2020.7 Vol.277 〜 同友会理念の実践こそが明るい次代を創る 〜 「私たち中小企業家が長崎県を牽引していく」 1 新型コロナウイルス感染症防止のため、今年度初の 例会は、Web上で行ないました。しかも県南3支部(長 崎浦上・長崎出島・五島)の合同例会という初の試み も実現でき、新たな可能性を感じました。 さて、新型コロナの影響は、各業種、各企業で様々 です。そのため国はもとより県や市町村で手厚い給付 金や助成金などありますが、提出する書類が複雑なた め、「書類がなかなか書けない」 「諦めようか」などと いう声を聞いていました。そんな時に、中村こずえ副 代表理事から、助成金の制度などをわかりやすく伝え てくださる山本氏をご紹介いただき、講演していただ くことになりました。山本氏には、大阪よりご参加い ただきました。現在は、全国各地どこでもWeb会議 が開催でき、スピード感をもって情報が集められるこ とを改めて実感しました。 講演でまず印象に残ったのが、こんな時だからこそ、 チャレンジすることが大切だということ。この状況を、 ピンチに終わらせるか、チャンスにできるかは経営者 次第といわれて、身が引き締る思いでした。 また、今回のことで、消費者の行動が変化している ので、経営にも変化が必要なこと。社会で起きている 変化に対応し、経営していくには資金に余裕を持たせ ることが大切なので、助成金を有効に活用してほしい とのことでした。 本題である給付金・助成金制度や特例制度の融資に ついては、とてもわかりやすく説明していただきまし た。持続化給付金の申請においては、対象月の設定の 仕方で、給付額に差がでること。情報を知ると知らな 日時:6 月3 日(水)18:30 〜 20:30 会場:Web(Zoom) テーマ:「コロナに負けるな この危機を乗り越えよう」コロナによる給付金・助成金について 企業存続に手助けになる手法 報告者:(株)トリプルバリュー 代表取締役 山本 龍太 氏 出席者数:35名(会員 33 名、ゲスト 1 名、事務局 1 名) 県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島) 合同緊急 Webセミナー 開催報告 県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島)合同緊急Webセミナー 開催報告 …1 6月例会・総会報告 ……………………………………………………………… 2 中同協 障害者問題委員会 情報交換会 参加報告 ………………………………… 6 九州・沖縄ブロック 代表者会議 参加報告 …………………………………… 7 中同協 臨時社員教育委員会 参加報告 ………………………………………… 7 第2回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 7 第3回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 8 第4回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 9 第5回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 ………………………… 10 諫早支部 マスク寄贈式 報告 ………………………………………………… 11 事務局企業訪問 ………………………………………………………………… 12 会員活躍 ………………………………………………………………………… 13 入会会員紹介 …………………………………………………………………… 15 理事会報告 ……………………………………………………………………… 16 会員動向・会員数 ……………………………………………………………… 17 8月例会案内 …………………………………………………………………… 18 (長崎出島支部は例会に充当)

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2020.7 Vol.277

目  次

〜 同友会理念の実践こそが明るい次代を創る 〜「私たち中小企業家が長崎県を牽引していく」

1

 新型コロナウイルス感染症防止のため、今年度初の例会は、Web上で行ないました。しかも県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島)の合同例会という初の試みも実現でき、新たな可能性を感じました。 さて、新型コロナの影響は、各業種、各企業で様々です。そのため国はもとより県や市町村で手厚い給付金や助成金などありますが、提出する書類が複雑なため、「書類がなかなか書けない」「諦めようか」などという声を聞いていました。そんな時に、中村こずえ副代表理事から、助成金の制度などをわかりやすく伝えてくださる山本氏をご紹介いただき、講演していただくことになりました。山本氏には、大阪よりご参加いただきました。現在は、全国各地どこでもWeb会議が開催でき、スピード感をもって情報が集められることを改めて実感しました。 講演でまず印象に残ったのが、こんな時だからこそ、チャレンジすることが大切だということ。この状況を、ピンチに終わらせるか、チャンスにできるかは経営者次第といわれて、身が引き締る思いでした。

また、今回のことで、消費者の行動が変化しているので、経営にも変化が必要なこと。社会で起きている変化に対応し、経営していくには資金に余裕を持たせることが大切なので、助成金を有効に活用してほしいとのことでした。 本題である給付金・助成金制度や特例制度の融資については、とてもわかりやすく説明していただきました。持続化給付金の申請においては、対象月の設定の仕方で、給付額に差がでること。情報を知ると知らな

日時:6 月 3 日(水)18:30 〜 20:30 会場:Web(Zoom)

テーマ:「コロナに負けるな この危機を乗り越えよう」コロナによる給付金・助成金について

    ~ 企業存続に手助けになる手法 ~報告者:(株)トリプルバリュー 代表取締役 山本 龍太 氏

出席者数:35名(会員 33 名、ゲスト 1 名、事務局 1 名)

県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島)合同緊急 Webセミナー 開催報告

県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島)合同緊急 Web セミナー 開催報告 … 1

6月例会・総会報告 ……………………………………………………………… 2

中同協 障害者問題委員会 情報交換会 参加報告 ………………………………… 6

九州・沖縄ブロック 代表者会議 参加報告 …………………………………… 7

中同協 臨時社員教育委員会 参加報告 ………………………………………… 7

第2回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 7

第3回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 8

第4回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 …………………………… 9

第5回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告 ………………………… 10

諫早支部 マスク寄贈式 報告 ………………………………………………… 11

事務局企業訪問 ………………………………………………………………… 12

会員活躍 ………………………………………………………………………… 13

入会会員紹介 …………………………………………………………………… 15

理事会報告 ……………………………………………………………………… 16

会員動向・会員数 ……………………………………………………………… 17

8月例会案内 …………………………………………………………………… 18

(長崎出島支部は例会に充当)

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2

義な例会となりました。

(文責 長崎浦上支部 岩 素子)

いとでは、本当に違いがでることを痛感しました。また雇用助成金も、社員を守るためにも、経営者自ら、しっかり勉強が必要だと感じました。 質疑応答では、各社の事情に答えていただき、有意

こ正しい情報とデータで知識を得る⇒知恵を絞る⇒意思決定をする⇒行動する⇒成果を出す!!間違った意思決定では成果が出ない。100%の正しい情報が出てきたときには遅い。事業の立て直しをするには、①キャッシュを確保する(給付金・助成金の申請をす

