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SVF for RV/Java Edition Ver.8.2 ユーザーズ・マニュアル ウイングアーク テクノロジーズ 株式会社 株式会社エフ・アイ・ティ

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SVF for RV/Java Edition Ver.8.2

ユーザーズ・マニュアル

ウイングアーク テクノロジーズ 株式会社 株式会社エフ・アイ・ティ

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はじめに

この度は、SVF for RV/Java Edition をお買い上げいただき、誠にありがとうござ

います。

SVF for RV/Java Edition は、印刷データを Canon ReportViewer に出力するため

のソフトウェアです。

このマニュアルでは、SVF for RV/Java Edition の使用方法、詳細設定などについ

て記載しています。

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ii

1 製品概要 1

動作環境 ..................................................... 2

環境設定を表示するクライアント環境 ....................... 2

2 セットアップと解除 3

セットアップ ................................................. 3

解除 ......................................................... 5

登録されるサービス ........................................... 7

SVF Java PRODUCT WEB Server Service ...................... 8

3 環境設定 9

環境設定の起動 ............................................... 9

環境設定のメニュー概要 ...................................... 11

環境設定詳細機能 ............................................ 12

SVF 環境設定 ............................................ 12

動作環境 ................................................ 13

プリンタ ................................................ 17

機種別基本設定 .......................................... 24

4 Canon Report Viewer サーバへの保存・確認 25

プリンタの作成 .............................................. 25

印刷データファイルの変換 .................................... 26

Universal Connect/X を利用する方法 ...................... 26

API 関数を利用する方法 .................................. 27

Canon Report Viewer サーバへの保存 .......................... 27

Canon Report Viewer での表示 ................................ 28

5 サンプルプログラム 29

6 その他 31

制限事項 .................................................... 31

出力について ............................................ 31

様式ファイルについて .................................... 31

注意事項 .................................................... 37

7 エラーコード 39

索 引 索引-1

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1 製品概要

1

1 製品概要

SVF for RV/Java Edition は、帳票データを Canon Report Viewer に対応したデー

タファイルに変換して出力するためのソフトウェアです。

SVF for RV/Java Edition は、ユーザアプリケーションから API 関数を呼び出す

ことで、上位アプリケーションからの印刷データと SVF 設計部 (※ )で作成した様

式ファイルやクエリーファイルを設定した内容に従って組み合わせ、 Canon

Report Viewer に対応した印刷データファイル( .spl ファイル)を出力します。

関連製品である Universal Connect/X と組み合わせることによって、ノンプロ

グラミングでの実行環境を構築することも可能です。

※SVF 設計部:本マニュアルでは、Super Visual Formade フォーム設計部、お

よび SVFX-Designer の FormDesigner を総称して「SVF 設計部」と呼びます。

.

SVF for RV/Java Edition を利用する際には SVF for Java Print、SVF for PDF、

または、SVF for XPS が必須となります。

様式ファイルは、frm 様式ファイルと XML 様式ファイルの両方を扱うことが

できます。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

2

SVF for RV/Java Edition の動作環境は以下のとおりです。

動作可能なJDK Sun MicroSystems J2EE、および J2SE準拠 JDK1.5.0 (32bit)

Sun MicroSystems J2EE、および J2SE準拠 JDK1.6.0 _13以降(32bit)

OS

Microsoft○R

Windows ServerTM

2003 Standard Edition, Enterprise Edition

(x86互換 32bit , EM64T 64bit)

Microsoft○R

Windows ServerTM

2003 R2 Standard Edition, Enterprise

Edition (x86互換 32bit , EM64T 64bit)

Microsoft○R

Windows ServerTM

2008 Standard Edition, Enterprise Edition

(x86互換 32bit , EM64T 64bit)

推奨動作メモリ 256MB(*1)

HDD 256MB以上の空き容量

高速ドライ

対応

電子帳票

システム Canon Report Viewer / Canon Report ViewerⅡ

*1 使用する SVF Java PRODUCTS 全体で 256M 以上のメモリが確保できるようにしてくだ

さい。

環境設定を表示するクライアント環境

OS Microsoft® Windows® XP Professional

Microsoft® Windows Vista™

必須アプリケーション/

プラグイン

Internet Explore6.0、7.0

Java Plug-in 1.5.0、1.6.0(Internationalバージョン)

