7
危険有害要因の特定(予想される災害) ~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度 1・準備 1)健康状態の確認 ・体調不良や準備運動をしないで仕事にとりかか 全般 ・健康状態を確認する 1)朝礼 及び準備運動 ると急な動きなどで事故、災害につながる おざらにならないように 安全ミーチング ・作業員の申告だけに頼らず、顔色や (体操は少人数であっても行う) 体操時の動きなどを観察する ・体操はだらだらやらないで、きちんと する。号令かけは当番性にする。 但し、強制してはならない。 2)作業者の配置 ・作業内容・手順・方法・合図等の未確認 全般 ・その日の作業内容・手順・方法・ 安全ミーチング により災害になる RKY活動 ・高齢者(50歳以上)・新規入場者 ・作業員の適正配置をする (リスクアセスメントを 未熟作業員により災害になる 新規入場者教育の徹底 加えたKY) ・無資格者の作業により災害になる ・資格の必要な作業については 資格証の確認 ・その日の危険予知・リスクの未確認により ・その日の作業の危険を作業員の 災害になる 意見を訊いて洗い出し、対策を たてて、ポイントを呼称する 2)使用機器の 1)コンプレッサーや ・コンプレッサーや送気ホース等の不備で 潜水病 4 3 12 × ・点検表に基づき各機器の入念な点検 職長 2 1 2 点検 送気設備等の点検 吹き上げや潜水墜落し、急浮上して ・あわてないで急浮上の手順を守る 作業員 スクイーズや減圧症になる 2・潜水作業 1)潜水器の確認 ・潜水器に異常があると災害になる 潜水病等 4 3 12 × ・はしごの最下段で頭部を水中に 潜水士 2 1 2 没し、異常がないか確認する 2)降下及び潜水作業 ・降下中、潜水船のスクリューでホースが 切断され、潜水墜落する 潜水墜落 4 2 8 ・クラッチ固定装置を設置する 職長 4 1 4 確認の徹底 降下、及び浮上は、 ・スクリュー覆いを設置する さがり綱を使用すること ・潜水作業中、送気少ないと、炭酸ガス中毒 潜水病 3 2 6 ・送気者は流量計ををみながら、深度 送気者 2 1 2 やスクイーズを起こしたり、窒息する 窒息 にあった送気を行う ・潜水作業中、送気を過剰にすると、吹き上げし、 減圧症 3 2 6 ・送気者は流量計ををみながら、深度 送貴社 2 1 2 減圧症になる にあった送気を行う ・ホースをブロック等の資材の間を縫って おぼれ等 4 2 8 ・ホースは作業に適した長さ以上 潜水士 4 1 4 潜水士への周知徹底 移動すると、ホースが切れ、送気が止まり には繰り出さない おぼれたり急浮上によるスクイーズになる ・動くおそれのある資材の周辺は 潜水士 ホースを通さない ・潜水作業中、うねりや航跡波により、作業船 おぼれ 4 2 8 ・波浪警報発令中は作業を中止する 職長 1 1 1 が転覆し、送気が止まり、災害になる スクイーズ ・航跡波を避けること 減圧症 手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) 作業所では、本書に記載している低減措置のうち実施しないものは削除し、実際に行う低減措置を記入して使用すること ( 災害の型 リスク低減措置 法令の根拠 使 資格名及び配置予定者 原動機・ コンプレッサー・エアーホース・さがり綱・流量計・空気槽・予備空気槽・再圧室(水深10M以上の場合) 業 (ヘルメット式) 大 まとまり作業 潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他 ・潜水士免許・移動クレーン免許・小型船操縦士免許・発破士免許(発破作業がある場合)・玉掛技能講習・連絡員・送気者等 措置実施後の再見積り 残留リスクに対する対応措置 高圧室内作業主任者特別教育修了者 安全パトロール・安全管理者 の巡視等の指摘事項・ 達成度・改善点など サンプル

潜水作業手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) · 潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他

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Page 1: 潜水作業手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) · 潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他

