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OpenOffice.org 5-1.OpenOffice.org 章章章章章章章 (1) OpenOffice.org ダダダダダダダダダダダダダダダダ OpenOffice.org ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ Linux ダダダダダダ 80MB ダダ ダダダダダ OpenOffice.org1.1.2 ダダダダダ/root ダダダダダダダダダダダ OpenOffice.org ダダダダダダダ http://ja.openoffice.org/ (2) ダダダダダダダダ OpenOffice.org ダ tar ダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダ 。、 [ダダダダダ]ダ [root@localhost root] # tar xzvf Ooo_1.1.2_LinuxIntel_install_ja.tar.gz (3) OpenOffice.org ダダダダダダダダダダダダダダダダダ setup ダ ダ ダ 、、。 [root@localhost root] # cd Ooo_1.1.2_LinuxIntel_install_ja/setup setup ダ ダ 、。 (4)OpenOffice.org ダダダ OpenOffice.org ダ ダ 、、proguram ダダダダダダダダダダ soffice.bin /root ダダダダダダダダダダダ[root@localhost root] # /root/OpenOffice.org1.1.2/program/soffice soffice ダダダ soffice –writer ダ ダ 、。

OpenOffice Writer - cocolog-nifty.compoly-lab.cocolog-nifty.com/sit/files/5openoffice.doc · Web viewWordで作成した文書(拡張子.doc)はWriterでそのまま開くことができます。しかしWriterで作成した文書をWordで開くときは、「名前を付けて保存」ダイアログボックスの「ファイルの種類」オプションで、「Microsoft

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5章  OpenOffice.org5-1.OpenOffice.orgのインストール(1)ダウンロードする

 OpenOffice.org日本ユーザー会のホームページから OpenOffice.orgのファイルをダウンロードしてください。 Linux 版の容量は約 80MB です。この本ではOpenOffice.org1.1.2日本語版を/rootにダウンロードしました。OpenOffice.org日本ユーザー会:http://ja.openoffice.org/

(2)解凍する

 ダウンロードしたOpenOffice.orgを tarコマンドなどで解凍します。マウスでファイルを右クリックし、[書庫の展開]を選んでもかまいません。[root@localhost root] # tar xzvf Ooo_1.1.2_LinuxIntel_install_ja.tar.gz

(3)インストール手順

 OpenOffice.orgを解凍してできたディレクトリにある setupをダブルクリックするか、コマンドラインから呼び出し、起動させます。

[root@localhost root] # cd Ooo_1.1.2_LinuxIntel_install_ja/setup

setupが起動するとインストールに必要なファイルの解凍が始まり、セットアッ

ププログラムが起動します。

セットアッププログラムに沿ってインス

トールを行ってください。

(4)OpenOffice.orgの起動 OpenOffice.orgを起動するには、インストールされているディレクトリに移動し、proguramのディレクトリにある soffice.bin を実行します。 

コマンドからの起動方法(/rootにインストールしたとき)[root@localhost root] # /root/OpenOffice.org1.1.2/program/soffice

 sofficeの後に、soffice –writerなどを付けると、それぞれのオプションも同時に起動することができます。

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5-2.OpenOffice.orgの使い方・ファイルの保存

メニューバーの「ファイル」をクリック

します。「保存する」、「名前を付けて保

存」、「すべて保存」の3種類があります。

・保存の種類

保存する

 上書き保存をします。修正したファイルなど、前のファイルと同じ名前でよい場合に

行います。ただし同じ名前の文書内容は新たなものに置き換えられます。

名前を付けて保存

 初めて作成したファイルは、どのような内容が書いてあるかわかるように、自分で解

かりやすい名前を付けて管理します。

すべて保存

 複数のドキュメントを開いている場合、すべてのドキュメントを保存することができ

ます。

・名前を付けて保存

保存する場所を選択します。自分で保存したい場所を指定します。

ファイル名を入力します。

Word,Excelなどで開けるようにしたい場合には、ファイルの種類を選択します。[保存]ボタンをクリックします。

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・保存(上書き保存)

