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「健康こうべ 2017」の進捗状況 (平成 27 年度) 中間評価(平成 25~27 年度) 神戸市保健福祉局健康部地域保健課 資料1

「健康こうべ 2017」の進捗状況...「健康こうべ2017」の進捗状況 (平成27 年度) 中間評価(平成25~27 年度) 神戸市保健福祉局健康部地域保健課

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「健康こうべ 2017」の進捗状況

(平成 27年度)

中間評価(平成 25~27年度)

神戸市保健福祉局健康部地域保健課

資料1

1.評価体制 (第6章 計画の推進 p.81より抜粋)

「健康こうべ 2017」は、市民や事業者、行政など社会全体が一体となって、健康づく

りを進めていくための計画です。市民をはじめとするあらゆる団体が、計画に示された

健康課題やめざす方向を共有できるよう、行政は幅広く周知し、進行管理を行います。

進行管理にあたっては、行政が中心となって毎年度、事業実績を把握し、評価点検を

行い、次の事業展開に生かしていくとともに、「神戸市健康増進計画評価推進懇話会」に

より、計画の総合的な進捗状況の把握と健康づくりの推進を図るための意見交換を行う

ものとします。

2.評価方法 (第6章 計画の推進 p.81より抜粋)

全体の評価については、計画の基本理念に沿った取り組みの状況を把握し、下記の①

~③の状況を踏まえ、計画期間である 2017年度を目途に総合的に行います。

① 目標値の達成状況及び参考指標の推移

② 健康寿命

③ 主観的健康観

①目標値において、計画策定時から平成 27年度の3か年の到達状況

②参考指標において計画策定時からの推移

③新規の取り組みやこれまでの取り組みの進捗状況(充実・強化、現状維持、もしくは後退・縮小)

※ 目標値や参考指標以外に参考となるデータを掲載しています

(達成基準の区分)

順調に進捗している

B

概ね進捗している

C

あまり進捗がみられない

目標値・参考指標などは改

善されている

新規の取り組みがある

これまでの取り組みも充実

及び強化

目標値・参考指標などは改善

されていない

新規の取り組みがない

これまでの取り組みが継続、

若しくは充実強化

目標値・参考指標などが改善さ

れていない

新規の取り組みがない

これまでの取り組みが後退(縮

小)

Ⅱ 中間評価について

Ⅰ「健康こうべ 2017」の評価体制

(1)健康こうべ 2017 第3章~5章の進捗状況、中間評価(資料4:事務局評価案)を

掲載

(次項参照)『詳細項目(17項目)』について、下記の通り進捗を記載しています。

詳細項目(17 項目)は、資料の見開き(左)目標値・参考指標、参考(右)が事

業者・行政の取り組みを掲載しています。

(例)

資料(左)

目標値や参考指標の現状値(把握可能なもの)

※各年度の懇話会開催時点の直近の値のため、各年度のデータではありません

資料(右)

平成 25・26・27年度の事業実績のうち、事業者と行政の主な取り組み(抜粋)

※ 破線(下線):前回評価時から進捗した部分

※ ★マーク:平成 27年度に実施した新たな取り組み

(2)第7章「区の特性に応じた取り組み」の状況を掲載

各区計画に基づき実施している健康づくりに関する事業を一部ご紹介しています。

(各区計画において評価するため、今回の評価の対象ではありません)

Ⅲ 本資料の構成

「健康こうべ 2017」P.33( 図 1)より

第3~5章の重点項目に対して

委員評価をお願いします

詳細項目

17 項目

重点施策

5 項目

(1)適切な栄養・食生活、運動、休養の推進

(2)健康診査受診率の向上対策と健康診査結果に

応じた取り組みの推進

(3) 循環器疾患、糖尿病などの重症化予防対策

(4) がん検診受診率の向上対策と検診結果に応 じた

取り組みの推進

(5) たばこ対策

(6) 生涯、自分の歯で食べられる口腔機能の保持増進

(7) 睡眠・休養の重要性

(8) うつ病対策・自殺対策の推進

(9) 健康を損なう行為(アルコール摂取・喫煙・薬物乱

用)の対策

(1)市民主体の健康づくり活動の支援

(2)地域保健・職域保健の連携推進(働く世代)

(3)適切な健康情報の発信

(4)市民にわかりやすい目標と取り組みの発信

(1)単身者、妊産婦、子育て世代、高齢者などに

対する健康づくりの推進

(2)感染症、食中毒などの健康危機への対応力の向上

(3)難病患者支援、アレルギー対策などの推進

(4)認知症予防対策の推進

状況別の健康づくり対策

生 活 習 慣 病 の

発 症 予 防 と 重

症化予防

健康を支え、守

るための社会環

境の整備

生 活 環 境 や特

性に応じた心身

機能の維持

市 民 の取 り 組 み を支 え る

ための環境整備

1 .生活習慣病の発症予防、

重症化予防

3 .こころの健康づくり対策

2 .歯及び口腔の健康づくり

対策

重点施策 市民や事業者・行政などの取り組み 対策の柱

個人の対策

個人を支える

第3章

第4章

第5章

図 1

項目(第 3~5章の重点項目と全 17 項目)に対して、

事務局評価を行っています

資料4 「健康こうべ 2017」の進捗状況の評価表(項目別一覧)

(平成 25・26年度の評価も掲載しています)

P.35

P.44

P.49

P.41

P.55

P.46

P.59

P.57

P.72

P.69

P.61

P.66

P.74

P.77

P.78

P.79

P.53

「健康こうべ 2017」の対策の柱と重点施策

本資料の

掲載ページ

こうべ「歯と口の健康づくりプラン」

- 1 -

■目標値

項目 計画

策定時 (H23)

25年度

評価時

26年度

評価時

27年度

評価時

(※1 参考値) 目標値

H24 年度 H25 年度

適正体重を維

持している人

の割合を増や

肥満(BMI

25 以上)、や

せ ( B M I

18.5 未満)の

減少

20~60歳

代男性の肥

満者の割合

26.0% ― ― ―

31.8%

(35~69歳のみ)

32.0%

(35~69歳のみ) 現状値より

悪化させな

い 40~60歳

代女性の肥

満者の割合

16.4% ― ― ― 17.8% 18.1%

20 歳代女

性のやせの

人の割合

23.1% ― ― ― ― ― 20.0%

※1 協会けんぽ保有データ

※計画改定時(平成 28 年度)に調査実施予定

■■参考値

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

主食・主菜・副菜が1日2回以上揃う人の割合 75.6% ― ― 68.5%

朝食欠食者の割合

小学 5 年生 4.00% ― 7.20% 5.60%

中学 2 年生 6.70% ― 8.40% 8.50%

成人 9.80% ― ― 13.70%

食育に関心を持っている人の割合(20 歳以上) 80.3% ― ― 72.2%

※参考

H24 年度 H25 年度 H26 年度

神戸市国保の健診受診者のうち40~60歳代の肥

満者の割合

男性 23.50% 23.53% 23.37%

女性 21.81% 21.76% 21.85%

1.生活習慣病の発症予防、重症化予防

第 3章 生活習慣病の発症予防と重症化予防

(1)適切な栄養・食生活、運動、休養の推進

- 2 -

企業が主体となって社員食堂を通じた健康づくりに取り組めるよう、

立入調査や研修会を通じて、各企業の社員食堂の運営状態に応じた指導

を行っている。また社員食堂のすぐれた取組み事例をホームページで紹

介することにより、他の社員食堂や一般市民への啓発を図る。(別冊「1」

関連事業)

