7が点滅します。PB2を押すと、点滅は停止します。タ

イマの値を変更すれば、点滅間隔を自由に指定することができます。

X0

PB1

Y0

X1

PB2

T0

1sec Timer

T1

1000msec

1sec Timer

M0

M0

M0 T1

1sec Timer

T0

1000msec

1sec Timer

LED7

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サンプル 8:長時間タイマ

付 - 6

付録 サンプルプログラム集

OAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLCOAKS16-PLC チュートリアルチュートリアルチュートリアルチュートリアル

サンプル 8:長時間タイマ

約 1 時間後に LED7 が点灯する回路です。1 秒タイマを使って、カウンタ(D0)が 1

ずつインクリメントし、3600 カウント(1秒×3600=1時間)で Y0 が ON するようになっ

ています。3600 の値を変更すれば、点灯する時間を自由に指定することができま

す。X0

PB1

Y0

T0

1sec Timer

PLS M0

M0

RST D0

Counter

M0

M1

Y0

LED7

M1

INC D0

Counter

D0 =

Counter

3600

T0

1000msec

1sec Timer

M1 T0

1sec Timer

LED7

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本製品についてのご注意

1. 本製品は日本著作権法により保護されています。ハードウェア、ソフトウェアおよび

マニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。

2. この製品およびマニュアルを運用した結果の影響については、一切責任を負いか

ねますので、ご了承ください。

3. この製品の仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更

することがあります。

OAKS16-PLC は、オークス電子株式会社の商標です。

INTALOGIC は、株式会社アイ・エル・シーの商標です。

Microsoft、Windows、Windows 2000、Windows98 は Microsoft Corporation の米国および

その他の国における登録商標です。

その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標および登録商標です。

本製品に関するお問い合わせ先

〒101-0025

東京都千代田区神田佐久間町 3 丁目 21 番地第一千代田ビル

オークス電子株式会社

電話 03-3863-1121(代)

FAX 03-3863-1130

URL http://www.oaks-ele.com

E-Mail [email protected]

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改定履歴

改定日付 マニュアル番号 改定内容

2002 年 4 月 初版作成

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  (ご使用前に必ずお読みください)

OAKS16-PLC のご使用に際しては、各製品に付属しているマニュアルおよび付

属マニュアルで紹介している関連マニュアルをよくお読みいただくと共に、安全に対

して充分に注意を払って、正しい取扱いをしていただくようお願いいたします。

このマニュアルで記載している安全注意事項のランクは、「注意」です。

取扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、

中程度の傷害や軽傷を受ける可能性が想定される

場合および物的損害だけの発生が想定される場合

なお、 注意に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能

性があります。

いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。

製品に付属しているマニュアルは必要なときに取り出して読めるように大切に保

管していただきますようお願いいたします。

【設計上の注意事項】

注 意● INTALOGIC が交信異常になったときに備えて、交信状態情報を使用し、システムが

安全に働くようにプログラム上でインタロック回路を構成してください。

誤出力、誤動作により、事故の恐れがあります。

● リモートでの操作は、INTALOGIC RUNの状態や周囲の安全を確認したうえで慎重

に行ってください。リモート操作はマニュアルを熟読し、十分に安全を確認してから

行ってください。操作ミスにより、機械の破損や事故の原因になります。

注 意

● 安全上のご注意 ●

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表記について

製品を使用する上で必要な以下の項目について記述しています。

MEMO

操作、解説、設定についての補足情報を記述しています。

MMMMMMMMMMMMEEEEEEEEEEEEMMMMMMMMMMMMOOOOOOOOOOOO◆

IMPORTANT

製品を使用する上で、使用者が安全を確保するために取扱いに関する注意が必要

な項目について記述しています。

操作、解説、設定についての大切な情報を記述しています。

IIIIIIIIIIIIMMMMMMMMMMMMPPPPPPPPPPPPOOOOOOOOOOOORRRRRRRRRRRRTTTTTTTTTTTTAAAAAAAAAAAANNNNNNNNNNNNTTTTTTTTTTTT◆

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目次

はじめに

第 1章 ご使用になる前に

1-1 OAKS16-PLC の学習環境について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-1

1-2 OAKS16-PLC について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-2

1-3 学習環境の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-4

第 2 章 プログラムの作成

2-1 INTALOGIC EDITOR の起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1

2-2 プロジェクトの新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1

2-3 画面構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2

2-4 モード切換え ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3

2-5 プログラムの作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-4

2-6 変換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-7

2-7 保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-8

第 3 章 プログラムの実行

3-1 プログラムの書込み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-1

3-2 プログラムの実行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-2

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付録 サンプルプログラム集

サンプル 1:自己保持回路(セット優先回路) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-1

サンプル 2:自己保持回路(リセット優先回路)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-1

サンプル 3:オルタネート回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-2

サンプル 4:オンディレイタイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-2

サンプル 5:オフディレイタイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-3

サンプル 6:ワンショットタイマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-3

サンプル 7:フリッカ回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-4

サンプル 8:長時間タイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付-5