Simple Ledger の開発コンセプトとしては先ず、蓄積され

た情報に対して、「誰でも」・「何時でも」・「何処でも」・「簡単に」

アクセスすることができ、そのデータを利用しやすいよう、「加

工できる」ことが挙げられます。 また導入しやすく、導入後も長く利用して頂けるよう、イニ

シャルコストを低く抑えると共に、運用時の拡張性にも配慮し

た設計を行っています。 これにより、「低コスト」で「容易なカスタマイズ」を実現、

日常業務における様々なシーンに対応したオール・イン・ワン

システムとして各種業務の効率化を支援します。

スタンドアロンでの運用はもちろんのこと、クライアントサーバ方式によりセキュアに情報の

共有化を実現。

登録された情報をエクセル形式のファイルとして保存でき、複合データの作成など、自由な情

報加工を実現。

必要情報へのアクセスは直観的な操作とし、誰でも簡単に操作ができる。

調査・点検結果から、長寿命化対策に必要なシナリオに沿った LCC（ライフサイクルコスト）

の算出や中長期での事業費算出ができる。

スマートメディアの活用による直観的な操作と、情報取得の効率化。

下水道長寿命化支援制度において、点検・調査結果

対策の実施に関するデータの蓄積は、これからの

維持管理にあたって有益な情報であり、データベース化

していくことが重要とあります。

本システムは、台帳管理をベースこれら情報の蓄積から

LCC の算定や対策実施の有無、また資産管理までを網

羅できるストックマネジメントシステムとして、様々な

シーンで活躍します。 http://nakanihon.co.jp

TOP 画面を窓として、蓄積された情報の出し入れ

や、分析された情報に対するアクセスが可能です。 また、分かり易い画面構成と扱いやすいインターフ

ェイスの採用により、誰でも、直観的な操作で必要な

情報を取得することができます。

台帳機能では、工事・契約台帳としての機能を持つ

他、設備・施設台帳としても活用でき、長寿命化計画

の策定シーンでは、対策の有無や保全区分の分類も行

えます。また、管路施設では、工事・修繕に分けた工

事履歴や、スパン単位での維持管理履歴を蓄積するこ

とができます。

ファイリング機能では、認可書や各種マニュアルな

ど、個別の機器や管路と紐づかない各種資料を、PDF形式をはじめとした電子ファイル形式にてシステム

内に保存することができます。 これらファイルは、クライアントサーバ機能によ

り、インターネットブラウザを利用できる端末間での

共有化が可能です。

長寿命化計画策定支援機能では、テレビカメラによ

る点検・調査などに対して、その結果を蓄積すること

ができ、結果に基づく健全度を判定します。 また、将来健全度の推移予測をはじめ、LCC の計

算、中長期での事業費算出等、ストックマネジメント

の実践を支援します。

資産管理機能では、科目・節・細節毎に取得資産を

整理することができ、分類別に期末簿価を算出するこ

とができます。 また、公営企業化移行支援機能として、移行日を指

定した減価償却計算を全レコードに対して一括で算

出することができ、開始バランスシート作成等、公営

企業移行を効率的に支援します。

管路施設や処理場施設等に関する情報に対して、

台帳機能をベースとしたシステムです。 ここでは、工事・契約に対する取得情報を基本と

して、設置された下水道施設に関する情報を網羅す

ることができます。 また、各種資料のファイリングや維持管理情報等

を蓄積や機器リストの作成を行うことができ、長寿

命化計画策定支援のための基礎データとして活用

することができます。

これまでに実施された工事・契約に対し、一覧形式で表示す

ることができます。 これらは、帳票出力することで、工事毎、または年度毎での

一覧表として印刷することができ、台帳として活用できます。

工事に対する業務区分では、本工事、補償工事、

修繕工事等に区分することができ、区分単位で集計

することも容易です。 また、管路施設ではこれら情報に対してスパン単

位の管理を行うことができるため、経過年数や修繕

の実施状況等、長寿命化計画策定時の基礎データと

して活用することが可能となります。

長寿命化計画策定時では、基礎資料として「対象リスト」や対象の「経過年数」といった基礎資料

の整理から始まります。

本システムでは、処理場・ポンプ場については設備リストとして「名称・呼称」、「仕様」等の基本