最小動作メモリ OS、およびJava Plug-inが動作する最小メモリサイズ

動作環境

SVF for RV/Java Edition 8.2 は、 SVF for Java Print 8.2 / SVF for PDF 8.2

のオプション製品となり Windows 版のみの提供となります。

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2 セットアップと解除

3

2 セットアップと解除

ここでは、SVF for RV/Java Edition のセットアップと解除の手順、登録される

サービスの種類とその操作方法、起動方法について説明します。

SVF for RV/Java Edition のセットアップは、次の手順でおこないます。

1

SVF for RV/Java Edition の CD‐ROM を CD‐ROM ドライブにセットします。自動

的にセットアップ画面が表示されない場合は、エクスプローラで CD‐ ROM の

「Setup.exe」をダブルクリックします。

「InstallShield ウィザード」が実行され、開始画面が表示されます。

<[InstallShield ウィザード]の開始画面>

セットアップ

SVF for RV/Java Edition をセットアップするには、あらかじめ SVF for Java

Print、SVF for PDF、または SVF for XPS がセットアップされている必要が

あります。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

4

2

[次へ]ボタンをクリックします。

[ファイルコピーの開始]画面が表示されます。

<[インストール先の選択]画面>

3

[次へ]ボタンをクリックします。

CD‐ROM からハードディスクへのファイルのコピーが開始されます。

<[セットアップステータス]画面>

コピーが終了すると、[InstallShield ウィザードの完了]画面が表示されます。

<[InstallShield ウィザードの完了]画面>

4

[完了]ボタンをクリックします。

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2 セットアップと解除

5

セットアップが終了します。

SVF for RV/Java Edition を解除するには、次の手順でおこないます。

1

[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と

削除]を選択します。

[アプリケーションの追加と削除]画面が表示されます。

<[アプリケーションの追加と削除]画面>

2

「SVF for RV/Java Edition」を選択し、[変更/削除]ボタンをクリックします。

[問い合わせ]画面が表示されます。

<[問い合わせ]画面>

解除

SVF Java 実行部製品が複数セットアップされている場合、いずれかの SVF

Java 実行部製品を解除すると、その他すべての SVF Java 実行部製品も解除

されます(SVF Java PRODUCT も含む)。

次の製品のいずれかがセットアップされている場合は、 SVF Java 実行部よ

りも先にこれらの製品を解除する必要があります。

・Universal Connect/X

・Universal Connect/X Mail Edition

・Report Director Enterprise

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

6

3

全ての Java 実行部製品をアンインストールして良い場合は、[はい]ボタンをク

リックします。

[問い合わせ]画面が表示されます。

<[問い合わせ]画面>

4

作成したプリンタ情報を削除する場合は[はい]ボタンを、削除しない場合は[い

いえ]ボタンをクリックします。

続いて Java 実行部製品のアンインストールが開始されます。作成したプリンタ

情報を削除する場合は [はい]ボタンを、削除しない場合は [いいえ ]ボタンをク

リックします。

ハードディスクからアプリケーションとすべてのコンポーネントの削除が開始

されます。

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2 セットアップと解除

7

Java実行部製品がセットアップされると、自動的に SVF Java PRODUCT WEB Server

Service と SVF Print Spooler Service の2つのサービスが登録されます。

[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サー

ビス]で表示される[サービス]画面において起動状況の確認をおこなったり、

起動・停止などを手動でおこなったりすることができます。

<[サービス]画面>

登録されるサービスのデフォルトのポートは、次の通りです。

SVF Java PRODUCT WEB Server Service 44080

SVF Print Spooler Service 44081

ポートの変更をおこなう場合は、SVF Java PRODUCT WEB Server Service のポー

トは、serverconfig.properties の「port=」、SVF Print Spooler Service の

ポートは、vfreport.properties の「Spooler.DaemonPort=」を変更します。変

更後、それぞれのサービスの再起動が必要になります。

登録されるサービス

SVF Print Spooler Service は、 SVF for RV/Java Edition で使用しません。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

8

SVF Java PRODUCT WEB Server Service ····················· SVF Java PRODUCT WEB Server Service とは、環境設定などを起動する際に Web