文書を修正後に保存するときに使います。

上書き保存では、同じ名前の文書がここで保存した内容に書き換えられます。

メニューバーの「ファイル」-「保

存する」から行う方法のほか、ツー

ルバーの「保存」ボタンをクリック

しても同じです。

(補足)アプリケーションの関連づけ

 作成したファイルをダブルクリックで開きたいときには、アプリケーションの関連づ

けをする必要があります。

 関連付けをするにはまずファイルを右クリックし、[アプリケーションから開く]から、[アプリケーション]もしくは[他のアプリケーション]を選びます。関連づけされていないファイルはダブルクリックしてもかまいません。

 

すでに関連づけがされていれば、「アクショ

ン」の「デフォルトのアクション」にアプリ

ケーション名が表示されています。この欄が

「カスタム」であれば、「実行するプログラ

ム」でアプリケーションを指定します。

 「参照」をクリックして下さい。

OpenOffice.org1.1.2 で開く場合には、 /OpenOffice.org1.1.2/program のフォルダ

から、soffice.binのファイルを選択してください。[OK]をクリックして設定は完了です。ダブルクリックすれば OpenOfficeでファイルを開くことが出来ます。

この設定は同じ拡張子のファイル全てに適用

されます。

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5-3.Microsoft OfficeとOpenOffice.orgの違い

・「Officeクリップボード」機能がない Microsoft Officeには「Officeクリップボード」と呼ばれる機能があり、Windowsのクリップボードには 1つのデータしか貼り付けられないのに対し、12個までのでデータを貼り付けることができます。

 しかし OpenOffice.orgにはこの機能はありません。新しいドキュメントを用意して、一時保管場所にするなどの方法を使うしかありません。

・Microsoft Officeの「終了」とOpenOffice.org「終了」の違い Microsoft Officeの「終了」コマンドでは、「終了」を実行したアプリケーションのみ終了します。それに対して OpenOffice.orgでは、起動している OpenOffice.orgのアプリケーションがすべて終了してしまいます。

 Writerで「ファイル」―「終了」を実行すると、Calcや Impressなども終了してしまうので注意してください。

4.ドキュメントの互換性についてオフィスソフトで「複合ドキュメント」と呼んでいるのは、ワープロ文書の中に表計

算ソフトの表を組み込んだり、表計算ワークシートの中にワープロ文書を表示したりし

たものです。

「ツール」-「オプション」コマン

ドでダイアログボックスを開いて

「読み込みと保存」カテゴリにある

「Microsoft Office」パネルで設定を行っている様子です。

4種類のアプリケーションについて「L」「S」のそれぞれ、都合 8個のチェックボックスがあります。「L」は、Linuxでドキュメントを表示できるように変換するかどうかの指定です。「S」は、OpenOffice.orgで作成したドキュメントをMicrosoft Office形式で保存するときに、Microsoft Officeで表示できるように変換するかどうかの指定です。

S・・・Linux→Windows

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L・・・Windows→Linux5-4.レポートを作るLinux上で複合ドキュメントを作成する実際に Linuxを使ってレポートを制作してみます。まずWriterで文章を作成し、そこに Calcで作成したグラフを貼り付けてWindowsに移します。

このとき、先ほどの操作を忘れてはいけません。

 

Windowsに移したドキュメントをWordで開くと、数式やグラフに文字化けして表示できない部分がでてきます。Linuxから移したドキュメントは Microsoftが対応できないフォントで構成されているので、Windows上からOpenOffice.orgで開いてフォントを変換する必要があります。OpenOffice.orgは Linuxで作成されたドキュメントを表示することができます。

この場合はWordで読み込まなくても、Writerで読み込んでそのまま印刷することができますが、WindowsにOpenOffice.orgがインストールされていることが条件になります。

家の Linuxで作成し、学校のWindowsで読み込んで印刷するという流れを想定します。Writerで表紙・理論・考察などを作り、Calcで数値を処理してグラフを作ります。