る。特例融資を受ける) ⇒お金があれば倒産しない。②ウィズコロナ時代の成長戦略を考える ⇒消費者行動は2019年の状態には戻らない。  幸いにも私たち同友会の会員は、情報を得ることができます。経営方針、事業計画、採用計画、適材適所の人材配置など、一緒に学び合う環境と仲間がいます。この状況を「チャンス」にし、新しい形で長崎を元気にしたいと思いました。

(文責 長崎出島支部 津田 豊美)

 2020年度が新役員体制でスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により各所で自粛を余儀なくなされ、会員さんと会えない状況が続きました。会えない会員の方々が少しでも前向きになれるのではとの思いから、3支部合同での開催となりました。 山本氏は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する複雑な給付金・助成金制度や特例制度融資などの説明に加え、私たちが事業を継続するための考え方の基礎を分かりやすく、事例を用いてお話していただき、多くの学びを得ることができました。質疑応答でも、持続化給付金の申請方法についてなど具体的な質問にも答えていただきました。 私が特に印象に残っていることをご紹介します。コロナの影響で何か新しいことにチャレンジをしていくことは、経営者にとっては重要なこと。この状況がピンチで終わるか?それとも、チャンスになるか?誰が決めるのか。それはわれわれ経営者!!速く、そこそ

このままでは同友会の仲間が離れて行ってしまう。ひとりで悩まず、この機会に仲間で集まり、現状をみんなで共有したらどうだろうか?という考えをWeb例会という形にしました。業種の違いもあるでしょうが、それぞれにどのような事態が起こり、どのように対処し、またこれからをどのように事業経営をしていかなければならないのか?テーマを3つ(①助成金・補助金・売上減少・資金繰り・販路 ②コロナ対策・コロナ後の展望 ③その他・フリーセッション)に分け、それぞれのテーマごとにグループディスカッション形式

(2部構成)でそれぞれの悩みを打ち明けあい、答えを探っていきました。技術的には事務局の田口主任の全面的なバックアップの上に成り立つ例会で、グループディスカッションはZoomのブレイクアウトルーム機能を活用しました。 グループディスカッションでは各会員コロナから何らかの影響は受けていましたが、皆一様に前向きな考え、行動を心がけていることがわかりました。参加者からのWeb形式の例会への評価は高く、「グループディスカッションはWebのほうがやりやすい」「通常例会は敷居が高いがWebだと参加しやすい」との意見も出ていました。これからの例会運営の参考になりそうです。例会終了後は有志がそのまま残りWeb懇親会で盛り上がりました。

(文責 山崎 功)

 今期最初の支部例会となった今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためZoomを活用したWeb例会となりました。形式も報告者を立てず、グループディスカッションのみで進行するという新しい試みでした。 今例会を開催するに至ったきっかけは、6月1日に開催した支部役員会でした。コロナ禍で各会員企業が苦境に陥っている中、休会・退会される会員も出始め、

長崎浦上支部 例会報告日 時 6月23日(火)18:30会 場 Web(Zoom)

テ ー マ 今だから話そう~Zoomを使ったWeb例会~

出席者数 20名(会員16名、ゲスト1名、他支部2名、事務局1名)

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福井 義憲 会員(長崎出島支部)

ー6月号より続くー ダイレクト・レスポンスマーケティングでは人の支配的感情にフォーカスし、顧客の視点(ベネフィット)からセールスレター(メッセージ)を構成する。

ダイレクト・レスポンスマーケター税理士 福井 義憲

TEL:(095)842-3555 FAX:(095)842-3557e-mail:[email protected]:http://www.tkcnf.com/fukui

 毎日山のように新聞チラシを目にする。ネット動画も氾濫している。ネットで購入した物を実際使ってみたら期待外れだったりする。 広告が購買行動に結びつかない理由は  ①見ない・読まない・聞かない  ②広告内容を信じない(疑い深くなっている)  ③お金がない(優先順位が低い) だ “人は感情で購入し、理屈は後付けする”消費者の「頭の中」を制する者がビジネスを制する。

3

い決断」ができたもので、今後も同友会のモデルケースになるような活動を積極的に行っていきたいと、力強く報告されました。 続いての各新委員長からの報告では、コロナ禍で予定通りの活動や目標達成ができていないという報告も多かったのですが、だからこそ、これまでと考え方、やり方を切り替えていく必要性を感じているという報告が多かった印象です。 例えば今回新たに立ち上がった「支部活性化プロジェクト」の山口担当委員の報告では「仲間づくりで言う増強の『強』の部分を高めるプロジェクト」で、会員同士の仕事の交流や飲食店の利用を活性化するということで、コロナ禍だからこそ、同友会は会員のために何ができるか、何が必要かという「原点回帰」が問われることになると感じました。

(文責 田浦 健吾)

 今年度始めての諫早支部例会です。 新体制への引き継ぎもしっかりできていなかったこともあり、まずは廣谷支部長より支部の活動方針の報告がありました。 コロナ禍が深刻化してきた3月、主に集客で困窮していた飲食店の会員のために何かできないかということで、「テイクアウトののぼりの制作と提供」「諫早支部ホームページ上の会員テイクアウト情報の充実」それらの活動をFacebook上で積極的に発信を続けていること、活動や広報が実を結び、このような最中にも飲食店の新入会員があったことが報告されました。 5月には会員からの発案により「不要なマスクの回収」を広く募集し、6月19日に諫早市社会福祉協議会へ寄贈しました。 それぞれの活動は県内でも諫早支部が先陣を切ったもので、実現に当たってはLINEを駆使し、会員グループを作り、活発かつ迅速に情報交換を行った結果「早

諫早支部 例会報告日 時 6 月 23 日(火)18:30 ~ 20:00会 場 四季の蔵 食楽亭内 容

・テ ー マ

~スタートアップ例会~2020年度 先陣主導:諫早支部は止まらない !!