プレパパママ食育講座(別冊「1」関連事業)

市内在住の、初めて出産される妊婦とその夫 各回 15組を

対象に、管理栄養士、薬剤師による講話や調理実習を行って

い ます。

「こうべ朝食メニューコンテスト」の実施(別冊「2」関連事業)

朝食の重要性を啓発し、「朝食欠食者の割合を減らす」ための

取り組みとして、こうべ朝食メニューコンテストを開催しまし

た。食育月間の 6 月、市内在住の小学生を対象に「手軽でおい

しい!家族に作ってあげたい朝食メニュー」を募集したところ、

2,179 件の応募があり、1 次審査及び調理と試食による 2 次

審査により、最優秀賞を含め 15 名及び学校賞 2校を表彰しま

した。

※最優秀賞1名、優秀賞2名、優良賞 12 名

※学校賞は、学校単位で継続的に「こうべ朝食メニューコンテス

ト」に参加し、児童への朝食の大切さに関する啓発に寄与する取

り組みを行った学校に授与。

「こうべ歩KING歩 QUEEN決定戦!」の実施(別冊「6」関連事業)

平成 25 年度から運動不足の働く世代がウォーキングを

始めるきっかけとなるようチーム制でとりくめる事業を開

催し、協会けんぽとの連携のもと、運動の質と量に着目し

て‘こうべ歩KING歩QUEEN決定戦!’を実施しました。

(協賛企業)

アシックスジャパン㈱/大塚製薬株式会社/

山佐時計計器㈱/富永貿易㈱/

健康ライフプラザ・オージースポーツ

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 3 -

■目標値

項目

計画 策定時 (H23)

H25年度

評価時 (H24)

H26年度

評価時 (H25)

H27年度

評価時 (H26)

目標値

神戸市国保特定健康診査の実施率を増やす 29.9% 31.1% 30.8% 31.6%

60.0%

神戸市国保特定保健指導の実施率を増やす 6.2% 5.9% 6.3% 6.7%

1.生活習慣病の発症予防、重症化予防

(2)健康診査受診率の向上対策と健康診査結果に応じた取り組みの推進

健診イメージキャラクター

ハラデタゾウ(仮)41歳

- 4 -

「神戸けんしんガイド」(ちらし)による広報(別冊「10」関連事業)

平成 26年度に「神戸けんしんガイド」を作成し、広報紙 KOBEに入

れ、全戸配布しました。

また区役所等公共機関、ハローワーク、ファミリーマート、ローソン

での広報を行いました。(別冊「10」関連事業)

全国健康保険協会 兵庫支部における取り組み

GIS(地理情報システム)を活用した健診受診率向上事業とし

て、支部内の被扶養者のうち特定健診未受診者の自宅住所情報

を抽出し、未受診者の密集地域を特定し、健診の際勧奨を行っ

たり、最寄りの健診機関を案内した結果、3年以上未受診であ

った者に対して動機づけにつながりました。

神戸市国保特定健康診査受診率向上に向けた取り組み(別冊「11」関連事業)

★健診を受けやすい体制づくりとして、平成27年4月から、集団健診において大腸がん検

診、前立腺がん検診、骨粗しょう症健診、結核健診とのセット受診を実施しました。未受診者

への受診勧奨については、平成26年度受診者のうち平成27年度未受診者に対して郵送によ

る受診勧奨を2度に分けて行っています。

集団健診実施回数

神戸市国保特定保健指導の取り組み(別冊「14」「15」関連事業)

集団健診受診者のうち、保健指導対象となった者の一部に結果

郵送前に連絡し、結果説明と併せて保健指導を実施しました。(平

成 26年度受診者より開始、今後対象者を拡大予定)

神戸市国保特定健康診査の項目に健診結果とともに、生活習慣

を予防するためのチラシを作成し、全受診者へ提供しました。

平成 24年度 482回 (土日 33回)

平成 25年度 494回 (土日 44回)

平成 26年度 499回 (土日 53回)

平成 27年度 511回 (土日 53回)

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 5 -

■目標値

項目

計画

策定時 (H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26) 目標値

高血圧(収縮期血圧の平均

値)の改善(mmHg)

男性 130.4 130 129.2 128.6 現状値より

悪化させない 女性 126.2 125.4 125.1 122.2

血糖コントロール指標に

おけるコントロール不良

者の割合を減らす

(HbA1cが JDS値 8.0、

NGSP 値 8.4%)以上の人

の割合を減らす)

男性 1.47% 1.42% 1.26% 1.27% 1.35%

女性 0.56% 0.41% 0.45% 0.45% 0.51%

脂質異常症の割合を減ら

す(LDL コレステロール

160mg/dl 以上の人の割

合を減らす)

男性 10.94% 10.24% 10.46% 11.56% 9.56%

女性 16.65% 15.54% 16.22% 16.67% 14.59%

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

糖尿病腎症による年間新規人工透析導入率(人

口 10 万人当り) 9.97% 10.25% 10.73% 10.39%

推算 GFR 値(eGFR)60 未満の人の割合 12.7% 14.5% 14.2% 13.6%

1.生活習慣病の発症予防、重症化予防

(3)循環器疾患、糖尿病などの重症化予防対策

- 6 -

慢性腎臓病(CKD)対策の実施 (別冊「17」~「20」関連事業) 平成 26年度より取り組み強化

平成 25 年度より、神戸市国保特定健康診査の受診結果から、腎機能の低下がある人を対象

に、保健師による訪問指導や文書による受診勧奨を実施しています。

《関連する取り組み》

人材育成…健康相談事業の充実のため、健康増進事業従事者を対象に研修を行いました。

相談・啓発 世界腎臓デーにおいて庁舎に横断幕を設置、神戸けんしんガイドにおいて、腎友会会員の体験談を掲載するなど重症化予防の啓発、PRを行いました。

集団健診受診者で腎機能低下、高度尿蛋白の方へ個別に通知して、

健康ライフプラザで CKD の予防教室等を開催しています。CKD

予防教室は平成 25 年度1回、26 年度8回、27 年度6回実施予

定。

各区の健康相談・栄養相談で CKDを予防するための保健指導を実

施しています。

関係団体との連携

専門医療機関である市民病院群 3病院・神戸大学医学部附属病院に対するCKDの取り組み

説明、専門医の協力を依頼

兵庫県CKD対策協議会における県内の医療機関・患者団体等との連携推進

CKDをテーマにした市民向けセミナーの開催

患者会(腎友会)が実施するCKDに関する研修会の実施にあたり、特定健診受診者のうち

腎機能低下者へ情報提供をしています。(平成 27年は 3月、9月実施)。

糖尿病対策の実施 (別冊「17」~「20」関連事業)