まず始めに、「ツール」-「オプション」コマンドでダイアログボックスを開いて「読

み込みと保存」カテゴリにある「Microsoft Office」パネルで、8つのチェックボックス

を全て選択しておきます。

これはWriter・Calcどちらかで行えば設定が継続します。

次に注意しなければならないのは、「保存形式」です。Writer・Calc それぞれをWord・Excelに対応した形で保存します。また、この操作を行ったドキュメントは「アプリケーションの関連付け」をしないと開

くことができません。

この設定で保存すれば、Linuxで作成したドキュメントを

Windowsで開くことができます。下の図は CalcのドキュメントをExcelに対応できる形式で保存しています。

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これらの操作は必ず行うようにして下さい。これらをやらないとWindowsで読み込んだときに表示できない部分が出てきたり、全く開くことが出来ない場合もあります。また、Windowsで OpenOfficeから読み込んだ場合にも、「読み込みと保存」カテゴリにある「Microsoft Office」パネルで、8つのチェックボックスを全て選択して下さい。

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5-5.Writer(文書作成)(1)起動

Writer を 使 用 す る に は 、 ま ずOpenOfficを起動し、[ファイル]-[新規

作成]-[文書ドキュメント]を選びます。

これでWriterが起動します。

(2)画面構成

Writerの基本的な画面構成はWordとあまり変わりません。

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名称 機能

メニューバー すべての機能をメニューとして分類し、まとめたもの

ファンクションバー OpenOfficeのアプリケーションに共通する機能のボタン

をまとめたツールバー

オブジェクトバー 文字列やオブジェクトに適用する機能のボタンをまとめた

ツールバー

標準ツールバー Writerの代表的な機能のボタンをまとめたツールバー

<スタイリスト>

ダイアログボックス

スタイルを適用したり、作成できるダイアログボックス

(3)ページ設定

 文書を作成する前に、用紙サイズや行数などページの書式を設定しておきます。ペー

ジの書式設定は、「書式」-「ページ」から設定できます。

<ページ>を選択すれば、そこで用紙サイズ、印刷の向き、余白などを設定できます。

 

<行数と文字数>では、1ページの行数や1行の文字数を指定することができます。

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(4)文字(フォント)の書式設定

書式ツールバーを使うことで、文字のデザインを変えることができます。

(5)文の体裁の整え方

i)文字揃え

左揃え、中央揃え、右揃えの例

ii)インデント(余白から文字までの間隔)

(a)ツールバーからの操作段落を選択し、「インデント設定」を動

かしたい数だけクリックします。

左が【インデント解除】ボタン、右が

「インデントの設定」ボタンです。一回

クリックするごとに、文字列が左、右へ

移動します。

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(b)ルーラー上での操作ツールバーの下のルーラーにインデン

トマーカーがあります。左インデントと

右インデントを拡大したのが下図です。

 

1行目のインデント:段落の 1行目の位置を決める。

ぶら下げインデント:段落の 2行目以下の位置を決め

る。

インデントの設定例

(c)メニューバーからの操作 段落を選択した後、メニューバーから「書式」-「段落」を選びます。「インデントと

行間隔」タブから設定できます。

インデントの前:左の余白の位置を決めま

す。

インデントの後:右の余白の位置を決めま

す。

最初の行:1行目の位置を決めます。

自動:チェックを入れると自動で一行目を

1文字分あけます。

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(6)図の挿入

「挿入」メニューから「図」→「ファイルから」を選択します。

「図の挿入」画面が表示されたら、挿入し

たい図を選択して「開く」をクリックし

ます。

※このとき画面下の「プレビュー」にチ

ェックを入れれば、右側に画像を表示で

きます。

(7)表の作成 

表を挿入したい箇所にカーソルを合わせ、メニューバーの「挿入」―「表」、もしくは

画面左側の標準ツールバーにある「挿入」ボタンをクリックします。

 

「表の挿入」画面が表示されたら、表の名

前、行、列を設定し、「OK」をクリックします。設定したサイズの表が文中に挿

入されると、同時に画面上部に行の追加や

削除、セルの分割、結合を行うためのボタ

ンが表示されます。

 