危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

1・準備 1)健康状態の確認 ・体調不良や準備運動をしないで仕事にとりかか 全般 ・健康状態を確認する

1)朝礼 及び準備運動 ると急な動きなどで事故、災害につながる ・おざらにならないように

安全ミーチング ・作業員の申告だけに頼らず、顔色や

(体操は少人数であっても行う) 体操時の動きなどを観察する

・体操はだらだらやらないで、きちんと

する。号令かけは当番性にする。

但し、強制してはならない。

2)作業者の配置 ・作業内容・手順・方法・合図等の未確認 全般 ・その日の作業内容・手順・方法・

安全ミーチング により災害になる

RKY活動 ・高齢者(50歳以上)・新規入場者 ・作業員の適正配置をする

(リスクアセスメントを 未熟作業員により災害になる ・新規入場者教育の徹底

加えたKY) ・無資格者の作業により災害になる ・資格の必要な作業については

資格証の確認

・その日の危険予知・リスクの未確認により ・その日の作業の危険を作業員の

災害になる 意見を訊いて洗い出し、対策を

たてて、ポイントを呼称する

2)使用機器の 1)コンプレッサーや ・コンプレッサーや送気ホース等の不備で 潜水病 4 3 12 × ・点検表に基づき各機器の入念な点検 職長 2 1 2 ○

点検 送気設備等の点検 吹き上げや潜水墜落し、急浮上して ・あわてないで急浮上の手順を守る 作業員

スクイーズや減圧症になる

2・潜水作業 1)潜水器の確認 ・潜水器に異常があると災害になる 潜水病等 4 3 12 × ・はしごの最下段で頭部を水中に 潜水士 2 1 2 ○

没し、異常がないか確認する

2)降下及び潜水作業 ・降下中、潜水船のスクリューでホースが

切断され、潜水墜落する 潜水墜落 4 2 8 △ ・クラッチ固定装置を設置する 職長 4 1 4 □ 確認の徹底

※ 降下、及び浮上は、 ・スクリュー覆いを設置する

さがり綱を使用すること

・潜水作業中、送気少ないと、炭酸ガス中毒 潜水病 3 2 6 △ ・送気者は流量計ををみながら、深度 送気者 2 1 2 ○

やスクイーズを起こしたり、窒息する 窒息 にあった送気を行う

・潜水作業中、送気を過剰にすると、吹き上げし、 減圧症 3 2 6 △ ・送気者は流量計ををみながら、深度 送貴社 2 1 2 ○

減圧症になる にあった送気を行う

・ホースをブロック等の資材の間を縫って おぼれ等 4 2 8 △ ・ホースは作業に適した長さ以上 潜水士 4 1 4 □ 潜水士への周知徹底

移動すると、ホースが切れ、送気が止まり には繰り出さない

おぼれたり急浮上によるスクイーズになる ・動くおそれのある資材の周辺は 潜水士

ホースを通さない

・潜水作業中、うねりや航跡波により、作業船 おぼれ 4 2 8 △ ・波浪警報発令中は作業を中止する 職長 1 1 1 ○

が転覆し、送気が止まり、災害になる スクイーズ ・航跡波を避けること

減圧症

潜 水 作 業 手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) ※ 作業所では、本書に記載している低減措置のうち実施しないものは削除し、実際に行う低減措置を記入して使用すること

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク 低 減 措 置

誰 が法令の根拠

使 用 機 材

資 格 名 及 び 配 置 予 定 者

原動機・ コンプレッサー・エアーホース・さがり綱・流量計・空気槽・予備空気槽・再圧室(水深10M以上の場合)作 業 名

保 護 具

潜 水 作 業 (ヘルメット式) 大 まとまり作業

潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他・潜水士免許・移動クレーン免許・小型船操縦士免許・発破士免許(発破作業がある場合)・玉掛技能講習・連絡員・送気者等

リ ス ク の 見 積 り 措置実施後の再見積り残留リスクに対する対応措置

高圧室内作業主任者特別教育修了者

安全パトロール・安全管理者の巡視等の指摘事項・達成度・改善点など

サン

プル

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危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

3・浮上 1)通常浮上 ・急激に浮上するとスクイーズや減圧症になる スクイーズ 3 2 6 △ ・浮上速度を毎分10M以下にし 高気圧安全 潜水士 1 1 1 ○

減圧症 停止時間と停止時間を守る 規則31条

(さがり綱を使用する)