サーバを介さなくても動作できるように起動しておく Web サーバのサービスで

す。

SVF Java PRODUCT WEB Server Service の操作は、次の手順でおこないます。

1

[スタート]-[プログラム]-[SVF Java PRODUCT]から、実行するメニューを

クリックします。

選択したメニューが起動されます。

<SVF Java PRODUCT WEB Server Service の操作>

WEB サービスコマンドウィンドウ起動

WEB サービスコマンドウィンドウを起動します。WEB サービスコ

マンドウィンドウでは、処理の流れを確認することができます。

コマンドウィンドウを停止するには[ Ctrl]キー+[ C]キーを

おします。

WEB サービスの起動

WEB サービスを起動します。

WEB サービスの停止

WEB サービスを停止します。

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3 環境設定

9

3 環境設定

環境設定では、プリンタの選択、機種別の設定等を行うことができます。その

他、バーコード印刷時の設定やリンクフィールド、環境変数の設定が行えます。

環境設定では、同一プリンタ上に異なる環境設定を必要なだけプリンタ名を変

えて登録しておくことができるため、帳票の種類に応じた印刷をおこなうこと

ができます。

環境設定は、ブラウザ上で Java アプレットを利用しておこないます。

環境設定をおこなうには、まず SVF Java PRODUCT WEB Server Service(Simple

Httpd service)が起動している必要があります。

1

ブラウザを起動します。

2

ブラウザのアドレスに次の URL を入力します。

http://(IP アドレス、またはマシン名):44080/

[OUT PUT Environment Setting Menu]画面が表示されます。

環境設定の起動

URL に入力するポート番号のデフォルトは「44080」ですが、「SVF Java PRODUCT

WEB Server Service(Simple Httpd service)」のポート変更をおこなった

場合は、変更したポート番号を入力してください。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

10

<[OUTPUT Environment Setting Menu]画面>

3

[Environment Setting]ボタンをクリックします。

[環境設定]画面が表示されます。

<[環境設定]画面>

[OUTPUT Environment Setting Menu]画面は Java アプレットで作成されて

いるため、コンピュータに Java 実行環境(1.5.0、または、1.6.0)が必要

です。

OUTPUT Environment Setting Menu では、セットアップされている製品名が

太字で表示されます。

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3 環境設定

11

環境設定には、大きく4つのメニューがあります。

<[環境設定]画面>

SVF 環境設定 SVF ディレクトリが表示されます。

動作環境 バーコード、リンクフィールド、環境変数、デバッグの設定な

ど、印刷全体に関する動作を設定します。

プリンタ プリンタとその機種を登録し、個別に環境設定をおこないます。

同一の物理プリンタに対して、異なるプリンタ名で登録するこ

とによって、複数の環境設定をおこなうことができます。また、

プリンタごとに印字位置を調整することができます。

機種別基本設定

機種ごとにそのデフォルト設定を登録することができます。

ここで登録した値が[プリンタ]で[機種の選択]をおこなっ

て「プリンタの新規作成」をしたときの環境設定の初期値とし

て使用されます。

環境設定のメニュー概要

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

12

環境設定メニューの詳細機能について説明します。

SVF 環境設定 ············································

ここでは、SVF ディレクトリの指定をおこないます。

1

[環境設定]画面を表示させます。

2

左側のツリー表示の[ SVF 環境設定]を選択します。

[SVF ディレクトリの指定]欄に、vfreport.properties.ja があるディレクト

リが表示されます。変更せずデフォルト設定のまま使用してください。

<[環境設定] -[SVF 環境設定]画面>

環境設定詳細機能

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3 環境設定

13

動作環境 ················································

ここでは、バーコード、リンクフィールド、環境変数、デバッグ設定など、印

刷全体に関する動作を設定します。

1

[環境設定]画面を表示させます。

2

左側のツリー表示の[動作環境]から設定をおこなう項目を選択します。

3

各種設定をおこない、[適用]ボタンをクリックします。

<[環境設定] -[動作環境]画面>

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

14

≪バーコードの設定≫

バーコードを帳票に印刷する際の書式を設定します。

≪リンクフィールドの設定≫

リンク先が設定されているフィールドに文字列を出力すると、印字桁数/データ

桁数を超えた場合にあふれたデータはリンク先に出力します。特殊文字でデー

タを分割する場合は、デリミタ(区切り文字)の指定をおこないます。

<[動作環境]-[リンクフィールド]の設定画面>

デリミタの設定 [する]を選択するとデリミタの条件設定ができます。リンク

フィールドでは、フィールドからデータがあふれた時にあふれ

た分をリンク先のフィールドへ移動します。区切り文字を明示

的に指定する場合にデリミタ(区切り文字)を指定します。

区切り文字 デリミタに使用する文字を指定します。

複数指定すると OR 条件で処理されます。その他を選択すると

任意の文字または文字列を指定することができます。

区切り方法 デリミタで指定された文字の扱いを指定します。

SVF for RV/Java Edition では、バーコードの設定はできません。

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3 環境設定

15

≪環境変数の設定≫

<[動作環境]-[環境変数]の設定画面>

検索パス 使用する

検索パスを指定します。ここで指定されたパスを優先し

て検索します。設計時にイメージファイルを設計時の固

定で貼りつけると、フォーム上に設計時のイメージファ

イルのフルパスが指定されます。ただし、出力実行時に

設計時と同じパスにイメージファイルがない場合に、実

際にイメージファイルの入っているパスを[検索パス]に

指定すると、そこのパスから検索を開始します。

パスを複数指定する場合は、半角のカンマ(,)で区切り

ます。

使用しない

検索パスを指定しません。

半角のカンマ( ,)をパスの区切りとみなすため、パス名に半角のカンマを

含むことはできません。

設計時にイメージファイルを固定で貼り付けた帳票を出力する場合は、環境

によって、この欄に実行環境でのイメージファイルの入っているパスを設定

する必要があります。設定しない場合は、帳票出力時にイメージが出力され

ません。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

16

≪デバッグ設定≫

<[動作環境]-[デバッグ設定]画面>

デバッグモード デバッグモードの ON、OFF を設定します。

出力先ディレクトリ

デバッグログを出力するディレクトリ名を指定します。変更す

る場合は、右の をクリックして表示される[ディレクト

リ選択]画面で選択し、[決定]ボタンをクリックします。

デバッグログは指定したディレクトリに「 svf_*****.txt」と

いうファイル名で、実行されたインスタンスごとに出力されま

す。ディレクトリの指定がない場合や無効なディレクトリを指

定 し た 場 合 は 、 Java 実 行 環 境 の シ ス テ ム プ ロ パ テ ィ

java.io.tmpdir の示すディレクトリに出力されます。

デバッグ設定を ON にすると、帳票の出力に通常の数倍の時間を要する場合

があります。

「java.io.tmpdir」は Java の起動オプションで指定するシステムのプロパ

ティです。Windows の場合、%windir%\Temp です。

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3 環境設定

17

プリンタ ················································

出力先プリンタの設定をおこないます。かならず 1 つはプリンタを作成する必

要があります。同一の物理プリンタに対して複数のプロパティ設定をしたい場

合はプリンタを必要に応じて追加し、各々にプロパティの設定をしてください。

新規プリンタの作成は、次の手順でおこないます。

1

左のツリーから[プリンタ]を選択します。

[プリンタ]画面が表示されます。

<[環境設定]-[プリンタ]画面>

2

[プリンタ名]に新規プリンタの名前を入力します。

<[プリンタ名]に任意のプリンタ名を入力>

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

18

3

[機種の選択]欄の[▼]をクリックして表示されるドロップダウンリストか

ら、「RV」を選択します。

<[機種の選択]欄のドロップダウンリストから機種を選択>

[プリンタ名]には全角文字は使用できません。また、大文字、小文字も区別されませ

ん。

[プリンタ名]では、次のような登録はできません。

例) プリンタ1 RICOH NX920 ← 半角スペースで区切る

プリンタ2 RICOH_NX920 ← アンダースコアで区切る

上記例のように、半角スペースとアンダースコアの差しかない2つのプリンタ名を登録

することはできません。

[プリンタ名]には各プラットフォームがファイル名として制限している文字は使用で

きません。

[機種の選択]欄に表示される機種一覧は、セットアップされている製品に

よって異なります。

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3 環境設定

19

4

[追加]ボタンをクリックします。

左のツリーに登録したプリンタ名が表示されます。

<左のツリーに登録したプリンタ名が表示される>

5

左のツリーから登録したプリンタ名を選択します。

選択したプリンタの[詳細設定]画面が表示されます。

<プリンタの[詳細設定]画面>

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

20

6

[出力ディレクトリ]にファイルの出力ディレクトリ名を設定します。

設定したフォルダに印刷データが作成されます。

7

[適用]ボタンをクリックします。

確認メッセージが表示されます。

<確認メッセージ>

8

[はい]をクリックします。

設定した内容が登録されます。

指定した[出力ディレクトリ]に VrSetSpoolFileName2 関数を発行しない場

合、ユニークな名前で印刷データが作成されます。

こ こ で作 成し たプ リン タ名 を 、 VrSetPrinter 関 数で 指 定し ます 。尚 、

VrSetPrinter 関数でプリンタ名・機種名を設定する場合は、大文字・小文字

は区別します。

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3 環境設定

21

≪作成したプリンタの操作≫

作成したプリンタは、右クリックして表示されるメニューから操作をおこなう

ことができます。プリンタの操作は、次の手順でおこないます。

1

操作するプリンタを選択し、右クリックをします。

メニューが表示されます。

<操作するプリンタ名を選択して右クリック>

2

実行するメニューを選択します。

通常使うプリンタにする

通常使用するプリンタにします。通常使用するプリンタとし

て設定すると、プリンタ名横のプリンタマークにチェックが

表示されます。

プリンタ名の変更

プリンタ名を変更します。

プリンタの削除 プリンタを削除します。選択すると、確認メッセージが表示

されます。削除をする場合は、[はい]ボタンをクリックし

ます。

実行時に VrSetPrinter 関数を指定しない場合は、「通常使うプリンタ」に

設定されたプリンタから出力されます。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

22

≪プリンタ機種詳細画面の操作≫

作成したプリンタの詳細設定画面および機種別基本設定での各機種別の設定画

面では、画面上で列幅を変更したり表示色を変更したりすることができます。

列幅の変更

列幅を変更するには、次の手順でおこないます。

1

列幅を変更する列の項目名欄の境界線にカーソルをあてます。

カーソルの形状が になります。

<カーソルの形状がかわる>

2

任意の幅に合わせてカーソルを左右に移動します。

列幅が変わります。

[機種別基本設定]に表示される機種一覧は、セットアップされている製品

によって異なります。

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3 環境設定

23

表示色の変更

表示色を変更するには、次の手順でおこないます。

1

画面右側の詳細設定画面上で右クリックします。

[表示色の設定]メニューが表示されます。

2

[表示色の設定]メニューを選択します。

[テーブル表示色の設定]画面が表示されます。

<[テーブル表示色の設定]画面>

3

画面上部のパレットから、設定する色を選択します。

[HSB]タブ、[ RGB]タブではより細かく表示色を設定することができます。

画面下部の[プレビュー]に現在選択している表示色が表示されます。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

