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Photoshop の使い方
注意事項
・ 自己流で習得した内容なので、そのつもりでご覧下さい
・ もっと賢い方法等がありましたら是非教えて下さい
・ なお、ショートカットキーを使わない方法で説明しています
2019年3月
北杜市みずがき天文愛好会
(やまねももんが)
[1] 画面の簡単な説明、最初にやっておくこと
[2] 調整レイヤー
[3] レイヤーマスク
[4] 画像処理における主なコマンドの使い方
[5] CameraRaw
第1.0版
[1] Adobe Creative Cloud
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私はこちらを使っている深い理由はないが、、、
正規ユーザーかどうかのチェックのために、
インターネット環境での使用が推奨されている
ただし、数日間程度ならオフラインでも使えるようだ
同時使用でないならば、複数のPCでの使用はOKのようだ
[1] Photoshop の画面 Photosop CC 2017 の場合
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画像ウィンドウ
メニューバーオプションバー
ツールバー
パネル
自分が使いやすいように レイアウトしましょう特にいつも使うパネルは常時表示したいです
欲を言えば、もっと広い画面が欲しいですね特に縦方向が
[1] Photoshop の画面 Photosop CC (最新版) の場合
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完全には同じようにできませんでしたそれぞれのパネルが少し大きいですね
環境設定のテキストのフォントを小さくしても、これが精一杯でした
これでは、表示できるレイヤー数が少なくなってしまいます
[1] Photoshop の画面 (パネル)
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ヒストグラム
属性(情報)
レイヤー(チャンネル)
ナビゲーター
◇ 良く使うものを常時表示しておく
私は4つを常時表示させています
◇ それ以外は、必要に応じて表示させる
パネルを選択するには → 「メニューバー」 の 「ウィンドウ」
(注) 各パネルの右上あたりのボタン等は不必要に触らないこと!
苦労して作ったこの配置が壊れてしまいます!
[1] Photoshop の画面 (ツールバー)
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← 選択ツール
← 投げ縄ツール
← コピースタンプツール
← グラデーションツール
右クリックすると、さらに選択肢が隠れている
選択ツールの場合は、
これらが、よく使うものでしょうか?
[1] Photoshop の設定 カラー設定
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「sRGB」 か 「AdobeRGB」 を選択する
[1] Photoshop の設定 環境設定
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メモリをたくさん割り当てる
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[2] Photoshop での画像処理コマンド (1)
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画像に操作を直接加える方法
「メニューバー」 の 「フィルター」
「メニューバー」 の 「イメージ」
[2] Photoshop での画像処理コマンド (2)
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調整レイヤーを使う方法
「レイヤー」パネルの、このボタンをクリックする
◇ 処理のやり直し等が簡単にできる
・処理の追加や削除
・パラメータの変更
◇ レイヤーマスクを使うことができる
◇ 処理の内容をそのまま保存ができる
・作業をいつでも再開できる
・過去にやったことを参考にできる
[2] 画像処理でよく使うコマンド
◇ 調整レイヤーでのコマンド
・ レベル補正 …… ① ② ③
・ 明るさ・コントラスト …… ② ③
・ トーンカーブ …… ②
・ 色相・彩度 …… ④
◇ 各種フィルター
・ シャープ (アンシャープマスク、スマートシャープ) …… ⑥
・ ノイズ (ノイズを低減) …… ⑤
・ CameraRaw フィルター …… ② ③ ④ ⑤
・ その他 (ハイパス、明るさの最小値) …… ⑦
◇ その他
・ Nik Collection …… ② ⑤
調整レイヤーでは直接使えない画像をスマートオブジェクトに変換してから使う
① カブリ補正 (明るさ、色合い)
② コントラスト調整
③ 明るさ調整
④ 色合い調整、彩度調整
⑤ ノイズ低減
⑥ シャープ処理
⑦ その他
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[3] レイヤーマスクとは
レイヤーマスクは白黒のパターンで構成される
・ 初期状態は白
画像に適用した場合は、
・ 白で塗った部分 → そのまま見える
・ 黒で塗った部分 → 見えない (下のレイヤーが見える)
・ 灰色の部分 → 黒さに応じて下のレイヤーが見える
処理コマンドに適用した場合は、
・ 白で塗った部分 → 処理が100%施される
・ 黒で塗った部分 → 処理が施されない
・ 灰色の部分 → 白さに応じて処理が施される
レイヤーマスクのサムネイル
「Altキー」を押しながらレイヤーマスクのサムネイルをクリックすると画像ウィンドウの表示が切り替わる
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[3] 画像処理で使われるレイヤーマスク (1)
◇ カブリ補正 (明るさ、色合い) → グラデーションマスク (線形、円形)
・「レイヤーマスクのサムネイル」 をクリックして、選択(アクティブ)状態にする
・「ツールバー」 の 「グラデーションツール」 を選択する