表の書式の詳細設定は設定を変更するこ

ともできます。表にカーソルを合わせ、

表の挿入と同じ操作、「挿入」ボタンをク

リックすると、「表の書式」画面が表示さ

れます。

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(8)WriterとWordの比較

i) 操作性の比較

・Writer起動時に日本語入力システムがONにならない Wordを起動すると、日本語入力機能が自動的に ONになりますが、Writerでは手動でONにする必要があります。 やり方は、Windows106/109/112日本語キーボードの場合は、Altキーを押しな

がら「半角/全角」キーを押します。MS-IME2002や ATOK16などの比較的新しい日

本語入力システムの場合には、「半角/全角」キーだけでON/OFFができます。

・ツールバーに「表の挿入」機能が見つからない

Wordでは「標準」ツールバーに「表

の挿入」ボタンが用意されています。

 Writerでは画面左側の「標準」ツール

バーの「挿入」アイコンに含まれていま

す。このアイコンには前回利用したツー

ルが表示されていますが、ボタンを押し

たままにすることによって「挿入」ツー

ルバーが表示されます。そこから「表の

挿入」を選択できます。

ii) Word←→Writerの互換性・ データ交換の手順

 Wordで作成した文書(拡張子.doc)はWriterでそのまま開くことができます。しかしWriterで作成した文書をWordで開くときは、「名前を付けて保存」ダイアログボックスの「ファイルの種類」オプションで、「Microsoft Word 97/2000/XP」などを選んで保存します。・ Writer→Wordの場合

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・ フォントに微妙な違い

・ 1行の文字数が違う

・ 行間が微妙に違う

・ 改ページ位置がずれる

・ Word→Writerの場合

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・ フォントに微妙な違い

・ 行間の設定が反映されないことがある

Wordで行間の設定を変更してある文章をWriterで開くと、行間の設定が反映さ

れないことがあります。その場合、該当の段落を選び、「書式」-「段落」コマン

ドの「配置」パネルで「文字罫線にあわせる」チェックボックスをオフにしてくだ

さい。

・ 均等割付の機能がない

Writerには均等割付の機能がありません。Wordの均等割付の文字列は、文字間

隔を広くとった設定で読み込まれるため、レイアウトが変化する場合があります。

・ 囲み文字が削除される

 Writerには「囲み文字」機能がないため、Wordで作成された囲み文字の部分は

削除されてしまいます。

iii) OpenOffice.orgの問題点

・東風フォントは著作権問題で公開・配布が中止

・急に日本語入力ができなくなることがある。おそらく、この日本語変換システムが

UNIX時代のものをそのまま使用しているためのものと思われます。(再起動すれば直

ります。)

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5-6.Calc(1)起動

 Calcを使用するには、OpenOffice.orgからファイル-新規作成-表計算ドキュメント

を選びます。

(2)画面構成

 Calcを起動した画面です。

 画面構造や基本的な使い方は Excelと同じです。ここでは最低限必要な機能と互換性に

ついて解説します。

(3)Calcと Excelの比較

ⅰ) 基本操作の比較

・アルファベットを入力すると先頭が大文字になってしまう

Calcでは、初期設定でオートコレクトがオンになっています。「ツール」-「オートコ

レクト」コマンドの「オプション」ダイアログで「すべての文を大文字ではじめる」チ

ェックボックスをオフにします。

・関数を使った数式の入力がうまくいかない

Excelも Calcも数式は「=」で開始します。関数名は大文字で記入しても小文字で記入

しても大丈夫です。入力が完了した時点で大文字の表記に置き換えられます。気をつけ

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なくてはならないのは、引数の区切りです。Excelはカンマ(,)ですが、Calcはセミコ