報 告 者(有)廣谷環境開発 代表取締役 廣谷 慎也 会員(諫早支部支部長)各委員長

出席者数 33名(会員32名、事務局1名)

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 今回は今年度初の例会で、同友会活動方針に基づき、12名での対面式例会を開催しました。

合わせた形で、コロナウイルス感染症関連経済対策のレクチャーを3名の会員にしていただきました。 1人目は税理士の東島さんに公的支援を活用しての資金繰りなどのご説明を、チェックシートを用いてレクチャーしていただきました。 2人目は社会保険労務士の⽵内さんに雇用調整助成金について細かく資料を用いてレクチャーしていただきました。雇用調整助成金は難しいところが多く、⽵内さんの報告はとてもわかりやすい内容でした。 3人目は⻄海みずき信用組合の横山さんにCOVID-19への金融面での対応をレクチャーしていただきました。金融機関全体の取り組みや⻄海みずきさんの独自の取り組みなどを報告していただきました。 三人の報告者の皆様共にわかりやすい説明で「コロナで困っている人を助けたい」という思いが真剣に伝わってきて素晴らしかったです。会場とWebを併用した初めての開催だったので、様々なトラブルや不備がありましたが、無事に閉会し、内容も素晴らしい例会となりました。常時Webと併用ができれば参加者数の増加や支部活動の活性化もできると思いましたので、この経験を生かし、一歩ずつ課題の解決をしていきたいと思います。

(文責 府川 正樹)

 この3ヵ月間、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため全ての行事が中止となり、6月例会が今年度初めての例会となりました。 しかしながら、まだ元通りの例会開催が叶わず、20名以下の3密を避ける等、十分に配慮のうえ開催するという方針が⽰されていたので、不本意ながら、支部長、副支部長、各委員長がアルカスSASEBOに集まり、それ以外の会員はZoomによる参加とした佐世保支部初の会場とWebを併用した例会を開催しました。 報告は事前にアンケートを取り、例会内容をそれに

北松浦支部 例会報告日 時 6 月16 日(火)19:00 ~ 21:00会 場 松浦シティホテルテ ー マ あなたのコロナ対策は?出席者数 14 名(会員12 名、他支部 1名、事務局 1名)

佐世保支部 例会報告日 時 6 月19 日(金)19:00 ~ 21:00会 場 アルカスSASEBO 及び Web(Zoom)

内 容①新役員所信表明②新型コロナウイルス感染症関連経済対策の レクチャー

報 告 者

東島誉志税理⼠事務所 所長 東島 誉志 会員社会保険労務⼠法⼈ ⽵内事務所 副所長 ⽵内 勝也 会員⻄海みずき信⽤組合 早岐支店 支店長 横⼭ 昌隆 会員

出席者数 33名(会員31名、事務局2名)

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 同友会に対しては、このような苦しい時こそみんなで集まって情報交換をして欲しいと、いった意見もありました。 各会員の報告の後に事務局の峰さんよりコロナ関連の補助や給付金の説明がありました。今回の自粛期間中は役員同士の交流はいくらかあった

ようですが、一般会員にとっては完全に休止状態といった感じで退会や休会の意見がちらちらと聞かれました。今回の参加人数が一般会員の同友会に対する期待値ではないでしょうか。

(文責 平田 雅彦)

 今回は、2月以来の例会ということもあり会員への周知が行き渡ってないようで参加人数が少なくなったものと思われます。 内容としては、それぞれの会員より新型コロナウイルスの影響、対策、今後の対策を伺いました。 あまり影響がないと思われていた業種でも対応に苦慮したとのことで、今回のコロナ禍の凄ましさを実感させられました。

新しい形となりつつあるZoomを使ったWeb会議の進め方について体験。 Zoom導入が初めての会員もいたことから、大変有意義な時間であったと感じました。 佐世保支部の府川さんにもWebで参加いただき、使い方についてアドバイスをいただき、例会参加率低迷の課題を克服するヒントになったようにも思えました。 7月例会より、コロナ禍以前の支部活動へ徐々に活動回復させていくことを皆で再認識し散開しました。 懇親会ができないことは寂しいもので、1日も早いコロナ禍の収束を願います。

(文責 鬼塚 秀典 )

 冒頭に、新支部長荒木大輔さんより、支部長就任の所信表明をいただき、今後の支部活動について改めて会員間で意識の共有化を行いました。 例会はフリートークスタイルで、参加会員がコロナ禍をどのように凌いでいるか、近況報告や独自の対策報告を行いました。 コロナ禍がもたらす経済ダメージは計り知れないながらも、会員それぞれが、これまで培ってきた経営スキルを発揮し力強く今を乗り切っておられる様子がうかがえたことは大変に良かったと感じることができました。 後半は、今後の例会の在り方について協議を行い、

五島支部 例会報告日 時 6月19日(金)18:30 ~20:00会 場 福江総合福祉保健センターテ ー マ 新型コロナウイルスについて出席者数 8名(会員7名、ゲスト1名)

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ク合同例会など次々と大イベントが延期となる中、新しい事業として会員企業支援の補助事業なども計画されております。 Withコロナ社会へ突入する中、例年の予定とは違った年になりますが、青年経営者の斬新な発想とエネルギーで従来の枠にとらわれない、親会とはひと味違う企画運営をつくりあげて参りたいと思います。 私、個人的なことですが幹事長という大役を仰せつかり大変身の引き締まる思いです。山﨑会長のもと、青年経営者会を盛り上げていけたらと強く思った総会となりました。 今年一年青年経営者会をよろしくお願いいたします!

(文責 平野 圭司)

 今回は、新型コロナウィルスの影響により、Zoomでの総会開催となりました。 総会は飛田精一前会長の退任の挨拶から始まり、山口相談役による見事な議事進行、山﨑晃新会長の決意表明などが行われ無事に総会成立となりました。ただ例年であれば大変盛り上がる懇親交流会がなかったのが少々寂しくもありました。 昨年度は県南、県央、県北とブロック制を敷いて一年目の年でした。青年経営者会の活動が県全域に周知された年となり非常に充実した年だったと思います。今年度は会員の参加率を高め、より一層の連携、団結強化を図る年にしなければなりません。しかし、今年度開催予定だった経営フォーラム、九州・沖縄ブロッ

考え方に取り組む機会ではないかという意見がありました。また、今こそ誰一人取り残さないという意見がでていましたので報告させていただきます。

※6/4理事会報告より抜粋

副代表理事 中村 こずえ

 Zoomで50名程度の参加がありました。グループディスカッション時間は70分で、内容はコロナ禍での自社の状況についての意見交換を行いました。 理事・ダイバーシティ委員長 寺尾 昌晃

 交通費や時間の問題がなく、全国の会員の方とディスカッション・交流をZoomで行うことができ、色々な意見を聞くことができてよかったと思いました。

事務局主任 田口 友廣

 グループディスカッションの中で、今こそSDGsの

中同協 障害者問題委員会 情報交換会 参加報告日時:5月 21日(木) 会場:Web(Zoom)

青年経営者会 総会報告日 時 6 月11日(水)20:00 ~ 21:00会 場 Web(Zoom)テ ー マ 2020年度 第37回定時総会出席者数 15 名(会員12 名、来賓 2 名、事務局 1名)