《関連する取り組み》

相談・啓発

各区の健康相談・栄養相談で糖尿病を予防するための保健指

導を実施しています。

糖尿病予備軍・糖尿病患者が増え続ける現状をふまえ、世界

糖尿病デーに市庁舎ブルーライトアップを実施しました。平成

27年度は明石海峡大橋等市内8か所で実施しました。

行政の取り組み

- 7 -

■目標値

項目 計画

策定時 (H22)

H25年度

評価時

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時 目標値

胃がん検診の受診率

を増やす

男性 34.7% ― 43.9% ―

50%

(胃がん、肺がん、大腸

がんは当面40%)

H29 の目標値は、

国のがん対策推進

基本計画の見直し

に合わせて設定す

る。

女性 23.9% ― 27.8% ―

肺がん検診の受診率

を増やす

男性 19.7% ― 45.3% ―

女性 14.1% ― 28.2% ―

大腸がん検診の受診

率を増やす

男性 27.4% ― 43.2% ―

女性 20.0% ― 33.5% ―

子宮がん検診の受診率を増やす 33.8% ― 38.4% ―

乳がん検診の受診率を増やす 39.3% ― 41.5% ―

1.生活習慣病の発症予防、重症化予防

(4)がん検診受診率の向上対策と検診結果に応じた取り組みの推進

- 8 -

《取り組み例》

協定締結企業であるコープこうべやみなと銀行店舗等に、ピンクリボン

フェスティバルや「子宮の日」LOVE49キャンペーン(※2)開催時にイ

ベントの案内チラシを設置しました。また、がんに関する啓発チラシを常

時設置しています。(※2)毎年4月9日「子宮の日」を中心に全国で一斉に実

施する子宮頸がん予防・啓発キャンペーン

検診受診率向上に向けての取り組み (別冊「21」「22」「24」「25」「26」「27」」関連事業)

啓発・広報 各種イベントでの啓発チラシ・グッズの配布、乳がん検診につい

ては母の日乳がんキャンペーンや乳がん月間(10月)でのピンクリ

ボンフェスティバル、子宮頸がんについては 4 月を中心に「子宮の

日」LOVE49キャンペーンなど企業や関連団体、兵庫県などと連携

し、講演会や街頭キャンペーンを行いました。

KOBEがん検診ガイドを作成し、広報紙KOBEに入れ全戸配布

しました。

検診体制について

指定医療機関における診療時間内(土曜・夕方)での検診、巡回検診(胃がん・乳がん)の休日

実施、集団健診会場における特定健診と大腸がん検診のセット受診などを実施し、受診しやすい体

制づくりを進めています。また、女性特有のがん(子宮頸がん・乳がん)検診及び大腸がん検診の

無料クーポン券の配布等個別受診勧奨を実施しました。

(参考)がん対策の推進について

「神戸市がん対策推進条例」(平成 26 年 3 月)を制定しました。平成 26 年度にがん対策推

進懇話会を設置し、がんの予防から患者支援までの総合的な取り組みを進めていきます。

働く世代の被扶養者向けがん検診受診勧奨ポスターおよびリーフレットの作成および配布

(別冊「13」関連事業)

★「神戸市地域・職域保健ネットワーク懇話会」および「神戸市地域・

職域保健に関する実務者会」にて、働く世代の被扶養者向けがん検診

の勧奨ポスター・リーフレットを作成した(平成 27年3月)

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 9 -

■目標値

項目 計画

策定時 (H23)

25年度

評価時

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26) 目標値

成人の喫煙率を減らす

全体 18.3% ― 18.9% ―

全体

12.0% 男性 28.9% ― 30.5% ―

女性 9.0% ― 8.9% ―

妊婦の喫煙率を減らす 3.9% 3.6% 4.2% 3.1% 0%

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

乳幼児のいる家庭内に喫煙

者がいる割合

4か月児 39.0% 39.4% 38.2% 38.6%

1 歳 6 か月児 37.2% 35.8% 36.7% 34.5%

たばこと歯周病の関係について知っている人の割合 28.9% 48.7% 46.4% 47.1%

受動喫煙防止に取り組む施

禁煙施設 64.9% ※29.2% 36.3% 64.7%

分煙施設 32.5% ※40.4% 23.6% 6.5%

※現状値が大幅に変化した理由…当調査については中央区を中心として調査していたが、平成 24 年度か

ら、調査範囲を全市域に拡大したため

1.生活習慣病の発症予防、重症化予防

(5)たばこ対策

- 10 -

「健康こうべ 21」サポーター店として、終日禁煙に取り組んでいる施設は

657か所(平成 27年9月末)です。兵庫県の「受動喫煙の防止等に関する

条例」が平成 25年度に施行され、平成 26年 4月に民間商業施設等にも全

面適用されたことから、禁煙化が進んでいます。

兵庫県受動喫煙防止シンボルマーク→

COPDの発症及び重症化予防の啓発

COPDスクリーニング及び禁煙サポート事業(別冊「32」関連事業)

★市民健診の胸部 X線健診時の問診票を使い、COPD のリスク

チェックを行っています。リスクのある者には、後日、呼吸機能

検査を実施し、喫煙者に対しては保健師等による禁煙サポートも

行っています。

受動喫煙防止に関する啓発活動の実施状況 (別冊「33」関連事業)

世界禁煙デー (5 月 31 日世界保健機関制定 )、禁煙週間 (5 月 31 日から 6 月 6 日

厚生労働省制定 )に合わせた取組みを下記の通り行っています。

・市営地下鉄の西行きホームでの広告 ・さんちか(三宮地下街)連絡通路での広告

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 11 -

■目標値

項目

計画

策定時 (H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26) 目標値

進行した歯周炎を有する人の割

合を減らす

40 歳 37.1% 36.9% 36.9% 38.4% 33.0%

妊婦 38.1% 38.1% 38.7% 38.7% 34.0%

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

12 歳児の一人平均むし歯数 0.93 本 0.83 本 0.78 本 0.76 本

毎年定期的に歯科健診を受

ける人の割合

40 歳代 36.9% 32.6% 34.5% 31.3%

50 歳代 37.2% 37.5% 52.9% 41.4%

妊婦歯科健康診査の受診率 29.8% 31.2% 32.5% 35.0%

フッ化物洗口を実施する施設数 238 施設

11,707 名

247 施設

13,016 名

260 施設

13,794 名

274 施設

14,253 名

2.歯及び口腔の健康づくり対策

生涯、自分の歯で食べられる口腔機能の保持増進

- 12 -

講演会やイベントによる歯科保健啓発 (別冊「35」関連事業 )

神戸市歯科医師会と神戸市が共同で「いい歯の講演会」を開催しました。(平成 27年 10月

3日)

江崎グリコ㈱と神戸市との公民連携により、こうべ食育フェア等で「カミング 30」の啓発

を行いました。

「こうべ歯と口の健康づくりプラン」の推進(別冊「35」関連事業)