2)緊急浮上 ・機器の故障やホースの切断等で送気が停止 スクイーズ 3 2 6 △ ・第1回の浮上を停止したあと、 潜水士 2 1 2 ○

するとき、急激に浮上するとスクイーズや 減圧症 毎分10Mの速度で一気に海面まで

減圧症になる 浮上し、再圧室に入る

安全点検シート 点 検 項 目 良 否 点 検 項 目 良 否

1.潜水士免許証は携帯しているか 31.信号索、さがり綱にキズ等の異常はないか

2.小型船舶操縦士免許を携帯しているか 32.潜水服に損傷はないか

3.潜水作業中に揚げるA旗はそなえているか 33.潜水服の水密は大丈夫か

4.潜水船に損傷はないか 34.潜水靴のヒモは完全か

5.係留索に損傷はないか 35.重錘のヒモは完全か

6.クラッチ等の安全装置は完全か 36.エアーホースのヘルメットへの

7.スクリュー引き上げ装置またはスクリュー 取り付け部は異常ないか

覆いは完全か 37.ヘルメットの台付金具に損傷はないか

8.エンジン各部は点検したか 38.肩金の取り付け部に損傷はないか

9.エンジンの調子に異常はないか 39.ヘルメットの水密に異常はないか

10.燃料は十分に補充してあるか (面、側面ガラス)

11.油圧ゲージは正常に作動しているか 40.逆止弁のスリ合わせは完全に

12.空気圧縮機の圧縮状態はよいか してあるか(給気弁)

13.空気圧縮機のVベルトは完全か 41.排気弁のスリ合わせは完全に

14。空気圧縮機のVベルトの覆いに損傷は してあるか(キリップ)

ないか 42.腰バンドは完全か

15、空気圧縮機のクラッチボルトに異常はないか 44.ボンベの外観に異常はないか

16.空気圧縮機と送気調節タンクの間の 45.圧力調整器は正常に作動しているか

パイプは完全か 46.重錘の重さを調節したか

17.送気調節タンクから空気が漏れていないか 47.救命ジャケット又は浮力調整器の

18.送気調節タンクの圧力計は正常に作動 給排気弁が正常に作動するか

しているか 48.水中時計、水深計、残圧計等の

19.送気調節タンクの安全弁は安全か 示度は正常か

20.送気調節タンクの切り替え用 49.ナイフの刃に錆びが出ていないか

ストップバルブは完全か 50

21.予備タンクの空気充填の確認

22.空気清浄機の内部は汚れていないか

23.流量計は正常に作動しているか

24.ウインチのブテーキの確認

25.ワイヤーロープは損傷していないか

26.電話器の感度は正常か

27.電話器の電源は十分か

28.電話器のコードの接続は完全か

29.エアーホースの継手は完全か

30.エアーホースに折れ曲がり、キズはないか

措置実施後の再見積り工 程

作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク の 見 積 り

誰 がリ ス ク 低 減 措 置

法令の根拠 残留リスクに対する対応措置安全パトロール・安全管理者の巡視等の指摘事項・達成度・改善点など

修 理 措 置 等 修 理 措 置 等

※ 上記点検項目は潜水方式に該当するもののみ点検し、該当しない項目については、-印をすること

出典 社団法人 日本潜水協会 「潜水作業安全施工指針」によるサン

プル

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危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

1.作業前 1)健康状態等の確認 手順1 新規入場者のチェックと新規入場教育 全般 ・氏名・年齢・住所・既往病・顔色の観察 職長

打合せ 手順2 健康状態のチェック 入場時教育終了の確認

手順3 準備体操をする ・体操はおざなりにならないように

号令かけは当番製に(但し強制はしない)