24

4

[了解]ボタンをクリックします。

設定した表示色に変更されます。設定した内容を取消すときは[取消し]ボタ

ンを、デフォルトの表示色に戻す場合は[リセット]ボタンをクリックします。

機種別基本設定 ··········································

「機種別基本設定」で、各種プリンタ機種の基本初期値を設定しておくと、その機

種のデフォルト設定値として登録されます。

ここでは、RV の各設定項目について説明します。

1

[環境設定]画面を表示させます。

2

左側のツリー表示の[機種別基本設定]から[ RV]を選択します。

3

各種設定をおこない、[適用]ボタンをクリックします。

<[機種別基本設定]-[ RV]画面>

レコード長 フォーム定義・ページ定義をおこなうコマンド出力時のレコー

ド長を 30~ 500(バイト)で指定します(デフォルトは 133)。

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4 Canon Report Viewer サーバへの保存・確認

25

4 Canon Report Viewerサーバへの保存・確認

印刷データファイルは、 Canon Report Viewer で使用できるように「 SVF for

RV/Java Edition」を介して Canon Report Viewer 用の連携ファイルに変換する

必要があります。

ここでは、SVF for RV/Java Edition を使用して、Canon Report Viewer に対応し

た印刷データファイルを作成し、Canon Report Viewer に保存するまでの手順を説

明します。

Universal Connect/X、または API 関数を利用して印刷データファイルの変換す

る場合に、環境設定で変換用の出力設定をおこなう必要があります。そのため

に、ブラウザの環境設定画面から Canon Report Viewer 用のプリンタを作成し、

出力先ディレクトリなどの必要な設定をしておきます。

<[環境設定] Canon Report Viewer 用のプリンタを作成>

ここで設定したプリンタを指定することにより、印刷データファイルの変換出

力をおこなっていきます。プリンタ作成などの操作の詳細については、「第 3

章 環境設定」を参照してください。

プリンタの作成

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

26

環境設定で設定した Canon Report Viewer 用のプリンタを使用して印刷データ

ファイルの変換をおこなうには、 Universal Connect/X を利用する方法と、API

関数から直接指定しておこなう方法の 2 種類があります。

Universal Connect/X を利用する方法 ······················

Universal Connect/X の[動作設定]-[実行ファイル]タブの[出力先]欄に

環境設定で作成した Canon Report Viewer 用のプリンタを指定します。

<[動作設定]-[実行ファイル]タブの[出力先]欄に Canon Report Viewer 用のプ

リンタを指定>

[出力ファイル名]欄に出力ファイル名を設定します。

<[動作設定]-[実行ファイル]タブの[出力ファイル名]欄に出力ファイル名を設

定>

印刷データファイルの変換

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4 Canon Report Viewer サーバへの保存・確認

27

API 関数を利用する方法 ··································

API 関数から変換をおこなう場合も同様に、環境設定で作成した Canon Report

Viewer 用のプリンタを「VrSetPrinter」関数で指定します。

例 プリンタ名が「RV」の場合

VrInit()

VrSetPrinter("","RV")

VrSetSpoolFileName2("C:¥TEST¥rvtest")

VrSetForm("C:¥SVF¥Test.frm",1)

VrsOut("フィールド1","100 円")

VrsOut("フィールド 2","ウイングアーク")

VrEndPage()

VrQuit()

作成した印刷データファイルを、Canon Report Viewer サーバの「受信ファイル・

ディレクトリ」に転送します。

VrSetForm のモードは、「4」「5」も使用できます。

Canon Report Viewer サーバへの保存

FTP を使用して Canon Report Viewer サーバの「受信ファイル・ディレクト

リ」に転送する場合には、バイナリモードで転送してください。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

28

Canon Report Viewer サーバへの転送が終了した後、Canon Report Viewer クラ

イアントから帳票を表示します。

1

Internet Explorer のアドレスバーに Report Viewer Ⅱクライアントのエント

リアドレスを入力します。

Report Viewer Ⅱのログイン画面が表示されます。

2

「ユーザ ID」と「パスワード」を入力し、[ログイン] をクリックします。

ログインが成功すると Report Viewer Ⅱクライアントのエントリページであ

る「帳票一覧」が表示されます。

<[帳票一覧]画面>

3

キャビネットやディレクトリをクリックし、その中の帳票リストを確認します。

目的の帳票を見つけたら、帳票名をクリックします。

新規にブラウザが起動し、帳票の最新世代が表示されます。

Canon Report Viewer での表示

詳細は Report Viewer / Report Viewer Ⅱの使用説明書をご参照ください

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5 サンプルプログラム

29

5 サンプルプログラム

ここでは、SVF for RV/Java Edition を使用したサンプルプログラムを記載します。

このサンプルプログラムでは、SVF の API 関数を使用して、印刷データファイル

「hachusho.spl」を作成します。

Java プログラムから実行する場合は、classpath に「svf.jar」を通す必要があ

ります。

/*

* 本プログラムコードはサンプルとして提供されるものです。

* あくまでサンプルとしての理解しやすさを主眼としているため、エラーハンドリング、

* 動作に関する効率、メンテナンス性、セキュリティ、同時実行性、負荷への耐久性に

* ついて、何ら保証はいたしかねます。ご使用になられるお客様の責任においてご使用

* ください。

* また、このコードをお客様が使用されたことにより損害が発生した場合にも、弊社は

* 当該損害に関する一切の責任を負いかねます。お客さまの方で十分内容を吟味いただき、

* 上記の点をご承諾のうえご使用ください。

*

* Copyright © 2010 Wingarc Technologies, Inc.

*/

import jp.co.fit.vfreport.Vrw32 ;

public class Sample {

public static void main(String[] args) {

Vrw32 svf = new Vrw32() ;

int res = 0 ;

res = svf.VrInit() ;

// SVF 環境設定で作成したプリンタ名を第 2 パラメータに指定します。

// Canon Report Viewer 用のプリンタを、事前に作成しておく必要があります。

res = svf.VrSetPrinter("", "RV") ;

// 印刷データファイル名を指定します。

res = svf.VrSetSpoolFileName2("hachusho.spl") ;

res = svf.VrSetForm("hachusho.frm", 1) ;

res = svf.VrsOut("発行年月日", "2001/7/18 00000") ;

res = svf.VrsOut("発注番号", "1000476") ;

res = svf.VrsOut("仕入先名", "ウイングアーク テクノロジーズ 株式会社") ;

res = svf.VrsOut("仕入先住所", "東京都港区港南 1-8-15 ") ;

res = svf.VrsOut("仕入先電話番号", "03-5766-××××") ;

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

30

res = svf.VrsOut("支払条件", "納入翌月末現金払") ;

res = svf.VrsOut("納品場所", "〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町") ;

res = svf.VrsOutn("商品名", 1, "Super Visual Formade 設計部") ;

res = svf.VrsOutn("数量", 1, "2.00") ;

res = svf.VrsOutn("単価", 1, "700000.00") ;

res = svf.VrsOutn("金額", 1, "1400000.00") ;

res = svf.VrsOutn("発注明細番号", 1, "1000522") ;

res = svf.VrsOutn("仕入先製品番号", 1, "SVF01") ;

res = svf.VrEndPage() ;

res = svf.VrQuit() ;