神戸市歯科口腔保健行動計画「こうべ歯と口の健康づくりプラン(平成

26 年 3 月策定)に基づき、関係機関と定期的に会議を開催して、歯科口

腔保健施策を計画的に推進しています。

平成 26年 10月から、50歳歯周疾患検診を開始しました。

★平成 27年9月からは後期高齢者(75歳)歯科健康診査を開始しました。

★「こうべ歯と口の健康づくりプラン」推進キャンペーンを実施(平成 27 年 11 月)

(別冊「35」関連事業)

ポートライナーでは歯科啓発車両を走行させたり、「かかりつけ歯科医を持とう」動画をミント

神戸、さんちか、地下鉄西神山手線の駅等において放映しました。また市内の歯科医院、公共施

設等の鏡にサンスター㈱提供の啓発ステッカーを貼付しました。

フッ化物洗口の実施 (別冊「36」関連事業)

保育所(園)、幼稚園に通っている 4、5歳児クラスの希望者を対象にフッ化物洗口を実施して

います。現在、実施施設の拡大を進めています。(25年度 247施設、26年度 274施設)

また、1歳6か月児、3歳児健診では、希望者にフッ化物塗布を行い、かかりつけ歯科医での

継続塗布を推進しています。

歯の健康サポーター事業の実施 (別冊「35」関連事業)

平成 21 年度から、歯の健康サポーター(歯科衛生士)を育成し、地域の施設や団体などに

派遣し、ライフステージに応じた歯科健康教育を実施しています。健康サポーターは平成 26

年度末現在で 37名、活動実績は年々増加しています。

【活動実績 平成 25 年度 443 回 24,595人→26年度 456回 25,249人】

事業者の取り組み

行政の取り組み

啓発用動画 啓発用ステッカー

- 13 -

キャンペーンの実施(別冊「39」関連事業 )

神戸市医師会、神戸市薬剤師会、神戸市が協力して「働き

盛り世代の睡眠キャンペーン」を実施しました。(平成 26年 9

月~)

正しい知識の普及、啓発 (別冊「40」「41」「44」関連事業)

毎年、3月の自殺対策予防月間にあわせて神戸自殺総合対策フォーラ

ム の開催しています。

→ 自分がどのくらいストレスを抱えているかをチェックするためのウェ

ブサイト「ストレスマウンテン」(平成25年3月に開設)において冊子

版作成し、若年層をターゲットとして、市内の大学や就職応援フェアな

どで配布したほか、関係機関の地域保健と職域保健を担う代表者で組織

する「地域・職域保健ネットワーク懇話会」「神戸市地域・職域保健に関

する実務者会においてストレスマウンテンを紹介して利用促進を図って

います。(平成26年度アクセス件数:42,330件)

■目標値

項目

計画

策定時 (H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26) 目標値

自殺者数を減らす 354 人 312 人 302 人 308 人 279人

以下※

※平成 21 年の自殺者数(349 人)を 20%以上減らしていく。平成 29 年の目標値は、神戸いのち大切プラン

の見直しに合わせて設定する。

3.こころの健康づくり対策

(1)睡眠・休養の重要性

3.こころの健康づくり対策

(2)うつ病対策・自殺対策の推進

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 14 -

かかりつけ医においてうつ病を早期発見し、病状によって専門医につなぐ「神戸 G-Pネット」

を神戸市医師会と神戸市が中心に運営しています。平成 24年度には「神戸G-Pネットかかり

つけ医対応マニュアル」を改訂し、医療機関に広く配布しています。(別冊「45」関連事業)

「神戸市地域職域保健ネットワーク懇話会」「神戸市地域・職域保健に関する実務者会」に

おける情報提供・意見交換の実施

ストレスマウンテンの紹介や職場の従業員へのメンタルヘルス対策についての意見交換を行

った。平成 27 年 12 月から 50 名以上の従業員のいる事業所で実施が義務付けられたストレ

スチェック制度についての意見交換を行っています。(別冊「44」関連事業)

産後うつ病対策(別冊「42」関連事業)

産後の育児不安が強く、家族等の支援が得られない方を対象に、助産

所での宿泊・通所による「産後ケア事業」を開始した(平成 26 年 11

月~)。利用者の多くが産後直後(産後 0~1か月未満)から利用を開始

し、平成 27年 11月末で、延べ 43名が利用しています。

自殺対策の推進 (別冊「43」「46」関連事業)

「自殺予防情報センター」(神戸市こころの健康センター内)を中心に総合的な自殺対策を推進

しています。

9月の自殺予防週間、3月の自殺対策強化月間を中心に普及啓発を行っています。

《今年度の 9月の取り組み例》

・自殺予防啓発グッズの配布(さんちか夢広場)

・ハローワーク神戸・灘でのこころの健康相談窓口の開設

・市立三宮図書館での関連図書特設コーナーの設置(テーマ:小さな声にも耳を傾けて)

・花時計ギャラリーにおける啓発ポスター等の展示

また、若年層に向けた自殺予防啓発をNPO法人こうべユースネットに委託して実施していま

す。(平成 27年1月実施)自殺予防とこころの健康相談では、自殺未遂者対策として、中央市民

病院での「いのちとこころの相談室」を週 1回開設しています。自殺未遂者の支援者研修会の実

施(年 2 回)医療機関・相談機関への自殺未遂者対応の事例検討実施しています。(別冊「43」関

連事業)

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 15 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

25年度

評価時

26年度

評価時

27年度

評価時

妊娠中の飲酒率※ 18.3% 19.5%

(H24)

4.9%

(H25)

2.6%

(H26)

神戸市保健所による学校・地域における講習会の実施回

数(薬物関連) 15 回

9 回

(H24)

14 回

(H26)

5回

(H27.11

月)

薬物の乱用を「非常に危険だ」

と思う割合

中学 2 年生 85.2% ― 84.0%

(H26) ―

17 歳 90.5% ― 89.6%

(H26) ―

薬物の乱用を「絶対にいけな

い」と思う割合

小学 5 年生と中学 2

年生の保護者 99.0% ―

98.9%

(H26) ―

※H26評価時から質問項目を一部変更

3.こころの健康づくり対策

(3)健康を損なう行為(アルコール摂取・喫煙・薬物乱用)の対策

- 16 -

薬物乱用における啓発(別冊「48」」関連事業)

平成 21 年度に始まった「大学生のヘルスケアを推進

するネットワークづくり」事業において、平成 26、27

年の夏には市内の大学へボランティアを募集し、政令指

定都市薬剤師会の薬物乱用防止キャンペーンにあわせて

街頭啓発を行いました。

青少年の健全育成及び、市民が安心して暮らせるよう、危険ドラッグ(いわゆる脱法ハーブ)

など薬物乱用のない社会づくりのため、兵庫県、兵庫県警察本部、住民地区組織と連携し、啓

発活動を主とした事業を行っています。

学校における取り組み

喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は心身に様々な影響を与え、健康を損なう原因になることや、

個人の心理状態・人間関係・社会環境などに影響することなどについて、健康教育を行っている。

また、全中学校における「薬物乱用防止教室」「非行防止教室」を実施しています。また、危険ド

ラッグの問題に関しては、全小中高校に対し、薬物乱用防止指導の実施を周知しています。(別冊

「49」関連事業)