・「オプションバー」 で 「線形」 と 「円形」 を選択する
・画像上で、始点で左クリックし、そのまま終点までドラッグする
始点が白で終点が黒になる
触らない
触らない
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[3] 画像処理で使われるレイヤーマスク (2)
◇ コントラスト強調等の処理において、飽和の進行を抑える輝度マスク
・「レイヤーパネル」 を 「チャンネル」 にして、RGBを選択する
・「チャンネルを選択範囲として読み込む」 ボタンをクリックする →
・「レイヤーパネル」 に戻って、 「レイヤーマスクのサムネイル」 を
クリックして選択する
・「編集」 の 「塗りつぶし」 でブラックを適用する
・選択状態を解除する
これ
レイヤーマスクの画像はさらに処理をすることができる
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[3] 画像処理で使われるレイヤーマスク (3)
◇ 星景写真の合成に用いるマスク
・元画像から作成する → ここでは説明は省略します
・貼り付けた画像にレイヤーマスクを適用するには
・画像レイヤーをクリックして選択(アクティブ)状態にする
・レイヤーパネルの下側の左から3番目のボタンを
クリックする
・「Altキー」を押しながらレイヤーマスクのサムネイルをクリックする・画像ウィンドウの表示が変わるので、そこにマスク画像をペーストする
「レイヤー」 パネルの、このボタンをクリックする
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[4] 実例 広角レンズでの星野写真
before
after
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フィルター無しの画像とフィルター有りの画像をブレンドしてみた
画像の貼り付け
・ 貼り付けたい画像を選択して
・ 「選択範囲」 → 「すべてを選択」
・ 「編集」 → 「コピー」
・貼り付け先の画像を選択して
・「編集」 → 「ペースト」
画像の位置合わせ
・水平,垂直方向のシフトは可能
・重ねた画像を「差の絶対値」にすると
ずれが分かりやすい
[4-1] 画像のブレンド
ブレンド率の調整
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[4-2] カブリ補正
◇ 光学系の周辺減光は、別途補正しておくのが良い
光学系に起因するもの → 割り算で処理すべき
カブリ等による偏り → 引き算で処理すべき
・本格的な星野写真 → フラットフレームを作って補正している
・カメラレンズによる星野写真 → Raw現像時に補正している
・CameraRaw のレンズ補正を使っている
・でも実際は、
・レンズ補正での100%は過補正に思える
・カブリとの区別は困難だ
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[4-2] カブリ補正
背景の明るさや色合いの偏りの実情
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[4-2] カブリ補正
「レベル補正」 + 「グラデーションマスク」
レイヤーのこのボタンをクリックするレベル補正を選択する
属性のパネルがこのような表示になる
選択状態 (アクティブ状態)
レイヤーの表示/非表示
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[4-2] カブリ補正で使うグラデーションマスク
◇ カブリ補正 (明るさ、色合い) → グラデーションマスク (線形、円形)
・「レイヤーマスクのサムネイル」 をクリックして、選択(アクティブ)状態にする
・「ツールバー」 の 「グラデーションツール」 を選択する
・「オプションバー」 で 「線形」 と 「円形」 を選択する
・画像上で、始点で左クリックし、そのまま終点までドラッグする
始点が白で終点が黒になる
触らない
触らない
再掲載
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[4-2] カブリ補正
注意点
目で見た感じではなく、数値でチェックする → 選択ツール と ヒストグラム・パネルを使う
ヒストグラム
画像データが大きいと正確な数値が表示されなくなる
↓
「ここ」 のマークをクリックして
キャッシュレベルが1であることを確認すること
彩度を極端に上げた画像の表示
調整レイヤーが多くなると正確に表示されなくなる
↓
画像を統合させてみる
「レイヤー」 → 「画像を統合」
ここ
ここをチェック
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[4-2] カブリ補正
レベル補正
前ページの問題はここにもここをクリックして
明るさを補正する場合は → RGB
色合いを補正する場合は → レッド,グリーン,ブルー
補正では真ん中のスライダーを動かしているが、、、
補正量が大きいと、コントラストの変化が気になる
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[4-2] カブリ補正
背景の明るさの補正
まずは線形グラデーションマスクを使って
下図の9点の明るさが同程度になるようにする
でも天の川の領域はどうしましょう?
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[4-2] カブリ補正
背景の色合いの補正
彩度を90-95%にして、色合いのムラを見やすくして作業をする
あまり細かいことは気にしないで大胆にやるのがコツかな?
とにかく根気よくやるしかない! → でもある程度のところであきらめることになるのが実情
before after
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[4-3] コントラスト調整
コントラスト調整にはいろんなコマンドが使える → でも使い分けがよく分からない
諧調を切りつめる時に使う
右側△を動かす場合は
輝度マスクは必須かな?入力と出力の関係 → 諧調の割り振り他のコマンドでもこれがイメージできると鬼に金棒
ここはクリックしないこと!