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会制度は長崎のみで参考にしたいという他県からの意見もありました。しかし、休会の方については、何もせずに放置していると退会につながってしまうため、復会してもらうための取り組みを考える必要があると思います。また、コロナ禍の状況で自社の取り組みとして新たにデリバリーの事業等も始めています。何もしないでいるとお客様は戻ってこないと言われているので、何か仕掛けをしていく必要があると会議では報告させていただきました。 事務局長 山田 幸司

 会員の皆様に対して同友会として何ができるかという意見がありました。Zoom会議という初の試みで良い機会となり、今後に生かしてまいりたいと思います。

※6/4理事会報告より抜粋

代表理事 金井 政春

 各地同友会で活動の状況が違っています。会費についても話があり、免除をするのか、しないのか。長崎では休会制度を設けたことにより、休会・退会者が増えたと思う。しかし、長崎同友会が他県に劣った活動をしているとは考えていません。毎月1回は各支部でZoom例会を実施するなど、休会の方にどういう方法で復会していただくか。各支部役員の皆さんには会員さんの事情を把握してもらい、理事会等で報告していただきたいと思います。 副代表理事 中村 こずえ

 会費については、県によって対応は様々でした。休

九州・沖縄ブロック 代表者会議 参加報告日時:5 月 28日(木) 会場:Web(Zoom)

式でZoomを活用したという報告もありました。今後Zoomをどれだけ活用できるかというところが大事になってくると思います。 事務局主任 田口 友廣

 課題としてWeb設備の格差をどうするかということ、スマホがあっても通信を行う場所の問題もあります。新入社員研修でZoomを新入社員の方が使えるかという心配もありましたが、若い世代の方は問題なく使用でき、今後様々な取り組みを行いながら課題を抽出していくことになりました。

※6/4理事会報告より抜粋

理事・共育委員長 松本 一孝

 議題にあがったのは、「委員会活動をこれまでとどう変えていくのか」、「研修をしているところはどういう研修に変えていくのか」の2本でした。委員会活動はZoomを活用していき、研修については秋口から再開したいという意見が大半で、Zoomと対面形式をハイブリッドで実施していこうという意見が多かったです。東京同友会の集合研修では、フェイスシールドを配付して行うといった報告もありました。合同入社

中同協 臨時社員教育委員会 参加報告日時:6 月 1日(月) 会場:Web(Zoom)

叶いませんでした。 そこでWebを利用した「コロナに負けるな!ミニ例会!」の第2回目として、県三役(代表理事・副代表理事・専務理事・財務委員長)と県委員長から本年度の決意表明と委員会活動の紹介をいただくこととなりました。 司会は事務局長の山田が務め、長崎同友会恒例のスローガン唱和を、当日お誕生日でした長崎出島支部 

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一堂に会する全行事が5月31日まで「中止」または「延期」となり、4月17日に開催予定の「第49回定時総会」も、書面表決にて実施となりました。書面表決に際しては、みなさまからご協力賜り、ご承認いただきました。ありがとうございました。 しかし例年であればみなさまの前で議案にある活動方針を説明し、承認をいただくということが今年度は

第 2 回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告日時:6 月 4 日(木)18:00 ~ 18:50 会場:Web(Zoom)

テーマ:これからの長崎同友会 ~県三役・委員長 決意表明~ 出席者数:52 名(会員 47 名、事務局 5 名)

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②こういう苦境の時こそ主体的に動く、社長自ら陣頭指揮を執り、決断・行動を速くし物事に当たることが大切です。

③支援や融資など様々な制度があります。そういう情報を早くキャッチして、迅速に対応しましょう。

④社員に現状を説明し、社員とともに乗り切る方法を話し合って、考えを共有しましょう。社員に協力を呼び掛けることも大切です。

 私自身は、苦しい時こそ明るい未来を想像して、一日一日をなんとか乗り越えようという思いでやっています。 そして同友会活動は活動自粛の影響もあり、退会者が多く出ております。そこで事情が許せば、直ちに復帰していただいて共に同友会活動を盛り上げていただきたいという気持ちから休会制度を設けました。これからの同友会活動の継続において、1人でも多くの会員さんが必要です。そしていかなる事情があっても退会は、本人にとってプラスにならないと思います。ぜひ理事のみなさんは理解していただき、なんとか残ってもらえるよう慰留をお願いします。苦しい時こそ同友会です。苦しい時代を迎えたからこそ、同友会活動に参加し、経営について学びましょう。同友会理念のもと会員同士が援け合い・話し合い・学び合い、そして会員を増やし、これからも企業づくり・同友会づくり・地域づくりに励みましょう。次の世代に明るい時代をバトンタッチする責任が我々にはあると思います。 みなさんのご協力を仰ぎながら、同友会活動に一生懸命取り組みたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いします。

(文責 事務局 田口 友廣)

横田 哲さんに務めていただきました。 開会のあいさつと決意表明を金井代表理事より、その後3副代表理事、専務理事、財務委員長、10名の県の委員長・青年経営者会会長から決意表明をいただき、中村副代表理事の閉会のあいさつにて閉会となりました。 当日は報告者のみなさんより、コロナ禍で今まで通りの活動ができない状況にはあるけれども、それぞれの立場で今できることに取り組み、同友会活動を継続、このコロナ危機を乗り越えようという強い想いを決意表明として発表いただき、参加者のみなさんにもその想いが伝わったのではないでしょうか。 以下に、金井代表理事の決意表明を抜粋して掲載いたします。 また、当日の様子は会員限定で動画の公開をしております。詳しくはe.doyu掲⽰板に記載しておりますので、ぜひご覧ください。 ・金井代表理事 決意表明抜粋 今年は代表理事として3年目ということで、集大成をという思いで臨みました。しかしコロナの影響で活動は思うようにいきません。非常に不本意でなりません。コロナの影響で経済活動も停滞しています。本日のWeb会議もそうですが、私たちの生活様式も大きく変化しようとしています。現在の経済活動の疲弊は大変な脅威です。コロナの影響が長引くことを考えると、会社を守れるかと不安に思うのは私だけではなく、みなさんも同じような不安になっているのではないでしょうか。そこで私が考えることを述べさせていただきたいと思います。①生き残れる企業は時代の変化に対応できる企業で

す。これは同友会で学びました。

と事前の準備について報告いただきました。 4月15日(水)午後8時頃「宿泊者が新型コロナウ

 第3回目のミニ例会では九州教具の岡村さんから、お客様が新型コロナウイルス感染と判明した際の対応

第 3 回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告日時:6 月 11 日(木)18:30 ~ 19:35 会場:Web(Zoom)