体操の動きで体調を観察すること

2)安全ミーティィング 手順1 有資格者の確認 全般 職長

手順2 図面、仕様書の確認し元請に報告 ・浚渫区域、深度について確認する

手順3 作業指揮者・合図者等の選任 ・合図を行う者に笛・腕章・携帯無線機

を持たせ、各業務における合図の

方法を確認する

手順4 気象・海象を把握する ・風向・波浪・潮位・潮流等の調査を 職長

行い、作業中止基準を定め作業員

全員に周知し、厳守させる

手順5 リスクアセスメントを加えた危険予知活動 ・グループ毎に行う・ 職長

(RKY)を行う ・必ず作業員の意見を聞く

・黒板等を事務所前と休憩所に掲示

2・作業開始前 1)保護具、服装の点検 ・着用状態、機能を点検し、保護帽 作業者

点検 の顎ヒモは、確実に閉めさせる

2)船舶、機械の点検 ・点検表に従い点検する 操作者

不良箇所は整備し点検記録に残す

3)準備作業 1)作業区域の明示 手順1 作業許可届の提出確認 ・浚渫区域を明示して、漁船等に 職長

手順2 作業範囲の確認 「関係者以外立ち入り禁止」を周知する

・浮標等を設置する

2)作業海域の調査 ・大戦中の不発弾により災害になる 爆発 4 2 8 △ ・事前に元請から情報をうること 職長 1 1 1 ○

情報がない場合は調査し、ある場合は

関係機関に報告する

・その他障害物により災害になる その他 3 2 6 △ ・事前に元請から情報を得ること 職長 1 1 1 ○

・障害物がある場合は元請に報告し

その指示に従い除去する

3)非難場所の確認 ・気象、海象の急変に備え、非難場所を ・作業中止基準の確認 職長

確認しないと災害になる ・事前に非難場所を確認しておく

4・本作業 1)作業台船を床堀位置 ・他船と衝突して災害になる 激突 4 2 8 △ ・合図者等に見張りさせる 職長 2 1 2 ○

にセットする ・他船の航跡が影響しない航行をする 船長

2)スパットの設置 ・スパットを下げないで作業すると、船体が おぼれ 4 2 8 △ ・スパットを所定の地盤まで下げる 作業者 1 1 1 ○

不安定になり、台船が転覆する ・巻き上げ機は有資格者が行う

3)床堀 ・合図者は、重機運転者に作業開始の 激突され 4 2 8 △ ・作業開始前の合図方法の打合せ 合図者 4 1 4 □ ・合図の徹底

合図をしないと災害になる

・バックホーに激突され負傷する 激突され 4 3 12 × ・船舶の航跡波等による船体の動揺を 職長 4 1 4 □ 措置の徹底

考慮して旋回範囲内立入禁止措置

・アームを伸ばし深さの確認をしないと ・レッド等で常時浚渫深度を確認し

( 続 く ) 災害になる 所定の深度を得ること

作 業 名

保 護 具

床 堀・揚 土 作 業 大まとまり作業

保護帽・救命胴衣・安全靴・笛・腕章・携帯無線機他

港湾工事 突堤 基礎工 手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) ※ 作業所では、本書に記載している低減措置のうち実施しないものは削除し、実際に行う低減措置を記入して使用すること

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク 低 減 措 置

赤太字は急所誰 が法令の根拠

バックホー搭載クレーン付き台船・(スパット式)・バックホー・引き船・岩盤の場合は潜水士船

・合図者等

残留リスクに対する対応措置

使 用 機 材

資 格 名 及 び 配 置 予 定 者

測深用レッド

・海技免許取得者・車両系機械技能講習修了者・動力巻き上げ機特別教育修了者・岩盤の場合は潜水士免許

安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

リ ス ク の 見 積 り 措置実施後の再見積り

サン

プル

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危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

(本作業) 4)土砂の積み込み ・片荷で積み込むと、台船が転覆し負傷する おぼれ等 4 2 8 △ ・バランスを考慮して積み込む 運転手 4 1 4 □ ・作業手順の周知徹底