}

}

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6 その他

31

6 その他

SVF for RV/Java Edition を使用する際の制限事項と注意事項について説明しま

す。

SVF for RV/Java Edition を使用する際の制限事項は、次のとおりです。

svf.jarおよび propertiesのセットアップ後のディレクトリ変更はできませ

ん。

出力について ············································

用紙サイズ

変換できる用紙サイズは、A3、A4、B4、B5、レターの5種類となります。上

記以外の用紙サイズを選択しても、いずれかのサイズで変換されます。

様式ファイルについて ····································

≪設計アイテムに関する制限≫

位置

横方向は、1 /15インチ単位で配置します。縦方向については、設計部に

おいてグリッド配置モードで設計し、下表「グリッド(縦)ドット指定の推

奨値」で配置します。

グリッド(縦)ドット指定の推奨値

標準文字サイズ(カッコ内はドット) ドット指定(推奨値)

4.8pt(16x16) 30、35、40、45、~

7.2pt(24x24) 40、45、50、55、~

9.6pt(32x32) 55、60、65、70、~

12pt(40x40) 70、75、80、85、~

14.4pt(48x48) 80、85、90、95、~

19.2pt(64x64) 110、 115、120、125、~

制限事項

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

32

≪矩形/直線に関する制限≫

線種

「破線1」「破線2」「破線3」は、変換後すべて同じパターンの線種とな

ります。

線幅

実線以外の線の太さは、 1 ドット(極細線)で変換されます。

塗り込みパターン

変換できる塗り込みパターンは、「グレイスケール」のみとなります。

グレイスケール

グレイスケールの濃度は、0、10、25、45、65、80、90、95 の8種類です。

Canon Report Viewer では8段階の濃度で表現されます。

コーナー処理

矩形で、変換できるコーナー処理のスタイルは「角丸め」のみで、コーナー

処理をする場合は、全てのコーナーにチェックを入れる必要があります。

また、コーナー処理の半径は、 30、80、160 の3種類となります。

ただし、枠線なし矩形の場合、「角丸め」などのコーナー処理は変換できま

せん。

変換時に Canon Report Viewer の座標単位に合わせてグリッド単位で計算し、

アイテムの位置処理をおこなうため、変換後の誤差が少なくなるよう、あら

かじめ設計時にグリッド配置しておく必要があります。

計算方法は、文字サイズ /240dpi(Canon Report Viewer の解像度)*400(SVF

の解像度)かつ、5ドットの倍数値としています。

「アイテムの配置位置」は、「グリッドの位置のみ」を指定してください。

「1/2 の位置にも配置」「1/4 の位置にも配置」は無効です。

「文字の配置位置」の設定変更は無効です。

「文字ピッチをグリッドに合わせる」のチェックボックスはオフにしてくだ

さい。

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6 その他

33

≪固定文字に関する制限≫

固定文字は、「共通ページ」とそれ以外のページどちらで設計されたかによっ

て、2 種類に区別されます。「共通(ページ)」で設計された固定文字は、

フォーム情報に登録され、それ以外のページで設計された固定文字は、テキ

ストデータ情報となります。

フォーム情報の固定文字

文字数

64文字以内で指定します。また、全角/半角の繰り返し(「あ a ああ aa

あああ a ああ aaaa」などの全角半角混在)は、 40 回までとなります。

フォント

半角フォント(クーリエ)は使用できません。指定した場合、指定は無視さ

れ、漢字フォントと同じフォントで出力されます。

フォントサイズ

設計時と変換後の誤差を少なくするため、 4.8pt、7.2pt、 9.6pt、 12.0pt、

14.4pt、19.2pt の6種類で設計してください。それ以外のフォントサイズを

指定した場合、そのサイズより小さい上記のサイズのいずれかで変換されま

す。

文字倍率

1、2、3、4、6、8 の6種類で指定します。

文字の修飾

変換できません。

文字の回転

変換できません。

印字方向

「横」のみ指定可能です。

位置指定

用紙の左端に配置すると正しく変換できません。かならず1文字分空けて配

置するようにします。

文字の比率

全角:半角文字の比率は、2:1となります。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

34

テキストデータ情報の固定文字

フォント

半角フォント(クーリエ)は使用できません。

フォントサイズ

設計時と変換後の誤差を少なくするため、 4.8pt、7.2pt、 9.6pt、 12.0pt、

14.4pt、19.2pt の6種類で設計してください。それ以外のフォントサイズを

指定した場合、そのサイズより小さい上記のサイズのいずれかで変換されま

す。

編集スタイル

中央割付、均等割付は、正しい位置に変換されないため、設定できません。

文字倍率

変換できません。

文字の修飾

変換できません。

文字の回転

変換できません。

印字方向

「横」のみ指定可能です。

位置指定

同一行となるフィールドは、 X 座標方向に重ねて配置すると正しく変換でき

ません。

また、用紙の左端に配置すると正しく変換できません。かならず1文字分空

けて配置するようにします。

文字の比率

全角:半角文字の比率は、2:1となります。

ピッチ調整

変更できません。デフォルトピッチのみ使用できます。

文字列の幅ピッチを変更した場合、左詰になり、正しく変換できません。

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6 その他

35

≪フィールドに関する制限≫

フォント

半角フォント(クーリエ)は使用できません。

フォントサイズ

設計時と変換後の誤差を少なくするため、 4.8pt、7.2pt、 9.6pt、 12.0pt、

14.4pt、19.2pt の6種類で設計してください。それ以外のフォントサイズを

指定した場合、そのサイズより小さい上記のサイズのいずれかで変換されま

す。

文字倍率

変換できません。

文字の修飾

変換できません。

文字の回転

変換できません。

印字方向

「横」のみ指定可能です。

位置指定

同一行となる固定文字は、X 座標方向に重ねて配置すると正しく変換できま

せん。

また、用紙の左端に配置すると正しく変換できません。かならず1文字分空

けて配置するようにします。

文字の比率

全角:半角文字の比率は、2:1となります。

ピッチ調整

変更できません。デフォルトピッチのみ使用できます。

文字列の幅ピッチを変更した場合、左詰になり、正しく変換できません。

ピッチ設定

「繰り返し設定」や、「一括作成」のピッチ設定は、設計時と変換後の誤差

を少なくするため、グリッド縦サイズで設定してください。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

36

≪サブフォームとレコードに関する制限≫

枠線種

「破線1」「破線2」「破線3」は、変換後すべて同じパターンの線種とな

ります。

枠線幅

実線以外の枠線の太さは、1 ドット(極細線)で変換されます。

塗り込みパターン

変換できる塗り込みパターンは、「グレイスケール」のみとなります。

グレイスケール

グレイスケールの濃度は、0、10、25、45、65、80、90、95 の8種類です。

Canon Report Viewer では8段階の濃度で表現されます。

サブフォームの属性の「方向」

「縦」のみ指定可能です。

レコードの高さ

設計時と変換後の誤差を少なくするため、グリッド縦サイズ単位で指定しま

す。

サブフォーム内のレコード