テーマ:お客様が新型コロナに感染していることが判明 ~その時どのように対応したのか~

報告者:九州教具(株) 社長室 室長 岡村 雅彦 会員(長崎浦上支部)出席者数:24 名(会員 21名、事務局 3 名)

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ついては自治会など近所へ事前に相談しておくことが良いとアドバイスをいただきました。 最後にこれからの方針について、Web会議の浸透で出張需要の最大半減を想定、これまでに捉われないWithコロナに対応したホテルづくりを目指すとお話しいただきました。 報告後には、質疑応答とグループディスカッションが行われました。質疑応答では多くの質問があり、補足説明として「新型コロナ対策については、『現場にかけつけない』ことが大切」とありました。これは現場にかけつけると感染の恐れがあるからです。トップの対応も従来の危機の対応とは異なることを強調して説明されました。 グループディスカッションでは、会員企業でのコロナ感染防止の取り組みについて意見交換がなされ、また今後の新しいホテル利用法についてもアイディアが出され、グループ発表では報告者の岡村さんにフィードバックされました。 今回の例会では、新型コロナ流行の第2波に備え、どのように対策すればよいか学ぶことができたという声が多く聞かれました。 また、今回は経営体験報告・グループディスカッション・グループ発表を実施し、オーソドックスな同友会の例会がWebでも開催することができました。従前の「顔を合わせる」という良さをそのまま置き換えることはできませんが、Webを使用することで活動の幅が広がる可能性を感じました。

(文責 事務局 田口 友廣)

イルスに罹患していることが判明したので、指定病院に搬送します」と電話が入りました。併せて宿泊客が利用した場所の消毒と濃厚接触者リストの提出の指⽰がありました。保健所からは「事前に配布されているマニュアルに従い消毒をしてください」とあり、どのように消毒するか事前の準備が必要ということが分かりました。濃厚接触者のリスト作成も定義がないと作成が難しいため、こちらも事前の準備が大切です。 また「レベルチェック表の作成」と「組織づくり」といった事前の対策についても報告いただきました。レベルチェック表は、熊本市のリスクレベル表をベースとし、それを参考にどう対応するか決定されました。 組織づくりは、対策本部・対策室・在庫管理を行うチーム・広報チームをつくりました。みなさん主業務を持ち、兼務で行うチームです。業務は大変になりますが、誰が何をするか事前に決めておくことでスピーディーに対応できることが分かりました。 また今回の件で事業所名の公表を決めたのは、市民の方々の安心を第一に考え、安心をお届けできるとの判断でした。ただ、後に分かったこととして近所の方からは近寄れないなどの不安の声も出ており、公表に

かりとされていました。) 続いては、佐世保支部新例会委員長 浦崎さんによるスローガン唱和。 いよいよ報告です。山﨑さんに25分という短い時間でしたが、地元に密着した企業づくりと同友会づくりについてじっくりとお話いただきました。 ⻄海市でユニフォームやオリジナルTシャツの製作を手掛けられている(有)山﨑マーク。 お客様の「欲しい!」にどう応えるかを常に追い続けられています。 40名の社員さんファーストで雰囲気抜群な社風ながらも今回、新型コロナウイルスでの影響で大きなダメージを受けました。

 今回は、佐世保支部新支部長の山崎さんにご報告いただきました。 まずは、恒例の握手タイム!(エアでも皆さんしっ

第 4 回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告日 時 : 6 月 18 日(木)18:30 ~ 19:15 会場:Web(Zoom)

テーマ : 「欲しい!」をカタチにすること!! 報告者 : (有)山﨑マーク 山﨑 秀平 会員(佐世保支部)

出席者数:23 名(会員 21 名、事務局 2 名)

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相談に応えられる会」づくりに注力されるとのこと。「応」の意味を追求されました。 手作りの紙芝居的な資料で、各項目のタイトルや写真を提⽰され、思いやり溢れる山﨑さんのお人柄がにじみ出た内容でした。 最後は、副代表理事の江口さん(佐世保支部)に総括をいただき、閉会となりました。 山﨑さん、お忙しい中本当にありがとうございました。

(文責 事務局 山田 幸司)

 通常ならば、今の時期は、ユニフォームの製作で稼ぎ時であるはずなのに、選抜高校野球大会をきっかけに様々なイベントが中止になり、大きなダメージを受けられました。 何か打つ手はないか!模索している中、取引先の

「マスクがない!」の声に「ピンチはチャンス!」とばかりにオリジナルマスクの製造を始められました。山﨑さんは、「変化の激しい時代、挑戦しない方がリスク」と「事業の柱を複数立てる」ことを考えています。新規事業として、⻄海市の観光+αも検討中です。 同友会においては、スローガンにある「会員の要望、

たアイデアが「テイクアウト大作戦」。のぼりを支部で作成し、廣谷さんを中心に役員が1軒1軒会員さんのお店をまわって設置していきました。また、政府配布のマスクの寄付の呼びかけを行い、1,000枚を超えるマスクを諫早市社会福祉協議会に寄贈しました。 活動に際しては「できることをスピーディーに」という信念でLINEグループを通じて迅速に意思決定を行い、即行動に移されました。また、内容を支部のホームページ、Facebookで積極的に発信しました。その結果、なんとこの厳しい状況下にもかかわらず、 今回は、諫早支部新支部長の廣谷さんにご報告い

ただきました。 まずは、恒例の画面越しでの握手タイム。続けて、諫早支部新情報広報委員長の田浦さんによるスローガン唱和を行い、報告へと移りました。 廣谷さんからは、コロナ禍での諫早支部の取り組みについてご報告いただきました。 諫早支部では新型コロナウイルス感染症により、特に大きな影響を受けた飲食店の会員さんに対して何かできることはないかとLINEグループを通じて、皆で意見交換を行っていました。その中で、生まれ

第 5 回 コロナに負けるな!ミニ例会! 開催報告日時:6 月 26 日(金)18:30 ~ 19:15 会場:Web(Zoom)

テーマ:前代未聞の危機に立ち向かう諫早支部 報告者:(有)廣谷環境開発 廣谷 慎也 会員(諫早支部)

出席者数:16 名(会員 14 名、事務局 2 名)

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新入会員の獲得につながりました。 支部内で皆が情報を共有し、すぐに行動に移すという諫早支部の風土が良い循環となって支部活動につながっていると感じた報告でした。 最後は、五島支部長の設楽さんに総括をいただき、閉会となりました。 廣谷さん、お忙しい中本当にありがとうございました。