ロン(;)です。Calcで引数の区切りにカンマを使うと「#NAME?」エラーとなってしま

います。

・浮動小数点計算における注意

Excelも Calcも、計算で使用できる数値の有効桁数は 15 桁です。Excelは 16 桁目を切

り捨て、Calcは 16 桁目を四捨五入します。したがって、誤差が発生する場合があります。

ⅱ) Calcでグラフを作成する・グラフの互換性

レポート作成で最も活用するのは散布図です。散布図・折れ線グラフについては非常に

高い互換性を持っていますが、近似曲線、スムージング、誤差範囲などのオプション操

作方法が異なり、またそれらのオプションを使い Calcでグラフを作成しても、Excelでは表示することができないので注意が必要です。

・グラフの作り方

 数値が記されているセルの範囲を指定してツールバーの「挿入」-「グラフ(A)」を選択します。

・グラフエリアの書式

グラフエリアを二回クリックするとグ

ラフの編集ができます。グラフを作成す

る際のタイトルや凡例の書式は、Excelの場合はグラフ全体、あるいは変更したい

箇所を選択して、右クリックで「書式設

定」からフォントを変更します。

Calcの場合はグラフ全体の書式設定が出

来ないので、変更したい箇所を「オブジ

ェクトの属性」から一つ一つ変更する必要

があります。また、Calcでは英数字用フ

ォントと日本語用フォントの設定が分か

れているので、サイズなど合わせる必要

があります。

ここで、Linuxで選択できるフォントはWindowsには対応していないので、保存形式をWindows対応にすると図のように表示されます。このファイルをWindowsで開くと若干の違いは生じますが、問題はありません。

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・近似曲線

近似曲線を記したい系列を選択し、「オ

ブジェクトの属性」-「統計」を選択しま

す。「回帰曲線 (R)」から曲線を選んで

OKをクリックすれば、グラフに近似曲線

が加えられます。

また、グラフ全体を選択して「挿入」-

「統計」から、全ての系列に対して一度に

近似曲線を加えることができます。

 

・第 2数値軸

グラフ全体を選択して「挿入」-「軸」

から第 2数値軸をチェックします。この

軸には軸のタイトルを付けることができ

ません。

ⅲ) 数式・関数Calcの数式・関数の入力は Excelと同じです。ここでは、レポート作成に必要な基本的な操作を紹介したいと思います。

・数式

数式を使うときは、はじめに必ず「=」

を付けます。

下の図は、「10×10」の式を入力したところです。

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次に、計算を行うために使う基本的な記号を紹介します。

パーセンテージ「%」べき乗「^」

掛け算「*」・割り算「/」足し算「+」・引き算「-」

なお、同じ数式内に複数の記号を使用した場合は、1~4の優先順位で計算されます。

又、数式をコピーする場合、「相対参照」となります(下図参照)。

・関数

関数を使うには、「関数オートパイロッ

ト」ダイアロボックスを利用します。

図の赤丸のボタンを押すと関数オートパ

イロット画面が開けます。(下図参照)

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「関数オートパイロット」ダイアロボックスの左側の関数を選択すると、右側にその関

数の機能と使い方が表示されます。

図では、「ABS」という関数を選択していて、「=ABS(数値)」という入力で使用し、

この関数が(数値)の絶対値を示すものであることを表示しています。

次に、レポートを作成するのに必要な関数を紹介します。

・PI(円周率 π)・SUM(合計)・SIN・COS・TAN(三角関数)

・AVERAGE(平均)

・SQRT(平方根)

*これらは、分類項目「数学」に含まれます。

SUMやAVERAGEを利用する場合( )内に入力し、

引数と引数は「;」で区切ります。

・オートSUMオート SUMボタン(図の赤丸)を利用すると、ツールボタンをクリックするだけで隣接

する列、または行の合計を計算できます。選択された範囲が対象でない場合は、対象の範

囲を選択しなおすことができます。

下の図では、A1から A9までの数値の合計を A10に表示するための操作を行っています。

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(4)実際にグラフを作ってみる

ここでは、実際に機械二科の三年のレポートを例にしてのグラフを制作してみます。

ここで紹介する操作を他のグラフ作成のときに参考にして下さい。

ⅰ) 走行抵抗の解析

ここでは、「近似曲線」「系列」「凡例」について注意してグラフを作成します。

Calcを開き、「ツール」-「オプション」コマンドでダイアログボックスを開いて「読み込みと保存」カテゴリにある「Microsoft Office」パネルで、8つのチェックボックス

