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日本病院会「国際医療推進委員会」

日本病院会「国際医療推進委員会」2015/10/28  · - 3 - 調査対象施設 一般社団法人日本病院会加盟する全ての会員 2,417施設の医療機関を対象に実施

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日本病院会「国際医療推進委員会」

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目 次

【調査の概要】 ........................................................................... 2

Ⅰ.回答病院施設の概要

1. 開設者別 .......................................................................... 4

2. 病床規模別(許可病床) ............................................................ 4

3. 地域別 ............................................................................ 4

4. 病院種別 .......................................................................... 5

5. DPC .............................................................................. 5

6. 「一般病棟」入院基本料区分 ........................................................ 5

7. 健診・検診センターの有無 .......................................................... 5

8. 医療機器の所有 .................................................................... 6

9. 各種認定取得状況 .................................................................. 6

Ⅱ.外国人患者の受入れについて

1. 外国人患者の受入れ経験 ............................................................ 7

(1)外国人患者の受入れ人数........................................................... 7

(2)患者の主な出身国、属性 .......................................................... 8

(3)紹介による患者の「紹介者」 ...................................................... 8

2. 貴院では、どの外国語に対応可能か .................................................. 9

3. 外国語対応能力の向上のための取り組み ............................................. 10

4. 外国人患者受入れについての課題(問題点等) ....................................... 11

Ⅲ.外国人医療者の受入れについて ...................................................... 12

1. 外国人医療者の受入れ経験 ......................................................... 12

2. 外国人医療者を受入れた経験のない施設に質問 ....................................... 16

3. 外国人医療者の受入れで心配されること ............................................. 17

Ⅳ.海外での診療について ............................................................. 17

1. 現在、海外での診療に取り組んでいるか ............................................. 17

2. 海外での診療についての課題(問題点等) .......................................... 18

3. 海外での診療経験のない施設に質問 ................................................ 19

4. 海外での診療において心配されること ............................................... 19

Ⅴ.海外医療サービスの展開について ...................................................... 19

1. 海外医療サービス提供に取り組んでいるか ........................................... 19

Ⅵ.全般において

1. 行政(厚生労働省、経済産業省等)や地方自治に期待すること ......................... 20

2. 日本病院会に期待すること ......................................................... 20

3. 「一般社団法人 Medical Excellence JAPAN」について ............................... 21

4. MEJ に期待することは何か ....................................................... 21

5. 海外現地の医療機器開発 .......................................................... 21

〔担当委員会〕 .......................................................................... 22

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【調査の概要】

◆調 査 目 的

会員病院に対し、医療の国際展開に関する現状把握のため、インバウンド・アウトバウンドに

関するアンケート調査を行い、結果分析から今後の本委員会の方向性を検討

◆調 査 内 容

Ⅰ.回答病院施設概要について

開設主体、許可病床数、地域別、病院種別、DPC、入院基本料区分(一般病棟)、健診・

検診センターの有無、医療機器の所有、各種認定取得状況

Ⅱ.外国人患者の受入について

・外国人患者の受入れた経験の有無

・外国人患者の受入れ人数、出身国および患者属性

・紹介による外国人患者の紹介者

・院内で対応可能な外国語

・外国語対応能力向上のための取り組み

・全般にわたる外国人患者受入れについての課題(問題点等)

Ⅲ.外国人医療者の受入れについて

・外国人医療者の受入れた経験(準備も含め)の有無

・外国人医療者を受入れた人数、及び受入れ予定人数

(職種・受入国・紹介者・受入診療科)

・外国人医療者にアピールしたいと考える貴院の特長

外国人医療者を受入れた経験のない施設

・外国人医療者の受入れに関心の有無

・外国人医療者の受入れで心配されること

Ⅳ.海外での診療について

・海外での診療の取り組み(準備も含め)の有無

・ 〃 進出理由

・海外の情報はどのように得ているか

・海外で展開する診療において、貴院の特長

・全般にわたる海外での診療についての課題(問題点等)

海外での診療経験のない施設

・海外での診療の関心の有無

・海外での診療において心配されること

Ⅴ.海外医療サービス展開について

・海外医療サービス提供の取り組みの有無

Ⅵ.全般において

・行政(厚生労働省、経済産業省等)や地方自治に期待すること

・日本病院会に期待すること

・「一般社団法人 Medical Excellence JAPAN」(MEJ)の認知度、及び期待すること

・海外現地の医療現場が必要とする医療機器開発活動への関心の有無

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◆調査対象施設

一般社団法人日本病院会加盟する全ての会員 2,417施設の医療機関を対象に実施

◆調 査 期 間

平成 27年 4月 10日~6月 12日(※4月 30日の回答期限を 6月 12日まで延長)

◆調 査 方 法

調査票(PDF・入力フォーム)を E-mail&FAX 一括送信により周知。回答は、データ送信・メ

ール添付・FAX 送信のいずれかにより行う方式とした。他、調査用ホームページ(URL)にも調

査票等を掲載した。

◆調査回収数

669施設(回答率;27.7%)

◆調査結果

調査結果を以下に示す。

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Ⅰ.回答病院施設の概要

1.開設者別

2.病床規模別(許可病床)

3.地域別

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4.病院種別

5.DPC

6.「一般病棟」入院基本料区分

7.健診・検診センターの有無

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・1日の平均利用者数

8.医療機器の所有(複数選択)

9.各種認定取得状況(複数選択)