(文責 事務局 森川 健吾)

諫早支部 マスク寄贈式 報告

諫早支部会員 テイクアウト情報はこちらからhttps://voice-japan.com/isahaya_doyu/takeout/

呈式の日には「行動が早いですね」「テイクアウト大作戦ののぼりも目立ってましたよ」などのお褒めの言葉までいただき、記念の写真撮影会をしてとても有意義な時間を過ごしました。 諫早支部には「愛」があります。行動への「スピード感」があります。SNSやホームページによる「発信力」があります。これが波動となって伝わって「会活動への問い合わせ」や「入会希望」が増えています。対面とZoomを併用した新しい形の例会や委員会活動もスタートしました。コロナを機に結束感も強まり、これから先が楽しみです。

(文責 諫早支部 上野 辰一郎)

 コロナ渦の中、諫早支部では「テイクアウト大作戦」に次ぐ第2弾として、諫早市社会福祉協議会様へ「マスク1,061枚」を贈呈いたしました。諫早市にもそろそろ政府からのマスクが届き始めたという情報を得て、マスコミ等でも報道されていたとおり「子供に合うサイズなのでは?」との判断から、会員の事業所や店舗などで回収を呼びかけてみようということになりました。グループLINEで情報交換を進め、ほぼ一夜にしてルールを決めて実行に移しました。想定通り賛否両論ありましたが結果として、善意の手作りマスクなども続々と集まり始め、あっという間にダンボール箱3つほど貯まりました。 そして、社会福祉協議会様のご厚意により、必要とされている施設に配っていただくことになり、贈

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事務局企業訪問 に対する苦手意識を取り除き、さらには予習を中心とした学習で、学校でつまずかないようにサポートしています。

【同友会での学び】

 昨年の10月入会の白石さんは、すぐに全国大会(障害者問題全国交流会in滋賀)に参加しました。濃い内容と企業内で実践している全国の会員の話に共感し、多くの学びを得ました。特に、塾のなかには特性が強いため就職できるか心配な生徒もいますが、全国の会員企業の実践を知り、どのような働き方ができるのか知ることができました。 長崎での例会や委員会への参加では他業種の話を聞け、「世の中にどんな仕事あるか」「コロナ禍においてはどうしているか」「他社の社員さんはどう動いたのか」など非常に参考になっているということです。 また自社での実践として、「社員と一緒にやっていく」ということがあります。以前はトップダウンでしたが、社員自身に考えてもらうように変え、そのためにミーティングの機会を増やし、現状と課題の共有をするようになりました。そしてそれぞれの役割と責任を明確にした上で、仕事を任せるようにすることで、一人ひとりに主体性と責任感がでてきたそうです。

【これから】

 中学生になってから勉強の遅れをとり戻すのは大変なことです。早い時期から特性に合った指導をし、不器用さに対するサポートで勉強の遅れを取り戻すことで自己肯定感も育むことができます。そこで勉強ラボでは早い時期からサポートできるようにと幼児教室を始めることにしました。来年からのスタートです。 また、発達障害や不登校傾向にある子供を持つお母さんは、育児に悩みいっぱいいっぱいになっている姿を見るため、先輩のお母さんの話を聞く機会をつくり、また教育に関する講演会を開くことで育児の支援をしていきたいと語られました。  今回、白石さんからお話しを伺い、一人ひとりに寄り添う指導方法について学ばせていただきました。それは同友会が取り組む「共育」や「ダイバーシティ」とも多くの共通点があると気付くことができ、改めて一人ひとり違った特性があり、その特性にあった接し方をする大切さを学びました

 長崎市の虹が丘町と大黒町で学習塾を経営する長崎

出島支部 個別学習塾 勉強ラボ 白石 直子さんを訪問

させていただきました。

【起業】

 白石さんは大学時代からアルバイトとして家庭教師や塾講師をしていました。当時は別の道を目指していましたが、ある時に生徒さんから「先生になればいいのに」と言われたことをきっかけに、勉強を教えることも好きだったことから学習塾を開校することを決めました。 学習塾を立ち上げる前に、結婚・出産します。そこで育児の大変さに直面しました。子供が好きなことには長時間集中できるものの、普通にできそうなことができず悩みます。そして子供が3歳の時に原因が判明、

「発達障害」と診断されました。診断されたことで、なぜ大変だったのかが分かり、それから発達障害についても勉強をするようになりました。勉強を進めるうちに、これまでの塾の生徒の中でなかなか授業に集中できない生徒がいたことを思い出します。その時は集中するようにとだけ指導しましたが、発達障害について勉強するうちに、もしかしたら特性のために授業に集中できなかったのではと思いました。そこで白石さんは、一人ひとりの得意分野を伸ばし、勉強に苦手意識を持つ子供達に学習指導ができる塾をつくりたいと思うようになり、2013年に勉強ラボを立ち上げました。

【個別学習塾 勉強ラボ】

 対象となる生徒は年長~高校3年生と幅広く、長期に渡る指導が可能です。講師も大学生から75歳までと幅広く、それぞれの個性を生かして指導しています。白石さんは指導方針として、「子供をコントロールしようとしないでください」と講師に伝えています。子供たちにはそれぞれの常識や世界があり、まずはその世界を尊重することを大切にしています。また子供たちのそれぞれの認知特性に合わせた指導を行い、勉強

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いたします。(文責 事務局 田口 友廣)

 今回はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。これからの白石さんのご活躍、祈念

<会社情報>

個別学習塾 勉強ラボ・虹が丘教室  〒852-8055 長崎市虹が丘町5-12 電話:095-894-5380 FAX:095-894-5310・長崎駅前教室 〒850-0057 長崎市大黒町10-10 KOKOROビル4F 電話:095-816-1500・ホームページ:https://studylabo.jimdo.com/

会員活躍

(右)長崎新聞 6 月 4日 佐世保支部 山㟢 秀平 会員(下)長崎新聞 6 月 6日 諫早支部 永江 嘉國 会員

長崎新聞

6月14日佐世保支部

足立

琢哉

会員

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長崎新聞 6 月 18日 佐世保支部 鶴田 勝之 会員

(上)(左)長崎新聞

6月25日長崎浦上支部

岡村

雅彦

会員

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<入 会>

新入会員の皆さんです <6月入会 > (敬称略)