設計時と変換後の誤差を少なくするため、すべて同じ「高さ」で設計します。

2グリッド分の高さで設計した場合、データは2レコードとして扱われます。

自動リンクフィールド

使用できません。

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6 その他

37

≪ビットマップに関する制限≫

使用できる画像ファイルの種類はモノクロビットマップです。

ビットマップフィールドのプロパティで「印刷サイズ」は「固定」としてく

ださい。

ファイル名はビットマップ毎にユニークなファイル名としてください。保存

ディレクトリが異なっていても同名のファイルを使用することはできませ

ん。

ファイル名はサフィックス除いた8バイト以下の半角英数字としてくださ

い。尚、ファイル名に半角スペースは利用できません。

ファイル名はすべて大文字とします。

ビットマップは専用フォーマットのファイルに変換して、予め Report

Viewer / Report ViewerⅡサーバの所定のディレクトリに登録しておく必要

があります。詳細は Report Viewer / Report ViewerⅡのマニュアルをご覧

ください。

≪その他の機能に関する制限≫

その他の機能(バーコード /QRコード/マスク/連写/綴り印刷など)は使用

できません。

SVF for RV/Java Edition を使用する際の注意事項は、次のとおりです。

様式ファイルの設計内容が複雑になると、1 ページあたりのデータ量が多く

なります。 Canon Report Viewer に負荷がかかりすぎないように、複雑な様

式ファイルを設計しないことを推奨します。

Canon Report Viewer では、ページごとにフォームデータを処理すると負荷

がかかります。レポートライタ機能は、なるべく使用しないようにしてくだ

さい。

グリッド行の高さは、文字サイズの高さ以上を設定することを推奨します。

フィールドの「繰り返し設定」や「一括作成」のピッチ設定、レコードの高

注意事項

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

38

さがグリッドの縦サイズと異なる場合、文字列が重なって表示されるなど、

Report Viewer クライアントでの名寄せ帳票の表示内容が想定しない結果と

なることがあります。

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7 エラーコード

39

7 エラーコード

ここではエラーコードについて説明します。該当するエラーコードを参照して

ください。

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

-1 設定ファイル読み込みエラー

です。

[原因]

実行時にSVF Java PRODUCTSの設定ファイル

「vfreport.properties.ja」の読み込みに失

敗しました。本エラーが発生した場合でも、

classpath指定されているsvf.jarファイル内

にPackされているデフォルト状態の

vfreport.properties.jaを読み込み、実行さ

れます。ただし、環境設定アプレット画面で

指定した内容は反映されません。

[対処方法 ]

WebApplicationServer にて classpath 指定さ

れている svf.jar ファイルと同一のフォルダ

に vfreport.properties.ja が存在するかを確

認してください。存在しない場合は、

WebApplicationServer 起動時の Java オプショ

ンとして「-D」オプションを利用し、

properties.jaファイルが存在するパスを指定

するか、WebApplicationServer で指定されて

いる PATH へ properties.ja ファイルすべてを

コピーしてください。

-3 プリンタ初期化エラーです。 [原因]

指定されたプリンタのドライバクラスの初

期化に失敗しました。

[対処方法 ]

主に Report Director Enterprise を利用し

ている場合に発生します。

Report Director Enterprise へスプールす

る際に指定する「 RDSpool」プリンタから

Report Director Enterprise へ接続するこ

とができません。ネットワークなどを確認

してください。

-21 不正フィールド名が指定され

ています。出力されたデータ

[原因]

様式ファイル上に存在していないフィール

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

40

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

は無視されます。 ド名にデータが出力されました。

[対処方法 ]

Warning レベルのエラーです。出力された

データは無視して出力がおこなわれます。

-22 フィールド数が不足していま

す。出力されたデータは無視

されます。

[原因]

様式ファイル上で繰り返し機能を利用して

いる場合に、アプリケーションから指定さ

れた行数が設計上の繰り返し数をオーバー

しました。

[対処方法 ]

Warning レベルのエラーです。出力された

データは無視して出力がおこなわれます。

-23 様式ファイルが読み込まれて

いないのにデータが出力され

ました。

[原因]

様式ファイルの読み込みがおこなわれてい

ない状態で、フィールドに対して出力され

ました。

[対処方法 ]

VrSetForm メソッドで指定された様式ファ

イルが存在しません。

指定された様式ファイル名およびパス名を

確認してください。

また、様式ファイルが存在するフォルダが、

アプリケーションを実行しているユーザで

参照・書き込みが可能であるかを確認して

ください。

-30 書式ファイルの読み込みエラー

です。

[原因]

VrSetForm メソッドで指定された様式ファ

イルが見つかりません。

[対処方法 ]

VrSetForm メソッドで指定された様式ファ

イルが存在しません。

指定された様式ファイル名、およびパス名

を確認してください。

また、様式ファイルが存在するフォルダが、

アプリケーションを実行しているユーザで

参照・書き込みが可能であるかを確認して

ください。

-31 イメージファイルのオープン

エラーです。

[原因]

様式ファイル内に設計してあるイメージ

ファイル、およびイメージに対して指定さ

れたイメージファイルがオープンできませ

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7 エラーコード

41

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

ん。

[対処方法 ]

実行時にイメージファイルが存在するパス

が異なる場合は、環境設定アプレット画面

の環境変数指定で、イメージファイルが存

在するパスを指定してください。

また、指定したフォルダにアプリケーショ

ンを実行しているユーザで参照可能である

かを確認してください。

-32 プリンタの設定ファイルの読

み込みに失敗しました。

[原因]

VrSetPrinter メソッドにて指定されたプリ

ンタが存在しません。または、環境設定ア

プレット画面で作成されたプリンタ内に

「通常使うプリンタ」に指定されているプ

リンタが存在しません。

[対処方法 ]

実行時に指定されたプリンタが環境設定ア

プレット画面上で存在していない可能性が

あります。指定されたプリンタ名を大文

字・小文字もあわせて確認してください。

また、環境設定アプレット画面で作成され

たプリンタのどれか 1 つを通常使うプリン

タとして指定してください。

「-1」のエラーと同様、プリンタの

properties.ja ファイルが読み込めない場

合にも発生しますので、「 -1」の対処方法

を参照し、properties.ja ファイルの存在場

所などもあわせて確認してください。

-33 作業用ファイルの作成に失敗

しました。

[原因]