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Ⅱ.外国人患者の受入について

1.外国人患者の受入れ経験

外国人患者の何らかの受入経験がある病院は 78.6%である。

(1) 外国人患者の受入れ人数

・来院患者数(平成 26年 10月~平成 27年 3月)

外国人患者の受入人数は 1~19人の病院が 37.7%、80人以上の病院が 37.4%と二極分化している。

・来院患者数_その内訳(複数選択)

外国人患者としては在留外国人の診療経験のある病院が 75.6%、その他(恐らく観光や仕事などで

日本に訪れた外国人)の診療経験のある病院が 22.2%であり、医療目的の診療経験がある病院が

15.0%であった。

※訪日外国人の「医療目的」は診療・検査、健診・検診を含む

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外国人患者の受入人数は在留外国人については 1~19人の病院が 41.8%、80人以上の病院が 33.0%と

二極分化しているが、医療目的、メディカルツーリズム等、その他においては 1~19人の病院が多くを

占めていた。

(2)患者の主な出身国、属性

①出身国(複数選択)

患者の主な出身国としては中国 76.2%、韓国 45.6%、アメリカ 43.0%、フィリピン 38.3%であ

った。

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②患者属性(複数選択)

(3)紹介による患者の「紹介者」 (複数選択)

医師等医療関係者については、開業医からの病院への患者紹介が多いのだろうか。

メディカルツーリズムコーディネーターの紹介も 12.0%(20病院)であった。

2.貴院では、どの外国語に対応可能か(複数選択)

患者の主な出身国と比較すると患者数の多い中国語、韓国語に対応できる病院が少ない。

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3.外国語対応能力の向上のための取り組み(複数選択)

自前の通訳が居る病院は 35.2%の割合にとどまっている。

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4.外国人患者受入れについての課題(問題点等)(複数選択)

問題点としては言語・会話については 95.8%と多く、ついで医療通訳の提供体制が 44.6%と多い

ことから、外国語への対応が問題として大きい。

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Ⅲ.外国人医療者の受入れについて

1.外国人医療者の受入れ経験

(1)A.外国人医療者の受入れ人数(平成 26年度)

① 職種<技術支援>(複数選択)

外国人医療者を受入れた人数(平成 26 年度)①職種〈技術支援〉では、医師・看護師・その

他職種を受入れた病院が下記の数値となっている。

・職種<技術支援>_内訳(複数選択)

外国人医療者を受入れた人数(平成 26 年度)①職種〈技術支援〉は、ほとんどの病院が職種に関

係なく 10人未満が多い。

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①-2職種<教育研修>(複数選択)

外国人医療者を受入れた人数(平成 26 年度)①職種〈教育研修〉は<技術支援>の受入と比べると

医師を受入れている病院数が多くなっている。

・職種<教育研修>_内訳(複数選択)

外国人医療者を受入れた人数(平成 26 年度)①職種〈教育研修〉においても人数は 10 人未満が

多いが<技術支援>に比較すると 10~19人を受入れた病院の数が増えている。

②受入国(複数選択)

受入れた国別では中国、インドネシア、フィリピン、韓国の順となる。

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③紹介者(複数選択)

④受入診療科(複数選択)

外国人医療者を受入れた人数(平成 26年度)④受入診療科(複数選択)については、内科(23.8%)、

外科(21.9%)、循環器科(13.3%)、脳神経外科(13.3%)、消化器科(12.4%)、整形外科(12.4%)

の順。

(2)B.外国人医療者の受入れ予定人数

①予定する職種<技術支援>(複数選択)

・医師

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・看護師

・その他

①-2予定する職種<教育研修>(複数選択)

・医師

・看護師

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・その他

(3)外国人医療者にアピールしたいと考える貴院の特長(複数選択)

2.外国人医療者を受入れた経験のない施設に質問

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3.外国人医療者の受入れで心配されること(複数選択)

外国人医療者の受入れで心配されることにおいては言語の問題が大きいことが改めて認識された。

Ⅳ.海外での診療について

1.現在、海外での診療に取り組んでいるか

・進出理由(複数選択)

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(1)海外の情報はどのように得ているか(複数選択)

(2)海外で展開する診療において、貴院の特長(複数選択)

2.海外での診療についての課題(問題点等)(複数選択)

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3.海外での診療経験のない施設に質問

4.海外での診療において心配されること(複数選択)

Ⅴ.海外医療サービスの展開について

1.海外医療サービス提供に取り組んでいるか

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Ⅵ.全般において

1.行政(厚生労働省、経済産業省等)や地方自治に期待すること(複数選択)

2.日本病院会に期待すること(複数選択)

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3.「一般社団法人 Medical Excellence JAPAN」について

MEJ については知らない病院が 69.3%を占めた。

4.MEJ に期待することは何か(複数選択)

5.海外現地の医療機器開発

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【担当委員会】

一般社団法人日本病院会 国際医療推進委員会

会 長 堺 常雄 聖隷浜松病院 総長

委員長(担当副会長) 相澤 孝夫 相澤病院 理事長・病院長

委 員(担当副会長) 末永 裕之 小牧市民病院 病院事業管理者・病院長

委 員(担当副会長) 梶原 優 板倉病院 理事長

委 員 宇都宮 啓 国立国際医療研究センター

企画戦略局長兼国際医療協力局長

委 員 亀田 信介 亀田総合病院 病院長

委 員 木村 壯介 日本医療安全調査機構 中央事務局 専務理事

委 員 福井 次矢 聖路加国際病院 病院長

特別委員(名誉会長) 山本 修三 一般社団法人 Medical Excellence JAPAN 理事長