を全て選択しておきます。

まずは必要な数値を計算します。使える人は Calcで数式や関数を使って、地道に関数

電卓で数値だけ求めてもいいでしょう。

              

セルに数値を入力します。

ここでは、数値の配置に注意して下さい。

Calcでは「系列」を追加できないので、セル

に入力するときに工夫が必要ですから、他のグ

ラフを作成するときにもこのやり方を参照して

下さい。

また、「凡例」の入力もこのときに考えて起

きます。数値の上に、その数値が何を示してい

るか入力すれば、凡例としてグラフに加えられ

ます。ここでは、凡例は「一回目~六回目」と

なっています。

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次に、入力した数値を選択し、ツールバーの「挿入」-「グラフ(A)」を選択してグラフ作成のパネルを開きます。

「次へ(N)>>」をクリックして作業していきます。

最初はグラフの種類で散布図を選択します。多くのレポートでこの散布図を使います。

次に、グラフのバリエーションです。ここでは「データポイントのみ」を使います。

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最後に、タイトルを付けたいところにチェックしてグラフと軸にタイトルを入力して完了

です。

0.00

1.00

2.00

3.00

4.00

5.00

6.00

7.00

8.00

0.300.400.500.600.700.800.901.001.101.201.301.401.501.601.70

図5 四角形V-T線図

1回目2回目3回目4回目5回目6回目

T(s)

V(m/s)

これが出来上がるグラフです。

タイトルや凡例の書式はグラフエリアを二

回クリックして編集ができます。

また、グラフを作り直したいときは編集し

た状態で右クリックで「オートフォーマッ

ト」から編集できます。

次はこのグラフに「近似曲線」を追加します。

グラフを編集できる状態で「挿入」-「統計」から、全ての系列に対して一度に近似曲

線を加えることができます。

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配置やフォントを整え、グラフが完成です。

0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 8.000.300.400.500.600.700.800.901.001.101.201.301.401.501.601.70

図5 四角形V-T線図

1回目2回目3回目4回目5回目6回目乗羃の回帰、1回目乗羃の回帰、2回目乗羃の回帰、3回目乗羃の回帰、4回目乗羃の回帰、5回目乗羃の回帰、6回目

T(s)

V(m/s)

最後に、Windo w s形式で保存して作業終了です。

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ⅱ) 内燃機関の測定と性能解析

ここでは、「第2数値軸」に注意してグラフを作成します。

Calcを開き、「ツール」-「オプション」コマンドでダイアログボックスを開いて「読み込みと保存」カテゴリにある「Microsoft Office」パネルで、8つのチェックボックス

を全て選択しておきます。

必要な数値を計算します。例によって使える人は Calcで数式や関数を使って、地道に関

数電卓で数値だけ求めてもいいでしょう。

セルに数値を入力します。

グラフを作成します。ここでは「折れ線つき散布図」を使います。

12 14 16 18 20

050100150200250300350400450500550600650700

図4 空燃比 (Pem,be,ne)

正味平均有効Pme正味熱効率 ne理論空燃費燃料消費率 be

空燃比 (γ)

正味

熱効

率ne,正

味平

均有

効圧Pme(kg/cm2)

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タイトルなどを入力してグラフを出します。

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次に、「挿入」-「軸」から第 2数値軸をチェックします。この軸には軸のタイトル

を付けることができません。

12 14 16 18 20

050100150200250300350400450500550600650700

050100150200250300350400450500550600650700

図4 空燃比 (Pem,be,ne)

正味平均有効Pme正味熱効率 ne理論空燃費燃料消費率 be

空燃比 (γ)

正味

熱効

率ne,正

味平

均有

効圧Pme(kg/cm2)

このとき、曲線はすべて第1 Y 軸に対応しているので、「正味平均有効圧」と「燃料消

費率」の曲線を選択して「オブジェクトの属性」-「オプション」からデータ系列の方

向を第2 Y 軸に設定します。

「書式」-「軸」から軸の数値の最大と最小を設定できます。

ここでは第1 Y 軸を 0~800、第 2Y 軸を 0~3.5に設定し、それ以外の項目は全て自動に

チェックします。

あとはWindo w s形式で保存して作業終了です。

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5-7.Math(数式エディタ)