市内大学における学園祭で啓発ブースの出店(平成 27年 10月、11月)(別冊「48」関連事業)

こころの健康センター

当事者、家族、支援者に向けて薬物・アルコール等依存症学習会の開催(26 年度 1 回、27

年度 5回予定)(別冊「50」関連事業)

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 17 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

単身者の朝食欠食者の割合 15.0% ― ― ―

子育ての気持ちが マークの人の割合 92.0% 92.4% 92.1% 93.5%

乳幼児の朝食欠食の割合

1 歳 6 か月児 3.8% 3.5% 4.0% 3.1%

3 歳児 3.9% 3.6% 4.1% 3.5%

週に 2~3 回戸外で遊んでい

る割合(3 歳児) 3 歳児 93.1% 93.5% 93.3% 94.3%

夜9時までに就寝している乳

幼児の割合

1 歳 6 か月児 24.5% 26.1% 26.7% 28.3%

3 歳児 20.8% 21.6% 21.8% 21.9%

要介護状態の高齢者の割合(要介護認定率:第

1 号被保険者中の認定者割合) 19.60%

20.0%

(H25.6)

19.8%

(H26.6)

19.7%

(H27.6)

状況別の健康づくり対策

第 4章 生活環境や特性に応じた心身機能の維持

(1)単身者、妊産婦、子育て世代、高齢者などに対する健康づくりの推進

- 18 -

単身者(別冊「51」関連事業)

食育の取り組みとして、民間事業者(コンビニエンスストア)と

の包括連携協定により、市内店舗でリーフレット「コンビニでバラ

ンスよく食べよう」の配布や「野菜を食べよう」のPOPを掲示し

ました。(平成 26年 6月~)

高齢者(別冊「62」「63」「64」関連事業)

民間事業者(ネスレ日本株式会社)との連携協定により、集い

の場としての「介護予防カフェ」の立ち上げ支援や啓発活動を行

うなど、介護予防活動の充実を図っています。

【市内61か所】

妊産婦への取り組み (別冊「53」「55」「56」関連事業)

母子健康手帳を交付する際、全妊婦に対して保健師が面接し、必要な情報の提供や保健相談

を行っています。また、平成 25 年度からは、妊娠届出書に「妊娠前の身長・体重」欄を設け

て、妊娠期のやせなどの指導に活用しています。

産後うつ病の早期発見と適切な支援のため、新生児訪問指導や 4か月児健診時でのスクリー

ニング、育児相談、産後うつ支援に従事する支援者を対象にした研修を実施しています。

高齢者への取り組み (別冊「62」「64」関連事業)

★平成 27年 3月に「第6期神戸市介護保険事業計画・神戸市

高齢者保健福祉計画を策定し、高齢者に対する取り組みを推進

しています。

神戸市医療産業都市の取り組み (別冊「65」関連事業)

介護予防の一環として、福祉用具の適正利用及び評価、開発の仕組みづくりにむけて調査研究

を行い、関係部署との連携により成果の活用を図っています。

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 19 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

感染症などに適切に対応できる施設職員の育成数 428 人 504 人 518 人 501 人

感染症発生時の相談・調査などに対応する医療職

の育成 34 人 32 人 46 人 54 人

結核罹患率(人口 10 万人当たり) 24.6 24.4 24.0 21.5

状況別の健康づくり対策

(2)感染症、食中毒などの健康危機への対応力の向上

- 20 -

市民・事業者・行政が一体となって、市内量販店、小売市場等の食品関係施設を対象に合同パ

トロールを実施し、普及啓発や食品関係施設の衛生水準の向上を図っています。(別冊「68」関連事

業)

熱中症の対策 (別冊「68」関連事業)

熱中症が発症しやすくなる梅雨入り前の 5月から、広報紙

KOBEや地域情報紙等への熱中症予防記事の掲載、熱中症

予防のちらし・ポスターなどをイベント、健康教育、市内医

療機関、市関連施設、民生委員による訪問等を通じて配布し、

注意喚起を促しました。

また、関連部署・市関係機関に対し、消防局救急課と協力

して、熱中症による救急搬送件数や搬送事例の分析による予

防策を情報提供しました。

感染症の対策 (別冊「69」「70」「74」関連事業)

感染症対策リーダー研修及び感染症対策アドバイザー登録研修会を実施し、地域の人材を育て

るとともに健康危機発生時に対応できる保健医療職を育成しています。

また、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行(平成 25 年 4 月)を踏まえ、「神戸市新

型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しました(平成 26年 6月)。

社会福祉施設等への巡回訪問を実施する感染症訪問指導員の活動開始により感染症の集団発生

の未然防止に努め、感染症予防対策が適正に出来る施設職員の育成を行っています。(平成 27年

9月から実施)

人工呼吸器患者支援 (別冊「71」関連事業)

平常時より、災害時に支援が必要な人工呼吸器装着患者を把握し、関係機関と連携して災害

時の備え(バッテリーの確保や避難方法・避難先の確認等)について相談にのるなど、患者・

家族を支援しています。

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 21 -

※参考

項目 H25年度

評価時

(H24)

H26年度

評価時

(H25)

H27年度

評価時

(H26)

難病団体との連携による患者・家族の支援

電話による保健福祉相談事業における相談件数 1,055 985 878

肝炎検査受診者数 9,392 人 10,585 人 12,492 人

B型肝炎陽性者数 88 人

(0.94%)

81 人

(0.77%)

83 人

(0.66%)

C型肝炎陽性者数 48 人

(0.51%)

33 人

(0.31%)

36 人

(0.29%)

状況別の健康づくり対策

(3)難病患者支援、アレルギー対策などの推進

- 22 -

NPO 神戸市難病団体連絡協議会による難病相談室での患者会による相談や医師による医療

相談会、講演会などを開催しています。

難病対策 (別冊「79」関連事業)

《主な取り組み》

・兵庫県が実施する特定疾患治療研究事業(医療費助成)の申請・

更新受付を各区の窓口で実施しています。

・医療費助成、障害福祉サービスなどの支援制度を紹介した「難病

のしおり」を作成し、関係機関や各区保健師が、難病患者及び家

族からの療養相談に応じています。

・病気や療養に関する講演会や患者・家族交流会等を開催していま

す。

肝炎対策 (別冊「81」「82」関連事業)

《主な取り組み》

・肝炎ウイルス検査に関するポスターやチラシを作成し、区役所

や市内医療機関に掲示するなど正しい知識の普及啓発に努め

ています。

・大腸がん検診の無料クーポンの送付にあわせて無料検査の案内

を送付しこれまで一度も検査を受けたことがない方への受診勧

奨を行っています。

・肝炎ウイルス陽性者に対して、初回精密検査費用助成制度や医

療費助成制度の申請に必要な情報を発信するなど、積極的な受

診勧奨を行うとともに、受療中患者の療養指導や相談対応に取

り組んでいます。

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 23 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25年度

評価時

(H25)

H26年度

評価時

(H26)

H27年度

評価時

(H27)