情報をはじめ、「運用状態」、「経過年数」、「標準耐用年数（国土交通省）」、「機器費」を網羅するこ

とができます。また、管路施設については「管種」、「口径」、「土被り」等の他、上下流の「人孔情

報」や「補/単」区分などの情報を整備することが可能です。

管路施設における長寿命化計画の策定を効率的に支援するため、点検・調査情報の蓄積や、結果の

分析、また対策必要スパンの可視化による対策優先順位の選定等、多彩な機能を実装しています。

「下水道長寿命化支援制度に関する手引き

（案）：平成 21 年度版 国土交通省」の例に準

拠した調査・点検項目に対する入力フィールドを

持ち、この結果を蓄積できます。また、この結果

に対する健全度判定や LCC（ライフサイクルコ

スト）の算出、群による劣化割合構成の遷移等を

分析することができます。

分析結果については、内蔵された簡易マッピン

グシステムにより、可視化することができます。

簡易マッピングシステムでは、管路および人孔

に対する各種属性情報を表現できるため、この機

能を有効に利用することで、対策の優先順位選定

のみならず、維持管理構想等の効率的な実践を支

援することが可能です。

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資産管理機能では、科目・節・細節に対する区分で整

理された取得資産に対し、一覧表示できる仕様であり、

これを資産台帳として帳票出力することができます。 また、構築された取得資産のレコードは、標準整理手

法と並び詳細整理手法に対しても対応することができ、

期末簿価の算出と共に、総務省の耐用年数表に準拠した

法定耐用年数による公営企業移行日での再取得価格を

ワンクリックで計算できすることが可能です。 （法適用以前の資産レコー

ドも保存します。） これらの機能により、地方 公営企業法を適用するため に必要な固定資産整理業務 を効率的に支援します。

処理場およびポンプ場に関する施設・設備に対して

も同様に、調査・点検結果に基づく健全度判定や、劣

化推移の予測を行うことができます。 また、これらに対する LCC（ライフサイクルコスト）

算定も管路施設と同様に実施できます。 設備に関する長寿命化支援シス

テムでは、状態監視や事後保全等

の保全区分や、目標耐用年数の入

力フィールドを持ち、劣化診断機

能では、デフォルトで設定されて

いる部品毎に、その劣化状況を入

力することも可能です。

ストックマネジメントの更なる推進を支援するため、資産管理機能による取得情報管理を行うこ

とができます。また、本機能では、公営企業化移行に伴う再取得価格の算出も可能です。

「マンホールふた」に関して、「下水道用マンホールふたの維持

管理マニュアル（案）：（社）日本下水道協会」に準拠した調査・

点検結果蓄積フィールド

を持っています。 この情報により、現行の健

全度判定や将来の劣化予測

を実施できる他、基本情報と

して、道路種別や材質、社会

適合性の有無等の管理でき、

これらを総合的に捉えた対

策（更新）の優先順位を選定

できます。これにより計画的

な保全計画の策定に寄与す

ることが可能です。

‐お問い合わせ先‐

中日本建設コンサルタント株式会社 本社 事業推進室 ： 愛知県名古屋市中区錦 1-8-6（ストークビル名古屋） TEL（052）232-6036 FAX（052）221-7854 早矢仕・長谷川・北島

管路施設では、長寿命化計画の策定と共に、財政に与えるインパクトを最小化するため「マンホー

ルふた」に対する計画的な保全計画の策定が必要と考えます。

本システムでは、台帳機能の追加要素として、この「マンホールふた」に対する調査・点検結果を

蓄積するための情報フィールドを持つと共に、劣化予測や優先順位の選定をシステム化することで、

「マンホールふた」に対する適正で効率的な保全計画の策定を支援します。

本システムの固有機能を活用して、「インスタント Web」によ

る情報の共有化が容易にできます。これは、インターネットブ

ラウザを利用してシステムにアクセスする機能で、インターネ

ットに接続されたパソコンやスマートメディアによる情報の閲

覧・入力を可能としています。（一部機能制約あり）

また、フィールド毎に閲覧権限や入力権限を設定できるため、

常にセキュアな環境で情報の共有化を可能とします。

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