常に輝度マスクは必須かな?
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[4-4] 調整レイヤーでCameraRawを使う
CameraRaw を調整レイヤーでフィルターとして使う方法
・調整レイヤーを一時的に統合する
・それをコピーする
・調整レイヤーの統合を元に戻す
・コピーした画像を張り付ける
: 「メニューバー」 の 「レイヤー」 → 「画像を統合」
: 「メニューバー」 の 「選択範囲」 → 「すべてを選択する」
: 「メニューバー」 の 「編集」 → 「コピー」
: 「メニューバー」 の 「編集」 → 「一段階戻る」 を2回
: 「メニューバー」 の 「編集」 → 「ペースト」
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[4-4] 調整レイヤーでCameraRawを使う
CameraRaw を調整レイヤーでフィルターとして使う方法 (続き)
・貼り付けた画像のレイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」をクリックする
・「メニューバー」 の 「フィルター」 → 「CameraRawフィルター」
・CameraRawが立ち上がるので、パラメータ等を調節して、OKをクリックする
画像のサムネイルの右下にマークが付く 「レイヤーマスクサムネイル」ができる
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[4-4] 調整レイヤーでCameraRawを使う
CameraRaw の内容を見たり、パラメータ等を調整し直す時は
・「CameraRawフィルター」 の部分をダブルクリックする →
・メッセージが出るが、気にしないで {OK」をクリックする
・CameraRaw が立ち上がる
ここをダブルクリックする
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[4-5] その他
色合いの調整で使うコマンド
・レベル調整 → レッド,グリーン,ブルー をそれぞれに調整するので直観的に分かりやすい
・カラーバランス
・シャドウ,中間調,ハイライト で調整できる
・直観的にやや分かりにくいかも
・色を強くしたいとき → ステライメージの 「Lab色彩調整」 をよく使っている
・単純に彩度を上げるよりも、良い感じになるように思う
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[4-5] その他
星がうるさく感じられる時は
・ 「明るさの最小値」 を使うのが手っ取り早い
・画像を統合して、調整レイヤーに張り付けて、スマートオブジェクトに変換する
・「メニューバー」 の 「フィルター」 の 「その他」 → 「明るさの最小値」
・半径は、0.2~0.3 pixel
・レイヤーマスクは無いほうがいいかも
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[4-5] その他
ノイズ低減
・「フィルター」 の 「ノイズを低減」
・CameraRaw の 「ノイズ低減」
・Nik Collectio の 「Dfine 2」
比較的良く使っている
おすすめはこれでも、今は無料でダウンロードできないかな?
・ Raw現像時に弱く適用する・ 必要に応じて、途中でも適用することがある・ 最終段階で適用する
・ 輝度とカラーでパラメータを選ぶ
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[4-5] その他
シャープ処理
・「フィルター」 の 「アンシャープマスク」
・「フィルター」 の 「スマートシャープ」
・CameraRaw の 「シャープ」
以前はこれを使っていた
最近はこれを使っている
・ 最終段階だけで適用する
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[4-5] その他
リサイズ
・ブログ等へは、リサイズしてアップロードするのが良いと思う
・「メニューバー」 の 「イメージ」 → 「画像解像度」
バイリニア法を良く使っている
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[5] CameraRaw
◇ Raw現像する場合
・Bridge を使うと便利
・Bridge を立ち上げる
Photoshop で、「メニューバー」 の 「ファイル」 で 「Bridgeで参照」 をクリックする
・CR2ファイルを選択して、CameraRaw を立ち上げる
・パラメータ等を調整して、「画像を開く」 をクリックすると、画像が Photoshop に渡される
ここをクリックする
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[5] CameraRaw
◇ Raw現像する場合と、Photoshopの調整レイヤーでフィルターとして使う場合との違い
・レンズ補正
・レンズのプロファイルを利用して、ゆがみや周辺減光を補正できる
・プロファイルの指定
・これはカメラでの「ピクチャースタイル」みたいなものです
・色合いの調整
・色温度が数値として指定できる
・画像ファイルのビット数の指定
・8bit、16bit
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[5] CameraRaw
ここでビット数を指定する
ここにカーソルを載せると以下の意味合いがわかる・黒レベル・シャドウ・露光量・ハイライト・白レベル
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[5] CameraRaw
・前回の設定を適用できる
・設定を保存できる
・星野写真 → ニュートラルが良いと思う
・星景写真 → 好みで選べば良いと思う
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[5] CameraRaw Raw現像の設定例
少し控えめが良いようだ
赤いフリンジが発生したときの対処ただし、赤い星雲の色が薄くなってしまう
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[5] CameraRaw Raw現像の設定例 最近よく使っている滑らかな曲線しか描けないが再現性がある
明瞭度はやりすぎに注意副作用が強い
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