要介護等認定者中の認知症高齢者の日常生活自

立度判定基準Ⅱ以上の該当者数 52.1%

52.4%

(H25.6)

53.0%

(H26.6)

53.4%

(H27.6)

認知症高齢者の割合(高齢者人口中) 10.1% 10.2%

(H24)

10.4%

(H25)

10.4%

(H26)

※参考

項目 計画策定時

(H23) H25年度 H26年度 H27年度

元気!いきいき!!チェッ

クリスト※

認知項目該当者数(認知項目

3項目中1項目以上該当した

者の数と割合)

特定高齢者 - 12,837

(49.7%)

14,151

(50.5%)

5,786

(48.7%)

非該当 - 14,010

(19.6%)

17,812

(24.5%)

9,027

(23.8%)

※元気!いきいき!!チェックリストについて

要介護認定を受けていない方を対象に、神戸市より「元気!いきいき!!チェックリスト」を送付

し、要介護リスクの有無を判定しています。(自記式)

※特定高齢者について

特定高齢者とは、「元気!いきいき!!チェックリスト」の結果、要介護状態となるリスクが高い方

のことをいいます。

※H25 年度、H26 年度は「65 歳以上の偶数歳」、H27年度は「70 歳代の偶数歳」を対象にとして実施した

事業です。

状況別の健康づくり対策

(4)認知症予防対策の推進

- 24 -

行政が実施している「認知症研修」などに参加し、認知症に対する正しい知識を得、家族や

地域において認知症の早期発見や早期対応につなげられるよう努めています。(平成 17~26

年度研修受講実績:全体 53,386名中、事業者からの受講 10,789名)(別冊「90」」関連事業)

認知症カフェの開催 (別冊「66」関連事業)

認知症本人や家族、地域住民、専門職が誰でも気軽に立

ち寄れる場として市内の事業所やグループホームなどで開

催されている。(平成 27年度中に「認知症カフェ登録事業」

を開始予定。)

認知症予防教室の開催 (別冊「89」関連事業)

要支援・要介護状態になることを防ぐとともに、高齢者ができる限り自立した生活を送るこ

とができるよう、要支援・要介護状態になるおそれのある二次予防事業対象者のうち、認知症

予防支援の取り組みへの参加が望ましい高齢者に対して、脳トレーニングや認知症予防に関す

るプログラムを実施する教室を開いています。

【26年度実績 全 22クール(延べ 132回)※1クール:全 6回

参加実人数 345名(延べ 1,896名)(25年度 実人数347名(延べ 1,867名)】

区役所における取り組みの例 (別冊「90」「91」関連事業)

・認知症地域資源ネットワーク構築事業(全区で展開)

地域における認知症高齢者と家族のために、地域のマンパワーや拠点などの「地域資源」

をネットワーク化し、有効な支援を行う体制を構築しています。

【認知症ケアネットの作成】

認知症の人やその家族が認知症と思われる症状が発症した場合に、いつどこで、どのような

医療や介護サービスを受ければ良いか理解できるよう地域資源を整理し、地域の実情に応じて

あらかじめ標準的に決めておくものであり、平成 27 年度中は区の実情に応じた「認知症ケア

ネット」を作成し、地域住民への普及を図っていきます。

事業者の取り組み

行政の取り組み

- 25 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25 年度

評価時

H26 年度

評価時

H27 年度

評価時

市民主体の健康づくりグループ数

(成人・高齢者)

113

(H24.12 月末)

120

(H25)

133

(H26)

141

(H27.11 月末)

子育てサークル数(子育て世代) 274

(H24.6 月末)

293

(H25.6 月末)

262

(H25.6 月末)

253

(H27.6 月末)

健康こうべ21市民推進員登録者数 346 人

(H24.12 月末)

346 人

(H25.12 月末)

368 人

(H26.11 月末)

409 人

(H27.11 月末)

食育ロゴマーク使用団体 41 団体

(H24.12 月末)

41 団体

(H25.12 月末)

45 団体

(H26.10 月末)

45 団体

(H27.10 月末)

市民の取り組みを支えるための環境整備

第 5章 健康を支え、守るための社会環境の整備

(1)市民主体の健康づくり活動の支援

- 26 -

★東灘区在住の健康こうべ21市民推進員によるイベント「ひ

がしなだ健康づくりフェア」にて、甲南大学知能情報学部田中研

究室が開発した「ラジオ体操バトル」の他、白鶴酒造(株)、地域

で活動されている管理栄養士、理学療法士、健康運動指導士など

の体験・相談ブーズなどが設置されました。(別冊「94」」関連事業)

区でのウォーキングイベント等の実施例 (別冊「93」関連事業)

西区では生活習慣病を予防し、住民主体の健康づくりを推進する

ための事業として、「ヘルシーウォーキング」を実施しています。健

康状態をチェックしながら500万歩達成をめざす「登録・歩数確認

会」を、平成26年度は19回実施し、547名の区民が参加しました。

また、ウォーキングの継続効果をはかるため、なでしこ研修会(生

活体力測定、講話等)を年一回行い、継続の動機づけや知識の普及

を行っています。

子育てサークルの立ち上げ及びサークル交流会などによる継続支援を実施

(別冊「95」関連事業)

須磨区では地域主体の子育て支援活動の活性化を図るため、すまっ

子サポーターを育成している。現在 268 名が登録されており、子

育てグループへの支援を行っている。

また、小学校区単位で子育て関連団体が集まって情報交換を行う

「子育て地域連絡会」を開催し、身近な地域での子育て家庭を支援

する環境を整えている。

区における情報発信の取り組み (別冊「97」関連事業)

垂水区では現役の母親などの意見を参考にして、区内の子育て

支援情報を網羅的に盛り込んだ「子育てパスポート」作成し、

4 か月児健診時や乳幼児がいる区外からの転入者に配布している。

事業者の取り組み

行政の取り組み

写真

500 万歩記念バッジ

★100万歩達成ごとに記念バッジを進呈しています

- 27 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25 年度

評価時

H26 年度

評価時

H27 年度

評価時

健康づくりに関する活動に取り組み、自発的に情

報発信を行う企業数※ 17 社

21 社

(H26.1月)

24 社

(H27.1 月)

30 社

(H28.1 月)

※「神戸市地域・職域保健ネットワーク懇話会」及び「神戸市地域職域保健に関する実務者会」

に参加している企業数。

地域・職域保健に関する実務者会開催実績

年 度 テーマ 出席者数

25 第 1 回(25年 10 月) 開催趣旨説明 16 名

第 2 回(25年 11 月) 特定健診・特定保健指導、重症化予防 16 名

第 3 回(26年 2 月) 受動喫煙対策、健康づくり対策、メンタルヘルス対策 14 名

26 第 1 回(26年 10 月) セット検診の推進、データヘルス計画 20 名

第 2 回(26年 12 月) 生活習慣病予防と認知症、 16 名

第 3 回(27年 2 月) 健診結果返信時における「情報提供」、コラボヘルス 18 名

27 第 1 回(27年 7 月) データヘルス計画事例紹介、ストレスチェック導入 25 名

第 2 回(27年 11 月) データヘルス計画事例紹介、ストレスチェック導入 18 名

(2)地域保健・職域保健の連携の推進(働く世代)