テンポラリファイルの作成に失敗しまし

た。

[対処方法 ]

OS 上で定義されているテンポラリフォルダ

が存在するかを確認してください。また、

テンポラリフォルダが OS上で定義されてい

るかを確認の上、指定されているテンポラ

リ領域に十分な空き容量があるかを確認し

てください。

-34 調整値の書き込みに失敗しまし

た。

[原因]

VrAdjustd/VrAdjustm メソッドで様式ファ

イルに印字位置調整値を書き込むのに失敗

しました。

[対処方法 ]

指定した様式ファイルにアプリケーション

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

42

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

を実行しているユーザで書き込み可能であ

るかを確認してください。

-35 印刷されませんでした。 [原因]

印刷すべきデータがありませんでした。

[対処方法 ]

少なくとも一つのフィールド(レポートラ

イターモードの場合は、明細レコードの

フィールド)にデータが与えられているこ

とを確認してください。

-37 グラフィックモードに対応し

ていない制御コードを使用し

ているにも関わらず、グラ

フィックモードでのみ有効な

オブジェクトが設計されてい

る様式ファイルを使用してい

ます。

[原因]

グラフィックモードに対応していない制御

コードを使用しているにも関わらず、グラ

フィックモードでのみ有効なオブジェクト

が設計されている様式ファイルを使用して

います。

[対処方法 ]

下記以外の機種を使用して出力している場

合は、下記のいずれかの機種を使用して出

力するようにしてください。

・PDF

・PostScript

・LIPS4

・RPCS

・EMF

-40 メソッドの引数に誤りがあり

ます。

[原因]

使用されたメソッドの引数に誤りがありま

す。

[対処方法 ]

マニュアルを確認し、引数の数や型を確認

してください。不明の場合には、サポート

センターまで連絡をしてください。

-81 スタックファイル作成エラー

です。

[原因]

スタックファイルの作成がおこなえません

でした。

[対処方法 ]

OS 上で定義されているテンポラリフォルダ

にスタック用一時ファイルを作成します。

そのフォルダに書きこみ権限があるか等を

確認してください。

-102 スプーラへの書き込みエラーで

す。

[原因]

印刷実行時にスプーラへ書き込みがおこな

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7 エラーコード

43

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

えませんでした。または、

VrSetSpoolFileName2 メソッドで指定され

たファイルを書き込むことができませんで

した。

[対処方法 ]

JavaProducts の Spooler サービスが起動し

ているかどうかを確認してください。

または、VrSetSpoolFileName2 メソッドで指

定したパスが存在するか、ファイル名に OS

の禁則文字が含まれていないか、指定され

たフォルダにアプリケーションを実行して

いるユーザに書き込み権限があるかどうか

を確認してください。

-120 該当するフィールド名があり

ません(属性変更)。指定し

た属性変更は無視されます。

[原因]

VrAttribute/VrAttributen メソッドで指定

されたフィールド名が、様式ファイル内に

存在しません。

[対処方法 ]

Warning レベルのエラーです。指定された内

容は無視して出力がおこなわれます。

-121 該当する項目名がありません

(属性変更)。

[原因]

VrAttribute/VrAttributenメソッドで指定

された属性変更内容が存在しません。

[対処方法 ]

API関数マニュアルを参照し、属性変更項目

を修正してください。

-122 変更内容に誤りがあります

(属性変更)。

[原因]

VrAttribute/VrAttributenメソッドで指定

された内容に誤りがあります。

[対処方法 ]

API関数マニュアルを参照し、属性変更項目

を修正してください。

-131 サブフォームが無いにも関わ

らずレコードが指定されまし

た。

[原因]

様式ファイル内にサブフォームが設計され

ていないにも関わらずレコードが存在して

います。

[対処方法 ]

様式ファイルを確認の上、サブフォームを

作成してください。

-132 指定のレコードが存在しませ

ん。

[原因]

キーブレイク時に出力する様に指定されて

いるレコードが存在しません。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

44

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

[対処方法 ]

様式ファイルを確認の上、存在するレコー

ド名を指定してください。

-133 指定のレコードを出力すると

現在のサブフォームを越して

しまいます。

[原因]

レコードが増え、自動的に改ページをおこ

なう際に内部的にエラーが発生しました。

[対処方法 ]

Warningレベルのエラーです。出力には問題

ありません。

-150 Report Director Enterprise

にスプールする際、文書デー

タの生成に失敗しました。

[原因]

Report Director Enterpriseにスプールす

る際、文書データの生成に失敗しました

[対処方法 ]

デバッグファイルを出力し、 -150以外のエ

ラーが発生していないか確認してくださ

い。

-153 Report Director Enterprise

サーバとの接続に失敗しまし

た。

[原因]

Report Director Enterpriseへスプールす

る際に指定する「 RDSpool」プリンタから

Report Director Enterpriseへ接続するこ

とができませんでした

[対処方法 ]

ネットワークなどを確認してください。

-155 Report Director Enterprise

サーバでエラーが発生しまし

た。

[原因]

Report Director Enterprise へスプールす

る際に、 Report Director Enterprise サー

バでエラーが発生しました

[対処方法 ]

Report Director Enterprise サーバのログ

を確認してください

-501 単体項目に対して項目番号を

指定した、または配列項目に

対する項目番号が不正です。

[原因]

VrSetForm メソッドで指定されたモードが

4、または 5 であった場合に、様式ファイル

上繰り返しフィールドに対してアプリケー

ションから指定された行数が設計上の繰り

返し数をオーバーしました。

[対処方法 ]

Warning レベルのエラーです。出力された

データは無視して出力がおこなわれます。

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7 エラーコード

45

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

-505 フィールド名が存在しませ

ん。

[原因]

VrSetForm メソッドで指定されたモードが

4、または 5 であった場合に、様式ファイル

上に存在していないフィールド名にデータ

が出力されました。

[対処方法 ]

Warning レベルのエラーです。出力された

データは無視して出力がおこなわれます。

-506 レコード名が存在しません。 [原因]

様式ファイル内に存在しないレコード名が

VrAttribute メソッドで指定されました。

[対処方法 ]

様式ファイルを確認し、アプリケーション

を修正してください。

-530 ソートオブジェクトの作成エ

ラーです。

[原因]

テンポラリファイルが作成できないか、ま

たは様式ファイル内にフィールドが1つも

定義されていません。

[対処方法 ]