支 部 名 諫早支部氏 名 佐

さ だ

田 浩こういちろう

一郎企 業 名(株)S・K役 職 名 代表取締役

企 業 住 所 〒854-1122諫早市飯盛町佐田775

T E L 0957-51-4045 F A X 0957-51-5487

業 種 建設業・飲食業

企 業 PR

弊社は起業して10年、現在は工事部と飲食部があり、工事部では、主にアスファルト舗装工事・造成工事・一般土木工事などを、県内全域に渡り手掛けています。また飲食部では諫早市内に「風味屋」を構え、昼はランチ・夜は居酒屋として、幅広い層の方に満足していただけるよう心掛けています。

スポンサー 馬場 一 信

長崎新聞 6 月 2日 諫早支部 野方 康平 会員

長崎新聞 6 月 20日 長崎出島支部 中村 こずえ 会員

長崎新聞 6 月 26日 諫早支部 佐藤 快信 会員

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7月理事会 報告7月2日(木)つくば倶楽部・Web(Zoom)出席26名(Web12名)、欠席2名

開会あいさつ (抜粋)-金井代表理事7月からは通常例会開催に向けて久しぶりに仲間と会う会員も多いと思います。役員は会員全員に声をかけてほしいと思いますのでよろしくお願いします。また、委員会の開催にあたっては県と支部の一貫性を持った活動をめざし時間がかかるかもしれませんが支部に委員会活動が浸透するような活動をお願いします。コロナは日々状況が変わります。こういう時こそ理事が一体となり、変化に対応できるよう一枚岩となりましょう。

仲間づくりについて1)入会・復会・企業変更・交代・休会・退会の承認について

→1名の入会、6名の復会、2名の企業変更、1名の交代、1名の休会、3名の退会を承認

2)6月の仲間づくりの進捗状況・具体的活動状況について・山口仲間づくり副委員長 総括

コロナの影響がありますが徐々に復会、入会が増えています。伸びていく兆しもありますので頑張っていきます。

・金井代表理事今の状況であれば「増より強」という仲間づくり委員会の気持ちもわかります。しかし「強」だけではなく常に「増」を意識して取り組んでほしいと委員会には伝えています。休会者を復会へ、また退会者を出さないという取り組みも大事です。会にお誘いすることも簡単ではありません。しかし、理事の方を中心に周りに誰かいないか常に気にかけ、増の意識を持つようにしましょう。

協議・承認事項1)新型コロナウイルス関連-今後の行事・活動について

・例会委員会より-7月の活動50名以下参加人数制限の見直しの提案-德田例会委員長

7月例会から、参加人数を全会場 収容人数の1/2まではOKとします。(但し、新型コロナウイルスの状況で変更する場合があります。)グループディスカッションは、マスク着用で距離を取り、開催可とします。懇親交流会は現段階では開催不可とします。

  →上記三役会案を承認

2)経営フォーラムについて・代替案について-山田事務局長

10月22日開催の「中同協 人を生かす経営特別企画」のサテライト会場を設営する→上記三役会案を含めて各支部で検討いただき、次回

理事会で協議する。その際、あくまでも経営フォーラムの代替案としての検討のため、全会員が対象となる案を検討することとする

・開催順の変更提案について-山田事務局長

1 年ずつずれると 2021 年 長崎出島支部 → 2022 年(50周年) 五島支部→ 2023 年 島原支部→島原、五島両支部とも一度支部役員会で検討し、次

月あらためて協議する

3)永久劣後ローンについて-金井代表理事→政策委員会が担当し学習会の開催など取り組みに着手

する

4)県委員会への各支部最低 1 名の出席要請について-中村副代表理事→代理出席も含めて県の委員会には各支部から最低 1 名

の出席をお願いします

5)政策委員会より-新型コロナウイルス感染症の影響調査実施について-時委員長→中同協の調査票に長崎独自の設問を追加し早急に対応

することを確認

6)仲間づくり委員会より-第 1 回 県下一斉仲間づくりの日 企画案について-山口副委員長→仲間づくりの日の代替企画として行います。各支部の

協力をよろしくお願いします

7)青年経営者会より-補助事業について-山﨑会長・安井元会長→補助事業実施について承認

8)コロナに負けるな!ミニ例会!の今後の対応について-田口事務局主任→一旦休止することを承認

報告・連絡事項1)6月 県本部・支部・委員会等の活動状況について≪県委員会等≫

例会

6月15日(月) 第2回委員会 Webにて⑴各支部の例会予定について(6月・7月)⑵例会出席率のカウントについて⑶グループディスカッションの定義について⑷ミニ例会(Web)等を活用して全体的な意見交換

経営労働

6/11 中同協 臨時経営労働委員長会議 Webにて・各地同友会の現状を確認できた・コロナ禍で活動の見直しを余儀なくされている・初めての経験での試行錯誤が続くが頑張ってい

く・長崎も対応策を検討して行く覚悟をした

6/12 第1回委員会・会員の現状把握を依頼・支部単位での支援体制をつくり、県としても支

援したい・前期の繰越の「経営指針セミナー」の県主催分

は7月より開催、島原は支部で判断する・第5次ビジョンの実施に向けた会員アンケート(経営指針関連)については年内をめどに支部委員会で100%回収を目指す

・コロナ禍の支援テーマについて県委員長が作成し、支部委員長に連絡する

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・中同協より「自社経営とコロナ」の検討シートも配信された

・今年度は「体制の再構築」を最優先で取り組むこととする

共育

6月8日(月) 第1回委員会 Webにて₁.2019 年度 第三回 新入社員フォローアップ

研修 ※本来3月開催が延期中、8月開催予定₂.2020 年度合同入社式

※本来 4 月 1 日開催予定 8 月 Web にて開催予定₃.2020 年第 1 回 新入社員 フォローアップ研

修 8 月 Web にて開催予定

政策

6/24(水) 第1回委員会 Webにて₁.2020年度活動方針について ₂.中同協活動内容(提言事項)について₃.コロナウイルス影響調査について協議した。

中でも特にコロナ影響調査は、速やかに行うべく準備すべしとの結論が出され、長大山口准教授のお手伝いもいただきながら調査実施へと活動を進めていく。中同協提言事項にもある「永久劣後ローン」についての独自勉強会の必要性についても意見が交わされた。

情報広報

6月24日(水) Webにて₁.広報誌 編集会議₂.ホームページについて₃.e.doyu利用 ・5月アクセス状況は48%₄.報道機関との関係強化について₅.その他・情報交換