・補助のグラブで船倉全体に振り分ける ・責任者の巡視の徹底

・バケットと補助グラブが接触し負傷する 激突 2 2 4 □ ・合図者を配置する 合図者 2 1 2 ○

5)土砂の海上運搬 ※ 手順 船倉の規定容量まで積み込んだら、 ※床堀に時間がかかる場合、曳航時間と

引き船で揚土場所まで曳航する 揚土時間を考慮し、床堀作業を

切あげること

・曳航中、他船舶と接触し負傷する 激突 3 2 6 △ ・合図者等に見張りさせて航行する 職長 3 1 3 □ ・措置の徹底

・曳航航路を厳守する 機関士

6)揚土する ・スパットを下げないで揚土すると、船体が その他 3 2 6 △ ・必ずスパットを下げてから揚土する 操作者 1 1 1 ○

(ダンプへの積み込み) 不安定になり、負傷する

注意事項 岸壁を養生しないと、土砂を撒き ・必ず養生をしてから揚土する

散らす ・バケットをゆっくり操作する

・バックホーのバケットに激突され負傷する 激突され 4 2 8 △ ・立ち入り禁止措置をする 職長 4 1 4 □ ・措置の徹底

・又は誘導員の配置 ・巡視の強化

注意事項 荷下ろし中土砂が海中にこぼれる ・バケットに山積みしない 運転手

7)土砂運搬 ・決められた運行経路以外を走行すると 場内交通事故 4 2 8 △ ・作業計画の運行経路を守る 3 1 3 □ ・作業計画の遵守の徹底

災害になる ・場内走行速度を決める ・巡視の強化

・ダンプの出入り口で災害になる 場内交通事故 4 2 8 △ ・交通整理員を配置する 職長 4 1 4 □ ・誘導員への周知徹底

・公道で交通事故になる 交通事故 4 3 12 × ・道路交通法の遵守 運転手 4 1 4 □ ・運転手への周知徹底

・無理な作業計画を樹てない

8)堆積・整形 ・ダンプの停止位置を決めないと災害になる 巻き込まれ 4 3 12 × ・作業計画で停止位置を定める 職長 4 1 4 □ ・運転手への周知徹底

・作業計画書を定める

・バックホーに激突され負傷する 激突され 4 3 12 × ・立ち入り禁止措置又は誘導員の配置 職長 4 1 4 □ ・措置の徹底と巡回指導

5・後片付け 1)船舶の係留 ・気象・海象を把握し所定の位置に係留

2)使用船舶等の点検 ・終了後点検を行い燃料・油脂の補給

・重機には施錠する

6・作業修了 1)報告 ・作業区域内に船舶の航行に支障

がとなるものがないか確認し元請に報告

危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク の 見 積 り リ ス ク 低 減 措 置

赤太字は急所法令の根拠 誰 が

措置実施後の再見積り残留リスクに対する対応措置

安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

※ 作業所においては、上記にない手順、変更事項、当該現場の特性による危険要因がある場合は下記の表に記入しリスクアセスメントをすること

リ ス ク 低 減 措 置赤太字は急所

法令の根拠 誰 が措置実施後の再見積り

残留リスクに対する対応措置安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク の 見 積 り

サン

プル

Page 5: 潜水作業手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) · 潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他

危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

1.作業前 1) 健康状態等の確認 手順1 新規入場者のチェックと新規入場教育 全般 ・氏名・年齢・住所・既往病・顔色の観察

打合せ 手順2 健康状態のチェック 入場時教育終了の確認 職長

手順3 準備体操をする ・体操はおざなりにならないように

号令かけは当番製に(但し強制はしない)

体操の動きで体調を観察すること

2) 安全ミーティィング 手順1 有資格者の確認 全般 ・免許証・終了証の携帯を確認 職長

手順2 作業内容・作業方法及び ・他グループの混在作業について

各自の分担を全員に理解させる 注意を促す

・禁止事項・危険箇所・立入禁止の周知

手順3 図面仕様書の確認

・使用機械の選定

・作業内容の確認

・作業分担、方法、手順の確認

a 打設順序を決める b 打設所要時間の

見とうしを立てる c 作業人員の配置を確認

手順4 作業指揮者、合図者の選任 ・合図を行う者に携帯無線機、笛

等を持たせ、各業務における合図の

方法を確認する

手順5 リスクアセスメントを加えた危険予知活動 ・グループ毎に行う

(RKY)を行う ・必ず作業員の意見を聞く

・黒板等を事務所前と休憩所等に掲示

2・作業開始前 1) 保護具、安全帯 ・保護具,安全帯、服装の不備で災害になる その他 3 2 6 △ ・着用状態、機能を点検する 作業者 2 1 2 ○

点検 服装の点検 ・2M以上派安全帯を使用(手すりがあれば不要) 則519条

2) 機械、工具等 手順1 クレーンの点検 ・点検表に従い点検する 作業者

の点検 手順2 玉掛けワイヤー、シャックル等の ・不良品は除く 玉掛け

材質、数量のチェック ・ワイヤーの安全係数は6以上のもの 技能者

・シャックルの安全係数は5以上のもの

手順3 バイブレーター、発電機の点検

手順4 キャプタイヤの損傷を確認

手順5 ホッパー口の開閉を点検

3)準備作業 1) 作業区域内 ・関係者以外が作業区域に立ち入ると 各種 4 3 12 × ・仮囲い鋼板及び単管バリケードで囲い 職長 4 1 4 □ ・確実に実施する