(1)市民の取り組みを支えるための環境整備

- 28 -

市民の健康づくりに関して、協会けんぽ兵庫支部と神戸市が「健康づくりに関する包括協定書」を締

結し(平成26年3月)、相互に協力して事業を進めています。(別冊「94」「95」関連事業)

《主な連携内容》

・特定健康診査及び、がん検診の受診促進、特定保健指導の利用拡

大に関すること

・生活習慣病の発症予防及び、CKD(慢性腎臓病)対策等の重症

化予防に関すること

・市民の健康状況を把握するための定期的な情報共有と調査、分析

に関すること

・ 市内の企業(協会けんぽ加入事業所)に対する健康づくり支援に

関すること

・ 医療最適化に関すること

地域・職域保健ネットワーク懇話会の開催 (別冊「94」「95」関連事業)

地域保健と職域保健の連携を推進するための機関として、「神戸市地域・職域保健ネットワー

ク懇話会」を立ち上げています。(1回/年開催)

また、平成 25 年度から上記懇話会のワーキングとして、より実務に関連のある担当者を集

めた「神戸市地域・職域保健に関する実務者会」を開催しています。(3回/年)

内容は「健康づくり対策」「メンタルヘルス対策」などについて意見交換したり、協会けんぽ

兵庫支部やワールド健康保険組合などの参加団体の取組事例紹介をしてもらっています。

働く世代への健康教室の実施(兵庫区)(別冊「93」「100」関連事業)

働く世代のための健康づくり支援として、ものづくり復興工場やシ

ルバー人材センター等にて市立中央体育館スポーツ専門員、区保健師

を派遣し、健康づくりについての知識の普及や自己の健康課題を認識

してもらえるような機会を提供しています。平成27年度は「足から

健康」と題して、活動量計を用いて効果的なウォーキングを実践し、

後日個別評価を返却しました。

事業者の取り組み

行政の取り組み

ゅ ※取組み事例

加入者の約 75 パーセントを女性が占める

ワールド健康保険組合では、女性の健康は

非常に重要。そこでスマートフォンアプリ

を使った健康情報コンテンツの配信を実施

しました。

- 29 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25 年度

評価時

(H24)

H26 年度

評価時

(H25)

H27 年度

評価時

(H26)

健康教育実施回数 2,760 回 2,840 回 3,312 回 3,304 回

健康に関する出前トークの件数 75 件 67 件 67 件 84 件

市民の取り組みを支えるための環境整備

(3)適切な健康情報の発信

- 30 -

神戸市健康づくりセンター、大学、病態別患者会等と連携し、疾病についての講演会や料理教室、

相談会等を通して必要な情報を提供しています。また、広報誌での案内や、庁舎のライトアップ等を

実施しています。(別冊「102」関連事業)

出前トークによる情報発信 (別冊「102」関連事業)

健康づくりグループに対し健康づくりを支援する

専門職を派遣し健康教育、出前トーク等を実施してい

ます。

市内イベントにおける情報発信(別冊「96」関連事業)

「神戸まつり」「こうべ福祉・健康フェア」「いきい

きシニアライフフェア」「ルミナリエ特設ブース」等

において、ポスターやリーフレットを用いて、検診や

KOBE健康くらぶのウェブサイトについて普及啓発

を行いました。

「健康こうべ21市民推進員だより」による情報の発信

(別冊「102」「103」関連事業)

市内で開催される健康イベントや季節ごとの健康情報の普

及啓発のため「健康こうべ21市民推進員だより」を 2 か月

に一回発行し、各区役所で配布しています。

行政の取り組み

事業者の取り組み

写真

写真

- 31 -

■■参考指標

項目 計画策定時

(H23)

H25 年度

評価時

H26 年度

評価時

H27 年度

評価時

健康こうべ 2017 ホームページ

アクセス件数 4,105 件/年

3,714 件

(H25.4 月~12 月)

20,131件

(H26.4 月~12 月)

24,565 件

(H27.4 月~12 月)

市民の取り組みを支えるための環境整備

(4)市民にわかりやすい目標と取り組みの発信

- 32 -

ウェブサイト「KOBE健康くらぶ」の公開(別冊「96」関連事業)

健康づくりに関する市の

総合情報ウェブサイトとし

て「KOBE健康くらぶ」を

公開し(平成 26年 3月~)、

運動・食生活等のカテゴリー

別、事業者向け等の対象者別

に情報を分類して、“面白く”

“わかりやすく”情報を発信

しています。

サイトのPRポスターを作成し、市内の医療施設、民間スポーツ関連施設、企業、区役所等に

配布する等により利用促進を図っています。

また、facebook を開設し(平成 26年 11 月~)、イベント等の告知や健康に関する情報を掲

載し、情報の充実とリアルタイムな発信に努めています。

利用状況(H26.12.10~H27.8.25)

行政の取り組み

- 33 -

「健康こうべ 2017」第 7 章では、各区計画の中から、子どもから高齢者までの「健康」に関

する事業などを抜粋し、区の特性に応じた取り組みとして記載しています。各区計画は、それぞ

れの区において進捗状況の評価・検証を行うため、本懇話会での評価等は行いません。

そこで、各区役所で実施している、こどもから高齢者までの健康に関する取り組みについて、

以下に一例を紹介します。

各区において、市民の自主的な健康づくり活動(大人の)をより多くの地域に広めるため、区

民性や地域の状況に応じた支援や活動グループのキーパーソンとなるリーダー役の育成支援を行

っている区が複数ありますが、リーダー役のなり手不足が課題となっています。

なお、事業名の後ろの( )は、それぞれの区の事業が、「健康こうべ 2017」の年代別・生

活状況別サポート(P.32)や重要施策(P.33)、また、ライフステージ区分(P.34)のどれに

関係が深い事業なのかを示しています。

(1)子育て支援サイトの運用(乳幼児期の取り組み、子育て世代への情報発信)

子育て支援サイトの、H27年 4~9月までのアクセス件数は、延べ 41,982 件(6,997 件/

月)となり、目標(2,000 件/月)を達成しています。増加した理由については、育児を応援す

る行政サービスガイド「ママフレ」からアクセスでき、また区役所ホームページのトップページ

にバナーを貼るなど、子育て支援サイトへアクセスしやすくしたためと考えられます。

(2)チャレンジ☆サポーターの養成 (高齢期の取り組み:市民主体の健康づくり活

動の支援)

介護予防の啓発活動を実践する人材「チャレンジ☆サポーター」を養成し、登録者は 55 名(11

グループ)です(H27 .3 月末現在)。主な活動としては区役所やあんしんすこやかセンター等と

連携し、介護予防教室を地域で実施しています。

(1)生活習慣病予防啓発事業の実施(全世代への健康づくりの推進)