(1)MathについてMathは複雑な数式を作成するためのアプリケーションです。

Writerで数式を書くには、まず数式をオブジェクトから起動させます。(単独

のアプリケーションとして起動する方法

もあります)

メニューから[挿入]-[オブジェクト]-[数式]を選びます。これでMathが起動し、数式入力の画面

が現れます。

(2) 画面構成

Math の画面は OpenOffice の他のアプリケーションと同じように、

標準ツールバー、ファンクションバ

ーの他、テキストウィンドウ、コマ

ンドウィンドウ、選択ウィンドウが

あります。

選択ウィンドウは数式記号を9つのカ

テゴリに分類しています。目的のボタ

ンをクリックすると、下のボタンの一

覧が変更されます。

 なお、選択ウィンドウは[表示]-[選択]を選んで表示/非表示を切り替えら

れます。

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(3)数式の作成

 数式を作成するには、選択ウィンドウから目的の数式記号を選択します。コマンド

ウィンドウにコマンドが表示され、編集することによって数式を作成することができ

ます。

 テキストウィンドウに表示される□をプレースホルダといい、これをダブルクリッ

クすることによってコマンドウィンドウの「<?>」が反転表示されます。それによ

って数式を構成する文字などを入力できます。

 記号を入力するときは標準ツールバーの一番下にある「Σ」から選択できます。

 それでは、このような数式を作成してみます。

ⅰ) 等号の入力

まず選択ウィンドウ<比較演算>、次に

<等号>をクリックします。

プレースホルダと等号が表示され、左側

のプレースホルダが選択されるので、

 

文字(ここではh)を入力すると、入力

した文字がテキストウィンドウに表示さ

れます。

ⅱ) 分数の入力そして右側のプレースホルダをダブル

クリックして選択します。

 選択ウィンドウの<単項・二項演算子>、

次に<除算(分数)>をクリックすると、

分数が表示されます。

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ⅲ) かっこの入力 

分数の分子の位置にあるプレースホルダ

を選択し、選択ウィンドウの<かっこ>、

次に<縦線>をクリックすると、コマン

ドウィンドウに縦線が挿入されます。

ⅳ) 符号の入力

 選択ウィンドウの<単項・二項演算子>

の<加算(+)>を二回クリックします。

次に「a」と入力すると、文字「a」が表示されます。

そして選択ウィンドウの<書式>の<

サブスクリプト右>をクリックします。

 それぞれのプレースホルダを選択して

文字を入力。同様にして分数の分子の部分

を完成させます。

ⅴ) 平方根の入力

 

分母のプレースホルダを選択し、選択ウ

ィンドウの<関数>の<ルート>をクリ

ックすると平方根が表示されます。そし

て分子の入力と同じように<単項・二項演

算子>の<加算(+)>、<書式>の<ス

ーパースクリプト右>をクリックし、文

字を入力していきます。

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これで数式が完成しました。

・補足

コマンドウィンドウは単なるテキストエディタです。

あらかじめサンプルをいくつか作っておき、それをこのコマンドウィンドウに貼付け、

必要に応じて編集可能することもです。

コマンド入力ができるようになれば、ここで紹介したマウスを使用する方法よりも速

く数式を作成・編集することができます。

 日本語テキストを数式で使うときは、テキストを「”」で区切ってください。

(4)Microsoft数式 3.0との比較

      Math Microsoft数式 3.0

Microsoft WordでMicrosoft数式 3.0を起動すると、数式のツールバーは表示されていますが、Mathは違ってコマンドウィンドウがないことがわかります。これによって数式の入力は、慣れた人にとってはとても面倒に感じると思われます。

毎回わざわざ[挿入]-[オブジェクト]から選ばなければなりません。Writerではウィンドウ左横にある標準ツールバーに数式オブジェクトがあるので、Wordほど面倒で

はありません。

この数式エディタに関しては、OpenOfficeの方が使いやすいといえるでしょう。