仲間づくり

6/11に正副委員長及び事務局で休会者、退会者に向けての復会促進に力を入れることを念頭に7/21の県下一斉仲間づくりの日を7/15へ変更する旨を協議

6/30に県委員会開催。今回増も必要ですが休会者の本音を聞きこれからの新規入会者に向けた施策を考えていきたいと思います。

ビジョン

6月17日(水) 第1回委員会つくば倶楽部にて(Web併用)⑴ビジョンの検証

① 例会委員会の検証② 経営労働委員会

③ 共育委員会の検証⑵新型コロナウイルスの影響について

出席委員一致の見解として、コロナの影響を考慮して第5次ビジョンの内容を修正等することはせずに、ビジョンの内容は維持する方針となった。検証段階において、コロナによる影響等について検討をするという方針とする。

ダイバーシティ

6月22日 第2回委員会 Webにて・4委員会報告・7月13日開催 特別支援学校の先生・大学の先

生を招いての意見交換会の方針

共同求人

6月29日 第2回委員会 Webにて○第5次ビジョンについて○長崎県との取り組みについて○大学との取り組みについて○委員会活動について

・パンフレット作成・社長と○○シリーズについて

○委員会のあり方・副委員長の検討・活動に参加したい会員さんの参加方法

○4委員会関連 6月17日の4委員長会議の報告○各支部活動報告

青年経営者会

6月11日(木):定時総会を開催しました。過半数以上の賛成、委任をいただき全ての議案は可決されました。その際に、今年度の補助事業の概要を説明し、本事業への参加、ご協力をお願いしました。

6月17日(水):役員会を実施しました。補助事業、今後のイベント、例会について協議しました。

2)例会について(更なる充実をめざして)-德田例会委員長7月は全支部が例会開催となります。対面とWebを併用しながらガイドラインも参考に運営をお願いします。

3)中同協行事の開催予定※6/11 臨時経営労働委員会 参加報告-宇土委員長より

次回開催予定 8月6日(木) 19時 つくば倶楽部・Web

会員動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

会 員 数( 7月1日現在 )

浦上 出島 大村 諫早 島原 佐世保 北松浦 五島 合計

目 標 130 130 110 75 200 37

期 首 109 112 105 92 68 180 37 32 735

現 在 99 102 100 87 60 162 36 31 677

退 会 者(敬称略)

会 員 名 会 社 名 支 部 名 入会年月山 添  豊 幸 割烹 すみれ 諫 早 2020年 3月菅 野  泰 正 (同)ソラシド 佐 世 保 2017年12月米 倉  幸 枝 エンドレス 五 島 2014年 8月

▷「会員名簿・活動の手引き」の作成に伴い、会員の皆様より多くの変更をいただいております。

  つきましては、7 月に配付いたします「会員名簿・活動の手引き」にて確認いただきますようお願いいたします。

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他支部の例会情報は、ホームページや e.doyu からも閲覧・参加申込可能です。

●長崎出島支部

日 時 8 月 19 日(水)19:00 〜 20:00会 場 未定テ ー マ 『選ばれる企業づくり』の実践

報 告 者 県委員長の活動方針のビデオ鑑賞県委員長の活動方針を視聴後、支部委員会の具体的活動方針の発表。

●長崎浦上支部

日 時 8 月 25 日(火)会 場 長崎新聞文化ホール・アストピア

(Web併用)テ ー マ 「LGBT」について学ぼう

報 告 者 Take it !虹 代表 儀間 由里香 氏

性的少数者の多様性と可能性。

●諫早支部

日 時 8 月 19 日(水)18:30 〜 21:00会 場 四季の蔵 食楽亭テ ー マ まちの未来とSDGs

報 告 者 長崎大学 経済学部 准教授 山口 純哉 氏

まちづくりは行政に任せておけばいい?そんな時代はとっくに崩壊してい

ると思いませんか?そろそろ「本気で」われわれ中小企業家も真剣に考え

行動に移すべきだと思いませんか。全国各地の具体的な取り組み事例や、

わたしたちにもできる地球環境の保全「SDGs」、人材はどこに集まってい

るのか?など。未来に向けて「今なすべきこと」を「中学生でもわかるレ

ベル」でお話しいただきます。

●島原支部

日 時 8 月 18 日(火)19:00 〜 21:00会 場 HOTELシーサイド島原テ ー マ 「地域と共に生きる」

〜同友会での出会いと学び〜

報 告 者 (有)北浦木材 代表取締役 北浦 雄一 会員

これまで会社経営をしていく中で、会社内部の変化や外部環境の変化に対

応すべくたくさんの事業展開を試行錯誤してきました。地域で信頼される

企業を目指す覚悟もできています。同友会入会後の多くの方々との出会い、

その方々による好影響や気づき、そして学びもたくさん得ることができま

した。こんな想いとこれからの実践について報告したいと思います。

●北松浦支部

日 時 8 月 18 日(火)18:30 〜 21:00会 場 (株)稲沢鐵工内 容 納涼例会

●五島支部

日 時 8 月 21 日(金)会 場 調整中内 容 調整中

●大村支部

日 時 8 月 20 日(木)会 場 長崎インターナショナルホテルテ ー マ これまでとこれから(仮)

報 告 者 大村市産業支援センター センター長 若杉 誠司 氏

●佐世保支部

日 時 8 月 22 日(土)会 場 ホテルフラッグス九十九島内 容 同友会を知る会・

社員のための同友会を知る会報 告 者 ニコット・サービス(有) 代表取締役

 江口 陽一 会員

●青年経営者会

日 時 調整中会 場 調整中内 容 調整中

8月例会案内

七転八倒しながら中小企業経営の最前線でご活躍されただけでなく、同友会運動を大きく成長させ、 中小企業の育成、発展にまで貢献された鋤柄相談役幹事。今まで発信してこられた多くの印象的な言葉から、半生を振り返っていただき、真の経営とはなにか、本物の経営者はどうあるべきかなど経営の真髄を同友会での学びから、時に厳しく、時にやさしく語り尽くしていただきました。ぜひご一読ください!

本書では、同友会理念の「自主・民主・連帯」の精神が世界を変えるとして、広浜氏自身の企業実践が具体的に紹介されており、『同友会運動の発展のために』の副読本ともいえる内容です。同友会をいかに活用するか、いかに学ぶかを理解していただくためにもぜひ多くの会員の方に手に取っていただきたい一冊です。

購入を希望される場合は、同友会事務局(095-822-0680)までご連絡をお願いします。

経営者を叱る よい会社をめざす著者:中同協相談役幹事 鋤柄 修 氏四六判 160ページ 頒価 1,400円

著者:中同協会長 広浜 泰久 氏四六判 156ページ 頒価 1,000円