乳幼児期から子育て世代、壮年期へは、地域密着型の啓発活動として「メタボ予防戦隊灘レン

ジャーによる生活習慣病予防啓発活動」を展開しています。大学演劇部との共同によるステージ

やクイズラリーの開催、健康教育においては小学校・養護学校など幅広く実施しています。また、

クリアファイルや自由帳などの啓発ツールも作成し、配布しています。壮年期、高齢期へは、認

知症と生活習慣病の関連について講演会や健康教育を実施し、全世代においても生活習慣病の発

症、重症化を予防する大切さを伝えています。

(2)ベビーキャラバンの開催 (妊産婦・子育て世代への健康づくりの推進、環境整

備)

保健師や栄養士による育児相談、保育士による親子あそびなどを通して、子育ての仲間づくり

を行う「ベビーキャラバン」を年 15 回開催しています。

第 7 章 区の特性に応じた取り組み(各区計画より)

東灘区

灘区

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(1)「健康づくり続け隊」の実施(全世代に対する健康づくりの推進)

地域住民が主体的に健康づくりに取り組めるように健康づくりに関する情報提供や参加者同士

の交流の機会を提供する「健康づくり続け隊」を、年間 7 回シリーズで実施しています。H26

年度参加者は延べ 357名、平均年齢 71歳。

(2)「ぽかぽっぽモトロク」の開設(妊産婦・子育て世代への健康づくりの推進、

環境整備)

地域の子育て支援の拠点・子育て世代への支援広場として、夙川学院短期大学の協力のもと、

0~3 歳児未満(未就園)の子どもとその保護者を対象に元町六丁目商店街の空き店舗を活用し

た『ぽかぽっぽモトロク』が H27 年 10 月 21 日にオープンしました。あわせて、周辺に増加

している新たな居住者も含めた『子育て』『防災』等の地域交流拠点としても活用されています。

(1)肺年齢測定の実施(状況別の健康づくりの推進)

H13 年度より結核ハイリスク健診を実施し結核罹患率の減少に努めてきました。また、H25

年度からは COPD、禁煙についての啓発を行っています。しかし、喫煙人口が多く、街中での喫

煙が多く見受けられる住民意識の中で、まず、「肺年齢検査」により分煙や禁煙に対する健康意識

の向上を図りつつ、特定健診等の健診やがん健診受診率の向上をめざしています。

(2)親育ち応援事業(子育て世代の健康づくりの活動支援)

家庭や地域での子育て機能の低下に対して、基本的な親のあり方を学び、子育てを楽しめるよ

うに親育ちを応援する取り組みを進めています。

(1)健康づくりリーダー支援・フォロー研修(市民主体の健康づくり活動の支援)

健康運動指導士から運動実技、保健師から健康づくり等の情報提供し、地域で自主的な健康づ

くり活動推進のための支援を実施しています。

本区1回、北神1回研修を実施し、養成目標であった 500 名を達成しました。養成したリー

ダー同士の交流の機会を持つことで、継続して活動が行えるよう工夫しています。また、リーダ

ーが介護予防サロン立ち上げをする際の支援として、健康運動指導士や保健師を派遣し、運営に

ついてのアドバイスを行っています。

(2)世代間交流事業の実施(状況別の健康づくり対策)

子どもと高齢者などの世代間交流により、子ども達が地域で見守られ、すこやかに成長できる

地域社会をめざしています。H24 年度は児童館やふれあいのまちづくり協議会、自治会、婦人会

などの関係団体による開催を 42回、保育所・園の 5 歳児(希望者のみ)と老人クラブが参加す

る 5 歳児世代間交流会は、1 回開催しています。

中央区

兵庫区

北区

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(1)「わがまち長田を歩こう会」の開催(高齢者等の健康づくりの推進)

長田区では高齢化率が他区に比べて高く、要介護認定を受ける人も増加しています。若い世代か

ら高齢者が健康づくりに取り組み、いつまでも元気に暮らし、健康寿命をのばすことを目標にわ

がまち長田を歩こう会を実施し、平成 27年 10月末現在 153名が登録しています。

(2)地域に密着した子育て支援事業(市民主体の健康づくり活動の支援)

地域の親子の孤立化防止や育児不安解消のために、子育てサポーターを配置しています。サポ

ーターは、乳幼児健診など様々な場面にて子育てサークルや地域での子育て支援行事の紹介を行

っています。また、サークル代表者や参加者と顔の見える関係を築き、子育てサークルの継続運

営の支援を行っています。

(1)いきいき須磨いるウォーキング講演会の開催(市民主体の健康づくり活動の支

援)

ウォーキングを地域に浸透させるため、講演会を開催しました。引き続きウォーキング教室に

おいて、自主的にウォーキングを行うグループの立ち上げ支援を行った結果、H24 年度から3つ

の自主グループが誕生しました。また、同教室終了者等、H26年度末までに 90 名を区内のウォ

ーキング活動の広がりを推進する「ウォーキングメイト」として認定しています。

(2)地域の子育て支援者の養成(子育て世代への健康づくりの推進)

H14年度から、地域の子育て支援者「すまっこサポーター」を養成しています。今年度第7期

生を養成し、計 269 名が「すまっこサポーター」として登録され、地域の子育てサークルや児

童館などで活躍しています。H27 年度までに 260 名養成するという目標を達成し、フォローア

ップ研修も年 1回開催しています。引き続き、フォローアップ研修を行うとともに、H27 年度

からは、すまっこサポーター自身が、今後の活動の在り方を考え活性化につなげていくため、ワ

ークショップを開催します。

(1)介護予防地域リーダーの育成(市民の取り組みを支えるための環境整備)

介護予防地域リーダーを育成するための地域リーダー養成研修会を年 2 回実施しており、H25

年度から対象を一般市民にも広げている。育成目標は 430名目標であったが、現在 518名が登

録しています。

(2)子育てアドバイザー(フレンドママ)養成 (市民主体の健康づくり活動の支援) 子育て経験を生かし、地域での身近な相談相手として「子育てアドバイザー(フレンドママ)」

を現在までに398名を養成し、様々な子育て支援の場で活躍しています。また、主任児童委員

とともに子育て家庭への家庭訪問や地域の子育て情報の提供などを行っています。

須磨区

垂水区

長田区

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(1)ヘルシーウォーキングの開催・ヘルスアップ作戦の実施(壮年期高齢期等の健

康づくりの推進)

生活習慣病予防し、住民主体の健康づくりを推進するための事業として、「ヘルシーウォーキン

グ」を実施しています。健康状態をチェックしながら 500 万歩達成をめざす「登録・歩数確認

会」を、H27年度は19回実施予定です。参加者は 11 月24日時点で380名となっています。

ウォーキングイベント開催の機会を利用して実施している「ヘルスアップ作戦」では、骨密度測

定、栄養相談を年 7回実施予定。参加者は 11月22日時点で475名。

(2)地域のチカラで命を育む(市民主体の健康づくり活動の支援)

農村とのふれあい交流、西区に誕生おめでとうカードの配布、子育てアドバイザーによるサー

クルへの支援を行い、地域全体の子育て力の活性化に取り組んでいます。命の感動体験は先駆的

に取り組み、現在は市内で最も多い16小学校で実施しています。

西区