立入り禁止の措置 各種の災害が発生する 標識を分かり易い位置に設置する

・車両の出入り口には、標識を立てる

・関係者以外の立ち入り禁止を確実に

行う

2) 仮設設備の点検 ・仮設設備の不備で各種災害が発生する 各種 4 3 12 × ・下段の措置を行う 職長 2 1 2 ○

※ 点検手順

1 ヤードを確認し、凸凹があれば整地する ・生コン車の通路は特に整備する

2 枠組み足場、昇降設備の損傷、変形、腐食 ・不良品があれば取り替える

がたつき等を点検する

(続く) 3 安全な作業通路を確保する ・現場内と通路の整理整頓

作 業 名

保 護 具

ブ ロ ッ ク 生 コ ン 打 設 作 業 大まとまり作業

保護帽・保護手袋・安全靴・安全帯・笛・腕章・携帯無線機他

リ ス ク の 見 積 り 措置実施後の再見積り残留リスクに対する対応措置

安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

港湾工事 突堤ブロック式本体工 手順書-2 (危険有害要因の特定と低減対策) ※ 作業所では、本書に記載している低減措置のうち実施しないものは削除し、実際に行う低減措置を記入して使用すること

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク 低 減 措 置

赤太字は急所誰 が法令の根拠

クローラクレーン、高周波発電機・コンクリート運搬車

振動工具取り扱特別教育修了者

使 用 機 材

資 格 名 及 び 配 置 予 定 者

工具 玉掛けワイヤー、枠組み足場、バイブレーター・コンクリートホッパー・左官用工具他

移動式クレーン免許取得者、玉掛け技能講習修了者(1トン以上、1トン未満は特別教育修了者)、合図者、誘導員

サン

プル

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危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

(準備作業) 4 生コン車の運搬経路、サイクル時間を

確認する

5 生コン車に誘導員を配置する ・合図は大きな動作で明確に行う

3)型枠材の点検 ・型枠の損傷・破損で災害になる その他 3 2 6 △ ・型枠の損傷・破損を確認する 作業者 1 1 1 ○

※ 作業手順

1 型枠の損傷・破損を点検する

2 型枠、鉄筋が所定どおりであるか確認する

3 型枠内に雑物が混入していないか確認する

4・本作業 4)打設足場の設置 ・クレーンで足場を吊り上げて設置するとき 落下 4 2 8 △ ・クレーンに旋回範囲内立ち入り禁止 職長 4 1 4 □ ・確実に実施

