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XPサポート終了迫るMS Office→
LibreOffice平成25年11月17日
NPO法人シニアSOHO小金井斎藤 純
LibreOfficeとは
● オフィススイートとはワープロ/表計算/プレゼンテーション/図形描写/データベースなどのソフトウェアをセットしたアプリケーションソフトウェア
● 個別のソフトではなく、最初から一体化されている
● OpenOffice.orgから派生した期待のオフィススイート(Writer、Calc、 Impress、Draw間の連携、移動が スムーズ)
● ソフトは無料
LibreOfficeのお勧め活用術● 起動を高速化● Windowsと同じ見た目にする● 写真の縦横比を保つ● Calcで1行おきに色を変える● 綺麗な計算式を描画する● Windowsとファイルを共用する
● PDFファイルの読み込みが可能● 最新版を利用する
● Microsoft Officeとの高い互換性
(読み込みはほぼ問題なし・相互利用も可能)
● メートル法を使用して、1/10ミリ単位で設定可能(文章やチラシ作成に有利)
● オープンソースでマルチプラットフォーム対応
(Windows/Linux/Macなど様々なOSに対応)
● Open Document Format(ISO標準規格)を採用● 最初から拡張機能が同包
(ファイル形式・ギャラリー・テンプレートなど追加・
インストール・ 削除が簡単)
● 多言語対応(109言語)
● 新規作成からWriter、Calc、Impress、Drawを
選択して開のが簡単
● Writer、Calc、Impress、Drawのメニューバーは、
共通部分が多く、同じ位置にあるので使いやすい
● Writer、Calc、Impress、Draw間でギャラリーを共用
(Drawで作成した画像を入れておくとWriterや
Calc,Impressでいつでも使える)
LibreOfficeの主な機能 機能 ツール名 MSOffice
ワープロ Writer(ライター) Word
表計算 Calc(カルク) Excel
プレゼンテーション Impress(インプレス)
Power Point
図形描写 Draw(ドロー) Publisher
データベース Base(ベース) Access
数式 Math (数式エデイタ)
LibreOffice4.1新機能● Writerで画像を90度ずつ回転 できるようになりました。
● ドキュメントにフォントを同梱して送れます。 Writer, Calc と Impress でフォントの埋め込み機能を使用できます。
● "フォトアルバム" 機能を使ってImpressで一連の写真を簡単に取り込めます。(挿入→画像→フォトアルバム)
● 線と散布図のグラフの線種にステップ(階段状チャート)が追加されました。
● 移行のために、 LibreOfficeは MS Office形式との相互運用性の改善点を多く追加しました。
参考URL
http://ja.libreoffice.org/download/4-1-new-features-and-fixes/
Libreoffice のダウンロードと使い方
LibreOfficeの日本語ページhttp://ja.libreoffice.org/
Ubuntu13.10ではLibreOffice4.1がインストール済 (インストール作業は不要)
WindowsXPからUbuntuに移行した時の課題(LibreOfficeの導入について)
● LibreOfficeはMs-officeで作成されたファイルの
読込み・表示することはできますが、完全なクローン
ソフトではないので事前に検討する必要があります。
● MS Officeにて作ったファイル
Word → Writer
Excel → Calc
Powerpoint → Impress
標準オフィスソフトをMs-officeからLibreOfficeへ導入理由と目的
経費節減 文書の保存・保管の適正化利用者の利便性向上多様なプラットホームの対応が可能
LibreOffice移行のメリット
標準ファイル形式を国際標準規格ODFに変更可能
利用者全員が同一バージョンのLibreOffice利用可能
クライアントOSにWindows以外選択可能
クライアント端末の導入コスト削減
LibreOffice移行の注意点
ODFファイルのままでは外部で開けない場合発生*PDF・判読できる形式で再保存して送付可能
Ms-Officeで作成したファイルレイアウトが崩れる場合発生*崩れた箇所を修正すること可能
慣れ親しんだ操作方法で作業できなくなる*ソフトウエアを変更する際、必ず発生
Ms-Officeの処理を義務付けられたファイル処理不可能*処理端末を特定しMs-Officeをインストールして作業を集中
LibreOffice導入時の事前検討事項
MS Officeとは完全互換ではないが
実用的な範囲で互換性 レイアウトの位置の大幅なズレ(Word作成のチラシ類)
操作メニュー変更となるため、わからなくなるのではないか メニューなどの配置などはOffice2010よりもOffice2000・ 2003と同様のメニューレイアウト使用のためわかりやすい 又、機能も十分もっている
無料ソフトウエアのサポート体制など不安ではないか
有志のボランテイアによる開発やサポートがおこなわれて いる点が逆に強みであり、必要情報入手可能
ODF形式になると外部のやりとりの際困る事例発生するのでは
印刷イメージで良いファイルはPDF、CSV形式で慣例化。 MS Office形式での受渡し希望の場合、LibreOfficeを利用して MS Office形式(doc,xls)で保存して対応 外部とのファイルのやり取りにPDF利用、PDF作成機能は
LibreOfficeには(Office2000、2003とは違い)標準ファイルを PDFに出力する機能付属 標準フォントが少ないのでチラシ作成するとき該当するフォントがない
LibreOfficeにあるフォント内で作成する
LibreOfficeのみインストールされている端末フォント見慣れないが
IPA、Tフォントなど特定OSに依存しない無料フォントを可能な 範囲で搭載。レイアウトはくずれない
テンプレート・クリップアートが少ないが
該当URLを紹介
利用者教育・知識習得においてインストラクターがいないのでは? 業務と同じソフトを自宅に個人負担なく導入できて、操作練習可能 解説書などの数も増加 必要業務もマニュアル化
*質問・相談・悩みごとがあれば「シニアSOHO小金井」 Ubuntu倶楽部に問い合わせください
Officeファイルの用途一覧(doc.xls.ppt)Word
報告書・お知らせ・チラシ・パンフレット類提出用様式・会議議事録など------ODF化可能
Excelリストなどのデータ・実績表などの縦横集計表・表
(グラフ有り) 常用関数を使った表・マクロ記録レベルの操作・独自関数を作って利用しているシート
–------ODF化可能マクロを駆使した一種のシステムシート
–---------ODF化不可能Access 不可能
PowerPoint(簡単なプレゼン資料・文字とオブジェクトのみ程度)------ODF化可能
初めてのLibreOffice参考図書
実務で使える LibreOffice
株式会社 翔泳社2012年10月11日
2,940円(税込み)
ご清聴ありがとうございました