OS 上で定義されているテンポラリフォルダ

が存在するかを確認してください。また、

テンポラリフォルダが OS上で定義されてい

るかを確認の上、指定されているテンポラ

リ領域に十分な空き容量があるかを確認し

てください。

または、様式ファイルを確認の上、フィー

ルドを 1 つ以上作成してください。

-531 ソートインデックスの作成エラー

です。

[原因]

テンポラリファイルを作成できません。

[対処方法 ]

OS 上で定義されているテンポラリフォルダ

が存在するかを確認してください。また、

テンポラリフォルダが OS上で定義されてい

るかを確認の上、指定されているテンポラ

リ領域に十分な空き容量があるかを確認し

てください。

-532 ソートレコードの作成エラー

です。

[原因]

テンポラリファイル作成中に、テンポラリ

フォルダの空き容量がなくなりました。

[対処方法 ]

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

46

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

テンポラリフォルダ内の不要なファイルを

削除してから、再度実行してください。

-550 DB 接続エラーです。 [原因]

クエリーファイル実行時にエラーが発生し

ました。

[対処方法 ]

デバッグファイルを出力し、エラーが発生

した際に利用した様式ファイルとクエリー

ファイル・デバッグファイルをサポートセ

ンターまで送付してください。

-551 様式ファイルが読み込まれて

いないのに実行しようとしま

した。

[原因]

様式ファイルが読み込まれていない状態

で、クエリーファイルを実行しようとしま

した。

[対処方法 ]

VrSetForm メソッドで指定された様式ファ

イルが存在しません。指定された様式ファ

イル名およびパス名を確認してください。

また、様式ファイルが存在するフォルダが、

アプリケーションを実行しているユーザで

参照・書き込みが可能であるかを確認して

ください。

-552 クエリーファイルが読み込ま

れていないのに実行しようと

しました。

[原因]

VrSetQuery メソッドで指定されたクエリー

ファイルが存在しません。

[対処方法 ]

VrSetQuery メソッドで指定された vrq ファ

イルが存在しません。指定された vrq ファ

イル名およびパス名を確認してください。

また、vrq ファイルが存在するフォルダが、

アプリケーションを実行しているユーザで

参照・書き込みが可能であるかを確認して

ください。

-554 データベース結果行が存在し

ません。

[原因]

クエリーファイル実行時におこなった SQL

問い合わせ結果として指定されたデータ

ベース内に合致する結果行が存在しません

でした。

または、VrConditionメソッドにて指定され

た条件に合致する結果行が存在しませんで

した。

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7 エラーコード

47

エラー

コード エラー内容 原因と対処方法

[対処方法 ]

データベース内に条件に合致するデータレ

コードが存在するかを確認してください。

-555 データベース結果列名と同じ

印刷項目名が存在しません。

[原因]

クエリー項目名と様式ファイル内のフィー

ルド名が 1つも合致しませんでした。

[対処方法 ]

指定した様式ファイル・クエリーファイル

を再度確認します。

-4971 JavaVM内に不正な処理があり

ました。

[原因]

何かしらの原因で JavaVMにて予期せぬ例外

が発生しました。

[対処方法 ]

JavaVMがエラーを返している場合は、エ

ラー発生時のデバッグファイル・様式ファ

イルをサポートセンターまで送付してくだ

さい。

-7474 使用不可能なメソッドが利用

されています。

[原因]

購入されている SVF Java Productでは利用

できないメソッドが呼び出されています。

[対処方法 ]

ご購入されている製品をご確認の上、API関

数マニュアルを参照し、指定されたメソッ

ドが利用可能であるかを確認してくださ

い。

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル

48

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索引-1

索引 ·············································································

API 関数 ........................................................... 27

Canon Report Viewer クライアント ................ 28

Canon Report Viewer サーバ ..................... 25, 27

Canon Report Viewer での表示 ....................... 28

[OUT PUT 環境設定メニュー]画面 ............... 9

SVF Java PRODUCT WEB Server Service ...... 8

SVF 環境設定 ................................................... 12

Universal Connect/X ....................................... 25

位置 .................................................................. 31

位置指定 ............................................... 33, 34, 35

印刷データファイルの変換 ............................... 26

印字方向 ............................................... 33, 34, 35

エラーコード .................................................... 38

解除 .................................................................... 5

環境設定 ............................................................. 9

環境変数 ........................................................... 15

機種別基本設定 ................................................ 24

グレイスケール .......................................... 32, 36

コーナー処理 .................................................... 32

サービス ............................................................. 7

サブフォーム内のレコード .............................. 36

サブフォームの属性の「方向」 ....................... 36

サンプルプログラム ......................................... 29

自動リンクフィールド ..................................... 36

[出力先] ....................................................... 26

[出力ファイル名] ......................................... 26

制限事項 ........................................................... 31

製品概要 ............................................................. 1

セットアップ ...................................................... 3

線種 .................................................................. 32

線幅 .................................................................. 32

注意事項 ........................................................... 37

通常使うプリンタにする .................................. 21

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索引-2

デバッグ ........................................................... 16

動作環境 ....................................................... 2, 13

塗り込みパターン ....................................... 32, 36

バーコード ........................................................ 14

ピッチ設定 ........................................................ 35

ピッチ調整 .................................................. 34, 35

ビットマップ .................................................... 37

表示色 ............................................................... 23

フォント ............................................... 33, 34, 35

フォントサイズ ..................................... 33, 34, 35

プリンタ ........................................................... 17

プリンタの削除 ................................................. 21

プリンタの作成 ................................................. 25

プリンタ名の変更 ............................................. 21

編集スタイル .................................................... 34

ポート ................................................................ 7

ポート番号 ......................................................... 9

文字数 .............................................................. 33

文字の回転 ........................................... 33, 34, 35

文字の修飾 ........................................... 33, 34, 35

文字の比率 ........................................... 33, 34, 35

文字倍率 ............................................... 33, 34, 35

用紙サイズ ....................................................... 31

リンクフィールド ............................................ 14

レコード長 ....................................................... 24

レコードの高さ ................................................ 36

列幅 .................................................................. 22

枠線種 .............................................................. 36

枠線幅 .............................................................. 36

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SVF for RV/Java Edition ユーザーズ・マニュアル Ver.8.2

2010年 6月 初版 販売元: ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

[本社]〒150-0044 東京都渋谷区円山町 28-5 1st渋谷ビル

TEL:03-5962-7300(代表) FAX:03-5962-7301

ホームページ:http://www.wingarc.com

開発元: 株式会社エフ・アイ・ティ

〒150-0044 東京都渋谷区円山町 28-5 1st渋谷ビル

※本マニュアルに記載されている社名および商品名は、一般に各社の商標および登録商標です。

※本マニュアルは予告なく変更することがあります。