足場が落下し負傷する の標示をする ・巡視の強化

・吊り荷の下は立ち入り禁止

米 注意事項 足場が型枠に接触

しないように慎重に行う

5)ホッパーの設置 ※ 作業手順

1 クレーンの作業半径内に設置

2 空荷でクレーンを擬似的に動かして

位置を決める

3 ミキサー車からスムーズに生コンが受けられる

ような位置が望ましい

4 ホッパーが打設位置に止まるまで作業員が

待避する場所は安全化どうか確認する

5 待避場所はホッパーの通過する方向と

反対側とする

6) 生コン車の誘導 ※ 作業手順

1 生コン車の誘導員がホッパーと生コン車の 巻き込まれ 4 3 12 × ・生コン車とホッパーの間に入って 誘導員 1 1 1 ○

間に入って誘導すると巻き込まれる 誘導しないこと

2 生コン車のシュートを下ろすとき、 挟まれ 2 3 6 △ ・保護手袋の使用 作業者 1 1 1 ○

ホッパーとシュートに挟まれ負傷する ・慎重にシュートを下ろす

7) 生コン打設 ※ 作業手順

1 クレーンをホッパーに誘導するとき 巻き込まれ 4 3 12 × ・合図者はクレーンのオペから良く見 合図者 4 1 4 □ ・合図の徹底

巻き込まれ負傷する える位置で大きな動作で誘導する

2 ホッパーが揺れて、作業員が負傷する 激突され 3 3 9 × ・クレーンの運転をゆっくり行う 運転手 2 1 2 ○

3 ホッパーが型枠や足場に触れないように

4 ホッパーに接触し負傷する 激突され 2 3 6 △ ・ホッパーが静止するまで近づかない 作業者 2 1 2 ○

5 生コンを型枠外にこぼさないように

十分確認してからホッパー口を開く

6 打設中、型枠に異常個所はないか確認し

異常があれば、直ちに修繕する

7 ホッパー内の生コンが全部空になった

ことを確認し口を閉じる

8 ホッパー内に生コンを残したまま口を

閉める場合は特にしっかり閉める

9 生コンを出しながらホッパーを移動すると 落下 2 3 6 △ ・出しながら移動しない 運転手 2 1 2 ○

生コンが作業員にあたり負傷する

(続く)

災害の型リ ス ク の 見 積 り

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

残留リスクに対する対応措置リ ス ク 低 減 措 置

赤太字は急所法令の根拠 誰 が

措置実施後の再見積り

サン

プル

Page 7: 潜水作業手順書-1 (危険有害要因の特定と低減対策) · 潜水服・潜水ヘルメット・潜水靴・電話線・信号索・さがり綱・重錘・腰バルブ・水中ナイフ他

危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

(本作業) 10 空になったホッパーを戻すとき 激突され 2 3 6 △ ・作業員を待避させてから戻す 誘導員 2 1 2 ○

作業員に接触し負傷する

8) バイブレーター ※ 作業手順

1 バイブレーターは垂直に加振する

2 バイブレーターは、均一なコンクリートが ※ 注意事項

出来るようにかける ・かけすぎるとコンクリートが分離する

3 キャプタイヤは必要以上に伸ばすと、 転倒 2 3 6 △ ・必要以上に伸ばさない 作業員 2 1 2 ○

通行するとき、躓き転倒する

4 アースの不備により感電する 感電 2 2 4 □ ・アースは確実に取り付ける 作業員 1 1 1 ○

5 スペーシング棒を用いて型枠面

に沿って気泡、水抜きをする

9) 表面仕上げ ・表面仕上げ中、足場、型枠から墜落し 墜落 3 4 12 × ・手すりのないヶ所での作業は 作業員 1 1 1 ○

負傷する 安全帯を使用する

※ 作業手順

1 表面のブリージングを取除き、表面を丁寧に

木ゴテで押さえ、仕上げは金ゴテを使用する

10) 養生(脱型前) ※ 作業手順

1 所定の脱型強度が得られるまでは、

養生シートで覆い養生する

5・後片付け 1) 残材の整理 ※ 作業手順

1 こぼれたコンクリートは速やかに除去し

型枠に付着したコンクリートも除去する

2 生コン車、ホッパーの残コンクリートは

指定された場所で処理する

2) 工具の片付け ※ 作業手順

1 バイブレーターは必ず点検し異常が

あれば、すぐに修理する

2 玉掛けワイヤー、シャックル等を点検し その他 3 2 6 △ ・確実に点検し、所定の場所に収納する 作業員 3 1 3 □

ないと、災害になる

3) 確認・報告 ※ 作業手順

1 車両で入り口を閉鎖しないと、 その他 2 2 4 □ ・出入り口を閉鎖する 職長 2 2 4 □

第3者災害になる

2 整理整頓を確認し、元請の責任者に報告

危険有害要因の特定(予想される災害)

~したので~になる) 重篤度 可能性 評価度 危険度 重篤度 可能性 評価度 危険度

法令の根拠工 程

誰 が措置実施後の再見積り

残留リスクに対する対応措置

残留リスクに対する対応措置誰 が措置実施後の再見積り

※ クレーン作業はクローラクレーン作業標準書を活用すること

法令の根拠安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

安全パトロール・安全管理者等の巡視での指摘事項達成度、改善点等

※ 作業所においては、上記にない手順、変更事項、当該現場の特性による危険要因がある場合は下記の表に記入しリスクアセスメントをすること

リ ス ク 低 減 措 置赤太字は急所

作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク の 見 積 り リ ス ク 低 減 措 置

赤太字は急所

工 程作 業 の 内 容( ~ す る と き

災害の型リ ス ク の 見 積 り

サン

プル